JP2009151796A - シミュレーション・モデル内のオブジェクトおよびオブジェクトに関連付けられたパラメータ値を管理する方法 - Google Patents

シミュレーション・モデル内のオブジェクトおよびオブジェクトに関連付けられたパラメータ値を管理する方法 Download PDF

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Abstract

【課題】シミュレーション・モデル内のオブジェクトを管理する好適な方法を提供すること。
【解決手段】シミュレーション・モデル内のオブジェクトを管理する方法であり、シミュレーション・モデルのオブジェクト内の特定のパラメータの第1の値を格納することから開始する。次いで、パネルがユーザ・インタフェース内に表示される。次いで、上記で識別されたオブジェクトの関連パラメータを、このパネルに含めるために識別することができる。パラメータの識別に応答して、パラメータに関連付けられた識別子(アイコンなど)がパネル内に表示される。次いで、オブジェクトの関連パラメータの第2の値を、ユーザがパネルを介して入力することができる。次いで、パラメータの第2の値がパラメータの第1の値とは別々に格納され、これらの第1および第2の値を選択的にパラメータに適用することができる。
【選択図】図15

Description

(関連出願)
本出願は、以下の同時係属出願に関する。
「METHOD OF GENERATING A DISPLAY FOR
A DYNAMIC SIMULATION MODEL UTILIZIN
G NODE AND LINK REPRESENTATIONS」、出願人
Paterson et al.、出願番号08/962,524、出願日19
97年10月31日。
「A METHOD OF PROVIDING ACCESS TO OB
JECT PARAMETERS WITHIN A SIMULATION
MODEL」、出願人Paterson et al.、出願番号08/979
,270、出願日1997年11月25日。
「A METHOD OF MONITORING VALUES WITH
IN A SIMULATION MODEL」、出願人Paterson e
t al.、出願番号08/977,848、出願日1997年11月25日。
(発明の分野)
本発明は、一般にシミュレーション・モデリングの分野に関する。より詳細に
は、本発明は、シミュレーション・モデル内のオブジェクトのパラメータの表現
、アクセス、入力、および監視を行う方法に関する。
(発明の背景)
シミュレーション・モデリングは、一般にモデル・システムに使用され、「w
hat−if」解析を実行してシステム性能を最適化し、システム内の問題を明
らかにするものである。グラフィカル・シミュレーション・モデリングでは、複
合システムを直観的かつ視覚的に総合的な方法でモデリングすることができ、ビ
ジネスから生物学上の解析まで、幅広い範囲の分野における応用例が見出されて
いる。
シミュレーション・モデルの構築は、典型的には、システム内のさまざまなオ
ブジェクトを識別することを含み、次いでこれらは「オブジェクト」に組み込ま
れた変数、式またはその両方によって表現される。シミュレーション・モデルは
、グラフィカル・ユーザ・インタフェース(GUI)を使用して構築することが
でき、ここではさまざまなオブジェクトがユーザ選択によるアイコンまたは他の
適切なグラフィカル表現によって表現され、オブジェクトの間の相互関係がリン
クによって表現される。
グラフィカル・シミュレーション・モデル用の典型的な従来技術のグラフィカ
ル・ユーザ・インタフェース(GUI)を簡素化した表現を図1に示す。特に、
図1の従来技術のGUIはダイアグラム・ウィンドウ10を含み、この中にモデ
リングされたシステムのさまざまなオブジェクトのノード表現が表示される。モ
デリングされたシステムのさまざまな各オブジェクトは、図ではエンティティ・
オブジェクト12、入力オブジェクト14またはリンク・オブジェクト16のい
ずれかである。各オブジェクトは、典型的に、少なくとも1つのパラメータを含
み、このパラメータは、パラメータ名、代入値、およびパラメータを説明するパ
ラメータ文書を有する。
知られているシミュレーション・モデリング・ツールには、Menlo Pa
rk,CaliforniaのScitor CorporationによるP
rocess Charter、Bergen,NorwayのModell
Data ASによるPowerSim(http://www.powers
im.com)、Hanover,New HampshireのHigh P
erformance Systems IncorporatedによるIt
hinkおよびStella(http://hps−inc.com)、およ
びSan Jose,CaliforniaのImagine That! I
ncorporatedによるExtend +BPR(http://www
.imaginethatinc.com)がある。図2は、シミュレーション
・モデル30を、High Performance Systems,Inc
.によるIthink製品を利用して生成されたものとして示す。このシミュレ
ーション・モデルは、ビジネス内のワークイン/ワークアウト・システムを表す
。シミュレーション・モデル30は、図では「作業バックログ」を表すオブジェ
クト32を含み、オブジェクト32は到着する作業命令34によって供給され、
満たされた作業命令36によって減少される。作業命令がバックログ・オブジェ
クト32に供給される割合は、オブジェクト39によって決定される。オブジェ
クト39はパイプに関する「バルブ」として機能し、それによって作業命令がオ
ブジェクト32へ供給される。同様に、作業命令がオブジェクト32から減分さ
れる割合は、オブジェクト38に応じて決まる。オブジェクト38はパイプの「
バルブ」として機能し、それによって作業命令がオブジェクト32から減分され
る。オブジェクト38は、図では、システム内の作業者数であるオブジェクト4
2、および各作業者の週間生産性である入力パラメータ40の入力を受け取る。
作業者の週間生産性はさらに、作業者毎の週毎の時間であるオブジェクト44の
関数である。作業された時間毎の生産量はオブジェクト46であり、図ではさら
に作業者毎の週間生産性に影響を与える。作業された時間毎の生産性は、平均バ
ーンアウト要素であるオブジェクト48の影響を受ける。他のさまざまな要素が
、図ではオブジェクト48に影響を与える。
図2のシミュレーション・モデル30はワークイン/ワークアウト・システム
の十分な表現を提供するが、このモデル30にはいくつかの非効率性がある。特
に、モデル30の下にある数学的構造は、アイコンの外観から容易に明らかでは
なく、シミュレーション・モデル30に示されたさまざまなノードに付いている
ラベルの結果として推断することしかできない。さらに、多数のアイコンを使用
して、オブジェクト、入力、パイプおよびリンク(ならびに、これらの各アイコ
ンに関連したラベル)を表すと、結果として、モデリングされたシステムが煩わ
しく混乱した描写になる。図1および図2のモデルのオブジェクトに関連付けら
れたパラメータ値の入力および観測は、さらに冗漫である。これは、ウィンドウ
を各オブジェクトの各変数について生成しなければならず、次いで特定の値をウ
ィンドウ内のフィールドに入力あるいは表示しなければならないからである。大
規模なシミュレーション・モデルでは、数百または数千ものオブジェクトが含ま
れる可能性があり、パラメータの値を入力および表示するプロセスに不都合が生
じる。
(発明の概要)
本発明によれば、シミュレーション・モデル内のオブジェクトを管理する方法
が提供される。シミュレーション・モデルのオブジェクトのパラメータの第1の
値が格納される。パネルがユーザ・インタフェース内に表示され、シミュレーシ
ョン・モデルのオブジェクトのパラメータが、パネル内に含めるために識別され
る。パラメータの識別に応答して、パラメータの識別子がパネル内に表示される
。次いで、オブジェクトのパラメータの第2の値が、パネルを介して受け取られ
る。次いで、オブジェクトのパラメータの第2の値が、オブジェクトのパラメー
タの第1の値とは別々に格納される。
本発明の他の特徴は、添付の図面および以下の詳細な説明から明らかになるで
あろう。
本発明を限定的なものではなく例として添付の図面の図に示す。図面中、同じ
参照番号は類似の要素を示す。
従来技術において、シミュレーション・モデルの表示を生成するために利用されたグラフィカル・ユーザ・インタフェース(GUI)を示す図である。 従来技術のモデリング・ツールを使用して生成されたシミュレーション・モデルの表現を示す図である。 本発明の一実施形態によるシミュレーション・モデリング・ソフトウェアの線図表現の図である。 図3のソフトウェアとさまざまなソフトウェア・プラットフォームで動作するGUIの間の相互作用の線図表現の図である。 ユーザが、本発明の一実施形態によるシミュレーション・モデルのパラメータに関する情報を表示および入力することができる、パラメータ・ウィンドウを示す図である。 本発明によるシミュレーション・モデルのオブジェクトを表現するために利用することができる、2つの例示的ノード表現を示す図である。 本発明の一実施形態により、シミュレーション・モデルの状態または関数ノードの間の関係条件を示すために利用することができる、例示的リンク表現を示す図である。 本発明の一実施形態により、シミュレーション・モデルの第1および第2ノードの間に存在する関係条件に第3のノードが与える影響を表現するために利用することができる、修飾子表現を示す図である。 本発明の一実施形態により定義された図形要素を利用して構築された、シミュレーション・モデルの例示的表現を示す図である。 本発明の一実施形態による、シミュレーション・モデルの表示を生成するメソッドを示すフローチャートである。 本発明の一実施形態による、リンク表現を選択してシミュレーション・モデル内の2つのオブジェクトの間の関係条件を表現するメソッドを示すフローチャートである。 本発明の一実施形態による、1組のオブジェクトの間の関係条件にオブジェクトが与える影響を表現する、修飾子表現を表示するメソッドを示すフローチャートである。 本発明の一実施形態による、ユーザがパラメータ作業値にアクセスすることができるアクセス・パネルを示す図である。 本発明の一実施形態による、アクセス・パネルを作成し、そのようなパネルを利用してシミュレーション・モデルのパラメータにアクセスするメソッドを示すフローチャートである。 ベースライン基礎、ベースライン・レイヤ、およびベースライン・レイヤの代りに使用することができる3つの代替レイヤの線図表現の図である。 本発明の一実施形態による、レイヤ・オブジェクト内に含める値を指定するために利用することができる、2つの例示的レイヤ・パネルを示す図である。 本発明の一実施形態による、シミュレーション・モデル内でレイヤを適用および非適用するために利用することができる、コンフィギュレーション・パネルを示す図である。 本発明の一実施形態による、シミュレーション・モデル内のオブジェクトを管理するメソッドを示すフローチャートである。 本発明の一実施形態による、ユーザがシミュレーション・モデル内のオブジェクトの少なくとも2つのパラメータを監視することができる、2つの例示的モニタ・パネルを示す図である。 ダイアグラム・ウィンドウ、チャート・パネル、モニタ・パネルおよびコンフィギュレーション・パネルをそれぞれ表示する、GUIを示す図である。 ダイアグラム・ウィンドウ、チャート・パネル、モニタ・パネルおよびコンフィギュレーション・パネルをそれぞれ表示する、GUIを示す図である。 ダイアグラム・ウィンドウ、チャート・パネル、モニタ・パネルおよびコンフィギュレーション・パネルをそれぞれ表示する、GUIを示す図である。 ダイアグラム・ウィンドウ、チャート・パネル、モニタ・パネルおよびコンフィギュレーション・パネルをそれぞれ表示する、GUIを示す図である。 本発明のそれぞれの実施形態による、シミュレーション・モデル内のパラメータを監視するメソッドを示す図である。 本発明のそれぞれの実施形態による、シミュレーション・モデル内のパラメータを監視するメソッドを示す図である。 図6ないし図8の図形要素および表記を利用した、シミュレーション・モデルの例示的表現または表示を示す図である。 本発明の一実施形態による、ダイアグラム・ウィンドウおよび1組のアクセス・パネルを含む、GUIを示す図である。 本発明の一実施形態による、ダイアグラム・ウィンドウ、1組のレイヤ・パネルおよびコンフィギュレーション・パネルを含む、GUIを示す図である。 上述の方法を実行するためのソフトウェアが存在し、これを実行することができるコンピュータ・システムの線図表現の図である。
(詳細な説明)
シミュレーション内のオブジェクトを管理する方法を記載する。以下の記載で
は、説明のため、本発明が完全に理解されるように多数の特定の詳細を述べる。
しかし、当業者には、本発明がこれらの特定の詳細なしで実施できることが明ら
かとなるであろう。
本明細書では、グラフィカル・シミュレーション・モデリング・ソフトウェア
を利用して、システムのシミュレーション・モデルを表現し、そのようなシステ
ムを記載するオブジェクトにアクセスし、これらを管理する例示的方法を記載す
る。図3を参照して、本発明によるシミュレーション・モデリング・ソフトウェ
ア50の例示的な一実施形態の線図表現を提供する。特に、モデリング・ソフト
ウェア50は、コア52を含み、これはC++またはJava(登録商標)プロ
グラミング言語などオブジェクト指向言語を使用してコード化することができる。
したがって、図では、コア52はオブジェクトのクラス、すなわちダイアグラム
・オブジェクト54、アクセス・パネル・オブジェクト56、レイヤ・パネル・
オブジェクト58、モニタ・パネル・オブジェクト60、チャート・オブジェク
ト62、およびコンフィギュレーション・オブジェクト64を含む。当技術分野
内で周知のように、コア52内の各オブジェクトは、パラメータの集まり(一般
にインスタンス、変数またはフィールドとも呼ばれる)、および関連オブジェク
トのパラメータを利用するメソッドの集まりを含むことができる。図3のオブジ
ェクトのさまざまな各クラスの機能および目的は、以下の記載から明らかになる
であろう。例示的ダイアグラム・オブジェクト66の内容の組立分解図を提供す
る。この図から、ダイアグラム・オブジェクト66が、ダイアグラム・オブジェ
クトを説明する文書68、パラメータの集まり70、および式または式のクラス
を定義することができるメソッド72を含むことが分かる。各ダイアグラム・オ
ブジェクト54は、モデリングされたシステムの特徴またはオブジェクトを定義
し、これらがダイアグラム・ウィンドウ内に表示される。このウィンドウは、コ
ア52と相互作用するグラフィカル・ユーザ・インタフェース(GUI)によっ
て提示される。本発明の例示的な一実施形態によれば、ダイアグラム・オブジェ
クト54は、状態、関数、修飾子およびリンク・オブジェクトを含むことができ
、それぞれが状態ノード、関数ノード、修飾子アイコンおよびリンク・アイコン
によってダイアグラム・ウィンドウ内に表現される。各オブジェクト56から6
4は、例示的な一実施形態では、それぞれのウィンドウ(またはパネル)を定義
し、それらがダイアグラム・ウィンドウ上にオーバーレイされ、モデリングされ
たシステムに関する選択情報を提示し、ユーザによるモデルとの相互作用を容易
にする。本明細書の目的のため、用語「パネル」は幅広い解釈を与えられるもの
とし、ディスプレイ内で指定または識別されたいかなる領域をも、形状、サイズ
または境界にかかわらず指すものとする。したがって、用語「パネル」はGUI
内の「ウィンドウ」を包含するものとするが、それに限定されるものではない。
図4はコア52の線図表現であり、図ではいくつかのGUIのいずれか1つと
相互作用することができる。特に、コア52は、図ではCupertino,C
aliforniaのApple Computer,Inc.が開発したMa
cintoshプラットフォーム上で動作するGUI80、Redmond,W
ashingtonのMicrosoft Corporationが開発した
Windows(登録商標)’98またはWindows(登録商標) NTプ
ラットフォームのいずれかで動作するGUI82、または、ハイパー・テキスト
・マークアップ言語(HTML)またはMountain View,Cali
forniaのSunMicrosystemsが開発したJava(登録商標)
言語でコーディングされたプラットフォーム独立GUI84とインタフェースを
取る。各GUIは、コア52と相互作用してダイアグラム・ウィンドウを提示し
、ここにダイアグラム・オブジェクト54を表すアイコンが表示され、パネル・
オブジェクト56、レイヤ・オブジェクト58、モニタ・オブジェクト60、チ
ャート・オブジェクト62またはコンフィギュレーション・オブジェクト64を
表すパネル(またはウィンドウ)を表示することができる。
パラメータ
図3を参照して上述したように、ソフトウェア・コア52内で定義された各オ
ブジェクトは、それに関連付けられた少なくとも1つのパラメータを有すること
ができ、このパラメータがオブジェクトのある特性を計量し、それがモデリング
されたシステムのシミュレーション中で使用される。すべてのオブジェクトがパ
ラメータを含まなければならないわけではないことも理解されたい。本発明の例
示的な一実施形態では、いくつかのタイプのパラメータが定義される。まず、シ
ステム・パラメータが各サブジェクト・タイプに対して定義される。たとえば、
システム・パラメータを、状態オブジェクトの初期値、またはリンク・オブジェ
クトの係数値に割り当てることができる。他のパラメータ・タイプには、オブジ
ェクト・パラメータおよびダイアグラム・パラメータがあり、シミュレーション
動作における値の簡単な操作を促進する。特に、ダイアグラム・パラメータはす
べてのオブジェクトに使用可能であり、各オブジェクト・パラメータは単一オブ
ジェクトにのみ使用可能である。
ここで図5を参照すると、パラメータ・ウィンドウ90があり、これは図4の
GUIのいずれか1つによって生成することができ、パラメータに関する情報を
ユーザに提供し、ユーザがそれぞれのパラメータに帰属する値を入力または指定
することができる。パラメータ・ウィンドウ90がGUI内で呼び出され、構築
される方法を以下に記載する。例示的パラメータ・ウィンドウ90は、図では4
つのセクション、すなわち定義セクション92、単位セクション94、設定セク
ション96および範囲セクション98を含む。定義セクション92は、パラメー
タの識別子(または記号)ならびにパラメータの適切な定義を表示する。図示の
パラメータ・ウィンドウ90では、パラメータが記号「C」によって表現され、
特定のオブジェクト内の式の係数として定義される。単位セクション94は、内
部で評価のために使用された単位を表示する。評価のために使用された単位は、
設定セクション96の「作業」値として示される値に使用される。内部および評
価された単位が異なる場合、変換も単位セクション94内で指示することができ
る。図示の例では、評価された値が、評価された時間から半減期計算値へ変換す
る定数Kによって変換され、掛け算される。
設定セクション96は、関連パラメータの3つの値、すなわち作業値、ベース
ライン値および比較値を含む。ベースラインまたは比較値のいずれかを作業値に
指定することが可能である。たとえば、ユーザは、ベースラインまたは比較値を
、マウスなどポインティング・デバイスを使用してブロック100にドラッグ・
アンド・ドロップすることができる。それに従って作業値が更新される。ベース
ライン値は、関連パラメータが利用されるシミュレーション・モデルの元の作成
者によって指定され、ユーザが直接修正することはできない。設定セクション9
6はさらに説明ブロックを含み、このブロックにユーザが作業、ベースラインお
よび比較値の各説明を入力することができる。
範囲セクション98を任意選択で使用して、パラメータを割り当てることがで
きる上限値および下限値を定義することができる。再度、上限および下限のそれ
ぞれの説明フィールドが提供される。
図形要素
図6ないし図8は図形要素の例であり、本発明の例示的な一実施形態によれば
、これを利用して本発明によるシミュレーション・モデルのディスプレイを構築
することができる。GUIによってモデル構築者が図示の図形要素を使用できる
ようになり、次いでモデル構築者はモデリングされたシステムの表現を構築する
ことができる。以下の説明では、用語「ノード」を用いて、状態または関数を表
すアイコンを参照し、用語「リンク」を用いて、リンク・オブジェクトを表現す
るアイコンを参照する。以下に述べる図形要素は例示的であり、いかなる異なる
図形要素も、本発明の精神から外れることなく、以下に述べる図形要素の代りに
使用できることを理解されたい。
図6ないし図8を参照して以下に述べる図形要素を使用して、図9のようなシ
ミュレーション・モデルを構築することができる。まず図6を参照する。これは
、2つのノード・タイプの例、すなわち状態ノード110および関数ノード11
2の図である。状態ノード110および関数ノード112を区別するために、こ
のとき図9も参照する。図9は例示的シミュレーション・モデル150であり、
これは捕食者−被食者系を表現する。このモデル・システムでは、捕食者がオオ
カミを含み、被食者がウサギを含む。
再度図6を参照すると、状態ノード110は、モデリングされたシステム内の
条件または状態を定義する下層状態オブジェクトを表す。図9のシミュレーショ
ン・モデル150の表現では、状態ノードがモデル内のさまざまな条件を表現す
ることに留意されたい。特に、「植生」状態ノード152は、モデル150内の
植生の状態を表し、状態ノード156、158、162および164はそれぞれ
ウサギおよびオオカミの個体数を表す。状態ノードの下にあるさまざまなオブジ
ェクトは1つまたは複数のパラメータを含むことができ、かつ/またはその1つ
または複数の式(またはメソッド)が、それぞれの状態ノードに供給されるリン
ク(「矢印」と呼ばれることもある)の効果または影響を受ける(すなわち、状
態および関数オブジェクトがリンク・オブジェクトの影響を受ける)。たとえば
、「成体ウサギ」状態ノード156は、特定の時間におけるシミュレーション内
の成体ウサギの数を示すパラメータを含むオブジェクトを表す。
図6を参照すると、関数ノード112は、シミュレーション・モデル内の要素
を定義する関数オブジェクトを表し、これは純粋にシミュレーション・モデル内
のゼロまたはそれ以上のオブジェクト(またはパラメータ)の関数である。再度
図9のシミュレーション・モデル150を参照すると、2つの関数ノード154
および160がそれぞれウサギの食物供給およびオオカミの食物供給を表すオブ
ジェクトを表す。各関数ノード156および160は、リンクによって図示され
たノードのパラメータの関数であるパラメータを含み、これが関連の関数ノード
へ供給される。たとえば、関数ノード154は、入手可能なウサギの食物量を表
す値のパラメータを有し、図では植生ノード152の関数である。同様に、関数
ノード160は、入手可能なオオカミの食物量を示す値のパラメータを含み、「
成体ウサギ」ノード156および「若体ウサギ」ノード158の関数である。
図7は1組のリンク表現118から128であり、モデル構築者はこれを選択
して、シミュレーション・モデル内で、ノードで表現する2つのオブジェクトの
間にある関係条件を表すことができる。リンク表現118から128はそれぞれ
関連付けられており、異なる関係条件を表現する。まず「定数効果」リンク表現
118を参照すると、このリンク表現は、それぞれが状態ノード115および1
17によって表現される第1および第2のオブジェクトの間の関係条件を示して
いる。ここでは、第1のオブジェクトが第2のオブジェクトに効果を与え、この
効果は第1または第2のノードに関連付けられたパラメータのいかなる値とも無
関係である。一実施形態では、リンク表現118はこの効果を、シミュレーショ
ン動作の持続時間中に一定であるとして表現する。リンク表現118は、リンク
表現の末尾部分が矢印の後ろの円から離れていることで区別される。「比例効果
」リンク表現120は、第1および第2のオブジェクトの間の関係条件を表す。
ここでは、第1のオブジェクトが第2のオブジェクトに効果を与え、この効果の
大きさは、状態ノード115で表す第1のオブジェクトのパラメータ値に応じて
決まる。リンク表現120は、リンク表現の末尾部分が矢印の後ろの円と接触す
ることで、区別される。図9を参照すると、「比例効果」リンク表現の例を12
0aおよび120bで示す。特に、「成体ウサギ」状態ノード156は、図では
「若体ウサギ」状態ノード158に比例効果を与えており、若体ウサギの数は成
体ウサギの数に比例して増加する。同じことがリンク表現120bについても真
であり、これは「成体オオカミ」ノード162が「若体オオカミ」ノード164
に与える効果を表す。
「相互作用効果」リンク表現122は、状態ノード115で表す第1のオブジ
ェクトが、状態ノード117で表す第2のオブジェクトに効果を与え、その効果
は第1および第2のオブジェクトのパラメータの値に応じて決まることを表す。
リンク表現122は、表現の末尾部分が円とかみ合い、弓形の線が円から状態ノ
ード117へ延びていることで、区別される。再度図9を参照すると、「相互作
用効果」リンク表現の2つの例は122aおよび122bである。特に、「成体
オオカミ」ノード162は、図では「成体ウサギ」ノード156に効果を与える
。特に、円170の「C」で示すように、成体オオカミは成体ウサギを消費する
。この消費の割合すなわち大きさは、成体オオカミの数および成体ウサギの数に
よって決定され、ノード162で表すオブジェクトがノード156で表すオブジ
ェクトに与える効果は、したがってこれらの各オブジェクトにそれぞれ関連付け
られたパラメータの値(たとえば、個体数)に応じて決まる。同じ説明は、「成
体オオカミ」ノード162で表すオブジェクトが「若体ウサギ」ノード158で
表すオブジェクトに与える効果に関しても当てはまり、これらの間には「相互作
用効果」リンク表現122bが延びている。
図7の「定数変換」リンク表現124は、状態ノード115で表す第1のオブ
ジェクトのインスタンスが、状態ノード117で表す第2のオブジェクトのイン
スタンスに変換されることを表す。「定数変換」リンク表現124はさらに、変
換されるインスタンスの数が、第1または第2のオブジェクトに関連付けられた
パラメータのいかなる値とも無関係であることを表す。一実施形態においては、
リンク表現124はこの変換を一定であるとして示し、外部パラメータの効果を
受けない。リンク表現124は、その末尾部分が「定数効果」リンク表現118
の末尾部分に比較して厚く、この末尾部分がリンク表現124の先頭の後ろの円
から離れていることに特徴がある。
「比例変換」リンク表現126は、状態ノード115で表す第1のオブジェク
トのいくつかのインスタンスが、状態ノード117で表す第2のオブジェクトの
インスタンスに変換されることを表す。さらに、リンク表現126は、変換され
るインスタンスの数が、第1のオブジェクトのインスタンスの数に応じて決まる
ことを示す。図9を参照して、「比例変換」リンク表現を126aおよび126
bで示す。特に、リンク表現126aは、「若体ウサギ」ノード158で表すオ
ブジェクトのインスタンスが、「成体ウサギ」ノード156で表すオブジェクト
のインスタンスに変換されることを表す。さらに、成体ウサギ(すなわち、成体
ウサギのインスタンス)に変換される若体ウサギ(すなわち、若体ウサギのイン
スタンス)の数は、ノード158で表すオブジェクト内に存在する若体ウサギの
インスタンスの数に応じて決まる。同様に、「成体オオカミ」ノード162で表
すオブジェクトのインスタンスに変換される「若体オオカミ」ノード164で表
すオブジェクトのインスタンスの数は、「若体オオカミ」ノード164で表すオ
ブジェクトのインスタンスの数に応じて決まる。「比例変換」リンク表現126
aおよび126bの円172は、図では文字「S」を含み、生じる変換のタイプ
が状態の変化であることを示す。いかなる記号も同様の方法でリンク表現の円内
に含めることができ、それによってノードで表すオブジェクトの間に存在する関
係条件のタイプに関するさらなる情報を提供し、そのノードの間にリンク表現が
延びていることを理解されたい。
「相互作用変換」リンク表現128は、状態ノード115で表す第1のオブジ
ェクトのいくつかのインスタンスが、状態ノード117で表す第2のオブジェク
トのインスタンスに変換されることを表す。さらに、「相互作用変換」リンク表
現128は、第2のオブジェクトのインスタンスに変換される第1のオブジェク
トのインスタンスの数が、第1および第2のオブジェクトのインスタンスのそれ
ぞれの数に応じて決まることを表す。リンク表現128は、その末尾部分がリン
ク表現122の末尾部分に比較して厚く、弓形の線が表現128内の円から、第
2のオブジェクトを表す状態ノード117へ延びていることで、区別される。
上述のリンク表現118から128の記載から、各リンクが、第1および第2
のオブジェクトの間の関係条件を、「効果」関係または「変換」関係のいずれか
として表すことに留意されたい。さらに、各リンク表現118から128は、関
係条件を定数、比例または相互作用のいずれかとして表す。
図7のリンク表現118から128は例示的であり、適切なリンク表現を使用
して、上述のさまざまな関係条件を表すことができる。さまざまなリンク表現1
18から128で表す関係条件は、典型的にモデル構築者によって定義されるこ
とを理解されたい。最後に、さまざまなリンク表現で表すことができる関係条件
の数式の例を以下の表1に提供する。表1の数式は、時間の経過によって駆動さ
れる動的シミュレーション・モデル用である。リンク表現118から128は、
同様の方法で、時間にユーザ入力値を割り当てることができるモデルなどの静的
モデルに使用することができる。
Figure 2009151796
上述のように、リンク表現118から128のそれぞれが円を含み、そこに関
係条件に関するさらなる情報を提供するグラフィカル識別子を表示することがで
きる。たとえば、図9を参照すると、各リンク表現はアルファベット文字を含み
、それが2つのそれぞれのオブジェクトの間の関係条件に関するさらなる情報を
提供する。GUIは、図9のようなインデックス・テーブル174を用意するこ
ともでき、これはさまざまなリンク表現の円の中で表示された識別子にキーを提
供する。
ここで図10を参照する。これは、本発明の例示的な一実施形態による、シミ
ュレーション・モデルのディスプレイ(またはグラフィカル表現)を生成する方
法180を示すフローチャートである。一実施形態では、方法180のステップ
は、図3のソフトウェア・コア52と共にGUIによって実行される。この方法
はステップ182で開始し、ステップ184へ進行して、シミュレーション・モ
デルのオブジェクトの間に存在する可能性がある所定の組の関係条件が定義され
る。たとえば、定義された関係条件は、図7を参照して上述した6つの関係条件
を含むことができ、式の形式で表現することができる。ステップ186では、そ
れぞれのリンク表現がこの組の各関係条件と関連付けられる。たとえば、リンク
表現118から128を、図7を参照して上述したように、それぞれ異なる関係
条件に関連付けることができる。このとき、ステップ188で最小構成を見ると
、GUIは、第1および第2のオブジェクトについて、状態ノード115および
117などのノード表現を表示する。ノード表現の表示は、ユーザ入力に応答し
て生じる。このステップでは、ユーザが、パラメータ値、式および文書などのさ
らなる情報を入力して、図3の54などのダイアグラム・オブジェクト(すなわ
ち、状態および/または関数オブジェクト)を定義することができる。
このようにして、表示するために少なくとも2つのノード表現をGUIによっ
て生成し、これらのノード表現の下にあるオブジェクトを定義した後、次いでユ
ーザはステップ190で、所定の組の関係条件に関連付けられたリンク表現から
1つのリンク表現を選択し、第1および第2のノードで表現するオブジェクトの
間の所望の関係条件を表現する(たとえば、第1および第2のオブジェクトの間
の関係を定義する式または式のクラスを指定する)。ステップ192では、次い
でユーザがさらに、オブジェクトの間の関係条件をパラメータ値で定義すること
ができる。たとえば、オブジェクトの間の関係条件を、上記の表1の式のいずれ
か1つなどの動的な式で表現することができる。関係条件を定義するパラメータ
は、図5のようなパラメータ・ウィンドウ90を使用することによって、入力お
よび定義することができる。ユーザは、任意選択で、さらなる情報をリンク表現
内に含めるように指定することもできる。たとえば、ユーザは、識別子を図7の
リンク表現118から128のいずれか1つの円内に組み込むように指定するこ
とができる。次いで、方法180はステップ194へ進行し、そこでGUIが選
択リンク表現を表示して、第1および第2のノードで表すオブジェクトの間に存
在する関係条件を示す。
異なるリンク表現をそれぞれ異なる1組の関係条件に関連付けると、特に、図
9のシミュレーション・モデル150など、シミュレーション・モデルの表示を
見るユーザが、ノードで表現するオブジェクトの間の関係を、表現を「ドリルダ
ウン」したり追加情報ウィンドウにアクセスする必要なく、即座に確認および理
解することができる利点がある。識別子を各リンク表現118から128のそれ
ぞれの円内に含め、キー174を各識別子に提供すると、さらに表示の理解が向
上する。
図11は、リンク表現を所定の組から選択し、ダイアグラム・ウィンドウ内の
第1および第2のノードで表現するオブジェクトの間の関係条件を表現する、例
示的方法190を示すフローチャートである。方法190はステップ200で開
始し、次いで判断ボックス202へ進行して、そこで第1および第2のオブジェ
クトの間の関係条件が「効果」関係であるか「変換」関係であるかの判定が行わ
れる。この関係条件が適切に効果関係として分類されると判定された場合、この
方法は判断ボックス204へ進行し、そこでこの効果が定数であるかどうかの判
定が行われる。そうである場合、適切なリンク表現(たとえば、リンク表現11
8)がステップ206で選択される。効果関係が定数でない場合、方法190は
判断ボックス208へ進行し、そこで、あるオブジェクトが他のオブジェクトへ
与える効果が、これらのオブジェクトの1つと関連付けられたパラメータの値に
応じて決まるかどうかの判定が行われる。そうである場合、この方法はステップ
210へ進行し、そこで適切なリンク表現(たとえば、リンク表現120)が選
択される。あるいは、方法190は判断ボックス212へ進行し、そこで、ある
オブジェクトが他のオブジェクトへ与える効果が、これらの各オブジェクトと関
連付けられたパラメータの値に応じて決まるかどうかの判定が行われる。そうで
ある場合、方法190はステップ214へ進行し、そこで適切なリンク表現(た
とえば、リンク表現122)が選択される。ステップ214の後、この方法はス
テップ216で終了する。
判断ボックス202へ戻ると、オブジェクトの間の関係条件が「効果」関係条
件ではなく「変換」関係条件であると判定された場合、この方法は判断ボックス
202から判断ボックス218へ進行し、そこで、「変換」関係条件が、あるオ
ブジェクトの一定数のインスタンスが他のオブジェクトのインスタンスに変換さ
れることを必要とするかどうかの判定が行われる。そうである場合、この方法は
ステップ220へ進行し、そこで適切なリンク表現(たとえば、リンク表現21
4)が選択される。あるいは、この方法は判断ボックス222へ進行し、そこで
、「変換」関係条件が、他のオブジェクトのインスタンスに変換されるあるオブ
ジェクトのインスタンスの数が、これらのオブジェクトのいずれか1つのインス
タンスの数に応じて決まると指定するかどうかの判定が行われる。そうである場
合、この方法はステップ224へ進行し、そこで適切なリンク表現(たとえば、
リンク表現126)が選択される。あるいは、この方法は判断ボックス226へ
進行し、そこで、「変換」関係条件が、他のオブジェクトのインスタンスに変換
されるあるオブジェクトのインスタンスの数が、第1および第2のオブジェクト
のインスタンスのそれぞれの数に応じて決まることを必要とするかどうかの判定
が行われる。そうである場合、適切なリンク表現(たとえば、リンク表現128
)が選択される。ステップ228の後、方法190はステップ216で終了する
図8に戻ると、モデル構築者は、ノード130および132で表すオブジェク
トの間のリンク表現138で表す関係条件が、ノード134で表す第3のオブジ
ェクトから影響を受ける状況をモデリングしたいことがある。本発明の一実施形
態によれば、関連リンク表現138を修飾子表現136でオーバーレイすると、
第3のオブジェクトが第1および第2のオブジェクトの間の関係条件に与える影
響を表すことができる。第3のオブジェクトを表すノード134は、図ではさら
に、リンク表現137によって修飾子表現136へ供給される。修飾子表現13
6は、第3のオブジェクトが関連関係条件に与える効果のタイプの指示を与える
識別子を含む。たとえば、図8の場合のように、修飾子表現136は「+」記号
を含むことができ、これで第3のノードが関連関係条件に対する刺激効果を有す
ることを示すことができる。図9を参照すると、修飾子表現136aおよび13
6bがそれぞれ「+」記号を含み、これで第3のオブジェクト(すなわち、「ウ
サギの食物供給」オブジェクト)が生産に対する刺激効果を有することを、「若
体ウサギ」オブジェクト・インスタンスの「成体ウサギ」オブジェクト・インス
タンスによって示す。修飾子表現136は、シミュレーション・モデル150の
オオカミの個体数に関して類似している状況を表現する。
本発明の一実施形態では、修飾子表現に「−」記号を含めることができ、第3
のオブジェクトが1組のオブジェクトの間の関係条件に抑制効果を与えることを
表現することができる。さらに修飾子表現に「=」記号を含めることができ、こ
の記号は、第3のオブジェクトが抑制または刺激効果のいずれかを1組のオブジ
ェクトの間の関係に与えることができ、それが第1のオブジェクト、第3のオブ
ジェクト、または修飾子表現で表現する修飾子オブジェクトのパラメータ値に応
じて決まることを示す。たとえば、第3のオブジェクトのパラメータはあるしき
い値を有することができ、このしきい値の下では第3のオブジェクトが刺激効果
を関係条件に与え、このしきい値の上では第3のオブジェクトが抑制効果を関係
条件に与える。
このために、図12を参照する。これは、本発明の一実施形態による、あるオ
ブジェクトが1組のオブジェクトの間の関係条件に与える影響を表現する修飾子
表現を表示する方法230を示す図である。この方法はステップ232で開始し
、ステップ234へ進行して、そこでシミュレーション・モデルの第3のオブジ
ェクトのノード表現が、ユーザ入力に応答してダイアグラム・ウィンドウ内に表
示される。次いでこの方法は判断ボックス236へ進行し、そこで第3のオブジ
ェクトが、それぞれのノード表現によってダイアグラム・ウィンドウに表された
2つのオブジェクトの間の関係条件に影響を与えるかどうかの判定が行われ、こ
の関係条件は適切なリンク表現で表される。そうでない場合、この方法はステッ
プ238で終了する。そうである場合、この方法は判断ボックス240へ進行し
、そこでこの影響が抑制かどうかの判定が行われる。そうである場合、適切な識
別子(たとえば「−」)を含む修飾子表現が、ステップ242で選択される。あ
るいは、方法230は判断ボックス244へ進行し、そこでこの影響が刺激かど
うかの判定が行われる。そうである場合、適切な識別子(たとえば「+」)を含
む修飾子表現が、ステップ246で選択される。あるいは、この方法は判断ボッ
クス248へ進行し、そこでこの影響が第3のオブジェクトのパラメータの値に
応じて変わるかどうかの判定が行われる。そうである場合、適切な識別子(たと
えば「=」)を含む修飾子表現が、ステップ252で選択される。
上述の識別子は、もちろん例示的なものでしかなく、任意の適切な修飾子を識
別子表現内に含め、下層修飾子オブジェクトの特性を知らせることができる。た
とえば、「A」または「B」を含む修飾子表現を使用して、下層修飾子オブジェ
クトを、2つのオブジェクトの間の「許可」または「ブロッキング」関係条件(
たとえば、効果または変換関係条件)として識別することもできる。
ステップ242、246または252から、方法230はステップ252へ進
行し、選択した修飾子表現が、第1および第2のオブジェクトのノードの間のリ
ンク表現上にオーバーレイされ、リンク表現が、第3のオブジェクトと修飾子表
現のノード表現の間で生成される。次いで、この方法はステップ238で終了す
る。
修飾子表現は下層修飾子オブジェクトを表現し、これは式で表現することがで
きる。一実施形態では、修飾子オブジェクトがシミュレーション・モデル内のパ
ラメータの関数を含むことができる。修飾子オブジェクトを表現する式の一例を
、以下の表2に提供する。
Figure 2009151796
表2において、「リンク項」式は、リンク・オブジェクト内に組み込まれて2
つのオブジェクトの間の関係条件を表現する式を指す。このような式の例を、上
記の表1の「関係条件(式)」の欄に示す。
パネル−選択パラメータのアクセス
図9に説明のための単純なシミュレーション・モデル150を示すが、上述の
図形要素を使用して、人間生理学の一態様または複合製造システムなどの大変複
雑なシステム用のモデルを生成することができることを理解されたい。このよう
な場合、シミュレーション・モデルは数百または数千ものオブジェクトを含むこ
とができ、各オブジェクトがいくつかのパラメータを含むことができる。シミュ
レーション・モデルを使用して効果的な「what−if」解析を実行するため
に、シミュレーション動作を実行する前にあるキー・パラメータの入力値にアク
セスして観測することが有効であり、あるいはこのような動作の終了時にこれら
のキー・パラメータの出力値を観測することも有効である。多数のパラメータが
2つのオブジェクトの間の関係の式に含まれ、この効果を受けるので、モデル作
成者は、このような関係のいずれかの側であるパラメータを検査する必要もある
可能性がある。たとえば、モデル作成者は、特定のオブジェクトがいくつかの他
のオブジェクトに与える効果を指定するパラメータ、およびこれらの他のオブジ
ェクトが特定のオブジェクトに与える効果を指定するパラメータも検査したいこ
とがある。複合モデルもサブモデルのシステムに分割されることが多く、これは
ソフトウェアの機能を使用するか、またはモデル作成者の慣行によってのみ行わ
れる。したがって、モデル作成者にとって、同時に特定のサブモデル内に含まれ
た選択パラメータを見ることが有効である。この必要性を満たすことは、サブモ
デルの境界がパラメータに関して相互に排他的でない可能性があること、すなわ
ち、単一のパラメータが多数のサブモデルに現れる可能性があることによって、
複雑になる。さらに、サブモデルの境界は、モデルが発展するにつれてしばしば
変化する。
モデリング・ソフトウェアを利用するモデル作成者は、モデル作成者がアクセ
スまたは表示したい各変数のパラメータ・ウィンドウを呼び出す必要がある可能
性がある。典型的に複合モデルで起こる可能性があるように、このようないくつ
かのウィンドウを生成することは、直ちにGUIが混乱する結果となることを理
解されたい。このような多数のパラメータ・ウィンドウを管理および表示するこ
とも不便である。
シミュレーション・モデル内でユーザ選択によるパラメータのグループを表示
およびアクセスする必要性に対処するために、本発明は、モデル作成者がウィン
ドウまたはパネル内でパラメータ「別名」のグループを作成できる機構を提供す
ることを提案する。このウィンドウまたはパネルは、ダイアグラム・ウィンドウ
と共にオーバーレイまたは表示することができ、ダイアグラム・ウィンドウとは
異なるものである。本発明はさらに、モデル作成者が多数のアクセス・パネルを
作成することができ、各パネルから、シミュレートされたモデル内のオブジェク
トまたはオブジェクトのグループから収集された、ユーザ選択によるパラメータ
のグループにアクセスできることを提案する。図13は、2つのアクセス・パネ
ル260および262の例であり、それぞれが図9の例示的シミュレーション・
モデル150内のオブジェクトのユーザ選択パラメータに関する情報を含む。具
体的には、アクセス・パネル260は、シミュレーション・モデル150内のオ
ブジェクトによってモデリングされたウサギ個体数に関するさまざまなパラメー
タの情報を表示する。同様に、アクセス・パネル262は、シミュレーション・
モデル150内のオブジェクトで表す捕食者個体数に属するパラメータに関する
情報を表示する。各アクセス・パネル260および262は、4列の情報、すな
わちオブジェクト列264、記号列266、作業値列268および単位列270
を有する。オブジェクト列264は、ノード表現(すなわちアイコン)、および
パネル内に含まれている各パラメータのオブジェクトのテキスト説明を含む。明
らかなように、パラメータを抽出することができるオブジェクトは、状態オブジ
ェクト、関数オブジェクト、リンク・オブジェクトおよび修飾子オブジェクトを
含み、それらを集合的に図3のダイアグラム・オブジェクト54として示す。記
号列266は、それぞれのアクセス・パネルに含まれている各パラメータの特定
の記号を含み、作業値列268は各パラメータの作業値を含む。本発明の一実施
形態では、各作業値はパラメータの固定入力値を含むので、シミュレーション動
作の実行による効果を受けない。別の実施形態では、作業値がパラメータの現行
値を含む可能性があるので、シミュレーション動作の終了時に出力値に反映する
可能性がある。この実施形態では、シミュレーション・モデル150を使用した
シミュレーション動作が進行するにつれて、各パラメータについての作業値列2
68内に表示された作業値が変化し、継続的に更新される可能性がある。さらに
ユーザが、関連作業値が現れるパネル内の領域を選択することによって、列26
8内のパラメータの作業値にアクセスできることが重要である。次いで、ユーザ
がこのパラメータを変更して、シミュレーション動作を再実行することができる
ので、「what−if」解析の実行が特に容易になる。単位列270は、関連
パラメータの単位を指定する。
図13のパネル260および262には、ユーザ選択によるパラメータのグル
ープを共に見ることができる利点もある。パネル260および262は他のいく
つかの機能をユーザに提供し、シミュレーション・モデルのユーザ・フレンドリ
ー性を向上させる。特に、パネル内の特定のオブジェクトのアイコンを選択する
ことによって(たとえば、ダブル・クリックすることによって)、ユーザは、関
連パラメータについて、図5などのパラメータ・ウィンドウ90を呼び出すこと
ができる。
各アクセス・パネル260および262はさらに、ナビゲーション・アイコン
272および274を含む。これらのアイコンをユーザが(たとえば、ダブル・
クリックすることによって)選択して、パネルの間で移動することができる。た
とえば、「捕食者」パネル260が現在アクティブで表示されており(すなわち
、ユーザがアクセス可能)、「ウサギ」パネル260もGUIによって定義され
ていると仮定すると、ユーザは「後方」ナビゲーション・アイコン272または
「前方」ナビゲーション・アイコン274のいずれかを選択して、パネル262
を非アクティブな状態にし、パネル260をアクティブとして表示状態にするこ
とができ、この状態でユーザはパネル260のパラメータの作業値にアクセスす
ることができる。2つより多いパネルがGUIによって定義されている場合、ナ
ビゲーション・アイコン272および274によって、これらのパネルの間のナ
ビゲートを行う好都合かつユーザ・フレンドリな方法が得られることを理解され
たい。
各パネルはリスト・アイコン276も含み、このアイコンはナビゲーション・
アイコン272と274の間に位置する。ユーザがリスト・アイコン276をパ
ネルで選択すると、GUI内に現存するすべてのパネルのリストを含むドロップ
・ダウン・メニュー(図示せず)が呼び出される。このリストは現存の各パネル
の名前を含むことができ、チェック・マークなどの識別子を現在アクティブなパ
ネル名に隣接させて与えることができる。このリストから、次いでユーザが別の
パネルをアクティブ・パネルに指定することができる。
各アクセス・パネル260および262は、図3のような下層パネル・オブジ
ェクト56を表す。
図13のパネル260などのアクセス・パネルおよび関連するパネル・オブジ
ェクト56を作成する方法、およびこのようなパネル内のパラメータにアクセス
する方法を、図14を参照して記載する。この方法はステップ282で開始し、
次いでステップ284へ進行し、そこでパネルがGUI内に表示される。このパ
ネルは下層パネル・オブジェクト56を表し、これがシミュレーション・モデル
内のユーザ指定パラメータの入力値の受け入れおよび格納を専用に行う。このパ
ネルは、ユーザが適切なメニュー項目を選択すると、それに応答して表示される
。ステップ286では、モデル作成者(「ユーザ」とも呼ぶ)が、オブジェクト
のパラメータを、表示されたパネル内に含めるために識別する。一例示的方法に
よれば、モデル作成者はパラメータをパネル内に含めるように識別することがで
き、これを、図5のような適切なパラメータ・ウィンドウ90からパラメータの
記号を使用してドラッグ・アンド・ドロップ操作を実行することによって行う。
さらなる方法では、モデル作成者は、以前定義したパネルに現れるパラメータの
記号を利用して、類似のドラッグ・アンド・ドロップ操作を実行することができ
る。再度図13を参照すると、各パネル260および262は、さらに転送アイ
コン278を左上隅に含むことが分かる。転送アイコン278に関するドラッグ
・アンド・ドロップ操作を実行することによって、モデル作成者は、特定のパネ
ル内のすべてのパラメータを別のパネルへ1回の操作で転送することができる。
転送アイコン278には、パネルの複製物を比較的容易に作成することができる
利点がある。このとき図14を参照すると、ステップ288で、パラメータが属
するオブジェクトのアイコンおよび名前、パラメータの記号、パラメータの作業
値およびパラメータの単位が、アクセス・パネル260および262に関して上
述したようにパネル内に表示される。ステップ290では、少なくとも1つのパ
ラメータの値が、そのパラメータの作業値としてパネルを介して受け取られる。
一実施形態では、作業値はパネル内で維持される入力値であり、シミュレーショ
ン動作の実行による効果は受けない。もちろん、モデル作成者がこの方法でパネ
ル内のいかなる数のパラメータの値も入力できることを理解されたい。ステップ
292では、値がステップ290でパネルを介して入力されることに応答して、
入力された値が適切なパラメータに割り当てられる。ステップ294では、次い
でユーザがシミュレーション動作を開始し、パラメータに割り当てられた値が、
シミュレーション・モデルによってシミュレーション動作の実行における入力値
として利用される。一実施形態では、作業値がシミュレーション動作の実行に応
答して変更されることはない。しかし、代替実施形態では、シミュレーション動
作中および/またはその完了時に、パネル内に含まれたパラメータの出力値を、
ステップ196で、任意選択で作業値列268に表示することができる。次いで
、このメソッドはステップ298で終了する。
パラメータの1組に対するレイヤー格納値
図5を参照して上述したように、シミュレーション・モデル内の各オブジェク
トの各パラメータは、それらに関連付けられた3つの値、すなわち作業値、ベー
スライン値および比較値を有することができる。これらの値は、関連パラメータ
のパラメータ・ウィンドウ90の設定セクション96に表示される。シミュレー
ション・モデル内のすべてのパラメータの作業、ベースラインおよび比較値の集
まりは、作業、ベースラインおよび比較基礎と呼ぶのが都合がよい。図5を参照
して上述したように、モデル構築者は典型的に、シミュレーション・モデルが構
築されるときに、ベースライン基礎を構成するベースライン・パラメータ値を指
定する。
図9のシミュレーション・モデル150を一例に取ると、(ベースライン関数
の)特定の組のベースライン・パラメータ値が、特定のモデル・シナリオまたは
条件を表現できる。たとえば、ノード162および164でそれぞれ表す「成体
オオカミ」および「若体オオカミ」オブジェクトに関連付けられたパラメータは
、捕食者がオオカミからなるシナリオを表現することができる。しかし、異なる
組の値を関連パラメータに割り当てることによって、捕食者がコヨーテからなる
シナリオを表現し、モデリングすることができる。したがって、特定の組のパラ
メータの1組の値が、特定のモデル・シナリオに対応する可能性があることを理
解されたい。このような組のパラメータは、モデルを構成するための「マクロ」
とみなすことができる。ユーザが都合よくシミュレーション・モデル内のあるシ
ナリオの代りに別のシナリオを使用する(たとえば、オオカミ捕食者シナリオの
代りに、コヨーテ捕食者シナリオを使用する)ことができるようにするため、本
発明は、モデル作成者がパラメータ「別名」のグループ化を作成できる機構を提
案し、これを「レイヤ」と呼ぶのが都合がよい。各レイヤは1組のパラメータ値
を含み、これを、ベースライン基礎内の1組のパラメータ値の代りに使用するこ
とができる。図13および図14を参照して上述したパネルと対照的に、レイヤ
は、ベースライン値から離れた場所に格納されている1組のパラメータ値を含み
、ユーザが1つまたは複数のレイヤおよびベースライン値に含まれた値の間で切
り替えることができるようにする。
図15を参照する。これは、ベースライン・レイヤ302を含むベースライン
基礎300の線図表現の図であり、所定の組のパラメータについての1組のベー
スライン値を含む。ベースライン・レイヤ302は、図では3つのレイヤ304
から308のいずれか1つと置換することができ、各レイヤが所定の組のパラメ
ータについての1組の代替値を含む。
各レイヤ304から308は、それぞれに関連付けられた各レイヤ・パネル3
10から314を有し、これによってモデル作成者がそれぞれのレイヤを構築し
、次いで関連レイヤに含まれたさまざまなパラメータに帰属する値を見ることが
できる。各レイヤ・パネル310から314は、外観およびレイアウトが図13
のアクセス・パネルと類似しているが、これらのレイヤ・パネルの目的および機
能は基本的にアクセス・パネルのものとは異なる。このとき図16を参照する。
これは、例示的レイヤ・パネル310および312を示す図である。各パネル3
10および312は、以下のものを含む。
(1)オブジェクト列320、これらのそれぞれのパラメータが属するオブジ
ェクトのアイコンおよびテキスト識別子を含む。
(2)記号列322、このパネルに含まれている各パラメータの記号を含む。
(3)レイヤ値列324、このパネルの各パラメータのレイヤ値を含む。
(4)単位列326、それぞれのレイヤ値を表現する単位を示す。
モデル作成者は、アクセス・パネルを構築するために利用したものと同じ方法
で、パラメータをレイヤ・パネル内に含めることができる。図16のレイヤ・パ
ネル310および312はそれぞれ同一組のパラメータを含むが、各レイヤ・パ
ネル310および312は異なるレイヤ値をこれらの各パラメータに帰属させる
ことに留意されたい。特に、レイヤ・パネル310は値を関連パラメータに帰属
させ、捕食者がオオカミからなる図9のシミュレーション・モデル150内のシ
ナリオをモデリングする。同様に、レイヤ・パネル310は値を関連パラメータ
に帰属させ、捕食者がコヨーテからなる図9のシミュレーション・モデル150
内のシナリオをモデリングする。たとえば、パネル310はオオカミを、240
ヵ月の推定寿命を有するものと指定し、パネル312はコヨーテを、180ヵ月
の推定寿命を有するものと指定する。同様に、コヨーテの生殖率がオオカミの生
殖率より高いものとして指定され、若体オオカミが成体に成長するために要する
時間も、若体コヨーテが成長するために要する期間より長いものとして指定され
る。各レイヤ・パネルは、図3のような下層レイヤ・オブジェクト58を表す。
図17は、コンフィギュレーション・パネル330で、これを利用してレイヤ
をシミュレーション・モデル内で適用および非適用することができる。特に、コ
ンフィギュレーション・パネル330はレイヤ選択セクション332を含み、こ
れはシミュレーション・モデルに適用可能なレイヤをリストする。適用アイコン
334(すなわち「+」アイコン)および非適用336(すなわち「−」アイコ
ン)を利用して、ユーザはレイヤをシミュレーション・モデルに適用したり、し
なかったりすることができる。ユーザが適用または非適用を選択できるレイヤは
リスト・セクション337にリストされ、図示の例ではレイヤがリストされてい
ない。しかし、いかなる数のレイヤ・パネルもリスト・セクション337内に挙
げることができることを理解されたい。コンフィギュレーション・パネル330
はさらに基礎セクション338を含み、これを使用して、作業、ベースラインま
たは比較基礎を、選択レイヤがオーバーライドする基礎として選択することがで
きる。期間セクション340では、ユーザが、シミュレーション・モデルによる
シミュレーション動作が実行される期間を指定することができ、デルタ時間(d
t)セクション342では、ユーザが、期間セクション340で指定された期間
中にシミュレーション・モデルが進行する時間増分を指定することができる。格
納セクション344では、ユーザが、シミュレーション・モデル内のパラメータ
の値が格納される時間増分を指定することができる。図示の例では、シミュレー
ション・モデルが5000時間の期間中に1時間の増分で実行し、シミュレーシ
ョン・モデルのパラメータの値が10時間の増分毎に格納される。
図18は、本発明の一実施形態による、シミュレーション・モデル内でオブジ
ェクトを管理する方法350を示すフローチャートである。この方法はステップ
352で開始し、次いでステップ354へ進行し、そこでシミュレーション・モ
デル内のオブジェクトのパラメータの第1の組の値が格納される。モデル構築者
は典型的に、これらの初期値を元のモデルを構築する際に指定する。ステップ3
56では、典型的にはユーザの指示に応答して、レイヤ・パネルがGUI内に表
示される。たとえば、ユーザがドロップ・ダウン・メニューからメニュー項目を
選択して、レイヤ・パネルを作成することができる。レイヤ・パネルがGUI内
に表示された後、ステップ358で、シミュレーション・モデルの少なくとも1
つのパラメータが、レイヤ・パネル内に含めるために識別される。これは、図1
4のフローチャートを参照して上述したように、パラメータをアクセス・パネル
内に含める方法と同じ方法で行うことができる。ステップ360では、ステップ
358のユーザによるパラメータ識別に応答して、オブジェクトおよびパラメー
タ識別子、および選択パラメータの第1の値が、レイヤ・パネル内に表示される
。次いでステップ362では、ユーザが、選択パラメータの第2(代替)の値を
、レイヤ・パネルのレイヤ値列324内の適切なブロックに入力する。ステップ
364では、コア・プログラム52がレイヤ・オブジェクト58を作成し、選択
パラメータの第2の値を(たとえば、ハード・ディスク上で)、選択パラメータ
の第1の値を格納する場所とは別々に格納する。したがって、選択パラメータの
初期値を再呼び出しすることができ、この値は上書きされない。ステップ366
では、シミュレーション・モデル内で、第1の値の組または代替値の組(たとえ
ば、第2の値の組)のいずれかをユーザが使用するために選択する。コンフィギ
ュレーション・パネル330を使用して、ユーザはシミュレーション・モデル内
のレイヤを適用または非適用にすることによって異なるシナリオをモデリングし
、「what−if」解析を容易かつ都合のよい方法で実行することができる。
ステップ368では、次いでユーザが、選択した組(またはレイヤ)のパラメー
タ値を含むシミュレーション・モデルを利用して、シミュレーション動作を実行
する。これは、コンフィギュレーション・パネル330に設けられた「実行」ア
イコン339を選択することによって行う。次いで、方法350はステップ36
0で終了する。
モニタ
本発明はさらに、シミュレーション・モデル内のパラメータを直観的かつ有効
な方法で監視できる機構を提案する。本発明の一実施形態では、提案する機構が
、シミュレーション・モデル内のオブジェクトのパラメータの間の特定の関係を
表す変換曲線を見るために特に有効である。変換曲線は、典型的には、パラメー
タが係数を含む式の平面図である。あるいは、この曲線をある他の方法、たとえ
ば実験によって決定することができ、次いでこの曲線を利用して関連パラメータ
の間の関係を表すことができる。このとき図9、図19を参照する。図19はモ
ニタ・パネル380および382であり、シミュレーション・モデル150内の
ウサギおよび捕食者の個体数についてのそれぞれの食物供給と生殖の間の関係を
表す曲線を描くものである。モニタ・パネル380および382で描かれた曲線
によって表現された食物供給および生殖パラメータの間の関係は、図9の修飾子
表現136aおよび136bで表す修飾子オブジェクト内で実施される。
各モニタ・パネル380および382は、ヘッダ384およびオブジェクト識
別子386を含み、このオブジェクト識別子は、それぞれのモニタ・パネルに表
現された変換を実施するオブジェクトを識別する。したがって、各モニタ・パネ
ル380および382は、この位置にあるそれぞれの修飾子アイコンを示す。各
オブジェクト識別子386は、上述のアクセスおよびレイヤ・パネルの場合と同
様の挙動を示し、このアイコンをダブル・クリックすることによって、ダイアグ
ラム・ウィンドウ内の対応するオブジェクト識別子(またはアイコン)をダブル
・クリックすることによる場合と同じ結果が出る。
各モニタ・パネル380および382はさらに、Xパラメータ識別子388お
よびYパラメータ識別子390を含み、これらが、描かれた変換のXおよびY入
力パラメータをそれぞれ識別し、所与の時点のこれらの各パラメータの現行数値
も表示する。モニタ線392も、これらの各モニタ・パネル380および382
内に設けられ、描かれた変換内のX入力パラメータ値を識別する。モニタ・パネ
ルをさらなるチャート・パネルと共に使用して、図20aおよび図20bを参照
して以下に記載するように、さまざまなパラメータの相互作用をグラフィカルな
方法かつ統合された方法で監視することができる。たとえば、ユーザはこのよう
に、成体ウサギの個体数の増加が捕食者の生殖率に与える効果をグラフィカルな
方法で監視することができる。この機能は特に、非線形関数を含む動的モデルを
開発するために有効である。これは、モデルの挙動(たとえば、モデル・パラメ
ータ値対時間の平面図で観測したもの)におけるイベントを非線形関数のある変
域から別の変域への変化と相関させようとする場合に、しばしば有効であるから
である。たとえば、ユーザは、S字状の関数の飽和点の非線形性がパラメータの
出力値の一時的安定状態の原因であるかどうかを判定したいことがある。特に、
描かれた関数のXパラメータ出力値がS字状の飽和領域に移動する(すなわち、
Xが飽和点Xsaturationを超えるときに、従属のパラメータ値Yが漸近的に最大
値Ymaxに接近する)と同時に、出力パラメータ値が変化をやめ、ある時間間隔
中に一定のままである場合、このような原因−結果関係を識別することができる
。Xがモデルの入力パラメータ値である(すなわち、時間で変化しない)と仮定
すると、単にX出力パラメータ値対時間の平面図を見て、それを出力パラメータ
値の対象の期間中のXsaturationと比較することのみが必要である。このプロセ
スは、Xsaturationなどのある臨界値が関数になく、関数の変域の間でなめらか
な移行があるときに、はるかにより困難になることを理解されたい。ユーザが多
数のイベントまたは多数の非線形関数を相関させようとしているとき、または関
数が時間で変化するパラメータ(たとえば、Xsaturation)によってのみ定義さ
れるのではなく、少なくとも部分的には、時間と共に変動するモデル・パラメー
タ値によって定義されるときにも、困難さが増大する。この場合、無関係の出力
パラメータ値Xが時間と共に変化しているだけでなく、変換曲線も時間と共に変
化している。
上述で識別した必要性に対処するため、本発明は、非線形関数を選択Xパラメ
ータ出力値の指定の変域にわたって、第1のグラフィカル・ユーザ・インタフェ
ース(GUI)要素を描く図19のようなモニタ・パネルの形式で作成し、第2
のグラフィカル・ユーザ・インタフェース要素(GUI)を、時間に対する少な
くとも1つのさらなるモデル・パラメータ値を描く図20aのようなチャート・
パネル402の形式で作成することを提案する。モニタ・パネルをチャート・パ
ネルと共に利用すると、統合された様式で、XおよびYパラメータの出力値を非
線形曲線図で(グラフィカルおよび直接的に)監視し、同時に、特定の時点のさ
らなる従属パラメータ値の値をチャート・パネルで観測することが可能である。
モニタ線392は、シミュレーション・モデルが時間を通じて前進するにつれて
、または時間パラメータがある値に帰属されるにつれて、モニタ・パネルの曲線
図によって表現された関数の「アニメーション」も提供する。
本発明の別の実施形態では、Yパラメータ出力値を、シミュレートされたモデ
ルのXパラメータ値および1つまたは複数のさらなるパラメータ値の関数として
表現することができるので、モニタ・パネル内に描かれた曲線は、シミュレーシ
ョン動作中に時間が変化するにつれて変動することができる。
本発明の上述の態様を例示するため、図20aおよび図20bを参照する。こ
れは、図9のシミュレーション・モデル150を図示するGUI400の画面印
刷である。GUI400は、図ではダイアグラム・ウィンドウ401を含み、こ
れがチャート・パネル402、モニタ・パネル404およびコンフィギュレーシ
ョン・パネル330でオーバーレイされている。コンフィギュレーション・パネ
ル330から明らかなように、単一のレイヤがシミュレーション・モデルすなわ
ち「オオカミ」レイヤ内に適用されている。チャート・パネル402は、「若体
捕食者」および「成体捕食者」パラメータを共に経時的に描き、モニタ・パネル
400は、「捕食者の食物供給」および「生殖調節」パラメータの間の関係を定
義する曲線を表示する。まず図20aを参照すると、チャート・パネル402内
で示すように、シミュレーション動作は74.6ヵ月進行しており、この時間が
時間線398で示される。チャート・パネル402の「若体捕食者」パラメータ
は、シミュレーション動作内のこの時間の直後にピークとなることが明らかであ
る。このピークを、食物供給(すなわち、ウサギの個体数)における、捕食者の
新しい出生を維持することができないレベルへの低下に帰属させることができる
。モニタ・パネル400は、この時間のそれぞれのXおよびYパラメータ値(す
なわち、「捕食者の食物供給」および「生殖調節」パラメータ値出力)を、描か
れた曲線の点と交差するモニタ線392を利用して図示する。図20aのように
、Yパラメータ出力値はこの時間に「安定状態に達した」状態であり、出生率が
最大である(すなわち、出生率が飽和状態になっている)ことを示す。このとき
図20bを参照すると、GUI400はシミュレーション動作の76.8ヵ月に
入っており、したがって時間線398は、「成体捕食者」パラメータのピークを
超えて前進している。モニタ線392も、図では左側に後退しており、したがっ
てXパラメータ出力がこのとき顕著な影響を関連Yパラメータ出力に与えないこ
とを示す。特に、食物供給レベルにおける低下の効果、および結果として生じる
捕食者の出生低下が、モニタ・パネルで反映される。正味効果は、捕食者の出生
率がゼロに低下し、若体捕食者の数が成体捕食者へ成長するにつれて低下し、成
体捕食者の個体数が上昇を続けるが、次いで安定状態に達し始めることである。
このとき図21aを参照する。これは、本発明の一実施形態による、シミュレ
ーション・モデル内のパラメータを監視する方法410の図である。方法410
はステップ412で開始し、次いでステップ414へ進行し、そこでシミュレー
ション・モデル内のオブジェクトの第1および第2のパラメータの間の関係関数
が定義される。たとえば、この関係を数式として表現することができ、あるいは
実験によって識別することができる。本発明の一実施形態では、第1および第2
のパラメータの間の関係条件が、非線形変換として表現される。次いで、方法4
10はステップ416へ進行し、そこで第1のグラフ図がモニタ・パネル内で生
成され、この第1のグラフ図は第1および第2のパラメータの間で定義された関
係関数を図示する。次いで、方法410はステップ418へ進行し、そこで第2
のグラフ図がチャート・パネル内で生成され、この第2のグラフ図は時間に対す
る第3のパラメータ値を描く。ステップ420では、シミュレーション動作が、
第1、第2および第3のパラメータを含むシミュレーション・モデルを利用して
実行される。ステップ422では、第1および第2のパラメータのそれぞれの値
が第1のグラフ図内に示され、第3のパラメータの対応する値が第2のグラフ図
に示される。上述のように、第1、第2および第3のパラメータの値は、モニタ
および時間線392および398をそれぞれ使用して示すことができる。次いで
、方法410はステップ423で終了する。
本発明の代替実施形態では、第1のグラフ図が3つのパラメータの間の関係を
表現することができ、モニタ・チャートのX軸を2つのパラメータの関数にする
ことができる。この場合、モニタ・パネルの平面図は、シミュレーション動作中
に時間が進行するにつれて変動する。
図21bは、シミュレーション・モデル内のパラメータを監視する、さらなる
方法424を示す。方法424はステップ425で開始し、次いでステップ42
6へ進行し、そこでシミュレーション・モデル内のオブジェクトの第1および第
2のパラメータの間の所定の関係関数が、たとえば数式として定義される。ステ
ップ427では、第1および第2のパラメータの間で定義された関係関数の第1
のグラフ図が生成される。ステップ428では、第3のパラメータ出力値対時間
の第2のグラフ図が、チャート・パネル内で生成される。ステップ429では、
第1、第2または第3のパラメータのいずれかの出力値が指定される。たとえば
、ユーザは、モニタ・パネル内のモニタ線392を特定の場所へ進めるかあるい
は後退させることによって、第1および第2のパラメータ出力値を指定すること
ができる。あるいは、ユーザは、第2のグラフ図で時間値を指定し、このように
して第3のパラメータの出力値を指定することができる。
ステップ430では、第1および第2のパラメータのそれぞれの出力値が、モ
ニタ・パネル内の第1のグラフ図に示される。たとえば、モニタ線392を進め
るかあるいは後退させて、第1および第2のパラメータの出力値を示すことがで
きる。統合された様式で、第3のパラメータの出力値が、たとえば第2のグラフ
図の場所をグラフィカルに強調表示することによって、類似の方法で第2のグラ
フ図に示される。このように、指定した出力値に対応する第1、第2または第3
のパラメータの出力値が示される。次いで、この方法はステップ431で終了す
る。
図21aを参照して上述した方法410が時間駆動であり、第1、第2または
第3のパラメータについて示された出力値が、時間の経過によって、あるいは選
択した時間値を時間パラメータへ帰属させることによって駆動されることを理解
されたい。対照的に、図21bを参照して上述した方法424はパラメータ駆動
であり、第1、第2または第3のパラメータの出力値が、第1、第2または第3
のパラメータのいずれかの指定出力値によって決定される。
例示的シミュレーション・モデル
図22は、さらなる例示的シミュレーション・モデル430であり、これは図
6ないし図8の図形要素および表記を利用して構築され、再度、捕食者−被食者
系をモデリングする。シミュレーション・モデル430の機能は、上述のさまざ
まな図形要素に帰属する意味を利用して、容易に確認することができる。
図23はGUI440であり、シミュレーション・モデル430が表示される
ダイアグラム・ウィンドウ442を含む。GUI440はさらに第1のアクセス
・パネル444を含み、これはシミュレーション・モデル430内の捕食者(す
なわち、オオカミ)の出生および死亡率に関するパラメータ情報およびパラメー
タの作業値を含む。アクセス・パネル444をさらにアクティブな状態で示す。
第2のアクセス・パネル446は、図では、シミュレーション・モデル430内
の捕食者および被食者の開始個体数に関する、パラメータ識別およびパラメータ
の作業値を含む。アクセス・パネル446をさらに非アクティブな状態で示す。
それぞれのアクセス・パネル444および446に図示したパラメータをグルー
プ化することによって、関連パラメータ値のアクセスおよび表示が簡素化され、
好都合になることを理解されたい。
図24はGUI450であり、シミュレーション・モデル430が再度表示さ
れるダイアグラム・ウィンドウ452を含む。GUI450はレイヤ・パネル4
54を含み、これは、シミュレーション・モデル430内の捕食者を「丈夫な」
オオカミであると特徴付けるパラメータ識別情報およびレイヤ値を表示する。G
UI440はさらにレイヤ・パネル456を含み、これはシミュレーション・モ
デル430内の捕食者を「軟弱な」オオカミであると特徴付けるパラメータ識別
情報およびレイヤ値を表示する。コンフィギュレーション・パネル460もGU
I450に含まれ、レイヤ・セクション462を含む。このセクションでは、レ
イヤ・パネル456で表すレイヤ(すなわち、「軟弱な」オオカミ・レイヤ)が
、適用または選択されたレイヤとなっている。したがって、レイヤ・パネル45
6内のレイヤ値は、シミュレーション・モデル430を利用したシミュレーショ
ン動作の実行についての関連パラメータに帰属する。
コンピュータ・システム
図25は、コンピュータ・システム500の線図表現であり、この内部で、上
述の方法を実行し、本発明の教示によるGUIを生成するソフトウェアが動作す
ることができる。コンピュータ・システム500はプロセッサ502、メイン・
メモリ503およびスタティック・メモリ504を含み、これらはバス506を
介して通信する。このシステム500はさらに、図ではビデオ・ディスプレイ・
ユニット508(たとえば、液晶ディスプレイ(LCD)または陰極線管(CR
T))を含み、本発明によるGUIをここに表示することができる。コンピュー
タ・システム500は、英数字入力デバイス510(たとえば、キーボード)、
カーソル制御デバイス512(たとえば、マウス)、ディスク・ドライブ・ユニ
ット514、信号生成デバイス516(たとえば、スピーカ)およびネットワー
ク・インタフェース・デバイス518も含む。ディスク・ドライブ・ユニット5
14はコンピュータ可読媒体515を含み、ここに、上述の各方法を実行し、本
発明を含むさまざまなGUI要素を生成するソフトウェア520が格納される。
ソフトウェア520は、図では、完全または少なくとも部分的にメイン・メモリ
503内および/またはプロセッサ502内にも存在する。ソフトウェア520
は、さらにネットワーク・インタフェース・デバイス518を介して送信または
受信することができる。本明細書の目的のため、「コンピュータ可読媒体」とい
う用語は、本発明の方法を実行するための命令のシーケンスを格納またはエンコ
ードすることができるいかなる媒体も含むものであり、光および磁気ディスク、
および搬送波信号を含むものであるが、それだけに限定されるものではない。
このように、シミュレーション・モデル内のオブジェクトを管理する方法を記
載した。本発明を、特定の例示的実施形態を参照して記載したが、さまざまな修
正および変更を、本発明のより広い精神および範囲から外れることなく、これら
の実施形態に行うことができることが明らかであろう。したがって、本明細書お
よび図面は、制限的な意味でなく例示的な意味としてみなされるものである。

Claims (20)

  1. シミュレーション・モデル内のオブジェクトを管理する方法であって、前記方法は、コンピュータ・システムによって実行され、前記コンピュータ・システムは、プロセッサと、ディスプレイと、入力手段とを備え、
    前記方法は、
    前記プロセッサが、前記シミュレーション・モデルのオブジェクトの1組のパラメータの第1の組の値を格納することであって、前記第1の組の値が第1のモデル・シナリオを表している、ことと、
    前記プロセッサが、第1のパネルをユーザ・インタフェース内に表示するように前記ディスプレイに指示することと、
    前記入力手段が、前記シミュレーション・モデルのオブジェクトの1組のパラメータを受信することと、
    前記シミュレーション・モデルの前記オブジェクトの1組のパラメータを受信したことに応答して、前記プロセッサが、前記1組のパラメータの各パラメータの識別子と前記第1組の値とを前記第1のパネル内に表示するように前記ディスプレイに指示することと、
    前記入力手段が、前記オブジェクトの前記1組のパラメータの第2の組の値を受信することであって、前記第2の組の値が第2のモデル・シナリオを表している、ことと、
    前記プロセッサが、前記オブジェクトの前記1組のパラメータの前記第2の組の値を前記オブジェクトの前記1組のパラメータの前記第1の組の値とは別々に格納することにより、前記オブジェクトの前記1組のパラメータの前記第1の組の値および前記第2の組の値の両方を同時に格納することと、
    前記プロセッサが、第2のパネルを前記ユーザ・インタフェース内に表示するように前記ディスプレイに指示し、前記1組のパラメータの各パラメータの識別子と前記第2の組の値とを前記第2のパネル内に表示するように前記ディスプレイに指示することと、
    第1のユーザ選択に応答して、前記プロセッサが、前記オブジェクトの前記1組のパラメータの前記第1の組の値を含む前記シミュレーション・モデルを利用して第1のシミュレーションを実行することと、
    第2のユーザ選択に応答して、前記プロセッサが、前記オブジェクトの前記1組のパラメータの前記第2の組の値を含む前記シミュレーション・モデルを利用して第2のシミュレーションを実行することと、
    前記プロセッサが、前記オブジェクトの各々の識別子を前記第1のパネル内に表示するように前記ディスプレイに指示することと
    を包含する、方法。
  2. 前記1組のパラメータを受信することは、前記1組のパラメータのユーザ選択を検出することを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ユーザ選択を検出することは、前記1組のパラメータの各パラメータに関連付けられた識別子に対して前記ユーザによって実行されたドラッグ・アンド・ドロップ操作を検出することを含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1のパネル内に表示するために前記シミュレーション・モデルの複数のパラメータを識別することと、
    前記第1のパネル内に前記複数のパラメータの各々の識別子を表示することと、
    前記第1のパネル内の前記複数のパラメータの各々の第2の値を受信することと、
    前記第1のパネル内の前記複数のパラメータの各々の第2の値を第1の値とは別々に格納することと
    を含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記ユーザ・インタフェース内に複数のパネルを定義することと、
    前記複数のパネルの各パネル内に表示するためにオブジェクトのそれぞれの組のパラメータを識別することと、
    前記複数のパネルの各パネル内に前記複数のパラメータの各々のそれぞれの識別子を表示することと、
    前記複数のパネルの各パネル内の前記複数のパラメータの各々のそれぞれの第2の値を受信することと、
    前記複数のパネルの各パネル内の前記複数のパラメータの各々の第2の値を第1の値とは別々に格納することと
    を含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記第1のパネルを、前記オブジェクトの前記1組のパラメータの前記第2の組の値が前記シミュレーション・モデルに含まれている適用状態であると識別することと、
    第2のパネルを、前記第2のパネル内に表示されたオブジェクトの前記1組のパラメータのさらなる組の代替値が前記シミュレーション・モデルに含まれていない非適用状態であると識別することと
    を含む、請求項1に記載の方法。
  7. ナビゲーション・アイコンを前記第1のパネル内に表示することと、
    前記ナビゲーション・アイコンのユーザ選択を検出することと、
    前記ナビゲーション・アイコンのユーザ選択に応答して、前記第1のパネルを非適用状態へ変え、前記第2のパネルを適用状態へ変えることと
    を含む、請求項6に記載の方法。
  8. リスト・アイコンを前記第1のパネル内に表示することと、
    前記リスト・アイコンのユーザ選択を検出することと、
    前記リスト・アイコンの前記ユーザ選択に応答して前記第1および第2のパネルのそれぞれの識別子を表示することと
    を含む、請求項6に記載の方法。
  9. 前記第1のパネルの表現が、前記第1のパネルが前記適用状態であることを示す、請求項8に記載の方法。
  10. 前記第2のパネルの前記識別子のユーザ選択を検出することと、
    前記ユーザ選択に応答して、前記第2のパネルを適用状態に配置することと
    を含む、請求項8に記載の方法。
  11. 一連の命令が格納された機械で読み取り可能な媒体であって、前記一連の命令は、機械によって実行されると、シミュレーション・モデル内のオブジェクトを管理する方法を前記機械に実行させ、前記機械は、プロセッサと、ディスプレイと、入力手段とを備え、
    前記方法は、
    前記プロセッサが、前記シミュレーション・モデルのオブジェクトの1組のパラメータの第1の組の値を格納することであって、前記第1の組の値が第1のモデル・シナリオを表している、ことと、
    前記プロセッサが、第1のパネルをユーザ・インタフェース内に表示するように前記ディスプレイに指示することと、
    前記入力手段が、前記シミュレーション・モデルのオブジェクトの1組のパラメータを受信することと、
    前記シミュレーション・モデルの前記オブジェクトの1組のパラメータを受信したことに応答して、前記プロセッサが、前記1組のパラメータの各パラメータの識別子と前記第1組の値とを前記第1のパネル内に表示するように前記ディスプレイに指示することと、
    前記入力手段が、前記オブジェクトの前記1組のパラメータの第2の組の値を受信することであって、前記第2の組の値が第2のモデル・シナリオを表している、ことと、
    前記プロセッサが、前記オブジェクトの前記1組のパラメータの前記第2の組の値を前記オブジェクトの前記1組のパラメータの前記第1の組の値とは別々に格納することにより、前記オブジェクトの前記1組のパラメータの前記第1の組の値および前記第2の組の値の両方を同時に格納することと、
    前記プロセッサが、第2のパネルを前記ユーザ・インタフェース内に表示するように前記ディスプレイに指示し、前記1組のパラメータの各パラメータの識別子と前記第2の組の値とを前記第2のパネル内に表示するように前記ディスプレイに指示することと、
    第1のユーザ選択に応答して、前記プロセッサが、前記オブジェクトの前記1組のパラメータの前記第1の組の値を含む前記シミュレーション・モデルを利用して第1のシミュレーションを実行することと、
    第2のユーザ選択に応答して、前記プロセッサが、前記オブジェクトの前記1組のパラメータの前記第2の組の値を含む前記シミュレーション・モデルを利用して第2のシミュレーションを実行することと、
    前記プロセッサが、前記オブジェクトの各々の識別子を前記第1のパネル内に表示するように前記ディスプレイに指示することと
    を包含する、機械で読み取り可能な媒体。
  12. 前記1組のパラメータを受信することは、前記1組のパラメータのユーザ選択を検出することを含む、請求項11に記載の機械で読み取り可能な媒体。
  13. 前記ユーザ選択を検出することは、前記1組のパラメータの各パラメータに関連付けられた識別子に対して前記ユーザによって実行されたドラッグ・アンド・ドロップ操作を検出することを含む、請求項12に記載の機械で読み取り可能な媒体。
  14. 前記一連の命令はまた、
    前記第1のパネル内に表示するために前記シミュレーション・モデルの複数のパラメータを識別することと、
    前記第1のパネル内に前記複数のパラメータの各々の識別子を表示することと、
    前記第1のパネル内の前記複数のパラメータの各々の第2の値を受信することと、
    前記第1のパネル内の前記複数のパラメータの各々の第2の値を第1の値とは別々に格納することと
    を前記機械に行わせる、請求項11に記載の機械で読み取り可能な媒体。
  15. 前記一連の命令はまた、
    前記ユーザ・インタフェース内に複数のパネルを定義することと、
    前記複数のパネルの各パネル内に表示するためにオブジェクトのそれぞれの組のパラメータを識別することと、
    前記複数のパネルの各パネル内に前記複数のパラメータの各々のそれぞれの識別子を表示することと、
    前記複数のパネルの各パネル内の前記複数のパラメータの各々のそれぞれの第2の値を受信することと、
    前記複数のパネルの各パネル内の前記複数のパラメータの各々の第2の値を第1の値とは別々に格納することと
    を前記機械に行わせる、請求項11に記載の機械で読み取り可能な媒体。
  16. 前記一連の命令はまた、
    前記第1のパネルを、前記オブジェクトの前記1組のパラメータの前記第2の組の値が前記シミュレーション・モデルに含まれている適用状態であると識別することと、
    第2のパネルを、前記第2のパネル内に表示されたオブジェクトの前記1組のパラメータのさらなる組の代替値が前記シミュレーション・モデルに含まれていない非適用状態であると識別することと
    を前記機械に行わせる、請求項11に記載の機械で読み取り可能な媒体。
  17. 前記一連の命令はまた、
    ナビゲーション・アイコンを前記第1のパネル内に表示することと、
    前記ナビゲーション・アイコンのユーザ選択を検出することと、
    前記ナビゲーション・アイコンのユーザ選択に応答して、前記第1のパネルを非適用状態へ変え、前記第2のパネルを適用状態へ変えることと
    を前記機械に行わせる、請求項16に記載の機械で読み取り可能な媒体。
  18. 前記一連の命令はまた、
    リスト・アイコンを前記第1のパネル内に表示することと、
    前記リスト・アイコンのユーザ選択を検出することと、
    前記リスト・アイコンの前記ユーザ選択に応答して前記第1および第2のパネルのそれぞれの識別子を表示することと
    を前記機械に行わせる、請求項16に記載の機械で読み取り可能な媒体。
  19. 前記第1のパネルの表現が、前記第1のパネルが前記適用状態であることを示す、請求項18に記載の機械で読み取り可能な媒体。
  20. 前記一連の命令はまた、
    前記第2のパネルの前記識別子のユーザ選択を検出することと、
    前記ユーザ選択に応答して、前記第2のパネルを適用状態に配置することと
    を前記機械に行わせる、請求項18に記載の機械で読み取り可能な媒体。
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