JPH10289251A - データ検索方法およびその処理を実行するためのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 キーワードを用いた検索条件の設定を、より
簡単に行うことのできる技術を提供する。 【解決手段】 データベースに登録されているデータに
関するキーワードをそれぞれ図形的に表すキーワードア
イコンを準備する。そして、検索条件設定ウィンドウを
表示し、検索条件設定ウィンドウ内に少なくとも１つの
キーワードアイコンを配置することによって、検索条件
を設定する。例えば２つキーワードアイコンを重ねて配
置すればキーワードの論理積条件を設定でき、離間して
配置すれば論理和条件を設定できる。また、キーワード
のサイズを調整することによってキーワードの優先順位
も設定することができる。検索の開始を指示すると、設
定された検索条件に応じて、データベースからデータが
検索される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、データベースか
らデータを検索する技術に関する。

【０００２】

【従来の技術】データベースからデータを検索する際に
は、ユーザがキーワードを入力して検索条件を設定する
のが一般的である。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかし、キーワードを
用いた検索条件の設定は、一般のユーザには必ずしも簡
単では無いという問題がある。

【０００４】この発明は、従来技術における上述の課題
を解決するためになされたものであり、キーワードを用
いた検索条件の設定を、より簡単に行うことのできる技
術を提供することを目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
述の課題の少なくとも一部を解決するため、本発明は、
データベースからデータを検索する方法であって、
（ａ）前記データベースに登録されているデータに関す
るキーワードをそれぞれ図形的に表すキーワードアイコ
ンを準備する工程と、（ｂ）前記キーワードアイコンを
用いて検索条件を設定するための検索条件設定ウィンド
ウを表示する工程と、（ｃ）前記検索条件設定ウィンド
ウ内に少なくとも１つのキーワードアイコンを配置する
ことによって、検索条件を設定する工程と、（ｄ）設定
された検索条件に応じて、前記データベースからデータ
を検索する工程と、を備えることを特徴とする。

【０００６】上記方法によれば、キーワードを図形的に
表すキーワードアイコンを使用するので、キーワード自
身をユーザが容易に認識することができる。また、検索
条件設定ウィンドウ内にキーワードアイコンを配置する
ことによって検索条件を設定するので、キーワードを用
いた検索条件の設定を、従来に比べて簡単に行うことが
できる。

【０００７】上記方法において、前記工程（ｃ）は、前
記検索条件設定ウィンドウ内に複数のキーワードアイコ
ンを配置するとともに、前記複数のキーワードアイコン
の位置関係を調整する工程を含み、前記工程（ｄ）は、
前記複数のキーワードアイコンの位置関係に応じて、前
記検索条件を決定する工程を含むことが好ましい。

【０００８】キーワードアイコンの位置関係に応じて検
索条件が決定されるので、ユーザは複数のキーワードア
イコンの位置を調整することによって、容易に検索条件
を設定することができる。

【０００９】上記の方法において、前記工程（ｃ）は、
さらに、前記検索条件設定ウィンドウ内に配置された複
数のキーワードアイコンの優先順位を視覚的に調整する
工程を含み、前記工程（ｄ）は、前記検索条件設定ウィ
ンドウ内に配置された複数のキーワードアイコンによっ
て複数のキーワードの論理和を含む検索条件が設定され
ている場合に、前記複数のキーワードアイコンに関して
視覚的に設定された優先順位に従って、前記検索条件を
複数の部分検索条件に分割するとともに前記複数の部分
検索条件の適用順序を決定する工程と、前記複数の部分
検索条件の適用順序に従って検索を実行する工程と、を
含むことが好ましい。

【００１０】こうすれば、視覚的にキーワードの優先順
位を設定することができ、また、この優先順位に従って
複数の部分検索条件を順に適用して検索を行うことがで
きる。この結果、優先順位の高いキーワードをより多く
含むようなデータを優先的に検索することができる。

【００１１】なお、各部分検索条件は、最も簡潔な論理
式で記述した時に、論理和を含まず論理積を含む条件で
あることが好ましい。ここで、「最も簡潔な論理式」と
は、否定と論理積と論理和の総数が最も少ない論理式を
意味する。

【００１２】論理和を含む検索条件は、論理和を含まず
に論理積を含む複数の部分検索条件に分割することがで
きる。こうして分割された複数の部分検索条件を用いて
検索を順次実行すれば、検索条件設定ウィンドウで設定
された検索条件全体に合致するデータの一部を優先的に
検索することができる。

【００１３】本発明による記録媒体は、データベースか
らデータを検索するためのコンピュータプログラムを記
録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
登録されたデータに関するキーワードをそれぞれ図形的
に表すキーワードアイコンが登録されたデータベースを
構築するデータベース機能と、前記キーワードアイコン
を用いて検索条件を設定するための検索条件設定ウィン
ドウを表示する機能と、前記検索条件設定ウィンドウ内
に少なくとも１つのキーワードアイコンを配置すること
によって、検索条件を設定する検索条件設定機能と、設
定された検索条件に応じて、前記データベースからデー
タを検索する検索実行機能と、をコンピュータに実現さ
せるためのコンピュータプログラムを記録したコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体である。

【００１４】このような記録媒体に記録されたコンピュ
ータプログラムをコンピュータによって実行されると、
上記方法と同様に、キーワードを用いた検索条件の設定
を、従来に比べて簡単に行うことができる。

【００１５】

【発明の他の態様】この発明は、以下のような他の態様
も含んでいる。第１の態様は、データベースからデータ
を検索する装置であって、キーワードをそれぞれ図形的
に表すキーワードアイコンが登録されているデータベー
スと、前記キーワードアイコンを用いて検索条件を設定
するための検索条件設定ウィンドウを表示する手段と、
前記検索条件設定ウィンドウ内に少なくとも１つのキー
ワードアイコンを配置することによって、検索条件を設
定する検索条件設定手段と、設定された検索条件に応じ
て、前記データベースからデータを検索する検索実行手
段と、を備えることを特徴とする。

【００１６】第２の態様は、コンピュータに上記の発明
の各工程または各手段の機能を実行させるコンピュータ
プログラムを通信経路を介して供給するプログラム供給
装置である。

【００１７】

【発明の実施の形態】

Ａ．装置の構成と処理の概要：次に、本発明の実施の形
態を実施例に基づき説明する。図１は、この発明の実施
例を適用する画像検索システムの構成を示すブロック図
である。この画像検索システムは、ＣＰＵ２０と、メイ
ンメモリとしてのＲＯＭ２２およびＲＡＭ２４と、ディ
スプレイインタフェイス２６と、ディスプレイインタフ
ェイス２６に接続されたカラーディスプレイ２８と、外
部記憶媒体としてのハードディスク３０と、マウス・キ
ーボードインタフェイス３２と、このインタフェイス３
２に接続されたマウス３４およびキーボード３６とを備
えるコンピュータシステムである。

【００１８】この実施例においては、カラーディスプレ
イ２８は画像を表示するための表示手段として用いられ
ている。マウス３４またはキーボード３６は、表示され
た画像（アイコンも含む）やメニューとともに、それら
の画像やメニューをユーザが選択するための選択手段を
実現している。ＲＡＭ２４には、画像検索手段４０とし
て機能するコンピュータプログラムが格納されている。
画像検索手段４０は、アイコン調整手段４２と検索条件
決定手段４４とを含んでいる。

【００１９】なお、これらの各部の機能を実現するコン
ピュータプログラム（アプリケーションプログラム）
は、フロッピディスクやＣＤ−ＲＯＭ等の携帯型の記録
媒体に格納された形態で提供され、その記録媒体からコ
ンピュータシステムの外部記憶装置に転送される。ある
いは、通信経路を介してプログラム供給装置からコンピ
ュータシステムにコンピュータプログラムを供給するよ
うにしてもよい。そして、実行時には、外部記憶装置か
らメインメモリにコンピュータプログラムが転送されて
記憶される。この明細書において、コンピュータシステ
ムとは、ハードウェアとオペレーションシステムとを含
み、オペレーションシステムの制御の下で動作する装置
を意味している。アプリケーションプログラムは、この
ようなコンピュータシステムに、上述の各部の機能を実
現させる。なお、上述の機能の一部は、アプリケーショ
ンプログラムでなく、オペレーションシステムによって
実現されていても良い。

【００２０】なお、この発明において、「記録媒体」と
は、上述した携帯型の記録媒体に限らず、各種のＲＡＭ
やＲＯＭ等のコンピュータ内の内部記憶装置や、ハード
ディスク等のコンピュータに固定されている外部記憶装
置も含んでいる。すなわち、この発明の「記録媒体」
は、コンピュータが読取り可能な種々の媒体を含んでい
る。

【００２１】ハードディスク３０には、多数の画像が登
録された画像データベース３８が格納されている。図２
は、画像データベース３８の構造を示す説明図である。
画像データベース３８は、図２（Ａ）に示す画像データ
ファイル群５０と、図２（Ｂ）に示すキーワード辞書５
２とを有している。

【００２２】画像データファイル群５０に含まれている
各画像データファイルは、データ名と、プレビューデー
タ（間引き画像データ）と、その画像データに関して登
録されている少なくとも１つのキーワードと、データ情
報と、データ実体（実画像データ）とを含んでいる。画
像データファイルに含まれているキーワードは文字列や
コードであり、後述するキーワードアイコンとは別なも
のである。但し、画像データファイルにキーワードアイ
コンを直接登録するようにすることも可能である。デー
タ情報には、その画像の画像データ番号（画像に割り当
てられた連続番号）や、分解能［ドット／インチ］、表
色系（ＣＭＹＫ表色系やＲＧＢ表色系）、画像のサイズ
等を示す情報が含まれている。プレビューデータは、実
画像データの全体を所定の間引き率（例えば１／５）で
間引くことによって、全体の画像を縮小した画像を表す
間引きデータである。検索の途中でカラーディスプレイ
２８に画像を表示する際には、このプレビューデータに
従って各画像が表示される。また、確定的に選択された
画像については、そのデータ実体（実画像データ）が画
像データベース３８から読み出される。

【００２３】図２（Ｂ）に示すように、キーワード辞書
は、キーワードの内容に応じて複数のグループに分類さ
れている。１つのグループには、グループ名と、そのグ
ループを図形的に表すアイコンのアイコンデータと、そ
のグループに含まれる複数のキーワードのキーワード情
報とが含まれている。各キーワード情報には、キーワー
ド名（文字列やコード）と、そのキーワードを図形的に
表すキーワードアイコンのアイコンデータとが含まれて
いる。キーワード名は、図２（Ａ）に示すデータファイ
ル群５０の各データファイルに含まれているキーワード
と同じものである。

【００２４】図３は、実施例における検索処理の実行手
順を示すフローチャートである。ステップＳ１では、ユ
ーザが検索プログラム（画像検索手段４０を実現するコ
ンピュータプログラム）を起動して、検索用グラフィッ
クユーザインタフェイス（以下、「検索用ＧＵＩ」と呼
ぶ）をカラーディスプレイ２８の画面に表示させる。

【００２５】図４は、検索用ＧＵＩ６０の一例を示す説
明図である。この検索用ＧＵＩ６０は、検索条件設定領
域６２と、グループアイコン表示領域６４と、キーワー
ドアイコン表示領域６６と、ボタン領域６８とに区分さ
れている。なお、この明細書では、各領域のことを「ウ
ィンドウ」とも呼ぶ。

【００２６】検索条件設定領域６２は、１つ以上のキー
ワードアイコンを配置して検索条件を設定するための領
域である。図４の例では検索条件設定領域６２にキーワ
ード「猫」を示すアイコンと、キーワード「子供」を示
すアイコンとが配置されている。

【００２７】グループアイコン表示領域６４は、アイコ
ンのグループを表示してユーザに選択させるための領域
である。図４の例では、２つのキーワードグループ「動
物」、「風景」のアイコンが表示されており、そのうち
の「動物」グループが選択されている。選択されたグル
ープのグループアイコンは、選択されていないグループ
のグループアイコンとは識別可能に表示される。図４の
例では、選択された「動物」グループのグループアイコ
ンが四角い枠で囲まれて表示されている。アイコンを識
別可能に表示する方法としては、例えばアイコンを反転
表示する等の他の種々の方法がある。

【００２８】キーワードアイコン表示領域６６は、選択
されたグループに含まれる１つ以上のキーワードのキー
ワードアイコンを表示してユーザに選択させるための領
域である。図４の例では、「動物」グループに属するキ
ーワードのアイコンとして、「鳥」と「アヒル」と
「猫」のキーワードアイコンが表示されている。ユーザ
は、キーワードアイコン表示領域６６内に表示されたキ
ーワードアイコンを、いわゆるドラッグアンドドロップ
操作によって、検索条件設定領域６２内に配置すること
ができる。検索条件設定領域６２に配置されている２つ
のキーワードアイコン（「猫」と「子供」）は、このよ
うにして配置されたものである。なお、この例のよう
に、キーワードアイコンが、キーワードの文字列自身
と、そのキーワードを図形的に示すアイコンとの双方を
含むようにすれば、ユーザが視覚的に取り扱い易いとい
う利点がある。

【００２９】図３のステップＳ２では、ユーザが検索条
件設定領域６２に少なくとも１つのキーワードアイコン
を配置する。ステップＳ３では、ユーザが、キーワード
アイコンの相対的な位置関係や優先順位を視覚的に調整
する。この調整の内容については後述する。ステップＳ
４では、ユーザがボタン領域６８の「条件確定」ボタン
を押すことによって、検索処理を実行させる。「条件確
定」ボタンが押されると、検索条件設定領域６２内に配
置されたキーワードアイコンに応じて検索条件が決定さ
れ、この検索条件に応じて検索処理が開始される。な
お、検索条件設定領域６２内に配置されたキーワードア
イコンに応じて決定される検索条件の全体を、単に「全
体検索条件」と呼ぶ。全体検索条件を決定する方法につ
いては後述する。

【００３０】図５は、検索処理の結果を表示するための
グラフィックユーザインタフェイス（以下、「検索結果
表示用ＧＵＩ」と呼ぶ）を示す説明図である。この検索
結果表示用ＧＵＩには、検索された複数の画像と、「確
定」、「次」、「終了」の３つのボタンが含まれてい
る。検索された画像の中に所望する画像が存在する場合
には、ユーザがその画像を選択して「確定」ボタンを押
す。この結果、選択された画像の実データが出力される
（例えば、画像の実データが携帯型記憶媒体に書き込ま
れる）。一方、表示された画像の中に所望するものが無
い場合に、他に検索で得られた画像があれば、「次」ボ
タンを押して次候補を表示する。また、検索結果の表示
を終了させたい場合には「終了」ボタンを押すと、図４
に示す検索用ＧＵＩ６０が再び表示される。検索用ＧＵ
Ｉ６０では、検索条件を新たに設定し直して再度検索を
行うことが可能である。検索用ＧＵＩ６０の「終了」ボ
タンを押すと、検索プログラムが終了する。

【００３１】Ｂ．キーワードアイコンの調整と検索条件
の決定：図６および図７は、キーワードアイコンに応じ
た検索条件を決定する基本的な方法を示す説明図であ
る。図６は、キーワードアイコンで表される基本的な論
理条件を示している。図６（Ａ）は、２つのキーワード
「Ａ」、「Ｂ」の論理積条件（ＡＮＤ条件）の設定を示
している。すなわち、２つのキーワードの論理積は、２
つのキーワードアイコンを一部重ね合わせることによっ
て設定される。図６（Ｂ）は、２つのキーワード
「Ａ」、「Ｂ」の論理和条件（ＯＲ条件）の設定を示し
ている。すなわち、２つのキーワードの論理和は、２つ
のキーワードアイコンを、離間させて配置することによ
って設定される。このように、複数のキーワードの論理
積条件と論理和条件は、複数のキーワード同士が少なく
とも部分的に重なり合うか、あるいは、離間している
か、によって設定される。

【００３２】図６（Ｃ）は、キーワード「Ａ」の否定条
件（ＮＯＴ条件）の設定を示している。すなわち、キー
ワードの否定は、そのキーワードアイコンの上に、否定
を示す所定の図形（図６（Ｃ）の例では「×」）を重ね
ることによって設定される。なお、否定を表す図形は、
検索用ＧＵＩ６０（図４）の所定の位置に予め表示され
ており、これをユーザがドラッグアンドドロップでキー
ワードアイコン上に配置することができる。また、キー
ワードアイコンを選択した状態において、否定条件を設
定する旨のコマンドをユーザが選択することによって、
否定条件を設定できるようにしても良い。

【００３３】図６（Ａ）〜（Ｃ）のそれぞれの下部に
は、それぞれの論理条件において作成される検索要素が
示されている。ここで、「検索要素」とは、全体検索条
件（検索条件設定領域６２内のキーワードアイコンで設
定される検索条件の全体）を分割する際に、１つのまと
まった要素として取り扱われるものを言う。この実施例
では、検索条件設定領域６２内においてキーワードアイ
コンの外形線が少なくとも部分的に重なり合っているキ
ーワード（すなわち論理積条件が設定されている複数の
キーワード）を１つの検索要素として認識している。例
えば、図６（Ａ）では［Ａ ＡＮＤ Ｂ］が１つの検索要
素であり、図６（Ｂ）では［Ａ］と［Ｂ］とがそれぞれ
１つの検索要素である。また、図６（Ｃ）では、［ＮＯ
Ｔ Ａ］が１つの検索要素である。このように、検索要
素は、１つ以上のキーワードを含んでおり、また、論理
積と否定は含み得るが、論理和は含まない。検索条件設
定領域６２内には、複数の検索要素を配置することが可
能である。検索条件設定領域６２内に複数の検索要素が
配置された場合の全体検索条件の分割方法については後
述する。

【００３４】このように、この実施例では、検索の論理
積条件と論理和条件を複数のキーワードアイコンの相対
的な位置関係に応じて設定することができ、否定条件も
図形的に設定できるので、ユーザが論理条件（検索条件
式）を視覚的に理解しやすいという利点がある。また、
図６にそれぞれ示すように、設定された論理条件を表す
文字列（「ＡＮＤ」、「ＯＲ」、「ＮＯＴ」等）を検索
条件設定領域６２内に表示するようにすれば、ユーザが
論理条件をより理解しやすいという利点がある。

【００３５】なお、キーワードアイコンの配置と論理条
件との関係は、図６に示したもの以外にも種々の関係に
設定することが可能である。例えば、２つのキーワード
の論理積は、２つのキーワードアイコンを完全に重なる
ように配置することによって設定されるようにしてもよ
い。

【００３６】図７は、複数のキーワードの優先順位を調
整する方法を示す説明図である。この例では、キーワー
ドアイコンのサイズが大きいほど、優先順位が高い。例
えば図７（Ａ）は、第１のキーワード「猫」よりも第２
のキーワード「子供」の方が優先順位が高い場合を示し
ている。図７（Ｂ）は、逆に、第２のキーワード「子
供」よりも第１のキーワード「猫」の方が優先順位が高
い場合を示している。図７（Ａ）に示すように、各キー
ワードアイコンの外形線（円形の線）の一部には、外形
線のサイズを調整するためのコントロールポイント７０
が設けられている。ユーザは、このコントロールポイン
ト７０をマウスポインタで動かすことによって、キーワ
ードアイコンのサイズを変更することが可能である。キ
ーワードアイコンのサイズが変更されると、アイコンの
画像自身が拡大・縮小される。従って、ユーザは、キー
ワードアイコンのサイズによって、キーワードの優先順
位を視覚的に設定することができる。なお、優先順位の
利用方法については、以下で詳しく説明する。

【００３７】図８ないし図１０は、検索条件設定領域６
２内に配置されたキーワードが１個ないし３個の場合の
検索条件の具体的な決定方法をそれぞれ示す説明図であ
る。図８は、キーワードが１個の場合の検索条件を示し
ている。キーワードが１個の場合の検索条件は、図８
（Ａ）に示すキーワード「Ａ」を含むという条件と、図
８（Ｂ）に示すキーワード「Ａ」を含まない（「ＮＯＴ
Ａ」）という条件の２つだけである。

【００３８】図９は、キーワードが２個の場合の検索条
件の例を示している。キーワードが２個の場合には、図
９（Ａ）〜（Ｄ）に示す４つの場合が代表的なものであ
るが、これらに限られるわけではない。

【００３９】図９（Ａ）は、２個のキーワードアイコン
が重なり合っており（すなわち論理積が取られてお
り）、かつ、いずれのキーワードも否定条件に設定され
ていない場合である。この場合の全体検索条件は、検索
要素［Ａ ＡＮＤ Ｂ］と同じである。従って、この１つ
の検索要素［Ａ ＡＮＤ Ｂ］に対する検索が実行されて
表示される。なお、図９（Ａ）の場合には、２つのキー
ワードアイコンの優先順位（外形のサイズで示されてい
る）は、検索条件には影響しない。

【００４０】図９（Ｂ）は、２個のキーワードアイコン
が離間しており（すなわち論理和が取られており）、か
つ、いずれのキーワードも否定条件に設定されていない
場合である。この時の全体検索条件は［Ａ ＯＲ Ｂ］で
あり、この全体検索条件は２つの検索要素［Ａ］，
［Ｂ］を含んでいる。「検索要素」は、全体検索条件に
おいて論理和で結合された要素を意味している。この場
合には、２つのキーワードアイコンの優先順位に応じ
て、以下の３つの部分検索条件に従って検索が順次実行
される（ここでは、キーワード「Ｂ」が「Ａ」に優先す
ると仮定する）。

【００４１】９（Ｂ）−１：部分検索条件［Ａ ＡＮＤ
Ｂ］に該当するものの検索。 ９（Ｂ）−２：部分検索条件［ＮＯＴ（Ａ） ＡＮＤ
Ｂ］に該当するものの検索。 ９（Ｂ）−３：部分検索条件［Ａ ＡＮＤ ＮＯＴ
（Ｂ）］に該当するものの検索。

【００４２】この検索結果は、上記の３つの部分検索条
件の順に表示される。すなわち、図５の検索結果表示用
ＧＵＩには、まず第１の部分検索条件９（Ｂ）−１に該
当する画像が表示され、次に、第２と第３の部分検索条
件９（Ｂ）−２，３に該当する画像が順次表示される。

【００４３】上記の３つの部分検索条件は、１つの全体
検索条件［Ａ ＯＲ Ｂ］から分割されたものである。こ
うして分割された３つの部分検索条件の適用の順位は、
全体検索条件を構成する２つの検索要素（図９（Ｂ）の
場合には２つのキーワード「Ａ」，「Ｂ」）の優先順位
に応じて決定される。上記の例では、キーワード「Ｂ」
の優先順位がキーワード「Ａ」よりも高いので、キーワ
ード「Ｂ」の肯定を含む部分検索条件［ＮＯＴ（Ａ）
ＡＮＤ Ｂ］が、キーワード「Ｂ」の否定を含む部分検
索条件［Ａ ＡＮＤ ＮＯＴ（Ｂ）］に優先して適用され
る。このように、論理和を含む全体検索条件を、論理和
を含まない複数の部分検索条件に分割し、各部分検索条
件の適用の順位を、キーワード（厳密には検索要素）の
優先順位に応じて決定するようにすれば、優先順位の高
いキーワードを含むデータ（すなわち画像）を優先的に
検索することができる。

【００４４】キーワードの優先順位は、図７（Ａ）で説
明したように、コントロールポイント７０を用いた操作
によって任意に設定することができる。従って、所望の
検索結果が得られない場合等には、ユーザがキーワード
の優先順位を任意に再調整して、所望の条件で検索を再
度実行することが可能である。

【００４５】なお、この明細書においては、図９（Ｂ）
の例における「Ａ ＯＲ Ｂ」のように、検索条件設定領
域６２内に配置された複数のキーワードアイコンで規定
される１つの検索条件の全体を「全体検索条件」と呼
び、また、全体検索条件から分割された検索条件を「部
分検索条件」または「分割検索条件」と呼ぶ。

【００４６】図９（Ｃ）は、２個のキーワードアイコン
が重なり合っており（すなわち論理積が取られてお
り）、かつ、いずれか一方が否定条件に設定されている
場合である。この時の全体検索条件は［ＮＯＴ（Ａ）
ＡＮＤ Ｂ］であり、１つの検索要素［ＮＯＴ（Ａ） Ａ
ＮＤ Ｂ］のみを含んでいる。この場合には、全体検索
条件［ＮＯＴ（Ａ） ＡＮＤ Ｂ］に対する検索が実行さ
れて表示される。なお、図９（Ｃ）の場合には、２つの
キーワードアイコンの優先順位（外形のサイズで示され
ている）は、検索条件には影響しない。

【００４７】図９（Ｄ）は、２個のキーワードアイコン
が離間しており（すなわち論理和が取られており）、か
つ、いずれか一方が否定条件に設定されている場合であ
る。この時の全体検索条件は、［ＮＯＴ（Ａ） ＯＲ
Ｂ］であり、２つの検索要素［ＮＯＴ（Ａ）］，［Ｂ］
を含んでいる。この場合には、２つのキーワードアイコ
ンの優先順位に応じて、全体検索条件が以下の３つの部
分検索条件に分割されて検索が順次実行される（ここで
は、キーワード「Ｂ」が「Ａ」に優先すると仮定す
る）。

【００４８】９（Ｄ）−１：部分検索条件［ＮＯＴ
（Ａ） ＡＮＤ Ｂ］に該当するものの検索。 ９（Ｄ）−２：部分検索条件［Ａ ＡＮＤ Ｂ］に該当す
るものの検索。 ９（Ｄ）−３：部分検索条件［ＮＯＴ（Ａ）ＡＮＤ Ｎ
ＯＴ（Ｂ）］に該当するものの検索。

【００４９】なお、図９（Ｄ）の場合における３つの部
分検索条件９（Ｄ）−１〜３は、上述した図９（Ｂ）の
場合の３つの部分検索条件９（Ｂ）−１〜３の検索要素
「Ａ」を「ＮＯＴ（Ａ）」に置き換えたものに等しい。

【００５０】図１０は、キーワードが３個の場合の検索
条件の例を示している。キーワードが３個の場合には、
図１０（Ａ）〜（Ｃ）に示す３つの場合が代表的なもの
であるが、これらに限られるわけではない。

【００５１】図１０（Ａ）は、３個のキーワードアイコ
ンが部分的に重なり合って連結されている場合である。
この時の全体検索条件は［Ａ ＡＮＤ Ｂ ＡＮＤ Ｃ］で
あり、１つの検索要素［Ａ ＡＮＤ Ｂ ＡＮＤ Ｃ］のみ
を含んでいる。すなわち、図１０（Ａ）の場合には、３
つのキーワードの論理積が取られているものと判断され
る。従って、この１つの検索要素［Ａ ＡＮＤ Ｂ ＡＮ
Ｄ Ｃ］に対する検索が実行されて表示される。なお、
図１０（Ａ）の場合には、３つのキーワードアイコンの
優先順位（外形のサイズで示されている）は、検索条件
には影響しない。

【００５２】図１０（Ｂ）は、３個のキーワードアイコ
ンがそれぞれ離間している場合（すなわち論理和が取ら
れている場合）を示している。この時の全体検索条件
は、［Ａ ＯＲ Ｂ ＯＲ Ｃ］であり、３つの検索要素
［Ａ］，［Ｂ］，［Ｃ］を含んでいる。この場合には、
３つのキーワードアイコンの優先順位に応じて、以下の
部分検索条件が順次適用されて検索が実行される（ここ
では、キーワードの優先順位が「Ｂ」，「Ａ」，「Ｃ」
の順序であると仮定する）。

【００５３】１０（Ｂ）−１：部分検索条件［Ａ ＡＮ
Ｄ Ｂ ＡＮＤ Ｃ］に該当するものの検索。 １０（Ｂ）−２：部分検索条件［Ａ ＡＮＤ Ｂ ＡＮＤ
ＮＯＴ（Ｃ）］に該当するものの検索。 １０（Ｂ）−３：部分検索条件［ＮＯＴ（Ａ） ＡＮＤ
Ｂ ＡＮＤ Ｃ］に該当するものの検索。 １０（Ｂ）−４：部分検索条件［Ａ ＡＮＤ ＮＯＴ
（Ｂ） ＡＮＤ Ｃ］に該当するものの検索。 １０（Ｂ）−５：部分検索条件［ＮＯＴ（Ａ） ＡＮＤ
Ｂ ＡＮＤ ＮＯＴ（Ｃ）］に該当するものの検索。 １０（Ｂ）−６：部分検索条件［Ａ ＡＮＤ ＮＯＴ
（Ｂ） ＡＮＤ ＮＯＴ（Ｃ）］に該当するものの検索。 １０（Ｂ）−７：部分検索条件［ＮＯＴ（Ａ） ＡＮＤ
ＮＯＴ（Ｂ） ＡＮＤ Ｃ］に該当するものの検索。

【００５４】上記の７つの部分検索条件は、［Ａ ＯＲ
Ｂ ＯＲ Ｃ］という論理和で示される１つの全体検索条
件から分割されたものである。こうして分割された７つ
の部分検索条件の適用の順位は、３つのキーワードの優
先順位（厳密には３つの検索要素の優先順位）に応じて
決定されていることが解る。

【００５５】図１０（Ｃ）は、３個のキーワードアイコ
ンのうちの２つが重なりあうとともに、他の１つは離間
している場合である。この時の全体検索条件は［Ａ Ｏ
Ｒ （Ｂ ＡＮＤ Ｃ）］であり、２つの検索要素
［Ａ］，［Ｂ ＡＮＤ Ｃ］を含んでいる。この場合に
は、３つのキーワードアイコンの優先順位（厳密には２
つの検索要素の優先順位）に応じて、以下の３つの部分
検索条件が順次適用されて検索が実行される

【００５６】１０（Ｃ）−１：部分検索条件［Ａ ＡＮ
Ｄ （Ｂ ＡＮＤ Ｃ）］に該当するものの検索。 １０（Ｃ）−２：部分検索条件［ＮＯＴ（Ａ） ＡＮＤ
（Ｂ ＡＮＤ Ｃ）］に該当するものの検索。 １０（Ｃ）−３：部分検索条件［Ａ ＡＮＤ ＮＯＴ（Ｂ
ＡＮＤ Ｃ）］に該当するものの検索。

【００５７】上記の部分検索条件１０（Ｃ）−１，２，
３は、前述した図９（Ｂ）における部分検索条件におけ
る検索要素［Ｂ］を［Ｂ ＡＮＤ Ｃ］に置き換えたもの
である。この例からも解るように、１つの検索要素（論
理積で結合された複数のキーワードの組）は、常に１ま
とまりの要素として取り扱われる。

【００５８】以上の説明からも理解できるように、「検
索要素」とは、少なくとも１個のキーワードを含み、最
も簡潔な論理式で記述されたときに否定と論理積は含み
得るが、論理和は含まないような１組の検索条件単位を
意味している。ここで、「最も簡潔な論理式」とは、基
本的な３つの論理演算子（すなわち否定と論理積と論理
和）の総数が最も少ない論理式を意味する。また、「部
分検索条件」とは、複数の検索要素を含み、最も簡潔な
論理式で記述されたときに、否定と論理積は含み得る
が、論理和は含まないような１組の検索条件の要素を意
味している。

【００５９】ところで、一般の論理演算の分野において
良く知られているように、論理積は否定と論理和を用い
て記述することができ、また、論理和も否定と論理積を
用いて記述することができる。しかし、この明細書にお
いては、検索条件が常に最も簡潔な論理式で記述される
ものと仮定している。もちろん、検索条件をより冗長な
論理式で記述した場合にも、最も簡潔な論理式に書き改
めることが可能である。冗長な論理式で記述された検索
条件に関しても、最も簡潔な論理式で書き改めた時の論
理構造に従って、上述の検索要素と部分検索条件とを定
義付けることができる。

【００６０】全体検索条件が複数の検索要素を含む場合
には、これらの複数の検索要素の優先順位に従って、全
体検索条件が複数の部分検索条件に分割される。換言す
れば、複数の検索要素の論理和で定義される全体検索条
件は、それぞれ複数の検索要素の論理積で構成される複
数の部分検索条件に分割され、また、各部分検索条件の
適用順序が各検索要素の優先順位に応じて決定される。

【００６１】なお、前述した図１０（Ｃ）の例では、キ
ーワード「Ｂ」はキーワード「Ａ」よりも優先順位が高
く、一方、キーワード「Ｃ」はキーワード「Ａ」よりも
優先順位が低いので、検索要素［Ｂ ＡＮＤ Ｃ］と検索
要素［Ａ］の優先順位が問題となる。このような場合の
複数の検索要素の優先順位は任意に定義することができ
るが、この実施例では各検索要素に含まれるキーワード
の最大の優先順位が、その検索要素の優先順位として使
用されるものとしている。

【００６２】一般に、検索条件設定領域６２内に複数の
検索要素が配置された時には、図１０に示す例と同様に
して、全体検索条件を複数の部分検索条件に分割するこ
とが可能である。図１１は、２個ないし４個の検索要素
の論理和で表される全体検索条件を、複数の部分検索条
件に分割する方法を示す説明図である。この例から理解
できるように、複数の部分検索条件の適用順序は、優先
順位のより高い検索要素の肯定をより多く含む条件が優
先して適用されるように決定される。

【００６３】このように、上記実施例では、アイコン化
されたキーワードを配置することによって検索条件を設
定するようにしたので、データ検索に不慣れなユーザで
も容易に設定することが可能である。

【００６４】特に、上記実施例では、キーワードアイコ
ンを配置するための検索条件設定領域６２を設けて、こ
の検索条件設定領域６２内に配置されたキーワードアイ
コンの相対的な位置関係に応じて検索の論理的条件を設
定できるようにしたので、検索条件を視覚的に容易に認
識することができるという利点がある。

【００６５】また、検索条件設定領域６２内に論理和で
結合されている複数の検索要素が設定されている場合
に、各キーワード（厳密には検索要素）に関して図形的
な優先順位を設定でき、この優先順位に応じて複数の部
分検索条件に分割して検索を行うことができる。この結
果、優先したいキーワードを含むデータを優先的に検索
することが可能である。

【００６６】なお、この発明は上記の実施例や実施形態
に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲に
おいて種々の態様において実施することが可能であり、
例えば次のような変形も可能である。

【００６７】（１）上記実施例において、ハードウェア
によって実現されていた構成の一部をソフトウェアに置
き換えるようにしてもよく、逆に、ソフトウェアによっ
て実現されていた構成の一部をハードウェアに置き換え
るようにしてもよい。

【００６８】（２）この発明は、画像データベースに限
らず、種々のデータを登録したデータベースに適用する
ことが可能である。但し、画像データベースに関して
は、画像の内容を表すキーワードのアイコン化が容易で
あり、また、キーワードアイコンによる検索条件の設定
がユーザに理解されやすいという利点がある。

【００６９】（３）検索条件設定領域６２には、少なく
とも１つのキーワードアイコンを配置すればよく、ま
た、複数のキーワードアイコンを配置することも可能で
ある。複数種類の異なるキーワードアイコンを配置する
場合には、同一のキーワードアイコンを複数個配置する
ことも可能である。例えば、図４の例において、「猫」
のキーワードアイコンをもう１つ追加して、「子供」の
キーワードアイコンに一部が重なるようにように配置し
てもよい。このように、同一のキーワードアイコンを複
数個配置することを許容するようにすれば、より複雑な
検索条件を設定することも可能である。

【００７０】（４）図１２は、複数のキーワードアイコ
ンの位置関係によって複数のキーワードの論理条件を設
定する他の方法を示す説明図である。図１２（Ａ）の例
では、キーワード「Ａ」とキーワード「Ｃ」の外形線を
直線７２で接続することによって、これらのキーワード
の論理積を設定している。このような設定は、例えば、
ユーザがマウスポインタを２つのキーワードアイコンの
間でドラッグすることによって行うことができる。図１
２（Ｂ）の例では、２つのキーワード「Ａ」，「Ｃ」の
外形線を、より大きな閉図形７４で囲むことによって、
これらのキーワードの論理積を設定している。このよう
な設定も、例えば、ユーザがマウスポインタを移動させ
て２つのキーワードアイコンを含むような図形を描画す
ることによって行うことができる。

【００７１】このように、本発明における「複数のキー
ワードアイコンの位置関係」という用語は、図６
（Ａ），（Ｂ）に示すような、複数のキーワードアイコ
ンが部分的に重なるか否かの関係には限らず、図１２の
例のように、キーワードアイコンの位置が図形的に関係
付けられている場合をも含む広い用語である。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明の実施例を適用する画像検索システム
の構成を示すブロック図。

【図２】画像データベース３８の構造を示す説明図。

【図３】実施例における検索処理の実行手順を示すフロ
ーチャート。

【図４】検索用ＧＵＩ６０の一例を示す説明図。

【図５】検索処理の結果を表示するためのＧＵＩを示す
説明図。

【図６】キーワードアイコンで表される基本的な論理条
件を示す説明図。

【図７】複数のキーワードの優先順位を調整する方法を
示す説明図。

【図８】検索条件設定領域６２内に配置されたキーワー
ドが１個の場合の検索条件の具体的な決定方法を示す説
明図。

【図９】検索条件設定領域６２内に配置されたキーワー
ドが２個の場合の検索条件の具体的な決定方法を示す説
明図。

【図１０】検索条件設定領域６２内に配置されたキーワ
ードが３個の場合の検索条件の具体的な決定方法を示す
説明図。

【図１１】２個ないし４個の検索要素の論理和で表され
る全体検索条件を、複数の論理積条件に分割する方法を
示す説明図。

【図１２】複数のキーワードアイコンの位置関係によっ
て複数のキーワードの論理条件を設定する他の方法を示
す説明図。

【符号の説明】

２０…ＣＰＵ ２２…ＲＯＭ ２４…ＲＡＭ ２６…ディスプレイインタフェイス ２８…カラーディスプレイ ３０…ハードディスク ３２…キーボードインタフェイス ３４…マウス ３６…キーボード ３８…画像データベース ４０…画像検索手段 ４２…アイコン調整手段 ４４…検索条件決定手段 ５０…画像データファイル群 ５２…キーワード辞書 ６０…検索用ＧＵＩ ６２…検索条件設定領域 ６４…グループアイコン表示領域 ６６…キーワードアイコン表示領域 ６８…ボタン領域 ７０…コントロールポイント

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 データベースからデータを検索する方法
   であって、（ａ）前記データベースに登録されているデ
   ータに関するキーワードをそれぞれ図形的に表すキーワ
   ードアイコンを準備する工程と、（ｂ）前記キーワード
   アイコンを用いて検索条件を設定するための検索条件設
   定ウィンドウを表示する工程と、（ｃ）前記検索条件設
   定ウィンドウ内に少なくとも１つのキーワードアイコン
   を配置することによって、検索条件を設定する工程と、
   （ｄ）設定された検索条件に応じて、前記データベース
   からデータを検索する工程と、を備えることを特徴とす
   るデータ検索方法。
2. 【請求項２】 請求項１記載のデータ検索方法であっ
   て、 前記工程（ｃ）は、前記検索条件設定ウィンドウ内に複
   数のキーワードアイコンを配置するとともに、前記複数
   のキーワードアイコンの位置関係を調整する工程を含
   み、 前記工程（ｄ）は、前記複数のキーワードアイコンの位
   置関係に応じて、前記検索条件を決定する工程を含む、
   データ検索方法。
3. 【請求項３】 請求項２記載のデータ検索方法であっ
   て、 前記工程（ｃ）は、さらに、前記検索条件設定ウィンド
   ウ内に配置された複数のキーワードアイコンの優先順位
   を視覚的に調整する工程を含み、 前記工程（ｄ）は、前記検索条件設定ウィンドウ内に配
   置された複数のキーワードアイコンによって複数のキー
   ワードの論理和を含む検索条件が設定されている場合
   に、前記複数のキーワードアイコンに関して視覚的に設
   定された優先順位に従って、前記検索条件を複数の部分
   検索条件に分割するとともに前記複数の部分検索条件の
   適用順序を決定する工程と、 前記複数の部分検索条件の適用順序に従って検索を実行
   する工程と、を含むデータ検索方法。
4. 【請求項４】 請求項３記載のデータ検索方法であっ
   て、 各部分検索条件は、最も簡潔な論理式で記述した時に、
   論理和を含まず論理積を含むような条件である、データ
   検索方法。
5. 【請求項５】 データベースからデータを検索するため
   のコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み
   取り可能な記録媒体であって、 登録されたデータに関するキーワードをそれぞれ図形的
   に表すキーワードアイコンが登録されたデータベースを
   構築するデータベース機能と、 前記キーワードアイコンを用いて検索条件を設定するた
   めの検索条件設定ウィンドウを表示する機能と、 前記検索条件設定ウィンドウ内に少なくとも１つのキー
   ワードアイコンを配置することによって、検索条件を設
   定する検索条件設定機能と、 設定された検索条件に応じて、前記データベースからデ
   ータを検索する検索実行機能と、をコンピュータに実現
   させるためのコンピュータプログラムを記録したコンピ
   ュータ読み取り可能な記録媒体。