JPH11144027A - ファイル管理システム、方法および記録媒体 - Google Patents

ファイル管理システム、方法および記録媒体

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JPH11144027A
JPH11144027A JP9302162A JP30216297A JPH11144027A JP H11144027 A JPH11144027 A JP H11144027A JP 9302162 A JP9302162 A JP 9302162A JP 30216297 A JP30216297 A JP 30216297A JP H11144027 A JPH11144027 A JP H11144027A
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JP9302162A
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English (en)
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Keiko Iijima
圭子 飯島
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザの操作を簡素化する 【解決手段】 CPU101は文書登録に際だって、共
通使用する属性(テンプレート)の指示を受けつけ、文
書登録を行う際に、1以上の文書について、テンプレー
トを使用して属性を一括登録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】文字、図面等の大量のファイ
ル情報を、コンピュータ上でユーザーインタラクティブ
なインターフェースで管理するファイル管理システム、
方法および記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、紙に印刷された文字、図形、画像
情報(以下、ファイルと総称する。)を管理するには、
大型コンピュータ、大容量外部記憶装置、スキャナ、専
用のデータベース等を用いた大がかりなシステムで処理
を実現していた。まずスキャナで紙の情報を読み取り、
画像データに変換し、データベースシステムで管理を行
うもので、ある程度の知識と熟練を要していた。
【0003】しかし、近年、高性能なパーソナルコンピ
ュータ、グラフィックユーザーインタフェイスの普及、
データベース処理技術、画像処理技術の向上などによっ
て、汎用のパソコン、スキャナで十分高速に処理できる
システムが実現されている。さらに、操作性の点では、
例えば読み込んだ文書データの一覧は、各文書の内容を
確認できる縮小表示の一覧を表示することで容易に内容
を判別できるような操作性を実現することで誰にでも扱
いやすいシステムになってきている。
【0004】このように、オフィスの各自の机の上であ
たかも机の上で書類の内容を確認したり、ファイリング
したりするような間隔で高速に処理できるファイル管理
システムが実現されている。
【0005】また、ネットワーク処理技術の進歩によ
り、ネットワーク上に文書データを蓄積する文書管理デ
ータベースを実現して、複数名で文書管理システムを実
現、運営していくことも容易であり、これを利用して任
意の文書を複数名で参照し、文書データを参照したり、
編集を加えることも容易に行われるようになっている。
【0006】また、文書を分類するために階層的なフォ
ルダ概念を導入し、ユーザが分類しやすいように自由に
フォルダを設定するようになっている。
【0007】フォルダとは、ファイルの記憶先を表示画
面上でユーザに報らせるための図形(アイコンと呼ばれ
る)を意味する。ユーザはマウスを操作してファイルを
示すアイコンをフォルダのアイコンに移動させると、実
際のファイル情報はフォルダに対応する記憶領域に格納
される。フォルダの中にさらに他のフォルダを作成する
ことが可能である。ユーザはこのようなグラフィカルユ
ーザインターフェースを使用してファイルの記憶先を指
定したり変更することができる。
【0008】コンピュータシステム側では上記フォルダ
内に含まれるフォルダやファイルをツリー構造(階層構
造)で管理する。このようなファイル管理システムはマ
イクロソフト社のWindows95 (登録商標)と呼ばれるオ
ペレーティングシステム(OS)が採用されている。な
お、ファイル情報は任意の記憶場所に記憶し、ファイル
やフォルダの名称とファイル情報の格納先を階層構造で
管理する場合もある。
【0009】また、ファイル検索のための属性としてキ
ーワード、ユーザ固有に設定できるIndex 等を設定でき
るようにしたファイル管理システムも知られている。従
来、この種のファイル管理システムでは、たとえば文書
をスキャナで読み取り、文書をシステム内に登録する場
合には、一度読み取り文書を特定のフォルダに格納した
後、ユーザが他の文書管理用のフォルダに文書を移動さ
せる作業を行い、また検索のための属性を1文書毎に設
定する作業を行うのが一般的であった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一度に
多くの文書を登録する場合には、複雑な階層フォルダへ
の文書の移動(格納)や、キーボードからのキーワード
の入力や、長いIndex リストからのIndex の設定を、1
文書毎に繰り返すことはユーザにとっては煩雑な作業で
ある。また、場合によってはまったく同じ作業を文書数
分繰り返すことになる。本発明はの目的は、文書データ
ベースに登録する文書の格納先を定型的なデフォルト値
をテンプレート情報として予め登録しておくことによ
り、文書の格納処理の操作をより簡素化にしたファイル
管理システム、方法および記録媒体を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1の発明は、ファイル情報に関連する
属性情報を登録しておき、該属性情報に基づきファイル
情報の検索を行うファイル管理システムにおいて、属性
情報に関する複数のテンプレートを記憶しておく第1記
憶手段と、前記複数のテンプレートの中の1つを選択す
る選択手段と、当該選択されたテンプレートに関する属
性情報を管理対象の1以上のファイル情報に関連付けて
登録する情報処理手段とを具えたことを特徴とする。
【0012】請求項2の発明は、請求項1に記載のファ
イル管理システムにおいて、前記属性情報は分類内容を
示すことを特徴とする。
【0013】請求項3の発明は、請求項2に記載のファ
イル管理システムにおいて、前記選択手段は、前記複数
のテンプレートの名称を表示画面に表示し、該表示画面
上のテンプレートの名称の指摘を受け付けることで前記
テンプレートを選択することを特徴とする。
【0014】請求項4の発明は、請求項1に記載のファ
イル管理システムにおいて、前記ファイル情報を保存す
る第2記憶手段をさらに有し、前記属性はファイル情報
の前記第2記憶手段上の記憶先を示すディレクトリ情報
であることを特徴とする。
【0015】請求項5の発明は、請求項4に記載のファ
イル管理システムにおいて、前記ディレクトリ情報は階
層構造を持ち、選択されたディレクトリ情報の示す記憶
先の下位のディレクトリに前記1以上のファイルを記憶
することを特徴とする。
【0016】請求項6の発明は、請求項5に記載のファ
イル管理システムにおいて、前記情報処理手段は管理対
象のファイル情報が発生した時に、当該発生したファイ
ル情報を前記第2記憶手段に自動保存することを特徴と
する。
【0017】請求項7の発明は、請求項4に記載のファ
イル管理システムにおいて、前記選択手段は、前記複数
のテンプレートの名称を表示画面に表示し、該表示画面
上のテンプレートの名称の指摘を受け付けることで前記
テンプレートを選択することを特徴とする。
【0018】請求項8の発明は、請求項1に記載のファ
イル管理システムにおいて、前記情報処理手段は、登録
された属性情報を前記選択されたテンプレートに関する
属性情報に変更可能なことを特徴とする。
【0019】請求項9の発明は、ファイル情報に関連す
る属性情報を登録し、該属性情報に基づきファイル情報
の検索を行うファイル管理方法において、属性情報に関
する複数のテンプレートを第1記憶手段に記憶する記憶
ステップと、前記複数のテンプレートの中の1つを選択
する選択ステップと、当該選択されたテンプレートに関
する属性情報を管理対象の1以上のファイル情報に関連
付けて登録する情報処理ステップとを具えたことを特徴
とする。
【0020】請求項10の発明は、請求項9に記載のフ
ァイル管理方法において、前記属性情報は分類内容を示
すことを特徴とする。
【0021】請求項11の発明は、請求項10に記載の
ファイル管理方法において、前記選択ステップでは、前
記複数のテンプレートの名称を表示画面に表示し、該表
示画面上のテンプレートの名称の指摘を受け付けること
で前記テンプレートを選択することを特徴とする。
【0022】請求項12の発明は、請求項11に記載の
ファイル管理方法において、前記ファイル情報を保存す
る第2記憶手段をさらに設け、前記属性はファイル情報
の前記第2記憶手段上の記憶先を示すディレクトリ情報
であることを特徴とする。
【0023】請求項13の発明は、請求項12に記載の
ファイル管理方法において、前記ディレクトリ情報は階
層構造を持ち、選択されたディレクトリ情報の示す記憶
先の下位のディレクトリに前記1以上のファイルを記憶
することを特徴とする。
【0024】請求項14の発明は、請求項13に記載の
ファイル管理方法において、前記情報処理ステップでは
管理対象のファイル情報が発生した時に、当該発生した
ファイル情報を前記第2記憶手段に自動保存することを
特徴とする。
【0025】請求項15の発明は、請求項12に記載の
ファイル管理方法において、前記選択ステップでは、前
記複数のテンプレートの名称を表示画面に表示し、該表
示画面上のテンプレートの名称の指摘を受け付けること
で前記テンプレートを選択することを特徴とする。
【0026】請求項16の発明は、請求項9に記載のフ
ァイル管理方法において、前記情報処理ステップでは、
登録された属性情報を前記選択されたテンプレートに関
する属性情報に変更可能なことを特徴とする。
【0027】請求項17の発明は、請求項1乃至8のい
ずれかに記載のファイル管理システムの機能をコンピュ
ータにより実現するためのプログラムを記録したことを
特徴とする。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。
【0029】図1は本実施形態における文書管理システ
ムの機能構成を表すブロック図である。図1において、
符号1は文書(ファイル)管理システムである。この文
書管理システム1は、文書登録部11、文書記憶部1
2、文書格納フォルダ設定部13、文書属性設定部1
5、文書属性テーブル記憶部16、テンプレート作成部
17、テンプレート記憶部18、テンプレート呼出部1
9、選択項目設定部20、テンプレートによる文書格納
フォルダ、属性設定部21とから概略構成される。
【0030】文書登録部11は、紙やFDなどの記憶媒
体から文書を読み込み、文書記憶部14に格納する登録
部である。文書記憶部(文書一時保存部)12は、文書
登録部11により登録された文書データを格納する記憶
部である。
【0031】文書格納フォルダ設定部13は、文書の格
納フォルダ情報を文書属性テーブル記憶部16に設定す
る。文書属性設定部15は、文書の属性情報を文書属性
テーブル記憶部16に設定する。文書属性テーブル記憶
部16は、文書格納フォルダ設定部13および文書属性
設定部15により設定された文書属性を格納する記憶部
である。
【0032】テンプレート作成部17は、文書格納フォ
ルダのデフォルトおよび選択項目と各属性のデフォルト
および選択項目を設定する。テンプレート記憶部18
は、テンプレート作成部17により設定された文書格納
フォルダのデフォルトおよび選択項目と、各属性のデフ
ォルトおよび各属性選択項目を格納する記憶部である。
【0033】テンプレート呼出部19は、テンプレート
記憶部18に格納されているテンプレートを呼び出し、
解析する。選択項目設定部20は、テンプレート呼出部
19で呼び出されたテンプレートの指示によりパネルを
表示して、選択項目を設定する。
【0034】テンプレートによる文書格納フォルダ、属
性設定部21は、テンプレート呼出部19で呼び出され
たテンプレートのデフォルトのフォルダまたは選択項目
設定部20により設定されたフォルダを文書格納フォル
ダとして文書属性テーブル記憶部16に格納し、デフォ
ルトの属性または選択項目設定部20により設定された
属性値を文書属性テーブル記憶部16に格納する。
【0035】このような構成の文書管理システム1によ
って、文書格納フォルダおよび文書属性のテンプレート
作成、およびテンプレート情報による文書格納フォル
ダ、文書属性の設定が可能となる。
【0036】以下、図面を参照して本実施形態の文書管
理システムの構成、動作をさらに具体的に説明する。
【0037】図2は本実施形態による文書管理システム
の構成を示すブロック図である。図2中の符号101は
CPUである。このCPUは文書の登録、文書属性の登
録、文書検索などを行うため、バス102を介して接続
された各構成要素を制御するものである。このバス10
2を利用して、バス102に接続された各機器相互間の
アドレス信号、制御信号および各種データの転送が行わ
れる。
【0038】103はキーボードやマウスなどから構成
される入力装置であり、文書管理システムの文書の登
録、検索作業に関わる動作を指示する。104は紙の形
態で文書を読み込むためのスキャナであり、画像として
本システムに読み込むことができる。読み込まれた文書
画像から文字(コード)を抽出する。
【0039】105はROM(読み出し専用メモリ)で
ある。このROM105には、あらかじめCPU101
の制御手順を記憶させておき、この制御手順をCPU1
01が実行することにより、文書の登録、文書属性の登
録、文書の検索などの本実施形態に関わる処理を行うこ
とができる。
【0040】RAM106は文書の登録、文書属性の登
録、検索結果の集計、表示データの作成などのためのワ
ークメモリ、各構成要素の制御のための一時記憶として
用いられる。107は電源を切っても記憶内容が消えな
い例えばハードディスク記憶装置などの保存用記憶装置
である。保存用記憶装置107は文書の登録、検索のた
めの文書属性テーブル記憶手段、文書に付加する文字、
図形の記憶手段として利用される。
【0041】108はCRTコンピュータ等の表示制御
手段でRAM106の表示データを表示器109に表示
するための制御を行う。109は陰極線管などで構成さ
れる表示器(CRT)である。110は本システムを外
部(保存用)記憶装置107に供給するためのCD−R
OM読み取り装置とCD−ROMである。
【0042】111はLANを介して他のコンピュータ
すなわち、文書等のファイル情報発生源と通信を行う通
信インタフェイスである。
【0043】図3は本実施形態による文書格納フォルダ
および文書属性のテンプレート作成、およびテンプレー
ト情報による文書の格納、文書属性の設定のためのプロ
グラムの処理手順を示すフローチャートである。図3に
おいて、ステップS1ではプログラムの制御が指示され
ると、入力装置103、スキャナ104、保存用記憶装
置107、表示制御装置108、RAM106などが初
期化され、以後文書の登録、登録文書への注釈の付加、
文書検索、および文書参照が可能となる。
【0044】次に、ステップS2では表示器109の表
示画面上作業を選択するために各種指示ボタンが表示さ
れ、ユーザはキーボードまたはマウスなどにより、テン
プレートの作成、文書の登録、テンプレートによる文書
格納フォルダと属性の設定が選択できる。
【0045】上記指示ボタンにより「テンプレートを作
成する」が選択された場合は、手順はステップS31に
移り、文書格納フォルダ用テンプレート設定パネル(図
4)が表示され、ユーザは文書格納フォルダのデフォル
ト名を設定する。図4の例では、左側のList項目中のフ
ォルダをユーザが選択して「Set As Default」ボタンを
押下することにより、デフォルト値が設定される。文書
格納時に選択したい場合には、ユーザは選択されるフォ
ルダを設定する。図4の例では、ユーザは左側のリスト
(List)項目中のフォルダを選択して「Add 」ボタンを押
下することにより、選択できるリスト「Selected Optio
ns」に追加される。「Selected Options」に何も設定さ
れていない場合には、文書情報変更時の選択はなく、自
動的にデフォルトフォルダを予め定めた文書格納フォル
ダとする。
【0046】次にステップS32で、文書属性用テンプ
レート設定パネル(図5)が表示され、文書属性のデフ
ォルトを設定する。図5の例では、文書の分類内容を示
す属性としてKeyword(キーワード)、Category(カテゴ
リ)1、Category2、Category3、Index(インデック
ス)1、Index 2、Index 3、Index 4、Index 5があ
る。ユーザが左側のList項目中の属性を選択して「Set
As Default」ボタンを押下することにより、デフォルト
値が設定される。文書格納時に文書属性用テンプレート
を設定してもよく設定タイミングは任意である。図4の
例では、ユーザは左側のList項目中の属性を選択してチ
ェックボックスをON(オン)にする。真ん中のListの
「Available Option」に選択可能な項目が表示されるの
で、その中からテンプレートに追加したい項目を選択し
て「Add 」ボタンを押下することにより、選択できるリ
スト「Selected Options」に追加される。
【0047】次にステップS33で選択したテンプレー
トを保存するか、選択を続けるか、保存せずに終了する
かの選択ができる。
【0048】ユーザが「保存する」を選択した場合に
は、S34でテンプレート名を指定して、RAM106
に一時的に記憶されているS31,S32で設定したテ
ンプレート情報を保存用記憶装置107に格納する。
【0049】図6は保存されたテンプレート情報の一例
を示す。
【0050】以上のステップS31からS34の処理手
順により、文書情報変更用テンプレートが作成される。
【0051】「文書を登録する」が選択されると文書登
録に関する一連の作業がステップS11から開始され
る。
【0052】次にステップS11では、文書登録時にす
でに作成され保存されているテンプレートを使用して、
文書登録と同時に文書格納フォルダと文書属性情報を設
定するか、文書登録だけを行って文書格納フォルダと文
書属性情報を設定しないかの選択ができる。
【0053】「テンプレートを使用する」を選択した場
合、ステップS12でテンプレートの選択と読込みが行
われる。
【0054】次にステップS13ではスキャナ104に
より文書の読み込みを行い、スキャナ104から文書イ
メージがCPU101を介して読み込まれRAM106
に保存される。
【0055】次のステップS14でCPU101は、文
書を保存用記憶装置107に一時的に格納するために文
書番号を生成する。文書番号は登録した順序や登録日に
より、英数字の組み合わせで自動的に重複しない名前が
与えられるものとする。文書番号が決定したら、CPU
101はRAM106に一時的に記憶されている文書を
保存用記憶装置107に格納する。
【0056】次のステップS15で、CPU101はテ
ンプレートが使用されているか否か調べて、使用されて
いたらステップS16で、属性テーブル(いわゆる属性
保存用データベース)に文書格納フォルダ名と属性(テ
ンプレートの属性)を設定する。テンプレートが使用さ
れていない場合には、ステップS17で属性テーブルに
システム全体で決められている初期値が設定される。
【0057】以上のステップS11からS16の処理手
順により、文書の情報が文書データベースに蓄積され
る。
【0058】次にステップS2に戻り、「テンプレート
による文書情報の変更」がユーザにより選択された場合
は、ステップS21に移り、情報を変更する文書をユー
ザが選択する。選択する文書は、1文書でも複数文書で
も可能である。
【0059】次にステップS22で、ステップS31か
らS34により保存されたテンプレートを選択し、テン
プレート情報を読み込む。
【0060】次にステップS23からS28までは選択
された文書数分繰り返す。
【0061】次にステップS23で、CPU101は文
書格納フォルダを「情報変更時に選択する」旨の指示が
テンプレート情報にあるか否かを調べる。情報変更時に
選択する指示がある場合には、CPU101はステップ
S34で文書格納フォルダの選択パネル(図7)を表示
して、選択項目より文書格納フォルダをユーザに選択さ
せる。
【0062】次にステップS25で、CPU101は文
書の属性テーブルの文書格納フォルダ名を変更する。次
にステップS256で、CPU101は文書属性を情報
変更時に選択する指示が1つでもテンプレート状往内に
あるか否か調べる。情報変更時に選択する指示がある場
合には、CPU101はステップS27で文書属性の選
択パネル(図8)を表示して、ユーザに選択項目より文
書属性を選択させる。
【0063】次にステップS28で、CPU101は文
書の属性テーブルに指定された文書属性を設定する。
【0064】以上のステップS21からS28により、
文書情報がテンプレート情報により変更される。S24
の文書格納先フォルダの選択パネルの表示と項目の選
択、およびS26の文書属性の選択パネルの表示と項目
の選択の処理を通過しない場合には、文書の選択とテン
プレートの選択だけで一度に複数の文書情報を変更する
ことができる。
【0065】このように、文書情報のテンプレートを作
成保存することにより、文書管理システムにおける文書
情報の変更がより容易になった。
【0066】以上述べた実施形態の他に次の形態を実施
できる。
【0067】1)上述の実施形態ではファイル情報(実
施形態の場合、文書)を保存する記憶手段は図2のシス
テムに内臓の保存用記憶装置107としているが、記憶
手段は、通信インターフェース111を介して接続する
他のコンピュータの記憶装置を使用することもできる。
この場合、記憶先を示す属性も上記他のコンピュータの
記憶装置となる。また、記憶手段は図2のシステムに対
して外付きの外部記憶装置を使用することができる。
【0068】2)上述の実施例ではファイル情報の記憶
先を示す情報として図示可能なフォルダを使用してい
る。しかしながら、たとえば、DOSと呼ばれるオペレ
ーティングシステムではコマンドにより動作するので、
記憶先を示す情報、すなわち、ディレクトリを文字列の
形態で処理してもよい。この場合、複数のテンプレート
として複数のディレクトリを文字列の形態で表示し、ユ
ーザは、所望のディレクトリをキーボードからの指示操
作で選択することになる。
【0069】3)本発明に係る文書管理処理を規定した
プログラムはCD−ROMの他、フロッピーディスク、
光磁気ディスクなど各種の記録媒体に記憶することがで
きる。この場合、図9に示すように記録媒体ボリューム
名、プログラムのディレクトリ情報をプログラムと共に
記録する。また、通信インターフェース111を介して
外部装置からダウンロードしてもよい。
【0070】4)上記1)、3)と関連するが、本発明
は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、
1つの機器からなる装置に適用しても良い。また、本発
明はシステム或は装置にプログラムを供給することによ
って達成される場合にも適用できることは言うまでもな
い。この場合、本発明を達成するためのソフトウエアに
よって表されるプログラムを格納した記憶媒体を該シス
テム或は装置に読み出すことによって、そのシステム或
は装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
【0071】5)上述の実施形態ではスキャナー104
により連続的に読み取られる複数枚の文書情報につい
て、属性を自動登録し、文書情報を自動保存する例であ
ったが、フロッピーディスクやCD−ROMに保存され
ているファイル情報についても、テンプレートにより指
示した属性を付して保存することができる。
【0072】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1、9の
発明では、テンプレートを使用して、1以上のファイル
情報の属性を一括して登録することができるので、従来
のように、ファイル情報の各々についてユーザが属性を
設定する操作する必要はない。
【0073】請求項2、10の発明では、属性を分類と
することで、ファイル情報の分類検索が可能となる。
【0074】請求項3、11、7、15の発明では、ユ
ーザは表示画面上でテンプレートを選択できるので、テ
ンプレートの選択処理が容易となる。
【0075】請求項4、5、12、13の発明では、属
性をディレクトリ、すなわち、記憶領域を示す情報とす
ることで、以上のファイル情報を一括して、保存するこ
とができる。
【0076】請求項6、14の発明では、管理対象のフ
ァイル情報、たとえば、連続してスキャナーにより読み
取られた複数枚の文書情報を管理対象として登録する場
合に、ユーザの操作を要せずに、属性の登録とファイル
情報の保存を自動的に行うことができる。
【0077】請求項8、16の発明では、登録済みの複
数の属性についても、テンプレートを使用して一括変更
が可能となる。
【0078】請求項17の発明では、プログラムを記録
した記憶媒体からコンピュータがプログラムを読み取り
実行することで、請求項1から8に関する機能を容易に
実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態における文書管理システムの機能構
成を表すブロック図である。
【図2】本実施形態による文書管理システムの構成を示
すブロック図である。
【図3】本実施形態による文書管理システムの文書の登
録、文書情報のテンプレート作成、テンプレートによる
文書情報の変更を示すフローチャートである。
【図4】文書格納フォルダ用テンプレート設定パネル
(S31)を示す説明図である。
【図5】文書属性用テンプレート設定パネル(S32)
を示す説明図である。
【図6】テンプレート保存ファイルの内容(S24)を
示す説明図である。
【図7】文書格納フォルダの選択パネル(S24)を示
す説明図である。
【図8】文書属性の選択パネル(S27)を示す説明図
である。
【図9】本システムを供給するためのCD−ROMの構
成を示す説明図である。
【符号の説明】
1 文書管理システム 40 文書格納フォルダ用テンプレート設定パネル例 50 文書属性用テンプレート設定パネル例 60 テンプレートファイル例 70 文書格納フォルダの選択パネル例 80 文書属性の選択パネル例 100 CD−ROMの例 101 マイクロプロセッサ 102 共有バス 103 キーボードおよびマウス 104 スキャナ 105 ROM(読み出し専用メモリ) 106 RAM(ランダムアクセスメモリ) 107 DISK(外部記憶装置) 108 表示制御装置 109 表示器 110 CD−ROM読み取り装置

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファイル情報に関連する属性情報を登録
    しておき、該属性情報に基づきファイル情報の検索を行
    うファイル管理システムにおいて、 属性情報に関する複数のテンプレートを記憶しておく第
    1記憶手段と、 前記複数のテンプレートの中の1つを選択する選択手段
    と、 当該選択されたテンプレートに関する属性情報を管理対
    象の1以上のファイル情報に関連付けて登録する情報処
    理手段とを具えたことを特徴とするファイル管理システ
    ム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のファイル管理システム
    において、前記属性情報は分類内容を示すことを特徴と
    するファイル管理システム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のファイル管理システム
    において、前記選択手段は、前記複数のテンプレートの
    名称を表示画面に表示し、該表示画面上のテンプレート
    の名称の指摘を受け付けることで前記テンプレートを選
    択することを特徴とするファイル管理システム。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のファイル管理システム
    において、前記ファイル情報を保存する第2記憶手段を
    さらに有し、前記属性はファイル情報の前記第2記憶手
    段上の記憶先を示すディレクトリ情報であることを特徴
    とするファイル管理システム。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のファイル管理システム
    において、前記ディレクトリ情報は階層構造を持ち、選
    択されたディレクトリ情報の示す記憶先の下位のディレ
    クトリに前記1以上のファイルを記憶することを特徴と
    するファイル管理システム。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のファイル管理システム
    において、前記情報処理手段は管理対象のファイル情報
    が発生した時に、当該発生したファイル情報を前記第2
    記憶手段に自動保存することを特徴とするファイル管理
    システム。
  7. 【請求項7】 請求項4に記載のファイル管理システム
    において、前記選択手段は、前記複数のテンプレートの
    名称を表示画面に表示し、該表示画面上のテンプレート
    の名称の指摘を受け付けることで前記テンプレートを選
    択することを特徴とするファイル管理システム。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載のファイル管理システム
    において、前記情報処理手段は、登録された属性情報を
    前記選択されたテンプレートに関する属性情報に変更可
    能なことを特徴とするファイル管理システム。
  9. 【請求項9】 ファイル情報に関連する属性情報を登録
    し、該属性情報に基づきファイル情報の検索を行うファ
    イル管理方法において、 属性情報に関する複数のテンプレートを第1記憶手段に
    記憶する記憶ステップと、 前記複数のテンプレートの中の1つを選択する選択ステ
    ップと、 当該選択されたテンプレートに関する属性情報を管理対
    象の1以上のファイル情報に関連付けて登録する情報処
    理ステップとを具えたことを特徴とするファイル管理方
    法。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のファイル管理方法に
    おいて、前記属性情報は分類内容を示すことを特徴とす
    るファイル管理方法。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載のファイル管理方法
    において、前記選択ステップでは、前記複数のテンプレ
    ートの名称を表示画面に表示し、該表示画面上のテンプ
    レートの名称の指摘を受け付けることで前記テンプレー
    トを選択することを特徴とするファイル管理方法。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載のファイル管理方法
    において、前記ファイル情報を保存する第2記憶手段を
    さらに設け、前記属性はファイル情報の前記第2記憶手
    段上の記憶先を示すディレクトリ情報であることを特徴
    とするファイル管理方法。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載のファイル管理方法
    において、前記ディレクトリ情報は階層構造を持ち、選
    択されたディレクトリ情報の示す記憶先の下位のディレ
    クトリに前記1以上のファイルを記憶することを特徴と
    するファイル管理方法。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載のファイル管理方法
    において、前記情報処理ステップでは管理対象のファイ
    ル情報が発生した時に、当該発生したファイル情報を前
    記第2記憶手段に自動保存することを特徴とするファイ
    ル管理方法。
  15. 【請求項15】 請求項12に記載のファイル管理方法
    において、前記選択ステップでは、前記複数のテンプレ
    ートの名称を表示画面に表示し、該表示画面上のテンプ
    レートの名称の指摘を受け付けることで前記テンプレー
    トを選択することを特徴とするファイル管理方法。
  16. 【請求項16】 請求項9に記載のファイル管理方法に
    おいて、前記情報処理ステップでは、登録された属性情
    報を前記選択されたテンプレートに関する属性情報に変
    更可能なことを特徴とするファイル管理方法。
  17. 【請求項17】 請求項1乃至8のいずれかに記載のフ
    ァイル管理システムの機能をコンピュータにより実現す
    るためのプログラムを記録したことを特徴とする記録媒
    体。
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