JPH0981585A - 電子ファイリング装置 - Google Patents

電子ファイリング装置

Info

Publication number
JPH0981585A
JPH0981585A JP7236466A JP23646695A JPH0981585A JP H0981585 A JPH0981585 A JP H0981585A JP 7236466 A JP7236466 A JP 7236466A JP 23646695 A JP23646695 A JP 23646695A JP H0981585 A JPH0981585 A JP H0981585A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
information
user
classification
page
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7236466A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Kobayashi
博之 小林
Akiko Shindo
明子 新藤
Takehito Tomita
武仁 富田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP7236466A priority Critical patent/JPH0981585A/ja
Publication of JPH0981585A publication Critical patent/JPH0981585A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の利用者が予め用意された複数の文書管
理体系の中の所望の文書管理体系に基づいて文書を分類
して保存して検索利用できるようにする。 【解決手段】 登録文書に分類種別とその内容を示す検
索用キーワードを付加し、その分類種別と検索用キーワ
ードを文書と対応させて記憶装置206に記憶し、利用
者によって記憶装置206に記憶された分類種別の中か
ら文書分類ディレクトリの複数の階層に対する分類種別
が選択されると、その選択された文書分類ディレクトリ
の各階層に対する分類種別を利用者毎の個人別文書管理
情報として記憶装置206に記憶し、その各階層の分類
種別に基づいて同一の検索用キーワードを持つ文書を検
索し、同一の検索用キーワードを持つ各文書のリンク情
報を文書分類ディレクトリの各階層の分類種別と共に記
憶装置206に記憶する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、文書を検索可能
に登録する電子ファイリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子ファイリング装置では、文書
の文書ファイルを文書の著者名毎,文書のジャンル(形
式)毎,文書の作成年度毎等の管理体系に基づいて分類
して登録する手段を備えていた。
【0003】例えば、使用者が感覚的に分かり易いもの
として、複数のキャビネット・ホルダからなるディレク
トリがあり、使用者はその各キャビネット・ホルダに名
前を付け、その各キャビネット・ホルダ毎に文書を格納
し、文書を階層的に登録することができる。
【0004】このようなキャビネット・ホルダを用いた
仕様の電子ファイリング装置では、例えば、「電子ファ
イルの機能書」の文書ファイルは「OA機器」と名付け
られたキャビネット内の「電子ファイル」と名付けられ
たホルダに格納される。そして、使用者はキャビネット
「OA機器」を開き、そのホルダ「電子ファイル」を開
くことにより、「電子ファイルの機能書」の文書ファイ
ルを検索することができる。
【0005】すなわち、使用者は目的の文書を検索する
際、階層ディレクトリを順次開く操作を行なうことによ
り、その文書が格納されている箇所まで到達し、そこで
表示される文書名ファイルあるいは文書名の一覧の中か
ら目的の文書を捜し出すことができた。
【0006】このような従来の電子ファイリング装置に
よれば、各種の文書管理体系で文書を分類して登録する
ことができ、それを複数の利用者で利用することができ
るので、例えば、企業や会社等の団体組織では文書を1
ヶ所で一元管理してデータベース化して、複数の利用者
がそのデータベースから必要な文書を検索して取り出し
て使用することができる。
【0007】そして、電子ファイリング装置に文書を登
録してあれば、1台の装置を複数の利用者で使用した
り、ネットワークで結ばれた端末装置から文書を検索し
たりするような使用環境を構築することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電子ファイリング装置では以下に示す問題があった。 (1)従来の電子ファイリング装置では、利用者全員が
同じ文書管理体系で分類された登録文書を利用すること
になる。例えば、文書の著作者名毎に分類して管理する
文書管理体系等がある。
【0009】ところが、この電子ファイリング装置のあ
る利用者にとっては、その著作者名毎に分類された文書
を検索する方でも使い易いが、ある利用者にとっては
「会議議事録」「技術報告」等の文書の形式毎に分類さ
れた文書を検索する方が使い易いことがある。
【0010】すなわち、従来の電子ファイリング装置の
ように、1つの文書管理体系で分類して登録された文書
を複数の利用者で利用するのでは、各利用者がそれぞれ
最も使い易い使用環境で登録文書を検索して利用するこ
とができないという問題があった。
【0011】(2)また、従来の電子ファイリング装置
では、文書の保管という目的からは大量の文書(文書フ
ァイル)を保存できるようにすることが必須要件であ
る。そのため、大量の文書の中から利用者の望む文書を
いかに引き出すかという検索技術に重点が置かれてい
る。
【0012】しかし、個々の利用者の立場からすれば、
日常的にアクセス(検索)する文書に着目した場合、そ
れほど大量の文書を検索する必要がないのであり、数文
書から数十文書しか使用していないのが現状である。そ
こで、各利用者は登録文書が増えるほど必要な文書の検
索に手間と時間がかかるので、大量の文書の中から目的
の文書を捜し出すために大変苦労し、操作性が低下する
という問題があった。
【0013】(3)さらに、従来の電子ファイリング装
置において、予め用意された複数の文書管理体系の中か
ら所望の文書管理体系を選択するようにすると、文書の
保存時にその文書に対して多くのキーワードを付加する
作業を行なわなければならなくなって操作性が低下する
という問題があった。
【0014】また、文書の検索作業時に、必要な文書の
文書名等の情報のみを一覧で参照できるようにするため
に、各文書毎にその情報を一覧表示させるか否かを設定
するようにすると、その作業が煩雑になって検索作業を
能率良く行なえなくなるという問題があった。
【0015】(4)また、従来の電子ファイリング装置
において、登録文書の文書管理情報に文書へのリンク情
報を保持するようにして、利用者各個人毎に任意の文書
管理体系で文書を分類した場合、リンク先である文書の
文書ファイルの削除又は差し替え等を行なったとき、削
除された文書や差し替え前の文書を示すリンク情報のま
まになるので、利用者に間違った情報を与えてしまうこ
とになり、目的の文書を検索できなくなるという問題が
あった。
【0016】(5)さらに、従来の電子ファイリング装
置において、利用者個人の文書管理情報で登録文書を管
理した場合、その文書を削除したとき、利用者個人の文
書管理情報内から削除した文書の文書管理情報を削除す
る煩雑な作業を行なわなければならない。
【0017】また、登録されている文書を差し替えた場
合、利用者が自己の文書管理体系で分類した登録文書に
差し替え後の文書を取り込むための煩雑な作業を行なわ
なければならない。したがって、文書の削除及び差し替
えの作業に手間がかかり、文書管理の作業負担が増加す
るという問題があった。
【0018】(6)また、従来の電子ファイリング装置
において、新規に文書を登録したとき、各利用者がその
文書をそれぞれ自分独自の文書分類体系下に組み込む作
業をするようにすると、文書の登録の作業に手間がかか
り、文書管理の作業負担が増加するという問題があっ
た。
【0019】通常、文書はある秩序による文書管理体系
で分類するものであるから、利用者各個人が設定する文
書分類体系も一定の法則に基づいているはずである。例
えば、「報告書」キャビネット内の「93年度」ホルダ
には、93年度中に発行された報告書形式の文書を登録
することが多い。しかし、同じ文書でも他の利用者にと
っては全く違ったホルダに組み込む方が利用し易いこと
もある。
【0020】いずれにせよ、新規に登録した文書が利用
者各個人によって設定されたそれぞれの文書管理体系の
法則性に合致するように自動的に組み込まれれば、文書
管理に手間がかからず操作性も一段と向上するので望ま
しい。
【0021】(7)さらに、利用者によっては、多数頁
の文書を参照するときに普段はその一部しか参照しない
場合もある。例えば、100頁以上の文書等である利用
者にとって自分が見たいのはその文書の80頁から85
頁までであり、他の頁部分は見る必要が無いようなケー
スは珍しくない。
【0022】しかし、従来の電子ファイリング装置で
は、上述のような必要な頁のみを参照したいケースであ
っても、まず目的の文書を検索してその文書の各頁をめ
くり、必要な頁を捜し出さなければならず、目的の頁の
検索に時間がかかるという問題があった。
【0023】あるいは、従来の電子ファイリング装置に
は、文書の読みたい頁を素早く検索するための「しおり
機能」などを備えたものもあるが、そのしおり機能では
文書の必要な頁にしおりを挟み込む作業が必要であり、
その挟み込む箇所が多くなるとかえって検索し難くなる
という問題があった。
【0024】(8)さらにまた、従来の電子ファイリン
グ装置において、文書の頁にしおり機能等で頁参照情報
を設定した場合、その頁参照情報を削除,追加,あるい
は差し替えたとき、その削除,追加,あるいは差し替え
前に設定した頁参照情報と、削除,追加,あるいは差し
替え後の頁データとが不整合を起こし、利用者に間違っ
た情報を与えてしまうことになり、文書の目的の頁を検
索できなくなるという問題があった。
【0025】(9)そしてまた、従来の電子ファイリン
グ装置では、文書の保存及び検索に重点を置いているた
め、文書の加工という面では充分な考慮がなされていな
い。また、従来の電子ファイリング装置の中には、文書
のファイリングとイメージ編集を組み合わせて、文書に
対して線画を加えたり、文字を書き込む等の処理を行な
える機能を持つものがあった。
【0026】しかし、上述のような機能では、元の文書
のイメージデータに新たな線画又は文字のイメージデー
タを直接書き込んでしまうため、元の文書の内容を損ね
てしまうという問題があった。
【0027】また、従来の電子ファイリング装置には、
文書に対して線画又は文字のデータを付加して文書のイ
メージとオーバーラップさせて表示するコメント追加機
能を備えたものがあり、このようなコメント追加機能に
よれば、文書のイメージデータとコメントデータとを別
に管理して表示のときにオーバーラップさせるので、文
書の元のイメージを損ねることが無く、また、コメント
のみを削除することもできる。
【0028】しかし、文書に対して書き込む線画,コメ
ント,又はメモ等の情報は、その文書を利用する利用者
各個人の都合によって付加するものであり、その他の利
用者にとっては不要なものである場合が多い。つまり、
文書に対して利用者が自分独自の情報の書き込みを付加
したい反面、他の利用者によって書き込まれた情報は不
要になるという問題があった。
【0029】したがって、1箇所に保存している文書を
複数の利用者で利用する場合、利用者各個人があたかも
その文書を自分のみが占有しているかのように自由に情
報の書き込みを付加できる環境が望ましい。
【0030】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、利用者各個人が予め用意された複数の文書管理
体系の中の所望の文書管理体系に基づいて文書を分類し
て保存することにより、全利用者がそれぞれ必要な文書
を容易に検索できるようにすることを第1の目的とす
る。
【0031】また、利用者各個人が文書の検索時に必要
な文書のみを一覧で参照できるようにすることを第2の
目的とする。さらに、利用者各個人がそれぞれの都合に
合わせて任意の文書管理体系をカスタマイズし、そのカ
スタマイズされた文書管理体系で必要な文書のみを分類
して登録できるようにすることを第3の目的とする。
【0032】また、利用者に文書の削除,差し替えがあ
った旨を適切に知らせるようにすることを第4の目的と
する。さらに、文書の削除及び差し替えがあったとき、
利用者各個人の文書管理情報についても自動的に削除及
び差し替えを行なえるようにし、利用者各個人の文書管
理作業の負担を減らせるようにすることを第5の目的と
する。
【0033】また、文書を新規に登録したとき、その文
書と利用者各個人毎の文書管理体系の文書管理情報とを
自動的にリンクさせることができるようにすることを第
6の目的とする。さらに、利用者各個人が文書の不要な
頁を表示又は印刷させないようにすることができるよう
にすることを第7の目的とする。
【0034】さらにまた、登録文書の頁削除,頁追加,
頁差し替え等の頁処理を行なったとき、その文書の利用
者各個人毎の頁参照情報を自動的に書き換えられるよう
にすることを第8の目的とする。そしてまた、登録文書
に対してその登録文書の元のイメージを損ねること無
く、利用者各個人がそれぞれ自分のみが占有しているか
のように自由に情報を書き込めるようにすることを第9
の目的とする。
【0035】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、登録する文書に対して分類種別とその分
類種別の内容を示す検索用キーワードとを付加する分類
種別・キーワード付加手段と、その手段によって付加さ
れた分類種別と検索用キーワードとを上記文書と対応さ
せて共に記憶する文書記憶手段と、文書分類ディレクト
リの複数の階層に対する分類種別を上記文書記憶手段に
記憶された分類種別の中からそれぞれ選択する分類種別
選択手段と、その手段によって選択された上記文書分類
ディレクトリの各階層に対する分類種別を利用者毎の個
人別文書管理情報として記憶する個人別文書管理情報記
憶手段と、その手段に記憶された個人別文書管理情報の
各階層の分類種別に基づいて上記文書記憶手段から同一
の検索用キーワードを持つ文書を検索する文書検索手段
と、その手段によって検索された同一の検索用キーワー
ドを持つ各文書のリンク情報を上記文書分類ディレクト
リの各階層の分類種別と共に記憶するリンク情報記憶手
段を備えた電子ファイリング装置を提供する。
【0036】また、利用者各個人が上記文書記憶手段に
記憶されている文書に対して一覧表示するか否かを選択
する手段と、その手段によって一覧表示するか否かが選
択された文書に一覧表示するか否かを示す情報を利用者
毎に記憶する手段と、文書を一覧表示するときにその手
段に記憶された情報に基づいて文書を一覧表示可又は不
可にする手段を設けるとよい。
【0037】さらに、利用者各個人毎に独自の文書分類
情報を設定する手段と、その手段によって設定された文
書分類情報を含む個人別文書管理情報を記憶する手段
と、上記文書分類情報に任意の文書の組み込みを指示す
る手段と、その手段によって指示された文書へのリンク
情報を上記文書分類情報と共に記憶する手段を設けると
よい。
【0038】また、上記個人別文書管理情報の中のリン
ク情報によってリンクされている文書の状況を記録する
文書状況記録手段を具備し、文書の削除又は差し替えを
行なったとき、上記個人別文書管理情報から削除又は差
し替えのあった文書へのリンクを検索する手段と、その
手段によって検索された文書の上記文書状況記録手段に
文書の削除又は差し替えがあったことを示すフラグを記
憶する手段と、文書を一覧表示するとき、上記文書状況
記録手段にフラグが記憶されている文書にはその旨を示
すマークを同時に表示する手段を設けるとよい。
【0039】さらに、文書の削除が起きたとき、上記個
人別文書管理情報からその文書の情報を削除する手段
と、文書の差し替えが起きたとき文書のリンク先を差し
替え後の文書へ自動的に設定する手段を設けるとよい。
【0040】また、利用者毎に文書を分類するための検
索条件と分類先を指定する手段と、その手段によって指
定された検索条件を上記個人別文書管理情報と共に記憶
する手段と、新規に文書が登録されたとき上記検索条件
を抽出する手段と、その手段によって抽出された検索条
件にその新規に登録された文書が合致するか否かを判断
する手段と、その手段によって合致すると判断されたと
き、上記指定された分類先から上記新規に登録された文
書へのリンクを形成する手段を設けるとよい。
【0041】さらに、利用者毎に任意の文書に対して参
照不要な頁を指定する手段と、その手段によって指定さ
れた参照不要な頁に関する情報を頁参照情報として上記
個人別文書管理情報と共に記憶する手段と、文書の表
示,印刷,及び頁検索などの処理を行なうとき、上記頁
参照情報を参照して参照不要な頁に指定された頁に対し
ては上記処理を行なわないようにする手段を設けるとよ
い。
【0042】さらにまた、文書に対する頁削除又は頁追
加等の頁処理が行なわれたとき、上記個人別文書管理情
報から上記頁参照情報を抽出する手段と、その手段によ
って抽出された頁参照情報中の頁を上記頁処理に合わせ
て書き換える手段を設けるとよい。
【0043】そしてまた、検索して表示された文書に対
して線画又は文字を付加する手段と、その手段によって
付加された線画又は文字のデータを文書のイメージデー
タとは別に記憶して管理する手段と、その手段によって
管理されている線画又は文字のデータを利用者毎に記憶
する手段と、その手段に記憶された利用者毎の線画又は
文字のデータを上記検索して表示された文書のイメージ
データにオーバーラップさせて表示又は印刷する手段を
設けるとよい。
【0044】この発明による電子ファイリング装置は、
登録する文書に対して分類種別とその分類種別の内容を
示す検索用キーワードとを付加し、その付加された分類
種別と検索用キーワードとを上記文書と対応させて共に
記憶する。また、文書分類ディレクトリの複数の階層に
対する分類種別を上記記憶された分類種別の中からそれ
ぞれ選択し、その選択された上記文書分類ディレクトリ
の各階層に対する分類種別を利用者毎の個人別文書管理
情報として記憶する。
【0045】さらに、その記憶された個人別文書管理情
報の各階層の分類種別に基づいて同一の検索用キーワー
ドを持つ文書を検索し、その検索された同一の検索用キ
ーワードを持つ各文書のリンク情報を上記文書分類ディ
レクトリの各階層の分類種別と共に記憶するので、利用
者各個人毎に登録文書をその分類種別に基づく文書管理
体系でそれぞれ分類して登録することができる。
【0046】したがって、複数の利用者が自分の使い易
い文書管理体系で文書を分類して利用することができ、
文書の検索操作の手順,検索作業時間を大幅に削減する
ことができる。
【0047】また、利用者各個人が記憶されている文書
に対して一覧表示するか否かを選択し、その一覧表示す
るか否かが選択された文書に一覧表示するか否かを示す
情報を利用者毎に記憶し、文書を一覧表示するときにそ
の記憶された情報に基づいて文書を一覧表示可又は不可
にするようにすれば、利用者各個人は登録文書の中から
それぞれ必要とする文書の情報のみを一覧表示させるこ
とができる。
【0048】したがって、複数の利用者が文書の情報の
一覧表示の際、それぞれ必要としない文書の情報を参照
しなくて済むので、文書の検索操作の手順,検索作業時
間を大幅に削減することができる。
【0049】さらに、利用者各個人毎に独自の文書分類
情報を設定し、その設定された文書分類情報を含む個人
別文書管理情報を記憶し、上記文書分類情報に任意の文
書の組み込みを指示し、その指示された文書へのリンク
情報を上記文書分類情報と共に記憶するようにすれば、
利用者各個人毎に文書を任意の文書管理体系でそれぞれ
分類して登録することができる。
【0050】したがって、複数の利用者が文書管理体系
をそれぞれの都合に合わせてカスタマイズすることがで
き、その文書管理体系に基づいて文書を分類管理するこ
とができるので、文書の検索操作の手順,検索作業時間
を大幅に削減することができる。
【0051】また、上記個人別文書管理情報の中のリン
ク情報によってリンクされている文書の状況を記録し、
文書の削除又は差し替えを行なったとき、上記個人別文
書管理情報から削除又は差し替えのあった文書へのリン
クを検索し、その検索された文書の文書状況記録手段に
文書の削除又は差し替えがあったことを示すフラグを記
憶し、文書を一覧表示するとき、上記文書状況記録手段
にフラグが記憶されている文書にはその旨を示すマーク
を同時に表示するようにすれば、登録文書の削除及び差
し替えがあったことを利用者に適切に知らせることがで
きる。
【0052】したがって、利用者は文書の削除及び差し
替えを容易に知ることができ、差し替えられた旧文書を
参照してしまったり、文書が削除されたことを知らずに
検索作業時に混乱してしまうようなことを防ぐことがで
きる。
【0053】さらに、文書の削除が起きたとき、上記個
人別文書管理情報からその文書の情報を削除し、文書の
差し替えが起きたとき文書のリンク先を差し替え後の文
書へ自動的に設定するようにすれば、登録文書が削除又
は差し替えられたとき、その文書の個人別文書管理情報
を自動的に訂正することができるので、利用者各個人に
対して文書管理作業の負担を大幅に軽減させることがで
きる。
【0054】また、利用者毎に文書を分類するための検
索条件と分類先を指定し、その指定された検索条件を上
記個人別文書管理情報と共に記憶し、新規に文書が登録
されたとき上記検索条件を抽出し、その抽出された検索
条件にその新規に登録された文書が合致するか否かを判
断し、その判断によって合致すると判断されたとき、指
定された分類先から新規に登録された文書へのリンクを
形成するようにすれば、利用者各個人はそれぞれの都合
に合わせて新規に登録された文書と各利用者の個人別文
書管理情報とを自動的にリンクさせることができる。
【0055】したがって、複数の利用者はそれぞれ新規
文書で自分に関連のある文書を自動的に自分の個人別文
書管理情報の指定したキャビネット,ホルダ等の文書分
類体系の階層に登録するように設定することができる。
そして、常に基本となる文書管理情報を調べて新規文書
があるか否かを調べる必要が無くなり、また、新規文書
を自分用の文書分類体系に組み込む手間を省くことがで
き、文書管理作業を軽減させることができる。
【0056】さらに、利用者毎に任意の文書に対して参
照不要な頁を指定し、その指定された参照不要な頁に関
する情報を頁参照情報として上記個人別文書管理情報と
共に記憶し、文書の表示,印刷,及び頁検索などの処理
を行なうとき、上記頁参照情報を参照して参照不要な頁
に指定された頁に対しては上記処理を行なわないように
すれば、利用者各個人はそれぞれ自分の都合に合わせて
文書の必要な頁を指定し、不要な頁については表示,印
刷,及び頁検索などを行なわずに済む。
【0057】したがって、複数の利用者はそれぞれ任意
の文書の不要な頁を指定することができるので、登録文
書の頁表示,頁印刷,及び頁検索を行なうときの使いや
すい環境を構築することができる。また、不要な頁を表
示しなくて済むので、頁めくり機能などで頁を検索する
ときの作業効率を著しく向上させることができる。
【0058】さらに、不要な頁を印刷しなくて済むの
で、紙資源の節約を図ることができ、印刷性能を向上さ
せることができる。そして、不要な頁を検索対象にしな
くて済むので、検索効率を著しく向上させることができ
る。
【0059】さらにまた、文書に対する頁削除又は頁追
加等の頁処理が行なわれたとき、上記個人別文書管理情
報から上記頁参照情報を抽出し、その抽出された頁参照
情報中の頁を上記頁処理に合わせて書き換えるようにす
れば、複数の利用者は文書の更新の度にそれぞれの個人
別文書管理情報を書き換える必要がなくなり、文書管理
作業を軽減させることができる。
【0060】そしてまた、検索して表示された文書に対
して線画又は文字を付加し、その付加された線画又は文
字のデータを文書のイメージデータとは別に記憶して管
理し、その管理されている線画又は文字のデータを利用
者毎に記憶し、その記憶された利用者毎の線画又は文字
のデータを上記検索して表示された文書のイメージデー
タにオーバーラップさせて表示又は印刷するようにすれ
ば、複数の利用者は文書に対してその元の文書データを
加工して元のイメージを損ねること無く、それぞれ独自
の線画,コメント,及びメモなどを書き込むことができ
る。
【0061】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
に基づいて具体的に説明する。図1はこの発明の一実施
形態の電子ファイリング装置の構成を示すブロック図で
ある。
【0062】この電子ファイリング装置は、スキャナ2
01,キーボード202,マウス203,プリンタ20
4,ディスプレイ205,記憶装置206,入出力制御
部207,ファイリング制御部208,スキャナ制御部
209,プリンタ制御部210,表示制御部211,文
書登録処理部212,文書管理制御部213,及びメモ
編集・登録処理部214からなる。
【0063】上記207〜214の各部は、CPU,R
OM,及びRAM等からなるマイクロコンピュータによ
って実現される。
【0064】スキャナ201は、登録する文書等のイメ
ージデータを光学的に読み込む装置である。キーボード
202は、キーによる各種の操作情報の入力を受け付け
る入力装置である。マウス203は、ポインティングデ
バイスのマウスによる各種の操作情報の入力を受け付け
る入力装置である。
【0065】このキーボード202及びマウス203
は、登録する文書に対して分類種別とその分類種別の内
容を示す検索用キーワードとを付加する分類種別・キー
ワード付加手段と、文書分類ディレクトリの複数の階層
に対する分類種別を記憶装置206に記憶された分類種
別の中からそれぞれ選択する分類種別選択手段と、利用
者各個人が記憶装置206に記憶されている文書に対し
て一覧表示するか否かを選択する手段に相当する。
【0066】さらに、利用者各個人毎に独自の文書分類
情報(個人別文書管理情報)を設定する手段と、文書分
類情報(基本文書管理情報及び個人別文書管理情報)に
任意の文書の組み込みを指示する手段と、利用者毎に文
書を分類するための検索条件と分類先を指定する手段
と、利用者毎に任意の文書に対して参照不要な頁を指定
する手段にも相当する。
【0067】プリンタ204は、文書のデータを紙等に
印刷するドットプリンタ,インクジェットプリンタ,及
びレーザプリンタ等の印刷装置である。ディスプレイ2
05は、文書のデータ,各種の作業画面,及び各種のメ
ッセージ等を表示するCRT,LCD等の表示装置であ
る。
【0068】記憶装置206は、文書のファイルデー
タ,利用者各個人用メモデータファイル,基本文書管理
情報及び個人(別)文書管理情報等の文書管理情報等を
格納するフロッピディスク装置,ハードディスク装置,
光ディスク装置等のメモリである。
【0069】この記憶装置206は、キーボード202
又はマウス203によって付加された分類種別と検索用
キーワードとを文書と対応させて共に記憶する文書記憶
手段と、キーボード202又はマウス203によって選
択された前記文書分類ディレクトリの各階層に対する分
類種別を利用者毎の個人別文書管理情報として記憶する
個人別文書管理情報記憶手段の機能を果たす。
【0070】また、文書管理制御部213によって検索
された同一の検索用キーワードを持つ各文書のリンク情
報を文書分類ディレクトリの各階層の分類種別と共に記
憶するリンク情報記憶手段と、キーボード202又はマ
ウス203によって一覧表示するか否かが選択された文
書に一覧表示するか否かを示す情報を利用者毎に記憶す
る手段と、キーボード202又はマウス203によって
設定された文書分類情報を含む個人別文書管理情報を記
憶する手段の機能も果たす。
【0071】さらに、キーボード202又はマウス20
3によって指示された文書へのリンク情報を文書分類情
報(基本文書管理情報及び個人別文書管理情報)と共に
記憶する手段と、個人別文書管理情報の中のリンク情報
によってリンクされている文書の状況を記録する文書状
況記録手段と、キーボード202又はマウス203によ
って指定された検索条件を個人別文書管理情報と共に記
憶する手段の機能を果たす。
【0072】さらにまた、キーボード202又はマウス
203によって指定された参照不要な頁に関する情報を
頁参照情報として個人別文書管理情報と共に記憶する手
段と、メモ編集・登録処理部214によって管理されて
いる線画又は文字のデータを利用者毎に記憶する手段の
機能を果たす。
【0073】入出力制御部207は、スキャナ201,
キーボード202,マウス203,プリンタ204,デ
ィスプレイ205,及び記憶装置206等の外部装置と
のデータのやり取りのインタフェイスを司る。
【0074】ファイリング制御部208は、スキャナ制
御部209,プリンタ制御部210,表示制御部21
1,文書登録処理部212,文書管理制御部213,及
びメモ編集・登録処理部214の各部を制御する。さら
に、ファイリング制御部208は文書の表示,印刷,及
び頁検索などの処理を行なうとき、頁参照情報を参照し
て参照不要な頁に指定された頁に対しては表示,印刷,
及び頁検索等の処理を行なわないようにする手段の機能
を果たす。
【0075】スキャナ制御部209は、スキャナ201
から文書等のイメージデータを取り込むための制御を司
る。プリンタ制御部210は、プリンタ204に文書等
の印刷処理を行なわせる制御を司る。表示制御部211
は、ディスプレイ205に文書等の表示出力処理を行な
わせる制御を司る。文書登録処理部212は、ファイル
する文書等のデータを記憶装置206に格納するための
制御処理を行なう。
【0076】文書管理制御部213は、文書管理情報の
書き換えなどの文書管理に係る各種の制御処理を行な
う。この文書管理制御部213は、記憶装置206に記
憶された個人別文書管理情報の各階層の分類種別に基づ
いて記憶装置206から同一の検索用キーワードを持つ
文書を検索する文書検索手段と、文書を一覧表示すると
きに記憶装置206に記憶された情報に基づいて文書を
一覧表示可又は不可にする手段の機能を果たす。
【0077】また、文書の削除又は差し替えを行なった
とき、個人別文書管理情報から削除又は差し替えのあっ
た文書へのリンクを検索する手段と、その手段によって
検索された文書の文書状況記録手段に文書の削除又は差
し替えがあったことを示すフラグを記憶する手段と、文
書を一覧表示するとき、文書状況記録手段にフラグが記
憶されている文書にはその旨を示すマークを同時に表示
する手段の機能を果たす。
【0078】さらに、文書の削除が起きたとき、個人別
文書管理情報からその文書の情報を削除する手段と、文
書の差し替えが起きたとき文書のリンク先を差し替え後
の文書へ自動的に設定する手段と、新規に文書が登録さ
れたとき検索条件を抽出する手段と、その手段によって
抽出された検索条件にその新規に登録された文書が合致
するか否かを判断する手段と、その手段によって合致す
ると判断されたとき、指定された分類先から新規に登録
された文書へのリンクを形成する手段の機能を果たす。
【0079】さらにまた、文書に対する頁削除又は頁追
加等の頁処理が行なわれたとき、個人別文書管理情報か
ら頁参照情報を抽出する手段と、その手段によって抽出
された頁参照情報中の頁を頁処理に合わせて書き換える
手段と、記憶装置206に記憶された利用者毎の線画又
は文字のデータを検索して表示された文書のイメージデ
ータにオーバーラップさせて表示又は印刷する手段との
機能を果たす。
【0080】メモ編集・登録処理部214は、メモリ編
集処理,制御,及びメモの記憶装置206への保管に係
る処理を司る。このメモ編集・登録処理部214は、キ
ーボード202又はマウス203によって付加された線
画又は文字のデータを文書のイメージデータとは別に記
憶して管理する手段と、検索して表示された文書に対し
て線画又は文字を付加する手段の機能を果たす。
【0081】図2乃至図4は、記憶装置206の個人別
文書管理情報のデータ構造を示す説明図である。台帳情
報1は、この電子ファイリング装置で扱われるデータ全
体の根幹に相当するデータである。基本管理情報へのポ
インタ2は、この電子ファイリング装置のシステム共通
の管理情報へのポインタである。
【0082】ユーザA用管理情報へのポインタ3は、ユ
ーザA用の個人別の管理情報(ユーザA用の個人別管理
情報)へのポインタである。ユーザB用管理情報へのポ
インタ4は、ユーザB用の個人別の管理情報(ユーザB
用の個人別管理情報)へのポインタである。
【0083】システム共通情報5は、この電子ファイリ
ング装置を利用する全てのユーザ(ユーザA,B,・・
・)がアクセスできる共通の文書管理体系を規定するデ
ータである。ユーザA用個人別情報6は、ユーザA用の
文書管理体系の文書管理情報(ユーザA用の個人別管理
情報)の集合である。ユーザB用個人別情報7は、ユー
ザB用の文書管理体系の文書管理情報(ユーザB用の個
人別管理情報)の集合である。
【0084】システム共通情報5は、管理情報10,分
類情報11,及び個人文書管理情報12からなる。管理
情報10は、この電子ファイリング装置システムの基本
的な文書管理体系に基づくキャビネット,ホルダ,文書
の構成を記述するデータである。
【0085】分類情報11は、この電子ファイリング装
置システムの基本的な文書管理体系に基づく分類条件の
集合である。すなわち、登録文書の分類種別である。個
人文書管理情報12は、この電子ファイリング装置シス
テム共通の文書管理体系の文書管理情報の集合である。
【0086】文書データ13は、システム共通の文書管
理体系を含む複数のユーザによる複数の文書管理体系に
よって参照される実際の文書データである。文書データ
14は、同じくシステム共通の文書管理体系を含む複数
のユーザによる複数の文書管理体系によって参照される
実際の文書データである。文書データ15は、さらに同
じくシステム共通の文書管理体系を含む複数のユーザに
よる複数の文書管理体系によって参照される実際の文書
データである。
【0087】分類情報へのポインタ20は、文書管理体
系の分類情報11へのポインタである。キャビネット数
21は、この電子ファイリング装置のシステム共通の文
書管理体系内でのキャビネットの数である。第1キャビ
ネット名22は、第1キャビネットに付けられたそのキ
ャビネットの名称である。
【0088】ホルダ数23は、第1キャビネット内での
ホルダ数である。第1ホルダ名24は、第1キャビネッ
トの第1ホルダに付けられたそのホルダの名称である。
文書ID25,26は、それぞれ第1キャビネットの第
1ホルダの文書管理体系内での文書の番号である。ここ
では、文書ID25は文書データ13のIDであり、文
書ID26は文書データ14のIDである。
【0089】第2ホルダ名27は、第1キャビネットの
第2ホルダに付けられたそのホルダの名称である。文書
ID28は、第1キャビネットの第2ホルダの文書管理
体系内での文書の番号である。ここでは、文書ID28
は文書データ15のIDである。
【0090】第2キャビネット名29は、第2キャビネ
ットに付けられたそのキャビネットの名称である。ホル
ダ数30は、第2キャビネット内でのホルダ数である。
第1ホルダ名31は、第2キャビネットの第1ホルダに
付けられたそのホルダの名称である。文書ID32は、
第2キャビネットの第1ホルダの文書管理体系内での文
書の番号である。
【0091】第1キャビネット分類条件40は、第1キ
ャビネットに分類される文書の条件である。第1ホルダ
分類条件41は、第1キャビネットの第1ホルダに分類
される文書の条件である。第2ホルダ分類条件42は、
第1キャビネットの第2ホルダに分類される文書の条件
である。
【0092】第2キャビネット分類条件43は、第2キ
ャビネットに分類される文書の条件である。第1ホルダ
分類条件44は、第2キャビネットの第1ホルダに分類
される文書の条件である。
【0093】文書ID:1の文書データへのポインタ5
0は、文書ID:1の実際の文書データを参照するとき
のポインタである。すなわち、文書データ13の参照ポ
インタである。検索キーワード情報51は、文書ID:
1の文書データ13の検索用のキーワード情報である。
【0094】文書ID:2の文書データへのポインタ5
2は、文書ID:2の実際の文書データを参照するとき
のポインタである。すなわち、文書データ14の参照ポ
インタである。検索キーワード情報53は、文書ID:
2の文書データ14の検索用のキーワード情報である。
【0095】文書ID:3の文書データへのポインタ5
4は、文書ID:3の実際の文書データを参照するとき
のポインタである。すなわち、文書データ15の参照ポ
インタである。検索キーワード情報55は、文書ID:
3の文書データ15の検索用のキーワード情報である。
【0096】ユーザA用個人別情報6は、管理情報6
0,分類情報61,及び個人文書管理情報62からな
る。管理情報60は、ユーザAの設定した文書管理体系
に基づくキャビネット,ホルダ,文書の構成を記述した
データである。
【0097】分類情報61は、ユーザAの設定した文書
管理体系に基づく分類条件の集合である。すなわち、ユ
ーザAが任意に選択した文書の分類種別である。個人文
書管理情報62は、ユーザAの設定した文書管理体系に
基づく文書管理情報の集合である。
【0098】分類情報へのポインタ70は、ユーザAの
設定した文書管理体系の分類情報61へのポインタであ
る。キャビネット数71は、ユーザAの設定した文書管
理体系内でのキャビネットの数である。第1キャビネッ
ト名72は、第1キャビネットに付けられたそのキャビ
ネットの名称である。
【0099】ホルダ数73は、第1キャビネット内での
ホルダ数である。第1ホルダ名74は、第1キャビネッ
トの第1ホルダに付けられたそのホルダの名称である。
文書ID75,76は、それぞれ第1キャビネットの第
1ホルダの文書管理体系内での文書の番号である。ここ
では、文書ID75は文書データ13のIDであり、文
書ID76は文書データ15のIDである。
【0100】第2キャビネット名77は、第2キャビネ
ットに付けられたそのキャビネットの名称である。ホル
ダ数78は、第2キャビネット内でのホルダ数である。
第1ホルダ名79は、第2キャビネットの第1ホルダに
付けられたそのホルダの名称である。文書ID80は、
第2キャビネットの第1ホルダの文書管理体系内での文
書の番号である。ここでは、文書ID80は文書データ
14のIDである。
【0101】第1キャビネット分類条件90は、第1キ
ャビネットに分類される文書の条件である。第1ホルダ
分類条件91は、第1キャビネットの第1ホルダに分類
される文書の条件である。
【0102】第2キャビネット分類条件92は、第2キ
ャビネットに分類される文書の条件である。第1ホルダ
分類条件93は、第2キャビネットの第1ホルダに分類
される文書の条件である。
【0103】文書ID:1の文書データへのポインタ1
00は、文書ID:1の実際の文書データを参照すると
きのポインタである。すなわち、文書データ13の参照
ポインタである。ファイル変更状況情報101は、文書
がどのように変更されたかの状況を記録する情報であ
る。
【0104】頁参照情報102は、ユーザAの各文書デ
ータに対する表示,印刷,頁検索の際に必要でない頁の
情報である。メモデータへのポインタ103は、ユーザ
Aが各文書データに書き込んだメモデータへのポインタ
である。文書名表示フラグ104は、文書名を表示する
か否かを示すフラグである。メモデータ105は、ユー
ザAが各文書データに書き込んだメモのデータである。
【0105】文書ID:3の文書データへのポインタ1
06は、文書ID:3の実際の文書データを参照すると
きのポインタである。すなわち、文書データ15の参照
ポインタである。ファイル変更状況情報107は、文書
がどのように変更されたかの状況を記録する情報であ
る。
【0106】頁参照情報108は、ユーザAの各文書デ
ータに対する表示,印刷,頁検索の際に必要でない頁の
情報である。メモデータへのポインタ109は、ユーザ
Aが各文書データに書き込んだメモデータへのポインタ
である。文書名表示フラグ110は、文書名を表示する
か否かを示すフラグである。メモデータ111は、ユー
ザAが各文書データに書き込んだメモのデータである。
【0107】文書ID:2の文書データへのポインタ1
12は、文書ID:2の実際の文書データを参照すると
きのポインタである。すなわち、文書データ14の参照
ポインタである。ファイル変更状況情報113は、文書
がどのように変更されたかの状況を記録する情報であ
る。
【0108】頁参照情報114は、ユーザAの各文書デ
ータに対する表示,印刷,頁検索の際に必要でない頁の
情報である。メモデータへのポインタ115は、ユーザ
Aが各文書データに書き込んだメモデータへのポインタ
である。文書名表示フラグ116は、文書名を表示する
か否かを示すフラグである。メモデータ117は、ユー
ザAが各文書データに書き込んだメモのデータである。
【0109】ユーザB用個人別情報7についても同様
に、上述したような管理情報,分類情報,及び個人文書
管理情報からなる。すなわち、記憶装置206には、複
数のユーザ毎の個人別文書管理情報が格納される。
【0110】次に、この電子ファイリング装置における
利用者毎の文書管理体系で文書を分類するときの処理に
ついて説明する。この処理は、登録する文書データ13
〜15に対して分類種別とその内容を示す検索用キーワ
ードとを付加し、その分類種別と検索用キーワードとを
文書データ13〜15と対応させて共に記憶装置206
に記憶する。
【0111】ユーザAによって文書分類ディレクトリの
複数の階層に対する分類種別を記憶装置206に記憶さ
れた分類種別の中から選択されると、その選択された文
書分類ディレクトリの各階層に対する分類種別をユーザ
Aの個人別文書管理情報として記憶装置206に記憶す
る。
【0112】その後、記憶装置206に記憶されたユー
ザAの個人別文書管理情報の各階層の分類種別に基づい
て記憶装置206から同一の検索用キーワードを持つ文
書データを検索し、その検索された同一の検索用キーワ
ードを持つ各文書データのリンク情報をユーザAの文書
分類ディレクトリの各階層の分類種別と共に記憶する。
【0113】検索キーワード情報51,53,55に
は、登録文書データ13〜15に一対一に対応している
検索キーワードのデータが格納されている。この検索キ
ーワード情報のデータ領域には、分類種別とそのキーワ
ードの対が複数レコード記録されている。
【0114】その分類種別は、例えば、「著者名」や
「文書形式」等のキーワードの種別であり、キーワード
には分類種別の内容が記録されており、対応している文
書の属性を述べている。例えば、「著者名=特許太
郎;;文書形式=報告書」などのようになる。設定でき
る分類種別の種類はどのようなものでもよい。
【0115】検索キーワード情報は、文書データ13〜
15を登録・保存するときに利用者によって入力される
データであり、例えば、キーボード202から文字列デ
ータとして入力したり、スキャナ201によってOCR
で光学的に文書イメージから読み取って入力するように
する。
【0116】次に、ユーザAが文書分類ディレクトリ情
報を作成するときの処理について説明する。この文書分
類ディレクトリ情報とは、ディレクトリの構成を第1層
をキャビネットとし、第2層をホルダとして、キャビネ
ットは検索キーワードの分類種別の中のどの種別で切り
分けるのか、また、ホルダは検索キーワードの分類種別
の中のどの種別で切り分けるのかを定義したデータであ
る。
【0117】例えば、ユーザAのキャビネットを著者名
別に切り分け、ホルダを文書形式別に切り分けるように
定義する場合、ユーザAの文書分類ディレクトリ情報は
「キャビネット=著者名;;ホルダ=文書形式」と記録
される。
【0118】なお、この実施形態では2階層のディレク
トリの文書分類の場合で説明しているが、階層数やディ
レクトリの名称などは他の例でも同じように実施でき
る。例えば、1階層ディレクトリから構成される「カー
ド分類」等がある。
【0119】文書分類ディレクトリ情報の入力は各利用
者によって行なわれる。これらの情報をキーボード20
2又はマウス203によってメニュー形式で選択させる
とよい。例えば、ユーザAによって入力された情報は個
人文書管理情報62に格納される。
【0120】ユーザAによる分類情報の設定が終了する
と、文書管理制御部213は文書データの検索及びリン
クを自動的に開始する。そのリンクとは文書ID:1の
文書データ13へのポインタ100,文書ID:2の文
書データ14へのポインタ112,文書ID:3の文書
データ15へのポインタ106に示すように、ユーザA
の文書分類体系に基づいて文書管理情報と登録されてい
る文書データとを結び付ける処理である。
【0121】文書管理制御部213は、文書分類ディレ
クトリ情報の中の第1層目の分類種別に基づいて文書の
検索キーワード情報51,53,55からそれぞれ該当
する分類種別のキーワードを抽出する。そのキーワード
と同名のキャビネットを作成して、その情報を第1キャ
ビネット名72と第2キャビネット名77にそれぞれ格
納する。
【0122】さらに、同様にして第2層目の分類種別に
基づいて文書の検索キーワード情報51,53,55か
らそれぞれ該当する分類種別のキーワードを抽出する。
そのキーワードと同名のホルダを作成して、その情報を
第1ホルダ名74と第1ホルダ名79にそれぞれ格納す
る。
【0123】その後、文書管理制御部213は各文書デ
ータ13〜15を振り分けてリンク付けを行なう。すな
わち、1キャビネット中の1ホルダの下には設定された
分類条件に関して、同一のキーワードを持つ文書データ
がリンクされることになる。ユーザAはこのように構成
したキャビネットとホルダを開くと、ユーザAによって
設定された文書分類体系に基づいてリンクされている文
書の一覧がディスプレイ205の画面に表示される。
【0124】このようにして、ユーザAは文書データ1
3〜15を独自の文書管理体系で分類して利用すること
が可能になる。同様にして、ユーザB等の他の利用者に
ついてもそれぞれが任意に設定した文書管理体系で文書
を分類して利用することができる。したがって、この電
子ファイリング装置の各利用者はそれぞれの使いやすい
文書分類体系で文書の検索を行なうことができ、文書の
検索操作の手順,検索作業時間を大幅に削減することが
できる。
【0125】次に、この電子ファイリング装置における
文書の一覧表示の際に予め選択された文書のみを表示さ
せるときの処理について説明する。この処理は、ユーザ
Aによって記憶装置206に記憶されている文書に対し
て一覧表示するか否かが選択されると、その一覧表示す
るか否かが選択された文書に一覧表示するか否かを示す
情報を記憶装置206に記憶し、文書を一覧表示すると
きに記憶装置206に記憶された情報に基づいて文書を
一覧表示可又は不可にする。
【0126】例えば、ユーザAが文書一覧から文書デー
タ13に対して一覧表示しない選択をし、キーボード2
02からこの文書データ13を非表示に切り替えるトリ
ガが入力されると、ユーザAの個人文書管理情報62の
文書名表示フラグ104の識別フラグデータ領域のフラ
グを非表示を意味する非表示フラグに書き換える。
【0127】そして、文書一覧表示の際、文書管理制御
部213は各文書名表示フラグ104,110,116
を参照し、文書一覧に文書データ14,15の文書名の
みを表示して文書データ13の文書名を表示しない。
【0128】このようにして、ユーザAはキャビネット
又はホルダを開いたときに、文書一覧に不要な文書を表
示させずに済み、必要な文書のみを一覧できる。同様に
して、ユーザB等の他の利用者についてもそれぞれが任
意の文書に対して一覧表示をさせない設定を行なえる。
【0129】したがって、この電子ファイリング装置の
各利用者は文書の情報の一覧表示の際、それぞれ必要と
しない文書名等の情報を参照しなくて済むので、文書の
検索操作の手順,検索作業時間を大幅に削減することが
できる。
【0130】次に、この電子ファイリング装置における
各利用者がそれぞれ任意の分類種別に基づく文書管理体
系で文書を分類するときの処理について説明する。この
処理は、ユーザA,ユーザBによってそれぞれ利用者各
個人毎の独自の文書分類情報が設定されると、その設定
された文書分類情報を含む個人別文書管理情報を記憶装
置206に記憶し、文書分類情報に任意の文書の組み込
みを指示し、その指示された文書へのリンク情報を文書
分類情報と共に記憶装置206に記憶する。
【0131】この電子ファイリング装置上の記憶装置2
06に基本となる文書管理情報を持たせることは、通常
の電子ファイリング装置において実現されており、その
文書管理情報はシステム共通情報5である。
【0132】そして、この電子ファイリング装置では、
ユーザA,ユーザBの各利用者によって設定された文書
管理体系に基づいて、システム共通情報5と同じファイ
ル形式の利用者各個人毎のユーザ個人別情報(ユーザA
用個人別情報6,ユーザB用個人別情報7)を作成して
保存する。さらに、ユーザAとその個人別情報,ユーザ
Bとその個人別情報とが対になっている台帳情報1を持
つ。
【0133】ユーザA,ユーザBは、それぞれ独自の分
類種別を用いてキャビネットやホルダの作成や削除,名
前の変更等の処理を行なうことができる。また、上述の
ようにシステム共通の文書管理情報に登録されている文
書を利用者用の個人別文書管理情報に登録することもで
きる。このキャビネットやホルダの作成,削除,及び変
更等の処理については公知技術で実現できるのでその説
明を省略する。
【0134】次に、システム共通の指定された文書に関
する文書管理情報内の文書データへのポインタと同じ内
容をユーザAの個人文書管理情報62の空いているブロ
ックに書き込む。又は最後にブロックを追加して書き込
む。同じブロックにユーザAが入力した文書データに関
する情報も書き込み、個人文書管理情報62の先頭から
のブロックの位置等の情報から文書IDを決める。
【0135】そして、個人文書管理情報62への登録を
終えたら、設定された情報に基づいて管理情報60の指
定されたキャビネットのホルダ内にその文書データのI
Dを追加する。同じようにして、ユーザB等の他の利用
者毎に個人文書管理情報に対しても処理を行なう。
【0136】このようにして、これらの情報をユーザB
等の他の利用者毎に個人文書管理情報を持つことによ
り、複数の利用者が文書管理体系をそれぞれの都合に合
わせてカスタマイズすることができ、その文書管理体系
に基づいて文書を分類管理することができるので、文書
の検索操作の手順,検索作業時間を大幅に削減すること
ができる。
【0137】次に、この電子ファイリング装置における
文書の削除又は差し替えたときの処理について説明す
る。この処理は、記憶装置206のユーザA,ユーザB
の個人別文書管理情報の中のリンク情報によってリンク
されている文書の状況を記録する文書状況記録のエリア
を設ける。
【0138】そして、文書の削除又は差し替えを行なっ
たとき、ユーザA,ユーザBの個人別文書管理情報から
削除又は差し替えのあった文書へのリンクを検索し、そ
の検索された文書の文書状況記録に文書の削除又は差し
替えがあったことを示すフラグを記憶する。
【0139】その後、ユーザA,ユーザBの操作によっ
て文書を一覧表示するとき、それぞれの文書状況記録に
フラグが記憶されている文書にはその旨(削除又は差し
替え)を示すマークを同時に表示する。
【0140】ユーザAの個人文書管理情報62内のファ
イル更新状況情報101,107,113のフィールド
を、それぞれの文書データが新たに登録されたときに
は、そのフィールドを初期化する。
【0141】また、文書データがシステム共通情報から
削除又は差し替えられたとき、システム共通情報5の個
人文書管理情報12内の指定されていた文書IDに対す
る文書データのポインタと、ユーザA用個人別情報6と
ユーザB用個人別情報7の各文書の文書データへのポイ
ンタを比較し、等しければその文書データに対するファ
イル変更状況情報のフィールド内に削除ならば削除を示
すフラグを、差し替えなら差し替えを示すフラグを書き
込む。
【0142】例えば、文書データ13を削除した場合、
個人文書管理情報12の文書ID:1の文書データへの
ポインタ50と個人文書管理情報62の文書ID:1の
文書データへのポインタ100が等しいから、個人文書
管理情報62のファイル変更状況情報101のフィール
ドに文書データ13の削除を示すフラグを書き込む。さ
らに、ユーザBの個人文書管理情報についても同様の処
理を行なう。
【0143】そして、ユーザAが文書データ13にアク
セスしたとき、個人文書管理情報62のファイル変更状
況情報101に記録された削除を示すフラグを参照し、
そのフラグに基づいて文書データ13が削除されたこと
を示す情報を表示する。
【0144】このようにして、この電子ファイリング装
置は、文書データにアクセスする際、それぞれの個人文
書管理情報のファイル変更状況情報に基づいて文書の削
除又は差し替えの情報を表示するので、各利用者はその
文書データが削除又は差し替えられたことを容易に知る
ことができる。
【0145】したがって、複数の利用者はそれぞれ文書
の削除及び差し替えを容易に知ることができ、文書デー
タへアクセスする際に差し替えられた旧文書を参照して
しまったり、文書が削除されたことを知らずに検索作業
時に混乱してしまうような無駄な作業を行なわずに済
む。
【0146】次に、この電子ファイリング装置における
文書の削除又は差し替え時の個人別文書管理情報の更新
処理について説明する。この処理は、文書の削除が起き
たとき、ユーザA,ユーザBの個人別文書管理情報から
その文書の情報を削除する。また、文書の差し替えが起
きたとき、ユーザA,ユーザBの文書のリンク先を差し
替え後の文書へ自動的に設定する。
【0147】文書データの削除又は差し替えによってそ
の文書の情報がシステム共通情報5から削除又は差し替
えたとき、システム共通情報5の個人文書管理情報12
内の指定されていた文書IDの文書データへのポインタ
と、ユーザA用個人別情報6とユーザB用個人別情報7
の各文書の文書データへのポインタを比較し、等しけれ
ば、削除の場合はユーザA用個人別情報6とユーザB用
個人別情報7からその文書の文書IDと等しい文書ID
を削除する。
【0148】例えば、文書データ13を削除した場合、
個人文書管理情報12の文書ID:1の文書データへの
ポインタ50と個人文書管理情報62の文書ID:1の
文書データへのポインタ100が等しいから、管理情報
60の75の文書ID:1を削除し、個人文書管理情報
62の文書ID:1の文書データへのポインタ100の
ブロックを初期化する。さらに、ユーザBの個人文書管
理情報についても同様の処理を行なう。
【0149】また、差し替えの場合はユーザA用個人別
情報6とユーザB用個人別情報7の文書データへのポイ
ンタを新たにシステム共通情報5に登録されたポインタ
に書き換える。
【0150】例えば、文書データ13を差し替えた場
合、個人文書管理情報12の文書ID:1の文書データ
へのポインタ50と個人文書管理情報62の文書ID:
1の文書データへのポインタ100が等しいので、文書
ID:1の文書データへのポインタ100のデータをシ
ステム共通情報5の個人文書管理情報12の差し替えに
よって書き換えられた文書ID:1の文書データへのポ
インタ50のデータに書き換える。さらに、ユーザBの
個人文書管理情報についても同様の処理を行なう。
【0151】こうして、ユーザAは文書データ13が既
に削除されていれば、自動的にその文書を参照せずに済
む。また、差し替えられている場合は、自動的にその差
し替え後の文書データを手に入れることができる。した
がって、この電子ファイリング装置は、登録文書が削除
又は差し替えられたとき、その文書の個人別文書管理情
報を自動的に訂正することができるので、複数の利用者
はそれぞれの文書管理作業の負担を大幅に軽減すること
ができる。
【0152】次に、この電子ファイリング装置における
新規文書登録のときの処理について説明する。この処理
は、ユーザA,ユーザBによって利用者毎に文書を分類
するための検索条件と分類先が指定されると、その指定
された検索条件を個人別文書管理情報と共に記憶装置2
06に記憶する。
【0153】そして、記憶装置206に新規に文書が登
録されたとき検索条件を抽出し、その抽出された検索条
件に新規に登録された文書が合致するか否かを判断し
て、合致すると判断されたとき、指定された分類先から
新規に登録された文書へのリンクを形成する。
【0154】ユーザAとユーザBは、それぞれのユーザ
A用個人別情報6とユーザB用個人別情報7に分類情報
のファイルを持っている。例えば、ユーザA用個人別情
報6は分類情報61を有する。この分類情報61はキャ
ビネットとホルダ毎の分類条件を示すデータである。
【0155】その分類条件は、検索キーワード,システ
ム共通情報5内のどのキャビネットのどのホルダに登録
されている文書であるかを示す情報、また、ファイル名
の系統,日時などの各種の情報である。この分類情報の
ファイルの作成は公知技術で行なえるので、その説明は
省略する。
【0156】システム共通情報5に文書が新規に登録さ
れたとき、管理情報10と個人文書管理情報12のその
文書に係る情報と、ユーザA用個人別情報6の分類情報
61とユーザB用個人別情報7の分類情報を比較して、
条件に合うものがあればその文書をユーザA用個人別情
報6又はユーザB用個人別情報7に登録する。
【0157】つまり、システム共通情報5に記録されて
いる文書の情報をユーザA用個人別情報6の管理情報6
0及び個人文書管理情報62又はユーザB用個人別情報
7の管理情報及び個人文書管理情報に書き込む。
【0158】こうして、システム共通情報5に文書が新
規に登録されたとき、その文書の分類情報に基づいて自
動的に各利用者の文書分類体系に登録することができ
る。したがって、この電子ファイリング装置は、文書が
新規登録された場合、複数の利用者は自分に関連のある
文書を自動的に自分の個人別文書管理情報の指定したキ
ャビネット,ホルダ等の文書分類体系の階層に登録する
ことができる。
【0159】そして、各利用者は常に基本となる文書管
理情報を調べて新規登録文書があるか否かを調べる必要
が無くなり、新規登録文書を自分用の文書分類体系に組
み込む手間を省くことができ、文書管理作業を軽減する
ことができる。
【0160】次に、この電子ファイリング装置における
文書の指定した頁の表示,印刷,及び頁検索を行なわな
いようにするときの処理について説明する。この処理
は、ユーザA,ユーザBによって利用者毎に任意の文書
に対して参照不要な頁が指定されると、その指定された
参照不要な頁に関する情報を頁参照情報として個人別文
書管理情報と共に記憶装置206に記憶する。
【0161】そして、文書の表示,印刷,及び頁検索な
どの処理を行なうとき、頁参照情報を参照して参照不要
な頁に指定された頁に対しては表示,印刷,及び頁検索
などの処理を行なわないようにする。
【0162】図5は頁参照情報のデータフォーマットの
一例を示す図である。例えば、ユーザAによって5頁か
らなる文書データ13の第1,2,5頁に対して「参照
する」が指定され、第3,4頁に対して「参照しない」
が指定されると、図5に示すように、ユーザA用個人別
情報6の個人文書管理情報62の頁参照情報102に、
各頁に対する「参照する」又は「参照しない」のフラグ
を記憶する。
【0163】そして、ファイリング制御部208は、文
書データ13に対するページめくり表示機能の実行時
に、個人文書管理情報62のページ参照情報102を参
照し、ディスプレイ205に対して「参照する」のフラ
グが記録されているページについては表示の指示を発行
し、「参照しない」のフラグが記録されているページに
ついては表示の指示を発行しない。これを最後のページ
まで繰り返し行なう。
【0164】また、ファイリング制御部208は、文書
データ13に対する印刷時、プリンタ204に対して
「参照する」のフラグが記録されているページについて
は印刷の指示を発行し、「参照しない」のフラグが記録
されているページについては印刷の指示を発行しない。
【0165】さらに、ページ検索時にも、「参照する」
のフラグが記録されているページを検索対象とし、「参
照しない」のフラグが記録されているページについては
検索対象としない。
【0166】このようにして、この電子ファイリング装
置では、各利用者はそれぞれ任意の文書の不要な頁を指
定し、その頁の表示,印刷,及び頁検索を行なわれなく
することができるので、登録文書の不要な頁を参照せず
に済み、頁めくり機能などで頁を検索するときの作業を
能率良く行なえる。また、不要な頁を印刷しなくて済む
ので、紙資源の節約を図ることができる。
【0167】次に、この電子ファイリング装置における
登録文書に対する頁削除又は頁追加等の頁処理を行なっ
たときの処理について説明する。この処理は、文書に対
する頁削除又は頁追加等の頁処理が行なわれたとき、個
人別文書管理情報から頁参照情報を抽出し、その抽出さ
れた頁参照情報中の頁を頁処理に合わせて書き換える。
【0168】図6乃至図11は頁処理が施された文書の
頁参照情報の更新処理の説明に供するデータフォーマッ
トの一例を示す図である。例えば、図5に示した5頁か
らなる文書データ13の一部の頁が削除,追加,又は差
し替えられた更新処理が行なわれた場合、ユーザAの個
人文書管理情報62をサーチし、文書データ13を示し
ている文書ID:1の文書データへのポインタ100を
見つけると、その頁参照情報102を更新する。
【0169】(1)頁の一部差し替えの場合 図5に示したフォーマット形式の頁参照情報の場合は自
動変更する必要はないが、直接各頁へのポインタを個人
別に持つような形式の場合では必要であるが、その説明
は省略する。
【0170】(2)頁の一部追加 図5に示した文書データ13の3頁目と4頁目の間に2
頁を追加したとき、図6に示すように、ページ番号4か
らページ番号とフラグとの対応関係が2頁分ずれる。す
なわち、新たに挿入された2頁にそれぞれ「参照しな
い」「参照する」のフラグが付加されてしまい、元はそ
れぞれ3頁目と4頁目だった6頁目と7頁目のフラグが
空白になってしまう。
【0171】そこで、図7に示すように、新しく追加さ
れたページに対応するページ番号4,5にそれぞれ格納
された「参照しない」「参照する」のフラグを削除し、
それぞれページ番号6,7に改めて記録する。そして、
図8に示すように、新しく追加されたページに対応する
ページ番号4,5には、それぞれ「参照する」のフラグ
を新たに記録する。
【0172】(3)頁の一部削除 図5に示した文書データ13の2頁目と3頁目を削除し
たとき、図9に示すように、ページ番号は1〜3になる
がフラグが5ページ分残るのでページ番号とフラグとの
対応関係が2頁分ずれる。
【0173】そこで、図10に示すように、削除された
2頁目と3頁目にそれぞれ対応するフラグ「参照する」
「参照しない」のフラグを削除して無効にする。そし
て、図11に示すように、新たに2頁目と3頁目になっ
た元の4頁目と5頁目のそれぞれの「参照しない」「参
照する」のフラグを、ページ番号2,3にそれぞれ記録
する。
【0174】このようにして、この電子ファイリング装
置の各利用者は、文書に対する頁削除又は頁追加等の頁
処理が行なわれたとき、それぞれの個人別文書管理情報
を書き換える必要がなくなり、文書管理作業を軽減する
ことができる。
【0175】次に、この電子ファイリング装置における
各利用者による文書に対する線画又は文字を記入したと
きの処理について説明する。この処理は、検索して表示
された文書に対して線画又は文字を付加し、その付加さ
れた線画又は文字のデータを文書のイメージデータとは
別に記憶して管理し、その管理されている線画又は文字
のデータを利用者毎に記憶する。そして、記憶装置20
6に記憶された利用者毎の線画又は文字のデータを検索
して表示された文書のイメージデータにオーバーラップ
させて表示又は印刷する。
【0176】この処理のために、各ユーザの個人文書管
理情報にはメモデータファイルへのポインタエリアを設
けている。ユーザA用個人別情報6の個人文書管理情報
62には、文書データ13〜15に対応するメモデータ
(ファイル)105,111,117のメモデータへの
ポインタ(エリア)103,109,115を設けてい
る。
【0177】そのメモデータファイルは、文書管理情報
とリンクしている文書に対して各ユーザが書き込んだ線
画や文字列などのメモデータのみを納めたファイルであ
る。そのメモデータファイルは各ユーザ毎に固有のもの
であり、同一文書に対するメモデータでもユーザAとユ
ーザBのデータはそれぞれ別のファイルに格納され、ユ
ーザAの文書管理情報にはユーザAのメモデータファイ
ルがリンクされる。
【0178】つまり、メモデータ(ファイル)105,
111,117は、それぞれユーザAによって文書デー
タ13,14,15に書き込まれたメモデータを納めた
ファイルである。ユーザBについてもこのメモデータフ
ァイルが設けられている。文書に対するメモデータが存
在しないときには、メモデータへのポインタエリアには
ヌル(NULL)データがセットされる。
【0179】文書管理制御部213は、ディスプレイ2
05に文書のページを表示させるとき、現在操作中のユ
ーザの個人文書管理情報よりメモデータへのポインタを
検索し、メモデータを得る。そして、ディスプレイ20
5に表示した文書のページに対応したメモデータをメモ
データファイルから読み出してオーバーラップさせて表
示する。
【0180】例えば、ユーザAによって文書データ13
のページの表示が指示されたとき、文書データ13の各
ページを表示する際に、ユーザA用個人別情報6の個人
文書管理情報62のメモデータへのポインタ103に基
づいてメモデータ(ファイル)105を参照し、現在表
示しているページに対応するメモデータがあればそれを
読み出してページの画像にオーバーラップさせて表示す
る。
【0181】このようにして、この電子ファイリング装
置は、各利用者は文書に対してその元の文書データを加
工して元のイメージを損ねること無く、それぞれ独自の
線画,コメント,及びメモなどを書き込むことができ、
その書き込みをした文書を利用することができる。
【0182】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明の請
求項1に記載の電子ファイリング装置によれば、利用者
各個人が予め用意された複数の文書管理体系の中の所望
の文書管理体系に基づいて文書を分類して保存すること
により、全利用者がそれぞれ必要な文書を容易に検索す
ることができる。
【0183】また、この発明の請求項2記載の電子ファ
イリング装置によれば、利用者各個人が文書の検索時に
必要な文書のみを一覧で参照することができる。さら
に、この発明の請求項3記載の電子ファイリング装置に
よれば、利用者各個人がそれぞれの都合に合わせて任意
の文書管理体系をカスタマイズし、そのカスタマイズさ
れた文書管理体系で必要な文書のみを分類して登録する
ことができる。
【0184】また、この発明の請求項4記載の電子ファ
イリング装置によれば、利用者に文書の削除,差し替え
があった旨を適切に知らせることができる。さらに、こ
の発明の請求項5記載の電子ファイリング装置によれ
ば、文書の削除及び差し替えがあったとき、利用者各個
人の文書管理情報についても自動的に削除及び差し替え
を行なえるようにし、利用者各個人の文書管理作業の負
担を軽減させることができる。
【0185】また、この発明の請求項6記載の電子ファ
イリング装置によれば、文書を新規に登録したとき、そ
の文書と利用者各個人毎の文書管理体系の文書管理情報
とを自動的にリンクさせることができる。さらに、この
発明の請求項7記載の電子ファイリング装置によれば、
利用者各個人が文書の不要な頁を表示又は印刷させない
ようにすることができる。
【0186】さらにまた、この発明の請求項8記載の電
子ファイリング装置によれば、登録文書の頁削除,頁追
加,頁差し替え等の頁処理を行なったとき、その文書の
利用者各個人毎の頁参照情報を自動的に書き換えること
ができる。そしてまた、この発明の請求項9記載の電子
ファイリング装置によれば、登録文書に対してその登録
文書の元のイメージを損ねること無く、利用者各個人が
それぞれ自分のみが占有しているかのように自由に情報
を書き込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態の電子ファイリング装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した電子ファイリング装置の記憶装置
206に記憶されたデータフォーマットを示す説明図で
ある。
【図3】同じく図2に示したデータフォーマットの続き
を示す説明図である。
【図4】さらに同じく図2に示したデータフォーマット
の続きを示す説明図である。
【図5】頁参照情報のデータフォーマットの一例を示す
図である。
【図6】図1に示した電子ファイリング装置による頁処
理が施された文書の頁参照情報の更新処理の説明に供す
るデータフォーマットの一例を示す図である。
【図7】同じくその続きの説明に供するデータフォーマ
ットの一例を示す図である。
【図8】また同じくその続きの説明に供するデータフォ
ーマットの一例を示す図である。
【図9】さらに同じくその続きの説明に供するデータフ
ォーマットの一例を示す図である。
【図10】さらにまた同じくその続きの説明に供するデ
ータフォーマットの一例を示す図である。
【図11】そしてまた同じくその続きの説明に供するデ
ータフォーマットの一例を示す図である。
【符号の説明】
201:スキャナ 202:キーボード 203:マウス 204:プリンタ 205:ディスプレイ 206:記憶装置 207:入出力制御部 208:ファイリング制御部 209:スキャナ制御部 210:プリンタ制御部 211:表示制御部 212:文書登録処理部 213:文書管理制御部 214:メモ編集・登録処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 15/403 380D

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 登録する文書に対して分類種別と該分類
    種別の内容を示す検索用キーワードとを付加する分類種
    別・キーワード付加手段と、 該手段によって付加された分類種別と検索用キーワード
    とを前記文書と対応させて共に記憶する文書記憶手段
    と、 文書分類ディレクトリの複数の階層に対する分類種別を
    上記文書記憶手段に記憶された分類種別の中からそれぞ
    れ選択する分類種別選択手段と、 該手段によって選択された前記文書分類ディレクトリの
    各階層に対する分類種別を利用者毎の個人別文書管理情
    報として記憶する個人別文書管理情報記憶手段と、 該手段に記憶された個人別文書管理情報の各階層の分類
    種別に基づいて前記文書記憶手段から同一の検索用キー
    ワードを持つ文書を検索する文書検索手段と、 該手段によって検索された同一の検索用キーワードを持
    つ各文書のリンク情報を上記文書分類ディレクトリの各
    階層の分類種別と共に記憶するリンク情報記憶手段とを
    備えたことを特徴とする電子ファイリング装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電子ファイリング装置に
    おいて、 利用者各個人が前記文書記憶手段に記憶されている文書
    に対して一覧表示するか否かを選択する手段と、 該手段によって一覧表示するか否かが選択された文書に
    一覧表示するか否かを示す情報を利用者毎に記憶する手
    段と、 文書を一覧表示するときに該手段に記憶された情報に基
    づいて文書を一覧表示可又は不可にする手段を設けたこ
    とを特徴とする電子ファイリング装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の電子ファイリング
    装置において、 利用者各個人毎に独自の文書分類情報を設定する手段
    と、 該手段によって設定された文書分類情報を含む個人別文
    書管理情報を記憶する手段と、 前記文書分類情報に任意の文書の組み込みを指示する手
    段と、 該手段によって指示された文書へのリンク情報を前記文
    書分類情報と共に記憶する手段とを設けたことを特徴と
    する電子ファイリング装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の
    電子ファイリング装置において、 前記個人別文書管理情報の中のリンク情報によってリン
    クされている文書の状況を記録する文書状況記録手段を
    具備し、 文書の削除又は差し替えを行なったとき、前記個人別文
    書管理情報から削除又は差し替えのあった文書へのリン
    クを検索する手段と、 該手段によって検索された文書の前記文書状況記録手段
    に文書の削除又は差し替えがあったことを示すフラグを
    記憶する手段と、 文書を一覧表示するとき、前記文書状況記録手段にフラ
    グが記憶されている文書にはその旨を示すマークを同時
    に表示する手段とを設けたことを特徴とする電子ファイ
    リング装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の
    電子ファイリング装置において、 文書の削除が起きたとき、前記個人別文書管理情報から
    その文書の情報を削除する手段と、 文書の差し替えが起きたとき文書のリンク先を差し替え
    後の文書へ自動的に設定する手段とを設けたことを特徴
    とする電子ファイリング装置。
  6. 【請求項6】 請求項3記載の電子ファイリング装置に
    おいて、 利用者毎に文書を分類するための検索条件と分類先を指
    定する手段と、 該手段によって指定された検索条件を前記個人別文書管
    理情報と共に記憶する手段と、 新規に文書が登録されたとき前記検索条件を抽出する手
    段と、 該手段によって抽出された検索条件に該新規に登録され
    た文書が合致するか否かを判断する手段と、 該手段によって合致すると判断されたとき、前記指定さ
    れた分類先から前記新規に登録された文書へのリンクを
    形成する手段とを設けたことを特徴とする電子ファイリ
    ング装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の
    電子ファイリング装置において、 利用者毎に任意の文書に対して参照不要な頁を指定する
    手段と、 該手段によって指定された参照不要な頁に関する情報を
    頁参照情報として前記個人別文書管理情報と共に記憶す
    る手段と、 文書の表示,印刷,及び頁検索などの処理を行なうと
    き、前記頁参照情報を参照して参照不要な頁に指定され
    た頁に対しては前記処理を行なわないようにする手段と
    を設けたことを特徴とする電子ファイリング装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の電子ファイリング装置に
    おいて、 文書に対する頁削除又は頁追加等の頁処理が行なわれた
    とき、前記個人別文書管理情報から前記頁参照情報を抽
    出する手段と、 該手段によって抽出された頁参照情報中の頁を前記頁処
    理に合わせて書き換える手段とを設けたことを特徴とす
    る電子ファイリング装置。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8のいずれか一項に記載の
    電子ファイリング装置において、 検索して表示された文書に対して線画又は文字を付加す
    る手段と、 該手段によって付加された線画又は文字のデータを文書
    のイメージデータとは別に記憶して管理する手段と、 該手段によって管理されている線画又は文字のデータを
    利用者毎に記憶する手段と、 該手段に記憶された利用者毎の線画又は文字のデータを
    前記検索して表示された文書のイメージデータにオーバ
    ーラップさせて表示又は印刷する手段とを設けたことを
    特徴とする電子ファイリング装置。
JP7236466A 1995-09-14 1995-09-14 電子ファイリング装置 Pending JPH0981585A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7236466A JPH0981585A (ja) 1995-09-14 1995-09-14 電子ファイリング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7236466A JPH0981585A (ja) 1995-09-14 1995-09-14 電子ファイリング装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0981585A true JPH0981585A (ja) 1997-03-28

Family

ID=17001168

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7236466A Pending JPH0981585A (ja) 1995-09-14 1995-09-14 電子ファイリング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0981585A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11144027A (ja) * 1997-11-04 1999-05-28 Canon Inc ファイル管理システム、方法および記録媒体
EP1014283A1 (en) * 1998-12-17 2000-06-28 Picom Software System Ltd. Intranet-based cataloguing and publishing system and method
JP2002132835A (ja) * 2000-10-24 2002-05-10 Toppan Forms Co Ltd ドキュメント提供システムおよび提供方法
JP2006209431A (ja) * 2005-01-27 2006-08-10 Mitsubishi Electric Corp 文書管理装置
US9342589B2 (en) 2008-07-30 2016-05-17 Nec Corporation Data classifier system, data classifier method and data classifier program stored on storage medium
US9361367B2 (en) 2008-07-30 2016-06-07 Nec Corporation Data classifier system, data classifier method and data classifier program
US9396208B2 (en) 2012-06-27 2016-07-19 International Business Machines Corporation Selecting storage cloud for storage of entity files from plurality of storage clouds

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60114971A (ja) * 1984-11-02 1985-06-21 Hitachi Ltd メモ付文書情報処理装置
JPS63228874A (ja) * 1987-03-17 1988-09-22 Nec Corp 画像フアイル方式とその装置
JPH04230574A (ja) * 1990-12-29 1992-08-19 Hitachi Ltd 情報管理システム
JPH04317172A (ja) * 1991-04-16 1992-11-09 Fuji Xerox Co Ltd ハイパーテキストシステムにおける仮想構造検索方式
JPH0589173A (ja) * 1991-09-27 1993-04-09 Fuji Xerox Co Ltd 構造化文書分類装置
JPH05128157A (ja) * 1991-11-08 1993-05-25 Ricoh Co Ltd 文書検索装置
JPH0696137A (ja) * 1992-09-09 1994-04-08 Hitachi Ltd 画像ファイリング装置
JPH06243018A (ja) * 1993-02-15 1994-09-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd ネットワーク分散型文書ファイルシステム
JPH0784858A (ja) * 1993-09-20 1995-03-31 Hitachi Ltd 文書管理方法

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60114971A (ja) * 1984-11-02 1985-06-21 Hitachi Ltd メモ付文書情報処理装置
JPS63228874A (ja) * 1987-03-17 1988-09-22 Nec Corp 画像フアイル方式とその装置
JPH04230574A (ja) * 1990-12-29 1992-08-19 Hitachi Ltd 情報管理システム
JPH04317172A (ja) * 1991-04-16 1992-11-09 Fuji Xerox Co Ltd ハイパーテキストシステムにおける仮想構造検索方式
JPH0589173A (ja) * 1991-09-27 1993-04-09 Fuji Xerox Co Ltd 構造化文書分類装置
JPH05128157A (ja) * 1991-11-08 1993-05-25 Ricoh Co Ltd 文書検索装置
JPH0696137A (ja) * 1992-09-09 1994-04-08 Hitachi Ltd 画像ファイリング装置
JPH06243018A (ja) * 1993-02-15 1994-09-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd ネットワーク分散型文書ファイルシステム
JPH0784858A (ja) * 1993-09-20 1995-03-31 Hitachi Ltd 文書管理方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11144027A (ja) * 1997-11-04 1999-05-28 Canon Inc ファイル管理システム、方法および記録媒体
EP1014283A1 (en) * 1998-12-17 2000-06-28 Picom Software System Ltd. Intranet-based cataloguing and publishing system and method
JP2002132835A (ja) * 2000-10-24 2002-05-10 Toppan Forms Co Ltd ドキュメント提供システムおよび提供方法
JP4698012B2 (ja) * 2000-10-24 2011-06-08 トッパン・フォームズ株式会社 ドキュメント提供システムおよび提供方法
JP2006209431A (ja) * 2005-01-27 2006-08-10 Mitsubishi Electric Corp 文書管理装置
US9342589B2 (en) 2008-07-30 2016-05-17 Nec Corporation Data classifier system, data classifier method and data classifier program stored on storage medium
US9361367B2 (en) 2008-07-30 2016-06-07 Nec Corporation Data classifier system, data classifier method and data classifier program
US9396208B2 (en) 2012-06-27 2016-07-19 International Business Machines Corporation Selecting storage cloud for storage of entity files from plurality of storage clouds
US9396209B2 (en) 2012-06-27 2016-07-19 International Business Machines Corporation Selecting storage cloud for storage of entity files from plurality of storage clouds

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10114821B2 (en) Method and system to access to electronic business documents
US5819295A (en) Document storing and managing system
JPH07200786A (ja) ファイリング装置
EP1204268B1 (en) Electronic record storage
JPH0981585A (ja) 電子ファイリング装置
US20030149940A1 (en) Document assembly from a database
JPH09114857A (ja) 工事現場写真の登録・検索・編集方法及び装置
JP2006048521A (ja) 文書検索装置及びその制御方法、並びに制御プログラム
JPH08314899A (ja) 文書処理装置
JP2002259173A (ja) ファイル管理プログラム、ファイル管理プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体、ファイル管理装置およびファイル管理方法
JPH06162084A (ja) 電子ファイル装置
JPH08263571A (ja) 画像検索方法および装置
JPH06195343A (ja) 文書格納表示方式
JP2888458B2 (ja) ファイル格納装置
JP3444620B2 (ja) ファイリングシステム装置
JPH04167148A (ja) 電子ファイリング装置
JPH06231183A (ja) 文書ファイリング装置
JPH0237466A (ja) 情報処理システム
JPS63168717A (ja) 文書管理装置
JP3367169B2 (ja) ファイリング装置
JP2001075847A (ja) 電子ファイリングシステム及びファイル管理方法
JPH09212516A (ja) 情報管理装置
JPH0668085A (ja) 注釈機能付文書処理装置
JP3480603B2 (ja) 文書検索提示装置と文書検索提示方法
JPH06231185A (ja) 画像処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040615