JPH11120191A - 文書管理システム、方法および記録媒体 - Google Patents

文書管理システム、方法および記録媒体

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JPH11120191A
JPH11120191A JP9281881A JP28188197A JPH11120191A JP H11120191 A JPH11120191 A JP H11120191A JP 9281881 A JP9281881 A JP 9281881A JP 28188197 A JP28188197 A JP 28188197A JP H11120191 A JPH11120191 A JP H11120191A
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JP9281881A
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Keiko Iijima
圭子 飯島
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 注釈付き文書の閲覧を制限する。 【解決手段】 注釈に属性を付加して記憶装置107上
の文書データベースに登録し、文書の閲覧時には属性の
種類を指定して、属性の種類が一致する文書をCPU1
01が検索する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文字、画面等の大
量の文書情報を、コンピュータ上でユーザーインタラク
ティブなインターフェイスで管理する文書管理システ
ム、方法および記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、紙に印刷された文字、図形、画像
情報を管理するには、大型コンピュータ、大容量外部記
憶装置、スキャナ、専用のデータベース等を用いた大が
かりなシステムで処理を実現していた。まずスキャナで
紙に記載の情報を読み取り、電気信号形態の画像データ
に変換し、データベースシステムで管理を行うもので、
ある程度の知識と熟練を要していた。
【0003】しかし、近年、高性能なパーソナルコンピ
ュータ、グラフィックユーザーインタフェイスの普及、
データベース処理技術、画像処理技術の向上などによっ
て、汎用のパーソナルコンピュータ、スキャナで十分高
速に処理できる文書処理システムが実現されている。さ
らに、操作性の点では、例えば読み込んだ文書データの
一覧は、各文書の内容を確認できる縮小表示の一覧を表
示することで容易に内容を判別できるような操作性を実
現することで誰にでも扱いやすいシステムになってきて
いる。
【0004】このように、オフィスの各自の机の上であ
たかも机の上で書類の内容を確認したり、ファイリング
したりするような感覚で高速に処理できる文書管理シス
テムが実現されている。
【0005】また、ネットワーク処理技術の進歩によ
り、ネットワーク上に文書データを蓄積する文書管理デ
ータベースを実現して、複数名で文書管理システムを実
現、運営していくことも容易であり、これを利用して任
意の文書を複数名で参照し、文書データを参照したり、
編集を加えることも容易に行われるようになっている。
【0006】このような文書管理システムにおいて、あ
る文書に対して注釈を書き加えたい場合は、画面に表示
された文書データにペイントソフトで文字や、引用の矢
印などを書き加えることができ、注釈として文書データ
に合成して表示することであたかも文書にラインマーカ
ーを引いたり、誤記訂正を指示する書き込みを加えるの
と同じ感覚で実現することができる。複数名で同一文書
に対して注釈を書き加えることもある。
【0007】従来、この種の文書管理システムでは、文
書参照時に文書に付加した注釈を全て表示するか、まっ
たく表示しないかの選択が一般的であった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、複数名
で利用する文書管理システムの場合、個人的に付けたい
注釈や、グループ内で参照してもらいたい注釈や、文書
を参照する全員に公開したい注釈等、注釈の目的も様々
である。
【0009】そこで、本発明の目的は、文書の注釈に目
的に応じた階層を設定することにより、文書の注釈をよ
り有用にした文書管理システムを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1の発明は、注釈情報および注釈情報
を文書内に記載した文書および前記注釈情報の種類を示
す属性情報を前記文書に関連付けて記憶した文書データ
ベースと、検索条件を前記注釈情報の種類の形態で指示
する検索条件指示手段と、当該検索条件として指示され
た注釈情報の種類に合致する文書を前記文書データベー
スから取り出す文書検索手段とを具えたことを特徴とす
る。
【0011】請求項2の発明は、請求項1に記載の文書
管理システムにおいて、前記文書データベースおよび前
記文書検索手段は第1の情報処理装置に設置され、前記
検索条件指示手段は第2の情報処理装置に設置され、前
記第1の情報処理装置と複数の前記第2情報処理装置と
は通信ネットワークを介して接続され、前記文書検索手
段は、前記検索条件を指示した第2の情報処理装置に対
して取り出した文書を送信することを特徴とする。
【0012】請求項3の発明は、請求項1に記載の文書
管理システムにおいて、前記属性は階層構造を持ち、前
記文書検索手段は、指示された注釈情報の種類の位置す
る階層以上の階層の文書を前記文書データベースから取
り出すことを特徴とする。
【0013】請求項4の発明は、請求項1に記載の文書
管理システムにおいて、前記注釈情報は文字および/ま
たは図形であることを特徴とする。
【0014】請求項5の発明は、請求項3に記載の文書
管理システムにおいて、前記文字および/または図形は
表示の色を示す色情報を含むことを特徴とする。
【0015】請求項6の発明は、請求項1に記載の文書
管理システムにおいて、前記文書データベースに登録す
べき注釈付き文書を発生する手段と、当該発生された注
釈付き文書の属性を設定する属性設定手段と、当該設定
された属性および前記発生された注釈付き文書を前記文
書データベースに登録する文書登録手段とを具えたこと
を特徴とする。
【0016】請求項7の発明は、請求項6に記載の文書
管理システムにおいて、前記注釈付き文書を発生する手
段は、注釈情報を入力する注釈入力手段と当該入力され
た注釈情報を予め用意された文書内に付加する文書処理
手段とを有することを特徴とする。
【0017】請求項8の発明は、注釈情報および注釈情
報を文書内に記載した文書および前記注釈情報の種類を
示す属性情報を前記文書に関連付けて文書データベース
に記憶しておき、検索条件を前記注釈情報の種類の形態
で指示し、当該検索条件として指示された注釈情報の種
類に合致する文書を前記文書データベースから取り出す
ことを特徴とする。
【0018】請求項9の発明は、請求項8に記載の文書
管理方法において、前記文書データベースは第1の情報
処理装置に設置され、前記検索条件の指は第2の情報処
理装置から行われ、前記第1の情報処理装置と複数の前
記第2情報処理装置とは通信ネットワークを介して接続
され、前記第1の情報処理手段は、前記検索条件を指示
した第2の情報処理装置に対して取り出した文書を送信
することを特徴とする。
【0019】請求項10の発明は、請求項8に記載の文
書管理方法において、前記属性は階層構造を持ち、前記
文書検索手段は、指示された注釈情報の種類の位置する
階層以上の階層の文書を前記文書データベースから取り
出すことを特徴とする。
【0020】請求項11の発明は、請求項9に記載の文
書管理方法において、前記注釈情報は文字および/また
は図形であることを特徴とする。
【0021】請求項12の発明は、請求項10に記載の
文書管理方法において、前記文字および/または図形は
表示の色を示す色情報を含むことを特徴とする。
【0022】請求項13の発明は、請求項8に記載の文
書管理方法において、前記文書データベースに登録すべ
き注釈付き文書を発生し、当該発生された注釈付き文書
の属性を設定し、当該設定された属性および前記発生さ
れた注釈付き文書を前記文書データベースに登録するこ
とを特徴とする。
【0023】請求項14の発明は、請求項13に記載の
文書管理方法において、注釈情報を入力し、当該入力さ
れた注釈情報を予め用意された文書内に付加することを
特徴とする。
【0024】請求項15の発明は、請求項1〜請求項7
のいずれかの文書管理システムの機能をコンピュータに
より実現するためのプログラムを記録したことを特徴と
する。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な一実施形態を説明する。
【0026】図1は実施形態における文書管理システム
の機能構成を表すブロック図である。図1において、符
号1は文書管理システムである。この文書管理システム
1は、文書登録部11、文書記憶部12、注釈文字、図
形付加部13、注釈文字、図形の階層指定部14、注釈
文字、図形の記憶部15、文書属性テーブル記憶部1
6、文書リスト表示部20、検索条件設定部17、文書
検索部18、検索文書リスト表示部19、表示注釈階層
設定部21、文書、注釈表示部22、ユーザ管理、グル
ープ管理情報記憶部30とから概略構成される。
【0027】文書登録部11は、紙やFDなどの情報記
録媒体から文書を読み込み、文書記憶部12に格納する
登録部である。文書記憶部12は、文書登録部11によ
り読み込まれた文書を格納する記憶部である。注釈文
字、図形付加部13は文書登録部11により読み込まれ
た文書に注釈文字、図形を付加する。
【0028】注釈文字、図形の階層指定部14は注釈文
字、図形付加部13により付加された文字、図形の階層
を指定する。注釈文字、図形の記憶部15は注釈文字、
図形付加部13により付加された文字、図形を記憶す
る。文書属性テーブル記憶部16は、文書登録部11に
より読み込まれた文書の属性、および注釈文字、図形付
加部13、注釈文字、図形の階層指定部14により付加
された注釈文字、図形の属性を格納する記憶部である。
検索条件設定部17は、文書記憶部12に格納されてい
る文書を検索するために、注釈文字、図形の階層属性を
検索項目として指定できる条件設定部である。文書検索
部18は、検索条件設定部17で設定された検索条件に
基づいて文書属性テーブル記憶部16、および注釈文
字、図形の記憶部15を参照して、該当文書を検索する
検索部である。検索文書リスト表示部19は、文書検索
部18により検索された文書のリスト表示を行う。文書
リスト表示部20は、文書記憶部12に登録された文書
のリストを表示する。表示注釈階層設定部21は、文書
内容の表示するときに同時に表示する注釈の階層および
優先順位を設定する。文書、注釈表示部22は、検索文
書リスト表示部19や文書リスト表示部20から文書を
選択して、文書、注釈を表示する。グループ管理情報記
憶部30は、システムのユーザ管理情報およびグループ
管理情報を記憶する。以上述べた構成部は、主に後述の
図3の処理プログラムにより実現される。
【0029】このような構成の文書管理システム1によ
って、管理文書の注釈に階層属性の設定、階層属性毎の
注釈の表示、および階層属性による文書検索が可能とな
る。
【0030】以下、図面を参照して本実施形態の具体的
な文書管理システムの構成、動作をさらに具体的に説明
する。
【0031】図2は実施形態による文書管理システムの
構成を示すブロック図である。図2において、符号10
1はマイクロプロセッサである。このマイクロプロセッ
サ(CPUと略す)は図3の処理のプログラムに基づき
文書の登録、文書属性の登録、文書検索などを行うた
め、バス102を介して102に接続された各構成要素
を制御するものである。このバス102を利用して、バ
ス102に接続された各機器相互間のアドレス信号、制
御信号および各種データの転送が行われる。
【0032】103は入力装置であり、キーボードやマ
ウスなどから構成され、文書管理システムの文書の登
録、検索作業に関わる動作を指示するための選択機能を
有する。
【0033】104はスキャナであり、原稿から文書画
像を読み取る。読み取られた文書は、CPU101のO
CR(文字認識処理)により文字コード形態で保管する
ことも可能である。105はROM(読み出し専用メモ
リ)である。このROM105には、あらかじめCPU
101の制御手順を記憶させておき、これにより、文書
の登録、文書属性の登録、文書の検索などの本実施例に
関わる処理を行うことができる。なお、図3の処理プロ
グラムを後述の記憶装置107に記憶してもよい。
【0034】RAM106は文書の登録、文書属性の登
録、検索結果の集計、表示データの作成などのためのワ
ークメモリ、各構成要素の制御のための一時記憶として
用いられる。107はたとえばハードディスク記憶装置
などのデータ保存用の記憶装置である。文書の登録、検
索のための文書属性テーブル記憶手段、文書に付加する
文字、図形の記憶手段として利用される。108はCR
Tコントローラ等の表示制御手段でRAM106の表示
データを表示器109に表示するための制御を行う。
【0035】109は陰極線管表示器(CRT)等の表
示器である。110は図3の処理プログラムを記憶装置
107に供給するためのCD−ROM読み取り装置と上
記処理プログラムを登録したCD−ROMである。
【0036】図3は本実施形態による文書管理システム
の文書登録、文書への注釈の付加、文書検索、および文
書参照の手順を示すフローチャートである。図3におい
て、ステップS1において、装置に電源投入されると、
入力装置103、スキャナ104、外部記憶装置10
7、表示制御装置108、RAM106などが初期化さ
れ、文書の登録、登録文書への注釈の付加、文書検索、
および文書参照が可能となる。
【0037】次に、ステップS2では画面上作業を選択
するために各種指示ボタンが表示され、キーボードまた
はマウスなどにより、文書の登録、登録文書への注釈の
付加、文書参照が選択可能となる。
【0038】「文書を登録する」がユーザにより選択さ
れると文書登録に関する一連の作業がステップS11か
ら開始される。ステップS11では文書の読み込みが行
われ、スキャナ104から文書が読み込まれRAM10
6に一時的に保存される。次のステップS12でユーザ
が文書属性の入力をすると、RAM106に一時的に文
書属性を保存する。次のステップS13では、文書を外
部記憶装置107に格納するために文書番号を生成す
る。文書番号は登録した順序や登録日により、英数字の
組み合わせで自動的に重複しない名前が与えられるもの
とする。文書番号が決定したら、RAM106に一時的
に記憶されている文書を外部記憶装置107に格納す
る。
【0039】次のステップS14では、ステップS13
で決められた文書番号に対応させて、RAM106に一
時的に記憶されている文書属性テーブルを外部記憶装置
107に格納する。以上のステップS11からS14に
より、登録された文書と文書属性との関係を記憶する文
書属性テーブルがCPU101により作成され、文書の
登録と検索のための情報が蓄積される。
【0040】次にステップS2に戻り、ユーザの指示で
「文書に注釈を付加する」が選択された場合は、CPU
101はステップS31に移り、外部記憶装置107で
記憶されている文書をRAM106に読み出す。
【0041】次にステップS32で、CPU101はス
テップS31で読み出された文書に注釈を付加する。注
釈は文字情報および/または図形情報からなり、これら
注釈用の文字、図形はアノテーションと総称される。図
4では、「文書1」に赤の「ドラフト」という文字と、
その他表いくつかの文字、図形を付加した。次にステッ
プS33で、ステップS32で付加された注釈の階層属
性を指定する。注釈の階層属性とは、図5で示すように
注釈をその目的に応じて「Private Annotation」、「Gr
oup Annotation」、「Public Annotation 」の3つの種
類に分類し、設定することである。「Private Annotati
on」は、注釈を付加したユーザが参照することができる
注釈である。「Group Annotation」は、参照できるグル
ープを指定して、そのグループに所属しているユーザが
参照できる注釈である。「PublicAnnotation 」はその
文書の参照が許可されているすべてのユーザが参照する
ことができる。
【0042】図5では、テキストの注釈「ドラフト」を
グループ名「XX営業」用の「Group Annotation」に設
定する例50、黄色(色情報)のラインマーカーの注釈
を「Private Annotation」に設定している例51を示し
ている。
【0043】次にステップS34で、ユーザは続けて注
釈を付加するか、注釈を保存するか否かを選択する。続
けて注釈を付加することを選択した場合、手順はS32
に戻る。
【0044】注釈の保存を選択した場合、手順はS35
に移り、CPU101はRAM106に一時的に記憶さ
れている注釈を外部記憶装置107に格納する。
【0045】次にステップS36で、CPU101は注
釈の階層属性を文書属性テーブルに保存する。図6は文
書属性テーブルの一部である注釈の属性の例である。こ
の例はS32で入力した図4の例であり、注釈文字2の
「要注意」を「Private Annotation」とし、注釈文字4
の「1996年12月18日」を「Public An
ntation」としている。以上のステップS31か
らS36の処理により、登録された文書に注釈が付加さ
れ、注釈の階層属性が設定される。
【0046】次にステップS2に戻り、ユーザにより
「文書を参照する」が選択された場合は、手順はステッ
プS21に移り、「検索して参照する」かまたは「登録
文書リストから参照する」かを選択する。
【0047】「検索して参照する」が選択された場合
は、CPU101はS22で検索する注釈の階層属性を
設定する。図7の例では、「Private Anno
tation」とグループ名「XX営業」用の「Group
Annotation」 が付加されているすべての文書を検索する
ように指示している。入力された検索条件はRAM10
6に一時的に保存される。
【0048】次にステップS23で、CPU101はS
22で入力された検索条件を基に、文書属性テーブルか
ら文書番号を検索する。
【0049】次にステップS24で、CPU101は検
索結果リストを表示する(図8参照)。次にステップS
27で、CPU101は検索文書を表示する。このと
き、検索条件として指示した注釈を文書に重ねて表示す
る。図6のテーブルのような属性とすると、図4の注釈
が付加された文書は図9のように表示される。他の階層
の注釈を見たい場合には、ステップS26でユーザは表
示する注釈階層および表示優先順位を設定する(図10
参照)。表示優先順位は、付加された注釈が文書上で重
なりあう場合、どの階層が上位に表示されるかを指示す
る。
【0050】「登録文書リストから参照する」が選択さ
れた場合、ステップS26でユーザは表示する注釈階層
および表示優先順位を設定する(図10参照)。
【0051】次にステップS27で、CPU101は指
定文書を表示する。このとき、ステップS26でCPU
101は指示された階層の注釈を文書に重ねて表示す
る。図10の例のように指示した参照例は図4と同じに
なる。
【0052】以上、ステップS21からS27の手順に
より、CPU101において文書の検索、表示のための
処理が実行される。
【0053】このように、文書の注釈に階層属性を指定
して、注釈の階層属性による文書検索、および文書の参
照時に注釈の階層属性毎の表示を行うことにより、文書
管理システムにおける注釈の活用がより有効になる。
【0054】以上説明したように、本実施形態では、1
ユーザが注釈を付加し、注釈属性を設定する例を説明し
たが、文書に注釈を付加することが許可されているユー
ザが複数存在すれば、所有者が異なる「Private Annota
tion」も複数存在することも可能である。
【0055】また、本実施形態では「グループ注釈」は
1つのグループだけ、参照できるように設定したが、1
つの注釈を参照できるグループを複数設定することも可
能である。また、検索条件間でand またはorで検索する
ように設定することも可能である。
【0056】上述した文書管理のための図3の処理プロ
グラムは、CD−ROM110の他に、フロッピーディ
スク、光磁気ディスクなどの他の情報記録媒体に記録さ
せることができる。この場合は、図11に示すように記
録媒体には記録媒体の名前を示すボリューム情報、プロ
グラムを記憶したアドレスを示すディレクトリ情報等を
記憶することになる。
【0057】以上述べた実施形態の他に次の形態を実施
できる。
【0058】1)文書管理システムは、1台の情報処理
装置上に構築することができる他、通信ネットワークを
介してホスト装置(あるいはサーバ)と端末装置(ある
いはクライアント)を接続した情報処理システム上に構
築する。この場合、端末側で検索条件を入力し、ホスト
側でホスト側に設置された文書データベースを検索する
ことになる。
【0059】2)注釈としては図12に示すようにマー
カ、楕円、線テキスト、その他イメージを使用すること
ができ、注釈の削除、置換、挿入等により注釈付文書を
合成するとよい。
【0060】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1、8、
15の発明によれば、注釈に付された属性情報により文
書検索が可能であり、検索者は関連のある文書を的確に
得ることができる。また、注釈を有効利用することによ
り、関係者以外の者に文書を閲覧させることもないの
で、セキュリティ性をも文書に付加することができる。
【0061】請求項2、9の発明によれば、端末−ホス
ト、クライアント−サーバというような通信ネットワー
ク、たとえば、LANを介して情報の授受を行う情報処
理システムにも文書管理システムを構築することができ
る。
【0062】請求項3、10の発明では、属性を階層構
造とすることにより、たとえば、個人のみ、特定グルー
プのみ、全てのユーザの閲覧というように文書閲覧者を
制限できる。
【0063】請求項4、11の発明では、注釈は文字や
図形で付すことにより、文書閲覧者に注釈の内容を理解
しやすく伝えることができる。
【0064】請求項5、12の発明では注釈に色情報を
付すことにより、たとえば、属性の種類と注釈とを対応
させ、文書閲覧者に設定されている属性を知らせること
ができる。
【0065】請求項6、13の発明によれば、ユーザ側
で文書登録時に任意の属性を設定できる。
【0066】請求項7、14の発明によれば、ワープロ
ソフトなどで作成された注釈の無い文書にも注釈を付し
て文書データベースに登録することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施形態の機能構成を示すブロック図で
ある。
【図2】本発明実施形態の具体的なシステム構成を示す
ブロック図である。
【図3】本発明実施形態のプログラムの内容を示すフロ
ーチャートである。
【図4】文書への注釈文字図形の付加例を示す説明図で
ある。
【図5】注釈階層属性の設定パネルの表示例を示す説明
図である。
【図6】文書属性テーブルの一部である注釈属性の一例
を示す説明図である。
【図7】検索条件設定パネルの表示例を示す説明図であ
る。
【図8】検索結果リストの表示例を示す説明図である。
【図9】検索結果文書の表示例を示す説明図である。
【図10】表示注釈階層の設定パネルの表示例を示す説
明図である。
【図11】CD−ROMに記録する情報内容を示す説明
図である。
【図12】他の実施形態の注釈文字、図形の付加例を示
す説明図である。
【符号の説明】
1 文書管理システム 101 マイクロプロセッサ(CPU) 102 共有バス 103 キーボードおよびマウス 104 スキャナ 105 ROM 106 RAM 107 外部記憶装置 108 表示制御装置 109 表示器 110 CD−ROM

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 注釈情報および注釈情報を文書内に記載
    した文書および前記注釈情報の種類を示す属性情報を前
    記文書に関連付けて記憶した文書データベースと、 検索条件を前記注釈情報の種類の形態で指示する検索条
    件指示手段と、 当該検索条件として指示された注釈情報の種類に合致す
    る文書を前記文書データベースから取り出す文書検索手
    段とを具えたことを特徴とする文書管理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の文書管理システムにお
    いて、前記文書データベースおよび前記文書検索手段は
    第1の情報処理装置に設置され、前記検索条件指示手段
    は第2の情報処理装置に設置され、前記第1の情報処理
    装置と複数の前記第2情報処理装置とは通信ネットワー
    クを介して接続され、前記文書検索手段は、前記検索条
    件を指示した第2の情報処理装置に対して取り出した文
    書を送信することを特徴とする文書管理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の文書管理システムにお
    いて、前記属性は階層構造を持ち、前記文書検索手段
    は、指示された注釈情報の種類の位置する階層以上の階
    層の文書を前記文書データベースから取り出すことを特
    徴とする文書管理システム。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の文書管理システムにお
    いて、前記注釈情報は文字および/または図形であるこ
    とを特徴とする文書管理システム。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の文書管理システムにお
    いて、前記文字および/または図形は表示の色を示す色
    情報を含むことを特徴とする文書管理システム。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の文書管理システムにお
    いて、前記文書データベースに登録すべき注釈付き文書
    を発生する手段と、当該発生された注釈付き文書の属性
    を設定する属性設定手段と、当該設定された属性および
    前記発生された注釈付き文書を前記文書データベースに
    登録する文書登録手段とを具えたことを特徴とする文書
    管理システム。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の文書管理システムにお
    いて、前記注釈付き文書を発生する手段は、注釈情報を
    入力する注釈入力手段と当該入力された注釈情報を予め
    用意された文書内に付加する文書処理手段とを有するこ
    とを特徴とする文書管理システム。
  8. 【請求項8】 注釈情報および注釈情報を文書内に記載
    した文書および前記注釈情報の種類を示す属性情報を前
    記文書に関連付けて文書データベースに記憶しておき、 検索条件を前記注釈情報の種類の形態で指示し、 当該検索条件として指示された注釈情報の種類に合致す
    る文書を前記文書データベースから取り出すことを特徴
    とする文書管理方法。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の文書管理方法におい
    て、前記文書データベースは第1の情報処理装置に設置
    され、前記検索条件の指は第2の情報処理装置から行わ
    れ、前記第1の情報処理装置と複数の前記第2情報処理
    装置とは通信ネットワークを介して接続され、前記第1
    の情報処理手段は、前記検索条件を指示した第2の情報
    処理装置に対して取り出した文書を送信することを特徴
    とする文書管理方法。
  10. 【請求項10】 請求項8に記載の文書管理方法におい
    て、前記属性は階層構造を持ち、前記文書検索手段は、
    指示された注釈情報の種類の位置する階層以上の階層の
    文書を前記文書データベースから取り出すことを特徴と
    する文書管理方法。
  11. 【請求項11】 請求項9に記載の文書管理方法におい
    て、前記注釈情報は文字および/または図形であること
    を特徴とする文書管理方法。
  12. 【請求項12】 請求項10に記載の文書管理方法にお
    いて、前記文字および/または図形は表示の色を示す色
    情報を含むことを特徴とする文書管理方法。
  13. 【請求項13】 請求項8に記載の文書管理方法におい
    て、前記文書データベースに登録すべき注釈付き文書を
    発生し、当該発生された注釈付き文書の属性を設定し、
    当該設定された属性および前記発生された注釈付き文書
    を前記文書データベースに登録することを特徴とする文
    書管理方法。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の文書管理方法にお
    いて、注釈情報を入力し、当該入力された注釈情報を予
    め用意された文書内に付加することを特徴とする文書管
    理方法。
  15. 【請求項15】 請求項1〜7のいずれかの文書管理シ
    ステムの機能をコンピュータにより実現するためのプロ
    グラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
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