JPH11175542A - 土木・建築工事用情報管理システム - Google Patents

土木・建築工事用情報管理システム

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JPH11175542A
JPH11175542A JP33907997A JP33907997A JPH11175542A JP H11175542 A JPH11175542 A JP H11175542A JP 33907997 A JP33907997 A JP 33907997A JP 33907997 A JP33907997 A JP 33907997A JP H11175542 A JPH11175542 A JP H11175542A
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JP
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data
database
question
civil engineering
answer
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Application number
JP33907997A
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English (en)
Inventor
Shigetarou Nagamasa
繁太郎 永正
Terumasa Miyoshi
照政 三好
Akira Sawai
晃 沢井
Masako Takahashi
昌子 高橋
Masahiro Fukushi
正洋 福士
Takayuki Honma
隆之 本間
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Obayashi Corp
Original Assignee
Obayashi Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 土木・建築工事関係者間で行われるやり取り
で交わされる各種情報の中から、必要な情報だけをいつ
どこからでも瞬時に選び出し手に入れることができる土
木・建築工事用情報管理システムを提供すること。 【解決手段】 土木・建築工事用情報管理システムは、
データベース装置2と、これにLANやWAN等を介し
アクセス可能に設置された端末装置8,10,12,1
4とからなる。装置2は、質疑回答データベース16、
打合議事録データベース18、図面データベース20及
び書類データベース22とを備える。各データベースに
は、各端末装置からデータの登録、変更、削除、閲覧、
検索といった各種データ処理が可能である。これによ
り、工事関係者間で交わされる各種情報を各データベー
スに一元管理することができ、また必要な情報だけをい
つどこからでも瞬時に選び出し手に入れることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、土木・建築工事の
際に工事関係者間でやりとりされる様々な情報を管理す
るシステムに係り、特に、コンピュータネットワークに
より構築される土木・建築工事用情報管理システムに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、土木・建築工事にあっては、ま
ず、設計・生産部門において設計や工事手順や工事方法
等の工事計画を行ってから、実際に土木・建築工事をす
るようになっている。一旦、土木・建築工事が開始され
ると、設計図面や製作図面といった各種図面に変更や問
題が発生したりするため、これらに合わせて打ち合わせ
を行ったりする。そして、このような図面の変更や打ち
合わせ等を行った場合には、工事現場の者や関連業者等
に連絡しなければならない。また、場合によっては、設
計部門と実際の建築現場との間以外に、施主や他の関連
業者等にも連絡する必要が生じることがある。また、工
事関係者間では、質疑やこれに対する回答のやり取りが
交わされることもある。このように、1回の土木・建築
工事につき、土木・建築工事関係者の間で多くの様々な
情報のやり取りが交わされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような土木・建築工事関係者の間で行われる各種情報
のやり取りにあっては、そのほとんどが紙面により行わ
れているため、その管理作業にあっては煩雑になってい
た。特に、大規模な工事や長期にわたる工事にあって
は、その情報量もばかにならず、管理作業に多大な労力
が必要であった。この結果、土木・建築工事関係者間で
交わされる各種情報のやり取りの中で多くの情報落ちや
連絡ミス等が多発するようになっていた。
【0004】このような状況から、従来から、土木・建
築分野にあっては、工事関係者間で行われるやり取りで
交わされる様々な情報を一括して管理し、必要な情報を
いつどこからでも瞬時に選び出して手に入れることがで
きるようなコンピュータを利用したシステムの導入が望
まれていた。
【0005】本発明は、前記事情に鑑みてなされたもの
であって、その目的は、土木・建築分野において工事関
係者間で行われるやり取りで交わされる各種情報の中か
ら、必要な情報だけをいつどこからでも瞬時に選び出し
て手に入れることができる土木・建築工事用情報管理シ
ステムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明に係る土木・建築工事用情報管理システムにあ
っては、データベース装置と、これに外部からデータ通
信手段を介してアクセス可能な端末装置とを備えた土木
・建築分野における情報管理システムであって、前記デ
ータベース装置は、土木・建築工事に係る質疑内容及び
回答内容をそれぞれ質疑データ及び回答データとして相
互に対応付けて1件毎に格納可能な質疑回答データベー
スと、土木・建築工事に係る打ち合わせの議事録内容を
打合議事録データとして1件毎に格納可能な打合議事録
データベースと、土木・建築工事に係る図面に関する管
理情報を図面管理データとして1件毎に格納可能な図面
データベースと、土木・建築工事に係る書類の管理情報
を書類管理データとして1件毎に格納可能な書類データ
ベースとを備え、該データ通信手段を介してアクセスし
てきた該端末装置に対して該各データベースを開放する
とともに、前記端末装置は、該データベース装置にアク
セスし開放された該各データベースに対して、該各デー
タの登録、変更、削除、閲覧または検索といった各種デ
ータ処理を行えることを特徴とする。
【0007】このような構成を有する土木・建築工事用
情報管理システムにあっては、端末利用者は、端末装置
により、データベース装置に対しアクセスし、各データ
ベースにデータを登録したり、登録したデータの変更を
行ったり、あるいはデータの削除を行うことができると
ともに、各データベースに登録されたデータを閲覧した
り、また希望するデータを選び出すために検索を行った
りすることができる。このことから、質疑を行いたい者
は、端末装置により、質疑回答データベースに質疑の内
容をデータとして登録しておくことができる。一方、質
疑に対し回答すべき者は、端末装置により、自分に関係
のある質疑が登録されていないかどうかを質疑回答デー
タベースから検索等により見つけ出すことができ、自分
に対し質疑がある場合には、当該質疑データに対応づけ
て回答内容をデータとして質疑回答データベースに登録
しておけば、質疑をした者に対し回答をすることができ
る。また、打合議事録内容をデータとして打合議事録デ
ータベースに登録しておけば、過去や最近行われた打ち
合わせの議事録内容を知りたいとき、打合議事録データ
ベースから打合議事録データを検索等により選び出して
これを閲覧することができ、希望する打合議事録内容を
知ることができる。また、土木・建築工事に係る設計図
面や製作図面等の各種図面に関する管理情報を図面管理
データとして図面データベースに登録しておけば、図面
データベースに登録された図面管理データを閲覧して図
面の管理状況を知ることができる。また、書類情報を書
類管理データとして書類データベースに登録しておけ
ば、書類データベースに登録された書類管理データの中
から必要なものを検索等により抽出して閲覧することが
でき、知りたい書類の管理状況を知ることができる。さ
らにまた、これら質疑回答データベース、打合議事録デ
ータベース、図面データベースまたは書類データベース
にあっては、各データベースに各々登録された各デー
タ、即ち質疑データ及び回答データ、打合議事録デー
タ、図面管理データまたは書類管理データに基づき、質
疑回答内容や打ち合わせの議事録内容、または図面に関
する管理情報や書類の管理情報をリストアップして、質
疑回答状況や打ち合わせ状況、または図面管理状況や書
類管理状況を簡単に知ることができる。これにより、例
えば未提出の図面を調べて未提出図面リストを作成した
りすることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係る土木・建築工
事用情報管理システムの実施の形態について、添付図面
に基づき説明する。
【0009】図1は、本発明に係る土木・建築工事用情
報管理システムの一実施形態を示したものである。この
実施の形態に係る土木・建築工事用情報管理システム
は、主に、データベース装置2と、これに対しデータ通
信手段4,6を介してアクセス可能に設置された1乃至
複数台の端末装置8,10,12,14とから構成され
ている。本実施の形態では、端末装置8,10,12,
14は、工事事務所の設備部、建築部及び生産設計部に
それぞれ設置されているとともに、設計事務所や施主、
また常設部門にそれぞれ設置されている。
【0010】ここで、データベース装置2は、土木・建
築工事に伴い生じる様々な書類や情報をデータとして格
納する装置であり、データを格納するためのデータベー
ス16,18,20,22を備えている。データベース
装置2は、例えばワークステーションやパーソナルコン
ピュータ(パソコン)をはじめとするコンピュータ装置
により構成される。この場合、各データベース16,1
8,20,22は、コンピュータ装置に備えられた例え
ばハードディスク等の記憶装置等に構築される。本実施
の形態では、データベース装置2は、データベースとし
て、質疑回答データベース16と、打合議事録データベ
ース18と、図面データベース20と、書類データベー
ス22とを備えている。ここで、質疑回答データベース
16は、土木・建築工事に伴い発生する質疑及び回答の
内容をそれぞれ質疑データ及び回答データとして対応付
けて1件毎に格納するようになっている。また、打合議
事録データベース18は、土木・建築工事に伴い行った
打ち合わせの議事録内容等を打合議事録データとして1
件毎に格納するようになっている。また、図面データベ
ース20は、土木・建築工事に係る各種図面、例えば設
計図面や製作図面等に関する管理情報を図面管理データ
として1件毎に格納するようになっている。また、書類
データベース22は、土木・建築工事に係る書類の管理
情報を書類管理データとして1件毎に格納するようにな
っている。そして、データベース装置2は、データ通信
手段4,6を介してアクセスしてきた端末装置8,1
0,12,14に対して、これら各データベース16,
18,20,22を開放できるようになっている。
【0011】ここで、データ通信手段4,6は、各端末
装置8,10,12,14とデータベース装置2との間
に介設され、双方間でデータ通信を可能にするための手
段であり、例えばLANやWAN等のコンピュータ通信
ネットワーク等のことであり、電話回線やISDN回線
等をはじめとするデータ通信回線を用いて構成される。
ここで、データ通信手段のデータ通信方式にあっては、
有線方式でも無線方式であってもかまわない。本実施の
形態では、データ通信手段として、工事事務所の設備
部、建築部及び生産設計部並びに設計事務所にそれぞれ
設置された各端末装置8,10とデータベース装置2と
の各相互間はLAN4で、また施主及び常設部門にそれ
ぞれ設置された端末装置12,14とデータベース装置
2との各相互間はWAN8で接続されている。このよう
なデータ通信手段4,6がデータベース装置2との間に
介設されることで、各端末装置8,10,12,14
は、データベース装置2に対してアクセスし、データベ
ース装置2との間でデータを受け取ったりデータを送出
したりしてデータのやり取りを行うことができる。
【0012】このようにデータベース装置2に対しアク
セスする端末装置8,10,12,14にあっては、例
えばワークステーションやパーソナルコンピュータ(パ
ソコン)といったコンピュータ装置により構成され、例
えばCRTディスプレイ等の表示装置や、例えばキーボ
ードやマウス、イメージスキャナといった各種入力装置
を備える他、場合によっては例えばプリンタやプロッタ
等の出力装置をも備えていてもよい。このような構成の
各端末装置8,10,12,14では、前述したような
入力装置によって、データベース装置2に対しアクセス
したり、またこのアクセスにより開放された各データベ
ース16,18,20,22に対しデータの新規入力、
更新変更、削除、閲覧又は検索といった各種データ処理
を行うようになっている。各端末装置では、各種データ
処理を行うにあたって、例えば前述したようなCRTデ
ィスプレイ等の表示装置により表示させながら行った
り、また、プリンタ等の出力装置を備えていれば、デー
タの閲覧結果または検索結果を紙等に印刷して出力した
りすることができる。
【0013】なお、データベース装置2の各データベー
ス16,18,20,22に格納されたデータ内容の機
密または保全を図りたい場合には、各端末装置8,1
0,12,14からデータベース装置2に対しアクセス
する際またはデータベース装置2にアクセスして各デー
タベース16,18,20,22に対し各種データ処理
を行う際などに、端末利用者に対しパスワードの入力を
要求したり権限設定を行ったりしてセキュリティを確保
してもよい。
【0014】また、本発明に係る端末装置にあっては、
前述した設置場所に限らず、他の関連業者等の工事関係
者が使用するために他の場所に設置されてもよい。ま
た、端末装置を構成するコンピュータ装置にあっては、
設置タイプに限らず、例えばノートパソコンや最近のモ
バイルコンピュータといった可搬性に富んだものを用い
てもよい。
【0015】また、本発明に係るデータベース装置にあ
っては、単一のコンピュータ装置から構成される場合に
限らず、例えばLAN等のデータ通信手段を介して相互
にネットワークで接続された2台以上のコンピュータ装
置から構成されていてもよい。
【0016】特に、このようなシステムにあっては、デ
ータベース装置2や端末装置8,10,12,14とし
て、例えば『Windows95』をはじめとする代表
的なOS(オペレーティングシステム)に対応したコン
ピュータ装置を用いて、データベースの構築やこれらデ
ータベースに対する各種データの登録、変更、削除、閲
覧、検索といった作業は、前述したようなOSに対応し
たアプリケーションソフトウエア、例えばリレーショナ
ル型データベース構築用アプリケーションソフトを利用
して行うのが好ましい。
【0017】このような構成を備えた土木・建築工事用
情報管理システムにあっては、例えば、質疑を行いたい
者は、いずれかの端末装置8,10,12,14によ
り、データベース装置2にアクセスして、質疑回答デー
タベース16に質疑の内容を質疑データとして登録して
おく。一方、質疑に対し回答すべき者は、端末装置8,
10,12,14により、当該データベース装置2にア
クセスして、自分に関係のある質疑が登録されていない
かどうかを質疑回答データベース16から検索等により
見つけ出すことができる。これにより、自分に関係のあ
る質疑が見つけられたときには、回答すべき者は、質疑
回答データベース16に当該質疑内容データに対応づけ
て回答内容をデータとして登録しておけば、質疑をした
者に対し、質疑に対し回答をすることができる。
【0018】また、打合議事録内容をデータとして打合
議事録データベース18に登録しておけば、過去や最近
を行われた打ち合わせの議事録内容を知りたい者は、端
末装置8,10,12,14により、データベース装置
2にアクセスして、打合議事録データベース18に登録
された打合議事録データの中から希望する打合議事録デ
ータを検索等により選び出してこれを閲覧することで、
希望する打合議事録内容を知ることができる。
【0019】また、図面の管理情報をデータとして図面
データベース20に登録しておけば、図面管理状況を知
りたい者は、端末装置8,10,12,14により、デ
ータベース装置2にアクセスして、図面データベース2
0に登録された図面管理データの中から希望する図面の
管理情報を検索等により選び出してこれを閲覧すること
で、知りたい図面の管理状況を知ることができる。
【0020】また、書類情報をデータとして書類データ
ベース22に登録しておけば、知りたい書類情報がある
者は、端末装置8,10,12,14により、データベ
ース装置2にアクセスして、書類データベース22に登
録された書類管理データの中から希望する書類の管理デ
ータを検索等により選び出しこれを閲覧することで、特
定の書類の管理状況を知ることができる。
【0021】さらにまた、これら質疑回答データベース
16、打合議事録データベース18、図面データベース
20または書類データベース22にあっては、各データ
ベースに各々登録された各データ、即ち質疑データ若し
くは回答データ、打合議事録データ、図面管理データま
たは書類管理データに基づき、質疑回答内容や打ち合わ
せの議事録内容、または図面に関する管理情報や書類の
管理情報をリストアップして、質疑回答状況や打ち合わ
せ状況、または図面管理状況や書類管理状況を簡単に知
ることができる。
【0022】このように土木・建築工事に関する情報
が、データベース装置2において各端末装置8,10,
12,14から閲覧等をできるように一元管理されてい
るから、端末利用者、即ち工事関係者は、時間的に拘束
されずに気軽に質疑及び回答を行ったり、打合議事録内
容を閲覧したり、図面の管理状況を調べたり、書類の管
理状況を調べることができ、使い勝手が良く、非常に便
利であり、従って、土木・建築工事をスムーズに進行さ
せることができ、全体的に高効率化を図ることができ
る。
【0023】次に、端末装置側においてデータベース装
置2の各データベース16,18,20,22に対して
行うデータの登録、変更、削除、閲覧、検索といった各
種処理の手順の一実施形態について説明する。尚、この
実施の形態では、データベース装置2の各データベース
16,18,20,22のデータ内容の機密または保全
を図るために、端末装置8,10,12,14におい
て、当該データベース装置2にアクセスするにあたり、
端末利用者に対し、所定のパスワードの入力を要求する
とともに、端末利用者にあっては権限が設定されるよう
になっている。また、データベース装置2における各デ
ータベース16,18,20,22の各データは、土木
・建築工事のプロジェクト名をキーに、プロジェクト毎
に管理するようになっている。さらに、必要な場合に
は、大項目、中項目またはタイトルをキーとして、これ
ら大項目、中項目またはタイトル毎に管理することがで
きるようになっている。また、端末装置は、CRTディ
スプレイ等の表示装置を備え、表示装置の表示画面を見
ながら操作することができるようになっている。
【0024】図2乃至6は、処理フローを示したもので
ある。図2は、共通処理を示したものであり、図3乃至
6は、それぞれ、質疑回答データベース(質疑回答D
B)、打合議事録データベース(打合議事録DB)、図
面データベース(図面DB)または書類データベース
(書類DB)に対して行う処理(以下、それぞれ質疑回
答処理、打合議事録処理、図面処理及び書類処理とい
う)の処理フローを示したものである。また、図7乃至
10は、それぞれ、質疑回答処理、打合議事録処理、図
面処理及び書類処理における画面の切換フローを示した
ものである。
【0025】端末装置を利用しようとする者は、まず、
共通処理において、図2に示すように、最初にパスワー
ドを入力し(S101)て、その後、表示されたメニュ
ー画面において、質疑回答処理、打合議事録処理、図面
処理、書類処理の中から希望する処理を選択する(S1
02)。そして、さらに、対象となる土木・建築工事の
プロジェクト名の入力若しくは選択を行い(S10
3)、また、大項目、中項目、タイトル等の入力若しく
は選択を行う(S104)。そして、これらの入力若し
くは選択が終了すると、端末装置側では、S102で入
力若しくは選択した処理にそれぞれ個別に移行する。
【0026】《質疑回答処理》S102で質疑回答処理
を選択した場合には、その後、図3に示すように、質疑
タイトルの入力若しくは選択を行う(S201)。質疑
タイトルの入力若しくは選択は、新しい質疑を行う場合
や既に行った質疑について内容を変更または追加したい
場合等に行う。次に、入力若しくは選択した質疑タイト
ルに基づきこれに関し質疑回答データベースに登録デー
タがあるないか調査される(S202)。そして、登録
データがない場合、即ち新しい質疑であった場合には、
図7に示すように、「プロジェクト」・「タイトル」選
択画面G101から新規登録画面G102に切り換わっ
て、新規登録を行う(S203)。他方、登録データが
ある場合、即ち既に行っている質疑に対し変更を加える
場合や質疑に対し回答する場合等には、「プロジェク
ト」・「タイトル」選択画面G101から質疑回答内容
一覧画面G103に切り換わって質疑回答内容の一覧が
表示される(S204)。ここで、新規登録画面G10
2では、質疑データとして、質疑年月日や回答依頼日、
依頼者、質疑内容等を新規登録する。図11は、新規登
録画面G102の一実施形態を示したものである。質疑
をする者は、図11に示すような画面を見ながら、質疑
内容を質疑データとして画面該当枠内にワープロのよう
な感覚で入力してゆく。データの新規登録が完了する
と、質疑回答内容一覧画面G103に切り換わって、質
疑内容の一覧を表示させて新規登録した内容を確認する
ことができる(S204)。
【0027】質疑回答内容一覧画面G103において
は、新しい質疑を行いたい場合には質疑内容追加画面G
104に切り換えるとともに、また、既に行った質疑の
内容を変更又は追加したり、質疑に対して回答を行う場
合には、質疑回答内容編集画面G105に切り換えて、
質疑内容・回答内容等の新規・変更入力を行う(S20
5)。質疑回答内容編集画面G105は、図11に示し
た新規登録画面G102と同様に構成されていて、質疑
に対し回答する者は、回答内容を回答データとして画面
該当枠内にワープロのような感覚で入力してゆく。そし
て、これらの新規・変更入力内容は質疑回答データベー
スに登録される。これら新規・変更入力を行った後は、
再び、質疑回答内容一覧画面G103に切り換えて、登
録した内容を確認することができる(S204)。ここ
で、必要に応じて、質疑回答データベースに登録されて
いる質疑データ及び回答データ等に基づき、質疑内容及
び回答内容が掲載された質疑回答書を紙に印刷して作成
することができる(S206)。さらに、質疑回答内容
検索画面G106に切り換えて、前記登録データに基づ
き検索を行い(S207)、必要なデータの抽出を行っ
てもよい。検索にあたっては、質疑年月日や回答依頼
日、依頼者、質疑内容の他、工種やコスト等をキーに、
前方一致検索や部分一致検索等を行える。検索後は、再
び質疑回答内容一覧画面G103に切り換えて検索結果
の一覧を表示させて(S208)、検索結果を閲覧する
ことができる。また、ここで、質疑内容追加画面G10
4に切り換えて新しい質疑を行うことができるととも
に、また、質疑回答内容編集画面G105に切り換えて
質疑内容・回答内容等の新規・変更入力を行うこともで
きる(S209)。さらに、検索により抽出したデータ
に対しては、前記質疑回答書の印刷出力をも行うことが
できる(S210)。
【0028】《打合議事録処理》また、共通処理のS1
02で打合議事録処理を選択した場合には、図4に示す
ように、まず、打合件名の入力若しくは選択を行う(S
301)。打合件名の入力若しくは選択は、新規登録を
行いたい場合や既に登録されたデータの閲覧や変更等を
行いたい場合に行う。次に、ここで、入力若しくは選択
した打合件名に基づき、これに関し打合議事録データベ
ースに登録データがあるかないかが調べられる(S30
2)。そして、登録データがない場合、即ち前記打合件
名に該当するものがなく新しいものである場合には、図
8に示すように、「プロジェクト」・「タイトル」選択
画面G201から新規登録画面G202に切り換わる。
ここで、新規登録を行う(S303)。他方、登録デー
タがある場合、即ち既に登録してある打合議事録データ
を変更したり閲覧したりする場合には、打合内容一覧画
面G203に切り換わって、打合議事録データの内容を
一覧表示する(S304)。ここで、新規登録では、打
合年月日、打合時刻、打合場所、出席者、記録者等を打
合議事録データとして打合議事録データベースに登録す
る。新規登録後は、打合内容一覧画面G203に切り換
えて、登録したデータの内容を確認する(S304)。
【0029】打合内容一覧画面G203では、打合内容
追加画面G204に切り換えて新たに打合議事録データ
を登録することができ(S305)、また打合内容編集
画面G205に切り換えて特定の打合議事録データに対
し削除等の変更を加えることもできる(S305)。ま
た、必要に応じて、打合議事録内容を紙等に印刷を実行
する(S306)。印刷を実行すれば、打合議事録デー
タベースに登録されている打合議事録データに基づき、
図12または図13に示すような、印刷イメージを有す
る打合議事録を紙に印刷して作成することができる。さ
らには、打合内容検索画面G206に切り換えて検索を
行い、特定の打合議事録データを抽出して(S30
7)、再び打合内容一覧画面G203に戻ることによ
り、検索結果を一覧表示させることができる(S30
8)。検索後にあっては、打合内容追加画面G204や
打合内容編集画面G205に切り換えて、さらにデータ
新規登録やデータ変更等を行うことができる(S30
9)。また、図12または図13に示すような検索によ
り抽出されたデータによる打合議事録を作成することも
できる(S310)。
【0030】《図面処理》また、共通処理のS102で
図面処理を選択した場合には、図5に示すように、ま
ず、『図面種類』の入力若しくは選択を行う(S40
1)。次に、入力若しくは選択された『図面種類』に該
当するデータが図面データベースに登録されているかい
ないかを調べる(S402)。ここで、図面データベー
スに登録データがなければ、図9に示すように、「プロ
ジェクト」・「図面種類」選択画面G301から、図面
新規登録画面G302に切り換え、新規データの登録を
行う(S403)。他方、登録データがある場合には、
図面一覧画面G303に切り換わって、図面登録内容を
一覧表示する(S404)。なお、新規データの登録に
あっては、図面に関する図面ID、図番、図面名称、担
当者等、作成日等の他、図面が変更に係る場合には、最
終図提出期限日、最終図提出日、最終図返却日、図面終
了期限日や図面終了確認日といった図面の変更履歴情報
を図面管理データとして図面データベースに登録する。
登録後は、図面一覧画面G303に切り換って、図面登
録内容が一覧表示され、登録した内容を確認することが
できる(S404)。
【0031】図面一覧画面G303では、図面追加画面
G304に切り換えて、新規データ登録を行うことがで
きる(S405)。また、図面一覧画面G303では、
図面編集画面G305に切り換えて、既に登録してある
データの削除を含む変更等を行うことができる(S40
5)。また、図面一覧画面G303では、図面データベ
ースに登録された図面管理データに基づき、図面履歴表
や図面履歴台帳を紙に印刷して作成することができる
(S406)。図14及び図15は、これら図面履歴表
及び図面履歴台帳の一実施形態をそれぞれ示したもので
ある。また、図面検索画面G306に切り換えて、希望
する図面管理データを検索することができる(S40
7)。この検索にあっては、前記図面管理データとして
登録されている図面ID、図番、図面名称、担当者等、
作成日等に基づいて行うことができる。検索後は、図面
一覧画面G303に切り換えて検索結果を一覧表示する
ことができる(S408)。そして、さらに、データの
新規登録や変更等を行うことができるとともに(S40
9)、前記検索の結果に基づき前述したような図面履歴
表や図面履歴台帳を紙に印刷して作成することができる
(S410)。さらに、図面一覧画面G303において
は、図面履歴一覧画面G307に切り換えて、前記図面
管理データとして登録された前記図面の変更履歴情報を
一覧表示することができる。ここでも、前述した図面履
歴表や図面履歴台帳を紙に印刷して作成することができ
る。また、図面履歴一覧画面G307にあっては、図面
履歴台帳一覧画面G309に切り換えて、図面の履歴台
帳を画面に表示するとともに、前述した図面履歴表や図
面履歴台帳を作成することができる。これら図面履歴一
覧画面G307や図面履歴台帳一覧画面G309にあっ
ては、図面履歴追加・編集・削除画面G310に切り換
えて、データの追加登録や編集、削除を行うことができ
る。この図面履歴追加・編集・削除画面G310で行わ
れたデータの追加登録や編集、削除は、図面データベー
スに反映される。
【0032】《書類処理》また、共通処理のS102で
書類管理処理を選択した場合には、その後、図6に示す
ように、『分類』の入力若しくは選択を行う(S50
1)。『分類』の入力若しくは選択は、新規登録を行い
たい場合や、既に登録されたデータの閲覧や変更等を行
いたい場合等に行えばよい。次に、入力若しくは選択し
た『分類』に係る登録データが書類データベースにある
かないかを調査する(S502)。ここで、登録データ
がない場合には、図10に示すように、『プロジェク
ト』・『分類』選択画面から新規登録画面G402に切
り換わり、データの新規登録を行う(S503)。他
方、登録データがある場合には、書類一覧画面G403
に切り換わって、書類データベースの登録データを一覧
表示する(S504)。なお、新規登録では、内訳番
号、メイン番号、分類、書類名称、書類内容、宛先、作
成者区分、作成者、部数等をデータとして登録する。そ
して、データを新規登録した後は、書類一覧画面G40
3に切り換わって、登録したデータを確認することがで
きる(S504)。
【0033】さらに、書類一覧画面G403において
は、書類追加画面G404に切り換えて、新たにデータ
の追加登録を行うことができるとともに(S505)、
書類編集画面G405に切り換えて、既にあるデータの
内容の変更や削除等を行うことができる(S505)。
また、必要な場合には、書類データベースに登録されて
いる書類管理データに基づいて書類管理表を作成し、こ
れをプリンタ等により印刷することができる(S50
6)。また、書類検索画面G406に切り換えて、希望
するデータの検索を行い(S507)、再度書類一覧画
面G403に戻って、検索結果を一覧表示させたりする
(S508)。ここでも、新たにデータの追加登録を行
うことができるとともに(S509)、書類編集画面G
405に切り換えて、既にあるデータの内容の変更や削
除等を行うことができる(S509)。検索結果につい
ては、前述した書類管理表を作成しこれを紙等に印刷す
ることができる(S510)。
【0034】このような処理フローによれば、端末装置
から、データベース装置の各データベースに対し、デー
タの登録、変更、削除、閲覧または検索といった各種デ
ータ処理を簡単に行うことができる。
【0035】
【発明の効果】以上発明の実施の形態で説明したように
本発明に係る土木・建築工事用情報管理システムによれ
ば、端末装置により、データベース装置にアクセスし
て、データベース装置に備えられた質疑回答データベー
ス、打合議事録データベース、図面データベース及び書
類データベースの各データベースに対し、各データの登
録、変更、削除、閲覧または検索といった各種データ処
理を行えるので、質疑内容やこれに対する回答内容をデ
ータとして登録して質疑回答のやり取りを行うことがで
きる。また、打合議事録データベースに登録された打合
議事録データから、必要なときに、過去や最近行われた
打合議事録内容を簡単に選び出して知ることができる。
また、書類データベースに登録された書類管理データか
ら希望する書類の管理状況を知ることができる。さらに
また、これら質疑回答データベース、打合議事録データ
ベース、図面データベースまたは書類データベースにあ
っては、各データベースに各々登録された各データ、即
ち質疑データ若しくは回答データ、打合議事録データ、
図面管理データまたは書類管理データに基づき、質疑回
答内容や打ち合わせの議事録内容、または図面に関する
管理情報や書類の管理情報をリストアップして、質疑回
答状況や打ち合わせ状況、または図面管理状況や書類管
理状況を簡単に知ることができる。これにより、例えば
図面データベースに登録された図面管理データに基づ
き、例えば未提出な図面をリストアップして、設計事務
所と工事事務所間で行われる定例打合時において回答の
督促等を行うことができる。このようにデータベース装
置において土木・建築工事に関する情報が、端末装置か
ら登録や検索、閲覧等が行えるように一元管理されてい
るから、端末利用者、即ち工事関係者は、時間的に拘束
されずに気軽に質疑及び回答を行ったり、打合議事録内
容や図面の管理状況、書類の管理情報など、土木・建築
工事に関する情報の中から、希望する情報をいつでもど
こからでも瞬時に選び出し手に入れることができ、使い
勝手が良く、非常に便利であり、従って、土木・建築工
事をスムーズに進行させることができ、全体的に高効率
化を図ることができる。また、データベース装置の各デ
ータベースに登録した各データを工事記録として残すこ
とができ、例えば後日の見積作成やVE改善事例等とし
て利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る土木・建築工事用情報管理システ
ムを示した構成図である。
【図2】本発明に係る土木・建築工事用情報管理システ
ムにおける共通処理を示したフローチャートである。
【図3】本発明に係る土木・建築工事用情報管理システ
ムにおける質疑回答処理を示したフローチャートであ
る。
【図4】本発明に係る土木・建築工事用情報管理システ
ムにおける打合議事録処理を示したフローチャートであ
る。
【図5】本発明に係る土木・建築工事用情報管理システ
ムにおける図面処理を示したフローチャートである。
【図6】本発明に係る土木・建築工事用情報管理システ
ムにおける書類処理を示したフローチャートである。
【図7】図3の質疑回答処理における画面の切換状況を
説明するための説明図である。
【図8】図4の打合議事録処理における画面の切換状況
を説明するための説明図である。
【図9】図5の図面処理における画面の切換状況を説明
するための説明図である。
【図10】図6の書類処理における画面の切換状況を説
明するための説明図である。
【図11】質疑回答処理における新規登録画面の一実施
形態を示したものである。
【図12】本発明に係る土木・建築工事用情報管理シス
テムにおける打合議事録内容を印刷したときの一実施形
態を示した印刷イメージ図である。
【図13】本発明に係る土木・建築工事用情報管理シス
テムにおける打合議事録内容を印刷したときの他の実施
形態を示した印刷イメージ図である。
【図14】本発明に係る土木・建築工事用情報管理シス
テムにおける図面履歴表を示した印刷イメージ図であ
る。
【図15】本発明に係る土木・建築工事用情報管理シス
テムにおける図面履歴台帳を示した印刷イメージ図であ
る。
【符号の説明】
2 データベース装置 4 LAN 6 WAN 8 端末装置(工事事務所) 10 端末装置(設計事務所) 12 端末装置(施主) 14 端末装置(常設部門) 16 質疑回答データベース 18 打合議事録データベース 20 図面データベース 22 書類データベース
フロントページの続き (72)発明者 高橋 昌子 東京都千代田区神田司町2丁目3番地 株 式会社大林組東京本社内 (72)発明者 福士 正洋 東京都千代田区神田司町2丁目3番地 株 式会社大林組東京本社内 (72)発明者 本間 隆之 東京都千代田区神田司町2丁目3番地 株 式会社大林組東京本社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データベース装置と、これに外部からデ
    ータ通信手段を介してアクセス可能な端末装置とを備え
    た土木・建築分野における情報管理システムであって、 前記データベース装置は、土木・建築工事に係る質疑内
    容及び回答内容をそれぞれ質疑データ及び回答データと
    して相互に対応付けて1件毎に格納可能な質疑回答デー
    タベースと、 土木・建築工事に係る打ち合わせの議事録内容を打合議
    事録データとして1件毎に格納可能な打合議事録データ
    ベースと、 土木・建築工事に係る図面に関する管理情報を図面管理
    データとして1件毎に格納可能な図面データベースと、 土木・建築工事に係る書類の管理情報を書類管理データ
    として1件毎に格納可能な書類データベースとを備え、
    該データ通信手段を介してアクセスしてきた該端末装置
    に対して該各データベースを開放するとともに、 前記端末装置は、該データベース装置にアクセスし開放
    された該各データベースに対して、該各データの登録、
    変更、削除、閲覧または検索といった各種データ処理を
    行えることを特徴とする土木・建築工事用情報管理シス
    テム。
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