JP3309758B2 - コンピュータネットワークにおける情報の管理方法および情報管理システム - Google Patents
コンピュータネットワークにおける情報の管理方法および情報管理システムInfo
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- JP3309758B2 JP3309758B2 JP7066197A JP7066197A JP3309758B2 JP 3309758 B2 JP3309758 B2 JP 3309758B2 JP 7066197 A JP7066197 A JP 7066197A JP 7066197 A JP7066197 A JP 7066197A JP 3309758 B2 JP3309758 B2 JP 3309758B2
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Landscapes
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Computer And Data Communications (AREA)
- Information Transfer Between Computers (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンピュータネット
ワークにおける情報の管理方法および情報管理システム
に関し、より詳細には、不特定の者が利用可能とされる
コンピュータネットワークにおいて、一定の目的に供せ
られる情報を特定の管理者を立てて管理する方法および
そのシステムに関する。
ワークにおける情報の管理方法および情報管理システム
に関し、より詳細には、不特定の者が利用可能とされる
コンピュータネットワークにおいて、一定の目的に供せ
られる情報を特定の管理者を立てて管理する方法および
そのシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、不特定のユーザが利用可能なコン
ピュータネットワークとして、いわゆるインターネット
(The Internet)が存在しており、そこでは電子メール
(Erectoric-mail)や一般にWWWと呼ばれるマルチメ
ディア情報通信(World Wide Web) といったサービスが
提供されている。そして、このインターネットを利用す
るある特定のユーザが、不特定多数のユーザに対して一
定の目的に供せられる情報を広く発信しようとする場合
に、上述のマルチメディア情報通信が広く利用されてい
る。具体的には、不特定多数のユーザに対して情報の発
信を意図する特定のユーザは、このインターネット上に
配されたサーバ(より具体的には文字、画像、音声等か
らなるいわゆるマルチメディア情報をネットワーク上に
提供するコンピュータ)内に自己のホームページを設定
することで、インターネットを介してこのサーバにアク
セスする不特定多数のユーザに対して情報の発信を行な
っている。
ピュータネットワークとして、いわゆるインターネット
(The Internet)が存在しており、そこでは電子メール
(Erectoric-mail)や一般にWWWと呼ばれるマルチメ
ディア情報通信(World Wide Web) といったサービスが
提供されている。そして、このインターネットを利用す
るある特定のユーザが、不特定多数のユーザに対して一
定の目的に供せられる情報を広く発信しようとする場合
に、上述のマルチメディア情報通信が広く利用されてい
る。具体的には、不特定多数のユーザに対して情報の発
信を意図する特定のユーザは、このインターネット上に
配されたサーバ(より具体的には文字、画像、音声等か
らなるいわゆるマルチメディア情報をネットワーク上に
提供するコンピュータ)内に自己のホームページを設定
することで、インターネットを介してこのサーバにアク
セスする不特定多数のユーザに対して情報の発信を行な
っている。
【0003】一方、このようなホームページを使って発
信される情報の受け手となる不特定多数のユーザは、個
々にインターネットに接続可能な通信端末上で、上記サ
ーバに保持されたマルチメディア情報を閲覧するための
ブラウザを使って、上記特定のユーザが開設したホーム
ページを閲覧することにより情報を受信するとともに、
場合によっては、当該情報の受け手側(上記不特定多数
のユーザ)から情報の発信者側(上記特定のユーザ)に
対して電子メールを使ったテキスト情報等の提供が行な
われている。
信される情報の受け手となる不特定多数のユーザは、個
々にインターネットに接続可能な通信端末上で、上記サ
ーバに保持されたマルチメディア情報を閲覧するための
ブラウザを使って、上記特定のユーザが開設したホーム
ページを閲覧することにより情報を受信するとともに、
場合によっては、当該情報の受け手側(上記不特定多数
のユーザ)から情報の発信者側(上記特定のユーザ)に
対して電子メールを使ったテキスト情報等の提供が行な
われている。
【0004】この電子メールによる情報の提供は、電子
メールの送信者(つまり、上述の場合、上記不特定多数
のユーザ)が、相手先(つまり上記特定のユーザ)のイ
ンターネット上の電子メールアドレスに対して主にテキ
スト情報からなる電子メールを発信することにより行な
われ、また、これに対する返信も上記メール受信者(つ
まり上記特定のユーザ)がメール送信者(不特定多数の
ユーザの中で電子メールを送信したユーザ)の電子メー
ルアドレスに対して同様の電子メールを返信することに
より行なわれている。つまり、上述したように、ホーム
ページによって不特定多数のユーザに向けて発信された
情報に対して、不特定多数のユーザの中から電子メール
による情報の提供(返信)があった場合、以後このユー
ザとの情報のやりとりは、相互に互いの電子メールアド
レスに向けて電子メールを送信することにより行なわれ
ている。
メールの送信者(つまり、上述の場合、上記不特定多数
のユーザ)が、相手先(つまり上記特定のユーザ)のイ
ンターネット上の電子メールアドレスに対して主にテキ
スト情報からなる電子メールを発信することにより行な
われ、また、これに対する返信も上記メール受信者(つ
まり上記特定のユーザ)がメール送信者(不特定多数の
ユーザの中で電子メールを送信したユーザ)の電子メー
ルアドレスに対して同様の電子メールを返信することに
より行なわれている。つまり、上述したように、ホーム
ページによって不特定多数のユーザに向けて発信された
情報に対して、不特定多数のユーザの中から電子メール
による情報の提供(返信)があった場合、以後このユー
ザとの情報のやりとりは、相互に互いの電子メールアド
レスに向けて電子メールを送信することにより行なわれ
ている。
【0005】このような例としては、例えば、特定の企
業が就職情報を提供するホームページを開設して、不特
定多数の学生や転職を希望する社会人等(以後「学生
等」と称する)に就職に関する情報(例えば、就労条件
や会社案内等)を発信し、これに対して学生等から電子
メールで就職希望や質問等が寄せられた場合に、それ以
後の当該企業と学生等との間のやり取り(例えば、試験
・面接・セミナーの日程等の連絡)を全て電子メールで
行なう場合などが考えられる他、マルチメディア情報を
処理可能なパーソナルコンピュータが企業や学校さらに
は一般家庭などにおいて急速に普及し、誰でもインター
ネットへの接続が容易に成しえる現状においては、この
ような例はその他にも数多く考えられる。
業が就職情報を提供するホームページを開設して、不特
定多数の学生や転職を希望する社会人等(以後「学生
等」と称する)に就職に関する情報(例えば、就労条件
や会社案内等)を発信し、これに対して学生等から電子
メールで就職希望や質問等が寄せられた場合に、それ以
後の当該企業と学生等との間のやり取り(例えば、試験
・面接・セミナーの日程等の連絡)を全て電子メールで
行なう場合などが考えられる他、マルチメディア情報を
処理可能なパーソナルコンピュータが企業や学校さらに
は一般家庭などにおいて急速に普及し、誰でもインター
ネットへの接続が容易に成しえる現状においては、この
ような例はその他にも数多く考えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにホームページ上で不特定多数のユーザを対象に発信
した情報についての返信に対して、個々に電子メールで
応答しようとすると、いきおい応答する電子メールの数
が膨大なものとなり、その結果、電子メールの送信にか
かる労力も膨れ上がる他、このような電子メールを頼り
にした応答ではさらに以下のような問題を生じていた。
うにホームページ上で不特定多数のユーザを対象に発信
した情報についての返信に対して、個々に電子メールで
応答しようとすると、いきおい応答する電子メールの数
が膨大なものとなり、その結果、電子メールの送信にか
かる労力も膨れ上がる他、このような電子メールを頼り
にした応答ではさらに以下のような問題を生じていた。
【0007】すなわち、上述したような近時のパーソナ
ルコンピュータの急速な普及により、自己がパーソナル
コンピュータを所有していなくても、例えば勤務先や学
校さらにはインターネットに接続されたパーソナルコン
ピュータを時間貸しするいわゆるインターネットカフェ
などを利用することによって、電子メールアドレスを持
たないユーザでもホームページの閲覧や電子メールの送
信が可能となったため、このような電子メールアドレス
を持たない者からの電子メールによる返信に対する応答
が出来ないという不具合を生じるに至った。このような
事態は、例えば上述のようにインターネットを使って就
職情報の発信を行おうとする者にとっては、就職情報を
閲覧した学生等から電子メールで返信を受け取ったとし
ても、当該学生等が電子メールアドレスを持たないため
にインターネット上でその者に対して迅速かつ個別的な
情報の提供が出来ないということになり、他の代替手段
(例えば電話や郵便)による応答が必要とされ、本来イ
ンターネットを利用することによって得られるはずのメ
リットを十分に享受できないばかりか、その応答に余計
な手間がかかるといった事態を引き起こすに至った。
ルコンピュータの急速な普及により、自己がパーソナル
コンピュータを所有していなくても、例えば勤務先や学
校さらにはインターネットに接続されたパーソナルコン
ピュータを時間貸しするいわゆるインターネットカフェ
などを利用することによって、電子メールアドレスを持
たないユーザでもホームページの閲覧や電子メールの送
信が可能となったため、このような電子メールアドレス
を持たない者からの電子メールによる返信に対する応答
が出来ないという不具合を生じるに至った。このような
事態は、例えば上述のようにインターネットを使って就
職情報の発信を行おうとする者にとっては、就職情報を
閲覧した学生等から電子メールで返信を受け取ったとし
ても、当該学生等が電子メールアドレスを持たないため
にインターネット上でその者に対して迅速かつ個別的な
情報の提供が出来ないということになり、他の代替手段
(例えば電話や郵便)による応答が必要とされ、本来イ
ンターネットを利用することによって得られるはずのメ
リットを十分に享受できないばかりか、その応答に余計
な手間がかかるといった事態を引き起こすに至った。
【0008】また、大多数のユーザと電子メールで情報
のやり取りを行なうには、電子メールを送信する側にお
いて、各相手方に対応した電子メールアドレスの入力作
業が必要となる他、送信する相手毎に繰り返し電子メー
ルの送信を行うことになるので、電子メールの送信先が
増えれば増える程、この電子メールの送信にかかる時間
や手間も増えるという問題があった。そしてこのこと
は、特に、同一内容の情報を大多数のユーザに送信する
必要がある場合に深刻な問題となっており、例えば、上
述の就職情報に関していえば、面接日や各種セミナーの
開催日程等の連絡にかなりの時間と労力を費やすという
問題を生じていた。なおこの場合、大量の電子メール処
理をするためにデータベースを活用することも考えられ
るが、その場合でも電子メールの送信にかかる時間の大
幅な短縮は望めない一方、学生等から電子メールで送ら
れた情報を一旦データベースに移し替える作業が新たに
必要とされ、結果的に労力の軽減を十分に図ることが出
来ていなかった。またこの他、電子メールによるコミュ
ニケーションでは、大多数の人の中から一定の条件に合
致したユーザに対してだけ情報を提供しようとする場
合、その選別にかかる手間が大きいという問題もあっ
た。
のやり取りを行なうには、電子メールを送信する側にお
いて、各相手方に対応した電子メールアドレスの入力作
業が必要となる他、送信する相手毎に繰り返し電子メー
ルの送信を行うことになるので、電子メールの送信先が
増えれば増える程、この電子メールの送信にかかる時間
や手間も増えるという問題があった。そしてこのこと
は、特に、同一内容の情報を大多数のユーザに送信する
必要がある場合に深刻な問題となっており、例えば、上
述の就職情報に関していえば、面接日や各種セミナーの
開催日程等の連絡にかなりの時間と労力を費やすという
問題を生じていた。なおこの場合、大量の電子メール処
理をするためにデータベースを活用することも考えられ
るが、その場合でも電子メールの送信にかかる時間の大
幅な短縮は望めない一方、学生等から電子メールで送ら
れた情報を一旦データベースに移し替える作業が新たに
必要とされ、結果的に労力の軽減を十分に図ることが出
来ていなかった。またこの他、電子メールによるコミュ
ニケーションでは、大多数の人の中から一定の条件に合
致したユーザに対してだけ情報を提供しようとする場
合、その選別にかかる手間が大きいという問題もあっ
た。
【0009】本発明はかかる問題点に鑑みて提案された
もので、一定の目的の下に一対多数の者の間で行われる
コンピュータネットワーク上での情報のやり取りを、従
来よりも詳細かつ効率的に行い得る情報の管理方法およ
び情報管理システムを提供することを主たる目的とす
る。またその際、電子メールアドレスを持たない者に対
しても積極的に情報を提供し得るようにすることも目的
とする。
もので、一定の目的の下に一対多数の者の間で行われる
コンピュータネットワーク上での情報のやり取りを、従
来よりも詳細かつ効率的に行い得る情報の管理方法およ
び情報管理システムを提供することを主たる目的とす
る。またその際、電子メールアドレスを持たない者に対
しても積極的に情報を提供し得るようにすることも目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るコンピュータネットワークにおける情
報の管理方法は、不特定のユーザが利用可能とされるコ
ンピュータネットワークにおいて、一定の目的に供せら
れる情報を特定の管理者を立てて管理する方法であっ
て、上記コンピュータネットワーク上に配され、かつ上
記管理者の管理下に置かれるサーバに対して新規のユー
ザからアクセスがなされると、該サーバ内に当該新規な
ユーザに対してブラウザを用いて情報の読み書きが可能
な個別の情報ボックスを設定し、それ以後の当該ユーザ
と上記管理者との情報の授受が、ブラウザによるこの情
報ボックスへの情報の書き込みと読み出しにより行われ
ることを特徴とする。
に、本発明に係るコンピュータネットワークにおける情
報の管理方法は、不特定のユーザが利用可能とされるコ
ンピュータネットワークにおいて、一定の目的に供せら
れる情報を特定の管理者を立てて管理する方法であっ
て、上記コンピュータネットワーク上に配され、かつ上
記管理者の管理下に置かれるサーバに対して新規のユー
ザからアクセスがなされると、該サーバ内に当該新規な
ユーザに対してブラウザを用いて情報の読み書きが可能
な個別の情報ボックスを設定し、それ以後の当該ユーザ
と上記管理者との情報の授受が、ブラウザによるこの情
報ボックスへの情報の書き込みと読み出しにより行われ
ることを特徴とする。
【0011】したがって、本発明によれば、一定の目的
をもって情報を発信する新規のユーザに対して、サーバ
内にブラウザで読み書き可能な情報ボックスが個別に設
定されるので、当初不特定の者に過ぎなかったユーザを
電子メールアドレス以外の方法で個別に認識できる状態
とするとともに、この情報ボックスを複数設定すること
で、このようにして認識されたユーザをサーバ上で組織
化することができる。そして、これらの認識されたユー
ザと管理者との間での情報のやり取りの全てが、ブラウ
ザを用いて、ユーザ毎に設定された個別の情報ボックス
を介して行なわれるため、電子メールアドレスを持たな
いユーザに対しても管理者側から積極的に情報を伝達す
ることができる。具体的には、上記管理者からのユーザ
に対する情報の伝達は、上記管理者が当該ユーザ用とし
て設定された情報ボックス内に伝達すべき情報を書き込
みを行い、当該ユーザがこの書き込み後に情報ボックス
を開いて情報を読み出すことにより行われる。つまり、
本発明では、サーバとユーザならびにサーバと管理者と
の間のやり取りが全てブラウザを介して行なわれること
になり、ユーザおよび管理者において電子メール用のア
プリケーション・パッケージ・プログラムをを用意しな
くても相互に情報のやり取りを行うことが可能となる
他、双方ともに上記ネットワークに接続可能な環境下で
あれば、使用するコンピュータの機種やOS(オペレー
ティング・システム)を問わずに本方法を使用すること
ができる。
をもって情報を発信する新規のユーザに対して、サーバ
内にブラウザで読み書き可能な情報ボックスが個別に設
定されるので、当初不特定の者に過ぎなかったユーザを
電子メールアドレス以外の方法で個別に認識できる状態
とするとともに、この情報ボックスを複数設定すること
で、このようにして認識されたユーザをサーバ上で組織
化することができる。そして、これらの認識されたユー
ザと管理者との間での情報のやり取りの全てが、ブラウ
ザを用いて、ユーザ毎に設定された個別の情報ボックス
を介して行なわれるため、電子メールアドレスを持たな
いユーザに対しても管理者側から積極的に情報を伝達す
ることができる。具体的には、上記管理者からのユーザ
に対する情報の伝達は、上記管理者が当該ユーザ用とし
て設定された情報ボックス内に伝達すべき情報を書き込
みを行い、当該ユーザがこの書き込み後に情報ボックス
を開いて情報を読み出すことにより行われる。つまり、
本発明では、サーバとユーザならびにサーバと管理者と
の間のやり取りが全てブラウザを介して行なわれること
になり、ユーザおよび管理者において電子メール用のア
プリケーション・パッケージ・プログラムをを用意しな
くても相互に情報のやり取りを行うことが可能となる
他、双方ともに上記ネットワークに接続可能な環境下で
あれば、使用するコンピュータの機種やOS(オペレー
ティング・システム)を問わずに本方法を使用すること
ができる。
【0012】また、本発明に係るコンピュータネットワ
ークにおける情報の管理方法は、上記情報ボックスの設
定に先立ってユーザの属性に関する情報を得るととも
に、このユーザの属性に関する情報を当該ユーザに対し
て設定される情報ボックスと関連付けて上記サーバ内に
データベース化して蓄積することを特徴とする。そし
て、好ましくは、上記管理者が情報の書き込みを行う情
報ボックスが、上記データベース化されたユーザの属性
に関する情報に基づいて選択されるか、あるいは、上記
データベース化されたユーザの属性に関する情報に基づ
いて予め上記情報ボックスを一定の属性毎にグループ分
けを行ない、上記管理者が書き込みを行う情報ボックス
が、このグループ分けに基づいて選択されるのが好まし
い。
ークにおける情報の管理方法は、上記情報ボックスの設
定に先立ってユーザの属性に関する情報を得るととも
に、このユーザの属性に関する情報を当該ユーザに対し
て設定される情報ボックスと関連付けて上記サーバ内に
データベース化して蓄積することを特徴とする。そし
て、好ましくは、上記管理者が情報の書き込みを行う情
報ボックスが、上記データベース化されたユーザの属性
に関する情報に基づいて選択されるか、あるいは、上記
データベース化されたユーザの属性に関する情報に基づ
いて予め上記情報ボックスを一定の属性毎にグループ分
けを行ない、上記管理者が書き込みを行う情報ボックス
が、このグループ分けに基づいて選択されるのが好まし
い。
【0013】すなわち、本発明のコンピュータネットワ
ークにおける情報の管理方法は、ユーザの属性を上記情
報ボックスと関連付けてデータベース化することによ
り、上記管理者が情報を提供する相手方を一定の条件の
下に選択したい場合において、このデータベースを活用
することにより、ユーザの属性(例えば、氏名や性別、
さらには年齢等)に基づいて効率的に情報の配信を行う
ことができる他、上記属性に関する情報を蓄積するデー
タベースが上記管理者の管理下に置かれるサーバ内に設
けられることから、情報のデータベース化にあたりデー
タの移し替えが不要となる一方、データベースがサーバ
上で一元的に管理可能とされるため、データのバックア
ップやメンテナンスも容易に行い得る。
ークにおける情報の管理方法は、ユーザの属性を上記情
報ボックスと関連付けてデータベース化することによ
り、上記管理者が情報を提供する相手方を一定の条件の
下に選択したい場合において、このデータベースを活用
することにより、ユーザの属性(例えば、氏名や性別、
さらには年齢等)に基づいて効率的に情報の配信を行う
ことができる他、上記属性に関する情報を蓄積するデー
タベースが上記管理者の管理下に置かれるサーバ内に設
けられることから、情報のデータベース化にあたりデー
タの移し替えが不要となる一方、データベースがサーバ
上で一元的に管理可能とされるため、データのバックア
ップやメンテナンスも容易に行い得る。
【0014】
【0015】
【0016】なお、ここでサーバとは、文字、動画を含
む画像、音声からなるマルチメディア情報をネットワー
ク上に提供するコンピュータを意味しており、またブラ
ウザとは、マルチメディア情報をネットワーク上で利用
可能にするソフトウェアハードウェアを意味するものと
する。
む画像、音声からなるマルチメディア情報をネットワー
ク上に提供するコンピュータを意味しており、またブラ
ウザとは、マルチメディア情報をネットワーク上で利用
可能にするソフトウェアハードウェアを意味するものと
する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るコンピュータ
ネットワーク(以下、「ネットワーク」と称する)にお
ける情報の管理方法および情報管理システムの一実施形
態を図面に基づいて具体的に説明する。
ネットワーク(以下、「ネットワーク」と称する)にお
ける情報の管理方法および情報管理システムの一実施形
態を図面に基づいて具体的に説明する。
【0018】本発明に係る情報管理システムは、不特定
の者が利用可能とされるネットワークにおいて、一定の
目的に供せられる情報を特定の管理者を立てて管理する
ためのシステムであって、上記ネットワークに接続され
る複数の通信端末2を利用して不特定のユーザから提供
される情報を管理するためのシステムであって、より詳
細には、例えば、いわゆるインターネット(The Interne
t)のように不特定多数の者が特定の管理者を持たずに情
報のやり取りを行なうネットワーク上において、一定の
目的に供せられる情報(具体的には、ある特定種類の情
報あるいは特定の目的の為に提供される情報)を管理す
るための手段として、当該ネットワークに参加する不特
定多数のユーザを、当該個々のユーザの意思に基づい
て、特定の管理者の下に組織化するとともに、この組織
化されたユーザと上記管理者との間に相互に情報のやり
取りを行なう共通の場を設け、この共通の場に対して上
記組織化されたユーザと管理者とが相互に情報の書き込
みおよび読み出しを行なうことで、相互に情報のやり取
りを行なうシステムである。
の者が利用可能とされるネットワークにおいて、一定の
目的に供せられる情報を特定の管理者を立てて管理する
ためのシステムであって、上記ネットワークに接続され
る複数の通信端末2を利用して不特定のユーザから提供
される情報を管理するためのシステムであって、より詳
細には、例えば、いわゆるインターネット(The Interne
t)のように不特定多数の者が特定の管理者を持たずに情
報のやり取りを行なうネットワーク上において、一定の
目的に供せられる情報(具体的には、ある特定種類の情
報あるいは特定の目的の為に提供される情報)を管理す
るための手段として、当該ネットワークに参加する不特
定多数のユーザを、当該個々のユーザの意思に基づい
て、特定の管理者の下に組織化するとともに、この組織
化されたユーザと上記管理者との間に相互に情報のやり
取りを行なう共通の場を設け、この共通の場に対して上
記組織化されたユーザと管理者とが相互に情報の書き込
みおよび読み出しを行なうことで、相互に情報のやり取
りを行なうシステムである。
【0019】具体的には、本発明に係る情報管理システ
ムは図1の概念構成図に示すように、インターネットに
代表される不特定多数の者が参加するネットワーク1を
介して接続された不特定多数の通信端末2と、上記一定
の目的に供せられる情報を管理するためにネットワーク
1上に設けられたサーバ3と、上記管理者が該サーバ3
を管理するために用いる通信端末4とを主要部として構
成される。そして、このサーバ3上に、上記組織化され
たユーザと管理者との共通の場となる情報ボックス32
が設けられる。この情報ボックス32は、各ユーザ毎に
一つずつ設定され、後述するサーバ3に設けられたデー
タベース31内に格納されている。
ムは図1の概念構成図に示すように、インターネットに
代表される不特定多数の者が参加するネットワーク1を
介して接続された不特定多数の通信端末2と、上記一定
の目的に供せられる情報を管理するためにネットワーク
1上に設けられたサーバ3と、上記管理者が該サーバ3
を管理するために用いる通信端末4とを主要部として構
成される。そして、このサーバ3上に、上記組織化され
たユーザと管理者との共通の場となる情報ボックス32
が設けられる。この情報ボックス32は、各ユーザ毎に
一つずつ設定され、後述するサーバ3に設けられたデー
タベース31内に格納されている。
【0020】より詳細には、この情報ボックス32は、
上記管理者が一定の目的に供せられる情報の収集・拡散
を目的として上記サーバ3上に開設したホームページ画
面上に表示される。したがって、以下におけるユーザ側
の処理については、特に示さない限り全てホームページ
のハイパーテキスト構造を利用して行なわれ、ユーザ側
は表示されたページに埋め込まれたアンカー(実際に
は、アイコンとして画面上に表示される)を選択するだ
けで次の手順へ進むことが可能に構成されている。なお
ここで、ハイパーテキスト構造とは、いわゆるHTML
(HyperText Markup Language)で作成されたデータで構
成されることを意味している。
上記管理者が一定の目的に供せられる情報の収集・拡散
を目的として上記サーバ3上に開設したホームページ画
面上に表示される。したがって、以下におけるユーザ側
の処理については、特に示さない限り全てホームページ
のハイパーテキスト構造を利用して行なわれ、ユーザ側
は表示されたページに埋め込まれたアンカー(実際に
は、アイコンとして画面上に表示される)を選択するだ
けで次の手順へ進むことが可能に構成されている。なお
ここで、ハイパーテキスト構造とは、いわゆるHTML
(HyperText Markup Language)で作成されたデータで構
成されることを意味している。
【0021】上記通信端末2は、それぞれネットワーク
1に接続され、該ネットワーク1上での情報のやり取り
を行なう通信端末であって、好ましくは、文字、画像、
音声等の情報で構成されるいわゆるマルチメディア情報
を処理可能なブラウザを有するコンピュータとされる。
すなわち、この通信端末2は、後述するサーバ3から提
供されるマルチメディア情報を閲覧するためのブラウザ
5を備えており、このブラウザ5を介して上記サーバ3
との間で情報のやり取りを行なう。なお、ブラウザ5と
しては、一般に市販されているアプリケーション・パッ
ケージ・プログラム(例えば、「ネットスケープナビゲ
ータ(Netscape Communications Corporation の登録商
標)」や「インターネットエクスプローラ(Microsoft
Corporation の登録商標)」等)が好適に使用され、こ
れらが各通信端末2に記憶される。また、図1では、こ
の通信端末2として2a〜2dの4台のコンピュータが
図示されているが、上記のような機能を有した通信端末
であって上記ネットワーク1に接続される全ての通信端
末が含まれることはもちろんである。
1に接続され、該ネットワーク1上での情報のやり取り
を行なう通信端末であって、好ましくは、文字、画像、
音声等の情報で構成されるいわゆるマルチメディア情報
を処理可能なブラウザを有するコンピュータとされる。
すなわち、この通信端末2は、後述するサーバ3から提
供されるマルチメディア情報を閲覧するためのブラウザ
5を備えており、このブラウザ5を介して上記サーバ3
との間で情報のやり取りを行なう。なお、ブラウザ5と
しては、一般に市販されているアプリケーション・パッ
ケージ・プログラム(例えば、「ネットスケープナビゲ
ータ(Netscape Communications Corporation の登録商
標)」や「インターネットエクスプローラ(Microsoft
Corporation の登録商標)」等)が好適に使用され、こ
れらが各通信端末2に記憶される。また、図1では、こ
の通信端末2として2a〜2dの4台のコンピュータが
図示されているが、上記のような機能を有した通信端末
であって上記ネットワーク1に接続される全ての通信端
末が含まれることはもちろんである。
【0022】一方、上記サーバ3は、上記ネットワーク
1上に位置するとともにマルチメディア情報をネットワ
ーク1上に提供可能なコンピュータ(つまり、ウェブサ
ーバ)であって、好ましくは記憶手段を備えたワークス
テーションで構成れさる。また、このサーバ3は、本実
施形態では特に本発明に係る情報管理システムの主催者
となる上記特定の管理者がブラウザ5を通じて遠隔操作
可能なサーバとされる。より具体的には、上記管理者が
このサーバ3に送られてくる上記通信端末2からの情報
を、該サーバ3上で処理するに必要な程度に、換言すれ
ば後述する一連の処理を行なうに必要な範囲でサーバ3
内の一定領域の使用が確保されていることが必要であ
る。
1上に位置するとともにマルチメディア情報をネットワ
ーク1上に提供可能なコンピュータ(つまり、ウェブサ
ーバ)であって、好ましくは記憶手段を備えたワークス
テーションで構成れさる。また、このサーバ3は、本実
施形態では特に本発明に係る情報管理システムの主催者
となる上記特定の管理者がブラウザ5を通じて遠隔操作
可能なサーバとされる。より具体的には、上記管理者が
このサーバ3に送られてくる上記通信端末2からの情報
を、該サーバ3上で処理するに必要な程度に、換言すれ
ば後述する一連の処理を行なうに必要な範囲でサーバ3
内の一定領域の使用が確保されていることが必要であ
る。
【0023】そして、このサーバ3内にはデータベース
31が設けられるとともに、このデータベース31内に
は、上記組織化されたユーザと管理者との間で情報のや
り取りを行なうための情報ボックス32が格納されてい
る。その他、このサーバ3内には、ネットワーク1を利
用する不特定のユーザを組織化するための手段として、
図2に示すように、ユーザ選別手段33と情報ボックス
設定手段34と情報ボックス選別手段35が備えられて
おり、上記データベース31とともにユーザの組織化を
行なっている。
31が設けられるとともに、このデータベース31内に
は、上記組織化されたユーザと管理者との間で情報のや
り取りを行なうための情報ボックス32が格納されてい
る。その他、このサーバ3内には、ネットワーク1を利
用する不特定のユーザを組織化するための手段として、
図2に示すように、ユーザ選別手段33と情報ボックス
設定手段34と情報ボックス選別手段35が備えられて
おり、上記データベース31とともにユーザの組織化を
行なっている。
【0024】ここで、ユーザの組織化について図3に示
すフローチャートに基づいて説明する。まず、あるユー
ザが通信端末2からブサウザ5を介して上記サーバ3、
具体的には上記管理者が運営するホームページに対して
アクセスを行うと、上記ユーザ選別手段33において当
該ユーザが新規のユーザか否かが判断される(図3ステ
ップS1)。すなわち、このステップS1においては、
当該ユーザが既に情報ボックス32の設定を受けている
者であるか否かの判断が行なわれる。この判断は、上記
ホームページ上の表示により当該ユーザの選択によって
行なわれる。
すフローチャートに基づいて説明する。まず、あるユー
ザが通信端末2からブサウザ5を介して上記サーバ3、
具体的には上記管理者が運営するホームページに対して
アクセスを行うと、上記ユーザ選別手段33において当
該ユーザが新規のユーザか否かが判断される(図3ステ
ップS1)。すなわち、このステップS1においては、
当該ユーザが既に情報ボックス32の設定を受けている
者であるか否かの判断が行なわれる。この判断は、上記
ホームページ上の表示により当該ユーザの選択によって
行なわれる。
【0025】そして、当該ユーザが新規なユーザである
と判断された場合には、続くステップS2において、本
システムに登録するか否かが判断される(図3ステップ
S2)。これは換言すれば、本システムへの登録を希望
する場合には、当該ユーザに対応した個別の情報管理ボ
ックス32を新たに設定する必要があるのでその必要性
を判断するステップであり、上記ステップS1と同様に
上記ホームページ上の表示により当該ユーザの選択によ
りこの判断を行なう。
と判断された場合には、続くステップS2において、本
システムに登録するか否かが判断される(図3ステップ
S2)。これは換言すれば、本システムへの登録を希望
する場合には、当該ユーザに対応した個別の情報管理ボ
ックス32を新たに設定する必要があるのでその必要性
を判断するステップであり、上記ステップS1と同様に
上記ホームページ上の表示により当該ユーザの選択によ
りこの判断を行なう。
【0026】ここで、ユーザが登録を希望する場合は、
続くステップS3において、予め管理者側で設定した当
該ユーザの属性(例えば、氏名、住所、年齢、職業等、
ユーザの管理に必要となる各種情報)を問うフォーム
(以下「属性入力用フォーム」と称する)を画面上に表
示させ、当該ユーザに所定事項の入力を行なわせる(図
3ステップS3)。当該ユーザは、上記通信端末2を操
作して所定事項を入力するとともに、上記登録を希望す
る場合には、上記通信端末2のブラウザ5を介して上記
入力事項の送信を行なう(図3ステップS4)。なお、
ここでの送信操作も、上記フォーム上の送信を指令する
表示を選択することにより行なわれる。
続くステップS3において、予め管理者側で設定した当
該ユーザの属性(例えば、氏名、住所、年齢、職業等、
ユーザの管理に必要となる各種情報)を問うフォーム
(以下「属性入力用フォーム」と称する)を画面上に表
示させ、当該ユーザに所定事項の入力を行なわせる(図
3ステップS3)。当該ユーザは、上記通信端末2を操
作して所定事項を入力するとともに、上記登録を希望す
る場合には、上記通信端末2のブラウザ5を介して上記
入力事項の送信を行なう(図3ステップS4)。なお、
ここでの送信操作も、上記フォーム上の送信を指令する
表示を選択することにより行なわれる。
【0027】そして、このような一連の登録処理が行な
われると、上記ユーザ選別手段33から情報ボックス設
定手段34に対して当該ユーザに対応する個別の新規な
情報ボックス32の設定が指令され、該情報ボックス設
定手段34において上記データベース31内に新規な情
報ボックス32′(図2では点線で示す)の設定が行な
われるとともに(図3ステップS5)、上記属性入力用
フォームにしたがって入力された当該ユーザの属性に関
する情報が上記データベース31内に蓄積される。ま
た、新規な情報ボックス32′の設定が行なわれると、
上記情報ボックス設定手段34から当該新規な情報ボッ
クス32′の置かれるデータベース31内のアドレス等
の諸情報が後述する情報ボックス選別手段35に出力さ
れ、記憶される。
われると、上記ユーザ選別手段33から情報ボックス設
定手段34に対して当該ユーザに対応する個別の新規な
情報ボックス32の設定が指令され、該情報ボックス設
定手段34において上記データベース31内に新規な情
報ボックス32′(図2では点線で示す)の設定が行な
われるとともに(図3ステップS5)、上記属性入力用
フォームにしたがって入力された当該ユーザの属性に関
する情報が上記データベース31内に蓄積される。ま
た、新規な情報ボックス32′の設定が行なわれると、
上記情報ボックス設定手段34から当該新規な情報ボッ
クス32′の置かれるデータベース31内のアドレス等
の諸情報が後述する情報ボックス選別手段35に出力さ
れ、記憶される。
【0028】このようにして、当該ユーザに対応する新
規な情報ボックス32′が上記データベース31内に開
かれると、続いて管理者側から上記新規な情報ボックス
32′に対応する識別番号(ID)が付与されるととも
に、管理者側またはユーザ側からのいずれか一方から暗
証番号(パスワード)の設定が行なわれ(図3ステップ
S6)、これらの情報も上記情報ボックス選別手段35
に記憶される。これにより、不特定(すなわち、全く組
織化されていない)の状態にあった当該ユーザは、以後
上記管理者の下に、その属性に関する情報等とともに個
別に認識された存在となって組織化され、本システムの
構成員となる。
規な情報ボックス32′が上記データベース31内に開
かれると、続いて管理者側から上記新規な情報ボックス
32′に対応する識別番号(ID)が付与されるととも
に、管理者側またはユーザ側からのいずれか一方から暗
証番号(パスワード)の設定が行なわれ(図3ステップ
S6)、これらの情報も上記情報ボックス選別手段35
に記憶される。これにより、不特定(すなわち、全く組
織化されていない)の状態にあった当該ユーザは、以後
上記管理者の下に、その属性に関する情報等とともに個
別に認識された存在となって組織化され、本システムの
構成員となる。
【0029】次に、上記ステップS1において、当該ユ
ーザが新規のユーザでない、すなわち、当該ユーザが既
に情報ボックス32の設定を受けている者であると判断
された場合を説明する。この判断は、上述のように、上
記ホームページ上の表示により当該ユーザの選択によっ
て行なわれるが、ここで当該ユーザが既に情報ボックス
32を持っているとの表示を選択すると、続いて、画面
上に上記ユーザ毎に設定された認識番号および暗証番号
の入力を要求する認識番号等入力用フォームを表示さ
せ、当該ユーザに対して認識番号および暗証番号の入力
を行なわせる(図3ステップS7)。なお、ここでの認
識番号等の入力操作も、上記属性入力用フォーム(図3
ステップS3参照)の場合と同様に上記通信端末2のブ
ラウザ5を介して行なわれる。
ーザが新規のユーザでない、すなわち、当該ユーザが既
に情報ボックス32の設定を受けている者であると判断
された場合を説明する。この判断は、上述のように、上
記ホームページ上の表示により当該ユーザの選択によっ
て行なわれるが、ここで当該ユーザが既に情報ボックス
32を持っているとの表示を選択すると、続いて、画面
上に上記ユーザ毎に設定された認識番号および暗証番号
の入力を要求する認識番号等入力用フォームを表示さ
せ、当該ユーザに対して認識番号および暗証番号の入力
を行なわせる(図3ステップS7)。なお、ここでの認
識番号等の入力操作も、上記属性入力用フォーム(図3
ステップS3参照)の場合と同様に上記通信端末2のブ
ラウザ5を介して行なわれる。
【0030】そして、当該ユーザから認識番号および暗
証番号の入力がなされると、情報ボックス選別手段35
において、この入力された認識番号と暗証番号が既に登
録されている情報ボックス32のものと一致するか否か
が判断され(図3ステップS8)、一致するものがある
場合には、当該ユーザに対応する情報ボックス32を選
択して、当該ユーザに対して対応する情報ボックス32
へのアクセスを可能にする。一方、この情報ボックス選
別手段35において、入力された認識番号および暗証番
号に対応する情報ボックス32が発見できない場合に
は、再び上記ステップS7に戻り上記認識番号等入力用
フォームを表示させる。なお、この場合、図3のフロー
チャートには特に示さないが、上記ステップS1に戻っ
たり、あるいは当該ユーザからのアクセスを中止させる
等、他の方法を採用することも可能である。
証番号の入力がなされると、情報ボックス選別手段35
において、この入力された認識番号と暗証番号が既に登
録されている情報ボックス32のものと一致するか否か
が判断され(図3ステップS8)、一致するものがある
場合には、当該ユーザに対応する情報ボックス32を選
択して、当該ユーザに対して対応する情報ボックス32
へのアクセスを可能にする。一方、この情報ボックス選
別手段35において、入力された認識番号および暗証番
号に対応する情報ボックス32が発見できない場合に
は、再び上記ステップS7に戻り上記認識番号等入力用
フォームを表示させる。なお、この場合、図3のフロー
チャートには特に示さないが、上記ステップS1に戻っ
たり、あるいは当該ユーザからのアクセスを中止させる
等、他の方法を採用することも可能である。
【0031】このようにして、当該ユーザが自己に対応
した情報ボックス32とのアクセスが可能とされること
によって、当該ユーザは、上記管理者が当該情報ボック
ス32に対して提供した情報の読み出しが可能になると
ともに、当該ユーザ側からこの情報ボックス32に対し
て新たな情報を書き込むことが可能となる。
した情報ボックス32とのアクセスが可能とされること
によって、当該ユーザは、上記管理者が当該情報ボック
ス32に対して提供した情報の読み出しが可能になると
ともに、当該ユーザ側からこの情報ボックス32に対し
て新たな情報を書き込むことが可能となる。
【0032】そのため、管理者側は、後述するようにし
てこの情報ボックス32に対してユーザが新たに書き込
んだ情報を読み出すことによって、当該ユーザおよび上
記管理者との間でのインタラクティブな(双方向の)情
報のやり取りが可能となる。しかも、このようにして組
織化されたユーザは、上記管理者が管理するサーバ3上
に個別の情報ボックス32を疑似的に所有し、管理者側
からユーザへの情報の発信が全てこの情報ボックス32
を経由することで行えるようになるから、管理者は、上
記ネットワーク上に電子メールアドレスを持たないユー
ザに対してもこの情報ボックス32を選択して情報を提
供することで個々のユーザに対して情報を提供すること
が可能となる。その上、ユーザからの情報発信が全て上
記ブラウザ5を介して行なわれることとなるため、ユー
ザは情報発信に際して電子メール送信用のアプリケーシ
ョン・パッケージ・プログラムを必要とせずに、上記管
理者と情報のやり取りを行なうことが可能となる。
てこの情報ボックス32に対してユーザが新たに書き込
んだ情報を読み出すことによって、当該ユーザおよび上
記管理者との間でのインタラクティブな(双方向の)情
報のやり取りが可能となる。しかも、このようにして組
織化されたユーザは、上記管理者が管理するサーバ3上
に個別の情報ボックス32を疑似的に所有し、管理者側
からユーザへの情報の発信が全てこの情報ボックス32
を経由することで行えるようになるから、管理者は、上
記ネットワーク上に電子メールアドレスを持たないユー
ザに対してもこの情報ボックス32を選択して情報を提
供することで個々のユーザに対して情報を提供すること
が可能となる。その上、ユーザからの情報発信が全て上
記ブラウザ5を介して行なわれることとなるため、ユー
ザは情報発信に際して電子メール送信用のアプリケーシ
ョン・パッケージ・プログラムを必要とせずに、上記管
理者と情報のやり取りを行なうことが可能となる。
【0033】次に、このようにしてユーザから上記情報
ボックス32(サーバ3)に提供される情報のデータベ
ース化について説明する。
ボックス32(サーバ3)に提供される情報のデータベ
ース化について説明する。
【0034】ユーザ毎に設定される情報ボックス32
は、上述したように、上記サーバ3内に設けられたデー
タベース31上に設定されるため、上記管理者側から提
供される情報は全てこのサーバ3内において逐次データ
ベース化される。具体的には、上記図3のステップS3
においてユーザが入力した属性に関する情報は勿論のこ
と、情報ボックス32を設定した後の当該ユーザから入
力されるその他の情報も全てデータベース31内に体系
的に蓄積される。
は、上述したように、上記サーバ3内に設けられたデー
タベース31上に設定されるため、上記管理者側から提
供される情報は全てこのサーバ3内において逐次データ
ベース化される。具体的には、上記図3のステップS3
においてユーザが入力した属性に関する情報は勿論のこ
と、情報ボックス32を設定した後の当該ユーザから入
力されるその他の情報も全てデータベース31内に体系
的に蓄積される。
【0035】そして、このデータベース31は、上述し
たようにサーバ3のうち管理者が管理可能な領域に設定
されることから、ここで蓄積された情報は当該管理者に
おいて常に利用可能な状態に置かれる。なお、このデー
タベース31に蓄積された情報を上記ユーザにおいても
利用可能に構成することも可能であるが、その場合に
は、例えばユーザの属性に関する情報等のように外部に
公開できない類の情報に関してはユーザ側からのアクセ
スを禁止しておく必要があり、また、他人の情報管理ボ
ックス32に対するアクセスについても当然に禁止する
必要がある。そうすることによって、本発明における情
報管理システムでは、上記情報ボックス32を使って上
記管理者と個々のユーザとの間で、あたかも電子メール
をやり取りするのと同じように、他者に内容を見られる
ことなく一対一での情報のやり取りを行なうことが可能
となる。また、ユーザから提供される情報が、サーバ3
内において直接的にデータベース化されることから、デ
ータベース化にあたり情報の移し替え作業等が必要な
く、データベースの構築を効率的にしかも確実に行なう
ことができ、さらには、データベースが一元的に管理可
能であることから、バックアップやメンテナンスの面に
おいても優れている。
たようにサーバ3のうち管理者が管理可能な領域に設定
されることから、ここで蓄積された情報は当該管理者に
おいて常に利用可能な状態に置かれる。なお、このデー
タベース31に蓄積された情報を上記ユーザにおいても
利用可能に構成することも可能であるが、その場合に
は、例えばユーザの属性に関する情報等のように外部に
公開できない類の情報に関してはユーザ側からのアクセ
スを禁止しておく必要があり、また、他人の情報管理ボ
ックス32に対するアクセスについても当然に禁止する
必要がある。そうすることによって、本発明における情
報管理システムでは、上記情報ボックス32を使って上
記管理者と個々のユーザとの間で、あたかも電子メール
をやり取りするのと同じように、他者に内容を見られる
ことなく一対一での情報のやり取りを行なうことが可能
となる。また、ユーザから提供される情報が、サーバ3
内において直接的にデータベース化されることから、デ
ータベース化にあたり情報の移し替え作業等が必要な
く、データベースの構築を効率的にしかも確実に行なう
ことができ、さらには、データベースが一元的に管理可
能であることから、バックアップやメンテナンスの面に
おいても優れている。
【0036】ここで、上記サーバ3への管理者側からの
アクセスについては、上記通信端末4を介して行なわれ
るが、この通信端末4は上記ユーザ側が使用する通信端
末2と同様にブラウザ5を備えており、このブラウザ5
を介してサーバ3との間で情報のやり取りを行なう。ま
た、上記通信端末4と上記サーバ3との接続は、例えば
LAN(Local Area Network) 等の外部のネットワーク
(具体的には上記ネットワーク1)と閉ざされた関係に
あるネットワークで接続することが好ましいが、上記ユ
ーザ側の通信端末2の場合と同様にインターネットを介
して接続することも可能である。そして、この管理者側
の通信端末4においては、上記データベース31に蓄積
される全ての情報を閲覧・検索可能なように、管理者側
で通信端末4を操作する者を予め登録しておき、サーバ
3はこの者からアクセスがあった場合にのみ、上記デー
タベース31等の操作を行なえるようにしておくことが
望ましい。
アクセスについては、上記通信端末4を介して行なわれ
るが、この通信端末4は上記ユーザ側が使用する通信端
末2と同様にブラウザ5を備えており、このブラウザ5
を介してサーバ3との間で情報のやり取りを行なう。ま
た、上記通信端末4と上記サーバ3との接続は、例えば
LAN(Local Area Network) 等の外部のネットワーク
(具体的には上記ネットワーク1)と閉ざされた関係に
あるネットワークで接続することが好ましいが、上記ユ
ーザ側の通信端末2の場合と同様にインターネットを介
して接続することも可能である。そして、この管理者側
の通信端末4においては、上記データベース31に蓄積
される全ての情報を閲覧・検索可能なように、管理者側
で通信端末4を操作する者を予め登録しておき、サーバ
3はこの者からアクセスがあった場合にのみ、上記デー
タベース31等の操作を行なえるようにしておくことが
望ましい。
【0037】そして、このようにして上記サーバ3とア
クセス可能にされた管理者は、以下のようにして上記情
報ボックス32に対して文字、画像(動画を含む)およ
び音声の各情報を提供する等の情報管理を行なう。
クセス可能にされた管理者は、以下のようにして上記情
報ボックス32に対して文字、画像(動画を含む)およ
び音声の各情報を提供する等の情報管理を行なう。
【0038】文字情報の提供:すなわち、上記管理者
は、上記データベース31内の個々の情報ボックス32
を個別に選択して、当該選択した情報ボックス32に対
して提供すべき情報を書き込むことが可能であるのは勿
論のこと、本実施形態においては、上述のようにユーザ
の属性に関する情報がデータベース化されていることか
ら、同じ内容の情報を一定の条件(例えば、一定の年齢
以上の者や特定の性別の者等といった条件)を満たすユ
ーザに対して提供する場合には、当該情報を提供すべき
相手先をデータベース31で検索して、該当するユーザ
の情報ボックス32のみを選択して情報の書き込みを行
なうこともできる。具体的には、図1に示すように、上
記サーバ3内に上記情報ボックス32に対して文字情報
を提供する文字情報提供手段36を設け、この文字情報
提供手段36内に伝達すべき内容の情報を記憶させると
ともに、この文字情報提供手段36において上記データ
ベース31の検索を行なわせるとともに、その検索結果
に基づいてこの文字情報提供手段36から情報を配信す
べき情報ボックス32に対して情報の書き込みを行なわ
せる。
は、上記データベース31内の個々の情報ボックス32
を個別に選択して、当該選択した情報ボックス32に対
して提供すべき情報を書き込むことが可能であるのは勿
論のこと、本実施形態においては、上述のようにユーザ
の属性に関する情報がデータベース化されていることか
ら、同じ内容の情報を一定の条件(例えば、一定の年齢
以上の者や特定の性別の者等といった条件)を満たすユ
ーザに対して提供する場合には、当該情報を提供すべき
相手先をデータベース31で検索して、該当するユーザ
の情報ボックス32のみを選択して情報の書き込みを行
なうこともできる。具体的には、図1に示すように、上
記サーバ3内に上記情報ボックス32に対して文字情報
を提供する文字情報提供手段36を設け、この文字情報
提供手段36内に伝達すべき内容の情報を記憶させると
ともに、この文字情報提供手段36において上記データ
ベース31の検索を行なわせるとともに、その検索結果
に基づいてこの文字情報提供手段36から情報を配信す
べき情報ボックス32に対して情報の書き込みを行なわ
せる。
【0039】また、同様に同じ内容の情報を一定の条件
を満たすユーザに対して提供する場合であって、特に情
報を配信すべき相手先の条件設定がある程度定型的に行
なわれるような場合においては、ユーザの属性に関する
情報をデータベース化するに際して、ユーザの属性に関
する情報に基づいて予め上記情報ボックス32を一定の
属性毎にグループ分けを行なっておくことが好ましく、
そうすることによって、上記管理者が情報を提供すべき
情報ボックス32を選択する際に、このグループ分けに
基づいて選択された情報ボックス32に対して情報の書
き込みを行なうこともできる。この場合、上記文字情報
提供手段36内に記憶された情報は、上記データベース
31内のグループ分けにしたがって対応する情報ボック
ス32に配信されるように構成される。
を満たすユーザに対して提供する場合であって、特に情
報を配信すべき相手先の条件設定がある程度定型的に行
なわれるような場合においては、ユーザの属性に関する
情報をデータベース化するに際して、ユーザの属性に関
する情報に基づいて予め上記情報ボックス32を一定の
属性毎にグループ分けを行なっておくことが好ましく、
そうすることによって、上記管理者が情報を提供すべき
情報ボックス32を選択する際に、このグループ分けに
基づいて選択された情報ボックス32に対して情報の書
き込みを行なうこともできる。この場合、上記文字情報
提供手段36内に記憶された情報は、上記データベース
31内のグループ分けにしたがって対応する情報ボック
ス32に配信されるように構成される。
【0040】このように管理者側からの文字情報の提供
に際して上記データベース31を活用することによっ
て、ユーザの属性に応じて必要となる情報を選択して迅
速に発信することが可能となる他、文字情報の配信自体
が上記サーバ3内で全て処理されることから、文字情報
の配信にかかる時間を大幅に短縮することができる。つ
まり、本発明での文字情報のやり取りは、電子メールの
ように上記ユーザの通信端末2と上記管理者の通信端末
4との間で実際にデータを転送して行なわれるものでは
なく、実質的にはサーバ3内で全て処理されることから
文字情報の配信に時間がかからず、その上、電子メール
の送信に伴うネットワークのトラフィックを軽減でき、
しかも従来の電子メールのようなメールループの発生も
抑制できるといった種々のメリットを得ることができ
る。
に際して上記データベース31を活用することによっ
て、ユーザの属性に応じて必要となる情報を選択して迅
速に発信することが可能となる他、文字情報の配信自体
が上記サーバ3内で全て処理されることから、文字情報
の配信にかかる時間を大幅に短縮することができる。つ
まり、本発明での文字情報のやり取りは、電子メールの
ように上記ユーザの通信端末2と上記管理者の通信端末
4との間で実際にデータを転送して行なわれるものでは
なく、実質的にはサーバ3内で全て処理されることから
文字情報の配信に時間がかからず、その上、電子メール
の送信に伴うネットワークのトラフィックを軽減でき、
しかも従来の電子メールのようなメールループの発生も
抑制できるといった種々のメリットを得ることができ
る。
【0041】画像/音声情報の提供:また、本発明の場
合、ユーザの通信端末2とサーバ3との間の情報のやり
取りが全てブラウザ5を介して行なわれることから、上
記管理者は、ユーザに対して文字情報だけでなく動画を
含む画像情報(以下単に「画像情報」と称する)や音声
情報も提供することができる。
合、ユーザの通信端末2とサーバ3との間の情報のやり
取りが全てブラウザ5を介して行なわれることから、上
記管理者は、ユーザに対して文字情報だけでなく動画を
含む画像情報(以下単に「画像情報」と称する)や音声
情報も提供することができる。
【0042】すなわち、この場合、管理者が提供を希望
する画像情報や音声情報を、予め上記サーバ3内に記憶
させておくとともに、これらの情報を提供しようとする
相手方の情報ボックス32内に、提供しようとする画像
情報や音声情報が記憶された領域を指定するアンカーを
埋め込んでおく。そうすることによって、ユーザはブラ
ウザ5を使って自己の情報ボックス32を表示させた際
に、これらの領域を指定する表示を選択するだけで、管
理者側が提供する画像情報や音声情報を閲覧または聴取
することが可能となる。
する画像情報や音声情報を、予め上記サーバ3内に記憶
させておくとともに、これらの情報を提供しようとする
相手方の情報ボックス32内に、提供しようとする画像
情報や音声情報が記憶された領域を指定するアンカーを
埋め込んでおく。そうすることによって、ユーザはブラ
ウザ5を使って自己の情報ボックス32を表示させた際
に、これらの領域を指定する表示を選択するだけで、管
理者側が提供する画像情報や音声情報を閲覧または聴取
することが可能となる。
【0043】具体的には、図1に示すように、上記サー
バ3内に、上記情報ボックスに対して画像情報を提供す
る画像情報提供手段37と音声情報を提供する音声情報
提供手段38とが設けられるとともに、上記情報ボック
ス32内に上記画像情報および上記音声情報の双方ある
いは一方の読み出しを指令する画像情報等読出指令手段
(上記アンカー)39が設けられ、上記画像情報等読出
指令手段39からの画像情報および音声情報の双方ある
いは一方の読出指令に基づいて、当該要求を発した情報
ボックス32に対してそれぞれ画像情報や音声情報を提
供するように構成される。
バ3内に、上記情報ボックスに対して画像情報を提供す
る画像情報提供手段37と音声情報を提供する音声情報
提供手段38とが設けられるとともに、上記情報ボック
ス32内に上記画像情報および上記音声情報の双方ある
いは一方の読み出しを指令する画像情報等読出指令手段
(上記アンカー)39が設けられ、上記画像情報等読出
指令手段39からの画像情報および音声情報の双方ある
いは一方の読出指令に基づいて、当該要求を発した情報
ボックス32に対してそれぞれ画像情報や音声情報を提
供するように構成される。
【0044】この場合、上記画像情報提供手段37およ
び音声情報提供手段38には、予め管理者が提供を希望
する画像情報や音声情報が記憶されており、これらの画
像情報提供手段37および音声情報提供手段38は、上
記画像情報等読出指令手段39の指令にに基づいて記憶
されている情報の中から提供すべき画像情報や音声情報
を適宜選択して上記情報ボックス32に対して提供を行
なう。そのため、管理者においては、画像情報や音声情
報を提供したいユーザの情報管理ボックス32に対し
て、上記アンカーを埋め込むことによって選択的にユー
ザにマルチメディア情報を提供することが可能となる。
び音声情報提供手段38には、予め管理者が提供を希望
する画像情報や音声情報が記憶されており、これらの画
像情報提供手段37および音声情報提供手段38は、上
記画像情報等読出指令手段39の指令にに基づいて記憶
されている情報の中から提供すべき画像情報や音声情報
を適宜選択して上記情報ボックス32に対して提供を行
なう。そのため、管理者においては、画像情報や音声情
報を提供したいユーザの情報管理ボックス32に対し
て、上記アンカーを埋め込むことによって選択的にユー
ザにマルチメディア情報を提供することが可能となる。
【0045】なお、このようにして管理者側から提供さ
れる各種の文字、画像等といった情報は、実際には上記
ユーザが自己に与えられた情報ボックス32を閲覧しな
いことには相手方たるユーザに到達しないことから、上
記管理者においてはユーザが提供された情報を実際に閲
覧したか否かを確認するための手段を設けておくことが
望ましい。
れる各種の文字、画像等といった情報は、実際には上記
ユーザが自己に与えられた情報ボックス32を閲覧しな
いことには相手方たるユーザに到達しないことから、上
記管理者においてはユーザが提供された情報を実際に閲
覧したか否かを確認するための手段を設けておくことが
望ましい。
【0046】また、上記のように情報ボックス32はデ
ータベース31上に配置されることから、上記データベ
ース31の容量は、そこに配置される情報ボックス32
の数や当該情報ボックス32を介してやり取りされる情
報量などを考慮して十分に確保しておく必要がある。さ
らに、例えば一定期間全くユーザからのアクセスがなさ
れない情報ボックス32については、上記管理者側にお
いて適宜削除可能に構成しておくことが好ましく、ま
た、その際の情報ボックス32の削除を、例えば上記ユ
ーザの閲覧を確認する手段を用いて、当該手段が一定期
間以上閲覧がない状態を判別した場合には自動的に当該
情報ボックス32をデータベース31上から削除するよ
うに構成しておくことがより好ましい。
ータベース31上に配置されることから、上記データベ
ース31の容量は、そこに配置される情報ボックス32
の数や当該情報ボックス32を介してやり取りされる情
報量などを考慮して十分に確保しておく必要がある。さ
らに、例えば一定期間全くユーザからのアクセスがなさ
れない情報ボックス32については、上記管理者側にお
いて適宜削除可能に構成しておくことが好ましく、ま
た、その際の情報ボックス32の削除を、例えば上記ユ
ーザの閲覧を確認する手段を用いて、当該手段が一定期
間以上閲覧がない状態を判別した場合には自動的に当該
情報ボックス32をデータベース31上から削除するよ
うに構成しておくことがより好ましい。
【0047】
【実施例】次に、上記のように構成されたコンピュータ
ネットワークにおける情報管理システムを、特定の企業
がインターネット上にホームページを掲載して就職情報
の発信、具体的には、当該就職情報を閲覧する者との情
報のやり取りに適用した実施例について図1を参照しな
がら説明する。
ネットワークにおける情報管理システムを、特定の企業
がインターネット上にホームページを掲載して就職情報
の発信、具体的には、当該就職情報を閲覧する者との情
報のやり取りに適用した実施例について図1を参照しな
がら説明する。
【0048】この場合、上記特定の企業に就職を希望す
る学生等(以下「学生側」と称する)を上記不特定のユ
ーザとし、また、求人情報をインターネット上のホーム
ページに掲載して発信する特定の企業(以下「企業側」
と称する)を上記管理者とする。そして、学生側が使用
する上記通信端末2としては、例えば、インターネット
に接続可能な自己所有のコンピュータの他に、大学等に
設置されたコンピュータやいわゆるインターネットカフ
ェ等のように時間貸しで貸与されたコンピュータ等が考
えられる。そのため、これらを使用する学生側において
は、インタネット上の電子メールアドレスを持たない者
も当然に含まれることとなる。
る学生等(以下「学生側」と称する)を上記不特定のユ
ーザとし、また、求人情報をインターネット上のホーム
ページに掲載して発信する特定の企業(以下「企業側」
と称する)を上記管理者とする。そして、学生側が使用
する上記通信端末2としては、例えば、インターネット
に接続可能な自己所有のコンピュータの他に、大学等に
設置されたコンピュータやいわゆるインターネットカフ
ェ等のように時間貸しで貸与されたコンピュータ等が考
えられる。そのため、これらを使用する学生側において
は、インタネット上の電子メールアドレスを持たない者
も当然に含まれることとなる。
【0049】そして、本情報管理システムの運用につい
て学生側から説明すると、まず、学生側はこのような通
信端末2のブラウザ5を介して企業側のホームページに
アクセスを行なう。このホームページには、少なくと
も、上記情報ボックス32(具体的には上記認識番号お
よび暗証番号を入力するフォームが掲載されたページ)
を呼び出すアンカーと、当該学生側の新規登録を行なう
フォーム(つまり、上記属性入力用フォームが掲載され
たページ)を呼び出すアンカーとが埋め込まれており、
企業側ホームページへアクセスした学生側は当該二つの
アンカーのうちから自己の希望する処理へ進むアンカー
を画面上で選択する(図3ステップS1に相当)。
て学生側から説明すると、まず、学生側はこのような通
信端末2のブラウザ5を介して企業側のホームページに
アクセスを行なう。このホームページには、少なくと
も、上記情報ボックス32(具体的には上記認識番号お
よび暗証番号を入力するフォームが掲載されたページ)
を呼び出すアンカーと、当該学生側の新規登録を行なう
フォーム(つまり、上記属性入力用フォームが掲載され
たページ)を呼び出すアンカーとが埋め込まれており、
企業側ホームページへアクセスした学生側は当該二つの
アンカーのうちから自己の希望する処理へ進むアンカー
を画面上で選択する(図3ステップS1に相当)。
【0050】そして、当該学生側が新規登録を行なうフ
ォームを選択した場合、学生側が使用する通信端末2の
画面上に上記属性入力用フォームが表示され、学生側は
そのフォームにしたがって例えば、氏名、年齢、性別、
学校名、学部名等を入力するとともに、当該フォーム画
面上に表示された送信を示すアンカーを選択して入力し
た内容を企業側に返信する(図3ステップS3,S4に
相当)。
ォームを選択した場合、学生側が使用する通信端末2の
画面上に上記属性入力用フォームが表示され、学生側は
そのフォームにしたがって例えば、氏名、年齢、性別、
学校名、学部名等を入力するとともに、当該フォーム画
面上に表示された送信を示すアンカーを選択して入力し
た内容を企業側に返信する(図3ステップS3,S4に
相当)。
【0051】学生側から上記属性入力用フォームについ
て返信があると、企業側では当該学生側に個別に対応し
た情報ボックス32を当該フォームに基づいてデータベ
ース31上に設定するとともに、この新たに設定された
情報ボックスに対応する認識番号および暗証番号を設定
して当該学生側に返信する(図3ステップS5,S6に
相当)。
て返信があると、企業側では当該学生側に個別に対応し
た情報ボックス32を当該フォームに基づいてデータベ
ース31上に設定するとともに、この新たに設定された
情報ボックスに対応する認識番号および暗証番号を設定
して当該学生側に返信する(図3ステップS5,S6に
相当)。
【0052】一方、上記ホームページにおいて上記情報
ボックス32を呼び出すアンカーが選択されると、学生
側が使用する通信端末2の画面上に上記認識番号等入力
用フォームが表示されるとともに(図3ステップS7に
相当)、その表示にしたがって当該学生側が自己に付与
された認識番号および暗証番号を入力して返信すること
で、当該学生側に対応する情報ボックス32が画面上に
表示される(図3ステップS8,S9に相当)。
ボックス32を呼び出すアンカーが選択されると、学生
側が使用する通信端末2の画面上に上記認識番号等入力
用フォームが表示されるとともに(図3ステップS7に
相当)、その表示にしたがって当該学生側が自己に付与
された認識番号および暗証番号を入力して返信すること
で、当該学生側に対応する情報ボックス32が画面上に
表示される(図3ステップS8,S9に相当)。
【0053】そして、画面上に表示される情報ボックス
32のフロントページには少なくとも、企業から新たに
提供された情報を読み出すページを選択するアンカー
と、学生側から情報ボックス32へ新たに情報を書き込
むためのページを選択するアンカーとが埋め込まれてお
り、前者を選択した場合には情報ボックス32に企業側
が書き込んだ情報が表示されるとともに、後者を選択し
た場合には上記情報ボックス32に対して新たな情報を
入力するためのフォームが表示される。したがって、学
生側は、以後、それぞれ表示された画面上の指示にした
がって情報の読み出しおよび書き込みを行なうことによ
り、上記管理者との間での情報の授受を行い得るように
なる。
32のフロントページには少なくとも、企業から新たに
提供された情報を読み出すページを選択するアンカー
と、学生側から情報ボックス32へ新たに情報を書き込
むためのページを選択するアンカーとが埋め込まれてお
り、前者を選択した場合には情報ボックス32に企業側
が書き込んだ情報が表示されるとともに、後者を選択し
た場合には上記情報ボックス32に対して新たな情報を
入力するためのフォームが表示される。したがって、学
生側は、以後、それぞれ表示された画面上の指示にした
がって情報の読み出しおよび書き込みを行なうことによ
り、上記管理者との間での情報の授受を行い得るように
なる。
【0054】このように、本発明によれば、学生側が一
旦自己の情報ボックスの設定を受けると、その後はイン
ターネットに接続可能であって、かつブラウザの使用が
可能な通信端末であれば、自宅、学校等のいずれの場所
からでも自由に企業との情報のやり取りが可能となる。
旦自己の情報ボックスの設定を受けると、その後はイン
ターネットに接続可能であって、かつブラウザの使用が
可能な通信端末であれば、自宅、学校等のいずれの場所
からでも自由に企業との情報のやり取りが可能となる。
【0055】一方、企業側から見た場合、自社に就職を
希望する学生側に対しては、それぞれ上記手順にしたが
って個別の情報ボックス32が設定されていることか
ら、これらの就職を希望する学生側に対して情報を発信
したい場合、この情報ボックス32に対して必要な情報
を書き込むことにより、仮に当該学生側が電子メールア
ドレスを持たないような場合でも当該学生側に対して情
報を適宜発信することができる。しかも、上記のように
情報ボックス32は、データベース31内に格納される
ことから、例えば、情報ボックス32の設定を受けてい
る学生側のうちで特定の者(例えは、総合職希望の学生
だけ)を選択して情報を発信することもでき、企業側に
おいて発信する情報を的確に管理することが可能とな
る。
希望する学生側に対しては、それぞれ上記手順にしたが
って個別の情報ボックス32が設定されていることか
ら、これらの就職を希望する学生側に対して情報を発信
したい場合、この情報ボックス32に対して必要な情報
を書き込むことにより、仮に当該学生側が電子メールア
ドレスを持たないような場合でも当該学生側に対して情
報を適宜発信することができる。しかも、上記のように
情報ボックス32は、データベース31内に格納される
ことから、例えば、情報ボックス32の設定を受けてい
る学生側のうちで特定の者(例えは、総合職希望の学生
だけ)を選択して情報を発信することもでき、企業側に
おいて発信する情報を的確に管理することが可能とな
る。
【0056】その上、提供したい情報の中に画像情報や
音声情報を含む場合には、当該画像情報等を提供しよう
とする学生側に与えた情報ボックス32に対して個別に
アンカーを埋め込むだけで画像情報等を容易に提供でき
るため、従来、紙を媒体としていた会社案内等をより効
果的に学生側に伝達できるというメリットを享受するこ
とが可能となる。
音声情報を含む場合には、当該画像情報等を提供しよう
とする学生側に与えた情報ボックス32に対して個別に
アンカーを埋め込むだけで画像情報等を容易に提供でき
るため、従来、紙を媒体としていた会社案内等をより効
果的に学生側に伝達できるというメリットを享受するこ
とが可能となる。
【0057】なお、上述した実施形態および実施例はあ
くまでも本発明の好適な実施態様ないしは実施例を示す
ものであって、本発明はこれに限定されることなくその
範囲内で種々の設計変更が可能である。
くまでも本発明の好適な実施態様ないしは実施例を示す
ものであって、本発明はこれに限定されることなくその
範囲内で種々の設計変更が可能である。
【0058】例えば、上記実施形態においては、特定の
管理者を一つだけ立てる方法を開示しているが、例えば
図4に示すように、当該管理者の上にさらに上位の管理
者を立てるなど段階的に組織化を図ることも可能である
他、一つのサーバ3内にそれぞれ同一または異なる目的
の下に複数の組織化を図ることも可能である。
管理者を一つだけ立てる方法を開示しているが、例えば
図4に示すように、当該管理者の上にさらに上位の管理
者を立てるなど段階的に組織化を図ることも可能である
他、一つのサーバ3内にそれぞれ同一または異なる目的
の下に複数の組織化を図ることも可能である。
【0059】また、上記実施例においては、本発明を就
職情報の管理に適用した例を示したが、本発明はもちろ
んこれに限定されるものではなく、例えば、通信販売業
者等(上記管理者)が会員として登録された顧客(上記
組織化されたユーザ)との間での個別情報のやり取り
(例えば、特定の会員にのみあるカタログを画像情報と
して配信する等)に適用することも可能である他、特定
の企業が取引先の業者とのやり取りに適用することも可
能である。すなわち、本発明は、一定の目的をもってユ
ーザを組織化するとともに、当該組織化されたユーザに
対して個別に情報を発信することが可能であるため、コ
ンピュータネットワークを使って情報のやり取りが可能
なものであれば、かなり広範囲にわたって適用可能であ
る。
職情報の管理に適用した例を示したが、本発明はもちろ
んこれに限定されるものではなく、例えば、通信販売業
者等(上記管理者)が会員として登録された顧客(上記
組織化されたユーザ)との間での個別情報のやり取り
(例えば、特定の会員にのみあるカタログを画像情報と
して配信する等)に適用することも可能である他、特定
の企業が取引先の業者とのやり取りに適用することも可
能である。すなわち、本発明は、一定の目的をもってユ
ーザを組織化するとともに、当該組織化されたユーザに
対して個別に情報を発信することが可能であるため、コ
ンピュータネットワークを使って情報のやり取りが可能
なものであれば、かなり広範囲にわたって適用可能であ
る。
【0060】また、上記実施形態および実施例において
は、ネットワークとしてインターネットを取り上げた
が、不特定の者が利用するネットワークであれば他のネ
ットワークにおいも本発明は適用可能である。ただし、
そのような他のネットワークにおいてマルチメディア情
報通信をサポートしていない場合には、情報のやり取り
は電子メールの形態に限定されることになるが、その場
合でも少なくとも電子メールアドレスを持たないユーザ
に対して個別に情報を発信できるというメリットを期待
することができる。
は、ネットワークとしてインターネットを取り上げた
が、不特定の者が利用するネットワークであれば他のネ
ットワークにおいも本発明は適用可能である。ただし、
そのような他のネットワークにおいてマルチメディア情
報通信をサポートしていない場合には、情報のやり取り
は電子メールの形態に限定されることになるが、その場
合でも少なくとも電子メールアドレスを持たないユーザ
に対して個別に情報を発信できるというメリットを期待
することができる。
【0061】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
特定の管理者に対してコンピュータネットワークを使っ
て情報発信する不特定のユーザが、上記管理者の管理の
下にブラウザで読み書き可能な情報ボックスの設定を受
けることによって組織化されるとともに、それ以後の上
記管理者と情報ボックスの設定を受けたユーザとの情報
の授受が全てブラウザを用いてこの情報ボックスを介し
て行なわれることから、例えば電子メールアドレスを持
たないユーザとの間でも、従来の電子メールという手段
を用いることなく双方向での情報のやり取りが可能とな
る。
特定の管理者に対してコンピュータネットワークを使っ
て情報発信する不特定のユーザが、上記管理者の管理の
下にブラウザで読み書き可能な情報ボックスの設定を受
けることによって組織化されるとともに、それ以後の上
記管理者と情報ボックスの設定を受けたユーザとの情報
の授受が全てブラウザを用いてこの情報ボックスを介し
て行なわれることから、例えば電子メールアドレスを持
たないユーザとの間でも、従来の電子メールという手段
を用いることなく双方向での情報のやり取りが可能とな
る。
【0062】また、上記管理者の管理下にあるサーバに
対して上記ユーザから提供される情報が、該サーバ内に
設けられたデータベースにデータベース化されて蓄積さ
れることから、管理者において情報を提供すべき相手方
たるユーザを選別して情報を提供できるとともに、情報
のデータベース化が全てサーバ内で行なわれるため情報
の移し替え作業にかかる手間が不要となる他、全データ
がこのサーバ内のデータベースに蓄積されて一元的に管
理されることから、データのバックアップやメンテナン
スも容易に行なえる。その上、情報の配信はすべてこの
サーバ上で行なわれることから、管理者側から大多数の
情報提供者に対して一度の操作で容易に情報の配信を行
なうことができ、しかも情報伝達の確認や再送等の操作
も簡単に行なえる。
対して上記ユーザから提供される情報が、該サーバ内に
設けられたデータベースにデータベース化されて蓄積さ
れることから、管理者において情報を提供すべき相手方
たるユーザを選別して情報を提供できるとともに、情報
のデータベース化が全てサーバ内で行なわれるため情報
の移し替え作業にかかる手間が不要となる他、全データ
がこのサーバ内のデータベースに蓄積されて一元的に管
理されることから、データのバックアップやメンテナン
スも容易に行なえる。その上、情報の配信はすべてこの
サーバ上で行なわれることから、管理者側から大多数の
情報提供者に対して一度の操作で容易に情報の配信を行
なうことができ、しかも情報伝達の確認や再送等の操作
も簡単に行なえる。
【0063】さらに、ユーザとサーバ、ないしは管理者
とサーバとの間が上記コンピュータネットワーク上での
マルチメディア情報の利用を可能にするブラウザを介し
て行なわれることから、ユーザおよび管理者は当該ブラ
ウザが使用可能な環境下であれば、場所を選ばずに情報
の授受を行なうことができ、しかも、そこで伝達される
情報として動画を含む画像や音声等のマルチメディア情
報の利用が可能なため、電子メールよりも内容の充実し
た情報の交換が可能となる。
とサーバとの間が上記コンピュータネットワーク上での
マルチメディア情報の利用を可能にするブラウザを介し
て行なわれることから、ユーザおよび管理者は当該ブラ
ウザが使用可能な環境下であれば、場所を選ばずに情報
の授受を行なうことができ、しかも、そこで伝達される
情報として動画を含む画像や音声等のマルチメディア情
報の利用が可能なため、電子メールよりも内容の充実し
た情報の交換が可能となる。
【図1】本願発明の一実施形態たる情報管理システムの
概念構成を示す説明図である。
概念構成を示す説明図である。
【図2】同情報管理システムにおけるサーバでのユーザ
の組織化機能を説明する機能ブロック図である。
の組織化機能を説明する機能ブロック図である。
【図3】図2の機能ブロック図の処理手順を説明するフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図4】本願発明の他の実施形態たる情報管理システム
の概念構成を示す説明図である。
の概念構成を示す説明図である。
1 コンピュータネットワーク 2 通信端末(ユーザ側) 3 サーバ 4 通信端末(管理者側) 5 ブラウザ 31 データベース 32 情報ボックス 33 ユーザ選別手段 34 情報ボックス設定手段 35 情報ボックス選別手段 36 文字情報提供手段 37 画像情報提供手段 38 音声情報提供手段 39 画像情報等読出指令手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−219742(JP,A) 特開 平7−110792(JP,A) 特開 平6−6376(JP,A) 特開 平6−326733(JP,A) 特開 平4−288650(JP,A) 特開 平8−32617(JP,A) 特開 平7−264234(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 13/00 G06F 15/00 G06F 17/30 H04L 12/58
Claims (9)
- 【請求項1】 不特定のユーザが利用可能とされるコン
ピュータネットワークにおいて、一定の目的に供せられ
る情報を特定の管理者を立てて管理する方法であって、 上記コンピュータネットワーク上に配され、かつ上記管
理者の管理下に置かれるサーバに対して新規のユーザか
らアクセスがなされると、該サーバ内に当該新規なユー
ザに対してブラウザを用いて情報の読み書きが可能な個
別の情報ボックスを設定し、それ以後の当該ユーザと上
記管理者との情報の授受が、ブラウザによるこの情報ボ
ックスへの情報の書き込みと読み出しにより行われるこ
とを特徴とするコンピュータネットワークにおける情報
の管理方法。 - 【請求項2】 上記情報ボックスの設定に先立ってユー
ザの属性に関する情報を得るとともに、このユーザの属
性に関する情報を当該ユーザに対して設定される情報ボ
ックスと関連付けて上記サーバ内にデータベース化して
蓄積することを特徴とする請求項1に記載のコンピュー
タネットワークにおける情報の管理方法。 - 【請求項3】 上記管理者が情報の書き込みを行う情報
ボックスが、上記データベース化されたユーザの属性に
関する情報に基づいて選択されることを特徴とする請求
項2に記載のコンピュータネットワークにおける情報の
管理方法。 - 【請求項4】 上記データベース化されたユーザの属性
に関する情報に基づいて予め上記情報ボックスを一定の
属性毎にグループ分けを行ない、 上記管理者が書き込みを行う情報ボックスが、このグル
ープ分けに基づいて選択されることを特徴とする請求項
2に記載のコンピュータネットワークにおける情報の管
理方法。 - 【請求項5】 新規な情報ボックスが設定されると、当
該情報ボックスに対して識別番号と暗証番号とを設定
し、ユーザからのアクセス時に識別番号と暗証番号とを
入力させて、入力された識別番号および暗証番号が先に
設定された識別番号および暗証番号と一致する場合にの
み当該情報ボックスへのアクセスを許容することを特徴
とする請求項1から4のいずれか一つに記載のコンピュ
ータネットワークにおける情報の管理方法。 - 【請求項6】 不特定の者が利用可能とされるコンピュ
ータネットワークにおいて、一定の目的に供せられる情
報を特定の管理者を立てて管理するためのシステムであ
って、 上記コンピュータネットワークの一部を構成し、かつ上
記管理者の管理下に置かれるサーバが、 上記コンピュータネットワークを介してユーザからアク
セスがなされた場合に、当該アクセスを行ったユーザが
新規のユーザか否かを判定するユーザ選別手段と、 このユーザ選別手段が当該ユーザを新規なユーザと判断
した場合に、上記サーバ内に、当該ユーザと上記管理者
との間で情報の授受がブラウザによる情報の書き込みと
読み出しにより行われる情報ボックスを設定する情報ボ
ックス設定手段と、 上記ユーザ選別手段で新規なユーザでなく、かつ既に情
報ボックスの設定を受けている者であると判断した場合
に、当該ユーザに対応する情報ボックスを選別して、こ
の情報ボックスに対する当該ユーザからのアクセスを許
容する情報ボックス選別手段とを備えたことを特徴とす
る情報管理システム。 - 【請求項7】 上記サーバがデータベースを備えるとと
もに、上記情報ボックスが当該情報ボックスに対応する
ユーザの属性に関する情報と関連付けられて上記データ
ベース上に設定されることを特徴とする請求項6に記載
の情報管理システム。 - 【請求項8】 上記サーバ内に、上記データベースから
の情報に基づいて情報ボックスを選択して文字情報を提
供する文字情報提供手段を備えることを特徴とする請求
項7に記載の情報管理システム。 - 【請求項9】 上記サーバ内に、上記情報ボックスに対
して画像情報を提供する画像情報提供手段と音声情報を
提供する音声情報提供手段とが設けられるとともに、上
記情報ボックス内に上記画像情報および/または音声情
報の読み出しを指令する画像情報等読出指令手段が設け
られ、この画像情報等読出指令手段からの指令に基づい
て、当該要求を発した情報ボックスに対して上記画像情
報提供手段および/または音声情報提供手段から画像情
報および/または音声情報を提供することを特徴とする
請求項7または8に記載の情報管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7066197A JP3309758B2 (ja) | 1997-03-07 | 1997-03-07 | コンピュータネットワークにおける情報の管理方法および情報管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7066197A JP3309758B2 (ja) | 1997-03-07 | 1997-03-07 | コンピュータネットワークにおける情報の管理方法および情報管理システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10254794A JPH10254794A (ja) | 1998-09-25 |
JP3309758B2 true JP3309758B2 (ja) | 2002-07-29 |
Family
ID=13438078
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7066197A Expired - Fee Related JP3309758B2 (ja) | 1997-03-07 | 1997-03-07 | コンピュータネットワークにおける情報の管理方法および情報管理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3309758B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4109452B2 (ja) * | 2000-02-29 | 2008-07-02 | 株式会社ジャパンジョブポスティングサービス | 求人・求職情報処理システム |
TW504927B (en) * | 2000-04-14 | 2002-10-01 | Nagravision Sa | Method for selectively display television programs |
JP3275016B2 (ja) * | 2000-05-29 | 2002-04-15 | 株式会社トランザス | グループ情報配信システム |
JP4250419B2 (ja) * | 2001-02-07 | 2009-04-08 | 株式会社ジャパンジョブポスティングサービス | 採用処理システム、プログラム及び記録媒体 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0828740B2 (ja) * | 1989-10-04 | 1996-03-21 | 花王株式会社 | パソコン通信方式 |
JPH04288650A (ja) * | 1991-02-22 | 1992-10-13 | Mitsubishi Electric Corp | 電子メール送信装置 |
JPH066376A (ja) * | 1992-06-19 | 1994-01-14 | Canon Inc | 電子メールシステム |
JPH06326733A (ja) * | 1993-05-12 | 1994-11-25 | Canon Inc | 電子メール送信方式 |
JPH07110792A (ja) * | 1993-10-13 | 1995-04-25 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 電子メール情報処理装置 |
JPH07264234A (ja) * | 1994-03-17 | 1995-10-13 | Hitachi Ltd | 電子メール管理方法 |
JPH0832617A (ja) * | 1994-07-12 | 1996-02-02 | Toshiba Corp | メール管理制御システム |
-
1997
- 1997-03-07 JP JP7066197A patent/JP3309758B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10254794A (ja) | 1998-09-25 |
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