JP3882479B2 - プロジェクト活動支援システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プロジェクト活動支援システムに係り、特に、プロジェクトに関する情報管理を支援するプロジェクト活動支援システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、企業での商品や広告などの新規開発を行うプロジェクトや、大学等の研究期間での新しい研究テーマへの取り組みなどでは、書類と口頭の会議とを中心として詳細を定めていく作業が行われていた。近年、情報処理装置の発達及び浸透により、電子会議室や、グループのスケジュール(進捗状況)の管理や、電子化された文書ファイルの共有などの機能が提供されているため、プロジェクトの進行に合わせて、電子会議室を利用したり、また、グループウエアの特定のディレクトリに共有する文書ファイルを格納するなどの活用が行われている。
【0003】
例えば、特開平8―30577号公報には、プロジェクトの管理者が任意に作業の追加や担当者の変更等の処理を行った場合に、管理者側と担当者側の情報の整合性を保持するための手法が開示されている。また、特開平11―143912号公報には、電子会議室に対応する文書集合の検索を行うために、各種のインデックスを用いる手法が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例では、単一のプロジェクトに関連する発言や文書ファイルをそれぞれ個別のソフトウエアを用いて管理しなければならない、という不都合があった。さらに、複数のプロジェクトが並行して進行しているときに、必要な文書ファイルの登録又は参照や、電子会議室への参加を行う場合に、プロジェクト毎にそれらの操作を行う電子的な場所を探さなければならない、という不都合があった。
【0005】
また、会議室や文書管理をプロジェクト毎に行う場合には、プロジェクト毎に参加メンバ及び役割が異なるため、ユーザ別のアクセス権限管理が煩雑である、という不都合があった。
【0006】
【発明の目的】
本発明は、係る従来例の有する不都合を改善し、特に、プロジェクトに関連する情報の登録や検索を容易に管理することができるプロジェクト活動支援システム及び方法を提供することを、その目的とする。
本発明はまた、企業内や研究室内などの組織内にて予めログインIDを有する複数のユーザが複数のプロジェクトに参加しているような場合に、各プロジェクト毎の情報管理及びプロジェクトの進捗管理を支援することができるプロジェクト活動支援システム及び方法を提供することを、その目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明では、複数のユーザによってそれぞれ操作される複数のユーザ端末とネットワークを介して接続されたサーバと、前記複数のユーザの一部又は全部が参加するプロジェクト毎に当該プロジェクトに属するコンテンツを記憶したデータベースとを備え、このデータベースが、プロジェクトを示すプロジェクトID、該プロジェクトに所属しているユーザを示すユーザID、及びユーザの序列を示すユーザ序列データを関連付けて記憶したプロジェクト・ユーザテーブルと、前記プロジェクトID、プロジェクト名、及びユーザ属性別プロジェクトアクセス権データを関連付けて記憶したプロジェクトテーブルと、プロジェクトID、該プロジェクトIDが示すプロジェクトのプロジェクトデスクトップに含まれるコンテンツのコンテンツID、及びユーザ属性別のコンテンツへのアクセス権を示すアクセス権データを関連付けて記憶したプロジェクト・コンテンツテーブルとを含むものであって、
前記サーバが、ユーザ端末から個人デスクトップ表示要求を受けた際に、ユーザ端末から受け付けたユーザIDをキーとして前記プロジェクト・ユーザテーブルを参照し該ユーザが所属するプロジェクトのプロジェクトIDを特定するとともに、特定されたプロジェクトIDをキーとして前記プロジェクトテーブルを参照しユーザが所属するプロジェクトのプロジェクト名をさらに特定して、このプロジェクト名及び前記プロジェクトIDをプロジェクトデスクトップへのリンクとして含む個人デスクトップを作成する個人デスクトップ生成部と、前記個人デスクトップをユーザ端末に描画させるべく送信し、ユーザ端末からプロジェクトデスクトップへのリンクにアクセスがあったことを受信する通信制御部と、前記通信制御部によりユーザ端末から前記プロジェクトデスクトップへのリンクにアクセスがあったことを受信した際に、前記リンクが示すプロジェクトID及び前記ユーザIDをキーとして前記プロジェクト・ユーザテーブルを参照してユーザ属性を特定し、続いて特定されたユーザ属性及び前記プロジェクトIDをキーとしてプロジェクトIDが示すプロジェクトデスクトップのコンテンツを示すコンテンツID、及び該コンテンツの表示の可否を示すアクセス権データを取得して、表示が可能であることを示されているアクセス権データに関連付けられたコンテンツIDにより特定されるコンテンツを合成し、プロジェクトデスクトップを生成するプロジェクトデスクトップ生成部と、このプロジェクトデスクトップをユーザ端末に描画させるべく送信する通信制御部とを備えた、という構成を採っている。これにより前述した目的を達成しようとするものである。
【0008】
データベースは、プロジェクト毎に当該プロジェクトに属するコンテンツを記憶している。コンテンツとしては、プロジェクトの題名データや、テキストデータや、表データや、画像データや、音声データや、文書ファイルや、会議室での発言や、スクラップブックや、スケジュールデータや、プロジェクト毎の情報の更新履歴データや、当該プロジェクトに所属するメンバの一覧データ(メンバリスト)など、そのプロジェクトで扱うべき種々のデータ及びファイルである。
アクセス制御部は、コンテンツ内容の検索や、ユーザリストがある場合のユーザ名によるプロジェクトへのアクセスなど、コンテンツの内容にアクセスされた場合には、当該コンテンツを含むプロジェクトデスクトップを単位にユーザ端末との通信を制御する。アクセス制御部は、プロジェクトを探索する局面では、該当するコンテンツを含むプロジェクトデスクトップへのリンクを生成するようにしても良いし、また、プロジェクトが特定されていて、そのコンテンツの表示を行う局面では、プロジェクトデスクトップ生成部にプロジェクトデスクトップを生成させるようにしても良い。
アクセス制御部は、例えば、コンテンツ内容が検索された場合には、そのコンテンツを含むプロジェクトデスクトップ名を検索結果として表示させる。このプロジェクトデスクトップ名は、当該プロジェクトデスクトップを表示するためのリンクとすると良い。また、ユーザが所属しているプロジェクトの一覧を表示する場合に、当該ユーザ名をプロジェクトのコンテンツとして、プロジェクトデスクトップ名の一覧を生成させると良い。種々の入り口からプロジェクトデスクトップが特定された後、あるプロジェクトデスクトップに対する表示指令を受信すると、アクセス制御部は、プロジェクトデスクトップ生成部に選択され、表示指令によって特定されるプロジェクトデスクトップを生成させる。
【0009】
プロジェクトデスクトップ生成部は、データベースからコンテンツデータを読み出すと共に各プロジェクト毎に当該プロジェクトに属する全コンテンツの表示用又はアクセス用のページをプロジェクトデスクトップとして生成する。これにより、ユーザは、プロジェクトデスクトップを用いて、そのプロジェクトに関する全ての情報(コンテンツ内容)を閲覧し、また新たな情報の入力や登録を行うことができる。
例えば、プロジェクトの題名の一覧や、文書ファイルの全文検索の検索結果や、各ユーザ別の個人デスクトップ等に表示されるコンテンツ名やコンテンツの一種であるプロジェクトの題名が表示用に操作されたときに、プロジェクトデスクトップ生成部は、アクセス制御部による制御に従って、プロジェクトに属するコンテンツを集合させたプロジェクトデスクトップを生成する。このように、プロジェクトデスクトップを単位としてプロジェクトで用いるデータやファイルの登録及び更新、閲覧を行うため、複数のプロジェクトが並行しているような場合であっても、プロジェクト毎の管理を行いやすい。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態の構成を示すブロック図である。本実施形態によるプロジェクト活動支援システムは、複数のユーザによってそれぞれ操作される複数のユーザ端末1とネットワーク5を介して接続されたサーバ2と、複数のユーザの一部又は全部が参加するプロジェクト毎に当該プロジェクトに属するコンテンツを記憶したデータベース(DB)3とを備えている。
【0011】
しかも、サーバ2は、ユーザ端末1へ所定のページを送信すると共に当該ページに対する操作情報を受信する通信制御部4と、この通信制御部4にて受信する操作情報に応じてデータベース3からコンテンツデータを読み出すと共に各プロジェクト毎に当該プロジェクトに属する全コンテンツの表示用又はアクセス用のページをプロジェクトデスクトップとして生成するプロジェクトデスクトップ生成部10と、通信制御部4を介してコンテンツの内容に対するアクセスがあったときに当該コンテンツを含むプロジェクトデスクトップを単位にユーザ端末との通信を制御するアクセス制御部(プロジェクトデスクトップ別アクセス制御部)12とを備えている。
【0012】
ユーザ端末1は、パーソナルコンピュータ等のコンピュータや、携帯電話等の携帯端末1Aである。これらユーザ端末は表示部(ディスプレイ)を備えていて、HTMLやXML等のマークアップランゲージ(ML)等の記述言語で記述されたページ(MLページ)を表示する。サーバ2は、このページ情報(MLページ)を生成し、通信制御部4を介してユーザ端末1に送信する。サーバ2が生成するページは、編集ボタンや設定ボタンやリンク等の操作用の表示(実行ボタン)を備えている。ユーザは、サーバ2から送信されたページの編集ボタンやリンク等を操作して、新たなページの表示や、文書ファイルのアップロード及びダウンロードや、アクセス権限や表示等について各種設定などを行う。
【0013】
ネットワーク5は、インターネットや、イントラネットや、組織内の専用ネットワーク等の情報伝送媒体である。通信制御部4は、ユーザ端末1との間で所定の通信プロトコルを用いた通信を制御するハードウエア及びソフトウエアである。サーバ2は、サーバ用のソフトウエアを実行するコンピュータである。
【0014】
プロジェクトデスクトップ生成部10は、各種のページを生成するサーバ2の機能の一部である。プロジェクトデスクトップは、例えば図2に示すように、プロジェクトのメンバの一覧であるメンバリスト42や、文書管理用のコンテンツ46等を備える。本実施形態では、このプロジェクトデスクトップをプロジェクト毎に作成する。プロジェクトに必要なコンテンツを入力又は登録したり、または、コンテンツの検索結果の表示などは、図2に示すプロジェクトデスクトップを単位に行う。
【0015】
本実施形態では、アクセス制御部12は、通信制御部4を介してコンテンツに対するアクセスがあったときに当該コンテンツを含むプロジェクトデスクトップを単位としてユーザ端末との通信を制御する。アクセス制御部12は、プロジェクトに含まれるコンテンツにアクセスされた場合に、そのコンテンツを含むプロジェクトデスクトップの生成やリンクの表示を行い、また、プロジェクトデスクトップを単位として設定されたアクセス権限に基づいてプロジェクトデスクトップ全体に対する書込や読出のユーザ別の制御を行う。これにより、プロジェクトに関連した情報の一括管理を可能とし、複数のユーザが多数のプロジェクトに参加しているような場合であっても、各プロジェクトに関連する情報へ容易にアクセスすることができる。
【0016】
コンテンツに対するアクセス指令は、例えば、編集ボタンやリンク等がユーザ端末にてクリックされた場合に、当該ユーザ端末1から通信制御部4に送信される。以下、編集ボタンや操作ボタンや他のページへのリンク等の、プロジェクトデスクトップやコンテンツコーナーに表示される操作用の表示を総称して実行ボタンとも呼ぶ。例えば、HTMLによる他のページへのリンクは、実行ボタンに含まれる。実行ボタンには、サーバ2を駆動するためのプログラム(スクリプト)名や他のページ名が定義されていて、通信制御部4は、このプログラム名と必要な値等を受信し、サーバ2に入力する。サーバ2では、アクセス制御部12が、プロジェクトのコンテンツに対するアクセスがあると、プロジェクトデスクトップ生成部10に例えば図2に示すようなプロジェクトデスクトップを生成させる。
【0017】
図2に示すように、プロジェクトデスクトップ30は、複数のコンテンツを含む。コンテンツには、プロジェクトの名称や、プロジェクトの内容を示すテキストを管理するテキストコーナー32や、プロジェクトに参加しているメンバの一覧を示すメンバリスト42を管理するメンバリストコーナーや、会議室(掲示板,BBS)44を管理する会議室コーナー36や、各種のファイル群46を管理する文書管理コーナー38や、図示しないスクラップブックコーナーや、プロジェクトのスケジュールを管理するための図示しないスケジュールコーナー等が含まれる。これらの各種コンテンツコーナーは、プロジェクトのリーダ又はメンバによってプロジェクトデスクトップに追加される。
【0018】
プロジェクトデスクトップ生成部10は、プロジェクトデスクトップを生成する場合、このプロジェクトデスクトップに含まれるコンテンツをデータベース3から読み出してコンテンツコーナーを生成する。そして、各コンテンツコーナーを例えば図2に示すように1ページに合成し、これをプロジェクトデスクトップ30とする。このため、プロジェクトデスクトップ生成部10は、図3に示すように、プロジェクトの概要説明等を行うためのテキストを管理するテキストコーナーを生成するテキストコーナー生成機能50と、プロジェクトに含まれるメーンバーの一覧を管理するためのメンバーリストコーナーをコンテンツとして生成するメンバーリスト生成機能52と、コンテンツ別アクセス制御部によって管理されるユーザ属性別のアクセス権限に従って各ユーザの発言及び返信を記録又は表示するための会議室コーナーをコンテンツとして生成する会議室コーナー生成機能54とを備えている。
【0019】
また、プロジェクトデスクトップ生成部10は、コンテンツ別アクセス制御部16によって管理されるユーザ属性別のアクセス権限に応じて、文書ファイルの登録又はダウンロードを行うための文書管理コーナー38及び当該文書管理コーナー38内に登録される文書ファイル46をコンテンツとして管理する文書管理コーナー管理機能56を備えている。また、プロジェクトデスクトップ生成部10は、プロジェクトに関連するニュース記事や画像等を張り付けるためのスクラップブックコーナーを生成するスクラップブックコーナー生成機能58を備えるようにしても良い。これら各機能は、プロジェクト活動支援システムの開発過程に応じて順次提供するようにしても良い。個人デスクトップやユーザ一覧にプロジェクトデスクトップ名を付加する実施例では、メンバーリストが必須となる。また、文書管理コーナーはプロジェクト活動の支援に大きく役立つものと考えられる。各コンテンツコーナー生成機能50,52,…,58は、図2に示す編集ボタン31や、リンクなど操作ボタンを所定のアクセス権限等に応じて各コーナーに付加する。
【0020】
図2に示す編集ボタン31が操作されると、サーバ2は、プロジェクトデスクトップ又は各コンテンツコーナーの内容追加や、表示上の設定等を行うためのページをユーザ端末に送信する。このようなプロジェクトデスクトップを各プロジェクト毎に作成することで、複数のプロジェクトの現在の状況を一目で確認することができ、さらに、プロジェクトに関する作業を行うために、各種のソフトウエアを使い回す必要なく、例えば文書管理コーナー38に新しいファイルを登録し、その概要等を会議室で発言するなど、各コンテンツコーナーを個別の機能としてではなく、一体的に関連させて使用することができる。従って、ソフトウエアの切替、起動、適切な位置の探索等に時間を要することなく、プロジェクトの進捗のために必要な作業に集中することができる。
【0021】
また、各ユーザ向けのページ(ここでは、個人デスクトップと呼ぶ)を生成したり、各コンテンツの内容(プロジェクトの名称や、メンバ名や、文書管理コーナーに登録した文書の全文や、会議室の発言)を対象とする検索の検索結果の表示についても、各コンテンツを基礎とするのではなく、図2に示すプロジェクトデスクトップを単位として行う。これにより、検索結果が所属しているプロジェクトを特定することができるため、また、本人が所属しているプロジェクトの一覧を個人デスクトップに常に表示するなどの処理も可能となり、多数のプロジェクトに所属しているような場合であっても、そのプロジェクトに関連する情報へのアクセスが容易となる。
【0022】
このように、本実施形態では、アクセス制御部12が、通信制御部4を介してコンテンツに対するアクセスがあったときに当該コンテンツを含むプロジェクトデスクトップを単位にユーザ端末との通信を制御する。アクセス制御部12は、プロジェクトデスクトップの表示指令があった場合のみならず、そのコンテンツが検索された場合や、プロジェクト名の一覧を表示する場合や、ユーザの一覧を表示する場合や、個人デスクトップを表示する場合など、プロジェクト名や、メンバリストなどのコンテンツにアクセスされる場合でも、プロジェクトデスクトップを単位にコンテンツの内容を表示させる。すなわち、アクセス制御部12は、プロジェクトに関して既に登録されている情報をキーとした検索や表示要求があった場合には、図2に示すプロジェクトデスクトップを基準として表示させる。好ましい実施形態では、このプロジェクトデスクトップを基準とした表示には、プロジェクトデスクトップ名をリンクによる操作ボタンとして表示する場合を含む。
【0023】
本実施形態では、サーバ2は、図1に示すように、通信制御部4を介して通信するユーザについてのプロジェクト毎に設定される当該プロジェクトのリーダ又はメンバー等のプロジェクトに対するユーザの属性を判定するプロジェクト別ユーザ属性判定部14と、このプロジェクト別ユーザ属性判定部14によって判定されたユーザ属性と各プロジェクトのコンテンツ毎に予め定められたユーザ属性別のアクセス権限とに基づいてプロジェクトデスクトップに対する操作内容を制御するコンテンツ別アクセス制御部16とを備えている。
【0024】
ユーザ属性は、例えば、図1に示すサーバ2へログインしているログインユーザと、あるプロジェクトを考えたときに、そのプロジェクトに参加しているメンバと、このメンバのうち当該プロジェクトの中心的役割を果たすリーダ等のプロジェクトを中心としたユーザの役割である。例えば、あるユーザは、プロジェクトAについてはメンバで、プロジェクトBについてはメンバ且つリーダで、プロジェクトCには参加しておらず、メンバ外のログインユーザとなる。ユーザの属性は、プロジェクト毎に異なる。プロジェクト別ユーザ属性判定部14は、通信制御部4を介して通信するセッション中のユーザについて、当該セッション中のユーザがアクセスしようとするプロジェクトに関して、予めプロジェクト毎に設定される当該プロジェクトのリーダ又はメンバー等のユーザ属性を判定する。
【0025】
そして、好ましい実施形態では、プロジェクトの各コンテンツ毎にユーザ別のアクセス権限を設定する。そして、このアクセス権限の設定を、ユーザ名ではなく、ユーザの属性に基づいて行う。従って、メンバに対する読取許可、書込不可等の設定を行い、どのユーザであっても、それがメンバであれば当該アクセス権限が適用される。このように、各コンテンツに対するアクセス権限を、プロジェクト別のユーザ属性に基づいて制御することで、アクセス権限の設定が容易となり、且つ、プロジェクトの参加者及び情報の登録者にとって判りやすく、このため、煩雑な操作を行わずに確実にコンテンツに対するアクセス制限の運用を行うことができる。
【0026】
コンテンツ別アクセス制御部16は、プロジェクト別ユーザ属性判定部14によって判定されたユーザ属性と各プロジェクトのコンテンツ毎に予め定められたユーザ属性別のアクセス権限とに基づいて、プロジェクトデスクトップに対する操作内容を制御する。例えば、あるプロジェクトについて、メンバ以外のログインユーザについて、会議室コーナーには参加できるが、文書管理コーナーでの文書ファイルのダウンロードは不可とする設定がなされている場合を例とする。この例では、セッション中のユーザのユーザ属性がメンバ外のログインユーザである場合には、上記アクセス権限に従い、会議室への発言を許可しつつ、文書管理コーナに登録された文書ファイルのダウンロードを禁止する。ユーザ属性別にアクセス権限を定めるため、ログインユーザが新たに追加された場合になんらアクセス権限の再設定を行う必要がない。また、あるログインユーザをメンバに登録したり、また、メンバから削除した場合にも、アクセス権限の再設定を行う必要がない。そして、各プロジェクトの各コンテンツ毎に、このようなユーザ属性別のアクセス権限を定めるだけで、同一のログインユーザであっても、プロジェクト毎にアクセス権限が異なる状態を良好に管理運用することができる。特に、プロジェクトのリーダを定め、このリーダにアクセス権限を設定する権能を与えることで、自律的なアクセス権限の運用が可能となる。すなわち、ユーザ属性別のアクセス権限を各コンテンツ毎に設定することで、特別な管理者を必要とせずにプロジェクトに関する情報のセキュリティを確保することができる。
【0027】
コンテンツ別アクセス制御部16は、図2に示す編集ボタン31や操作ボタン、作成ボタン等の機能を制限することで、ユーザ属性別の各コンテンツコーナへのアクセス制御を行うようにすると良い。これにより、個別のファイルに対するアクセス権限の設定をすることなく、ユーザ属性別のセキュリティ管理が可能となる。
【0028】
また、好ましい実施形態では、プロジェクトデスクトップを保存する保存機能を備えると良い。図1に示す例では、サーバ2は、複数のプロジェクトの内一つ又は複数を保存対象に設定する保存対象設定部18と、この保存対象設定部18によって設定された1又は複数のプロジェクトデスクトップに含まれるコンテンツを1つの書庫ファイルに収容(アーカイブ)する書庫ファイル収容制御部20と、この書庫ファイル収容制御部20によって収容された書庫ファイルをユーザ端末の操作に応じて当該ユーザ端末に送信させる書庫ファイル送信制御部22とを備えている。
【0029】
この例では、プロジェクトの進捗過程や、完成段階で、プロジェクトデスクトップを単位に保存を行う。プロジェクトデスクトップを単位として保存することで、プロジェクトデスクトップを用いて外部への発表を行ったり、また、プロジェクトに関連する全ての情報を1カ所に保存しておくことができる。この保存をマークアップランゲージを用いたページ情報として保存すると、当該プロジェクトデスクトップをWebサーバに登録することで、外部に対するホームページとすることができる。
【0030】
また、図1に示す例では、文書管理コーナーに蓄積されるファイル群46を一体的に保存するため、プロジェクトデスクトップに関連するファイルを収容(アーカイブ)している。このアーカイブは、文書管理コーナーを有する場合に特に有用である。すなわち、書庫ファイル収容制御部20は、保存対象設定部18によって設定された1又は複数のプロジェクトデスクトップに含まれるコンテンツを1つの書庫ファイルに収容する。例えば、1つのプロジェクトデスクトップを保存する場合には、プロジェクトデスクトップ全体を記述するページと、会議室での発言等を別途記憶するページと、文書管理コーナーに格納された各文書ファイルと、プロジェクトデスクトップの表示に用いる画像ファイル等を1つのフォルダにアーカイブする。このとき、書庫ファイル収容制御部20は、文書ファイルや画像ファイルや発言等を記述したページへのリンクを書き直す。書庫ファイル収容制御部20は、好ましい実施例では、アーカイブしたファイルを圧縮する圧縮機能を備えると良い。
【0031】
書庫ファイル送信制御部22は、書庫ファイル収容制御部20によって収容された書庫ファイルをユーザ端末の操作に応じて当該ユーザ端末に送信させる。この送信は、例えば書庫ファイルをダウンロード可能な状態とし、ダウンロードの操作をユーザに促したり、また、フロッピーディスク等に格納して郵送するようにしても良い。
【0032】
図4(A)は、複数のプロジェクトの各コンテンツを横断的に検索する場合の例を示すブロック図である。図4(A)に示す例では、アクセス制御部12が、ユーザ端末に入力されるデータと一致するデータを含む一又は複数のコンテンツを検索するコンテンツ検索機能60と、このコンテンツ検索機能60によって検索された各コンテンツが所属する各プロジェクトを特定するプロジェクト特定機能62と、このプロジェクト特定機能62によって特定されたプロジェクトのプロジェクトデスクトップの一覧を検索結果としてユーザ端末に送信させる一覧送信制御機能64とを備えている。
【0033】
コンテンツ検索機能60は、例えばテキストコーナーのテキストや、会議室での発言や、文書管理コーナーに登録された文書ファイルの全文検索等を行う。プロジェクト特定機能62は、コンテンツ検索機能60によって検索されたコンテンツ又はコンテンツの構成要素から、当該コンテンツの属するプロジェクトを特定する。そして、一覧送信制御機能64は、、このプロジェクト特定機能62によって特定されたプロジェクトのプロジェクトデスクトップの一覧を検索結果としてユーザ端末に送信させる。図4(B)は、この検索結果の一例を示す説明図である。ここでは、△△△という文字を含む文書ファイルを有するプロジェクトの一覧68を表示している。ユーザは、この検索結果から、当該文書ファイルそのものと、その文書ファイルが作成されたプロジェクトに関する情報の一覧であるプロジェクトデスクトップへアクセスすることができる。この検索されたコンテンツを含むプロジェクトデスクトップを表示することにより、ユーザは、検索対象と関連性の高い情報へアクセスし易く、また、その文書ファイルやテキストデータの作成過程や作成意図を理解しやすくなる。
【0034】
図5は、図1等に示す構成でのプロジェクトに関連する情報の管理例(プロジェクト活動支援方法)を示すフローチャートである。図5に示す例では、図1等に示すプロジェクト活動支援システムを使用してプロジェクトの関係するデータの生成及び管理を支援する。まず、プロジェクト毎に各プロジェクトに含まれるコンテンツを登録する(ステップS1,プロジェクト別コンテンツ登録工程)。続いて、登録された一又は複数のコンテンツが検索された時又はプロジェクトに属するメンバーについてアクセスされた時に(ステップS2)、当該各コンテンツ又はメンバーを含むプロジェクトの一覧を生成する(ステップS3,プロジェクト一覧生成工程)。さらに、このプロジェクト一覧生成工程S3にて生成されたプロジェクト一覧に応じてユーザによってプロジェクトの表示要求がなされた場合には、当該プロジェクトに含まれる全コンテンツの表示用又はアクセス用のページをプロジェクトデスクトップとして生成する(ステップS4,プロジェクトデスクトップ生成工程)。
【0035】
ステップS3にてプロジェクトの一覧を生成する対象となるアクセスには、登録された一又は複数のコンテンツが検索された場合と、プロジェクトに属するメンバーについてアクセスされた場合とが含まれる。メンバーへのアクセスによるプロジェクトデスクトップの一覧表示は、例えば、メンバリストを生成する際に各メンバが属するプロジェクト名を表示する場合や、また、各ユーザ向けのデスクトップに当該ユーザが所属するプロジェクトの一覧を表示する場合や、特定のユーザ名にて検索がなされた場合等を含む。コンテンツの検索は、図4に示した場合と同様である。
【0036】
図6は、プロジェクトデスクトップ(PJ-DT)の生成処理S4の一例を示すフローチャートである。プロジェクトデスクトップ生成工程S4では、図6に示すように、まず、表示要求を行ったユーザのログインID等を特定し(ステップS11)、続いて、表示要求対象のプロジェクトのメンバであるか否か等のユーザ属性を判定する(ステップS12,プロジェクト別ユーザ属性判定工程)。そして、表示要求されたプロジェクトのコンテンツ毎に予め定められたユーザ属性別のアクセス権と当該表示要求を行ったユーザの属性とに応じて各コンテンツに対して当該ユーザに許可する表示及び操作を判定する(ステップS13,コンテンツ別権限判定工程)。さらに、このコンテンツ別権限判定工程にて判定された表示及び操作に関する権限に応じて各コンテンツコーナーを生成すると共に当該コンテンツコーナーを一体としたページをプロジェクトデスクトップとして生成する(ステップS15,コンテンツコーナー一体化ページ生成工程)。
【0037】
ステップS11では、セッション中のログインIDやユーザIDをシステムから取得する。ステップS12では、当該ユーザIDやログインID等から、表示要求なされているプロジェクトに対するリーダやメンバ等のユーザ属性を判定する。表示要求には、プロジェクト名によるプロジェクトデスクトップへのリンクが操作された場合や、また、検索結果としてプロジェクト名を表示する場合を含む。例えば、ある実施例では、あるプロジェクトのリーダがメンバ以外にはプロジェクトデスクトップへのアクセスを完全に禁止している場合には、コンテンツ等での検索が行われたとしても、そのプロジェクトデスクトップのリンクの表示は行わないようにする。
【0038】
ステップS14では、実際にプロジェクトデスクトップを生成する場合に、各プロジェクト毎、及び各コンテンツ毎に定められたユーザ属性別のアクセス権限に応じて、プロジェクトデスクトップの各コンテンツの生成を制御する。ステップS15では、ステップS14にて生成した各コンテンツコーナーを一体化させることで、例えば、全てのコンテンツの1ページ目を合成することで、プロジェクトデスクトップを生成する。
【0039】
このように本実施形態によるプロジェクト活動支援方法によると、プロジェクトデスクトップを単位として情報の登録及び閲覧を行い、且つ、プロジェクト毎及びそのコンテンツ毎にユーザ属性によるアクセス権限を設定することでセキュリティ管理を行うため、複数のプロジェクトが並行しているような場合であっても、簡単な操作でアクセス権限を管理しつつ各プロジェクトに必要な情報の登録及び閲覧を容易に行うことができる。
【0040】
図7(A)は、本実施形態でのハードウエア資源の構成例を示すブロック図である。図7(A)に示すように、本実施形態によるプロジェクト活動支援システムのサーバ2は、ハードウエア資源として、所定のプログラムに従って演算処理を行うCPU70と、このCPU70に記憶領域を提供する主記憶部72と、ハードディスク等の補助記憶部74と、CD―ROM等の記憶媒体78からデータやプログラムを読み出すディスクドライブ76と、図示しない表示装置や入力装置を備えている。補助記憶装置74は、コンテンツの内容や、プロジェクト毎に設定されたユーザ属性別のアクセス権限に関する情報等がデータベース3として格納する。
【0041】
図7(A)に示すCPUがプロジェクト活動支援用プログラムを実行することで、図7(A)に示すサーバ2は図1に示すプロジェクト活動支援システムとして機能する。プロジェクト活動支援用プログラムは、記憶媒体78に格納され、サーバ2のディスクドライブ76まで搬送される。CPU70は、ディスクドライブ76を制御して記憶媒体78に格納されたプロジェクト活動支援用プログラムを補助記憶部74に導入する。また、ネットワーク5を介して、他のサーバからプロジェクト活動支援用プログラムの全体又は一部をダウンロードするようにしても良い。このプロジェクト活動支援用プログラムには、コンパイルされたプログラムの他、データベースを駆動して所定のページデータを生成するためのスクリプトや、ページデータの作成に必要は画像ファイル等を含む。
【0042】
プロジェクト活動支援プログラムは、サーバ2のCPU70を動作させる指令として、次の各指令を備える。すなわち、プロジェクト毎に各プロジェクトに含まれるコンテンツを登録させるプロジェクト別コンテンツ登録指令と、登録された一又は複数のコンテンツが検索された時又はプロジェクトに属するメンバーについてアクセスされた時に当該各コンテンツ又はメンバーを含むプロジェクトの一覧を生成させるプロジェクト一覧生成指令と、このプロジェクト一覧生成指令に応じてサーバによって生成されるプロジェクト一覧に基づいてユーザによってプロジェクトの表示要求がなされる場合には、当該プロジェクトに含まれる全コンテンツの表示用又はアクセス用のページをプロジェクトデスクトップとして生成させるプロジェクトデスクトップ生成指令とを備えている。CPU70は、この各指令を実行することで、図5に示す処理を実現する。また、プロジェクトデスクトップ生成指令が、図6に示す各工程に対応した指令を備えることで、CPU70は、図6に示す処理を実現する。さらに、プロジェクト活動支援用プログラムが、図1等に示す各部及び各機能に対応した指令を備えることで、サーバ2は、図1等に示すプロジェクト活動支援システムとして動作する。
【0043】
ここで、CPU70又はサーバ2を「動作させる指令」というときには、その指令のみでCPU70等を動作させる指令と、補助記憶部74に予め格納されているオペレーティングシステム(OS)やデータベースマネージメントシステム(DBMS)に依存してCPU70等を動作させる指令の一方又は双方を含む。例えば、「プロジェクト別コンテンツ登録指令」は、プロジェクト毎に各プロジェクトに含まれるコンテンツを登録させるために、登録用のページを生成し、生成したページをユーザ端末1との通信を制御するプログラムに引き渡す指令のみでもよい。この場合、記憶媒体78には、プロジェクト別のコンテンツを登録するために必要な全てのプログラムは含まれず、登録用ページの生成を行うプログラムのみが格納される場合がある。これらは、サーバ2のオペレーティングシステム等との関係に応じて定まる。
【0044】
また、図7に示す例では、サーバ2を1台とし、CPUを1台としているが、複数のCPUを備える1台のサーバとしても良いし、複数のサーバに負荷を分散させるようにしても良い。サーバでのファイル管理としては、プロジェクト別のコンテンツデータのアクセス権をルート(スーパーユーザ)のみとし、ルート権限にてプログラムを動作させ、実際のコンテンツ別のセキュリティ確保は編集ボタンの機能等によって行うと良い。また、データベース3は、サーバ3の管理下にあるのであれば、他のコンピュータやディスク装置にて構築するようにしても良い。
【0045】
図7(B)は、ネットワークとしてインターネットを用いた場合のサーバ2の構成例を示すブロック図である。サーバ2は、httpによる通信を制御するWebサーバ80と、Webサーバを介して入力されるスクリプトに従ってデータベースにSQL文等を発行し、検索結果をページ情報の一部としてWebサーバ80に返すDB駆動部82と、データベース(DB)3とを備えている。またサーバ2は、Webサーバ80又はDB駆動部82による制御に応じてユーザ端末1へ電子メールを送信すると共に受信した電子メールに対して自動応答したり、また、受信した電子メールの記述内容をDB3に登録するメール送受信部84を備えるようにしても良い。メール送受信部84を備える例では、例えばプロジェクトデスクトップに予め定められた変化が生じたときに当該メンバに電子メールを送信したり、文書管理コーナーへの登録を電子メール及び添付ファイルにて行ったり、また、プロジェクトデスクトップ毎に電子メールアドレスを設定し、当該プロジェクトに対する外部からの質問を受け付ける等のことが可能となる。また、各ログインユーザにWebページ内で電子メールの送受信を可能とするWebメール機能を付するようにしても良い。この場合、Webメール機能は個人デスクトップからアクセス可能とすると良い。
【0046】
【実施例】
<全体構成>
次に、本発明の実施例を説明する。図8は、本発明による一実施例の構成例を示すブロック図である。好ましい実施例では、プロジェクトデスクトップ等のページを生成するページ生成コントローラ130と、文書管理を行う文書管理部140と、プロジェクト別やコンテンツ別にユーザ属性に応じたアクセス権限を管理するアクセスコントローラ150と、プロジェクトのコンテンツに対する検索を制御する検索コントローラ160と、プロジェクトデスクトップの保存を制御する保存コントローラ170とを備えている。
【0047】
そして、本実施例では特に、サーバ2が、ユーザ端末へ所定のページを送信すると共に当該ページに対する操作情報を受信する通信制御部4と、この通信制御部4にて受信する操作情報に応じてデータベース3からコンテンツデータを読み出すと共に各プロジェクト毎に当該プロジェクトに属する全コンテンツの表示用又はアクセス用のページをプロジェクトデスクトップとして生成するプロジェクトデスクトップ生成部131とを備えている。そして、このプロジェクトデスクトップ生成部131は、テキスト40を表示するテキストコーナー32と、ユーザの発言44を記録及び表示する会議室コーナー36と、ユーザから転送されたファイル46を管理する文書管理コーナー38とをコンテンツとして含むプロジェクトデスクトップ30(図10参照)を生成する機能を備えている。本実施例では、会議室コーナ36と文書管理コーナ38とを1つのページであるプロジェクトデスクトップ内に設けているため、ソフトウエアの切替を行うことなく、プロジェクトの進行に必要な情報を一体的且つ容易に管理することができる。
【0048】
図9は、各ページの代表的な接続関係を示す説明図である。ここでは、好ましい実施例での全体的な構成であり、各構成要素の関係による利点については、個別に説明する。まず、ユーザは、プロジェクト活動支援システムのトップページ等から、プロジェクトの一覧を表示するプロジェクト一覧ページ100と、ログインIDを有するユーザの一覧を表示するユーザ一覧ページ101と、プロジェクトのコンテンツを検索するための検索用ページ102と、1又は複数のプロジェクトデスクトップを保存するための保存用ページ103と、ログインユーザ各個人向けのページとなる個人デスクトップページ104とにアクセスできる。これらは、プロジェクトデスクトップからアクセスすることもできる。
【0049】
各ページ100,101,102,103,104には、プロジェクトデスクトップへのリンクが設けられている。例えば、ユーザ一覧ページには、各ユーザが所属するプロジェクト名をリンクとして記述することができる。コンテンツの検索結果を、そのコンテンツが所属するプロジェクトとすることで、プロジェクトデスクトップへのリンクとなる。保存用ページ103を用いて保存を行う場合にも、プロジェクトの選択を行うため、プロジェクトデスクトップ名が表示される。また、個人デスクトップ104に、その個人が所属するプロジェクトの一覧を表示し、そのプロジェクトデスクトップに更新があった場合には当該個人デスクトップ104に更新があったことを表示するようにしても良い。
【0050】
プロジェクト一覧ページ100からは、新しいプロジェクトの追加や、既存のプロジェクトの削除等を行うためのプロジェクト追加/削除ページ110を読み出すことができる。また、個人デスクトップ104には、Webメールを管理するためのWebメールページ111を呼び出せるようにしても良い。さらに、ログインIDを有さない来訪者やシステムの管理者向けの各種ページを設けるようにしても良い。
【0051】
プロジェクトデスクトップ30には、実施形態として上述したように、テキストコーナー32や、会議室コーナー36や、文書管理コーナ38が含まれる。また、プロジェクトデスクトップ内のコンテンツ名の一覧である目次コーナー33や、当該プロジェクトに所属しているメンバの一覧であるメンバーリストコーナー34を備えるようにしても良い。本実施例では、これらのコンテンツコーナーは、プロジェクトのリーダ及びリーダの許可がある場合にはメンバによって作成される。
【0052】
図10及び図11は、本実施例でのプロジェクトデスクトップの一例を示す説明図である。図10及び図11のグラフィカル・ユーザ・インタフェースを参照しつつ、本実施例で実現する機能の概要を説明する。その機能の具体的な実現手法やデータ構造等は、後述する。プロジェクトデスクトップは、まず、プロジェクト名201を有する。本実施例では、コンテンツコーナーの表示形式として、三段階の表示を用意している。フルサイズの「全体表示」と、コンテンツの表示を省略し、コンテンツ名のみを表示する「省略表示」と、その間で小さめの表示領域内にて表示させ、コンテンツコーナーにスクロールバー(図示略)を付する「中間表示」とである。表示形態の名称は各コンテンツ毎に異なり、例えばテキストコーナーであれば、「全文」「3行」「省略」とし、会議室コーナーであれば、「大フレーム」「小フレーム」「省略」とする。
プロジェクトデスクトップは、実行ボタンとして、プロジェクトデスクトップに属する各コンテンツ全体を展開させるための展開ボタン202と、逆に、内容を省略して表示させるための省略ボタン203とを備えている。プロジェクトデスクトップ生成部10は、この省略ボタン202又は展開ボタン203の操作に応じてコンテンツコーナの描画を制御する。デスクトップ設定ボタン204は、デスクトップ設定用のページを生成するための操作ボタンである。このデスクトップ設定用ページでは、新しいコンテンツの生成などを行う。
【0053】
各コンテンツは、その題名と、表示形式の選択を行う表示形式選択リスト207と、当該コンテンツコーナの内容等を編集するためのページを表示させる編集ボタン206と、プロジェクトデスクトップの先頭へリンクしたリンクボタン205と、そのコンテンツの内容とを備えている。図10に示す例では、目次コーナー41は、各コンテンツコーナーの題名を、「一列表示」との指定に従って表示している。また、テキストコーナーの題名は「プロジェクトの内容」であり、その内容説明がテキストデータにて登録されている。このテキストデータの登録、更新又は削除は、編集ボタンが操作されたときに表示するテクストデータ編集用ページにて行う。
【0054】
メンバリストコーナー34には、序列1番のリーダである「和田真」と、2番の「山田雄一朗」とが登録されている。メンバーの追加及び削除も、その編集ボタンによって表示されるメンバ編集用ページにて行う。本実施例では、序列1番のメンバをリーダとしている。リーダは、各コンテンツコーナーのアクセス権を定める権限を有する。この序列は、メンバリストコーナの編集ボタンにより呼び出されるメンバリスト編集用ページにて編集することができる。
【0055】
会議室コーナ36では、会議室自体の表示形式を符号207で示す表示形式選択リストで行い、発言の表示形式は符号214で示す発言表示形式選択リスト214にて行う。また、新しい発言を行うためのページを表示させる新規ボタン212と、発言内容を検索するためのページを生成する検索ボタン213とを備えている。発言に対する返信については、発言内容を表示するページに返信ボタンを配置するようにすると良い。また、会議室コーナ36の諸設定を行うためのページを起動する設定ボタン211を備えている。
【0056】
会議室コンテンツ44は、各種の操作ボタンが配置された会議室制御領域44Aと、会議室に関する情報をユーザに伝達するテキストを表示するお知らせ表示領域44Bと、発言内容の題名や内容を表示する発言表示領域44Cとを備えている。
【0057】
図11に示すように、文書管理コーナー46は、文書管理制御領域46Aと、実際に登録された文書ファイルのファイル名を仮想的なディレクトリ構造にて表示する文書ファイル名表示領域46Bとを備えている。この仮想ディレクトリ構造は、プロジェクトデスクトップをルートディレクトリとして、その中に複数のフォルダを階層的に定義し、文書の種別等に応じて文書ファイルを管理するためのものである。文書ファイル名表示領域46Bでの表示形式は、表示形式選択リスト225での選択に従う。文書管理コーナーの表示上の大きさは、図11中符号207で示す表示形式選択リスト225を用いて行う。
【0058】
文書ファイルに対する操作ボタンとしては、文書管理コーナー46に登録されている文書ファイルをユーザ端末1にダウンロードするためのダウンロードボタン220と、文書ファイルを文書管理コーナー38内や他のプロジェクトデスクトップにコピー、移動するためのコピーボタン221、移動ボタン222と、登録された文書ファイルを削除するための削除ボタン223とを備えている。文書管理コーナー内の仮想的なディレクトリ(フォルダ)を作成するための作成ボタン226と、このフォルダ名等を編集するためのフォルダ編集ボタン224とを備えている。
【0059】
ユーザ端末1に格納された文書をサーバ2の文書管理コーナー38に登録するには、登録する文書ファイルの選択と登録操作を行う必要がある。図11に示す例では、参照ボタン229はユーザ端末1のオペレーティングシステムに従って当該ユーザ端末1内の文書ファイルの選択画面を当該ユーザ端末1に表示する。ユーザはこの選択画面から登録する文書ファイルを選択すると、当該選択されたファイルの格納位置がフィールド230に入力される。その後、登録ボタン228が操作されると、サーバは、選択されたファイルを受信する。
【0060】
文書ファイル名表示領域46Bでは、まず、現在表示中のフォルダ階層を、現在のパス231として表示する。現在のフォルダに含まれる全てのフォルダの展開や、展開したフォルダを閉じる等の操作を行うボタン232と、現在のフォルダに含まれるフォルダを表示するフォルダ表示領域と、現在のフォルダに含まれる文書ファイルの文書ファイル名及びフォルダ名を表示するファイル名表示領域233とを備えている。
【0061】
図10に示すプロジェクトデスクトップを用いることで、プロジェクトで必要な文書ファイルの共有や、会議室での発言など、一般的にプロジェクトの立ち上げから発展までに必要な情報共有を容易に行うことができ、また、このプロジェクトデスクトップが、各プロジェクト毎に作成されるため、複数のプロジェクトが同時進行するような場合であっても、各プロジェクト毎に必要な情報が電子的に紛失したり、探索に長時間を要するようなことがなくなる。
【0062】
<ユーザ属性に応じたアクセス制御>
次に、リーダ、メンバ、メンバ外のログインユーザ、ログインIDを持たない来訪者等の各プロジェクト毎に定められるユーザ属性に応じて、プロジェクトデスクトップ全体又は各コンテンツへのアクセスを制御する例を説明する。この例では、データベース3が、プロジェクト毎に設定される当該プロジェクトのリーダ又はメンバー等のプロジェクトに対する属性を各プロジェクト毎に記憶したプロジェクト・ユーザテーブル254と、各プロジェクトに属するコンテンツ毎にユーザ属性別のアクセス権限を記録したプロジェクト・コンテンツテーブル258とを備えている(図13参照)。
【0063】
そして、図8に示すように、サーバ2のアクセスコントローラ150が、プロジェクト・ユーザテーブル254を使用して通信制御部4を介して通信中(セッション中)のユーザについて当該通信対象のプロジェクトに関する属性を判定するプロジェクト別ユーザ属性判定部151と、このプロジェクト別ユーザ属性判定部151によって判定されたアクセスユーザのプロジェクトに対する属性とプロジェクト・コンテンツテーブル258に記録されたユーザ属性別のアクセス権限とに基づいてプロジェクトデスクトップの各コンテンツに対する表示及び操作内容を制御するコンテンツ別アクセス制御部152とを備えている。
【0064】
このプロジェクト別ユーザ属性判定部151は、プロジェクト・ユーザテーブル254を使用して、当該プロジェクトに対するユーザ属性を判定する。コンテンツ別アクセス制御部152は、プロジェクト・コンテンツテーブル258を使用して、そのコンテンツに対するユーザ属性別のアクセス権限を判定する。
【0065】
本実施例では、プロジェクトデスクトップの作成者であるリーダが、当該プロジェクトデスクトップに対するコンテンツのアクセス権限を定めるように促す。このため、メンバーリストをプロジェクトデスクトップの必須の構成とすると良い。メンバリストを表示することで、メンバとメンバ外とのアクセス権限の設定について考慮すべきことをリーダが想定しやすくなる。プロジェクトデスクトップ生成部130は、プロジェクト・ユーザテーブル254に格納されたプロジェクトに属するメンバーのリストに基づいて各プロジェクトデスクトップ毎にメンバーの一覧を表示及び追加するためのメンバーリストコーナー34を生成する機能を備えている。
【0066】
一般的には、リーダがプロジェクトデスクトップにコンテンツコーナーを追加する。そして、コンテンツコーナーを作成するときに、その新たに作成するコンテンツコーナーのアクセス権限を特定するように促す。例えば、初期設定(デフォルト)のアクセス権限を表示し、それを選択できるようにしても良い。
【0067】
また、プロジェクトデスクトップ全体に対するアクセス権限の制御を行うには、データベース3が、プロジェクトデスクトップ全体に対するユーザ属性別のアクセス権を記録したプロジェクトテーブル252を備え、サーバが、プロジェクト別ユーザ属性判定部によって判定されたユーザ属性に基づいて当該プロジェクトデスクトップへのアクセス権を設定するプロジェクト別アクセス設定部153を備えると良い。
【0068】
図12は、企業や大学などの内部ネットワークで使用する実施例でのプロジェクトに対するユーザの属性と各属性別のアクセス権限の関係を示す説明図である。この実施例では、ユーザを、システム管理者と、プロジェクト(PJ)リーダと、PJメンバと、登録ユーザ(ログインIDを有するユーザ)と、ログインIDを有さない一般来訪者とに分類する。プロジェクトデスクトップの一覧や、メンバーリストは、全てのユーザに表示可能としている。プロジェクトデスクトップ全体について、システム管理者とPJリーダとはセキュリティレベルの変更可(◎)で固定としている。PJリーダ及びシステム管理者は、PJメンバに対するプロジェクトデスクトップのアクセス権限を設定できる。設定内容は、更新可(○)、表示可(△)、表示不可(×)の三種類である。図12に示す例では、一般来訪者に対しては強制的に更新を不可としている。
【0069】
コンテンツについても、システム管理者及びPJリーダがアクセス権限の設定を変更することができ、文書管理コーナーでのダウンロードやコピーの不可など、コンテンツコーナーに応じた設定をユーザ属性別に行うことができる。図12に示すように、本実施例では、個別のログインIDを有すユーザそのものに対してアクセス権限を定めることはない。あくまで、プロジェクトに対する役割に応じてアクセス権限を定める。これにより、PJリーダは煩雑な設定作業を行わずに十分なアクセス管理を行うことができる。また、ログインユーザの追加、削除や、プロジェクトへのメンバの追加や削除等のユーザに関する情報に変化があっても、アクセス権限を再設定する必要がない。
【0070】
図13は、図8に示す構成で使用するデータ構造の一例を示す説明図である。図13に示すデータ構造は、図8に示すプロジェクト活動支援システムで使用するプロジェクト活動支援用データである。このデータは、例えばハードディスク等に格納され、データベースとなる。プロジェクト活動支援用データは、複数のユーザのユーザIDと、ログインユーザ名と、ログイン用のパスワードと、ユーザの連絡先等のユーザ情報とをそれぞれ記憶したユーザテーブル250を備えている。また、プロジェクト活動支援用データは、複数のプロジェクトを識別するプロジェクトIDと、当該プロジェクトID毎のプロジェクト名と、当該プロジェクトに対するユーザ属性別のアクセス権とを記憶したプロジェクトテーブル252と、各プロジェクトに属するユーザのユーザIDと、ユーザ属性である各ユーザの順序とを記憶したプロジェクト・ユーザテーブル254とを備えている。
【0071】
さらに、プロジェクト活動支援用データは、各プロジェクト毎に生成される会議室コーナー又は文書管理コーナー等のコンテンツの種別を記録したコンテンツテーブル256と、各プロジェクトに属するコンテンツのコンテンツIDと、各コンテンツへのユーザ属性別のアクセス権と、各コンテンツの表示順序(コンテンツ順序データ)とを記録したプロジェクト・コンテンツテーブル258とを備えている。各コンテンツの表示順序は、例えば、文書管理コーナーと会議室コーナーとのうちどちらを上側とするかというコンテンツのプロジェクトデスクトップ内での表示順序である。
【0072】
そして、本実施例では、プロジェクト・ユーザテーブル254は、サーバ2によってプロジェクトデスクトップが生成されるときに、当該プロジェクトデスクトップの表示要求を行ったユーザのユーザ属性の判定に使用される。また、プロジェクト・コンテンツテーブルは、ユーザ属性別のアクセス権に応じたコンテンツの表示形態の判定に使用されると共に、各コンテンツの表示順序の特定に使用される。
【0073】
プロジェクト・コンテンツテーブル258が、当該プロジェクトに属するコンテンツのプロジェクトデスクトップ中での表示順序を記録したコンテンツ順序データを有する例では、図8に示すように、プロジェクトデスクトップ生成部131が、コンテンツ順序データに基づいてテキスト等のコンテンツを読み出すと共にコンテンツ別アクセス制御部152によって設定されたアクセス権限に応じてコンテンツコーナーを順次描画するコンテンツコーナー描画機能131Aと、このコンテンツコーナ描画機能131Aによって描画されたコンテンツコーナーをコンテンツ順序データの順序にて1ページのプロジェクトデスクトップとして合成制御する合成制御機能131Bとを備えると良い。
【0074】
コンテンツコーナー描画機能は、アクセス権限に従ってコンテンツコーナの編集ボタン等の使用の許可又は不許可を設定することでアクセス制御を行う。また、表示形式選択リスト207等で設定された表示形式でコンテンツの内容をページの一部として描画する。合成制御機能131Bは、コンテンツ順序データに指定される順序にて、各コンテンツコーナーを合成することで、1ページのプロジェクトデスクトップを作成する。合成制御機能131Bは、コンテンツの合成が完成した後にユーザ端末に当該プロジェクトデスクトップを送信させるようにしても良いし、また、コンテンツ順序データに従った順序で順次コンテンツコーナーを生成し、生成完了後にコンテンツコーナー毎にユーザ端末1に送信させるようにしても良い。このコンテンツ順序データは、デスクトップ設定ボタン204の操作によって表示されるデスクトップ設定用ページにて変更及び更新することができる。一般的には、この更新はリーダが行う。リーダがプロジェクトデスクトップに対してメンバのアクセス権を書込可としている場合には、メンバが当該コンテンツ順序データを編集することもできる。このコンテンツ順序データは、プロジェクトID毎に一つとしているが、1つのプロジェクトデスクトップ内のコンテンツについて、各メンバの興味の対象が異なる場合には、各メンバ毎にコンテンツ順序データを定義するようにしても良い。
【0075】
図14は、図8に示す構成でのユーザ属性判定処理の一例を示すフローチャートである。この図14に示す処理は、図8に示すプロジェクト別ユーザ属性判定部151の詳細動作である。
図14に示す例では、まず、プロジェクトデスクトップ(PJ―DT)へアクセスするセッション中のユーザのユーザIDをシステムから取得する(ステップA1)。続いて、このユーザがログインしているか否かを判定し(ステップA2)、ログインしていない場合には、図12に示す一般・来訪者と判定する(ステップA3)。一方、ログインユーザである場合には、アクセス対象のプロジェクトのプロジェクトIDに基づいてプロジェクト・ユーザテーブル254を読み出し(ステップA4)、当該ログインユーザが当該プロジェクトのメンバであるか否かを判定する(ステップA5)。そして、プロジェクトのメンバでは無い場合には、図12に示す登録ユーザであると判定する(ステップA6)。
【0076】
一方、プロジェクトのメンバである場合には、プロジェクト・ユーザテーブルからユーザ序列データを読み出し、当該ユーザの序列データが1であるか否かを判定することで、このプロジェクトのリーダであるか否かを判定する(ステップA7)。プロジェクトリーダでは無い場合、当該セッション中のログインユーザはプロジェクトメンバであると判定する(ステップA8)。序列データが1である場合には、このユーザはリーダであると判定する(ステップA9)。この図14に示すフローチャートにより、プロジェクトデスクトップにアクセスするユーザのユーザ属性が一意に定まる。
【0077】
図15は、本実施例での具体的なプロジェクトデスクトップの表示例を示す説明図である。図15に示す例では、HTMLページを表示するブラウザにてプロジェクトデスクトップを表示した例を示す。プロジェクトデスクトップの上部には、ユーザ名とパスワードの入力フィールドがあり、ログイン又はログアウトを操作する。
【0078】
「ホーム」は、プロジェクト活動支援システムのホームページである。「プロジェクト一覧」は、図9に示すプロジェクト一覧ページ100へのリンクである。同様に、「ユーザ一覧」、「個人デスクトップ」、「検索」は、それぞれ、ユーザ一覧ページ101、個人デスクトップページ104、検索ページ102へのリンクである。図15に示す例では、大学の研究室内での研究テーマをプロジェクトとしている。
【0079】
図15に示す例では、プロジェクトの概要を示すテキストコーナー32では、研究内容の概要がリーダによって記述された。メンバは、リーダとなる研究者(電力工学研究室)と、指導教官や、同じ研究室内の人や、提携している企業内の研究者(ドルフィンネット)や、実験の補助者等である。会議室は、リーダによって質問箱と名付けられ、プログラム言語の選定等についての議論がなされている。また、このプロジェクトに関して登録された文書ファイルの一例として、A社での導入事例や、CVケーブルの軽量化に関する文書等がある。
【0080】
図16は、図8に示す構成にて図15等に示すプロジェクトデスクトップ(PJ―DT)の表示処理の一例を示すフローチャートである。図16に示す例では、まず、図14に示す処理に従って、プロジェクトデスクトップへアクセスするユーザのユーザ属性を判定する(ステップB1)。続いて、プロジェクトテーブル252を参照して、当該ユーザ属性のプロジェクトに対するアクセス権限を判定する(ステップB2)。プロジェクトの表示が不可と設定されている場合には、表示不能であるエラーをユーザ端末に通知して処理を終了する。
【0081】
一方、プロジェクトの表示が可能で有れば、続いて、各コンテンツの表示及び更新(書込)が可能であるか否かを判定する。まず、プロジェクト・コンテンツテーブル256のコンテンツ表示順データを参照して、表示するコンテンツの種別及びコンテンツの表示順を特定する(ステップB4)。続いて、プロダクト・コンテンツテーブル258を参照して、表示対象コンテンツのアクセス権限をユーザ属性に基づいて判定する(ステップB5)。さらに、アクセス権限に応じてコンテンツの表示形式を設定する(ステップB6)。例えば、操作ボタンの使用可否を制御する。続いて、各種設定されている表示形式に従って、コンテンツの内容をDB3から読み出し、ページの一部としてコンテンツコーナーを描画する(ステップB7)。このコンテンツコーナーの描画処理は、各コンテンツ毎に異なるため、それぞれ個別のプログラムを呼び出すように構成すると良い。
【0082】
コンテンツの描画が終了すると、コンテンツ表示順データを参照して、次コンテンツがあるか否かを判定し(ステップB8)、次コンテンツがあれば、ステップB4から処理を繰り返す。一方、次コンテンツがなくなれば、コンテンツコーナを作成順に合成する(ステップB9)。
【0083】
<プロジェクト及びコンテンツの新規作成>
図17は、本実施例でのプロジェクトデスクトップ作成用ページの一例を示す説明図であり、図17(A)はプロジェクト作成用ページの一例を示す図で、図17(B)は、本実施例でのプロジェクトデスクトップの初期画面の一例を示す図である。図17に(A)に示すように、新しいプロジェクトの作成時には、プロジェクト名と、種々のソートのためのふりがなと、プロジェクトデスクトップに含めるコンテンツの指定との入力を促す。本実施例では、コンテンツとして、目次と、概要テキストと、メンバーリストは、初期設定時にプロジェクトデスクトップに含めるコンテンツとしている。図17(A)に示す状態で保存ボタンが操作された場合、図17(B)に示すプロジェクトデスクトップを生成する。目次コーナーの記述については、自動生成する。図17に示す例では、概要テキストについては入力されていない。
【0084】
図18は、本実施例にてテキストデータ(テキストコーナ)をプロジェクトデスクトップに追加又は更新するためのテキスト編集用ページの一例を示す説明図である。このテキスト編集用ページは、テキストコーナー32の編集ボタンが操作されたときに表示する。従って、テキストの更新を行えないユーザに対しては、このテキストコーナーの編集ボタンの操作を不可にする。図18に示す例では、概要テキストのタイトルと、テキストコーナーの表示形式(表示モード)と、内容についての入力を促す。セッション中のユーザがリーダである場合、図18に示すように、セキュリティの指定を受け付ける。また、当該テキストコンテンツについての今までの変更記録(ログ)を表示するようにしても良い。図18に示す状態で保存ボタンが操作されると、図15の符号32で示すテキストコーナー32に更新される。
【0085】
図19は、プロジェクト編集用ページの一例を示す説明図である。このプロジェクト編集用ページは、図15に示すデスクトップ編集ボタンの操作によって表示される。プロジェクトデスクトップの編集では、プロジェクト名の変更や、コンテンツの追加及び削除が可能となる。図18に示す場合と同様に、リーダに対しては、ユーザ属性別のセキュリティの設定を促す。図20は、本実施例にて文書管理コーナをプロジェクトデスクトップに追加した例を示す説明図である。図20等に示すように、プロジェクトの進行に応じてプロジェクトデスクトップが成長していくため、例えば、各研究について研究室の教授は各プロジェクトデスクトップを閲覧することで個別の進捗状況を把握することができ、局面に応じた指導を行うことができる。また、ユーザ端末1をインターネットを介して接続する例では、東京とカリフォルニアにて共同のプロジェクトを1つのプロジェクトデスクトップにて管理し、それをロンドンでの会議に参加している教授が閲覧するなど、プロジェクトデスクトップでの管理とユーザ属性別の確実なアクセス管理により、従来困難であったプロジェクト管理を容易に行うことができる。
【0086】
<検索>
次に、コンテンツ等の検索について説明する。図21に、図8に示す検索コントローラ160の詳細構成例を示す。再度図13を参照すると、データベース3が、各プロジェクトと当該プロジェクトに含まれるコンテンツの一覧を記憶したプロジェクト・コンテンツテーブル254と、プロジェクトデスクトップの文書管理コーナー38を介して送信される文書ファイルの格納位置等を記憶するドキュメントテーブル260と、このドキュメントテーブル260によって管理される文書ファイルの文書管理コーナー38での仮想的な配置位置を格納するドキュメント・フォルダテーブル262とを備えている。実際の文書ファイルは、管理用の特別のファイル名に変換し、サーバ2によって管理されるハードディスク等に格納する。
【0087】
そして、図21に示すように、サーバ2の検索コントローラ160は、ユーザ端末1の操作に応じて各プロジェクトを横断して当該各プロジェクト内のコンテンツ及びドキュメントテーブルにて管理される文書ファイルに対する検索を実行すると共に検索結果としてコンテンツ名又はドキュメント名を特定する検索部161と、この検索部161によって検索されたコンテンツ名に従ってプロジェクト・コンテンツテーブル258を参照して当該コンテンツが属するプロジェクトを特定する第1プロジェクト特定部162と、検索部161によって検索されたドキュメント名に従ってドキュメントテーブル260及びドキュメント・フォルダテーブル262を参照して当該ドキュメントが属するプロジェクトを特定する第2プロジェクト特定部163と、これら第1及び第2プロジェクト特定部162,163によって特定されたプロジェクトの一覧をプロジェクトデスクトップへリンクさせた状態で検索部の検索結果としてユーザ端末に送信させる一覧送信制御部164とを備えている。
【0088】
図22は、一覧送信制御部164によって生成された検索結果ページの一例を示す説明図である。図22に示すように、本実施例では、検索部161は、検索対象の特定を促す。ここでは、文書内容(文書管理コーナー38に登録された文書ファイルの全文検索)が選択されている。そして、キーワードとして「送電線路」が入力され、検索が実行された。この検索結果として、図15に示す「A社導入事例.docがヒットしたとする。第2プロジェクト特定部163は、まず、ドキュメントテーブル260を参照して、当該ドキュメントが所属する仮想フォルダIDを特定する。第2プロジェクト特定部163は、続いて、ドキュメント・フォルダテーブル262を参照して、仮想フォルダIDからプロジェクトIDを特定する。すると、プロジェクトテーブルから、プロジェクト名「地中送電線におけるクロスボンド点地絡時のサージ解析」を特定することができる。
【0089】
図22に示す例では、検索された文書ファイルが1つであるため、プロジェクトも1つとなった。一覧送信制御部164は、このプロジェクト名をプロジェクトデスクトップへリンクさせた状態で検索部161の検索結果としてユーザ端末に送信させる。この検索結果ページにて、プロジェクト名は操作ボタンであり、このプロジェクト名を操作(例えば、クリック)することで、図15に示すようなプロジェクトデスクトップを表示する。
【0090】
文書ファイルに対する検索は、サーバの負荷が小さい時間帯にて文書ファイルに対するインデックスを生成しておき、このインデックスに基づいて文書ファイルを検索すると良い。また、文書ファイルから、一定の長さの要約を自動的に生成し、検索結果に含めるようにしても良い。
【0091】
図23は、本実施例による検索処理の一例を示すフローチャートである。この図23に示す処理は、検索コントローラ160の詳細動作例である。まず、検索対象を特定する(ステップC1)。続いて、検索キーワードの入力を促す(ステップC2)。文書内容全文の検索であれば(ステップC3)、全文検索エンジンを駆動して、ドキュメントIDを取得する(ステップC4)。続いて、ドキュメントテーブル260を参照して、当該ドキュメントが所属する仮想フォルダIDを特定する(ステップC5)。そして、ドキュメント・フォルダテーブル262を参照して、プロジェクトID及びコンテンツIDとを取得する(ステップC8)。このステップC4,C5,C8という処理は、図21に示す第2プロジェクト特定部163の第1の動作例である。
【0092】
検索対象が文書タイトル(文書ファイルのファイル名)で有る場合には(ステップC6)、ドキュメントテーブルでの原ファイル名を検索して、仮想フォルダIDを特定する(ステップC7)。続いて、ドキュメント・フォルダテーブルを参照して、プロジェクトIDとコンテンツIDとを取得する(ステップC8)。このステップC6,C7,C8という処理は、図21に示す第2プロジェクト特定部163の第2の動作例である。
【0093】
検索対象がテキストコーナーや、メンバリスト等であれば(ステップC9)、コンテンツ内容テーブル(例えば、図示しないテキストテーブル等)を検索してプロジェクトID及びコンテンツIDとを取得する(ステップC10)。このステップC9,C10という処理は、図21に示す第1プロジェクト特定部162の動作例である。
【0094】
プロジェクトが特定されると、検索を行ったユーザのユーザ属性を判定する(ステップC11)。このステップC11は、例えば図14に示したユーザ属性判定処理により検索を行ったユーザのユーザ属性を判定する。このユーザ属性の判定は、特定されたプロジェクト毎に行う。そして、プロジェクトに対するアクセス件がある場合には、プロジェクトデスクトップ(PJ―DT)へのリンクを表示する(ステップC13)。一方、プロジェクトに対するアクセス権が無ければ、当該プロジェクトへのリンクは検索結果に含めない(ステップC14)。この処理を特定されたプロジェクト全てについて行う。
【0095】
このように検索されたコンテンツの内容が所属するプロジェクトを特定し、このプロジェクトのプロジェクトデスクトップへのリンクを検索結果とするため、周辺情報へのアクセスや、その検索されたコンテンツが作成された背景や意図等を把握し易くなり、例えば記憶が曖昧な状態で検索を行ったとしても、無意識に意図する検索結果へユーザを導くことができる。また、過去のプロジェクトにて使用した資料を再利用したい場合に、所属したメンバ名や、文書ファイルにて使用されたキーワードや、プロジェクトの概要として記載されたテキスト等種々の方面から検索が可能であるため、初期の資料を探索しやすい。
【0096】
<保存>
次に、文書管理コーナーと、プロジェクトデスクトップの保存との関係について説明する。上述した実施形態にて、図13に示すデータ構造を利用する場合には、サーバ2は、図1に示すように、文書管理コーナー38を介して送信される文書ファイルをドキュメントテーブル260に格納すると共に当該文書ファイルを文書管理コーナー38内の仮想的なディレクトリに配置する文書管理部140を備えている。そして、この文書管理部140が、コンテンツ別アクセス制御部152によって設定されるユーザ属性別のアクセス権限に応じて文書ファイルの複写及び削除並びにユーザ端末へのダウンロードを提供する文書操作制御機能141を備えている。
【0097】
本実施例では、この文書管理部140によって管理される文書ファイルを、図8に示す保存コントローラ170によって一括して保存することができる。本実施例では、図21に示すように、保存コントローラ170は、複数のプロジェクトの内一つ又は複数を保存対象に設定する保存対象設定部171と、この保存対象設定部171によって設定された1又は複数のプロジェクトデスクトップに含まれるコンテンツを1つの書庫ファイルに収容(アーカイブ)する書庫ファイル収容制御部172と、この書庫ファイル収容制御部172によって収容された書庫ファイルをユーザ端末の操作に応じて当該ユーザ端末に送信させる書庫ファイル送信制御部173とを備えている。
【0098】
そして、書庫ファイル収容制御部172が、コンテンツ別アクセス制御部152によって設定されるアクセス権限に応じてプロジェクト毎にコンテンツの内容表示又はコンテンツの部分へのリンクをマークアップランゲージで記述したプロジェクトデスクトップページを生成するプロジェクトデスクトップページ生成機能174と、このプロジェクトデスクトップページで使用するイメージデータ及びドキュメントテーブルに格納された文書ファイルとを関連フォルダに格納するファイル格納機能175と、プロジェクトデスクトップページ及び関連フォルダの内容とを1つの書庫に収納すると共に圧縮する書庫圧縮機能176とを備えている。
【0099】
図24(A)は保存対象のプロジェクトを選択するためのページ例を示す図である。保存対象設定部171は、図24(A)に示すように、プロジェクトデスクトップの選択用ページを生成し、保存を行うユーザに保存対象とするプロジェクトデスクトップの選択を促す。このとき、保存を行うセッション中のユーザのユーザ属性に応じて、表示可能とされているプロジェクトのみを表示すると良い。
【0100】
書庫ファイル収容制御部172では、プロジェクトデスクトップの表示に必要な全てのデータをデータベースから抽出し、これを書庫ファイルとする。そして、好ましい実施例では、この書庫ファイルを圧縮する。具体的には、プロジェクトデスクトップページ生成機能174は、表示可能とされているコンテンツの内容表示又はコンテンツの部分へのリンクを例えばHTMLやXML等のマークアップランゲージ(ML)で記述したプロジェクトデスクトップページを生成する。このプロジェクトデスクトップページは、外観上、図15に示すプロジェクトデスクトップと大きく異ならないが、第1に、当該プロジェクトデスクトップからリンクしている文書ファイルや会議室の発言内容等へのリンク情報を書き換えている。第2に、内容の追加等の編集を不可能とするために、編集ボタン等を削除すると良い。
【0101】
ファイル格納機能175は、このプロジェクトデスクトップページで使用するイメージデータ及びドキュメントテーブルに格納された文書ファイルとを関連フォルダに格納する。例えば、メンバリストに各メンバの顔写真イメージを表示する例では、ユーザテーブルから当該顔写真イメージファイルを読み出して、関連フォルダに格納する。ツリー状の表示を行う会議室等の場合には、各発言内容は個別のMLページとなるため、当該発言内容を記述したMLページファイルも関連フォルダに格納する。そして、文書管理コーナーに登録された文書ファイルについても、関連フォルダに格納する。プロジェクトデスクトップページ生成機能174は、プロジェクトデスクトップから各文書ファイルや発言内容や顔写真イメージファイルへのリンクを、関連フォルダ名等を用いて更新する。
【0102】
書庫圧縮機能176は、プロジェクトデスクトップページ及び関連フォルダの内容とを1つの書庫に収納すると共に圧縮する。これにより、プロジェクトデスクトップの内容全てが1つのファイルに収容され、圧縮される。圧縮することにより、この書庫ファイルをユーザ端末1へ送信する際の通信時間を短縮することができる。書庫ファイル送信制御部173は、たとえば図24(B)に示すような書庫ファイル(例えば、HTML化されたプロジェクトデスクトップ)のダウンロード用ページを生成する。書庫ファイル送信制御部173は、プロジェクトデスクトップの文書管理コーナー38に当該書庫ファイルを追加するようにしても良い。
【0103】
図25は、プロジェクトデスクトップの保存処理の一例を示すフローチャートである。図25に示す処理は、保存対象設定部171と、書庫ファイル収容制御部172の動作例である。まず、保存対象プロジェクトを図24(A)等のページに対する操作に応じて選択する(ステップD1)。続いて、保存者となるユーザのユーザ属性に応じて、保存用の表示形式を設定する(ステップD2)。さらに、プロジェクトデスクトップページの表示処理と同様にして、マークアップランゲージ(ML)ページを生成する(ステップD3)。このステップD3と並行して、プロジェクトデスクトップに関連する関連ファイルを格納する関連フォルダを作成し(ステップD4)、文書管理コーナー38の文書ファイル等を関連フォルダに格納し、さらにMLページにリンクを定義する(ステップD5)。
【0104】
続いて、会議室コーナー36がある場合には、会議室の発言等の階層的データをMLページに変換して、リンクを定義する(ステップD6)。各MLページ及び関連フォルダを書庫に収納し(ステップD7)、この書庫を圧縮する(ステップD8)。
【0105】
<個人デスクトップ>
図26は、本実施例による個人デスクトップの一例を示す説明図である。図26に示すように、本実施例では、個人デスクトップに自分が所属しているプロジェクトの一覧を表示し、プロジェクトデスクトップを即座に表示できるようにしている。図8を再度参照すると、サーバは、各ユーザごとに個別の個人デスクトップを生成する個人デスクトップ生成部132を備えている。そして、この個人デスクトップ生成部132が、ユーザから個人デスクトップ表示要求を受けたときにプロジェクト・ユーザテーブル254を参照して当該ユーザが所属するプロジェクトの一覧を表示する所属プロジェクト一覧コーナーを生成する所属プロジェクト一覧コーナー生成機能132Aと、このプロジェクト一覧コーナー生成機能132Aによって生成したプロジェクト一覧中のプロジェクトのコンテンツに変更があった場合には当該変更の有無を当該プロジェクト一覧コーナーに付加する変更通知機能132Bとを備えている。
【0106】
所属プロジェクト一覧コーナー生成機能132Aは、プロジェクト・ユーザテーブル254を参照することで、そのユーザが所属している全てのプロジェクトIDを取得する。図26に示す例では、さらに、プロジェクトテーブルを参照して、プロジェクトIDからプロジェクト名を取得し、このプロジェクト名をプロジェクトデスクトップへのリンクとして個人デスクトップに描画する。また、各プロジェクトデスクトップにて変更のログを管理する実施例では、現在から一定期間内に当該プロジェクトデスクトップに変更が加えられた場合に、個人デスクトップに表示するプロジェクト名でのリンクに変更があったことを知らせる表示を付するようにしても良い。例えば、図26に示す例では、“New 内容更新、日時”を表示する。また、更新されたコンテンツコーナー名を表示したり、変更者名を表示するようにしても良い。個人デスクトップには、各プロジェクトデスクトップに代入される個人情報の編集や、各ログインユーザに与えられるWebメール機能へのアクセスを可能としている。
【0107】
<プロジェクト一覧ページ>
再度図8を参照すると、サーバ2は、プロジェクトの一覧をプロジェクト一覧ページとして生成するプロジェクト一覧ページ生成部133を備えている。しかも、このプロジェクト一覧ページ生成部133が、プロジェクト・ユーザテーブル254を参照して各プロジェクトに所属するユーザ名を当該プロジェクト一覧ページの各プロジェクト毎に付加するユーザ名付加機能133Aを備えている。図27は、本実施例によるプロジェクトリストページの一例を示す説明図である。図27に示す例では、展開ボタンが操作された時に、ユーザ名付加機能133Aにより、プロジェクト一覧の表示に、各プロジェクトに所属しているメンバ名を付加する。
【0108】
<ユーザ一覧ページ>
図8を参照すると、サーバ2が、ユーザの一覧をユーザ一覧ページとして生成するユーザ一覧ページ生成部134を備えている。しかも、このユーザ覧ページ生成部134は、プロジェクト・ユーザテーブル254を参照して各ユーザが所属するプロジェクト名を当該ユーザ一覧ページの各ユーザ毎に付加するプロジェクト名付加機能134Aを備えている。図28は、本実施例によるユーザリストの一例を示す説明図である。図27に示す場合と同様に、図28に示す展開ボタンが操作されたときに、プロジェクト名付加機能134Aにより、ユーザ名にそのユーザが所属しているプロジェクト名を付加する。
【0109】
<使用例>
図29は、本実施例によるプロジェクトデスクトップ完成までの一般的な工程を示す説明図である。プロジェクトの発生から、プロジェクトデスクトップを利用した発案や検証、プロジェクト完了時に保存したHTML化したプロジェクトデスクトップの利用、さらにプロジェクト完了後の正確な情報の保管まで、本実施例によるプロジェクト活動支援システムは、プロジェクトの進行に応じてプロジェクトデスクトップが成長し、これにより、プロジェクトの進捗状況の共有がより密となり、また、プロジェクト活動に関する情報及び活動履歴がプロジェクトデスクトップとして電子的に記録されるため、その保存したプロジェクトデスクトップを用いたプレゼンテーションや、情報の保存等まで容易に且つ直感的に利用することができる。すなわち、プロジェクトのメンバーによって収集情報や成果が集約され、プロジェクトデスクトップ内に完成されていくため、プロジェクトの進捗に応じた情報管理が容易となる。
【0110】
図30は、本実施例によるプロジェクトデスクトップへのアクセス例を示す説明図である。本実施例では、種々のユーザに対してプロジェクトデスクトップへのアクセスの経路を備えている。例えば、プロジェクトに所属している本人に対しては、自分の個人デスクトップにプロジェクトデスクトップへのリンクを自動表示し、組織内にてプロジェクト名を知っているユーザ向けにプロジェクト一覧からの選択を可能とし、また、プロジェクト名を知らず、または忘却していても、メンバーになった人を知っている場合にはメンバリストからそのプロジェクトを推定することができる。さらに、特定の分野について興味のある組織外のユーザや一般来訪者に対しては、文書ファイルの全文検索からテキストコーナの検索まで、キーワードに応じた種々の検索を可能とし、さらに、この検索結果としてプロジェクトデスクトップへのリンクを表示する実施例では、検索者が本来的に意図している情報へのアクセスが容易となる。さらに、プロジェクトの存在や、メンバ名等を忘却し、または知らない場合についても、キーワードによる全文検索が可能であるため、プロジェクトに関連する情報へのアクセスが容易となる。
【0111】
図31は、本実施例によるプロジェクト活動支援システムの使用例を示すフローチャートである。図31に示す例は、プロジェクト活動支援システムを良好に使用する一例であって、図31に示す以外にも、種々の局面や組織に応じた使用例がある。図31は、プロジェクトデスクトップの成長過程を強調する使用例である。
【0112】
まず、プロジェクトの立ち上げ者をリーダとして登録する(ステップE1)。続いて、プロジェクトの内等容がテキストコンテンツとしてリーダによって登録される(ステップE2)。例えば、プロジェクトが研究であれば研究内容や課題等を記述し、また新商品の開発であれば技術的前提やマーケットの特性等、プロジェクト進行の指針となる説明が記載されると良い。続いて、このリーダによって選定されたメンバをメンバーリストとして順次登録する(ステップE3)。本実施例では、プロジェクトのリーダがメンバを登録する。ログインユーザがあるプロジェクトに対するメンバに自ら登録できるのは、メンバに対してプロジェクトデスクトップ全体の設定が書込可と設定されている場合である。
【0113】
続いて、テキストコンテンツ及びメンバーリストを有するプロジェクト毎のプロジェクトデスクトップに他のコンテンツを管理するコンテンツコーナーを定義する(ステップE4)。どのようなコンテンツをプロジェクトデスクトップに追加するかは、リーダ又はリーダが許可する場合にはメンバが定める。コンテンツとしては、文書ファイルを管理するための文書管理コンテンツや、リーダ及びメンバの発言内容を記録するための会議室コンテンツなどが望ましい。そして、各コンテンツコーナ毎に各コンテンツへのアクセス権をリーダ、メンバ及びその他のユーザ属性に応じて設定する(ステップE5)。これは、メンバ外のユーザに対して秘密とする会議室と、公開する会議室とを同一のデスクトップ内に作成できることを意味する。また、会議室の内容及び発言は公開しつつ、文書管理コーナーでの文書ファイルの読取(ダウンロードやコピー)を禁止することもできる。
【0114】
さらに、各コンテンツコーナーを含むプロジェクトデスクトップの表示要求に応じて当該表示要求したユーザのユーザ属性別に各コンテンツの表示又は操作を限定したプロジェクトデスクトップを表示すると共に、当該表示に応じて入力されるコンテンツを当該プロジェクトデスクトップに追加する(ステップE6)。このステップE6は、プロジェクトの完了まで繰り返される。そして、プロジェクトの完了時には、当該プロジェクトに関するテキストデータ、発言内容及び文書ファイルを一括してマークアップランゲージで記述された完了ページを生成する(ステップE8)。このように完了ページ(上述した実施例では、書庫ファイルに収納されたプロジェクトデスクトップ(MLページ))を生成すると、例えば携帯可能なノート型等のコンピュータにプロジェクトデスクトップを格納し、出先や会議室等で当該プロジェクトデスクトップを参照しながらプレゼンテーションを行うこともでき、また、プロジェクトデスクトップをHTML化すると、そのままWebサーバにて公開することで、外部に対するプロジェクトに関する情報の公開が可能となる。これらにより、完了ページを公開する。
【0115】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成され機能するので、これによると、アクセス制御部が、プロジェクト名称の一覧からのアクセスや、コンテンツ内容の検索や、ユーザリストがある場合のユーザ名によるアクセスなど、プロジェクトのコンテンツにアクセスされた場合には、プロジェクトデスクトップ生成部に、プロジェクトデスクトップを生成させる制御を行い、プロジェクトデスクトップ生成部は、データベースからコンテンツデータを読み出すと共に各プロジェクト毎に当該プロジェクトに属する全コンテンツの表示用又はアクセス用のページをプロジェクトデスクトップとして生成するため、ユーザは、プロジェクトデスクトップを用いて、そのプロジェクトに関する全ての情報(コンテンツ内容)を閲覧し、また新たな情報の入力や登録を行うことができ、例えば、プロジェクトの題名の一覧や、文書ファイルの全文検索の検索結果や、各ユーザ別の個人デスクトップ等に表示されるコンテンツ名やコンテンツの一種であるプロジェクトの題名が表示用に操作されたときに、プロジェクトデスクトップ生成部は、アクセス制御部による制御に従って、プロジェクトに属するコンテンツを集合させたプロジェクトデスクトップを生成することができ、プロジェクトデスクトップを単位としてプロジェクトで用いるデータやファイルの登録及び更新、閲覧を行うため、複数のプロジェクトが並行しているような場合であっても、プロジェクト毎の情報を容易に管理することができる、という従来にない優れたプロジェクト活動支援システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した実施形態で使用するプロジェクトデスクトップの一例を示す説明図である。
【図3】図1に示したプロジェクトデスクトップ生成部の詳細構成例を示すブロック図である。
【図4】コンテンツの検索を行う場合の構成例等を示す説明図であり、図4(A)は図1に示したアクセス制御部の詳細構成例を示す図であり、図4(B)は検索結果の表示形式例を示す図である。
【図5】本実施形態でのプロジェクトに関連する情報の管理例を示すフローチャートである。
【図6】プロジェクトデスクトップ(PJ-DT)の生成処理の一例を示すフローチャートである。
【図7】本実施形態でのハードウエア資源の構成例を示すブロック図であり、図7(A)はサーバーのハードウエア資源の一例を示す図で、図7(B)はネットワークをインターネット又はイントラネットとした場合の構成例を示す図である。
【図8】本発明による一実施例の構成例を示すブロック図である。
【図9】図9に示した実施例による各ページの接続関係を示す説明図である。
【図10】本実施例でのプロジェクトデスクトップの一例を示す説明図である。
【図11】図10に続くプロジェクトデスクトップの一例を示す説明図である。
【図12】本実施例でのプロジェクトに対するユーザの属性と各属性別のアクセス権限の関係を示す説明図である。
【図13】図8に示す構成で使用するデータ構造の一例を示す説明図である。
【図14】図8に示す構成でのユーザ属性判定処理の一例を示すフローチャートである。
【図15】本実施例での具体的なプロジェクトデスクトップの表示例を示す説明図である。
【図16】図8に示す構成でのプロジェクトデスクトップの表示処理の一例を示すフローチャートである。
【図17】本実施例でのプロジェクトデスクトップ作成用ページの一例を示す説明図であり、図17(A)はプロジェクト作成用ページの一例を示す図で、図17(B)は本実施例でのプロジェクトデスクトップの初期画面の一例を示す図である。
【図18】テキストを入力するためのテキスト入力用ページの一例を示す説明図である。
【図19】プロジェクト編集用ページの一例を示す説明図である。
【図20】本実施例にて文書管理コーナをプロジェクトデスクトップに追加した例を示す説明図である。
【図21】図8に示す保存コントローラ及び検索コントローラの構成例を示すブロック図である。
【図22】本実施例にて文書内容等の検索結果の表示例を示す説明図である。
【図23】本実施例による検索処理の一例を示すフローチャートである。
【図24】本実施例にてプロジェクトデスクトップの保存を行うための一例を示す説明図であり、図24(A)は保存対象のプロジェクトを選択するためのページ例を示す図で、図24(B)は保存したプロジェクトデスクトップのファイル(書庫ファイル)をダウンロードするためのページ例を示す図である。
【図25】本実施例による保存処理の一例を示すフローチャートである。
【図26】本実施例による個人デスクトップの一例を示す説明図である。
【図27】本実施例によるプロジェクトリストページの一例を示す説明図である。
【図28】本実施例によるユーザリストの一例を示す説明図である。
【図29】本実施例によるプロジェクトデスクトップ完成までの一般的な工程を示す説明図である。
【図30】本実施例によるプロジェクトデスクトップへのアクセス例を示す説明図である。
【図31】本実施例によるプロジェクト活動支援システムの使用例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ユーザ端末
2 サーバ
3 データベース(各種テーブル等を含む)
4 通信制御部
5 ネットワーク(例えば、インターネットやイントラネット)
10 プロジェクトデスクトップ生成部
12 アクセス制御部
14 プロジェクト別ユーザ属性判定部
16 コンテンツ別アクセス制御部
18 保存対象設定部
20 書庫ファイル収容制御部
22 書庫ファイル送信制御部
PJ プロジェクト
DT デスクトップ

Claims (9)

  1. 複数のユーザによってそれぞれ操作される複数のユーザ端末とネットワークを介して接続されたサーバと、前記複数のユーザの一部又は全部が参加するプロジェクト毎に当該プロジェクトに属するコンテンツを記憶したデータベースとを備え、このデータベースが、プロジェクトを示すプロジェクトID、該プロジェクトに所属しているユーザを示すユーザID、及びユーザの序列を示すユーザ序列データを関連付けて記憶したプロジェクト・ユーザテーブルと、前記プロジェクトID、プロジェクト名、及びユーザ属性別プロジェクトアクセス権データを関連付けて記憶したプロジェクトテーブルと、プロジェクトID、該プロジェクトIDが示すプロジェクトのプロジェクトデスクトップに含まれるコンテンツのコンテンツID、及びユーザ属性別のコンテンツへのアクセス権を示すアクセス権データを関連付けて記憶したプロジェクト・コンテンツテーブルとを含むものであって、
    前記サーバが、ユーザ端末から個人デスクトップ表示要求を受けた際に、ユーザ端末から受け付けたユーザIDをキーとして前記プロジェクト・ユーザテーブルを参照し該ユーザが所属するプロジェクトのプロジェクトIDを特定するとともに、特定されたプロジェクトIDをキーとして前記プロジェクトテーブルを参照しユーザが所属するプロジェクトのプロジェクト名をさらに特定して、このプロジェクト名及び前記プロジェクトIDをプロジェクトデスクトップへのリンクとして含む個人デスクトップを作成する個人デスクトップ生成部と、
    前記個人デスクトップをユーザ端末に描画させるべく送信し、ユーザ端末からプロジェクトデスクトップへのリンクにアクセスがあったことを受信する通信制御部と、
    前記通信制御部によりユーザ端末から前記プロジェクトデスクトップへのリンクにアクセスがあったことを受信した際に、前記リンクが示すプロジェクトID及び前記ユーザIDをキーとして前記プロジェクト・ユーザテーブルを参照してユーザ属性を特定し、続いて特定されたユーザ属性及び前記プロジェクトIDをキーとしてプロジェクトIDが示すプロジェクトデスクトップのコンテンツを示すコンテンツID、及び該コンテンツの表示の可否を示すアクセス権データを取得して、表示が可能であることを示されているアクセス権データに関連付けられたコンテンツIDにより特定されるコンテンツを合成し、プロジェクトデスクトップを生成するプロジェクトデスクトップ生成部と、このプロジェクトデスクトップをユーザ端末に描画させるべく送信する通信制御部とを備えたことを特徴とするプロジェクト活動支援システム。
  2. 前記個人デスクトップ内にユーザが所属するプロジェクトとして特定されたプロジェクトの一覧を含めるようにしているとともに、
    前記サーバが、前記プロジェクトを示すプロジェクトIDをキーとして前記プロジェクト・ユーザテーブルを参照し、各プロジェクトIDに対応付けられて格納されているユーザIDが示すユーザ名を各プロジェクト毎に付加する機能を有するようにしていることを特徴とする請求項1記載のプロジェクト活動支援システム。
  3. 前記データベースが、文書ファイルを示すドキュメントID及び該文書ファイルIDの仮想的な配置位置を示す仮想フォルダIDを関連付けて格納するドキュメントテーブルと、プロジェクトID及び文書ファイルの仮想的な配置位置を示す仮想フォルダIDを関連付けて格納するドキュメント・フォルダテーブルとをさらに備えているとともに、
    前記プロジェクトデスクトップ生成部により生成されるプロジェクトデスクトップが、前記プロジェクトIDに関連付けられた仮想フォルダIDが示す仮想フォルダ又は該仮想フォルダIDに関連付けられたドキュメントIDが示す文書ファイルを表示する文書ファイル名表示領域と、アクセスがあった際にユーザが選択した文書ファイル及びユーザが指定した前記文書ファイルを格納すべき仮想フォルダを示す仮想フォルダIDをユーザ端末からサーバに送信させ、さらにサーバによって管理されるハードディスク等に前記文書ファイルを格納させる処理を行うよう命令させための登録ボタンを少なくとも有する文書管理制御領域とを備える文書管理コーナーをコンテンツとして含むことを特徴とする請求項 1又は2記載のプロジェクト支援システム。
  4. 前記サーバが、前記複数のプロジェクトの内一つ又は複数を保存対象として設定することを促すプロジェクトデスクトップ選択用ページをユーザ端末に表示させるべく送信する保存対象設定部と、保存対象として設定された1又は複数のプロジェクトデスクトップを示すプロジェクトIDを受信し、該プロジェクトIDに対応付けてプロジェクト・コンテンツテーブル内にコンテンツIDが格納されているコンテンツを1つの書庫ファイルに収容する書庫ファイル収容制御部と、この書庫ファイル収容制御部によって収容された書庫ファイルをユーザIDが示すユーザ端末に送信させる命令を受信し前記職ファイルを当該ユーザ端末に送信させる書庫ファイル送信制御部とを備え、前記書庫ファイル収容制御部が、ユーザIDをキーとして前記プロジェクト・ユーザテーブルを参照しユーザの序列データを取り出し、さらに取り出した序列データをキーとして前記プロジェクト・コンテンツテーブルを参照して表示可能なコンテンツを抽出し、前記プロジェクト毎に前記表示可能なコンテンツの内容表示又は該コンテンツの部分へのリンクを所定のマークアップランゲージで記述したプロジェクトデスクトップページを生成するプロジェクトデスクトップページ生成機能と、このプロジェクトデスクトップページで使用するイメージデータを関連フォルダに格納するとともに前記ドキュメント・フォルダテーブル内に前記プロジェクトIDと対応付けて記憶している仮想フォルダIDを取り出しこの仮想フォルダIDと対応付けてドキュメントIDを前記ドキュメントテーブルに格納している文書ファイルを関連フォルダに格納するファイル格納機能と、前記プロジェクトデスクトップページ及び関連フォルダの内容とを1つの書庫に収納すると共に圧縮する書庫圧縮機能とを備えたことを特徴とする請求項3記載のプロジェクト活動支援システム。
  5. 前記サーバが、前記ユーザ端末から送信されたキーワードに基づき、前記各プロジェクトを横断して前記コンテンツテーブル内に格納したコンテンツ及び前記ハードディスク等に格納した文書ファイルに対する検索を実行し、検索結果として前記コンテンツを示すコンテンツID及び前記文書ファイルを示すドキュメントIDを特定する検索部と、この検索部によって特定されたコンテンツIDをキーとして前記プロジェクト・コンテンツテーブルを参照し当該コンテンツIDに関連付けられたプロジェクトIDを特定する第1プロジェクト特定部と、前記検索部によって特定されたドキュメントIDをキーとして前記ドキュメントテーブル及びドキュメント・フォルダテーブルを参照し当該ドキュメントIDに関連付けられたプロジェクトIDを特定する第2プロジェクト特定部と、これら第1及び第2プロジェクト特定部によって特定されるプロジェクトIDを前記プロジェクトデスクトップへリンクさせた検索結果ページを作成し前記ユーザ端末に送信させる一覧送信制御部とを備えたことを特徴とした請求項3又は4記載のプロジェクト活動支援システム。
  6. 前記サーバが、ユーザ端末から受信するユーザIDをキーとして前記プロジェクト・ユーザテーブルを参照し、該ユーザIDに関連付けられて記憶された前記プロジェクトIDが示す各プロジェクト毎に、該プロジェクトIDに関連付けられて記憶されたユーザ序列データを取得するプロジェクト別ユーザ属性判定部と、このプロジェクト別ユーザ属性判定部によって取得されたユーザ序列データ、及び前記プロジェクトIDをキーとしてプロジェクト・コンテンツテーブルを参照し、これらプロジェクトID及びユーザ序列データに関連付けられて記憶されたアクセス権データを取得し、このアクセス権データに基づいて前記プロジェクトデスクトップ中の各コンテンツの変更の可否を判定するコンテンツ別アクセス制御部とを備えているとともに、このコンテンツ別アクセス制御部によりコンテンツの変更が可能であると判定されたコンテンツが、操作が行われた際に該コンテンツの内容変更を行うページをサーバからユーザ端末に送信させる命令をユーザ端末からサーバに送信させるための編集ボタンを含むようにしていることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載のプロジェクト活動支援システム。
  7. 前記データベースが、プロジェクトIDと、該プロジェクトIDが示すプロジェクトデスクトップ全体に対する前記ユーザ属性別のアクセス権とを関連付けて記録したプロジェクトテーブルを備え、
    前記サーバが、ユーザIDをキーとして前記プロジェクトテーブルを参照して該ユーザIDに関連付けられたユーザが当該プロジェクトデスクトップへのアクセス権を有するか否かを判定し、前記ユーザが当該プロジェクトデスクトップへのアクセス権を有する場合にのみプロジェクトデスクトップを表示させるようにしていることを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6記載のプロジェクト活動支援システム。
  8. 前記プロジェクトデスクトップ生成部が、プロジェクトIDに対応付けられて前記プロジェクト・ユーザテーブルに格納されているメンバIDが示す各メンバーの一覧を表示させるためのメンバーリストコーナー、及び前記プロジェクト・コンテンツテーブルに格納されたユーザ属性別のアクセス権限に従って各ユーザの発言及び返信を記録又は表示するための会議室コーナーをコンテンツとして含むプロジェクトデスクトップを生成可能であることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6又は7記載のプロジェクト活動支援システム。
  9. プロジェクトを示すプロジェクトID、該プロジェクトに所属しているユーザを示すユーザID、及びユーザの序列を示すユーザ序列データを関連付けて記憶したプロジェクト・ユーザテーブルと、前記プロジェクトID、プロジェクト名、及びユーザ属性別プロジェクトアクセス権データを関連付けて記憶したプロジェクトテーブルと、プロジェクトID、該プロジェクトIDが示すプロジェクトのプロジェクトデスクトップに含まれるコンテンツのコンテンツID、及びユーザ属性別のコンテンツへのアクセス権を示すアクセス権データを関連付けて記憶したプロジェクト・コンテンツテーブルとを含むデータベースに接続したサーバを機能させるプログラムを記憶した記憶媒体であって、
    前記プログラムが、前記サーバを、ユーザ端末から個人デスクトップ表示要求を受けた際に、ユーザ端末から受け付けたユーザIDをキーとして前記プロジェクト・ユーザテーブルを参照し該ユーザが所属するプロジェクトのプロジェクトIDを特定するとともに、特定されたプロジェクトIDをキーとして前記プロジェクトテーブルを参照しユーザが所属するプロジェクトのプロジェクト名をさらに特定して、このプロジェクト名及び前記プロジェクトIDをプロジェクトデスクトップへのリンクとして含む個人デスクトップを作成する個人デスクトップ生成部、
    前記個人デスクトップをユーザ端末に描画させるべく送信し、ユーザ端末からプロジェクトデスクトップへのリンクにアクセスがあったことを受信する通信制御部、
    前記通信制御部によりユーザ端末から前記プロジェクトデスクトップへのリンクにアクセスがあったことを受信した際に、前記リンクが示すプロジェクトID及び前記ユーザIDをキーとして前記プロジェクト・ユーザテーブルを参照してユーザ属性を特定し、続いて特定されたユーザ属性及び前記プロジェクトIDをキーとしてプロジェクトIDが示すプロジェクトデスクトップのコンテンツを示すコンテンツID、及び該コンテンツの表示の可否を示すアクセス権データを取得して、表示が可能であることを示されているアクセス権データに関連付けられたコンテンツIDにより特定されるコンテンツを合成し、プロジェクトデスクトップを生成するプロジェクトデスクトップ生成部、
    及びこのプロジェクトデスクトップをユーザ端末に描画させるべく送信する通信制御部として機能させるプログラムであることを特徴とする記憶媒体
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