JP2000048010A - 協同作業支援システム - Google Patents

協同作業支援システム

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JP2000048010A
JP2000048010A JP10213788A JP21378898A JP2000048010A JP 2000048010 A JP2000048010 A JP 2000048010A JP 10213788 A JP10213788 A JP 10213788A JP 21378898 A JP21378898 A JP 21378898A JP 2000048010 A JP2000048010 A JP 2000048010A
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Toyoko Abe
豊子 阿部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 共有文書に対して、入力情報の種類毎に異な
るアクセス権を設定する。 【解決手段】 端末10、11上で動作する文書同時共
有アプリケーション13、14において、ページ定義手
段105、115は、端末10、11毎に割り当てられ
たページを作成するための情報を定義する。ユーザペー
ジ管理手段103、113は、、端末10、11のそれ
ぞれの識別子と対応するページの識別子とを管理する。
そして、ページ作成手段104、114は、ページ定義
手段105、115で定義されている情報を参照して、
ページにそれぞれ識別子を有する複数のシートを作成
し、該作成したシートのそれぞれに対してアクセス権を
設定し、さらに前記作成したシートのそれぞれに対して
前記入力装置からの入力を可能とする入力情報の種別を
設定することによって、前記ユーザページ管理手段で管
理されるページの識別子を有する、共有する文書に含ま
れるページを作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを介
して接続された端末間での文書の共有によってグループ
協同作業を支援する協同作業支援システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の文書共有によってグループ協同作
業を支援するシステムとして、各端末毎に複数ページか
ら構成される文書の異なったページまたは同じページを
参照することの両方が可能なシステムが、例えば、田淵
他、“協同作業向け複合文書ミドルウェアに基づくマル
チメディアグループ学習ソフト“ 情処DiCoMoワークシ
ョップ論文集, p311-316.1997(以下、文献1という)
や、Gloria Mark他、“Hypermedia Strucutes and the
Division of Labor in Meeting Room Collaboration”,
Proc of CSCW’96 , p170-179.1996(以下、文献2と
いう)に開示されている。
【0003】また、ページへの入力単位毎(例えば、1
段落や表1つ毎)にその入力情報に対するアクセス権
(編集の権限や参照の可否(不可の場合はその情報は表
示されない))を設定することな可能なシステムが、例
えば、上記文献1の他に、中村他、“協調ハイパーメデ
ィアシステムVIEW Mediaにおけるアクセス権を考慮した
会議支援機能の提案、グループウェア研究会(GW-25).p
25-30.1997(以下、文献3という)に開示されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記文
献1〜3に記載されているシステムには、それぞれ次の
ような問題点があった。
【0005】例えば、文献1に記載のシステムでは、ペ
ージにオーバレイするシート毎にそのシートの入力情報
へのアクセス権(参照不可、参照、編集可能)を設定す
ることが可能である。しかし、このシステムでは、誰が
どのページを参照しているかという情報は管理していな
い。このシステムによる画面共有とは、会話などによっ
て表示するページ確認し、その後全利用者が同じページ
を表示することをいうもので、ある特定の利用者が参照
しているページと同じページへ自分の表示画面を自動的
に一致させるようなことは支援することはできなかっ
た。
【0006】また、文献2に記載のシステムでは、各端
末で異なったページを見ることも同じページを見ること
も可能である。各利用者毎に参照しているページを管理
し、画面共有を行う場合、ある特定の利用者のページに
一致させる機能を有している。しかし、このシステムに
は、共有文書に対しては全員が平等に入力、編集するだ
けで、ページへの修正を利用者毎に制限することはでき
なかった。
【0007】また、文献3に記載のシステムでは、ペー
ジへの入力単位毎に各端末に利用者にその入力情報に対
するアクセス権(公開するか隠蔽するか)を設定するこ
とができる。このアクセス権は、すでに作成されている
文書に対して、1つ1つの入力単位毎に設定される。従
って、このシステムには、ページ全体に対してのアクセ
ス権を設定し、そのページへの新規の入力情報をすべて
同じアクセス権に設定するような機能は有していなかっ
た。
【0008】さらに、文献2、3に記載のシステムで
は、文献1に記載のシステムのように、ページに対して
そのページにオーバーレイできるシートを作成し、その
シートに入力情報を表示する機能は有していなかった。
【0009】しかも、文献1〜3に記載のいずれのシス
テムにおいても、各ページを構成する入力情報の種類
(手書き情報、図形情報など)ごとにアクセス権を設定
するようなことを支援することはできなかった。
【0010】本発明は、上記従来技術の問題点を解消す
るためになされたものであり、共有している文書に対し
て、入力情報の種類毎に異なるアクセス権を設定するこ
とが可能な協同作業支援システムを提供することを目的
とする。
【0011】本発明は、また、システム内の任意の端末
での表示画面を、利用者の必要に応じて表示画面の制御
ができる協同作業支援システムを提供することを目的と
する。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の協同作業支援システムは、ネットワークを
介して接続された複数の端末から構成され、前記複数の
端末で文書を共有し、該共有する文書に関する情報を通
信し、前記文書の一部を前記複数の端末の表示装置に表
示させ、入力装置から前記文書に情報を入力させること
によって協同作業を支援する協同作業支援システムであ
って、前記複数の端末はそれぞれ、前記文書を構成し、
前記複数の端末毎に割り当てられたページを作成するた
めの情報を定義するページ定義手段と、前記複数の端末
のそれぞれの識別子と対応するページの識別子とを管理
するユーザページ管理手段と、前記ページ定義手段で定
義されている情報を参照して、前記文書に作成するペー
ジにそれぞれ識別子を有する複数のシートを作成し、該
作成したシートのそれぞれに対してアクセス権を設定
し、さらに前記作成したシートのそれぞれに対して前記
入力装置からの入力を可能とする入力情報の種別を設定
することによって、前記ユーザページ管理手段で管理さ
れるページの識別子を有するページを作成するページ作
成手段と、前記ページ作成手段で作成されたページのう
ちで、当該端末の表示装置への表示対象となっているペ
ージの識別子と、当該端末の入力装置からの入力対象と
なっているシートの識別子とを管理する第1のページ管
理手段とを備えることを特徴とする。
【0013】上記協同作業支援システムでは、ページ作
成手段で作成するページには、シート毎にアクセス権が
設定されるのみならず、入力情報の種別が設定される。
すなわち、入力情報の種別でのアクセス権の設定も可能
となる。なお、ここで、ページ定義手段で、例えば、ペ
ージ内に含まれるシートの数、それぞれの入力情報の種
別を定義し、入力情報の種別に対応してアクセス権も定
義するものとすれば、実質的に入力情報の種別のみに従
ってアクセス権を設定することも可能となる。
【0014】上記協同作業支援システムにおいて、前記
複数の端末はそれぞれ、前記ページ作成手段で作成され
たすべてのページの識別子と、各ページに含まれるシー
トの識別子及びそれぞれ設定されている入力情報の種別
を管理する第2のページ管理手段と、前記入力装置から
の入力の対象とする入力情報の種別を管理する入力情報
管理手段と、端末の外部から変更が要求されたページの
識別子を受け取り、受け取ったページ識別子と前記入力
情報管理手段で管理されている入力情報の種別とに対応
するシートの識別子を、前記第2のページ管理手段から
検索する検索手段と、前記外部から変更が要求されたペ
ージの識別子と、前記検索手段によって検索されたシー
トの識別子とを前記ネットワークを介して他の端末に送
信する連動情報送信手段と、前記外部から変更が要求さ
れたページの識別子及び前記検索手段によって検索され
たシートの識別子、或いは他の端末の連動情報送信手段
から送信されたページの識別子及びシートの識別子に、
前記第1のページ管理手段で管理されるページの識別子
及びシートの識別子を更新する連動情報管理手段とをさ
らに備えるものとしてもよい。
【0015】この場合、複数の端末のいずれかからから
表示すべきページの変更が要求された場合に、連動情報
管理手段によって、すべての端末の第1のページ管理手
段で管理されるページの識別子及びシートの識別子を更
新することができる。これにより、例えば、任意の1端
末で表示されているページに、他のすべての端末で表示
するページを一致させることが可能となる。
【0016】上記協同作業支援システムにおいて、前記
複数の端末はそれぞれ、前記ページ作成手段で作成され
たすべてのページの識別子と、各ページに含まれるシー
トの識別子及びそれぞれ設定されている入力情報の種別
を管理する第2のページ管理手段と、前記入力装置から
の入力の対象とする入力情報の種別を管理する入力情報
管理手段と、端末の外部から指定された表示を一致させ
るべき他の端末の識別子に対応するページの識別子を前
記ユーザページ管理手段から検索する第1の検索手段
と、前記第1の検索手段で検索されたページの識別子と
前記入力情報管理手段で管理されている入力情報の種別
とに対応するシートの識別子を、前記第2のページ管理
手段から検索する第2の検索手段と、前記第1の検索手
段で検索されたページの識別子と、前記第2の検索手段
によって検索されたシートの識別子とを前記ネットワー
クを介して他の端末に送信する連動情報送信手段と、前
記第1の検索手段で検索されたページの識別子及び前記
第2の検索手段によって検索されたシートの識別子、或
いは他の端末の連動情報送信手段から送信されたページ
の識別子及びシートの識別子に、前記第1のページ管理
手段で管理されるページの識別子及びシートの識別子を
更新する連動情報管理手段とをさらに備えるものとする
こともできる。
【0017】この場合、端末の外部からの指定によっ
て、該指定があった端末の第1のページ管理手段で管理
されるページの識別子とシートの識別子とを、表示を一
致させるべき他の端末の第1のページ管理手段で管理さ
れているページの識別子及びシートの識別子に設定する
ことが可能となる。これにより、他の任意の端末で表示
されているページに、各端末で表示するページを一致さ
せることができる。
【0018】上記協同作業支援システムにおいて、前記
複数の端末はそれぞれ、前記ページ作成手段で作成され
たすべてのページの識別子と、各ページに含まれるシー
トの識別子及びそれぞれ設定されている入力情報の種別
を管理する第2のページ管理手段と、前記複数の端末の
それぞれで表示装置への表示対象としているページの識
別子を管理する連動情報管理手段と、前記入力装置から
の入力の対象とする入力情報の種別を管理する入力情報
管理手段と、前記複数の端末のいずれかから当該端末に
割り当てられたページへの表示変更の要求を受け取り、
前記ユーザページ管理手段で管理されている端末の識別
子のそれぞれに対応するページの識別子に、前記連動情
報管理手段で管理されているページの識別子を順次更新
する連動情報更新手段と、前記連動情報更新手段で当該
端末に対応するページの識別を更新した場合に、さらに
更新したページの識別子と前記入力情報管理手段で管理
されている入力情報の種別とに対応したシートの識別子
を、前記第2のページ管理手段から検索する検索手段
と、前記検索したシートの識別子と、対応するページの
識別子とに、前記第1のページ管理手段で管理されるペ
ージ識別子及びシート識別子を更新するページ更新手段
とをさらに備えるものとすることもできる。
【0019】この場合、いずれかの端末から(他の端末
では、ネットワークを介して)前記表示変更の要求があ
ると、前記第1のページ管理手段で管理されるページの
識別子及びシートの識別子が、当該端末に割り当てられ
ている文書中のページの識別子に更新される。これによ
り、すべての端末で、それぞれに割り当てられているペ
ージを表示させることが可能となる。
【0020】上記協同作業支援システムにおいて、前記
複数の端末はそれぞれ、前記ページ作成手段で作成され
たすべてのページの識別子と、各ページに含まれるシー
トの識別子及びそれぞれ設定されている入力情報の種別
を管理する第2のページ管理手段と、前記入力装置から
の入力の対象とする入力情報の種別を管理する入力情報
管理手段と、端末の外部から変更が要求された入力情報
の種別が設定されているページの識別子を前記第2のペ
ージ管理手段から検索する第1の検索手段と、端末の外
部から変更が要求された入力情報の種別と、前記第1の
検索手段が検索したページの識別子とに対応するシート
の識別子を前記第2のページ管理手段から検索する第2
の検索手段と、前記第1の検索手段が検索したページの
識別子、及び前記第2の検索手段が検索したシートの識
別子に、前記第1のページ管理手段で管理されるページ
の識別子及びシートの識別子を更新するページ更新手段
とをさらに備えるものとすることもできる。
【0021】この場合、入力情報の種別が要求された場
合に、ページ更新手段によってページの識別子及びシー
トの識別子が更新される。これにより、入力情報の種別
の変更を要求するだけのことによって、入力対象となる
シートを変更することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の実施の形態について説明する。この実施の形態で
は、協同作業支援システムを利用して、各端末の利用者
が各人の予算案の表をもちより、その予算に対してコメ
ント付加しながら予算作成を行う場合を例として説明す
る。
【0023】図1は、この実施の形態にかかる協同作業
支援システムの構成を示す機能ブロック図である。図示
するように、この協同作業支援システムは、ネットワー
ク12を介して接続された複数の端末11、12からな
る。
【0024】端末10は、ミドルウェアとしてのグルー
プウェア上で動作し、画面共有制御部100を有する文
書同時共有アプリケーション12を有している。画面共
有制御部100は、ページ検索部102、ユーザページ
管理部103、ページ作成部104及びページ定義部1
05からなるページ管理部101と、連動情報管理部1
07と連動送受信部108とからなるページ連動制御部
106を有している。
【0025】端末11は、ミドルウェアとしてのグルー
プウェア上で動作し、画面共有制御部110を有する文
書同時共有アプリケーション13を有している。画面共
有制御部110は、ページ検索部112、ユーザページ
管理部113、ページ作成部114及びページ定義部1
15からなるページ管理部101と、連動情報管理部1
17と連動送受信部118とからなるページ連動制御部
116を有している。
【0026】文書同時共有アプリケーションプログラム
13、14は、任意の端末を選択するインタフェース、
利用者のページを作成するインタフェース、全端末の表
示ページを一斉に各利用者のページに切り替えるインタ
フェース、情報の入力手段(手書き、テキスト、表)を
変更するインタフェースを有している。
【0027】ページ管理部101、111は、文書を同
時共有している全利用者の情報、文書が有する全シート
に関するシート作成時に割り当てた端末間で一意なシー
ト識別子、現在画面表示しているページのうち入力対象
となっているシート識別子、及び各シートに対する利用
者毎のアクセス権を管理している。
【0028】ページ定義部105、115は、ページ作
成に必要な情報を有している。この情報で定義されるペ
ージには、コメント専用および予算案作成用の2つのシ
ートがあり、各シートには一意な識別子として”TABL
E”、”COMMENT”が付されている。また、各シートに関
する付加情報として、そのシートに対するアクセス権と
シートに書き込む込むことが可能な入力情報の種別(例
えば、手書きやテキスト、スプレッドシートなど)があ
る。なお、シート”COMMENT”に対しては協同作業を行
う全員に対して書き込み可能とし、手書きもしくはテキ
スト情報が書き込み可能となっている。シート“TABL
E”には予算案の入力のためにページを割り当てられた
利用者に書き込み可能とし、スプレッドシートが入力可
能となっている。なお、この例では、利用者毎に1つの
ページが割り当てられる。
【0029】ユーザページ管理部103、113は、ま
た、文書共有アプリケーションが保有している協同作業
を行う全員の情報を取得し、各利用者識別子(端末間で
一意。たとえば、ユーザIDなど)とその利用者のページ
の識別子(端末間で一意)の対応表を管理している(ペ
ージがない場合は識別子はマイナス値となる)。
【0030】ページ検索部104、114は、また、ア
プリケーションで作成した全ページの端末間で一意なペ
ージ識別子を管理し、そのページを選択するためのイン
タフェースを提供する。
【0031】ページ作成部104、114は、ページ定
義部105、115の定義に従ってページを作成し、作
成したページに関する情報をユーザページ管理部10
3、113とページ検索部104、114とに登録す
る。
【0032】ページ連動制御部106、116は、端末
10、11間でネットワークを介して情報を送受信し、
端末10、11間でページを連動させ、文書情報に一貫
性をもたせる機能を有している。
【0033】連動情報管理部107、117は、文書同
時共有アプリケーション13、14への入力があったと
きに、シート識別子と利用者識別子からなる連動情報を
作成し、その送信を連動送受信部108、118に依頼
すると共に、シート識別子に対応するシートへの表示画
面の切り替えを文書同時共有アプリケーション13、1
4に依頼する。連動情報管理部107、117は、ま
た、連動送受信部108、118から通知されたシート
識別子に対応するシートへの表示画面の切り替えを文書
同時共有アプリケーション13、14に依頼する。連動
情報管理部107、117は、すべての利用者と表示し
ているページ識別子とシート識別子を有している。
【0034】連動送受信部108、118は、連動情報
管理部107、117からの依頼に応じてシート識別子
と利用者識別子とからなる連動情報を他の端末11、1
0に送信する。また、連動情報受信部108、118
は、他の端末11、10から送信された連動情報を受信
し、その連動情報を連動情報管理部107、117に通
知する。
【0035】また、文書同時共有アプリケーション1
3、14は、連動情報管理部107、108によって管
理されるシート識別子によって表示画面(表示ページ)
と入力対象となるシートを切り替える機能を有してい
る。
【0036】なお、図1に示す端末10、11はそれぞ
れ、例えば、図2に示すように、バス20を介して互い
に接続されたCPU21と、メモリ22と、入力装置2
3と、表示装置24と、通信装置25とを備える。
【0037】CPU(Central Processing Unit)21
は、メモリ22に格納されている、文書共有アプリケー
ション13、14のプログラムを実行する。メモリ22
は、主記憶装置及び補助記憶装置によって構成され、C
PU21が実行するプログラムを格納すると共に、プロ
グラム実行時におけるCPU21のワークエリアとして
使用される。
【0038】入力装置23は、キーボードなどによって
構成され、情報の入力手段となる。表示装置24は、C
RT(Cathode Ray Tube)などによって構成され、シー
ト識別子で識別されるシートを表示する。通信装置25
は、文書共有アプリケーション13、14を協調動作さ
せるための端末10、11間における通信処理を行う。
【0039】以下、この実施の形態にかかる協同作業支
援システムにおける処理について説明する。この協同作
業支援システムにおける特徴的な処理は、概略として、 (1)利用者毎のページの作成 (2)全端末の表示画面情報の一致制御 (3)他端末の表示画面との一致制御 (4)ページ切り替え (5)入力種別の変更 に分けられる。以下、それぞれの処理について詳しく説
明する。
【0040】なお、以下では、これらの処理を行わせる
ためのイベントは、端末10において発生したものとし
て説明するが、端末11においてこのようなイベントが
発生した場合も同様の処理が行われる。
【0041】(1)利用者毎のページの作成 端末10の文書同時編集アプリケーション13におい
て、利用者毎に予算案を入力するためのページを作成す
る機能が選択されたとする。
【0042】文書同時共有アプリケーション13は、ペ
ージ管理部101が有するページ作成部104を呼び出
す。文書同時共有アプリケーション14は、ページ管理
部111が有するページ作成部114を呼び出す。ま
た、その時、ページ作成要求がネットワーク12を介し
て、端末11の文書同時共有アプリケーション14に通
知される。このときの、ページ作成部104の処理の流
れを図3に示す。
【0043】ページ作成部104は、ユーザページ管理
部103から協同作業を行っているすべての利用者につ
いて、各利用者識別子とその利用者に割り当てられてい
るページの全端末間で一意な識別子との対応管理表を取
得する(ステップS201)。
【0044】次に、ページ作成部104は、ページ定義
部105より、ページ作成に必要な情報を取得する(ス
テップS202)。ページ作成部104は、さらに、ユ
ーザページ管理部103から予算案を協同で作成する全
利用者のリストを取得する(ステップS203)。ペー
ジ作成部104は、取得した対応表から最初の利用者識
別子と対応するページの識別子を取得する(ステップS
204)。そして、取得した利用者に対するページ識別
子が存在するかどうかを判定する(ステップS20
5)。
【0045】取得した利用者に対するページ識別子が存
在する場合は、後述するステップS211の処理に進
む。一方、取得した利用者に対するページ識別子が存在
しない場合、ページ作成部104は、ユーザ定義部10
5の情報にしたがって、コメント専用及び予算案作成用
の2つのシートを作成し、それぞれに“TABLE”と”COM
MENT”の識別子を付与する(ステップS206)。
【0046】次に、ページ作成部104は、ページ定義
部105の定義にしたがって、シート“TABLE”に対し
て、書き込み可能な利用者として、ステップS204に
おいて取得した利用者識別子に対して書き込み権を設定
する。また、入力情報の種別としてスプレッドシートを
設定する(ステップS207)。ページ作成部104
は、さらにユーザ定義部105の定義にしたがって、シ
ート“COMMENT”に対して、書き込み可能な利用者とし
て、ステップS203において取得した全利用者リスト
を利用して、全利用者識別子に対して書き込み権を設定
する。また、入力情報の種別として、手書きとテキスト
とを設定する(ステップS208)。さらに、ページ作
成部104は、作成したページ識別子とそれに対して作
成した全シートの識別子をユーザページ管理部103お
よびページ検索部104に登録する(ステップS20
9)。
【0047】次に、ページ作成部104は、ステップS
201で取得した対応管理表から次の利用者識別子と対
応するページ情報とを取得し(ステップS210)、対
応管理表が終わりとなっているかどうかを判定する(ス
テップS211)。対応管理表が終わりとなっていない
場合には、ページ作成部104は、ステップS205〜
ステップS210の処理を繰り返す。一方、対応管理表
が終わりとなっている場合には、この処理を終了する。
【0048】(2)全端末の表示画面情報の一致制御 ここでは、端末10で表示ページの変更が指示され、端
末11でこれに表示ページを一致させる場合を例として
説明する。図4は、端末10のページ連動制御部106
が有する連動情報管理部107の処理の流れを示し、図
5は、端末11のページ連動制御部116の有する連動
情報管理部117の処理の流れを示す。
【0049】端末10のページ検索部の有するページ選
択インタフェースにおいて、表示ページを変更したとき
に、図4に示すフローチャートの処理が始まる。
【0050】まず、端末10のページ連動制御部106
の連動情報管理部107は、ページ検索部から変更ペー
ジのページ識別子を受け取る(ステップS301)。次
に、連動情報管理部107は、文書同時共有アプリケー
ション13から現在選択されている入力手段の種別を取
得する(ステップS302)。
【0051】次に、連動情報管理部107は、ステップ
S302で取得した入力手段種別とステップS301で
通知されたページ識別子を引数として、ページ検索部1
02に、情報入力の対象となるシートのシート識別子の
検索を依頼する。この依頼に従って、連動情報管理部1
07は、全ページ情報から連動情報管理部107から受
け取ったページ識別子をもつページを検索し、そのペー
ジが保有するシートのうち、入力手段種別を付加情報と
して有するシートのシート識別子をページ検索部102
から取得する(ステップS303)。
【0052】さらに、連動情報管理部107は、文書同
時共有アプリケーション13から自端末10の利用者識
別子を取得し、ステップS303で取得したシート識別
子と利用者識別子から連動情報を作成し(ステップS3
04)、連動送受信部108に送信依頼をする(ステッ
プS305)。そして、連動情報管理部107は、図4
のフローチャートに示す処理を終了する。
【0053】ステップS305での送信依頼を受ける
と、連動送受信部108は、文書同時共有アプリケーシ
ョン13に対して、連動情報管理部107から依頼され
た連動情報を端末10、11を含む文書を共有している
全端末へ送信することを依頼し、文書同時共有アプリケ
ーション13は連動情報を全端末に送信する。文書同時
共有アプリケーション13、14は連動情報を受信し、
各端末の連動送受信部108、118に通知する。
【0054】このように、文書同時共有アプリケーショ
ン13から受信した連動情報を連動送受信部118が連
動情報管理部に117通知すると、図5のフローチャー
トの処理が開始する。
【0055】連動情報管理部117は、連動情報から利
用者識別子とシート識別子を取得する(ステップS40
1)。連動情報管理部117は、シート識別子からその
シート識別子のシートを保有するページ識別子の検索を
ページ検索部112に依頼する。この依頼に応じて、ペ
ージ検索部112で全ページ情報からステップS401
のシート識別子をもつページが検索され、連動情報管理
部117は、そのページ識別子をページ検索部112か
ら取得する(ステップS402)。
【0056】次に、ページ連動管理部117は、ステッ
プS401で取得した利用者識別子に対するページ識別
子をステップS402で取得したページ識別子に変更す
る(ステップS403)。そして、このフローチャート
の処理を終了する。なお、端末10についても端末11
と同じ処理が行われる。
【0057】(3)他端末の表示画面との一致制御 端末10の文書同時共有アプリケーション13の任意の
端末を選択するインタフェースから、端末11が選択さ
れたとする。端末10の連動情報送受信部108から連
動情報管理部107に端末11の利用者識別子が通知さ
れることによって、図6のフローチャートの処理が開始
する。
【0058】連動情報管理部107は、全端末の利用者
の利用者識別子と各端末で表示していうるページのペー
ジ識別子の対応管理テーブルから、通知された利用者識
別子のページ識別子を検索する(ステップS501)。
次に、連動情報管理部107は、文書同時共有アプリケ
ーション13から現在選択されている入力手段の種別を
取得する(ステップS502)。
【0059】次に、連動情報管理部107は、ステップ
S501で取得したページ識別子とステップS502で
取得した入力手段の種別を引数として、ページ検索部1
02に、情報入力の対象となるシートのシート識別子の
検索を依頼する。この依頼に応じて、ページ検索部10
2で全ページ情報から連動情報管理部107から受け取
ったページ識別子をもつページが取得され、連動情報管
理部107は、そのページが保有するシートのうち入力
手段種別を付加情報として有するシートのシート識別子
をページ検索部102から取得する(ステップS50
3)。
【0060】次に、連動情報管理部107は、ステップ
S503で取得したシート識別子を持つシートへの表示
画面の切り替え要求を自端末の文書同時共有アプリケー
ション13に依頼する(ステップS504)。そして、
このフローチャートの処理を終了する。
【0061】なお、文書同時共有アプリケーション13
は、受け取ったシート識別子のシートを情報の入力対象
となるシートに変更し、画面表示をそのシートに切り替
える。
【0062】(4)ページ切り替え 端末10の文書同時共有アプリケーション13におい
て、文書を共有している利用者の表示画面を一斉に各利
用者がスプレッドシートを入力することが可能なページ
(自分の作業ページとここでは表現する)に切り替える
ときの処理の流れを説明する。
【0063】端末10の文書同時共有アプリケーション
13から、自分の作業ページへの画面表示の切り替え要
求が端末10、11を含む文書を共有している全端末の
文書同時共有アプリケーション13、14に通知され
る。各端末の連動送受信部に自分の作業ページへの画面
表示変更通知が、連動情報管理部107、117に通知
される。こうして、連動送受信部108から連動情報管
理部107に自分の作業ページへの画面表示変更通知が
通知されることによって、図7のフローチャートの処理
が開始する。
【0064】連動情報管理部107は、文書同時共有ア
プリケーション13から同一文書を共有している全端末
の利用者識別子のリストを取得し(ステップS60
1)、さらに、端末10の利用者の利用者識別子を取得
する(ステップS602)。連動情報管理部107は、
ステップS601で取得した全利用者識別子リストの最
初の要素の利用者識別子を取得する(ステップS60
3)。
【0065】次に、連動情報管理部107は、ステップ
S603で取得した利用者識別子とステップS602で
取得した端末10の利用者識別子が一致するかを判定す
る(ステップS604)。
【0066】利用者識別子が一致しない場合、ステップ
S603で取得した利用者識別子を引数として、ページ
管理部101の有するユーザページ管理部103に対し
て、前記の利用者識別子に対応するページ識別子を取得
を依頼し、ユーザページ管理部103は、管理している
全端末の利用者識別子とページ識別子の対応表から、引
数として受け取った利用者識別子に対応するページ識別
子を検索し、依頼元である連動情報管理部107に通知
する(ステップS611)。そして、ステップS609
の処理に進む。
【0067】利用者識別子が一致する場合、連動情報管
理部107は、文書同時共有アプリケーション13か
ら、現在選択されている入力手段種別を取得する(ステ
ップS605)。連動情報管理部107は、端末10の
利用者識別子を引数として、ページ管理部101の有す
るユーザページ管理部103に対して、前記の利用者識
別子に対応するページ識別子を取得を依頼し、ユーザペ
ージ管理部103は、管理している全端末の利用者識別
子とページ識別子の対応表から、引数として受け取った
利用者識別子に対応するページ識別子を検索し、依頼元
である連動情報管理部107に通知する(ステップS6
06)。
【0068】次に、連動情報管理部107は、ステップ
S605で取得した現在選択されている入力手段の識別
子とステップS606で取得したページ識別子を引数と
して、ページ管理部101の有するページ検索部102
に情報の入力対象となるシートのシート識別子の検索を
依頼する。この依頼に応じてページ検索部102によっ
て全ページ情報から連動情報管理部107から受け取っ
たページ識別子をもつページが検索され、連動情報管理
部107は、検索されたページが保有するシートのう
ち、入力手段種別を付加情報として有するシートのシー
ト識別子をページ検索部102から取得する(ステップ
S607)。
【0069】次に、連動情報管理部107は、ステップ
S607で取得したシート識別子を持つシートへの表示
画面の切り替え要求を自端末の文書同時共有アプリケー
ション13に依頼する。これにより、文書同時共有アプ
リケーション13は、受け取ったシート識別子のシート
を情報の入力対象となるシートに変更し、画面表示をそ
のシートに切り替える(ステップS608)。そして、
ステップS609に進む。
【0070】ステップS608では、連動情報管理部1
07は、ステップS602で取得した利用者識別子に対
するページ識別子をステップS606で取得したページ
識別子に変更する。
【0071】そして、連動情報管理部107は、ステッ
プS601で取得したリストに、次の利用者識別子が含
まれるかどうかを判定する(ステップS609)。リス
トに次の利用者識別子が含まれていると判定している間
は、連動情報管理部107は、ステップS604〜S6
09もしくはS604、S611、S609を繰り返
す。一方、リストに次の利用者識別子が含まれていない
と判定したときは、このフローチャートの処理を終了す
る。
【0072】(5)入力種別の変更 端末10において、入力情報の種別を変更した場合の、
情報の入力対象となるシート切り替えの処理の流れにつ
いて説明する。ここでは、端末10において、現在の入
力情報の種別がスプレッドシートから手書きになった場
合を例とする。
【0073】入力情報の種別がスプレッドシートの場
合、情報の入力対象となるページ間で一意なシートの識
別子であるシート名は“TABLE”となっている。い
ま、手書き入力が選択されたとする。この時、ページ検
索部102は、文書同時共有アプリケーション13の管
理する現在の情報の入力先を識別するシート識別子か
ら、そのシート識別子をシートとして保有するページ識
別子を検索する。
【0074】手書きの種別から、ページ識別子が保有す
る全シートの付加情報から、手書き入力を許可している
シートのシート識別子を検索する。そして、文書同時共
有アプリケーション13に対して、検索したシート識別
子への入力先変更要求を行う。
【0075】以上説明したように、この実施の形態にか
かる協同作業支援システムによれば、ページに含まれる
シートに異なるアクセス権、異なる入力情報の種別を設
定することができるので、入力情報の種別毎にアクセス
権を設定することが可能となる。また、ページ定義部1
05、115での定義によれば、シートに設定される入
力情報の種別によってアクセス権が規定されることとな
るので、実質的に入力情報の種別だけでのアクセス権の
設定が可能となる。
【0076】また、この実施の形態にかかる協同作業支
援システムによれば、すべての端末の表示画面を任意の
端末の表示画面に一致させたり、ある端末の表示画面を
他の任意の端末の表示画面に一致させたり、各端末で対
応して割り当てられたページを表示装置に表示させるな
ど、端末の利用者が他の端末の利用者と自由に画面共有
を行うことができるようになる。
【0077】また、この実施の形態にかかる協同作業支
援システムによれば、各端末において入力情報の種別を
変更するだけで、その入力情報の種別に対応してアクセ
ス権のあるシートに入力対象とするシートを切り替える
ことができる。この場合、それまでに表示されていたペ
ージにその入力情報の種別では、アクセス権がない場合
には、ページの切り替えも行うことができるようにな
る。
【0078】本発明は、上記の実施の形態に限定され
ず、種々の変形、応用が可能である。以下、本発明に適
用可能な上記の実施の形態の変形態様について、説明す
る。
【0079】上記の実施の形態では、協同作業支援シス
テム内の端末は、端末10と端末11の2つだけとして
いた。しかしながら、本発明は、2以上の任意の端末を
有するシステムに適用することができる。また、ネット
ワーク12としてLAN(Local Area Network)、WA
N(Wide Area Network)のいずれをも適用することが
できる。
【0080】上記の実施の形態では、協同作業支援シス
テムにおいて共有する文書に対して、利用者毎に1つの
ページが割り当てられていたが、利用者毎に2以上のペ
ージを割り当ててもよい。また、割り当てるページ数が
利用者毎に異なっていてもよい。
【0081】上記の実施の形態では、1つのページに対
して作成されるシートは2つだけであったが、2以上の
任意の数のシートを1つのページに対して作成すること
ができる。また、シート”COMMENT”に対しては協同作
業を行う全員に対して書き込み可能とし、手書きもしく
はテキスト情報が書き込み可能となっている。シート
“TABLE”には予算案の入力のためにページを割り当て
られた利用者に書き込み可能としていたが、これらのシ
ートのアクセス権は、任意に設定することができる。
【0082】上記の実施の形態では、連動情報管理部1
07、117は、全端末の利用者識別子とページ情報対
応を管理していたが、端末間で1つだけ存在する操作権
を設定し、操作権保有者の識別子とその保有者が表示し
ているページのページ識別子のみを管理することも可能
である。また、入力対象となるシートの切り替えを入力
情報の種別でなく、シートのページ間で一意な名前(例
えば、“TABLE”,“COMMENT”)を選択す
ることによって変更することも可能である。
【0083】上記の実施の形態では、利用者の選択によ
って任意の利用者(端末)の表示画面を共有するように
してしたが、協同作業支援システム内のすべての端末の
表示画面をある1利用者(端末)の表示画面に強制的に
一致させるような制御も可能である。
【0084】上記の実施の形態では、本発明の協同作業
支援システムを実現するためのプログラムは、端末1
0、11のそれぞれのメモリ22に格納されているもの
としていた。しかしながら、本発明を実現するためのプ
ログラムは、CD−ROMやフロッピーディスクなどの
コンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布し
てもよい。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
実質的に入力情報の種別のみによってもアクセス権の設
定が可能となる。また、すべての端末の表示画面を任意
の端末の表示画面に一致させたり、ある端末の表示画面
を他の任意の端末の表示画面に一致させたり、各端末で
対応して割り当てられたページを表示装置に表示させる
など、端末の利用者が他の端末の利用者と自由に画面共
有を行うことができるようになる。さらに、入力情報の
種別の変更によって、入力対象となるシートの切り替え
も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる協同作業支援シス
テムの構成を示す機能ブロック図である。
【図2】図1の端末の構成例を示すブロック図である。
【図3】利用者毎にページを作成する場合に、ページ作
成部が実行する処理を示すフローチャートである。
【図4】表示画面の他端末への一致制御を行う場合に、
その要求をした端末の連動情報管理部が実行する処理を
示すフローチャートである。
【図5】表示画面の他端末への一致制御を行う場合に、
他端末の連動情報管理部が実行する処理を示すフローチ
ャートである。
【図6】任意の端末の表示画面を他端末の表示画面と一
致制御する場合に、連動情報管理部が実行する処理を示
すフローチャートである。
【図7】各端末での表示ページを、それぞれの利用者識
別子に対応して割り当てられているページに一斉に切り
替える場合に、連動情報管理部が実行する処理を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
10 端末 11 端末 12 ネットワーク 13 文書同時共有アプリケーション 14 文書同時共有アプリケーション 100 画面共有制御部 101 ページ管理部 102 ページ検索部 103 ユーザページ管理部 104 ページ作成部 105 ページ定義部 106 ページ連動制御部 107 連動情報管理部 108 連動送受信部 110 画面共有制御部 111 ページ管理部 112 ページ検索部 113 ユーザページ管理部 114 ページ作成部 115 ページ定義部 116 ページ連動制御部 117 連動情報管理部 118 連動送受信部 20 バス 21 CPU 22 メモリ 23 入力装置 24 表示装置 25 通信装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワークを介して接続された複数の端
    末から構成され、前記複数の端末で文書を共有し、該共
    有する文書に関する情報を通信し、前記文書の一部を前
    記複数の端末の表示装置に表示させ、入力装置から前記
    文書に情報を入力させることによって協同作業を支援す
    る協同作業支援システムであって、 前記複数の端末はそれぞれ、 前記文書を構成し、前記複数の端末毎に割り当てられた
    ページを作成するための情報を定義するページ定義手段
    と、 前記複数の端末のそれぞれの識別子と対応するページの
    識別子とを管理するユーザページ管理手段と、 前記ページ定義手段で定義されている情報を参照して、
    前記文書に作成するページにそれぞれ識別子を有する複
    数のシートを作成し、該作成したシートのそれぞれに対
    してアクセス権を設定し、さらに前記作成したシートの
    それぞれに対して前記入力装置からの入力を可能とする
    入力情報の種別を設定することによって、前記ユーザペ
    ージ管理手段で管理されるページの識別子を有するペー
    ジを作成するページ作成手段と、 前記ページ作成手段で作成されたページのうちで、当該
    端末の表示装置への表示対象となっているページの識別
    子と、当該端末の入力装置からの入力対象となっている
    シートの識別子とを管理する第1のページ管理手段とを
    備えることを特徴とする協同作業支援システム。
  2. 【請求項2】前記複数の端末はそれぞれ、 前記ページ作成手段で作成されたすべてのページの識別
    子と、各ページに含まれるシートの識別子及びそれぞれ
    設定されている入力情報の種別を管理する第2のページ
    管理手段と、 前記入力装置からの入力の対象とする入力情報の種別を
    管理する入力情報管理手段と、 端末の外部から変更が要求されたページの識別子を受け
    取り、受け取ったページ識別子と前記入力情報管理手段
    で管理されている入力情報の種別とに対応するシートの
    識別子を、前記第2のページ管理手段から検索する検索
    手段と、 前記外部から変更が要求されたページの識別子と、前記
    検索手段によって検索されたシートの識別子とを前記ネ
    ットワークを介して他の端末に送信する連動情報送信手
    段と、 前記外部から変更が要求されたページの識別子及び前記
    検索手段によって検索されたシートの識別子、或いは他
    の端末の連動情報送信手段から送信されたページの識別
    子及びシートの識別子に、前記第1のページ管理手段で
    管理されるページの識別子及びシートの識別子を更新す
    る連動情報管理手段とを備えることを特徴とする請求項
    1に記載の協同作業支援システム。
  3. 【請求項3】前記複数の端末はそれぞれ、 前記ページ作成手段で作成されたすべてのページの識別
    子と、各ページに含まれるシートの識別子及びそれぞれ
    設定されている入力情報の種別を管理する第2のページ
    管理手段と、 前記入力装置からの入力の対象とする入力情報の種別を
    管理する入力情報管理手段と、 端末の外部から指定された表示を一致させるべき他の端
    末の識別子に対応するページの識別子を前記ユーザペー
    ジ管理手段から検索する第1の検索手段と、 前記第1の検索手段で検索されたページの識別子と前記
    入力情報管理手段で管理されている入力情報の種別とに
    対応するシートの識別子を、前記第2のページ管理手段
    から検索する第2の検索手段と、 前記第1の検索手段で検索されたページの識別子と、前
    記第2の検索手段によって検索されたシートの識別子と
    を前記ネットワークを介して他の端末に送信する連動情
    報送信手段と、 前記第1の検索手段で検索されたページの識別子及び前
    記第2の検索手段によって検索されたシートの識別子、
    或いは他の端末の連動情報送信手段から送信されたペー
    ジの識別子及びシートの識別子に、前記第1のページ管
    理手段で管理されるページの識別子及びシートの識別子
    を更新する連動情報管理手段とをさらに備えることを特
    徴とする請求項1に記載の協同作業支援システム。
  4. 【請求項4】前記複数の端末はそれぞれ、 前記ページ作成手段で作成されたすべてのページの識別
    子と、各ページに含まれるシートの識別子及びそれぞれ
    設定されている入力情報の種別を管理する第2のページ
    管理手段と、 前記複数の端末のそれぞれで表示装置への表示対象とし
    ているページの識別子を管理する連動情報管理手段と、 前記入力装置からの入力の対象とする入力情報の種別を
    管理する入力情報管理手段と、 前記複数の端末のいずれかから当該端末に割り当てられ
    たページへの表示変更の要求を受け取り、前記ユーザペ
    ージ管理手段で管理されている端末の識別子のそれぞれ
    に対応するページの識別子に、前記連動情報管理手段で
    管理されているページの識別子を順次更新する連動情報
    更新手段と、 前記連動情報更新手段で当該端末に対応するページの識
    別を更新した場合に、さらに更新したページの識別子と
    前記入力情報管理手段で管理されている入力情報の種別
    とに対応したシートの識別子を、前記第2のページ管理
    手段から検索する検索手段と、 前記検索したシートの識別子と、対応するページの識別
    子とに、前記第1のページ管理手段で管理されるページ
    識別子及びシート識別子を更新するページ更新手段とを
    さらに備えることを特徴とする請求項1に記載の協同作
    業支援システム。
  5. 【請求項5】前記複数の端末はそれぞれ、 前記ページ作成手段で作成されたすべてのページの識別
    子と、各ページに含まれるシートの識別子及びそれぞれ
    設定されている入力情報の種別を管理する第2のページ
    管理手段と、 前記入力装置からの入力の対象とする入力情報の種別を
    管理する入力情報管理手段と、 端末の外部から変更が要求された入力情報の種別が設定
    されているページの識別子を前記第2のページ管理手段
    から検索する第1の検索手段と、 端末の外部から変更が要求された入力情報の種別と、前
    記第1の検索手段が検索したページの識別子とに対応す
    るシートの識別子を前記第2のページ管理手段から検索
    する第2の検索手段と、 前記第1の検索手段が検索したページの識別子、及び前
    記第2の検索手段が検索したシートの識別子に、前記第
    1のページ管理手段で管理されるページの識別子及びシ
    ートの識別子を更新するページ更新手段とをさらに備え
    ることを特徴とする請求項1に記載の協同作業支援シス
    テム。
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