JPH0844750A - 文書検索装置及び同装置に適用される検索結果の異文献判別方法 - Google Patents

文書検索装置及び同装置に適用される検索結果の異文献判別方法

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JPH0844750A
JPH0844750A JP6178757A JP17875794A JPH0844750A JP H0844750 A JPH0844750 A JP H0844750A JP 6178757 A JP6178757 A JP 6178757A JP 17875794 A JP17875794 A JP 17875794A JP H0844750 A JPH0844750 A JP H0844750A
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JP6178757A
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English (en)
Inventor
Toshie Yuzawa
敏恵 湯澤
Kenichi Nogami
謙一 野上
Yukio Nakamoto
幸夫 中本
Isamu Iwai
勇 岩井
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Toshiba Corp
Toshiba Computer Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Computer Engineering Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】今回検索された各文書が新規に検索された文書
であるか以前にも検索された文書であるかを、ユーザに
負担をかけることなく判別できるようにする。 【構成】ユーザ指定のデータベースから指定の検索キー
が含まれている文書を検索して、その結果を該当文書番
号格納バッファ222及び現検索結果格納バッファ22
4に格納する検索部203と、バッファ224中の検索
結果を前回検索結果格納バッファ223中の前回検索結
果と比較して前回も検索された文書と新規に検索された
文書とを判別し、その判別結果を比較結果格納バッファ
226に格納する検索結果比較部204と、バッファ2
22及び226の内容をもとに、上記比較結果を反映し
た該当文書一覧を表示する該当文書一覧表示部205
と、現検索結果格納バッファ224の内容を次に前回検
索結果として利用するために前回検索結果格納バッファ
223に格納する検索結果記憶部209とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データベース等に登録
された文書をキーワードをもとに検索する文書検索装置
に係り、特に今回検索された各文書が新規に検索された
文書であるか或いは以前にも検索された文書であるかを
判別する機能を有する文書検索装置及び同装置に適用さ
れる検索結果の異文献判別方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、データベース等に登録された
大量の文書の中から、ユーザによって指定されたキーワ
ード(に一致する文字列)が文書中に含まれている文書
を検索して、その検索した結果の文書一覧を画面に表示
する文書検索装置が知られている。
【0003】従来、この種の文書検索装置は、検索する
際に、以前の検索結果についての情報をユーザに伝える
ということは行わずに当該以前の検索結果を破棄し、常
に新しく検索された結果のみをユーザに提供するのが一
般的であった。
【0004】このような従来の文書検索装置では、次の
ような検索を行った場合には、ユーザの検索回数を増や
すことになり、非効率的であった。例えば、ユーザが指
定した「文書」というキーワードを用いて検索を行った
際に、20件という検索結果(回答件数)が得られたと
する。そこで、次に「文書」というキーワードに対し
て、ユーザ指定の「検索」というキーワードのOR検索
を行って、21件という検索結果が得られたとする。
【0005】この場合において、従来の文書検索装置で
は、増加した回答件数(この例では1件)に該当する文
書がどの文書かをユーザが確認するためには、ユーザ自
身が、以前の検索結果のメモをとっておくとか、全件を
逐一チェックするといった方法を用いて調べなければな
らず、文書検索装置側でのサポートはなかった。
【0006】このように、目的の文書を調べるときに、
キーワードの相違により以前検索された検索結果と新た
に検索された検索結果の違いが生じた場合、どの文書が
以前検索されたものであるか(或いは新規に検索された
ものであるか)を判断するためには、ユーザは検索され
た文書の内容を全文書分調べたり、以前の検索結果を記
憶しておくとかメモをしておき、ユーザ自身が今回の検
索結果と比較する必要があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
文書検索装置では、ユーザ指定の任意のキーワードによ
る検索を複数回行った場合に、以前に検索された文書と
現在の検索文書との間で、どの文書が以前に検索されて
いたか、或いは新規に検索された文書はどれかを判断す
るためには、再度ユーザが以前使用したキーワード(検
索キー)を指定して検索を行わせたり、以前に検索され
た文書をメモにとっておくとか記憶しておく必要がある
といった問題があった。
【0008】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
でその目的は、以前の文書検索結果を装置側で記憶して
おき、今回の文書検索結果と以前の文書検索結果とを比
較することにより、今回検索された各文書が新規に検索
された文書であるか或いは以前にも検索された文書であ
るかを、ユーザに負担をかけることなく判別できる文書
検索装置及び同装置に適用される検索結果の異文献判別
方法を提供することにある。
【0009】本発明の他の目的は、前回得られた文書検
索結果を装置側で無条件で記憶しておき、今回の文書検
索結果と前回の文書検索結果との比較を自動的に行うこ
とにより、今回検索された各文書が新規に検索された文
書であるか或いは前回も検索された文書であるかを、ユ
ーザが意識することなく判別できる文書検索装置及び同
装置に適用される検索結果の異文献判別方法を提供する
ことにある。
【0010】本発明の更に他の目的は、ユーザ指定の文
書検索結果だけを以前の文書検索結果として記憶してお
き、ユーザから要求があった場合に、今回の文書検索結
果をユーザ指定の以前の文書検索結果のみと比較するこ
とにより、今回検索された各文書が、新規に検索された
文書であるか或いは以前にも検索された文書であるか
を、ユーザの意図した以前の文書検索結果の範囲でユー
ザに負担をかけることなく判別でき、しかも以前の文書
検索結果を記憶するのに必要な記憶領域が少なくて済む
文書検索装置及び同装置に適用される検索結果の異文献
判別方法を提供することにある。
【0011】本発明の更に他の目的は、今回検索された
各文書毎に、新規に検索された文書であるか或いは以前
にも(または前回も)検索された文書であるかを区別し
て画面表示することにより、ユーザにとって絞り込む文
書を視覚的に判断することができ、より効率の良い検索
が行える文書検索装置及び同装置に適用される検索結果
の異文献判別方法を提供することにある。
【0012】本発明の更に他の目的は、今回検索された
各文書の中から、新規に検索された文書或いは以前にも
(または前回も)検索された文書のいずれかをユーザ指
定に応じて選択的に画面表示することにより、ユーザに
って自身が意図した絞り込む文書を視覚的に判断するこ
とができ、より効率の良い検索が行える文書検索装置及
び同装置に適用される検索結果の異文献判別方法を提供
することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明の第1の
構成は、検索キーワードを入力する検索キーワード入力
手段と、この検索キーワード入力手段により入力された
検索キーワードを含む文書を検索対象文書群から検索す
る検索手段とを備えた文書検索装置において、上記検索
手段による以前の文書検索結果が記憶されるバッファ手
段と、上記検索手段により新たに行われた文書検索の結
果を上記バッファ手段に記憶されている文書検索結果と
比較することにより、今回検索された各文書について、
新規に検索された文書であるか或いは以前にも検索され
た文書であるかを判別する検索結果比較手段と、上記検
索手段による今回の文書検索結果を、上記検索結果比較
手段による次回以降の比較のために、上記バッファ手段
に記憶する検索結果記憶手段とを備えたことを特徴とす
るものである。
【0014】上記第1の構成によれば、以前の文書検索
結果が検索結果記憶手段によってバッファ手段に記憶さ
れ、検索手段により得られた今回の検索結果が、このバ
ッファ手段に記憶されている以前の文書検索結果と、検
索結果比較手段により比較されることで、今回検索され
た各文書について、新規に検索された文書であるか或い
は以前にも検索された文書であるかが簡単に判別され
る。このためユーザは、以前の検索結果を記憶したり、
メモしておく必要がなく、ユーザの負担が軽減される。
【0015】本発明の第2の構成は、検索手段による前
回の文書検索結果が記憶されるバッファ手段と、検索手
段により新たに文書検索が行われる毎に、その文書検索
結果を上記バッファ手段に記憶されている前回文書検索
結果と比較することにより、今回検索された各文書につ
いて、新規に検索された文書であるか或いは前回も検索
された文書であるかを判別する検索結果比較手段と、こ
の検索手段により新たに文書検索が行われる毎に、上記
バッファ手段の内容を、この検索結果比較手段による次
の比較のために、検索手段による今回の文書検索結果に
更新する検索結果記憶手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0016】上記第2の構成によれば、前回の文書検索
結果が検索結果記憶手段によってバッファ手段に自動的
に記憶される。そして、検索手段により新たに文書検索
が行われる毎に、その文書検索結果が、バッファ手段に
記憶されている前回の文書検索結果と、検索結果比較手
段により自動的に比較される。これにより、今回検索さ
れた各文書について、新規に検索された文書であるか或
いは前回も検索された文書であるかを、ユーザが何ら意
識せずに確認できる。
【0017】本発明の第3の構成は、検索手段による前
回の文書検索結果が記憶される第1のバッファ手段と、
検索手段による以前の文書検索結果が記憶される第2の
バッファ手段と、この第2のバッファ手段に記憶されて
いる以前の文書検索結果の中から任意の時期の文書検索
結果を利用者操作に応じて選択指定するための選択指定
手段と、検索手段により新たに文書検索が行われる毎
に、その文書検索結果を第1のバッファ手段に記憶され
ている前回文書検索結果と比較することにより、今回検
索された各文書について、新規に検索された文書である
か或いは前回も検索された文書であるかを判別する他、
選択指定手段により任意の文書検索結果が選択指定され
た場合には、今回の文書検索結果を第2のバッファ手段
に記憶されている以前の文書検索結果のうち選択指定手
段により選択指定された文書検索結果と比較することに
より、今回検索された各文書について、新規に検索され
た文書であるか或いは以前にも検索された文書であるか
を判別する検索結果比較手段と、検索手段による今回の
文書検索結果を第2のバッファ手段に記憶することを利
用者操作に応じて指示するための検索結果記憶指示手段
と、この検索手段により新たに文書検索が行われる毎
に、第1のバッファ手段の内容を、検索結果比較手段に
よる次の比較のために、検索手段による今回の文書検索
結果に更新する他、検索手段による今回の文書検索結果
を、検索結果比較手段による次回以降の比較のために、
検索結果記憶指示手段からの指示に応じて第2のバッフ
ァ手段に記憶する検索結果記憶手段とを備えたことを特
徴とする。
【0018】上記第3の構成によれば、検索手段により
新たに文書検索が行われる毎に、前記第2の構成と同様
に、その文書検索結果が、(第1のバッファ手段に自動
的に記憶されている)前回の文書検索結果と比較される
ため、今回検索された各文書について、新規に検索され
た文書であるか或いは前回も検索された文書であるか
を、ユーザが何ら意識せずに確認できる。
【0019】また、上記第3の構成によれば、ユーザ指
定の文書検索結果だけが以前の文書検索結果として第2
のバッファ手段に記憶され、この第2のバッファ手段に
記憶されている以前の文書検索結果のうち、ユーザ指定
の文書検索結果だけが比較対象文書検索結果として、今
回の文書検索結果と比較される。このように、ユーザの
意図した以前の文書検索結果の範囲で今回の文書検索と
比較されるため、ユーザが所望する検索結果を効率的に
得ることが可能となり、しかも以前の文書検索結果を記
憶するのに必要な記憶領域も少なくて済む。
【0020】本発明の第4の構成は、上記第1乃至第3
の構成に、該当文書一覧表示手段を付加し、検索結果比
較手段により比較された今回の文書検索結果を、検索さ
れた各文書毎に、検索結果比較手段による判別結果が反
映されるように区別して画面表示するようにしたことを
特徴とする。
【0021】上記第4の構成によれば、ユーザは、今回
検索された各文書毎に、今回新規に検索された文書であ
るか、或いは以前にも(前回も)検索された文書である
かを、画面上で視認できるため、より効率の良い検索が
可能となる。
【0022】本発明の第5の構成は、上記第1乃至第3
の構成に、検索結果比較手段により判別された文書のい
ずれか一方を抜粋することを利用者操作に応じて指示す
るための抜粋指示手段と、抜粋文書表示手段とを更に設
け、検索結果比較手段により判別された2種の文書のう
ち上記抜粋指示手段により指示された種類の文書を抜粋
して画面表示するようにしたことを特徴とする。
【0023】上記第5の構成によれば、ユーザは、今回
の文書検索結果のうち、今回新規に検索された文書、或
いは以前にも(前回も)検索された文書のうち、ユーザ
が望む種類の文書だけを画面上で視認できるため、より
効率の良い検索が行える。
【0024】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につき
説明する。図1は本発明の一実施例に係る文書検索装置
の概略構成を示すブロック図である。
【0025】図1に示す文書検索装置は、CPU、メモ
リ(図示せず)を用いて実現される制御装置1、キーボ
ード、マウス等の入力装置2、テキストデータ、文書検
索結果などの表示に用いられる表示装置3、及び大量の
文書が登録された各種データベース等を格納しておく外
部記憶装置4から構成される。データベースに登録され
た各文書は、システムにより割り当てられたその文書に
固有の文書ID(文書番号)で管理される。
【0026】制御装置1は、図2に示すように、制御部
200と、初期化部201、キー入力部202、検索部
203、検索結果比較部204、該当文書一覧表示部2
05、ユーザ選択部206、抜粋文書選択部207、抜
粋文書表示部208、検索結果記憶部209、該当文書
内容表示部210及び登録済検索結果一覧表示部211
の各処理部と、検索式格納バッファ221、該当文書番
号格納バッファ222、前回検索結果格納バッファ22
3、現検索結果格納バッファ224、検索結果群格納バ
ッファ225、比較結果格納バッファ226、比較対象
格納バッファ227、データ格納バッファ228、同文
書格納バッファ229、異文書格納バッファ230の各
バッファから構成されている。
【0027】検索式格納バッファ221は、入力装置2
からキー入力部202を通して入力される検索キー(検
索キーワード、検索式)を格納するためのものである。
該当文書番号格納バッファ222は、検索部203によ
り今回検索された文書の群、具体的には今回検索された
文書の文書IDとその文書IDで指定される文書に付さ
れているタイトルとのペアの群を格納するためのもので
ある。
【0028】前回検索結果格納バッファ223は、検索
部203により前回検索された文書の文書IDの群を格
納するためのものである。現検索結果格納バッファ22
4は、検索部203により今回検索された文書の文書I
Dの群を格納するためのものである。
【0029】検索結果群格納バッファ225は、以前の
検索結果のうちユーザ指定の検索結果を格納するための
ものである。比較結果格納バッファ226は、検索結果
比較部204により行われる、現検索結果格納バッファ
224の内容と、前回検索結果格納バッファ223また
は比較対象格納バッファ227の内容との比較結果(文
書ID比較結果)を格納するためのものである。
【0030】比較対象格納バッファ227は、検索結果
群格納バッファ225の中から選ばれたユーザ指定の検
索結果を、現検索結果格納バッファ224中の検索結果
との比較対象として格納するためのものである。
【0031】データ格納バッファ228は、該当文書番
号格納バッファ222に格納されている文書IDとタイ
トルとのペアの群の中から選ばれた文書ID(タイト
ル)に対応する文書の内容を格納するためのものであ
る。
【0032】同文書格納バッファ229は、検索結果比
較部204による比較で、前回(以前)も検索されたと
判別された文書の文書IDを格納するためのものであ
る。異文書格納バッファ230は、検索結果比較部20
4による比較で、今回新規に検索されたと判別された文
書の文書IDを格納するためのものである。
【0033】制御部200は、符号201〜211で示
される上記各処理部の制御を司るものである。初期化部
201は、データベース検索処理実行に際して、上記各
バッファ221〜230の初期化を行うものである。
【0034】キー入力部202は、外部記憶装置4に格
納されているデータベースからユーザが望む文書を検索
するための検索キー(検索キーワード、検索式)を入力
装置2から入力するものである。
【0035】検索部203は、キー入力部202により
入力されたユーザ指定の検索キーを用いて、外部記憶装
置4のデータベースから該当する文書を検索する処理を
行うものである。
【0036】検索結果比較部204は、現検索結果格納
バッファ224の内容と、比較対象格納バッファ227
及び前回検索結果格納バッファ223のいずれか一方の
内容とを比較し、その結果を比較結果格納バッファ22
6に格納するものである。
【0037】該当文書一覧表示部205は、検索で該当
した文書の一覧(文書IDとタイトルとのペアの一覧)
を表示するものである。ユーザ選択部206は、ユーザ
が任意の名前等(登録名)で記憶した検索結果を選択指
定したときに、いずれの検索結果が指定されたかを検出
するものである。
【0038】抜粋文書選択部207は、前回(以前)検
索された文書と、新規に検索された文書のいずれがユー
ザにより選択指定されたかを検出するものである。抜粋
文書表示部208は、抜粋文書選択部207により検出
された文書の一覧を表示装置3により表示するものであ
る。
【0039】検索結果記憶部209は、検索部203に
より検索された結果をユーザ指定に応じて検索結果群格
納バッファに225に格納しておくものである。該当文
書内容表示部210は、該当文書番号格納バッファ22
2に格納されている文書一覧(今回検索された文書の文
書IDとタイトルとのペアの一覧)の中から任意の1つ
が入力装置2により指定入力されることにより、対応す
る文書の内容を表示装置3に表示するものである。
【0040】登録済検索結果一覧表示部211は、検索
結果群格納バッファ225の内容(以前に登録した検索
結果)を表示装置3に表示するものである。次に、本実
施例装置の動作を、図3乃至図5のフローチャートを参
照して説明する。
【0041】まず、初期状態において、制御部200は
初期化部201を起動する。すると初期化部201は、
各バッファ221〜230を初期化(クリヤ)する(ス
テップS1)。
【0042】初期化部201により各バッファ221〜
230が初期化されると、外部記憶装置4に格納されて
いる例えばデータベースの一覧が表示装置3に表示され
る。ここでユーザが、画面表示されているデータベース
一覧の中から、検索の対象としたいデータベース(検索
対象データベース)を、入力装置2(を構成する例えば
マウスを用いたクリック操作)により指定すると、その
指定のデータベースが選択される(ステップS2)。
【0043】さて、検索対象データベースが選択される
と、図6に示したような文書検索画面(の初期画面)が
表示装置3に表示される。この文書検索画面には、文書
検索を指示する[検索]ボタン61、文書検索の終了を
指示する[終了]ボタン62、検索キー(検索キーワー
ド、検索式)の入力フィールド(検索キー入力フィール
ド)63、検索結果(該当文書一覧)を表示するための
該当文書一覧表示領域64、及び該当文書一覧から選択
された文書の内容を表示するための内容表示領域65が
設けられている。
【0044】ここでユーザが、(文書検索画面の[終
了]ボタン62を選択せずに)入力装置2(を構成する
例えばキーボード)を用いて、図6に示した文書検索画
面上の検索キー入力フィールド63に、図7に示すよう
に、所望の検索キー、例えば「装置&文書&検索」を入
力するための操作を行ったものとする。するとキー入力
部202は、その検索キーを入力装置2から入力して図
12に示すように検索式格納バッファ221に格納する
(ステップS3,S4)。
【0045】この状態で、ユーザが入力装置2(を構成
するマウス等)を操作して、図7に示した文書検索画面
上の[検索]ボタン61を選択すると、制御部200に
より検索部203が起動される。
【0046】検索部203は、検索式格納バッファ22
1に格納されているユーザ指定の検索キーを用いて、外
部記憶装置4に格納されている検索対象データベース
(ステップS2で選択されたデータベース)からその検
索キー(に一致する文字列)が含まれている文書(これ
を該当する文書と呼ぶ)を検索する(ステップS5)。
このステップS5では、検索対象データベース内の各文
書の全文を対象とした検索、いわゆるフルテキストサー
チが行われる。
【0047】検索部203は、検索した全ての文書(該
当する文書)について、その文書IDとタイトルのペア
を(例えば文書IDの昇順に)図13に示すように該当
文書番号格納バッファ222に格納すると共に、その文
書IDを(例えばその昇順に)図14(a)に示すよう
に現検索結果格納バッファ224に格納する(ステップ
S6)。なお、文書のタイトルは、その文書にユーザに
より付されるものである。
【0048】次に制御部200により検索結果比較部2
04が起動される。検索結果比較部204は、前回検索
結果格納バッファ223に前回検索結果(を示す文書I
Dの一覧)が格納されているか否かを調べる(ステップ
S7)。
【0049】もし、前回検索結果格納バッファ223に
前回検索結果が格納されていないならば、まず検索結果
記憶部209が起動される。検索結果記憶部209は、
現検索結果格納バッファ224に格納されている(文書
IDの群からなる)今回の検索結果を、次の検索時に前
回検索結果として利用できるように、前回検索結果格納
バッファ223に保存する(ステップS9)。即ち検索
結果記憶部209は。前回検索結果格納バッファ223
の内容を、現検索結果格納バッファ224に格納されて
いる今回の検索結果に更新する。
【0050】次に、該当文書一覧表示部205が起動さ
れる。該当文書一覧表示部205は、該当文書番号格納
バッファ222をもとに、検索部203により検索され
た文書(該当文書)の一覧を、文書検索画面の該当文書
一覧表示領域64に表示する(ステップS10)。この
該当文書一覧は、検索された文書の文書IDとタイトル
のペアの群からなる。なお、領域64に一度に表示し切
れない部分は、画面スクロール操作に応じて表示され
る。
【0051】一方、前回検索結果格納バッファ223に
図14(b)に示すように前回検索結果が格納されてい
るならば、検索結果比較部204は、この前回検索結果
格納バッファ223に格納されている文書IDと、現検
索結果格納バッファ224に格納されている文書ID
(図14(a)参照)との比較を行う(ステップS
8)。
【0052】この検索結果比較部204の動作を、図1
4(a)乃至図14(e)を参照して、具体的に説明す
る。まず検索結果比較部204は、現検索結果格納バッ
ファ224(図14(a)参照)の1番目のエントリに
格納されている文書ID(ここでは“2”)が前回検索
されているか否かを調べるために、前回検索結果格納バ
ッファ223(図14(b)参照)に格納されている文
書IDを1番目のエントリから順に比較していく。
【0053】図14(b)の例では、前回検索結果格納
バッファ223の2番目のエントリに文書ID“2”が
格納されている。この場合、検索結果比較部204は、
現検索結果格納バッファ224に格納されている文書I
D“2”の格納先エントリに一致する比較結果格納バッ
ファ226内エントリ、即ち比較結果格納バッファ22
6内の1番目のエントリに、図14(c)に示すように
同じ文書が前回検索されていることを示す値“1”を格
納する。このとき検索結果比較部204は、同文書格納
バッファ229に、図14(d)に示すように文書ID
“2”を格納する。
【0054】次に検索結果比較部204は、現検索結果
格納バッファ224(図14(a)参照)の2番目のエ
ントリに格納されている文書ID(ここでは“4”)が
前回検索されているか否かを調べるために、前回検索結
果格納バッファ223(図14(b)参照)に格納され
ている文書IDを1番目のエントリから順に比較してい
く。
【0055】図14(b)の例では、前回検索結果格納
バッファ223には文書ID“4”は格納されていな
い。この場合、検索結果比較部204は、現検索結果格
納バッファ224に格納されている文書ID“4”の格
納先エントリに一致する比較結果格納バッファ226内
エントリ、即ち比較結果格納バッファ226内の2番目
のエントリに、図14(c)に示すように同じ文書が前
回検索されていないこと(換言すれば、今回新規に検索
されたこと)を示す値“0”を格納する。このとき検索
結果比較部204は、異文書格納バッファ230に、図
14(e)に示すように文書ID“4”を格納する。
【0056】以下同様にして、検索結果比較部204
は、現検索結果格納バッファ224に格納されている全
ての文書IDについて、前回検索結果格納バッファ22
3に格納されている文書IDとの比較を行い、その結果
を比較結果格納バッファ226に格納すると共に、前回
検索された文書の文書IDであれば同文書格納バッファ
229に、今回新規に検索された文書の文書IDであれ
ば異文書格納バッファ230に格納する。
【0057】以上の検索結果比較部204による処理
(ステップS8)が終了すると、前記ステップS7にお
いて前回検索結果格納バッファ223に前回検索結果が
格納されていないと判定された場合と同様に、検索結果
記憶部209が起動される。検索結果記憶部209は、
現検索結果格納バッファ224に格納されている今回の
検索結果を、前回検索結果格納バッファ223に保存す
る(ステップS9)。
【0058】次に、該当文書一覧表示部205が起動さ
れる。該当文書一覧表示部205は、該当文書番号格納
バッファ222をもとに、検索部203により検索され
た文書(該当文書)の一覧を、図8に示すように、文書
検索画面の該当文書一覧表示領域64に表示する(ステ
ップS10)。
【0059】このように、ステップS8の比較処理を経
てステップS10が行われる場合、該当文書一覧表示部
205は、該当文書一覧中の文書IDのうち、比較結果
格納バッファ226に格納されている比較結果により、
前回も検索された文書(の文書ID)であることが示さ
れているものには、そのことが一瞥しただけでユーザに
判別できるように、所定のマーク(ここでは図8に示す
ように“*”)を付して表示する。なお、これとは逆
に、今回の検索で新規に検索された文書の文書IDに所
定のマークを付すようにしても構わない。
【0060】さて、該当文書一覧表示領域64に表示さ
れた該当文書一覧の例えば上部には、図8に示したよう
に、[重複]ボタン81、[非重複]ボタン82、[比
較]ボタン83及び[登録]ボタン84が設けられてい
る。
【0061】ユーザは、図8に示したような該当文書一
覧が表示されると、もし前回も検索された文書だけ或い
は新規に選択された文書だけの表示(抜粋表示)が必要
ならば、文書検索画面(に表示されている該当文書一
覧)上の[重複]ボタン81或いは[非重複]ボタン8
2を入力装置2の操作(例えばマウスクリック操作)に
より選択する。
【0062】すると、抜粋文書選択部207が起動され
る。抜粋文書選択部207は、入力装置2により[重
複]ボタン81或いは[非重複]ボタン82が選択され
たか否か、即ちステップS8の比較処理で求められた比
較結果の中から前回も検索された文書或いは新規に検索
された文書を抜粋表示することが指示されているか否か
を判断し、抜粋表示が指示されているならば、その指示
内容(前回も検索された文書の表示指示、或いは新規に
検索された文書の表示指示)を抜粋文書表示部208に
通知する(ステップS11)。
【0063】抜粋文書表示部208は、抜粋文書選択部
207から通知された指示に従い、同文書格納バッファ
229または異文書格納バッファ230に格納されてい
る文書IDの一覧を(抜粋された該当文書一覧とし
て)、文書検索画面の該当文書一覧表示領域64に再表
示する(ステップS12)。即ち抜粋文書表示部208
は、前回も検索された文書の表示が指示された場合
([重複]ボタンの選択時)には、同文書格納バッファ
229に格納されている文書IDの一覧を表示し、新規
に検索された文書の表示が指示された場合([非重複]
ボタンの選択時)には、異文書格納バッファ230に格
納されている文書IDの一覧を表示する。この際、抜粋
文書表示部208は、その文書IDにより該当文書番号
格納バッファ222を参照して、対応するタイトルを取
得し、当該タイトルを文書IDとペアで表示する。
【0064】図9に、図8に示す文書検索画面(の該当
文書一覧表示領域64に表示されている該当文書一覧)
上の[重複]ボタン81が選択された場合の、当該文書
検索画面(に再表示される文書一覧)の様子を示す。
【0065】ユーザは、図8(または図9)に示したよ
うな文書一覧が表示されている状態で、現検索結果格納
バッファ224の内容と前回より更に以前に検索された
結果(便宜上、以前の検索結果と称する)との比較が必
要ならば、文書検索画面(の該当文書一覧表示領域64
に表示されている文書一覧)上の[比較]ボタン83を
入力装置2の操作(例えばマウスクリック操作)により
選択する。
【0066】[比較]ボタン83が選択された場合、即
ち以前の検索結果との比較処理が指示された場合(ステ
ップS13)、まず登録済検索結果一覧表示部211が
起動される。
【0067】登録済検索結果一覧表示部211は、検索
結果群格納バッファ225に以前の検索結果が格納され
ているか否かを調べる(ステップS14)。このとき、
検索結果群格納バッファ225における検索結果の格納
形態は、例えば図15(a)に示すようになっており、
各検索結果(検索された文書の文書IDの群)には、そ
の検索結果に対してユーザにより割り当てられた任意の
名称である登録名が付されている。
【0068】ここで、図15(a)の状態とは異なっ
て、検索結果群格納バッファ225に以前の検索結果が
格納されていないならば、後述するステップS22に進
む。また、[比較]ボタン83が選択されなかった場合
にも、このステップS22に進む。
【0069】これに対し、図15(a)の例のように検
索結果群格納バッファ225に以前の検索結果が格納さ
れているならば、登録済検索結果一覧表示部211は、
その格納内容をもとに、図10に示すように、文書検索
画面の内容表示領域65に比較対象一覧を表示する(ス
テップS15)。この比較対象一覧は、ユーザが付与し
た登録名とその登録名が付されている検索結果の件数
(文書数)のペアの群からなる。また、上記比較対象一
覧には、[実行]ボタン101が設けられている。
【0070】ここでユーザが、入力装置2を用いて、比
較対象一覧の中から、以前登録した所望の登録名、例え
ば“検索3”を選択指定するための操作(例えばマウス
クリック操作)を行い、[実行]ボタン101をクリッ
クすると、ユーザ選択部206が起動される。
【0071】ユーザ選択部206は、ユーザが選択指定
した登録名“検索3”を受け付けて、その登録名“検索
3”に対応した検索結果(ユーザ指定の以前の検索結
果)を、その時点における検索結果群格納バッファ22
5(図15(a)参照)から比較対象格納バッファ22
7に図16に示すように読み込む(ステップS16,S
17)。
【0072】すると、検索結果比較部204が再び起動
される。検索結果比較部204は、現検索結果格納バッ
ファ224に格納されている文書IDと、比較対象格納
バッファ227に格納されている文書IDとを比較し、
以前に検索されている文書は“1”、新規に検索された
文書は“0”として、比較結果格納バッファ226に格
納する(ステップS18)。このステップS18におい
て、検索結果比較部204は、以前に検索されている文
書の文書IDを同文書格納バッファ229に格納し、新
規に検索された文書の文書IDを異文書格納バッファ2
30に格納する。
【0073】このステップS18の処理は、現検索結果
格納バッファ224の比較対象が前回検索結果格納バッ
ファ223でなくて比較対象格納バッファ227となっ
た点を除けば、前記ステップS8と同様である。したが
ってステップS18の処理については、必要があれば、
図14において、同図(b)の前回検索結果格納バッフ
ァ223を図16に示す比較対象格納バッファ227に
置き換えて理解されたい。
【0074】以上の検索結果比較部204による処理
(ステップS18)が終了すると、該当文書一覧表示部
205が起動される。該当文書一覧表示部205は、前
記ステップS10と同様にして、該当文書番号格納バッ
ファ222で示される検索された文書(該当文書)の一
覧を、文書検索画面の該当文書一覧表示領域64に再表
示する(ステップS19)。このステップS19におい
て、該当文書一覧表示部205は、比較結果格納バッフ
ァ226に格納されている比較結果をもとに、例えば以
前に検索された文書(の文書ID)であることが示され
ているものには、所定のマーク(ここでは“*”)を付
して表示する。
【0075】ユーザは、該当文書一覧が表示されると、
もし以前検索された文書だけ或いは新規に選択された文
書だけの表示(抜粋表示)が必要ならば、文書検索画面
(に表示されている該当文書一覧)上の[重複]ボタン
81或いは[非重複]ボタン82を入力装置2の操作
(例えばマウスクリック操作)により選択する。
【0076】抜粋文書選択部207は、[重複]ボタン
81或いは[非重複]ボタン82が選択されて、抜粋表
示が指示された場合、その指示内容を抜粋文書表示部2
08に通知する(ステップS20)。
【0077】すると抜粋文書表示部208は、抜粋文書
選択部207から通知された指示に従い、同文書格納バ
ッファ229または異文書格納バッファ230に格納さ
れている文書IDの一覧(抜粋された文書一覧)を、
(現在表示中の文書一覧に代えて)文書検索画面の該当
文書一覧表示領域64に再表示する(ステップS2
1)。
【0078】次に、今回の検索結果の保存処理について
説明する。ユーザは、今回の検索結果の保存が必要な場
合、図8(または図9)に示したような文書一覧が表示
されている状態で、[登録]ボタン84を入力装置2の
操作(例えばマウスクリック操作)により選択する。
【0079】[登録]ボタン84が選択された場合、制
御部200は、今回の検索結果の保存が指示されたもの
と判断し(ステップS22)、検索結果記憶部209を
起動する。検索結果記憶部209はまず、例えば文書検
索画面の一部領域に重ねて、図11に示すように、検索
結果に付与する登録名(検索結果を識別するための登録
名)をユーザに指定入力させるための登録名入力フィー
ルド111を持つ検索結果登録画面110を表示する
(ステップS23)。この検索結果登録画面110に
は、登録名入力フィールド111に入力された登録名の
登録実行を指示する[実行]ボタン112が設けられて
いる。
【0080】ここでユーザが、入力装置2を用いて、検
索結果登録画面110上の登録名入力フィールド111
に所望の登録名、例えば“結果5”を入力するための操
作を行い、[実行]ボタン112を選択すると、検索結
果記憶部209は、そのユーザ指定の登録名“結果5”
を入力装置2から入力する(ステップS24)。
【0081】次に検索結果記憶部209は、現検索結果
格納バッファ224に格納されている今回の検索結果
(今回検索された文書の文書ID)に、ステップS24
で入力した登録名“結果5”を付して、図15(a)の
状態にある検索結果群格納バッファ225に図15
(b)に示すように追加格納する(ステップS25)。
【0082】このように、ユーザ指定により、今回の検
索結果を以前の検索結果として検索結果群格納バッファ
225に格納できる。しかも、その際には、当該検索結
果にユーザ自身が任意の名称(登録名)を付与すること
ができる。これにより、ユーザ指定の以前の検索結果を
ユーザが容易に管理することができる。
【0083】なお、[登録]ボタンが選択されなかった
場合には、以下に述べるステップS26に進む。次に、
該当文書一覧中の文書の内容表示について説明する。
【0084】ユーザは、画面表示されている該当文書一
覧中の任意の文書の内容を表示させたい場合、該当文書
一覧の中から目的とする文書のタイトルを入力装置2の
操作(例えばマウスクリック操作)により選択する。
【0085】該当文書一覧の中から文書のタイトルが選
択指示された場合、制御部200は、該当文書一覧中の
文書の内容表示が指示されたものと判断し(ステップS
26)、該当文書内容表示部210を起動する。該当文
書内容表示部210は、ユーザが入力装置2を用いて選
択指示した該当文書一覧中のタイトルとペアをなす文書
IDにより外部記憶装置4を参照し、当該文書IDの文
書の内容を図17に示すようにデータ格納バッファ22
8に読み込む。そして該当文書内容表示部210は、デ
ータ格納バッファ228に読み込んだ文書の内容を文書
検索画面の内容表示領域65に表示する(ステップS2
7)。なお、領域65に一度に表示し切れない部分は、
画面スクロール操作に応じて表示される。
【0086】次に、新たな検索を行いたい場合或いは検
索を終了したい場合について説明する。ユーザは、新た
な検索を行いたい場合には、文書検索画面上の[検索]
ボタン61を再び選択し、検索を終了したい場合には、
文書検索画面上の[終了]ボタン62を選択する。
【0087】[検索]ボタン61が選択された場合には
(ステップS28)、初期化部201により前回検索結
果格納バッファ223及び検索結果群格納バッファ22
5を除く各バッファの内容、即ち検索式格納バッファ2
21、該当文書番号格納バッファ222、現検索結果格
納バッファ224、比較結果格納バッファ226、比較
対象格納バッファ227、データ格納バッファ228、
同文書格納バッファ229及び異文書格納バッファ23
0の内容がクリヤされ(ステップS29)、しかる後に
ステップS2に戻って、新たな検索対象データベースの
受け付けが可能な状態となる。
【0088】一方、[終了]ボタン62が選択された場
合には(ステップS3)、前記した一連の検索処理は終
了となる。なお、前記実施例では、検索結果群格納バッ
ファ225には、ユーザ指定の検索結果だけを保存する
ものとして説明したが、無条件で保存するようにしても
構わない。
【0089】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、ユ
ーザ指定の任意のキーワードによる検索を複数回行った
場合に、その検索結果が記憶できる構成とする他、記憶
された以前の文書検索結果と今回の文書検索結果とを比
較する構成とすることにより、今回検索された各文書が
新規に検索された文書であるか或いは以前にも検索され
た文書であるかを、ユーザに負担をかけることなく即座
に判別できる。
【0090】また、本発明によれば、前回得られた文書
検索結果を無条件で記憶しておき、今回の文書検索結果
と前回の文書検索結果との比較を自動的に行う構成とす
るこにより、今回検索された各文書が新規に検索された
文書であるか或いは前回も検索された文書であるかを、
ユーザが何ら意識することなく判別できる。
【0091】また、本発明によれば、ユーザ指定の文書
検索結果だけを以前の文書検索結果として記憶してお
き、ユーザから要求があった場合に、今回の文書検索結
果をユーザ指定の以前の文書検索結果のみと比較する構
成とすることにより、今回検索された各文書が、新規に
検索された文書であるか或いは以前にも検索された文書
であるかを、ユーザの意図した以前の文書検索結果の範
囲でユーザに負担をかけることなく判別できるため、ユ
ーザが所望する検索結果を正確に且つ簡単に得ることが
でき、しかも以前の文書検索結果を記憶するのに必要な
記憶領域も少なくて済む。
【0092】また、本発明によれば、今回の文書検索結
果を、検索された各文書毎に、前回(以前)の検索結果
との比較結果が反映されるように、区別して画面表示す
る構成とすることにより、ユーザは、検索された各文書
毎に、今回新規に検索された文書であるか或いは以前に
も(前回も)検索された文書であるかを画面上で視認で
きる。このようにユーザは、今回新規に検索された文書
と以前にも(前回も)検索された文書とを視覚的に判断
できるるようになり、ユーザが以前の検索結果を記憶し
ておくとかメモしておくといったことは必要なく、得ら
れた検索結果の全ての文書を見る必要がなく、絞り込む
検索の回数が減り、何度も同じ内容の文書を見てしまう
といった非効率的な作業が減少する。即ち本発明によれ
ば、ユーザの作業負担の軽減と検索の効率向上が図れ
る。
【0093】また、本発明によれば、今回の文書検索結
果のうち、今回新規に検索された文書、或いは以前にも
(前回も)検索された文書のうち、ユーザが望む種類の
文書だけを画面上で視認できるため、より効率の良い検
索が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る文書検索装置の概略構
成を示すブロック図。
【図2】図1中の制御装置1の内部の機能構成を図1中
の他の要素と関連付けて示すブロック図。
【図3】同実施例における検索処理の流れを説明するた
めのフローチャートの一部を示す図。
【図4】同実施例における検索処理の流れを説明するた
めのフローチャートの他の一部を示す図。
【図5】同実施例における検索処理の流れを説明するた
めのフローチャートの残りを示す図。
【図6】同実施例における文書検索画面(初期画面)例
を示す図。
【図7】文書検索画面の検索キー入力フィールド63に
検索キーが入力されている様子を示す図。
【図8】今回の文書検索結果である該当文書一覧が文書
検索画面の該当文書一覧表示領域64に表示されている
様子を示す図。
【図9】今回の文書検索結果のうち前回も検索された文
書の一覧が文書検索画面の該当文書一覧表示領域64に
表示されている様子を示す図。
【図10】今回の検索結果との比較対象となる以前の検
索結果をユーザに選択させるための比較対象一覧が文書
検索画面の内容表示領域65に表示されている様子を示
す図。
【図11】今回の検索結果を保存する際に付与される登
録名をユーザに入力させるための検索結果登録画面が文
書検索画面に重ねて表示されている様子を示す図。
【図12】図2中の検索式格納バッファ221の格納例
を示す図。
【図13】図2中の該当文書番号格納バッファ222の
格納例を示す図。
【図14】図2中の検索結果比較部204の動作説明図
をなすもので、図2中の現検索結果格納バッファ22
4、前回検索結果格納バッファ223、比較結果格納バ
ッファ226、同文書格納バッファ229及び異文書格
納バッファ230の格納例を対比して示す図。
【図15】図2中の検索結果群格納バッファ225の格
納例を、今回検索結果の保存前後について対比して示す
図。
【図16】図2中の比較対象格納バッファ227の格納
例を示す図。
【図17】図2中のデータ格納バッファ228の格納例
を示す図。
【符号の説明】
1…制御装置、2…入力装置、3…表示装置、4…外部
記憶装置、202…キー入力部(検索キー入力手段)、
61…[検索]ボタン、62…[終了]ボタン、63…
検索キー入力フィールド、64…該当文書一覧表示領
域、65…内容表示領域、81…[重複]ボタン(抜粋
指示手段)、82…[非重複]ボタン(抜粋指示手
段)、83…[比較]ボタン(選択指定手段)、84…
[登録]ボタン(検索結果記憶指示手段)、101…
[実行]ボタン(選択指定手段)、110…検索結果登
録画面、111…登録名入力フィールド、112…[実
行]ボタン(検索結果記憶指示手段)、203…検索
部、204…検索結果比較部、205…該当文書一覧表
示部、206…ユーザ選択部(選択指定手段)、207
…抜粋文書選択部(抜粋指示手段)、208…抜粋文書
表示部、209…検索結果記憶部、210…該当文書内
容表示部、211…登録済検索結果一覧表示部、221
…検索式格納バッファ、222…該当文書番号格納バッ
ファ、223…前回検索結果格納バッファ(バッファ手
段、第1のバッファ手段)。224…現検索結果格納バ
ッファ、225…検索結果群格納バッファ(バッファ手
段、第2のバッファ手段)、226…比較結果格納バッ
ファ、227…比較対象格納バッファ、228…データ
格納バッファ、229…同文書格納バッファ、230…
異文書格納バッファ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野上 謙一 東京都青梅市新町1381番地1 東芝コンピ ュータエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 中本 幸夫 東京都青梅市新町1381番地1 東芝コンピ ュータエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 岩井 勇 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会社 東芝柳町工場内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検索キーワードを入力する検索キーワー
    ド入力手段と、この検索キーワード入力手段により入力
    された検索キーワードを含む文書を検索対象文書群から
    検索する検索手段とを備えた文書検索装置において、 前記検索手段による以前の文書検索結果が記憶されるバ
    ッファ手段と、 前記検索手段により新たに行われた文書検索の結果を前
    記バッファ手段に記憶されている文書検索結果と比較す
    ることにより、今回検索された各文書について、新規に
    検索された文書であるか或いは以前にも検索された文書
    であるかを判別する検索結果比較手段と、 前記検索手段による今回の文書検索結果を、前記検索結
    果比較手段による次回以降の比較のために、前記バッフ
    ァ手段に記憶する検索結果記憶手段とを具備することを
    特徴とする文書検索装置。
  2. 【請求項2】 検索キーワードを入力する検索キーワー
    ド入力手段と、この検索キーワード入力手段により入力
    された検索キーワードを含む文書を検索対象文書群から
    検索する検索手段とを備えた文書検索装置において、 前記検索手段による前回の文書検索結果が記憶されるバ
    ッファ手段と、 前記検索手段により新たに文書検索が行われる毎に、そ
    の文書検索結果を前記バッファ手段に記憶されている前
    回文書検索結果と比較することにより、今回検索された
    各文書について、新規に検索された文書であるか或いは
    前回も検索された文書であるかを判別する検索結果比較
    手段と、 前記検索結果比較手段により前記前回文書検索結果との
    比較が行われる毎に、前記バッファ手段の内容を、前記
    検索結果比較手段による次の比較のために、前記検索手
    段による今回の文書検索結果に更新する検索結果記憶手
    段とを具備することを特徴とする文書検索装置。
  3. 【請求項3】 検索キーワードを入力する検索キーワー
    ド入力手段と、この検索キーワード入力手段により入力
    された検索キーワードを含む文書を検索対象文書群から
    検索する検索手段とを備えた文書検索装置において、 前記検索手段による前回の文書検索結果が記憶される第
    1のバッファ手段と、 前記検索手段による以前の文書検索結果が記憶される第
    2のバッファ手段と、 前記第2のバッファ手段に記憶されている前記以前の文
    書検索結果の中から任意の時期の文書検索結果を利用者
    操作に応じて選択指定するための選択指定手段と、 前記検索手段により新たに文書検索が行われる毎に、そ
    の文書検索結果を前記第1のバッファ手段に記憶されて
    いる前回文書検索結果と比較することにより、今回検索
    された各文書について、新規に検索された文書であるか
    或いは前回も検索された文書であるかを判別する他、前
    記選択指定手段により任意の文書検索結果が選択指定さ
    れた場合には、今回の文書検索結果を前記第2のバッフ
    ァ手段に記憶されている以前の文書検索結果のうち前記
    選択指定手段により選択指定された文書検索結果と比較
    することにより、今回検索された各文書について、新規
    に検索された文書であるか或いは以前にも検索された文
    書であるかを判別する検索結果比較手段と、 前記検索手段による今回の文書検索結果を前記第2のバ
    ッファ手段に記憶することを利用者操作に応じて指示す
    るための検索結果記憶指示手段と、 前記検索手段により新たに文書検索が行われる毎に、前
    記第1のバッファ手段の内容を、前記検索結果比較手段
    による次の比較のために、前記検索手段による今回の文
    書検索結果に更新する他、前記検索手段による今回の文
    書検索結果を、前記検索結果比較手段による次回以降の
    比較のために、前記検索結果記憶指示手段からの指示に
    応じて前記第2のバッファ手段に記憶する検索結果記憶
    手段とを具備することを特徴とする文書検索装置。
  4. 【請求項4】 前記検索結果比較手段により比較された
    今回の文書検索結果を、検索された各文書毎に、前記検
    索結果比較手段による前記判別結果が反映されるように
    区別して画面表示する該当文書一覧表示手段を更に具備
    することを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の文書
    検索装置。
  5. 【請求項5】 前記検索結果比較手段により判別された
    文書のいずれか一方を抜粋することを利用者操作に応じ
    て指示するための抜粋指示手段と、前記検索結果比較手
    段により判別された2種の文書のうち前記抜粋指示手段
    により指示された種類の文書を抜粋して画面表示する抜
    粋文書表示手段とを更に具備することを特徴とする請求
    項1乃至請求項3記載の文書検索装置。
  6. 【請求項6】 入力された検索キーワードを含む文書を
    検索する文書検索装置に適用される検索結果の異文献判
    別方法であって、 前記文書検索結果を記憶しておき、新たに行われた文書
    検索の結果を前記記憶しておいた以前の文書検索結果と
    比較することで、今回検索された各文書について、新規
    に検索された文書であるか或いは以前にも検索された文
    書であるかを判別することを特徴とする検索結果の異文
    献判別方法。
  7. 【請求項7】 入力された検索キーワードを含む文書を
    検索する文書検索装置に適用される検索結果の異文献判
    別方法であって、 前記文書検索結果を前回文書検索結果として無条件で記
    憶しておき、新たに文書検索を行う毎に、その文書検索
    結果を前記記憶しておいた前回文書検索結果と比較する
    ことで、今回検索された各文書について、新規に検索さ
    れた文書であるか或いは前回も検索された文書であるか
    を判別することを特徴とする検索結果の異文献判別方
    法。
  8. 【請求項8】 入力された検索キーワードを含む文書を
    検索する文書検索装置に適用される検索結果の異文献判
    別方法であって、 前記文書検索結果を前回文書検索結果として無条件で記
    憶しておく他、前記文書検索結果を利用者指定に応じて
    以前の文書検索結果として記憶しておき、 新たに文書検索を行う毎に、その文書検索結果を前記記
    憶しておいた前回文書検索結果と比較することで、今回
    検索された各文書について、新規に検索された文書であ
    るか或いは前回も検索された文書であるかを判別する
    他、利用者による比較指定を受け付けて、今回の文書検
    索結果を前記以前の文書検索結果のうちの指定された文
    書検索結果と比較することで、今回検索された各文書に
    ついて、新規に検索された文書であるか或いは以前にも
    検索された文書であるかを判別することを特徴とする検
    索結果の異文献判別方法。
  9. 【請求項9】 前記比較された今回の文書検索結果を、
    検索された各文書毎に、前記判別結果が反映されるよう
    に区別して画面表示することを特徴とする請求項6乃至
    請求項8記載の異文献判別方法。
  10. 【請求項10】 前記比較された今回の文書検索結果の
    うち、前記判別された文書の一方を利用者指定に応じて
    抜粋して画面表示することを特徴とする請求項6乃至請
    求項8記載の検索結果の異文献判別方法。
JP6178757A 1994-07-29 1994-07-29 文書検索装置及び同装置に適用される検索結果の異文献判別方法 Pending JPH0844750A (ja)

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JP6178757A JPH0844750A (ja) 1994-07-29 1994-07-29 文書検索装置及び同装置に適用される検索結果の異文献判別方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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