JP2571043B2 - 文字置換装置 - Google Patents

文字置換装置

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JP2571043B2
JP2571043B2 JP61210545A JP21054586A JP2571043B2 JP 2571043 B2 JP2571043 B2 JP 2571043B2 JP 61210545 A JP61210545 A JP 61210545A JP 21054586 A JP21054586 A JP 21054586A JP 2571043 B2 JP2571043 B2 JP 2571043B2
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、文字置換装置に関するものであり、特にワ
ードプロセッサ、あるいは各種計算機端末に配置された
文字表示装置等にあらかじめ表示されたテキストつまり
原文字の少なくとも一部を第1の文字で置き換え、さら
に該第1の文字を第2の文字に変換する文字置換装置に
関するものである。
(従来の技術) ワードプロセッサ、あるいは各種計算機端末に配置さ
れた文字表示装置等(以下、表示装置という)に文字、
文章等を入力し、表示させる場合、通常は、前記表示装
置の画面は、文字表示領域と文字変換領域とに分割され
ていて、まず前記文字変換領域に第1の文字(例えばひ
らがな)を入力し、該文字変換領域において前記第1の
文字を第2の文字(例えば漢字)に変換し、その後文字
表示領域の入力点に前記第2の文字を移動させるという
操作を必要とする。
第13〜15図は従来の表示装置の画面を示す概略図であ
る。各々の図において、101,201,301は表示部(画
面)、102は表示部を文字表示領域104と文字変換領域10
3とに分割する境界線である。
これらの例においては、各境界線102の下方における
文字変換領域に第1の文字を入力し、該第1の文字を第
2の文字に変換した後、オペレータは所望の第2の文字
を選択して、該文字を文字表示領域104に表示させる。
なお、第14,15図における203,303は、第2の文字(図
示された例では漢字)の表示枠である。
このような、ひらがなから漢字への文字変換方法、あ
るいは画面を文字表示領域と文字変換領域とに分割し、
文字変換領域において候補漢字を選択する文字変換方法
は、例えば特開昭56−129938号公報、特開昭57−201926
号公報に記載されている。
ところで、このような従来の文字変換方法において
は、前述したように、文字変換領域において第1の文字
を入力し、該第1の文字を第2の文字に変換し、その
後、文字表示領域の入力点に第2の文字を移す必要があ
る。
この手法においては、最終的に第2の文字を入力する
画面上の領域と、第1の文字を入力し、第2の文字に変
換する領域とが異なるために、当該表示装置のオペレー
タの視点の移動が多くなり、文字入力操作を行ないにく
い。またオペレータの目の疲労度も大きくなる。
そこで、このような欠点を解消するために、富士ゼロ
ックス株式会社製8080−J Star IIにおいては、あらか
じめ画面上に表示されたテキスト上に第2の文字を挿入
する場合においてのみ、前記テキストの挿入部分に直接
第1の文字を入力し、かつその部分で第2の文字に変換
する機能が具備されている。
(発明が解決しようとする問題点) 上記した従来の技術は、次のような問題点を有してい
た。
前記したように、あらかじめ画面上に表示されたテキ
スト上に第2の文字を挿入する場合においては、テキス
ト上に直接第1の文字を入力し、かつその部分で第2の
文字に変換する手法が実現されているが、その他の場
合、例えば、テキストの一部を第2の文字で置き換える
場合(以下、置き換えモードという)においては、いま
だ実現されていない。
ところが、テキスト上に直接第1の文字を入力し、か
つその領域で第2の文字に変換しようとすると、第2の
文字の文字数が第1の文字の文字数よりも少ない場合
に、その文字数だけ元のテキストの文字が失われてしま
う。
つまり、周知のように表示装置に表示されるテキスト
は、一般にはバッファに記憶される。したがって、テキ
スト上に直接第1の文字を入力する場合、バッファ内に
は前記第1の文字が記憶され、該第1の文字により上書
きされたテキストの文字、換言すれば該第1の文字に置
き換えられたテキストの文字は消滅する。
この結果、前記第1の文字を第2の文字に変換して画
面に表示した場合、第2の文字の文字数(あるいはバイ
ト数)が第1の文字の文字数(あるいはバイト数)より
も少ない場合には、その差に相当する文字数だけ、上書
きされたテキストの文字が失われてしまう。
すなわち、第2の文字により上書きされるテキストの
文字以外の文字が失われてしまう。
したがって、例えば、ひらがなと漢字とが混在してい
るテキスト中の、漢字より成るある特定の単語を、漢字
より成り、前記単語と同一のバイト数を有する単語(第
2の文字)に置き換えて、前記テキストを別な意味に構
成しなおすような場合、該第2の文字により上書きされ
るテキストの文字以外の文字が消えると、その文字を再
び入力しなければならなくなり、当該単語置き換え作業
が極めて面倒になる。
本発明は、前述の問題点を解決するためになされたも
のである。
(問題点を解決するための手段および作用) 前記の問題点を解決するために、本発明は、表示用メ
モリの記憶内容に従って表示を行う表示手段と、文字入
力位置を指示するためのカーソルを制御するカーソル制
御手段と、第1の文字を入力する文字入力手段と、前記
第1の文字の入力に応答して、前記表示用メモリに記憶
された文字のうち前記カーソルで指示された該第1の文
字の入力位置に対応する原文字を予定の待避用メモリに
待避させる文字待避手段と、前記表示用メモリの、前記
待避させた原文字が記憶されていた領域に前記第1の文
字を記憶させる第1の文字書込手段と、予定の変換手段
からの変換指示に応答して、前記第1の文字を第2の文
字に変換する変換手段と、前記第1の文字から変換され
た第2の文字を、前記表示用メモリ上の第1の文字の先
頭から書込み、該第2の文字と重複する前記第1の文字
を該第2の文字で置換える第2の文字書込手段と、前記
第1の文字のうち、前記第2の文字と重複しない部分が
書き込まれている領域に、該領域から前記待避用メモリ
に待避させた前記原文字を復帰させる文字復帰手段とを
具備した点に特徴がある。
前記特徴を有する本発明では、文字変換領域を使わず
に、かつ第2の文字で上書きされるテキストつまり原文
字以外の文字を消すことなく、テキスト上の任意の位置
に第2の文字を入力することができる。
(実施例) 以下に図面を参照して、本発明を詳細に説明する。
第3図は本発明が適用されたワードプロセッサの外観
を示す概略斜視図である。
文字は鍵盤5(キーボード)および/あるいは指示装
置6を用いて入力され、表示装置(CRT)1のカーソル
7の位置に表示される。
前記表示装置1に表示されたテキストの一部を第2の
文字に置き換えるための置き換えモードの設定は、鍵盤
5または指示装置6を用いて行なわれる。
第1図および第2図、ならびに第16図に関して後述す
るように、置き換えモードにおいては、第1の文字によ
り上書きされたテキストの文字は、一時的に当該ワード
プロセッサ内の記憶装置に記憶されるが、この例におい
ては、前記上書きされたテキストの文字は、本体2内の
主記憶装置もしくは補助記憶装置3、または簡易補助記
憶装置4に格納される。
第4図は第3図に示されたワードプロセッサの概略構
成図である。
第4図において、マイクロコンピュータ10は、CPU1
1、ROM12、RAM13および入出力インターフェイス16を備
えていて、それらは、共通バス17により接続されてい
る。前記共通バス17には、さらに文字変換用辞書14およ
び文字発生回路15が接続されている。
第3図に示された表示装置1、ならびに鍵盤5および
指示装置6は、前記入出力インターフェイス16に接続さ
れている。
前記鍵盤5の任意のキーが押下されると、CPU11は前
記キーがどのキーであるかを識別し、かつあらかじめ設
定されたシフト(すなわち、ひらがな表示シフト、カタ
カナ表示シフト、英字表示シフト等のいずれか)に応じ
て、文字発生回路15を付勢する。前記文字発生回路15
は、ROM12から適当な文字パターンを選択し、該文字パ
ターンを表示装置1に表示する。
前記文字変換用辞書14は、例えばひらがなを漢字に変
換するための辞書である。
前記RAM13は、その内部に記憶された種々のプログラ
ムにより、CPU11を制御し、また第3図に関して前述し
たように第1の文字により上書きされたテキストの文字
を記憶する。
第16図は本発明の基本的構成を示す機能ブロック図で
ある。第16図において、第4図と同一の符号は、同一ま
たは同等部分をあらわしている。
第16図において、鍵盤5、指示装置6(第3,4図)等
より成る入力装置51は、カーソル制御手段57、およびか
な漢字変換回路52を介して文字待避制御装置53に接続さ
れている。文字変換用辞書14は、前記かな漢字変換回路
52に接続されている。
前記文字待避制御装置53には、表示用メモリ54、待避
用メモリ55、カウンタ56、および前記カーソル制御装置
57が接続されている。
前記表示用メモリ54には、文字発生回路15が接続され
ている。また前記文字発生回路15は、前記カーソル制御
装置57と共に表示装置1に接続されている。さらに必要
に応じて、前記文字発生回路15にはプリンタ60が接続さ
れる。
前記入力装置51は、本発明が適用されるワードプロセ
ッサ等の表示装置のモード指定、例えば新規に文章を画
面上に表示させる文章作成モード、画面上に表示された
文章(テキスト)の少なくとも一部を他の語句で置き換
える置き換えモード、あるいは画面上に表示された文章
中に所定の語句を挿入する挿入モード等のモード指定を
行なったり、カーソルを移動させたり、また画面上にひ
らがな、英数字等の文字を表示させたり、さらに画面上
に表示された文字を他の種類の文字に変換(例えば、ひ
らがなを漢字に変換)したりするために用いられる。
さて、表示されたテキストの一部を他の語句で置き換
える、本発明の特徴的な処理動作を説明する。この処理
動作は、画面に表示されたテキスト上にカーソルが配置
されており、かつ、入力装置51により置き換えモードの
指定が行なわれてから実行される。
まず、表示されたテキストの所定の位置(すなわち、
語句の置き換えを行なう冒頭の位置)に入力装置51を用
いてカーソルを移動して、該入力装置51により例えばひ
らがな(第1の文字)のキーを打鍵する。このとき、表
示用メモリ54内に記憶された、カーソル位置に対応する
テキストの文字のコードは、文字待避制御装置53へ読出
され、そして待避用メモリ55内に記憶される。またこれ
と同時に、打鍵された文字の文字数、もしくは前記待避
用メモリ55内に記憶された文字の文字数(すなわち、
1)、または該文字のバイト数がカウンタ56に加算され
る。
その後、打鍵された第1の文字の文字コードは、前記
表示用メモリ54内の、待避された文字が記憶されていた
領域に記憶される。
換言すれば、入力装置51により入力された第1の文字
が、カーソル位置に対応する表示用メモリ54内の領域に
記憶されると共に、該第1の文字が記憶される領域にそ
れまで記憶されていたテキストの文字が、待避用メモリ
55に記憶される。
そして、その後、カーソルはテキストの次の文字へ移
動する。
前記入力装置51により再び第1の文字を入力すれば、
該第1の文字がカーソル位置に対応する表示用メモリ54
内の領域に記憶されると共に、該第1の文字が記憶され
る領域にそれまで記憶されていたテキストの文字が待避
用メモリ55に記憶される。
カウンタ56には、待避用メモリ55に記憶されたテキス
トの文字の全文字数、または全バイト数が記憶される。
ここで、入力される第1の文字のバイト数がカーソル
位置に対応するテキストの文字のバイト数と異なるとき
は、第1の文字により上書きされるテキストの文字が完
全な形で待避用メモリ55に記憶されるように、前記第1
の文字のバイト数以上であって、カーソル位置に対応す
る文字を含む最小の文字数だけ、画面上に表示されたテ
キストの文字が待避用メモリ55に記憶される。この処理
については、第1図のステップS8ないしS14に関して、
詳細に後述する。
つぎに、第1の文字により、所定の語句が入力された
ならば、前記入力装置51により、前記第1の文字を第2
の文字(漢字)に変換する処理を行なうためのキーを打
鍵する。これにより、表示用メモリ54内に記憶された第
1の文字のすべてが、文字待避制御装置53を介してかな
漢字変換回路52へ読み出される。
前記かな漢字変換回路52においては、文字変換用辞書
を用いて、前記第1の文字の文字コードが第2の文字の
文字コードに変換される。
そして、前記第2の文字の文字コードは、再び文字待
避制御装置53を介して、表示用メモリ54の、第1の文字
が記憶されていた領域に記憶され、かつ、文字発生回路
15において、前記文字コードに応じた文字パターンが発
生し、表示装置1に該第2の文字が表示される。
また、これと同時に、変換された第2の文字の全文字
数、または全バイト数が、カウンタ56から減算される。
そして、前記カウンタ56内のカウント値、すなわち第1
の文字により上書きされ、待避用メモリ55内に記憶され
たテキストの文字の全文字数または全バイト数から、第
2の文字の全文字数または全バイト数を減じた差だけ、
前記待避用メモリ55に記憶されているテキストの末尾か
ら文字を読出し、前記表示用メモリ54内の、第2の文字
が記憶されている領域のつぎの領域に記憶する。そし
て、前記文字も文字発生回路15を介して表示装置1の所
定位置に表示される。
ここで、前記待避用メモリ55から読出されるべき文字
の中に、不完全な文字、例えば全角文字の右側等が混在
しているとき、該文字は読出されない。そして、前記不
完全文字が表示されるべき画面上の領域には、ヌル(nu
ll)がつめられる。
待避用メモリ55に記憶されたテキストの文字が前記表
示用メモリ54に復帰されたときには、カーソル制御装置
57により、復帰されたテキストの冒頭文字上にカーソル
が移動される。
つぎに、以上の構成を有するワードプロセッサの文字
置換方法、換言すれば置き換えモードにおける文字変換
方法を、ひらがなを漢字に変換する場合を例にとって、
さらに詳細に説明する。
第2図は第16図に示された機能ブロック図において、
カウンタ56が文字数をカウントする場合の、該ブロック
図の動作を示すフローチャート、第5〜7図は前記フロ
ーチャートを説明するための、表示装置の画面を示す概
略図である。
表示部20上には、第5図の符号21で示されるように、
あらかじめ入力されたテキストが表示されているものと
する。
まず、第2図のステップS1において、表示部20に表示
された入力済のテキスト上に、カーソル7があるか否か
が判別される。テキスト上にカーソル7がなければ当該
処理は終了し、カーソル7があれば、ステップS2へ移行
する。
ステップS2においては、当該ワードプロセッサが置き
換えモードであるか否かが判別される。置き換えモード
なければ当該処理は終了し、置き換えモードであれば、
ステップS21へ移行する。
ステップS21においては、n=0と設定される。
つぎにステップS5において、第1の文字が入力された
か否かが判別される。第1の文字が入力されたならば、
ステップS7において、該第1の文字をテキスト上のカー
ソル7の位置に表示すると共に、例えば主バッファに記
憶する。
このステップS7の処理は、後述するステップS24の処
理の後に行なうようにしても良い。
ステップS22においては、nに1が加算される。
つぎにステップS23において、前記第1の文字が入力
された画面上の領域をE(n)としてメモリに記憶す
る。
ステップS24においては、前記ステップS5において入
力された第1の文字により上書きされたテキスト上の文
字を、A(n)としてメモリ(副バッファ、RAM13等)
に記憶する。
そして、ステップS12において、カーソル7を次の文
字へ移動させる。その後、当該処理はステップS5に戻
る。
このようにステップS5からステップS12へ至る処理を
繰返し行なうことにより、あらかじめ表示されたテキス
トの任意の位置を始点として、第1の文字を複数入力す
ることができる。
すなわち、第5図に示されたテキストの先頭の文字か
ら「あした」と第1の文字を入力すれば、該第1の文字
は、第6図の符号22で示されるように、前記テキスト上
の「今日は」の文字の上に上書きされ、またカーソル
は、符号7Aで示されるように、前記第1の文字の隣りの
文字「雨」に移動する。そして、前記ステップS23にお
いては、E(1)として第1の文字「あ」が表示された
領域が記憶され、同様にE(2)およびE(3)として
第1の文字「し」および「た」が表示された領域が記憶
される。またステップS24においては、A(1),A
(2),およびA(3)として、前記第1の文字により
上書きされたテキストの、「今」、「日」、および
「は」の文字が記憶される。
さて、ステップS5において第1の文字が入力されたこ
とが判別されないときは、ステップS6において、第1の
文字が第2の文字に変換されたか否かが判別される。第
2の文字に変換されたことが判別されないときは、当該
処理はステップS5に戻り、変換されたときは、ステップ
S15に移行する。
ステップS15においては、第7図の符号25で示される
ように、第2の文字が第1の文字の先頭の位置から表示
される。
つぎに、ステップS25において、前記第2の文字の文
字数Nが記憶される。この例においては、N=2であ
る。
ステップS26においては、nがNよりも大きいか否か
が判別され、大きいときは当該処理はステップS27へ移
行する。
ステップS27においては、前記ステップS23でE(n)
として記憶された領域に、前記ステップS24でA(n)
として記憶された文字が表示される。
すなわち、第6図に示したように第1の文字として
「あした」と入力し、第7図に示したように前記第1の
文字が「明日」と第2の文字に変換された場合において
は、n=3,N=2である。したがって、当該処理はステ
ップS26からステップS27に移行し、第7図の符号21Aで
示されるように、E(3)として記憶された領域に、A
(3)として記憶された第1の文字「は」が表示され
る。
つぎに、ステップS28において、画面上の領域E
(n)にカーソルを移動させる。この例においては、第
7図の符号7Bで示される領域E(3)にカーソルが移動
される。
ステップS29においては、nから1が減算され、その
後、当該処理はステップS26に戻る。
前記ステップS26において、まだnがNよりも大きけ
れば、再びステップS27以降の処理を行ない、nがNと
等しくなれば、当該処理は終了する。
以上の説明より明らかなように、この処理動作におい
ては、第2の文字の文字数が、第1の文字により上書き
されたテキストの文字の文字数よりも少ないときに、そ
の差分に相当する字数だけ、前記第1の文字により上書
きされたテキストの文字を画面上に復帰させることがで
きる。
また、ステップS28で行なったように、第2の文字の
文字数が、第1の文字により上書きされたテキストの文
字の文字数よりも少ないときに、画面上に復帰された文
字上にカーソルを移動させるようにしているので、前記
第2の文字への変換操作に続けて元のテキストを書き換
えたり、修正したりする場合に極めて都合が良い。
さて、前掲したフローチャートは、ひらがなおよび漢
字のみから成るテキスト、すなわち全角文字のみから成
るテキストの一部を置き換える手法を示したものである
が、次に全角文字および半角文字が混在しているテキス
トの一部を置き換える手法を説明する。周知のように、
2バイトコードの全角文字(ひらがなおよび漢字)は、
1バイトコードの半角文字(例えば数字)の倍の幅を有
している。
第1図は第16図に示された機能ブロック図において、
カウンタ56がバイト数をカウントする場合の、該ブロッ
ク図の動作を示すフローチャート、第8〜12図は前記フ
ローチャートを説明するための、表示装置の画面を示す
概略図である。
表示部20上には、第8図の符号31で示されるように、
あらかじめ入力されたテキストが表示されているものと
する。
まず、第1図のステップS1において、入力済のテキス
ト上にカーソル7があるか否かが判別され、続いてステ
ップS2において、当該ワードプロセッサが置き換えモー
ドであるか否かが判別される。
つぎに、ステップS3およびS4において、i=0および
j=0と設定される。前記iは、後述するステップS5に
おいて入力される第1の文字の合計のバイト数、また前
記jは、第1の文字により上書きされ、ステップS10ま
たはS13において記憶されるテキストの文字の合計のバ
イト数を示す。
つぎにステップS5において、第1の文字が入力された
か否かが判別され、またステップS6においては、入力さ
れた第1の文字が第2の文字に変換されたか否かが判別
される。
前記ステップS5において、第1の文字が入力されたこ
とが判別されると、次にステップS7において、該第1の
文字がテキスト上のカーソルの位置に表示され、また該
第1の文字が主バッファに記憶される。このとき、入力
された第1の文字が全角文字であり、該第1の文字によ
り上書きされたテキストの文字が半角文字である場合に
は、該半角文字2文字分の上に第1の文字が表示され
る。
また、入力された第1の文字が全角文字であり、該第
1の文字により上書きされたテキストの文字が半角文字
および全角文字の一部(すなわち、左半分)である場合
には、前記半角文字および全角文字の一部上に第1の文
字が表示され、前記全角文字の残り(右半分)にはヌル
がつめられる。具体的に言えば、第8図に示されたテキ
スト上に、第9図の符号32で示されるように第1の文字
を入力し、表示した場合には、該第1の文字の4文字目
の「ん」は、半角文字の「1」と全角文字「月」の第1
バイト(左半分)との上に表示されるために、前記
「月」の第2バイト(右半分)には、符号33で示される
ようにヌルがつめられる。
このステップS7の処理は、後述するステップS11また
はS14の処理の後に行なうようにしても良い。
ステップS8においては、前記第1の文字のバイト数が
iに加算される。
つぎにステップS9においては、上書きされたテキスト
の文字の中に、文字の最後の部分を含まない不完全な文
字が含まれているか否かが判別される。
第9図に示された第1の文字のうち、「ヘ」、第2文
字目の「ん」、および「か」を入力したときは、該第1
の文字に上書きされたテキストの文字の中に、文字の最
後の部分を含まない不完全な文字が含まれていないの
で、この場合、当該処理はステップS9からステップS10
に移行する。
前記第1の文字に上書きされたテキストの文字のバイ
ト数は(i−j)バイトであり、ステップS10において
は、このバイト数だけテキストの文字が幅バッファに記
憶される。
ステップS11においては、副バッファに記憶されたテ
キストの全バイト数jとして、入力された第1の文字の
全バイト数iが定義される。
そして、ステップS12において、次のテキストの文字
にカーソルが移動され、その後、当該処理はステップS5
に戻る。
第9図に示された第1の文字のうち、第4文字目の
「ん」を入力したときは、該第1の文字に上書きされた
文字の中に、文字の最後の部分を含まない不完全な文字
「月」が含まれているので、当該処理はステップS9から
ステップS13に移行する。
ステップS13においては、(i−j)バイト(すなわ
ち前記第4文字目の「ん」により上書きされた半角文字
「1」、および全角文字「月」の左半分)、および前記
不完全な文字の最後の部分(すなわち前記全角文字
「月」の右半分、フローチャートにおいては残りバイト
と略記)が副バッファに記憶される。
ステップS14においては、副バッファに記憶されたテ
キストの全バイト数jとして、入力された第1の文字の
全バイト数iと前記残りバイトとの和が定義される。そ
の後、当該処理はステップS12に移行する。
以上の説明から明らかなように、第8図のテキスト31
の先頭から、第9図に示されるように「へんかん」と第
1の文字を入力した場合には、入力された第1の文字の
全バイト数iは8となり、副バッファに記憶されるテキ
ストの文字(第8図の符号36)の全バイト数jは9とな
る。また、カーソルは、符号7Aで示される位置に移動す
る。
またその後、例えば符号33で示されるヌルおよびテキ
ストの半角文字「3」の上に、全角文字を第1の文字と
して上書きした場合には、iは10となり、また当該処理
はステップS9からステップS10およびS11に移行し、jは
10となる。
さて、第1の文字が第2の文字に変換された場合、当
該処理は前記ステップS6からステップS15に移行し、第1
0図の符号35で示されるように、変換された第2の文字
が前記第1の文字の先頭位置から表示される。
ステップS16においては、前記第2の文字のバイト数
Mが記憶される。第10図に示された例においては、M=
4である。
ステップS17においては、前記副バッファ内に記憶さ
れたテキストの全バイト数jが、前記第2の文字のバイ
ト数Mよりも大きいか否かが判別される。
大きければステップS18において、(j−M)バイト
だけ、前記副バッファ内に記憶されたテキストの文字が
終りから読出され、前記第2の文字の次に表示される。
第8〜10図に示された例では、前述したようにj=9、
M=4であるから、記憶されたテキストの文字が5バイ
トだけその終りから読出され、符号31Aで示されるよう
に、前記第2の文字の次に表示される。
そして、ステップS19においては、第10図の符号7Bで
示されるように、読出されたテキストの先頭にカーソル
が移動される。その後、当該処理は終了する。
前記ステップS17において、jがMよりも大きいと判
別されなかったときは、当該処理はステップS18およびS
19に移行することなく終了する。
さて、第10図に示されたカーソル位置7Bから、第11図
の符号42で示されるように「ほうほう」と再度第1の文
字を入力したときは、前記第1の文字により上書きさ
れ、副バッファに記憶されるテキストの文字(第10図の
符号37)のバイト数jは8である。カーソルは、符号7C
で示される位置に移動する。
そして、前記第1の文字を第12図の符号45で示される
ように、「方法」と第2の文字に変換した場合には、該
第2の文字のバイト数Mは4であるから、ステップS18
においては、前記副バッファに記憶されたテキストの文
字が、その終りから4バイトだけ読出されて、第2の文
字のつぎに表示される。ただし、読出される文字の終り
から4バイト目は、全角文字「月」の第2バイトである
ために、画面上には、符号31Bで示されるように「3
日」と3バイト分だけ表示され、前記「月」の第2バイ
トには、符号43で示されるようにヌルがつめられる。そ
して、ステップS19における処理では、カーソルは、符
号7Dで示されるように、ヌルの領域へ移動する。
以上の説明より明らかなように、この処理動作におい
ては、半角文字および全角文字が混在しているテキスト
上に第1の文字を入力し、そして該第1の文字を第2の
文字に変換した場合においても、第2の文字のバイト数
Mが、第1の文字により上書きされ、かつ副バッファに
記憶されたテキストの文字の全バイト数jよりも小さけ
れば、その差に相当するバイト数だけ前記テキストの文
字を読出し、該文字のうち、完全なものだけが画面に復
帰される。
さて、前掲した第1図のフローチャートにおいては、
半角および全角文字、すなわち1バイトコード文字およ
び2バイトコード文字が混在しているテキストに第1の
文字を入力する場合について説明されているが、他のバ
イト数の文字(例えば4バイトコード文字)を含むテキ
ストに、第1の文字を入力することもできる。
また、前述の説明は、当該文字置換装置は日本語ワー
ドプロセッサに適用されるものとして述べられている
が、本発明は日本語以外の言語のワードプロセッサ、自
動翻訳機、あるいは各種計算機の端末に配置された表示
装置等にも適用可能であることは言うまでもない。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、つ
ぎのような効果が達成される。
(1) 文字変換領域を使う必要がないので、画面を広
く使うことができる。
また、テキスト上における実際の入力領域と、第1の
文字が入力される領域および該第1の文字が第2の文字
に変換される領域とが同じであるために、オペレータの
視点の移動がなくなり、該オペレータの疲労が軽減され
る。
(2) 第1の文字で上書きされた文字、つまり退避用
メモりに一旦退避されたテキストのうち、変換された第
2の文字と重複しない部分を復帰させるようにしたの
で、例えばテキスト中のある特定の単語を、該単語と同
一のバイト数を有する別な単語(第2の文字)に置き換
えて、前記テキストを別な意味に構成しなおすような場
合、テキストの、該第2の文字、すなわち該第2の文字
(例えば漢字)に変換される前の、第1の文字(例えば
かな文字)のうち第2の文字と重複しない部分により上
書きされる文字以外の文字を再入力する必要がなくな
り、当該置き換え作業が容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第16図に示された機能ブロック図において、カ
ウンタがバイト数をカウントする場合の、該ブロック図
の動作を示すフローチャート、第2図は第16図に示され
た機能ブロック図において、カウンタが文字数をカウン
トする場合の、該ブロック図の動作を示すフローチャー
ト、第3図は本発明が適用されたワードプロセッサの外
観を示す概略斜視図、第4図は第3図に示されたワード
プロセッサの概略構成図、第5〜7図は第2図のフロー
チャートを説明するための、表示装画面を示す概略図、
第8〜12図は第1図のフローチャートを説明するため
の、表示装置の画面を示す概略図、第13〜15図は従来の
表示装置の画面を示す概略図、第16図は本発明の基本的
構成を示す機能ブロック図である。 1……表示装置、2……本体、3……補助記憶装置、 4……簡易補助記憶装置、5……鍵盤、 7……カーソル、10……マイクロコンピュータ、 11……CPU、12……ROM、13……RAM、 14……文字変換用辞書、15……文字発生回路、 16……入出力インターフェイス、 17……共通バス、20……表示部、 51……入力装置、52……かな漢字変換回路、 53……文字待避制御装置、 54……表示用メモリ、55……待避用メモリ、 56……カウンタ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】あらかじめ表示されたテキストの一部の文
    字を、カーソルで指定された位置を起点として、入力さ
    れた第1の文字を変換して得られた第2の文字で置き換
    えるように構成された文字置換装置において、 表示用の文字を記憶する表示用メモリと、 前記表示用メモリの記憶内容に従って表示を行う表示手
    段と、 文字入力位置を指定するためのカーソルを制御するカー
    ソル制御手段と、 あらかじめ表示されたテキストの一部の文字を退避させ
    るための退避用メモリと、 前記第1の文字を入力する文字入力手段と、 前記カーソルで指示された位置を起点として前記第1の
    文字を表示するために、前記文字入力手段による入力に
    応答して前記表示用メモリに前記第1の文字を記憶させ
    る第1の文字書込手段と、 前記文字入力手段による入力に応答して、前記第1の文
    字が記憶されるべき位置に予め記憶されていた文字を、
    前記表示用メモリから前記退避用メモリに退避させる文
    字退避手段と、 前記第1の文字を第2の文字に変換する変換指示を与え
    る指示入力手段と、 前記変換指示に応答して、前記第1の文字を第2の文字
    に変換する変換手段と、 前記第1の文字から変換された第2の文字を前記カーソ
    ルで指示された位置を起点として表示するために、前記
    表示用メモリに前記第2の文字を記憶させる第2の文字
    書込手段と、 前記あらかじめ表示されたテキストのうち、前記第1の
    文字と前記第2の文字の文字数の差により失われた文字
    を再表示するために、前記退避した文字の一部を前記退
    避用メモリから前記表示用メモリに復帰させる文字復帰
    手段とを具備し、 あらかじめ表示されたテキストの一部の文字を、カーソ
    ルで指定される位置を起点として、入力された第1の文
    字を変換して得られた第2の文字で置き換える際に、テ
    キスト上に直接前記第1の文字を入力し、かつその部分
    で前記第2の文字に変換することを特徴とする文字置換
    装置。
  2. 【請求項2】前記カーソル制御手段は、前記退避用メモ
    リからの文字の復帰に対応して、該復帰された文字の先
    頭文字上にカーソルを移動するように構成されたことを
    特徴とする前記特許請求の範囲第1項記載の文字置換装
    置。
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