JP2713951B2 - 文書作成装置及び表示制御方法 - Google Patents

文書作成装置及び表示制御方法

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JP2713951B2 JP63042482A JP4248288A JP2713951B2 JP 2713951 B2 JP2713951 B2 JP 2713951B2 JP 63042482 A JP63042482 A JP 63042482A JP 4248288 A JP4248288 A JP 4248288A JP 2713951 B2 JP2713951 B2 JP 2713951B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、文節切り直し機能を有するかな漢字変換
方式の文書作成装置に係り、特に文節切り直し中におけ
る対象文字列の表示制御に好適な文書作成装置及び表示
制御方法に関する。
(従来の技術) 一般にかな漢字変換方式を適用する文書作成装置は、
入力手段から入力された読みデータ列を文節単位に区切
ってかな漢字変換を行い、その変換された文節列を構成
する同音語候補列またはその一部を所定表示領域に表示
して、ユーザ操作による同音語(同音異義語)選択確定
に供するようになっている。しかし、上記のかな漢字変
換における文節の区切りは、区切りそれ自体は文法的に
問題なくとも、ユーザの意図するものと異なる場合があ
る。そこで、このような事態に対処するために、近年は
ユーザのキー操作等で文節の区切りを変更する文節切り
直し機能を有する文書作成装置が開発されている。
この種の文書作成装置では、文節切り直し中の文節
(の読みを示す文字列)の表示領域上への表示を、選択
確定操作が可能な通常の同音語候補列の表示と同様に扱
い、切り直し中文節の少なくとも先端(先頭文字)が表
示領域に収まるように移動制御するのが一般的であっ
た。この方式は、表示領域が十分に確保されている場合
には文節終端も必ず表示されるため問題はない。しか
し、マルチウインドウ機能等の利用により小さな表示領
域が設定されて表示文字数が制限された場合には、切り
直し中文節の文字長によっては、その先端(先頭文字)
を含む数文字は表示されても、その終端(最終文字)を
含む数文字は表示領域に収めることができず表示されな
い虞が生ずる。この場合、ユーザは所望の文節切り直し
を行うことが困難であった。
(発明が解決しようとする課題) 上記したように従来は、表示領域の大きさが著しく制
限されるような場合には、文節切り直しの文節の終端が
表示されなくなる虞があり、この場合、ユーザは文節の
切れ目が視認できないために文節切り直しが思うように
行えないという問題があった。
したがってこの発明は、文節切り直し中の文節の文字
数が表示領域に表示可能な文字数より多い場合でも、文
節切り直しのための操作が思い通りに行える文書作成装
置及び表示制御方法を提供することを解決すべき課題と
する。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明は、次候補の表示の指示に応じて文節列のう
ちの指定された文節に対応する次候補を表示する際に
は、置き換えられる次候補の先端が優先された状態で所
定表示領域内に表示するようにし、一方、文節切り直し
の指示に応じて文節列のうちの指定の文字列に対応する
読みデータを表示する際には、置き換えられる読みデー
タの終端が優先された状態で上記所定表示領域内に表示
するようにしたことを特徴とするものである。
(作用) 上記の構成によれば、次候補の表示の際にはその先端
を含む何文字かが必ず表示されるのでその次候補の認識
が容易となる。一方、文節切り直しにより文節が切り直
された文字列の読みデータの表示の際にはその終端を含
む何文字かが必ず表示されるのでその文節の切れ目が明
瞭に認識できる。
(実施例) 第1図はこの発明の一実施例に係る同音語表示制御処
理手順を示すフローチャート、第2図は上記処理手順を
実現するかな漢字変換方式の文書作成装置のブロック構
成図である。
第2図において、10はマイクロプロセッサ(以下、CP
Uと称する)、11はCPU10によりアクセスされるRAM、12
はROMである。CPU10は装置全体の制御を行うもので、上
記RAM11およびROM12をアクセスして、入力指示に従うプ
ログラムの起動で、かな漢字変換方式による文書作成処
理、更には上記第2図に示すような同音語表示制御処理
等を実行する。RAM11には、文書領域、行イメージ領域
(印字バッファ)、外字登録領域、語句登録領域(いず
れも図示せず)、更には後述する同音語表示データブロ
ックを格納するための同音語表示バッファ11aの領域な
どが確保される。ROM12は、CPU10の動作を決定するプロ
グラムや第1図に示すような同音語表示制御ルーチンを
含む入出力プログラム等を格納したプログラム領域13を
はじめ、表示あるいは印字文字パターン等を記憶する文
字パターン領域14、“かな”或はローマ字で入力された
読みを漢字に変換するための各種辞書が登録された辞書
領域15等を有している。
また、16はキーボード(KB)、18は表示器、21はフロ
ッピィディスク装置(FDD)、23はプリンタ(PRT)であ
る。キーボード(KB)16は、文書作成等に必要な入力情
報をキーボードインターフェイス(KB−IF)17を介して
CPU10へ入力する。このキーボード16には、各種文字キ
ー、(上下,左右の)カーソルキー等に加えて、かな漢
字変換指示,同音語候補の切替指示等に供される変換/
次候補キー、同音語選択指示や各種処理の実行指示に供
される選択/実行キー、更にはかな漢字変換によって得
られた文節列のうちの任意文字列を1文節とする文節切
り直しを指示するのに供される文節切り直しキー等を含
む各種のファンクションキー(いずれも図示せず)が設
けられる。表示器18は、例えば10行表示の液晶ディスプ
レイ装置からなる。表示コントローラ(表示−CNT)19
は、CPU10の制御の下に表示用RAM(ドットメモリ)20を
用い表示器18の表示制御を行なう。フロッピィディスク
装置21は、ディスクインターフェイス(FDD−IF)22を
介してCPU10の制御の下に、作成された文書を保存した
り外字等を記憶する。プリンタ23は、プリンターインタ
フェイス(PRT−IF)24を介してCPU10の制御の下に、作
成された文書或は上記フロッピィディスク装置21から本
体内に読込んだ文字情報を印字する。
第3図は第2図の同音語表示バッファ11aに格納され
て表示器18の表示に供される同音語表示データブロック
のデータ構造を示す。この表示データブロックは、基本
的には文節単位で管理される。各文節毎のデータ(分割
ブロック)は、該当文節を構成する文字列の表示属性を
示すタイプ情報と、該当文節の文書上の開始位置からの
オフセットを示すオフセット情報と、該当文節の構成文
字数(表示文字数)と、該当文節を構成する各文字の文
字コードから成る。上記タイプ情報は、0〜4のいずれ
かの値をとり、0の場合には表示属性なしとなって該当
文節(の文字列)が確定文字列であることが示される。
また、値1の場合には該当文節が反転表示され、文節切
り直し中文字列であることが示され、値2の場合には該
当文節に細線の上線が付されて同音語(未確定の同音語
候補)であることが示される。更に、値3の場合には該
当文節に太線の下線が付されて選択操作の対象となって
いる同音語(選択中の同音語候補)であることが示さ
れ、値4の場合には該当文節(該当文字列)に細線の下
線が付されて入力中の読みであることが示される。表示
データブロックの末尾には、ブロック終端であることを
示す所定のエンドコードが付される。
第4図は、第1図の同音語表示制御ルーチン(の実行
手段)にかな漢字変換制御手段から渡される同音語表示
要求のための入力パラメータの構造を示す。この入力パ
ラメータは、図に示すように有効データ先頭アドレス
と、有効データ数(文節数)を含む。まず有効データ先
頭アドレスは、同音語表示バッファ11aに積まれている
データ(文節)のうち、今回の表示要求の対象となる先
頭のデータ(文節)のアドレスを示す。また、有効デー
タ数(文節数)は0のときに指定されたアドレス以降の
全データが有効(表示要求の対象)となることを示し、
1以上の値(ここでは1または2)のときには指定数の
データ(文節)が有効であることを示す。
次に、この発明の一実施例の動作を、第1図のフロー
チャートを適宜参照して説明する。
まず、CPU10は、キーボード16の文字キーが操作され
て読みが入力されると、その読みをキーボードインター
フェイス17から1文字単位で入力してRAM11内の図示せ
ぬ入力バッファに積む。やがて、キーボード16の変換/
次候補キーが操作されると、CPU10は入力バッファに積
んだ読みデータ列を文節毎に区切ってROM12内の辞書領
域15を用いて文節単位で周知のかな漢字変換処理を行
い、その変換結果である全ての同音語情報を得る。そし
てCPU10は、この同音語情報のうち最も優先順位の高い
同音語(ここでは助詞等が付された語を含む)を各文節
毎に取出して、第3図の形式の表示データブロック(こ
こでは、先頭文節が選択中の同音語であり、残りの文節
全て未確定の同音語であることを示す表示属性を持つデ
ータブロック)を生成し、同音語表示バッファ11aに格
納する。
次にCPU10は、第4図において有効データ先頭アドレ
スをデータブロックの先頭データ(文節)を示すアドレ
スとし、有効データ数を0(有効データ先頭アドレス以
降の全データ指定)とした入力パラメータを生成して、
第1図の同音語表示制御ルーチンを起動する。これによ
り、同音語表示バッファ11aに格納されている表示デー
タブロックが取出され、その先頭データから順に指定さ
れた表示属性で表示器18の所定表示領域内に表示され
る。即ちユーザがキーボード16を操作して入力した読み
データ列のかな漢字変換結果が同音語列の形で表示器18
に表示される。ここでは、先頭の同音語(文節)は選択
中を示す表示属性で表示され、後続の各同音語は未確定
同音語を示す表示属性で表示される。なお、表示領域に
収まらないデータ部分は表示されない。また上記の表示
に際しては、ROM12の文字パターン領域14を参照して文
字コードを文字パターンに変換して表示用RAM20に展開
する処理が行われることは勿論である。
以上の同音語列表示状態でユーザは同音語の変換(切
替え)・選択操作を行う。即ちユーザは、選択中の同音
語が所望の表記の語であれば、その同音語(の文字列)
の確定(選択)を指示するためにキーボード16の選択/
実行キーを操作し、所望の表記の語でなければ他の表記
の同音語への切替え(変換)を指示するためにキーボー
ド16の例えば変換/次候補キーを操作する。
今、同音語表示状態で選択/実行キーが操作されたも
のとする。この場合、CPU10は同音語表示バッファ11a内
の対応文節(同音語)のタイプ情報を確定文字列表示属
性に、次の文節を選択中表示属性にそれぞれ書換えると
共に、第4図において有効データ先頭アドレスを上記対
応文節を示すアドレスとし、有効データ数を2とした入
力パラメータを生成して、第1図の同音語表示制御ルー
チンを起動する。これにより、対応文節、即ち選択確定
指示された文節が表記はそのままで、表示属性だけが属
性なしの状態に切替えられて再表示され、次の文節が表
記はそのままで、表示属性だけが選択中の状態に切替え
られて再表示される。
以上の選択確定動作が何回か繰返され、今度は変換/
次候補キーが操作されたものとする。この場合CPU10
は、同音語表示バッファ11a内の対応文節(選択中文
節)のデータを次候補となる同音語(読みが同じで表記
の異なる他の語)のデータで置換える。もし、次候補の
同音語の文字数が先の同音語の文字数と一致していない
ならば、後続の全ての文節(同音語)のデータのオフセ
ット情報が書換えられる。また、この場合には、後続文
節の表示位置が変わることから、第4図において有効デ
ータ先頭アドレスを上記対応文節を示すアドレスとし、
有効データ数を0とした入力パラメータ(即ち対応文節
以降の全文節の再表示を要求する入力パラメータ)が生
成されて、第1図の同音語表示制御ルーチンが起動され
る。これに対して、次候補の同音語の文字数が先の同音
語の文字数と一致しているならば、上記した後続文節
(同音語)のデータのオフセット情報の書換えは行われ
ず、また後続文節の表示位置は変わらないことから、第
4図において有効データ先頭アドレスを上記対応文節を
示すアドレスとし、有効データ数を1とした入力パラメ
ータ(即ち対応文節のみの再表示を要求する入力パラメ
ータ)が生成されて、第1図の同音語表示制御ルーチン
が起動される。
さて、第1図に示す同音語表示制御ルーチンでは、ま
ずRAM11内の所定領域に用意されている後述するアクテ
ィブ同音語フラグ,全同音語表示フラグ(いずれも図示
せず)等が初期化(リセット)される(ステップS1)。
次に、同音語表示バッファ11aの内の表示データブロッ
クの該当文節のタイプ情報により文節切り直し中である
か否かが調べられ(ステップS2)、この実施例のように
NOの場合には、次に述べるステップS5,S6が実行され
る。まずステップS5では、表示対象となる(表示要求の
あった)文節(同音語)の終端位置を表示領域内に収め
るのに必要な(文書上の)表示開始位置を求める計算が
行われる。前記した次候補の同音語(新たに選択中とな
る同音語)が表示対象となる場合に、その文字数が先の
同音語と同一であれば、表示開始位置は変わらない。次
のステップS6では、文節(同音語)の先頭位置を表示領
域内に収めるのに必要な(文書上の)表示開始位置を求
める計算が行われる。そして、表示対象となる同音語の
終端が現在の表示開始位置のままで表示領域内に収まる
場合でも、先頭位置が収まらない場合には、この先頭位
置を表示領域内に収めることを優先して表示開始位置が
補正される。
ステップS6が終了すると、画面移動(表示開始位置の
変更)が必要か否かの判定が行われる(ステップS7)。
この判定は、最初は新たに選択中となる次候補の同音語
に関して行われ、もし画面移動が不要であればステップ
S17に進む。この表示対象同音語は選択中の表示属性を
持っていることから、上記の表示要求が選択中同音語の
表示要求(以下、アクティブ同音語表示要求と称する)
であるものと判断され、その旨を示すアクティブ同音語
表示フラグがセットされる(ステップS17,S18)。次に
同音語表示バッファ11a内の全同音語を表示したことを
示すための全同音語表示フラグがリセット状態にあるこ
とから、表示対象となる同音語1エントリ(ここではア
クティブ同音語となる次候補)が画面表示される(ステ
ップS20)。次に、要求データが全て表示されたか否か
が調べられ(ステップS21)、最初の1文節だけが表示
されたこの例ではNOが判定される。更に同音語データ終
了か否かが調べられ(ステップS22)、後続の同音語デ
ータが存在するこの例ではNOとなる。この場合、同音語
表示バッファ11a内の次の同音語データを指定するため
の図示せぬ同音語データポインタが+1され(ステップ
S23)、ステップS2に戻る。そして、今度は次の同音語
(アクティブ同音語表示状態にある次候補)について、
前記した処理した行われる。
さて、上記アクティブ同音語の文字数が同音語切替え
前の同音語の文字数と一致しない場合、それ以降の同音
語は表示開始位置を変えて画面を移動しない限り表示領
域外となる可能性がある。もし画面移動が必要な場合、
その表示対象同音語がアクティブ同音語表示要求されて
いるか否かが、そのデータに付されたタイプ情報を参照
して調べられる(ステップS7,S8)。今回の表示対象と
なる同音語はアクティブ同音語でないため、ステップS1
6に進み、既にアクティブ同音語が表示されているか否
かが(アクティブ同音語表示フラグのセット/リセット
状態によって)調べられる。ここではYESとなるため、
前記したステップS17に進み、ステップS18をスルーして
ステップS19〜S23の処理が行われる。即ち、アクティブ
同音語が既に表示されている場合には、後続の同音語は
たとえ画面移動を行わない限り表示領域に表示できない
場合でも、画面移動が禁止される。このため、アクティ
ブ同音語に後続する幾つかの同音語を表示しようとして
画面移動(画面スクロール)が発生して、アクティブ同
音語に対する視点が移動するといった不都合が確実に防
止できる。上記の同音語切替えは、変換/次候補キーに
限らず、例えば“ひらがな”に確定することを指示する
無変換キー、“カタカナ”に確定することを指示するカ
タカナ変換キーの操作時等にも発生するが、この場合に
も上記と同様に処理される。
なお、アクティブ同音語となる同音語データについて
は、画面移動を行わないとその先端位置および終端位置
の両方を表示領域内に収めることができる場合には、前
記ステップS7,S8からステップS9以降ステップS15までの
周知の画面スクロール処理が行われる。もし、このよう
なアクティブ同音語に対しても画面スクロールを禁止し
てしまうと、アクティブ同音語全体が見えないために、
操作性が逆に低下してしまう。
次に文節切り直し中の同音語表示について説明する。
まず、表示器18の表示領域上に、かな漢字変換結果で
ある同音語列が表示されているものとする。この同音語
列にユーザの意図した文節の区切りとは異なる文節が存
在する場合、ユーザは文節切り直しキーを操作して文節
切り直しを指示する。CPU10はこの指示を検出すると、R
AM11の同音語表示バッファ11a内の表示データブロック
を、指定された切り直し文節(文字列)の読みデータを
含むデータブロックに更新する。この、切り直し文節の
読みデータのタイプ情報は文節切り直し中を示す値1に
設定される。上記表示データブロックの生成に伴い、切
り直し文節の読みデータを表示要求の先頭データとして
指定する同音語表示入力パラメータも生成されて第1図
の同音語表示制御ルーチンが起動される。もし、文節切
り直しによって、後続する同音語列の表示位置が変わる
場合には、入力パラメータの有効データ数には0が用い
られる。
さて、最初の表示対象文節、即ち文節切り直し文節の
読みデータの表示に際しては、ステップS2の判定がYES
となることから、次に述べるステップS3,S4が実行され
る。まずステップS3では、表示要求のあった文節(文節
切り直し中の文節)の先頭位置を表示領域内に収めるの
に必要な表示開始位置を求める計算が行われる。次のス
テップS4では、文節(切り直し中の文節)の終端位置を
表示領域内に収めるのに必要な表示開始位置を求める計
算が行われる。そして、表示対象となる文節の先頭位置
が現在の表示開始位置のままで表示領域内に収まる場合
でも、終端位置が収まらない場合には、この終端位置を
表示領域内に収めることを優先して表示開始位置が補正
される。ステップS4が終了すると前記ステップS7に進
み、以後の動作は前記した文節切り直し中でない場合の
動作とほぼ同様である。但し、ステップS3,S4の処理に
より、切り直し文節に関しては終端位置が優先して表示
される点に注意されたい。即ち、この実施例によれば、
表示領域の表示文字数が著しく制限されている場合で
も、少なくとも切り直し文節の終端を含む何文字かは必
ず表示される。
[発明の効果] 以上詳述したようにこの発明によれば、次候補の表示
の指示に応じて文節列中の指定の文節に対応する次候補
を表示する際には、置き換えられる次候補の先端が優先
された状態で所定表示領域内に表示する一方、文節切り
直しの指示に応じて文節列中の指定の文字列に対応する
読みデータを表示する際には、置き換えられる読みデー
タの終端が優先された状態で上記所定表示領域内に表示
するようにした。
この結果、次候補の表示の際にはその先端を含む何文
字かが必ず表示されるためその次候補の認識が容易とな
り、一方、文節切り直しにより文節が切り直された文字
列の読みデータの表示の際にはその終端を含む何文字か
が必ず表示されるためその文節の切れ目が明瞭に認識で
きる。
このように、ユーザによる指示の種類に応じて、書き
換えて表示する文字列の表示状態を変更することによ
り、書き換えの結果に対するユーザの認識を最適な状態
で行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係る表示制御処理手順を
示すフローチャート、第2図は上記処理手順を実現する
かな漢字変換方式の文書作成装置のブロック構成図、第
3図は上記表示制御に供される表示データブロックのデ
ータ構造を示す図、第4図は同音語表示要求のための入
力パラメータの構造を示す図である。 10…CPU、11…RAM、11a…同音語表示バッファ、12…RO
M、13…プログラム領域、16…キーボード、18…表示
器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−63671(JP,A) 特開 昭60−238967(JP,A) 特開 昭61−281353(JP,A) 特開 昭60−103389(JP,A) 実開 昭62−81158(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力された読みデータ列を文節単位に区切
    ってかな漢字変換を行い、その変換された文節列を所定
    表示領域に表示する文書作成装置において、 上記文節列のうちの任意の文節を指定して当該指定の文
    節に対して次候補の表示を指示する次候補表示指示手段
    と、 上記文節列のうちの任意の文字列を指定して当該指定の
    文字列を1文節とする文節切り直しを指示する文節切り
    直し指示手段と、 上記次候補表示指示手段により次候補の表示が指示され
    た場合、当該次候補表示指示手段により指定された文節
    を次候補に置き換えると共に、当該置き換えた次候補を
    上記所定表示領域内に当該次候補の先端を優先して表示
    する第1の表示制御手段と、 上記文節切り直し指示手段により文節切り直しが指示さ
    れた場合、当該文節切り直し指示手段により指定された
    文字列を当該文字列に対応する読みデータに置き換える
    と共に、当該置き換えた読みデータを上記所定表示領域
    内に当該読みデータの終端を優先して表示する第2の表
    示制御手段と を具備することを特徴とする文書作成装置。
  2. 【請求項2】入力された読みデータ列を文節単位に区切
    ってかな漢字変換を行い、その変換された文節列を所定
    表示領域に表示する文書作成装置における表示制御方法
    であって、 上記文節列のうちの任意の文節が指定されて当該指定の
    文節に対して次候補の表示が指示された場合、この指示
    に応じて上記指定の文節を次候補に置き換え、 上記置き換えた次候補を上記所定表示領域内に当該次候
    補の先端を優先して表示し、 上記文節列のうちの任意の文字列が指定されて当該指定
    の文字列を1文節とする文節切り直しが指示された場
    合、この指示に応じて上記指定の文字列を当該文字列に
    対応する読みデータに置き換え、 上記置き換えた読みデータを上記所定表示領域内に当該
    読みデータの終端を優先して表示する ことを特徴とする表示制御方法。
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