JP3577741B2 - 文字入力装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
この発明は、ワードプロセッサ、ラベルプリンタ等における文字入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の日本語入力システムでは、入力したい文字、例えば、熟語等の「よみ」をかなやローマ字で入力すると、その「よみ」に該当する漢字の候補を表示し、ユーザがその候補の中から所望のものを選択し、確定キーを押すことにより漢字に変換している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の日本語入力システムでは、見出しを作成したり、表の枠内にバランス良く漢字を収めたい場合のように、漢字と漢字の間を均等に空けたい場合(均等割付したい場合)等には、(1)一度漢字を確定してから、漢字間に空白文字(空白、スペース)を挿入するか、或いは、(2)熟語の最初の漢字を変換確定し、空白を挿入した後、次の漢字を変換して確定する必要があった。
【0004】
空白文字を挿入するためのキーストローク数は文字が増えれば増える程増大する。このため、長い熟語を構成する漢字間に空白文字を挿入する場合等には、空白文字を挿入する作業を何度も繰り返さなければならず、操作が面倒であるという欠点があった。また、(1)の方法の場合、空白文字を挿入するためのキー操作のみならず、空白文字の挿入位置を指示するカーソルキーの操作が必要となり、(2)の方法の場合には、漢字変換キーの操作回数が増大する。このため、入力操作が繁雑になると共に入力処理にかかる時間も増大してしまう。
この種の問題は、漢字間に空白文字を挿入する場合だけでなく、任意の文字間に空白文字等の所定の文字を挿入する全ての場合に発生する。
【0005】
この発明は、上記実状に鑑みてなされたもので、入力したい文字間に所定数の空白文字を簡単に挿入することができる文字入力方法および文字入力装置を提供することを目的とする。
また、発明は、入力したい文字を簡単にバランス良く配置できる文字入力方法および文字入力装置を提供することを他の目的とする。
この発明は、入力したい文字間に所定数の任意の文字を均一に配置できる文字入力方法及び文字入力装置を提供することをさらに他の目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この発明にかかる文字入力装置は、
変換対象の文字列を所定の文字種の文字列に変換する文字入力装置であって、
前記変換対象の文字列を入力すると共に変換後の文字間に挿入すべき空白文字を前記変換対象の文字列の入力前又は入力後に入力する入力手段と、
前記入力手段により入力された前記変換対象の文字列及び前記空白文字を記憶する入力文字記憶手段と、
前記入力文字記憶手段に記憶された前記変換対象の文字列を、前記所定の文字種の文字を含む文字列に変換する変換手段と、
前記入力文字記憶手段に記憶された前記空白文字の数をカウントする空白文字数カウント手段と、
前記空白文字数カウント手段により求められた数の空白文字から成る空白文字列を前記変換手段により変換された文字列の各文字間に挿入する挿入手段と、
を備えたことを特徴とする。
【0007】
【作用】
この発明の文字入力装置は、例えば漢字等の熟語を均等割り付けしたい場合、その熟語のよみのかな文字列を入力した後に、挿入したい分の空白文字列を入力する。空白文字カウント手段は入力された文字列のうち空白文字数をカウントする。変換手段はカウントされた数分の空白文字を、変換すべき文字間に挿入しつつ指定された文字種に変換する。この結果、よみのかな文字を入力するときに、あらかじめ変換後の漢字間の空白文字数が指定できるようになり、入力キーストローク数を大幅に減らすことができ、例えば、熟語等を均等割り付けする際の入力操作を簡略化することができる。
【0008】
【実施例】
以下、図面を参照してこの発明の一実施例を説明する。
図1はこの発明の文字入力方法及び装置が適用されるワードプロセッサの基本的なシステムブロック図である。図1に示すように、このシステムは、制御部11と、制御部11に接続された入力部13、ROM15、RAM17、キャラクタジェネレータ19、表示部21、およびプリンタ23が接続される。
【0009】
制御部11は、CPU(中央処理装置)とその周辺回路等から構成され、各装置を制御するとともに、図2乃至図4のフローチャートで示す制御プログラムを実行する。また、制御部11は、後述する処理を実行するためのレジスタA、B、Cを備える。
入力部13は、文字キー13A、空白(スペース)キー13B、かな/漢字変換キー13C、確定キー(リターンキー等)13D、次候補(再変換)キー13E等の各種キーを含む。
【0010】
ROM15は図2乃至図4に示す制御プログラム、かな/漢字変換用の辞書等を格納する。
キャラクタジェネレータ19は、入力された文字、変換された文字等の文字パターンを生成する。
表示部21は、液晶表示素子等から構成され、制御部11の制御下に、入力された文字、変換された文字等を表示する。
プリンタ23はサーマルプリンタ等から構成され、制御部11の制御下に、作成された文書等を印刷する。
RAM17は、入力された文字を一次的に格納する入力バッファ17A、変換後の文字列の候補を記憶する漢字候補記憶エリア17B、確定後の文字を記憶する確定文字記憶エリア17C、空白文字数記憶エリア17D、その他の各種作業エリアを備える。
【0011】
図2乃至図4は図1に示すワードプロセッサにおいて、入力されたかなを漢字に変換する処理を行う処理のフローチャートである。以下、この実施例のワードプロセッサの動作を図2乃至図4に示すフローチャートを参照しながら説明する。
ここでは、理解を容易にするため、漢字間にそれぞれ2文字分の空白文字を挿入して、「株□□式□□会□□社」(□は空白文字を表す)という文字列を入力する場合を例に説明する。
【0012】
まず、オペレータは入力部13の文字キー13Aを操作して図6の(A)に示すように入力したい漢字のよみ「かぶしきがいしゃ」を入力し、さらに、図6の(B)に示すように各漢字間に挿入する空白文字の数「2」だけ空白文字を入力する。即ち、「かぶしきがいしゃ□□」と入力する。
制御部11は入力された文字列をRAM17内に設けられた入力バッファ17Aに格納すると共に、キャラクタジェネレータ19をアクセスして入力文字のドットパターンを得て、表示部21に表示する。
【0013】
次に、オペレータは入力部13上のかな/漢字変換キー13Cを押す。制御部11はかな/漢字変換キー13Cの入力に応答して、図2に示す変換処理を開始する。
まず、図2のステップS1において、制御部11は入力バッファ17Aにセットされた文字列の最終位置から降べきの順に順次文字列を検索して、連続した空白文字の数をカウントする。制御部11は、カウント数をRAM17の空白文字数記憶エリア17Dにセットする。制御部11は、連続した空白文字の数のカウント終了後、ステップS3において、カウントした空白文字を入力バッファ17A上から削除し、さらに、表示部21を制御して表示上も連続した空白文字を削除する。
この例では、空白文字の数は2であり、連続した空白文字の数が2とカウントされ、RAM17の空白文字数記憶エリア17Dに「2」がセットされる。また、入力バッファ17Aに記憶された空白文字が削除され、入力バッファ17Aに記憶された文字列は「かぶしきがいしゃ」となり、この文字列が表示部21に表示される。
【0014】
ステップS1およびS3の詳細を図3に示す。まず、図3のステップS31において、制御部11はCレジスタ(空白文字数カウンタ)を0にクリアする。次にステップS33において、入力バッファ17Aのアドレス(カレントアドレス)ADを文字列の最終位置にセットする。そして、ステップS35において、入力バッファ17AのカレントアドレスADの内容(文字)をAレジスタにリードし、ステップS37において、リードした文字が空白文字かどうかを判断する。空白文字であれば、ステップS39においてCレジスタを1インクリメントし、ステップS41において、カレントアドレスを1デクリメントしてステップS35に戻る。以下、リードした文字が空白文字でなくなるまでステップS35乃至ステップS41の動作を繰り返す。
この例の場合、入力文字が「かぶしきがいしゃ□□」であるので、最初に、カレントアドレスが第10文字に設定され、その内容が空白文字であることが検出され、次に、カレントアドレスが第9文字に設定され、その内容が空白文字であることが検出され、次に、カレントアドレスが第8文字に設定され、その内容が空白文字でないことが検出される。
【0015】
ステップS37において、リードした文字が空白文字でないと判断されると、制御部11はステップS43において、入力バッファ17Aに記憶された空白文字を削除する。この際、実際に空白文字を削除してもよく、或いは、よみの最終アドレス(今回のかな/漢字変換の対象となる入力文字列の終端位置を示すアドレス)ADを入力文字列の空白文字を除く文字列の最後の文字の位置に設定してもよい。この結果、入力バッファ17Aには「かぶしきがいしゃ」が記憶されることになる。その後、フローは図2のステップS5に進む。
【0016】
一方、図2のステップ5において、制御部11は、ROM15に記憶された辞書の内容に従って従来と同様の検索方法で、入力バッファ17Aに設定されているよみに対応する漢字候補を検索する。この実施例では入力されたよみに対する最長一致の熟語を検索する。
この例では、入力バッファ17Aに「かぶしきがいしゃ」と設定されているので、「かぶしきがいしゃ」に対する漢字候補(漢字のみからなる文字列に限らず、かな混じり漢字文字列を含む)をROM15に記憶された辞書の中から検索する。
【0017】
次に、ステップS7において、制御部11は漢字候補が存在するか否か判断する。漢字候補が存在しないと判断された場合、制御部11はステップS9において、入力バッファ内のよみを表す文字が0かどうか、即ち、入力バッファ17Aのカレントアドレスが先頭位置(先頭文字の位置)であるか否か判断する。よみが0でなければ、ステップS11において、最終アドレスアドレスADを1デクリメントし、よみを1字短くする。
そして、ステップS5に戻り、ステップS5乃至ステップS11の動作を、よみに対する漢字候補が見つかるまで、もしくは入力バッファ内のよみが0となるまで繰り返す。
例えば、仮に、「かぶしきがいしゃ」に対応する漢字が存在しないと判断された場合、「かぶしきがいし」、「かぶしきがい」、「かぶしきが」...について順次対応する漢字候補が検索されるまで、よみを更新して対応する漢字候補を検索する処理が実行される。
従って、オペレータが誤って「かぶしきがいし□□」と入力し、「かぶしきがいし」に対応する漢字が、辞書に存在しない場合等には、順次、よみの最終アドレスが更新され、「かぶしきがい」、「かぶしきが」、「かぶしき」...について対応する漢字が検索され、例えば、よみが「かぶしき」となった時点で、このよみが「株式」に変換される。
【0018】
ステップS7において漢字候補が存在すると判断された場合、フローはステップS13に進む。
ステップS13において、制御部11は、ステップS5で検索された漢字候補をRAM17内の漢字候補記憶エリア17Bに記憶させ、さらに、表示部21を制御して該漢字候補を表示させる。
そして、制御部11は、ステップS15において、入力部13からのキー入力を待つ。
【0019】
オペレータは表示部21に表示された候補が所望の候補である場合には、確定キー13Dを押す。一方、表示された漢字候補が所望の候補でない場合には、次候補キー(再変換キー)13Eを押す。
【0020】
操作されたキーの種類がステップS17、S23で判別される。
ステップS17、S23において、確定キー13Dが押されたと判断されると、制御部11はステップS19において、確定された文字列(漢字又はかな混じりの漢字)の各文字間にステップS1でカウントした数の空白文字を挿入し、RAM17内の確定文字記憶エリア17Cにセットする。
【0021】
次候補キー13Eの操作に応答して、ステップS25において、制御部11はよみに対する漢字の次候補を検索する。ステップS27において、次候補があると判断すると、制御部11はステップS13においてその候補を表示部21に表示し、次候補が無ければステップS29において、候補を最初の候補にもどし、ステップS13においてその候補を表示部21に表示する。
【0022】
ステップS9においてよみが0と判断された場合、即ち、よみの最終アドレスが0となった場合、ステップS30で、よみの最終アドレスを入力文字列の最後に設定し、入力バッファ17A内に記憶されているよみ全体を表示部21に表示させる。なお、この際、よみの最終アドレスを空白文字を含む入力文字列の最後の文字に設定するか、空白文字を除く入力文字列の最後の文字に設定するかは任意である。その後、フローは前述のステップS15に進む。
【0023】
従って、例えば、オペレータが「かしきかしゃ□□」と誤って入力し、よみを「かしきかしゃ」、「かしきかし」、「かしきか」、...「か」と順次更新して漢字候補を検索し、最終的に「か」について漢字候補が検索できない場合は、ステップS30で、よみの最終アドレスが更新され、よみは、「かしきかしゃ□□」又は「かしきかしゃ」となり、表示部21に表示される。
【0024】
ステップS19における空白文字挿入処理の詳細を図4を参照して説明する。まず、図4のステップS51において、RAM17の空白文字数記憶エリア17DからステップS1でカウントした空白文字数をよみ出し、Cレジスタにセットする。
【0025】
次に、ステップS53において、RAM17内の確定文字記憶エリア17C内の最初の文字記憶位置を第1アドレスレジスタAD1にセットする。次に、ステップS55において、RAM17内の漢字候補記憶エリア17Bに記憶されている最初の文字記憶位置を第2アドレスレジスタAD2にセットする。
ステップS57において、制御部11は漢字候補記憶エリア17Bの第2アドレスレジスタAD2で指定される位置からAレジスタに1文字をリードし、ステップS59において、確定文字記憶エリア17Cの第1アドレスレジスタAD1で指定される位置にAレジスタの内容を格納する。
【0026】
次に、制御部11はステップS61において漢字候補記憶エリア17Bの文字をすべてリードしたかどうか判断する。リードすべき文字が残っている場合、フローはステップS63に進む。ステップS63において、制御部11は第1アドレスレジスタAD1及び第2アドレスレジスタAD2をそれぞれ1だけインクリメントする。
【0027】
次に、制御部11は、ステップS65においてCレジスタの内容をBレジスタにロードし、ステップS67において、Bレジスタの内容が0か否か、すなわち空白文字のカウント値が0か否か判断する。カウント値が0でない場合、フローはステップS69に進み、空白文字を確定文字記憶エリアの第1アドレスレジスタAD1で示される位置に書き込む。そして、ステップS71において第1アドレスレジスタAD1を1インクリメントし、ステップS73において、Bレジスタに格納されている空白文字のカウント値を1デクリメントし、ステップS67に戻る。そして、Bレジスタにセットされた空白文字数カウント値が0になるまで(入力された数の空白文字を書き込むまで)ステップS67乃至S73の各ステップを繰り返す。
【0028】
ステップS67において、B=0、即ち、入力された数の空白文字が書き込まれたと判断されると、フローはステップS57に戻り、漢字候補記憶エリアの文字をすべてリードするまで上述したステップS57乃至ステップS67の動作を繰り返す。
【0029】
この例の場合、図5に示すように、当初、アドレスAD1とAD2が1に設定され、漢字候補記憶エリア17Bに記憶された「株」が確定文字記憶エリア17Cにコピーされる。次に、アドレスAD1とAD2が2に更新される。次に、空白文字数記憶エリア17Dに記憶された値2がBレジスタにセットされ、Bレジスタの値が0になるまで、即ち、確定文字記憶エリア17Cのアドレス2と3の位置に空白文字がセットされる。次に、漢字候補記憶エリア17BのアドレスAD2に記憶された「式」が確定文字記憶エリア17CのアドレスAD2(=4)にコピーされる。次に、アドレスAD1とAD2が3と5に更新される。以後、同様の動作が繰り返される。
【0030】
この結果、確定文字記憶エリア17Cに1文字書き込むごとにその文字に続けて空白文字が2文字書き込まれ、「株□□式□□会□□社」が確定文字記憶エリア17Cに記憶される。制御部11は、キャラクタジェネレータ19をアクセスして、これらの文字パターンを得て、図6(C)に示すように表示部21に表示させる。
【0031】
その後、入力バッファの先頭からよみの最終位置を示すポインタまでの文字列(今回変換済みの文字列)を削除して、残りの文字を詰める。さらに、よみの最終位置を示すポインタを残りの文字列の最終位置に設定する。その後、フローは図2のステップS21に進む。
ステップS21において、入力バッファ内によみの残りが存在するか否かを判別し、存在しなければ、変換処理を終了する。
【0032】
一方、ステップS21において、入力バッファ内によみの残りが存在する場合には、そのよみについて、ステップS5からの変換処理を実行する。
従って、例えば、オペレータが誤って「かぶしきかしゃ□□」と入力し、かな/漢字変換キー13Cを操作した場合には、例えば、「かぶしき」が「株□□式」に変換され、その後、残っているよみ「かしゃ」について同様の変換動作が実行される。
【0033】
なお、確定文字記憶エリア17Cに記憶された各確定文字は、適宜、例えば、文書メモリ等に転送され、或いは、確定文字記憶エリア17C自体を文書メモリで構成してもよい。
【0034】
以上説明したように、この実施例の文字入力装置によれば、入力したい漢字のよみを表す文字に続けて任意の数の空白文字を入力することにより、変換後の各文字の間にその数の空白文字を挿入できる。従って、任意の文字を等間隔で表示或いは印刷等する場合に、文字の入力が容易になる。
【0035】
上記実施例では漢字の「よみ」を表す文字列をかな/漢字変換キー13Cの入力に応答して漢字文字列に変換し、各漢字間に入力された数の空白文字を挿入する場合を例示した。この発明はこの実施例に限定されず、他種類の変換後の文字列或いは変換を伴わない文字列の各文字間に所望の数の空白文字を挿入するようにしてもよい。
例えば、「かぶしき□」と入力し、その後、カタカナ変換キーが操作された場合、「カ□ブ□シ□キ」と入力文字列を確定するようにしてもよい。また、例えば、「かぶしき□」と入力し、その後、ローマ字変換キーが操作された場合、「k□a□b□u□s□h□i□k□i」と入力文字列を確定するようにしてもよい。
また、例えば、「とうきょう□」と入力し、確定キー13Dを操作した場合に、「と□う□き□ょ□う」と入力文字列を確定するようにしてもよい。
また、実際に空白を入力する代わりに、例えば、「かぶしき□3」或いは「かぶしき3」と入力し、「株□□□式□□□会□□□社」と変換すようにしてもよい。
【0036】
また、上記実施例では、「よみ」のかな文字列の入力の最後に挿入したい空白文字数を入力したが、よみのかな文字列の最初に空白文字を入力してもよい。例えば、「□□かぶしきがいしゃ」或いは「2□かぶしきがいしゃ」と入力し、かな/漢字変換キー13Cを操作することにより「株□□式□□会□□社」と変換するようにしてもよい。この場合は、図2のステップS1で入力バッファ17Aに記憶された入力文字の先頭から空白文字の数をカウントする。
【0037】
また、空白文字以外の特定文字、例えば、漢字のよみに使用しない文字を用いてもよい。例えば、「かぶしきがいしゃ**」或いは「かぶしきがいしゃ!!」と入力し、かな/漢字変換キー13Cを操作することにより「株□□式□□会□□社」、「株**式**会**社」或いは「株!!式!!会!!社」と変換するようにしてもよい。
【0038】
【発明の効果】
以上述べたように、この発明によれば、漢字の熟語等を等間隔で配置する場合、例えば、文字列を均等割付する場合等に変換後の漢字間の空白文字の数を簡単に指定できるので、入力キーストローク数を大幅に削減することができるとともに、入力操作を簡略化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の文字入力方法および装置が適用されるワードプロセッサの一実施例を示す全体ブロック図。
【図2】上記実施例において入力された漢字の熟語のよみを漢字に変換する際に指定された文字数の空白文字を挿入しながら漢字に変換する制御を示すフローチャート。
【図3】上記実施例において、漢字の熟語のよみとともに入力された空白文字列から各漢字間に挿入すべき空白文字数をカウントする制御を示すフローチャート。
【図4】上記実施例において確定された文字間に指定された数の空白文字を挿入する際の制御を示すフローチャート。
【図5】変換後の文字列に空白文字を挿入する処理を説明する図である。
【図6】(A)〜(C)は、入力された文字列及び空白文字に基づいて変換された後の文字列を作成するまでの順序を示す図である。
【符号の説明】
11・・・制御部、13・・・入力部、13A・・・文字キー、13B・・・空白キー、13C・・・かな/漢字変換キー、13D・・・確定キー、13E・・・次候補キー、15・・・ROM、17・・・RAM、17A・・・入力バッファ、17B・・・漢字候補記憶エリア、17C・・・確定文字記憶エリア、17D・・・空白文字数記憶エリア、19・・・キャラクタジェネレータ、21・・・表示部、23・・・プリンタ
Claims (3)
- 変換対象の文字列を所定の文字種の文字列に変換する文字入力装置であって、
前記変換対象の文字列を入力すると共に変換後の文字間に挿入すべき空白文字を前記変換対象の文字列の入力前又は入力後に入力する入力手段と、
前記入力手段により入力された前記変換対象の文字列及び前記空白文字を記憶する入力文字記憶手段と、
前記入力文字記憶手段に記憶された前記変換対象の文字列を、前記所定の文字種の文字を含む文字列に変換する変換手段と、
前記入力文字記憶手段に記憶された前記空白文字の数をカウントする空白文字数カウント手段と、
前記空白文字数カウント手段により求められた数の空白文字から成る空白文字列を前記変換手段により変換された文字列の各文字間に挿入する挿入手段と、
を備えたことを特徴とする文字入力装置。 - 前記変換手段は、
変換後の文字種と変換の指示を入力するための変換キーと、
前記変換キーの操作に応答して、前記変換対象の文字列を前記変換キーにより指示された文字種の文字を含む文字列の候補に変換する文字種変換手段と、
前記文字種変換手段により変換された文字列の候補を他の候補に変更させる変更キーと、
前記文字種変換手段により変換された候補を確定するための確定キーと、を備え、
前記挿入手段は、前記確定キーの操作に応答して変換後の各文字間に空白文字を挿入する、ことを特徴とする請求項1に記載の文字入力装置。 - 変換対象の文字列を所定の文字種の文字列に変換する文字入力装置であって、
前記変換対象の文字列を入力すると共に変換後の文字間に挿入すべき特定文字を前記変換対象の文字列の入力前又は入力後に入力する入力手段と、
前記入力手段により入力された前記変換対象の文字列及び前記特定文字を記憶する入力文字記憶手段と、
前記入力文字記憶手段に記憶された前記変換対象の文字列を、前記所定の文字種の文字を含む文字列に変換する変換手段と、
前記入力文字記憶手段に記憶された前記特定文字の数をカウントする特定文字数カウント手段と、
前記特定文字数カウント手段により求められた数の特定文字から成る特定文字列を前記変換手段により変換された文字列の各文字間に挿入する挿入手段と、
を備えたことを特徴とする文字入力装置。
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