JP2001167107A - 電子書籍表示装置および電子書籍表示方法 - Google Patents

電子書籍表示装置および電子書籍表示方法

Info

Publication number
JP2001167107A
JP2001167107A JP34833499A JP34833499A JP2001167107A JP 2001167107 A JP2001167107 A JP 2001167107A JP 34833499 A JP34833499 A JP 34833499A JP 34833499 A JP34833499 A JP 34833499A JP 2001167107 A JP2001167107 A JP 2001167107A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electronic book
unit
display
specific part
display device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34833499A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuichi Kawabata
修一 川端
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP34833499A priority Critical patent/JP2001167107A/ja
Publication of JP2001167107A publication Critical patent/JP2001167107A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザが迅速に書籍に目を通すことが可能な
電子書籍表示装置を提供すること。 【解決手段】 電子書籍表示装置は、書籍データ記憶部
5に記憶された書籍データの文章を解析する構文解析部
11と、文章を理解するのに必要な特定部分を抽出する
特定部分抽出部6と、特定部分抽出部6によって抽出さ
れた特定部分を識別して、所定の単位で順次自動的に表
示する特定部分表示処理部7とを含む。特定部分表示処
理部7は、特定部分抽出部6によって抽出された特定部
分を識別して、所定の単位で順次自動的に表示するの
で、ユーザは迅速に書籍に目を通すことが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子化された書籍
データ(以下、電子書籍データと呼ぶ。)を表示する技
術に関し、特に、書籍の速読を支援する電子書籍表示装
置および電子書籍表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、書籍等の著作物が電子化されて、
ソフトウェアと同様の形態で市場に流通されるようにな
ってきており、電子書籍データを表示する技術が種々開
発されている。この電子書籍データを表示する技術とし
て、特開平7−65005号公報に開示された技術、お
よび特開平6−231187号公報に開示された技術が
ある。
【0003】特開平7−65005号公報に開示された
文書速読支援表示装置は、電子化された文書に対して、
文書中の特定部分を抽出する特定部分抽出手段と、特定
抽出手段によって抽出された特定部分を他の部分と識別
して表示または印刷する特定部分識別表示・印刷手段
と、目的文書の言語の文を解析する文解析手段とを含
む。特定部分抽出手段は、文解析手段によって解析され
た構文構造から、構文構造のヘッド要素と、述語修飾性
の述語要素および述語修飾性の述語要素が修飾する名詞
修飾性の述語要素並びに名詞修飾性の述語要素が修飾す
る名詞要素と、形式的名詞要素および形式的名詞要素を
修飾する要素と、各要素を直接に修飾する要素の一部ま
たは全てを抽出する。
【0004】また、特開平6−231187号公報に開
示された自動ページめくり機能付き電子書籍装置は、書
籍の内容を電子化した情報として記憶する書籍データ記
憶装置と、書籍データ記憶装置から書籍データを読み出
す書籍データ入力部と、文字、図形およびイメージのコ
ード化されたデータを順次ページ画像データに変換する
表示画面生成装置と、ページ表示時間を算出する表示時
間設定装置と、表示装置と、次ページのページデータの
入力を制御する入出力制御装置と、タイマとを含む。表
示時間設定装置は、表示画面生成装置によって計数され
たページ内のデータ量に基づいて表示時間を算出し、こ
の表示時間に基づいて入出力制御装置が書籍データ入力
装置および表示装置の動作を制御することによりページ
の表示時間を可変とするものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平7−6
5005号公報に開示された文書速読支援表示装置にお
いては、構文解析に必要となる処理量が多くなり、たと
えば、携帯型電子処理装置に実装するにはメモリ容量お
よびCPU(Central Processing Unit)の処理量の
点において負担が大きくなるという問題点がある。ま
た、特定部分抽出手段によって抽出された部分全てを強
調表示するか、特定部分抽出手段によって抽出されなか
った部分を非表示とすることにより1ページ分の特定部
分の表示を行っている。したがって、使用者は、画面に
表示された1ぺージ分の特定部分を順次読まなければな
らず、迅速に目を通すのが困難となる場合もあった。
【0006】また、特開平6−231187号公報に開
示された自動ページめくり機能付き電子書籍装置におい
ては、ページめくりが自動的に行われるが、使用者は表
示された文章の全文に目を通す必要があり、迅速に目を
通すのが困難であるという問題点があった。
【0007】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであり、第1の目的は、ユーザが迅速に書籍
に目を通すことが可能な電子書籍表示装置および電子書
籍表示方法を提供することである。
【0008】第2の目的は、ユーザの読書スピードに応
じて文章を理解するのに必要な特定部分を識別表示する
ことが可能な電子書籍表示装置および電子書籍表示方法
を提供することである。
【0009】第3の目的は、文章を理解するのに必要な
特定部分を高速に抽出することが可能な電子書籍表示装
置および電子書籍表示方法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のある局面に従え
ば、書籍データを表示する電子書籍表示装置であって、
書籍データに付加された、文章を理解するのに必要な特
定部分を示す情報に基づいて、特定部分を抽出するため
の抽出手段と、抽出手段によって抽出された特定部分を
示す情報に基づいて、当該特定部分を識別して表示する
ための表示手段とを含む。
【0011】表示手段は、抽出手段によって抽出された
特定部分を示す情報に基づいて、当該特定部分を識別し
て表示するので、文章を理解するのに必要な特定部分を
高速に表示することが可能となる。
【0012】本発明の別の局面に従えば、電子書籍を表
示する電子書籍表示装置であって、書籍データの文章を
解析して、文章を理解するのに必要な特定部分を抽出す
るための抽出手段と、抽出手段によって抽出された特定
部分を識別して、所定の単位で順次自動的に表示するた
めの表示手段とを含む。
【0013】表示手段は、抽出手段によって抽出された
特定部分を識別して、所定の単位で順次自動的に表示す
るので、ユーザは迅速に書籍に目を通すことが可能とな
る。
【0014】本発明のさらに別の局面に従えば、抽出手
段は識別して表示する特定部分をページ単位で抽出す
る。
【0015】抽出手段は、識別して表示する特定部分を
ページ単位で抽出するので、ユーザは書籍の内容を迅速
に把握することが可能となる。
【0016】本発明のさらに別の局面に従えば、表示手
段は、抽出手段によってページ単位で抽出された特定部
分を、所定時間経過毎にページ単位で順次表示する。
【0017】表示手段は、抽出手段によってページ単位
で抽出された特定部分を、所定時間経過毎にページ単位
で順次表示するので、ユーザが迅速に書籍に目を通すこ
とが可能となる。
【0018】本発明のさらに別の局面に従えば、電子書
籍表示装置はさらに、抽出手段によって抽出されたペー
ジ単位の特定部分に含まれる文字数によって表示時間を
算出するための算出手段を含み、表示手段は抽出手段に
よってページ単位で抽出された特定部分を、算出手段に
よって算出された表示時間に基づいてページ単位で順次
表示する。
【0019】表示手段は、抽出手段によってページ単位
で抽出された特定部分を、算出手段によって算出された
表示時間に基づいてページ単位で順次表示するので、ユ
ーザの読書スピードに応じて文章を理解するのに必要な
特定部分を表示することが可能となる。
【0020】本発明のさらに別の局面に従えば、抽出手
段は、識別して表示する特定部分を文章単位で抽出す
る。
【0021】抽出手段は、識別して表示する特定部分を
文章単位で抽出するので、ユーザは書籍の内容を迅速に
把握することが可能となる。
【0022】本発明のさらに別の局面に従えば、表示手
段は、抽出手段によって文章単位で抽出された特定部分
を、所定時間経過毎に文章単位で順次表示する。
【0023】表示手段は、抽出手段によって文章単位で
抽出された特定部分を、所定時間経過毎に文章単位で順
次表示するので、ユーザが迅速に書籍に目を通すことが
可能となる。
【0024】本発明のさらに別の局面に従えば、電子書
籍表示装置はさらに、抽出手段によって抽出された文章
単位の特定部分に含まれる文字数によって表示時間を算
出するための算出手段を含み、表示手段は、抽出手段に
よって文章単位で抽出された特定部分を、算出手段によ
って算出された表示時間に基づいて文章単位で順次表示
する。
【0025】表示手段は、抽出手段によって文章単位で
抽出された特定部分を、算出手段によって算出された表
示時間に基づいて文章単位で順次表示するので、ユーザ
の読書スピードに応じて文章を理解するのに必要な特定
部分を表示することが可能となる。
【0026】本発明のさらに別の局面に従えば、表示手
段は、特定部分以外の部分をドットの間引き処理をして
表示する。
【0027】表示手段は、特定部分以外の部分をドット
の間引き処理をして表示するので、表示手段が白黒2値
の表示しかできない場合であっても、特定部分を強調し
て表示することが可能となる。
【0028】本発明のさらに別の局面に従えば、表示手
段は、特定部分と特定部分以外の部分とを異なる階調で
表示する。
【0029】表示手段は、特定部分と特定部分以外の部
分とを異なる階調で表示するので、特定部分を強調して
表示することが可能となる。
【0030】本発明のさらに別の局面に従えば、表示手
段は、特定部分と特定部分以外の部分とを異なる色で表
示する。
【0031】表示手段は、特定部分と特定部分以外の部
分とを異なる色で表示するので、特定部分を強調して表
示することが可能となる。
【0032】本発明のさらに別の局面に従えば、特定部
分は、文章の主部と述部とである。特定部分は、文章の
主部と述部とであるので、抽出手段はさらに高速に特定
部分の抽出を行うことが可能となる。
【0033】本発明のさらに別の局面に従えば、書籍デ
ータを表示する電子書籍表示方法であって、書籍データ
に付加された、文章を理解するのに必要な特定部分を示
す情報に基づいて、特定部分を抽出するステップと、抽
出された特定部分を示す情報に基づいて、当該特定部分
を識別して表示するステップとを含む。
【0034】抽出された特定部分を示す情報に基づい
て、当該特定部分を識別して表示するので、文章を理解
するのに必要な特定部分を高速に表示することが可能と
なる。
【0035】本発明のさらに別の局面に従えば、電子書
籍を表示する電子書籍表示方法であって、書籍データの
文章を解析して、文章を理解するのに必要な特定部分を
抽出するステップと、抽出された特定部分を識別して、
所定の単位で順次表示するステップとを含む。
【0036】抽出された特定部分を識別して、所定の単
位で順次表示するので、ユーザは迅速に書籍に目を通す
ことが可能となる。
【0037】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図1は、本発明
の実施の形態1における電子書籍表示装置の概略構成を
示すブロック図である。この電子書籍表示装置は、電子
書籍表示装置全体の制御を行うCPU1と、電子書籍デ
ータを表示するLCD(Liquid Crystal Device)等
によって構成される表示部2と、電子書籍表示装置を操
作するキー等によって構成される操作部3と、電子書籍
データの蓄積や電子書籍データの特定部分の抽出等を行
う情報蓄積/処理部4とを含む。なお、情報蓄積/処理
部4内の機能は、CPU1がROM(Read Only Memo
ry)やRAM(Random Access Memory)等に記憶され
たプログラムを実行することによって実現される。
【0038】情報蓄積/処理部4は、表示部2に表示す
る電子書籍データを記憶する書籍データ記憶部5と、書
籍データ記憶部5に記憶された電子書籍データの特定部
分を抽出する特定部分抽出部6と、特定部分抽出部6に
よって抽出された特定部分を他の部分と区別して表示す
る処理を行う特定部分表示処理部7と、特定部分抽出部
6によって抽出された特定部分の文字数等を算出する特
定部分量解析部8と、所定の時間を計時する計時処理部
9と、使用者が指定した値等の内部処理に用いられる設
定値を記憶する内部処理記憶部10と、書籍データ記憶
部5に記憶された電子書籍データの構文を解析する構文
解析部11とを含む。なお、構文解析部11は、形態素
解析によって電子書籍データの構文解析を行うが、この
方法は広く知られているので、ここでの詳細な説明は行
わない。
【0039】図2は、本実施の形態における電子書籍表
示装置の外観例を示す図である。電子書籍表示装置の上
面には、電子書籍データを表示する表示部2以外に、表
示された書籍データのページをめくる操作のための“前
ページ”キー13および“次ページ”キー14と、後述
する自動ページめくりや1文章単位の移動において計時
する時間を速くする“はやく”キー15および計時する
時間を遅くする“おそく”キー16と、表示する書籍を
選択したり、電子書籍表示装置の各種設定等の機能設定
画面を起動する“メニュー”キー17と、各種操作の選
択等の処理を行う際に、操作の実行を指示する“実行”
キー18と、操作の解除を指示する“取消”キー19と
によって構成される操作部3を含む。なお、表示部2に
タブレットが設けられている場合には、ペン20によっ
て操作の指示が行われる。
【0040】図3は、本実施の形態における電子書籍表
示装置の処理手順を説明するためのフローチャートであ
る。まず、電子書籍表示装置の電源がオンされると、内
部処理記憶部10に記憶されている表示モードにしたが
って、通常表示モードであるか否かが判定される(S
1)。表示モードが通常表示モードの場合には(S1,
Yes)、通常表示処理を行って(S2)、ステップS
10へ進む。
【0041】図4は、通常表示処理時における自動ペー
ジおくり処理を説明するための図である。図4(a)に
示すように、書籍データのページが表示されると所定時
間経過後(60秒)に、図4(b)に示す次ページの書
籍データが表示され、順次自動的に次ページの書籍デー
タが表示される。
【0042】また、表示モードが通常表示モードでない
場合には(S1,No)、内部処理記憶部10に記憶さ
れている特定部分識別表示の単位が画面全体であるか否
かが判定される(S3)。特定部分識別表示の単位が画
面全体であれば(S3,Yes)、特定部分表示処理部
7は1ページ単位の特定部分識別表示を行う(S4)。
【0043】図5は、1ページ単位の特定部分識別表示
を説明するための図である。構文解析部11は、この表
示された1ページ分の電子書籍データに対して形態素解
析を行い、各文章の構文を解析する。特定部分抽出部6
は、各文章の主部と述部とを特定部分として抽出する。
そして、特定部分表示処理部7は、図5に示すように、
特定部分抽出部6によって抽出された特定部分を他の部
分と区別して表示する。なお、図5において、四角で囲
まれた特定部分に、たとえば網掛けが施されて表示され
る。
【0044】次に、内部処理記憶部10に記憶されたペ
ージめくりモードにしたがって、自動ページめくりモー
ドであるか否かが判定される(S5)。ページめくりモ
ードが自動ページめくりモードであれば(S5,Ye
s)、自動ページめくり処理を行い(S6)、ステップ
S10へ進む。また、ページめくりモードでなければ
(S5,No)、そのままステップS10へ進む。な
お、この自動ページめくり処理の詳細は後述する。
【0045】また、ステップS3において、特定部分識
別表示の単位が画面全体でなければ(S3,No)、特
定部分表示処理部7は1文章単位の特定部分識別表示を
行う(S7)。
【0046】図6は、1文章単位の特定部分識別表示を
説明するための図である。構文解析部11は、表示され
た1ページ分の電子書籍データの中の1文章に対して形
態素解析を行い、1文章の構文を解析する。特定部分抽
出部6は、1文章の主部と述部とを特定部分として抽出
する。そして、特定部分表示処理部7は、図6に示すよ
うに、特定部分抽出部6によって抽出された特定部分を
他の部分と区別して表示する。なお、図6において、四
角で囲まれた特定部分に、たとえば網掛けが施されて表
示される。
【0047】次に、内部処理記憶部10に記憶された文
章単位移動モードが、自動文章単位移動モードであるか
否かが判定される(S8)。文章単位移動モードが自動
文章単位移動モードであれば(S8,Yes)、自動文
章単位移動処理を行い(S9)、ステップS10へ進
む。また、自動文章単位移動モードでなければ(S8,
No)、そのままステップS10へ進む。なお、この自
動文章単位移動処理の詳細は後述する。
【0048】ステップS10において、“前ページ”キ
ー13または“次ページ”キー14が押されたか否かが
判定される。“前ページ”キー13または“次ページ”
キー14が押されていなければ(S10,No)、ステ
ップS14へ進む。また、“前ページ”キー13または
“次ページ”キー14が押されていれば(S10,Ye
s)、内部処理記憶部10に記憶されている特定部分識
別表示の単位が画面全体であるか否かが判定される(S
11)。
【0049】特定部分識別表示の単位が画面全体の場合
には(S11,Yes)、該当ページの表示が行なわれ
る。すなわち、“前ページ”キー13が押された場合に
は、構文解析部11は現在表示されている電子書籍デー
タの前ページの電子書籍データを書籍データ記憶部5か
ら取得し、その1ページ分の電子書籍データの構文解析
を行う。特定部分抽出部6は、各文章の主部と述部とを
特定部分として抽出する。そして、特定部分表示処理部
7は、特定部分抽出部6によって抽出された特定部分を
他の部分と区別して表示する。また、“次ページ”キー
14が押された場合には、現在表示されている電子書籍
データの次ページの電子書籍データの特定部分が抽出さ
れ、その特定部分の表示が行われる。
【0050】また、特定部分識別表示の単位が画面全体
でない場合には(S11,No)、該当文章の特定部分
識別表示が行われる。すなわち、“前ページ”キー13
が押された場合には、構文解析部11は現在特定部分表
示が行なわれている文章の前の文章の構文解析を行う。
特定部分抽出部6は、その文章の主部と述部とを特定部
分として抽出する。そして、特定部分表示処理部7は、
特定部分抽出部6によって抽出された特定部分を他の部
分と区別して表示する。また、“次ページ”キー14が
押された場合には、現在特定部分表示が行なわれている
文章の次の文章の特定部分が抽出され、その特定部分の
表示が行われる。
【0051】ステップS14において、“メニュー”キ
ー17が押されたか否かが判定される。“メニュー”キ
ー17が押されていなければ(S14,No)、ステッ
プS18へ進む。また、“メニュー”キー17が押され
ていれば(S14,Yes)、表示部2はメニュー表示
を行い(S15)、ユーザによって処理する項目が選択
されると(S16)、その選択された項目が設定される
(S17)。
【0052】図7は、自動ページめくり処理の項目選択
の一例を示す図である。ユーザによって“メニュー”キ
ー17が押されると、表示部2はメニュー画面を表示す
る。たとえば、メニュー画面の中から“自動ページめく
り”が選択されると、図7(a)に示すように、自動ペ
ージめくり処理の開始または終了の設定が行えるように
なる。ユーザがペン20によって“開始”を選択する
と、自動ページめくり処理が開始される。
【0053】また、ユーザによってメニュー画面の中か
ら“1ページ単位時間設定”が選択されると、図7
(b)に示すように、1ページ単位時間設定画面が表示
される。ユーザがペン20によって速度を変える、また
は変えないを選択することによって、表示速度が自動的
に変更される、または変更されないが設定される。ま
た、ユーザがペン20によって“6”および“0”を順
次選択することによって、1ページ単位設定時間として
60秒が表示される。さらに、ユーザがペン20によっ
て“実行”キー18を選択すると、1ページ単位設定時
間として60秒が設定される。この1ページ単位設定時
間は、内部処理記憶部10に記憶される。なお、“取
消”キー19が押されると、以上の処理がキャンセルさ
れる。
【0054】図8は、自動文章単位移動処理の項目選択
の一例を示す図である。ユーザによって“メニュー”キ
ー17が押されると、表示部2はメニュー画面を表示す
る。たとえば、メニュー画面の中から“特定部分表示設
定”が選択されると、図8(a)に示すように、特定部
分表示設定が行えるようになる。ユーザがペン20によ
って“1文章単位”を選択すると、1文章単位の特定部
分表示設定が開始される。
【0055】また、ユーザによってメニュー画面の中か
ら“1文章単位時間設定”が選択されると、図8(b)
に示すように、1文章単位時間設定画面が表示される。
ユーザがペン20によって速度を変える、または変えな
いを選択することによって、表示速度が自動的に変更さ
れる、または変更されないが設定される。また、ユーザ
がペン20によって“5”を選択することによって、1
文章単位設定時間として5秒が表示される。さらに、ユ
ーザがペン20によって“実行”キー18を選択する
と、1文章単位設定時間として5秒が設定される。この
1文章単位設定時間は、内部処理記憶部10に記憶され
る。なお、“取消”キー19が押されると、以上の処理
がキャンセルされる。
【0056】最後に、ステップS18において、図示し
ない電源オフキーが押されたか否かが判定される。電源
オフキーが押されていれば(S18,Yes)、電源が
オフされて処理が終了される。また、電源オフキーが押
されていなければ(S18,No)、ステップS1へ戻
り、以降の処理を繰り返す。
【0057】図9は、自動ページめくり処理(図3のス
テップS6)の詳細を説明するためのフローチャートで
ある。まず、特定部分抽出部6は、内部処理記憶部10
に記憶された1ページ単位設定時間を読み出して変数A
に設定する(S61)。次に、特定部分量解析部8は、
特定部分抽出部6によって抽出された該当ページの特定
部分の文字数をカウントし、変数Bに設定する(S6
2)。
【0058】次に、計時処理部9は、A秒経過したか否
かを判定する(S63)。A秒経過しておらず(S6
3,No)、“取消”キー19が押されていなければ
(S64、No)、ステップS63へ戻り処理を繰り返
す。また、A秒経過すれば(S63,Yes)、書籍デ
ータ記憶部5に記憶された電子書籍データに次ページが
あるか否かが判定される(S65)。
【0059】電子書籍データに次ページがないと判定さ
れると(S65,No)、自動ページめくり処理を終了
する。また、電子書籍データに次ページがあると判定さ
れると(S65,Yes)、特定部分表示部7は、特定
部分抽出部6によって抽出された次ページの特定部分を
他の部分と区別して表示し(S66)、表示の速度(ペ
ージを表示してから次ページを表示するまでの速度)を
変えるか否かが判定される(S67)。この判定は、図
8に示す項目選択によって、速度を変えるか、変えない
かのいずれが選択されたかによって行なわれる。
【0060】表示の速度を変えないと判定されると(S
67,No)、変数Cに変数Bの値を設定してステップ
S70へ進む。また、表示の速度を変えると判定される
と(S67,Yes)、特定部分量解析部8は、特定部
分抽出部6によって抽出された次ページの特定部分の文
字数をカウントし、変数Cに設定する(S69)。
【0061】次に、ステップS70において、“取消”
キー19が押されたか否かが判定される。“取消”キー
19が押されていれば(S70,Yes)、そのまま自
動ページめくり処理を終了する。また、“取消”キー1
9が押されていなければ(S70,No)、“はやく”
キー15が押されているか否かが判定される(S7
1)。“はやく”キー15が押されていれば(S71,
Yes)、自動ページめくりの速度を速くするために、
変数Aから所定時間nだけ減じて変数Aに設定し(S7
2)、ステップS75へ進む。
【0062】また、“はやく”キー15が押されていな
ければ(S71,No)、“おそく”キー16が押され
ているか否かが判定される(S73)。“おそく”キー
16が押されていれば(S73,Yes)、変数Aに所
定時間nを加算して変数Aに設定し(S74)、ステッ
プS75へ進む。
【0063】ステップS75において、A×(C÷B)
秒経過したか否かが判定される。この処理は、ステップ
S62において設定された該当ページの特定部分文字数
Bを基準とし、次ページの特定部分文字数CがBよりも
大きければ、その比率に応じて表示時間を増加させ、次
ページの特定文字数CがBよりも小さければ、その比率
に応じて表示時間を減少させるものである。また、“は
やく”キー15または“おそく”キー16が押された場
合には、それに応じて表示時間を加減する。
【0064】A×(C÷B)秒経過していなければ(S
75,No)、ステップS70へ戻り、以降の処理を繰
り返す。また、A×(C÷B)秒経過していれば(S7
5,Yes)、ステップS65へ戻り、次ページがある
か否かの判定が行われる。
【0065】図10は、自動ページおくり処理(表示速
度を変えない場合)の一例を示す図である。1ページ単
位設定時間が60秒である場合、図10(a)に示すよ
うに該当ページの書籍データの中の特定部分が他の部分
と区別されて表示され、60秒経過した後に、図10
(b)に示すように次ページの書籍データの中の特定部
分が他の部分と区別されて表示される。
【0066】また、図11は、自動ページおくり処理
(表示速度を変える場合)の一例を示す図である。該当
ページの1ページ単位設定時間が60秒である場合、図
11(a)に示すように該当ページの書籍データの中の
特定部分が他の部分と区別されて表示され、60秒経過
した後に、図11(b)に示すように次ページの書籍デ
ータの中の特定部分が他の部分と区別されて表示され
る。そして、さらに次ページの書籍データの表示を行う
場合、図11(b)に示す書籍データの特定部分の文字
数が図11(a)に示す書籍データの特定部分の文字数
よりも多いので、その比率によって次ページを表示する
までの時間81秒が算出される。
【0067】図12は、自動文章単位移動処理(図3の
ステップS9)の詳細を説明するためのフローチャート
である。まず、特定部分抽出部6は、内部処理記憶部1
0に記憶された1文章単位設定時間を読み出して変数A
に設定する(S81)。次に、特定部分量解析部8は、
特定部分抽出部6によって抽出された該当文章の特定部
分の文字数をカウントし、変数Bに設定する(S8
2)。
【0068】次に、計時処理部9は、A秒経過したか否
かを判定する(S83)。A秒経過しておらず(S8
3,No)、“取消”キー19が押されていなければ
(S84、No)、ステップS83へ戻り処理を繰り返
す。また、A秒経過すれば(S83,Yes)、書籍デ
ータ記憶部5に記憶された電子書籍データに次文章があ
るか否かが判定される(S85)。
【0069】電子書籍データに次文章がないと判定され
ると(S85,No)、自動文章単位移動処理を終了す
る。また、電子書籍データに次文章があると判定される
と(S85,Yes)、特定部分表示部7は、特定部分
抽出部6によって抽出された次文章の特定部分を他の部
分と区別して表示し(S86)、表示の速度(ある文章
の特定部分を表示してから、次文章の特定部分を表示す
るまでの速度)を変えるか否かが判定される(S8
7)。
【0070】表示の速度を変えないと判定されると(S
87,No)、変数Cに変数Bの値を設定してステップ
S90へ進む。また、表示の速度を変えると判定される
と(S87,Yes)、特定部分量解析部8は、特定部
分抽出部6によって抽出された次文章の特定部分の文字
数をカウントし、変数Cに設定する(S89)。
【0071】次に、ステップS90において、“取消”
キー19が押されたか否かが判定される。“取消”キー
19が押されていれば(S90,Yes)、そのまま自
動文章単位移動処理を終了する。また、“取消”キー1
9が押されていなければ(S90,No)、“はやく”
キー15が押されているか否かが判定される(S9
1)。“はやく”キー15が押されていれば(S91,
Yes)、自動文章単位移動の速度を速くするために、
変数Aから所定時間nだけ減じて変数Aに設定し(S9
2)、ステップS95へ進む。
【0072】また、“はやく”キー15が押されていな
ければ(S91,No)、“おそく”キー16が押され
ているか否かが判定される(S93)。“おそく”キー
16が押されていれば(S93,Yes)、変数Aに所
定時間nを加算して変数Aに設定し(S94)、ステッ
プS95へ進む。
【0073】ステップS95において、A×(C÷B)
秒経過したか否かが判定される。この処理は、ステップ
S82において設定された該当文章の特定部分文字数B
を基準とし、次文章の特定部分文字数CがBよりも大き
ければ、その比率に応じて表示時間を増加させ、次文章
の特定文字数CがBよりも小さければ、その比率に応じ
て表示時間を減少させるものである。また、“はやく”
キー15または“おそく”キー16が押された場合に
は、それに応じて表示時間を加減する。
【0074】A×(C÷B)秒経過していなければ(S
95,No)、ステップS90へ戻り、以降の処理を繰
り返す。また、A×(C÷B)秒経過していれば(S9
5,Yes)、ステップS85へ戻り、次文章があるか
否かの判定が行われる。
【0075】図13は、自動文章単位移動処理(表示速
度を変えない場合)の一例を示す図である。1文章単位
設定時間が5秒である場合、図13(a)に示すように
該当文章の中の特定部分が他の部分と区別されて表示さ
れ、5秒経過した後に、図13(b)に示すように次の
文章の中の特定部分が他の部分と区別されて表示され
る。
【0076】また、図14は、自動文章単位移動処理
(表示速度を変える場合)の一例を示す図である。該当
文章の1文章単位設定時間が5秒である場合、図14
(a)に示すように該当文章の中の特定部分が他の部分
と区別されて表示され、5秒経過した後に、図14
(b)に示すように次文章の中の特定部分が他の部分と
区別されて表示される。そして、さらに次文章の表示を
行う場合、図14(b)に示す文章の特定部分の文字数
が図14(a)に示す文章の特定部分の文字数よりも多
いので、その比率によって次文章を表示するまでの時間
6.5秒が算出される。
【0077】図15は、特定部分の表示の他の一例を示
す図である。この表示方法は、表示部2が階調表示可能
な場合に有効である。たとえば、特定部分に対して通常
の表示を行い、特定部分以外(四角で囲った部分)に対
して薄いグレー表示を行うことにより、特定部分が強調
されてより見やすい表示が可能となる。
【0078】図16は、特定部分の表示のさらに他の一
例を示す図である。この表示方法は、表示部2がカラー
表示可能な場合に有効である。たとえば、特定部分の表
示(四角で囲った主部に対して青色で表示、楕円で囲っ
た述部に対して赤色で表示)を行い、特定部分以外(四
角や楕円で囲った部分以外)を黒色で表示を行うことに
より、特定部分が強調されてより見やすい表示が可能と
なる。
【0079】図17は、特定部分の表示のさらに他の一
例を示す図である。この表示方法は、表示部2が白黒2
値の表示のみ可能な場合に有効である。たとえば、特定
部分に対して通常の表示を行い、特定部分以外の文字に
対してドットの間引きを行って表示することにより、特
定部分が強調されてより見やすい表示が可能となる。
【0080】以上説明したように、本実施の形態におけ
る電子書籍表示装置によれば、ページ単位または文章単
位で特定部分を抽出し、抽出された特定部分を識別表示
するようにしたので、ユーザは迅速に書籍に目を通すこ
とが可能となった。また、文章の主部および述部のみを
抽出するので、処理能力があまり高くない携帯型電子処
理装置等においても本発明を実現することが可能となっ
た。
【0081】また、設定された時間毎に自動ページおく
り処理または自動文章単位移動処理を行うようにしたの
で、ユーザの読書スピードに応じて自動的に次ページま
たは次文章の特定部分の識別表示を行うことが可能とな
った。また、1ページの文字数または1文章の文字数に
応じて特定部分の表示時間を変更するようにしたので、
ユーザはさらに快適に速読を行うことが可能となった。
【0082】(実施の形態2)図18は、本発明の実施
の形態2における電子書籍表示装置の概略構成を示すブ
ロック図である。本実施の形態における電子書籍表示装
置は、図1に示す実施の形態1における電子書籍表示装
置と比較して、構文解析部11が削除されている点、お
よび書籍データ記憶部5に記憶される電子書籍データの
内容が異なる点のみが異なる。したがって、重複する構
成および機能の詳細な説明は繰り返さない。
【0083】図19は、書籍データ記憶部5に記憶され
た電子書籍データの一例を示す図である。図19に示す
ように、各文章の主部に≪主部開始≫および≪主部終了
≫の情報が付加され、述部に≪述部開始≫および≪述部
終了≫の情報がそれぞれ付加される。このように、予め
文章の主部および述部を示す情報を付加しておくことに
より、文章の構文解析をせずに特定部分の抽出を可能と
している。
【0084】以上説明したように、本実施の形態におけ
る電子書籍表示装置によれば、文章の構文解析をせずに
特定部分を抽出することができるので、実施の形態1に
おける電子書籍表示装置と比較して、処理速度の向上を
図ることが可能となる。
【0085】今回開示された実施の形態は、すべての点
で例示であって制限的なものではないと考えられるべき
である。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請
求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味
および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1における電子書籍表示
装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の実施の形態1における電子書籍表示
装置の外観例を示す図である。
【図3】 本発明の実施の形態1における電子書籍表示
装置の処理手順を説明するためのフローチャートであ
る。
【図4】 通常表示処理時における自動ページおくり処
理を説明するための図である。
【図5】 1ページ単位の特定部分識別表示を説明する
ための図である。
【図6】 1文章単位の特定部分識別表示を説明するた
めの図である。
【図7】 自動ページめくり処理の項目選択の一例を示
す図である。
【図8】 自動文章単位移動処理の項目選択の一例を示
す図である。
【図9】 自動ページめくり処理(図3のステップS6)
の詳細を説明するためのフローチャートである。
【図10】 自動ページおくり処理(表示速度を変えな
い場合)の一例を示す図である。
【図11】 自動ページおくり処理(表示速度を変える
場合)の一例を示す図である。
【図12】 自動文章単位移動処理(図3のステップS
9)の詳細を説明するためのフローチャートである。
【図13】 自動文章単位移動処理(表示速度を変えな
い場合)の一例を示す図である。
【図14】 自動文章単位移動処理(表示速度を変える
場合)の一例を示す図である。
【図15】 特定部分の識別表示の他の一例を示す図で
ある。
【図16】 特定部分の識別表示のさらに他の一例を示
す図である。
【図17】 特定部分の識別表示のさらに他の一例を示
す図である。
【図18】 本発明の実施の形態2における電子書籍表
示装置の概略構成を示すブロック図である。
【図19】 本発明の実施の形態2における書籍データ
記憶部5に記憶された電子書籍データの内容の一例を示
す図である。
【符号の説明】
1 CPU、2 表示部、3 操作部、4 情報蓄積/
処理部、5 書籍データ記憶部、6 特定部分抽出部、
7 特定部分表示処理部、8 特定部分量解析部、9
計時処理部、10 内部処理記憶部、11 構文解析
部、13 “前ページ”キー、14 “次ページ”キ
ー、15 “はやく”キー、16 “おそく”キー、1
7 “メニュー”キー、18 “実行”キー、19
“取消”キー、20 ペン。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 書籍データを表示する電子書籍表示装置
    であって、 前記書籍データに付加された、文章を理解するのに必要
    な特定部分を示す情報に基づいて、特定部分を抽出する
    ための抽出手段と、 前記抽出手段によって抽出された特定部分を示す情報に
    基づいて、当該特定部分を識別して表示するための表示
    手段とを含む、電子書籍表示装置。
  2. 【請求項2】 電子書籍を表示する電子書籍表示装置で
    あって、 前記書籍データの文章を解析して、文章を理解するのに
    必要な特定部分を抽出するための抽出手段と、 前記抽出手段によって抽出された特定部分を識別して、
    所定の単位で順次自動的に表示するための表示手段とを
    含む、電子書籍表示装置。
  3. 【請求項3】 前記抽出手段は、識別して表示する特定
    部分をページ単位で抽出する、請求項1または2記載の
    電子書籍表示装置。
  4. 【請求項4】 前記表示手段は、前記抽出手段によって
    ページ単位で抽出された特定部分を、所定時間経過毎に
    ページ単位で順次表示する、請求項3記載の電子書籍表
    示装置。
  5. 【請求項5】 前記電子書籍表示装置はさらに、前記抽
    出手段によって抽出されたページ単位の特定部分に含ま
    れる文字数によって表示時間を算出するための算出手段
    を含み、 前記表示手段は、前記抽出手段によってページ単位で抽
    出された特定部分を、前記算出手段によって算出された
    表示時間に基づいてページ単位で順次表示する、請求項
    3記載の電子書籍表示装置。
  6. 【請求項6】 前記抽出手段は、識別して表示する特定
    部分を文章単位で抽出する、請求項1または2記載の電
    子書籍表示装置。
  7. 【請求項7】 前記表示手段は、前記抽出手段によって
    文章単位で抽出された特定部分を、所定時間経過毎に文
    章単位で順次表示する、請求項6記載の電子書籍表示装
    置。
  8. 【請求項8】 前記電子書籍表示装置はさらに、前記抽
    出手段によって抽出された文章単位の特定部分に含まれ
    る文字数によって表示時間を算出するための算出手段を
    含み、 前記表示手段は、前記抽出手段によって文章単位で抽出
    された特定部分を、前記算出手段によって算出された表
    示時間に基づいて文章単位で順次表示する、請求項6記
    載の電子書籍表示装置。
  9. 【請求項9】 前記表示手段は、前記特定部分以外の部
    分をドットの間引き処理をして表示する、請求項1〜8
    のいずれかに記載の電子書籍表示装置。
  10. 【請求項10】 前記表示手段は、前記特定部分と特定
    部分以外の部分とを異なる階調で表示する、請求項1〜
    8のいずれかに記載の電子書籍表示装置。
  11. 【請求項11】 前記表示手段は、前記特定部分と特定
    部分以外の部分とを異なる色で表示する、請求項1〜8
    のいずれかに記載の電子書籍表示装置。
  12. 【請求項12】 前記特定部分は、文章の主部と述部と
    である、請求項1〜11のいずれかに記載の電子書籍表
    示装置。
  13. 【請求項13】 書籍データを表示する電子書籍表示方
    法であって、 前記書籍データに付加された、文章を理解するのに必要
    な特定部分を示す情報に基づいて、特定部分を抽出する
    ステップと、 前記抽出された特定部分を示す情報に基づいて、当該特
    定部分を識別して表示するステップとを含む、電子書籍
    表示方法。
  14. 【請求項14】 電子書籍を表示する電子書籍表示方法
    であって、 前記書籍データの文章を解析して、文章を理解するのに
    必要な特定部分を抽出するステップと、 前記抽出された特定部分を識別して、所定の単位で順次
    表示するステップとを含む、電子書籍表示方法。
JP34833499A 1999-12-08 1999-12-08 電子書籍表示装置および電子書籍表示方法 Pending JP2001167107A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34833499A JP2001167107A (ja) 1999-12-08 1999-12-08 電子書籍表示装置および電子書籍表示方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34833499A JP2001167107A (ja) 1999-12-08 1999-12-08 電子書籍表示装置および電子書籍表示方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001167107A true JP2001167107A (ja) 2001-06-22

Family

ID=18396344

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34833499A Pending JP2001167107A (ja) 1999-12-08 1999-12-08 電子書籍表示装置および電子書籍表示方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001167107A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013033328A (ja) * 2011-08-01 2013-02-14 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 文書表示装置、文書表示方法及びプログラム
JP2013130916A (ja) * 2011-12-20 2013-07-04 Sharp Corp 文書速読支援装置
JP2013196085A (ja) * 2012-03-16 2013-09-30 Sharp Corp 文書速読支援装置
JP5423395B2 (ja) * 2007-11-20 2014-02-19 日本電気株式会社 電子文章閲覧装置、電子文章閲覧方法、電子文章閲覧プログラム及び携帯電話機
JP2019105751A (ja) * 2017-12-13 2019-06-27 大日本印刷株式会社 表示制御装置、プログラム、表示システム、表示制御方法及び表示データ
JP7139647B2 (ja) 2017-08-25 2022-09-21 大日本印刷株式会社 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5423395B2 (ja) * 2007-11-20 2014-02-19 日本電気株式会社 電子文章閲覧装置、電子文章閲覧方法、電子文章閲覧プログラム及び携帯電話機
US8856677B2 (en) 2007-11-20 2014-10-07 Nec Corporation Electronic text viewing apparatus, electronic text viewing method, and mobile phone
JP2013033328A (ja) * 2011-08-01 2013-02-14 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 文書表示装置、文書表示方法及びプログラム
JP2013130916A (ja) * 2011-12-20 2013-07-04 Sharp Corp 文書速読支援装置
JP2013196085A (ja) * 2012-03-16 2013-09-30 Sharp Corp 文書速読支援装置
JP7139647B2 (ja) 2017-08-25 2022-09-21 大日本印刷株式会社 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP2019105751A (ja) * 2017-12-13 2019-06-27 大日本印刷株式会社 表示制御装置、プログラム、表示システム、表示制御方法及び表示データ
JP7052328B2 (ja) 2017-12-13 2022-04-12 大日本印刷株式会社 表示制御装置、プログラム、表示システム及び表示制御方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7194693B2 (en) Apparatus and method for automatically highlighting text in an electronic document
US8438470B2 (en) Data editing for improving readability of a display
WO2006059513A1 (ja) 表示装置、表示装置の制御方法及び情報記憶媒体
JP2001167107A (ja) 電子書籍表示装置および電子書籍表示方法
US20090303258A1 (en) Information display apparatus, information displaying method, and computer readable medium
JPH1040247A (ja) データ処理装置
JP2000194869A (ja) 文書作成装置
JPH09134159A (ja) データ出力装置
JPH08286881A (ja) 画面プレゼンテーション機能を持つ文書作成装置及び画面プレゼンテーション方法
JP2012113170A (ja) 文章表示装置
JP2006268581A (ja) 表示制御装置及び方法並びに情報処理装置及び方法
JP3085266B2 (ja) 文書表示装置、方法及び記録媒体
Lee et al. Enhancing web accessibility
JPH10240120A (ja) 手話学習装置、手話学習方法及び手話学習データ記憶媒体
JP2001296941A (ja) 情報処理装置
JP2007086945A (ja) 画像処理装置、画像処理方法及び該方法を実行するための画像処理プログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP4028656B2 (ja) 文字表示方法及び表示装置
JPS63149759A (ja) 文書編集装置
JP2006039783A (ja) 情報表示装置及び電子書籍装置
JP2001160048A (ja) 文書作成装置における文字属性設定装置及び方法
JPH06295357A (ja) 情報処理装置
JP2001184052A (ja) 表示制御装置およびそのプログラム記録媒体
JPH11250047A (ja) 筆記データ処理装置およびそのプログラム記録媒体
Thatcher et al. Assistive Technology Browsers and Accessibility
JPH0863469A (ja) 文字処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051201

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081021

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081202

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090512

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090804