JP7139647B2 - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
タブレット端末、スマートフォン、パーソナルコンピュータ、専用端末等、様々な電子機器を使用して読むことができる電子書籍が提供されている。特許文献1では、読書中のユーザによるサッカード(視点トラッキングにおける中心窩の移動)及びユーザの視点位置に基づいて自動でページ送りを行う表示装置が提案されている。特許文献1に開示された装置では、ページ送りが自動的に行われるので、ユーザは読書に集中できる。
特開2014-81835号公報
しかしながら、特許文献1に開示された装置では、ページ送りを自動で行うだけであり、電子書籍の各ページをより読み易く表示するまでには至っていない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、電子書籍をより読み易く表示することが可能な情報処理装置等を提供することにある。
本発明の一態様に係る情報処理装置は、取得した文書を表示する場合に、一文毎に異なる態様で表示する表示部を備え、前記表示部は、段落毎に先頭の文から読み方向に対し一文毎に順に表示レベルを下げて前記文書を表示することを特徴とする。
本発明の一態様に係る情報処理方法は、情報処理装置が、取得した文書を表示部に表示する場合に、一文毎に異なる態様で前記表示部に表示し、段落毎に先頭の文から読み方向に対し一文毎に順に表示レベルを下げて前記文書を表示することを特徴とする。
本発明の一態様に係るプログラムは、取得した文書を表示部に表示する場合に、一文毎に異なる態様で前記表示部に表示し、段落毎に先頭の文から読み方向に対し一文毎に順に表示レベルを下げて前記文書を表示する処理をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明の一態様にあっては、電子書籍をより読み易く表示することが可能な情報処理装置等を提供することができる。
情報処理装置の構成例を示すブロック図である。 特定語DBの構成例を示す模式図である。 情報処理装置による文書ファイルの表示処理を説明する模式図である。 情報処理装置による文書ファイルの表示処理を説明する模式図である。 情報処理装置による文書の表示例を示す模式図である。 情報処理装置が行う文書表示処理の手順を示すフローチャートである。 情報処理装置が行う文書表示処理の手順を示すフローチャートである。 実施形態2の情報処理装置による文書の表示例を示す模式図である。 実施形態3の情報処理装置が行う設定処理の手順を示すフローチャートである。 実施形態4の情報処理装置による文書の表示例を示す模式図である。 実施形態4の情報処理装置が行う文書表示処理の手順を示すフローチャートである。 実施形態5の情報処理装置による文書の表示例を示す模式図である。 実施形態6の情報処理装置による文書の表示例を示す模式図である。 実施形態6の情報処理装置による文書の他の表示例を示す模式図である。 実施形態6の情報処理装置が行う文書表示処理の手順を示すフローチャートである。 実施形態7の情報処理装置が行う文書表示処理の手順を示すフローチャートである。
以下、本開示を、電子書籍等の文書を表示する情報処理装置に適用した実施形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。
(実施形態1)
図1は、情報処理装置の構成例を示すブロック図である。情報処理装置1は、タブレット端末、スマートフォン、パーソナルコンピュータ、電子書籍リーダ等の情報機器である。
情報処理装置1は、制御部10、記憶部11、通信部12、表示部13、入力部14等を含み、これらの各部はバスを介して相互に接続されている。
制御部10は、CPU(Central Processing Unit)又はMPU(Micro-Processing Unit)等のプロセッサを含む。制御部10は、記憶部11に記憶してある制御プログラムを適宜実行することにより、情報処理装置1に係る種々の情報処理、制御処理等を行う。
記憶部11は、フラッシュメモリ、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等である。記憶部11は、制御部10が実行する制御プログラム、及び制御プログラムの実行に必要な各種のデータを予め記憶している。また記憶部11は、制御部10が制御プログラムを実行する際に発生するデータ等を一時的に記憶する。記憶部11に記憶される制御プログラムには、本開示のプログラムである文書表示プログラムPが含まれ、記憶部11に記憶されるデータには、特定語データベース(以下、特定語DBという)が含まれる。更に記憶部11には電子書籍等の文書ファイル11aが記憶されている。
図2は、特定語DBの構成例を示す模式図である。特定語DBには、例えば所定の接続詞が登録されている。図2に示す特定語DBには、順接の接続詞(例えば「だから」、「したがって」、「すると」)、逆説の接続詞(例えば「しかし」、「ところが」、「けれども」)、選択の接続詞(例えば「むしろ」、「あるいは」)及び言換の接続詞(例えば「すなわち」、「要するに」)等の特定語句(特定語)が登録されている。特定語DBに登録される用語は、これらの接続詞に限らず、また、例えば文書ファイル11aの内容に応じて重要となるキーワードが登録されてもよい。特定語DBの登録内容は、ユーザが情報処理装置1を操作することによって変更可能であってもよい。
文書ファイル11aは、電子書籍のほか、電子メール又は各種の報告書等のファイルでもよい。文書ファイル11aは、例えばEPUB(Electronic Publication)形式、HTML(Hyper Text Markup Language)形式、PDF(Portable Document Format)形式、プレーンテキスト形式、ワープロのファイル形式等の、任意の形式を使用することが可能である。
通信部12は、インターネット等のネットワークに接続するためのインタフェースであり、ネットワークを介して情報の送受信を行う。例えば情報処理装置1は、通信部12を介して外部装置から文書ファイル11aを取得し、記憶部11に記憶する。
表示部13は、例えば液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等であり、制御部10からの指示に従って各種の情報を表示する。
入力部14は、表示部13の表面に配置されたタッチセンサ又は押下式のボタンであり、ユーザによる操作入力を受け付け、操作内容に対応した制御信号を制御部10へ送出する。なお、タッチセンサである入力部14は、表示部13と一体としてタッチパネルを構成する。
なお、表示部13にゴーグル型又は眼鏡型のヘッドマウントディスプレイを使用しても良い。この場合、入力部14にはユーザの手及び腕の動きを検知する所謂モーションセンサ、音声入力を行うマイク、又はユーザの視線を検知する視線入力装置等を使用することが望ましい。
また情報処理装置1は、可搬型記憶媒体に記憶された情報を読み取る読取部等を備え、可搬型記憶媒体から文書ファイル11aを読み出して記憶部11に記憶するようにしてもよい。
以下に、情報処理装置1による文書ファイル11aの表示処理について説明する。図3及び図4は、情報処理装置1による文書ファイル11aの表示処理を説明する模式図であり、図5は、情報処理装置1による文書の表示例を示す模式図である。図3乃至図5は、情報処理装置1の表示部13に電子書籍を横書きで表示した状態を示す。
情報処理装置1の制御部10は、記憶部11に記憶してある文書表示プログラムPを含む制御プログラムを実行することにより、文書ファイル11aに基づく文書を表示部13に表示する。なお、制御部10は、表示すべき文書に含まれる各文を先頭から順に表示部13に表示する。
図3は、文書ファイル11aに基づくオリジナルの文書を示す。図3に示す文書は2つの段落を含み、各段落は6つの文を含むが、段落数及び各段落の文の数は限定されない。
制御部10は、各段落において、一文毎に表示濃度を変更して表示する。例えば、制御部10は、各段落の先頭(最初)の一文を通常の表示濃度(例えば最も濃い表示濃度)で表示し、次の一文を2番目に濃い表示濃度で表示し、順次、一文毎に表示濃度を薄くしていく。
図4に示す文書では、上側の段落において、先頭の一文が最も濃い表示濃度で表示され、実線で囲まれた二文目の文が次に濃い表示濃度で表示されている。以降、破線で囲まれた三文目の文、一点破線で囲まれた四文目の文、二点破線で囲まれた五文目の文の順に表示濃度が薄くなっており、点線で囲まれた最後の文は最も薄い表示濃度で表示されている。なお、本実施形態の情報処理装置1は、各文の表示濃度を最も薄い濃度まで下げた場合、以降の文を最も薄い表示濃度で表示する。具体的には、図4に示す点線で囲まれた文の後に更に文が続く場合、更に続く文は、点線で囲まれた最後の文と同様に、最も薄い表示濃度で表示される。本実施形態の情報処理装置1は、表示濃度のレベルを6段階に変更可能であるが、段階数は限定されない。
制御部10は、段落毎に、各文の表示濃度を変更しており、段落が変わった場合、次の段落においても、先頭の一文を通常の表示濃度(例えば最も濃い表示濃度)で表示し、一文毎に表示濃度を薄くする。
また、制御部10は、各段落において一文毎に表示濃度を変更する際に、各文に所定の用語が含まれる場合、表示濃度を直前の文よりも濃くする。例えば、各文に、特定語DBに登録された用語(特定語)が含まれる場合、表示濃度を直前の文から1段階濃くする。特定語が接続詞の場合、特定語は各文の先頭に含まれることが多い。
図4に示す文書中の下側の段落では、先頭の一文が最も濃い表示濃度で表示され、実線で囲まれた二文目の文、破線で囲まれた三文目の文、一点破線で囲まれた四文目の文の順に表示濃度が薄くなっている。そして、特定語DBに登録されている特定語である「しかし」を含む、破線で囲まれた五文目の文が、四文目の文よりも1段階濃い表示濃度、即ち、三文目の文と同じ表示濃度で表示される。そして、次の六文目の文(最後の文)は特定語を含まないので、五文目の文よりも1段階薄い表示濃度で表示される。このように、特定語DBに登録されている特定語を含む文の表示濃度を濃くして強調表示することにより、ユーザ(読者)に読むべき文を提示することができる。なお、特定語DBに登録されている特定語を含む文は、直前の文よりも濃い表示濃度で表示すればよく、例えば直前の文よりも2段階濃い表示濃度で表示してもよく、最も濃い表示濃度で表示してもよい。また、特定語DBに登録されている特定語を含む文を直前の文と同じ表示濃度で表示してもよい。
図5は、図4に示す文書から、各文を囲む線を消去したものである。本実施形態の情報処理装置1では、表示部13に、図5に示すように、段落毎に各文の表示濃度が段階的に変更された状態(表示態様)で文書が表示される。
なお、制御部10が表示部13に文書を表示する際に使用する文字サイズ、フォント、行間隔等は、情報処理装置1のユーザの好みに応じて設定可能であってもよい。
入力部14(例えばタッチパネル)を介して上方向のスライド操作(スワイプ操作)、フリック操作等を受け付けた場合、制御部10は、表示部13に表示した文書ファイル11aを上向きにスクロール表示する。また、入力部14を介して下方向のスライド操作、フリック操作等を受け付けた場合、制御部10は、表示部13に表示した文書ファイル11aを下向きにスクロール表示する。制御部10は、所定の速度で自動的にスクロール表示を行い、ユーザによるタッチパネルの操作を受け付けた場合に、スクロールを停止してもよい。
制御部10は、スクロール表示によって文書ファイル11aに基づく文書に含まれる各文を順次表示するが、このとき、上述したように各段落において、一文毎に表示濃度を変更させて表示する。
情報処理装置1のユーザは、表示部13にて、文書ファイル11aに基づく文書(電子書籍)を読むことができる。図5に示す文書中の上側の段落に示すように、表示部13には、1つの段落に含まれる各文が、先頭の文から順に表示濃度が薄くなるように表示される。濃い表示濃度で表示された文書はユーザの目に入り易いので、ユーザは、濃い表示濃度で強調表示された先頭側の文を効率良く読むことができる。各段落の先頭側には、その段落に記載されている内容を要約した文が記載されていることが多い。よって、ユーザは、濃く表示された先頭側の文を読むことにより、各段落の記載内容を効率良く理解することができる。
また、図5に示す文書中の下側の段落に示すように、特定語DBに登録された特定語を含む文が、その直前の文よりも濃い表示濃度で強調表示される。例えば接続詞は前後の文の関係(センテンス構造)を示しており、このような接続詞を含む文は、各段落において重要な内容が記載されていることが多い。よって、このように接続詞を含む文を強調表示することにより、ユーザは、濃く表示された文を読むことで各文のセンテンス構造を容易に把握できるので、各段落の記載内容を効率良く理解することができる。
従って、図5に示すように、電子書籍等をより読み易く表示することが可能な情報処理装置1を提供することができる。
制御部10は、上述した処理のほかに、各段落に含まれる各文を、先頭の文から順に表示濃度が濃くなるように表示してもよい。この場合、制御部10は、各段落の先頭(最初)の一文を予め設定された最も薄い表示濃度で表示し、次の一文を2番目に薄い表示濃度で表示し、順次、一文毎に表示濃度を濃くしていく。このような構成においても、各段落においてユーザが読むべき文を濃い表示濃度で表示することにより、ユーザが読み易く文書を表示することが可能となる。
次に、情報処理装置1が行う文書表示処理をフローチャートに基づいて説明する。図6は、情報処理装置1が行う文書表示処理の手順を示すフローチャートである。以下の処理は、情報処理装置1の記憶部11に記憶してある文書表示プログラムPを含む制御プログラムに従って制御部10によって実行される。
本実施形態の情報処理装置1は文書の表示濃度を6段階に変更可能であり、以下では、表示濃度のレベルを表示レベルといい、表示レベル0は最も濃い表示濃度を示し、表示レベル1,2,…の順に薄くなる表示濃度を示し、表示レベル5は最も薄い表示濃度を示すものとして説明する。
情報処理装置1の制御部10は、記憶部11から文書ファイル11aを取得する(S51)。なお、文書ファイル11aは、ストリーミング方式により順次一部分が情報処理装置1に取得されて記憶部11に記憶されてもよい。
制御部10は、文書の表示濃度のレベル(表示レベル)を最高に設定する(S52)。例えば制御部10は、表示レベルを0に設定して表示レベル0を記憶する。制御部10は、文書ファイル11aから一文(ここでは最初の一文)を抽出し、表示レベル0の表示濃度で表示部13に表示する(S53)。即ち、最初の一文は最も濃い表示濃度で表示される。なお、文書ファイル11aがPDF形式等のページ表示を前提とした形式である場合、制御部10は文書ファイル11aから文字を抽出することにより一文を抽出する。文書ファイル11aから文字を取り出す方法については、従来から行われているので、説明を省略する。最初の一文の表示レベルは0である必要はなく、予め設定された任意の表示レベルとしてもよい。この場合、ステップS52で制御部10は、予め設定された表示レベルを記憶する。また、表示レベル0における表示濃度は、必ずしも最も濃い濃度である必要はなく、予め設定された任意の表示濃度でもよい。
制御部10は、文書ファイル11aが終了したか否かを判断する(S54)。即ち、制御部10は、文書ファイル11aの全ての文を表示したか否かを判断する。文書ファイル11aが終了したと判断した場合(S54:YES)、制御部10は処理を終了する。文書ファイル11aが終了していないと判断した場合(S54:NO)、制御部10は、表示部13に表示領域が余っており次の文が表示可能であるか否かを判断する(S55)。表示可能であると判断した場合(S55:YES)、制御部10は表示レベルを現在のレベルから1つ下げる(S56)。例えば現在の表示レベルが0の場合、制御部10は、表示レベルを1に設定して表示レベル1を記憶する。なお、本実施形態の情報処理装置1では、表示濃度を6段階に変更可能であり、現在の表示レベルが5の場合、これ以上表示レベルを下げることはできないので、制御部10は、表示レベルを5のままとする。
そして、制御部10は、ステップS53の処理に移行し、文書ファイル11aから次の一文を抽出し、ステップS56で設定した表示レベルの表示濃度で表示部13に表示する(S53)。表示レベルが1の場合、この文は2番目に濃い表示濃度で表示される。制御部10は、文書ファイル11aの全ての文を表示するまで、又は表示部13に表示可能でなくなるまでステップS53~S56の処理を繰り返す。これにより、先頭の文から順に薄く表示することができる。
ステップS55で表示部13に次の文が表示可能でないと判断した場合(S55:NO)、制御部10は、上向きのスクロールを行うか否かを判断する(S57)。例えば、タッチパネルを介してユーザによる上方向のスライド操作(スワイプ操作)、フリック操作等を受け付けた場合、又は、上向きの自動スクロールが設定されておりスクロール停止の操作を受け付けていない場合に、制御部10は上向きのスクロールを行うと判断する。
上向きのスクロールを行うと判断した場合(S57:YES)、制御部10は、例えば表示部13に表示中の文書の先頭を1行削除する(S58)。なお、制御部10は、例えばユーザによる操作の操作量に応じた行数を削除してもよく、削除した行の分だけ、表示中の各文の表示位置を上に移動させる。
制御部10は、ステップS58の処理の後、ステップS56の処理に移行し、表示レベルを現在のレベルから1つ下げる(S56)。そして制御部10は、表示部13から行を削除することによって表示可能となった表示領域に表示すべく、文書ファイル11aから次の一文を抽出し、ステップS56で設定した表示レベルの表示濃度で表示部13に表示する(S53)。これにより、上向きのスクロールを行うことによって表示可能となった領域に、各文の表示濃度を変更しながら続きの文を表示できる。
上向きのスクロールを行わないと判断した場合(S57:NO)、制御部10は処理を終了するか否かを判断する(S59)。処理を終了する場合とは、例えばユーザから終了の指示を受け付けた場合である。終了しないと判断した場合(S59:NO)、制御部10はステップS57の処理に戻り、上向きのスクロールを行うと判断するまで待機する。終了すると判断した場合(S59:YES)、制御部10は処理を終了する。
なお、制御部10は、例えばタッチパネルを介してユーザによる下方向のスライド操作、フリック操作等を受け付けた場合、又は、下向きの自動スクロールが設定されておりスクロール停止の操作を受け付けていない場合、下向きのスクロールを行う。この場合、制御部10は、例えば表示部13に表示中の文書の最後尾(最下の位置)を1行削除し、表示中の文書の直前の1行を元の表示態様(表示濃度)で再現(表示)する。ここでも、制御部10は、例えばユーザによる操作の操作量に応じた行数文だけスクロースしてもよい。
次に、情報処理装置1が行う文書表示処理の変形例をフローチャートに基づいて説明する。図7は、情報処理装置1が行う文書表示処理の手順を示すフローチャートである。以下の処理は、情報処理装置1の記憶部11に記憶してある文書表示プログラムPを含む制御プログラムに従って制御部10によって実行される。図7に示す処理においても、表示レベル0は最も濃い表示濃度を示し、表示レベル1,2,…の順に薄くなる表示濃度を示し、表示レベル5は最も薄い表示濃度を示すものとして説明する。
情報処理装置1の制御部10は、記憶部11から文書ファイル11aを取得し(S1)、文書の表示濃度のレベル(表示レベル)を最高に設定する(S2)。ここでも、各段落の最初の一文の表示レベルは0である必要はなく、予め設定された任意の表示レベルとしてもよい。この場合、ステップS2で制御部10は、予め設定された表示レベルを記憶する。また、表示レベル0における表示濃度は、必ずしも最も濃い濃度である必要はなく、予め設定された任意の表示濃度でもよい。制御部10は、文書ファイル11aから最初の一文を抽出し、ステップS2で設定した表示レベル(ここでは、表示レベル0)の表示濃度で表示部13に表示する(S3)。即ち、最初の段落の最初の一文は最も濃い表示濃度で表示される。
制御部10は、1つの段落が終了したか否かを判断する(S4)。例えば制御部10は、ステップS3で抽出した文の後に改行があり、次の文の先頭に1文字分の空白があるか否かを判断し、改行及び空白がある場合、段落が終了したと判断する。1つの段落が終了していないと判断した場合(S4:NO)、制御部10は、表示部13に表示領域が余っており次の文が表示可能であるか否かを判断する(S5)。表示可能であると判断した場合(S5:YES)、制御部10は、文書ファイル11aから次の一文を抽出する(S6)。
制御部10は、抽出した一文に、特定語DBに登録されている特定語が含まれているか否かを判断する(S7)。抽出した一文に特定語が含まれていないと判断した場合(S7:NO)、制御部10は表示レベルを現在のレベルから1つ下げる(S8)。例えば現在の表示レベルが0の場合、制御部10は、表示レベルを1に設定して表示レベル1を記憶する。なお、本実施形態の情報処理装置1では、表示濃度を6段階に変更可能であり、現在の表示レベルが5の場合、これ以上表示レベルを下げることはできないので、制御部10は、表示レベルを5のままとする。
そして、制御部10は、ステップS6で抽出した一文を、ステップS8で設定した表示レベルの表示濃度で表示部13に表示する(S9)。表示レベルが1の場合、この文は、2番目に濃い表示濃度で表示される。
抽出した一文に特定語が含まれていると判断した場合(S7:YES)、制御部10は表示レベルを現在のレベルから1つ上げる(S10)。例えば現在の表示レベルが3の場合、制御部10は、表示レベルを2に設定して表示レベル2を記憶する。なお、現在の表示レベルが0の場合、これ以上表示レベルを上げることはできないので、制御部10は、表示レベルを0のままとする。また、一文に特定語が含まれる場合、表示レベルを2つ以上上げてもよく、最高レベルに変更してもよい。更に一文に特定語が含まれる場合、表示レベルを変更せずに、直前の文と同じ表示濃度としてもよい。
そして、制御部10は、ステップS6で抽出した一文を、ステップS10で設定した表示レベルの表示濃度で表示部13に表示する(S11)。
制御部10は、ステップS9又はS11の処理の後、ステップS4の処理に戻り、1つの段落が終了するまで、ステップS5~S11の処理を繰り返す。これにより、1つの段落において、先頭の文から順に薄く表示することができ、また、特定語を含む文を直前の文よりも濃く表示することができる。
1つの段落が終了したと判断した場合(S4:YES)、制御部10は、文書ファイル11aが終了したか否かを判断する(S12)。即ち、制御部10は、文書ファイル11aの全ての文を表示したか否かを判断する。文書ファイル11aが終了していないと判断した場合(S12:NO)、制御部10は、ステップS2の処理に移行し、文書の表示レベルを最高に設定する(S2)。そして制御部10は、文書ファイル11aから次の段落の最初の一文を抽出し、表示レベル0の表示濃度で表示部13に表示する(S3)。これにより、次の段落における最初の一文が最も濃い表示濃度で表示される。その後、制御部10は、ステップS4~S11の処理を繰り返すことにより、次の段落について、各文の表示濃度を変更しながら表示することができる。文書ファイル11aが終了したと判断した場合(S12:YES)、制御部10は処理を終了する。
ステップS5で表示部13に次の文が表示可能でないと判断した場合(S5:NO)、制御部10は、上向きのスクロールを行うか否かを判断する(S13)。上向きのスクロールを行うと判断した場合(S13:YES)、制御部10は、例えば表示部13に表示中の文書の先頭を1行削除する(S14)。なお、制御部10は、例えばユーザによる操作の操作量に応じた行数を削除してもよく、削除した行の分だけ、表示中の各文の表示位置を上に移動させる。
制御部10は、ステップS14の処理の後、ステップS6の処理に移行し、表示部13から行を削除することによって表示可能となった表示領域に表示すべく、文書ファイル11aから次の一文を抽出する(S6)。そして制御部10は、抽出した一文に特定語が含まれているか否かに応じて、ステップS8~S9の処理、又は、ステップS10~S11の処理を行う。これにより、抽出した一文に特定語が含まれているか否かに応じた表示濃度で、抽出した一文を表示できる。
上向きのスクロールを行わないと判断した場合(S13:NO)、制御部10は処理を終了するか否かを判断する(S15)。処理を終了する場合とは、例えばユーザから終了の指示を受け付けた場合である。終了しないと判断した場合(S15:NO)、制御部10はステップS13の処理に戻り、上向きのスクロールを行うと判断するまで待機する。終了すると判断した場合(S15:YES)、制御部10は処理を終了する。
なお、制御部10は、下向きのスクロールを行う場合、例えば表示部13に表示中の文書の最後尾を1行削除し、表示中の文書の直前の1行を元の表示態様(表示濃度)で再現(表示)する。また制御部10は、例えばユーザによる操作の操作量に応じた行数文だけスクロースしてもよい。
上述した処理により、情報処理装置1は、図5に示すような状態で文書ファイル11aを表示できる。よって、情報処理装置1のユーザは、表示部13に表示された各段落において、濃い表示濃度で強調表示された先頭側の文を効率良く読むことができ、各段落の記載内容を効率良く理解できる。また、特定語を含む文が濃い表示濃度で強調表示されるので、ユーザは各文のセンテンス構造を一目で把握でき、また、特定語を含む文を効率良く読むことができるので、各段落の記載内容を効率良く理解できる。このように、本実施形態の情報処理装置1は、濃い表示濃度にてユーザが読むべき文及び各文のセンテンス構造を提示できるので、ユーザにとって読み易く、理解し易い表示態様で文書を表示できる。よってユーザは、文書の内容を把握するために必要な文を効率良く読むことができ、効果的な読み直しや読み飛ばしが可能となる。
また、本実施形態の情報処理装置1では、各文の表示濃度を適宜変更するだけであるので、文書の表示形態を崩すことなく、ユーザが読み易く表示することができる。
(実施形態2)
上述した実施形態1の変形例について説明する。本実施形態では、各段落において一文毎に、線の太さが異なるフォントで表示する情報処理装置1について説明する。上述の実施形態1と共通する部分については説明を省略する。
図8は、実施形態2の情報処理装置による文書の表示例を示す模式図である。本実施形態の情報処理装置1では、図8に示すように、段落毎に各文のフォントが変更された状態で文書が表示部13に表示される。本実施形態の情報処理装置1が各文を表示する際に用いるフォントは、線の太さが異なるフォントであればどのようなフォントでもよく、ユーザの好みに応じて設定可能であってもよい。
上述の実施形態1では、図5に示すように、1つの段落に含まれる各文が、先頭の文から順に表示濃度が薄くなるように表示され、特定語を含む文はその直前の文よりも濃い表示濃度で強調表示される。これに対して、本実施形態の情報処理装置1では、図8に示すように、1つの段落に含まれる各文が、先頭の文から順にフォントに係る線が細くなるように表示され、特定語を含む文はその直前の文よりも線が太いフォントで強調表示される。即ち、上述の実施形態1における表示レベル0は、本実施形態では線が最も太いフォントを示し、表示レベル1,2,…の順に線が細くなるフォントを示し、表示レベル5は線が最も細いフォントを示す。
本実施形態においても、ユーザは、線が太いフォントで表示された文を効率良く読むことができ、その結果、各段落の記載内容を効率良く理解できる。具体的には、ユーザは、線が太いフォントで表示された各段落の先頭の文を効率良く読むことができ、また、直前の文よりも線が太いフォントで表示された、特定語を含む文を効率良く読むことができる。また、特定語を含む文が、線が太いフォントで強調表示されるので、ユーザは各文のセンテンス構造を一目で把握できる。よって、ユーザにとって読み易く、理解し易い表示態様で電子書籍等を表示することが可能な情報処理装置1を提供することができる。
また、本実施形態の情報処理装置1においても、各文のフォントを適宜変更するだけであるので、文書の表示形態を崩すことなく、ユーザが読み易く表示することができる。
上述の実施形態において、各文を表示する際にフォントを変更する代わりに表示色を変更する構成としてもよい。例えば、ユーザの目に留まり易い色、留まり難い色等、ユーザの目に留まり易い度合が異なる複数の色を予め設定しておく。そして、各段落において、先頭の文をユーザの目に最も留まり易い表示色で表示し、次の文から順に、ユーザの目に留まり易い度合が低くなる表示色で表示する。また、特定語を含む文をその直前の文よりもユーザの目に留まり易い度合が高い表示色で強調表示する。これにより、ユーザが読むべき文をユーザの目に留まり易い色で表示するので、ユーザにとって読み易く、理解し易い表示態様で文書を表示できる。
また、背景色を変更することにより、ユーザの目に留まり易い度合を変更して各文を表示する構成としてもよい。
(実施形態3)
上述した実施形態1の変形例について説明する。本実施形態では、各段落において一文毎に変更する表示濃度のレベル数(段階数)が変更可能である情報処理装置1について説明する。上述の実施形態1と共通する部分については説明を省略する。
図9は、実施形態3の情報処理装置1が行う設定処理の手順を示すフローチャートである。以下の処理は、情報処理装置1の記憶部11に記憶してある文書表示プログラムPに従って制御部10によって実行される。
情報処理装置1の制御部10は、例えば文書ファイル11aを表示部13に表示する際に、各段落において一文毎に変更する表示濃度のレベル数(濃度の数)を変更する指示を受け付ける。例えば、制御部10は、文書ファイル11aに基づく文書を表示する前に、表示濃度のレベル数を変更すべきか否かの入力を促す画面を表示部13に表示し、この画面を介して、ユーザによる表示濃度のレベル数の変更指示を受け付ける。なお、表示濃度のレベル数は、ユーザが指定する任意の数に変更可能であり、また、表示対象の文書ファイル11aの内容に応じて自動的に変更可能である。よって、ユーザは、表示濃度のレベル数の変更指示を行う際に、ユーザ入力によって設定変更(手動設定)するのか、自動的に設定変更(自動設定)するのかを指示する。
制御部10は、表示濃度のレベル数の変更指示を受け付けたか否かを判断し(S21)、変更指示を受け付けていない場合(S21:NO)、処理を終了する。なお、本処理の終了後、制御部10は、図7に示す処理を行うことにより、図5に示す表示態様で文書ファイル11aに基づく文書を表示する。
表示濃度のレベル数の変更指示を受け付けたと判断した場合(S21:YES)、制御部10は、表示濃度のレベル数をユーザ入力による手動設定によって行うか否かを判断する(S22)。手動設定によって行うと判断した場合(S22:YES)、制御部10は、所定の画面を介して、ユーザが指定する表示濃度のレベル数を受け付け、受け付けたレベル数に設定する(S23)。そして制御部10は処理を終了し、図7に示す処理を行う。なお、図7中のステップS8において、制御部10は、表示レベルを下げる際に、上述の処理で設定されたレベル数まで表示レベルを下げることが可能となる。
手動設定によって行わないと判断した場合(S22:NO)、即ち、自動設定によって行うと判断した場合、制御部10は、例えば、文書ファイル11aに基づく文書において、各段落に含まれる文の数の平均値を計測する(S24)。そして制御部10は、計測した平均値に応じたレベル数を設定する(S25)。なお、各段落中の文の数の平均値に応じたレベル数は予め設定されて記憶部11に記憶しておく。制御部10は処理を終了し、図7に示す処理を行う。
上述した処理により、各段落において一文毎に変更する表示濃度のレベル数を、ユーザの好みに応じて変更でき、また、文書ファイル11aの各段落に含まれる文の数に応じて変更できる。1つの文書において、各段落に含まれる文の数はある程度一定である場合が多い。よって、各段落に含まれる文の数の平均値に応じたレベル数を文書全体に用いることにより、それぞれの文書ファイル11aに適切な表示態様での表示が可能となる。
また、例えば1つの文書ファイル11aにおいて、段落毎に、各段落に含まれる文の数に応じたレベル数に変更してもよい。この場合、各段落に含まれる文の数が一定でない文書ファイル11aにおいても、各段落に適切な表示態様での表示が可能となる。
上述した処理による表示濃度のレベル数の変更に伴い、各レベル間の濃度差が自動的に変更可能であってもよい。例えば、最も濃い表示濃度及び最も薄い表示濃度を予め設定しておき、変更されたレベル数に応じて、各レベル間の濃度差を算出して設定してもよい。また、レベル数のそれぞれに対して、各レベルの表示濃度を予め設定しておき、レベル数が変更された場合に、変更後のレベル数に対応する各レベルの表示濃度を用いる構成としてもよい。
本実施形態の構成は、上述した実施形態2にも適用できる。即ち、実施形態2の情報処理装置1において、各段落において一文毎に変更するフォントの数を、ユーザ入力による手動設定又は文書ファイル11aに基づく自動設定によって変更可能とすることができる。この場合、各段落において一文毎に変更するフォントに係る線の太さの段階数を、ユーザの好みに応じて変更でき、また、文書ファイル11aの各段落に含まれる文の数に応じて変更できる。
(実施形態4)
上述した実施形態1の変形例について説明する。本実施形態では、図5に示す本開示に係る表示態様での文書表示と、図3に示す通常の表示態様での文書表示とが切替可能である情報処理装置1について説明する。上述の実施形態1と共通する部分については説明を省略する。
図10は、実施形態4の情報処理装置による文書の表示例を示す模式図である。図10Aは本開示に係る表示態様(以下では、濃淡表示という)での文書の表示例を示し、図10Bは通常の表示態様(以下では、通常表示という)での文書の表示例を示す。
図10Aに示すように、濃淡表示での文書表示中の画面には、通常表示での文書表示に切り替えるための通常表示ボタンが表示されている。図10Bに示すように、通常表示での文書表示中の画面には、濃淡表示での文書表示に切り替えるための濃淡表示ボタンが表示されている。従って、図10Aに示す画面において通常表示ボタンが操作された場合、情報処理装置1は図10Bに示す画面表示に切り替え、図10Bに示す画面において濃淡表示ボタンが操作された場合、情報処理装置1は図10Aに示す画面表示に切り替える。
図11は、実施形態4の情報処理装置が行う文書表示処理の手順を示すフローチャートである。
本実施形態の情報処理装置1において、制御部10は、図7に示す処理を行うことにより、図10Aに示す画面を表示部13に表示している。なお、制御部10は、図7に示す処理を行いつつ、以下の処理を行う。
制御部10は、図10Aに示す画面を表示している場合、通常表示への切替指示を受け付けたか否かを判断する(S31)。具体的には、制御部10は、図10Aに示す画面においてユーザによって通常表示ボタンが操作された場合、通常表示への切替指示を受け付けたと判断する。通常表示への切替指示を受け付けていないと判断した場合(S31:NO)、制御部10は図7に示す処理を行う。
通常表示への切替指示を受け付けたと判断した場合(S31:YES)、制御部10は、文書の表示濃度のレベル(表示レベル)を最高に固定する(S32)。ここでは、制御部10は、表示レベルを0に設定して表示レベル0を記憶して変更不可とする。制御部10は、現在表示部13に表示中の各文の表示濃度を、ステップS32で固定した表示レベル0の表示濃度に変更する(S33)。即ち、表示中の各文が最も濃い表示濃度で表示される。その後、制御部10は、ユーザのスライド操作等に基づくスクロール表示を行い、文書ファイル11aに基づく文書を表示レベル0の表示濃度で順次表示する(S34)。これにより、表示部13の表示画面を図10Bに示す画面に切り替えることができる。なお、通常表示での表示濃度は最も濃い濃度でなくてもよい。
図10Bに示す画面を表示している場合、制御部10は、濃淡表示への切替指示を受け付けたか否かを判断する(S35)。具体的には、制御部10は、図10Bに示す画面においてユーザによって濃淡表示ボタンが操作された場合、濃淡表示への切替指示を受け付けたと判断する。濃淡表示への切替指示を受け付けていないと判断した場合(S35:NO)、制御部10はステップS34の処理に戻り、文書ファイル11aに基づく文書を表示レベル0の表示濃度で順次表示する。
濃淡表示への切替指示を受け付けたと判断した場合(S35:YES)、制御部10は表示レベルを最高に設定する(S36)。ここでは、制御部10は、ステップS32で変更不可とした表示レベルを変更可能とする。そして制御部10は、現在表示部13に表示中の各段落の最初の一文の表示濃度を、ステップS36で設定した表示レベル0の表示濃度に変更して表示する(S37)。制御部10は、表示中の全ての文に対して表示濃度の変更を終了したか否かを判断し(S38)、終了していないと判断した場合(S38:NO)、表示レベルを現在のレベルから1つ下げる(S39)。そして制御部10は、表示中の各段落の次の一文の表示濃度を、ステップS39で設定した表示レベルの表示濃度に変更して表示し(S40)、ステップS38の処理に移行する。
表示中の全ての文に対して表示濃度の変更を終了したと判断した場合(S38:YES)、制御部10は、図7中のステップS5の処理に移行し、ステップS5以降の処理を行う。これにより、表示部13の表示画面を図10Aに示す画面に戻すことができる。
上述した処理により、ユーザの好みに応じて通常表示と濃淡表示とを切り替えることができる。よって、ユーザの好みに応じた表示態様で文書を表示できるので、ユーザがより読み易い態様で表示できる。
本実施形態の構成は、上述した実施形態2,3にも適用でき、実施形態2,3に適用した場合にも同様の効果が得られる。
(実施形態5)
上述した実施形態1の変形例について説明する。本実施形態では、図5に示す本開示に係る表示態様での文書表示中に、ユーザによって指定された箇所(文)の表示濃度を濃く変更可能である情報処理装置1について説明する。上述の実施形態1と共通する部分については説明を省略する。
図12は、実施形態5の情報処理装置による文書の表示例を示す模式図である。図12Aは本開示に係る表示態様(濃淡表示)での文書の表示例を示す。本実施形態の情報処理装置1は、図12Aに示す画面において、入力部14(例えばタッチパネル)を介してタップ操作、ダブルタップ操作等を受け付けた場合、操作箇所に表示中の文の表示濃度を濃く変更する。図12Bに示す例では、ユーザの指による操作箇所に表示中の文及び以降の文の表示濃度が最も濃い表示濃度に変更されている。なお、操作箇所に表示された一文の表示濃度のみを変更してもよく、操作箇所に表示された一文及び前後の文の表示濃度を変更してもよい。
このように、表示中の文書において部分的に表示濃度の変更が可能であるので、薄い表示濃度で表示された文であっても表示濃度を変更することによって読むことが可能となる。
本実施形態の構成は、上述した実施形態2~4にも適用でき、実施形態2~4に適用した場合にも同様の効果が得られる。
(実施形態6)
上述した実施形態1の変形例について説明する。本実施形態では、一文毎に異なる表示濃度で表示する構成であり、更に一文毎に又は各文を所定の表示単位(所定単位)に分割した表示単位毎に逐次表示する情報処理装置1について説明する。従って、本実施形態では、所定の表示単位を逐次切り替えて表示する高速逐次視覚呈示(Rapid Serial Visual Presentation:RSVP)において、順次表示されるテキスト(表示単位)の表示濃度を変更することができる。上述の実施形態1と共有する部分については説明を省略する。
図13は、実施形態6の情報処理装置1による文書の表示例を示す模式図である。図13においてt軸は時間軸を示し、4つの四角はそれぞれ表示画面例を示し、本実施形態の情報処理装置1は、時間の経過に伴って表示画面を順次切り替えて表示する。図13に示す例では、奥側の表示画面から手前側の表示画面の順に順次切り替えて表示される。なお、順次切り替えて表示される画面中の各文は、図5に示すように各段落において表示濃度が順次変更された各文の表示濃度と同じ表示濃度で表示されている。
図14は、実施形態6の情報処理装置1による文書の他の表示例を示す模式図である。図14に示す例においても、情報処理装置1は、時間の経過に伴って表示画面を順次切り替えて表示する。なお、図14に示す例では、順次切り替えて表示される画面には、各文を所定の表示単位に分割して得られた各表示単位がそれぞれ表示される。また、各画面中の表示単位は、図5に示すように各段落において表示濃度が順次変更された各文における表示濃度と同じ表示濃度で表示される。即ち、図14において最初の画面中の「我々は」から4番目の画面中の「空間に生きている。」までは同じ表示濃度で表示される。
図15は、実施形態6の情報処理装置1が行う文書表示処理の手順を示すフローチャートである。図15に示す処理は、図6に示す処理の変形例である。本実施形態の情報処理装置1の制御部10は、記憶部11から文書ファイル11aを取得し(S71)、文書の表示濃度のレベル(表示レベル)を最高に設定する(S72)。例えば制御部10は、表示レベルを0に設定して表示レベル0を記憶する。制御部10は、文書ファイル11aから一文(ここでは最初の一文)を抽出し(S73)、抽出した一文を所定の表示単位に分割する(S74)。例えば制御部10は、抽出した一文を、予め設定された文字数毎、読点毎、連文節毎、品詞毎等、所定の単位毎に分割する。連文節には例えば主部、述部、修飾部、接続部及び独立部等が含まれ、品詞には例えば名詞、動詞、形容詞、形容動詞、接続詞等が含まれる。また、制御部10は、抽出した一文をそのまま1つの表示単位としてもよい。
制御部10は、分割した表示単位毎に表示画面を切り替えて表示部13に逐次表示する(S75)。ここでは、制御部10は、表示レベル0の表示濃度で、各表示単位を逐次表示する。即ち、最初の一文に含まれる各表示単位は、最も濃い表示濃度で表示される。なお、ステップS74で制御部10が、抽出した一文をそのまま1つの表示単位とした場合、図13に示すように一文毎に画面が切り替えられて表示される。またステップS74で制御部10が、連文節を1つの表示単位として、抽出した一文を連文節毎に分割した場合、図14に示すように連文節毎に画面が切り替えられて表示される。また、ステップS75で制御部10は、分割した各表示単位を所定時間毎に切り替えて表示する。各表示単位の表示時間は、予め設定された時間であってもよく、各表示単位に応じて変更可能であってもよい。例えば制御部10は、各表示単位に含まれる文字数に応じて、例えば文字数が多いほど表示時間が長くなるように各表示単位の表示時間を切り替えてもよい。また制御部10は、各段落又は各文における各表示単位の位置に応じて、例えば各段落又は各文の先頭側にあるほど表示時間が長くなるように各表示単位の表示時間を切り替えてもよい。また制御部10は、各表示単位の表示レベルに応じて、例えば表示レベルが高いほど表示時間が長くなるように各表示単位の表示時間を切り替えてもよい。これにより、各表示単位が自動的に切り替えられて表示されるので、ユーザはページ送りを手動で行う必要がなく、また、表示単位毎に表示時間を変更することにより、適切なスピードでユーザに読むべき文(表示単位)を提示することができる。更に、制御部10は、入力部14(例えばタッチパネル)を介して受け付けたユーザによるタップ操作、ダブルタップ操作等に応じて、各表示単位の画面を切り替える構成でもよい。
制御部10は、文書ファイル11aが終了したか否かを判断し(S76)、文書ファイル11aが終了していないと判断した場合(S76:NO)、処理を終了するか否かを判断する(S77)。処理を終了する場合とは、例えばユーザから終了の指示を受け付けた場合である。文書ファイル11aが終了したと判断した場合(S76:YES)、又は終了すると判断した場合(S77:YES)、制御部10は処理を終了する。終了しないと判断した場合(S77:NO)、制御部10は表示レベルを現在のレベルから1つ下げる(S78)。そして制御部10は、ステップS73の処理に移行し、文書ファイル11aから次の一文を抽出し、ステップS74,S75の処理を行う。なお、ステップS75では、制御部10は、抽出した一文に含まれる各表示単位を、ステップS78で設定した表示レベルの表示濃度で表示部13に表示する。
制御部10は、文書ファイル11aの全ての文を表示するまで、又はユーザによって文書表示の終了が指示されるまでステップS73~S78の処理を繰り返す。これにより、先頭の文から順に各文の表示濃度が薄くなり、また各文に含まれる表示単位毎に画面を切り替えて逐次表示することができる。図15に示す処理は、図7に示す処理にも適用できる。即ち、図7に示す処理において、各文を表示単位毎に切り替えて逐次表示するように構成してもよい。これにより、図5に示すように各段落において先頭側の文及び特定語を含む文が濃く強調表示され、また各文が表示単位毎に画面を切り替えて表示されるので、ユーザにとって読み易く、理解し易い表示態様で文書を表示できる。よって、ユーザは表示された文書を効率良く読むことができ、文書の内容を効率良く理解できる。
本実施形態では、高速逐次視覚呈示において逐次切り替えて表示されるテキスト(各表示単位)の表示濃度が変更されるので、各テキストが、文書中のどの位置の内容であるのか、段落中のどの位置の内容であるのかをユーザは把握しながら読むことができる。よってユーザは、表示された各表示単位のセンテンス構造を把握しながら読むことができるので、文書を効率良く読むことができ、文書の内容を効率良く理解できる。
本実施形態の構成は、上述した実施形態2~5にも適用でき、実施形態2~5に適用した場合にも同様の効果が得られる。また、各実施形態で説明した変形例についても本実施形態の構成に適用できる。
(実施形態7)
上述した実施形態6の変形例について説明する。本実施形態では、文書を表示する際に、予め設定されたセグメント単位(第1単位)毎に表示態様(表示濃度、フォント等)を異ならせ、更に、セグメント単位とは異なる表示単位(第2単位)毎に逐次表示する情報処理装置1について説明する。上述の実施形態6と共有する部分については説明を省略する。上述の実施形態1~6は、一文毎に表示態様を変更する構成であった。本実施形態では、表示態様を異ならせるセグメント単位は、センテンスに限らず、例えば、文書中の章、段落、文節、単語等としてもよい。また、逐次表示する表示単位は、予め設定された文字数毎、読点毎、連文節毎、品詞毎等としてもよい。
図16は、実施形態7の情報処理装置1が行う文書表示処理の手順を示すフローチャートである。図16に示す処理は、図15に示す処理の変形例であり、図15中のステップS73~S75の代わりに、ステップS81~S83を追加したものである。本実施形態の情報処理装置1の制御部10は、実施形態6と同様に、ステップS71~S72の処理を行った後、文書ファイル11aから1つのセグメントを抽出する(S81)。例えば制御部10は、文書中の章、段落、文、文節、単語等、予め設定されたセグメント単位に含まれる文字を抽出する。制御部10は、抽出したセグメントを表示単位に分割する(S82)。例えば制御部10は、抽出したセグメントを、所定の文字数毎、読点毎、句点毎、連文節毎、品詞毎等、予め設定された表示単位毎に分割する。
制御部10は、分割した表示単位毎に表示画面を切り替えて表示部13に逐次表示する(S83)。例えば制御部10は、表示レベル0の表示濃度で、各表示単位を逐次表示する。なお、各表示単位の表示時間は、上述の実施形態6と同様に、予め設定された時間であってもよく、各表示単位に応じて変更可能であってもよく、また、ユーザによる操作に応じて各表示単位の画面を切り替える構成でもよい。
その後、制御部10は、ステップS76以降の処理を行い、文書ファイル11aの全ての文を表示するまで、又はユーザによって文書表示の終了が指示されるまで処理を繰り返す。これにより、文書の先頭からセグメント毎に表示濃度が薄くなり、また各セグメントに含まれる表示単位毎に画面を切り替えて逐次表示することができる。
図16に示す処理は、図7に示す処理にも適用できる。図7に示す処理に適用した場合、各段落においてセグメント毎に表示濃度を変更し、また、各セグメントを表示単位毎に切り替えて逐次表示することができる。また、各セグメントに所定の接続詞等の特定語が含まれる場合に、このセグメントの表示レベルを直前のセグメントよりも上げることができる。これにより、各段落において先頭側のセグメント及び特定語を含むセグメントが濃く強調表示され、また各セグメントが表示単位毎に画面を切り替えて表示されるので、ユーザにとって読み易く、理解し易い表示態様で文書を表示できる。よって、ユーザは表示された文書を効率良く読むことができ、文書の内容を効率良く理解できる。
本実施形態では、表示態様を変更するセグメント単位と、順次切り替えて表示される表示単位とを各別に任意の単位とすることができる。なお、図13に示す画面例では、セグメント単位及び表示単位は共に一文であり、図14に示す画面例では、セグメント単位は一文であり、表示単位は連文節である。
本実施形態では、実施形態6と同様に、逐次切り替えて表示される各テキストが、文書中のどの位置の内容であるのか、段落中のどの位置の内容であるのかをユーザは把握しながら読むことができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 情報処理装置
10 制御部(判定部)
11 記憶部
13 表示部
14 入力部
11a 文書ファイル
P 文書表示プログラム

Claims (10)

  1. 取得した文書を表示する場合に、一文毎に異なる態様で表示する表示部を備え
    前記表示部は、段落毎に先頭の文から読み方向に対し一文毎に順に表示レベルを下げて前記文書を表示す
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記表示部は、段落毎に先頭の文から離れる文ほど薄い表示濃度で表示する
    ことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  3. 各文に、所定の接続詞を含む特定語句が含まれるか否かを判定する判定部を更に備え、
    前記判定部によって前記特定語句が含まれると判定された場合、前記表示部は、前記特定語句を含む文を、前記先頭の文からの順序に応じた表示濃度とは異なる表示濃度で表示する
    ことを特徴とする請求項又はに記載の情報処理装置。
  4. 前記表示部は、前記特定語句を含む文を、直前の文よりも濃い表示濃度で表示する
    ことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  5. 前記表示部は、前記先頭の文からの順序に応じて各文の表示濃度を所定の表示濃度まで薄くした場合、その後の文を前記所定の表示濃度で表示する
    ことを特徴とする請求項からまでのいずれかひとつに記載の情報処理装置。
  6. 前記表示部は、一文毎に異なるフォントで表示する
    ことを特徴とする請求項1からまでのいずれかひとつに記載の情報処理装置。
  7. 前記表示部は、一文毎に、又は、各文に含まれる所定単位毎に逐次表示する
    ことを特徴とする請求項1からまでのいずれかひとつに記載の情報処理装置。
  8. 前記表示部は、一文単位とは異なる所定単位毎に逐次表示す
    ことを特徴とする請求項1から7までのいずれかひとつに記載の情報処理装置。
  9. 情報処理装置が、
    取得した文書を表示部に表示する場合に、一文毎に異なる態様で前記表示部に表示し、
    段落毎に先頭の文から読み方向に対し一文毎に順に表示レベルを下げて前記文書を表示する
    ことを特徴とする情報処理方法。
  10. 取得した文書を表示部に表示する場合に、一文毎に異なる態様で前記表示部に表示し、
    段落毎に先頭の文から読み方向に対し一文毎に順に表示レベルを下げて前記文書を表示する
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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