JP2001296941A - 情報処理装置 - Google Patents
情報処理装置Info
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Abstract
覚の呈示を容易に設定し、ユーザへ力触覚を呈示するこ
とが可能な情報処理装置を提供すること。 【解決手段】 ユーザは、力触覚文書編集手段30によ
って、力触覚を呈示すべきオブジェクト及びそのオブジ
ェクトの力触覚呈示条件を含む力触覚文書と、そのオブ
ジェクトに対して力触覚の呈示に関する属性情報を設定
するための力触覚スクリプトとを編集及び作成し、それ
ぞれ、力触覚文書保持手段34及び力触覚スクリプト保
持手段32に記憶保持する。力触覚文書閲覧手段36
は、記憶保持した力触覚文書を表示装置に表示すると共
に、力触覚スクリプトを実行して上記のオブジェクトの
属性情報を設定する。また、デバイス制御手段38は、
力触覚スクリプトにより設定される属性情報及び力触覚
文書に含まれる力触覚呈示条件に基づき、力触覚呈示手
段を制御して、ユーザに対して力触覚を呈示する。
Description
り、特に、ユーザに対して力触覚の呈示により情報伝達
可能な情報処理装置に関する。
情報処理機器において、ディスプレイに表示されるアプ
リケーション・ソフトウェア等のグラフィカル・ユーザ
・インタフェースや、画像やテキスト等のオブジェクト
を、ユーザが認識して指示する手段として、ユーザの視
覚によりマウスのカーソルで指定する手段に加えて、視
覚への負担を軽減するために、マウスを保持するユーザ
の指先に対して触覚情報を呈示する手段を備えた下記の
装置が、従来から提案されている。
ィスプレイの画面上に表示される選択可能なエレメント
の位置とカーソル位置とが合致したときに、触覚情報を
マウス型の装置に呈示する装置が提案されており、この
装置によりエレメントの選択の正確さの効果を奏してい
る。
は、グラフィカル・ユーザ・インタフェースに用いられ
るスクロール・バー、スクロール・コントロール、プッ
シュ・ボタン、ウインドウなどのグラフィック・オブジ
ェクトに対して、その状態を非視覚的な方法で決定する
技術が記載されており、その方法の一手段として力触覚
を呈示するマウス等のポインティング・デバイスを用い
ることが記載されている。
としては、例えば、米イマージョン社から力触覚を呈示
するマウスが提供されており、そのマウスの力触覚の呈
示を操作するためのアプリケーション・プログラミング
・インタフェース(以下、APIという。)が公開され
ている。従って、例えば、アプリケーション・ソフトウ
ェアの開発に当たり、これらを用いることにより、力触
覚の呈示機能を備えたグラフィカル・ユーザ・インタフ
ェースのアプリケーション・ソフトウェアを開発するこ
とができる。
per Text Markup Language)で記述されたハイパーテキ
スト形式のホームページと呼ばれる文書が広く普及し、
ソフトウエアの専門家でない一般のエンドユーザでも、
ホームページを閲覧したり編集する傾向がある。また、
これらのホームページ上には、リンク、テキスト、画
像、ボタン等のオブジェクトが表示され、マウスを操作
してカーソルでオブジェクトを指定することがある。こ
のとき、これらのオブジェクトを容易に指定できること
が望まれる。
従来技術では、アプリケーション・ソフトウェア等で適
用されるグラフィカル・ユーザ・インタフェースに対し
て、力触覚を呈示する機能はソフトウエアに予め組み込
まれていた機能である。従って、エンドユーザは予め用
意された機能のみを利用するものであって、ホームペー
ジ等のエンドユーザが編集及び作成する文書中のオブジ
ェクトにおいて力触覚を呈示する機能を付与し、例え
ば、マウスのカーソルとそのオブジェクトとの接触時に
力触覚を呈示するように設定することは不可能である、
という問題がある。
用いる場合には、アプリケーション・ソフトウェア自体
を開発する際にプログラムに組み込む必要があるため、
ソフトウエア・プログラム開発の専門的知識を有するソ
フトウエア開発者が利用することは可能であるが、エン
ドユーザが利用することは困難である、という問題があ
る。
されたものであり、文書データ中のオブジェクトについ
て、力触覚の呈示を容易に設定し、ユーザへ力触覚を呈
示することが可能な情報処理装置を提供することを目的
とする。
は、文書データを表示する表示手段と、前記表示手段に
表示された文書データの一部分を指示するためのポイン
ティング手段と、ユーザに対して力触覚を呈示する力触
覚呈示手段と、力触覚を呈示すべきオブジェクトに対し
て力触覚の呈示に関する属性情報を設定する手順を含ん
で記述されたスクリプトと、前記オブジェクト及び該オ
ブジェクトの力触覚呈示条件を含む文書データとを編集
及び作成する編集手段と、前記文書データを記憶保持す
る文書保持手段と、前記スクリプトを記憶保持するスク
リプト保持手段と、前記文書データを解釈して前記スク
リプトを実行すると共に、ユーザが閲覧可能なように前
記文書データを前記表示手段に表示する閲覧手段と、前
記閲覧手段における前記スクリプトの実行により設定さ
れる前記属性情報及び前記文書データに含まれる力触覚
呈示条件に基づいて、前記力触覚呈示手段を制御する制
御手段と、を備えている。
は、編集手段によって、力触覚を呈示すべきオブジェク
トに対して力触覚の呈示に関する属性情報を設定する手
順を含んで記述されたスクリプトと、前記オブジェクト
及び該オブジェクトの力触覚呈示条件を含む文書データ
とを編集及び作成する。また、ユーザにより編集及び作
成された文書データ及びスクリプトは、それぞれ文書保
持手段及びスクリプト保持手段に記憶保持される。閲覧
手段は、文書保持手段に記憶保持された文書データを解
釈して、スクリプト保持手段に記憶保持されたスクリプ
トを実行すると共に、ユーザが閲覧可能なように文書デ
ータを表示手段に表示する。また、制御手段は、閲覧手
段において実行されるスクリプトによって設定される属
性情報及び文書データに含まれる力触覚呈示条件に基づ
いて、力触覚呈示手段を制御する。これにより、ユーザ
が、ポインティング手段によって、表示装置に表示され
た文書データにおける力触覚を呈示すべきオブジェクト
を指示することで、力触覚呈示手段により、ユーザに対
して力触覚が呈示される。
の発明において、前記スクリプトにより力触覚を呈示す
べきオブジェクトに設定される力触覚の呈示に関する属
性情報を、複数の段階的に異なる値をとる力触覚強度を
表す情報としたことを特徴としている。
トにより力触覚を呈示すべきオブジェクトに設定される
力触覚の呈示に関する属性情報は、複数の段階的に異な
る値をとる力触覚強度を表している。これにより、力触
覚強度値として、強度レベル0を含んで各強度レベルに
応じて、例えば、0、1、2、3とすれば、制御手段
は、それぞれの強度の値に応じた力触覚を呈示するよう
に力触覚呈示手段を制御することができる。このよう
に、強度レベル0を用いれば、力触覚を強度のみで力触
覚の有無も同時に設定することができる。
の発明において、前記スクリプトにより力触覚を呈示す
べきオブジェクトに設定される力触覚の呈示に関する属
性情報を、ユーザに呈示すべき力触覚の有無を表す情報
としたことを特徴としている。
トにより力触覚を呈示すべきオブジェクトに設定される
力触覚の呈示に関する属性情報は、ユーザに呈示すべき
力触覚の有無、すなわち力触覚の呈示或いは不呈示を表
している。これにより、制御手段は、各値に応じて力触
覚の呈示或いは不呈示を行うように力触覚呈示手段を制
御することができる。
強度を表す情報とを組合せて属性情報を設定してもよ
い。
求項3の何れか1項に記載の発明において、前記ポイン
ティング手段をカーソルを移動するマウス型の入力装置
とし、該入力装置の筐体の一部に前記力触覚呈示手段を
配置したことを特徴としている。
ィング手段はカーソルを移動するマウス型の入力装置で
ある。ユーザは通常、カーソルを移動するに当たり、そ
の筐体に手指を載置して操作を行う。従って、入力装置
の筐体の手指を載置する部位に触覚呈示手段を配置する
ことにより、入力装置を操作するユーザに対して、入力
装置の操作性を損なわずに、力触覚を呈示することがで
きる。
に基づいて説明する。
報処理装置10は、各種文書データを表示する表示装置
14、マウス型のポインティング・デバイス12bの上
部に力触覚を呈示する力触覚呈示部12aを搭載したマ
ウス型力触覚呈示デバイス12(図2参照)、データを
入力するためのキーボード16、RAM、ROM等の主
記憶装置20、ハードディスク装置等の外部記憶装置2
2、及びCPU24を備え、これらがバス18を介して
データの授受が可能なように、各々接続されて構成され
ている。なお、マウス型力触覚呈示デバイス12は、本
発明の力触角呈示手段及びポインティング手段に対応
し、表示装置14は、本発明の表示手段に対応してい
る。
0の主要構成は、図3に示す機能ブロックに分類でき、
力触覚文書及び力触覚スクリプト(詳細は後述)を編集
及び作成する力触覚文書編集手段30と、上記の力触覚
スクリプトを記憶保持する力触覚スクリプト保持手段3
2と、上記の力触覚文書を記憶保持する力触覚文書保持
手段34と、上記の力触覚文書を閲覧するための力触覚
文書閲覧手段36と、マウス型力触覚呈示デバイス12
を制御するデバイス制御手段38とから成る。なお、力
触覚文書編集手段30、力触覚スクリプト保持手段3
2、力触覚文書保持手段34、力触覚文書閲覧手段3
6、及びデバイス制御手段38は、本発明の編集手段、
スクリプト保持手段、文書保持手段、閲覧手段、及び制
御手段にそれぞれ対応している。
プト保持手段32、及び力触覚文書保持手段34とデー
タの授受が可能なように接続されている。また、力触覚
文書閲覧手段36は、力触覚スクリプト保持手段32、
及び力触覚文書保持手段34からデータを読み出し可能
なように接続されると共に、デバイス制御手段38とデ
ータの授受が可能なように接続されている。
覧手段36は、外部記憶装置22に記憶保持され、CP
U24によって主記憶装置20に読み込まれて実行され
るソフトウエア・プログラムを含んで構成されている。
ーザに対して呈示する力触覚の設定対象となるオブジェ
クト(以下、力触覚オブジェクトという。)を含む文書
データである力触覚文書と、その力触覚オブジェクトに
対して力触覚を呈示するための属性情報の設定手順を記
述した力触覚スクリプトとを編集及び作成するためのソ
フトウェアを含んで構成されている。
文書編集手段30によって編集及び作成された力触覚文
書及び力触覚スクリプトを読み込み、力触覚文書を表示
装置14に表示すると共に、マウス型力触覚呈示デバイ
ス12のポインティング・カーソル(以下、カーソルと
いう。)の指示位置のデータを後述するデバイス制御手
段38から取得し、表示装置14に表示された力触覚文
書中の力触覚オブジェクトとカーソルとの位置関係に対
応して、力触覚スクリプトを実行するためのソフトウェ
アを含んで構成されている。
リプト保持手段32は、力触覚文書編集手段30で編集
された力触覚文書及び力触覚スクリプトをデータファイ
ルとして記憶保持するためのものであり、外部記憶装置
22で構成されている。
呈示デバイス12のカーソルの指示位置のデータを取得
したり、力触覚文書閲覧手段36で実行される力触覚ス
クリプトにより設定される力触覚オブジェクトの属性情
報に基づいて力触覚呈示部12aを稼動させるためのド
ライバ・ソフトウェアと、そのドライバ・ソフトウェア
によって制御されるハードウェア(図示せず)で構成さ
れている。
リプトについて、その具体的な一例を詳細に説明する。
キスト形式の文書データを作成するためのHTMLで記
述する。通常、HTMLで記述される文書データには、
各種の画像データ、テキスト、ハイパーリンクが設定さ
れたテキスト等のオブジェクトを配置することができ、
それらのオブジェクトは、例えば、LAYERタグを用
いてレイヤとして定義される。このレイヤは、自身を識
別するためのレイヤ識別子を始め、自身の状態を設定及
び参照するための各種属性情報を備えている。本実施の
形態の力触覚オブジェクトは、図4に示すように、レイ
ヤ識別子40に加えて、ユーザに呈示する力触覚の強度
を指定する属性情報である力触覚レベル42と、ユーザ
に対して力触覚を呈示するか否かを指定する属性情報で
ある力触覚呈示状態44とを備えている。これらの属性
情報を適切に設定することにより、力触覚文書データ中
に力触覚オブジェクトを記述する。なお、力触覚レベル
42の具体的な設定値としては、例えば、高強度”hi
gh”、中強度”mid”、低強度”low”の3種類
を用い、力触覚呈示状態44の具体的な設定値として
は、呈示開始”on”、呈示停止”off”を用いる。
は、図5に示すように、力触覚オブジェクトにおいて、
力触覚の呈示を開始するための属性情報を設定する関数
forceOn()、及び力触覚の呈示を停止するため
の属性情報を設定する関数forceOff()を記述
したものである。
として変数”color”を用い、変数の値を属性値”
bgColor”に設定する。ここで、属性値”bgC
olor”とは、レイヤ自体の色を表す属性値であり、
例えば、Netscape社から提供されるスクリプト
記述言語”JavaScript”の仕様で用意されて
いる属性値を用いることができる。また、属性値”fo
rceLevel”は力触覚レベル42を表す属性値で
あり、例えば、中強度”mid”を設定する。また、属
性値”forceStatus”は力触覚呈示状態44
を表す属性値であり、例えば、呈示開始”on”を設定
する。
forceOn()と同様に、引数として変数”col
or”を用い、変数の値を属性値”bgColor”に
設定する。また、属性値”forceStatus”に
は、力触覚呈示状態44を表す値として、例えば、呈示
停止”off”を設定する。
ば、図6に示すように、文書データ中の力触覚オブジェ
クトのレイヤ識別子40を”example1”に設定
し、LAYERタグを用いて、カーソルがオブジェクト
と接触したときに実行されるイベントハンドラである”
onMouseOver”、及びカーソルがオブジェク
ト上から離脱したときに実行されるイベントハンドラで
ある”onMouseOut”に対して、それぞれ上述
の関数forceOn()、forceOff()を設
定する。なお、関数forceOn()の引数である”
pink”は、レイヤ自体の色としてピンクを設定する
ことを意味し、関数forceOff()の引数であ
る”white”は、レイヤ自体の色として白を設定す
ることを意味している。
トに対して、カーソルが接触したときに、関数forc
eOn()が実行され、また、カーソルが離脱したとき
に、関数forceOff()が実行される。
説明した具体例を用いて説明する。
触覚文書閲覧手段36は、上述の力触覚文書を表示装置
14に表示すると共に、上述の力触覚スクリプトを実行
して力触覚オブジェクトの属性情報を設定する。また、
デバイス制御手段38は、上述の力触覚スクリプトによ
り設定された力触覚オブジェクトの属性情報に基づき力
触覚を呈示する。なお、力触覚文書閲覧手段36及びデ
バイス制御手段38において実行される、以下で説明す
る処理ルーチンは、CPU24の個別のプロセスとして
並列的に実行される。
処理ルーチンが実行される。
覧手段36に対して、ユーザによる処理終了の指示がな
いか否かを判断する。ステップ100で否定判断の場合
には、処理終了の指示がされたので本処理ルーチンを終
了する。一方、ステップ100で肯定判断の場合には、
ステップ102へ進み、ユーザにより移動されるマウス
型力触覚呈示デバイス12のカーソルが、文書データ上
の、力触覚呈示の属性情報が設定されたオブジェクトに
接触したか否かを判断する。ここでは、例えば、図8に
示すように、文書データ上における力触覚呈示の属性情
報が設定されたオブジェクト50に対して、カーソル5
2が接触したか否かを判断する。ステップ102で否定
判断の場合には、オブジェクト50に対してカーソル5
2の接触はないので、ステップ100へ戻り、以後、上
記処理を繰り返す。一方、ステップ102で肯定判断の
場合には、オブジェクト50に対してカーソル52が接
触したので、ステップ104へ進み、力触覚スクリプト
を呼出して実行する。
ブジェクトを記述したLAYERタグにおいて設定され
たイベントハンドラである”onMouseOver”
が実行される。これにより、図5に示す、力触覚スクリ
プトの関数forceOn()が呼び出されて実行され
る。関数forceOn(‘pink’)を実行するこ
とにより、オブジェクト自体の色としてピンクを設定
し、図4に示す、力触覚レベル42及び力触覚呈示状態
44をそれぞれ中強度及び呈示開始に設定する。
における設定情報をデバイス制御手段38と共有するメ
モリである主記憶装置20に書き込み、ステップ108
へ進む。
の、力触覚呈示の属性情報が設定されたオブジェクトに
接触しているカーソルが、ユーザによりそのオブジェク
トから離脱された否かを判断し、否定判断の場合には、
カーソルはそのオブジェクトに接触したまま移動されて
いるか或いは停止されている状態であるので、本ステッ
プ108を繰り返す。一方、ステップ108で肯定判断
の場合には、ユーザにより、カーソルがそのオブジェク
トから離脱されたことになるので、ステップ110へ進
み、力触覚スクリプトを呼出して実行する。
ブジェクトを記述したLAYERタグにおいて設定され
たイベントハンドラである”onMouseOut”が
実行される。これにより、図5に示す、力触覚スクリプ
トの関数forceOff()が呼び出されて実行され
る。関数forceOff(‘white’)を実行す
ることにより、オブジェクト自体の色として白を設定
し、力触覚レベル42の設定内容を消去し、力触覚呈示
状態44を呈示停止に設定する。
における設定情報をデバイス制御手段38と共有するメ
モリである主記憶装置20に書き込み、ステップ100
へ戻り、以後上記処理を繰り返す。
6は、文書データ上における力触覚呈示の属性情報が設
定されたオブジェクトに対して、ユーザにより移動され
るマウス型力触覚呈示デバイス12のカーソルが接触し
た時及び離脱した時に、力触覚スクリプトを実行するこ
とにより、デバイス制御手段38と共有するメモリであ
る主記憶装置20の記憶内容を更新する。
示す処理ルーチンが実行される。
手段38に対して、ユーザによる処理終了の指示がない
か否かを判断する。ステップ200で否定判断の場合に
は、処理終了の指示がされたので本処理ルーチンを終了
する。一方、ステップ200で肯定判断の場合には、ス
テップ202へ進み、力触覚文書閲覧手段36と共有す
るメモリである主記憶装置20に記憶された、力触覚オ
ブジェクトの属性情報である力触覚レベル42及び力触
覚呈示状態44を読み込む。
内容が更新されて変更があるか否かを判断する。ステッ
プ204で否定判断の場合には、ステップ200へ戻
り、以後、上記の処理を繰り返す。一方ステップ204
で肯定判断の場合には、ステップ206へ進み、変更さ
れた属性情報の力触覚呈示状態44が呈示開始であるか
否かを判断する。ステップ206で肯定判断の場合に
は、ステップ208へ進み、力触覚呈示部12aを駆動
してユーザに対して力触覚を呈示し、ステップ200へ
戻り、以後、上記処理を繰り返す。一方、ステップ20
6で否定判断の場合には、力触覚呈示状態44が呈示停
止であるので、ステップ210へ進み、力触覚呈示部1
2aを停止してユーザに対する力触覚の呈示を止め、ス
テップ200へ戻り、以後、上記処理を繰り返す。
れた力触覚文書中の力触覚オブジェクトにカーソルが接
触した際に、ユーザはマウス型力触覚呈示デバイス12
によって、通常のマウス操作を行うと共に、指先で力触
覚呈示部12aに触れることによって力触覚を得ること
ができる。
るリンク、図形、ボタン、テキストなどの様々なオブジ
ェクトに対して、ソフトウエア・プログラム開発の専門
的知識を有さないエンド・ユーザであるホームページ等
の文書の編集者が、文書を編集するときに、容易に力触
覚の呈示の指示の記述を文書に与え、また、マウス型力
触覚呈示デバイス12を通じて、ホームページ等の文書
の閲覧者が、力触覚の呈示を指先に受けることができ
る。
手段36及びデバイス制御手段38で実行される、図7
及び図9に示す処理ルーチンは並列実行されるが、力触
覚文書閲覧手段36で実行される処理ルーチンにおい
て、例えばステップ106の実行後及びステップ112
の実行後に、デバイス制御手段38で実行される処理ル
ーチンを実行してもよい。
文書データの編集時に、その文書データにおけるオブジ
ェクトに対して力触覚の呈示に関する属性情報を設定
し、その属性情報に基づいて力触覚を呈示するようにし
たので、文書データ中のオブジェクトについて、力触覚
の呈示を容易に設定し、ユーザへ力触覚を呈示すること
が可能な情報処理装置を提供することができる、という
優れた効果を有する。
略構成図である。
構成を説明するための概略図である。
要構成を機能ブロックに分類した構成を示す概略図であ
る。
すべきデータを説明するための図である。
するスクリプトの一例を説明するための図である。
段による文書データ編集時におけるユーザ・インタフェ
ースの一例を説明するための図である。
段における処理の流れを示すフローチャートである。
一例を説明するための図である。
における処理の流れを示すフローチャートである。
Claims (4)
- 【請求項1】 文書データを表示する表示手段と、 前記表示手段に表示された文書データの一部分を指示す
るためのポインティング手段と、 ユーザに対して力触覚を呈示する力触覚呈示手段と、 力触覚を呈示すべきオブジェクトに対して力触覚の呈示
に関する属性情報を設定する手順を含んで記述されたス
クリプトと、前記オブジェクト及び該オブジェクトの力
触覚呈示条件を含む文書データとを編集及び作成する編
集手段と、 前記文書データを記憶保持する文書保持手段と、 前記スクリプトを記憶保持するスクリプト保持手段と、 前記文書データを解釈して前記スクリプトを実行すると
共に、ユーザが閲覧可能なように前記文書データを前記
表示手段に表示する閲覧手段と、 前記閲覧手段における前記スクリプトの実行により設定
される前記属性情報及び前記文書データに含まれる力触
覚呈示条件に基づいて、前記力触覚呈示手段を制御する
制御手段と、 を備えた情報処理装置。 - 【請求項2】 前記スクリプトにより力触覚を呈示すべ
きオブジェクトに設定される力触覚の呈示に関する属性
情報を、複数の段階的に異なる値をとる力触覚強度を表
す情報とした請求項1記載の情報処理装置。 - 【請求項3】 前記スクリプトにより力触覚を呈示すべ
きオブジェクトに設定される力触覚の呈示に関する属性
情報を、ユーザに呈示すべき力触覚の有無を表す情報と
した請求項1記載の情報処理装置。 - 【請求項4】 前記ポインティング手段をカーソルを移
動するマウス型の入力装置とし、該入力装置の筐体の一
部に前記力触覚呈示手段を配置した請求項1乃至請求項
3の何れか1項に記載の情報処理装置。
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