JP2006268581A - 表示制御装置及び方法並びに情報処理装置及び方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 表示装置の特性に変更があった場合や、ユーザの特徴に変更があった場合でも、アプリケーションを変更することなく、その変更に対応する。
【解決手段】 表示制御装置は、紙詰まりの表示要求メッセージを受信すると(ステップS1)、ディスプレイの表示特性を取得し(ステップS2)、コンテキスト上のユーザ情報を取得する(ステップS3)。そして、表示制御装置は、ステップS2で取得したディスプレイ特性と、ステップS3で取得したユーザ情報と、に対応するようなスタイル情報を取得する(ステップS4)。表示制御装置は、スタイル情報の取得後、表示要求メッセージ全体を検査して、これを解析し(ステップS5)、その解析の結果に基づいてレイアウトされたメッセージ及び画像を、ディスプレイのダイアログ中に表示する(ステップ6)。
【選択図】 図3
【解決手段】 表示制御装置は、紙詰まりの表示要求メッセージを受信すると(ステップS1)、ディスプレイの表示特性を取得し(ステップS2)、コンテキスト上のユーザ情報を取得する(ステップS3)。そして、表示制御装置は、ステップS2で取得したディスプレイ特性と、ステップS3で取得したユーザ情報と、に対応するようなスタイル情報を取得する(ステップS4)。表示制御装置は、スタイル情報の取得後、表示要求メッセージ全体を検査して、これを解析し(ステップS5)、その解析の結果に基づいてレイアウトされたメッセージ及び画像を、ディスプレイのダイアログ中に表示する(ステップ6)。
【選択図】 図3
Description
本発明は、表示制御装置及び方法並びに情報処理装置及び方法に係り、特に、フォントや色について処理する表示制御装置及び方法並びに情報処理装置及び方法に関する。
従来、表示装置は、アプリケーションからの表示要求に基づき、アプリケーションから示された表示データを表示する。この際、アプリケーションは、表示位置や色などを指定するだけでなく、表示内容の詳細も指定する。表示の内容には、例えば、文字列や、特定の言語情報に依存するばかりでなく表示装置の能力を考慮したフォントなどを含んでいる。
例えば、コンピュータ装置において、フォントROMを使用することなく、しかも主記憶装置の記憶領域を大幅に減少させず文字フォントを表示する文字表示装置および文字表示方法が開示されている(例えば、特許文献1を参照。)。
特許文献1では、同公報の図1に示すように、主記憶装置4は、使用頻度の高い文字フォントをハードディスク3から予めロードしておき、その文字フォントの文字コードとアドレスとを対応させたフォントテーブルを格納するフォントキャッシュ領域4bを設けている。
キャッシュ検索部1cは、アプリケーション実行部1aから出力された文字コードをフォントテーブル上に検索して、表示要求された文字フォントがフォントキャッシュ領域4B中に有るか判別する。文字フォントがある場合、フォント表示部1eは、その文字フォントを表示用メモリ5に転送してCRT6に文字フォントを表示させる。また、文字フォントがない場合、フォントロード部1dは、フォントキャッシュ領域4bにロードしてから文字フォントを転送する。
特開平7−199898号公報
このような構成において、例えば表示装置の特性(例えば解像度)が変更された場合、表示位置が変更されたり、表示内容も変わることがある。そのため、このような変更にも対応するためには、アプリケーション(アプリケーション実行部1a)を変更しなければならない問題があった。
また、色覚障害者が使用する場合、特定の色を他の色に変更したり、音声による通知をしたりすることなど、アプリケーションを随時変更することも望まれている。
本発明は、上述した課題を解決するために提案されたものであり、表示装置の特性に変更があった場合や、ユーザの特徴に変更があった場合でも、アプリケーションを変更することなく、その変更に対応することができる表示制御装置及び方法並びに情報処理装置及び方法を提供することを目的とする。
本発明に係る表示制御装置は、ユーザの特性を示すユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶手段と、所定の処理を行うアプリケーションプログラムが示唆するメッセージと、当該メッセージについての複数の表示内容と、を関連付けて記憶するメッセージデータ記憶手段と、前記メッセージデータ記憶手段に記憶された表示内容に関するスタイル情報を記憶するスタイル情報記憶手段と、認証されたユーザのユーザ情報と、表示手段の表示特性と、前記アプリケーションプログラムが示唆したメッセージ及びその表示内容と、前記スタイル情報とに基づいて、前記アプリケーションプログラムが示唆したメッセージを示す表示内容を、前記表示手段に表示するように制御する表示制御手段と、を備えている。
本発明に係る表示制御方法は、ユーザの特性を示すユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶手段と、所定の処理を行うアプリケーションプログラムが示唆するメッセージと当該メッセージについての複数の表示内容とを関連付けて記憶するメッセージデータ記憶手段と、前記メッセージデータ記憶手段に記憶された表示内容に関するスタイル情報を記憶するスタイル情報記憶手段とから、認証されたユーザのユーザ情報と、前記アプリケーションプログラムが示唆したメッセージ及びその表示内容と、前記スタイル情報とを読み出し、読み出した情報と表示手段の表示特性とに基づいて、前記アプリケーションプログラムが示唆したメッセージを示す表示内容を、前記表示手段に表示するように制御することを特徴とする。
ユーザ情報は、ユーザの特性を認識することができる情報であれば特に限定されず、例えば、国籍、言語、身体的特徴などであってもよい。アプリケーションプログラムは、所定の処理を行い、必要に応じてシステム状態を示唆するメッセージを出力するものであればよい。
所定の処理を行うアプリケーションプログラムが示唆するメッセージと当該メッセージについての複数の表示内容とは関連付けられて記憶されている。例えば、アプリケーションプログラムが示唆するメッセージに対して、複数の言語で表された表示内容や、様々な言い回しの表示内容が関連付けられている。
スタイル情報は、前記表示内容を表示するときに使用するものであり、ユーザ情報や表示手段の表示特性に応じた様々な情報がある。
そして、アプリケーションプログラムが示唆したメッセージを示す表示内容は、認証されたユーザのユーザ情報と、表示手段の表示特性と、前記アプリケーションプログラムが示唆したメッセージ及びその表示内容と、前記スタイル情報とに基づいて、表示手段に表示される。
したがって、本発明に係る表示制御装置及び方法は、認証されたユーザのユーザ情報と、表示手段の表示特性と、アプリケーションプログラムが示唆したメッセージ及びその表示内容と、スタイル情報とに基づいて、アプリケーションプログラムが示唆したメッセージを示す表示内容を、表示手段に表示するように制御することにより、ユーザや表示手段の表示特性に応じて、アプリケーションプログラムが示唆したメッセージの内容を表示することができる。
前記表示制御装置では、前記表示制御手段は、前記アプリケーションプログラムが示唆したメッセージの各表示内容の中から前記ユーザ情報に対応する表示内容を選択し、選択した表示内容を前記スタイル情報に基づいて前記表示手段に表示するように制御してもよい。
前記表示制御方法では、前記アプリケーションプログラムが示唆したメッセージの各表示内容の中から前記ユーザ情報に対応する表示内容を選択し、選択した表示内容を前記スタイル情報に基づいて前記表示手段に表示するように制御してもよい。
これにより、上記発明は、ユーザの変更があった場合でも、アプリケーションプログラムが示唆したメッセージの各表示内容の中からユーザ情報に対応する表示内容を選択するので、アプリケーションプログラムを変更することなく、ユーザに最適なメッセージ内容を表示することができる。
前記表示制御装置では、前記表示制御手段は、前記スタイル情報記憶手段に記憶されたスタイル情報から、前記ユーザ情報及び前記表示特性に対応するスタイル情報を読み出し、読み出したスタイル情報に基づいて、前記選択した表示内容を前記表示手段に表示するように制御してもよい。
前記表示制御方法では、前記スタイル情報記憶手段に記憶されたスタイル情報から、前記ユーザ情報及び前記表示特性に対応するスタイル情報を読み出し、読み出したスタイル情報に基づいて、前記選択した表示内容を前記表示手段に表示するように制御してもよい。
また、前記表示制御装置は、前記表示手段が表示する表示内容に対応する音声を出力する音声出力手段を更に備えてもよい。
前記表示制御方法は、前記表示手段が表示する表示内容に対応する音声を出力してもよい。
本発明に係る表示制御装置及び方法は、認証されたユーザのユーザ情報と、表示手段の表示特性と、アプリケーションプログラムが示唆したメッセージ及びその表示内容と、スタイル情報とに基づいて、アプリケーションプログラムが示唆したメッセージを示す表示内容を、表示手段に表示するように制御することにより、ユーザや表示手段の表示特性に応じて、アプリケーションプログラムが示唆したメッセージの内容を表示することができる。
本発明に係る情報処理装置及び方法は、ユーザ情報に基づいて前記表示手段の表示特性が変更された場合に、変更された表示特性に基づいて、前記アプリケーションプログラムに関連する内容を変更して表示することができる。
以下、本発明の好ましい実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像処理システムの構成を示すブロック図である。画像処理システムは、アプリケーションを用いて画像処理、印刷出力などの様々な処理を行い、処理の最中に紙詰まり、紙不足などが発生すると、そのシステム状態をユーザに通知するものである。
上記画像処理システムは、いわゆるタッチパネルで構成されたディスプレイ11と、ポインティングデバイスであるマウス12と、文字や記号等を入力するキーボード13と、音声を出力するスピーカ14と、印刷するプリンタ15と、紙原稿を光学的に読み取るスキャナ16と、図示しない記憶装置に記憶されたアプリケーション17と、を備えている。
さらに、上記画像処理システムは、ユーザ情報を記憶した記憶装置であるユーザ情報データベース18と、メッセージを記憶した記憶装置であるメッセージデータベース19と、スタイルを記憶した記憶装置であるスタイルデータベース20と、表示制御を行う表示制御装置21と、を備えている。
ディスプレイ11、マウス12、キーボード13、スピーカ14、アプリケーション17、ユーザ情報データベース18、メッセージデータベース19、スタイルデータベース20は、それぞれ表示制御装置21に接続されている。アプリケーション17は、図示しないドライバを介して、スキャナ16やアプリケーション17を制御できる。
ユーザ情報データベース18には、ユーザ毎に、ユーザID及びユーザ特性が記憶されている。ユーザIDは、ユーザの個人認証を行うときに用いられる。個人認証の手法は特に限定されないが、例えば、パスワードの入力、IC/磁気カードの読取、バイオメトリクス(例えば、指紋、虹彩など)がある。ユーザ特性としては、例えば、ユーザの身体的特徴(弱視か否か等)、ユーザの国籍、ユーザが使用する言語などがある。表示制御装置21は、個人認証後に、ユーザの特性を認識する。
メッセージデータベース19には、メッセージの様々な表示要素が記憶されている。表示要素としては、メッセージ内容、メッセージに関連する画像などがある。以下では、「紙詰まり」のメッセージ内容を例に挙げて説明する。
図2は、メッセージデータベース19に記憶されている紙詰まりメッセージデータの構造を示す図である。メッセージデータベース19に記憶されている様々なメッセージデータは、識別子によって区別されている。なお、紙詰まりを示唆する識別子は、「PRMSG010」である。
紙詰まりメッセージデータは、「国籍(Country)」、「言語(Lang)」、「メディア種別(Media Type)」、「内容(Content)」を有している。「国籍」はユーザの国を示し、「言語」はユーザが使用する言語を示している。
「メディア種別」は、メッセージを表示するメディアの種別を表している。なお、メディアとしては、シンプル・フル・テキスト、リッチ・フル・テキスト、シンプル・ショート・テキスト、リッチ・ショート・テキストなどのテキストファイルに限らず、アイコンとして使用できるPNG(Portable Network Graphics)等の画像圧縮ファイルであってもよい。
「内容」は、「国籍」、「言語」、「メディア種別」によって決定される具体的なメッセージを示している。例えば「言語」が「jp(日本語)」の場合、「内容」は、「紙詰まりが発生しました」又は「紙詰まりです」となる。なお、タグで囲まれた文字列(<em>…</em>)は、リッチテキストによって表示される文字列である。「国籍」が「US(アメリカ合衆国)」であり「言語」が「en(英語)」の場合、「内容」は、「Papaer jammed.」となる。
「国籍」が「中国(CN)」であり「言語」が「cn(中国語)」の場合、「内容」は、「file://root/iui−data/icon/1/prmsg010.png」である。これは、メッセージを画像で表示するときの画像データの格納先を表している。
スタイルデータベース20には、様々なユーザや様々なディスプレイに対応するように、表示内容に関する様々なスタイル情報(例えば、ウィンドウ形状、ボタン/メニューデザイン、フォント、フォントサイズ、色など)が記憶されている。
以上のように構成された画像処理システムにおいて、ユーザ認証処理が行われた後、アプリケーション17は、表示制御装置21を介して、ユーザとインタラクションを行い、ジョブ(本実施形態ではコピー)を組み立てた後、プリンタ15にコピーを実行させる。アプリケーション17は、コピー実行中に紙詰まりを検知すると、紙詰まりをユーザに通知するための表示要求メッセージを表示制御装置21に送信する。このとき、表示制御装置21は、次の処理を実行することで、ユーザに紙詰まりがあることを通知する。
図3は、メッセージ表示ルーチンを示すフローチャートである。表示制御装置21は、表示要求メッセージを受信したか否かを判定し、表示要求メッセージを受信するまで待機する(ステップS1)。
図4は、紙詰まりの表示要求メッセージを示す図である。紙詰まりの表示要求メッセージは、システム状態を示唆する識別子、簡単なレイアウト構成に関する情報を含んでいるが、システム状態に関するメッセージの具体的な文字列、文字列のフォントや色などの情報を含んでいない。
表示制御装置21は、紙詰まりの表示要求メッセージを受信すると、ディスプレイ11の表示特性を取得する(ステップS2)。本実施形態では、スタイルデータベース20から読み出された表示特性は、フルカラー、800×600ピクセル画面であるものとする。
表示制御装置21は、表示特性の取得後、ユーザ情報データベース18にアクセスして、コンテキスト(context)上のユーザ情報を取得する(ステップS3)。本実施形態では、取得されたユーザ情報は、弱視で色覚障害者を示すものとする。
表示制御装置21は、ユーザ情報の取得後、スタイルデータベース20にアクセスする。そして、ステップS2で取得したディスプレイ特性と、ステップS3で取得したユーザ情報と、に対応するようなスタイル情報(例えば、ウィンドウ形状、ボタン/メニューデザイン、リッチ・ショート・テキスト、フォント、フォントサイズ、色など)を取得する(ステップS4)。本実施形態では、表示制御装置21は、フルカラーの800×600ピクセル画面で、弱視で色覚障害のあるユーザに対してメッセージを表示するためのスタイル情報を取得する。
表示制御装置21は、スタイル情報の取得後、表示要求メッセージ全体を検査して、これを解析する(ステップS5)。本実施形態では、表示制御装置21は次の処理を行う。
表示制御装置21は、最初に、表示要求メッセージの1行目の記述に基づいて、緊急ダイアローグ用のウィンドウ(例えば、弱者向けの大きなウィンドウ)を準備し、表示要求メッセージの2及び3行目の記述に基づいて、レイアウト情報(横並び、自動スペース挿入)をスタックに積む。
表示制御装置21は、つぎに、表示要求メッセージの4行目の記述に基づいて、弱視/視覚障害者向けのものであって、コントラストの強い、大きな画像を現す画像データ(識別子「PRPIC231」)をメッセージデータベース19から読み出し、表示要求メッセージの5行目の記述に基づいて、レイアウト情報(縦並び、スペースなし)をスタックに積む。
表示制御装置21は、表示要求メッセージの7、8行目の記述に基づいて、メッセージ(弱視/色覚障害者向けでカラー大画面用の装飾付き文字列)を現すメッセージデータをメッセージデータベース19から読み出す。
本実施形態では、表示制御装置21は、メッセージデータベース19から、識別子「PRMSG010」のメッセージデータ(図2)にアクセスし、「国籍」が日本、「言語」が日本語、「メディア種別」がリッチ・ショートに対応するメッセージデータ(<em>紙詰まり</em>です)を読み出す。さらに、表示制御装置21は、識別子「PRMSG834」のメッセージデータ(図示せず)にアクセスし、メッセージデータ(<em>トレイ</em>を<b>開けて</b>ください)を読み出す。
表示制御装置21は、表示要求メッセージの9行目の記述に基づいて、メッセージ画面用のボタンを準備し、そのボタン内に表示するメッセージ(弱視/色覚障害者向けでカラー大画面用の装飾付き文字列「OK」)を現すメッセージデータをメッセージデータベース19から読み出し、ボタンのスタイルに合わせて、文字列「OK」をボタン内にレイアウトする。
そして、表示制御装置21は、スタック上のレイアウト情報に基づいて、2つのメッセージと1つのボタンを縦に並べて、画像データによって現された画像と上述した2つのメッセージとの間にスペースを挿入して、これらを横に並べる。最後に、表示制御装置21は、上記のようにレイアウトされたメッセージ及び画像を、ディスプレイ11のダイアログ中に表示する(ステップ6)。その後、ユーザからの入力があるまで待機する。
図5は、紙詰まりメッセージ画面を示す図である。この紙詰まりメッセージ画面は、弱視/色覚障害者が判断できるように、色を使うことなく必要な情報を表示している。具体的には、「紙詰まり」、「トレイ」、「開けて」の各々の文字列、OKボタンが大きくなっており、プリンタの画像が大きく、かつコントラストが強く現れている。
また、表示制御装置21は、弱視の強いユーザに対しては、メッセージ内容の音声データを用いて、スピーカ14から音声(例えば「紙詰まりです。トレイを開けて下さい。」)を出力してもよい。これにより、ディスプレイ11に表示されているメッセージ内容を、音声によって補助することができる。
なお、表示制御装置21は、色覚障害等のないユーザに対しては、他の紙詰まりメッセージをディスプレイ11に表示させることができる。
図6は、他の紙詰まりメッセージ画面を示す図である。この紙詰まりメッセージ画面は、例えば、淡い色の他のアプリケーションのウィンドウと共に、紙詰まりを示唆するカラーのメッセージを表示している。なお、アプリケーションは一切変更されていない。これらの表示要素は、すべてメッセージデータベース19に含まれている。表示制御装置21は、ユーザ情報とスタイル情報とに基づいて、最適なデータを選択し、選択したデータに基づいてメッセージをディスプレイ11に表示する。
以上のように、本発明の実施の形態に係る画像処理システムは、ユーザ特性を示すユーザ情報と、様々な言語や表現で同じ意味のメッセージを表すメッセージデータと、フォント、色などの表示スタイルを示すスタイル情報と、を予め記憶する。そして、画像処理システムは、アプリケーションが所定のシステム状態を示唆する識別子を出力すると、その識別子と、現在使用しているユーザのユーザ情報と、ディスプレイ11の表示特性と、に基づいて、ユーザ及びディスプレイ11にカスタマイズされたメッセージを表示することができる。
これにより、上記画像処理装置は、ユーザの変更に伴って表示すべき言語が変わったとしても、アプリケーションを変更することなく、そのユーザが使用する言語に対応したメッセージを表示することができる。また、上記画像処理装置は、ユーザがハンディキャップを有していても、そのユーザが理解し易いようなメッセージを表示したり、音声を出力することができる。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内で設計上の変更をされたものにも適用可能であるのは勿論である。
11 ディスプレイ
14 スピーカ
17 アプリケーション
18 ユーザ情報データベース
19 メッセージデータベース
20 スタイルデータベース
21 表示制御装置
14 スピーカ
17 アプリケーション
18 ユーザ情報データベース
19 メッセージデータベース
20 スタイルデータベース
21 表示制御装置
Claims (10)
- ユーザの特性を示すユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶手段と、
所定の処理を行うアプリケーションプログラムが示唆するメッセージと、当該メッセージについての複数の表示内容と、を関連付けて記憶するメッセージデータ記憶手段と、
前記メッセージデータ記憶手段に記憶された表示内容に関するスタイル情報を記憶するスタイル情報記憶手段と、
認証されたユーザのユーザ情報と、表示手段の表示特性と、前記アプリケーションプログラムが示唆したメッセージ及びその表示内容と、前記スタイル情報とに基づいて、前記アプリケーションプログラムが示唆したメッセージを示す表示内容を、前記表示手段に表示するように制御する表示制御手段と、
を備えた表示制御装置。 - 前記表示制御手段は、前記アプリケーションプログラムが示唆したメッセージの各表示内容の中から前記ユーザ情報に対応する表示内容を選択し、選択した表示内容を前記スタイル情報に基づいて前記表示手段に表示するように制御すること
を特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。 - 前記表示制御手段は、前記スタイル情報記憶手段に記憶されたスタイル情報から、前記ユーザ情報及び前記表示特性に対応するスタイル情報を読み出し、読み出したスタイル情報に基づいて、前記選択した表示内容を前記表示手段に表示するように制御すること
を特徴とする請求項2に記載の表示制御装置。 - 前記表示手段が表示する表示内容に対応する音声を出力する音声出力手段を更に備えたこと
を特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の表示制御装置。 - ユーザの特性を示すユーザ情報を記憶するユーザ情報記憶手段と、所定の処理を行うアプリケーションプログラムが示唆するメッセージと当該メッセージについての複数の表示内容とを関連付けて記憶するメッセージデータ記憶手段と、前記メッセージデータ記憶手段に記憶された表示内容に関するスタイル情報を記憶するスタイル情報記憶手段とから、認証されたユーザのユーザ情報と、前記アプリケーションプログラムが示唆したメッセージ及びその表示内容と、前記スタイル情報とを読み出し、
読み出した情報と表示手段の表示特性とに基づいて、前記アプリケーションプログラムが示唆したメッセージを示す表示内容を、前記表示手段に表示するように制御すること
を特徴とする表示制御方法。 - 前記アプリケーションプログラムが示唆したメッセージの各表示内容の中から前記ユーザ情報に対応する表示内容を選択し、選択した表示内容を前記スタイル情報に基づいて前記表示手段に表示するように制御すること
を特徴とする請求項5に記載の表示制御方法。 - 前記スタイル情報記憶手段に記憶されたスタイル情報から、前記ユーザ情報及び前記表示特性に対応するスタイル情報を読み出し、読み出したスタイル情報に基づいて、前記選択した表示内容を前記表示手段に表示するように制御すること
を特徴とする請求項6に記載の表示制御方法。 - 前記表示手段が表示する表示内容に対応する音声を出力すること
を特徴とする請求項5から請求項7のいずれか1項に記載の表示制御方法。 - 所定のアプリケーションプログラムに関連する内容を表示する表示手段と、
ユーザ情報に基づいて前記表示手段の表示特性を変更する変更手段と、を備え、
前記表示手段は、前記変更手段により表示特性が変更された場合に、変更された表示特性に基づいて、前記アプリケーションプログラムに関連する内容を変更して表示すること
を特徴とする情報処理装置。 - 所定のアプリケーションプログラムに関連する内容を表示手段に表示し、
ユーザ情報に基づいて前記表示手段の表示特性が変更された場合に、変更された表示特性に基づいて、前記アプリケーションプログラムに関連する内容を変更して表示すること
を特徴とする情報処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005087208A JP2006268581A (ja) | 2005-03-24 | 2005-03-24 | 表示制御装置及び方法並びに情報処理装置及び方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005087208A JP2006268581A (ja) | 2005-03-24 | 2005-03-24 | 表示制御装置及び方法並びに情報処理装置及び方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006268581A true JP2006268581A (ja) | 2006-10-05 |
Family
ID=37204461
Family Applications (1)
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JP2005087208A Pending JP2006268581A (ja) | 2005-03-24 | 2005-03-24 | 表示制御装置及び方法並びに情報処理装置及び方法 |
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JP (1) | JP2006268581A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009104436A (ja) * | 2007-10-24 | 2009-05-14 | Brother Ind Ltd | 情報処理プログラム、情報処理装置および情報処理システム |
US8707183B2 (en) | 2007-12-11 | 2014-04-22 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Detection of a user's visual impairment based on user inputs or device settings, and presentation of a website-related data for sighted or visually-impaired users based on those inputs or settings |
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2005
- 2005-03-24 JP JP2005087208A patent/JP2006268581A/ja active Pending
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