JP2001338307A - 電子まんが作成装置および電子まんが表示装置 - Google Patents

電子まんが作成装置および電子まんが表示装置

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JP2001338307A
JP2001338307A JP2000157690A JP2000157690A JP2001338307A JP 2001338307 A JP2001338307 A JP 2001338307A JP 2000157690 A JP2000157690 A JP 2000157690A JP 2000157690 A JP2000157690 A JP 2000157690A JP 2001338307 A JP2001338307 A JP 2001338307A
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Kyoko Gama
京子 蒲
Shuichi Kawabata
修一 川端
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 まんがを表示させるために取り扱う電子デー
タを、背景画と吹出し部分とに分け、かつ、そのサイズ
を小さくできる、電子まんが作成装置および電子まんが
表示装置を提供する。 【解決手段】 電子まんが作成装置では、まんが全体の
イメージデータが元画像データ記憶部41に保存され、
当該まんが全体のイメージデータから、吹出し部分の位
置が抽出され、当該位置を特定するベクトルデータが作
成される。また、吹出し部分にある文字の画像に対し
て、文字認識が行なわれ、当該文字を特定するテキスト
データが作成される。まんが全体のイメージデータから
吹出し部分にあるイメージデータが消去されて、背景画
のイメージデータが作成される。背景画のイメージデー
タ、ベクトルデータ、および、テキストデータが、まん
がを表示させるための電子データとして、処理後画像デ
ータ記憶部48に記憶される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子まんが作成装
置および電子まんが表示装置に関し、特に、まんがを表
示させるための電子データを取り扱う電子まんが作成装
置および電子まんが表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、まんがを表示させる電子データを
取り扱う装置として、特開平7−249130号公報に
開示された電子漫画装置がある。この装置では、まんが
を表示させるための電子データを、吹出し部分に対応す
るものと背景画に対応するものに分けて、記憶すること
ができた。そして、上記した従来の装置では、各吹出し
を、所定のタイミングで、表示させることができた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の装置では、背景画に対応する電子データおよび吹
出し部分に対応する電子データは、いずれもイメージデ
ータであった。このことから、まんがを表示させるため
のデータのサイズが、まんがを背景画と吹出し部分に分
けずにイメージデータ化した場合のデータサイズより
も、大きくなっていた。
【0004】このことから、上記のような装置で扱われ
ていた電子データでは、まんがをデータ化したり表示さ
せるための装置に、高度な処理能力を必要としていた。
【0005】本発明は、かかる実情に鑑み考え出された
ものであり、その目的は、まんがを表示させるために取
り扱う電子データを、背景画と吹出し部分とに分けたも
のとし、かつ、そのサイズを小さくできる、電子まんが
作成装置および電子まんが表示装置を提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のある局面に従っ
た電子まんが作成装置は、まんがを表示させるための電
子データであるまんが表示データを作成する電子まんが
作成装置であって、前記まんがは、吹出し部分と背景画
のみから構成され、前記吹出し部分の位置を特定するベ
クトルデータを作成する、ベクトルデータ作成手段と、
前記吹出し部分に表示される文字を特定するテキストデ
ータを作成する、テキストデータ作成手段と、前記背景
画の画像を特定するイメージデータを作成する、イメー
ジデータ作成手段と、前記ベクトルデータ、前記テキス
トデータおよび前記イメージデータを、前記まんが表示
データとして記憶するデータ記憶手段とを含むことを特
徴とする。
【0007】また、本発明に従った電子まんが作成装置
は、前記テキストデータ作成手段は、前記吹出し部分の
画像を特定するイメージデータに基づいて、前記吹出し
部分に表示される文字を特定するテキストデータを作成
することが好ましい。
【0008】また、本発明に従った電子まんが作成装置
は、前記吹出し部分の表示態様を変化させる情報である
吹出し表示情報を、前記まんが表示データに付加する、
表示情報付加手段をさらに含むことが好ましい。
【0009】また、本発明に従った電子まんが作成装置
は、前記吹出し表示情報は、吹出し部分の表示の大きさ
を変更する態様についての情報を含むことが好ましい。
【0010】本発明の別の局面に従った電子まんが表示
装置は、画像を表示する表示手段と、前記表示手段にお
いてまんがの吹出し部分が表示されるべき位置を特定す
るベクトルデータを読取るベクトルデータ読取手段と、
前記吹出し部分に表示されるべき文字を特定するテキス
トデータを読取るテキストデータ読取手段と、前記表示
手段において前記ベクトルデータに対応した位置に、前
記テキストデータ読取手段に読取られたテキストデータ
に対応した文字を表示させる、吹出し表示手段と、前記
表示手段において表示されるべき画像であって、まんが
の吹出し部分以外の画像を特定する背景画のイメージデ
ータを読取る、背景画イメージデータ読取手段と、前記
表示手段において、前記背景画のイメージデータに対応
した画像を表示させる、背景画表示手段とを含むことを
特徴とする。
【0011】また、本発明に従った電子まんが表示装置
は、前記吹出し表示手段によって表示された文字の表示
態様を変更するための情報である吹出し表示情報を読取
る、吹出し表示情報読取手段をさらに含み、前記吹出し
表示手段は、前記吹出し表示情報に応じた態様で、前記
文字の表示態様を変更することが好ましい。
【0012】また、本発明に従った電子まんが表示装置
は、前記吹出し表示情報は、前記文字の表示の大きさを
変更する態様についての情報を含むことが好ましい。
【0013】また、本発明に従った電子まんが表示装置
は、操作されることにより、前記吹出し表示手段に、前
記文字の表示態様を変更させる、操作手段をさらに含む
ことが好ましい。
【0014】また、本発明に従った電子まんが表示装置
は、前記操作手段に対する操作に応じて、前記文字の表
示の大きさが指定され、前記吹出し表示手段は、前記操
作手段に対する操作により指定された大きさで前記文字
を表示することが好ましい。
【0015】また、本発明に従った電子まんが表示装置
は、前記吹出し表示情報は、前記文字の表示態様を変更
する時間間隔を含むことが好ましい。
【0016】また、本発明に従った電子まんが表示装置
は、前記吹出し表示手段は、前記ベクトルデータに対応
した位置に、前記文字を囲むように、吹出し枠を表示さ
せ、前記吹出し表示情報は、前記吹出し枠の表示態様を
変更するための情報を含むことが好ましい。
【0017】また、本発明に従った電子まんが表示装置
は、前記テキストデータ読取手段によって読取られたテ
キストデータを他言語に翻訳することにより、翻訳デー
タを作成し、かつ、前記表示手段において、当該翻訳デ
ータに対応した文字を、前記テキストデータ読取手段に
よって読取られたテキストデータによって特定される文
字に代えて、表示させる、翻訳表示手段をさらに含むこ
とが好ましい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照しつつ、本発
明の一実施の形態の電子まんが作成装置について説明す
る。
【0019】図1は、本実施の形態の電子まんが作成装
置のブロック図である。電子まんが作成装置は、主に、
CPU1、表示部2、操作部3、情報処理/蓄積部4、
および、元画像データ抽出部5から構成される。CPU
1は、電子まんが作成装置のシステム全体の制御を司る
中央処理装置として備えられている。表示部2は、外部
から入力され、当該電子まんが作成装置において記憶す
る画像等の情報を表示するものである。操作部3は、電
子まんが作成装置に対して使用者が操作を行なう部分で
あり、適宜、キー等を備えている。情報処理/蓄積部4
は、プログラムやデータを蓄積したり、プログラムを実
行するために備えられているものであり、ROMやRA
Mからなる。
【0020】ここで、本実施の形態の電子まんが作成装
置が、紙等の記録媒体に視認可能な状態で記録されたま
んがについての電子データを作成するためにCPU1が
実行する処理である、電子データ処理について説明す
る。図2は、データ保存処理のフローチャートである。
【0021】CPU1は、S1で、元画像データ抽出部
5のイメージデータ作成処理部51に記憶されたプログ
ラムに従って、紙等に印刷されたまんがについて、当該
まんが全体のイメージデータを作成して、S2に進む。
なお、S1で、CPU1は、たとえば、本実施の形態の
電子まんが作成装置にスキャナ等の光学式読取装置を接
続させ、まんがの印刷された紙等を当該光学式読取装置
に走査させ、当該光学式読取装置から入力されたデータ
に基づいて、上記のイメージデータを作成することもで
きる。
【0022】S2で、CPU1は、元画像データ抽出部
5のコマ切出し処理部52に記憶されたプログラムに従
って、S1で作成したイメージデータを、1コマずつコ
マ単位のイメージデータに切出す。なお、S2では、イ
メージデータが、1コマずつ、情報処理/蓄積部4の元
画像データ記憶部41に記憶される。
【0023】S3で、CPU1は、コマ単位に切出した
イメージデータの中から、吹出し部分を、自動的に認識
して、S4に進む。
【0024】S4で、CPU1は、S3で認識した吹出
し部分の領域にあるイメージデータをベクトルデータに
置換し、かつ、当該吹出し部分の領域にあるイメージデ
ータを消去して、S5に進む。
【0025】S5で、CPU1は、S3で認識した吹出
し部分の内部にある画像の文字認識を実行し、当該文字
認識の結果としてテキストデータを作成して、S6に進
む。つまり、S5の処理により、吹出し部分の内部に対
応するイメージデータが、テキストデータに置換された
ことになる。
【0026】S6で、CPU1は、S4でベクトルデー
タ化された吹出しに対して、後述する動作指定情報を付
加して、S7に進む。
【0027】S7では、切出された1コマ分のイメージ
データから吹出し部分のイメージデータを消去されたイ
メージデータと、S6において動作指定情報を付加され
た吹出し部分のベクトルデータと、S5において置換さ
れたせりふのテキストデータとを、コマデータとして、
情報処理/蓄積部4に記憶させて、処理を終了する。
【0028】以上説明したデータ保存処理によると、S
1で読取られたまんがについてのコマデータが作成され
る。なお、電子まんが作成装置では、まんがにおけるす
べてのコマについて、コマデータを作成することによ
り、まんが全体を、画像と吹出し部分とに分けて、電子
データ化することができる。
【0029】ここで、S3からS7における処理内容
を、図3を参照して、さらに詳細に説明する。
【0030】図3を参照して、S11で、CPU1は、
S2で1コマとして切出したイメージデータを読込み、
S12に進む。
【0031】S12で、CPU1は、吹出し識別情報辞
書を参照することにより、S11で読込んだ画像に対し
て、吹出し部分を識別処理し、S13で、吹出し部分が
含まれるか否かを判断する。そして、含まれていると判
断すると、S14に進み、含まれていないと判断する
と、処理を終了する。
【0032】なお、S12で参照した吹出し識別情報辞
書とは、情報処理/蓄積部4の吹出し識別情報辞書部4
3に記憶されている辞書であり、吹出し部分の外側に位
置する「吹出し枠」として通常使用される、いくつかの
画像パターンが含まれる。
【0033】また、S13における判断は、情報処理/
蓄積部4の吹出し抽出処理部42における記憶内容に基
づいて実行される。具体的には、S13における判断
は、S11で読込んだイメージデータの中に、吹出し識
別情報辞書部43に記憶されている画像パターンの中の
いずれかと同定できるイメージデータが含まれているか
否かに基づいて、実行することができる。
【0034】S14で、CPU1は、情報処理/蓄積部
4の吹出しベクトルデータ化処理部44の記憶内容に基
づいて、S12,S13で識別した吹出し部分を、ベク
トルデータに変換し、S15に進む。
【0035】S15では、CPU1は、文字認識処理部
45に記憶されたプログラムに従い、文字認識情報辞書
部46に記憶された辞書に基づいて、S12,S13で
識別した吹出し部分の領域内のせりふを文字認識し、テ
キストデータを作成して、S16に進む。なお、文字認
識処理部45および文字認識情報辞書部46は、情報処
理/蓄積部4内に備えられている。
【0036】S16では、現在扱っているコマにおい
て、まだS14,S15における処理の対象となってい
ない吹出しがあるか否かを判断し、そのような吹出しが
あれば、S14に戻り、なければ、S17に進む。
【0037】S17では、情報処理/蓄積部4内の動作
指定情報付加処理部47に記憶されたプログラムに従っ
て、S14で得られた吹出しのベクトルデータに、動作
指定情報を対応付けて付加し、S18に進む。
【0038】ここで、動作指定情報とは、以下の表1に
示すA〜Eのいずれかである。なお、表1には、A〜E
の各動作指定情報によって指定される動作が示されてい
る。なお、動作指定情報Dにおける「使用者」とは、作
成されたまんがのデータを表示する装置(たとえば、後
述する電子まんが表示装置10)の使用者である。
【0039】
【表1】
【0040】また、S17において付加される動作指定
情報は、使用者が、操作部3によって選択しても良い。
また、この場合、ベクトルデータに変換された吹出しに
関する情報が、表示部2に表示されることが好ましい。
【0041】そして、S18では、元画像データ記憶部
41に記憶されたイメージデータの中で、吹出し部分に
対応する、ベクトルデータ化した領域のイメージーデー
タを消去して、背景画のイメージデータとして処理後画
像データ記憶部48に保存し、S19に進む。
【0042】S19では、吹出しに対応するベクトルデ
ータ、せりふに対応したテキストデータ、および、動作
指定情報を、情報処理/蓄積部4内の処理後画像データ
記憶部48に保存し、処理を終了する。
【0043】処理後画像データ記憶部48は、本実施の
形態の電子まんが作成装置の本体から着脱可能に構成さ
れることができる。このように構成されることにより、
処理後画像データ記憶部48に保存された電子データに
基づいて、他の装置で、電子まんがを表示させることが
できる。
【0044】なお、処理後画像データ記憶部48が、電
子まんが作成装置の本体から着脱可能であるか否かに関
わらず、電子まんが作成装置を他の装置と接続させるこ
とにより、当該他の装置で、処理後画像データ記憶部4
8に保存された電子データに基づいて、電子まんがを表
示させることができる。
【0045】以上説明した電子まんが作成装置では、ま
んが全体のイメージデータを作成する元画像データ抽出
部5により、まんがの画像全体についてのイメージデー
タを作成するまんがイメージデータ作成手段が構成され
ている。
【0046】また、吹出し抽出処理部42および吹出し
ベクトルデータ化処理部44の記憶内容に基づいて、S
12,S13で識別した吹出し部分を、ベクトルデータ
に変換するCPU1により、吹出し部分の位置を特定す
るベクトルデータを作成する、ベクトルデータ作成手段
が構成されている。
【0047】また、文字認識処理部45に記憶されたプ
ログラムに従い、文字認識情報辞書部46に記憶された
辞書に基づいて、吹出し部分の領域内のイメージデータ
に基づいて文字認識し、せりふのテキストデータを作成
するCPU1により、吹出し部分に表示される文字を特
定するテキストデータを作成する、テキストデータ作成
手段が構成されている。
【0048】元画像データ記憶部41に記憶されたイメ
ージデータの中で、吹出し部分に対応する、ベクトルデ
ータ化した領域のイメージーデータを消去して、背景画
のイメージデータとして処理後画像データ記憶部48に
保存するCPU1により、背景画の画像を特定するイメ
ージデータを作成する、イメージデータ作成手段が構成
されている。
【0049】背景画のイメージデータ、ならびに、吹出
し部分のベクトルデータおよびテキストデータを記憶す
る処理後画像データ記憶部48により、ベクトルデー
タ、テキストデータおよびイメージデータを、まんが表
示データとして記憶するデータ記憶手段が構成されてい
る。
【0050】図4は、本実施の形態の電子まんが表示装
置の正面図である。電子まんが表示装置10は、主に、
電子データ化されたまんがを表示するのに用いられる。
なお、本実施の形態の電子まんが作成装置において作成
されたデータに基づいて、表示を行なうことともでき
る。
【0051】表示部8は、まんがを表示でき、液晶等で
構成される。前キー71は、表示部8に表示させるまん
がのコマを、前のコマに変更する際に操作されるキーで
あり、次キー72は、次のコマに変更する際に操作され
るキーである。
【0052】大きくキー73は、表示部8に表示された
コマにおいて、吹出し内の文字を大きく表示させる際に
操作されるキーであり、翻訳キー74は、吹出し内のせ
りふを他言語に翻訳して表示させる際に操作されるキー
である。
【0053】メニューキー75は、電子まんが表示装置
10における各種設定等の機能設定画面を起動する際に
操作されるキーである。実行キー76は、各種の操作を
選択したり、処理の行なう際の操作を実行したりする際
に、操作されるキーであり、取消キー77は、当該選択
したり実行する際の操作を解除する際に、操作されるキ
ーである。
【0054】ペン78は、所定のタブレットを利用して
ペン入力を行なうためのものである。なお、ペン入力に
用いられるタブレットは、透明に構成され、表示部8上
に配置されるのが好ましい。
【0055】図5は、図4の電子まんが表示装置10の
ブロック図である。電子まんが表示装置10は、主に、
CPU6、操作部7、表示部8、情報処理/蓄積部9か
ら構成される。CPU1は、電子まんが表示装置10の
システム全体の制御を司る中央処理装置として備えられ
ている。操作部7は、使用者が、電子まんが表示装置1
0に対して操作する部分であり、前キー71、次キー7
2、大きくキー73、翻訳キー74、メニューキー7
5、実行キー76、取消キー77、および、ペン78
(それぞれ図4参照)を含む。情報処理/蓄積部9は、
プログラムやデータを蓄積したり、プログラムを実行す
るために備えられているものであり、ROMやRAMか
らなる。
【0056】情報処理/蓄積部9は、画像データ記憶部
91、吹出し動作処理部92、翻訳処理部93、翻訳辞
書データ記憶部94、計時処理部95、および、内部処
理記憶部96を備えている。
【0057】画像データ記憶部91は、表示部8に表示
すべき電子まんがの画像や文字についてのデータを記憶
するものである。電子まんがの画像や文字についての電
子データとしては、主に、背景画のイメージデータ、吹
出し部分の位置を特定するベクトルデータ、吹出し部分
のせりふを特定するテキストデータ、および、吹出し部
分の表示を変化させる態様を特定する動作指定情報が挙
げられる。なお、画像データ記憶部91は、電子まんが
表示装置10に対して着脱可能に構成されることもでき
る。
【0058】吹出し動作処理部92は、画像データ記憶
部91に記憶されている電子まんがのデータの中の、吹
出しについてのベクトルデータおよび動作指定情報に従
って、吹出し部分の表示の処理を行なうものである。
【0059】翻訳処理部93は、テキストデータ化され
た、吹出し内のせりふを他言語に翻訳する処理を行なう
ものである。翻訳辞書データ記憶部94は、当該翻訳の
際に翻訳処理部93が参照する辞書を記憶するものであ
る。なお、電子まんが表示装置10では、翻訳キー74
が押圧されたことに応じて、翻訳処理部93による翻訳
動作が実行される。
【0060】計時処理部95は、電子まんが表示装置1
0の使用者が指定した時間(表1の動作指定情報D参
照)に基づいて、処理時間を計時するものである。
【0061】内部処理記憶部96は、電子まんが表示装
置10の使用者が設定した時間等、内部処理に利用され
る設定値を記憶するためのものである。
【0062】次に、電子まんが表示装置10において、
表示部8にまんがが表示される際の、CPU6の実行す
る表示処理について、図6を参照しつつ説明する。図6
は、表示処理のフローチャートである。
【0063】まず、CPU6は、S21で、画像データ
記憶部91に記憶されている、1コマ分の画像を表示部
8に表示させる処理を行ない、S22に進む。S21の
処理の結果表示される画像とは、吹出し部分以外の画像
を言う。つまり、S21では、CPU6は、背景画のイ
メージデータに基づいて、画像を表示させることにな
る。
【0064】そして、CPU6は、S22で、直前に実
行したS21またはS45において表示させたコマに、
吹出しがあるか否かを判断する。吹出しがあると判断す
ると、S23に進み、吹出しが無いと判断すると、S4
0に進む。
【0065】S23で、CPU6は、当該コマに付加さ
れている動作指定情報が「D」(表1参照)であるか否
かを判断し、DであればS25に進み、D以外であれば
S24に進む。
【0066】S25で、CPU6は、吹出し動作処理部
92および計時処理部95に、指定された時間内で吹出
し部分を表示する大きさを変更させ、かつ、吹出しの内
部のせりふを、表示する大きさを変更された吹出しに収
まる最適な大きさで表示させて、S26に進む。なお、
指定された時間とは、後述する時間設定画面(図9参
照)において、使用者が指定した時間であり、内部処理
記憶部96に記憶された時間である。
【0067】また、S25での、せりふを表示する大き
さの変更は、吹出しの大きさに基づいて、せりふを特定
するテキストデータの各文字の表示するサイズを決定す
ることにより、行なわれる。
【0068】また、S24で、CPU6は、吹出し動作
処理部92に吹出しを表示させて、S26に進む。
【0069】ここで、図7に、表示部8における、電子
まんがの1コマ分の表示例を示す。まんがの1コマに対
応するコマデータには、吹出しについて、ベクトルデー
タとテキストデータが含まれる。そして、図7に示すよ
うに、表示部8には、ベクトルデータに従った位置に吹
出し枠801が表示され、表示された吹出し枠801の
内側に、テキストデータに従った文字802が、せりふ
として表示される。吹出し枠801および文字802に
より、吹出し部分が構成されている。また、表示部8に
は、吹出し部分以外の画像として、人物803,804
が表示されている。つまり、人物803,804は、背
景画のイメージデータに基づいて表示される画像であ
る。
【0070】ここで、S25の説明で触れた時間設定画
面について説明する。時間設定画面とは、表示部8に表
示される画面の一つであって、S25において参照する
「指定された時間」を設定するための画面である。
【0071】電子まんが表示装置10では、使用者が、
所定の操作を行なうことにより、表示部8に、時間設定
画面が表示される。所定の操作の一例を、図8を参照し
つつ説明する。
【0072】メニューキー75を押圧すると、表示部8
には、吹出し枠801、文字802、および人物80
3,804(図7参照)よりも優先的に、メニュー画面
805が表示される。なお、図8に示すように、メニュ
ー画面805は、表示部8の、全体ではなく、一部分に
表示される。そして、当該メニュー画面805の中の時
間設定領域806をペン78でタッチすることにより、
時間設定領域806が反転表示された後、表示部8に、
時間設定画面が表示される。
【0073】図9は、表示部8に表示された時間設定画
面を示す図である。時間設定画面では、指定時間表示部
807と、テンキー808が表示されている。テンキー
808は1〜0の数字に対応するタッチキーとなってお
り、テンキー808の中のいずれかのキーをペン78で
タッチすると、当該キーに応じた数字が、指定時間表示
部807内に、時間として表示される。そして、実行キ
ー76を押圧することにより、その時点で指定時間表示
部807に表示されている時間が、指定時間として設定
される。なお、設定された指定時間は、内部処理記憶部
96において記憶され、計時処理部95における処理に
利用される。
【0074】図10を参照して、指定時間が1秒と設定
された場合の、表示部8の表示態様を説明する。なお、
図10を参照して示す表示態様は、S25における処理
の結果の表示態様に相当する。
【0075】まず、表示部8では、図10(A)に示す
ように、吹出し枠801の内側に文字802が表示さ
れ、さらに、人物803,804が表示されている。そ
して、図10(A)に示す画面が表示されてから、指定
時間(1秒)が経過すると、表示部8には、図10
(B)に示す画面が表示される。
【0076】図10(B)に示す画面では、図10
(A)に示す画面に比べて、吹出し枠801が大きく表
示され、さらに、吹出し枠801の大きさに合わせて、
文字802も大きく表示されるようになる。
【0077】そして、図10(B)に示す画面が表示さ
れてから、さらに指定時間(1秒)が経過すると、表示
部8には、図10(C)に示す画面が表示される。
【0078】図10(C)に示す画面では、図10
(B)に示す画面に比べて、さらに、吹出し枠801が
大きく表示され、そして、吹出し枠801の大きさに合
わせて、文字802もさらに大きく表示されるようにな
る。
【0079】再び図6を参照して、S26で、CPU6
は、当該コマに付加されている動作指定情報が「E」
(表1参照)であるか否かを判断し、EであればS35
に進み、E以外であればS27に進む。
【0080】S27で、CPU6は、電子まんが表示装
置10において、使用者によって、吹出し枠801の表
示の大きさを変更する操作がなされたか否かを判断す
る。当該操作がなされたと判断すると、S28に進み、
当該操作がなされていないと判断すると、S32に進
む。
【0081】ここで、図11を参照して、吹出し枠80
1の表示の大きさを変更する操作について説明する。
【0082】まず、図11(A)を参照して、表示部8
には、吹出し枠801の内側に文字802が表示され、
さらに、人物803,804が表示されている。そし
て、吹出しの表示の大きさを変更するためには、まず、
ペン78の先端で、表示部8上の、吹出し部記号802
の端部をタッチする。そして、ペン78の先端を、表示
部8上に置いたまま矢印A1に従って移動させる(この
ような、ペン78の先端を、表示部8上で移動させる操
作を「ドラッグ」という)。なお、図11(A)では、
移動後のペン78を破線で示している。
【0083】上記のドラッグが、吹出し枠801の表示
の大きさを変更する操作である。そして、当該操作がな
されると、図11(B)に示すように、ペン78の先端
の移動先に吹出し枠801の端部を位置するように、吹
出し枠801の表示の大きさが変更され、さらに、変更
後の吹出し枠801の大きさに合わせて、文字802の
表示の大きさも変更される。
【0084】ただし、図11に示すように、吹出し枠8
01の表示サイズの変更に合わせて、文字802の表示
サイズが変更されるのは、動作指定情報がBと設定され
ている場合のみである。
【0085】つまり、図11を用いて説明した表示部8
の表示態様は、S28において、CPU6が、動作指定
情報がBであると判断した場合に、S29において実行
する処理の結果、表示されるものである。
【0086】一方、動作指定情報がAと設定されていれ
ば、図12に示すように、吹出し枠801の表示サイズ
のみが変更され、文字802の表示サイズは変更されな
い。より詳細に説明する。図12は、図11と同様に、
表示部8において、ドラッグ操作がなされた状態を示し
ている。つまり、図12(A)では、ドラッグ操作前の
ペン78は、実線で示され、ドラッグ操作後のペン78
は、破線で示されている。
【0087】図12(B)には、動作指定情報がAと設
定されている場合の、ドラッグ操作後の表示部8の表示
態様を示している。吹出し枠801の表示サイズは、図
12(A)と比較して、変更されている。一方、文字8
02の表示サイズは、図12(A)と比較して、変更さ
れていない。ただし、文字802の表示位置は、吹出し
枠802内のほぼ中央に位置するよう、変更されてい
る。
【0088】図12を用いて説明した表示部8の表示態
様は、S30において、CPU6が、動作指定情報がA
であると判断した場合に、S31において実行する処理
の結果、表示されるものである。
【0089】なお、S30の処理は、CPU6がS28
において、動作指定情報がBではないと判断した際に実
行されるものである。また、S29またはS31の処理
を実行した後、CPU6は、S32に進む。
【0090】S32で、CPU6は、大きくキー73が
操作されたか否かを判断する。操作されたと判断する
と、S33に進み、操作されていないと判断すると、S
35に進む。
【0091】S33で、CPU6は、動作指定情報がC
であるか否かを判断する。Cであると判断するとS34
に進み、Cではないと判断するとそのままS35に進
む。
【0092】S34では、大きくキー73の押圧回数に
応じて、せりふに相当する文字802の表示を大きくす
る。つまり、図13を参照して、まず、図13(A)に
示すように、表示部8に、吹出し枠801、文字80
2、および、人物803,804が表示されているとす
る。
【0093】そして、一度、大きくキー73が押圧され
ると、図13(B)に示すように、文字802が、図1
3(A)に示されるよりも大きく、表示されている。な
お、文字802が大きく表示されることに伴って、吹出
し枠801も大きく表示されている。
【0094】そして、もう一度、つまり、合わせて二
度、大きくキー73が押圧されると、図13(C)に示
すように、文字802が、図13(C)に示されるより
もさらに大きく、表示されている。なお、文字802が
大きく表示されることに伴って、吹出し枠801もさら
に大きく表示されている。
【0095】なお、大きくキー73は、所定回数押圧さ
れれば、その回数より多く押圧されても、文字802の
表示は大きくならない。そして、S34の処理が実行さ
れた後、CPU6は、S35に進む。
【0096】S35で、CPU6は、翻訳キー74が押
圧されたか否かを判断する。そして、押圧されたと判断
すると、S36に進み、押圧されていないと判断する
と、S39に進む。
【0097】S36で、CPU6は、動作指定情報がC
であるか否かを判断する。そして、Cであると判断する
と、S38に進み、Cではないと判断すると、S37に
進む。
【0098】S37で、CPU6は、表示部8に表示さ
れているせりふ(文字802)を翻訳処理部93に他言
語へと翻訳させた後、当該翻訳の結果である他言語で表
示し直して、S39に進む。S37の処理の結果、図1
4に示すように、表示部8における表示態様が変化す
る。つまり、図14を参照して、まず、図14(A)に
示すように、表示部8に、吹出し枠801、文字80
2、および、人物803,804が表示されているとす
る。
【0099】そして、翻訳キー74が押圧されると、図
14(B)に示すように、文字802に代わって、他言
語(図14では例として英語)の文字810が表示され
ている。なお、翻訳キー74によって翻訳する際の言語
は、予め、設定することができる。
【0100】再び図6を参照して、S38で、CPU6
は、表示部8に表示されているせりふ(文字802)を
S37と同様に他言語で表示し直し、かつ、表示し直す
ことによりせりふの文字数が増えた場合には、せりふ全
体が囲まれるように、吹出し枠801の表示の大きさを
変更して、S39に進む。S38の処理の結果、図15
に示すように、表示部8における表示態様が変化する。
つまり、図15を参照して、まず、図15(A)に示す
ように、表示部8に、吹出し枠801、文字802、お
よび、人物803,804が表示されているとする。
【0101】そして、翻訳キー74が押圧されると、図
15(B)に示すように、文字802に代わって、他言
語(図15では例として英語)の文字811が表示され
ている。なお、文字811は、文字802よりも、含ま
れる文字数が多い。このような場合、吹出し枠801の
表示の大きさは変更される。つまり、図15(A)より
も図15(B)の方が、文字811全体をその内側に表
示できるように、吹出し枠801が大きく表示されてい
る。
【0102】なお、上述したS37の処理において、翻
訳後に文字数が増えた場合は、吹出し枠801の大きさ
が変更されず、当該吹出し枠801内に、文字810が
全て表示されるように、文字810の表示の大きさが調
整される。
【0103】S39では、CPU6は、現在表示されて
いるコマの中に、まだS23〜S38の処理の対象とな
っていない吹出しがあるか否かを判断する。あると判断
した場合には、S23に戻り、当該別の吹出しについ
て、S23以降の処理を実行する。一方、そのような吹
出しが無いと判断すると、S40に進む。
【0104】S40では、CPU6は、メニューキー7
5が操作されたか否かを判断する。そして、操作された
と判断すると、S41に進み、操作されていないと判断
すると、S43に進む。
【0105】S41では、CPU6は、表示部8に、メ
ニュー画面(図8に示すメニュー画面805、図9に示
す時間設定画面、等)を表示させて、S42に進む。
【0106】S42では、CPU6は、メニュー画面内
の項目を使用者に選択させるよう促し、選択された項目
を設定する処理を行ない、S43に進む。なお、ここ
で、設定された項目は、内部処理記憶部96に記憶され
る。
【0107】S43では、電源OFFキーが操作された
か否かを判断する。電源オフキーとは、電子まんが表示
装置10(図4参照)の側面に設けられたキーである。
操作されたと判断すると、CPU6は、電源との接続を
切り、処理を終了する。一方、電源OFFキーが操作さ
れていないと判断すると、CPU6はS44に進む。
【0108】S44で、CPU6は、前キー71または
次キー72が操作されたか否かを判断する。操作された
と判断すると、S45に進み、操作されていないと判断
すると、S27に戻る。
【0109】S45で、CPU6は、S44で操作され
たキーに該当するコマを表示部8に表示させ、S22に
戻る。つまり、前キー71が操作された場合には、S4
5では、S44の処理時点で表示されていたコマの前の
コマを表示させる。一方、次キー72が操作された場合
には、S45では、S44の処理時点で表示されていた
コマの次のコマを表示させる。
【0110】以上説明した本実施の形態では、表示部8
により、画像を表示する表示手段が構成されている。
【0111】また、画像データ記憶部91に記憶され
た、吹出し部分のベクトルデータを読取るCPU6によ
り、表示手段においてまんがの吹出し部分が表示される
べき位置を特定するベクトルデータを読取るベクトルデ
ータ読取手段が構成されている。
【0112】また、画像データ記憶部91に記憶され
た、吹出し部分のテキストデータを読取るCPU6によ
り、吹出し部分に表示されるべき文字を特定するテキス
トデータを読取るテキストデータ読取手段が構成されて
いる。
【0113】また、画像データ記憶部91に記憶された
吹出し部分のベクトルデータおよびテキストデータに基
づいて、図7等に示すように、表示部8に吹出し部分を
表示させる吹出し動作処理部92により、表示手段にお
いて前記ベクトルデータに対応した位置に、前記テキス
トデータ読取手段に読取られたテキストデータに対応し
た文字を表示させる、吹出し表示手段が構成されてい
る。
【0114】画像データ記憶部91に記憶された背景画
のイメージデータを読取るCPU6により、表示手段に
おいて表示されるべき画像であって、まんがの吹出し部
分以外の画像を特定する背景画のイメージデータを読取
る、背景画イメージデータ読取手段が構成されている。
【0115】また、背景画のイメージデータに基づい
て、図7等に示すように人物803,804を表示させ
るCPU6により、表示手段において、背景画のイメー
ジデータに対応した画像を表示させる、背景画表示手段
が構成されている。
【0116】そして、画像データ記憶部91に記憶され
た動作指定情報を読取るCPU6により、吹出し表示手
段によって表示された文字の表示態様を変更するための
情報である吹出し表示情報を読取る、吹出し表示情報読
取手段が構成されている。本実施の形態では、動作指定
情報により、吹出し表示情報が構成されている。なお、
本実施の形態では、吹出し部分には文字と吹出し枠が含
まれ、吹出し表示情報は、文字だけでなく、吹出し枠の
表示態様を変更する情報を含んでいる。
【0117】また、図6を用いて説明したように、動作
指定情報に応じて、CPU6が吹出し動作処理部92
に、吹出し部分の表示の変化する態様を変更させること
により、吹出し表示手段は、吹出し表示情報に応じた態
様で、文字の表示態様を変更することになる。
【0118】そして、表1に示す、動作指定情報(A〜
D)に基づいて指定される動作内容に、吹出し枠および
せりふのいずれか一方の大きさを変更する動作がなされ
たとき、いずれか他方の大きさを変更するか否かの情報
等が含まれていることにより、吹出し表示情報は、文字
および吹出し枠の表示の大きさを変更する態様について
の情報を含むことになる。
【0119】そして、図11〜図13に示したように、
CPU6は、ペン78の操作や大きくキー73に対する
操作に応じて、吹出し動作処理部92に、吹出し部分の
表示態様を変更させていた。つまり、ペン78および大
きくキー73により、操作されることにより、吹出し表
示手段に、文字および吹出し枠の表示態様を変更させ
る、操作手段が構成されている。
【0120】表1に示すように、動作指定情報に基づい
て、せりふの大きさを変更するか否か、または、吹出し
枠の大きさを変更するか否かがが決定される。たとえ
ば、動作指定情報がAとされれば、図12に示したよう
に、ペン78が操作された場合、吹出し枠801の大き
さは変更されても、文字802の大きさは変更されな
い。また、動作指定情報がBとされれば、図13に示し
たように、ペン78が操作された場合、吹出し枠801
の大きさが変更され、さらに、当該変更に伴って、文字
802の大きさも変更される。さらに、動作指定情報が
Eとされれば、ペン78によって操作がなされても、吹
出し枠801および文字802の大きさが変更されるこ
とはない。
【0121】つまり、動作指定情報によって、同じ操作
がなされた場合であっても、吹出し枠801および文字
802が表示される大きさの変更の態様が異なる。
【0122】また、図11に示したように、ペン78を
用いたドラッグ操作の際の、ペン78の先端の移動距離
に応じて、吹出し枠801および文字802が表示され
る大きさが決定される。
【0123】また、図8および図9を用いて説明したよ
うに設定され、内部処理記憶部96に記憶される、「指
定された時間」により、吹出し表示情報に含まれる、吹
出し部分(吹出し枠および文字)の表示態様を変更する
時間間隔が構成されている。
【0124】また、図14および図15に示すように、
文字802を、他言語に翻訳し、文字810,文字81
1として表示させる翻訳処理部93により、テキストデ
ータ読取手段によって読取られたテキストデータを他言
語に翻訳することにより、翻訳データを作成し、かつ、
表示手段において、当該翻訳データに対応した文字を、
テキストデータ読取手段によって読取られたテキストデ
ータによって特定される文字に代えて、表示させる、翻
訳表示手段が構成されている。
【0125】
【発明の効果】本発明に従った電子まんが作成装置によ
ると、作成されたまんが表示データにおいて、吹出し部
分は、ベクトルデータとテキストデータによって特定さ
れる。なお、吹出し部分以外の画像は、背景画のイメー
ジデータにより特定される。
【0126】したがって、本発明の電子まんが作成装置
では、吹出し部分と吹出し部分以外の画像を双方ともイ
メージデータとして扱うものよりも、まんがを表示させ
るための電子データを、そのサイズを小さいものとする
ことができる。つまり、本発明の電子まんが作成装置で
は、まんがを表示させるための電子データを、背景画と
吹出し部分とに分けたものとしつつ、そのサイズを小さ
くできる。
【0127】また、吹出し部分についてのテキストデー
タが、吹出し部分の画像を特定するイメージデータがあ
れば、当該イメージデータから直接作成されるため、よ
り容易に、吹出し部分についてのテキストデータを作成
できる。
【0128】また、吹出し部分の表示態様は、作成され
たまんが表示データに基づいてまんがを表示させる際、
吹出し表示情報に基づいて変化されるため、面白みに長
けたまんが表示データを作成することができる。
【0129】また、作成されたまんが表示データに基づ
いてまんがを表示させる際、吹出し部分の表示の大きさ
を変化させることができるため、より面白みに長けたま
んが表示データを作成することができる。
【0130】また、本発明に従った電子まんが表示装置
によると、吹出し部分の位置を特定するベクトルデータ
が読取られ、吹出し部分に表示させるべき文字に対応し
たテキストデータが読取られ、さらに、まんがの吹出し
部分以外の画像に対応するイメージデータが読取られ、
そして、読取られたそれぞれデータに基づいて、表示手
段に、背景画および文字が表示される。
【0131】したがって、まんがを表示させるための電
子データであって、本発明の電子まんが表示装置で扱わ
れる電子データは、背景画と吹出し部分とに分けられた
ものであっても、背景画および吹出し部分がイメージデ
ータとされているものと比較して、そのサイズが小さい
ものとなる。
【0132】また、吹出し表示情報に応じた態様で、文
字の表示態様が変更されるため、より、面白みに長けた
まんがを表示できる。
【0133】また、吹出し表示情報に応じた態様で、文
字の表示される大きさが変更されるため、より面白みに
長け、かつ、見る人に内容を理解されやすい態様で、ま
んがを表示できる。
【0134】また、操作手段に対して操作がなされたタ
イミングに応じて、文字の表示態様が変更されるため、
操作する者の使い勝手を向上できる。
【0135】また、操作手段に対する操作で指定された
大きさで、吹出し枠および文字が表示されるため、さら
に操作する者の使い勝手を向上できる。
【0136】また、吹出し枠および文字の表示態様が、
吹出し表示情報に応じた時間間隔で変更されるため、見
る人に内容を理解されやすい態様で、まんがを表示でき
る。
【0137】また、文字を囲むように吹出し枠が表示さ
れ、かつ、文字および吹出し枠の表示態様が、吹出し表
示情報に応じた態様で変更されるため、より面白みに長
けた態様で、まんがを表示できる。
【0138】また、文字の表示言語を、他言語に変更で
きるため、より、見る人に内容を理解されやすい態様
で、まんがを表示できる。
【0139】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態である電子まんが作成
装置のブロック図である。
【図2】 図1の電子まんが作成装置のCPUが実行す
るデータ保存処理のフローチャートである。
【図3】 図2のS3〜S7の処理内容の詳細なフロー
チャートである。
【図4】 本発明の一実施の形態の電子まんが表示装置
の正面図である。
【図5】 図4の電子まんが表示装置のブロック図であ
る。
【図6】 図4の電子まんが表示装置のCPUが実行す
る表示処理のフローチャートである。
【図7】 図4の電子まんが表示装置の表示部におけ
る、電子まんがの1コマ分の表示例を示す図である。
【図8】 図4の電子まんが表示装置における、時間設
定画面を表示させるための操作の一例を説明するための
図である。
【図9】 図4の電子まんが表示装置の表示部におけ
る、時間設定画面を示す図である。
【図10】 指定時間が1秒と設定された場合の、図4
の電子まんが表示装置の表示部の表示態様を説明するた
めの図である。
【図11】 図4の電子まんが表示装置の表示部におい
て、吹出し枠の表示の大きさを変更させる操作を説明す
るための図である。
【図12】 図4の電子まんが表示装置の表示部におい
て、吹出し枠の表示の大きさを変更させる操作を説明す
るための図である。
【図13】 図4の電子まんが表示装置において、大き
くキーが押圧された際の、表示部の表示態様の変化を説
明するための図である。
【図14】 図4の電子まんが表示装置において、翻訳
キーが押圧された際の、表示部の表示態様の変化を説明
するための図である。
【図15】 図4の電子まんが表示装置において、翻訳
キーが押圧された際の、表示部の表示態様の変化を説明
するための図である。
【符号の説明】
1,6 CPU、2,8 表示部、3,7 操作部、
4,9 情報処理/蓄積部、10 電子まんが表示装
置、42 吹出し抽出処理部、44 吹出しベクトルデ
ータ化処理部、45 文字認識処理部、48 処理後画
像データ記憶部、73 大きくキー、74 翻訳キー、
75 メニューキー、78 ペン、91 画像データ記
憶部、92 吹出し動作処理部、93 翻訳処理部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B050 BA08 BA18 CA07 DA06 EA12 EA19 EA20 EA24 FA02 FA09 FA13 5C076 AA12 AA16 5C082 AA25 BA02 BA12 BB15 BB25 BB32 CA56 CA82 CB06 DA54 DA55 DA61 DA87 MM09

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 まんがを表示させるための電子データで
    あるまんが表示データを作成する電子まんが作成装置で
    あって、 前記まんがは、吹出し部分と背景画のみから構成され、 前記吹出し部分の位置を特定するベクトルデータを作成
    する、ベクトルデータ作成手段と、 前記吹出し部分に表示される文字を特定するテキストデ
    ータを作成する、テキストデータ作成手段と、 前記背景画の画像を特定するイメージデータを作成す
    る、イメージデータ作成手段と、 前記ベクトルデータ、前記テキストデータおよび前記イ
    メージデータを、前記まんが表示データとして記憶する
    データ記憶手段とを含む、電子まんが作成装置。
  2. 【請求項2】 前記テキストデータ作成手段は、前記吹
    出し部分の画像を特定するイメージデータに基づいて、
    前記吹出し部分に表示される文字を特定するテキストデ
    ータを作成する、請求項1に記載の電子まんが作成装
    置。
  3. 【請求項3】 前記吹出し部分の表示態様を変化させる
    情報である吹出し表示情報を、前記まんが表示データに
    付加する、表示情報付加手段をさらに含む、請求項1ま
    たは請求項2に記載の電子まんが作成装置。
  4. 【請求項4】 前記吹出し表示情報は、吹出し部分の表
    示の大きさを変更する態様についての情報を含む、請求
    項3に記載の電子まんが作成装置。
  5. 【請求項5】 画像を表示する表示手段と、 前記表示手段においてまんがの吹出し部分が表示される
    べき位置を特定するベクトルデータを読取るベクトルデ
    ータ読取手段と、 前記吹出し部分に表示されるべき文字を特定するテキス
    トデータを読取るテキストデータ読取手段と、 前記表示手段において前記ベクトルデータに対応した位
    置に、前記テキストデータ読取手段に読取られたテキス
    トデータに対応した文字を表示させる、吹出し表示手段
    と、 前記表示手段において表示されるべき画像であって、ま
    んがの吹出し部分以外の画像を特定する背景画のイメー
    ジデータを読取る、背景画イメージデータ読取手段と、 前記表示手段において、前記背景画のイメージデータに
    対応した画像を表示させる、背景画表示手段とを含む、
    電子まんが表示装置。
  6. 【請求項6】 前記吹出し表示手段によって表示された
    文字の表示態様を変更するための情報である吹出し表示
    情報を読取る、吹出し表示情報読取手段をさらに含み、 前記吹出し表示手段は、前記吹出し表示情報に応じた態
    様で、前記文字の表示態様を変更する、請求項5に記載
    の電子まんが表示装置。
  7. 【請求項7】 前記吹出し表示情報は、前記文字の表示
    の大きさを変更する態様についての情報を含む、請求項
    6に記載の電子まんが表示装置。
  8. 【請求項8】 操作されることにより、前記吹出し表示
    手段に、前記文字の表示態様を変更させる、操作手段を
    さらに含む、請求項5〜請求項7のいずれか1項に記載
    の電子まんが表示装置。
  9. 【請求項9】 前記操作手段に対する操作に応じて、前
    記文字の表示の大きさが指定され、 前記吹出し表示手段は、前記操作手段に対する操作によ
    り指定された大きさで前記文字を表示する、請求項8に
    記載の電子まんが表示装置。
  10. 【請求項10】 前記吹出し表示情報は、前記文字の表
    示態様を変更する時間間隔を含む、請求項6〜請求項9
    のいずれか1項に記載の電子まんが表示装置。
  11. 【請求項11】 前記吹出し表示手段は、前記ベクトル
    データに対応した位置に、前記文字を囲むように、吹出
    し枠を表示させ、 前記吹出し表示情報は、前記吹出し枠の表示態様を変更
    するための情報を含む、請求項6〜請求項10のいずれ
    か1項に記載の電子まんが表示装置。
  12. 【請求項12】 前記テキストデータ読取手段によって
    読取られたテキストデータを他言語に翻訳することによ
    り、翻訳データを作成し、かつ、前記表示手段におい
    て、当該翻訳データに対応した文字を、前記テキストデ
    ータ読取手段によって読取られたテキストデータによっ
    て特定される文字に代えて、表示させる、翻訳表示手段
    をさらに含む、請求項6〜請求項11のいずれか1項に
    記載の電子まんが表示装置。
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