JPH1115918A - 手書き文字認識装置 - Google Patents

手書き文字認識装置

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JPH1115918A
JPH1115918A JP9162265A JP16226597A JPH1115918A JP H1115918 A JPH1115918 A JP H1115918A JP 9162265 A JP9162265 A JP 9162265A JP 16226597 A JP16226597 A JP 16226597A JP H1115918 A JPH1115918 A JP H1115918A
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JP
Japan
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input
language
character recognition
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japanese
Prior art date
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Pending
Application number
JP9162265A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Tsuruta
彰 鶴田
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の言語が混在した文章を容易に認識精度
よく入力できる手書き文字認識装置がなかった。 【解決手段】 複数の異なる言語の中から入力する言語
を選択する言語モード選択部2と、手書き文字の入力を
行うタブレット1と、タブレット1からの筆記情報に基
づいて複数の異なる言語ごとに文字認識を行う文字認識
部4と、タブレット1での手書き文字の入力を行う入力
領域と文字認識部4により認識した文字とを表示する表
示部5と、言語モード選択部2で選択された言語に応じ
て、手書き文字の入力に適した入力領域を表示部5に表
示すると共に選択された言語を認識するのに適した文字
認識部4を選択する言語制御部3と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は手書き文字認識装
置に関する。より詳しくは、入力された手書き文字を表
示するとともに、上記入力された手書き文字の認識を行
なって所定の書体の文字に変換して表示するオンライン
手書き文字認識装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の手書き文字認識装置は、使用者が
タブレット等の入力手段で手書きした文字を、単一の言
語として文字認識を行なっている。例えば、特開平06
−150066号公報に記載されているように、日本語
の手書き文字認識装置では、文字を逐次認識する手段と
複数の文字を一括して認識する手段を備え、文字単位で
手書き入力を行なうための入力枠を有する入力領域を備
えている。
【0003】一方、英語の手書き文字認識装置では、複
数の単語を手書き入力していくと、単語間のスペースや
1単語入力後のペンのオフ時間等を用いて、単語を切り
出して認識を行なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、実際には、
日本語と英語が混在した文章の入力を行う場合、あるい
はアプリケーションソフトによって入力する言語が異な
る場合には、これまでの手書き文字認識装置では対応で
きないという問題があった。
【0005】つまり、日本語の手書き文字認識装置で英
単語を入力する場合、入力枠内に1文字づつアルファベ
ットを手書き入力する必要があり、スムーズな入力が難
しいという問題があった。
【0006】また、使用者が入力枠のないタブレットで
手書き入力した文字を、日本語か英語かのどちらかと仮
定して認識を行なう手書き文字認識装置もあるが、短い
英単語を入力しても日本語(例えば、‘It’が
‘け’)として誤認識するという認識精度の問題があっ
た。
【0007】そこで、本発明の目的は、上記問題点に鑑
み、複数の言語が混在した文章を容易に認識精度よく入
力できる手書き文字認識装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の手書き
文字認識装置は、複数の異なる言語の中から入力する言
語を選択する言語モード選択手段と、手書き文字の入力
を行う入力手段と、該入力手段からの入力情報に基づい
て複数の異なる言語ごとに文字認識を行う文字認識手段
と、上記入力手段での手書き文字の入力を行う入力領域
と上記文字認識手段により認識した文字とを表示する表
示手段と、上記言語モード選択手段で選択された言語に
応じて、手書き文字の入力に適した入力領域を上記表示
手段に表示すると共に選択された言語を認識するのに適
した文字認識手段を選択する言語制御手段と、を備える
ことを特徴とする。
【0009】請求項2に記載の手書き文字認識装置は、
請求項1に記載の手書き文字認識装置において、上記言
語モード選択手段は、上記表示された入力領域内に設け
ることを特徴とする。
【0010】請求項3に記載の手書き文字認識装置は、
請求項1に記載の手書き文字認識装置において、上記言
語モード選択手段は、アプリケーションソフトからの指
示に応じて入力する言語を選択することを特徴とする。
【0011】請求項4に記載の手書き文字認識装置は、
手書き文字の入力を行う入力手段と、該入力手段からの
入力情報に基づいて複数の異なる言語ごとに文字認識を
行う文字認識手段と、上記入力手段での手書き文字の入
力を行う入力領域と上記文字認識手段により認識した文
字とを表示する表示手段と、上記入力領域に上記複数の
異なる言語ごとの手書き文字の入力枠を上記表示手段に
表示すると共に手書き文字が入力された入力枠に応じて
文字認識手段を選択する言語制御手段と、を備えること
を特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本実施の形態に係る手書き
文字認識装置を図面を参照しながら詳細に説明する。図
1に示すように、この手書き文字認識装置は、入力手段
としての感圧式のタブレット1と、言語モード選択部2
と、表示や装置全体の制御を行う言語制御部3と、文字
認識部4と、手書き文字の入力領域と認識後の文字や作
成中の文章を表示するための液晶パネル等からなる表示
部5とを備えている。文字認識部4は、日本語文字認識
部41と英語文字認識部42とからなり、各認識部は各
言語で認識に必要な辞書を含んでおり、言語モード選択
部2からの指令で言語制御部3により各認識部が選択さ
れて各言語での文字認識を行う。なお、本実施の形態で
は、透明なタブレット1を表示部5に重ねた表示一体型
のタブレットを用いる。
【0013】次に、図1乃至図4を用いて、日本語と英
語が混在した文章を入力する場合について説明する。ま
ず、図2のステップS1において、本装置が初期設定し
ている言語または使用者が予め設定した言語での入力領
域を表示している。ここでは、図3(a)に示すよう
に、現在作成中の文章と共に日本語入力領域11を表示
する。表示された日本語入力領域11は、実際に文字単
位で手書きする箇所を表示する日本語入力枠11a〜1
1d、手書き入力された文字が認識されてその候補を表
示する日本語候補枠11e、図示しないペン等の指示手
段で指示するための「認識」ボタン11f等の各操作ボ
タンからなる。
【0014】ステップS2において、使用者が日本語を
入力するために、日本語入力枠11a内にペンで文字を
手書き入力すると、タブレット1は、入力された手書き
文字の個々の座標データと日本語入力枠11a内にペン
が接触しているかどうかを表すオン、オフ信号とを含む
筆記情報を発生する。この筆記情報は、表示部5と言語
制御部3を介して日本語文字認識部41とへ送られる。
表示部5は、この筆記情報に基づいて上記ペンの軌跡
(手書き文字)をそのまま日本語入力枠11aに表示す
る。
【0015】ステップS3において、日本語文字認識部
41は、文字入力が終了するとそれまでに受けた筆記情
報を用いて文字の認識を行なう。なお、1つの文字入力
の終了は、タブレット1からペンが離れている状態が一
定時間続いたこと、使用者による指示(本実施の形態で
は、図3(a)の「認識」ボタン11fをポインティン
グすること)、またはタブレット1上の日本語入力枠1
1aから別の日本語入力枠にペンが移動したことなどに
よって検出される。日本語の認識手法については、特に
限定されないが、例えば特開平08−249424号公
報に記載されているように、続け字や崩し字で筆記され
た手書き文字をパターンマッチング的手法で認識すれば
よく、その手法は、第1に、入力された複数ストローク
の座標データ列から特徴点と特徴量を抽出し、抽出され
た特徴量を有する特徴点の列を入力パターンとする。こ
の際に、各ストローク間のオフストロークは、特徴点で
補間して、入力パターンを作成する。第2に、代表パタ
ーンを統計上一筆書きし易いパターンに分離してなるサ
ブパターン及び各サブパターンの変形パターンから抽出
された特徴量を有する特徴点の列を標準パターンとする
サブパターン辞書と、入力パターンのマッチングを行な
う。第3に、文字をサブパターン・コードで記述した文
字辞書と、サブパターンのマッチング結果とを照合し誤
差を合計し、誤差の累計が最も小さい文字を認識結果あ
るいは誤差の小さい順に認識候補とする。
【0016】ステップS4において、日本語入力枠11
aの手書き文字の表示を消去して日本語文字認識部41
が認識した文字を所定の書体の文字(以下、「テキスト
文字」という)でカーソル13が示す位置に表示する。
【0017】次に、日本語で文章を作成中に英語の入力
を行なう場合について説明する。ステップS5におい
て、使用者が、英語を入力するために日本語入力領域1
1内の「言語」ボタン11gを指示すると、図4に示す
ように、「日本語」と「英語」ボタンからなる言語モー
ド選択部2としての言語モード選択枠11hが日本語入
力領域11に重ねて表示される。ステップS6におい
て、使用者が、言語モード選択枠11h内の「英語」ボ
タン11iを指示すると、言語モード選択部2は言語モ
ードが「英語」に設定されたことを言語制御部3に通知
し、ステップS7において、言語制御部3は、表示部5
に対して図3(b)に示すような英語入力領域12を表
示するよう指示する。表示された英語入力領域12は、
実際に手書きする箇所を表示する英語入力枠12a、ペ
ン等の指示手段で指示するための「認識」ボタン12b
等の各操作ボタンからなる。なお、手書き入力された文
字の候補を表示する英語候補枠を設けても良い。
【0018】さらに、ステップS8において、言語制御
部3は、日本語文字認識部41から英語文字認識部42
に切替える。その後、ステップS9を経由して、ステッ
プS2に戻る。ステップS2において、使用者は、英語
を入力するために、図3(b)の英語入力枠12a内に
ペンで英単語を手書きすると、タブレット1で発生した
筆記情報は、表示部5と言語制御部3を介して英語文字
認識部42とへ送られる。表示部5は、この筆記情報に
基づいて上記ペンの軌跡(手書き文字)をそのまま英語
入力枠12aに表示する。
【0019】ステップS3において、英語文字認識部4
2は、単語の入力が終了するとそれまでに受けた筆記情
報を用いて認識を行なう。なお、1つの単語の入力が終
了したかどかは、タブレット1からペンが離れている状
態が一定時間続いたこと、あるいは使用者による指示
(本実施の形態では、図3(b)の「認識」ボタン12
bをポインティングすること)などによって検出され
る。英語の認識手法については、特に限定されないが、
例えば、特開平7−28949号公報に記載されている
ように、Cursiveスタイルで手書き入力された英
単語を認識する手法を用いればよく、その手法は、第1
に、入力信号をNフレームに分割し、第2に、処理され
る単語毎に語彙モデルからの単語を処理し、その単語が
入力信号により運ばれる筆記された単語を表す確率を決
定する。決定された確率は、N字体フレーム配列確率の
関数であり、かつNフレームのLグループ(Lはその単
語の字体数である)へのグループ分けに基づいた確率で
ある。第3に、最高の確率に決定された単語を、入力信
号により運ばれる最も起こり得る単語として識別する。
なお、英語文字認識部42が、Cursiveスタイル
だけでなく、Run−onスタイルや、Mixedスタ
イルの入力に対応していてもよいが、続けて筆記するこ
とが可能な方がよい。
【0020】ステップS4において、表示部5は、英語
文字認識部42の出力を受けて、英語入力枠12aの手
書き文字の表示を消去し、代わりに英語文字認識部42
が認識した文字をテキスト文字として表示する。
【0021】図3(a)の日本語入力領域11で英語を
入力する場合、日本語入力枠11a〜11d内に1文字
1文字筆記する必要があり、さらに長い単語を筆記する
場合、日本語入力枠11a〜11dを数回往復して入力
するためスムーズな入力が難しいが、上述した手書き文
字認識装置によれば、言語モードを「英語」に切替える
ことにより、その言語の入力に適した図3(b)の英語
入力領域12が表示され、単語単位での入力が可能とな
り、日本語入力領域11で入力するのに比べてムーズに
入力することができ、日本語と英語の混在した文章を容
易に認識精度よく作成できる。
【0022】上述した実施の形態では、図2のステップ
S1において日本語入力領域11を当初表示するように
したが、英語入力領域12を表示している時間を言語制
御部3の計時手段で測定しておいて、所定時間に達する
と、元の日本語入力領域11に戻すようにしてもよい。
【0023】また、手書き文字認識により英単語辞典を
検索するアプリケーションソフトを使用する場合、アプ
リケーションソフトの入力項目は英単語に限定されるた
め、アプリケーションソフトを起動させた時にアプリケ
ーションソフト側で言語モード選択部2を入力可能な言
語モードである「英語」にすることにより、自動的に入
力可能な言語モードに切替えられるため、言語モードを
選択する操作回数を軽減することができ、使用者の負荷
が軽減される。
【0024】さらに、各入力枠と各文字認識部とを予め
対応させておいて、図5に示すように、日本語入力枠1
1a〜11dと英語入力枠12aを同一の入力領域内に
表示し、手書き文字が入力された入力枠に応じて、言語
制御部3が対応する文字認識部を選択するようにしても
よく、この場合は、言語モード選択部2は不要となり、
使用者の選択する手間が省ける。
【0025】なお、上述した実施の形態では、日本語と
英語の2種類の異なる言語の文字認識について説明した
が、3種類以上の異なる言語でも同様にして適用できる
ことはいうまでもない。
【0026】
【発明の効果】本発明の手書き文字認識装置によれば、
複数の言語を筆記するのにそれぞれ適した形式の入力領
域を表示して、その入力領域に手書き文字を入力して、
入力された言語に適した文字認識手段を用いて認識を行
なうので、複数の言語が混在した文章の入力や作成がス
ムーズに行なえるとともに、高い認識性能を実現するこ
とができる。
【0027】また、言語モード選択手段を表示された入
力領域内に備えた場合、現在入力中の言語から他の言語
に切替える操作を簡単に行なうことができる。
【0028】また、アプリケーションソフト側で言語モ
ード選択手段を動作させるようにしているので、使用者
の負荷が軽減される。
【0029】また、複数の言語にそれぞれ適した入力枠
を同一の入力領域内に設け、筆記された入力枠に応じ
て、入力された言語を選択するため、言語モードを選択
する必要がなくなり、使用者の負荷が軽減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る手書き文字認識装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】本実施の形態に係る手書き文字認識装置の動作
フローである。
【図3】本実施の形態に係る手書き文字認識装置の入力
領域を含む表示画面を示す図である。
【図4】本実施の形態に係る手書き文字認識装置の言語
モードを設定する表示画面を示す図である。
【図5】本実施の形態に係る手書き文字認識装置の入力
領域を含む他の表示画面を示す図である。
【符号の説明】
1 タブレット 2 言語モード選択部 3 言語制御部 4 文字認識部 5 表示部 11 日本語入力領域 12 英語入力領域 41 日本語文字認識部 42 英語文字認識部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の異なる言語の中から入力する言語
    を選択する言語モード選択手段と、 手書き文字の入力を行う入力手段と、 該入力手段からの入力情報に基づいて複数の異なる言語
    ごとに文字認識を行う文字認識手段と、 上記入力手段での手書き文字の入力を行う入力領域と上
    記文字認識手段により認識した文字とを表示する表示手
    段と、 上記言語モード選択手段で選択された言語に応じて、手
    書き文字の入力に適した入力領域を上記表示手段に表示
    すると共に選択された言語を認識するのに適した文字認
    識手段を選択する言語制御手段と、を備えることを特徴
    とする手書き文字認識装置。
  2. 【請求項2】 上記言語モード選択手段は、上記表示さ
    れた入力領域内に設けることを特徴とする請求項1に記
    載の手書き文字認識装置。
  3. 【請求項3】 上記言語モード選択手段は、アプリケー
    ションソフトからの指示に応じて入力する言語を選択す
    ることを特徴とする請求項1に記載の手書き文字認識装
    置。
  4. 【請求項4】 手書き文字の入力を行う入力手段と、 該入力手段からの入力情報に基づいて複数の異なる言語
    ごとに文字認識を行う文字認識手段と、 上記入力手段での手書き文字の入力を行う入力領域と上
    記文字認識手段により認識した文字とを表示する表示手
    段と、 上記入力領域に上記複数の異なる言語ごとの手書き文字
    の入力枠を上記表示手段に表示すると共に手書き文字が
    入力された入力枠に応じて文字認識手段を選択する言語
    制御手段と、を備えることを特徴とする手書き文字認識
    装置。
JP9162265A 1997-06-19 1997-06-19 手書き文字認識装置 Pending JPH1115918A (ja)

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