JPH0990922A - 文書/図形処理方法 - Google Patents

文書/図形処理方法

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JPH0990922A
JPH0990922A JP7267990A JP26799095A JPH0990922A JP H0990922 A JPH0990922 A JP H0990922A JP 7267990 A JP7267990 A JP 7267990A JP 26799095 A JP26799095 A JP 26799095A JP H0990922 A JPH0990922 A JP H0990922A
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JP
Japan
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color
character
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color information
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Application number
JP7267990A
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English (en)
Inventor
Atsurou Tsuho
敦郎 津保
Katsuji Takano
勝次 高野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カラー情報が付加された文書や図形を単色出
力したとしても、カラー情報にしたがって属性情報を生
成することにより、カラーイメージ通りに当該部分を強
調する。 【構成】 文字認識装置5はカラーイメージリーダ3に
よって読み取られたイメージデータを文字認識して文字
コードに変換すると共に、文字の色を認識してカラー情
報を生成する。CPU1は文字色/文字属性変換テーブ
ル8を参照し、カラー情報に対応する属性情報を文字色
/文字属性変換テーブル8から読み出し、当該文字コー
ドに付加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はパーソナルコンピュー
タやワードプロセッサ等における文書/図形処理方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、印刷物からカラーイメージスキャ
ナで読み取ったカラーイメージデータを文字認識して文
字コードに変換すると共に、文字の色を認識してカラー
情報を生成し、文書ファイルを作成するようにしたもの
が知られている。一方、文書ファイルを構成する各文字
コードには、例えば、アンダーラインや網かけあるいは
強調などを示す属性情報が付加されており、この属性情
報に基づいて文字修飾を施し、印刷出力するようにして
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、カラーイメ
ージスキャナで読み取って文字認識することにより作成
されたカラー文書ファイルを印刷する場合、多色印刷用
のプリンタが高価なこともあり、単色(黒色)で印刷さ
れることが多く、色分けされた文書をカラーで読み取っ
て文字認識しても、実際の印刷は単色印刷のため、強調
部分がなくなった印刷結果となり、カラー文書を十分に
活用した印刷物を得ることができないという欠点があっ
た。このことは、フロッピーディスク等からカラー文書
ファイルが外部供給された場合も同様であり、また、カ
ラー文書に限らず、カラー図形の場合も同様の欠点があ
った。更に、プリンタに限らず、多色表示用のディスプ
レイ装置が搭載されていない場合にもカラー文書やカラ
ー図形は単色表示となり、強調部分が除かれた表示内容
となってしまう。一方、カラープリンタやカラー表示装
置が搭載されているワードプロセッサやパーソナルコン
ピュータ等において、単色出力を前提として作成された
文書や図形をカラー化し、表示出力あるいは印刷出力す
る場合には編集操作によってカラー情報を付加する必要
があるが、データ量が多いとその編集作業は極めて困難
で、多大な労力と時間を要するという欠点があった。こ
の発明の課題は、カラー情報が付加された文書や図形を
単色出力したとしても、カラー情報にしたがって属性情
報を生成することにより、カラーイメージ通りに当該部
分を強調できるようにすることである。また、この発明
の課題は、単色出力を前提として作成された文書や図形
であっても、この文書や図形に付加されている属性情報
にしたがってカラー情報を生成することにより、当該文
書や図形をカラー化できるようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段およびその作用】第1の発
明(請求項(1)記載の発明)の手段およびその作用は
次の通りである。文字コードに付加された属性情報に基
づいて文字修飾を施す文書処理装置において、カラー情
報と属性情報とが対応付けられて定義されている場合
に、カラーイメージデータを文字認識して文字コードに
変換すると共に、文字の色を認識してカラー情報を生成
し、生成されたカラー情報に対応付けられている属性情
報を当該文字コードに付加する。なお、属性情報とはア
ンダーライン、網かけ、強調等を示す。第2の発明(請
求項(2)記載の発明)の手段およびその作用は次の通
りである。文字コードに付加された属性情報に基づいて
文字修飾を施す文書処理装置において、カラー情報と属
性情報とが対応付けられて定義されている場合に、文字
コードに付加されているカラー情報を判別し、判別され
たカラー情報に対応付けられている属性情報を当該文字
コードに付加する。第3の発明(請求項(3)記載の発
明)の手段およびその作用は次の通りである。文字コー
ドに付加されているカラー情報に基づいて文書データを
カラー出力する文書処理装置において、カラー情報と属
性情報とが対応付けられて定義されている場合に、文字
コードに付加されている属性情報を判別し、判別された
属性情報に対応付けられているカラー情報を当該文字コ
ードに付加する。第4の発明(請求項(4)記載の発
明)の手段およびその作用は次の通りである。文書デー
タをカラー出力する文書処理装置において、カラー情報
と属性情報とが対応付けられて定義されている場合に、
文字コードに付加されている属性情報を判別し、判別さ
れた属性情報に対応付けられているカラー情報に基づい
て当該文字をカラー出力する。第5の発明(請求項
(5)記載の発明)の手段およびその作用は次の通りで
ある。図形の内部を予め決められた塗り種情報に基づい
て塗り潰す図形処理装置において、カラー情報と塗り種
情報とが対応付けられて定義されている場合に、図形を
構成する各輪郭内の色を識別してカラー情報を生成し、
生成されたカラー情報に対応付けられている塗り種情報
に基づいて当該輪郭内を塗り潰す。第6の発明(請求項
(6)記載の発明)の手段およびその作用は次の通りで
ある。図形をカラー出力する図形処理装置において、カ
ラー情報と塗り種情報とが対応付けられて定義されてい
る場合に、図形を構成する各輪郭内の塗り種を判別し、
判別された塗り種に対応付けられているカラー情報に基
づいて当該輪郭内をカラーで塗り潰す。なお、第1〜第
6の発明において、前記カラー情報と属性情報とを対応
付けるテーブルメモリを設け、カラー情報と属性情報と
の対応関係を任意に定義するようにしてもよい。したが
って、カラー情報が付加された文書や図形を単色出力し
たとしても、カラー情報にしたがって属性情報を生成す
ることにより、カラーイメージ通りに当該部分を強調す
ることができる。また、単色出力を前提として作成され
た文書や図形であっても、この文書や図形に付加されて
いる属性情報にしたがってカラー情報を生成することに
より、当該文書や図形をカラー化することができる。
【0005】
【実施例】
(第1実施例)以下、図1〜図5を参照して第1実施例
を説明する。図1はワードプロセッサ等の文書処理装置
を示したブロック構成図である。CPU1はROM2等
に格納されている各種のプログラムにしたがってこの文
書処理装置等の全体動作を制御する中央演算処理装置で
あり、CPU1にはその周辺デバイスとしてカラーイメ
ージリーダ3が接続されている。なお、ROM2は各種
のプログラムデータや文字フォントデータ等を固定的に
記憶するリードオンリメモリである。
【0006】カラーイメージリーダ3は印刷物を走査し
てカラーイメージデータを読み取るCCDイメージスキ
ャナ等であり、このカラーイメージリーダ3によって読
み取られた画像データはカラーイメージ用メモリ4に取
り込まれる。文字認識装置5はカラーイメージ用メモリ
4の内容をスキャンして画像解析を行い、1文字分の画
像パターンを抽出して文字認識用辞書メモリ(図示せ
ず)の内容と照合することによりイメージデータを文字
コードに変換すると共に、文字の色を認識してカラー情
報を生成する。
【0007】文書メモリ6はキーボード7から入力され
た文書データやカラーイメージリーダ3によって読み取
られて文字認識された文書データをコード形式で記憶す
るテキストメモリである。図2は文書メモリ6のデータ
構造を示す図で、文字列データを構成する各文字は、文
字コードに複数種(本実施例においては2種類)の文字
属性を付加することができるデータ構成となっている。
ここで、CPU1はカラーイメージリーダ3によって読
み取られて文字認識された文字コードを文字認識装置5
から1文字毎に取り込むと共に、その文字の色を示すカ
ラー情報を取り込み、このカラー情報にしたがって文字
の色を判別する。この結果、文字の色が予め決められて
いる単色(黒色)であれば、文字コードを文書メモリ6
にそのまま書き込むが、黒を除く他の色であれば文字色
/文字属性変換テーブル8をアクセスする。
【0008】文字色/文字属性変換テーブル8は文字の
色と文字属性とを対応付けて定義するテーブルであり、
図3に示す如く構成されている。すなわち、文字色/文
字属性変換テーブル8は文字の色「青」に対応してアン
ダーライン種「波線」、「赤」に対応してアンダーライ
ン種「太い実線」、「緑」に対応してアンダーライン種
「細い実線」……が対応付けられている。この文字色/
文字属性変換テーブル8の内容は予めデフォルト設定さ
れたものであるが、使用者はキーボード7から任意にそ
の内容を書き替えることができるもので、CPU1はキ
ーボード7からキーボードコントローラ9を介して入力
指定された文字色と文字属性とを対応付けて文字色/文
字属性変換テーブル8に設定する。一方、CPU1は文
字認識装置5から文字コードと共に取り込んだカラー情
報が黒以外の色であれば、文字色/文字属性変換テーブ
ル8をアクセスし、そのカラー情報に対応する文字属性
情報を文字色/文字属性変換テーブル8から読み出して
当該文字コードに付加し、文書メモリ6に書き込む。
【0009】外部記憶装置10はフロッピーディスク等
で、この外部記憶装置10からカラーイメージデータが
外部供給された際、CPU1はこのカラーイメージデー
タを取り込んで文字認識装置5に与え、以下、カラーイ
メージリーダ3によってイメージデータが読み取られた
場合と同様に、文字認識装置5は文字コードとカラー情
報をCPU1に与え、CPU1はカラー情報を判別し、
黒以外の色であれば、文字色/文字属性変換テーブル8
を参照して対応する文字属性字を読み出し、この文字属
性情報を文字コードに付加して文字色/文字属性変換テ
ーブル8に書き込む。
【0010】表示装置11は本実施例の場合、モノクロ
ーム表示を行う液晶表示装置であり、また印刷装置12
は単色印刷を行うサーマルプリンタであり、表示指令に
応答して文書メモリ6の内容が表示用イメージデータに
変換されてLCDコントローラ13に与えられると、表
示装置11はテキスト画面上に文書データを表示出力す
る。キーボード7から印刷指令が入力されると、CPU
1は文書メモリ6の内容を印刷用イメージデータに変換
してプリンタコントローラ14に与え、印刷装置12に
セットされている記録紙に印刷出力させる。このように
文書メモリ6の内容を表示出力/印刷出力させる際、C
PU1はその文字属性情報にしたがってアンダーライン
等の文字修飾を行う。
【0011】なお、RAM15はプログラムメモリの
他、ワークメモリWK、リードポインタP1およびライ
トポインタP2を有し、CPU1はこのリードポインタ
P1の値にしたがって文書メモリ6から1文字毎にデー
タを読み出し、またライトポインタP2の値にしたがっ
て1文字毎にデータを文書メモリ6に書き込む。
【0012】次に、本実施例の動作を図4に示すフロー
チャートにしたがって説明する。図4はカラーイメージ
リーダ3によって読み取られたイメージデータを文字認
識して文書メモリ6に格納し、表示出力する場合の動作
を示したフローチャートである。先ず、カラーイメージ
リーダ3によって印刷物からカラー文書が読み取られて
カラーイメージ用メモリ4に格納されると(ステップA
1)、文字認識装置5はカラーイメージ用メモリ4の内
容を画像解析し、1文字づつ文字コードに変換すると共
に文字の色を認識してカラー情報を生成し、CPU1に
与える(ステップA2)。すると、CPU1は文字コー
ドと共に文字認識装置5から送られて来るカラー情報を
判別し、文字色が黒か否かをチェックする(ステップA
3)。ここで、黒であれば、当該文字コードを文書メモ
リ6に書き込む(ステップA4)。この際、ライトポイ
ンタP2の値に対応する文書メモリ6のエリアに文字コ
ードを書き込むと共にライトポインタP2の値を更新す
る。
【0013】そして、カラーイメージ用メモリ4内のデ
ータを全て文字コードに変換したかを調べ(ステップA
5)、全文字分の変換が終了していなければ、ステップ
A2に戻る。これによって文字認識装置5から次の文字
コードと共にその文字色を示すカラー情報が送られて来
るが、この場合、CPU1は黒以外の色であることを判
別すると(ステップA3)、文字色/文字属性変換テー
ブル8を参照し、カラー情報が示す文字色に対応して文
字色/文字属性変換テーブル8に設定されている文字属
性情報をリードし(ステップA6)、この文字属性情報
を当該文字コードに付加し(ステップA7)、ライトポ
インタP2が示す文書メモリ6のエリアに格納する(ス
テップA8)。
【0014】このような動作が全文字分繰り返される結
果、文書メモリ6には文字色に対応する文字属性情報が
付加された文字コードが順次格納されることになる。そ
して、この文書メモリ6の内容が表示出力されると(ス
テップA8)、元のカラー文書は文字属性情報に基づい
て文字修飾が施された単色の文書として印刷出力され
る。例えば、図5(A)はカラーイメージリーダ3の読
み取り対象である元のカラー文書例を示し、図中実線で
囲んだ文字列が青色に印刷され、点線で囲んだ文字列が
赤色で印刷されていることを示している。この場合にお
いて、文字色/文字属性変換テーブル8に図3に示すよ
うな内容が設定されているものとすると、元のカラー文
書は図5(B)に示すように文字色に対応するアンダー
ラインが施された単色の文書として表示出力される。な
お、キーボード7から印刷指令が入力された場合にも、
ステップA2〜A8と同様の動作が実行され、図5
(B)に示すような内容の印刷が行われる。
【0015】以上のように第1実施例においては、カラ
ーイメージリーダ3によって読み取られたカラーイメー
ジデータを文字認識して文字コードに変換すると共に、
文字の色を認識してカラー情報を生成し、このカラー情
報を対応する文字属性情報に変換して当該文字コードに
付加するようにしたから、元のカラーイメージ文書をそ
のカラーイメージ通りに文字修飾して強調した単色の文
書に変換して出力することができる。
【0016】なお、上記第1実施例では文字色/文字属
性変換テーブル8に設定された文字属性としてアンダー
ラインを例に挙げたが、図6に示すように、文字色
「紫」、「桃」、「黄」等に対応して網かけ種を文字属
性情報として文字色/文字属性変換テーブル8に設定す
るようにしてもよい。その他、文字属性情報としては拡
大文字、斜体文字等であってもよい。
【0017】(第2実施例)以下、図7を参照して第2
実施例を説明する。なお、上記第1実施例はカラーイメ
ージリーダ3によって読み取られたイメージデータある
いは外部記憶装置10から外部供給されたカラーイメー
ジデータを文字認識し、文字属性付き文字列コードを生
成して文書メモリ6に格納するようにしたが、第2実施
例は外部記憶装置10からカラー情報付き文字列コード
が外部供給された際に、このカラー情報を文字属性情報
に変換して文字コードに付加し、文書メモリ6に格納す
るようにしたものである。
【0018】図7はこのような文書変換を行う場合の動
作を示したフローチャートである。先ず、外部記憶装置
10からカラー情報付き文字列コードが外部供給される
と、CPU1はこのカラー文書をRAM15内のワーク
メモリWKに書き込む(ステップB1)。そして、変換
前文書を1文字毎に読み出すリードポインタP1を初期
化すると共に(ステップB2)、変換後の文書を1文字
毎に書き込むライトポインタP2を初期化する(ステッ
プB3)。この状態において、リードポインタP1によ
ってワークメモリWK内の文書を全文字読み出したかを
チェックするが(ステップB4)、最初はワークメモリ
WKの先頭文字から1文字分のデータを読み出し(ステ
ップB5)、この1文字データより文字コードを抽出
し、ライトポインタP2が示す文書メモリ6の領域に格
納する(ステップB6)。更にこの1文字データよりカ
ラー情報を抽出し(ステップB7)、このカラー情報で
文字色/文字属性変換テーブル8を検索し(ステップB
8)、該当する文字色が文字色/文字属性変換テーブル
8に有るかをチェックする(ステップB9)。
【0019】ここで、該当する文字色が有れば、この文
字色に対応する文字属性情報を文字色/文字属性変換テ
ーブル8から読み出し、ライトポインタP2が示す文書
メモリ6の領域に格納する(ステップB10)。つま
り、カラー情報を対応する文字属性情報に変換して文字
コードに付加し、文書メモリ6に格納する。そして、リ
ードポインタP1およびライトポインタP2の値に
「1」を加算してポイント値の更新を行い(ステップB
11)、以下、ワークメモリWK内の文書を全文字読み
出すまで(ステップB4)、上述の動作を繰り返す。こ
れによってカラー情報付き文字列コードは文字属性情報
付き文字列コードに変換されて文書メモリ6に書き込ま
れることになる。このように構成された本実施例におい
ても上記第1実施例と同様の効果を有し、元のコード形
式のカラー文書をそのカラーイメージ通りに文字修飾し
た単色の文書に変換して出力することができる。
【0020】(第3実施例)以下、図8および図9を参
照して第3実施例を説明する。なお、上記第1および第
2実施例はカラー文書を文字修飾付きの単色文書に変換
して出力するようにしたが、第3実施例はこれとは逆
に、文字属性付きの単色文書をカラー文書に変換するよ
うにしたものである。このため、第3実施例において、
表示装置11や印刷装置12は多色表示/印刷が可能な
構成となっており、CPU1はカラー情報にしたがって
文書データを出力する。
【0021】図8は文字色/文字属性変換テーブル8の
内容を示し、文字属性コードに対応してカラーコードが
任意に設定されてなるもので、図示のように下線種を示
す属性コード「1」、「2」、「3」に対応するカラー
コードは全て「青色」に対応付けられているが、網かけ
種に対応する属性コードはそれぞれ異なるカラーコード
「赤」、「桃」、「黄」に対応付けられている。また、
図9は文書変換時の動作を示したフローチャートであ
る。なお、図9は第2実施例で示した図7のフローチャ
ートと基本的に同様のため、以下、その相違点を中心に
説明するものとする。
【0022】先ず、外部供給された文字属性付き文書
(単色の文書)をワークメモリWKにセットすると共に
リードポインタP1、ライトポインタP2を初期化する
(ステップC1〜C3)。そしてワークメモリWKから
1文字分のデータを読み出して文字コードを抽出して文
書メモリ6に書き込むと共に文字属性コードを抽出して
文字色/文字属性変換テーブル8内に当該属性がセット
されているかをチェックする(ステップC5〜C9)。
ここで、該当する文字属性が有れば、対応するカラーコ
ードを文字色/文字属性変換テーブル8から読み出し、
このカラーコードを文書メモリ6内に文字コードに付加
して格納する(ステップC10)。このような動作を文
書終了まで繰り返す。このようにして文字属性付き単色
文書を多色化して文書メモリ6に格納することにより、
カラー文書を表示出力/印刷出力することができる。
【0023】(第4実施例)以下、図10を参照して第
4実施例を説明する。この第4実施例は文書メモリ6に
文字属性付きの単色文書が格納されている状態において
この文書メモリ6内の文書を変換せずにそのまま保持し
ておき、文書出力時にこの単色文書を多色化してカラー
出力するようにしたものである。
【0024】図10はカラー印刷時の動作を示したフロ
ーチャートである。すなわち、文書メモリ6の内容を読
み出すリードポインタP1を初期化し(ステップD
1)、このリードポインタP1の値にしたがって文書メ
モリ6から1文字分データを読み出し(ステップD
3)、文字コードを抽出し、この文字コードを印刷文字
フォントに変換する(ステップD4)。そして、1文字
データより文字属性コードを抽出し(ステップD5)、
この属性コードで文字色/文字属性変換テーブル8を検
索し(ステップD6)、該当する文字属性が有れば(ス
テップD7)、この文字属性に対応するカラーコードを
文字色/文字属性変換テーブル8から読み出し、このカ
ラーコードにしたがって印刷文字を印字出力させる(ス
テップD8)。一方、ステップD7で文字色/文字属性
変換テーブル8に該当する属性がセットされていないこ
とが検出された場合に、CPU1は「黒」のカラーコー
ドを生成し、印刷文字を黒で印字出力させる(ステップ
D9)。そして、リードポインタP1の値に「1」を加
算してポインタ値の更新を行い(ステップD10)、そ
の結果、文書メモリ6内の文書を全文字分読み出して印
刷するまで(ステップD2)、上述の動作を繰り返す。
この結果、文書メモリ6内の文書に付加されている文字
属性を変更することなしに、当該文書をカラー化して印
刷出力することができる。なお、文書をカラー印刷する
他、カラー表示する場合も同様である。
【0025】(第5実施例)以下、第5実施例を図11
〜図14を参照して説明する。なお、上記各実施例は文
書データに適用した場合を示したものであるが、第5実
施例は図形データに適用した場合である。図11はワー
ドプロセッサ等における図形処理装置を示したブロック
構成図である。CPU21はROM22等に格納されて
いる各種プログラムにしたがってこの図形処理装置の全
体動作を制御するもので、入力部23から入力された図
形情報を図形メモリ24に格納する。図形メモリ24は
図12に示すように図形種、図形配置位置、図形サイズ
の他、塗り種を記憶する。ここで、塗り種は網かけ種あ
るいは色であり、図形の輪郭内を塗り潰す際の塗り潰し
情報である。このように図形を構成する要素毎に、図形
種、位置、サイズ、塗り種が図形メモリ24にセットさ
れる。
【0026】図13は色/網かけ変換テーブル25に定
義される内容を概念的に示したもので、網かけ種と色情
報とを任意に対応付けるテーブルである。ここで、図形
メモリ24の内容を出力する際、CPU21は図形メモ
リ24内の図形情報をイメージデータに変換して展開バ
ッファ26に書き込むと共に、図形メモリ24内の塗り
種に基づいて色/網かけ変換テーブル25から読み出し
た塗り種にしたがって図形輪郭内を図形要素毎に塗り潰
して出力部27から出力させる。
【0027】図14は図形出力時の動作を示したフロー
チャートである。先ず、CPU21は図形メモリ24か
ら図形種、位置、サイズを読み出して図形イメージデー
タに変換し、展開バッファ26に書き込む(ステップE
1)。そして、図形メモリ24から塗り種を読み出して
(ステップE2)、それが網かけ種であれば(ステップ
E4)、色/網かけ変換テーブル25よりこの網かけ種
に対応するカラー情報を読み出すが(ステップE5)、
塗り種がカラー情報であれば(ステップE4)、色/網
かけ変換テーブル25よりこのカラー情報に対応する網
かけ種を読み出す(ステップE6)。そして、色/網か
け変換テーブル25から読み出した塗り種に基づいて図
形輪郭内を塗り潰す処理を行う(ステップE7)。この
ような動作を図形を構成する各図形要素毎に行うため、
ステップE8で図形終了が検出されるまでステップE1
に戻り、上述の動作を繰り返す。
【0028】このように第5実施例においては、図形メ
モリ24内に塗り種として網かけ情報がセットされてい
る場合にはこの網かけ情報がカラー情報に変換されるの
で、網かけのイメージ通りのカラー図形を出力すること
ができる。また、これとは逆に、図形メモリ24内に塗
り種としてカラー情報がセットされている場合には、こ
のカラー情報が網かけ情報に変換されるので、カラーイ
メージ通りに網かけが付された単色図形を出力すること
ができる。
【0029】なお、第5実施例は図形メモリ24内に図
形情報(コード化されたデータ)を記憶するようにした
が、カラーイメージリーダによって読み取られたイメー
ジデータを認識し、図形内の色を識別してカラー情報を
生成し、このカラー情報に基づいて色/網かけ変換テー
ブル25を参照し、網かけ種に変換するようにしてもよ
い。また、図形メモリ24内の塗り種を色/網かけ変換
テーブル25を参照することによって変換された塗り種
に書き替えるようにしてもよい。
【0030】
【発明の効果】この発明によれば、カラー情報が付加さ
れた文書や図形を単色出力したとしても、カラー情報に
したがって属性情報を生成することにより、カラーイメ
ージ通りに当該部分を強調することができると共に、単
色出力を前提として作成された文書や図形であっても、
この文書や図形に付加されている属性情報にしたがって
カラー情報を生成することにより、当該文書や図形をカ
ラー化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】文書処理装置を示した第1〜第4実施例共通の
ブロック構成図。
【図2】文書メモリ6のデータ構造を示した第1〜第4
実施例共通の図。
【図3】第1実施例における文字色/文字属性変換テー
ブル8の内容を示した図。
【図4】第1実施例において、カラーイメージリーダ3
によって読み取られたイメージデータを文字認識して文
書メモリ6に格納し、表示出力する場合の動作を示した
フローチャート。
【図5】第1実施例において、カラーイメージリーダ3
によって読み取られる元のカラー文書例と、このカラー
文書が文字色/文字属性変換テーブル8の設定内容に基
づいて変換され、文字色に対応するアンダーラインが施
された単色の文書を示した図。
【図6】第1実施例の応用例を説明するための図で、文
字色/文字属性変換テーブル8の他の設定例を示した
図。
【図7】第2実施例の動作を示し、外部記憶装置10か
らカラー情報付き文字列コードが外部供給された際に、
このカラー情報を文字属性情報に変換して文書メモリ6
に格納する場合の動作を示したフローチャート。
【図8】第3実施例における文字色/文字属性変換テー
ブル8の設定内容を示した図。
【図9】第3実施例の動作を示したフローチャート。
【図10】第4実施例の動作を示したフローチャート。
【図11】第5実施例における図形処理装置を示したブ
ロック構成図。
【図12】第5実施例における図形メモリ24の内容を
示した図。
【図13】第5実施例において、色/網かけ変換テーブ
ル25に設定される網かけ種とカラーとの対応関係を示
した図。
【図14】第5実施例の動作を示したフローチャート。
【符号の説明】
1、21 CPU 2、22 ROM 3 カラーイメージリーダ 4 カラーイメージ用メモリ 5 文字認識装置 6 文書メモリ 7 キーボード 8 文字色/文字属性変換テーブル 9 キーボードコントローラ 10 外部記憶装置 11 表示装置 12 印刷装置 13 LCDコントローラ 14 プリンタコントローラ 15 RAM 23 入力部 24 図形メモリ 25 色/網かけ変換テーブル 26 展開バッファ 27 出力部 P1 リードポインタ P2 ライトポインタ WK ワークメモリ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文字コードに付加された属性情報に基づい
    て文字修飾を施す文書処理装置において、 カラー情報と属性情報とが対応付けられて定義されてい
    る場合に、 カラーイメージデータを文字認識して文字コードに変換
    すると共に、文字の色を認識してカラー情報を生成し、 生成されたカラー情報に対応付けられている属性情報を
    当該文字コードに付加するようにしたことを特徴とする
    文書処理方法。
  2. 【請求項2】文字コードに付加された属性情報に基づい
    て文字修飾を施す文書処理装置において、 カラー情報と属性情報とが対応付けられて定義されてい
    る場合に、 文字コードに付加されているカラー情報を判別し、 判別されたカラー情報に対応付けられている属性情報を
    当該文字コードに付加するようにしたことを特徴とする
    文書処理方法。
  3. 【請求項3】文字コードに付加されているカラー情報に
    基づいて文書データをカラー出力する文書処理装置にお
    いて、 カラー情報と属性情報とが対応付けられて定義されてい
    る場合に、 文字コードに付加されている属性情報を判別し、 判別された属性情報に対応付けられているカラー情報を
    当該文字コードに付加するようにしたことを特徴とする
    文書処理方法。
  4. 【請求項4】文書データをカラー出力する文書処理装置
    において、 カラー情報と属性情報とが対応付けられて定義されてい
    る場合に、 文字コードに付加されている属性情報を判別し、 判別された属性情報に対応付けられているカラー情報に
    基づいて当該文字をカラー出力するようにしたことを特
    徴とする文書処理方法。
  5. 【請求項5】図形の内部を予め決められた塗り種情報に
    基づいて塗り潰す図形処理装置において、 カラー情報と塗り種情報とが対応付けられて定義されて
    いる場合に、 図形を構成する各輪郭内の色を識別してカラー情報を生
    成し、 生成されたカラー情報に対応付けられている塗り種情報
    に基づいて当該輪郭内を塗り潰すようにしたことを特徴
    とする図形処理方法。
  6. 【請求項6】図形をカラー出力する図形処理装置におい
    て、 カラー情報と塗り種情報とが対応付けられて定義されて
    いる場合に、 図形を構成する各輪郭内の塗り種を判別し、 判別された塗り種に対応付けられているカラー情報に基
    づいて当該輪郭内をカラーで塗り潰すようにしたことを
    特徴とする図形処理方法。
  7. 【請求項7】前記カラー情報と属性情報とを対応付ける
    テーブルメモリを設け、カラー情報と属性情報との対応
    関係を任意に定義するようにしたことを特徴とする請求
    項(1)または(2)若しくは(3)または(4)若し
    くは(5)または(6)記載の文書/図形処理方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010219811A (ja) * 2009-03-16 2010-09-30 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置、画像形成装置及びプログラム
US8300268B2 (en) 2008-03-21 2012-10-30 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image processing device

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US8300268B2 (en) 2008-03-21 2012-10-30 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image processing device
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