JP3220437B2 - 出力制御装置及び方法 - Google Patents
出力制御装置及び方法Info
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Description
法、詳しくはイメージを所定の出力装置に出力させる出
力制御装置及び方法に関するものである。
おいては、文字のページ内での最適配置を計算する処
理、すなわち、組み版処理の形態には二種類ある。
hat You Get)システムであり、広く普及しているワード
プロセッサがこれに対応する。
態を画面上で見ながら対応する位置に対応する文字サイ
ズで文字入力するシステムである。このシステムにおけ
る長所及び短所としては、以下のような点が挙げられ
る。
分の思い通りの文書作成が可能 ・ユーザインターフェースに優れている ・短い文書作成が容易。
字サイズで書くetc) ・目次や索引作成にはバッチ的処理が必要 ・他システムでの文書再利用が困難 ・専用装置が必要 もう1つはバッチ型システムでスタンフォード大学のK
uuth教授によって作成されたTEXや、AT/T社
で開発されたroffシステムがこれに対応する(文
献:木村泉:“文書整形言語”情報処理P.559 〜P.654,
Jul,1981)。図2を用いてその過程を説明する。これら
のシステムは文書を組み版する指示を含むソースファイ
ル51をテキストエディタ50で作成して、それをコン
パイル52して、組み版した中間ファイル53を作成
し、その結果を画面上で表示54したり、プリンタで印
刷55したりする。
ソナルコンピュータでも動作可能。
い ・処理結果としては、それをコンパイルし表示しないと
わからない ・短い文章だとWYSIWYGで作成した方が簡単。
バッチ型の文書処理システムはそれぞれの長所と短所が
あるが、近年では、それぞれ自分の欠点を解消しようと
システムの拡張を行っている。例えばWYSIWYG型
のシステムに目次や索引の一括処理機能を導入したり、
スタイルシートを導入して全ページに渡って同じページ
スタイルで文書を作成するといったバッチ型システムの
長所を取り入れている。
ログラムする事を直接ユーザに実行させる代わりに、構
造化エディタをかぶせてユーザに次にどのようなコマン
ドを入力できるかをアイコン等で示して、組み版言語に
精通している必要をなくしている。
YSIWYGとバッチ型のハイブリッドな様相を呈して
いる。
バッチ,WYSIWYG型の両方のシステムでは、スラ
イド,OHPetcの特殊用途を除いて、文書自体は白
黒で作成される事が多かった。
黒2値のイメージデータを作成すれば良かった。しかし
ながら、最近の周辺装置やモニタのカラー化等により、
テキストや図形、イメージの混在したカラー文書を取り
扱えるようになってきた。必然、出力用イメージを作成
するには、それらを包含するイメージデータを作成する
必要がある。しかしながら、そのためには、膨大なメモ
リを必要とする。
も、未だ大部分の文書、特に業務用文書はモノクロが主
流であることを鑑みれば、そのようなメモリをたとえ備
えるとしても有効活用しているとは言いにくい。
のであり、出力しようとする頁のビットマップデータを
副走査方向に分割することで、少ないメモリ容量でビッ
トマップイメージを行えるようにしつつ、且つ、分割す
る際の副走査方向の大きさを、出力しようとするイメー
ジデータの画素が表わすビット数に応じて動的に変更
し、メモリの有効活用を図る出力制御装置及び方法を提
供しようとするものである。
例えば本発明の出力制御装置は以下に示す構成を備え
る。すなわち、1頁分の画像に対応するビットマップデ
ータを副走査方向に分割して描画する描画手段と、該描
画手段により描画される領域の副走査方向の大きさを、
1画素を表わすビット数に応じて決定する決定手段とを
備える。
係る実施例を詳細に説明する。
のブロック構成図である。
10プログラム等)を記憶するための記憶装置、2は本
システムの処理に必要な情報を記憶するための記憶装
置、3は本システムの入力または出力データを記憶する
ための外部記憶装置、4は記憶装置1に記憶されている
処理手順に従って処理を行うためのCPUである。6は
本システムの処理結果を表示するためのマルチウィンド
ウシステム、7は本システムの処理結果を印刷するため
のプリンタ、8はユーザからの指令を入力するマウス、
そして9はユーザがプログラムを作成したり、本システ
ムに指令を入力するためのキーボードである。
ッタ(組み版プログラム)であり、後述する組み版ソー
スファイル31からのデータ、フォントメトリックデー
タ32、イメージデータ35の利用サイズ、そして図形
データ36の利用サイズを入力し、組み版結果ファイル
(DVI)を出力する。12は文書フォーマッタ11に
よって作成されたDVIファイル34とフォントデータ
33、イメージデータファイル35及び図形データファ
イル36を入力として組み版結果をマルチウィンドウシ
ステム6に表示するプレビュアである。13は組み版結
果をプリンタ7に出力するための印刷ドライバ(印刷専
用のプログラム)である。14はウィンドウシステム6
を動作させるためのウィンドウサーバプログラム、15
は印刷の命令が発行された場合、その起動順序に従って
印刷を行うスプーラである。
ステムでのユーザからのマウス8やキーボード9を利用
しての要求をキューイングするイベントキューである。
プリンタ(記録装置)7で記録する際、その装置が例え
ばPost Scriptなどのページ記述言語を装備
していないと、ホスト側でその1ページのイメージを作
成する必要がある。23はそのための設けられたイメー
ジ展開用のページメモリであり、記録対象の画像(文字
や図形等)はその上に直接描画する。
行う際に、命令+文字情報+図形やイメージ配置情報を
含んでいる文書組み版ソースファイルである。32は文
字組み版を行う際に必要な文字のメトリック情報(文字
高さ,文字深さ,文字幅)を含むファイルである。33
は文字を印字する際に必要となる文字のドットパターン
又はアウトライン情報を記憶しているフォントデータで
ある。34は文書フォーマッタ11の組み版処理の結果
を格納するディスプレイやプリンタの解像度etc に依存
しないDVI(DeVice Independent)ファイルである。
35は文書に付加されるカラー画像情報を含むイメージ
データファイルであり、36は同様にカラー図形(線画
等)を含む図形データファイルである。
メインフローを図3を参照しながら簡単に説明する。
型テキスト組み版システムに類似しているが、新規な処
理として以下のものを備えた。 (1)組み版処理のソースファイル91に、カラー図形
92やカラー画像93情報をどのように取り込むか(ど
この位置にどの大きさ)の指定を出来るようにした。 (2)上記で作られたソースファイル91に対して従来
のテキストだけを配置するような組み版システムに対し
て、画像+イメージ情報を含めて組み版できるように拡
張した。 (3)組み版された中間ファイル95からカラー画像フ
ァイル93やカラー図形ファイル92のオリジナル情報
を参照して、マルチウィンドウ6上にフルカラーのテキ
スト+画像+イメージをそのシステムの能力に合せて表
示する処理97を作成した。 (4)上記と同様で、フルカラーで記録装置7に記録で
きるようにした。
に説明する。尚、本実施例では基本的にTEXやrof
fやscribe等のバッチ型文書処理システムやWY
SIWYG型の文書処理システムの両方に適用可能であ
るが、説明の簡略化のためにここではTEX等のバッチ
型システムを例にして説明する。
+テキストのカラー化について。
ー図形ファイルは本体のテキスト組み版ファイルとは別
ファイルとし、DTPの分野で標準的に利用されている
フォーマットに従うものとする。
le)というISO標準やPostScript(Adobe
社の登録商標)、画像はTIFF(Tag Image FileForm
at=Aldus 社の登録商標)の標準フォーマットを仮定し
ている。こうする事により、より多くのシステムで本方
式の利用が可能となる。
るためには、以下のようなコマンドをソースファイル9
1に入れ、現在点(Current Active Position =CA
P)を基準として、図形やイメージ領域が組み版時に割
り付けられる仕組となる。
= example.cgm,height =5cm,width = 4cm } ここで、\cgmはCGMのファイルをinclude すると
いうコマンドを示すが、コマンドは“\”(バックスラ
ッシュ)で始まり、文書中のテキストと区別する仕組と
なっている。{…}の中はパラメータを示し、“fil
e name=”で実際にinclude するCGMのファイ
ル名称を示す。また、“heigt=”,“width
=”でCGMが展開されるべき領域の高さ、幅をそれぞ
れ示す。
が、組み版ソースファイルに必要な拡張として、従来の
白黒情報のみならず、フォントの色を明示的にコマンド
で指定する方法が考えられる。すなわち、従来のフォン
ト種,大きさに色情報とるわけてあり、これはデフォル
トの色を三原色(R,G,B)の割合で指定したデータ
ベースファイル98を作成し、それらの色を明示的にソ
ースファイル中で指定する事により実現出来る。
色を示し、次にはR,G,Bの各色成分を8ビット(0
〜255)で示し、0が最小の明るさ、255が最大の
明るさとして指定する。色データベースの例を図4に示
す。
e (これは青色のテキスト) \red (これは赤色のテキスト) \green(これは緑色のテキスト) のように指定すると現在の色で対応する部分を描く。
み版手段について。
来の組版方式について説明した後、画像や図形も加える
方式について言及する。
際のページ整形を行っている。1つはBox(箱)とい
う概念であり、文字フォントのようにページのどの部分
にあってもその高さ,深さ,幅が変化しないものであ
る。
あり、行末合せ,ページ高さ合せ等を行うために、Bo
x間の伸び縮みしうるスペース量である。
glueを組み合せて文字を行方向に最適位置となるよ
うに配置を決定する。
文字列をページ全体にうまくフィットするように文字間
のバランスを調整する仕組みとなる(図5参照)。
行うには、図形や画像を、前述した幅(width),
高さ(height),深さ=0を持つ1つの文字フォ
ントとして取り扱う事により容易に拡張可能となる。
を組み版した結果は、装置独立なDVIファイル34に
格納される。DVIの名称は組み版結果を出力装置の解
像度やフォントに依存しない形態で保持し、その結果、
どのマシンで実行しても同じ結果が保証される事に由来
する。この中間結果ファイルの例を図6に示す。
示す識別子であり、181は組み版された各ページの情
報で、例えばそのページ内に含まれるフォント名称、サ
イズ、色及び実際のページの組み版結果情報182への
ポインタから構成され、ページ数だけこのヘッダが存在
する。ページ情報部182には、実際の組み版された情
報を含み、基本的に以下のような情報が格納される。 ・フォント切換(タイプフェース+サイズ+色)命令 ・印字文字コード ・水平・垂直方向現在位置移動量 ・矩形描画(現在位置に指定された幅,高さ) ・カラー画像情報(ファイル名称,幅,高さ) ・カラー図形情報(ファイル名称,幅,高さ) 組み版位置を計算する際の基本単位は例えば2-16pt
(ptは1/72inch)等とし、整数単位で計算しても
誤差がほとんど出ない単位として計算する。
のウィンドウ上でのプレビュー(表示)について。
ドウに代表されるマルチフォント,図形,イメージのカ
ラー表示機能を持つウィンドウシステムの出現により、
組み版結果を記録装置7によってプリントアウトする前
に画面上に高速に、かつ安価に結果を確認出来る事を特
徴としている。
明する。
示するウィンドウの表示枠全体のサイズを決定する。通
常、このサイズは表示し得る限りの最大サイズとなるよ
う設定するとよい。次にステップS202で、実際に表
示するウィンドウがフルカラー(RGB各8ビット)サ
ポートか又は疑似カラー(例えばRGBがそれぞれ3,
3,2ビット又はRGBそれぞれ5レベルetc )かを判
定し、フルカラーサポートでない時は1バイトの情報で
R,G,Bがどのようにウィンドウ上で発色するかを示
すLUT(Look Up Table )を設定する(ステップS2
03)。こうする事によって同時に発色できる色数には
限りがあるが、カラー表示のための初期化が終了する。
では解像度が異なるため、表示用の文字フォントはプリ
ント用に使われるフォントを縮小する(ドット構成数を
少なくする)必要があるし、カラー画像,図形も同様に
縮小する必要がある。この縮小倍率をステップS204
で決定するが、それは表示画面の縦横方向のドットサイ
ズと利用するフォントが作成された解像度でのオリジナ
ル文書の縦横方向のドットサイズの比較となる。
ッタ11で作成した、表示したいDVIファイルをオー
プンした後、対応ページ情報のありかを図6のページヘ
ッダ181をたぐる事によって、ファイル内をシークす
る(ステップS205)。後はページ内の組版情報(1
82)を1コマンドずつスキャンして(ステップS20
6)、注目ページに対する処理が終了したと判断するま
で(ステップS207)、対応した処理ルーチン(ステ
ップS209〜S219)を実行する。
の5つに分類できる。
S210)] 文字コマンドは文字コードをパラメータとして持ち、現
在のフォント種・サイズ・色で指定された文字コードを
現在位置(CAP)に表示する。フォントはフォント切
換命令で指定されたものを利用し、切換時に1バイト
(欧文),2バイト(和文)フォントデータ32のアク
セス手法に関する処理手順へのポインタが得られる仕組
みである。もし、ウィンドウシステムがフルカラーサポ
ートの場合はフォント色として、色データベースで指定
されているR,G,Bは8ビット×3情報を指定する
し、そうでない時には24ビットから8ビットへR,
G,Bおのおの変換した結果でフォント色属性を指定す
る。その結果本ステップではポインタで示される関数に
文字コード及び現在位置情報を与える事によって、ウィ
ンドウ上に色文字が表示される。ただ、ウィンドウシス
テムの形態やフォントアクセスに関する差異により文字
表現の方法は一様ではない。
ライアントモデルでも表示するためのフォントがクライ
アント側に依存する場合とサーバ側に依存する場合利用
方法が異なる。
トをアクセスするか、サーバ側がフォントをアクセスす
るかである。クライアント側がフォントをアクセスする
時には、ステップS204で決定された縮小率に従って
フォントを縮小し、ウィンドウに表示するのに最適なフ
ォントサイズに変換した後、フォントイメージをサーバ
に送出する。
る場合には、フォントの拡大,縮小はクライアントから
容易には実行できないため、サーバ内に存在するフォン
トのうち最も近いフォントを選択して、文字コードのみ
クライアント側から送出する。
S212)] 画像を文書中に貼り込む際にまず、オリジナル画像を画
像表示サイズ(先に説明されたwidth,heigh
t)へ変換する事とそこからウィンドウに表示するため
の倍率に変換する。この2つの変換を組み合せ1つの変
換で表現すると:orig−width :オリジナル画像の幅方
向有効ドット数(オリジナル解像度) orig−height:オリジナル画像の高さ方向有効ドット数
(オリジナル解像度) dest−width :組み版する幅方向のドット数(ステップ
S204で仮定した解像度での) dest−height:組み版する高さ方向のドット数(ステッ
プS204で仮定した解像度での)
オリジナルの画像が400DPIで100×100dot
のサイズであるとすると、それを(1cm×2cm)の幅,
高さの領域に印字したいとする。そしてその結果を10
0DPIのウィンドウ上に表示したいと仮定すると、変
換倍率は、
大,縮小を仮定している。この変換倍率に従って、オリ
ジナル画像自体をまず拡大,縮小するが、縮小時には単
純にx,y両方向の間引きで行ない、拡大時にはx,y
両方向への水増しすることで行う。これ以外にも、近傍
画素で論理和をとりながらの拡大etc のようにいろんな
方法も選択出来る。このように表示用に画像サイズを変
換後には、次の処理としてオリジナル画像の色精度と表
示側の色精度とのギャップをなくすべく、色の深さ方向
の変換処理が必要である。
黒(1ビット),疑似カラー(8ビット),フルカラー
(24ビット)を考える。そうすると、図8に示すよう
な変換パターンが考えられる。
の画像が得られると、実際にその情報+現在位置をサー
バ14に送出して、ウィンドウ上にカラー画像を表示す
る。
214)] 図形の場合も画像と同様にオリジナルの図形を組み版サ
イズに拡大,縮小する倍率にステップ204で求めた拡
大,縮小倍率をかけて、最終的にオリジナル図形座標系
からウィンドウ座標系への変換式をまず求める。
要素を見つけると、その座標に対して上記の変換式を施
して、ウィンドウ上での座標に変換し、該当するウィン
ドウに対する図形描画ルーチンをコールする形式とな
る。
テキスト部で述べたように色指定コマンドを送出して、
現在の色属性をupdateしておく。
5,216)] 現在位置(CAP)座標を内部的に保持している変数
h,wに縦又は横方向の移動量に応じた量を加算して、
現在位置(x,y)を保持する。
217,218)] 印字するためのフォント(タイプフェース,サイズ情
報,色etc )を切り換える命令が入力されると、例えば
Xウィンドウのクライアント側にフォントがある形態だ
と、クライアント内のフォントアクセスのための関数へ
のポインタを切り換える。逆にサーバ側にフォントがあ
る場合には最適フォントに切り換える命令をクライアン
トからサーバに送り、サーバ内部でフォント切換にとも
なう処理を実行する。
の印刷について。
て必要なカラー印刷装置、例えばカラーLBPやカラー
インクジェット装置をホスト側から組み版結果に従い制
御する仕組みについて説明する。ここで記録に関しては
2種類の方式に分けて説明する。1つはカラーPost
Scriptプリンタに見られるようにプリンタ側に
ページメモリやコマンドインタプリタを装備し、ホスト
側からの指令に従い印字する装置である。もう一方は、
ホスト側にプリンタの色精度に対応する深さ方向分のペ
ージメモリを持ち、通信回線あるいはバスなどを介して
情報を記録装置に送って印刷する方式である。この両者
を比較すると、ホストマシン側の負荷は断然後者の方が
重く技術的課題が多い。
イメージを生成する場合。
示した図7のフローと似ているが、組み版結果から記録
装置のページ記述言語に変換する際の留意点を述べる。
変換するためのスケーリング。
をサポートする機能があればそれを利用する。もし、な
ければ(3).で述べたようにオリジナルの画像はホス
ト側で拡大,縮小率に従い変換し、図形の位置情報はス
ケーリングを加えて記録装置にコマンドを送出すればよ
い。
る。
テキスト,画像,図形の色コマンドを変換して記録装置
に情報を送出する事で記録が出来る。
を展開した後、記録装置にページメモリ情報全体を送出
する場合。
(例えばPost Script )を解析して記録する機構がない
場合を仮定し、ホスト(本装置)に設けられたページメ
モリ23を用い、そのページメモリ上にテキスト,図
形,画像情報を展開した後、ビデオ信号として記録装置
に情報を転送して印字する。処理のキーとなるのは出力
装置の色精度、すなわち白黒(1ビット),疑似(8ビ
ット),フルカラー(24ビット)にあわせて動的にペ
ージメモリ23に深さを考慮してメモリを割り当て、そ
こにオリジナル情報の色情報度を記録装置側の色精度に
合致するように変換処理する事である。
て説明する。 ・まず、白黒のビットマップに関しては、同図(A)に
示すように、行方向に走査して8ビットを1バイトにパ
ックして情報を格納する。又ドットへのアクセスが容易
となるように1行nドットの時に、行の終端がバイト領
域に合致するように、8−(n mod 8)ビット分パデ
ィングを行う。そして、次の行の情報が次のバイトより
連続して割り当てられる。尚、ここで使用した“mo
d”であるが、“A mod B ”とは、AをBで割ったとこ
の余り返す関数である。 ・疑似カラーでは前者のビットマップが、ここでは同図
(B)に示すように、8枚重なったものと考え、1画素
単位に1バイト(8ビット)で表現される仕組みとな
る。ここで、一般的な1バイト中でのカラー情報の表現
方法として、3ビットをR及びGに、2ビットをBに割
り当てる。
白から黒への濃度階調を持つ事により濃淡再現出来るも
のもあるが、その際には8ビットで計256階調表現出
来る。 ・フルカラービットマップでは同図(C)に示すよう
に、R,G,B毎に3つの独立したページメモリを割り
当て、R,G,Bそれぞれ1画素に対して1バイトずつ
専有し、行方向順にメモリに割り当てる。そして、記録
装置に送る場合は、 イ)R,G,Bのプレーン毎に送出する。 ロ)R,G,Bの順に1画素ずつ送出する。 の二つの方法が考えられるが、これは記録装置に依存す
るので、最初に記録装置を確認して対応すればよい。
プ例では“OR”論理、すなわち、すでに描画されてい
るイメージに論理和をとる事は意味をなすが、フルカラ
ーや疑似カラーにおいては論理和をとると予期した色を
出す事は不可能であり、指定した色でのテキスト,画
像,図形情報をページメモリ上に“SET”する論理を
採用する。この処理は基本的に後から描いた情報が優先
される方式であり、カラー情報の表現能力に問題があ
る。
レイプレーンやアルファプレーンの導入する手法が考え
られる。
ーテキスト,画像,図形をページメモリのフルカラー又
は疑似カラープレーンに展開するとともに、例えば、白
黒のテキスト,画像,図形etc を1ビット深さのオーバ
レイプレーンに展開し、オーバレイプレーンの白黒情報
をカラープリンタに優先させて印刷する(図9(D)参
照)。
PIの解像度で出力する際には、白黒で2Mバイト,疑
似カラーで16Mバイト,フルカラーで48Mバイトの
ページメモリの容量が要求される。
カラーのページメモリがWS(ワークステーション)で
確保出来る形態であれば問題ないが、通常のWSでは一
度に確保する事は困難な場合が多い。そこで、解決策と
して、ページメモリの確保及び描画を何回かに分割し
て、それらの描画イメージを連結する事によって最終了
描画イメージを作成する。図10を参考にしながら説明
すると、まず、疑似カラーメモリの分割個数をシステム
の1度に割り当可能容量と比較して決める。もし、シス
テムのその容量が5Mバイト程度だとすると、16M/
4=4Mバイトで疑似カラーメモリを列方向に4分割す
る(ステップS300)。そして、DVIファイルの第
1スキャンで列の数全体をmとすると、0〜m/4ライ
ン分の疑似カラーページメモリを確保し、関連するテキ
スト,イメージ,図形情報をこの疑似カラーページメモ
リに書き込み(ステップS304)、DVIファイルの
読み込みを終了した後、疑似カラーページメモリの情報
をファイルに書き込む(ステップS305)。
込みが終了すると、それらの個数分のファイルを連結し
て1つの完全な疑似カラーページメモリを作成する(ス
テップS307)。
カラーに関しても同様にして実現出来る。
のページメモリ上への描画のアルゴリズムは図7のプレ
ビューの概略フローと同様であるが、異なるのはステッ
プS204の倍率決定は表示イメージがプリントイメー
ジに対して縮小されるため必要であるが、プリント時に
はこのステップは省略する。
来のバッチ型システムで困難であったテキストと図形・
画像をカラー化して統合的に取り扱う環境が実現可能と
なる。
プの記録装置やウィンドウシステムに対応出来るように
システムが装置独立性を考慮して構成されているため、
広範なシステム、又他システムとのデータ変換において
効果を発揮する。
テムを基本に説明したが、WYSIWYG型の文書処理
システムにおいても、ユーザインターフェース部を除け
ば基本的に組み版に必要な情報,組み版結果,表示,印
刷というモジュールで構成されるため、本実施例の方式
を適用する事が可能である。
力しようとする頁のビットマップデータを副走査方向に
分割することで、少ないメモリ容量でビットマップイメ
ージを行えるようにしつつ、且つ、分割する際の副走査
方向の大きさを、出力しようとするイメージデータの画
素が表わすビット数に応じて動的に変更し、メモリの有
効活用を図ることが可能になる。
成図である。
ある。
る。
る。
内容を示す図である。
活用の仕方を示す図である。
フローチャートである。
6…ウィンドウシステム、7…プリンタ、8…マウス、
9…キーボード、11…文書フォーマッタ、12…プレ
ビュア、13…プリンタドライバ、14…ウィンドウサ
ーバ、15…スプーラ、21…イベントキュー、23…
ページメモリ、31…組版ソースファイル、32…フォ
ントメトリックデータ、33…フォントデータ、34…
組版ファイル結果(DVI)、35…イメージファイ
ル、36…図形ファイル
Claims (10)
- 【請求項1】 1頁分の画像に対応するビットマップデ
ータを副走査方向に分割して描画する描画手段と、 該描画手段により描画される領域の副走査方向の大きさ
を、1画素を表わすビット数に応じて決定する決定手段
とを備えることを特徴とする出力制御装置。 - 【請求項2】 前記描画手段により描画されたビットマ
ップデータに基づく画像を出力する出力手段を備えるこ
とを特徴とする請求項1に記載の出力制御装置。 - 【請求項3】 前記出力手段は、プリンタであることを
特徴とする請求項2に記載の出力制御装置。 - 【請求項4】 前記ビットマップデータは、文字デー
タ、画像データ、及び/又は図形データに基づき描画さ
れることを特徴とする請求項1に記載の出力制御装置。 - 【請求項5】 前記1画素を表わすビット数は、白黒1
ビット、擬似カラー8ビット、及びフルカラー24ビッ
トを含むことを特徴とする請求項1に記載の出力制御装
置。 - 【請求項6】 1頁分の画像に対応するビットマップデ
ータを副走査方向に分割して描画する描画ステップと、 該描画ステップにより描画される領域の副走査方向の大
きさを、1画素を表わすビット数に応じて決定する決定
ステップとを備えることを特徴とする出力制御方法。 - 【請求項7】 前記描画ステップにより描画されたビッ
トマップデータに基づく画像を出力する出力ステップを
備えることを特徴とする請求項6に記載の出力制御方
法。 - 【請求項8】 前記出力ステップはプリンタに出力する
ことを特徴とする請求項7に記載の出力制御方法。 - 【請求項9】 前記ビットマップデータは、文字デー
タ、画像データ、及び/又は図形データに基づき描画さ
れることを特徴とする請求項6に記載の出力制御方法。 - 【請求項10】 前記1画素を表わすビット数は、白黒
1ビット、擬似カラー8ビット、及びフルカラー24ビ
ットを含むことを特徴とする請求項6に記載の出力制御
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP12640099A JP3220437B2 (ja) | 1999-05-06 | 1999-05-06 | 出力制御装置及び方法 |
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Related Parent Applications (1)
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP12640099A Expired - Lifetime JP3220437B2 (ja) | 1999-05-06 | 1999-05-06 | 出力制御装置及び方法 |
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-
1999
- 1999-05-06 JP JP12640099A patent/JP3220437B2/ja not_active Expired - Lifetime
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