JP2008244619A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008244619A JP2008244619A JP2007079549A JP2007079549A JP2008244619A JP 2008244619 A JP2008244619 A JP 2008244619A JP 2007079549 A JP2007079549 A JP 2007079549A JP 2007079549 A JP2007079549 A JP 2007079549A JP 2008244619 A JP2008244619 A JP 2008244619A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- color
- character
- unit
- monochrome
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
【課題】文字以外の画像に対して影響を与えることなく、重要箇所の文字について確実に注意を促すことができるモノクロ画像を作成する。
【解決手段】カラー原稿画像を取得する取得手段と、前記カラー原稿画像における文字部分と該文字部分以外の画像部分とを分離する分離手段と、前記分離された文字部分の色を判別する判別手段と、前記判別された色における黒色以外の色の文字部分に対してモノクロ変換処理を行うとともに所定の装飾処理を施す装飾手段と、前記分離された画像部分に対するモノクロ変換処理を行う変換手段とを備える。
【選択図】図2
【解決手段】カラー原稿画像を取得する取得手段と、前記カラー原稿画像における文字部分と該文字部分以外の画像部分とを分離する分離手段と、前記分離された文字部分の色を判別する判別手段と、前記判別された色における黒色以外の色の文字部分に対してモノクロ変換処理を行うとともに所定の装飾処理を施す装飾手段と、前記分離された画像部分に対するモノクロ変換処理を行う変換手段とを備える。
【選択図】図2
Description
本発明は、複写機等の画像形成装置に関し、特に、カラー画像からモノクロ画像を作成することが可能な画像形成装置に関する。
従来、カラースキャナ部を備えた複写機等の画像形成装置では、モノクロコピー(モノクロ印刷)を行う場合、このカラースキャナで読み取られた画像すなわちRGBデータは、モノクロ変換を行うか、或いはグリーンチャンネルのデータ(RGBデータのうちのGデータ)を用いてモノクロ出力されてきた(例えば特許文献1参考)。
特開2001−86350号公報
しかしながら、所定のカラー印刷機器で出力されたビジネス文書等に対して上述のようなモノクロコピーを行う場合には、例えば図3に示すように、赤色で印刷された文字(符号901や符号902で示す赤色文字)もモノクロ変換(白黒変換)されてしまい、他の黒色で印刷された文字(符号903で示す黒色文字)との区別が付き難くなっていた。
一般的に、赤色文字の部分は、重要箇所を示す場合が多く、これがモノクロ出力されることで、当該重要箇所であるという注意を促すことができなくなってしまう恐れがある。これに関し、モノクロ変換時に画像の色部分(カラー画像部分)について、γ(ガンマ)の変更を行うつまり階調(濃淡)を変化させるといった技術も知られているが、ユーザに対して注意を促すほどのインパクトは無い。なお、この色部分のγ変更を行う技術では、画像内に文字だけでなく例えば絵や写真或いはグラフ(図表)が存在する場合、文字に対してだけγ変更を行いたいのに、絵やグラフに対してもγ変更の影響を与えてしまうことになる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、ビジネス文書等における文字以外の画像(絵や写真、グラフ)に対して影響を与えることなく、重要箇所の文字について確実に注意を促すことができるモノクロ画像を作成することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明に係る画像形成装置は、カラー原稿画像を取得する取得手段と、前記カラー原稿画像における文字部分と該文字部分以外の画像部分とを分離する分離手段と、前記分離された文字部分の色を判別する判別手段と、前記判別された色における黒色以外の色の文字部分に対してモノクロ変換処理を行うとともに所定の装飾処理を施す装飾手段と、前記分離された画像部分に対するモノクロ変換処理を行う変換手段とを備えることを特徴とする。
上記構成によれば、取得手段によってカラー原稿画像が取得され、分離手段によって、カラー原稿画像における文字部分と該文字部分以外の画像部分とが分離される。分離されたこの文字部分の色が判別手段によって判別され、装飾手段によって、この判別された色における黒色以外の色の文字部分に対してモノクロ変換処理が行われるとともに所定の装飾処理が施される。また、分離された画像部分に対するモノクロ変換処理が変換手段によって行われる。
したがって、分離された文字部分(黒色の文字部分及び装飾処理が施された文字部分)のモノクロ画像と、分離された画像部分のモノクロ画像とを得る(これらモノクロ画像を合成してなる、カラー原稿画像に対応する1つのモノクロ画像を得ることが可能となるので、すなわち、ビジネス文書等のカラー原稿画像に対応するモノクロ画像において、黒色以外の色の文字部分(カラー文字部)は装飾が施されることになるので、当該モノクロ画像における重要箇所の文字部分について確実に注意を促すことができるようになる。また、カラー原稿画像における文字部分と該文字部分以外の画像部分とを分離する、すなわちカラー原稿画像から文字部分だけを検出(抽出)してこの文字部分に対して装飾処理を施すので、文字部分以外の画像部分(絵や写真、グラフ等)に対して影響を与えることなく装飾処理を行うことができる。
また、上記構成において、前記装飾手段は、前記黒色以外の色の文字部分に対して、該黒色以外の色の種類に応じた前記所定の装飾処理を施すことが好ましい(請求項2)。
これによれば、装飾手段によって、黒色以外の色の文字部分に対して、該黒色以外の色の種類に応じた所定の装飾処理が施されるので、色の種類(例えば赤色、青色)毎に区別された装飾処理を行えるようになる、すなわち、黒色以外の色の文字部分に対する装飾処理の自由度が高くなる。
また、上記構成において、前記所定の装飾処理は、白抜き文字にする白抜き処理、及び/又は網掛けを行う網掛け処理であることが好ましい(請求項3)。
これによれば、所定の装飾処理が、白抜き文字にする白抜き処理及び/又は網掛けを行う網掛け処理であるので、簡易な装飾処理によってより確実に注意を促すことが可能となる。
本発明によれば、ビジネス文書等のカラー原稿画像に対応するモノクロ画像において、黒色以外の色の文字部分は装飾が施されることになるので、当該モノクロ画像における重要箇所の文字について確実に注意を促すことができる。また、カラー原稿画像から文字部分を検出してこの検出した文字部分に対して装飾処理を施すので、文字以外の画像(絵や写真、グラフ等)に対して影響を与えることなく装飾処理を行うことができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置の一例である複写機1の内部構成を概略的に示す断面図である。複写機1は、本体部2と、本体部2の左方に配設されたスタックトレイ3と、複写機1のフロント部に配設された操作部4と、本体部2の上部に配設された原稿読取部5と、原稿読取部5の上方に配設された原稿給送部6とを備えている。
操作部4は、印刷動作開始用のスタートキー41や印刷部数等入力用のテンキー42、及び液晶表示パネルなどの表示器43等を備え、ユーザからの各種の操作指示(コマンド)が入力される入力キースイッチとして機能したり、当該各種指示入力用の操作ボタンやガイド情報等の情報を表示するものである。
原稿読取部5(スキャナ部)は、カラー画像の読み取りが可能なCCD(Charge Coupled Device)センサ及び露光ランプ等からなるスキャナ51(カラースキャナ)、ガラス等の透明部材により構成された原稿台52(プラテンガラス)及び原稿読取スリット53等を備え、原稿台52上に載置された或いは後述の原稿給送部6から給送されてきた原稿(カラー原稿)の画像読み取りを行うものである。スキャナ51は、図略の駆動部によって移動可能に構成されており、原稿台52に載置された原稿を読み取る場合には原稿台52に対向する位置に移動され、原稿画像を走査しつつ取得した画像データ(カラー画像;RGBデータ)を後述する制御部10(画像処理部8)へ送信する。また、スキャナ51は、原稿給送部6により搬送された原稿を読み取る場合には原稿読取スリット53と対向する位置に移動され、原稿読取スリット53を介して原稿給送部6による原稿の搬送動作と同期して原稿画像を取み取る。なお、スキャナ51はカラー画像だけでなく、モノクロ原稿の読み取り(モノクロ画像データの出力)も可能である。
原稿給送部6は、原稿読取部5に対する原稿の給送を行うものであり、原稿を載置するための原稿載置部61、原稿画像読み取り後の原稿を排出するための原稿排出部62、原稿載置部61に載置された原稿を1枚ずつ順に繰り出して上記原稿読取スリット53に対向する位置へ搬送し、原稿排出部62へ排出するための給紙ローラ及び搬送ローラ等からなる原稿搬送機構63等を備えている。なお、原稿給送部6は可倒式に構成されており、原稿台52の上面を開放するように上方に持ち上げることにより、原稿台52の上面に、読み取り原稿(上記カラー原稿やモノクロ原稿)を載置することが可能に構成されている。
本体部2は、給紙カセット21、搬送ローラ22、転写ローラ23、中間転写ドラム24、感光体ドラム25、露光装置26、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、及びブラック(K)の各色用の現像装置27Y、27M、27C及び27K(纏めて現像装置27という)、定着ローラ28、並びに排出トレイ29等を備えている。
感光体ドラム25は、アモルファスシリコン等からなる像担持体であって、矢印方向に回転しながら帯電装置(図示省略)によって一様に帯電される。露光装置26は、原稿読取り部5において読み取られた原稿画像データをレーザ光に変換して出力し、感光体ドラム25上に色毎の静電潜像を形成する。現像装置27Y、27M、27C及び27Kは、それぞれの色の現像剤(トナー)を感光体ドラム25に供給して各色のトナー像を形成する。感光体ドラム25には、中間転写ドラム24が当接されており、この中間転写ドラム24に、感光体ドラム25上に形成された各色のトナー像が中間転写像(1次転写像)として転写される。上記YMCKの4色を用いたカラー画像印刷を行う場合、これら各色に対して感光体ドラム25及びこれに当接した中間転写ドラム24が1回転し、4色に対してそれぞれ合計4回転して中間転写ドラム24上にこれら4色が重ね合わされてなるトナー像(トナーカラー画像)が形成される。このトナーの供給は、現像装置27Y、27M、27C及び27Kそれぞれに対して設けられた各色用のトナー供給容器(トナーカートリッジ)(図示省略)から行われる。
搬送ローラ22は、給紙カセット21の記録紙を、転写ローラ23及び中間転写ローラ24を経て排紙トレイ29やスタックトレイ3へ搬送する。転写ローラ23は、給紙カセット21から搬送ローラ22により給送された記録紙に対して中間転写ローラ24上のトナー像(中間転写像)を転写(2次転写)する。定着ローラ28は、加熱ローラ及び加圧ローラからなり、転写ローラ23により記録紙上に転写されたトナー像を加熱して該記録紙に定着させる。定着処理後、記録紙は搬送ローラ22によって排紙トレイ29或いはスタックトレイ3へ排出される。
図2は、複写機1の概略構成を示すブロック図である。複写機1は、本体部2に装置全体の動作制御を司る制御部10を備えており、この制御部10には、上述の操作部4、原稿読取部5及び原稿給送部6、並びに画像メモリ7、画像処理部8及び記録部20等が接続されている。
画像メモリ7は、原稿読取部5によって読み取られた原稿の画像データを一時的に記憶するメモリである。記録部20は、実際に記録紙に画像を形成(印刷)するものであって、上記給紙カセット21や搬送ローラ22からなり、記録紙の搬送を行う搬送部201と、上記感光体ドラム25、露光装置26及び現像装置27からなり、原稿画像に対応するトナー像を形成する画像形成部202と、上記転写ローラ23及び中間転写ドラム24からなり、感光体ドラム25上のトナー像を記録紙に転写する転写部203と、上記定着ローラ28からなり、記録紙に転写されたトナー像の定着を行う定着部204とを備えている。
制御部10は、複写機1の制御プログラムを記憶するROM(Read Only Memory)、一時的にデータを保管するRAM(Random Access Memory)、及び制御プログラム等を上記ROMから読み出して実行するマイクロコンピュータ等からなり、操作部4による指示入力情報や、装置各所に設けられた各種センサからの検出信号に応じて装置全体の制御を行う処理を実行するものである。制御部10は、モード受付部101を備えている。
モード受付部101は、ユーザによって操作部4から入力された、本実施形態における該当文字部分に装飾処理を施すモノクロ印刷モードでの印刷動作実行を指示するための信号(モード指示信号)を受け付けて、このモノクロ印刷モードを設定するものである。モード受付部101は、通常のモノクロ印刷モードと、上記該当文字部分に装飾処理を施すモード(装飾モノクロ印刷モードという)とのモード切り換えを行うものであるとも言える。なお、モード受付部101は、これらモノクロ印刷モードだけでなく、通常のカラー印刷モードも設定される。モノクロ印刷モードでは、K色のトナーのみを用いた印刷が行われ、カラー印刷モードでは、YMCK全色のトナーを用いた印刷が行われる。
画像処理部8は、原稿読取部5による読み取りによって取得された原稿画像に対する種々の画像処理を行うものである。画像処理部8で画像処理された画像データは、画像メモリ7に一旦保存されたり、記録部20へ送信される。画像処理部8は、領域分離部81、色判別部82及び装飾処理部83を備えている。
ところで、本実施形態では、原稿読取部5によってビジネス文書等のカラー原稿を読み取り、このカラー原稿に対する装飾モノクロ印刷モードを行うことを主な特徴とする。このビジネス文書等のカラー原稿は、通常の黒色で印刷された文字(記号等も含む)に加えて、重要箇所であることを示すべく所定のカラー(黒色以外の例えば赤色や青色)で印刷された文字(記号等も含む)、及び絵や写真或いはグラフ(図表)などが印刷された原稿である。ただし、このカラー原稿は、絵や写真、グラフ等が印刷されていない、文字(黒色文字及びカラー文字)だけのカラー原稿(文字原稿)であってもよい。
領域分離部81は、原稿読取部5による読み取りによって得られた上記ビジネス文書等のカラー画像における、文字部分の画像領域と文字部分以外の画像領域とを分離する処理(領域分離処理)、すなわちカラー画像から文字部分を検出(抽出)するものである。当該文字部分の検出は、例えば所定のフィルタ(エッジ抽出用フィルタ)を用いたエッジ抽出に基づいて行ってもよい。なお、上記文字だけのカラー画像に対しては、印刷領域分離部81は、文字部分と非文字部分(白画像領域)とを分離する。
色判別部82は、領域分離部81によって検出した文字部分の色を判別する、すなわち文字の画像データが何色の画像データであるかを判別するものである。色判別部82は、文字の画像(画素)データが、黒色であることを判別するとともに、赤色及び青色であることを判別する。ただし、例えば“赤”にも様々な種類(色合い、色相)の“赤”が存在するが、この色判別において、例えば文字画像データの輝度値(画素値)をXとすると、α≦X≦βの範囲の輝度値Xをここで言う“赤色”と判別する、というような判別基準に基づく色判別を行う構成としてもよい。なお、このように黒色以外の色として赤色や青色などの異なる色を判別してもよいし、単に、黒色か否かを判別する(黒色とそうでない色とに区別する)構成でもよい。この場合、黒色以外の文字に対して後述の装飾処理を行う。また、赤色や青色はあくまで一例であって、これ以外の任意な色について判別してもよい。
装飾処理部83は、色判別部82により判別された色に応じて、すなわち判別された色における黒色以外の色の種類(色合い、色相)に応じて、当該文字部分に対して、例えば「白抜き処理(白抜き文字にする処理;白黒反転処理)」や「網掛け処理(例えば文字のバックグラウンドを均一なパターンで覆う処理)」などの謂わば装飾処理(文字装飾)を行うものである。本実施形態では、装飾処理として、図3に示すように上記赤色の文字部分に対して例えば符号301で示すように白抜き処理を行い、青色の文字部分に対して例えば符号302で示すように網掛け処理を行う。ただし、この装飾処理の際には、赤色や青色のカラー画像からモノクロ画像(モノクロの白抜き文字及び網掛け文字)への変換(モノクロ変換)が行われる。黒色の文字部分については装飾処理を施さない、すなわちそのまま黒色の文字としてモノクロ出力する。
なお、白抜き処理や網掛け処理は一例であって、要は、ユーザに対して注意を促すことが可能、すなわち赤色や青色における文字部分が重要な箇所(重要文字情報)であることをユーザに明確に報知することが可能であれば、さらには、これら白抜き処理された文字(白抜き文字)と網掛け処理された文字(網掛け文字)との違いのように互いに区別することが可能であれば、何れの装飾処理でも構わない。
なお、画像処理部8は、上記各機能部81〜83での処理を行うとともに、カラー原稿画像に対するモノクロ画像を作成する。すなわち、上述のように黒色の文字部分及び前記装飾処理が施される文字部分のモノクロ画像と、カラー原稿画像におけるこれら文字部分(黒色の文字部分及び装飾処理が施された文字部分)以外の部分のモノクロ画像とを合成してなるモノクロ画像を作成する。ただし、絵や写真或いはグラフ等の無い、文字だけのカラー画像の場合は、文字部分以外の部分は白色画像であるモノクロ画像が作成される。
図4は、本実施形態における装飾処理に関する動作の一例を示すフローチャートである。先ずユーザによって装飾モノクロ印刷モードでのモノクロ印刷を行うことが指示される、すなわちモード受付部101に装飾モノクロ印刷モードが設定されて、原稿読取部5による原稿(カラー原稿)の読み取りによってカラー原稿画像が取得される(ステップS1)。次に、領域分離部81による領域分離処理によって、この取得されたカラー原稿画像から文字部分(文字領域)と文字部分以外の画像部分(非文字領域)が分離される(ステップS2)。そして、色判別部82によって、上記領域分離部81により分離された文字部分の色が判別され(ステップS3)、装飾処理部83によって、色判別部82により判別された色における黒色以外の色の文字部分(例えば赤色文字や青色文字)に対するモノクロ変換処理が行われるとともに、所定の装飾処理(例えば白抜き処理や網掛け処理)が行われる(ステップS4)。そして、画像処理部8において、上記領域分離部81により分離された画像部分(非文字領域)に対するモノクロ変換処理が行われてこの画像部分に対するモノクロ画像が作成されるとともに、この画像部分のモノクロ画像と、上記黒色の文字部分(モノクロ画像)及び装飾処理が施された文字部分のモノクロ画像とが合成されてなるモノクロ画像(カラー原稿画像に対応する全体の(1つの)モノクロ画像)が作成され、記録部20によってこのモノクロ画像の印刷が実行される(ステップS5)。
以上のとおり、本発明に係る画像形成装置(複写機1)によれば、原稿読取部5(取得手段)によってカラー原稿画像が取得され、領域分離部81(分離手段)によって、カラー原稿画像における文字部分と該文字部分以外の画像部分とが分離される。分離されたこの文字部分の色が色判別部82(判別手段)によって判別され、装飾処理部83(装飾手段)によって、この判別された色における黒色以外の色の文字部分(カラー文字部)に対してモノクロ変換処理が行われるとともに所定の装飾処理が施される。また、分離された画像部分に対するモノクロ変換処理が画像処理部8(変換手段)によって行われる。
したがって、分離された文字部分(黒色の文字部分及び装飾処理が施された文字部分)のモノクロ画像と、分離された画像部分のモノクロ画像とを得る(これらモノクロ画像を合成してなる、カラー原稿画像に対応する1つのモノクロ画像を得ることが可能となるので、すなわち、ビジネス文書等のカラー原稿画像に対応するモノクロ画像において、黒色以外の色の文字部分(カラー文字部)は装飾が施されることになるので、当該モノクロ画像における重要箇所の文字部分について確実に注意を促すことができるようになる。また、カラー原稿画像における文字部分と該文字部分以外の画像部分とを分離する、すなわちカラー原稿画像から文字部分だけを検出(抽出)してこの文字部分に対して装飾処理を施すので、文字部分以外の画像部分(絵や写真、グラフ等)に対して影響を与えることなく装飾処理を行うことができる。
また、上記装飾手段によって、黒色以外の色の文字部分に対して、該黒色以外の色の種類に応じた所定の装飾処理が施されるので、色の種類(例えば赤色、青色)毎に区別された装飾処理を行えるようになる、すなわち、黒色以外の色の文字部分に対する装飾処理の自由度が高くなる。
さらに、上記所定の装飾処理が、白抜き文字にする白抜き処理及び/又は網掛けを行う網掛け処理であるので、簡易な装飾処理によってより確実に注意を促すことが可能となる。なお、本発明は以下の態様をとることができる。
(A)上記実施形態では、カラー原稿画像は、原稿読取部5による読み取りによって取得されたものを用いたが、これに限らず例えば複写機1がネットワークI/F部を備え、このネットワークI/F部を介して情報処理装置(PC)等の外部装置から送信されてきたカラー原稿画像を用いてもよい。
1 複写機(画像形成装置)
5 原稿読取部(取得手段段)
6 原稿給送部
8 画像処理部(変換手段)
81 領域分離部(分離手段)
82 色判別部(判別手段)
83 装飾処理部(装飾手段)
10 制御部
101 モード受付部
20 記録部
5 原稿読取部(取得手段段)
6 原稿給送部
8 画像処理部(変換手段)
81 領域分離部(分離手段)
82 色判別部(判別手段)
83 装飾処理部(装飾手段)
10 制御部
101 モード受付部
20 記録部
Claims (3)
- カラー原稿画像を取得する取得手段と、
前記カラー原稿画像における文字部分と該文字部分以外の画像部分とを分離する分離手段と、
前記分離された文字部分の色を判別する判別手段と、
前記判別された色における黒色以外の色の文字部分に対してモノクロ変換処理を行うとともに所定の装飾処理を施す装飾手段と、
前記分離された画像部分に対するモノクロ変換処理を行う変換手段とを備えることを特徴とする画像形成装置。 - 前記装飾手段は、前記黒色以外の色の文字部分に対して、該黒色以外の色の種類に応じた前記所定の装飾処理を施すことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記所定の装飾処理は、白抜き文字にする白抜き処理、及び/又は網掛けを行う網掛け処理であることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007079549A JP2008244619A (ja) | 2007-03-26 | 2007-03-26 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007079549A JP2008244619A (ja) | 2007-03-26 | 2007-03-26 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008244619A true JP2008244619A (ja) | 2008-10-09 |
Family
ID=39915447
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007079549A Pending JP2008244619A (ja) | 2007-03-26 | 2007-03-26 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008244619A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012008809A (ja) * | 2010-06-24 | 2012-01-12 | Canon Inc | 画像処理装置及びその制御方法、並びに、コンピュータプログラム |
US20140139884A1 (en) * | 2012-11-16 | 2014-05-22 | Canon Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus, method, and storage medium for executing image processing and performing decoration processing |
JP2019206161A (ja) * | 2018-05-30 | 2019-12-05 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 印刷支援システム |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07121733A (ja) * | 1993-10-20 | 1995-05-12 | Fuji Xerox Co Ltd | 文書画像処理装置 |
JPH07147630A (ja) * | 1993-11-22 | 1995-06-06 | Murata Mach Ltd | 画像読取装置 |
JP2003219189A (ja) * | 2002-01-23 | 2003-07-31 | Sharp Corp | 画像形成装置及びその方法 |
JP2007088782A (ja) * | 2005-09-21 | 2007-04-05 | Ricoh Co Ltd | 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム |
-
2007
- 2007-03-26 JP JP2007079549A patent/JP2008244619A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07121733A (ja) * | 1993-10-20 | 1995-05-12 | Fuji Xerox Co Ltd | 文書画像処理装置 |
JPH07147630A (ja) * | 1993-11-22 | 1995-06-06 | Murata Mach Ltd | 画像読取装置 |
JP2003219189A (ja) * | 2002-01-23 | 2003-07-31 | Sharp Corp | 画像形成装置及びその方法 |
JP2007088782A (ja) * | 2005-09-21 | 2007-04-05 | Ricoh Co Ltd | 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012008809A (ja) * | 2010-06-24 | 2012-01-12 | Canon Inc | 画像処理装置及びその制御方法、並びに、コンピュータプログラム |
US20140139884A1 (en) * | 2012-11-16 | 2014-05-22 | Canon Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus, method, and storage medium for executing image processing and performing decoration processing |
US9165226B2 (en) | 2012-11-16 | 2015-10-20 | Canon Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus, method, and storage medium for executing image processing and performing decoration processing |
JP2019206161A (ja) * | 2018-05-30 | 2019-12-05 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 印刷支援システム |
JP7115042B2 (ja) | 2018-05-30 | 2022-08-09 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 印刷支援システム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9641716B2 (en) | Image forming apparatus and image forming method for both side copying | |
JP4929064B2 (ja) | 秘匿処理装置および画像形成装置 | |
JP2024029230A (ja) | 画像形成装置、及び情報処理装置 | |
JP2008244619A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4671107B2 (ja) | 画像形成装置及び画像形成装置の濃度設定方法 | |
JP2007036732A (ja) | 画像読み取り装置および画像形成装置 | |
JP2007013566A (ja) | 画像処理装置及び画像形成装置 | |
JP2008211743A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5779554B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2005005946A (ja) | 画像処理装置 | |
JP5026131B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5789572B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US7973953B2 (en) | Printing apparatus | |
US20210067647A1 (en) | Image forming apparatus and program | |
JP7421376B2 (ja) | 画像形成装置、及び情報処理装置 | |
JP5201339B2 (ja) | 原稿読取装置及び画像形成装置 | |
JP5851371B2 (ja) | 画像形成装置及び画像読取方法 | |
JP2006191229A (ja) | 画像読み取り装置および画像形成装置 | |
JP4015977B2 (ja) | 画像処理装置 | |
JP6311599B2 (ja) | 画像読取装置及び画像形成装置 | |
JP5847668B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4856607B2 (ja) | 画像形成装置、画像処理装置及び画像処理プログラム | |
US8654418B2 (en) | Copying apparatus | |
JP2002244499A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2006093781A (ja) | 画像読取装置及び画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100222 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100817 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20101221 |