JP4015977B2 - 画像処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機等に搭載される画像処理装置に関し、特に、原稿が地図原稿である場合に、この地図原稿の特性に応じた画像処理を行う画像処理装置に関する。
従来、カラー複写機などにおいては、種々の原稿が複写対象となるが、地図原稿もそのうちの1つである。この地図原稿の複写を行う場合、例えばコントラストをつけて複写した方が地図の視認性がよくなるため、強めのエッジ強調フィルタを用いた画像処理を行うなどして、地図中の細かな文字等の視認性を良くして地図原稿に対する複写物の品質向上を図っていた(例えば、特許文献1)。
特開平9−65143号公報
ところで、一般的に、日本製地図は所謂淡い色使いで印刷されたものが多く、この日本製地図に対しては、上記強めのエッジ強調フィルタを用いても特に問題はないが、欧州など海外でよく見られる濃い色使いで印刷された地図(以降、外国製地図という)に対しては、例えばエッジ強調の度合いが強すぎて当該外国製地図の複写画像が見にくくなってしまうことが多かった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、地図原稿の種類に応じた好適な複写画像を得ることができる画像処理装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、地図として作成された地図原稿の読み取りを行う読み取り手段と、前記読み取り手段によって読み取られた原稿画像の濃度分布特性を作成する濃度分布特性作成手段と、前記濃度分布特性作成手段によって作成された濃度分布特性に基づいて、前記地図原稿の特性を判別する原稿特性判別手段と、前記原稿特性判別手段による判別結果に応じて、前記原稿画像に対するエッジ強調の度合いを変更して該原稿画像に対するエッジ強調処理を行うエッジ強調処理手段と、前記エッジ強調処理手段によってエッジ強
調処理が施された原稿画像を用紙に印刷する印刷手段とを備え、前記原稿特性判別手段は、前記濃度分布特性における全濃度成分に対する中濃度成分から高濃度成分までの割合が低濃度成分の割合より高い場合に前記地図原稿を濃い色の地図原稿である第1の地図原稿と判定し、かつ、前記中濃度成分から高濃度成分までの割合が低濃度成分の割合より低い場合に前記地図原稿を淡い色の地図原稿である第2の地図原稿と判定し、前記エッジ強調処理手段は、前記第1の地図原稿の原稿画像に対し、前記第2の地図原稿の原稿画像に対するエッジ強調の度合いよりも小さい度合いのエッジ強調となるエッジ強調処理を行うことを特徴とする画像処理装置である。
請求項記載の発明は、上記請求項記載の画像処理装置において、前記濃度分布特性は、前記原稿画像における画像の濃度と該濃度に対する度数との情報を有するヒストグラムであり、前記原稿特性判別手段は、前記ヒストグラムにおける度数の総計を示す全体度数に対する前記ヒストグラムにおける所定濃度未満の度数の合計を示す部分度数の割合が所定値未満である場合の地図原稿を前記第1の地図原稿と判定し、かつ、前記全体度数に対する前記部分度数の割合が所定値未満でない場合の地図原稿を前記第2の地図原稿と判定することを特徴とする。
請求項記載の発明は、上記請求項記載の画像処理装置において、前記濃度分布特性作成手段は、前記原稿画像からシアン、マゼンタ及びイエローの各色に対する前記ヒストグラムを作成し、前記原稿特性判別手段は、前記各色に対するヒストグラムに基づいて前記割合が所定値未満であるか否かの判別を各色に対して行い、前記割合が所定値未満であると判別された色の数が2以上の場合に前記地図原稿を前記第1の地図原稿と判定し、その他の場合に前記地図原稿を前記第2の地図原稿と判定することを特徴とする。
請求項記載の発明は、上記請求項1〜3のいずれかに記載の画像処理装置において、前記第1及び第2の地図原稿それぞれの原稿画像に対するガンマ補正処理を行うガンマ補正処理手段をさらに備えることを特徴とする。
請求項記載の発明は、上記請求項1〜4のいずれかに記載の画像処理装置において、前記第1の地図原稿は、外国製地図であり、前記第2の地図原稿は、日本製地図であることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、地図として作成された地図原稿が読み取り手段によって読み取られ、この読み取られた原稿画像の濃度分布特性が濃度分布特性作成手段によって作成される。濃度分布特性作成手段によって作成されたこの濃度分布特性に基づいて、地図原稿の特性が原稿特性判別手段によって判別され、この判別結果に応じて、原稿画像に対するエッジ強調の度合いを変更した当該原稿画像に対するエッジ強調処理がエッジ強調処理手段によって行われる。そして、このエッジ強調処理が施された原稿画像が印刷手段によって用紙に印刷される。このように、読み取られた地図原稿の特性に基づいてエッジ強調処理が行われて原稿画像の印刷が行われるため、地図原稿の種類に応じた好適な複写画像を得ることができる。
また、原稿特性判別手段によって、濃度分布特性における全濃度成分に対する中濃度成分から高濃度成分までの割合が低濃度成分の割合より高い場合に、地図原稿が、濃い色の地図原稿である第1の地図原稿と判定され、かつ、中濃度成分から高濃度成分までの割合が低濃度成分の割合より低い場合に、地図原稿が、淡い色の地図原稿である第2の地図原稿と判定される。そして、この第1の地図原稿の原稿画像に対し、第2の地図原稿の原稿画像に対するエッジ強調の度合いよりも小さい度合いのエッジ強調となるエッジ強調処理がエッジ強調処理手段によって行われる。
このように、低濃度成分の割合に対する中濃度成分から高濃度成分までの割合の高低に基づいて、第1の地図原稿と第2の地図原稿とが区別されるため、地図原稿の種類の判定を容易に行うことができる。また、第1の地図原稿の原稿画像に対して、第2の地図原稿に対してよりも度合いが小さいエッジ強調処理が行われるため、濃い色の地図原稿(第1の地図原稿)の複写画像の視認性が、当該エッジ強調処理によって低下することを防止できる。
請求項記載の発明によれば、原稿特性判別手段によって、ヒストグラムにおける度数の総計を示す全体度数に対する当該ヒストグラムにおける所定濃度未満の度数の合計を示す部分度数の割合が、所定値未満である場合の地図原稿が第1の地図原稿と判定され、かつ、所定値未満でない場合の地図原稿が第2の地図原稿と判定される。よって、ヒストグラムを用いて、地図原稿の種類の判定をより容易に行うことができる。
請求項記載の発明によれば、濃度分布特性作成手段によって作成されたシアン、マゼンタ及びイエローの各色に対するヒストグラムに基づいて、全体度数に対する部分度数の割合が所定値未満であるか否かの判別が各色に対して原稿特性判別手段によって行われ、当該割合が所定値未満であると判別された色の数が2以上の場合に第1の地図原稿と判定され、その他の場合に第2の地図原稿と判定される。よって、これらシアン、マゼンタ及びイエローといった複数のヒストグラムを用いて、地図原稿の種類の判定をより確実に行うことができる。
請求項記載の発明によれば、エッジ強調処理に加えて、第1及び第2の地図原稿それぞれの原稿画像に対するガンマ補正処理も施すことができるため、地図原稿の種類に応じた、より好適な複写画像を得ることができる。
請求項記載の発明によれば、第1の地図原稿は外国製地図であり、前記第2の地図原稿は日本製地図であるため、地図原稿を当該外国製地図と日本製地図とに区別できる。
以下、本発明に係る画像処理装置の一例としての複写機について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る画像処理装置の一例である複写機1の内部構成を概略的に示す断面図である。複写機1は、本体部2と、本体部2の左方に配設されたスタックトレイ3と、本体部2の上部に配設された原稿読取部5と、原稿読取部5の上方に配設された原稿給送部6とを備えている。また、複写機1のフロント部には、ユーザが印刷実行指示を入力するためのスタートキー471と、印刷部数等を入力するためのテンキー472と、各種複写動作の設定等を入力するための操作ガイド情報等が表示されるともに、各種操作指令を入力するための種々の操作ボタン(例えば、後述する地図モードの設定に関する入力を行うための地図モードボタン)等が表示される液晶表示器(LCD)等からなる表示器473(ディスプレイ)とを備えた操作部47が設けられている。
原稿読取部5は、CCD(Charge Coupled Device)センサ及び露光ランプ等からなるスキャナ51と、ガラス等の透明部材により構成された原稿台52(プラテンガラス)及び原稿読取スリット53とを備える。スキャナ51は、図略の駆動部によって移動可能に構成され、原稿台52に載置された原稿を読み取る場合には原稿台52に対向する位置に移動され、原稿画像を走査しつつ取得した画像データを後述する制御部10(あるいは、画像メモリ7、HDD8又は画像処理部11)へ出力する。また、スキャナ51は、原稿給送部6により搬送された原稿を読み取る場合には原稿読取スリット53と対向する位置に移動され、原稿読取スリット53を介して原稿給送部6による原稿の搬送動作と同期して原稿の画像を取得し、当該画像に対する画像データを制御部10へ出力する。
原稿給送部6は、原稿を載置するための原稿載置部61と、画像読み取り後の原稿を排出するための原稿排出部62と、原稿載置部61に載置された原稿を1枚ずつ順に繰り出して原稿読取スリット53に対向する位置へ搬送し、原稿排出部62へ排出するための給紙ローラ及び搬送ローラ等からなる原稿搬送機構63を備える。また、原稿給送部6は可倒式に構成されており、原稿台52の上面を開放するように上方に持ち上げることによって、原稿台52の上面に、読み取り原稿、例えば見開き状態にされた地図原稿等を載置することが可能に構成されている。
本体部2は、それぞれサイズが異なる用紙を収納する複数の給紙カセット461と、給紙カセット461から用紙を1枚ずつ繰り出して後述する記録部40へ搬送する給紙ローラ462と、給紙カセット461から搬送されてきた用紙に、モノクロ画像又はカラー画像を形成する記録部40とを備えている。
記録部40は、スキャナ51で取得された画像データに基づいてレーザ光を出力して感光体ドラム43を露光し、当該感光体ドラム43の表面に静電潜像を形成する光学ユニット42と、上記静電潜像に基づいて感光体ドラム43上に、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)及びブラック(K)の各色のトナー像を形成する画像形成部44と、感光体ドラム43上のトナー像を用紙に転写する転写部41と、トナー像が転写された用紙を加熱してトナー像を用紙に定着させる定着部45と、記録部40内の用紙搬送路中に設けられた搬送ローラ等によって用紙を搬送してスタックトレイ3又は排出トレイ48へ排出する用紙搬送装置46とを備えている。なお、上記シアン、マゼンタ、イエロー及びブラックの各色に対するトナーの供給は、図略のトナー供給容器(トナーカートリッジ)から行われる。
図2は、図1に示す複写機1の概略構成を示すブロック図である。複写機1は、装置全体の動作制御を司る制御部10を備えており、この制御部10は、スキャナ51等からなる原稿読取部5、原稿搬送機構63等からなる原稿給送部6、画像形成部44等からなる記録部40、スタートキー471、テンキー472等の操作キーや表示器473等からなる操作部47、画像メモリ7、HDD8、ネットワークI/F部9及び画像処理部11が接続されている。
画像メモリ7は、原稿読取部5によって読み取られた地図原稿等の原稿の画像データ、あるいは、後述するネットワークI/F部9を介して図略の外部装置から送信されてきた画像データを一時的に記憶するメモリである。
HDD(Hard Disk Drive)8は、原稿読取部5によって読み取られた画像データ及び外部装置から送信されてきた画像データ並びに当該画像データに設定されている出力形式等が記憶される記憶装置である。
ネットワークI/F部9は、ネットワークインタフェース(例えば10/100Base-TX)等を用い、LANなどのネットワークを介して接続された外部装置との間における種々のデータの送受信を行うものである。
画像処理部11は、原稿読取部5による原稿の読み取りによって得られた原稿画像(画像データ)に対する各種画像処理を行うものである。画像処理部11では、例えば原稿読取部5によって読み取られた原稿画像に対する画像データのA/D変換が行われ、当該A/D変換された画像データを用いて上記各種画像処理が行われる。画像処理部11は、ヒストグラム作成部111、エッジ強調処理部112及びガンマ補正処理部113を備えている。
ヒストグラム作成部111は、原稿読取部5による地図原稿の読み取りによって得られた原稿画像から、当該原稿画像の濃度分布特性を示すヒストグラムを作成するものである。ヒストグラム作成部111は、原稿読取部5において地図原稿の原稿画像がRGBデータ化された画像、すなわち、フルカラーの原稿画像から、R(赤)成分だけ抽出された画像(Rチャンネル)、G(緑)成分だけ抽出された画像(Gチャンネル)、及びB(青)成分だけ抽出された画像(Bチャンネル)のデータ(各画素データが有する輝度情報)に基づいて、地図原稿の構成色であるシアン、マゼンタ及びイエローの各色に対するヒストグラムを作成する。
図4は、日本製地図に対するヒストグラム、図5は、外国製地図の一例である欧州製地図に対するヒストグラムの一例を示す図であり、図4、5共に、(a)は、シアンのヒストグラム、(b)は、マゼンタのヒストグラム、(c)は、イエローのヒストグラムを示している。各ヒストグラムの横軸は、画像の濃度を示し、縦軸は、濃度に対する度数(頻度)、すなわち、当該濃度を有する画素データ(ピクセル)の数(要素数)を示している。
ところで、図4、5の各ヒストグラムの横軸に示すように、シアン、マゼンタ及びイエロー各色の濃度を低濃度(濃度値「0」)から高濃度(濃度値「255」)まで256段階の濃度で示し、この場合、濃度値「0」を最低濃度とし、濃度値「255」を最高濃度とする。ただし、上記ヒストグラムの横軸における、この濃度値(0〜255)における最低濃度・最高濃度の位置は、一般にいうRGB各光成分に対する256階調の濃度階調値(0階調〜255階調)における最大輝度(255階調)・真黒(0階調)の位置とは逆になっている。すなわち、図4、5のヒストグラムの横軸に示す濃度値「0」は、上記濃度階調値における「255階調」に相当し、濃度値「255」は、上記濃度階調値における「0階調」に相当する。
ヒストグラム作成部111によって作成されるヒストグラムは、地図原稿が日本製地図である場合には、図4に示すようなヒストグラムとなり、外国製地図(欧州製地図)である場合には、図5に示すようなヒストグラムとなる。
エッジ強調処理部112は、画像に含まれている輪郭部分の濃度勾配を急峻にして(コントラストを強調して)画像をシャープにする所謂エッジ強調を行うためのエッジ強調フィルタを用いて、原稿画像に対するエッジ強調処理を行うものである。図6は、エッジ強調フィルタの一例を示す図であり、(a)は、日本製地図に対するエッジ強調フィルタを示し、(b)は、外国製地図(欧州製地図)に対するエッジ強調フィルタを示している。
エッジ強調処理部112は、原稿読取部5によって読み取られた地図原稿が日本製地図である場合には、この地図原稿の原稿画像に対して、図6(a)に示すような、エッジ強調の度合いが大きくなる(強めのエッジ強調となる)エッジ強調フィルタを用いたエッジ強調処理を行い、地図原稿が外国製地図である場合には、図6(b)に示すような、エッジ強調の度合いが小さくなる(弱めのエッジ強調となる)エッジ強調フィルタを用いたエッジ強調処理を行う。このように、地図原稿の種類に応じてエッジ強調フィルタを使い分けることにより、淡い色使いの日本製地図に対しては、よりエッジ強調がなされるように度合いの大きなエッジ強調処理を行うことができ、濃い色使いの外国製地図に対しては、エッジ強調が強くなりすぎないように度合いの小さなエッジ強調処理を行うことができる。
ガンマ補正部113は、原稿画像に対するガンマ補正処理を行うものである。ここで、図7は、ガンマ補正処理に用いられる、入力信号に対する出力値(輝度)を得るための所謂ガンマ特性(曲線)の一例を示す図であり、(a)は、日本製地図に対するガンマ特性を示し、(b)は、外国製地図(欧州製地図)に対するガンマ特性を示している。
図7に示すガンマ特性の図の横軸は、256階調(0階調〜255階調)の入力階調値を示し、縦軸は、入力階調値に対する出力階調値を示している。この入力階調値は、図4、5における横軸の濃度を0階調(真黒)〜255階調(最大輝度)で示した上記濃度階調値に相当する。
ガンマ補正部113は、地図原稿が日本製地図である場合には、この地図原稿の原稿画
像に対して、図7(a)に示すようなガンマ特性を用いたガンマ補正処理を行い、地図原稿が外国製地図(欧州製地図)である場合には、図7(b)に示すようなガンマ特性を用いたガンマ補正処理を行う。このように、地図原稿の種類に応じてガンマ特性を使い分けることにより、日本製地図及び外国製地図それぞれに対する、より好適な複写画像を得ることができる。
制御部10は、複写機1の制御プログラムを記憶するROM(Read Only Memory)、一時的にデータを保管するRAM(Random Access Memory)、及び制御プログラム等を上記ROMから読み出して実行するマイクロコンピュータ等からなり、操作部47において入力された指示情報や、本装置の各所に設けられた各種センサからの検出信号に応じて装置全体の制御を行う処理を実行するものである。制御部10は、モード設定部101及び原稿特性判別部102を備えている。
モード設定部101は、地図原稿のコピーを行う場合のモード(以降、地図モードという)を設定するものである。この地図モードは、例えば、文書・表、写真画像、あるいはグラフィックスといった種々の原稿の画質に適したコピーを行う場合の種々のモード(以降、この種々のモードのことを総称して原稿画質モードという)の中の一つのモードである。
モード設定部101に地図モードが設定されていないときには、通常コピーを行う場合のモード(以降、通常モードという)が設定されている。モード設定部101は、例えば、ユーザによって操作部47における図略の地図モードボタンが押下されることによる入力指示に応じて上記地図モードの設定を行う。また、モード設定部101は、当該モード設定部101に地図モードが設定されると、地図原稿のコピーを行うことが可能な状態となるように複写機1各所の設定変更処理を行う。例えば、モード設定部101は、地図モードが設定されると、当該地図モードが設定されたことを示す信号を画像処理部11に出力し、画像処理部11を、後述するヒストグラムの作成やエッジ強調処理等の画像処理を行うことが可能な状態にする。
原稿特性判別部102は、ヒストグラム作成部111によって作成されたヒストグラムに基づいて、読み取られた地図原稿の原稿画像の特性を判別し、地図原稿の種類、すなわち、地図原稿が日本製地図であるか外国製地図であるかの判定を行うものである。
図4、5に示すヒストグラムを用いて、上記日本製地図及び外国製地図の判定について説明する。ここで、日本製地図に対しては例えば図4(c)に示すヒストグラムを用い、
外国製地図に対しては例えば図5(c)のヒストグラムを用いることとする。
図4(c)、図5(c)のヒストグラムに示すように、原稿画像の濃度分布を、濃度値が「0」以上「50」未満である低濃度領域A、濃度値が「50」以上「206」以下である中濃度領域B、及び濃度値が「206」を超え「255」以下である高濃度領域Cの3つの領域に分けるとすると、原稿特性判別部102は、濃度分布における全濃度成分(低濃度、中濃度、高濃度領域A、B、Cを合わせた領域の合計度数)に対する中濃度成分から高濃度成分まで(中濃度領域Bと高濃度領域Cとを合わせた領域の合計度数)の割合が、低濃度成分(低濃度領域Aの度数)の割合より高い場合の地図原稿を、濃い色使いの(濃い色の)地図原稿である外国製地図と判定し、かつ、中濃度成分から高濃度成分までの割合が低濃度成分の割合より低い場合の地図原稿を、淡い色使いの(淡い色の)地図原稿である日本製地図と判定する。
すなわち、原稿特性判別部102は、ヒストグラムの度数の総計を示す全体度数(ヒストグラムの全要素数)に対する、当該ヒストグラムにおける所定濃度未満の濃度における度数の合計を示す部分度数(ヒストグラムの部分要素数)の割合が、所定値未満である場合の地図原稿を外国製地図と判定し、かつ、全体度数に対する部分度数の割合が、所定値未満でない(所定値以上である)場合の地図原稿を日本製地図と判定する。
具体的には、例えば、図4(c)のヒストグラムに対しては、斜線領域401(低濃度領域A)と非斜線領域402(中濃度領域Bと高濃度領域Cとの合計領域)とを合わせた領域における合計度数が上記全体度数であり、斜線領域401における合計度数が上記部分度数となる。また、図5(c)のヒストグラムに対しては、同様に、斜線領域501と非斜線領域502とを合わせた領域における合計度数が上記全体度数であり、斜線領域501における合計度数が上記部分度数となる。そして、全体度数に対する部分度数の割合を「P」で表すとすると、原稿特性判別部102は、以下の式(1)に基づいて図4(c)及び図5(c)のヒストグラムにおける当該「P」の値を算出し、「P」の値が例えば65未満であれば外国製地図と判定し、65以上であれば日本製地図と判定する。
P={濃度値「50」未満における(低濃度領域Aにおける)部分度数÷全体度数}×100 ・・・式(1)
図4(c)の場合は、「P」の値が65以上と判別され、すなわち、最低濃度から最高濃度までの全濃度分布に対する、所謂白っぽい色の低濃度の割合が高いと判別され、したがって、淡い色使いの日本製地図と判定される。図5(c)の場合は、「P」の値が65未満と判別され、すなわち、全濃度分布に対する白っぽい色の低濃度の割合が低いと判別され(この場合、非斜線領域402と比べ、非斜線領域502における度数が大きくなっている)、したがって、濃い色使いの外国製地図と判定される。
原稿特性判別部102は、このようにして、シアン、マゼンタ及びイエローの各色に対する日本製地図又は外国製地図の判定を行う。ただし、原稿特性判別部102は、各色に対するヒストグラムに基づいて上記「P」の値が65未満であるか否かの判別を各色に対して行い、「P」の値が65未満であると判別された色の数が2つ以上となる場合、すなわち、3つの色において「P」の値が65未満となる色の数が多くなる場合を外国製地図と判定し、その他の場合を日本製地図と判定する。
例えば、シアン、マゼンタ及びイエローの各色に対する「P」を、それぞれ「PC」、「PM」、「PY」とし、或る地図原稿に対して、上記式(1)によって例えばPC:66、PM:32、PY:27と算出されたとすると、この場合、シアンのヒストグラムは日本製地図、マゼンタのヒストグラムは外国製地図、及びイエローのヒストグラムは外国製地図であると判別される。したがって、3色のうちで日本製地図と判別された色の数:1個、外国製地図と判別された色の数:2個となるため、当該地図原稿は外国製地図であると判定される。日本製地図と判別された色の数:2個、外国製地図と判別された色の数:1個となる場合には、地図原稿は日本製地図であると判定され、また、3つの色が全て例えば外国製地図であると判別された場合は、当該地図原稿は外国製地図であると判定されることはいうまでもない。
なお、本実施形態においては、「P」の値が所定値以上となる淡い色使いの地図を日本製地図と称して(判定して)いるが、読み取った地図原稿が実際には日本製地図であったとしても、原稿特性判別部102による判別の結果、「P」の値が所定値未満となり濃い色使いの地図であると判別された場合には、これを外国製地図と称するものとする。
図3は、地図モードにおける複写機の動作の一例を示すフローチャートである。まず、操作部47の地図モードボタンが押下されることによる入力指示に基づいて、モード設定部101に地図モードが設定される(ステップS1)。次に、原稿読取部5によって地図原稿の読み取りが行われる(ステップS2)。そして、ヒストグラム作成部111によって、地図原稿の読み取りによって得られた原稿画像からシアン、マゼンタ及びイエローの各色に対するヒストグラムが作成され(ステップS3)、この各ヒストグラムに基づいて
、地図原稿の種類、すなわち、日本製地図であるか外国製地図(欧州製地図)であるかの
判定が原稿特性判別部102によって行われる(ステップS4)。
地図原稿が外国製地図である場合には(ステップS5のYES)、エッジ強調処理部112によって、エッジ強調の度合いが小さい例えば図6(b)に示すエッジ強調フィルタを用いたエッジ強調処理が行われ(ステップS6)、さらに、ガンマ補正処理部113によって、例えば図7(b)に示すガンマ特性を用いたガンマ補正処理が行われる(ステップS7)。地図原稿が日本製地図である場合には(ステップS5のNO)、エッジ強調処理部112によって、エッジ強調の度合いが大きい例えば図6(a)に示す外国製地図用のエッジ強調フィルタを用いたエッジ強調処理が行われ(ステップS8)、さらに、ガンマ補正処理部113によって、例えば図7(a)に示す日本製地図用のガンマ特性を用いたガンマ補正処理が行われる(ステップS9)。
以上のとおり、本発明の画像処理装置によれば、地図として作成された地図原稿が原稿読取部5によって読み取られ、この読み取られた原稿画像のヒストグラム(濃度分布特性)がヒストグラム作成部111によって作成される。そして、ヒストグラム作成部111によって作成されたヒストグラムに基づいて、地図原稿の特性が原稿特性判別部102によって判別され、この判別結果に応じて、原稿画像に対するエッジ強調の度合いが変更されたエッジ強調処理がエッジ強調処理部112によって行われる。そして、当該エッジ強調処理が施された原稿画像が記録部40によって用紙に印刷される。このように、読み取られた地図原稿の特性に基づいて各原稿画像に対するエッジ強調処理が行われ、このエッジ強調処理が行われた原稿画像が印刷されるため、よって、地図原稿の種類に応じた好適な複写画像を得ることができる。
また、原稿特性判別部102によって、ヒストグラムにおける全濃度成分に対する中濃度成分から高濃度成分までの割合が低濃度成分の割合より高い場合の地図原稿が、濃い色の地図原稿である外国製地図(第1の地図原稿)と判定され、かつ、中濃度成分から高濃度成分の割合が低濃度成分の割合より低い場合の地図原稿が、淡い色の地図原稿である日本製地図(第2の地図原稿)と判定される。そして、この外国製地図の原稿画像に対して、日本製地図の原稿画像に対するエッジ強調の度合いよりも小さい度合いのエッジ強調となるエッジ強調処理がエッジ強調処理部112によって行われる。このように、低濃度成分の割合に対する中濃度成分から高濃度成分の割合の高低に基づいて、外国製地図と日本製地図とが区別されるため、よって、地図原稿の種類の判定を容易に行うことができる。
また、外国製地図の原稿画像に対して、日本製地図に対してよりも度合いが小さいエッ
ジ強調処理が行われるため、濃い色の地図原稿(外国製地図)の複写画像の視認性が、当
該エッジ強調処理によって低下するのを防止することができる。
また、原稿特性判別部102によって、ヒストグラムにおける度数の総計を示す全体度数に対する、当該ヒストグラムにおける所定濃度未満の度数の合計を示す部分度数の割合が、所定値未満である場合の地図原稿が外国製地図と判定され、かつ、所定値未満でない場合の地図原稿が日本製地図と判定される。よって、ヒストグラムを用いて、地図原稿の種類の判定をより容易に行うことができる。
また、ヒストグラム作成部111によって作成されたシアン、マゼンタ及びイエローの各色に対するヒストグラムに基づいて、全体度数に対する部分度数の割合が所定値未満であるか否かの判別が各色に対して原稿特性判別部102によって行われ、当該割合が所定値未満であると判別された色の数が2以上の場合に外国製地図と判定され、その他の場合に日本製地図と判定される。よって、これらシアン、マゼンタ及びイエローといった複数のヒストグラムを用いて、地図原稿の種類の判定をより確実に行うことができる。
また、エッジ強調処理に加えて、外国製地図及び日本製地図それぞれの原稿画像に対するガンマ補正処理も施すことができるため、よって、地図原稿の種類に応じた、より好適な複写画像を得ることができる。
なお、本発明は以下の態様をとることができる。
(A)本実施形態においては、シアン、マゼンタ及びイエローの各色に対する3つのヒストグラムを作成し、当該3つのヒストグラムに基づいて地図原稿の種類の判定を行う構成であるが、3つ未満又は4つ以上の個数のヒストグラムを作成して地図原稿の種類の判定を行う構成であってもよい。4つ以上のヒストグラムを作成する場合、例えばヒストグラムを5つ(奇数個)作成し、全体度数に対する部分度数の割合が、所定値(例えば65)未満であるか否かの判別を各色に対して行い、当該割合が所定値未満であると判別された色の数が3以上となる場合(多くなる場合)に外国製地図と判定し、そうでない場合を日本製地図と判定するような構成であってもよい。なお、5つより多い奇数個のヒストグラムを作成する場合も同様にして日本製地図又は外国製地図の判定を行ってもよい。
(B)本実施形態においては、原稿画像に対してエッジ強調処理を行うとともに、ガンマ補正処理を行う構成であるが、ガンマ補正処理は行わない構成であってもよい。あるいは、エッジ強調処理の他に、ガンマ補正処理以外の画像処理を行う構成であってもよい。また、エッジ強調処理を行うとともに、ガンマ補正処理、及びガンマ補正処理以外の画像処理を行う構成であってもよい。
(C)本実施形態においては、濃度分布(ヒストグラム)を低濃度、中濃度、高濃度領域A、B、Cの3つに区分し、全濃度領域における全体度数に対する、低濃度領域Aにおける部分度数の割合によって外国製地図又は日本製地図の判別を行う構成であるが、全濃度領域における全体度数に対する、中濃度領域Bあるいは高濃度領域Cの部分度数によって当該判別を行う構成であってもよい。また、全濃度領域における全体度数に対する、低濃度領域Aと中濃度領域Bとを合わせた領域あるいは、これ以外の各濃度領域が組み合わされてなる領域の部分度数によって、当該判別を行う構成であってもよい。
(D)本実施形態においては、濃度分布を低濃度、中濃度、高濃度領域A、B、Cの3つの領域に区分しているが、3つより多い領域、あるいは2つの領域(例えば低濃度と高濃度との2つの領域)に区分してもよい。この場合も、上記(C)の態様と同様にして、全体度数に対する、各濃度領域(又はこの組み合わせによる領域)の部分度数の割合によって、外国製地図又は日本製地図の判別を行う構成であってもよい。
本発明の一実施形態に係る画像処理装置の一例である複写機の内部構成を概略的に示す断面図である。 複写機の概略構成を示すブロック図である。 地図モードにおける複写機の動作の一例を示すフローチャートである。 日本製地図に対するヒストグラムの一例を示す図であり、(a)は、シアンのヒストグラム、(b)は、マゼンタのヒストグラム、(c)は、イエローのヒストグラムを示す図である。 外国製地図の一例である欧州製地図に対するヒストグラムの一例を示す図であり、(a)は、シアンのヒストグラム、(b)は、マゼンタのヒストグラム、(c)は、イエローのヒストグラムを示す図である。 エッジ強調フィルタの一例を示す図であり、(a)は、日本製地図に対するエッジ強調フィルタを示し、(b)は、外国製地図(欧州製地図)に対するエッジ強調フィルタを示す図である。 ガンマ補正処理に用いられるガンマ特性の一例を示す図であり、(a)は、日本製地図に対するガンマ特性を示し、(b)は、外国製地図(欧州製地図)に対するガンマ特性を示す図である。
符号の説明
1 複写機(画像処理装置)
5 原稿読取部(読み取り手段)
6 原稿給送部
7 画像メモリ
8 HDD
10 制御部
101 モード設定部
102 原稿特性判別部(原稿特性判別手段)
11 画像処理部
111 ヒストグラム作成部(濃度分布特性作成手段)
112 エッジ強調処理部(エッジ強調処理手段)
113 ガンマ補正処理部(ガンマ補正処理手段)
40 記録部(印刷手段)
47 操作部
473 表示器

Claims (5)

  1. 地図として作成された地図原稿の読み取りを行う読み取り手段と、
    前記読み取り手段によって読み取られた原稿画像の濃度分布特性を作成する濃度分布特性作成手段と、
    前記濃度分布特性作成手段によって作成された濃度分布特性に基づいて、前記地図原稿の特性を判別する原稿特性判別手段と、
    前記原稿特性判別手段による判別結果に応じて、前記原稿画像に対するエッジ強調の度合いを変更して該原稿画像に対するエッジ強調処理を行うエッジ強調処理手段と、
    前記エッジ強調処理手段によってエッジ強調処理が施された原稿画像を用紙に印刷する印刷手段とを備え
    前記原稿特性判別手段は、前記濃度分布特性における全濃度成分に対する中濃度成分から高濃度成分までの割合が低濃度成分の割合より高い場合に前記地図原稿を濃い色の地図原稿である第1の地図原稿と判定し、かつ、前記中濃度成分から高濃度成分までの割合が低濃度成分の割合より低い場合に前記地図原稿を淡い色の地図原稿である第2の地図原稿と判定し、
    前記エッジ強調処理手段は、前記第1の地図原稿の原稿画像に対し、前記第2の地図原稿の原稿画像に対するエッジ強調の度合いよりも小さい度合いのエッジ強調となるエッジ強調処理を行うことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記濃度分布特性は、前記原稿画像における画像の濃度と該濃度に対する度数との情報を有するヒストグラムであり、
    前記原稿特性判別手段は、前記ヒストグラムにおける度数の総計を示す全体度数に対する前記ヒストグラムにおける所定濃度未満の度数の合計を示す部分度数の割合が所定値未満である場合の地図原稿を前記第1の地図原稿と判定し、かつ、前記全体度数に対する前記部分度数の割合が所定値未満でない場合の地図原稿を前記第2の地図原稿と判定することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記濃度分布特性作成手段は、前記原稿画像からシアン、マゼンタ及びイエローの各色
    に対する前記ヒストグラムを作成し、
    前記原稿特性判別手段は、前記各色に対するヒストグラムに基づいて前記割合が所定値未満であるか否かの判別を各色に対して行い、前記割合が所定値未満であると判別された色の数が2以上の場合に前記地図原稿を前記第1の地図原稿と判定し、その他の場合に前記地図原稿を前記第2の地図原稿と判定することを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  4. 前記第1及び第2の地図原稿それぞれの原稿画像に対するガンマ補正処理を行うガンマ補正処理手段をさらに備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像処理装置。
  5. 前記第1の地図原稿は、外国製地図であり、前記第2の地図原稿は、日本製地図であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の画像処理装置。
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