JP2009159119A - 画像処理装置、画像読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】多値画像データを圧縮する圧縮形式に基づく符号化処理及び2値画像データを圧縮する圧縮形式に基づく符号化処理が実行可能な画像処理装置、及び該画像処理装置を備えた画像読取装置において、利便性を向上することのできる技術を提供する。
【解決手段】ACS部により検出されたモノクロ原稿の縮小画像の一覧を示す入力画面G2が表示され、該画面G2で或るモノクロ原稿の縮小画像に対して操作されると、当該モノクロ原稿の縮小画像と、該モノクロ画像の画像データに対してJPEG圧縮形式の符号化処理を実行させる仮指示を入力するための「白黒グレー」ボタン、該画像データに対してMMR圧縮形式の符号化処理を実行させる仮指示を入力するための「白黒2階調」ボタン、符号化処理の種類(保存形式)を複合機に選択させて符号化処理を実行させる指示を入力するための「自動設定」ボタンを有する入力画面が表示される。
【選択図】図4

Description

本発明は、多値画像データを圧縮する圧縮形式に基づく符号化処理及び2値画像データを圧縮する圧縮形式に基づく符号化処理が実行可能な画像処理装置、及び該画像処理装置を備えた画像読取装置に関するものである。
従来、カラーデジタル複写機において、画像読取部により読み取られた画像がモノクロ(白黒)画像であるかカラー画像であるかをACS(Auto Color Selection)処理により自動的に判別する技術が搭載されているものがある。さらに、当該複写機が外部機器(例えばパーソナルコンピュータ(以下、PCという))に画像データを送信する場合において、前記ACS処理の結果、前記画像がモノクロ画像であると判定したときに、2値の画像データを圧縮するMMR(Modified Modified Read)圧縮形式で符号化処理を行うか、多値の画像データを圧縮するJPEG圧縮形式で符号化処理を行うかをユーザが選択できる機能が搭載された複写機も商品化されている。
一方、下記特許文献1には、ACS処理では赤と黒との2色で構成された2色原稿であるか否かの判定は行わないことに起因して、ACSモード時には2色原稿であってもフルカラーモードと同一処理を行っていたという問題点に鑑み、画像データのカラー情報から、フルカラー原稿、ブラック原稿及び2色原稿のいずれであるかを、ヒストグラム情報と色差レベル情報とを用いて判定し、その判定結果に応じた画像処理を実行する技術が開示されている。
特開2007−97169号公報
ところで、前記画像がモノクロ画像である場合に、符号化処理の種類をユーザが選択できる機能が搭載された前記複写機においては、この符号化処理の種類を選択する機能の利便性を向上することが強く要求されていた。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、多値画像データを圧縮する圧縮形式に基づく符号化処理及び2値画像データを圧縮する圧縮形式に基づく符号化処理が実行可能な画像処理装置、及び該画像処理装置を備えた画像読取装置において、利便性を向上することのできる技術を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、多値画像データを圧縮する第1の圧縮形式に基づく第1の符号化処理と、2値画像データを圧縮する第2の圧縮形式に基づく第2の符号化処理と、前記各符号化処理後の画像データをファイル化するファイル生成処理とが実行可能な画像処理装置であって、モノクロ画像としてファイル化すべき画像に対して実行する符号化処理を、前記第1及び第2の符号化処理の中から選択する入力を行うための入力操作部と、モノクロ画像としてファイル化すべき画像に対して実行する符号化処理が前記入力操作部により入力されると、その画像に対し、前記入力操作部により入力された符号化処理を実行する符号化処理部と、前記符号化処理部による符号化処理後の画像データをファイル化するファイル生成部とを備え、前記入力操作部は、表示部と第1及び第2の入力部とを備え、前記表示部は、モノクロ画像としてファイル化すべき前記画像を一覧形式で示した一覧表示画面を表示し、前記第1の入力部は、前記表示部に表示された画像の中から所望の画像を指定する入力を行うためのものであり、前記表示部は、前記第1の入力部により指定された画像に対して実行する符号化処理を、前記第1及び第2の符号化処理のうちから選択する入力を行わせる入力画面を表示し、前記第2の入力部は、前記入力画面において前記第1及び第2の符号化処理のうちから選択する入力を行うためのものである画像処理装置である。
この発明によれば、モノクロ画像としてファイル化すべき画像を一覧形式で示した一覧表示画面を表示部に表示し、前記一覧表示画面で示された画像の中から所望の画像を指定する入力を行えるようにしたので、前記一覧表示画面が表示されない場合に比して、所望の画像に対して実行する符号化処理を速やかに選択することが可能となり、高い利便性を有する画像処理装置を実現することができる。
モノクロ画像としてファイル化すべき画像とは、例えば請求項2に記載の発明のように、当該画像処理装置が取得した画像データにより構成される画像がモノクロ画像であるか否かを判別する機能を当該画像処理装置に搭載した場合に、その判別機能によりモノクロ画像であると判断された画像であり、この場合、表示部は、前記判別部によりモノクロ画像であると判断された画像を、モノクロ画像としてファイル化すべき画像として一覧形式で示した一覧表示画面を表示し、前記入力操作部は、前記判別部によりモノクロ画像であると判別された画像に対して実行する符号化処理を、前記第1及び第2の符号化処理の中から選択する入力を行うためのものとして機能するとよい。
また、前記判別処理は、例えば請求項3に記載の発明のようにACS処理が想定される。
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載の画像処理装置において、前記符号化処理部は、モノクロ画像としてファイル化すべき画像を構成する画像データに対して前記第1の符号化処理を行う第1の符号化処理部と、モノクロ画像としてファイル化すべき画像を構成する画像データに対して前記第2の符号化処理を行う第2の符号化処理部とを含み、前記入力操作部は、前記表示部に表示された画像の中から指定された画像に対して実行する符号化処理を、前記第1の符号化処理と第2の符号化処理とのうちから選択する選択処理を当該画像処理装置に行わせる指示を入力するための第3の入力部を更に備え、前記第3の入力部により前記指示が入力されると、前記第1の入力部により指定された画像に対して実行する符号化処理を、前記第1の符号化処理と第2の符号化処理とのうちから選択する選択処理を実行する選択処理部を備えるものである。
この発明によれば、前記表示部に表示された画像の中から指定された画像に対して実行する符号化処理を、前記第1の符号化処理と第2の符号化処理とのうちから選択する選択処理を当該画像処理装置に行わせる指示を入力するための第3の入力部を更に備えたので、例えば前記表示部に表示された画像に対して前記第1の符号化処理を行うのが適切であるのか第2の符号化処理を行うのが適切であるのかの判断がユーザにとって困難である場合に、その判断を画像処理装置に任せることができる。これにより、より一層高い利便性を有する画像処理装置を実現することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の画像処理装置において、前記選択処理部は、前記第1の符号化処理部による第1の符号化処理後の画像データのデータ量を第1のデータ量とするとともに、前記第2の符号化処理部による第2の符号化処理後の画像データのデータ量又は該データ量に関連するデータ量を第2のデータ量としたとき、前記第1のデータ量と第2のデータ量との大小を比較する比較処理を行うデータ量比較部を備え、前記データ量比較部により前記第1のデータ量が前記第2のデータ量より小さいと判断されたときには、前記第1の符号化処理部による第1の符号化処理を選択し、前記データ量比較部により前記第2のデータ量が前記第1のデータ量より小さいと判断されたときには、前記第2の符号化処理部による第2の符号化処理を選択するものである。
この発明によれば、前記第3の入力部により、前記第1の符号化処理と第2の符号化処理とのうちから選択する処理を当該画像処理装置に行わせる指示が入力された場合に、この選択処理を自動的に実行する具体的な構成を実現することができる。
そして、前記選択処理を自動的に実行する場合において次のような効果が得られる。すなわち、モノクロ画像を構成する画像データに対して符号化処理を行う場合、2値画像データを圧縮する前記第2の符号化処理の方が、多値画像データを圧縮する前記第1の符号化処理より適しているが、前記第1の符号化処理後の画像データのデータ量が、前記第2の符号化処理後の画像データのデータ量より小さい場合には、前記第1の符号化処理後の画像データがファイル化されることにより、該モノクロ画像のファイルの容量(ファイルサイズ)を、前記第2の符号化処理後の画像データをファイル化する場合より小さくすることができる。
一方、前記第2の符号化処理後の画像データのデータ量が、前記第1の符号化処理後の画像データのデータ量より小さい場合には、モノクロ画像を構成する画像データに対して符号化処理を行う場合に、その符号化処理として好適な第2の符号化処理が採用される。
これにより、画像がモノクロ画像である場合に、該画像の画質低下をできるだけ回避又は抑制しつつ、該画像をファイル化してなるファイルの容量(ファイルサイズ)をより小さくすることができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1ないし5のいずれかに記載の画像処理装置において、前記入力操作部は、モノクロ画像としてファイル化すべき前記画像についての濃度を設定する濃度設定部を更に備えるものである。
この発明によれば、モノクロ画像としてファイル化すべき前記画像についての濃度を設定する濃度設定部を更に備えたので、符号化処理の種類だけでなく画像の濃度もユーザが設定することができる。
請求項7に記載の発明は、請求項1ないし6のいずれかに記載の画像処理装置において、前記第1の圧縮形式を、JPEG圧縮形式とし、前記第2の圧縮形式を、MMR圧縮形式としたものである。
この発明によれば、前記第1の圧縮形式をJPEG圧縮形式とし、前記第2の圧縮形式をMMR圧縮形式としたものにおいて、請求項1ないし6のいずれか記載の発明が特に有効なものとなる。
請求項8に記載の発明は、原稿の画像を読み取る画像読取部と、請求項1ないし7のいずれかに記載の画像処理装置とを備え、前記画像処理装置は、前記画像読取部の読取動作により得られた画像データをファイル化するものである画像読取装置である。
本発明によれば、前記画像読取装置において、請求項1ないし7のいずれかに記載の発明による作用が得られる。
本発明によれば、多値画像データを圧縮する圧縮形式に基づく符号化処理及び2値画像データを圧縮する圧縮形式に基づく符号化処理が実行可能な画像処理装置及び該画像処理装置を備えた画像読取装置における利便性を向上することができる。
以下、本発明に係る画像形成装置の一実施形態である複合機を第1の実施形態として図面に基づき説明する。図1は、複合機の内部構成を概略的に示す側面図である。複合機1は、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能及びファクシミリ機能等の機能を兼ね備えたものであり、本体部2と、本体部2の左方に配設されたスタックトレイ3と、本体部2の上部に配設された原稿読取部4と、原稿読取部4の上方に配設された原稿給送部5とを有している。
また、複合機1のフロント部には、操作部6が設けられている。この操作部6には、ユーザが印刷実行指示を入力するためのスタートキー7と、印刷部数等を入力するためのテンキー8と、各種複写動作の操作ガイド情報等を表示し、これら各種設定入力用にタッチパネル機能を有する液晶ディスプレイ等からなる表示部9と、表示部9で設定された設定内容等をリセットするリセットキー10と、実行中の印刷(画像形成)動作を停止させるためのストップキー11と、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能及びファクシミリ機能を切り換えるための機能切換キー12とが備えられている。
原稿読取部4は、CCD(Charge Coupled Device)センサ及び露光ランプ等からなるスキャナ部13と、ガラス等の透明部材により構成された原稿台14及び原稿読取スリット15とを備える。スキャナ部13は、図略の駆動部によって移動可能に構成され、原稿台14に載置された原稿を読み取るときは、原稿台14に対向する位置で原稿面に沿って移動され、原稿画像を走査しつつ取得した画像データを制御部35(図2)へ出力する。また、原稿給送部5により給送された原稿を読み取るときは、原稿読取スリット15と対向する位置に移動され、原稿読取スリット15を介して原稿給送部5による原稿の搬送動作と同期して原稿の画像を取得し、その画像データを制御部35へ出力する。
原稿給送部5は、原稿を載置するための原稿載置部16と、画像読み取り済みの原稿を排出するための原稿排出部17と、原稿載置部16に載置された原稿を1枚ずつ繰り出して原稿読取スリット15に対向する位置へ搬送し、原稿排出部17へ排出するための給紙ローラや搬送ローラ(図示せず)等からなる原稿搬送機構18を備える。原稿搬送機構18は、さらに原稿を表裏反転させて原稿読取スリット15と対向する位置へ再搬送する用紙反転機構(図示せず)を備え、原稿の両面の画像を、原稿読取スリット15を介してスキャナ部13から読取可能にしている。
また、原稿給送部5は、その前面側が上方に移動可能となるように本体部2に対して回動自在に設けられている。原稿給送部5の前面側を上方に移動させて原稿台14の上面を開放することにより、原稿台14の上面に読み取り原稿、例えば見開き状態にされた書籍等を操作者が載置できるようになっている。
本体部2は、複数の給紙カセット19と、給紙カセット19から記録紙を1枚ずつ繰り出して画像形成部21へ搬送する給紙ローラ20と、給紙カセット19から搬送されてきた記録紙に画像を形成する画像形成部21とを備える。
画像形成部21は、スキャナ部13で取得された画像データに基づきレーザ光等を出力して感光体ドラム22を露光する光学ユニット23と、感光体ドラム22上にトナー像を形成する現像部24と、感光体ドラム22上のトナー像を記録紙に転写する転写部25と、トナー像が転写された記録紙を加熱してトナー像を記録紙に定着させる一対のローラ26,27からなる定着装置28と、画像形成部21内の用紙搬送路中に設けられ、記録紙をスタックトレイ3又は排出トレイ29まで搬送する搬送ローラ対30,31等とを備える。
また、記録紙の両面に画像を形成する場合は、画像形成部21で記録紙の一方の面に画像を形成した後、この記録紙を排出トレイ29側の搬送ローラ対30にニップされた状態とする。この状態で搬送ローラ対30を反転させて記録紙をスイッチバックさせ、記録紙を用紙搬送路32に送って画像形成部21の上流域に再度搬送し、画像形成部21により他方の面に画像を形成した後、記録紙をスタックトレイ3又は排出トレイ29に排出する。
図2は、複合機1の電気的な構成を示すブロック図である。尚、図1に示した各部と同一のものには同一の符号を付して詳細な説明は省略する。複合機1は、原稿読取部4、原稿給送部5、操作部6、画像形成部21、画像処理部33、通信部34及び制御部35を備えて構成される。なお、原稿読取部4、原稿給送部5、操作部6及び画像形成部21は、図1に示すものにそれぞれ相当している。
画像処理部33は、画像データに関する各種画像処理を行うものである。例えば、画像処理部33は、原稿読取部4によって取得された画像データや、ネットワーク接続されたパーソナルコンピュータ、公衆回線で接続されたファクシミリ装置等から通信部34を介して転送されてくる画像データに対して、レベル補正、ガンマ補正等の補正処理、画像データの圧縮又は伸長処理、拡大又は縮小処理などの画像加工処理を行う。
通信部34は、ネットワークインターフェースを用い、ネットワークを介して接続されたコンピュータやファクシミリ装置等の外部装置との間で種々のデータの送受信を行うものである。
制御部35は、複合機1の全体動作制御を司るものであり、CPU等によって構成される。原稿読取部4、原稿給送部5、操作部6、画像形成部21、画像処理部33、通信部34は、制御部35による制御の下で動作する。制御部35は、ユーザから操作部6に入力された各種の指示信号等に応じて、図略のROM又はHDDに記憶されている動作制御プログラムに基づいた処理を実行し、各機能部への指示信号の出力、データ転送等を行って複合機1を統括的に制御する。
また、制御部35は、原稿読取部4の読取動作で得られた画像データをファイル化して、当該複合機1に接続されたコンピュータ等に送信する場合に、このファイル化に関する機能として、ACS部36と、第1符号化処理部37と、第2符号化処理部38と、表示制御部39と、入力受付部40と、データ量比較部41と、ファイル生成部42とを備える。
ACS部36は、原稿読取部4によって読み取られた各頁の画像がモノクロ(白黒)画像であるかカラー画像であるかを判別する。ACS部36によるACS判定は、例えば以下のようにして行われる。
まず、ACS部36は、原稿読取部4によって読み取られた画像のデータについて、当該画像データの1画素毎に,それがカラー画素であるか白黒画素であるかを判定する。この判定方法は,前記画像データのR,G,B夫々の値や,判定対象画素周辺との彩差(色差)等により,前記画像データの各画素がカラーであるか白黒であるかを判定する周知の方法であるので詳細説明は省略する。ここで、ACS部36は、前記判定によりカラーと判定した場合、当該原稿におけるカラー画素数をカウントアップする。ACS部36は、当該カウントしたカラー画素数が予め設定された閾値に達すると、当該読み取られた原稿の画像がカラー画像であると判別する。また、ACS部36は、上記カラー画素又はモノクロ画素の判別対象となる残りの画素が全てカラー画素としてカウントしても上記閾値に達しないと判断すると、この時点で、当該読み取られた原稿の画像がモノクロ画像であると判別する。なお、当該ACS判定処理は、あくまでも一例であり、ACS部36によるACS判定を上記処理に限定するものではない。
第1符号化処理部37は、カラー画像及びモノクロ画像を構成する画像データに対してJPEG圧縮形式の符号化処理を行うものである。第2符号化処理部38は、モノクロ画像を構成する画像データに対してMMR圧縮形式の符号化処理を行うものである。
表示制御部39は、ACS部36によりモノクロ画像が検出された場合に、以下のような入力画面を表示部9に表示するものである。図3〜図10は、前記表示部9に表示される入力画面G1〜G8を示す図である。
図3は、ACS部36によりモノクロ画像が検出された場合に表示部9に表示される入力画面G1の一例であり、この入力画面G1では、原稿中にモノクロ原稿が含まれていた旨のメッセージと、そのモノクロ原稿の一覧表示の実行の有無を選択するための「YES」ボタン101及び「NO」ボタン102が表示されている。「YES」ボタン101は、モノクロ原稿の一覧表示の実行を行わせる入力を行うためのボタンであり、「NO」ボタン102は、モノクロ原稿の一覧表示の実行を行わせない入力を行うためのボタンである。
この入力画面G1において、「YES」ボタン101に対して操作が行われると、図4に示す入力画面G2が表示される。この入力画面G2では、ACS部36により検出されたモノクロ原稿の縮小画像の一覧と、「全選択」ボタン103と、「戻る」ボタン104とが表示されている。なお、図4は、例えば100枚の原稿束のうち4枚目、11枚目、15枚目、18枚目、20枚目、40枚目、65枚目及び80枚目の原稿がモノクロ原稿であった場合の入力画面を示している。
「全選択」ボタン103は、全てのモノクロ原稿の画像の保存形式を一括して選択するためのボタンであり、「戻る」ボタン104は、図3に示す入力画面G1を再表示させるためのボタンである。なお、保存形式は、どの圧縮形式で圧縮した画像データを保存するかを示すものであり、前記圧縮形式に相当する。一般的に、ユーザは、「圧縮形式」という表現や圧縮形式の名称よりも、「保存形式」という表現や前記圧縮形式に対応する保存形式の名称の方が理解しやすいため、図3〜図10に示す入力画面G1〜G8においては、「保存形式」という表現や保存形式の名称を表示している。
この入力画面G2において、例えば15枚目のモノクロ原稿の縮小画像に対する操作が行われると、図5に示すような入力画面G3が表示される。この入力画面G3においては、図4に示す縮小画像よりやや大きな当該モノクロ原稿の縮小画像105と、該縮小画像105を表示した旨及びどの保存形式で保存するかをユーザに尋ねる旨のメッセージと、「白黒グレー」ボタン106、「白黒2階調」ボタン107、「自動設定」ボタン108及び「戻る」ボタン109とが表示されている。
「白黒グレー」ボタン106は、当該入力画面G3に表示されているモノクロ画像の画像データに対してJPEG圧縮形式の符号化処理を実行させる仮指示を入力するためのボタンである。「白黒2階調」ボタン107は、当該入力画面G3に表示されているモノクロ画像の画像データに対してMMR圧縮形式の符号化処理を実行させる仮指示を入力するためのボタンである。「自動設定」ボタン108は、当該入力画面G3に表示されているモノクロ画像の画像データに対する保存形式(符号化処理の種類、圧縮形式)を複合機1に選択させ、選択された種類の保存形式に対応する符号化処理を実行させる指示を入力するためのボタンである。「戻る」ボタン109は、図4に示す入力画面G2を再表示させるためのボタンである。
この入力画面G3において、「白黒2階調」ボタン107に対して操作が行われると、図6に示す入力画面G4が表示部9に表示される。この入力画面G4においては、図5に示す入力画面G3で表示されたモノクロ画像に対するMMR圧縮形式の符号化処理後の画像と、MMR圧縮形式の符号化処理を実行させる指示の適否をユーザに再確認させるためのメッセージと、「OK」ボタン110及び「Cancel」ボタン111とが表示されている。
「OK」ボタン110は、MMR圧縮形式の符号化処理を実行させる本指示を入力するためのボタンである。「Cancel」ボタン111は、図5に示す入力画面G3を再度表示させる指示を入力するためのボタンである。
「OK」ボタン110に対して操作されると、図7に示す入力画面G5が表示される。この入力画面G5においては、図4に示す入力画面G4と同様の縮小画像の一覧と、「指定完了」ボタン113とが表示されている。この入力画面G5においては、保存形式が指定されたモノクロ画像の近傍に、その保存形式の名称を示す名称表示部112が設けられ、各モノクロ画像の画像データを保存する保存形式としてユーザがどの保存形式を選択したのかを一目で認識できるようにしている。「指定完了」ボタン113は、モノクロ画像の画像データを保存する保存形式の選択を終了する指示を入力するためのボタンである。
一方、図5に示す画面G3において、「自動設定」ボタン108に対して操作が行われると、図8に示す入力画面G6が表示される。この入力画面G6においては、全てのモノクロ原稿をどの保存形式で保存するかをユーザに尋ねる旨のメッセージと、「白黒グレー」ボタン114、「白黒2階調」ボタン115、「自動設定」ボタン116及び「戻る」ボタン117とが表示されている。なお、前記各ボタン114〜117の機能は、図5に示す各ボタン106〜109と略同様であるから、その説明は省略する。
「白黒グレー」ボタン114又は「白黒2階調」ボタン115に対して操作された場合には、図9に示すような入力画面G7が表示され、「自動設定」ボタン116に対して操作された場合には、図10に示すような入力画面G8が表示される。図9、図10に示す入力画面G7,G8は、操作したボタンに対応する種類の保存形式の適否をユーザに再確認させる旨のメッセージと、「OK」ボタン118,120及び「Cancel」ボタン119,121とが表示されている。
「OK」ボタン118,120に対して操作が行われると、図8に示す入力画面G6で選択した保存形式に対応する符号化処理が実行され、「Cancel」ボタン119,121に対して操作が行われると、図8に示す入力画面G6が再度表示される。
図2に戻り、入力受付部40は、図3〜図10に示す入力画面G1〜G8において操作が行われると該操作を受け付けて、その操作に対応する処理を行わせる指示を第1符号化処理部37、第2符号化処理部38、表示制御部39、データ量比較部41及びファイル生成部42に出力するものである。
データ量比較部41は、図5に示す入力画面G3や図8に示す入力画面G6において保存形式を自動設定する旨の入力が行われると、前記第1符号化処理部37による符号化処理後の画像データのデータ量と、前記第2符号化処理部38による符号化処理後の画像データのデータ量との大小を比較するものである。
ファイル生成部42は、前記第1、第2符号化処理部37,38による符号化処理後の画像データをファイル化するものである。
具体的には、ファイル生成部42は、前記ACS部36により前記画像がモノクロ画像であると判別された場合において、ユーザにより保存形式が選択されたときには、該保存形式に対応する符号化処理後の画像データをファイル化する。すなわち、ユーザにより「白黒グレー」が選択されたときには、JPEG圧縮形式の符号化処理後の画像データをファイル化し、ユーザにより「白黒2階調」が選択されたときには、MMR圧縮形式の符号化処理後の画像データをファイル化する。
また、ファイル生成部42は、前記ACS部36により前記画像がモノクロ画像であると判別された場合において、保存形式を自動設定する旨の入力が行われたときには、データ量比較部41による比較結果に応じてファイル化する画像データとその保存形式とを決定し、該画像データをファイル化する。
すなわち、データ量比較部41により前記第2符号化処理部38によるMMR圧縮形式の符号化処理後の画像データのデータ量が、前記第1符号化処理部37によるJPEG圧縮形式の符号化処理後の画像データのデータ量より小さいと判断されたときには、ファイル生成部42は、前記第2符号化処理部38に前記MMR圧縮形式の符号化処理後の画像データをファイル化する。また、データ量比較部41により前記第2符号化処理部38によるMMR圧縮形式の符号化処理後の画像データのデータ量が、前記第1符号化処理部37によるJPEG圧縮形式の符号化処理後の画像データのデータ量より大きいと判断された場合には、ファイル生成部42は、前記第1符号化処理部37によるJPEG圧縮形式の符号化処理後の画像データをファイル化する。
なお、データ量比較部41により前記第2符号化処理部38によるMMR圧縮形式の符号化処理後の画像データのデータ量が、前記第1符号化処理部37によるJPEG圧縮形式の符号化処理後の画像データのデータ量と同一である場合、本実施形態では、ファイル生成部42は、前記第1符号化処理部37によるJPEG圧縮形式の符号化処理後の画像データをファイル化する。
さらに、ファイル生成部42は、前記ACS部36により前記画像がカラー画像であると判別された場合には、前記第1符号化処理によるJPEG圧縮形式の符号化処理後の画像データをファイル化する。
図11は、制御部35による画像データのファイル化に関連する処理のフローチャートを示す図である。なお、以下の説明においては、各原稿の画像データに対する保存形式を個別に設定した場合を想定する。
図11に示すように、制御部35は、原稿読取部4の読取動作により得られた画像データ(原画像データ)を取得すると(ステップ♯1でYES)、原画像データにより構成される画像がモノクロ画像であるか否かを判断する(ステップ♯2)。制御部35は、前記モノクロ画像であると判断した場合には(ステップ♯2でYES)、入力画面G1〜G8を表示部9に適宜表示する(ステップ♯3)。
前記入力画面G1〜G8における入力が完了すると(ステップ♯4でYES)、制御部35は、その入力内容が、保存形式を自動設定する旨のものであるか否かを判断する(ステップ♯5)。制御部35は、前記入力内容が保存形式を自動設定する旨のものである場合には(ステップ♯5でYES)、該モノクロ画像を構成する画像データに対してJPEG圧縮形式に基づく符号化処理を行うとともに、前記画像データに対してMMR圧縮形式に基づく符号化処理を実行し(ステップ♯6)、JPEG圧縮形式に基づく符号化処理後の画像データのデータ量とMMR圧縮形式に基づく符号化処理後の画像データのデータ量との大小を比較して、その比較結果に応じて、それらの画像データの中からデータ量が小さい方をファイル化する画像データとして決定し(ステップ♯7)、決定した画像データのファイル化を行う(ステップ♯8)。
一方、ステップ♯5において、前記入力内容が保存形式を手動で設定された旨のものである場合には(ステップ♯5でNO)、ステップ♯3で行われた符号化処理後の画像データのうち、ユーザにより選択された方の保存形式に対応する符号化処理を実行し(ステップ♯9)、該符号化処理後の画像データを抽出し、その抽出した画像データをファイル化する(ステップ♯10)。
ステップ♯2において、制御部35は、原画像データにより構成される画像がカラー画像である判断した場合には(ステップ♯2でNO)、該カラー画像を構成する画像データに対してJPEG圧縮形式に基づく符号化処理を実行し(ステップ♯11)、その符号化処理後の画像データをファイル化する(ステップ♯12)。
以上のように、前記ACS部36によりモノクロ画像であると判断された画像を表示部9に一覧形式で表示し、一覧表示されているモノクロ画像の中から保存形式を指定するべく所望のモノクロ画像を指定できるようにしたので、所望のモノクロ画像についての保存形式(符号化処理)を速やかに選択することが可能となる。これにより、複合機1の利便性を向上することができる。
また、保存形式を当該複合機1において自動設定する指示も入力できるようにしたので、例えばモノクロ画像に対して前記JPEG圧縮形式の符号化処理に対応する保存形式で保存するのが適切であるのかMMR圧縮形式の符号化処理に対応する保存形式で保存するのが適切であるのかの判断がユーザにとって困難である場合に、その判断を複合機1に任せることができる。これにより、複合機1の利便性をより一層向上することができる。
保存形式を当該複合機1において自動設定する指示も入力された場合には、MMR圧縮形式の符号化処理を行って得られた画像データのデータ量と、JPEG圧縮形式の符号化処理を行って得られる画像データのデータ量とを比較し、MMR圧縮形式の符号化処理を行って得られた画像データのデータ量が、JPEG圧縮形式の符号化処理を行って得られる画像データのデータ量以上となるときには、JPEG圧縮形式の符号化処理を行って得られる画像データをファイル化するようにしたので、該モノクロ画像のファイルの容量(ファイルサイズ)を、前記MMR圧縮形式の符号化処理後の画像データをファイル化する場合より小さくすることができる。
また、MMR圧縮形式の符号化処理を行って得られた画像データのデータ量が、JPEG圧縮形式の符号化処理を行って得られる画像データのデータ量より小さくなるときには、MMR圧縮形式の符号化処理を行って得られる画像データをファイル化するようにしたので、モノクロ画像を構成する画像データに対して符号化処理を行う場合に、その符号化処理として好適なMMR圧縮形式の符号化処理が採用され、適切な符号化処理を行うことができる。
これらの結果、処理対象の画像がモノクロ画像であり、保存形式を当該複合機1において自動設定する指示が入力された場合に、画像の画質低下をできるだけ回避又は抑制しつつ、ファイルサイズをより小さくすることができる。
本件は、前記実施形態に代えて、或いは前記実施形態に加えて次のような変形形態も採用可能である。
[1]前記実施形態では、モノクロ画像の画像データについての保存形式を選択できるようにしたが、この機能に加えて、前記モノクロ画像の画像濃度を設定・変更する機能を搭載してもよい。このような構成を備えることで、例えば藁半紙のように原稿の用紙が全体的に色味を有している場合に、低画質な画像が形成されるのを回避することが可能となる。
すなわち、用紙全体が色味を有している原稿であってモノクロ画像が形成されている原稿の場合、MMR圧縮形式の符号化処理やJPEG圧縮形式の符号化処理を行ったときに、図12の矢印Xで示すように、記録紙のうちの背景部分に原稿に形成された画像とは関係のない所謂ノイズが形成されることがある。そこで、前記モノクロ画像の画像濃度を設定・変更する機能を搭載し、例えばモノクロ画像の画像濃度を低下させるようにすることで、前記背景部分を確実に白くすることができ、前述のような低画質な画像が形成されるのを回避することができる。
[2]前記第1の実施形態では、2値を超える多値の画像データの圧縮に用いられる圧縮形式としてJPEG圧縮形式を、また、2値の画像データの圧縮に用いられる圧縮形式としてJBIG圧縮形式やMMR圧縮形式をそれぞれ一例として挙げて説明を行ったが、圧縮形式はこれらに限られるものではなく、他の圧縮形式も採用可能である。
[3]図11に示す処理では、前記入力画面G1〜G8における入力内容が保存形式を自動設定する旨のものであるか否かの判断を行った後に、適切な符号化処理を行うようにしたが、この形態に限らず、例えば図13に示すフローチャートのように、入力画面G1〜G8を表示する前の段階で、JPEG圧縮形式の符号化処理及びMMR圧縮形式の符号化処理をそれぞれ行った画像データを生成するようにしてもよい。
すなわち、図13に示すように、制御部35は、原稿読取部4の読取動作により得られた画像データ(原画像データ)を取得すると(ステップ♯21でYES)、原画像データにより構成される画像がモノクロ画像であるか否かを判断する(ステップ♯22)。制御部35は、前記モノクロ画像であると判断した場合には(ステップ♯22でYES)、該モノクロ画像を構成する画像データに対してJPEG圧縮形式に基づく符号化処理を行うとともに、前記画像データに対してMMR圧縮形式に基づく符号化処理を実行する(ステップ♯23)。なお、JPEG圧縮形式に基づく符号化処理及びMMR圧縮形式に基づく符号化処理は、同時並行的に実行するようにしてもよいし、或いは、順番に行う(例えばJPEG圧縮形式に基づく符号化処理後にMMR圧縮形式に基づく符号化処理を行う)ようにしてもよい。そして、制御部35は、入力画面G1〜G8を表示部9に適宜表示する(ステップ♯24)。
前記入力画面G1〜G8における入力が完了すると(ステップ♯25でYES)、制御部35は、その入力内容が、保存形式を自動設定する旨のものであるか否かを判断する(ステップ♯26)。制御部35は、前記入力内容が保存形式を自動設定する旨のものである場合には(ステップ♯5でYES)、ステップ♯23で行われたJPEG圧縮形式に基づく符号化処理後の画像データのデータ量とMMR圧縮形式に基づく符号化処理後の画像データのデータ量との大小を比較して、その比較結果に応じて、それらの画像データの中からデータ量が小さい方をファイル化する画像データとして決定し(ステップ♯27)、決定した画像データのファイル化を行う(ステップ♯28)。
一方、ステップ♯26において、前記入力内容が保存形式を手動で設定された旨のものである場合には(ステップ♯26でNO)、ステップ♯23で行われた符号化処理後の画像データのうち、ユーザにより選択された方の保存形式に対応する符号化処理後の画像データを抽出し(ステップ♯27)、その抽出した画像データをファイル化する(ステップ♯29)。
ステップ♯22において、制御部35は、原画像データにより構成される画像がカラー画像である判断した場合には(ステップ♯22でNO)、該カラー画像を構成する画像データに対してJPEG圧縮形式に基づく符号化処理を実行し(ステップ♯30)、その符号化処理後の画像データをファイル化する(ステップ♯31)。
[4]前記実施形態では、ACS処理により当該頁の画像がモノクロ画像と判定された場合であって、且つ前記入力画面G1〜G8における入力内容が保存形式を自動設定する旨のものである場合に、該画像の画像データについてJPEG圧縮形式の符号化処理を行うかMMR圧縮形式の符号化処理を行うかを自動的に選択するようにしたが、本件は、符号化処理の対象は、ACS処理により当該頁の画像がモノクロ画像と判定された画像データに限られるものではなく、画像データをモノクロの画像データとして当該複合機1に保存する場合に、該画像データについてJPEG圧縮形式の符号化処理を行うかMMR圧縮形式の符号化処理を行うかを自動的に選択するように構成するとよい。
[5]本件の適用対象は、複合機に限定されるものではなく、スキャナ等の画像読取装置も含む。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の一例である複合機の内部構成を概略的に示す側面図である。 複合機の電気的な構成を示すブロック図である。 制御部による画像処理のフローチャートを示す図である。 ユーザがファイル化する画像データを生成する符号化処理の種類を設定する入力を行うための入力画面の一例を示す図である。 ユーザがファイル化する画像データを生成する符号化処理の種類を設定する入力を行うための入力画面の一例を示す図である。 ユーザがファイル化する画像データを生成する符号化処理の種類を設定する入力を行うための入力画面の一例を示す図である。 ユーザがファイル化する画像データを生成する符号化処理の種類を設定する入力を行うための入力画面の一例を示す図である。 ユーザがファイル化する画像データを生成する符号化処理の種類を設定する入力を行うための入力画面の一例を示す図である。 ユーザがファイル化する画像データを生成する符号化処理の種類を設定する入力を行うための入力画面の一例を示す図である。 ユーザがファイル化する画像データを生成する符号化処理の種類を設定する入力を行うための入力画面の一例を示す図である。 制御部による画像データのファイル化に関連する処理のフローチャートを示す図である。 原稿に形成された画像とは関係のないノイズが背景部分に形成された状態を示す図である。 制御部による画像データのファイル化に関連する処理の変形例のフローチャートを示す図である。
符号の説明
36 ACS部
37 第1符号化処理部
38 第2符号化処理部
39 表示制御部
40 入力受付部
41 データ量比較部
42 ファイル生成部

Claims (8)

  1. 多値画像データを圧縮する第1の圧縮形式に基づく第1の符号化処理と、2値画像データを圧縮する第2の圧縮形式に基づく第2の符号化処理と、前記各符号化処理後の画像データをファイル化するファイル生成処理とが実行可能な画像処理装置であって、
    モノクロ画像としてファイル化すべき画像に対して実行する符号化処理を、前記第1及び第2の符号化処理の中から選択する入力を行うための入力操作部と、
    モノクロ画像としてファイル化すべき画像に対して実行する符号化処理が前記入力操作部により入力されると、その画像に対し、前記入力操作部により入力された符号化処理を実行する符号化処理部と、
    前記符号化処理部による符号化処理後の画像データをファイル化するファイル生成部とを備え、
    前記入力操作部は、表示部と第1及び第2の入力部とを備え、
    前記表示部は、モノクロ画像としてファイル化すべき前記画像を一覧形式で示した一覧表示画面を表示し、
    前記第1の入力部は、前記表示部に表示された画像の中から所望の画像を指定する入力を行うためのものであり、
    前記表示部は、前記第1の入力部により指定された画像に対して実行する符号化処理を、前記第1及び第2の符号化処理のうちから選択する入力を行わせる入力画面を表示し、
    前記第2の入力部は、前記入力画面において前記第1及び第2の符号化処理のうちから選択する入力を行うためのものである画像処理装置。
  2. 当該画像処理装置が取得した画像データにより構成される画像がモノクロ画像であるか否かを判別する判別処理を行う判別部を更に備え、
    前記表示部は、前記判別部によりモノクロ画像であると判断された画像を、モノクロ画像としてファイル化すべき画像として一覧形式で示した一覧表示画面を表示し、
    前記入力操作部は、前記判別部によりモノクロ画像であると判別された画像に対して実行する符号化処理を、前記第1及び第2の符号化処理の中から選択する入力を行うためのものである請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記判別処理は、ACS処理である請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記符号化処理部は、モノクロ画像としてファイル化すべき画像を構成する画像データに対して前記第1の符号化処理を行う第1の符号化処理部と、モノクロ画像としてファイル化すべき画像を構成する画像データに対して前記第2の符号化処理を行う第2の符号化処理部とを含み、
    前記入力操作部は、前記表示部に表示された画像の中から指定された画像に対して実行する符号化処理を、前記第1の符号化処理と第2の符号化処理とのうちから選択する選択処理を当該画像処理装置に行わせる指示を入力するための第3の入力部を更に備え、
    前記第3の入力部により前記指示が入力されると、前記第1の入力部により指定された画像に対して実行する符号化処理を、前記第1の符号化処理と第2の符号化処理とのうちから選択する選択処理を実行する選択処理部を備える請求項1ないし4のいずれかに記載の画像処理装置。
  5. 前記選択処理部は、
    前記第1の符号化処理部による第1の符号化処理後の画像データのデータ量を第1のデータ量とするとともに、前記第2の符号化処理部による第2の符号化処理後の画像データのデータ量又は該データ量に関連するデータ量を第2のデータ量としたとき、前記第1のデータ量と第2のデータ量との大小を比較する比較処理を行うデータ量比較部を備え、
    前記データ量比較部により前記第1のデータ量が前記第2のデータ量より小さいと判断されたときには、前記第1の符号化処理部による第1の符号化処理を選択し、前記データ量比較部により前記第2のデータ量が前記第1のデータ量より小さいと判断されたときには、前記第2の符号化処理部による第2の符号化処理を選択する請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 前記入力操作部は、モノクロ画像としてファイル化すべき前記画像についての濃度を設定する濃度設定部を更に備える請求項1ないし5のいずれかに記載の画像処理装置。
  7. 前記第1の圧縮形式は、JPEG圧縮形式であり、前記第2の圧縮形式は、MMR圧縮形式である請求項1ないし6のいずれかに記載の画像処理装置。
  8. 原稿の画像を読み取る画像読取部と、
    請求項1ないし7のいずれかに記載の画像処理装置とを備え、
    前記画像処理装置は、前記画像読取部の読取動作により得られた画像データをファイル化するものである画像読取装置。
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