JP2008165381A - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】数多くの画像処理工程を高速に処理する画像処理装置及び画像処理方法を提供することを目的とする。
【解決方法】多値画像2に対して処理を行う画像処理装置1であって、専用の演算処理デバイスにより演算処理を行う第1の処理部10と、汎用の演算処理プログラムにより演算処理を行う第2の処理部20とを有し、前記第1の処理部10は、前記多値画像2に対して二値画像を生成する二値化手段120と、前記多値画像2に対する演算処理を行う多値画像処理手段130とを備え、前記第2の処理部20は、前記二値化手段120により生成された二値画像に対する演算処理を行う二値画像処理手段220を備えたことを特徴とする画像処理装置1。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像処理装置及び画像処理方法に関する。
近年、スキャナ等による文書の電子化が進んでいる。電子化にあたって、その電子化された画像データの容量が大きい場合、送信、保存、表示閲覧等の取り扱いに不便が生じる問題があった。具体的には、例えばA4サイズの原稿を読み取り解像度300dpi、RGB各8bitのフルカラービットマップ形式で保存する場合、その容量は約25MBytesとなるため、このような容量が大きいファイルを取り扱うには、多くのメモリや、伝送帯域を必要となる。
このような容量が大きいファイルのデータサイズを小さく圧縮することにより、メモリ、伝送に係る負担を軽減する一手法としてJPEG圧縮が知られている。しかしながら、JPEG圧縮ドキュメントの文字部に見られるような急峻で複雑な濃度変動がある画像においては十分な再現性を持たない問題がある。そこで、写真部と文字部について領域分割を行い、写真部、文字部それぞれについて適した圧縮を行い、文字領域の品位を保ったまま、フルカラー文書も小さなデータサイズで表現する方法があった。なお、これらの表現手法のうちPDF(Portable Document Format)(登録商標)によって表現を実現する方法は、一般的に高圧縮PDF(登録商標)と呼称されている。
特許文献1には、文字部、絵柄部を分離し、JPEG、MMRでそれぞれ圧縮する処理を、絵柄部で再帰的に行う技術が開示されている。また、特許文献2には、文字領域を抽出し、座標を得て、下地多値画像と重ね合わせて表示する技術が開示されている。また、特許文献3には、非文字部を白画素としたマスクデータで文字部と非文字部を切り替えて表示する技術が開示されている。
特許2611012号公報 特開2006−238405号公報 特開2006−197178号公報
しかしながら、特許文献2、3では、文字領域の品位を保ったまま、フルカラー文書を小さなデータサイズで表現するためには数多くの画像処理工程を経る必要があり、処理時間がかかるという問題があった。
本発明は、上記の点に鑑みて、この問題を解消するために発明されたものであり、数多くの画像処理工程を高速に処理する画像処理装置及び画像処理方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の画像処理装置は、多値画像に対して所定の処理を行う画像処理装置であって、専用の演算処理デバイスにより演算処理を行う第1の処理部と、汎用の演算処理プログラムにより演算処理を行う第2の処理部と、を有し、前記第2の処理部が前記第1の処理部よりも速く前記所定の処理を行うことができる場合、前記第2の処理部が前記所定の処理を行うように構成することができる。
また、上記の目的を達成するために、本発明の画像処理装置は、多値画像に対して処理を行う画像処理装置であって、専用の演算処理デバイスにより演算処理を行う第1の処理部と、汎用の演算処理プログラムにより演算処理を行う第2の処理部と、を有し、前記第1の処理部は、前記多値画像に対して二値画像を生成する二値化手段と、前記多値画像に対する演算処理を行う多値画像処理手段とを備え、前記第2の処理部は、前記二値化手段により生成された二値画像に対する演算処理を行う二値画像処理手段を備えたように構成することができる。
また、上記の目的を達成するために、本発明の前記第2の処理部は、前記多値画像処理手段による演算結果及び前記二値画像処理手段による演算結果の合成ファイルを作成する合成ファイル作成手段を備えたように構成することができる。
また、上記の目的を達成するために、本発明の画像処理装置は、前記第1の処理部と前記第2の処理部の間のデータの転送を行うデータ転送手段を有し、前記データ転送手段により転送されるデータは、圧縮データ及び/又は二値データであるように構成することができる。
また、上記の目的を達成するために、本発明の前記二値画像処理手段は、前記二値画像における所定の属性領域を抽出する属性領域抽出手段と、前記二値画像において、前記属性領域抽出手段により抽出された属性領域と異なる領域の画素を白画素に置換することにより前記属性領域を識別するためのマスク画像を作成するマスク画像生成手段と、を含むように構成することができる。
また、上記の目的を達成するために、本発明の前記多値画像処理手段は、前記マスク画像生成手段により生成されたマスク画像を用いて、前記多値画像の前景画像を生成する前景画像生成手段と、前記マスク画像生成手段により生成されたマスク画像を用いて、前記多値画像の背景画像を生成する背景画像生成手段と、前記前景画像、前記背景画像及び前記マスク画像をそれぞれ圧縮符号化する画像圧縮手段とを含むように構成することができる。
また、上記の目的を達成するために、本発明の前記多値画像処理手段は、前記マスク画像生成手段により生成されたマスク画像を用いて、前記多値画像の特定色画像を生成する特定色画像生成手段を含むように構成することができる。
また、上記の目的を達成するために、本発明の前記多値画像処理手段は、画像の画像サイズを縮小する画像縮小手段を含み、前記画像縮小手段は、前記前景画像及び前記背景画像の画像サイズを縮小し、前記画像圧縮手段は、前記画像縮小手段により縮小された前記前景画像及び前記背景画像を圧縮符号化するように構成することができる。
また、上記の目的を達成するために、本発明の前記第1の処理部は、前記第2の処理部から転送された多値圧縮画像を多値画像に伸張する画像伸張手段を備えたように構成することができる。
また、上記の目的を達成するために、本発明の前記第2の処理部は、前記多値圧縮画像が前記画像伸張手段により伸張できるか否かを判定する画像伸張可能判定手段と、前記多値圧縮画像を伸張する汎用画像伸張手段とを備え、前記画像伸張可能判定手段により、前記多値圧縮画像が前記画像伸張手段により伸張できないと判定されると、前記汎用画像伸張手段は、前記多値圧縮画像を伸張するように構成することができる。
また、上記の目的を達成するために、本発明の前記第1の処理部は、画像の画像サイズを拡大する画像拡大手段と、前記画像拡大手段により拡大された画像を切り取る切取手段とを備え、前記画像拡大手段は、前記多値画像の画像サイズを拡大し、前記第1の処理部は、拡大された前記多値画像に対して処理を行い、前記調整手段は、処理を施された前記多値画像の画像を切り取るように構成することができる。
また、上記の目的を達成するために、本発明の前記第1の処理部は、画像の回転を行う画像回転手段を備え、前記第2の処理部は、画像の回転量を設定する画像回転量設定手段を備え、前記画像回転手段は、前記画像回転量設定手段により設定された回転量に基づいて前記多値画像を回転するように構成することができる。
また、上記の目的を達成するために、本発明の前記第1の処理部は、前記多値画像の補正を行う画像補正手段を備えたように構成することができる。
また、上記の目的を達成するために、本発明の前記第1の処理部は、ASIC、FPGA、DSP、コンフィギュラブルプロセッサ、リコンフィギュラブルプロセッサ又はMIMDであるように構成することができる。
また、上記の目的を達成するために、本発明の画像処理方法は、汎用の演算処理プログラムにより演算処理を行う第1の処理部と、専用の演算処理デバイスにより演算処理を行う第2の処理部とを備え、多値画像に対して所定の処理を行う画像処理装置における画像処理方法であって、前記第1の処理部が、前記多値画像に基づいて二値画像を生成する二値化工程と、前記第1の処理部が、前記多値画像に対する演算処理を行う多値画像処理工程と、前記第2の処理部が、前記二値化工程において生成された二値画像に対する演算処理を行う二値画像処理工程とを有するように構成することができる。
本発明の画像処理装置及び画像処理方法によれば、数多くの画像処理工程を高速に処理することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて各実施形態において説明を行う。まず、本発明に係る画像処理装置及び画像処理方法が解決する課題は上述されているが、以下に補足を行う。
現在、画像処理装置において画像処理を高速化する方法には、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gateway Array)といったハードウェア、又は、DSP(Digital Signal Processor)、コンフィギュラブルプロセッサ、リコンフィギュラブルプロセッサ、MIMD(Multiple Instruction/Multiple Data)等の単純な繰り返し演算に長けたデバイスを用いる手法がある。
しかしながら、例えば画像の圧縮等に係る画像処理工程には、特定属性部抽出工程(文字抽出工程)のようにビット演算、分岐や例外処理が多い複雑な画像処理が含まれている。そのため、上述のデバイスを用いる方法(ハード化)が困難であり、結果として高速化が困難であった。
また、単純な繰り返し演算に長けたデバイスにその処理だけを行わせる構成が考えうるが、紙原稿の電子化に用いられる画像データは前述の通りデータ容量が大きく、デバイス間の伝送に時間がかかり、全体としてみた場合、高速化ができない問題があった。
そこで、本発明では、専用の演算処理デバイスにより演算処理を行う第1の処理部と、汎用の演算処理プログラムにより演算処理を行う第2の処理部を用意する。第1の処理部は積和演算等の単純な繰り返し演算に長けていて、第2の処理部は条件分岐等の複雑な演算方法に対する汎用性に優れていることを特徴とする。これらの処理部それぞれが適切な処理を行う(第2の処理部が前記第1の処理部よりも速く処理を行うことができる画像処理は、第2の処理部がこれを行う)ことにより、例えば画像の圧縮等の画像処理を行う。これにより数多くの画像処理工程をより高速に処理することができる。
[第1の実施形態]
以下、本発明の第1の実施形態に係る画像処理装置について図1〜4を用いて説明する。
(装置の概要)
まず、本実施形態1に係る画像処理装置の構成について図1を用いて説明を行う。図1は、本実施形態1に係る画像処理装置の構成例を示す図である。図1において、画像処理装置1は、専用の演算処理デバイスにより演算処理を行う第1の処理部10と汎用の演算処理プログラムにより演算処理を行う第2の処理部20から構成される。第1の処理部10は、高速演算デバイス11、メモリ12、I/F13等から構成される。また、第2の処理部20は、入力装置21、CPU(Central Processing Unit)22、メモリ23、HDD(Hard Disk Drive)24、I/F25、光学ドライブ26等から構成される汎用のデータ処理装置(コンピュータシステム)である。
高速演算デバイス11は、積和演算等の演算能力が高いデバイスである。例えば、ASIC、FPGA、DSP、コンフィギュラブルプロセッサ、リコンフィギュラブルプロセッサ、MIMD等である。また、プログラムやデータ等を記憶する記憶装置であるメモリ12へアクセスするインタフェースを持つ。I/F13は、外部、ここでは第2の処理部20、との接続を行うためのインタフェース部である。
入力装置21は、例えば画像を入力するスキャナ等の装置である。CPU22は、データ等の演算や処理を行う中央処理ユニット装置である。メモリ23は、例えばRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等のプログラムやデータ等を記憶する装置である。HDD24は、ハードディスクの読み取り装置である。I/F25は、外部、ここでは第1の処理部10、との接続を行うためのインタフェース部である。光学ドライブ26は、CD等の記録媒体27を読み込むための読み込み装置である。
詳細については後述するが、第1の処理部10は、画素順次に演算を実行するような(回路化しやすい)単純な演算処理を高速に行うことに優れている。また、第2の処理部20は、ビット操作、分岐や例外の多い処理のような複雑な処理を高速に行うことに優れている。また、第1の処理部10と第2の処理部20を接続するインタフェース部13,25間の転送速度は50MB/sec以上であることが望ましく、例えば、PCI Expressのような高速なインタフェース等を用いる。
以上の構成で示される画像処理装置1の動作について簡単に説明を行う。第2の処理部20のHDD24又は記録媒体27には、本発明に係る処理機能や処理手順を実現するためのプログラムが記録されている。なお、第1の処理部10の高速演算デバイス11が、プログラム・回路情報が外部より書き換え可能なデバイスであれば(具体的にはFPGA、DSP、コンフィギュラブルプロセッサ、リコンフィギュラブルプロセッサ、MIMD)、それらのプログラム・回路情報もHDD24又は記録媒体27等に記録されていてもよい。
ここで、当該画像処理装置1の処理対象の原稿画像は、例えば入力装置21により入力され、メモリ23、HDD24等に格納される。CPU22は、記録媒体27等から上記の処理機能や処理手順を実現するプログラムを読み出し、該プログラムに基づいて画像処理を実行する。画像処理の結果はHDD24に保存される。なお、この結果は、HDD24以外の装置、例えば、第2の処理部20上のメモリ23、挿抜可能な図示しないフラッシュメモリ、又は光学ドライブ26に挿入される記録媒体27に保存されてもよい。また、画像処理の結果は、ネットワークを介したメール配信等に用いられてもよい。
なお、第1の処理部10と第2の処理部20を接続するインタフェース部13、25の間の転送速度が、両者の間における画像データの転送所要時間を十分に小さくするほど高速である場合には、第1の処理部10はメモリ12を持たずに、第2の処理部20のメモリ23にのみデータを置く形態も考えられる。MFP(Multi Function Peripheral)等の画像処理装置で通常扱う原稿の画像データは大きい(例:A4、300dpiで25MBytes)ため、転送所要時間を十分小さくできるほどのインタフェースで繋ぐためにはコストを費やす必要があり、本実施形態1では、第1の処理部10がメモリ12を持つ形態について説明を行う。
(機能の構成)
次に、本実施形態1に係る画像処理装置の機能の構成について図2〜4を用いて説明を行う。図2は、本実施形態1に係る画像処理装置の機能ブロック図の例を示す図である。図2において、画像処理装置1は、画像伸張手段110、二値化手段120、多値画像処理部130、多値画像取得手段210、二値画像処理部220、まとめファイル作成手段230、データ転送手段300を有する。また、多値画像処理部130は、前景生成手段(合成ファイル作成手段)131、背景生成手段132、画像圧縮手段133を有する。また、二値画像処理部220は、文字部抽出手段221、白画素置換手段222を有する。
画像伸張手段110は、圧縮データを非圧縮データに伸張する。例えば後述の多値画像取得手段210から転送されたJPEGデータ等の圧縮画像データを非圧縮画像データに伸張するものであり、高速演算デバイス11等が行う。二値化手段120は、例えば画像伸張手段110により伸張された多値画像データを二値化する(二値化されたデータを二値画像データとする)。高速演算デバイス11等が行う。二値化とは、画像データの各画素の輝度等に対して所定の閾値を設け、閾値以下ならば画素値を"0"、閾値より大きければ画素値を"1"とする方法である。多値画像処理部130は、多値画像データに対する演算処理を行う。ここでの演算とは、例えば前景生成手段131が行う処理である多値画像データから前景画像を生成する処理、背景生成手段132が行う処理である多値画像データから背景画像を生成する処理、画像圧縮手段133が行う処理である多値画像データの圧縮符号化等である。
多値画像取得手段210は、例えばフルカラーの文書等を多値画像データとして取得する。例えば、入力装置21等が行う。二値画像処理部220は、二値画像データに対する演算処理を行う。ここでの演算とは、例えば文字部抽出手段(特定属性領域抽出手段)221が行う処理である二値画像データから文字部などの特定の属性を持つ部分の抽出、白画素置換手段222が行う処理である二値画像データにおいて文字部抽出手段221により抽出された文字部以外の部分を白画素に置換する処理等である。まとめファイル作成手段230は、複数のファイルを重ね合わせ等によりまとめて合成ファイルを作成する。例えば、多値画像処理部130による演算結果及び二値画像処理部220による演算結果等をまとめる、即ち合成する。
データ転送手段300は、第1の処理部10と第2の処理部20の間のデータの転送を行う。例えば、I/F13、25が行う。例えば多値画像取得手段210において入力された多値画像データ等を画像伸張手段110に転送する。
以上の機能の構成により、本実施形態1に係る画像処理装置では、まず、多値画像取得手段210により取得されたフルカラーの文書等の多値画像データ(多値画像)2は、各ブロックにおける処理を施されて、データの圧縮を施される。各ブロックにおける処理の詳細については、後述の動作例において説明を行う。
なお、白画素置換手段222は、二値画像データにおいて文字抽出手段221により抽出された特定属性(文字部)の領域と異なる領域の画素を白画素に置換することにより、特定属性(文字部)の領域を識別するためのマスク画像データ等を作成するマスク画像生成手段としての機能を含むということができる。
(動作例)
次に、本実施形態1に係る画像処理装置の動作例について図3、図4を用いて説明を行う。図3は、本実施形態1に係る画像処理装置の動作例に係る動作シーケンス図である。図4は、本実施形態1に係る画像処理装置の動作例を説明するための画像例である。
ここでは、フルカラーの文書(多値画像)(図4(a)参照)に対して所定の画像処理を行うことにより、文字領域の品位を保ったまま小さなデータサイズで表現(図4(i)参照)する動作を説明する。なお、本動作例では図4(a)で示される、画像部及び文字部を含む一般的なフルカラーの画像文書を用いて説明を行う。
まず、多値画像取得手段210は、フルカラーの文書(図4(a)参照)を多値画像データとして取得する(S101)。多値画像データのデータフォーマットは、ここでは圧縮データであるJPEGデータである。続いてステップS102へ移って、データ転送手段300は、多値画像取得手段210において取得された多値画像データを画像伸張手段110に転送する(S102)。
ステップS103へ移って、画像伸張手段110は、ステップS102において転送されたJPEGデータを非圧縮データに伸張する(S103)。ここでは、画像伸張手段110は、JPEGデータ等の圧縮データを非圧縮データに伸張する。図4(b)に画像伸張を施された画像例を示す。
ステップS104へ移って、二値化手段120は、ステップS103において非圧縮データに伸張された多値画像データを二値化する(S104)。二値化されたデータ(図4(c)参照)を二値画像データとする。ここで行われる二値化処理には、RGB成分のうちG成分のみ用いて行う方法、RGB成分から輝度Yを算出し、二値化する方法等がある。なお、後者の場合の輝度Yは以下の式で表される。
Y=0.299R+0.587G+0.114B
ここで、RGB成分のうちG成分のみ用いて行う方法、RGB成分から輝度Yを算出し、輝度を求める式は単純な積和演算で構成されているので、第1の処理部10で高速に処理可能である。G成分のみで二値化する方法を用いる場合、黒文字は輝度による二値化と同程度に二値化されるが、色文字によっては輝度による二値化に画質面で劣る場合がある。また、閾値については、周囲の画素を参照しながら閾値を変動させる方法と全面を単一閾値で二値化する方法等があるが、原稿全面での安定性と簡便さの観点からここでは単一閾値で行うものとする。
ステップS105へ移って、データ転送手段300は、ステップS104において生成された二値画像データを第1の処理部10の二値画像処理部220に転送する(S105)。ここで、二値画像データはフルカラーデータに比してデータサイズが小さく、例えば、RGB各8bitのフルカラーデータに対しては24分の1の大きさである。そのため、演算、転送に要する時間を短縮することができる。なお、ここで転送される二値画像データは圧縮を施されてもよい。その場合、さらに転送に要する時間を短縮することができる。ただし、この場合、圧縮伸張に要する時間と、転送時間のどちらが短いかによって決定することが望ましい。
ステップS106へ移って、文字部抽出手段221は、ステップS105において転送された二値画像データから特定の属性を持つ部分、ここでは文字部分の位置を抽出する(S106)。ステップS106で二値画像データから文字部の位置を抽出するためには、特許文献1に開示された方法を用いるものとする。なお、既に公開されている他の文字領域抽出技術であってもよい。
ステップS107へ移って、白画素置換手段222は、ステップS106において文字部の位置を抽出された二値画像データにおいて文字部以外の黒画素を消去する(S107)。ステップS106及びS107の処理により、文字部のみの二値画像データである文字マスク画像データ(図4(d)参照)が得られる。
ステップS108へ移って、データ転送手段300は、ステップS107において生成された二値画像データである文字マスク画像データを多値画像処理部130に転送し、転送された文字マスク画像データは、第1の処理部10のメモリ12に保存される(S108)。
ステップS109へ移って、前景生成手段131は、ステップS103において伸張された多値画像データに基づいて文字部の層である前景画像(図4(e)参照)を生成する(S109)。ここでは、文字部を構成する画素の位置にある画素の色を抽出してこれを文字の色とする。文字の色は、画素単位、所定の大きさの矩形単位、連結成分毎に文字を構成する画素単位で決定される。決定された色に基づいて前景画像を生成する。
ステップS110へ移って、背景生成手段132は、ステップS103において伸張された多値画像データに基づいて文字部を消去した画像である背景画像(図4(f)参照)を生成する(S110)。ここでは、多値画像データにおいて文字部の画素を周囲の色で置換した画像を生成する。
ステップS111へ移って、画像圧縮手段133は、ステップS109及びS110において生成された前景画像、背景画像をDCT(Discrete Cosine Transform)等により圧縮し、JPEG圧縮画像データを生成する(S111)。また、ステップS108において二値画像処理部220から転送された文字マスク画像データに基づいてMMR圧縮画像を生成する。なお、図4(g)、(h)は、それぞれ圧縮された前景画像、背景画像を示す。
ステップS112へ移って、データ転送手段300は、ステップS111において生成された前景画像と背景画像をまとめファイル作成手段230に転送する(S112)。続いて、まとめファイル作成手段230は、前景画像(図4(g)参照)と背景画像(図4(h)参照)に対して文字マスク画像(図4(d)参照)を重ね合わせて、黒画素部分に対応する画素で残った前景画像を重ね合わせて表示できる形で合成する(図4(i)参照)(S113)。このとき、図4(i)で示されるように背景画像の上に文字が貼られた形となり、原画像と同様に見ることができる。まとめファイルのデータフォーマット(表現手段)は、PDF(登録商標)である。なお、まとめファイルのデータフォーマットはこの場合に限らない。
以上で示される処理により、本実施形態1に係る画像処理装置では、取得されたフルカラーの文書(多値画像)2に所定の画像処理を行うことにより、文字領域の品位を保ったまま小さなデータサイズで表現する動作を行った。ここで、所定の画像処理とは、二値化処理等の単純な画素順次の処理と、特定属性部抽出処理(文字抽出処理)、まとめファイル生成処理等の複雑な処理に分けられる。
本実施形態1では、上記のそれぞれの処理に適したデバイス、即ち二値化処理、平滑化処理、鮮鋭化処理等の単純な画素順次の処理に適したデバイスである第1の処理部10、特定属性部抽出処理、まとめファイル生成処理等の複雑な処理に適したデバイスである第2の処理部20を用意し、デバイス間でやり取りされるデータの種類は二値化データ、圧縮データに限定することにより、全体として処理の高速化を実現する。また、上記の方法で圧縮を行うとファイルサイズが効率的に小さくなる。
なお、本動作例のステップS101において取得される多値画像はJPEGデータであるが、他の圧縮データや非圧縮データであってもよい。本実施形態1で取得される多値文書画像がJPEGデータであるのは、画像データ転送所要時間短縮のためであるが、圧縮するか否かは、圧縮、伸張及び転送に要する所要時間や追加コストについて画像処理装置1を用いたシステム全体を鑑みて決定されてよい。
また、本実施形態1のステップS109及び/又はS110において、前景生成手段131、背景生成手段132は、ステップS106及びS107の処理により得られた特定属性(文字部)のみの二値画像データである文字マスク画像を用いて、それぞれ多値画像の前景画像、背景画像を生成してもよい。
[第2の実施形態]
以下、本発明の第2の実施形態に係る画像処理装置について図5〜7を用いて説明する。図5は、本実施形態2に係る画像処理装置の機能ブロック図の例を示す図である。
前述の第1の実施形態においては、取得されたフルカラーの文書(多値画像データ)2に所定の画像処理を行うことにより、文字領域の品位を保ったまま小さなデータサイズで表現する動作を行った。ここで、取得されたフルカラーの文書(多値画像データ)2は前景生成手段131、背景生成手段132、文字部抽出手段221等により、それぞれ前景、背景及び選択データ(文字マスク画像)に分類されている。そのため、特定の色又は明度に係る領域(例えば、黒文字)が、例えば前景等に含められ、画像を再現する際に該特定の色又は明度に係る単独の色又は明度で再現されず、他の色又は明度の集合体で再現されてしまう問題があった。
例えば、画像処理を行う装置がプリンタ(又は複合機)等であり、特定の色又は明度に係る領域が黒文字であった場合、該プリンタが画像を再現し出力する際(つまり印刷時に)、画像に含まれる黒文字を黒トナー単独で出力することができず他のトナー(シアン、マゼンタ、イエロー)の集合体で出力してしまうことがあった。したがって、印刷された画像に含まれる黒文字等が滲んで見えてしまうことがあった。
ここでは、画像を再現する際に画像に含まれる特定の色又は明度に係る領域(例えば、黒文字)が、該特定の色又は明度に係る単独の色又は明度(黒又は明度ゼロ)で再現可能になるように画像処理を行う実施形態について説明を行う。
本実施形態2に係る画像処理装置の構成については、前述の実施形態1に係るそれと同様であるとしてここでは説明を省略する。
(機能の構成)
次に、本実施形態2に係る画像処理装置の機能の構成について図5を用いて説明を行う。図5は、本実施形態2に係る画像処理装置の機能ブロック図の例を示す図である。図5で示される機能ブロック図の例において、特定色画像生成手段134が加えられている点が実施形態1の機能ブロック図の例(図3参照)と相違する。そのため、ここでは特定色画像生成手段134について説明を行う。
特定色画像生成手段134は、例えば画像伸張手段110により伸張された多値画像において、二値画像演算部220から転送されたマスク画像を用いて特定色画像を生成する。特定色画像とは、多値画像において文字部等の特定の属性領域を構成する画素の位置にある画素の色が黒又は赤等の特定色であると判定されると、該画素の色を特定色にすることにより生成された画像である。
例えば、一般的な多値画像の黒文字部には、彩度、明度等において不規則な分布(ばらつき)がある。黒文字部を構成する画素の位置にある画素の色の彩度、明度等が所定の閾値より低い値であると前記不規則な分布の範囲内にあると判定する等の黒文字部判定処理により前記不規則な分布の範囲内にあると判定されると、画素の色を黒色とする等の処理により特定色画像は生成される。
なお、文字部の色は上記のように画素単位で決定されてもよいが、この場合に限らない。所定の大きさの矩形単位又は連結成分毎に文字を構成する画素単位で決定されてもよい。また、特定色が黒色であるときは、特定色画像である黒文字画像は二値画像とすることができる。二値画像として単一色の黒色で表すことにより印刷等でも黒で表現できる。
(動作例)
次に、本実施形態2に係る画像処理装置の動作例について図6、図7を用いて説明を行う。図6は、本実施形態2に係る画像処理装置の動作例に係る動作シーケンス図である。図7は、本実施形態2に係る画像処理装置の動作例を説明するための画像例である。
ここでは、上述の特定色画像生成手段134に加えたことによる実施形態1の動作例の各ステップにおける動作の差を中心に説明を行う。なお、図7における(a)、(b)、(c)は、それぞれ図4における(d)、(e)、(f)と同一の画像である。前述の実施形態1では、合成ファイル(図4(i))は図4(d)、(e)、(f)の画像に基づいて作成されたが、ここでは、さらに図7(d)で示される特定色画像に基づいて作成される点が異なる。なお、ステップS201〜S211に係る処理は、図3におけるステップS101〜S111に係る処理と同様であるので説明を省略する。
ステップS212へ移って、特定色画像生成手段134は、ステップS206及びS207の処理により得られた文字部のみの二値画像データである文字マスク画像データを用いて、ステップS203において伸張された多値画像データの特定色画像、ここでは黒文字画像(図7(d))を生成する(S212)。
ステップS213へ移って、データ転送手段300は、ステップS211において生成された前景画像と背景画像及びステップS212において生成された特定色画像をまとめファイル作成手段230に転送する(S213)。続いて、まとめファイル作成手段230は、前景画像と背景画像に対して文字マスク画像を重ね合わせて、さらに黒文字画像(図7(d))を重ね合わせることにより合成する(図7(e)参照)(S213)。
以上で示される処理により、本実施形態2に係る画像処理装置では、実施形態1に加えて、画像を再現する際に画像に含まれる特定の色又は明度に係る領域(例えば、黒文字)が、該特定の色又は明度に係る単独の色又は明度(黒又は明度ゼロ)で再現可能になるように画像処理を行う。即ち、第1の処理部10の特定色画像生成手段134により、特定の色又は明度に係る領域が、該特定の色又は明度に係る単独の色又は明度で表現された画像を高速に生成することができる。
[第3の実施形態]
以下、本発明の第3の実施形態に係る画像処理装置について図8を用いて説明する。ここでは、前述の実施形態1及び実施形態2に加えて、ファイルサイズの小さいまとめファイルを高速に生成するように画像処理を行う実施の形態について説明を行う。本実施形態3に係る画像処理装置の構成については、前述の実施形態1に係るそれと同様であるとしてここでは説明を省略する。
(機能の構成)
次に、本実施形態3に係る画像処理装置の機能の構成について図8を用いて説明を行う。図8は、本実施形態3に係る画像処理装置の機能ブロック図の例を示す図である。図8で示される機能ブロック図の例において、画像縮小手段135が加えられている点が実施形態1の機能ブロック図の例(図3参照)と相違する。そのため、ここでは画像縮小手段135を中心に図3で示される機能ブロック図との差について説明を行う。
画像縮小手段135は、画像の画像サイズを縮小する。例えば前景生成手段131及び背景生成手段132により生成された前景画像及び背景画像の画像サイズを縮小する。画像圧縮手段133は、画像縮小手段135により画像サイズを縮小された前景画像又は背景画像を圧縮符号化する。
以上のように画像縮小手段135が加えられることにより、本実施形態3に係る画像処理装置では、前述の実施形態1及び実施形態2に加えて、前景画像と背景画像と選択データ(文字部)を分けて文字領域の品位を保ったままでかつファイルサイズが小さいまとめファイルを高速に生成することができる。なお、画像縮小手段135が行う処理は、縮小前の画像のサイズを演算により小さくする処理であり、ニアレストネイバー法、バイリニア法、バイキュービック法、面積平均法等がある。縮小前の画像一辺の長さが縮小後の画像サイズの倍数になる場合には、面積平均法を用いることにより計算の簡便化する、即ち高速に処理可能である。
[第4の実施形態]
以下、本発明の第4の実施形態に係る画像処理装置について図9、10を用いて説明する。ここでは、前述の実施形態1〜3に加えて、高速演算デバイス11により演算処理を行う第1の処理部10のデバイス特性を考慮してより高速に画像処理を行う実施の形態について説明を行う。本実施形態4に係る画像処理装置の構成については、前述の実施形態1に係るそれと同様であるとしてここでは説明を省略する。
(機能の構成)
次に、本実施形態4に係る画像処理装置の機能の構成について図9を用いて説明を行う。図9は、本実施形態4に係る画像処理装置の機能ブロック図の例を示す図である。図9で示される機能ブロック図の例において、画像切取手段136及び画像拡大手段140が加えられている点が実施形態1の機能ブロック図の例(図3参照)と相違する。そのため、ここでは画像切取手段136及び画像拡大手段140について図3で示される機能ブロック図との差を中心に説明を行う。
画像拡大手段140は、画像伸張手段110により伸張された多値画像データの画像サイズを拡大する。画像切取手段136は、多値画像データから所定の領域を切り取る。例えば、画像拡大手段140により拡大された領域を切り取る。
以上のように画像切取手段136及び画像拡大手段140が加えられることにより、本実施形態4に係る画像処理装置で行われる動作を説明する。まず動作説明の前提となる第1の処理部10のデバイス特性について説明を行う。
第1の処理部10の高速演算デバイス11である例えばASIC、FPGA、DSP、コンフィギュラブルプロセッサ、リコンフィギュラブルプロセッサ、MIMD等のデバイスは、一回のデータのアクセス単位が例えば64byteである等のデバイスに依存したデータのアクセス単位の境界(以降これをバウンダリという)の特性を有する。バウンダリは、上記デバイスの回路構成、内部インタフェースのバースト長、画像圧縮フォーマット等により制約を受ける。
本実施形態4に係る画像処理装置では、処理対象の多値画像データは、画像切取手段136及び画像拡大手段140により上記のデバイスのバウンダリの特性を考慮してデータのバウンダリ調整が施される。なお、データのバウンダリ調整の詳細については、画像切取手段136及び画像拡大手段140に係る動作を中心に後述する。
(動作例)
次に、本実施形態4に係る画像処理装置で行われる動作について図10を用いて説明を行う。図10は、本実施形態4に係る画像処理装置の動作を説明するための図である。ここでは、画像伸張手段110により伸張された多値画像データ(図10(a)参照)に対し上記のデータのバウンダリ調整が施される動作について説明を行う。なお、図10(a)で示される簡略された多値画像データは、1画素当たりのデータサイズは8byteで、水平方向に100画素(=800byte)、垂直方向に150画素(=1200byte)であるとする。また、高速演算デバイス11のバウンダリは64byteであるとする。
まず、画像拡大手段140は、多値画像データの画像サイズを拡大する。ここでは、高速演算デバイス11は、多値画像データの画像サイズが64byteの倍数値をとるときに高速に処理することができる。そのため、図10(a)で示される多値画像データの画像サイズが64byteの倍数値になるように拡大する。具体的には、水平方向に104画素(=832byte(13×64byte))、垂直方向に152画素(=1216byte(19×64byte)にする(図10(b)参照)。拡大された画像の領域の範囲内にある各画素には、黒色の画素が付与されている。なお、付与される画素は、黒色の画素に限らない。白色の画素或いは隣接する画素の繰り返しであってもよい。なお、隣接する画素の繰り返しである場合には、多値画像データに画像処理を施す際に影響度が少なくなる利点がある。次に、画像サイズの拡大を施された多値画像データは、二値化手段120、前景生成手段131及び背景生成手段132等の各種画像処理を施される(図10(c)参照)。続いて、画像切取手段136は、画像拡大手段140により拡大された領域を切り取ることにより画像を元の多値画像データに戻す(図10(d)参照)。
以上で示される処理により、本実施形態4に係る画像処理装置では、画像伸張手段110により伸張された多値画像データ(図10(a)参照)に対しデータのバウンダリ調整が施される。そのため、実施形態1〜3における効果に加えて、デバイスのバウンダリ制約等の特性を考慮して、文字領域の品位を保ったまま、フルカラー文書を小さなデータサイズで表現する処理をより高速に処理することができる。
即ち、多値演算処理部10の高速演算デバイス11が、バウンダリ調整した方が高速に動作するものであった場合、第1の処理部10が有する画像拡大手段140により各種画像処理を高速に処理することができ、更に画像切取手段136により適切な画像サイズの出力結果を得ることができる。結果として、一連の画像処理を高速化することができる。
なお、画像拡大手段140は、バウンダリ制約のある高速演算デバイス11のバウンダリに基づいて画像等のデータのバウンダリを調整するデータバウンダリ調整手段としての機能を含むということができる。
[第5の実施形態]
以下、本発明の第5の実施形態に係る画像処理装置について図11を用いて説明する。ここでは、前述の実施形態1〜4に加えて、画像の原稿方向を回転して、回転された画像に対して高速に画像処理を行う実施の形態について説明を行う。本実施形態5に係る画像処理装置の構成については、前述の実施形態1に係るそれと同様であるとしてここでは説明を省略する。
(機能の構成)
次に、本実施形態5に係る画像処理装置の機能の構成について図11を用いて説明を行う。図11は、本実施形態5に係る画像処理装置の機能ブロック図の例を示す図である。図11で示される機能ブロック図の例において、画像回転手段150及び画像回転量設定手段240が加えられている点が実施形態1の機能ブロック図の例(図3参照)と相違する。そのため、ここでは画像回転手段150及び画像回転量設定手段240について図3で示される機能ブロック図との差を中心に説明を行う。
画像回転量設定手段240は、画像の回転量を設定する。例えば、当該画像処理装置1における図示しない操作部におけるユーザ入力又は、多値画像取得手段210により取得された画像の画像データ解析等により回転量及び画像の回転が必要か否か等を設定する。画像回転手段150は、画像回転量設定手段240により設定された画像の回転量に従って画像を回転させる。
以上の機能の構成により、本実施形態5に係る画像処理装置では、画像の原稿方向を回転して、回転された画像に対して高速に画像処理を行う。これにより、画像の原稿方向を回転した出力結果を高速に抽出することができる。なお、第1の処理部10の記憶手段であるメモリ12が、第2の処理部20から転送された画像の回転量に係る情報を記憶することもできる。
[第6の実施形態]
以下、本発明の第6の実施形態に係る画像処理装置について図12を用いて説明する。ここでは、前述の実施形態1〜5に加えて、画質等の補正処理を施した出力結果を高速に抽出する画像処理を行う実施の形態について説明を行う。本実施形態6に係る画像処理装置の構成については、前述の実施形態1に係るそれと同様であるとしてここでは説明を省略する。
(機能の構成)
次に、本実施形態6に係る画像処理装置の機能の構成について図12を用いて説明を行う。図12は、本実施形態6に係る画像処理装置の機能ブロック図の例を示す図である。図12で示される機能ブロック図の例において、画像補正手段160が加えられている点が実施形態1の機能ブロック図の例(図3参照)と相違する。そのため、ここでは画像補正手段160について図3で示される機能ブロック図との差を中心に説明を行う。
画像補正手段160は、画像に所定の補正処理を行う。例えば、画像伸張手段110により伸張された画像に対して鮮鋭化、平滑化、コントラスト調整、明るさ調整、HSV補正等の補正処理を行う。鮮鋭化処理は、画像の文字部の可読性向上に寄与する。平滑化は、以降の処理において生成する二値画像の品質向上に寄与する。コントラスト調整、明るさ調整、HSV補正は、画像全体の品質向上、ユーザの意図が反映された補正に寄与する。画像補正手段160は、これらの補正手段のいずれか一つを用いてもよいし、複数組み合わせて使用する等複数回使用してもよい。
以上の機能の構成により、本実施形態6に係る画像処理装置では、画質等の補正処理を施した出力結果を高速に出力する画像処理を行う。これらの画像補正手段160は、第1の処理部10が有することにより、処理時間の短縮化を可能にする。即ち、画質向上、或いは任意に画質補正を施した出力結果を高速で抽出することができる。
[第7の実施形態]
以下、本発明の第7の実施形態に係る画像処理装置について図13を用いて説明する。ここでは、前述の実施形態1〜6に加えて、多値画像2が、第1の処理部10の画像伸張手段110により伸張不可能な圧縮画像データである場合であっても、正常に一連の画像処理を高速に行う実施の形態について説明を行う。本実施形態7に係る画像処理装置の構成については、前述の実施形態1に係るそれと同様であるとしてここでは説明を省略する。
(機能の構成)
次に、本実施形態7に係る画像処理装置の機能の構成について図13を用いて説明を行う。図13は、本実施形態7に係る画像処理装置の機能ブロック図の例を示す図である。図13で示される機能ブロック図の例において、圧縮データ伸張可能判定手段(画像伸張可能判定手段)250及び汎用画像伸張手段260が加えられている点が実施形態1の機能ブロック図の例(図3参照)と相違する。そのため、ここでは圧縮データ伸張可能判定手段250及び汎用画像伸張手段260について図3で示される機能ブロック図との差を中心に説明を行う。
圧縮データ伸張可能判定手段250は、多値画像取得手段210により取得された多値圧縮画像データが第1の処理部10で伸張可能であるか否かを判定する。汎用画像伸張手段260は、汎用の演算処理プログラムにより多値圧縮画像データを伸張する。
以上の機能の構成により、本実施形態7に係る画像処理装置では、まず、圧縮データ伸張可能判定手段250は、多値画像取得手段210により取得された多値圧縮画像データが第1の処理部10で伸張可能であるか否かを判定する。可能であると判定すると、前述の実施形態1と同様に第1の処理部10の画像伸張手段110は、該多値圧縮画像データを伸張する。可能でないと判定すると、汎用画像伸張手段260は、汎用の演算処理プログラムにより多値圧縮画像データを伸張する。
そのため、以下に示されることが可能になる。それは、前述の実施形態1〜6における効果に加えて、第1の処理部10の高速演算デバイス11がDSP、コンフィギュラブルプロセッサ以外の、ASIC、FPGA、リコンフィギュラブルプロセッサ、MIMDのような柔軟性に欠けるデバイスでは様々な圧縮データに対応できず一連の画像処理を実行できないという問題を解決することが可能になることである。
即ち、圧縮データ伸張可能判定手段250において、多値圧縮画像データが第1の処理部10で伸張可能であるかどうかを判定し、不可能であれば第2の処理部20の汎用画像伸張手段260により伸張し、データを転送することによって、多値画像取得手段210により取得した圧縮画像データが第1の処理部10で伸張不可能な圧縮画像データであっても、正常に一連の画像処理を終了させることができる。
以上、各実施形態に基づき本発明の説明を行ってきたが、上記各実施形態にあげたその他の要素との組み合わせなど、ここで示した要件に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することが可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
本実施形態1に係る画像処理装置の構成例を示す図である。 本実施形態1に係る画像処理装置の機能ブロック図の例を示す図である。 本実施形態1に係る画像処理装置の動作例に係る動作シーケンス図である。 本実施形態1に係る画像処理装置の動作例を説明するための画像例である。 本実施形態2に係る画像処理装置の機能ブロック図の例を示す図である。 本実施形態2に係る画像処理装置の動作例に係る動作シーケンス図である。 本実施形態2に係る画像処理装置の動作例を説明するための画像例である。 本実施形態3に係る画像処理装置の機能ブロック図の例を示す図である。 本実施形態4に係る画像処理装置の機能ブロック図の例を示す図である。 本実施形態4に係る画像処理装置の動作を説明するための図である。 本実施形態5に係る画像処理装置の機能ブロック図の例を示す図である。 本実施形態6に係る画像処理装置の機能ブロック図の例を示す図である。 本実施形態7に係る画像処理装置の機能ブロック図の例を示す図である。
符号の説明
1 画像処理装置
10 第1の処理部
11 高速演算デバイス
12 メモリ
13 I/F
20 第2の処理部
21 入力装置
22 CPU
23 メモリ
24 HDD
25 I/F
26 光学ドライブ
27 記憶媒体
110 画像伸張手段
120 二値化手段
130 多値画像処理部
131 前景生成手段
132 背景生成手段
133 画像圧縮手段
134 特定色画像生成手段
135 画像縮小手段
136 画像切取手段
140 画像拡大手段
150 画像回転手段
210 多値画像取得手段
220 二値画像処理部
230 まとめファイル作成手段
240 回転量設定手段
250 圧縮データ伸張可能判定手段
260 汎用画像伸張手段

Claims (15)

  1. 多値画像に対して所定の処理を行う画像処理装置であって、
    専用の演算処理デバイスにより演算処理を行う第1の処理部と、
    汎用の演算処理プログラムにより演算処理を行う第2の処理部と、
    を有し、
    前記第2の処理部が前記第1の処理部よりも速く前記所定の処理を行うことができる場合、前記第2の処理部が前記所定の処理を行うことを特徴とする画像処理装置。
  2. 多値画像に対して処理を行う画像処理装置であって、
    専用の演算処理デバイスにより演算処理を行う第1の処理部と、
    汎用の演算処理プログラムにより演算処理を行う第2の処理部と、
    を有し、
    前記第1の処理部は、前記多値画像に対して二値画像を生成する二値化手段と、前記多値画像に対する演算処理を行う多値画像処理手段とを備え、
    前記第2の処理部は、前記二値化手段により生成された二値画像に対する演算処理を行う二値画像処理手段を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  3. 前記第2の処理部は、前記多値画像処理手段による演算結果及び前記二値画像処理手段による演算結果の合成ファイルを作成する合成ファイル作成手段を備えたことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記第1の処理部と前記第2の処理部の間のデータの転送を行うデータ転送手段を有し、
    前記データ転送手段により転送されるデータは、圧縮データ及び/又は二値データであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  5. 前記二値画像処理手段は、
    前記二値画像における所定の属性領域を抽出する属性領域抽出手段と、
    前記二値画像において、前記属性領域抽出手段により抽出された属性領域と異なる領域の画素を白画素に置換することにより前記属性領域を識別するためのマスク画像を作成するマスク画像生成手段と、
    を含むことを特徴とする請求項2乃至4のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  6. 前記多値画像処理手段は、
    前記マスク画像生成手段により生成されたマスク画像を用いて、前記多値画像の前景画像を生成する前景画像生成手段と、
    前記マスク画像生成手段により生成されたマスク画像を用いて、前記多値画像の背景画像を生成する背景画像生成手段と、
    前記前景画像、前記背景画像及び前記マスク画像をそれぞれ圧縮符号化する画像圧縮手段と、
    を含むことを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 前記多値画像処理手段は、前記マスク画像生成手段により生成されたマスク画像を用いて、前記多値画像の特定色画像を生成する特定色画像生成手段を含むことを特徴とする請求項5又は6に記載の画像処理装置。
  8. 前記多値画像処理手段は、画像の画像サイズを縮小する画像縮小手段を含み、
    前記画像縮小手段は、前記前景画像及び前記背景画像の画像サイズを縮小し、前記画像圧縮手段は、前記画像縮小手段により縮小された前記前景画像及び前記背景画像を圧縮符号化することを特徴とする請求項6又は7に記載の画像処理装置。
  9. 前記第1の処理部は、前記第2の処理部から転送された多値圧縮画像を多値画像に伸張する画像伸張手段を備えたことを特徴とする請求項5乃至8のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  10. 前記第2の処理部は、
    前記多値圧縮画像が前記画像伸張手段により伸張できるか否かを判定する画像伸張可能判定手段と、
    前記多値圧縮画像を伸張する汎用画像伸張手段とを備え、
    前記画像伸張可能判定手段により、前記多値圧縮画像が前記画像伸張手段により伸張できないと判定されると、前記汎用画像伸張手段は、前記多値圧縮画像を伸張することを特徴とする請求項9に記載の画像処理装置。
  11. 前記第1の処理部は、
    画像の画像サイズを拡大する画像拡大手段と、
    前記画像拡大手段により拡大された画像を切り取る切取手段とを備え、
    前記画像拡大手段は、前記多値画像の画像サイズを拡大し、前記第1の処理部は、拡大された前記多値画像に対して処理を行い、前記調整手段は、処理を施された前記多値画像の画像を切り取ることを特徴とする請求項2乃至10のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  12. 前記第1の処理部は、画像の回転を行う画像回転手段を備え、
    前記第2の処理部は、画像の回転量を設定する画像回転量設定手段を備え、
    前記画像回転手段は、前記画像回転量設定手段により設定された回転量に基づいて前記多値画像を回転することを特徴とする請求項2乃至11のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  13. 前記第1の処理部は、前記多値画像の補正を行う画像補正手段を備えたことを特徴とする請求項2乃至12のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  14. 前記第1の処理部は、ASIC、FPGA、DSP、コンフィギュラブルプロセッサ、リコンフィギュラブルプロセッサ又はMIMDであることを特徴とする請求項1乃至13のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  15. 汎用の演算処理プログラムにより演算処理を行う第1の処理部と、専用の演算処理デバイスにより演算処理を行う第2の処理部とを備え、多値画像に対して所定の処理を行う画像処理装置における画像処理方法であって、
    前記第1の処理部が、前記多値画像に基づいて二値画像を生成する二値化工程と、
    前記第1の処理部が、前記多値画像に対する演算処理を行う多値演算工程と、
    前記第2の処理部が、前記二値化工程において生成された二値画像に対する演算処理を行う二値演算工程と、
    を有することを特徴とする画像処理方法。
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