JP2003219187A - 画像処理方法及び画像処理装置 - Google Patents

画像処理方法及び画像処理装置

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JP2003219187A
JP2003219187A JP2002014635A JP2002014635A JP2003219187A JP 2003219187 A JP2003219187 A JP 2003219187A JP 2002014635 A JP2002014635 A JP 2002014635A JP 2002014635 A JP2002014635 A JP 2002014635A JP 2003219187 A JP2003219187 A JP 2003219187A
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JP2002014635A
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Tsutomu Sakagami
努 坂上
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文字画像と自然画像が混在したドキュメント
について、高圧縮率かつ高品位な画像圧縮を可能とす
る。さらに、伸長された文字画像と写真画像に対してそ
れぞれ適応処理を施すことにより、高品位画像を出力す
る。 【解決手段】 文字領域検出部104で原画像101の
2値画像103より文字部を検出して文字領域座標11
1を生成する。文字部補間部105で文字領域情報11
1に基づいて原画像101から文字部を除去し、該文字
部周辺の画素データで補間して多値の非文字画像Aを生
成し、JPEG圧縮して圧縮コードX112を生成す
る。また、文字抽出部108で文字領域情報111に基
づいて原画像101から文字部を抽出して二値の文字画
像109を生成し、MMR圧縮して圧縮コードY113
を生成する。このように、文字部と非文字部の圧縮コー
ドを独立して保存できるため、伸長時に適応処理が可能
となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像処理装置及びそ
の方法に関し、特に、多値画像を圧縮して保存、出力す
る画像処理装置及びその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、紙媒体上の画像を電子データとし
て読み取るスキャナの普及により、文書の電子化が進ん
でいる。電子化された文書ファイルをフルカラーとして
保持しようとすると、たとえば300 ドットパーインチ
(以下、dpi)の解像度で画像サイズがA4の場合、約
24 メガバイト(以下、MB)のメモリ量が必要とな
り、装置のメモリを著しく逼迫する。また、電子化され
た文書ファイルを電子メールなどに添付して送信する際
にも、文書ファイルの容量が大き過ぎて添付できない場
合がある。
【0003】そこで文書ファイルに対してその容量を低
減するために、画像圧縮が施されることが多い。一般に
画像圧縮技術としては、Joint Photographic Experts G
roupFormat (以下、JPEGと呼ぶ)による方法が広
く知られ、頻繁に用いられている。JPEGは、写真な
どの自然画像を圧縮するには非常に適した方法であり、
高圧縮率及び高画質を両立する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、JPE
Gによる圧縮は自然画像には適しているものの、文字画
像などにおいて高周波部分をJPEG圧縮すると、モス
キートノイズと呼ばれる画像劣化が発生し、圧縮率も低
くなる。特に、JPEG圧縮において圧縮率を優先する
と画像品位が劣化し、該圧縮画像を伸長して出力する際
に、文字の再現性が著しく低下してしまうという問題が
あった。
【0005】本発明は上述した問題を解決するためにな
されたものであり、文字画像と自然画像が混在したドキ
ュメントについて、高圧縮率かつ高品位な画像圧縮を可
能とする画像処理方法及び画像処理装置を提供すること
を目的とする。
【0006】さらに、伸長された文字画像と写真画像に
対してそれぞれ適応処理を施して出力することにより、
高品位画像を出力する画像処理方法及び画像処理装置を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の一手段として、本発明の画像処理方法は以下の工程を
備える。
【0008】すなわち、文字部と写真部が混在した原画
像データを圧縮する画像処理方法であって、前記原画像
データから少なくとも1つの文字部を検出し、文字領域
情報を生成する文字領域検出工程と、前記文字領域情報
に基づき、前記原画像データから前記文字部を除去して
該文字部周辺の画素データで補間することによって多値
の非文字画像を生成する文字部補間工程と、前記非文字
画像を圧縮して第1の圧縮コードを生成する第1の圧縮
工程と、前記文字領域情報に基づき、前記原画像データ
から文字部を抽出して二値の文字画像を生成する文字抽
出工程と、前記文字画像を圧縮して第2の圧縮コードを
生成する第2の圧縮工程と、を有することを特徴とす
る。
【0009】さらに、前記第1の圧縮コードを伸長して
伸長非文字画像を生成する第1の伸長工程と、前記第2
の圧縮コードを伸長して伸長文字画像を生成する第2の
伸長工程と、前記伸長非文字画像及び前記伸長文字画像
のそれぞれに対して適応処理を施しながら画像を形成す
る画像形成工程と、を有することを特徴とする。
【0010】また、文字部と写真部が混在した原画像デ
ータを圧縮する画像処理方法であって、前記原画像デー
タから少なくとも1つの文字部を検出し、文字領域情報
を生成する文字領域検出工程と、前記文字領域情報に基
づき、前記原画像データから前記文字部を除去して該文
字部周辺の画素データで補間することによって多値の非
文字画像を生成する文字部補間工程と、前記非文字画像
を圧縮して第1の圧縮コードを生成する第1の圧縮工程
と、前記文字領域情報に基づき、前記原画像データから
文字部の代表色情報を抽出する文字色抽出工程と、前記
文字領域情報及び前記代表色情報に基づき、前記原画像
データから単色文字部を抽出して二値の単色文字画像を
生成する単色文字抽出工程と、前記文字領域情報及び前
記代表色情報に基づき、前記原画像データから多色文字
部を抽出して多値の多色文字画像を生成する多色文字抽
出工程と、前記単色文字画像を圧縮して第2の圧縮コー
ドを生成する第2の圧縮工程と、前記多色文字画像を圧
縮して第3の圧縮コードを生成する第3の圧縮工程と、
を有することを特徴とする。
【0011】さらに、前記第1の圧縮コードを伸長して
伸長非文字画像を生成する第1の伸長工程と、前記第2
の圧縮コードを伸長して伸長単色文字画像を生成する第
2の伸長工程と、前記第3の圧縮コードを伸長して伸長
多色文字画像を生成する第3の伸長工程と、前記伸長非
文字画像、前記伸長単色文字画像及び前記伸長多色文字
画像のそれぞれに対して適応処理を施しながら画像を形
成する画像形成工程と、を有することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る一実施形態に
ついて、図面を参照して詳細に説明する。
【0013】<第1実施形態> ●圧縮部構成 図1は、本実施形態の画像処理装置における圧縮部の構
成を示すブロック図である。
【0014】同図において、101は原画像である。1
02は原画像101に対して最適二値化を施す二値化部
であり、二値画像103を出力する。104は二値画像
103から文字領域を検出し、文字領域座標111を生
成する文字領域検出部である。
【0015】105は文字領域座標111と二値画像1
03を参照して、原画像101から文字の領域を取り除
いてその周囲の画像データで補間することによって、画
像Aを生成する文字部補間部である。106は画像Aを
縮小して画像Bを生成する縮小部である。107は画像
BをJPEG圧縮して圧縮コードX112を生成するJ
PEG圧縮部である。
【0016】108は文字領域座標111を入力し、そ
の座標内の二値画像103を参照しながら二値画像の文
字部を抽出することによって、文字画像109を作成す
る文字抽出部である。110は、文字画像109をMM
R圧縮して複数の圧縮コードY113を生成するMMR
圧縮部である。
【0017】114は、文字領域座標111、圧縮コー
ドX112及び圧縮コードY113のデータを結合させ
た圧縮データであり、115は圧縮データ114を保持
する記憶デバイスである。記憶デバイス115として
は、装置内のRAM等であっても良いし、装置外部の着
脱可能な記憶装置であっても良い。
【0018】本実施形態においては上記構成によって、
原画像101から文字領域を検出し、該文字領域中の文
字を消去した下地画像のみの圧縮コードX112と、文
字のみの圧縮コードY113を作成する。
【0019】・文字領域検出処理 以下、本実施形態における文字領域検出処理について、
図2のフローチャートを参照して詳細に説明する。該処
理は、上記構成の二値化部102から文字領域検出部1
04において実行される処理に対応する。
【0020】先ずステップS201においてカラーの原
画像101を入力し、これを間引くことによって解像度
を落しながら輝度変換を行い、輝度画像Jを作成する。
例えば原画像101がRGB成分より成り、各8ビット
300dpiのデータであるとすると、縦方向、横方向
とも4画素ごとに Y = 0.299R + 0.587G + 0.114B なる演算を行うことによって新たな画像Jを作成した場
合、輝度画像JはYが8ビット75dpiの画像データ
として得られる。
【0021】そしてステップS202にて輝度画像Jに
おける輝度ヒストグラムを取って二値化閾値Tを算出
し、ステップS203で輝度画像Jを閾値Tにて二値化
することによって、二値画像K(二値画像103)を作
成する。
【0022】次にステップS204で二値画像Kにおい
て、黒画素の輪郭線追跡を行うことによって全ての黒領
域へのラベル付けを行う。そしてステップS205で該
黒領域中から文字らしい領域を判定し、ステップS20
6にて該文字らしい領域の形状や位置に基づき、結合す
べき黒領域同士を結合する。
【0023】以下、上記図2に示す文字領域検出処理の
具体例を示す。図3に示すカラー画像を原画像101と
した場合、これを間引いて輝度変換した画像Jの輝度ヒ
ストグラムは図4に示すようになる。該ヒストグラムの
平均、分散等に基づいて二値化閾値T=150が算出さ
れ、該閾値Tに基づく二値化により、二値画像K(二値
画像103)が図5のように得られる。
【0024】図5に示す二値画像Kに対し、黒画素の輪
郭線追跡を行ってその全てをラベリングし、横幅または
高さが所定の閾値以下である黒画素の集合を文字とする
と、図6に示す黒画素の集まりが文字領域として判定さ
れる。但し、図6に示す例はあくまでも文字領域の概念
を示すものであり、実際にこのような画像が作成される
ものではない。そして必要に応じて、図6に示す黒画素
の集まりを、その距離や横幅及び/又は高さの一致等の
各種条件に基づいてグループ化していくことにより、図
7に示す17個の文字領域701〜718が検出され
る。これら文字領域の座標データが、文字領域座標11
1として保持される。
【0025】・文字部補間処理 以下、文字部補間部105における処理について、図8
の具体例及び図9のフローチャートを参照して説明す
る。
【0026】図8の(a)が原画像101であるとする
と、該原画像に対する上記文字領域検出の過程におい
て、図8(b)に示す様な1つの文字領域を含む2値画像
103が得られている。
【0027】図9に示すように、本実施形態の文字部補
間処理においては、まず原画像を32×32画素の領域
(以下、パーツ)に分割し(S901)、該パーツごと
に処理を行う。図8(c)に、原画像101をパーツに
分割した様子を示す。
【0028】図8(c)に示す「00」〜「10」まで
の6つのパーツについては文字領域を含まないため、ス
テップS903の分岐により何も処理が行われず、「1
1」のパーツを処理する時点で処理がステップS904
に進む。なお、パーツが文字領域を含むか否かは、文字
領域座標111に基づいて判定される。
【0029】ステップS904では、図8(b)に示す
2値画像において、「11」のパーツと同位置である部
分(2値パーツ)を参照し、該2値パーツ内の白画素部
分に対応する、図8(a)に示す原画像の部分につい
て、そのRGB値の平均値ave_colorを算出する。
【0030】次にステップS905において、上記2値
パーツ内の黒画素部分に対応する、図8(a)に示す原
画像の部分を構成する画素値として、上記ave_colorを
代入する。
【0031】以上の処理を、文字領域の存在する「1
2」,「13」,「21」,「22」,「23」の各パ
ーツに対して実行することによって、原画像上で文字が
存在していた部分を、その周囲画素の平均値で埋めるよ
うに補間した画像Aを生成することができる。
【0032】文字部補間部105によって文字部が補間
された画像Aは、縮小部106にて例えば単純間引きに
より縮小される。この縮小処理は、例えば300dpi
の画像を150dpiにすることによって、画像サイズ
を小さくして扱いやすくするために実行される。
【0033】なお、上記文字部補間処理と縮小処理は、
その実行順序を逆にしても構わないが、先に縮小処理を
行う場合には、縮小による二値画像とカラー画像の解像
度差による位置ずれを考慮する必要がある。
【0034】・文字抽出処理 以下、文字抽出部108における処理について詳細に説
明する。文字抽出部108においては例えば、図10に
示すように二値画像103と文字領域座標111の論理
積(AND)をとることによって、文字画像109を抽
出する。この具体例を図11に示す。図11(a)が二
値画像103、図11(b)が文字領域座標111であ
るとすると、これらの論理積として得られる文字画像1
09は、図11(c)のようになる。なお、文字抽出部
108における文字抽出方法はこの例に限定されず、文
字部のみが抽出できればどのような方法を適用しても良
い。また、二値画像103に基づいて文字抽出を行う例
について説明したが、例えば文字領域座標111と原画
像101を入力し、原画像を改めて二値化した結果を利
用して文字抽出を行っても良い。
【0035】このようにして生成された文字画像109
は、MMR圧縮部110においてMMR圧縮され、圧縮
コードY113が生成される。また、文字部補間部10
5において文字部が周辺画素で補間された画像Aが縮小
部106において縮小され、得られた縮小画像BがJP
EG圧縮部107でJPEG圧縮されることによって、
圧縮コードX112が生成される。
【0036】以上のようにして得られた文字領域座標1
11、圧縮コードX112、圧縮コードY113の3つ
が1組の圧縮データ114として、記憶デバイス115
に保存される。
【0037】●伸長部構成 図12は、本実施形態の画像処理装置において、上述し
た圧縮部において圧縮されたデータを伸長する伸長部の
構成を示すブロック図である。
【0038】同図において、201は圧縮コードX11
2に対してJPEG伸長処理を行い、多値画像Eを生成
するJPEG伸長部である。202は多値画像Eに拡大
処理を施して多値画像F203を生成する拡大部であ
る。
【0039】204は圧縮コードY113に対してMM
R伸長を施して二値画像G205を生成するMMR伸長
部である。
【0040】206は、文字領域座標111とそれに対
応する二値画像G205に基づき、最終的な伸長画像H
207を生成する画像合成部である。
【0041】以下、画像合成部206における処理につ
いて、図13を参照して説明する。
【0042】画像合成部206においては注目画素につ
いて、二値画像G205の画素データが透過をあらわす
場合は、多値画像F203の画素の色を出力し、それ以
外のときは当該画素は文字を示す画素であるとして、文
字色(例えば黒色)を出力する。
【0043】ここで一例として、図13(a)に圧縮コ
ードX112のJPEG伸長結果を示し、図13(b)
に、二値画像として1ビット表現されている文字領域座
標111を示す。画像合成部206では、図13(a)
に示す多値画像に対して、図13(b)に示す二値画像
の黒画素に対応する画素位置に所定の文字画像データ
(例えばR=0、G=0、B=0)をのせる。これによ
り、最終的に図13(c)に示すような画像が、伸長画
像H207として生成される。
【0044】なおここでは、上述した圧縮部の説明の際
に図8に示したのと同様の画像を図13の例として用い
たが、JPEGによる非可逆圧縮方式を利用しているた
め、図13と図8とではその画素値は必ずしも一致しな
い。しかしながら、文字部補間以前の原画像101をJ
PEG圧縮した場合と比較すると、同じ量子化テーブル
を利用しても、文字部補間された画像AをJPEG圧縮
した方が、伸長後の画素値の変化は少ない。
【0045】なお、文字領域座標111、圧縮コードX
112、圧縮コードY113の3つをまとめた圧縮デー
タ114のフォーマットを、必要に応じて生成すること
も可能である。3つをまとめるフォーマットの一例とし
て、Adobe社のPDF(Portable Document Forma
t)などが考えられる。Adobe社のPDFとは、A
dobe社が無償配布しているAcrobat Readerというア
プリケーションで表示可能な画像フォーマットである。
このように、圧縮データ114としてPDF等の一般的
に普及しているフォーマットを利用することにより、圧
縮データ114の受信側で確実に画像を閲覧することが
できる。
【0046】また、圧縮データ114のその他のフォー
マットとしては、XML(eXtensible Markup Languag
e)などが考えられる。ここでXMLとは、ネットワー
クを介して文書やデータを交換したり配布したりするた
めの記述言語である。
【0047】なお、圧縮データ114のフォーマットと
しては、これらのフォーマットに限るものではない。
【0048】●画像入出力部構成 図14は、本実施形態の画像処理装置における画像の入
出力を行う、リーダ部1及びプリンタ部2の構成を示す
ブロック図である。
【0049】リーダ部1において、原稿給送装置151
1は原稿を最終頁から順に1枚ずつプラテンガラス15
12上へ給送し、原稿の読み取り動作終了後、プラテン
ガラス1512上の原稿を排出する。原稿がプラテンガ
ラス1512上に搬送されると、ランプ1513を点灯
し、そしてスキャナユニット1514の移動を開始させ
て、原稿を露光走査する。この時の原稿からの反射光
は、ミラー1515、1516、1517、及びレンズ
1518によってCCDイメージセンサ(以下CCDと
呼ぶ)1519へ導かれる。このように走査された原稿
の画像はCCD1519によって読み取られる。CCD
1519から出力される画像データは、所定の処理が施
された後、プリンタ部2へ転送される。
【0050】プリンタ部2において、レーザドライバ1
532はレーザ発光部1521を駆動し、リーダ部1か
ら出力された画像データに応じたレーザ光をレーザ発光
部1521に発光させる。このレーザ光は感光ドラム1
522に照射され、感光ドラム1522にはレーザ光に
応じた潜像が形成される。この感光ドラム1522の潜
像の部分には現像器1523によって現像剤が付着され
る。そして、レーザ光の照射開始と同期したタイミング
で、カセット1524及びカセット1525のいずれか
から記録紙を給紙して転写部1526へ搬送し、感光ド
ラム1522に付着された現像剤を記録紙に転写する。
【0051】現像剤ののった記録紙は定着部1527に
搬送され、定着部1527の熱と圧力により現像剤が記
録紙に定着される。定着部1527を通過した記録紙は
排出ローラ1528によって排出され、ソータ1531
は排出された記録紙をそれぞれのピンに収納して記録紙
の仕分けを行う。なお、ソータ1531は仕分けが設定
されていない場合は最上ピンに記録紙を収納する。ま
た、両面記録が設定されている場合は、排出ローラ15
28のところまで記録紙を搬送した後、排出ローラ15
28の回転方向を逆転させ、フラッパ1529によって
再給紙搬送路へ導く。多重記録が設定されている場合
は、記録紙を排出ローラ1528まで搬送しないように
フラッパ1529によって再給紙搬送路へ導く。再給紙
搬送路へ導かれた記録紙は上述したタイミングで転写部
1526へ給紙される。
【0052】図15は、本実施形態における画像処理装
置が、マルチファンクションネットワーク機器として機
能する例を示す。
【0053】図15において、2601はインターネッ
トなどの通信網である。2602はウェブサーバであ
り、インターネット2601上に接続され、インターネ
ットユーザに特定のサービスを提供する。2603は金
融機関と消費者クライアントの間の決済処理などを行う
電子マネーサーバである。2604は個人ユーザの端末
とインターネット2601との接続処理を行うサービス
プロバイダである。
【0054】2605はファイアーウォールであり、こ
れより下に図示したLANネットワーク内部と外部通信
網(インターネット2601)とを接続し、セキュリテ
ィー管理などを行う。2606はLANネットワークで
接続された2607〜2608の各機器の管理や、ユー
ザ管理、課金情報などのデータの管理、などを行う機器
管理サーバである。2607はデータの管理などを行う
ファイルサーバであり、必要に応じてマルチファンクシ
ョンマシン2610やプリンタ2609にデータを出力
する。
【0055】2610は、本実施形態の画像処理装置に
対応するマルチファンクションマシンであり、おもに画
像の入出力などの機能を有する。マルチファンクション
マシン2610において、2611はユーザ操作を受け
付ける操作部、2612は操作部2611やPC260
8からの指示に従って画像を入力するイメージスキャ
ナ、2613はPC2608やファイルサーバ2607
からのデータを印刷出力するプリンタ、2614は操作
部2611やPC2608からの指示に基づいてスキャ
ナ2612やプリンタ2613、メモリ2615やハー
ドディスク2616、もしくはPC2608の間で画像
データの入出力などの制御を行うデバイスコントローラ
であり、たとえばスキャナ2612か込んだ画像データ
を、必要に応じてメモリ2615やハードディスク26
16に蓄積したり、PC2608に出力したり、あるい
はプリンタ2613で印刷する、などの制御を行う。2
609はプリンタであり、PC2608やファイルサー
バ2607からの画像データを記録媒体上にプリントす
る。2608は端末装置として接続されたパーソナルコ
ンピュータ(PC)であり、インターネット2601を
介してウェブサーバ2602から提供された情報を閲覧
したり、画像データをマルチファンクションマシン26
10やプリンタ2609に出力する。
【0056】なお、図15におけるファイアーウォール
2605から下のLAN構成は、サービスプロバイダ2
604を介してインターネット2601に接続している
個人ユーザのもとにあってもよい。
【0057】●画像出力部詳細 図16に、図1に示した画像圧縮部と図12に示した画
像伸長部、及び図14に示した画像入出力部の関係を示
す。図16の入力装置1601は、たとえば図14に示
したような原稿を読み取る装置(リーダ部1)で構成さ
れ、1枚ないし複数の画像を連続して読み取ることが可
能な装置である。圧縮・伸長装置1602は、たとえば
図1に示した圧縮部のように、画像部から文字を切り出
して文字部と写真部を分けて圧縮すること、および図1
2に示した伸長部のように、圧縮された文字部と写真部
をそれぞれ伸長して合成すること、を可能とする装置で
ある。記憶装置1603は、メモリやハードディスク、
CD−ROM、DVD−ROMといった、一時的、ある
いは、恒久的にデータを保存可能な装置である。出力装
置1604は、たとえば図14に示したような、データ
の可視化が可能な印字/表示装置である。
【0058】本実施形態においては、出力装置1604
を図17に示すような構成とすることによって、画像を
出力する際に文字部と写真部のそれぞれに対し、適応処
理を施すことを特徴とする。
【0059】図17において、フィルタリング部270
1は二種類以上のフィルタ係数を保持しており、伸長部
で伸長された伸長画像H207に対し、文字領域座標1
11に基づいてフィルタ係数を切り替えてフィルタリン
グ処理を施す。たとえば、文字領域座標111により文
字部であると考えられる領域に対してはエッジ強調用の
フィルタを選択することによって、文字の鮮鋭度を向上
させる。一方、写真部であると考えられる領域に対して
はスムージング用のフィルタを選択することによって、
写真部の再現を滑らかなものにする。
【0060】画像形成部2702は、二種類以上の画像
形成方法による画像形成を可能とし、文字領域座標11
1に基づいて画像形成方法を切り替える。たとえば、文
字部であると考えられる領域に対しては解像度を上げる
ことによって、文字の鮮鋭性を重視した画像形成を行
う。一方、写真部であると考えられる領域に対しては解
像度を下げることによって、写真の階調性を重視した画
像形成を行う。
【0061】以上説明したように本実施形態によれば、
画像から文字部を切り出し、文字部については二値圧縮
を施すことで高い圧縮率が実現される。また、文字以外
の画像部については、文字のあった画素部分を周囲の画
像データで補間することで多値圧縮時の圧縮率を高め、
さらには解像度を下げることで高い圧縮率が実現され
る。
【0062】すなわち本実施形態においては、主に自然
画領域等の低周波部分については解像度をそれほど必要
としないが階調が必要であり、高周波部分(主に文字領
域)では解像度が必要であるが階調をそれほど必要とし
ない、という人間の視覚特性を利用して、文字部以外の
下地画像は解像度を落としている。本実施形態によれば
具体的には、200分の1程度の圧縮率が実現可能とな
り、これは即ち、24MBの容量が120KBで済むこ
とを示す。
【0063】さらに、文字領域座標を保持しておくこと
により、出力時に文字部と写真部のそれぞれについて、
文字部には文字用の処理、写真部には写真用の処理、と
いった適応処理を施すことが可能となり、出力画像の品
位を高めることができる。
【0064】従って本実施形態によれば、従来よりもは
るかに少ない容量で画像を保持することが可能となる
上、その出力時には、高品位の画像を提供することが可
能となる。すなわち、画像品位を維持しつつ、より多く
の画像データが保存可能となる。
【0065】<第2実施形態>以下、本発明に係る第2
実施形態について説明する。
【0066】上述した第1実施形態においては、伸長画
像H207を生成した後、図17に示した画像出力部内
のフィルタリング部2701で、文字領域座標111に
応じてフィルタ係数を切り替えるとして説明した。第2
実施形態では伸長部の構成を図18に示すようにし、伸
長部内でフィルタリングを行うことにより、画像出力
部、すなわちプリンタに依存しない伸長画像を生成する
ことを特徴とする。
【0067】図18に示す伸長部においては、フィルタ
リング部2801で文字領域座標111に基づき、画像
合成部206で合成された多値画像および二値画像のそ
れぞれについて、適切なフィルタ係数によるフィルタリ
ング処理を施すことにより、伸長画像H207を生成す
る。
【0068】以上説明したように第2実施形態によれ
ば、出力装置に依存することなく、適切なフィルタリン
グを施した出力が可能となる。
【0069】たとえば、ネットワークを介して接続され
た、単純な出力機能のみを有するプリンタ(図15に示
す2609に対応)による出力を行う例について考える
と、該プリンタでは画像形成時に適応処理を行うことは
できないが、画像処理装置(図15に示すマルチファン
クションマシン2610に対応)内において適応的なフ
ィルタリング処理が行えるため、出力時の画像品位が向
上する。またたとえば、出力装置が表示部のみを有する
場合であっても、高品位な画像を表示することができ
る。
【0070】<第3実施形態>以下、本発明に係る第3
実施形態について説明する。
【0071】上述した第1及び第2実施形態において
は、伸長後にフィルタリングを施す構成について説明し
たが、第3実施形態においては圧縮部の構成を図19に
示すようにし、圧縮前にフィルタリングを行うことを特
徴とする。
【0072】図19に示す圧縮部においては、フィルタ
リング部2901で、文字部補間部105から出力され
た非文字画像と、文字抽出部108から出力された文字
画像109について、文字領域座標111に基き適切な
フィルタリング処理を施す。フィルタリング後、非文字
画像は縮小部106、JPEG圧縮部107を介して圧
縮コードX112として圧縮され、文字画像109はM
MR圧縮部110を介して圧縮コードY113として圧
縮される。
【0073】以上説明したように第3実施形態によって
も、上述した第2実施形態と同様に出力装置に依存する
ことなく、適切なフィルタリングを施した出力が可能と
なる。
【0074】<第4実施形態>以下、本発明に係る第4
実施形態について説明する。
【0075】第4実施形態においては、文字部が色文字
である場合であっても高圧縮率を保ちつつ高品位な画像
形成を可能とすることを特徴とする。
【0076】●圧縮部構成 図20は、第4実施形態の画像処理装置における圧縮部
の構成を示すブロック図である。
【0077】同図において、2001は原画像である。
2002は原画像2001に対して最適二値化を施す二
値化部であり、二値画像2003を出力する。2004
は二値画像2003から文字領域を検出し、文字領域座
標2012を生成する文字領域検出部である。
【0078】2005は文字領域座標111と二値画像
2003を参照して、原画像2001から文字の領域を
取り除いてその周囲の画像データで補間することによっ
て、画像Aを生成する文字部補間部である。2006は
画像Aを縮小して画像Bを生成する縮小部である。20
07は画像BをJPEG圧縮して圧縮コードX2013
を生成するJPEG圧縮部である。
【0079】2008は文字領域座標2012を入力
し、その座標内の原画像2001と二値画像2003を
参照しながら二値画像の黒色部に相当する原画像の色を
抽出することによって、複数のパレット2014を作成
する文字色抽出部である。文字色抽出部2008は更に
減色部2018を有し、作成したパレット2014に基
づき原画像2001の減色処理を行うことによって、単
色及び多色の文字画像を生成する。
【0080】2009は文字色抽出部2008において
原画像2001を減色した複数の減色画像であり、複数
の文字領域に相当する。2010は減色画像2009が
1画素1ビット構成である場合に、これをMMR圧縮し
て複数の圧縮コードY2015を生成するMMR圧縮部
である。2011は減色画像2009が1画素2ビット
以上の構成である場合に、これをZIP圧縮して複数の
圧縮コードZ2016を生成するZIP圧縮部である。
【0081】2017は、文字領域座標2011、圧縮
コードX2013、パレット2014、圧縮コードY2
015、及び圧縮コードZ2016のデータを結合させ
た圧縮データであり、2019は圧縮データ2017を
保持する記憶デバイスである。記憶デバイス2019と
しては、装置内のRAM等であっても良いし、装置外部
の着脱可能な記憶装置であっても良い。
【0082】第4実施形態においては上記構成によっ
て、原画像2001から文字領域を検出し、該文字領域
中の文字を消去した下地画像のみの圧縮コードX201
3を作成し、さらに文字領域中の文字色を抽出すること
によって、単色文字のみの圧縮コードY2015と、多
色文字の圧縮コードZ2016及び文字色情報を示すパ
レット2014を作成する。
【0083】・文字色抽出処理 以下、文字色抽出部2008における文字色抽出処理に
ついて、図21のフローチャートを参照して詳細に説明
する。
【0084】まずステップS2201において、抽出さ
れた色数を表すカウンタnumを0にリセットする。第4
実施形態においては、抽出されたすべての文字領域に対
してそれぞれ文字色抽出処理を行うため、ステップS2
202で未処理の文字座標があるか否かをチェックし、
あればステップS2203に進むが、なければ処理を終
了する。
【0085】ステップS2203では、処理対象の文字
領域について、その文字領域座標2012に対応する二
値画像2003の細線化処理を行い、スキャナ読み込み
時の下地から文字部への変化部に相当する黒画素を減ら
すことによって、新たな二値画像Newbiを作成する。
【0086】次にステップS2204において、新たな
二値画像Newbiの黒画素に対応する原画像2001のR
GB3次元ヒストグラムを生成する。ここで、文字部の
高品位再現に必要となるのは解像度であり、階調は必要
ないこと、また、スキャナによる読み込み時のばらつき
を抑制しつつ代表色を算出するには多少の画素値の違い
は無視した方が良いこと、などを鑑みると、ヒストグラ
ムを細かいステップで生成する必要はない。そこで第4
実施形態においては、たとえば入力画像がRGB各8ビ
ットであるとすると256×256×256ステップで
ヒストグラムを生成するのではなく、上位5ビットにつ
いて、すなわち32×32×32ステップでRGB3次
元ヒストグラムを作成するとする。そしてさらに、この
ヒストグラムを作成する際に、同時に当該文字領域内に
存在する黒画素の総数pixelnumを算出しておく。
【0087】次にステップS2205において、S22
04で作成したヒストグラムからR、G、Bの最大値を
それぞれ検出し、colR[num]、colG[num]、colB[num]に
代入する。すでにステップS2204において原画像2
001の上位5ビットのみでヒストグラムを作成するこ
とでスキャナのばらつきによるノイズを抑制したが、こ
こではさらに、ヒストグラムの隣り合った値の合計の最
大値を検出することによって、最大値をより正確に検出
する。すなわち、例えば図22に示すように、ヒストグ
ラムにおいてノイズ等であると考えられる突出部230
2のほうが、本来の最大値である最大部2301よりも
高い値をとるが、隣り合ったステップの合計値も考慮す
ることにより、2つのステップにまたがる本来の最大値
を検出することが可能となる。より具体的に説明する
と、この場合3次元ヒストグラムであるため、注目点
と、R次元で隣り合った2ステップ、G次元で隣り合っ
た2ステップ、B次元で隣り合った2ステップ、の計7
つのヒストグラム値の合計値について、その最大値を検
出すること等が考えられる。
【0088】このステップS2205において検出され
たcolR[num]、colG[num]、colB[num]が抽出された文字
色であり、パレット2014となる。
【0089】そしてステップS2206では、ステップ
S2205にて検出された最大値を中心として、たとえ
ば各3ステップずつ広げた立方体内に位置するヒストグ
ラム値を0にする。この例を図23に示す。図23は3
次元ヒストグラムを模式的に示す図であり、黒点がcolR
[0]、colG[0]、colB[0]であるとする。この点を中心に
各3ステップを広げた合計7×7×7ステップが、前述
した立方体である。ここで上位5ビットによるヒストグ
ラムであるため、3ステップは256階調で24レベル
分に相当する。なお、本発明はもちろん3ステップ幅に
限定されるものではない。この立方体内のヒストグラム
値(すなわち画素数)をpixelnumから減じた後、該ヒス
トグラム値に「0」を代入する。
【0090】そしてステップS2207において、抽出
された色数を表すカウンタnumをインクリメントし、ス
テップS2208では、pixelnumが所定のthre1以上で
あるか否かをチェックし、thre1以上であればステップ
S2205に進み、thre1未満であればステップS22
02に進む。
【0091】以上の処理をすべての文字領域座標201
2に対して繰り返し施すことにより、すべての文字領域
についてのパレット2014が生成される。
【0092】文字色抽出部2008内に存在する減色部
2018は、ある文字領域について、そのパレット数が
1であれば、入力された二値画像2003の文字領域部
分を切り抜いた部分二値画像を生成し、これを当該文字
領域の減色画像2009とする。
【0093】一方、文字領域のパレット数が2以上であ
れば、減色部2018は原画像2001と二値画像20
03を入力し、文字領域内の二値画像が黒である画素に
ついて、その原画像の値をパレット2014の値に振り
分けることによって、減色画像2009を生成する。こ
こで、減色画像2009のビット数としては、二値画像
の白の部分として透過を示す1データが必要となるの
で、パレット数が3のときは透過データ分を加算して4
となるので2ビット、パレット数が4のときは透過デー
タ分を加算して5となるので3ビットとなる。このビッ
ト数は、最終的に適応される画像フォーマットで表現で
きるビット数に準じる。この際、たとえばパレット数が
著しく多く、多色化による画質向上、圧縮率向上の効果
が得られないと判断される場合には多色化を行わず、下
地画像として保存することも考えられる。その場合には
文字領域座標2012からその文字領域を削除する必要
がある。この削除は、文字部補間部2005において文
字領域座標2012が参照されるよりも前に行わねばな
らない。
【0094】尚、第4実施形態における二値画像として
全面二値画像2003を利用したがその限りでなく、た
とえば文字領域の座標とカラー画像のみ入力し、カラー
画像を改めて二値化した結果を利用して代表色演算処理
を行っても良い。
【0095】また、RGB空間を利用して文字色を抽出
する例について説明したが、YUVなど他の色空間であ
っても構わない。また、RGB3次元ヒストグラムを作
成する例を示したが、色成分ごとの1次元ヒストグラム
を作成してもかまわない。
【0096】●伸長部構成 図24は、第4実施形態の画像処理装置において、上述
した圧縮部において圧縮されたデータを伸長する伸長部
の構成を示すブロック図である。
【0097】同図において、2101は圧縮コードX2
013に対してJPEG伸長処理を行い、多値画像Eを
生成するJPEG伸長部である。2102は多値画像E
に拡大処理を施して多値画像F2103を生成する拡大
部である。
【0098】2104は圧縮コードY2015に対して
MMR伸長を行い、二値画像G2105を生成するMM
R伸長部である。2106は圧縮コードZ2016に対
してZIP伸長を行い、多色画像H2107を生成する
ZIP伸長部である。
【0099】2108は、文字領域座標2012とそれ
に対応するパレット2014および二値画像G2105
または多色画像H2107に基づき、最終的な伸長画像
I2109を生成する画像合成部である。
【0100】以下、画像合成部2108における処理に
ついて、図25を参照して説明する。
【0101】画像合成部2108においては注目画素に
ついて、二値画像G2105の画素データが透過をあら
わす場合は、多値画像F2103の画素の色を出力し、
それ以外のときは当該画素は文字を示す画素であるとし
て、対応するパレット色を出力する。
【0102】ここで一例として、図25(a)に圧縮コ
ードX2013のJPEG伸長結果を示し、図25
(b)に、二値画像として1ビット表現されている文字
領域座標2012を示す。図25(b)に示す文字領域
座標2012に対応するパレット2014は、R=2
0、G=30、B=255であるとする。
【0103】画像合成部2108では、図25(a)に
示す多値画像に対して、図25(b)に示す二値画像の
黒画素に対応する画素位置に、パレット色(R=20、
G=30、B=255)をのせる。これにより、最終的
に図25(c)に示すような画像が、伸長画像I210
9として生成される。多色画像の場合はパレット201
4が複数用意されているため、たとえば2ビット画像で
あれば「00」、「01」、「10」、「11」の4つ
の画素値に対し、それぞれ割り当てられたパレット色を
あてはめていく。この4つの画素値の1つは透過を示
し、たとえば「00」が透過を示すとすると、「00」
の値を有する画素については、図25(a)に示す圧縮
コードX2013のJPEG伸長結果を選択する。
【0104】●画像出力処理 第4実施形態においても、上述した第1実施形態と同様
に、出力用の構成を図図17に示すような構成とするこ
とによって、画像を出力する際に文字部と写真部のそれ
ぞれに対し、適応処理を施すことができる。すなわち、
文字領域座標2012により文字部であると考えられる
領域に対しては文字の鮮鋭性を重視した画像形成を行
い、写真部であると考えられる領域に対しては階調性を
重視した画像形成を行う。
【0105】以上説明したように第4実施形態によれ
ば、画像から文字部を切り出し、文字部の色をパレット
表記することで、黒文字部については二値圧縮による高
圧縮率を実現し、色文字部については多値圧縮とパレッ
トによって色を再現できる。
【0106】また、文字以外の画像部は、文字のあった
部分を周囲の画像データで補間することで多値圧縮時の
圧縮率を高め、さらには、解像度を下げることで高い圧
縮率を実現できる。
【0107】さらに、文字領域座標を保持することで、
文字部と写真部のそれぞれに、適応処理を施すことが可
能となる。
【0108】また、カラー原稿の場合、文字領域座標2
012に応じ、文字部と写真部でUCR(Under Color
Removal:下地除去)量を変え、文字部は墨版のみで再
現することで、さらに文字品位を上げることも可能であ
る。
【0109】なお、第4実施形態においては文字部に対
してMMR圧縮とZIP圧縮の2方式を適用する例につ
いて説明したが、ZIP圧縮のみを用いても良い。
【0110】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、文
字画像と自然画像が混在したドキュメントについて、高
圧縮率かつ高品位な画像圧縮が可能となる。
【0111】さらに、伸長された文字画像と写真画像に
対してそれぞれ適応処理を施して出力することにより、
高品位画像を出力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態における圧縮部の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】圧縮時における文字領域検出処理を示すフロー
チャートである。
【図3】文字領域検出処理の具体例を示す原画像例であ
る。
【図4】図3に示す原画像の輝度ヒストグラムである。
【図5】図3に示す原画像より作成した2値画像であ
る。
【図6】図3に示す原画像における文字領域のみの2値
画像である。
【図7】図6に示す2値画像における黒画素をグループ
化した文字領域例を示す図である。
【図8】圧縮時における文字部補間処理の具体例を示す
図である。
【図9】圧縮時における文字部補間処理を示すフローチ
ャートである。
【図10】文字抽出部の構成を示すブロック図である。
【図11】文字抽出処理の具体例を示す図である。
【図12】第1実施形態における伸長部の構成を示すブ
ロック図である。
【図13】伸長時における画像合成処理の具体例を示す
図である。
【図14】第1実施形態における画像入出力部である、
リーダ部及びプリンタ部の構成を示す図である。
【図15】第1実施形態における画像処理装置がマルチ
ファンクションネットワーク機器として機能する場合の
構成例を示すブロック図である。
【図16】第1実施形態における画像処理装置の概要構
成を示すブロック図である。
【図17】第1実施形態における出力装置の構成を示す
ブロック図である。
【図18】第2実施形態における伸長部の構成を示すブ
ロック図である。
【図19】第3実施形態における伸長部の構成を示すブ
ロック図である。
【図20】第4実施形態における圧縮部の構成を示すブ
ロック図である。
【図21】圧縮時における文字色抽出処理を示すフロー
チャートである。
【図22】文字色抽出処理を説明する図である。
【図23】文字色抽出処理を説明する図である。
【図24】第4実施形態における伸長部の構成を示すブ
ロック図である。
【図25】伸長時における画像合成処理の具体例を示す
図である。

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字部と写真部が混在した原画像データ
    を圧縮する画像処理方法であって、 前記原画像データから少なくとも1つの文字部を検出
    し、文字領域情報を生成する文字領域検出工程と、 前記文字領域情報に基づき、前記原画像データから前記
    文字部を除去して該文字部周辺の画素データで補間する
    ことによって多値の非文字画像を生成する文字部補間工
    程と、 前記非文字画像を圧縮して第1の圧縮コードを生成する
    第1の圧縮工程と、 前記文字領域情報に基づき、前記原画像データから文字
    部を抽出して二値の文字画像を生成する文字抽出工程
    と、 前記文字画像を圧縮して第2の圧縮コードを生成する第
    2の圧縮工程と、を有することを特徴とする画像処理方
    法。
  2. 【請求項2】 さらに、前記第1の圧縮コードを伸長し
    て伸長非文字画像を生成する第1の伸長工程と、 前記第2の圧縮コードを伸長して伸長文字画像を生成す
    る第2の伸長工程と、 前記伸長非文字画像及び前記伸長文字画像のそれぞれに
    対して適応処理を施しながら画像を形成する画像形成工
    程と、を有することを特徴とする請求項1記載の画像処
    理方法。
  3. 【請求項3】 前記画像形成工程は、 前記文字領域情報に基づいて、前記伸長非文字画像と前
    記伸長文字画像を合成して合成画像を生成する合成工程
    と、 前記合成画像における非文字領域及び文字領域のそれぞ
    れに対して適応処理を施す適応処理工程と、 該適応処理後の合成画像を可視化する画像形成工程と、
    を有することを特徴とする請求項2記載の画像処理方
    法。
  4. 【請求項4】 前記画像形成工程は、 前記伸長非文字画像と前記伸長文字画像のそれぞれに対
    して適応処理を施す適応処理工程と、 該適応処理後の伸長非文字画像と伸長文字画像を、前記
    文字領域情報に基づいて合成して合成画像を生成する合
    成工程と、 前記合成画像を可視化する画像形成工程と、を有するこ
    とを特徴とする請求項2記載の画像処理方法。
  5. 【請求項5】 さらに、前記非文字画像及び前記文字画
    像のそれぞれに対して適応処理を施す適応処理工程を有
    し、 前記第1及び第2の圧縮工程においては、前記適応処理
    後の非文字画像及び文字画像を圧縮することを特徴とす
    る請求項1記載の画像処理方法。
  6. 【請求項6】 文字部と写真部が混在した原画像データ
    を圧縮する画像処理方法であって、 前記原画像データから少なくとも1つの文字部を検出
    し、文字領域情報を生成する文字領域検出工程と、 前記文字領域情報に基づき、前記原画像データから前記
    文字部を除去して該文字部周辺の画素データで補間する
    ことによって多値の非文字画像を生成する文字部補間工
    程と、 前記非文字画像を圧縮して第1の圧縮コードを生成する
    第1の圧縮工程と、 前記文字領域情報に基づき、前記原画像データから文字
    部の代表色情報を抽出する文字色抽出工程と、 前記文字領域情報及び前記代表色情報に基づき、前記原
    画像データから単色文字部を抽出して二値の単色文字画
    像を生成する単色文字抽出工程と、 前記文字領域情報及び前記代表色情報に基づき、前記原
    画像データから多色文字部を抽出して多値の多色文字画
    像を生成する多色文字抽出工程と、 前記単色文字画像を圧縮して第2の圧縮コードを生成す
    る第2の圧縮工程と、 前記多色文字画像を圧縮して第3の圧縮コードを生成す
    る第3の圧縮工程と、を有することを特徴とする画像処
    理方法。
  7. 【請求項7】 前記単色文字抽出工程においては、前記
    代表色情報が1つの代表色を示す場合に前記単色文字画
    像を生成し、 前記多色文字抽出工程においては、前記代表色情報が複
    数の代表色を示す場合に前記多色文字画像を生成するこ
    とを特徴とする請求項6記載の画像処理方法。
  8. 【請求項8】 さらに、前記第1の圧縮コードを伸長し
    て伸長非文字画像を生成する第1の伸長工程と、 前記第2の圧縮コードを伸長して伸長単色文字画像を生
    成する第2の伸長工程と、 前記第3の圧縮コードを伸長して伸長多色文字画像を生
    成する第3の伸長工程と、 前記伸長非文字画像、前記伸長単色文字画像及び前記伸
    長多色文字画像のそれぞれに対して適応処理を施しなが
    ら画像を形成する画像形成工程と、を有することを特徴
    とする請求項6記載の画像処理方法。
  9. 【請求項9】 前記適応処理においては、エッジ強調量
    を変更することを特徴とする請求項2乃至5及び8のい
    ずれかに記載の画像処理方法。
  10. 【請求項10】 前記適応処理においては、解像度を変
    更することを特徴とする請求項2乃至5及び8のいずれ
    かに記載の画像処理方法。
  11. 【請求項11】 前記適応処理においては、下色除去量
    を変更することを特徴とする請求項8記載の画像処理方
    法。
  12. 【請求項12】 前記第1及び第2の圧縮コード、及び
    前記文字領域情報を、前記原画像データを示す組として
    保持することを特徴とする請求項1記載の画像処理方
    法。
  13. 【請求項13】 前記第1乃至第3の圧縮コード、前記
    文字領域情報、及び前記代表色情報を、前記原画像デー
    タを示す組として保持することを特徴とする請求項6記
    載の画像処理方法。
  14. 【請求項14】 前記文字部補間工程は、 前記多値画像データを所定サイズのブロックに分割する
    分割工程と、 前記レイアウト解析結果に基づいて文字領域を含むブロ
    ックを検出する文字領域検出工程と、 該検出されたブロックについて、前記二値画像データの
    対応する領域に基づき、文字部の画素をその周囲画素と
    同等の画素に置換する置換工程と、を有することを特徴
    とする請求項1または6記載の画像処理方法。
  15. 【請求項15】 前記置換工程は、 前記ブロック内において、前記二値画像データにおける
    白画素に対応する多値画像データの平均色データを算出
    する平均色算出工程と、 前記ブロック内において、前記二値画像データにおける
    黒画素に対応する多値画像データを前記平均色データに
    置換する平均色置換工程と、を有することを特徴とする
    請求項14記載の画像処理方法。
  16. 【請求項16】 前記文字領域検出工程においては、 前記原画像データを二値化して二値画像データを生成
    し、該二値画像データに基づいて前記原画像データから
    文字部を検出することを特徴とする請求項1または6記
    載の画像処理方法。
  17. 【請求項17】 前記文字領域検出工程においては、前
    記二値画像データの黒画素をグループ化することによっ
    て、文字部を検出することを特徴とする請求項16記載
    の画像処理方法。
  18. 【請求項18】 前記第1の圧縮工程においては、前記
    非文字画像を縮小してから圧縮することを特徴とする請
    求項1または6記載の画像処理方法。
  19. 【請求項19】 文字部と写真部が混在した原画像デー
    タを圧縮する画像処理装置であって、 前記原画像データから少なくとも1つの文字部を検出
    し、文字領域情報を生成する文字領域検出手段と、 前記文字領域情報に基づき、前記原画像データから前記
    文字部を除去して該文字部周辺の画素データで補間する
    ことによって多値の非文字画像を生成する文字部補間手
    段と、 前記非文字画像を圧縮して第1の圧縮コードを生成する
    第1の圧縮手段と、 前記文字領域情報に基づき、前記原画像データから文字
    部を抽出して二値の文字画像を生成する文字抽出手段
    と、 前記文字画像を圧縮して第2の圧縮コードを生成する第
    2の圧縮手段と、を有することを特徴とする画像処理装
    置。
  20. 【請求項20】 さらに、前記第1の圧縮コードを伸長
    して伸長非文字画像を生成する第1の伸長手段と、 前記第2の圧縮コードを伸長して伸長文字画像を生成す
    る第2の伸長手段と、 前記伸長非文字画像及び前記伸長文字画像のそれぞれに
    対して適応処理を施しながら画像を形成する画像形成手
    段と、を有することを特徴とする請求項19記載の画像
    処理装置。
  21. 【請求項21】 文字部と写真部が混在した原画像デー
    タを圧縮する画像処理装置であって、 前記原画像データから少なくとも1つの文字部を検出
    し、文字領域情報を生成する文字領域検出手段と、 前記文字領域情報に基づき、前記原画像データから前記
    文字部を除去して該文字部周辺の画素データで補間する
    ことによって多値の非文字画像を生成する文字部補間手
    段と、 前記非文字画像を圧縮して第1の圧縮コードを生成する
    第1の圧縮手段と、 前記文字領域情報に基づき、前記原画像データから文字
    部の代表色情報を抽出する文字色抽出手段と、 前記文字領域情報及び前記代表色情報に基づき、前記原
    画像データから単色文字部を抽出して二値の単色文字画
    像を生成する単色文字抽出手段と、 前記文字領域情報及び前記代表色情報に基づき、前記原
    画像データから多色文字部を抽出して多値の多色文字画
    像を生成する多色文字抽出手段と、 前記単色文字画像を圧縮して第2の圧縮コードを生成す
    る第2の圧縮手段と、 前記多色文字画像を圧縮して第3の圧縮コードを生成す
    る第3の圧縮手段と、を有することを特徴とする画像処
    理装置。
  22. 【請求項22】 さらに、前記第1の圧縮コードを伸長
    して伸長非文字画像を生成する第1の伸長手段と、 前記第2の圧縮コードを伸長して伸長単色文字画像を生
    成する第2の伸長手段と、 前記第3の圧縮コードを伸長して伸長多色文字画像を生
    成する第3の伸長手段と、 前記伸長非文字画像、前記伸長単色文字画像及び前記伸
    長多色文字画像のそれぞれに対して適応処理を施しなが
    ら画像を形成する画像形成手段と、 を有することを特徴とする請求項21記載の画像処理装
    置。
  23. 【請求項23】 コンピュータで実行されることによっ
    て請求項1乃至18のいずれかに記載の画像処理方法を
    実現するプログラム。
  24. 【請求項24】 請求項23記載のプログラムを記録し
    た記録媒体。
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