JP2010041063A - 画像形成装置及びプレビュー表示方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】プレビュー画面上から、パンチやステープル等の後処理の設定変更や新規設定を容易に行える画像形成装置を提供する。
【解決手段】デジタル複合機1は、各種情報を表示するタッチパネル10と、画像データのプレビュー画像を生成するプレビュー画像生成部16aと、画像データを画像形成する記録部12と、画像形成を行う前に画像データのプレビュー画像をタッチパネル10に表示させるパネル制御部11とを備える。タッチパネル10に表示されたプレビュー画像の所定の領域がユーザによりタッチ操作された場合に、パネル制御部11は、タッチ操作された領域に応じた後処理設定画面をタッチパネル10に表示させる。
【選択図】図5

Description

本発明は、画像形成装置及びプレビュー表示方法、より詳細には、原稿画像を読み取った画像データを画像形成前にプレビューする機能を備えた画像形成装置及び該装置によるプレビュー表示方法に関する。
従来から、複写機等の画像形成装置において、画像形成を行う画像データを画像形成前にプレビュー表示する機能が備わっているものがある。
例えば、スキャナによって読み取った原稿の画像データや、外部機器から送信された画像データを画像形成(印刷)させる際に、画像形成しようとする画像データをプレビュー表示させ、その表示をユーザが確認してから画像形成を行うことができるようにしたものがある。
また、画像形成装置で画像データを画像形成させる際に、ユーザの設定に応じて様々な仕上げ処理を行うことができるようにしたものがある。例えば、画像形成を行う用紙にステープルを施したり、パンチ穴を開けたりする処理がある。あるいは、画像形成を行う用紙に対して異なる種類の用紙を所定の位置に挿入していく合い紙処理や、OHP用紙の間にあて紙を挿入していくOHP合い紙処理などがあり、さらには、画像形成する用紙に対して異なる種類の用紙を先頭のページ位置に表表紙として挿入する処理や、異なる種類の用紙を最後のページ位置に裏表紙として挿入する処理などもある。
このような仕上がり状態を確認するために、画像形成を行う前に事前に仕上がり状態を示すプレビュー表示を行わせるようにする手法が提案されている。例えば、ユーザが仕上がり状態としてステープルやパンチ穴を施す処理を設定したときに、その設定した仕上がり状態をプレビュー画面に表示させるようにしたものがある。
例えば、特許文献1には、プレビュー画像上で画像の簡易編集と後処理の設定とをプレビュー画像に反映させながら行い、プレビュー画面に表示されたように印刷あるいは後処理を行うことができる画像形成装置が記載されている。この画像形成装置は、原稿読取装置により読み取られた原稿または仮想の原稿のプレビュー画像をプレビュー画面内に表示する表示部と、表示部上に表示されたプレビュー画像の一部または全体を移動させてプレビュー画像の変更を行う操作手段と、操作手段の操作開始位置の座標と連続的に移動する軌跡の移動量と方向を検出し、その検出結果に応じて、操作手段によるプレビュー画像の変更の過程と結果を表示部に表示させると共に、プレビュー画像の変更の結果による表示に基づいた印刷や後処理を行わせる制御手段とを備える。
特開2004−282439号公報
上記特許文献1に記載の技術によれば、プレビュー画像に表示されたパンチ位置の設定等をプレビュー画面上で行うことにより、操作性の向上を図るようにしているが、このような画面に対して仕上がり状態をプレビューさせる場合、ページ毎の縮小画像により画像データを表示させることになる。しかしながら、表示されるプレビュー画像は、実際に印刷される用紙より小さくなることから、縮小されたページ毎の画像にステープルやパンチ等の仕上がり状態を表示すると、ステープルやパンチの画像が非常に小さなものとなってしまい、ユーザが微妙な位置調整を行うことは困難である。
また、原稿の画像情報とは関係ない様々な後処理をプレビューの表示後に設定したり、また先に行っていた後処理の設定を取りやめて再プレビュー表示を行ったりする場合もある。従来技術では後処理の設定されたものがプレビュー内に表示されるために、このような変更時には、後処理の設定内容に応じて、スキャンした画像に対して後処理の効果を合成してプレビュー画面を再作成する必要があった。
そして、プレビュー表示を実行する際に、その処理に時間がかかるといった問題もあった。
本発明は、上述のような実情に鑑みてなされたものであり、プレビュー画面上から、パンチやステープル等の後処理の設定変更や新規設定を容易に行える画像形成装置及び該装置によるプレビュー表示方法を提供すること、を目的とする。
上記課題を解決するために、第1の技術手段は、各種情報を表示する表示部と、画像データのプレビュー画像を生成するプレビュー画像生成部と、前記画像データを画像形成する画像形成部と、該画像形成を行う前に前記画像データのプレビュー画像を前記表示部に表示させる表示制御部とを備えた画像形成装置であって、前記表示部に表示されたプレビュー画像の所定の領域がユーザによりタッチ操作された場合に、前記表示制御部は、前記タッチ操作された領域に応じた後処理設定画面を前記表示部に表示させることを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記表示部に表示されたプレビュー画像は、前記画像データの全体を縮小表示したものであることを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第1又は第2の技術手段において、前記後処理設定画面により設定可能な後処理は、ステープルまたはパンチであることを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第1〜第3のいずれか1の技術手段において、前記プレビュー画像の所定の領域は、該プレビュー画像の端部であることを特徴としたものである。
第5の技術手段は、第1〜第4のいずれか1の技術手段において、前記プレビュー画像の画像データは、後処理設定がなされている状態、あるいは、後処理設定がなされていない状態のいずれかであることを特徴としたものである。
第6の技術手段は、第1〜第5のいずれか1の技術手段において、前記表示制御部は、前記プレビュー画像に対して、後処理設定画面の表示の可否を設定可能としたことを特徴としたものである。
第7の技術手段は、第1〜第6のいずれか1の技術手段において、前記表示制御部は、前記後処理設定画面で後処理設定がなされた後に、該後処理設定を反映したプレビュー画面に移行可能としたことを特徴としたものである。
第8の技術手段は、第1〜第7のいずれか1の技術手段において、画像データを入力する入力部を備え、該入力部は、前記画像形成装置が備えるスキャナ装置、前記画像形成装置に内蔵された記憶装置、前記画像形成装置に着脱可能な記憶装置、前記画像形成装置が接続可能な通信回線のいずれかであることを特徴としたものである。
第9の技術手段は、第1〜第8のいずれか1の技術手段において、前記後処理設定画面で後処理設定が追加または変更された場合、前記表示制御部は、前記追加または変更された後処理設定に係る情報を、前記プレビュー画像の記録紙領域外に表示させることを特徴としたものである。
第10の技術手段は、各種情報を表示する表示部と、画像データのプレビュー画像を生成するプレビュー画像生成部と、前記画像データを画像形成する画像形成部と、該画像形成を行う前に前記画像データのプレビュー画像を前記表示部に表示させる表示制御部とを備えた画像形成装置によるプレビュー表示方法であって、前記画像データのプレビュー画像を前記表示部に表示させるステップと、該表示部に表示されたプレビュー画像の所定の領域がユーザによりタッチ操作された場合に、該タッチ操作された領域に応じた後処理設定画面を前記表示部に表示させるステップとを備えることを特徴としたものである。
本発明によれば、プレビュー画面上から、パンチやステープル等の後処理の設定変更や新規設定を容易に行えるため、後処理設定に係る操作性を大幅に向上させ、ユーザの所望する後処理設定を行うことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。以下、本発明に係る画像形成装置をプリント機能、コピー機能、ファクシミリ送受信機能等を有するデジタル複合機に適用した形態について、その実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。
<装置構成>
図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置の一例としてのデジタル複合機を用いて構築される画像処理システムの構成例を示す模式図である。
図1において、1はデジタル複合機、2、3は外部コンピュータ、4はインターネットファクシミリ装置(インターネットFAX装置)、5はファクシミリ装置である。
デジタル複合機1は、本発明の画像形成装置の実施形態の1つであり、プリント機能、コピー機能の他に、画像データをファックスで送受信する機能(ファクシミリ機能)及び/又は画像データをインターネットFAXで送受信する機能(インターネットFAX機能)を有する。このデジタル複合機1には、通信網を介して各種の外部機器が接続される。例えば、ローカルな通信網として敷設されている通信ネットワークLNには、パーソナルコンピュータ(PC)等の外部コンピュータ2が接続されおり、図に示していないゲートウェイ等を介して接続されているインターネット網INには外部コンピュータ3及びインターネットFAX装置4が接続される。また、デジタル複合機1には、公衆電話回線網PNを介して外部のファクシミリ装置5が接続される。
<装置全体の説明>
図2は、図1のデジタル複合機においてインナーフィニッシャーを有する場合の構成例を示す説明図である。
図2のデジタル複合機1は、後処理装置300と共に2つの給紙装置400、500が付設された構成を例示しているが、本発明における画像形成装置には少なくとも後処理装置が付設されていればよい。また、図2には示していないが、デジタル複合機1には、CCD(Charge Coupled Device)を利用したスキャナで、原稿を所定の解像度のRGB(R:赤、G:緑、B:青)のビットマップ画像として読み取るための読み取り部を備えた画像データの入力装置が付設される。
デジタル複合機1は、ネットワーク等を介して入力された画像情報に基づいて電子写真方式による多色及び単色の画像形成を選択的に行い、形成した画像を用紙に記録するものである。デジタル複合機1は、画像形成部106、用紙収容部107及び用紙搬送部108を備えている。
画像形成部106は、露光ユニット110、中間転写ベルト111、二次転写ローラ114を備え、中間転写ベルト111と露光ユニット110との間に、画像形成ステーション112A〜112Dを一列に配置して構成されている。
画像形成ステーション112A〜112Dのそれぞれは、カラー画像を色分解して得られる減法混色の3原色であるシアン、マゼンタ、イエローにブラックを加えた計4色の各色相の画像情報に基づいて画像形成を行う。
ブラックの画像形成ステーション112Aは、感光体ドラム101A、現像ユニット102A、帯電ローラ103、一次転写ローラ104及びクリーニングユニット105等を備えている。
帯電ローラ103は、感光体ドラム101Aの表面を所定の電位に均一に帯電させる接触方式の帯電器である。帯電ローラ103に代えて、帯電ブラシを用いた接触方式の帯電器、又は、帯電チャージャを用いた被接触方式の帯電器を用いることもできる。露光ユニット110は、半導体レーザ等の光源、ポリゴンミラー及び反射ミラー等を備えている。感光体ドラム101Aには、露光ユニット110からブラックの画像情報に基づく画像光が照射され、ブラックの色相の画像情報に応じた静電潜像が形成される。
現像ユニット102Aは、静電潜像が形成された感光体ドラム101Aの表面にブラックのトナーを供給し、静電潜像をトナー像に現像する。クリーニングユニット104は、感光体ドラム101Aの表面に残留したトナーを回収する。
中間転写ベルト111は、ループ状の移動経路を形成している。中間転写ベルト111は下側の移動経路において感光体ドラム101Aと一次転写ローラ104との間を通過する。
一次転写ローラ104には、トナーの帯電極性と逆極性の一次転写バイアスが定電圧制御によって印加され、感光体ドラム101Aに形成されたトナー像は中間転写ベルト111の外周面に転写される。
シアン、マゼンタ及びイエローの各色相の画像形成ステーション112B、112C、112Dのそれぞれは、画像形成ステーション112Aと同様に構成されている。ただし、画像形成ステーション112B、112C、112Dのそれぞれには、シアン、マゼンタ及びイエローの各色相の画像情報によって変調された画像光が露光ユニット110から照射される。また、現像ユニット102B,102C,102Dのそれぞれは、シアン、マゼンタ及びイエローの各色相のトナーを感光体ドラム101B,101C,101Dに供給する。
これによって、感光体ドラム101B、101C、101Dのそれぞれには、シアン、マゼンタ及びイエローの各色相のトナー像が形成される。
イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの色相の一部のみの画像情報が入力された場合には、4つの画像形成ステーションのうち、入力された画像情報の色相に対応する一部のみにおいて静電潜像の形成及びトナー像の形成が行われる。例えば、モノクロ画像形成時には、ブラックの画像形成ステーション112Aのみにおいて静電潜像の形成及びトナー像の形成が行われ、中間転写ベルト111の外周面にはブラックの現像剤像のみが転写される。
フルカラー画像形成時には、4つの画像形成ステーション112A、112B、112C、112Dの全てにおいて静電潜像の形成及びトナー像の形成が行われる。中間転写ベルト111の外周面にはイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックのトナー像が順次重ね合わされて転写される。
中間転写ベルト111の外周面に対するトナー像の転写が、画像形成部106における画像の準備に相当する。
中間転写ベルト111の外周面に転写されたトナー像は、中間転写ベルト111の回転によって、二次転写ローラ114との対向位置に搬送される。二次転写ローラ114は、中間転写ベルト111の外周面に所定のニップ圧で圧接している。中間転写ベルト111と二次転写ローラ114との対向する位置が、用紙に対する画像形成が行われる画像形成位置130である。
用紙収容部107は、それぞれに単一種類の複数枚の用紙が収納される給紙カセット116A、116B及び手差しトレイ117を備えている。また、デジタル複合機1には、外部の用紙収容部として、給紙装置400、500がオプションで備えられている。
給紙装置400は、デジタル複合機1の下方に配置され、内部に給紙カセット116C、116Dを備えている。給紙装置500は、デジタル複合機1の側面に配置され、単一種類の複数枚の用紙を大量に収納している。
用紙搬送部108には、給紙カセット116A、116Bから画像形成位置130を経由してデジタル複合機1の上面に設置された後処理装置300に至る第1用紙搬送路131が形成されている。この第1用紙搬送路131には、ピックアップローラ121A、121B、給紙ローラ122A、122B、レジストローラ132、定着ユニット133、第4搬送ローラ、第1排紙ローラ134等が配置されている。
また、用紙搬送部108には、手差しトレイ117を第1用紙搬送路131の用紙搬送方向におけるレジストローラ132の上流側に連絡する第2用紙搬送路135が形成されている。
さらに、用紙搬送部108には、第1用紙搬送路131の定着ユニット133と第1排紙ローラとの間を、第1用紙搬送路131の用紙搬送方向におけるレジストローラ132の上流側に連絡する第3用紙搬送路136(両面搬送路)が形成されている。第3用紙搬送路136は、用紙の両面に画像を形成する両面画像形成時に、第1排紙ローラの反転によってスイッチバック搬送される片面画像形成済の用紙が搬送されるものである。
その他、用紙搬送部108には、給紙装置500を第1用紙搬送路131に連絡する第5用紙搬送路137も形成されている。給紙装置400にある給紙カセット116C、116Dは、給紙装置400内部に設けられた第6用紙搬送路138を介して第1用紙搬送路131に連絡される。
用紙収容部107及び給紙装置400、500から供給された用紙は、第1用紙搬送路131を搬送され、画像形成位置130を通過する際に、中間転写ベルト111からのトナー像の転写を受ける。また、両面画像形成時は、トナー像が転写された用紙が第1排紙ローラの反転によってスイッチバック搬送され、第3用紙搬送路136を経由して再び第1用紙搬送路131に搬送される。そして、画像形成位置130を通過する際に、もう一方の面に中間転写ベルト111からのトナー像の転写を受ける。
第1用紙搬送路131に配置されたレジストローラ132は、用紙収容部107(給紙カセット116A、116B、手差しトレイ117)、給紙装置400、給紙装置500、又は第3用紙搬送路136から搬送された用紙の先端が到達した時点では、回転を停止している。
そして、レジストローラ132は、レジストローラ132を通過した用紙の先端が画像形成位置130に到達した時に、中間転写ベルト111に付着しているトナー像の先端が画像形成位置130に到達するタイミングで回転を開始する。
これにより、用紙は、レジストローラ132によって先端が画像形成位置130においてトナー像の先端に対向するように第1用紙搬送路131内を搬送される。
なお、レジストローラ132は、回転を停止している間に用紙の先端が当接することにより、用紙の斜め送りを矯正する機能も有している。
画像形成位置130においてトナー像が転写された用紙は、定着ユニット133に導かれる。定着ユニット133は、トナー溶融温度まで昇温された加熱ローラ133A、及び、加熱ローラ133Aに所定のニップ圧で圧接する加圧ローラ133Bを備えている。用紙は、定着ユニット133を通過する際に加熱及び加圧され、トナー像が表面に定着した状態で後処理装置300に排出される。
画像形成位置130では、中間転写ベルト111の周面に付着したトナー像の全てが用紙に転写されるべきである。しかしながら。一部が中間転写ベルト111に残留する場合がある。また、後述する処理により、中間転写ベルト111の周面に付着したトナー像が用紙に転写されることなく画像形成位置130を通過する場合もある。このような画像形成位置130を通過後の中間転写ベルト111に残留したトナーは、クリーニングユニット105によって回収される。
一方、後処理装置300はデジタル複合機1のオプション受渡口より排出された用紙を装置内に搬入させて、各々の後処理を行って排紙トレイに積載するものである。後処理としては、用紙をステープル留めしたり、複数の排紙トレイのうち指定した排紙トレイに排出したり、排紙トレイにおける排出位置をオフセットさせたり、といったものがある。
<インナーフィニッシャーの動作説明>
図3は、図2に示す後処理装置を拡大して示す図面である。本実施形態では、後処理として、用紙をステープル留めするステープル処理、用紙にパンチ穴を空けるパンチ処理が対応可能である。
後処理装置300は、入口ローラ171、ステープラ172、パンチピン178、整合処理部173、排紙ローラ174、用紙後端検知センサ176、及び排紙トレイ175等を備えている。デジタル複合機1の第1排紙ローラ134にて排出された用紙は、入口ローラ171に整合処理部173へと搬送され、整合処理部173が、用紙を処理台上に順次積載して整合する。整合処理部173には、整合板や、パドル、掻き込みベルトなどが備えられている。
ステープル処理の場合、ステープラ172が、整合された用紙の束に対して、指定されている箇所にステープル留めを行う。ステープル留めされた用紙束は、排紙ローラ174にて排紙トレイ175上に排出される。
パンチ処理の場合は、用紙後端検知センサ176が用紙の後端を検知した時点で、用紙の搬送が一旦停止され、パンチピン178が用紙の後端にパンチ穴を空ける。その後、整合処理部173へと搬送されて整合されたのち、排紙ローラ174にて排紙トレイ175上に排出される。
上述のように、第1用紙搬送路131は、デジタル複合機1の内部において、用紙収容部107から画像形成部106の画像形成位置130を経由して後処理装置300に至る間に形成されている。第1用紙搬送路131内には、用紙収容部107及び給紙装置400、500の各給紙カセットから用紙が給紙される。各給紙カセットから用紙が給紙されたか否かは、各給紙カセットに対応して設けられた給紙センサにて検出されるようになっている。
また、第1用紙搬送路131に配置されているレジストローラ132の近傍には、レジストセンサが配置されている。レジストセンサは、用紙の先端が、レジストローラ132の配置位置に到達したか否かを検出するものである。
第1用紙搬送路131に配置されている第1排紙ローラ(第1排出部)134は、正逆駆動可能に構成されている。第1排紙ローラ134は、正転駆動されることで、用紙をオプション受け渡し口を通して後処理装置300へと搬送する。また、第1排紙ローラ134は、用紙の後端をチャックした状態で逆転駆動されることで、用紙をスイッチバック搬送して、第3用紙搬送路136へと搬送する。
第1排紙ローラ134の近傍には、第1用紙後端検知センサが配置されている。第1用紙後端検知センサは、後処理装置300へ搬送される用紙の後端が、第1排紙ローラ134に到達したか否かを検出するものである。なお、本明細書において、用紙の後端、始端は、用紙搬送方向に対して言うものとする。したがって、スイッチバック搬送される前と後では、始端と後端は入れ替わる。
上記第1用紙搬送路131から分岐する第3用紙搬送路136は、第1用紙搬送路131における定着ユニット133と第1排紙ローラ134との間に配された第1搬送ローラ161の定着ユニット33側で分岐している。第1搬送ローラ161も第1排紙ローラ134と同様に、正逆駆動可能に構成されている。第1搬送ローラ161は、正転駆動されることで用紙を第1排紙ローラ134へと搬送する。また、第1搬送ローラ161は、逆転駆動されることでスイッチバック搬送された用紙を第3用紙搬送路136へと搬送する。
第3用紙搬送路136には、さらに第2、第3の搬送ローラ162、163が配置されている。これら第2、第3の搬送ローラ162、163は1方向にのみ回転して、用紙をレジストローラ132へと再度搬送する。
図4は、図2に示すデジタル複合機における後処理装置の他の例を示す概略図である。
後処理装置301は、装置本体より排出された用紙を入口ローラ311によって装置内部に導き、デジタル複合機1からの指示により、用紙を処理せずに装置内部を素通りさせたり、装置内部で用紙を束ねて針止めするステープル処理を行う。
後処理装置301において、デジタル複合機1からの指示によりノンステープルモードが選択された場合は、用紙は、入口ローラ311により装置内に導入され、分岐爪321、322を通過して(通常、分岐爪321、322はノンステープル搬送経路331方向に位置している)、排紙ローラ312によって上下動可能な排紙トレイ341上に排出されて積載される。この時、排紙ガイド板351は閉じた状態にある。
デジタル複合機1の操作部において割り込みトレイ排出モードが選択された場合は、分岐爪321が所定角度回転し、用紙は割り込みトレイ搬送経路332に搬送され、排紙ローラ313によって割り込みトレイ342に排出されて積載される。
デジタル複合機1の操作部においてステープルモードが選択された場合は、分岐爪322が作動して、用紙はステープル搬送経路333に搬入され、さらにステープルトレイ排出ローラ314によってステープルトレイ361に排出されて積載される。
ステープルトレイ361に排出された用紙は、たたきコロ315によって用紙1枚毎にステープルトレイ361の下方向に落とされ、用紙後端基準フェンス362に押し当てられ、そしてその後端の整合が行なわれる。
整合された用紙は、端面綴じステープラ363によって用紙束後端の所定の位置に1個所、または2個所の綴じ処理が施される。綴じ処理の施された用紙束は放出ベルト(図示しない)と一体になった放出爪(図示しない)によって排紙ローラ312まで持ち上げられる。そして、排紙ガイド板361によって排紙ローラ312に加圧され、この排紙ローラ312によって排紙トレイ341に排出されて積載される。
以下、このデジタル複合機1の機能とその構成及び動作について説明する。図5は、図1のデジタル複合機の構成例を示す概略ブロック図である。
また、図6は、図5のデジタル複合機におけるタッチパネル及びキー操作部の一例を示す外観図である。
図5で例示するデジタル複合機1は、タッチパネル10、パネル制御部11、記録部12、読取部13、フォーマット変換部14、画像記憶部15、画像処理部16、符号化/復号部17、メイン制御部18、制御用メモリ19、キー操作部20、LAN(Local Area Network)制御部21、制御用バッファ22、網制御部(NCU:Network Control Unit)23、モデム24及びUSB(Universal Serial Bus:登録商標)インターフェース(I/F)25を備えている。
メイン制御部18は、CPU(Central Processing Unit)又はDSP(Digital Signal Processor)などで構成される。制御用メモリ19は、ROM(Read Only Memory)やEEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)等の不揮発性メモリなどで構成される。制御用メモリ19内には、メイン制御部18から読み出し可能なように、プログラム(ファームウェア)と各種設定データとが格納されている。このうち少なくとも各種設定データは書き換え可能なメモリに格納されている。また、これらのプログラムや各種設定データは、画像記憶部15に記憶してもよい。また、制御用バッファ22はRAM(Random Access Memory)等の揮発性メモリで構成される。
上述のプログラムは、本発明に係る後述のプレビュー画像の生成や表示に係る命令をはじめ、ファクシミリ画像や電子メール等の生成・送信・受信等に係る命令、原稿の読み取りに係る命令、印刷に係る命令、原稿の読み取り及び印刷(つまりコピー)に係る命令などを、メイン制御部18が他の部位に対して行うためのものである。このプログラムは、メイン制御部18により、制御用バッファ22上に展開され、制御用バッファ22を一時保存(作業)用のデータ領域として、後述の各種設定データを適宜参照しながら実行される。
読取部13は、CCD(Charge Coupled Device)を利用したスキャナで、原稿を所定の解像度のRGB(R:赤、G:緑、B:青)のビットマップ画像として読み取り、読み取ったRGBの画像データ(ドットイメージデータ)を画像処理部16に出力する。画像処理部16は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)などで構成され、対象となる画像データに対して様々な画像処理を施す。上述のASICには符号化/復号部17等の他の部位も組み込んでよい。
画像記憶部15は、ハードディスク等で構成され、読取部13で読み取り画像処理部16を経た画像データや、LAN制御部21やNCU23等を介して外部から受信した画像データなどを記憶する。画像記憶部15に画像データを記憶する際には、符号化/復号部17で符号化したデータを記憶することもできる。また、画像記憶部15は、画像処理部16での画像処理中に発生する中間データの一時的な保存も行ってもよい。
符号化/復号部17は、画像データを符号化により圧縮すると共に、符号化画像データを元の画像データに復号(伸張)する。例えば、符号化/復号部17は原稿を読み取った画像データの符号化、その符号化データの復号、外部から受信した符号化画像データの復号などを行う。符号化/復号部17では、ファイリングで一般的に使用されているJPEG(Joint Photographic Experts Group)や、ファクシミリ通信で一般に使用されているMH(Modified Huffman)、MR(Modified READ)、及びMMR(Modified Modified READ)など、用途に応じた符号化方式を用いることができる。また、符号化方式として、IPファクシミリ通信ではMHを採用することができ、インターネットファクシミリ通信ではMH、MR、MMRの他にJPEGやJBIG(Joint Bi-level Image Experts Group)を採用することができる。
フォーマット変換部14は、読み取られた画像データや外部から受信した画像データを、PDF(Portable Document Format)、GIF(Graphics Interchange Format)、TIFF(Tag Image File Format)等の所定のファイルフォーマットに変換する。
記録部12は、電子写真方式やインクジェット方式などの印刷方式を採用したプリンタ装置を備え、画像記憶部15に記憶された画像データなどを、記録用紙に記録(つまり印刷)する画像形成手段として機能する。また、USB I/F25は、USBメモリ等のUSB機器に接続するためのI/Fであり、画像記憶装置15に記憶された原稿読み取り後の画像データ等をUSB機器に出力したり、USB機器からファイルを読み込んだりする。
モデム24は、ファクシミリ通信が可能なファクシミリモデムから構成されており、電話回線と接続され、またNCU23と直接的に接続されている。NCU23は、電話回線と接続され、回線の制御を行う。すなわち、NCU23は、アナログの公衆電話回線網(PSTN)との回線の閉結及び開放の動作を行うハードウェアであり、必要に応じてモデム24を公衆電話回線網と接続する。このような構成により、画像記憶部15に記憶された画像データを外部へファクシミリ送信することや、電話回線からファクシミリ画像データを受信して、画像記憶部15に記憶したり記録部12で直接印刷したりすることが可能となる。
LAN制御部21は、LANと接続され、インターネット経由による電子メールデータの通信及びインターネットFAXの通信を行う。インターネットFAXは、LANインターフェース等を用いてLAN等のコンピュータネットワークを介して、電子メールを送受信するものである。
タッチパネル10またはキー操作部20は、原稿の読み取り処理、画像データ送信、印刷等の処理の中から所望の処理を選択するための操作、その処理を開始するための操作、各処理を実行する際に必要となる設定を行うための操作(選択操作又は入力操作)などを受け付ける操作入力部である。
キー操作部20は、操作するために必要なキー群を備えている。タッチパネル10は、表示部とタッチセンサ等の操作受付部とを有する。タッチパネル10は、パネル制御部11によってその表示制御及び操作受け付けの制御がなされる。つまり、パネル制御部11は、タッチパネル10における表示部の表示制御や操作受付部の操作受付制御を行う。
タッチパネル10の表示部には、現在の動作状態や設定情報などが表示される。この表示は、GUI(Graphical User Interface)画像を表示させるように、パネル制御部11が制御することで実現される。GUIにより、ユーザ操作に応じてその表示及び操作受付位置を変更することができる。各GUI及びその画像は、パネル制御部11の内部メモリまたは制御用メモリ19に、読み出し可能に格納しておけばよい。また、表示部としては、液晶ディスプレイや有機EL(Electroluminescence)ディスプレイなど、様々な表示形式の表示装置を採用することができる。
タッチパネル10上で受けたユーザ操作は、パネル制御部11で解釈され、操作信号としてメイン制御部18に伝送される。キー操作部20で受けたユーザ操作は、キー操作部20自身で解釈され、操作信号としてメイン制御部18に伝送される。メイン制御部18は、このようにして得た操作信号に応じた命令を他の部位に発することで、ユーザ操作に応じた処理を他の部位に実行させる。なお、表示装置及び操作部が一体となったタッチパネル10を挙げて説明したが、タッチパネル10の代わりに単に表示装置のみを設けても良く、その場合、キー操作部20のみでユーザ操作を受け付ける。
タッチパネル10及びキー操作部20は、図6で例示するような操作パネル30として構成される。この例では、操作パネル30は、各種ハードウェアキーを備えるキー操作部31(キー操作部20に相当する)と、液晶ディスプレイ及びタッチセンサにより構成されるタッチパネル32(タッチパネル10に相当)とにより構成される。以下、図1の構成においてタッチパネル10及びキー操作部20の代わりにタッチパネル32及びキー操作部31を当てはめて、本発明の詳細について説明する。
キー操作部31は、ハードウェアキーとして、数値入力のためのテンキー31a、入力した設定値をクリアするためのクリアキー31b、入力した各種設定を全解除するための全解除キー31c、コピー開始、送信開始等の指示を受付けるスタートキー31dの他、プリント機能、送信機能、及びコピー機能を切替える機能切替キー31e,31f,31g、並びに、ユーザによる設定を受付けるシステム設定キー31hを備えている。
上述した構成例のデジタル複合機1における動作例について説明する。
<原稿読み取り動作>
原稿読み取り動作は、読み取った原稿の画像データを画像記憶部15に記憶(ファイリング)する場合、読み取った原稿の画像データを外部に送信する場合、読み取った原稿の画像データを印刷する場合(つまりコピーする場合)などに行われる。
原稿読み取りを必要とするような処理を行うユーザ操作が操作パネル30で受け付けられたとき、メイン制御部18は、読取部13、画像記憶部15、画像処理部16、及び符号化/復号部17などに指示を行い、次に説明するような処理を実行させる。
読取部13は、原稿台又は自動原稿送り装置に載置された原稿の画像を光学的に読み取り、読み取った結果であるRGB画像データ(RGBのビットマップデータ)を画像処理部16に渡す。画像処理部16は、そのRGB画像データに対して、A/D変換、シェーディング補正、γ補正などの各種画像処理(以下、原稿画像処理という)を実行する。ここで、シェーディング処理は、読取部13の照明系・結像系・撮像系で生じる各種歪みを取り除く処理である。
原稿画像処理としては、A/D変換、シェーディング補正、γ補正に続き、原稿判別処理、領域分離処理を実行するとよい。原稿判別処理は、入力された画像データ(ここではγ補正後の画像データ)から、原稿の種別を判別する処理と原稿がカラー原稿であるのか白黒原稿であるのかを判別する処理とを含む。原稿の種別としては、例えば文字原稿、印刷写真原稿、それらが混在した文字印刷写真原稿などが挙げられる。画像処理部16は、これらの原稿判別処理及び白黒/カラー原稿判別処理の結果として、判別信号(以下、原稿判定データという)を出力する。
領域分離処理とは、入力された画像データ(ここではγ補正後の画像データ)の各画素がどのような種類の領域に属するのかを判定する処理であり、例えば、各画素が黒文字の領域、色文字の領域、網点の領域などのいずれの領域に属する画素であるのかを判定する処理である。画像処理部16は、この判定結果として領域分離データを出力する。なお、この領域分離処理は、上述の原稿判別処理及び白黒/カラー判別処理の結果に基づき実行してもよい。
原稿判定データ及び領域分離データは、対応する画像データ(原稿画像処理後の画像データ)に関連付けられて、画像記憶部15に記憶される。このとき、符号化/復号部17で原稿判定データ及び領域分離データを符号化した後、各符号化データを対応する画像データ関連付けて画像記憶部15に記憶する。なお、画像記憶部15へ記憶する際の符号化は必須ではないが、以下の説明では符号化した状態で画像データが記憶されるものとして説明する。原稿読み取り動作以外の動作についても同様とする。
<印刷動作>
上述した原稿読み取り動作により、読み取った原稿の画像データのファイリングまでは完了する。次に、読み取った原稿の画像データを印刷(画像形成)する場合(つまり原稿をコピーする場合)の印刷動作について説明する。印刷を必要とするような処理を行うユーザ操作が操作パネル30で受け付けられたとき、メイン制御部18は、記録部12、画像記憶部15、画像処理部16、及び符号化/復号部17などに指示を行い、次に説明するような処理を実行させる。なお、メイン制御部18は、例えばコピー操作がなされたときには読取部13への指示(原稿読み取り指示)も行うことになる。
符号化/復号部17は、画像記憶部15から印刷対象の画像データとそれに対応する原稿判定データ及び領域分離データとを読み出して復号し、画像処理部16に渡す。画像処理部16は、復号後の画像データ(RGB画像データ)に対して各種画像処理(以下、印刷用画像処理という)を実行する。印刷用画像処理としては、以下にその概略を説明するように、画質調整処理、二色化処理、色補正処理、黒生成/下色除去処理、空間フィルタ処理、変倍処理、出力階調補正処理、及び中間調生成処理などが挙げられる。黒生成/下色除去処理、空間フィルタ処理、及び中間調生成処理は、領域分離データが示す各種領域に応じた処理となる。
画質調整処理としては、復号後の画像データから下地の検出を行って下地除去を行う。また、画質調整処理としては、操作パネル30によりユーザ設定された設定情報に基づいて、下地除去後の画像データについてRGBの調整(カラー調整、赤み青みといった全体のカラー調整)、明るさの調整、及び鮮やかさの調整も行う。このとき、原稿判定データが示す原稿種別に応じた調整を行ってもよい。
色補正処理としては、画質調整処理後のRGBデータから、RGBの補色であるCMY(C:シアン、M:マゼンタ、Y:イエロー)を構成要素とするCMYデータを生成し、色再現性を高める処理を行う。黒生成/下色除去処理としては、色補正後のCMYデータから黒(K)データを生成する黒生成処理と、元のCMYデータから黒生成で得たKデータを差し引いて新たなCMYデータを生成する下色除去処理とを行う。
空間フィルタ処理としては、これら4色のデータであるCMYKデータに対して強調処理や平滑化処理を行う。画像データを二色(例えば赤と黒)で出力する二色カラーモードが選択された場合には、二色化処理が実行される。
二色化処理としては、RGBデータから指定の二色(この場合、赤色と黒色)を表現するようなCMYデータに変換する処理を行う。二色カラーモードの場合、黒生成/下色除去処理は二色化処理後のCMYデータに対して実行され、空間フィルタ処理も実行されるが、色補正処理は実行されない。
変倍処理としては、空間フィルタ処理後のCMYKデータに対し、操作パネル30でユーザ操作により設定された印刷倍率に基づいて画像拡大処理又は画像縮小処理を行う。印刷倍率とは、読み取られ記憶された画像データが示す画像に対する印刷後の画像の倍率である。勿論、印刷倍率はユーザ操作により得られた倍率に限らず、印刷倍率に対する操作がなかった場合にはデフォルト設定の倍率となる。
出力階調補正処理としては、CMYKデータに対し、記録用紙等の記録媒体に出力するための出力γ補正処理を行う。中間調生成処理としては、出力階調補正処理後のCMYKデータに対して、誤差拡散処理やディザ処理により、画像を出力するための階調再現処理を行う。出力階調補正処理や中間調生成処理では、例えば文字領域とそれ以外で処理内容を異ならせるなど、原稿判定データが示す原稿種別に応じた処理を行ってもよい。
中間調生成処理後のCMYKデータは記録部12に渡される。記録部12は、このようにして画像処理部16で印刷用画像処理が施された画像データ(この例ではCMYKの画像データ)を受け取り、電子写真方式やインクジェット方式などによりハードコピー(プリントアウト)する。なお、ここで説明した印刷動作の対象データは、読取部13で読み取られた画像データに限ったものではなく、例えば、外部記録媒体やネットワーク接続されたPCなどから事前に転送され画像記憶部15に記憶された画像データ(画像ファイル)についても、同様に適用できる。ファクシミリ受信し画像記憶部15に記憶された画像データの印刷動作については後述する。
<印刷する画像データのプレビュー表示動作>
次に、原稿読み取りの結果として画像記憶部15に記憶された画像データを、印刷前にタッチパネル32でプレビュー表示する動作(プレビュー表示動作)について説明する。
プレビュー表示動作は、プレビュー表示を必要とするような処理を行うユーザ操作が操作パネル30で受け付けられたときに行われる。例えば、原稿読み取り後の画像データに対して印刷実行前にまずプレビュー表示を行う設定になっているときなどにも、プレビュー表示動作がなされる。
本発明に係る実施形態では、印刷対象となる画像データをプレビュー表示するときに、さらに画像形成する用紙の仕上げ情報を表示させるための操作入力を受け付け可能とし、画像データをプレビュー表示している画面にて、仕上がり状態を表示させる操作入力が行われたときに、デジタル複合機に設定されている仕上がり条件に従って、画像データのプレビュー画像とは別に、仕上がり状態を示す情報をタッチパネル32に表示させる。
プレビュー表示動作において、メイン制御部18は、画像記憶部15、画像処理部16、符号化/復号部17、及びパネル制御部11などに指示を行い、次に説明するような処理を実行させる。なお、メイン制御部18は、例えば原稿をコピーする操作がなされたときには読取部13への指示(原稿読み取り指示)も行うことになる。
符号化/復号部17は、画像記憶部15からプレビュー対象の画像データとそれに対応する原稿判定データ及び領域分離データとを読み出して復号し、画像処理部16に渡す。画像処理部16は、復号後の画像データ(RGB画像データ)に対して各種画像処理(以下、プレビュー用画像処理という)を実行する。
プレビュー用画像処理としては、以下にその概略を説明するように、画質調整処理、二色化処理、色補正処理、空間フィルタ処理、変倍処理、及び出力階調補正処理などが挙げられる。空間フィルタ処理、及び出力階調補正処理は、領域分離データが示す各種領域に応じた処理となる。
ここでの画質調整処理は、印刷用画像処理での画質調整処理と同様である。色補正処理としては、タッチパネル32の表示特性に基づいて、画質調整処理後の画像データ(RGBデータ)をR′G′B′データに変換する処理を行う。空間フィルタ処理としては、このR′G′B′データに対して強調処理や平滑化処理を行う。
変倍処理としては、空間フィルタ処理後のR′G′B′データに対し、印刷倍率に応じた画像拡大処理/画像縮小処理を施し、さらにそのR′G′B′データの画素数をタッチパネル32の画素数(表示解像度)に変換する処理を行うと共に、操作パネル30でユーザ操作により設定されたプレビュー表示倍率に基づいて画像拡大処理や画像縮小処理を行う。プレビュー表示倍率とは、例えば2倍、4倍等の固定倍率であって、プレビュー表示時の画像の倍率である。勿論、プレビュー表示倍率はユーザ操作により得られた倍率に限らず、プレビュー表示倍率に対する操作がなかった場合にはデフォルト設定の倍率となる。
画像処理部16に設けたプレビュー画像生成部16aは、主にこのようなプレビュー表示用の変倍処理によりプレビュー表示用の画像(プレビュー画像)を生成する。
出力階調補正処理としては、プレビュー画像のR′G′B′データに対し、タッチパネル32で画像データを表示するための出力γ補正処理を行う。出力階調補正処理では、例えば文字領域とそれ以外で処理内容を異ならせるなど、原稿判定データが示す原稿種別に応じた処理を行ってもよい。
二色化処理は、画像データを例えば赤と黒の二色で出力する二色カラーモードが選択された場合のみに実行される。二色化処理としては、画質調整処理後のRGBデータから指定の二色(この場合、赤色と黒色)を表現するCMYデータに変換する処理を行う。
生成されたCMYKは、後段の色補正処理において、タッチパネル32の表示特性に基づいてR′G′B′データに変換される。
プレビュー画像生成部16aで生成され出力階調補正処理されたR′G′B′データは、タッチパネル32に渡される。パネル制御部11は、このR′G′B′データに対応する画像をGUI画像に組み込んで表示させる制御を、タッチパネル32に対して行い、タッチパネル32でこのGUI画像を表示する。
なお、ここで説明したプレビュー表示動作の対象データは、読取部13で読み取られた画像データに限ったものではなく、例えば、外部記録媒体やネットワーク接続されたPCなどから事前に転送され画像記憶部15に記憶された画像データ(画像ファイル)についても、同様に適用できる。
<原稿読み取り・プレビュー表示・印刷についての補足>
プレビュー表示動作について印刷動作と別個に説明したが、まず印刷動作として出力階調補正処理を施した後の画像データ(CMYKデータ)を、タッチパネル32の表示特性に基づいてR′G′B′データに変換し、タッチパネル32の画素数(表示解像度)に合わせた変換処理及びプレビュー表示時の縮小/拡大率に応じた変倍処理を行って、タッチパネル32に表示してもよい。印刷動作がある程度完了しておりプレビュー表示後の印刷動作が素早く完了できるため、例えばコピー操作がなされたときに事前にプレビュー表示を行うような設定となっている場合などに有用である。
また、原稿読み取り動作として、符号化した画像データと原稿種別データと領域分離データとを対応付けて画像記憶部15に格納する例を挙げ、この例に基づき印刷動作時やプレビュー表示動作についても説明した。この代替方法として、読取部13で読み込んだ画像データのみを対象として符号化して、一旦、画像記憶部15に格納しておいてもよい。この場合、印刷動作時やプレビュー表示動作時に、画像記憶部15から読み出し符号化/復号部17で復号した画像データに対して、画像処理部16が原稿種別判別処理や領域分離処理を施すように構成すればよい。また、このような代替方法は、ファクシミリ送信やインターネットFAX送信等の画像データ送信時にも適用することができる。
<ファクシミリ送信動作>
次に、読み取った原稿の画像データをファクシミリ送信する場合の送信動作について説明する。ファクシミリ画像データは、タッチパネル32又はキー操作部31でのユーザ操作により設定された相手先(送信先)情報に対して送信される。相手先情報(この例では電話番号)は制御用メモリ19に記憶され、必要に応じて読み出される。通常、相手先情報は、アドレス帳データとして複数の相手先の情報が閲覧可能に且つ選択可能に格納されているか、或いは送信前に直接入力される。
また、本発明のデジタル複合機1は、送信対象の画像データがインターネット経由で送信する画像データであっても、ファクシミリ送信画像データの場合と同様に、発信元情報などの付加情報を付加して送信することが可能となっている。付加情報の付加処理としては、ファクシミリ送信時について説明した合成処理を実行すればよく、上述した出力階調補正処理、圧縮処理、フォーマット変換処理などが施された後に、電子メールとして送信先のアドレスに送信されることになる。
<画像データ送信前のプレビュー表示の説明>
以上、ファクシミリ送信時やインターネット経由の画像データ送信時についてプレビュー表示動作を説明したように、本発明に係るデジタル複合機1では、少なくとも送信対象となった画像データについて、画像記憶部15から読み出してそのプレビュー画像を生成するプレビュー画像生成部16aを有する。プレビュー画像生成部16aで生成されたプレビュー画像は、メイン制御部18の制御によりタッチパネル32に送られ、パネル制御部11によりGUI画像に組み込んで表示する制御がなされ、タッチパネル32に表示される。このように、タッチパネル32は、送信対象の画像データをプレビュー表示する画像表示部の一例である。
<本発明に係るプレビュー表示の説明>
デジタル複合機1は、画像形成を行う画像データを画像記憶部15から読み出して、そのプレビュー画像を生成するプレビュー画像生成部16aを有している。プレビュー画像生成部16aで生成されたプレビュー画像は、メイン制御部18の制御によりタッチパネル32に送られ、パネル制御部11によりGUI画像に組み込んで表示する制御がなされ、タッチパネル32の表示部に表示される。ここではタッチパネル32は、画像形成対象の画像データをプレビュー表示する表示部の一例である。
さらに、本発明のデジタル複合機1では、メイン制御部18の制御に基づきパネル制御部11が、タッチパネル32に表示されたプレビュー画像の所定の領域がユーザによりタッチ操作された場合に、タッチ操作された領域に応じた後処理設定画面をタッチパネル32に表示させる制御を行う。ここでは、画像データのプレビュー画像は、ページ毎の縮小画像により画像データ全体を表示し、その画像データとは別に、仕上がり状態を示す情報を同一画面上に表示させる。パネル制御部11は、プレビュー画像に対してタッチ操作された領域に応じて後処理設定画面を表示させる制御を行う表示制御部の一例である。
<プレビュー表示の具体例>
以下、画像データのプレビュー画面及び後処理設定画面の表示の流れについて、その具体例を挙げながら説明する。以下の画面表示例は、本発明の一実施形態である上記のデジタル複合機1におけるタッチパネル32における表示例を示している。
図7は、デジタル複合機の標準画面の例を示す図である。標準画面40は、デジタル複合機1の電源がONになったときやリセットされたときに、デジタル複合機1のタッチパネル32に表示されるものである。この標準画面40では、上部のコピータブ41が選択され、コピーを行うための各種の条件設定が可能となっている。
また、この標準画面40では、コピー以外に、イメージ送信タブ42あるいはドキュメントファイリングタブ43を選択することにより、FAXなどのイメージ送信を行うためのイメージ送信モード、あるいはデータの保存や確認を行うためのドキュメントファイリングモードに移行することができる。
さらに、この標準画面40では、両面コピーを設定するための両面コピーキー44、パンチやステープルの後処理の設定を行うための仕上げキー45、あるいは、後述するプレビュー確認キー46などを備えている。
図8は、デジタル複合機における両面コピーの設定画面の例を示す図であり、例えば、図7の標準画面40において両面コピーキー44を操作(タッチ)することにより、図8に示すような両面コピーの設定画面50を開くことができる。ここでユーザは、片面原稿からの自動片面コピーを設定するための「片面→片面」キー51、片面原稿からの自動両面コピーを設定するための「片面→両面」キー52、両面原稿からの自動両面コピーを設定するための「両面→両面」キー53、両面原稿からの片面コピーを設定するための「両面→片面」キー54などを操作することで、所望のコピーの設定を行うことができる。
また、図9は、図7の標準画面40において仕上げキー45を操作(タッチ)したときに表示される仕上げの初期画面の一例を示す図である。
図9の仕上げの初期画面60において、ユーザは、印刷後の用紙(記録紙)をソートして出力するためのソートキー61、ソートした記録紙にステープルの設定を行うためのステープルソートキー62、同一のコピー毎に出力を指示するためのグループキー63、2ページ分の両開きのコピー出力の真ん中にステープルを施した上で中とじを指示するための中とじステープルキー64、パンチ穴をあけるための設定を行うパンチキー65、および、紙折りを設定するための紙折りキー66などを操作することにより、コピー出力に関して所望の仕上げを行うことが可能となっている。
そして、図9の仕上げの初期画面60において、ステープルソートキー62を選択することによって、図10に示すステープル設定画面60aが表示される。
図10のステーブル設定画面60aでは、ステーブルソートキー62が選択されていることがユーザに確認できるように、ステーブルソートキー62自体が反転表示されるとともに、例えば、コピー原稿の読み込み時に読取部13に原稿をセットする際、コピー原稿をキー62aで示す方向に載置した場合に、コピー出力の左上に1か所ステープルを施すための指示を行うキー62a、コピー出力の左側に2か所ステープルを施すための指示を行うキー62b、および、コピー出力の左下に1か所ステープルを施すための指示を行うキー62cをそれぞれ選択できるようになっている。
また、パンチキー65を選択することにより、印刷後の用紙に所定のパンチ穴を設けるための設定が可能であり、紙折りキー66を選択することにより、印刷後の用紙に対する、種々の折りたたみ方法も設定可能となっている。
そして、ユーザは、タッチパネル32を使用して、図7の標準画面40に表示されたプレビュー確認キー46を操作することによって、画像データのプレビューを表示させることができる。
このときにプレビュー表示される画像データは、読取部13(図5)によって読み取られ、画像記憶部15に記憶された原稿画像の画像データである。また、この他、ファクシミリやインターネットFAX等により外部機器から受信し、画像記憶部15に記憶した画像データをプレビューの対象とすることもできる。
例えばユーザは、原稿をコピーしようとするときに、読取部13に原稿をセットして、まずプレビュー確認キー46を操作する。そして、その後コピーを開始するスタートキー31d(図6)を押すことにより、原稿画像の読み取りが行われ、画像記憶部15に記憶された画像データがプレビュー表示される。あるいは、外部機器から受信した画像データを印刷させる操作をするときに、プレビュー確認キー46を操作した後、スタートキー31dを押すことにより、その画像データをプレビュー表示させることができる。
図11は、図7の標準画面においてプレビュー確認キーを操作したときに表示されるプレビュー画面の一例を示す図である。ユーザが標準画面40においてプレビュー確認キー46を操作すると、図11に示すようなプレビュー画面70が表示される。このプレビュー画面70には、印刷対象となっている画像データのプレビュー画像71が表示される。このプレビュー画像71は、画像データに対して上述のようなプレビュー用の画像処理を行って表示したもので、縮小した画像データをページ毎に示すものである。プレビュー画像71は、このようにページ毎に表示され、ユーザは、ページ切換キー72を適宜操作することによって、任意のページのプレビュー画像を表示させることができる。また、現在表示されている画像データのページはページ表示79によっても確認することができる。
なお、デジタル複合機1は、画像データを入力する入力部を備え、この入力部から入力された画像データをプレビュー画像71として表示することができる。ここでいう入力部とは、例えば、図5に示した読取部13、画像記憶部15、USBI/F25を介して着脱可能なメモリカードの等の外部記憶装置、LAN制御部21やNCU23を介して接続可能な通信回線(外部サーバ等を含む)のいずれかである。
また、図11に示すプレビュー画面70には、設定確認キー73、拡大/縮小キー74、表示の回転キー75などが表示されていて、ユーザはこれらを適宜操作することによって、プレビュー画像71の設定を確認したり、プレビュー画像71を拡大もしくは縮小、あるいは回転させて確認することができる。また、プレビュー画像71を確認することで印刷条件を再設定する必要が生じた場合など、ユーザは再設定キー76を操作することにより、印刷条件を再設定するための画面を開くことができる。そして再設定画面を使用して印刷条件を再設定し、再設定した印刷条件に基づくプレビュー画像71を表示させることができる。
さらに、図11に示すプレビュー画面70には、コピー開始キー77が表示されていて、ユーザがこのコピー開始キー77を操作することによって、プレビュー表示された画像データを画像形成(印刷)する処理が開始される。
例えば、図11のプレビュー画面70において拡大/縮小キー74を操作することによって、タッチパネル上に拡大されたプレビュー画像を表示させることが可能となっている。
なお、拡大/縮小キー74は、4段階の拡大/縮小が選択可能となっており、最も縮小した際には、コピー原稿の全体が表示されるようになっている。また、拡大されたプレビュー画像は、原稿の一部のみが表示されているが、図示しないスクロールバーを操作することによって、他の部分を表示することが可能である。
さらに、このプレビュー画像の表示は、コピーモードのみならず、先述したイメージ送信モードやドキュメントファイリングモードにおいても可能であるが、ここでの説明は省略するものとする。
次に、図11に示すプレビュー画面70には、仕上がり状態の表示を行わせるための仕上がり表示キー78が表示される。
ユーザは、プレビュー画面70により画像データのプレビュー画像71が表示されている状態で、仕上がり表示キー78を操作することによって、印刷後の仕上がり状態をプレビューとして確認することができる。この仕上がり状態のプレビュー情報は、画像データのプレビュー画像71とは別の情報として表示される。
デジタル複合機1は、プレビュー画面70において、画像データのコピージョブ(画像形成のジョブ)に対して所定の仕上げ処理が設定されているときのみ、仕上がり表示キー78をアクティブな状態にして表示する。所定の仕上げ処理としては、先述したような、ステープル処理、パンチ処理などを設定しておくことができる。
この場合、例えば、アクティブな状態であれば、ユーザによる選択操作が可能であり、非アクティブのときには、その表示をグレーアウトしたり消去したりすることで、アクティブな状態であることを識別できるようにすることができる。
図12は、図11に示す仕上がり表示キー78をオンしたときに表示されるプレビュー画面の例を示す図である。画像データに対して前述の図9に示した仕上げ初期画面60で仕上げ設定(後処理設定)がなされている場合、図11に示すプレビュー画面70上で、仕上がり表示キー78をオンすると、設定されたステープルやパンチ等の後処理に係る情報71aが、プレビュー画像71の記録紙領域外に表示される。ここでは、パンチが後処理として設定されているため、ユーザはパンチ処理に係る設定内容(位置など)を確認することができる。
このように、仕上げの情報をプレビュー画像の記録紙領域外に表示しているため、仕上げの状態をプレビュー画面にて確実に認識でき、ユーザの設定誤りによる無駄な画像形成処理を防止できる。また、プレビュー画像と仕上げ情報とを合成して表示させる必要がないため、プレビュー画像の作成負荷が軽減され、プレビュー表示時間の短縮が可能となる。
しかしながら、図12のプレビュー画面70では、ステープルやパンチなどの後処理の有無や設定位置などを確認することができるが、後処理設定の内容を変更する場合には、図7に示した標準画面40に戻って、後処理の設定をやり直す必要があった。
これに対して、本発明の実施形態では、図13に示すように、タッチパネル32上で、プレビュー画像71の所定の領域(ここでは、A,B,C,D)がユーザによりタッチ操作できるように構成される。
図13は、ユーザによりタッチ操作可能な領域が設定されたプレビュー画像の一例を示す図である。また、図14は、図13に示す各領域と設定可能な後処理との対応関係を示すテーブルの一例を示す図である。なお、図14に示すテーブルは、画像記憶部15あるいは制御用メモリ19(図5)に記憶されているものとする。
図13において、プレビュー画像71の端部における例えば領域A〜Dは、タッチパネル32によって入力可能な領域として設定される。また、これらの領域A〜Dには、図14に示す設定内容が対応付けられている。本例では、領域Aがユーザによりタッチ操作された場合、後処理としてパンチとステープルを設定可能とし、領域Bがユーザによりタッチ操作された場合、後処理としてパンチを設定可能とし、領域Cがユーザによりタッチ操作された場合、後処理としてパンチを設定可能とし、領域Dがユーザによりタッチ操作された場合、後処理としてパンチとステープルを設定可能としている。
ここで、プレビュー画像71としては、縮小表示により画像の全体を表示させることにより、画像の全体配置を確認することが可能となる。また、プレビュー画像71の端部、例えば画像の4角や側辺をタッチ操作可能とすることで、ステープルやパンチの位置設定を行うことができるため、ユーザは直感的なタッチ操作で後処理設定を行え、操作に困惑することがない。
パネル制御部11は、領域A〜Dに含まれるタッチ位置を検出すると、タッチ位置に応じて設定可能な後処理設定画面をタッチパネル32に表示する。本実施形態におけるデジタル複合機1の場合、ステープル処理とパンチ処理は共に図9に示した仕上げ初期画面60により設定することができるため、領域A〜Dがタッチされた場合には、プレビュー画面70(図11)から、上記後処理設定画面に相当する仕上げ初期画面60(図9)に移行する。そして、図9の仕上げ初期画面60で後処理設定が完了し、画面内の「OK」キーがオンされた場合、再び図11のプレビュー画面70に戻る。プレビュー画面70では後処理設定の内容が反映されているため、ユーザが画面内の仕上り表示キー78をオンすると、設定された仕上がり状態をプレビュー画像と共にタッチパネル32に表示する。この一連の処理はパネル制御部11により実行される。
このように、パネル制御部11は、後処理設定画面で後処理設定がなされた後に、後処理設定を反映したプレビュー画面に移行可能としているため、後処理設定の内容を変更する場合には、従来のように、図7に示した標準画面40に戻って、後処理の設定をやり直す必要がなく、ユーザによる無駄な画面の切り替え操作をなくして、後処理設定をスムーズ且つ容易に行うことができる。
なお、プレビュー画像の画像データは、後処理設定がなされている状態、あるいは、後処理設定がなされていない状態のいずれであってもよい。すなわち、最初にプレビュー表示したときに、後処理設定がなされていない場合、領域A〜Dをタッチ操作することで、後処理設定を新たに追加することができる。また、最初にプレビュー表示したときに、後処理設定がなされている場合、領域A〜Dをタッチ操作することで、後処理設定の内容を変更することができる。いずれの場合も、図9に示した仕上げ初期画面60から数値入力等を行うことで後処理を設定することができる。
また、図15に示すように、後処理設定の追加されたプレビュー画面において、上記の処理に基づいて、後処理設定画面(図9に示す仕上げ初期画面60)で後処理設定が追加された場合、パネル制御部11は、追加された後処理に係る情報71aを、プレビュー画像71の記録紙領域外に表示させる。本例の場合、パンチ処理が追加設定されているため、このパンチ設定に係る情報が記録紙領域外に表示される。尚、後処理設定の内容が変更された場合でも上記と同様の処理がなされ、変更の内容が反映された後処理に係る情報を記録紙領域外に表示させることができる。
図15において、タッチパネル32上に表示されたプレビュー表示と領域A〜Dの状態を示している。タッチパネル32に表示されたプレビュー画像71は、拡大,回転されていない標準的なプレビュー画像であるが、画面右側に備えられた拡大/縮小キーあるいは表示の回転キーにより処理が行われた状態であっても、拡大または回転されたプレビュー画像と連動して、領域A〜Dを設定することができるため、さらにユーザの利便性を向上させることができる。
ここで、図13に示すプレビュー画像71に対して、上記領域A〜D以外の領域をタッチ操作した場合には、図15に示す再設定キー76をオンした場合と同様に、画像データの再設定画面に移行するようにしてもよい。
図16は、プレビュー再設定画面の一例を示す図で、図中、80は再設定画面を示す。この再設定画面80は、プレビュー画像の表示後に図15に示した再設定キー76が押下されるか、あるいは、図13に示す領域A〜D以外の領域をタッチ操作した場合に、表示される。再設定画面80には、コピー設定を原稿読み込み時に戻すためのキャンセルキー81と、再設定後に再プレビュー表示するための再プレビューキー82とが設けられる。この再設定画面80にて、カラーモード,コピー濃度,倍率,原稿,用紙、さらに両面コピー、仕上げなどの項目について再設定することができる。これらの項目について再設定を行った後に、再プレビューキー82をオンすると、再設定が反映されたプレビュー画像が表示される。また、キャンセルキー81がオンされると、コピー設定を原稿読み込み時の設定に戻すことができる。
なお、プレビュー画像に対して、後処理設定画面の表示の可否を設定可能としてもよい。具体的には、図示しないシステム設定画面により、プレビュー画像の領域A〜Dがタッチ操作されたときに、後処理設定画面を表示させるか否かを設定できるようにしてもよい。例えば、フラグオンの場合、本発明による処理、すなわち、プレビュー画像の領域A〜Dのタッチ操作に応じて後処理設定画面を表示させる処理を行い、一方、フラグオフの場合、プレビュー画像の領域A〜Dのタッチ操作には反応しないようにして、従来処理を行うように制御される。
図17は、本発明のデジタル複合機1によるプレビュー表示方法の一例を説明するためのフロー図である。まず、デジタル複合機1は、原稿を所定の読取位置にセットし(ステップS1)、図7に示す標準画面40からプレビュー確認キー46をオンし、プレビュー表示を設定する(ステップS2)。そして、ステップS1でセットした原稿を読み取り(ステップS3)、読み取った原稿の画像データをタッチパネル32にプレビュー表示する(ステップS4)。
次に、デジタル複合機1は、タッチパネル32上のプレビュー画像の所定の領域(A,B,C,D)がタッチされたか否かを判定する(ステップS5)。ここで、所定の領域がタッチされないと判定した場合(NOの場合)、スタートキー31d(図6)が押下され印刷実行が指示されたか否かを判定する(ステップS6)。また、所定の領域がタッチされたと判定した場合(YESの場合)、所定の領域がA,DあるいはB,Cであるかを判定する(ステップS8)。
デジタル複合機1は、ステップS6において、スタートキー31dが押下され印刷実行が指示されたと判定した場合(YESの場合)、読取原稿の画像データを印刷する(ステップS7)。また、ステップS6において、スタートキー31dが押下されず印刷実行が指示されないと判定した場合(NOの場合)、ステップS4に戻り処理を繰り返す。
デジタル複合機1は、ステップS8において、プレビュー画像の所定の領域A,Dがタッチされたと判定した場合(図中、A,Dの場合)、パンチ/ステープル設定画面に移行し(ステップS9)、この画面内の「OK」キーが押下され設定が終了したか否かを判定する(ステップS10)。また、ステップS8において、プレビュー画像の所定の領域B,Cがタッチされたと判定した場合(図中、B,Cの場合)、パンチ設定画面に移行し(ステップS11)、この画面内の「OK」キーが押下され設定が終了したか否かを判定する(ステップS12)。なお、本実施形態のデジタル複合機1の場合、パンチ/ステープル設定画面とパンチ設定画面はいずれも図9に示した仕上げ初期画面60となるため、同じ画面が表示され、この画面内の「OK」キーが押下されると設定終了と判定される。
デジタル複合機1は、ステップS10において、パンチ/ステープル設定画面により設定終了したと判定した場合(YESの場合)、ステップS4に戻り処理を繰り返し、設定終了しないと判定した場合(NOの場合)、ステップS10で処理を繰り返す。また同様に、デジタル複合機1は、ステップS11において、パンチ設定画面により設定終了したと判定した場合(YESの場合)、ステップS4に戻り処理を繰り返し、設定終了しないと判定した場合(NOの場合)、ステップS11で処理を繰り返す。
このように、本発明によれば、画像データに対して後処理(パンチやステープルなど)が設定されているか否かに係らず、プレビュー画像に設定された所定の領域をタッチ操作することにより、後処理設定画面を開いて後処理設定を行うことができるため、ユーザの操作性を向上させることができる。
また、後処理の設定内容を変更する場合であっても、後処理設定画面から数値入力による微調整を行うことができるため、ユーザの所望する後処理設定を行うことが可能となる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の一例としてのデジタル複合機を用いて構築される画像処理システムの構成例を示す模式図である。 図1のデジタル複合機において後処理装置を有する場合の構成を示す説明図である。 図2のデジタル複合機の後処理装置を拡大して示す図である。 図2のデジタル複合機おける後処理装置の他の例を示す概略図である。 図1のデジタル複合機の構成例を示す概略ブロック図である。 図5のデジタル複合機におけるタッチパネル及びキー操作部の一例を示す外観図である。 デジタル複合機の標準画面の例を示す図である。 デジタル複合機における両面コピーの設定画面の例を示す図である。 図7の標準画面において仕上げキーを操作したときに表示される仕上げの初期画面の例を示す図である。 図9の仕上げの初期画面において、ステープルソートキーを選択した際に表示されるステープル設定画面の例を示す図である。 図7の標準画面においてプレビュー確認キーを操作したときのプレビュー画面の例を示す図である。 図11に示す仕上がり表示キーをオンしたときに表示されるプレビュー画面の例を示す図である。 ユーザによりタッチ操作可能な領域が設定されたプレビュー画像の一例を示す図である。 図13に示す各領域と設定可能な後処理との対応関係を示すテーブルの一例を示す図である。 タッチパネル上に表示されたプレビュー表示と領域A〜Dの状態を示す図である。 プレビュー再設定画面の一例を示す図である。 本発明のデジタル複合機によるプレビュー表示方法の一例を説明するためのフロー図である。
符号の説明
1…デジタル複合機、2,3…外部コンピュータ(PC)、4…インターネットFAX装置、5…ファクシミリ装置、10,32…タッチパネル、11…パネル制御部、12…記録部、13…読取部、14…フォーマット変換部、15…画像記憶部、16a…プレビュー画像生成部、17…符号化/復号部、18…メイン制御部、19…制御用メモリ、20,31…キー操作部、21…LAN制御部、22…制御用バッファ、23…NCU、24…モデム、25…USBI/F、30…操作パネル。101A…感光体ドラム、102A…現像ユニット、103…帯電ローラ、104…一次転写ローラ、105…クリーニングユニット、106…画像形成部、107…用紙収容部、108…用紙搬送部、110…露光ユニット、111…中間転写ベルト、112A〜112D…画像形成ステーション、114…二次転写ローラ、117…手差しトレイ、116A〜116D…給紙カセット、121A,121B…ピックアップローラ、130…画像形成位置、131…第1用紙搬送路、132…レジストローラ、133…定着ユニット、134…第1排紙ローラ、135…第2用紙搬送路、136…第3用紙搬送路、137…第5用紙搬送路、138…第6用紙搬送路、161…第1搬送ローラ、162…第2搬送ローラ、163…第3搬送ローラ、171…入口ローラ、172…ステープラ、173…整合処理部、174…排紙ローラ、175…排紙トレイ、176…用紙後端検知センサ、178…パンチピン、300,301…後処理装置、311…入口ローラ、312,313…排紙ローラ、314…ステープルトレイ排出ローラ、321,322…分岐爪、332…割り込みトレイ搬送経路、333…ステープル搬送経路、341…排紙トレイ、342…割り込みトレイ、361…排紙ガイド、362…用紙後端基準フェンス、363…ステープラ、400,500…給紙装置。

Claims (10)

  1. 各種情報を表示する表示部と、画像データのプレビュー画像を生成するプレビュー画像生成部と、前記画像データを画像形成する画像形成部と、該画像形成を行う前に前記画像データのプレビュー画像を前記表示部に表示させる表示制御部とを備えた画像形成装置であって、
    前記表示部に表示されたプレビュー画像の所定の領域がユーザによりタッチ操作された場合に、前記表示制御部は、前記タッチ操作された領域に応じた後処理設定画面を前記表示部に表示させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記表示部に表示されたプレビュー画像は、前記画像データの全体を縮小表示したものであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記後処理設定画面により設定可能な後処理は、ステープルまたはパンチであることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記プレビュー画像の所定の領域は、該プレビュー画像の端部であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記プレビュー画像の画像データは、後処理設定がなされている状態、あるいは、後処理設定がなされていない状態のいずれかであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記表示制御部は、前記プレビュー画像に対して、後処理設定画面の表示の可否を設定可能としたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記表示制御部は、前記後処理設定画面で後処理設定がなされた後に、該後処理設定を反映したプレビュー画面に移行可能としたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 画像データを入力する入力部を備え、
    該入力部は、前記画像形成装置が備えるスキャナ装置、前記画像形成装置に内蔵された記憶装置、前記画像形成装置に着脱可能な記憶装置、前記画像形成装置が接続可能な通信回線のいずれかであることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記後処理設定画面で後処理設定が追加または変更された場合、前記表示制御部は、前記追加または変更された後処理設定に係る情報を、前記プレビュー画像の記録紙領域外に表示させることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 各種情報を表示する表示部と、画像データのプレビュー画像を生成するプレビュー画像生成部と、前記画像データを画像形成する画像形成部と、該画像形成を行う前に前記画像データのプレビュー画像を前記表示部に表示させる表示制御部とを備えた画像形成装置によるプレビュー表示方法であって、
    前記画像データのプレビュー画像を前記表示部に表示させるステップと、該表示部に表示されたプレビュー画像の所定の領域がユーザによりタッチ操作された場合に、該タッチ操作された領域に応じた後処理設定画面を前記表示部に表示させるステップとを備えることを特徴とするプレビュー表示方法。
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