JP5059141B2 - 操作装置及び画像形成装置 - Google Patents

操作装置及び画像形成装置

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本発明は、画像形成装置で実行可能な機能についての各設定を当該画像形成装置に記憶させる際の技術に関する。
従来から、画像形成装置では、コピー動作時に適用する用紙サイズ、倍率、濃度、集約印刷、原稿画質を設定する際などのユーザによる機能実行時の操作性を向上させるために、その表示部にウィザード形式表示(ユーザ対話形式)での機能設定画面(受付画面)を表示させるものが知られている。これによれば、ユーザは、表示部に順次切換表示される各画面による案内に従えば、コピー動作に適用する設定の内容をワークフローとして、従来よりも簡単に画像形成装置に登録することが可能である。
下記特許文献1には、この種の装置において、「読み取りモードが確定する前に、基本モードで画像の読み取りを行う。そして、読み取り開始後に、設定される読み取りモードにおいて、基本モードではない応用モードが指定され、最終的な読み取りモードとして確定した場合には、基本モードで読み取った画像データを応用モードで読み取った画像データに変換する。([0055])」と記載されている。
特開2000−324275号公報
前記特許文献1は、基本モードが使用される場合には特段問題は生じない。しかしながら、前記特許文献1の技術においては、ユーザがアレンジした応用モードが使用される場合であっても、予め記憶しておいた初期値(基本モードの設定値)で原稿読込を行うため、この基本モードで読み込んだ原稿データが不要になったり、基本モードで読み取った画像データを応用モードで読み取った場合の画像データに変換する処理を余分に行うなどの無駄が生じたりして、余計な処理時間がかかるという事態が起こりうる。
本発明は、このような事情に鑑みて為された発明であり、無駄な処理を行うことなく、画像形成装置に行わせる一連の動作が完了するまでの時間を短縮化することのできる技術を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、
表示部と、
原稿の画像を読み取る原稿読取部による原稿の読取動作に関連する処理項目についての設定値を設定入力するための第1種受付画面と、前記原稿読取部による原稿の読取動作に関連しない処理項目についての設定値を設定入力するための第2種受付画面とを含む各受付画面のウィザード形式表示時における表示順につき、前記第1種受付画面が前記第2種受付画面より前記表示順の表示順が上位となるように予め設定された表示順を規定表示順として予め記憶する表示順記憶部と、
前記第1種受付画面及び前記第2種受付画面を含む各受付画面のウィザード形式表示時における表示順についての設定入力を受け付ける第1の受付部と、
前記第1の受付部により受け付けられた受付画面の表示順が、前記表示順記憶部に記憶された前記規定表示順に対応したものであるか否かを判断し、前記第1の受付部により受け付けられた受付画面の表示順が、前記表示順記憶部に記憶された前記規定表示順に対応したものであると判断すると、前記第1の受付部により受け付けられた受付画面の表示順を示す情報を前記表示順記憶部に保持する処理を行い、前記第1の受付部により受け付けられた受付画面の表示順が、前記表示順記憶部に記憶された前記規定表示順に対応したものではないと判断すると、前記第1の受付部により受け付けられた受付画面の表示順を示す情報を前記表示順記憶部に保持しない判断部と、
前記第1の受付部により受け付けられた受付画面の表示順が、前記表示順記憶部に記憶された前記規定表示順に対応したものではないと前記判断部により判断されると、前記第1の受付部により受け付けられた受付画面の表示順を拒絶する旨の報知を行う報知部と、
前記判断部により前記表示順記憶部に保持された前記各受付画面の表示順に従って、前記各受付画面をウィザード形式表示で表示部に表示させる表示制御部と
を備える操作装置である。
この発明によれば、前記第1の受付部により受け付けられた受付画面の表示順が、前記表示順記憶部に記憶された各受付画面の表示順に対応したものではないと判断部が判断すると、前記第1の受付部により受け付けられた受付画面の表示順を保持せず、前記第1の受付部により受け付けられた受付画面の表示順を拒絶する旨の報知を前記判断部により行うようにしたので、前記第1の受付部により受け付けられた受付画面の表示順が、前記表示順記憶部に記憶された各受付画面の表示順に対応したものとなるまで、前記第1種受付画面及び前記第2種受付画面を含む各受付画面のウィザード形式表示時における表示順についての設定入力をユーザに行わせることになる。
これにより、各受付画面のウィザード形式表示時における表示順についての設定入力の設定内容が適切でないものであっても、確実に、前記表示順記憶部の記憶内容に対応した各受付画面の表示順で前記各受付画面をウィザード形式表示で表示部に表示させる状態、延いては、前記第1種受付画面を前記第2種受付画面より先に表示させる状態を作り出すことができる。
請求項2に記載の発明は、
表示部と、
原稿の画像を読み取る原稿読取部による原稿の読取動作に関連する処理項目についての設定値を設定入力するための第1種受付画面と、前記原稿読取部による原稿の読取動作に関連しない処理項目についての設定値を設定入力するための第2種受付画面とを含む各受付画面のウィザード形式表示時における表示順につき、前記第1種受付画面が前記第2種受付画面より前記表示順の表示順が上位となるように予め設定された表示順を規定表示順として予め記憶する表示順記憶部と、
前記第1種受付画面及び前記第2種受付画面を含む各受付画面のウィザード形式表示時における表示順についての設定入力を受け付ける第1の受付部と、
前記第1の受付部により受け付けられた受付画面の表示順が、前記表示順記憶部に記憶された前記規定表示順に対応したものであるか否かを判断し、前記第1の受付部により受け付けられた受付画面の表示順が、前記表示順記憶部に記憶された前記規定表示順に対応したものであると判断すると、前記第1の受付部により受け付けられた受付画面の表示順を示す情報を前記表示順記憶部に保持する処理を行い、前記第1の受付部により受け付けられた受付画面の表示順が、前記表示順記憶部に記憶された前記規定表示順に対応したものではないと判断すると、前記第1の受付部により受け付けられた受付画面の表示順は適切ではない旨の報知を行うとともに、前記表示順についての再設定入力の要否指示を受け付け、前記再設定入力が不要である旨の入力が行われたときには、前記第1の受付部により受け付けられた受付画面の表示順を示す情報を前記表示順記憶部に保持する処理を行い、前記再設定入力が必要である旨の入力が行われたときには、前記再設定入力を前記第1の受付部に受け付けさせる判断部と、
前記判断部により前記表示順記憶部に保持された前記各受付画面の表示順に従って、前記各受付画面をウィザード形式表示で表示部に表示させる表示制御部と
を備える操作装置である。
この発明によれば、前記第1の受付部により受け付けられた受付画面の表示順が、前記表示順記憶部に記憶された各受付画面の表示順に対応したものではないと判断されると、前記第1の受付部により受け付けられた受付画面の表示順は適切ではない旨の報知を行うとともに、前記表示順についての再設定入力の要否指示を受け付け、前記再設定入力が必要である旨の入力が行われたときには、前記再設定入力を前記第1の受付部に受け付けさせるようにしたので、前記表示順についての設定入力のやり直しをユーザに促すことができる。
これにより、前記表示順記憶部の記憶内容に対応した各受付画面の表示順で前記各受付画面をウィザード形式表示で表示部に表示させる状態、ひいては、前記第1種受付画面を前記第2種受付画面より先に表示させる状態を可及的に作り出すことができる。
また、前記再設定入力が不要である旨の入力が行われたときには、前記第1の受付部により受け付けられた受付画面の表示順を受け入れる処理を処理部によって行うようにしたので、ユーザの意思が尊重される。
請求項3に記載の発明は、
表示部と、
原稿の画像を読み取る原稿読取部による原稿の読取動作に関連する処理項目についての設定値を設定入力するための第1種受付画面と、前記原稿読取部による原稿の読取動作に関連しない処理項目についての設定値を設定入力するための第2種受付画面とを含む各受付画面のウィザード形式表示時における表示順につき、前記第1種受付画面が前記第2種受付画面より前記表示順の表示順が上位となるように予め設定された表示順を規定表示順として予め記憶する表示順記憶部と、
前記第1種受付画面及び前記第2種受付画面を含む各受付画面のウィザード形式表示時における表示順についての設定入力を受け付ける第1の受付部と、
前記第1の受付部により受け付けられた受付画面の表示順が、前記表示順記憶部に記憶された前記規定表示順に対応したものであるか否かを判断し、前記第1の受付部により受け付けられた受付画面の表示順が、前記表示順記憶部に記憶された前記規定表示順に対応したものであると判断すると、前記第1の受付部により受け付けられた受付画面の表示順を示す情報を前記表示順記憶部に保持する処理を行い、前記第1の受付部により受け付けられた受付画面の表示順が、前記表示順記憶部に記憶された前記規定表示順に対応したものではないと判断すると、前記第1の受付部により受け付けられた受付画面の表示順は適切ではない旨の報知を行うとともに、前記第1の受付部により受け付けられた受付画面の表示順を、前記表示順記憶部に記憶された前記規定表示順に対応したものとなるように変更する処理を行う判断部と、
前記判断部により前記表示順記憶部に保持された前記各受付画面の表示順、又は、前記判断部により変更された前記各受付画面の表示順に従って、前記各受付画面をウィザード形式表示で表示部に表示させる表示制御部と
を備える操作装置である。

この発明によれば、前記第1の受付部により受け付けられた受付画面の表示順が、前記表示順記憶部に記憶された各受付画面の表示順に対応したものではないと判断されると、前記第1の受付部により受け付けられた受付画面の表示順は適切ではない旨の報知を行うとともに、前記第1の受付部により受け付けられた受付画面の表示順を、前記表示順記憶部に記憶された各受付画面の表示順に対応したものとなるように変更する処理を行うようにしたので、確実に、前記表示順記憶部の記憶内容に対応した各受付画面の表示順で前記各受付画面をウィザード形式表示で表示部に表示させる状態、延いては、前記第1種受付画面を前記第2種受付画面より先に表示させる状態を作り出すことができる。
また、前記第1の受付部により受け付けられた受付画面の表示順が、前記表示順記憶部に記憶された各受付画面の表示順に対応したものではないと前記判断部により判断されると、前記第1の受付部により受け付けられた受付画面の表示順を、自動的に、前記表示順記憶部に記憶された各受付画面の表示順に対応したものとなるように変更するようにしたので、ユーザが前記受付画面の表示順の再設定入力を行う必要がなくなり、ユーザに課す作業上の負担を可及的に低減することができる。
請求項4に記載の発明は、
請求項1乃至3の何れか一項に記載の操作装置と、
前記表示制御部の制御により前記表示部にウィザード形式表示で表示される前記各受付画面を用いた設定値の設定入力を受け付ける第2の受付部と、
前記原稿読取部による原稿の読取動作に関連する処理項目全てについて前記設定値の設定入力が前記第2の受付部により受け付けられた時点で、前記原稿の読取動作を前記原稿読取部に先行開始させる読取制御部と
を備える画像形成装置である。
この発明によれば、前記原稿読取部による原稿の読取動作に関連する処理項目全てについての前記設定値の設定入力が前記第2の受付部により受け付けられた時点で、前記原稿の読取動作を前記原稿読取部に先行開始させることで、前記第1種操作画面を用いた設定値の設定入力の受け付けと、第2種操作画面を用いた設定値の設定入力の受け付けとの両方が完了してから前記原稿の読取動作を開始する場合に比して、画像形成装置がユーザにより設定入力された設定値に基づいて一連の動作をし終えるまでに要する時間を短縮化することができる。
本発明によれば、無駄な処理を行うことなく、画像形成装置に行わせる一連の動作が完了するまでの時間を短縮化することができる。
本発明に係る画像形成装置の一例である複合機の構成を示す側面概略図である。 操作部の部分拡大図である。 複合機の電気的な構成を示すブロック図である。 カスタマイズ画面の一例である。 判断部が記憶しているテーブルの一例を示す図である。 コピー機能についてのワークフロー作成及び登録時の表示部の表示画面の遷移を示す図である。 カスタマイズ画面でワークフローに処理項目を追加する操作が行われた場合の制御部による処理を示すフローチャートである。 コピー機能についてのワークフロー呼出時の表示画面の遷移を示す図である。 カスタマイズ画面でワークフローに処理項目を追加する操作が行われたときの制御部の処理の変形例を示すフローチャートである。 カスタマイズ画面でワークフローに処理項目を追加する操作が行われたときの制御部の処理の他の変形例を示すフローチャートである。 図10に示すフローチャートの処理の説明図である。
以下、本発明に係る画像形成装置について説明する。図1は、本発明に係る画像形成装置の一例である複合機の構成を示す側面概略図である。図2は、操作部400の部分拡大図である。
複合機1は、スキャナ機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能、コピー機能等を兼ね備えている。複合機1は、本体部200と、本体部200の用紙搬出側、例えば左側に配設された用紙後処理部300と、操作者が種々の操作指令等を入力するための操作部400と、本体部200の上部に配設された原稿読取部500と、原稿読取部500の上部に配設された原稿給送部600とを備えて構成される。
図2にも示すように、操作部400は、LCD(Liquid Crystal Display)等からなる表示部410と、操作者から操作指示が入力される操作キー部430を備える。操作キー部430は、ヘルプキー431、スタートキー432、テンキー433及び機能切換キー434等を備える。
ヘルプキー431は、操作者から、スキャナ機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能、コピー機能等に関する各操作方法を表示する操作案内画面(ヘルプ画面)を表示部410に表示させる指示を受け付けるものである。
スタートキー432は、コピー動作やスキャン動作等の各動作を開始させる指示を操作者から受け付けるキーである。テンキー433は、コピー部数を指定する指示等を操作者から受け付けるキーである。機能切換キー434は、コピー機能、送信機能(スキャナ機能、ファクシミリ機能等)、ボックス機能(後述するHDD74内に設けられている操作者毎の記憶領域(メールボックス)に記憶されているデータを読み出してプリントする機能)等を相互に切り替える機能切換指示を操作者から受け付けるキーである。
表示部410は、LCD(Liquid Crystal Display)等からなり、タッチパネルを組み合わせたタッチパネルユニット等を備えている。表示部410は、種々の受付画面を表示すると共に、操作者が表示面(表示されている操作キー)をタッチすることで種々の機能の実行指令を入力することが可能とされている。
ワークフローボタン450は、ユーザにより予め設定されている設定内容でコピー動作やスキャン動作等の機能を実行するワークフロー動作や、当該ワークフロー動作を登録、変更、又は削除する操作を行うための処理を開始させる指示の入力をユーザから受け付けるボタンである。
コピーボタン451は、コピー機能の開始指示をユーザから受け付けるためのボタンである。送信ボタン452は、スキャナによりドキュメントデータを読み取って、指定された相手先にメールで送信するメール送信機能の開始指示をユーザから受け付けるためのボタンである。文書ボックスボタン453は、スキャナによりドキュメントデータを読み取って、指定された保存先(複合機1のHDD74内に設けられたフォルダ等)に保存する文書ボックス機能の開始指示をユーザから受け付けるためのボタンである。コピーボタン451、送信ボタン452、文書ボックスボタン453のいずれかがユーザにより押下操作されると、押下されたボタンに対応する機能の初期表示画面が表示部410に表示され、各機能の処理が開始される。
図1に戻り、原稿給送部60は、原稿載置部601、給紙ローラ602、原稿搬送部603及び原稿排出部604を備え、原稿読取部500は、スキャナ501を備える。給紙ローラ602は、原稿載置部601にセットされた所要枚数分の原稿を一枚ずつ繰り出し、原稿搬送部603は、繰り出される原稿を順次スキャナ501の読み取り位置に搬送する。スキャナ501は搬送される原稿の画像を順次読み取り、読み取られた原稿は原稿排出部604に排出される。
本体部200は、複数の給紙カセット201、複数の給紙ローラ202、転写ローラ203、感光体ドラム204、露光装置206、現像装置207、定着ローラ208、排出口209及び排出トレイ210等を備える。
感光体ドラム204は、矢印方向に回転しながら帯電装置(図示省略)によって一様に帯電される。露光装置206は、原稿読取部500において読み取られた原稿の画像に応じて変調されたレーザ光を感光体ドラム204上に走査し、ドラム表面に色毎の静電潜像を形成する。現像装置207は、黒色の現像剤を感光体ドラム204に供給してトナー画像を形成する。
一方、給紙ローラ202は、印刷用紙が収納された給紙カセット201から印刷用紙を引き出し、転写ローラ203まで給送する。転写ローラ203は、搬送された印刷用紙に感光体ドラム204上のトナー像を転写させ、定着ローラ208は、転写されたトナー像を加熱して印刷用紙に定着させる。その後、印刷用紙は、本体部200の排出口209から用紙後処理部300に搬入される。また、印刷用紙は、必要に応じて排出トレイ210へも排出される。
用紙後処理部300は、搬入口301、印刷用紙搬送部302、搬出口303及びスタックトレイ304等を備える。印刷用紙搬送部302は、排出口209から搬入口301に搬入された印刷用紙を順次搬送し、最終的に搬出口303からスタックトレイ304へ印刷用紙を排出する。スタックトレイ304は、搬出口303から搬出された印刷用紙の集積枚数に応じて矢印方向に上下動可能に構成されている。
図3は、図1に示す複合機1の電気的な構成を示すブロック図である。図3に示すように、複合機1は、スキャナ部11、画像処理部21、プリンタ部31、操作部400、制御部51、ネットワークI/F(インターフェース)部71、HDD(ハードディスクドライブ)74及びファクシミリ通信部75を備える。
スキャナ部11は、図1に示すスキャナ501を構成する露光ランプ12及びCCD(電荷結合素子)13を含む。スキャナ部11は、露光ランプ12により原稿を照射し、その反射光をCCD13で受光することにより、原稿から画像を読み取り、読み取った画像に対応する画像を画像処理部21へ出力する。
画像処理部21は、補正部22、画像加工部23及び画像メモリ24を含む。画像処理部21は、読み取られた画像を必要に応じて補正部22及び画像加工部23により処理する。画像処理部21によって処理された画像は印刷用に画像メモリ24に記憶され、又はプリンタ部31に出力される。補正部22は、読み取られた画像に対してレベル補正、γ補正等の所定の補正処理を行う。画像加工部23は、画像の圧縮又は伸張処理、及び拡大又は縮小処理等の種々の加工処理を行う。
プリンタ部31は、図1に示す給紙カセット201及び給紙ローラ202等から構成される用紙搬送部32、図1に示す感光体ドラム204、露光装置206及び現像装置207等から構成される画像形成部33、図1に示す転写ローラ203等から構成される転写部34、及び図1に示す定着ローラ208等から構成される定着部35を含む。プリンタ部31は、スキャナ部11により読み取られた原稿データを用いて画像を記録紙に印刷する。具体的には、用紙搬送部32は記録紙を画像形成部33へ搬送し、画像形成部33は前記の画像に対応するトナー像を形成し、転写部34はトナー像を記録紙に転写し、定着部35はトナー像を記録紙に定着させて画像を形成する。
ネットワークI/F部71は、ネットワークインタフェース(10/100Base-TX)等を用い、LANを介して外部装置との間での種々のデータの送受信を制御する。HDD74は、スキャナ部11によって読み取られた画像及び当該画像に設定されている出力形式等を記憶する。
操作部400は、図1及び図2に示したように表示部410、操作キー部430を備える。表示部410は、タッチパネル機能により各種指示の入力を受け付ける複数のキーを表示制御部522による制御の下で表示する。操作キー部430には、図2に示した機能切換キー434、スタートキー432、テンキー433等が設けられている。制御部51は、前記表示部410及び操作キー部430の各キーから、操作者によって入力された指示を受け付ける。
また、本実施形態においては、操作部400は、挿入位置指定操作部440としての機能を有する。この点については後述する。
ファクシミリ通信部75は、符号化/復号化部(図示省略)、変復調部(図示省略)及びNCU(Network Control Unit)(図示省略)を含む。ファクシミリ通信部75は、スキャナ部11によって読み取られた原稿の画像データを、電話回線を介してファクシミリ装置等へ送信したり、ファクシミリ装置等から送信された画像データを受信したりする。符号化/復号化部は、送信する画像データを圧縮・符号化し、受信した画像データを伸長・復号化する。変復調部は、圧縮・符号化された画像データを音声信号に変調し、受信した信号(音声信号)を画像データに復調する。NCUは、送受信先となるファクシミリ装置等との電話回線による接続を制御する。
制御部51は、複合機1の動作制御を司るCPUと、データを一時的に保管する機能や作業領域としての機能を有するRAM(Random Access Memory)、プログラムを予め記憶するROM、及び、前記プログラム等をROMから読み出して実行するCPUを備えて構成されており、CPUとRAM及びROMとはデータバスを介してデータの授受を行うように構成されている。
本実施形態に係る複合機1は、当該複合機1に備えられる各処理項目についての設定内容の設定入力を受け付けるための受付画面をウィザード形式表示(ユーザ対話形式)で表示させ、表示部410に順次切換表示される各受付画面による案内に従って、コピー動作に適用する設定内容(設定値)の設定入力を行わせるようになっている。
制御部51は、この受付画面の表示に関連する機能として、記憶部521、表示制御部522、指示受付部523、判断部524及び読取制御部525としての機能を有する。
記憶部521は、操作者に対する操作案内を表示するための各種データ(本実施形態では、特に、記憶部521は、コピー動作やスキャン動作等の機能を実行するために登録が必要な設定入力を受け付けるための受付画面を表示部410に表示させるための表示用データを記憶している)や、スキャナ機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能、コピー機能等の各機能の動作状況等を表示するための画像データ(画像、文字、記号等の各データを含む)を記憶している。
また、記憶部521は、複合機1で実行可能な機能についての各処理項目の組み合わせでなるテンプレート(定型フォーム)を複数記憶する。当該テンプレートは、例えば、コピー動作等の各機能毎に、各機能で適用する部数、用紙サイズ、倍率、濃度、集約印刷、原稿画質、両面分割等の処理項目の組み合わせである。
テンプレートは、コピー動作等の機能を実行するために登録が必要な各設定入力をユーザに案内する処理を行うためのワークフロー、又は、コピー動作等の機能を実行する際に適用される各処理項目の設定内容(設定値)を記憶して当該各設定内容でコピー動作等の機能を実行させるワークフローに用いられる。
表示制御部522は、表示部410の表示動作を制御するものである。表示制御部522は、例えば、コピー動作やスキャン動作等の機能を実行するために登録が必要な各設定入力をユーザから受け付けるための受付画面をウィザード形式表示で表示部410に表示させる。
指示受付部523は、第1の受付部及び第2の受付部に相当するものであり、操作部400に対して操作が行われたときに操作部400から出力される操作情報を受け付けるものである。例えば、指示受付部523は、前記各処理項目についての受付画面が表示制御部522により表示されている時に、各設定内容を指定する指示(設定値を設定入力する指示)を、例えば表示部410に備えられるタッチパネル機能によりユーザから受け付けたり、記憶部521に記憶されたテンプレートの中から所望のテンプレートの選択を、例えば前記タッチパネル機能によりユーザから受け付けたりする。
以上の構成に加えて、本実施形態では、コピー動作やスキャン動作等の機能を実行するために登録が必要な設定入力を受け付けるための受付画面をウィザード形式表示で表示部410に表示させる際に、どの処理項目についての受付画面をどのような順番で表示するかを、後述するカスタマイズ画面と前述の挿入位置指定操作部440とを用いて設定できる(カスタマイズできる)ようになっている。図4は、前記カスタマイズ画面の一例である。
図4に示すカスタマイズ画面Gは、カスタマイズのベースとなるワークフローのテンプレートが表示される第1表示領域X1と、前記ベースのワークフローに追加可能な処理項目の受付画面を示すアイコンが羅列表示される第2表示領域X2とを有する。図4に示す第1表示領域X1には、処理項目1〜5についての各受付画面を処理項目1,2,3,4,5の順にウィザード形式表示で表示するという設定内容を初期値とするベースのワークフローのテンプレートが、処理項目1〜5の項目名がそれぞれ付された複数のアイコンIC〜ICを用いて表示されている。また、図4に示す第2表示領域X2には、そのワークフローに追加可能な処理項目A〜Fの項目名がそれぞれ付された複数のアイコンIC〜ICが表示されている。前記第1及び第2表示領域X1,X2に表示されている前記アイコンIC〜IC,IC〜ICは、当該アイコンに付された処理項目についての受付画面を示すキャラクタである。
前記指示受付部523は、前記カスタマイズ画面Gの表示時に、ワークフローのカスタマイズ指示を前記挿入位置指定操作部440から受け付ける。前記挿入位置指定操作部440は、例えば表示部410に備えられるタッチパネル機能により実現される。
具体的には、前記第2表示領域X2に表示されている何れかの処理項目を、前記第1表示領域X1に表示されているワークフローに追加したい場合、ユーザは、ドラッグ&ドロップによって、追加対象の処理項目の受付画面を示すアイコンを、前記第1表示領域X1に表示されている各処理項目の受付画面を示す各アイコンの配列態様における所定の位置に挿入する操作を行う(以下、この操作を追加操作1という)。
例えば、現在、前記第1表示領域X1に表示されているワークフローが図4に示すものである場合において、ユーザが、この処理項目A〜Fのうち処理項目Aについての受付画面を前記ワークフローに追加し、この処理項目Aについての受付画面を、処理項目2の受付画面と処理項目3の受付画面との間に表示させたいと考えているとき、ユーザは、前記第2表示領域X2に表示されている処理項目Aの受付画面を示すアイコンICを、前記第1表示領域X1における処理項目2の受付画面を示すアイコンICと、処理項目3の受付画面を示すアイコンICとの間の位置を目標位置としてドラッグし、その目標位置でドロップするという操作を行う。
また、現在、前記第1表示領域X1に表示されているワークフローにおける処理項目の中で不要な処理項目があるとき、ユーザは、ドラッグ&ドロップによって、その処理項目の受付画面を示すアイコンを前記第2表示領域X2に移す操作を行う(以下、この操作を削除操作2という)。
例えば、現在、前記第1表示領域X1に表示されているワークフローが図4に示すものである場合において、ユーザが、この処理項目1〜5の中で例えば処理項目3が不要であると考えているとき、ユーザは、前記第1表示領域X1に表示されている処理項目3の受付画面を示すアイコンICを前記第2表示領域X2に向けてドラッグし、この第2表示領域X2内でドロップするという操作を行う。
さらに、前記第1表示領域X1に表示されているワークフローにおける各処理項目についての受付画面の表示順を変更する場合、ユーザは、ドラッグ&ドロップ操作によって、変更対象の処理項目の受付画面を示すアイコンの配列順を変更する操作を行う(以下、この操作を変更操作3という)。
例えば、現在、前記第1表示領域X1に表示されているワークフローが図4に示すものである場合において、ユーザが、この処理項目1〜5の中で例えば処理項目2と処理項目4との順番を入れ替えたいと考えている場合、ユーザは、アイコンのドラッグ&ドロップ操作によって、処理項目2の受付画面を示すアイコンの位置と処理項目4の受付画面を示すアイコンの位置とを入れ替える。指示受付部523は、以上のようなユーザによる追加操作1、削除操作2、変更操作3を示す操作情報を受け付ける。
判断部524は、前記カスタマイズ画面Gにおけるユーザの操作が適切なものであるか否かを判断するものである。本実施形態においては、各処理項目についての受付画面に対し、ワークフローを呼び出して各受付画面をウィザード形式表示で表示させる際の各受付画面の表示順が予め設定されており、判断部524は、各処理項目について、表示順情報と、原稿の読取動作を行うために設定値の設定入力が必要な処理項目(原稿の読取動作に関連する処理項目)であるか否かの情報と、後述する先行読取動作が可能であるか否かの情報とを対応付けたテーブルを予め記憶した表示順記憶部5241を備えている。
ここで、本実施形態においては、原稿の読取動作とそれ以外の動作とを含む一連の動作を実施するモード(例えばコピーモード)が選択された場合に、原稿の読取動作に関連する処理項目の内容(設定値)を設定入力するための受付画面(第1種受付画面)を、原稿の読取動作に関連の無い処理項目の内容(設定値)を設定入力するための受付画面(第2種受付画面)よりも先に表示部410に表示させることにより、原稿の読取動作に関連する処理項目の内容(設定値)を、該読取動作に関連の無い処理項目の内容(設定値)よりも先にユーザに設定入力させ、原稿の読取動作に関連の無い処理項目の内容(設定値)が完了していなくても、原稿の読取動作に関連する処理項目の内容(設定値)が全て完了した時点で、原稿読取部500による読取動作(前記先行読取動作)を実施するようにしている。
例えば、コピーモードの場合、原稿の読取動作と、前記用紙への画像形成動作とが一連の動作として実行されることとなる。このとき、図5に示すように、原稿の読取動作に関連する処理項目としては、例えば原稿サイズや原稿読取部500による読込濃度がある一方、画像形成動作に関連する処理項目としては、例えば用紙サイズやコピー部数がある。
今、複合機1が用紙の複写(コピー)を実行する場合に、ユーザが設定値を入力すべき処理項目として、前述の「原稿サイズ」,「読込濃度」,「用紙サイズ」及び「コピー部数」の4つの処理項目が定められているものとする。
このとき、本実施形態では、図5に示すように、原稿の読取動作に関連する処理項目の表示順が、原稿の読取動作に関連の無い処理項目の表示順よりも上位に設定されており、前記の例では、原稿の読取動作に関連する原稿サイズや読込濃度についての受付画面が、画像形成動作に関連する用紙サイズやコピー部数についての設定画面より先に表示部410に表示されるように表示順が設定されている。
そして、判断部524は、前記追加操作1や変更操作3が行われた場合に、前記のように設定された表示順が前記テーブルで規定されている表示順に対応するものであるか否かを判断する。例えば、判断部524は、処理項目Aの受付画面を示すアイコンICが、処理項目2の受付画面を示すアイコンICと処理項目3の受付画面を示すアイコンICとの間の位置にドラッグ&ドロップされた場合、受付画面の表示順(処理項目2についての受付画面→処理項目Aについての受付画面→処理項目3についての受付画面)が、前記テーブルで規定されている表示順に沿ったものであるか否かを判断する。
すなわち、処理項目2が例えば「原稿サイズ」であり、処理項目3が例えば「読込濃度」であり、処理項目Aが例えば「原稿向き」である場合には、前記ユーザによるドラッグ&ドロップ操作によって設定される受付画面の表示順が、「原稿サイズ」についての受付画面→「原稿向き」についての受付画面→「読込濃度」についての受付画面となり、これは、前記テーブルで設定されている表示順に対応するものであるから、判断部524は、この場合にはユーザの操作は適切なものであると判断し、このユーザの操作内容を示す情報を保持する。
一方、処理項目2が例えば「原稿サイズ」であり、処理項目3が例えば「読込濃度」であり、処理項目Aが「原稿向き」ではなく例えば「コピー倍率」である場合には、前記ユーザによるドラッグ&ドロップ操作によって設定される受付画面の表示順が、「原稿サイズ」についての受付画面→「コピー倍率」についての受付画面→「読込濃度」についての受付画面となり、これは、前記テーブルで設定されている表示順に対応するものではない。したがって、この場合には、判断部524は、ユーザの操作が適切なものではないと判断し、このユーザの操作内容を示す情報を保持することなく破棄する。
表示制御部522は、前記判断部524によりユーザの操作が適切なものではないと判断されると、ユーザの操作を受け入れることができない旨の警告メッセージを表示部410に表示させる。表示制御部522は、報知部としての機能を有する。
読取制御部525は、原稿読取部500による読取動作を制御するものであり、特に、本実施形態では、原稿の読取動作とそれ以外の動作とを含む機能(例えばコピー機能)を実施する場合に、ウィザード形式表示で表示される各受付画面のうち、原稿の読取動作に関連する全ての処理項目についての各受付画面で内容(設定値)の設定入力が前記指示受付部523によって受け付けられた時点で、全ての設定項目についての設定値の設定入力が完了していなくても、原稿読取部500に読取動作を先行開始させる。
次に、複合機1におけるワークフロー作成及び登録時の処理を説明する。図6は、コピー機能についてのワークフロー作成及び登録時の表示部410の表示画面の遷移を示す図である。
複合機1の主電源がユーザによりオンとされ、例えば、コピーボタン451が押下操作されてコピー機能が開始されるとき、表示制御部522は、表示部410に、図略の初期画面を表示させる。
この初期画面の表示時に、操作部400のワークフローボタン450がユーザにより押下され、指示受付部523に、ワークフローの開始指示が受け付けられると、表示制御部522は、ワークフロー画面4101(図6)を表示させる。これにより、ワークフローの作成及び登録、削除の操作の開始が可能となる。表示制御部522は、ワークフロー画面4101に、ユーザからワークフローの新規登録及び削除を受け付けるための新規登録/削除ボタン4101gを表示させる。
なお、前記初期画面の表示時に、ワークフローボタン450がユーザにより押下されず、(ワークフローの開始指示が受け付けられず)、前記初期画面においてユーザにより指定された用紙選択や倍率等の設定内容、又は既に設定済みの設定内容で、スタートキー432やテンキー433等の押下操作が行われてコピー動作の実行指示が入力された場合は、当該押下操作に従って、通常通りのコピー動作等が実行される。
一方、前記表示制御部522によるワークフロー画面4101の表示中に、ユーザにより新規登録/削除ボタン4101gが押下されると、表示制御部522は、ワークフローの新規登録又は削除のいずれを行うかの選択指示をユーザに対して促すワークフロー登録/削除画面4102(図6)を表示部410に表示させる。
ワークフロー登録/削除画面4102には、ユーザからワークフローの新規登録指示を受け付けるための新規登録ボタン4102aと、ユーザからワークフローの削除指示を受け付けるための削除ボタン4102bとが表示される。削除ボタン4102bが押下された場合の処理等の説明については省略する。
ワークフロー登録/削除画面4102の表示時に、ユーザにより新規登録ボタン4102aが押下されて、タッチパネル機能により指示受付部523にワークフローの新規登録指示が受け付けられると、表示制御部522は、表示部410に、ワークフローの作成に用いるテンプレートの選択を促すテンプレート選択画面4104(図6)を表示部410に表示させる。このテンプレート選択画面4104には、ワークフローの作成に用いることが可能な各テンプレートを示す画像T1〜T6が表示される。
このテンプレート選択画面4104の表示時に、ユーザにより、テンプレートを示す画像T1〜T6のいずれかが押下されて、タッチパネル機能により、指示受付部523に、ワークフローの作成に用いるウィザード表示形式用のテンプレートの選択が受け付けられると、表示制御部522は、当該選択されたテンプレートを記憶部521から読み出し、当該読み出したテンプレートが示すワークフローのカスタマイズ画面G(図4参照)を表示部410に表示する。
ここで、前記カスタマイズ画面Gでの操作時における制御部51の処理を説明する。図7は、前記カスタマイズ画面Gでワークフローに処理項目を追加する操作が行われた場合の制御部51による処理を示すフローチャートである。
図7に示すように、前記カスタマイズ画面Gにおける前記第2表示領域X2に表示されたいずれかの処理項目の受付画面を示すアイコンが選択され(ステップ♯1でYES)、そのアイコンが前記第1表示領域X1の所望の位置にドラッグ&ドロップされることにより前記処理項目の受付画面を示すアイコンの挿入位置が指定されると(ステップ♯2でYES)、判断部524は、図4に示すテーブルに基づき前記挿入位置は適切であるか否か(挿入操作が行われたアイコンが示す受付画面を前記挿入位置に相当する表示順位に設定した場合に各受付画面の表示順が図4に示すテーブルに規定された表示順に沿ったものであるか否か)を判断する(ステップ♯3)。
その結果、判断部524は、前記挿入位置は適切ではないと判断すると(ステップ♯3でNO)、表示制御部522は、ユーザの操作は受け入れることができない旨の警告メッセージを表示部410に表示させる(ステップ♯4)。
一方、判断部524は、前記挿入位置は適切であると判断すると(ステップ♯3でYES)、このユーザの操作内容を示す操作情報を保持する(ステップ♯5)。
図4に戻り、前記カスタマイズ画面Gにおける「OK」ボタンB1が操作されることにより該カスタマイズ画面Gを用いたカスタマイズ操作に対する受付処理を完了すると、表示部410に、この作成されたワークフローの名称の入力画面4107を表示させる。この入力画面4107には、キーボード画像4107a等が表示され、ユーザが当該キーボード画像を押下することでタッチパネル機能により、ユーザからのワークフロー名の入力が可能とされている。
前記入力画面4107の操作により、ユーザからワークフロー名が入力されると、表示制御部522は、前記カスタマイズ画面Gで受け付けられた前記処理項目を並べて一覧表示した画像4108aと、当該一覧表示した各処理項目で登録する指示を受け付けるための登録ボタン4108bと、当該一覧表示した各設定の内容を変更する指示を受け付けるための設定変更ボタン4108cとを有する確認画面4108を表示部410に表示させる。
この確認画面4108の表示時に、ユーザにより登録ボタン4108bが押下され、指示受付部523に、一覧表示した各設定の内容で登録する指示が受け付けられると、制御部51は、カスタマイズされたテンプレートとを記憶部521に記憶させる。なお、この後、表示制御部522は、表示部410に、登録完了をユーザに対して報知する登録完了画面4109を表示させる。
また、前記確認画面4108の表示時に、ユーザにより設定変更ボタン4108cが押下され、指示受付部523に、当該一覧表示した各設定の内容を変更する設定変更指示が受け付けられると、表示制御部522は、指示受付部523で受け付けられたテンプレートが示すワークフローのカスタマイズ画面を再び表示部410に順次表示する処理に戻る。
次に、複合機1におけるワークフロー呼出時の処理を説明する。図8は、コピー機能についてのワークフロー呼出時の表示画面の遷移を示す図である。
複合機1の主電源がユーザによりオンとされたとき、表示制御部522は、表示部410に予め定められた図略の初期画面を表示させる。
この初期画面の表示時に、操作部400のワークフローボタン450がユーザにより押下され、指示受付部523に、ワークフローの開始指示が受け付けられると、表示制御部522は、ワークフロー画面4101(図8)を表示させる。ワークフロー画面4101には、記憶部521に記憶(登録)されている各ワークフローを示すワークフロー画像4101a〜4101fが表示される。
ワークフロー画面4101の表示時に、ワークフロー画面4101内に表示されているワークフロー画像4101a〜4101fのいずれかがユーザによって押下され、複合機1が備える機能(例えばコピー動作等)の実行について適用するワークフローを選択するワークフロー選択指示がユーザから受け付けられると、表示制御部522は、この選択されたワークフローを記憶部521から読み出し、この読み出したワークフローが示す機能の各設定(例えば、コピー機能の場合、原稿サイズ、部数、用紙サイズ、倍率、濃度、集約印刷、原稿画質、両面分割等)についてのそれぞれの受付画面(例えば、図8に示す受付画面4105)を順次表示部410に表示する。
そして、当該受付画面上に表示した操作ボタン又はテンキー433等のユーザによる操作に基づいて、タッチパネル機能により、当該受付画面で案内している処理項目についての内容指定(例えば、前記部数の具体数等)を受け付けた場合は、設定内容をその指示された内容(設定値)に設定する。
表示制御部522は、前記読み出したテンプレートが示す機能における全ての処理項目の受付画面を表示するまで、当該受付画面の表示処理及び設定内容の受付処理を繰り返す。そして、原稿の読取動作に関連する処理項目の受付画面での設定内容の受付処理が完了すると、読取制御部525は、その時点から原稿の読取動作を原稿読取部500に開始させる。
その後、全ての処理項目についての受付画面の表示処理及び設定内容の受付処理が完了すると、表示部410に、この時点で受け付けられている設定内容を並べて一覧表示した画像と、当該一覧表示した各設定の内容で機能を実行する機能実行指示を受け付けるための機能実行ボタン(図8の4110b)と、当該一覧表示した各設定の内容を変更する指示を受け付けるための(図8の設定変更ボタン4110c)とを有する確認画面4110を表示部410に表示させる。そして、機能実行ボタン4110bが押下され、指示受付部523に、一覧表示した各設定の内容で機能を実行する指示が受け付けられると、制御部51は、当該一覧表示されている各設定の内容で機能(コピー動作等)を実行させる。
以上のように、本実施形態では、ウィザード形式表示で各処理項目についての内容を設定するための受付画面をウィザード形式表示で表示する場合に、原稿の読取動作に係る処理項目とそれ以外の動作に係る処理項目とを含む複合機1の機能については、原稿の読取動作に関連する処理項目についての受付画面が、原稿の読取動作以外の動作に関連する処理項目についての受付画面より先に表示されるように、各処理項目についての受付画面に表示順を予め設定するとともに、前記カスタマイズ画面Gでテンプレートを変更する操作(ワークフローに処理項目を追加したり順番を変更したりする操作)が、前述の予め設定された表示順に対応しない場合には、そのユーザの操作を受け付けず、ユーザの操作を受け付けない旨の警告メッセージを出力するようにしたので、ユーザによって不適切な操作が行われた場合であっても、確実に、原稿の読取動作に係る処理項目の内容(設定値)の設定入力を、原稿の読取動作以外の動作に関連する処理項目の内容(設定値)の設定入力より先にユーザに行わせる状態を作り出すことができる。
その結果、原稿の読取動作に係る処理項目についての受付画面で内容の設定が完了した時点で原稿の読取動作を開始することにより、原稿の読取動作以外の動作に係る処理項目の内容の設定入力と並行して原稿の読取動作を行うことができ、全ての処理項目の内容が入力されてから、原稿の読取動作とそれ以外の動作とを行う場合に比して、複合機1による一連の処理が完了するまでの時間を短縮化することができる。
なお、本発明は、前記実施形態に代えて、又は前記実施形態に加えて次のような変形形態が採用可能である。
(1)前記実施形態においては、前記カスタマイズ画面において不適切な操作が行われると、その操作を受け入れず、該操作が受け入れられない旨の警告メッセージを表示部410に表示するようにしたが、前記カスタマイズ画面Gにおいて不適切な操作が行われた場合の処理としては、前述のものの他、次のような処理も採用可能である。
図9は、前記カスタマイズ画面Gでワークフローに処理項目を追加する操作が行われたときの制御部51の処理の変形例を示すフローチャートである。
図9に示すように、前記カスタマイズ画面Gにおける前記第2表示領域X2に表示されたいずれかの処理項目の受付画面を示すアイコンがユーザにより選択され(ステップ♯11でYES)、そのアイコンが前記第1表示領域X1の所望の位置にドラッグ&ドロップされることにより前記処理項目の受付画面の挿入位置が指定されると(ステップ♯12でYES)、判断部524は、図5に示すテーブルに基づき前記挿入位置は適切であるか否か(挿入操作が行われたアイコンが示す受付画面を前記挿入位置に相当する表示順位に設定した場合に各受付画面の表示順が図4に示すテーブルに規定された表示順に沿ったものであるか否か)を判断する(ステップ♯13)。
その結果、判断部524は、前記挿入位置は適切であると判断すると(ステップ♯13でYES)、このユーザの操作内容を示す操作情報を保持し、表示制御部522は、指定された挿入位置に操作対象の処理項目のアイコンを挿入した状態の画像を表示する(ステップ♯16)。
一方、判断部524は、前記挿入位置は適切ではないと判断すると(ステップ♯13でNO)、表示制御部522は、警告メッセージ及びガイダンスを表示部410に表示させる(ステップ♯14)。ここで表示する警告メッセージは、前記第1の実施形態のようにユーザの操作が受け入れられない旨を示すものではなく、操作対象のアイコンの挿入位置が不適切である旨を示すものであり、また、前記ガイダンスは、適切な挿入位置を示すものである。表示制御部522は、前記警告メッセージやガイダンスとともに、挿入位置を再指定(変更)するか否かをユーザに選択させるためのボタン表示を行う(ステップ♯15)。
前記挿入位置を再指定する旨の入力が行われた場合には(ステップ♯15でYES)、制御部51は、ステップ♯12の処理に戻る一方、前記挿入位置を再指定しない旨の入力が行われた場合には(ステップ♯15でNO)、ステップ♯16の処理を行う。
このように、本実施形態では、不適切な操作が行われた場合であってもその操作を受け付けないようにするのではなく、不適切である旨を報知して、前記表示順についての設定入力のやり直しをユーザに促すようにしたので、ユーザの意思を尊重しつつ、できるだけ、前記記憶部521の記憶内容に対応した各受付画面の表示順で前記各受付画面をウィザード形式表示により表示させることができ、ひいては、できるだけ、原稿の読取動作に関連する処理項目の受付画面を、原稿の読取動作以外の動作に関連する処理項目の受付画面より先に表示させる状態を作り出すことができる。
その結果、原稿の読取動作に係る処理項目についての受付画面で内容の設定が完了した時点で原稿の読取動作を開始することにより、原稿の読取動作以外の動作に係る処理項目の内容の設定入力と並行して原稿の読取動作を行うことができ、全ての処理項目の内容が入力されてから、原稿の読取動作とそれ以外の動作とを行う場合に比して、複合機1による一連の処理が完了するまでの時間を短縮化することができる。
この実施形態の他、次のような処理も採用可能である。図10は、前記カスタマイズ画面Gでワークフローに処理項目を追加する操作が行われたときの制御部51の処理の他の変形例を示すフローチャートである。
図10に示すように、前記カスタマイズ画面Gにおける前記第2表示領域X2に表示されたいずれかの処理項目の受付画面を示すアイコンが選択され(ステップ♯21でYES)、そのアイコンが前記第1表示領域X1の所望の位置にドラッグ&ドロップされることにより前記処理項目の受付画面の挿入位置が指定されると(ステップ♯22でYES)、判断部524は、図4に示すテーブルに基づき前記挿入位置は適切であるか否か(挿入操作が行われたアイコンが示す受付画面を前記挿入位置に相当する表示順位に設定した場合に各受付画面の表示順が図4に示すテーブルに規定された表示順に沿ったものであるか否か)を判断する(ステップ♯23)。
その結果、判断部524は、前記挿入位置は適切であると判断すると(ステップ♯23でYES)、このユーザの操作内容を示す操作情報を保持し、表示制御部522は、指定された挿入位置に操作対象であるアイコンを挿入した状態の画像を表示する(ステップ♯25)。
一方、判断部524は、前記挿入位置は適切ではないと判断すると(ステップ♯23でNO)、表示制御部522は、記憶しているテーブルに規定された表示順にしたがって、操作対象のアイコンの挿入位置を適切な位置に変更し、表示制御部522は、操作対象のアイコンの挿入位置を変更した旨のメッセージを表示部410に表示させる(ステップ♯24)。
すなわち、カスタマイズ画面Gでワークフローのカスタマイズを行う前の各受付画面の表示順が、図11(a)に示すように、原稿の読取動作に関連する処理項目1の受付画面→原稿の読取動作に関連する処理項目2の受付画面→印刷動作に関連する処理項目1の受付画面→印刷動作に関連する処理項目2の受付画面→印刷動作に関連する処理項目3の受付画面であったとする。
この場合において、ユーザが、原稿の読取動作に関連する処理項目3の受付画面を、例えば図11(b)に示すように、印刷動作に関連する処理項目2の受付画面と、印刷動作に関連する処理項目3の受付画面との間に挿入する形で、前記ワークフローに追加しようとしたとする。
そして、判断部524が記憶しているテーブルには、前述したように原稿の読取動作に関連する処理項目の表示順が、原稿の読取動作に関連の無い処理項目の表示順よりも上位に設定されており、且つ、原稿の読取動作に関連する処理項目3の受付画面は、原稿読取動作に関連する処理項目2の受付画面より表示順が後に設定されている場合、判断部524は、図11(c)に示すように、原稿の読取動作に関連する処理項目3の受付画面を、原稿の読取動作に関連する処理項目2の受付画面と、印刷動作に関連する処理項目1の受付画面との間に挿入すべきであると判断し、そのように挿入した状態のワークフローを保持する。
また、表示制御部522は、原稿の読取動作に関連する処理項目3の受付画面を、例えば図11(b)に示すように、印刷動作に関連する処理項目2の受付画面と、印刷動作に関連する処理項目3の受付画面との間に挿入した状態を示す画像を表示する。
このように、本実施形態では、不適切な操作が行われた場合に、その操作を拒絶するだけでなく、操作対象のアイコンが示す受付画面の挿入位置を複合機1側で(自動的に)変更して、確実に、原稿の読取動作が他の動作(該読取動作以外の動作)に先立って実施されるように構成したものである。
これにより、原稿の読取動作に係る処理項目についての受付画面で内容(設定値)の設定が完了した時点で原稿の読取動作を開始することにより、原稿の読取動作以外の動作に係る処理項目の内容の設定入力と並行して原稿の読取動作を行うことができ、全ての処理項目の内容が入力されてから、原稿の読取動作とそれ以外の動作とを行う場合に比して、複合機1による一連の処理が完了するまでの時間を短縮化することができるとともに、ユーザが前記受付画面の表示順の再設定入力を行う必要がなくなり、ユーザに課す作業上の負担を可及的に低減することができる。
なお、本発明は前記実施の形態の構成に限られず種々の変形が可能である。前記図1乃至図11に示した構成及び処理は、本発明の実施形態の例示に過ぎず、本発明を前記実施形態に限定する趣旨ではない。
また、例えば、前記各実施形態では、本発明に係る電気機器の一例を画像形成装置としての複合機1として説明したが、本発明に係る電気機器は複合機に限られず、他の画像形成装置(コピー機、ファクシミリ装置、スキャナ装置、プリンタ等)であっても構わない。
1 複合機
51 制御部
521 記憶部
522 表示制御部
523 指示受付部
524 判断部
5241 表示順記憶部
440 挿入位置指定操作部
500 原稿読取部

Claims (4)

  1. 表示部と、
    原稿の画像を読み取る原稿読取部による原稿の読取動作に関連する処理項目についての設定値を設定入力するための第1種受付画面と、前記原稿読取部による原稿の読取動作に関連しない処理項目についての設定値を設定入力するための第2種受付画面とを含む各受付画面のウィザード形式表示時における表示順につき、前記第1種受付画面が前記第2種受付画面より前記表示順の表示順が上位となるように予め設定された表示順を規定表示順として予め記憶する表示順記憶部と、
    前記第1種受付画面及び前記第2種受付画面を含む各受付画面のウィザード形式表示時における表示順についての設定入力を受け付ける第1の受付部と、
    前記第1の受付部により受け付けられた受付画面の表示順が、前記表示順記憶部に記憶された前記規定表示順に対応したものであるか否かを判断し、前記第1の受付部により受け付けられた受付画面の表示順が、前記表示順記憶部に記憶された前記規定表示順に対応したものであると判断すると、前記第1の受付部により受け付けられた受付画面の表示順を示す情報を前記表示順記憶部に保持する処理を行い、前記第1の受付部により受け付けられた受付画面の表示順が、前記表示順記憶部に記憶された前記規定表示順に対応したものではないと判断すると、前記第1の受付部により受け付けられた受付画面の表示順を示す情報を前記表示順記憶部に保持しない判断部と、
    前記第1の受付部により受け付けられた受付画面の表示順が、前記表示順記憶部に記憶された前記規定表示順に対応したものではないと前記判断部により判断されると、前記第1の受付部により受け付けられた受付画面の表示順を拒絶する旨の報知を行う報知部と、
    前記判断部により前記表示順記憶部に保持された前記各受付画面の表示順に従って、前記各受付画面をウィザード形式表示で表示部に表示させる表示制御部と
    を備える操作装置。
  2. 表示部と、
    原稿の画像を読み取る原稿読取部による原稿の読取動作に関連する処理項目についての設定値を設定入力するための第1種受付画面と、前記原稿読取部による原稿の読取動作に関連しない処理項目についての設定値を設定入力するための第2種受付画面とを含む各受付画面のウィザード形式表示時における表示順につき、前記第1種受付画面が前記第2種受付画面より前記表示順の表示順が上位となるように予め設定された表示順を規定表示順として予め記憶する表示順記憶部と、
    前記第1種受付画面及び前記第2種受付画面を含む各受付画面のウィザード形式表示時における表示順についての設定入力を受け付ける第1の受付部と、
    前記第1の受付部により受け付けられた受付画面の表示順が、前記表示順記憶部に記憶された前記規定表示順に対応したものであるか否かを判断し、前記第1の受付部により受け付けられた受付画面の表示順が、前記表示順記憶部に記憶された前記規定表示順に対応したものであると判断すると、前記第1の受付部により受け付けられた受付画面の表示順を示す情報を前記表示順記憶部に保持する処理を行い、前記第1の受付部により受け付けられた受付画面の表示順が、前記表示順記憶部に記憶された前記規定表示順に対応したものではないと判断すると、前記第1の受付部により受け付けられた受付画面の表示順は適切ではない旨の報知を行うとともに、前記表示順についての再設定入力の要否指示を受け付け、前記再設定入力が不要である旨の入力が行われたときには、前記第1の受付部により受け付けられた受付画面の表示順を示す情報を前記表示順記憶部に保持する処理を行い、前記再設定入力が必要である旨の入力が行われたときには、前記再設定入力を前記第1の受付部に受け付けさせる判断部と、
    前記判断部により前記表示順記憶部に保持された前記各受付画面の表示順に従って、前記各受付画面をウィザード形式表示で表示部に表示させる表示制御部と
    を備える操作装置。
  3. 表示部と、
    原稿の画像を読み取る原稿読取部による原稿の読取動作に関連する処理項目についての設定値を設定入力するための第1種受付画面と、前記原稿読取部による原稿の読取動作に関連しない処理項目についての設定値を設定入力するための第2種受付画面とを含む各受付画面のウィザード形式表示時における表示順につき、前記第1種受付画面が前記第2種受付画面より前記表示順の表示順が上位となるように予め設定された表示順を規定表示順として予め記憶する表示順記憶部と、
    前記第1種受付画面及び前記第2種受付画面を含む各受付画面のウィザード形式表示時における表示順についての設定入力を受け付ける第1の受付部と、
    前記第1の受付部により受け付けられた受付画面の表示順が、前記表示順記憶部に記憶された前記規定表示順に対応したものであるか否かを判断し、前記第1の受付部により受け付けられた受付画面の表示順が、前記表示順記憶部に記憶された前記規定表示順に対応したものであると判断すると、前記第1の受付部により受け付けられた受付画面の表示順を示す情報を前記表示順記憶部に保持する処理を行い、前記第1の受付部により受け付けられた受付画面の表示順が、前記表示順記憶部に記憶された前記規定表示順に対応したものではないと判断すると、前記第1の受付部により受け付けられた受付画面の表示順は適切ではない旨の報知を行うとともに、前記第1の受付部により受け付けられた受付画面の表示順を、前記表示順記憶部に記憶された前記規定表示順に対応したものとなるように変更する処理を行う判断部と、
    前記判断部により前記表示順記憶部に保持された前記各受付画面の表示順、又は、前記判断部により変更された前記各受付画面の表示順に従って、前記各受付画面をウィザード形式表示で表示部に表示させる表示制御部と
    を備える操作装置。
  4. 請求項1乃至3の何れか一項に記載の操作装置と、
    前記表示制御部の制御により前記表示部にウィザード形式表示で表示される前記各受付画面を用いた設定値の設定入力を受け付ける第2の受付部と、
    前記原稿読取部による原稿の読取動作に関連する処理項目全てについて前記設定値の設定入力が前記第2の受付部により受け付けられた時点で、前記原稿の読取動作を前記原稿読取部に先行開始させる読取制御部と
    を備える画像形成装置。
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