JP5386396B2 - 操作装置及び電気機器 - Google Patents

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本発明は、画像形成装置を始めとする、各種の電気機器で実行可能な機能についての各設定を当該電気機器に記憶させる際の技術に関する。
従来から、画像形成装置等の電気機器では、コピー動作時に適用する用紙サイズ、倍率、濃度、集約印刷、原稿画質を設定する際などのユーザによる機能実行時の操作性を向上させるために、その表示部にウィザード形式表示(ユーザ対話形式)での機能設定画面(受付画面)を表示させるものが知られている。これによれば、ユーザは、表示部に順次切換表示される各画面による案内に従えば、コピー動作等の電気機器の機能に適用する設定の内容を、従来よりも簡単に電気機器に登録することが可能である。
さらに、下記特許文献1,2には、複写機、ファクシミリ、プリンタ及びこれらの複合機等の画像形成装置において、使用頻度の高い機能については当該機能実行時の一連の機能設定の組み合わせを事前に登録しておき、当該機能実行時に、事前登録された一連の機能設定の組み合わせに従って一連の機能設定の入力操作を順次実行させる技術が開示されている。
特開平6−350757号公報 特開2004−234195号公報
しかしながら、従来、目的とする一連の機能設定の組み合わせを部分的に形成する既存の機能設定の組み合わせが存在するような場合であっても、新たに一から当該目的とする一連の機能設定の組み合わせを登録しなければならず、作業手間が生じるものであった。
また、事前登録された一連の機能設定の組み合わせに従って、当該組み合わせに含まれる全ての機能設定に対して入力操作を行わなければならず、一部の機能設定のみを変更して機能実行する場合であっても、ユーザは、当該変更する機能設定以外の機能設定、すなわち、変更することのない機能設定の入力操作を省略することはできなかった。
そこで、本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、既存のワークフローを作成し直さなくても簡単に省略でき、機能実行時の機能設定を入力する際の操作性を更に向上させることができる操作装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、表示部と、
当該操作装置を備えた電気機器における各機能設定項目についての設定値を入力させるべくウィザード形式で表示される受付画面を表示部に表示させる表示制御部と、
前記表示制御部によりウィザード形式で表示される各受付画面でそれぞれ設定値の入力を行わせる各機能設定項目を組み合わせ、当該組み合わせに含まれる機能設定項目に初期値を設定してなるワークフローを記憶するワークフロー記憶部と、
ワークフローに含まれる全て或いは一部の機能設定項目と、受付画面でユーザにより入力された当該機能設定項目についての設定値と、を組み合わせてなるショートカットを作成するショートカット作成部と、
前記ショートカット作成部により作成されたショートカットと、当該ショートカットに対応するワークフローと、を組み合わせた形で記憶するショートカット記憶部と、
前記受付画面が表示されてから対応する機能設定項目に設定値が入力されるまでの入力時間を計測する時間計測部と、
を備え、
前記表示制御部は、ワークフローに基づいてウィザード形式で表示させる各受付画面の中に、当該ワークフローに対応する前記ショートカット記憶部に記憶されたショートカットを選択可能に表示し、
前記ショートカット作成部は、ワークフローに含まれる全て或いは一部の機能設定項目のうち、前記時間計測部で計測された入力時間が所定時間よりも短い機能設定項目と、当該機能設定項目の設定値とを組み合わせてなるショートカットを作成する操作装置である。
この発明では、表示制御部により、ウィザード形式で表示される各受付画面の中に、当該ワークフローに対応する前記ショートカット記憶部に記憶されたショートカットが選択可能に表示されるため、ワークフローに含まれる全て或いは一部の機能設定項目と、受付画面で入力された当該機能設定項目についての設定値とを組み合わせたショートカットを選択することができるようになる。
このため、既存のワークフローを作成し直さなくても、ワークフロー途中の機能設定項目と設定値との組み合わせからなるショートカットを選択して、機能実行時の機能設定を入力する際の操作性を更に向上させることができるようになる。
また、この発明では、ショートカット作成部により、例えば、設定値が初期値から変更されることが少ない機能設定項目等、入力時間を要しない機能設定項目と当該機能設定項目の設定値との組み合わせをショートカットとして作成し、ショートカット記憶部に記憶することができる。
したがって、ユーザにとって設定操作する変更の必要性が低いと想定される機能設定項目と当該機能設定項目の設定値との組み合わせをショートカットとしてユーザに提示可能となり、ショートカット入力部により当該ショートカットを選択して、当該機能設定項目についての設定値を一括入力することにより、わざわざ受付画面で当該機能設定項目に設定値を入力する手間を削減することができるようになる。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の操作装置であって、前記表示制御部により前記表示部に表示された受付画面に表示されたショートカットが選択されると、当該選択されたショートカットに含まれる全ての機能設定項目に対して、当該ショートカットに含まれる当該機能設定項目に対応する入力値を一括して設定するショートカット入力部をさらに備える。
この発明では、表示制御部によりウィザード形式で表示される各受付画面で、ワークフローに含まれる各機能設定項目についての設定値を入力する場合に、ショートカット入力部で選択されたショートカットに含まれる全ての機能設定項目に対して、当該ショートカットに含まれる当該機能設定項目に対応する設定値が一括して入力される。
したがって、当該ショートカットに含まれる全ての機能設定項目については、当該機能設定項目に設定値を入力するための受付画面で設定値の入力操作を行うことが回避され、機能実行時の機能設定を入力する際の操作性を向上させることが可能になる。
また、請求項に記載の発明は、請求項1又は2に記載の操作装置であって、機能設定項目と当該機能設定項目の設定値との組み合わせ毎に、当該組み合わせの使用頻度を記憶する頻度記憶部をさらに備え、
前記ショートカット作成部は、ワークフローに含まれる全て或いは一部の機能設定項目のうち、前記頻度記憶部に記憶された使用頻度が所定頻度よりも高い、機能設定項目と当該機能設定項目の設定値とを組み合わせてなるショートカットを作成する。
この発明では、ショートカット作成部により、例えば、同じ設定値が頻繁に設定される機能設定項目等、使用頻度が高い機能設定項目と当該機能設定項目の設定値との組み合わせをショートカットとして作成し、ショートカット記憶部に記憶することができる。
したがって、機能設定項目について、ユーザが設定する可能性が高い設定値との組み合わせをショートカットとしてユーザに提示可能となり、ショートカット入力部により当該ショートカットを選択して、当該機能設定項目についての設定値を一括入力することにより、わざわざ受付画面で当該機能設定項目に設定値を入力する手間を削減することができるようになる。
請求項に記載の発明は、請求項1からの何れかに記載の操作装置と、前記機能設定
項目の設定値に基づいて動作を行う動作部とを備えた電気機器である。
この発明によれば、電気機器において、請求項1から4の何れかに記載の発明における効果を奏することができる。
本発明によれば、既存のワークフローを作成し直さなくても簡単に省略でき、機能実行時の機能設定を入力する際の操作性を更に向上させることができる操作装置を提供することが可能になる。
本発明の一実施形態に係る電気機器の一例である複合機の構成を示す側面概略図である。 操作部の部分拡大図である。 図1に示す画像形成装置の電気的な構成を示すブロック図である。 ショートカットの一構成例を示す図である。 ワークフロー作成及び登録時の表示部の表示画面の遷移を示す図である。 ワークフロー呼出時の表示画面の遷移を示す図である。 ワークフロー呼出時の処理と、ショートカット作成部によりショートカットが作成される処理の流れを示すフローチャートである。 ショートカット入力部により、ショートカットに含まれる機能設定項目に対応する設定値を一括して入力する処理の流れを示すフローチャートである。 表示制御部により、ショートカットが選択可能に表示される一画面例を示す図である。 ワークフロー呼出時の処理と、図7とは別の一例として、ショートカット作成部によりショートカットが作成される処理の流れを示すフローチャートである。 (a)は、頻度記憶部により機能設定項目と設定値の組み合わせの使用頻度が記憶される一例を示す図であり、(b)は、頻度記憶部により記憶された機能設定項目と設定値の組み合わせの使用頻度に基づいて、ショートカット作成部により作成されるショートカットの一構成例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態に係る操作装置及びこれを備えた電気機器について説明する。図1は、本発明に係る電気機器の一例である複合機の構成を示す側面概略図である。図2は、操作部400の部分拡大図である。
図1に示す複合機1は、スキャナ機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能、コピー機能等を兼ね備えた複合機であり、本体部200と、本体部200の用紙搬出側、例えば左側に配設された用紙後処理部300と、操作者が種々の操作指令等を入力するための操作部400と、本体部200の上部に配設された原稿読取部500と、原稿読取部500の上部に配設された原稿給送部600とから構成される。
図2に示すように、操作部400は、LCD(Liquid Crystal Display)等からなる表示部410と、操作者から操作指示が入力される操作キー部430を備える。操作キー部430は、スタートキー432、テンキー433及び機能切換キー部434等を備える。
スタートキー432は、コピー動作やスキャン動作等の各動作を開始させる指示を操作者から受け付ける。テンキー433は、コピー部数を指定する指示等を操作者から受け付けるキーである。機能切換キー部434は、スキャナ機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能及びコピー機能を相互に切り替える機能切換指示を操作者から受け付けるキーである。
表示部410は、LCD(Liquid Crystal Display)等からなり、タッチパネル機能を組み合わせたタッチパネルユニット等を備えている。表示部410は、種々の受付画面を表示すると共に、操作者が表示面(表示されている操作キー)をタッチすることで種々の機能の実行指令を入力することが可能とされている。
図1に戻り、原稿給送部600は、原稿載置部601、給紙ローラ602、原稿搬送部603及び原稿排出部604を備え、原稿読取部500は、スキャナ501を備える。給紙ローラ602は、原稿載置部601にセットされた所要枚数分の原稿を一枚ずつ繰り出し、原稿搬送部603は、繰り出される原稿を順次スキャナ501の読み取り位置に搬送する。スキャナ501は、搬送される原稿の画像を順次読み取り、読み取られた原稿は原稿排出部604に排出される。
本体部200は、複数の給紙カセット201、複数の給紙ローラ202、画像形成部33、排出口209及び排出トレイ210等を備える。画像形成部33は、転写ローラ203、感光体ドラム204、露光装置206、現像装置207及び定着ローラ208を有する。
感光体ドラム204は、矢印方向に回転しながら帯電装置(図示省略)によって一様に帯電される。露光装置206は、原稿読取部500において読み取られた原稿の画像に応じて変調されたレーザ光を感光体ドラム204の表面に走査し、該表面に色毎の静電潜像を形成する。現像装置207は、黒色の現像剤を感光体ドラム204に供給してトナー画像を形成する。
一方、給紙ローラ202は、印刷用紙が収納された給紙カセット201から印刷用紙を引き出し、転写ローラ203まで給送する。転写ローラ203は、搬送された印刷用紙に感光体ドラム204の表面に形成されたトナー像を転写させ、定着ローラ208は、転写されたトナー像を加熱して印刷用紙に定着させる。その後、印刷用紙は、本体部200の排出口209から用紙後処理部300に搬入される。また、印刷用紙は、必要に応じて排出トレイ210へも排出される。
手差しトレイ220は、複合機1の側面適所に設けられたトレイであり、下端を揺動中心として、前記側面に平行な略直立姿勢となる収納位置と、前記下端が下方にやや傾斜する傾斜姿勢となる給紙位置との間で揺動可能に構成されている。手差しトレイ220が給紙位置に位置するときに、該手差しトレイ220の上面に用紙が積載され、給紙ローラ221により感光体ドラム204に向けて給紙される。
手差しトレイ220は、複数の用紙サイズの用紙を択一的に画像形成部33に給紙するためのものであり、主に、給紙カセット201にはセット不可能な使用頻度の低いサイズの用紙や葉書などの特殊な用紙を画像形成部33の画像形成動作に供するために利用される。
用紙後処理部300は、搬入口301、印刷用紙搬送部302、搬出口303及びスタックトレイ304等を備える。印刷用紙搬送部302は、排出口209から搬入口301に搬入された印刷用紙を順次搬送し、最終的に搬出口303からスタックトレイ304へ印刷用紙を排出する。スタックトレイ304は、搬出口303から搬出された印刷用紙の集積枚数に応じて矢印方向に上下動可能に構成されている。
図3は、図1に示す複合機1の電気的な構成を示すブロック図である。図3に示すように、複合機1は、原稿読取部500、画像処理部21、プリンタ部31、操作部400、制御部51、ネットワークI/F(インターフェース)部71、HDD(ハードディスクドライブ)74及びファクシミリ通信部75を備える。
原稿読取部500は、図1に示すスキャナ501を構成する露光ランプ12及びCCD(電荷結合素子)13を含む。原稿読取部500は、露光ランプ12により原稿を照射し、その反射光をCCD13で受光することにより、原稿から画像を読み取り、読み取った画像に対応する画像を画像処理部21へ出力する。
画像処理部21は、読み取られた画像を必要に応じて、読み取られた画像に対してレベル補正、γ補正等の所定の補正処理や、画像の圧縮又は伸張処理、及び、拡大又は縮小処理等の種々の加工処理等を行うものである。画像処理部21によって処理された画像は、図略の画像メモリに記憶されたり、プリンタ部31に出力されたりする。
プリンタ部31は、図1に示す給紙カセット201及び給紙ローラ202等から構成される用紙搬送部32、図1に示す感光体ドラム204、露光装置206、現像装置207転写ローラ203、定着ローラ208等から構成される画像形成部33を含み、用紙搬送部32により記録紙を画像形成部33へ搬送し、原稿読取部500により読み取られた原稿データに基づいて画像形成部33により上記の画像に対応するトナー像を感光体ドラム204に形成し、感光体ドラム204に形成されたトナー像を転写ローラ203により記録紙に転写し、定着ローラ208によりトナー像を記録紙に定着させて画像を形成する。
ネットワークI/F部71は、ネットワークインタフェース(10/100Base-TX)等を用い、LANを介して外部装置との間での種々のデータの送受信を制御する。HDD74は、原稿読取部500によって読み取られた画像及び当該画像に設定されている出力形式等を記憶する。
操作部400は、図1及び図2に示したように表示部410、操作キー部430を備える。表示部410は、タッチパネル機能により各種指示の入力を受け付ける複数のキーを制御部51による制御の下で表示する。操作キー部430には、図2に示した機能切換キーキー部434、スタートキー432、テンキー433及びワークフローボタン450等が設けられている。制御部51は、上記表示部410及び操作部400の各キーから、操作者によって入力された指示を受け付ける。
ワークフローボタン450は、ユーザにより予め設定されている設定内容でコピー動作やスキャン動作等の機能を実行するワークフロー動作や、当該ワークフロー動作を登録、変更、又は削除する操作を行うための処理を開始させる指示の入力をユーザから受け付けるボタンである。
ファクシミリ通信部75は、符号化/復号化部(図示省略)、変復調部(図示省略)及びNCU(Network Control Unit;図示省略)を含む。ファクシミリ通信部75は、原稿読取部500によって読み取られた原稿の画像データを、電話回線を介してファクシミリ装置等へ送信したり、ファクシミリ装置等から送信された画像データを受信したりする。符号化/復号化部は、送信する画像データを圧縮・符号化し、受信した画像データを伸長・復号化する。変復調部は、圧縮・符号化された画像データを音声信号に変調し、受信した信号(音声信号)を画像データに復調する。NCUは、送受信先となるファクシミリ装置等との電話回線による接続を制御する。
制御部51は、複合機1の動作制御を司るCPUと、データを一時的に保管する機能や作業領域としての機能を有するRAM(Random Access Memory)、プログラムを予め記憶するROM、及び、前記プログラム等をROMから読み出して実行するCPUを備えて構成されており、CPUとRAM及びROMとはデータバスを介してデータの授受を行うように構成されている。
制御部51は、CPUがROM等に格納されている本実施形態特有の画像処理プログラムを実行することで、表示制御部511と、受付部512と、ショートカット作成部516と、記憶部513と、ショートカット入力部517と、時間計測部518としての機能を有する。
表示制御部511は、表示部410の表示動作を制御するものである。表示制御部511は、当該複合機1における各機能設定項目についての設定値を入力させるべくウィザード形式で表示される受付画面(操作画面)を表示部410に表示させるものである。
受付部512は、前記受付画面を用いた設定値の入力が行われると、その設定値の入力を受け付ける処理を行うものである。
記憶部513は、ROMやRAM等のメモリや、ハードディスク等の記憶装置からなり、ワークフロー記憶部514と、ショートカット記憶部515とを備えている。記憶部513は、操作者に対する操作案内を表示するための各種データ(本実施形態では、特に、記憶部513は、コピー動作やスキャン動作等の機能を実行するために必要な機能設定の入力を受け付けるための受付画面を表示部410に表示させるための表示用データを記憶している)や、スキャナ機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能、コピー機能等の各機能の動作状況等を表示するための画像データ(画像、文字、記号等の各データを含む)を記憶している。
また、記憶部513は、複合機1で実行可能な機能についての各機能設定項目の組み合わせでなるテンプレート(定型フォーム)を複数記憶している。当該テンプレートは、例えば、コピー動作等の各機能毎に、各機能で適用する部数、用紙サイズ、倍率、濃度、集約印刷、原稿画質、両面分割等の機能設定項目の組み合わせである。
テンプレートは、コピー動作等の機能を実行するために登録が必要な各設定入力をユーザに案内する処理を行うためのワークフロー、又は、コピー動作等の機能を実行する際に適用される各処理項目の設定内容(設定値)を記憶して当該各設定内容でコピー動作等の機能を実行させるワークフローに用いられる。
ワークフロー記憶部514は、上述のテンプレートを用いて、表示制御部511によりウィザード形式で表示される各受付画面でそれぞれ設定値の入力を行わせる各機能設定項目を組み合わせ、当該組み合わせに含まれる機能設定項目に初期値を設定してなるワークフローを記憶するものである。
ショートカット作成部516は、ワークフローに含まれる全て或いは一部の機能設定項目と、受付画面で入力された当該機能設定項目についての設定値と、を組み合わせたショートカットを作成するものである。尚、当該ショートカットが、ショートカット作成部516により作成される処理については後述する。
ショートカット記憶部515は、前記ショートカット作成部516により作成されたショートカットと、当該ショートカットに対応するワークフローと、を組み合わせた形で記憶するものである。
例えば、図4に示すように、ショートカット記憶部515は、ワークフローaに含まれる機能設定項目「部数」と設定値「1部」の組み合わせからなるショートカットAをワークフローaと組み合わせた形で記憶している。また、ショートカット記憶部515は、機能設定項目「用紙」と設定値「自動」の組み合わせと、機能設定項目「倍率」と設定値「自動」の組み合わせと、の2つの組み合わせからなるショートカットBをワークフローaと組み合わせた形で記憶している。これと同様にして、ショートカット記憶部515は、複数の、機能設定項目と設定値との組み合わせからなる、ショートカットC、Dをワークフローaと組み合わせた形で記憶している。
また、表示制御部511は、ワークフローに基づいてウィザード形式で表示させる各受付画面の中に、当該ワークフローに対応するショートカット記憶部515に記憶されたショートカットを選択可能に表示する。
ショートカット入力部517は、表示制御部511により、ワークフローに基づいて前記表示部にウィザード形式で表示される受付画面に表示されたショートカットが選択されると、当該選択されたショートカットに含まれる全ての機能設定項目に対して、当該ショートカットに含まれる当該機能設定項目に対応する入力値を一括して設定するものである。
時間計測部518は、表示制御部511により受付画面が表示されてから対応する機能設定項目に設定値が入力されるまでの入力時間を計測するものである。
次に、複合機1におけるワークフロー作成及び登録時の処理を説明する。図5は、コピー機能についてのワークフロー作成及び登録時の表示部410の表示画面の遷移を示す図である。
図5に示すように、複合機1の主電源がユーザによりオンとされ、例えば、コピーボタンが押下操作されてコピー機能が開始されるとき、表示制御部511は、表示部410に、図略の初期画面を表示させる。
この初期画面の表示時に、操作部400のワークフローボタン450がユーザにより押下され、受付部512に、ワークフローの開始指示が受け付けられると、表示制御部511は、ワークフロー画面4101を表示させる。これにより、ワークフローの作成及び登録、削除の操作の開始が可能となる。表示制御部511は、ワークフロー画面4101に、ユーザからワークフローの新規登録及び削除を受け付けるための新規登録/削除ボタン4101gを表示させる。
なお、前記初期画面の表示時に、ワークフローボタン450がユーザにより押下されず、(ワークフローの開始指示が受け付けられず)、前記初期画面においてユーザにより指定された用紙選択や倍率等の設定内容、又は既に設定済みの設定内容で、スタートキー432やテンキー433等の押下操作が行われてコピー動作の実行指示が入力された場合は、当該押下操作に従って、通常通りのコピー動作等が実行される。
一方、前記表示制御部511によるワークフロー画面4101の表示中に、ユーザにより新規登録/削除ボタン4101gが押下されると、表示制御部511は、ワークフローの新規登録又は削除のいずれを行うかの選択指示をユーザに対して促すワークフロー登録/削除画面4102を表示部410に表示させる。
ワークフロー登録/削除画面4102には、ユーザからワークフローの新規登録指示を受け付けるための新規登録ボタン4102aと、ユーザからワークフローの削除指示を受け付けるための削除ボタン4102bとが表示される。削除ボタン4102bが押下された場合の処理等の説明については省略する。
ワークフロー登録/削除画面4102の表示時に、ユーザにより新規登録ボタン4102aが押下されて、タッチパネル機能により受付部512にワークフローの新規登録指示が受け付けられると、表示制御部511は、表示部410に、ワークフローの作成に用いるテンプレートの選択を促すテンプレート選択画面4104を表示部410に表示させる。このテンプレート選択画面4104には、ワークフローの作成に用いることが可能な各テンプレートを示す画像T1〜T6が表示される。
このテンプレート選択画面4104の表示時に、ユーザにより、テンプレートを示す画像T1〜T6のいずれかが押下されて、タッチパネル機能により、受付部512に、ワークフローの作成に用いるウィザード表示形式用のテンプレートの選択が受け付けられると、表示制御部511は、当該選択されたテンプレートを記憶部513から読み出し、当該読み出したテンプレートが示す各機能設定項目(例えば、コピー機能の場合、部数、用紙サイズ、倍率、濃度、集約印刷、原稿画質、両面分割等)について、それぞれの初期値を設定するための受付画面4105をウィザード形式表示により表示部410に順次表示する。
表示制御部511は、上記読み出したテンプレートが示す全ての機能設定項目についての受付画面を表示し、各受付画面で初期値の入力を受け付けるまで受付画面の表示処理及び初期値の入力の受付処理を繰り返し、当該全ての機能設定項目についての受付画面の表示処理及び初期値の入力の受付処理を完了すると、表示部410に、この作成されたワークフローの名称の入力画面4107を表示させる。この入力画面4107には、キーボード画像4107a等が表示され、ユーザが当該キーボード画像を押下することでタッチパネル機能により、ユーザからのワークフロー名の入力が可能とされている。
前記入力画面4107の操作により、ユーザからワークフロー名が入力されると、表示制御部511は、当該ワークフローに含まれる機能設定項目と初期値の組み合わせを並べて一覧表示した画像4108aと、当該一覧表示した設定内容で登録する指示を受け付けるための登録ボタン4108bと、当該一覧表示した設定内容を変更する指示を受け付けるための設定変更ボタン4108cとを有する確認画面4108を表示部410に表示させる。
この確認画面4108の表示時に、ユーザにより登録ボタン4108bが押下され、受付部512に、一覧表示した各初期値で登録する指示が受け付けられると、制御部51は、当該ワークフローをワークフロー記憶部514に記憶させる。なお、この後、表示制御部511は、表示部410に、登録完了をユーザに対して報知する登録完了画面4109を表示させる。
また、前記確認画面4108の表示時に、ユーザにより設定変更ボタン4108cが押下され、受付部512に、当該一覧表示した各設定の内容を変更する設定変更指示が受け付けられると、表示制御部511は、先の選択が受け付けられたテンプレートが示す各機能設定項目についての各受付画面を再び表示部410に順次表示する処理に戻る。
次に、図6及び図7を用いて、複合機1におけるワークフロー呼出時の処理と、ショートカット作成部516によりショートカットが作成され、当該ショートカットがショートカット記憶部515に記憶される処理の流れについて詳述する。
複合機1の主電源がユーザによりオンとされたとき、表示制御部511は、表示部410に予め定められた図略の初期画面を表示させる(S1)。
この初期画面の表示時に、操作部400のワークフローボタン450がユーザにより押下され、受付部512に、ワークフローの開始指示が受け付けられると(S2)、表示制御部511は、ワークフロー画面4101(図6)を表示させる(S3)。ワークフロー画面4101には、記憶部513に記憶(登録)されている各ワークフローを示すワークフロー画像4101a〜4101fが表示される。
ワークフロー画面4101の表示時に、ワークフロー画面4101内に表示されているワークフロー画像4101a〜4101fのいずれかがユーザによって押下され、複合機1が備える機能(例えばコピー動作等)の実行について適用するワークフローを選択するワークフロー選択指示がユーザから受け付けられると(S4)、表示制御部511は、この選択されたワークフローをワークフロー記憶部514から読み出し、この読み出したワークフローが示す各機能設定項目についてのそれぞれの受付画面(例えば、図6に示す機能設定項目「部数」の受付画面4105)を順次表示部410に表示する(S5)。尚、ワークフローに含まれる各機能設定項目の初期値も受付画面に表示される。
そして、当該受付画面上に表示した操作ボタン又はテンキー433等のユーザによる操作に基づいて、タッチパネル機能により、当該受付画面で案内している機能設定項目についての内容(例えば、前記部数の具体数等)の入力を受け付けた場合は、当該入力された内容を機能設定項目の設定値として設定する(S6)。
これと並行して、時間計測部516では、各受付画面が表示されてから設定値が設定されるまでの入力時間が計測されており(S21)、ショートカット作成部516は、時間計測部516で計測された当該入力時間が所定時間よりも短い場合に(S31;YES)、当該受付画面で案内している機能設定項目と設定値との組み合わせ(例えば、図4に示す、機能設定項目「部数」と設定値「1部」の組み合わせ)をメモリに一旦記憶する(S32)。
表示制御部511は、前記読み出したワークフローに含まれる全ての機能設定項目の受付画面を表示し、全ての機能設定項目に対する設定値の設定が完了するまで、当該受付画面の表示処理及び設定内容の受付処理を繰り返す(S7)。
その後、表示部410に、この時点で受け付けられている設定内容を並べて一覧表示した画像と、当該一覧表示した各設定の内容で機能を実行する機能実行指示を受け付けるための機能実行ボタン(図6の4110b)と、当該一覧表示した各設定の内容を変更する指示を受け付けるための(図6の設定変更ボタン4110c)とを有する確認画面4110を表示部410に表示させる(S8)。
また、ショートカット作成部516は、メモリに一旦記憶していた、時間計測部516で計測された当該入力時間が所定時間よりも短い、機能設定項目と設定値との組み合わせからなるショートカットを作成し、当該ワークフローと組み合わせた形でショートカット記憶部515に記憶する(S33)。
例えば、図4に示すように、ショートカット作成部516は、ワークフローaに含まれる機能設定項目「用紙」と機能設定項目「倍率」に対する設定値の入力時間が所定時間よりも短かった場合、機能設定項目「用紙」と設定値「自動」の組み合わせと、機能設定項目「倍率」と設定値「自動」の組み合わせと、の2つの組み合わせがメモリに一旦記憶されているため、当該2つの組み合わせをショートカットBとしてワークフローaと組み合わせた形でショートカット記憶部515に記憶する。
このとき、ショートカット作成部516は、後述するショートカット入力部517によりショートカット記憶部515に記憶されたショートカットを識別して利用可能なようにすべく、ショートカットに名称を付して記憶する。例えば、上述したショートカットBについては、「用/自動 倍/自動」等のように機能設定項目と設定値が容易に識別可能であることが望ましい。これに限らず、上述したワークフローの名称の入力画面4107と同様に、表示部410に、記憶されたショートカットの名称の入力画面を表示して、ユーザにより手動で名称を入力するように構成してもかまわない。
次いで、機能実行ボタン4110bが押下され、受付部512に、一覧表示した各設定の内容で機能を実行する指示が受け付けられると(S9)、制御部51は、当該一覧表示されている各設定の内容で機能(コピー動作等)を実行させる(S10)。
次に、図8を用いて、複合機1におけるワークフロー呼出時の処理中に、表示制御部511が、ウィザード形式で表示させる各受付画面の中に、ショートカット記憶部515に記憶されたショートカットを選択可能に表示し、ショートカット入力部517により、選択されたショートカットに含まれる全ての機能設定項目に対して、当該ショートカットに含まれる当該機能設定項目に対応する設定値を一括して入力する処理について詳述する。尚、図7と同一の記号を利用している各ステップについては、上述のとおりであるため、説明を省略する。
ワークフロー選択指示がユーザから受け付けられると(S4)、表示制御部511は、受付画面を表示する際に、当該受付画面中にショートカット記憶部515に記憶された当該ワークフローに対応するショートカットを選択可能に表示する(S41)。
例えば、図9に示すように、ワークフローa(図4)の選択指示がユーザから受付けられ、受付画面4105に備えられたショートカットボタン4105a(図)が押下されると、表示制御部511は、受付画面4105の中に、ショートカット記憶部515に記憶されたワークフローaに対応するショートカットの名称の一覧が表示されたショートカット選択入力画面4111を表示する。
尚、図9においては、過去にワークフローaが複数回呼び出され、4つのショートカットがショートカット記憶部515に記憶され、表示制御部511により、当該4つのショートカットが選択可能に表示されている。しかし、これに限らず、表示制御部511は、現在表示中の受付画面中に表示されている機能設定項目以降に、ワークフローに基づいて順次入力設定される機能設定項目のみを含むショートカットのみを選択可能に表示するように構成し、受付画面に選択可能に表示されるショートカットの数を制限することで、ショートカット選択時の更なる操作性の向上を図ってもかまわない。
また、ショートカット記憶部515は、例えば、ショートカット作成部516により作成された直近のショートカットのみを記憶する等、記憶可能なショートカットの数を制限するように構成し、受付画面に選択可能に表示されるショートカットの数を制限することで、ショートカット選択時の更なる操作性の向上を図ってもかまわない。
そして、ユーザによる当該ショートカット選択入力画面4111上に表示されたショートカットの選択操作に基づいて、タッチパネル機能により、当該選択されたショートカットの入力を受け付けると(S42)、選択されたショートカットに含まれる全ての機能設定項目に対して、当該ショートカットに含まれる当該機能設定項目に対応する設定値を一括して設定する(S43)。
例えば、図4に示すように、5つの機能設定項目(「部数」「用紙」「倍率」「集約」「両面分割」)で構成されるワークフローaが呼び出され、機能設定項目「部数」に対応する受付画面が表示された場合に、ショートカットBが選択入力されると、機能設定項目「部数」「集約」「両面分割」の3つの受付画面が、表示制御部511により順次案内表示されるようになり、つまり、機能設定項目「用紙」「倍率」に対する設定値の入力操作をそれぞれの受付画面で行う手間を削減することができる。
すなわち、上述した構成によれば、ショートカットに含まれる全ての機能設定項目についての設定値の入力操作を、表示制御部511によりウィザード形式で順次案内表示される受付画面で行うことを回避することができる。このため、既存のワークフローを作成し直さなくても、ワークフロー途中の機能設定項目と設定値との組み合わせからなるショートカットを利用して設定値を入力することができ、機能実行時の機能設定を入力する際の操作性を向上させることが可能になる。
以上の構成に加えて、図3に示すように、機能設定項目と当該機能設定項目の設定値との組み合わせ毎に、当該組み合わせの使用頻度を記憶する頻度記憶部519をさらに備え、これに合わせて、ショートカット作成部516は、ワークフローに含まれる全て或いは一部の機能設定項目のうち、頻度記憶部519に記憶された使用頻度が所定頻度よりも高い、機能設定項目と当該機能設定項目の設定値とを組み合わせてなるショートカットを作成するように構成しても構わない。
当該構成の場合に、ショートカット作成部516によりショートカットが作成される処理の流れについて、図10を用いて詳述する。尚、図7及ぶ図8と同一の記号を利用している各ステップについては、上述のとおりであるため、説明を省略する。
ステップS6が終了すると、頻度記憶部519は、受付画面で設定された機能設定項目と設定値との組み合わせ毎に、当該組み合わせの使用頻度を記憶する(S51)。
例えば、図11(a)は、5つの機能設定項目(「部数」「用紙」「倍率」「集約」「両面分割」)で構成されるワークフローa(図4)が10回呼び出され、当該ワークフローの10回目の呼出時において、機能設定項目「用紙」の受付画面で設定値「自動」が入力された後、頻度記憶部519が機能設定項目と設定値との組み合わせ毎に、当該組み合わせの使用頻度を記憶していることを示している。
ここで、機能設定項目「部数」に対しては、設定値「1部」が7回、設定値「10部」が2回、設定値「20部」が1回設定され、機能設定項目「用紙」に対しては、設定値「自動」が10回設定され、機能設定項目「倍率」「集約」「両面分割」に対しては、当該ワークフローa(図4)の10回目の呼出時の設定値は未だ設定されておらず、同じ設定値が9回設定されている。
ショートカット作成部516は、頻度記憶部519に記憶された機能設定項目と設定値との組み合わせのうち、使用頻度が所定頻度よりも高い場合に(S61;YES)、当該受付画面で案内している機能設定項目と設定値との組み合わせ(例えば、所定頻度が9の場合、図11に示す、機能設定項目「用紙」と設定値の組み合わせ)をメモリに一旦記憶する(S62)。
ステップS7が終了すると、ショートカット作成部516は、頻度記憶部519に記憶された使用頻度が所定頻度よりも高い、機能設定項目と当該機能設定項目の設定値との組み合わせからなるショートカットを作成し、当該ワークフローと組み合わせた形でショートカット記憶部515に記憶させる(S63)。
例えば、5つの機能設定項目(「部数」「用紙」「倍率」「集約」「両面分割」)で構成されるワークフローa(図4)が10回呼び出された後、ショートカット作成部516は、図11(b)に示すように、頻度記憶部519に記憶された所定頻度9回よりも高い、機能設定項目(「部数」「用紙」「倍率」「集約」「両面分割」)と各設定値の組み合わせの4つの組み合わせをショートカットEとしてワークフローaと組み合わせた形でショートカット記憶部515に記憶させる。
本構成によれば、例えば、5つの機能設定項目(「部数」「用紙」「倍率」「集約」「両面分割」)で構成されるワークフローa(図4)が10回呼び出されて機能実行された後、当該ワークフローaが呼び出され(すなわち、11回目が呼び出され)、機能設定項目「部数」に対応する受付画面が表示された場合に、ショートカットEが選択入力されると、機能設定項目「部数」の当該受付画面のみが、表示制御部511に表示されることになる。
つまり、機能設定項目「用紙」「倍率」「集約」「両面分割」に対する設定値の入力操作をそれぞれの受付画面で行う手間を削減することができ、当該ワークフローaの11回目の呼出時における全ての機能設定項目に対する設定値の入力操作の手間を大幅に削減することができるようになる。
なお、上記各実施形態では、本発明に係る電気機器の一例を画像形成装置、すなわちスキャナ機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能、コピー機能等を兼ね備えた複合機として説明したが、本発明に係る電気機器は複合機に限られず、他の画像形成装置(コピー機、ファクシミリ装置、スキャナ装置、プリンタ等)であっても構わないし、更には、洗濯機、炊飯器、オーディオ機器等、画像形成装置とは異なる他の電気機器であっても構わない。
尚、本発明は上述の実施形態の構成に限られず種々の変形が可能である。前記図1乃至図11に示した構成及び処理は、本発明に係る実施形態の例示に過ぎず、本発明を前記実施形態に限定する趣旨ではない。
1 複合機
400 操作部
410 表示部
450 ワークフローボタン
51 制御部
511 表示制御部
512 受付部
513 記憶部
514 ワークフロー記憶部
515 ショートカット記憶部
516 ショートカット作成部
517 ショートカット入力部
518 時間計測部
519 頻度記憶部

Claims (4)

  1. 表示部と、
    当該操作装置を備えた電気機器における各機能設定項目についての設定値を入力させるべくウィザード形式で表示される受付画面を表示部に表示させる表示制御部と、
    前記表示制御部によりウィザード形式で表示される各受付画面でそれぞれ設定値の入力を行わせる各機能設定項目を組み合わせ、当該組み合わせに含まれる機能設定項目に初期値を設定してなるワークフローを記憶するワークフロー記憶部と、
    ワークフローに含まれる全て或いは一部の機能設定項目と、受付画面でユーザにより入力された当該機能設定項目についての設定値と、を組み合わせてなるショートカットを作成するショートカット作成部と、
    前記ショートカット作成部により作成されたショートカットと、当該ショートカットに対応するワークフローと、を組み合わせた形で記憶するショートカット記憶部と、
    前記受付画面が表示されてから対応する機能設定項目に設定値が入力されるまでの入力時間を計測する時間計測部と、
    を備え、
    前記表示制御部は、ワークフローに基づいてウィザード形式で表示させる各受付画面の中に、当該ワークフローに対応する前記ショートカット記憶部に記憶されたショートカットを選択可能に表示し、
    前記ショートカット作成部は、ワークフローに含まれる全て或いは一部の機能設定項目のうち、前記時間計測部で計測された入力時間が所定時間よりも短い機能設定項目と、当該機能設定項目の設定値とを組み合わせてなるショートカットを作成する操作装置。
  2. 前記表示制御部により前記表示部に表示された受付画面に表示されたショートカットが選択されると、当該選択されたショートカットに含まれる全ての機能設定項目に対して、当該ショートカットに含まれる当該機能設定項目に対応する入力値を一括して設定するショートカット入力部をさらに備える請求項1に記載の操作装置。
  3. 機能設定項目と当該機能設定項目の設定値との組み合わせ毎に、当該組み合わせの使用頻度を記憶する頻度記憶部をさらに備え、
    前記ショートカット作成部は、ワークフローに含まれる全て或いは一部の機能設定項目のうち、前記頻度記憶部に記憶された使用頻度が所定頻度よりも高い、機能設定項目と当該機能設定項目の設定値とを組み合わせてなるショートカットを作成する請求項1又は2に記載の操作装置。
  4. 請求項1からの何れかに記載の操作装置と、
    前記機能設定項目の設定値に基づいて動作を行う動作部と、を備えた電気機器。
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