JP2001144936A - 情報通信方法及び装置 - Google Patents

情報通信方法及び装置

Info

Publication number
JP2001144936A
JP2001144936A JP32319599A JP32319599A JP2001144936A JP 2001144936 A JP2001144936 A JP 2001144936A JP 32319599 A JP32319599 A JP 32319599A JP 32319599 A JP32319599 A JP 32319599A JP 2001144936 A JP2001144936 A JP 2001144936A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
image
compression
information communication
mail
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP32319599A
Other languages
English (en)
Inventor
Masami Kato
政美 加藤
Akihito Mochizuki
昭仁 望月
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP32319599A priority Critical patent/JP2001144936A/ja
Publication of JP2001144936A publication Critical patent/JP2001144936A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信相手の電子メールシステムに負荷となる
ような大容量ファイルの添付を回避しかつ確実に宛先に
画像情報を伝達することを可能にする。 【解決手段】複数ページの画像データのうち、先頭より
指定されたページ数のページに対して白黒画像圧縮を施
す(ステップS101〜S108)。そして、上記指定
ページ数以降のページについては、カラー画像圧縮を施
す(ステップS109〜S113)。上記白黒画像圧縮
されたデータを添付データとし、上記カラー画像圧縮さ
れたデータの所在を表わす所在データを電子メール本文
として電子メールを生成し、送信する(ステップS11
4〜S117)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子メールシステ
ムを利用して画像データのやり取りを行うことのできる
画像通信装置及び方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】端末間で画像情報を送受信する画像通信
においては、特に特定の個人への転送を目的とした場
合、主に公衆回線を利用して専用プロトコルにより画像
情報の送受信を行なうファクシミリ装置や、あるいはネ
ットワーク接続されたコンピュータ端末間の電子メール
に画像ファイルを添付する方法などが利用されていた。
また、特定の個人への転送を目的としたものではない
が、コンピュータ通信網を利用するWWW(Worle Wide
Web)システムがインターネットの普及により注目され
ている。このWWWシステムは、電子メール等のインタ
ーネットアプリケーションと同様に、TCP/IP通信
プロトコルをベースとしたクライアントサーバシステム
であり、WWWブラウザと呼ばれるGUI(グラフィカ
ルユーザーインタフェース)を持つクライアントアプリ
ケーションとサーバアプリケーションとの間で、画像情
報だけでなく、テキストや音声・動画等のコンピュータ
上で扱われるデータを通信することにより実現される情
報検索/提供システムとして発展している。
【0003】しかしながら、上記従来例のファクシミリ
装置による画像通信を利用する場合、送信される画像
は、受信側で印刷されるまでどのような画像が送信され
るのかを確認することができず、そのため受信側にとっ
て不必要な情報であっても事前にそれを認知し、受信を
回避することができないという問題があった。また、複
数の人が共用して利用する場合が多く、装置間での画像
転送を前提とするファクシミリ装置は、確実に宛先の個
人に届くという保証がなく、同時に宛先個人以外の人に
受信内容が見られるおそれがあるという欠点があった。
さらに、送信画像が宛先の相手によって確認されること
を目的とする送信者にとっては、これを認識するために
は電話などの他の手段を利用しなければならないといっ
た不都合が生じていた。
【0004】また、上記従来例のネットワーク接続され
たコンピュータ端末間の電子メールに画像ファイルを添
付する方法によれば、個人を対象として利用される電子
メールを利用していることから、上述の問題点であると
ころの宛先個人への転送の確実性を確保することが可能
である。しかしながら、電子メールは、本来テキストデ
ータの送受信を目的としたものであることから、転送す
るデータ量が大きい場合、電子メールサーバに大きな負
荷を与えてしまう問題があった。
【0005】本発明は上述の問題点に鑑みてなされたも
ので、通信相手の電子メールシステムに負荷となるよう
な大容量ファイルの添付を回避しかつ確実に宛先に画像
情報を伝達可能とすることを目的とする。
【0006】さらに、本発明の他の目的は、大容量の画
像データを伝送する場合には受信側での判断のもとに、
必要に応じて画像データを受信側に渡すことのできる画
像通信装置及び方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の一態様による情報通信装置は例えば以下の構
成を備える。すなわち、複数ページの画像データのうち
電子メールに添付すべきページを選択する選択手段と、
前記選択手段により選択された選択ページに第1の圧縮
処理を施す第1圧縮手段と、前記選択手段により選択さ
れていない非選択ページに第2の圧縮処理を施し、記憶
手段に記憶する第2圧縮手段と、前記第1圧縮手段で圧
縮されたデータと、前記第2圧縮手段で圧縮されたデー
タの所在を表わす所在データを含む電子メールを生成す
る生成手段と、前記生成手段で生成された電子メールを
送信する第1送信手段とを備える。
【0008】また、上記の目的を達成するための本発明
の他の態様による情報通信装置は例えば以下の構成を備
える。すなわち、画像データを入力する入力手段と、入
力された画像データを圧縮符号化し、得られた圧縮符号
化データを記憶手段に記憶する圧縮手段と、前記圧縮手
段で得られた圧縮符号化データの符号量が所定量を越え
るか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により、
前記符号量が前記所定量を越えると判定された場合、前
記圧縮符号化データの所在を示す電子メールを生成する
第1生成手段と、前記判定手段により、前記符号量が前
記所定量を越えないと判定された場合、前記圧縮符号化
データを添付した電子メールを生成する第2生成手段
と、前記第1生成手段もしくは前記第2生成手段によっ
て生成された電子メールを送信する第1送信手段とを備
える。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本発
明に係る実施形態を詳細に説明する。
【0010】<第1の実施形態>図1は、本実施形態の
画像通信装置の構成を示すブロック図である。図1にお
いて、11はCPU部であり、装置各部の制御や装置全
体の動作を司る。12は表示部であり、装置状態やオペ
レータへの操作を促す表示等の各種表示を行なう。13
は操作部であり、表示部12の表示に従いオペレータか
らの指示を入力する。操作部13は、キー入力ボタン、
マウス等のポインティングデバイスやタッチパネル等ど
のようなものであっても構わない。14は蓄積部であ
り、圧縮された画像データなどをファイルとして保存す
る。15は通信制御部であり、装置外部のネットワーク
との接続を制御する。
【0011】16は第1圧縮処理部であり、2値画像を
MH,MR,MMR及びJBIG(Joint Bi-level Ima
ge Grout)等により符号化をする。20は第2圧縮処理
部であり、カラー画像をJPEG(Joint Photograhic
Experts Group)等により圧縮する。18は画像入力部
であり、原稿画像を光学的に読み取って画像データを生
成するスキャナを備える。19は画像出力部であり、画
像データに基づいて記録紙上に画像を形成する。これら
画像入力部18と画像出力部19は画像入出力制御部1
7に接続され、これらはCPU部11の指示に従って制
御される。
【0012】図2は、本実施形態の画像通信装置を接続
した画像通信システムを説明するシステム構成図であ
る。図2において、21および22は図1に示した画像
通信装置であり、説明を簡略化するため、ここでは画像
通信装置21を送信に使用し、画像通信装置22を受信
画像の出力に使用する。画像通信装置21,22はそれ
ぞれLAN(Locla Area Network)27,29およびW
AN(Wide Area Network)28を介して相互通信する
ものである。画像通信装置21および22は、画像入力
および画像出力機能、TCP/IP接続によるネットワ
ーク通信機能、WWWサーバ機能、電子メール送受信機
能を持つ。
【0013】24は画像通信装置21からの画像送信先
として登録された端末で、ネットワーク接続されたコン
ピュータ端末(CPU部、メモリ、表示部等を含む)で
ある。また、25,26はそれぞれLAN1、LAN2
内の端末へ電子メールサービスを提供するメールサーバ
である。27〜29で示すネットワークについては、各
端末がTCP/IPで接続されていれば途中どのような
回線やプロトコル変換を経由してもかまわないものとす
る。
【0014】次に上述したような構成をなす第1の実施
形態における画像通信装置の動作について、図3〜図5
に示すフローチャートを参照して詳細に説明する。な
お、これらのフローチャートは装置のメモリに格納され
たプログラムデータに基づきCPU部11が行なう制御
の流れである。
【0015】図3は画像通信装置21の操作者が送信操
作を行ない、送信宛先に電子メールが送信されるまでを
示すフローチャートである。図3において、まずステッ
プS101で操作者が、画像入力部18に送信すべき原
稿をセットしたことを認識し、ステップS102でさら
に表示部12によるガイドに従って操作部13より設定
された送信宛先や指示返送先を認識する。入力設定を確
認した後、処理はステップS103に進む。ステップS
103では送信をスタートさせるキー入力を待ち、操作
部13より操作者の送信スタートの指示がなされると処
理はステップS104に進む。
【0016】ステップS104では予め設定されたしき
い値と読み取った原稿のページ数を比較する。読み取っ
たページ数がしきい値より小さい間はステップS105
〜S108が実行される。ステップS105では、画像
入力部18が当該原稿を白黒2値画像として読み取る。
読み取られた画像データは、第1圧縮部16によりMM
R、JBIG等の白黒画像符号化方式により圧縮される
(ステップS106)。圧縮された符号データはステッ
プS107で電子メールに添付することが可能な形式に
変換される。こうして、1ページの処理が終了すると、
ステップS108にてページ数を示すカウンタをインク
リメントする。
【0017】次に、再びステップS104でページカウ
ンタの値としきい値を比較する。ページ数がしきい値よ
り大きくなった場合、ステップS109で、画像入力部
18は原稿をカラー多値データとして読み取る。読み取
られた画像データは、ステップS110で、第2圧縮処
理部20により、JPEGなどのカラー画像圧縮方式で
圧縮符号化される。得られた符号データは蓄積部14に
ファイルとして保存する(ステップS111)。ここ
で、ステップS114で保存されたデータを第1の画像
品質の画像データとする。
【0018】次に、ステップS112では表示専用の解
像度や色再現性の異なる第2の画像品質に基づく圧縮画
像ファイルを生成する。なお、この処理においては、第
2の画像品質の画像データを得るべく再度画像入力部か
ら送信原稿の読み取りを行なってもよいし、あるいは、
第1の画像品質に基づく圧縮された画像ファイルのデー
タに対して変更処理を施すことにより第2の画像品質の
画像ファイルを作成してもよい。いずれにしても、同一
の画像に基づき2種類の画像品質に基づく画像ファイル
を作成する。ここで得られた画像ファイルも圧縮処理部
で圧縮され蓄積部14に蓄積される。
【0019】このように作成され保存された画像品質の
異なる画像ファイルは、それぞれ異なる用途で用いられ
る。すなわち、第2の画像品質の画像データは、受信者
の端末に表示させて受信画像を確認されるための表示用
画像(データ量の少ない粗い画像)として用いられる。
一方、第1の画像品質の画像データは、受信者が表示用
画像を確認した後に、必要に応じて印刷データとして転
送される印刷用画像(高画質な画像)として利用され
る。
【0020】なお、表示用画像および印刷用画像のそれ
ぞれは、受信者側の端末や出力用の画像通信装置の表示
能力や印刷能力に合わせて提供できるように複数用意す
ることも可能である。以上の処理を全ページ処理するま
で繰り返す(ステップS113)。
【0021】次に、ステップS114では、これまでに
作成し保存した表示用画像および印刷用画像ファイルの
所在をHTML(Hyper Text Markup Language)で記述
した上で蓄積部14に保存する。このHTMLファイル
および表示データの所在については、インターネット上
の情報リソースを一元的に表記する記述で記述される。
WWWシステムで利用されるURLの一般形式は“reso
urce_type://host.domain/path”のように示される。こ
こでresource_typeは使用するプロトコルやサービスを
表示し、本実施形態の画像通信装置においては、httpを
指定する。その他としては、gopher,ftpなどがあるが
それぞれの説明は省略する。
【0022】また、host.domainは、アクセスウすべき
サーバのインターネット上のアドレスを示しており、I
Pアドレスまたはドメイン名形式で指定されるものであ
り、本実施形態の画像通信装置においては、装置内のW
WWサーバのIPアドレスを指定する。さらにpathは、
サーバ上でのファイルの位置を示すものである。例え
ば、本実施形態の画像通信装置においては、前記HTM
Lファイルの所在は、“http:Server_IP_address/□□
□/xxx.html”と表し、また保存された送信画像の確認
用表示データの所在の記述においては、HTMLタグに
よって表記によって、“<IMG SRC=http://Server_jp_a
ddress/□□□/○○○.△△△>”と記述される。ここ
で、画像ファイルの拡張子△△△はGIFやJPEGな
どの圧縮画像ファイル形式を用いるのが一般的である。
【0023】また、これらはWWWシステムのクライア
ントアプリケーションであるWWWブラウザによって解
釈され、画像通信装置21のWWWサーバに○○○.△
△△という画像ファイルを要求し、WWWブラウザはこ
れを表示させることが可能である。
【0024】ステップS115では、ステップS102
で設定した送信宛先や指示返送先などを既存の汎用電子
メールの書式に基づき送信文書の作成を行ない、ステッ
プS114で作成し、保存したHTMLファイルの所在
をこの電子メールの送信文書に記述する。更に、ステッ
プS115ではステップS107で生成されたメール添
付形式の画像符号データをMIME(Multipurpose Int
ernet Mail Extensions)などの書式でメールに添付す
る。
【0025】このように作成された電子メールの送信文
書は、ステップS116で画像通信装置aの持つ電子メ
ールの送信機能により指定された宛先に電子メールとし
て送信され、メールサーバ25及び26を介して送信先
端末24に届けられる。
【0026】以上の処理により、先頭ページより予め指
定した枚数のページはカバーシートとして白黒2値符号
化した状態でメール本体に添付され、本文であるカラー
画像についてはその所在を示す情報のみがメールで転送
されることになる。
【0027】図6に、送信画像の具体例を示す。図6で
示す例は、ページカウンタのしきい値が2に設定された
場合である。また、左から順にページを読み取ったもの
とする。先頭の2ページ61及び62は白黒画像として
読み取り符号化され、電子メールに添付される。一方残
りのページ63〜65はカラー画像として読み取り圧縮
され、蓄積した所在を示す情報のみを電子メールに記載
する。
【0028】次に、送信宛先の受信者が電子メールを受
け取り、添付メールを開封又は表示用画像を確認し、送
信元の画像通信装置21に対し各種指示を与えるまでに
ついて、図4のフローチャートによって詳細に説明す
る。図4は送信先端末24のメモリにインストールされ
たプログラムに基づきCPU部11で実行される制御の
流れを示すフローチャートである。
【0029】図4において、まず、ステップS411で
電子メールの受信者は、メールクライアントアプリケー
ションによって受信(ステップS410)した電子メー
ルの文書内容を表示部に表示させ、その内容を確認す
る。次に添付された圧縮符号データをデコードし表示す
る(ステップS412)。なお、メールプログラムに当
該データのデコード及び表示機能がある場合は直ちに表
示される。一方、表示機能がない場合は、メールプログ
ラムの場合、外部アプリケーションによりデコードした
後表示される。
【0030】当該画像ファイルを印刷する必要がある場
合、ステップS414において、LAN29上の不図示
のプリンタなどで印刷する。また、送信先端末が画像通
信装置22であった場合、添付された画像ファイルを自
動的にデコードし印刷することも可能である。
【0031】以上の処理でカバーシートに相当する白黒
2値の画像データを表示または印刷させ、送信者からの
コメントなどの内容を確認する。
【0032】一方、受信された電子メールのテキスト文
の内容には、カラー画像を格納した所在を示すURLへ
のWWWブラウザによるアクセスを促す文面が記載され
る。ステップS415では、電子メールの受信者が、記
載された内容に基づく画像の確認を行なう指示を行なっ
たか否かを判断し、画像確認を行なう指示があった場合
は、ステップS416へ進む。
【0033】ステップS416では、WWWブラウザは
先のURLによって示されるステップS109で画像通
信装置21において作成、保存されたHTMLファイル
を画像通信装置21に要求する。画像通信装置21は、
WWWサーバ機能を持っており、WWWブラウザからの
要求に対し指定されたHTMLしファイルをこのWWW
へ供給する。さらに、画像通信装置22のWWWブラウ
ザは、このHTMLファイルを解析し、文中に記載され
た表示すべきソースオブジェクトであるところの表示画
像が記載されているURLに従ってこの表示用画像を表
示すべく再度要求する。
【0034】ステップS417では、WWWブラウザが
要求した表示用画像が供給されたWWWブラウザは、端
末24の表示部に表示用画像の表示を行ない、その結
果、電子メールの受信者は、画像通信装置21から送信
された画像を宛先ユーザがログインした送信先端末23
の表示部で可視画像として概略を確認することが可能と
なる。電子メールの受信者による表示用画像の確認後、
さらに処理はステップS418へと進む。
【0035】本実施形態による画像通信システムにおい
ては、操作者は送信先端末24の表示により画像の確認
と同時に高画質の印刷用画像のプリントアウトを指示す
ることが可能である。ステップS418では表示用画像
の表示と同一画面上において、印刷用画像をプリントア
ウトするか否かを指示するための表示を行なう。そし
て、この指示内容について画像通信装置21への伝達を
行なう。
【0036】この指示および伝達の方法には、WWWブ
ラウザの持つ機能を利用することができる。WWWシス
テムにおいては、クライアント(WWWブラウザ)から
の入力をサーバに伝達し、これを外部プログラムで処理
させるためのCGI(CommonGateway Interface)とい
うしくみがある。例えば、WWWブラウザ上に表示され
たHTML文書に印刷用画像のプリントアウトを指示す
るオブジェクト(テキスト・ビット・マップデータ等)
を埋め込み、これを選択すると予め用意された指示内容
がサーバに転送されるようにする。そして、この指示を
受信したサーバは指示内容を解析し、印刷用データの転
送と印刷を行なうプログラムを起動させることができ
る。
【0037】また、CGIを利用すれば、この指示内容
については、予め用意されたものだけでなく、操作者か
らの入力されたデータも伝達することが可能になる。こ
れを利用すれば、特定の画像通信装置だけでなく、入力
データに基づく任意の画像通信装置への印刷画像の転送
およびプリントアウトを指示することも可能である。
【0038】また、先の指示および伝達の方法について
は、前述のCGIを利用する方法に限定されるものでは
なく、表示用画像を表示する端末をクライアントとし、
画像通信装置21をサーバとするサーバ・クライアント
間で実行可能なアプリケーションであればどのような指
示および伝達手段であってもかまわないものとする。
【0039】ステップS418で印刷用画像のプリント
アウトを指示した場合は、処理はステップS419に進
み、上述した指示および伝達の方法によって、指示内容
を画像通信装置aへ伝達する。また、ステップS418
で印刷用画像のプリントアウトを指示しない場合は、処
理はステップS420へ進む。ステップS420では、
印刷を指示されない画像データに関する処理として、印
刷用画像の破棄を指示する。
【0040】次に画像通信装置21が受信者からの指示
内容を受信してから、これを解析し、処理を終了するま
でについて、図5のフローチャートによって詳細に説明
する。
【0041】図5において、まずステップS501で、
受信した指示内容(ステップS419,420のいずれ
かで発行された指示の内容)を蓄積部14に保存する。
保存後、処理はステップS502に進み、受信した指示
内容から、画像送信時に行なったステップS102での
送信画像に対する設定を特定する。ステップS504で
は、受信した指示内容を解析し、指示内容が画像データ
の破棄である場合(ステップS420で発行された指示
である場合)は、ステップS505に進み、蓄積部14
に保存された対応する画像ファイルの削除を行ない処理
を終了する。また、指示内容が転送印刷である場合(ス
テップS419で発行された指示である場合)は、処理
はステップS506に進む。ステップS506では予め
指定された画像通信装置により入力されたデータに基づ
く画像通信装置への印刷を、メールサーバ25を介さ
ず、画像通信装置21から画像通信装置22への転送に
より処理する。ここで、メールサーバを介さずにデータ
転送を行うということは、Eメールによるデータ転送で
はなく、HTTPを用いたWWWサーバとのデータ通信
を用いるということである。画像通信装置21から画像
通信装置22への印刷画像の転送およびファイル保存が
終了すると、処理はステップS507に進む。ステップ
S507では、画像通信装置21からの指示に基づき、
画像通信装置22は、印刷画像の印刷処理を行なう。す
なわち、ステップS507では、蓄積部14から画像入
出力制御部17を経由して画像出力部19からプリント
アウトして処理を終了する。なお、図3−図5のフロー
チャートに示す動作は全て同一画像についての一連の通
信であることがIDの照合によって確認される。
【0042】以上説明したように、本実施形態によれば
WWWサーバ機能と電子メールの送受信機能を利用した
画像転送システムにおいて、カバーシートとなる先頭の
ページはデータ量の小さい白黒2値画像として読み取り
圧縮した後にメールに添付されて受信者に届けられる。
受信者はメールの開封と同時にカバーシートである当該
先頭ページの画像データを表示することができる。ま
た、送信者は本文となるカラー画像データに関するメッ
セージを、手書きのメモなど簡単な方法で付与すること
ができる。
【0043】一方、大容量のカラー画像データである本
文となる原稿については所在を示す情報のみが電子メー
ルに記載される。これにより受信者は、WWWサーバ・
クライアントシステムを利用して、受信者による概略の
画像確認による判断のもとに、画像通信装置間で直接的
に高精細画像データの転送を行ない、電子メールシステ
ムや受信端末に対し負荷となるような大容量ファイルを
添付することなく、高品質な印刷用画像データにより再
現され得る画像の伝送を行なうことができる。なお、第
1の実施形態では、カバーシートを判定するしきい値は
予め設定した値を利用する場合について説明したが、こ
の値を操作者が送信毎に設定することも可能である。こ
の場合ステップS101(図3)で、操作者は送信宛先
の入力ラと同時にカバーシートの枚数を設定する。CP
U11はここで指示された値をメモリに記憶し、当該値
を用いてS104でページ数判定を行なう。これによ
り、操作者が送信毎にカバーシートの枚数を任意に変更
することが出来、より利便性が向上する。
【0044】<第2の実施形態>次に本発明に関する、
第2の実施形態について説明する。本実施形態は第1の
実施形態と比較して送信側の処理が異なっており、ここ
ではその差異に付いて説明する。
【0045】図7は第2の実施形態に関する送信動作を
説明するフローチャートである。図7では、画像通信装
置21の操作者が送信操作を行ない、送信宛先に電子メ
ールが送信されるまでの処理が示されている。図7に示
されるフローチャートは画像通信装置21のCPU部1
1内の不図示のメモリに格納されたプログラムデータに
基づき不図示のCPUが行なう制御の流れである。
【0046】図7において、まずステップS701で送
信操作者が、画像入力部18に送信すべき原稿をセット
したことを認識し、ステップS702でさらに表示部1
2によるガイドに従って操作部13より設定された送信
宛先や指示返送先を認識する。入力設定を確認した後、
処理はステップS703に進む。ステップS703では
送信をスタートさせるキー入力を待ち、操作部13より
操作者の送信スタートの指示がなされると処理はステッ
プS704に進み原稿の読み取りを開始する。原稿はカ
ラー画像データとして読み取られる。
【0047】次に本文原稿を処理中であることを示すフ
ラグの確認を行なう(ステップS705)。当該フラグ
はカバーシートを読み取り中であるかあるいは本文原稿
を読み取り中であるかを種別するフラグであり送信動作
の処理開始時に初期化されているものとする。
【0048】フラグが設定されていない場合、ステップ
S707で原稿のカラー/白黒判別を行なう。カラー白
黒判別の手法は、ページ中の色差情報に関する統計量か
ら判断するなど、従来提案されている様々な手法を適用
することが可能である。ここで、白黒原稿と判定した場
合(ステップS708)、読み取られた画像データを白
黒2値画像に変換する(ステップS709)。2値化さ
れた画像データはMMR、JBIG等の白黒2値画像符
号化方式により圧縮する(ステップS710)。圧縮さ
れた符号データはステップS711で電子メールに添付
することが可能な形式に変換される。
【0049】一方、カラー画像と判断された場合(ステ
ップS708)、まず本文原稿の読み取り状態に変更さ
れたことを示すフラグを設定する(ステップS71
2)。次に、読み取られた画像データに対してステップ
S713でJPEGなどのカラー画像圧縮方式で圧縮符
号化する。得られた符号データは蓄積部14にファイル
として保存する(ステップS714)。ステップS71
5では表示専用の解像度や色再現性の異なる第2の画像
品質に基づく圧縮画像ファイルを生成する。この処理は
第1の実施形態(ステップS112)と同様である。全
ページの読み取りが終了していない場合、ステップS7
04で次のページを読み取る。ステップS705では既
にステップS712で本文処理原稿処理中を示すフラグ
が設定されているため、ステップS713へ進み、カラ
ー画像の圧縮を開始する。全ページの処理が終了した
後、ステップS717〜ステップS719で本文原稿の
所在を示すHTMLファイルおよび、カバーシートとな
る白黒画像を添付するメールなどを作成する。ここでの
処理も第1の実施形態と同一である。以下、受信側の処
理など、以降の処理は図4および図5と同一である。
【0050】以上のように、本実施形態によれば、送信
側において、先頭ページから連続する任意枚数の白黒原
稿は白黒2値画像として圧縮し、電子メールに添付して
送られる。そしてこれら白黒原稿に続く本文原稿である
ところのカラー画像はWWWサーバにより提供される。
これにより本実施形態では第1の実施形態の効果に加え
て、操作者は白黒原稿を本文原稿の先頭ページにセット
するだけで、特別の操作を行なうことなく任意の枚数の
カバーシートを自動的に白黒2値画像としてメールに添
付することが可能になる。
【0051】なお、第2の実施形態では、ステップS7
09でカラー画像を白黒2値画像に変換する場合につい
て説明したが、これに加えて、解像度の変換を行なう用
に構成することも可能である。カバーシート原稿は、画
像を問うものではなく送信者のメッセージが判別できれ
ば良い場合が多い。この場合、低解像度の画像データに
変換した後、白黒化・圧縮することで、メール添付のサ
イズをより少なくすることが可能になる。
【0052】<第3の実施形態>上記第1の実施形態で
は、原稿の先頭からの所定ページ数を電子メールの添付
データとし、それ以降のページについては、必要に応じ
て(受信側の指示により)別途送信する。また、第2の
実施形態では、原稿の先頭からの白黒原稿を電子メール
の添付データとし、カラー原稿に切り替わった以降のペ
ージについては、必要に応じて(受信側の指示により)
別途送信する。
【0053】第3の実施形態では、原稿を読み取って得
られた符号化データのデータ量に基づいて、当該原稿を
電子メールの添付データとするか否かを決定する。以
下、第3の実施形態について詳細に説明する。
【0054】図8は第3の実施形態による画像通信装置
の構成を示すブロック図である。第1の実施形態(図
1)と同様の構成については同一の参照番号を付し、こ
こでは説明を省略する。図8において、圧縮処理部11
6は、画像データの圧縮/伸長を行う。なお、第3の実
施形態における画像通信システムは第1の実施形態(図
2)と同様である。
【0055】次に、第3の実施形態によるが像通信の動
作について図9及び図10に示すフローチャートを参照
して詳細に説明する。なお、これらのフローチャート
は、各装置のメモリに格納されたプログラムデータに基
づき、その装置のCPUが実行する制御である図9は第
3の実施形態における画像通信装置21の操作者が送信
操作を行い、送信宛先に電子メールが送信されるまでを
示すフローチャートである。
【0056】図9において、まずステップS1101で
送信操作者が、画像入力部18に送信すべき原稿をセッ
トしたことを認識し、ステップS1102でさらに表示
部12によるガイドに従って操作部13より設定された
送信宛先や指示返送先を認識する。また、このとき予め
用意された定型文やコメントの入力などを操作者の操作
や予備設定により付加することも可能である。入力設定
を確認した後、処理はステップS1103に進む。ステ
ップS1103では、送信をスタートさせるキー入力を
待ち、操作部13より操作者の送信スタートの指示がな
されると処理はステップS1104へ進む。
【0057】ステップS1104では、画像入出力制御
部17に接続される画像入力部18からセットされてい
る送信原稿の画像を読み取る。次に、ステップS110
5で圧縮処理部116により読み取られた画像データを
圧縮する。例えばカラー画像データの場合はJPEG
(Joint Photographic Experts Group)等の符号化方式
により圧縮符号化する。なお、白黒画像にたしいてもJ
PEG圧縮を適用することもできるが、好ましくは、白
黒画像に対してはJBIG、MMR等の圧縮方式を利用
する。この場合、カラー画像と白黒画像を判別すること
が必要となるが、そのような自動判別に関しては、例え
ば特開平7−30767等に記載されているように、読
み取られた画像データ(RGB色空間)を輝度/色差色
空間(例えばYIQ等)の画像データに変換し、画像中
の色差成分の発生状況からカラー領域を含む画像か否か
を判断する方法がある。次に圧縮された画像データの符
号量を予め設定されたしきい値と比較する。しきい値は
例えば図11に示すように送信先のアドレス毎のしきい
値をテーブルとして持つことが可能である。この場合、
例えば相手方が大きいサイズのメールを受信することが
できない場合に小さいしきい値を設定するというよう
に、予め送信先のシステム環境に応じたしきい値を設定
しておくことが可能となる。
【0058】CPU部11は、宛先毎に当該テーブルを
参照することで、ステップS1106で用いる判定しき
い値を取得する。そして、符号量がしきい値よりも大き
い場合、符号データを蓄積部14にファイルとして保存
する(ステップS1107)。ステップS1107で格
納される圧縮画像ファイルは、印刷処理に適応する第1
の画像品質を有する。ステップS1108では、表示専
用の解像度を有し、第1の画像品質とは色再現性の異な
る第2の画像品質を有する圧縮画像ファイルを生成す
る。この圧縮画像ファイルの生成処理においては、第2
の画像品質の画像データを得るべく再度画像入力部18
から送信原稿の読み取りを行ってもよいし、或いは、第
1の画像品質を有する圧縮画像ファイルのデータに対し
て変換処理を施すことにより第2の画像品質の圧縮画像
ファイルを作成するようにしてもよい。
【0059】いずれにしても、第1の実施形態と同様
に、同一の画像に基づいて2種類の画像品質に基づく圧
縮画像ファイルが生成される。そして、第1の画像品質
の圧縮画像ファイルは印字用として、第2の画像品質の
圧縮画像ファイルは表示用賭して用いられる。なお、ス
テップS1108で得られた圧縮画像ファイルも蓄積部
14に蓄積される。
【0060】ステップS1109では、これまでに作成
し保存した表示用圧縮画像ファイル(第2の画像品質の
圧縮画像ファイル)及び印刷用画像ファイル(第1の画
像品質の圧縮画像ファイル)の所在をHTML(Hyper
Text Mark Up Language)で記述した上で蓄積部14に
保存する。このHTMLファイル及び表示データの所在
については、インターネット上の情報リソースを一元的
に表記する形態で記述される。なお、この表記の方法に
ついては第1の実施形態のステップS114で説明した
とおりであるので、ここでは説明を省略する。
【0061】次に、ステップS1110では、ステップ
S1102で設定した送信宛先や指示返送先、定型文や
コメント入力などを既存の汎用電子メールの書式に基づ
き送信文書の作成を行い、更にステップS1109で作
成し、保存したHTMLファイルの所在をこの電子メー
ルの送信文書に添付する。このように作成された電子メ
ールの送信文書は、ステップS1113で画像通信装置
21の持つ電子メールの送信機能により指定された宛先
に電子メールとして送信され、メールサーバ25及び2
6を介して送信先端末24に届けられる。
【0062】一方、ステップS1106で符号量がしき
い値以下と判定された場合は、ステップS1111で圧
縮符号データをメール添付のための形式に変換する。次
に、ステップS1112で送信文書を作成するととも
に、変換された圧縮符号データをMIME(Multipurpo
se Internet Mail Extensions)等の書式でメールに添
付する。圧縮データが添付されたメールはステップS1
113で宛先に送信される。
【0063】次に、送信宛先の受信者が電子メールを受
取り、添付メールを開封又は表示用画像を確認し、送信
元の画像通信装置21に対し各種指示を与えるまでにつ
いて、図10のフローチャートを参照して詳細に説明す
る。図10は送信先端末24のメモリにインストールさ
れたプログラムに基づきCPU部11で実行される制御
の流れを示すフローチャートである。
【0064】図10において、まずステップS1411
で、電子メールの受信者は、メールクライアントアプリ
ケーションによって受信した(ステップS1410)電
子メールの文書内容を表示部に表示させ、確認する。こ
こで、送信されたメールに圧縮画像データが添付されて
いる場合(ステップS1412)、当該符号データをデ
コードし、表示する(ステップS1413)。メールプ
ログラムに当該データのデコード及び表示機能がある場
合は直ちに表示される。表示機能が無いメールプログラ
ムの場合は、外部アプリケーションによってデコードし
た後、表示される。
【0065】当該画像ファイルを印刷する必要がある場
合、ステップS1414で、LAN29上のプリンタ
(不図示)等で印刷する。また、送信先端末が画像通信
装置22の場合、添付された画像ファイルを自動的にデ
コードし印刷することも可能である。
【0066】次に圧縮符号データのサイズが大きく、送
信側で圧縮画像が添付されなかった場合について説明す
る。この場合、処理はステップS1412からステップ
S1415へ進む。
【0067】受信された電子メールの内容には、本実施
形態に示すような特別な画像伝送サービスにより送付さ
れたものであることや、添付されるURLへのWWWブ
ラウザによるアクセスを促す文面、送信者に関する情報
や送信者からのコメント等が記載されるが、記載内容に
ついては、これに限定するものではなく、場合によって
は、これらの暗黙的な取り扱いも可能である。
【0068】ステップS1415では、電子メールの受
信者が、記載された内容に基づく画像の確認を行なう指
示を行なったか否かを判断し、画像確認を行なう指示が
あった場合は、ステップS1416へ進む。
【0069】ステップS1416では、WWWブラウザ
は先のURLによって示されるステップS1109で画
像通信装置21において作成、保存されたHTMLファ
イルを画像通信装置21に要求する。画像通信装置21
は、WWWサーバ機能を持っており、WWWブラウザか
らの要求に対し指定されたHTMLしファイルをこのW
WWへ供給する。さらに、画像通信装置22のWWWブ
ラウザは、このHTMLファイルを解析し、文中に記載
された表示すべきソースオブジェクトであるところの表
示画像が記載されているURLに従ってこの表示用画像
を表示すべく再度要求する。こうして、第2の画像品質
を有する圧縮画像ファイル(表示用画像)が選択され、
受信側の装置へ供給される。
【0070】ステップS1417では、WWWブラウザ
が要求した表示用画像が供給されたWWWブラウザは、
端末24の表示部に表示用画像の表示を行ない、その結
果、電子メールの受信者は、画像通信装置21から送信
された画像を宛先ユーザがログインした送信先端末23
の表示部で可視画像として概略を確認することが可能と
なる。電子メールの受信者による表示用画像の確認後、
さらに処理はステップS1418へと進む。
【0071】本実施形態による画像通信システムにおい
ては、操作者は送信先端末24の表示により画像の確認
と同時に高画質の印刷用画像のプリントアウトを指示す
ることが可能である。ステップS1418では表示用画
像の表示と同一画面上において、印刷用画像をプリント
アウトするか否かを指示するための表示を行なう。そし
て、この指示内容について画像通信装置21への伝達を
行なう。
【0072】この指示および伝達の方法には、WWWブ
ラウザの持つ機能を利用することができる。WWWシス
テムにおいては、クライアント(WWWブラウザ)から
の入力をサーバに伝達し、これを外部プログラムで処理
させるためのCGI(CommonGateway Interface)とい
うしくみがある。例えば、WWWブラウザ上に表示され
たHTML文書に印刷用画像のプリントアウトを指示す
るオブジェクト(テキスト・ビット・マップデータ等)
を埋め込み、これを選択すると予め用意された指示内容
がサーバに転送されるようにする。そして、この指示を
受信したサーバは指示内容を解析し、印刷用データ(第
1の画像品質を有する圧縮画像ファイル)の転送と印刷
を行なうプログラムを起動させることができる。
【0073】また、CGIを利用すれば、この指示内容
については、予め用意されたものだけでなく、操作者か
らの入力されたデータも伝達することが可能になる。こ
れを利用すれば、特定の画像通信装置だけでなく、入力
データに基づく任意の画像通信装置への印刷画像の転送
およびプリントアウトを指示することも可能である。
【0074】また、先の指示および伝達の方法について
は、前述のCGIを利用する方法に限定されるものでは
なく、表示用画像を表示する端末をクライアントとし、
画像通信装置21をサーバとするサーバ・クライアント
間で実行可能なアプリケーションであればどのような指
示および伝達手段であってもかまわないものとする。
【0075】ステップS1418で印刷用画像のプリン
トアウトを指示した場合は、処理はステップS1419
に進み、上述した指示および伝達の方法によって、指示
内容を画像通信装置aへ伝達する。また、ステップS1
418で印刷用画像のプリントアウトを指示しない場合
は、処理はステップS1420へ進む。ステップS14
20では、印刷を指示されない画像データに関する処理
として、印刷用画像の破棄を指示する。
【0076】以上のようにして、受信者から発行された
指示(転送印刷指示(ステップS1419)又はファイ
ル破棄の指示(ステップS1420))に基づいて、当
該メールの送信側である画像通信装置21が実行する処
理については、第1の実施形態(図5)と同様である。
すなわち、ステップS1420において発行されたファ
イル破棄の指示であれば、ステップS505で対応する
圧縮画像ファイルを破棄する。一方、ステップS141
9において発行された転送印刷の指示であれば、ステッ
プS506で第1の画像品質の圧縮画像ファイルを転送
し、これを受けた受信側装置は、ステップS507で当
該圧縮画像ファイルに基づく印刷を行う。
【0077】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、WWWサーバ機能と電子メールの送受信機能を利用
した画像転送システムにおいて、圧縮された画像データ
の符号量に基づいて自動的に転送手段が選択される。こ
のため、送信する画像データが大容量のカラー画像デー
タなどの場合には、受信者は、WWWサーバ・クライア
ントシステムを利用して、受信者の概略画像確認による
判断のもとに、画像通信装置間で直接的に高精細画像デ
ータの転送を行い、電子メールシステムや受信端末に対
して負荷となるような大容量ファイルを添付することな
く、高品質な印刷用画像データにより再現される画像の
伝送を行うことができる。
【0078】また、送信する画像データの符号量が少な
い場合には、メール本文に画像データを添付するように
したので、受信者は改めて画像データの転送を待つこと
なく、直ちに画像データを得ることができ、送信側も表
示用画像及びHTMLの生成などWWWサーバ経由の画
像転送に関する処理を省略することができる。
【0079】また、符号量の判定を予め宛先毎に設定可
能とすることにより、相手先のネットワークシステムに
応じた最適な画像通信を実現することが可能となる。
【0080】なお、上記第3の実施形態においては、符
号量の判定のためのしきい値を図11に示すようなテー
ブルを参照して宛先毎に設定するが、送信毎に操作者の
指示に従って一時的にしきい値を変更するように構成す
ることも可能である。この場合、操作者の意思により送
信手段を選択することも可能となる(例えば、しきい値
として無限大を設定可能とすれば、全ての原稿をメール
に添付することができる)。
【0081】<第4の実施形態>上記第3の実施形態で
は、送信原稿の全ページの符号量がしきい値を越えるか
否かに基づいて電子メールに添付するか否かを決定し
た。これに対して、第4の実施形態では、送信原稿のう
ち、蓄積された符号量が所定のしきい値以下に納まるペ
ージについては電子メールに添付し、該所定のしきい値
を越えた後のページについては別の送信形態をとる。
【0082】図12は第4の実施形態によるデータ送信
の手順を示すフローチャートである。図12において、
図9と同一の処理を実行するステップには同一のステッ
プ番号を付し、ここではその内容の説明を省略する。
【0083】図12のフローチャートによれば、ステッ
プS1104’では原稿を1ページずつ読み取り、ステ
ップS1201の判断により全ページの原稿が読みとら
れるまでステップS1104’〜S1109、S111
1が繰り返される。図12に示される手順から明らかな
ように、ステップS1106で累積した符号量がしきい
値を越えていなければ電子メールに添付するデータと
し、符号量がしきい値を越えた後はメールに添付せずに
別の送信形態をとるデータとして蓄積する。
【0084】なお、上記第1〜第4の実施形態では、メ
ール添付された画像データやWWWに蓄積された画像デ
ータを必要に応じて印字する場合について説明したが、
印字の代わりにファイルデータとして蓄積保存すること
も可能であり、この場合の構成については、上記各実施
形態から当業者には明らかである。
【0085】なお、本発明は複数の機器(例えばホスト
コンピュータ、インターフェイス機器、リーダ、プリン
タ等)から構成されるシステムに適用しても一つの機器
(例えば複写機、ファクシミリ装置)からなる装置に適
用してもよい。
【0086】また前述した実施形態の機能を実現すべく
各種のデバイスを動作させる様に該各種デバイスと接続
された装置あるいはシステム内のコンピュータに、前記
実施形態機能を実現するためのソフトウエアのプログラ
ムコードを供給し、そのシステムあるいは装置のコンピ
ュータ(CPUあるいはMPU)を格納されたプログラ
ムに従って前記各種デバイスを動作させることによって
実施したものも本発明の範囲に含まれる。
【0087】またこの場合、前記ソフトウエアのプログ
ラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコード自体、およびそのプ
ログラムコードをコンピュータに供給するための手段、
例えばかかるプログラムコードを格納した記憶媒体は本
発明を構成する。かかるプログラムを格納する記憶媒体
としては例えばフロッピーディスク、ハードディスク、
光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テー
プ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることが
できる。またコンピュータが供給されたプログラムコー
ドを実行することにより、前述の実施形態の機能が実現
されるだけではなく、そのプログラムコードがコンピュ
ータにおいて稼働している。OS(オペレーティングシ
ステム)、あるいは他のアプリケーションソフト等と共
同して前述の実施形態の機能が実現される場合にもかか
るプログラムコードは本発明の実施形態に含まれること
は言うまでもない。更に供給されたプログラムコード
が、コンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接
続された機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された
後、そのプログラムコードの指示に基づいてその機能拡
張ボードや機能格納ユニットに備わるCPU等が実際の
処理の一部または全部を行ない、その処理によって前述
した実施形態の機能が実現される場合も本発明に含まれ
ることは言うまでもない。
【0088】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、通信
相手の電子メールシステムに負荷となるような大容量フ
ァイルの添付を回避しかつ確実に宛先に画像情報を伝達
することが可能となる。
【0089】また、本発明によれば、大容量の画像デー
タを伝送する場合に、受信側での判断のもとに、必要に
応じて画像データを受信側に渡すことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の画像通信装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】本実施形態の画像通信装置を接続した画像通信
システムを説明するシステム構成図である。
【図3】画像通信装置21の操作者が送信操作を行な
い、送信宛先に電子メールが送信されるまでを示すフロ
ーチャートである。
【図4】送信先端末24のメモリにインストールされた
プログラムに基づきCPU部11で実行される制御の流
れを示すフローチャートである。
【図5】画像通信装置21が受信者からの指示内容を受
信した際の処理を示すフローチャートである。
【図6】送信画像の具体例を示す図である。
【図7】第2の実施形態に関する送信動作を説明するフ
ローチャートである。
【図8】第3の実施形態による画像通信装置の構成を示
すブロック図である。
【図9】第3の実施形態における画像通信装置21の操
作者が送信操作を行い、送信宛先に電子メールが送信さ
れるまでを示すフローチャートである。
【図10】送信先端末24のメモリにインストールされ
たプログラムに基づきCPU部11で実行される制御の
流れを示すフローチャートである。
【図11】符号量の判定のためのしきい値を登録するテ
ーブルのデータ構成例を示す図である。
【図12】第4の実施形態によるデータ送信の手順を示
すフローチャートである。
フロントページの続き Fターム(参考) 5B089 GA21 GB01 JA31 JB03 KA06 KH28 LA02 LA18 5C062 AA13 AA29 AA35 AB20 AB23 AB38 AB41 AB42 AC25 AE01 AE08 AF14 5C076 AA26 BA06 5C079 HB01 LA02 LA26 LA31 NA13 PA00

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数ページの画像データのうち電子メー
    ルに添付すべきページを選択する選択手段と、 前記選択手段により選択された選択ページに第1の圧縮
    処理を施す第1圧縮手段と、 前記選択手段により選択されていない非選択ページに第
    2の圧縮処理を施し、記憶手段に記憶する第2圧縮手段
    と、 前記第1圧縮手段で圧縮されたデータと、前記第2圧縮
    手段で圧縮されたデータの所在を表わす所在データを含
    む電子メールを生成する生成手段と、 前記生成手段で生成された電子メールを送信する第1送
    信手段とを備えることを特徴とする情報通信装置。
  2. 【請求項2】 前記生成手段は、前記第1圧縮手段で圧
    縮されたデータを前記電子メールの添付データとし、前
    記所在データを前記電子メールの本文に記載することを
    特徴とする請求項1に記載の情報通信装置。
  3. 【請求項3】 前記送信手段によって送信された電子メ
    ールの送信先からの指示に基づき、前記第2圧縮手段に
    よって前記記憶手段に記憶された非選択ページの圧縮デ
    ータを送信する第2送信手段を更に備えることを特徴と
    する請求項1に記載の情報通信装置。
  4. 【請求項4】 前記選択手段により選択される選択ペー
    ジは前記複数ページの画像データの先頭からの予め設定
    された設定枚数分のページであることを特徴とする請求
    項1に記載の情報通信装置。
  5. 【請求項5】 前記設定枚数を設定する設定手段を更に
    備えることを特徴とする請求項1に記載の情報通信装
    置。
  6. 【請求項6】 前記複数ページの画像データについて、
    各ページ毎に白黒画像かカラー画像かを判断する判断手
    段を更に備え、 前記選択手段により選択される選択ページは、前記複数
    ページのうちの、先頭から連続する白黒画像のページで
    あることを特徴とする請求項1に記載の情報通信装置。
  7. 【請求項7】 前記第1圧縮手段は、白黒2値画像の符
    号化処理であることを特徴とする請求項1に記載の情報
    通信装置。
  8. 【請求項8】 前記第1圧縮手段は、カラー画像を白黒
    2値画像に変化する手段を有することを特徴とする請求
    項1に記載の情報通信装置。
  9. 【請求項9】 前記第1圧縮手段は、圧縮処理対象の画
    像の解像度を変換する変換手段を有することを特徴とす
    る請求項1に記載の情報通信装置。
  10. 【請求項10】 前記第2圧縮手段はカラー画像符号化
    であることを特徴とする請求項1に記載の情報通信装
    置。
  11. 【請求項11】 前記第2圧縮手段は、2種類の解像度
    の圧縮符号化データを前記記憶手段に記憶することを特
    徴とする請求項1に記載の情報通信装置。
  12. 【請求項12】 前記生成手段は、URLによりデータ
    所在を記述することを特徴とする請求項1に記載の情報
    通信装置。
  13. 【請求項13】 前記第2送信手段は、HTTPにより
    前記圧縮データの送信を行うことを特徴とする請求項3
    に記載の情報通信装置。
  14. 【請求項14】 複数ページの画像データのうち電子メ
    ールに添付すべきページを選択する選択工程と、 前記選択工程により選択された選択ページに第1の圧縮
    処理を施す第1圧縮工程と、 前記選択工程により選択されていない非選択ページに第
    2の圧縮処理を施し、記憶手段に記憶する第2圧縮工程
    と、 前記第1圧縮工程で圧縮されたデータと、前記第2圧縮
    工程で圧縮されたデータの所在を表わす所在データを含
    む電子メールを生成する生成工程と、 前記生成工程で生成された電子メールを送信する第1送
    信工程とを備えることを特徴とする情報通信方法。
  15. 【請求項15】 前記生成工程は、前記第1圧縮工程で
    圧縮されたデータを前記電子メールの添付データとし、
    前記所在データを前記電子メールの本文に記載すること
    を特徴とする請求項14に記載の情報通信方法。
  16. 【請求項16】 前記送信工程によって送信された電子
    メールの送信先からの指示に基づき、前記第2圧縮工程
    によって前記記憶手段に記憶された非選択ページの圧縮
    データを送信する第2送信工程を更に備えることを特徴
    とする請求項14に記載の情報通信方法。
  17. 【請求項17】 前記選択工程により選択される選択ペ
    ージは前記複数ページの画像データの先頭からの予め設
    定された設定枚数分のページであることを特徴とする請
    求項14に記載の情報通信方法。
  18. 【請求項18】 前記設定枚数を設定する設定工程を更
    に備えることを特徴とする請求項14に記載の情報通信
    方法。
  19. 【請求項19】 前記複数ページの画像データについ
    て、各ページ毎に白黒画像かカラー画像かを判断する判
    断工程を更に備え、 前記選択工程により選択される選択ページは、前記複数
    ページのうちの、先頭から連続する白黒画像のページで
    あることを特徴とする請求項14に記載の情報通信方
    法。
  20. 【請求項20】 前記第1圧縮工程は、白黒2値画像の
    符号化処理であることを特徴とする請求項14に記載の
    情報通信方法。
  21. 【請求項21】 前記第1圧縮工程は、カラー画像を白
    黒2値画像に変化する工程を有することを特徴とする請
    求項14に記載の情報通信方法。
  22. 【請求項22】 前記第1圧縮工程は、圧縮処理対象の
    画像の解像度を変換する変換工程を有することを特徴と
    する請求項14に記載の情報通信方法。
  23. 【請求項23】 前記第2圧縮工程はカラー画像符号化
    であることを特徴とする請求項14に記載の情報通信方
    法。
  24. 【請求項24】 前記第2圧縮工程は、2種類の解像度
    の圧縮符号化データを前記記憶手段に記憶することを特
    徴とする請求項14に記載の情報通信方法。
  25. 【請求項25】 前記生成工程は、URLによりデータ
    所在を記述することを特徴とする請求項14に記載の情
    報通信方法。
  26. 【請求項26】 前記第2送信工程は、HTTPにより
    前記圧縮データの送信を行うことを特徴とする請求項1
    6に記載の情報通信方法。
  27. 【請求項27】 画像データを入力する入力手段と、 入力された画像データを圧縮符号化し、得られた圧縮符
    号化データを記憶手段に記憶する圧縮手段と、 前記圧縮手段で得られた圧縮符号化データの符号量が所
    定量を越えるか否かを判定する判定手段と、 前記判定手段により、前記符号量が前記所定量を越える
    と判定された場合、前記圧縮符号化データの所在を示す
    電子メールを生成する第1生成手段と、 前記判定手段により、前記符号量が前記所定量を越えな
    いと判定された場合、前記圧縮符号化データを添付した
    電子メールを生成する第2生成手段と、 前記第1生成手段もしくは前記第2生成手段によって生
    成された電子メールを送信する第1送信手段とを備える
    ことを特徴とする情報通信装置。
  28. 【請求項28】 前記第1生成手段で生成された電子メ
    ールを送信した場合、該電子メールの送信先装置からの
    指示に基づいて、前記記憶手段に記憶した前記圧縮符号
    化データを送信する第2送信手段を更に備えることを特
    徴とする請求項27に記載の情報通信装置。
  29. 【請求項29】 前記判定手段において用いる所定量
    は、送信宛先毎に設定可能であることを特徴とする請求
    項27に記載の情報通信装置。
  30. 【請求項30】 前記判定手段において用いる所定量
    は、送信毎に変更可能であることを特徴とする請求項2
    7に記載の情報通信装置。
  31. 【請求項31】 前記第1生成手段は、URLにより前
    記圧縮符号データの所在を記述することを特徴とする請
    求項27に記載の情報通信装置。
  32. 【請求項32】 前記第2送信手段は、HTTPにより
    前記圧縮符号化データの送信を行うことを特徴とする請
    求項28に記載の情報通信装置。
  33. 【請求項33】 画像データを入力する入力工程と、 入力された画像データを圧縮符号化し、得られた圧縮符
    号化データを記憶手段に記憶する圧縮工程と、 前記圧縮工程で得られた圧縮符号化データの符号量が所
    定量を越えるか否かを判定する判定工程と、 前記判定工程により、前記符号量が前記所定量を越える
    と判定された場合、前記圧縮符号化データの所在を示す
    電子メールを生成する第1生成工程と、 前記判定工程により、前記符号量が前記所定量を越えな
    いと判定された場合、前記圧縮符号化データを添付した
    電子メールを生成する第2生成工程と、 前記第1生成工程もしくは前記第2生成工程によって生
    成された電子メールを送信する第1送信工程とを備える
    ことを特徴とする情報通信方法。
  34. 【請求項34】 前記第1生成工程で生成された電子メ
    ールを送信した場合、該電子メールの送信先装置からの
    指示に基づいて、前記記憶手段に記憶した前記圧縮符号
    化データを送信する第2送信工程を更に備えることを特
    徴とする請求項33に記載の情報通信方法。
  35. 【請求項35】 前記判定工程において用いる所定量
    は、送信宛先毎に設定可能であることを特徴とする請求
    項33に記載の情報通信方法。
  36. 【請求項36】 前記判定工程において用いる所定量
    は、送信毎に変更可能であることを特徴とする請求項3
    3に記載の情報通信方法。
  37. 【請求項37】 前記第1生成工程は、URLにより前
    記圧縮符号データの所在を記述することを特徴とする請
    求項33に記載の情報通信方法。
  38. 【請求項38】 前記第2送信工程は、HTTPにより
    前記圧縮符号化データの送信を行うことを特徴とする請
    求項34に記載の情報通信方法。
  39. 【請求項39】 コンピュータに情報通信処理を実現さ
    せるための制御プログラムを格納する記憶媒体であっ
    て、該制御プログラムが、 複数ページの画像データのうち電子メールに添付すべき
    ページを選択する選択工程のコードと、 前記選択工程により選択された選択ページに第1の圧縮
    処理を施す第1圧縮工程のコードと、 前記選択工程により選択されていない非選択ページに第
    2の圧縮処理を施し、記憶手段に記憶する第2圧縮工程
    のコードと、 前記第1圧縮工程で圧縮されたデータと、前記第2圧縮
    工程で圧縮されたデータの所在を表わす所在データを含
    む電子メールを生成する生成工程のコードと、 前記生成工程で生成された電子メールを送信する第1送
    信工程のコードとを備えることを特徴とする記憶媒体。
  40. 【請求項40】 コンピュータに情報通信処理を実現さ
    せるための制御プログラムを格納する記憶媒体であっ
    て、該制御プログラムが、 画像データを入力する入力工程のコードと、 入力された画像データを圧縮符号化し、得られた圧縮符
    号化データを記憶手段に記憶する圧縮工程のコードと、 前記圧縮工程で得られた圧縮符号化データの符号量が所
    定量を越えるか否かを判定する判定工程のコードと、 前記判定工程により、前記符号量が前記所定量を越える
    と判定された場合、前記圧縮符号化データの所在を示す
    電子メールを生成する第1生成工程のコードと、 前記判定工程により、前記符号量が前記所定量を越えな
    いと判定された場合、前記圧縮符号化データを添付した
    電子メールを生成する第2生成工程のコードと、 前記第1生成工程もしくは前記第2生成工程によって生
    成された電子メールを送信する第1送信工程のコードと
    を備えることを特徴とする記憶媒体。
JP32319599A 1999-11-12 1999-11-12 情報通信方法及び装置 Withdrawn JP2001144936A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32319599A JP2001144936A (ja) 1999-11-12 1999-11-12 情報通信方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32319599A JP2001144936A (ja) 1999-11-12 1999-11-12 情報通信方法及び装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001144936A true JP2001144936A (ja) 2001-05-25

Family

ID=18152123

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32319599A Withdrawn JP2001144936A (ja) 1999-11-12 1999-11-12 情報通信方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001144936A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009159119A (ja) * 2007-12-25 2009-07-16 Kyocera Mita Corp 画像処理装置、画像読取装置
JP2009260996A (ja) * 2009-07-27 2009-11-05 Canon Inc 情報処理方法及び情報処理装置並びに記憶媒体
JP2011146976A (ja) * 2010-01-15 2011-07-28 Sanyo Electric Co Ltd データ処理装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009159119A (ja) * 2007-12-25 2009-07-16 Kyocera Mita Corp 画像処理装置、画像読取装置
JP2009260996A (ja) * 2009-07-27 2009-11-05 Canon Inc 情報処理方法及び情報処理装置並びに記憶媒体
JP4574727B2 (ja) * 2009-07-27 2010-11-04 キヤノン株式会社 情報処理方法及び情報処理装置並びに記憶媒体
JP2011146976A (ja) * 2010-01-15 2011-07-28 Sanyo Electric Co Ltd データ処理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7339695B2 (en) Data processing device, data processing method, and data processing program for recognizing characters in a URL
JP4086393B2 (ja) 通信システム、通信装置及びそれらの制御方法
EP1659770B1 (en) Data processing system, data processing device and data processing program
EP0991228A1 (en) Network user interface with profile depandable function display
US7831691B2 (en) System, device, server, and program for service provision
US8237965B2 (en) Apparatus, system, and method of communication
US7236273B2 (en) Data communication apparatus
JP2006023942A (ja) 画像処理システム及び画像処理方法
US20050162680A1 (en) Communication apparatus for forming and outputting image data on the basis of received data
EP1667419A2 (en) System, device, server and program for image processing
US20090204411A1 (en) Image processing apparatus, voice assistance method and recording medium
EP1919182A2 (en) Image processing apparatus and control method for image processing apparatus
EP1156663A2 (en) Image forming system
US7221469B2 (en) Image communication and processing with common performance of processing of a file preparatory to further processing by different applications
JP2004171515A (ja) 画像形成装置、画像データ転送方法
US8493641B2 (en) Image processing device, image processing method, and program for performing direct printing which considers color matching processing based on a profile describing the input color characteristics of an image input device and the output color characteristics of an image output device
US20040181505A1 (en) Image transmission apparatus which transmits image data as an image file or a plurality of image files
JP2001144936A (ja) 情報通信方法及び装置
JP2005109797A (ja) ファクシミリ送信装置およびファクシミリ送信方法およびプログラムおよび記録媒体
EP2046014A2 (en) Image data management device, and method and computer program therefor
US8520241B2 (en) Image processing apparatus and control method thereof
JP4532622B2 (ja) データ通信装置及びその方法
JP3557517B2 (ja) 多機能端末装置
JP2003108496A (ja) 画像送信装置
JP4859564B2 (ja) データ送信装置、データ送信方法及びデータ送信処理プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070206