JP2001169104A - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理画像のイメージを容易に把握できる画像
形成装置を提供する。 【解決手段】 画像形成装置１０は、原稿読み取り部１
８、タッチパネル５９、画質調整部６０、サンプル画像
編集部６２、画像形成部２０とを備えたシステム構成と
なっている。サンプル画像編集部６２は、タッチパネル
５９から入力されるサンプル画像編集指示に基づいて、
原稿読み取り部１８から入力された入力画像に対して互
いに異なる画像処理を施した複数の処理画像のうちいず
れか１以上の処理画像を含むサンプル画像を形成するた
めの画像データを構成し、画像形成部２０に対して出力
する。画像形成部２０は、上記画像データに基づき、サ
ンプル画像を印刷出力する。尚、上記画像処理は、画質
調整部６０によって施される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンタ
などの画像形成装置及び画像形成方法に関するものであ
る。

【０００２】

【従来の技術】複写機、プリンタなどの画像形成装置の
多機能化に伴い、入力画像に対して種々の画質調整を施
した画像を出力する機能を有する画像形成装置が広く用
いられるようになってきている。かかる画像形成装置
は、より具体的には、入力画像に対して赤みを強調する
画像処理、青みを強調する画像処理等、パターン化され
た種々の画像処理を施す機能を有しており、ユーザの選
択に基づいて、入力画像に対して特定の画像処理を施さ
ない画像（以下、標準画像という）、入力画像に対して
青みを強調する画像処理を施した画像（以下、青み強調
画像という）、入力画像に対して赤みを強調する画像処
理を施した画像（以下、赤み強調画像という）等の中か
ら選択される一の画像を出力画像として出力することが
できるようになっている。かかる画像形成装置を用いる
ことで、ユーザは、標準画像、青み強調画像、赤み強調
画像などの所望の画像を出力画像として得ることが可能
となる。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の技
術にかかる画像形成装置は、以下に示すような問題点が
あった。すなわち、青み強調画像、赤み強調画像等のよ
うに、入力画像に対してパターン化された特定の画像処
理を施した画像を得ようとする場合、具体的な出力イメ
ージを把握することは困難であった。また、あえて当該
具体的な出力イメージを把握するためには、青み強調画
像、赤み強調画像等それぞれを記録紙に出力してみるこ
とが必要となり、手続が煩雑となり、長時間を要するも
のであった。

【０００４】そこで、本発明は、上記問題点を解決し、
入力画像に対して画像処理を施した画像の具体的な出力
イメージを容易に把握することができる画像形成装置及
び画像形成方法を提供することを課題とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の画像形成装置は、入力画像と上記入力画像
に互いに異なる画像処理を施した複数の処理画像との中
から選択される一の画像を出力画像として出力する画像
形成装置であって、上記複数の処理画像のうちいずれか
１以上の処理画像を含むサンプル画像を形成して出力す
るサンプル画像出力手段を備えたことを特徴としてい
る。

【０００６】１以上の処理画像を含むサンプル画像を形
成して出力することで、１つあるいは複数の処理画像を
視認することができる。

【０００７】また、本発明の画像形成装置においては、
上記サンプル画像は、上記複数の処理画像のうちいずれ
か２以上の処理画像を含むことを特徴としてもよい。

【０００８】サンプル画像が２以上の処理画像を含むこ
とで、当該サンプル画像において２以上の処理画像それ
ぞれを対比することができる。

【０００９】また、本発明の画像形成装置においては、
上記サンプル画像は、上記入力画像を含むことを特徴と
してもよい。

【００１０】サンプル画像が入力画像を含むことで、当
該サンプル画像において処理画像と入力画像とを対比す
ることができる。

【００１１】また、本発明の画像形成装置においては、
上記サンプル画像出力手段は、上記サンプル画像を記録
材に印刷出力することを特徴としてもよい。

【００１２】サンプル画像を記録材に印刷出力すること
で、処理画像を記録材に印刷出力した出力イメージその
ものを視認することができる。

【００１３】また、本発明の画像形成装置においては、
上記サンプル画像出力手段は、上記サンプル画像に含ま
れる上記処理画像の数に基づいて、上記処理画像の大き
さを変化させることを特徴としてもよい。

【００１４】サンプル画像に含まれる処理画像の数に基
づいて処理画像の大きさを変化させることで、処理画像
を記録材の一方の面（印刷面）に効率よく配置すること
ができる。

【００１５】また、本発明の画像形成装置においては、
上記サンプル画像出力手段は、上記サンプル画像に含ま
れる上記処理画像のすべてが一つの記録材の一方の面に
印刷出力されるように、上記処理画像の大きさを変化さ
せることを特徴としてもよい。

【００１６】サンプル画像に含まれる処理画像のすべて
が一つの記録材の一方の面に印刷出力されるように処理
画像の大きさを変化させることで、サンプル画像に含ま
れる処理画像のすべてを一つの記録材の一方の面（印刷
面）において視認することができる。

【００１７】また、本発明の画像形成装置においては、
上記サンプル画像出力手段は、上記サンプル画像に含ま
れる上記処理画像の数に基づいて、上記記録材の大きさ
を変化させることを特徴としてもよい。

【００１８】サンプル画像に含まれる処理画像の数に基
づいて記録材の大きさを変化させることで、処理画像を
記録材の一方の面（印刷面）に効率よく配置することが
できる。

【００１９】また、本発明の画像形成装置においては、
上記サンプル画像出力手段は、上記サンプル画像に含ま
れる上記処理画像のすべてが一つの記録材の一方の面に
印刷出力されるように、上記記録材の大きさを変化させ
ることを特徴としてもよい。

【００２０】サンプル画像に含まれる処理画像のすべて
が一つの記録材の一方の面に印刷出力されるように記録
材の大きさを変化させることで、サンプル画像に含まれ
る処理画像のすべてを一つの記録材の一方の面（印刷
面）において視認することができる。

【００２１】また、本発明の画像形成装置においては、
上記サンプル画像出力手段は、上記サンプル画像をディ
スプレイに表示出力することを特徴としてもよい。

【００２２】サンプル画像をディスプレイに表示出力す
ることで、記録材を用いなくとも、簡易に処理画像を視
認することができる。

【００２３】また、本発明の画像形成装置においては、
上記サンプル画像出力手段は、上記サンプル画像に含ま
れる上記処理画像の数に基づいて、上記処理画像の大き
さを変化させることを特徴としてもよい。

【００２４】サンプル画像に含まれる処理画像の数に基
づいて処理画像の大きさを変化させることで、処理画像
をディスプレイの表示画面に効率よく配置することがで
きる。

【００２５】また、本発明の画像形成装置においては、
上記サンプル画像出力手段は、上記サンプル画像に含ま
れる上記処理画像のすべてが上記ディスプレイの一つの
表示画面に表示出力されるように、上記処理画像の大き
さを変化させることを特徴としてもよい。

【００２６】サンプル画像に含まれる処理画像のすべて
がディスプレイの一つの表示画面に表示出力されるよう
に処理画像の大きさを変化させることで、サンプル画像
に含まれる処理画像のすべてを一つの表示画面において
視認することができる。

【００２７】また、上記課題を解決するために、本発明
の画像形成方法は、入力画像と上記入力画像に互いに異
なる画像処理を施した複数の処理画像との中から選択さ
れる一の画像を出力画像として出力する画像形成方法で
あって、上記複数の処理画像のうちいずれか１以上の処
理画像を含むサンプル画像を形成して出力するサンプル
画像出力工程を備えたことを特徴としている。

【００２８】１以上の処理画像を含むサンプル画像を形
成して出力することで、１つあるいは複数の処理画像を
視認することができる。

【００２９】また、本発明の画像形成方法においては、
上記サンプル画像は、上記複数の処理画像のうちいずれ
か２以上の処理画像を含むことを特徴としてもよい。

【００３０】サンプル画像が２以上の処理画像を含むこ
とで、当該サンプル画像において２以上の処理画像それ
ぞれを対比することができる。

【００３１】また、本発明の画像形成方法においては、
上記サンプル画像は、上記入力画像を含むことを特徴と
してもよい。

【００３２】サンプル画像が入力画像を含むことで、当
該サンプル画像において処理画像と入力画像とを対比す
ることができる。

【００３３】また、本発明の画像形成方法においては、
上記サンプル画像出力工程は、上記サンプル画像を記録
材に印刷出力することを特徴としてもよい。

【００３４】サンプル画像を記録材に印刷出力すること
で、処理画像を記録材に印刷出力した出力イメージその
ものを視認することができる。

【００３５】また、本発明の画像形成方法においては、
上記サンプル画像出力工程は、上記サンプル画像に含ま
れる上記処理画像の数に基づいて、上記処理画像の大き
さを変化させることを特徴としてもよい。

【００３６】サンプル画像に含まれる処理画像の数に基
づいて処理画像の大きさを変化させることで、処理画像
を記録材の一方の面（印刷面）に効率よく配置すること
ができる。

【００３７】また、本発明の画像形成方法においては、
上記サンプル画像出力工程は、上記サンプル画像に含ま
れる上記処理画像のすべてが一つの記録材の一方の面に
印刷出力されるように、上記処理画像の大きさを変化さ
せることを特徴としてもよい。

【００３８】サンプル画像に含まれる処理画像のすべて
が一つの記録材の一方の面に印刷出力されるように処理
画像の大きさを変化させることで、サンプル画像に含ま
れる処理画像のすべてを一つの記録材の一方の面（印刷
面）において視認することができる。

【００３９】また、本発明の画像形成方法においては、
上記サンプル画像出力工程は、上記サンプル画像に含ま
れる上記処理画像の数に基づいて、上記記録材の大きさ
を変化させることを特徴としてもよい。

【００４０】サンプル画像に含まれる処理画像の数に基
づいて記録材の大きさを変化させることで、処理画像を
記録材の一方の面（印刷面）に効率よく配置することが
できる。

【００４１】また、本発明の画像形成方法においては、
上記サンプル画像出力工程は、上記サンプル画像に含ま
れる上記処理画像のすべてが一つの記録材の一方の面に
印刷出力されるように、上記記録材の大きさを変化させ
ることを特徴としてもよい。

【００４２】サンプル画像に含まれる処理画像のすべて
が一つの記録材の一方の面に印刷出力されるように記録
材の大きさを変化させることで、サンプル画像に含まれ
る処理画像のすべてを一つの記録材の一方の面（印刷
面）において視認することができる。

【００４３】また、本発明の画像形成方法においては、
上記サンプル画像出力工程は、上記サンプル画像をディ
スプレイに表示出力することを特徴としてもよい。

【００４４】サンプル画像をディスプレイに表示出力す
ることで、記録材を用いなくとも、簡易に処理画像を視
認することができる。

【００４５】また、本発明の画像形成方法においては、
上記サンプル画像出力工程は、上記サンプル画像に含ま
れる上記処理画像の数に基づいて、上記処理画像の大き
さを変化させることを特徴としてもよい。

【００４６】サンプル画像に含まれる処理画像の数に基
づいて処理画像の大きさを変化させることで、処理画像
をディスプレイの表示画面に効率よく配置することがで
きる。

【００４７】また、本発明の画像形成方法においては、
上記サンプル画像出力工程は、上記サンプル画像に含ま
れる上記処理画像のすべてが上記ディスプレイの一つの
表示画面に表示出力されるように、上記処理画像の大き
さを変化させることを特徴としてもよい。

【００４８】サンプル画像に含まれる処理画像のすべて
がディスプレイの一つの表示画面に表示出力されるよう
に処理画像の大きさを変化させることで、サンプル画像
に含まれる処理画像のすべてを一つの表示画面において
視認することができる。

【００４９】

【発明の実施の形態】本発明の実施形態にかかる画像形
成装置について図面を参照して説明する。まず、本実施
形態にかかる画像形成装置の構成について説明する。図
１は、本実施形態にかかる画像形成装置の構成図であ
る。

【００５０】画像形成装置１０は主に、本体１２と、本
体１２の上面に設置されたコピーガラス１４を開閉自在
に覆うように設けられた自動原稿搬送装置１６とを備え
て構成されている。

【００５１】本体１２の内部には、自動原稿搬送装置１
６によってコピーガラス１４上に搬送された移動原稿、
または自動原稿搬送装置１６を開いてコピーガラス１４
上に載置された固定原稿の画像を読みとって入力画像と
する原稿読み取り部１８と、原稿読み取り部１８によっ
て読みとられた入力画像に基づいて出力画像を形成して
記録紙に印刷出力する画像形成部２０と、この画像形成
部２０に対して記録紙を供給する給紙部２２とが設けら
れている。

【００５２】画像形成部２０には、図１中のＡ方向（時
計回り方向）に回転する感光体ドラム２４とＢ方向（反
時計回り方向）に回転する転写ロール２５とが、所定位
置（以下、転写位置Ｐという）にて近接するように設け
られている。

【００５３】感光体ドラム２４の周囲には、その回転方
向に沿って、感光体ドラム２４を一様に帯電させる帯電
装置２６、原稿読み取り部１８から入力された画像デー
タに基づいてレーザビームを照射し、感光体ドラム２４
の表面に静電潜像を形成する書き込み装置２８、感光体
ドラム２４上に形成された静電潜像をイエロー、マゼン
タ、シアン、ブラックの４色のトナーで可視化し、現像
画像を形成する４台の現像装置３０が設けられており、
さらに転写位置Ｐを挟んで、転写後に感光体ドラム２４
上に残留したトナーを除去するクリーニング装置３２が
設けられている。

【００５４】転写ロール２５の内側であって転写位置Ｐ
に対向する位置には、感光体ドラム２４の表面上に形成
されたトナーによる現像画像を、給紙部２２から供給さ
れて感光体ドラム２４と転写ロール２５との間を搬送さ
れる記録紙に転写する転写器３４が備えられている。

【００５５】さらに、画像形成部２０には、上記転写器
３４によって記録紙に転写された画像を当該記録紙に定
着させる定着装置３６が備えられている。

【００５６】給紙部２２は、本体１２の下部に設けられ
ており、３つの給紙トレイ３８，４０，４２と、給紙ト
レイ３８，４０，４２のそれぞれに設けられた給紙機構
４４とを備えている。各給紙トレイ３８，４０，４２
は、記録紙をサイズ別または種類別に積層収容するもの
で、本体１２に対して脱着可能に装着されており、これ
らのうちの何れかの給紙トレイから記録紙が送り出され
る。給紙機構４４は、給紙トレイ３８，４０，４２の最
も上にある記録紙に当接して記録紙を順次送り出すピッ
クアップローラ４６と、このピックアップローラ４６に
より送り出された記録紙を受けて画像形成部２０に向け
て重送を防止しながら記録紙を送り出すローラ対である
フィードローラ４８及びリタードローラ５０により構成
されている。ピックアップローラ４６及びフィードロー
ラ４８は、図示しないモータの駆動により回転し、フィ
ードローラ４８と対をなすリタードローラ５０は、フィ
ードローラ４８の回転に連れ回る。

【００５７】また、各給紙トレイ３８，４０，４２から
画像形成部２０に向けて、数組のガイドローラ５２によ
って記録紙搬送路５４が形成されている。従って、各給
紙トレイ３８，４０，４２から送り出された記録紙は、
記録紙搬送路５４に沿って、転写位置Ｐ、定着装置３６
へと順次搬送され、定着装置３６の下流側に設けられた
排出ローラ５６を介して、外部に排出される。

【００５８】さらに、本体１２の内部には、画像形成装
置１０全体を制御する制御部５８が設けられており、当
該制御部５８には、後述する画質調整部６０及びサンプ
ル画像編集部６２が含まれる。

【００５９】また、本体１２の上部側面には、種々のパ
ラメタ等の入力、あるいは、設定情報等の表示を行うタ
ッチパネル５９が設けられている。

【００６０】画像形成装置１０のシステム構成は、図２
に示すようになっている。すなわち、画像形成装置１０
は、図２に示すように、原稿読み取り部１８、タッチパ
ネル５９、画質調整部６０、サンプル画像編集部６２、
画像形成部２０とを備えたシステム構成となっている。
ここで、画質調整部６０とサンプル画像編集部６２と画
像形成部２０とは、以下に説明するサンプル画像を形成
して出力するサンプル画像出力手段６４を構成する。以
下、各構成要素について詳細に説明する。

【００６１】原稿読み取り部１８は、上述のごとく、自
動原稿搬送装置１６によってコピーガラス１４上に搬送
された移動原稿、または自動原稿搬送装置１６を開いて
コピーガラス１４上に載置された固定原稿の画像を読み
とって入力画像とする。また、当該入力画像の画像デー
タを画質調整部６０に対して出力する。

【００６２】画質調整部６０は、原稿読み取り部１８か
ら出力される画像データを入力し、入力画像に特定の画
像処理を施さない画像（以下、標準画像という）と入力
画像に互いに異なる画像処理を施した複数の画像（以
下、処理画像という）との中から選択される一の画像を
形成するための画像データを構成し、画像形成部２０に
対して出力する。

【００６３】上記画像処理としては、入力画像の彩度を
高める「あざやか」処理、入力画像の濃淡のコントラス
トを強める「メリハリ」処理、入力画像の赤みを強調す
る「赤み強調」処理、入力画像の青みを強調する「青み
強調」処理、カラー系の色を抑えて黒色を強調すること
によって裏写りを防止する「裏写り防止」処理、原稿の
画質状態に応じて自動的に明度と彩度とを調整する「自
動コントラスト」処理があり、上記画像処理を施すこと
で、入力画像の画質が調整される。ここで、上記複数の
画像処理のうちいずれの画像処理が施されるか、あるい
は、いずれの画像処理も施されないかは、タッチパネル
５９から入力される画像処理指示（詳細は後述）に基づ
いて決定される。

【００６４】サンプル画像編集部６２は、タッチパネル
５９から入力されるサンプル画像編集指示（詳細は後
述）に基づいて、上記複数の処理画像のうちいずれか１
以上の処理画像を含むサンプル画像を形成するための画
像データを構成し、画像形成部２０に対して出力する。
ここで、サンプル画像には、入力画像に対して特定の画
像処理を施さない標準画像を含ませることができるよう
になっている。その際、サンプル画像編集部６２は、サ
ンプル画像に含まれる処理画像の数に基づいて、当該サ
ンプル画像に含まれる処理画像の大きさを変化させる。
より具体的には、サンプル画像編集部６２は、サンプル
画像に含まれる処理画像（標準画像を含む場合は処理画
像及び標準画像）のすべてが１枚の記録紙のおもて面
（一方の面）に印刷出力されるように、処理画像の大き
さを変化させる。

【００６５】画像形成部２０は、画質調整部６０から出
力される標準画像を形成するための画像データ、また
は、特定の処理画像を形成するための画像データに基づ
いて、標準画像、または、特定の処理画像をそれぞれ形
成し、記録紙の一方の面に印刷出力する。また、画像形
成部２０は、サンプル画像編集部６２から出力されるサ
ンプル画像を形成するための画像データに基づいて、サ
ンプル画像を形成し、記録紙の一方の面に印刷出力す
る。

【００６６】タッチパネル５９は、画質調整部６０によ
って施す画像処理（画質調整）の種類の入力を受け付け
て、当該画像処理の種類を画像処理指示として画質調整
部６０に対して出力する。より具体的には、「あざや
か」、「メリハリ」、「赤み強調」、「青み強調」、
「裏写り防止」、「自動コントラスト」の画像処理のう
ちいずれの画像処理を行うかを選択入力し、当該選択さ
れた画像処理の種類を画像処理指示として画質調整部６
０に対して出力する。ここで、入力画像に対して特定の
画像処理を行わない標準画像を出力したい場合は、その
旨の画像処理指示を画質調整部６０に対して出力する。

【００６７】また、タッチパネル５９は、サンプル画像
に含ませる標準画像、処理画像を指示する指示入力を受
け付けて、当該指示入力をサンプル画像編集指示として
サンプル画像編集部６２に対して出力する。より具体的
には、タッチパネル５９は、「あざやか」、「メリハ
リ」、「赤み強調」、「青み強調」、「裏写り防止」、
「自動コントラスト」の画像処理を施した処理画像のう
ちいずれか１以上の処理画像をサンプル画像に含ませる
指示入力、及び、標準画像をサンプル画像に含ませたい
場合はその旨の指示入力を受け付けて、当該指示入力を
サンプル画像編集指示としてサンプル画像編集部６２に
対して出力する。

【００６８】続いて、本実施形態にかかる画像形成装置
の動作について説明し、併せて本発明の実施形態にかか
る画像形成方法について説明する。

【００６９】まず、画像形成装置１０を用いて、標準画
像あるいは画質調整された処理画像を出力する手順につ
いて説明する。画像形成装置１０を用いて標準画像ある
いは画質調整された処理画像を出力するためには、ま
ず、原稿読み取り部１８を用いて、入力原稿の画像を読
みとり、入力画像を得る。ここで、当該入力画像の画像
データは、画質調整部６０に対して出力される。

【００７０】また、タッチパネル５９を用いて、画質調
整部６０によって施す画像処理の種類の指示、あるい
は、標準画像を出力する旨の指示を入力する。より具体
的には、まず、タッチパネル５９に、図３に示すような
画質調整画面７０を表示させる。画質調整画面７０に
は、出力画像として標準画像を選択する選択ボタン７０
ａ、出力画像として「あざやか」、「メリハリ」、「赤
み強調」、「青み強調」、「裏写り防止」、「自動コン
トラスト」の画像処理それぞれを施した処理画像それぞ
れを選択する選択ボタン７０ｂ〜７０ｇが設けられてお
り、ユーザは、上記選択ボタン７０ａ〜７０ｇのいずれ
かにタッチすることで、画質調整部６０によって施す画
像処理の種類の指示、あるいは、標準画像を出力する旨
の指示を入力することができる。画質調整画面７０にお
いて、ユーザによって選択された選択ボタンは、図３に
斜線で示すように反転表示され、ユーザがどの処理画像
（あるいは標準画像）を選択したかを視認できるように
なっている。図３は、「あざやか」処理を施した処理画
像が選択された状態を示している。タッチパネル５９か
ら入力された上記指示、すなわち、画質調整部６０によ
って施す画像処理の種類の指示、あるいは、標準画像を
出力する旨の指示は、画像処理指示として画質調整部６
０に対して出力される。

【００７１】入力画像の入力、画像処理指示の入力が終
わると、画質調整部６０によって、入力画像の画像処理
が行われる。画質調整部６０によって入力画像の画像処
理がなされると、その結果は、選択された処理画像を形
成するための画像データとして画像形成部２０に対して
出力される。

【００７２】画質調整部６０から出力された上記画像デ
ータを画像形成部２０が受けると、画像形成部２０によ
る出力画像の形成が行われる。具体的には、上記画像デ
ータに基づいて出力画像が形成され、記録紙に印刷出力
される。これにより、ユーザは、標準画像あるいは所望
の処理画像を出力画像として得ることができる。

【００７３】続いて、画像形成装置１０を用いてサンプ
ル画像を出力する手順について説明する。画像形成装置
１０を用いてサンプル画像を出力する場合も、標準画像
あるいは処理画像を出力する場合と同様に、まず、原稿
読み取り部１８を用いて、入力原稿の画像を読みとり、
入力画像を得る。ここで、当該入力画像の画像データ
は、画質調整部６０に対して出力される。

【００７４】また、タッチパネル５９を用いて、サンプ
ル画像に含ませる標準画像及び処理画像を指示する指示
入力を入力する。具体的には、まず、タッチパネル５９
に図４に示すようなサンプル画像出力画面７２を表示さ
せる。サンプル画像出力画面７２は、図３に示す画質調
整画面７０に設けられたサンプル画像出力画面呼び出し
ボタン７０ｈをタッチすることによって、タッチパネル
５９に表示させることができる。

【００７５】サンプル画像出力画面７２には、サンプル
画像に含ませる処理画像を選択する選択ボタン７２ｂ〜
７２ｇが設けられており、ユーザは上記選択ボタン７２
ｂ〜７２ｇのうちいずれか１あるいは複数の選択ボタン
にタッチすることで、サンプル画像に含ませる１あるい
は複数の処理画像を選択することができる。ここで、上
記選択ボタン７２ｂ〜７２ｇはそれぞれ、「あざや
か」、「メリハリ」、「赤み強調」、「青み強調」、
「裏写り防止」、「自動コントラスト」の画像処理を施
した処理画像を選択するためのボタンである。

【００７６】また、サンプル画像出力画面７２には、標
準画像を選択する選択ボタン７０ａが設けられており、
ユーザは当該選択ボタン７２ａにタッチすることで、入
力画像に対して特定の画像処理を施さない標準画像をサ
ンプル画像に含ませることができる。

【００７７】サンプル画像出力画面７２において、ユー
ザによって選択された選択ボタンは、図４に斜線で示す
ように反転表示され、ユーザがサンプル画像にどの処理
画像を含ませたかを視認できるようになっている。図４
は、標準画像と３つの処理画像、すなわち、「あざや
か」処理を施した処理画像、「メリハリ」処理を施した
処理画像、「赤み強調」処理を施した処理画像が選択さ
れた状態を示している。かかる状態で、サンプル画像出
力画面７２に設けられたサンプル画像出力ボタン７２ｈ
にタッチすることで、選択された標準画像及び処理画像
をサンプル画像に含ませるべき旨のサンプル画像編集指
示がサンプル画像編集部６２に対して出力される。

【００７８】サンプル画像編集部６２がタッチパネル５
９から上記サンプル画像編集指示を受けると、サンプル
画像編集部６２によってサンプル画像が編集される。具
体的には、タッチパネル５９から入力されたサンプル画
像編集指示に基づいて、サンプル画像に含ませる処理画
像の種類（標準画像を含ませる旨の指示も含む）が画質
調整部６０に対して出力され、当該処理画像（あるいは
標準画像）を形成するための画像データが画質調整部６
０からサンプル画像編集部６２に対して入力される。サ
ンプル画像に含ませる処理画像（あるいは標準画像）が
複数である場合は、この処理が処理画像（あるいは標準
画像）の数だけ繰り返される。サンプル画像編集部６２
が画質調整部６０から画像データを受けとると、当該受
け取った画像データを用いて、サンプル画像編集部６２
により、サンプル画像を形成するための画像データが編
集される。サンプル画像編集部６２によって構成された
サンプル画像の画像データは画像形成部２０に対して出
力されるとともに、画像形成部２０によってサンプル画
像が形成され、記録紙に印刷出力される。この場合、当
該サンプル画像に含まれる処理画像の大きさ及び位置
は、サンプル画像に含まれる処理画像の数に基づいて変
化する。特に、サンプル画像編集部６２により、サンプ
ル画像に含まれる処理画像（標準画像を含む場合は処理
画像及び標準画像）のすべてが１枚の記録紙のおもて面
（一方の面）に印刷出力されるように、処理画像の大き
さが変えられる。

【００７９】サンプル画像を編集して印刷出力する手順
は、具体的には、図５に示すフローチャートに従う。す
なわち、まず、タッチパネル５９から入力されるサンプ
ル画像編集指示に基づいて、サンプル画像に含ませる画
像数が決定される（Ｓ１）。続いて、サンプル画像に含
ませる画像数に基づいて、サンプル画像に含ませる画像
それぞれ配置する位置が計算され、指定位置とされる
（Ｓ２）。具体的には、サンプル画像を印刷出力する記
録紙の大きさがサンプル画像に含ませる画像数の領域に
等分割され、サンプル画像に含まれる画像それぞれに対
して当該等分割された領域が割り当てられる。

【００８０】続いて、サンプル画像に含まれる各画像の
倍率（大きさ）が計算される（Ｓ３）。より具体的に
は、上記Ｓ２によって計算された指定位置に基づき、各
画像が互いに重ならないように、各画像の倍率が計算さ
れ、指定倍率とされる。

【００８１】その後、上記Ｓ２によって計算された指定
位置、上記Ｓ３によって計算された指定倍率に基づいて
それぞれの画像が配置される（Ｓ４）。かかる画像の配
置は、図示しないメモリ上で行われ、上記Ｓ４の処理が
サンプル画像に含まれる画像それぞれについて行われる
ことで、サンプル画像が編集される。

【００８２】その後、編集されたサンプル画像を構成す
る画像データが画像形成部２０に対して出力され、サン
プル画像が記録紙に印刷出力される（Ｓ６）。

【００８３】例えば、入力画像が図６に示すようなＡ４
縦サイズの入力原稿７４から読みとられたものであっ
て、サンプル画像に含ませる画像として、図４に示すよ
うに、標準画像と３つの処理画像との合計４つの画像が
選択された場合、Ａ４縦サイズの記録紙７６に印刷出力
された出力画像は図７に示すようになる。すなわち、標
準画像と３つの処理画像とのそれぞれがほぼ４分の１倍
に縮小されて、Ａ４縦サイズの記録紙７６のおもて面に
２行２列に配列される。

【００８４】続いて、本実施形態にかかる画像形成装置
の作用及び効果について説明する。本実施形態にかかる
画像形成装置１０は、サンプル画像形成手段６４によ
り、処理画像を含むサンプル画像を形成して出力するこ
とで、処理画像を視認することができる。その結果、入
力画像に対して画像処理を施した画像の具体的な出力イ
メージを容易に把握することが可能となる。特に、本実
施形態にかかる画像形成装置１０においては、サンプル
画像に２以上の処理画像を含ませることが可能となって
いることで、当該サンプル画像において２以上の処理画
像それぞれを対比することができる。その結果、互いに
異なる複数の処理画像の具体的な出力イメージの相違を
容易に把握することが可能となる。また、出力イメージ
を確認することが不要である処理画像についてはサンプ
ル画像に含ませないことができるため、きわめて効率の
良い出力イメージの確認が可能となる。

【００８５】また、本実施形態にかかる画像形成装置１
０においては、サンプル画像に入力画像を含ませること
が可能となっていることで、当該サンプル画像において
処理画像と入力画像とを対比することができる。その結
果、入力画像と処理画像との具体的な出力イメージの相
違を容易に把握することが可能となる。

【００８６】また、本実施形態にかかる画像形成装置１
０においては、サンプル画像を記録紙に印刷出力するこ
とで、処理画像を記録紙に印刷出力した出力イメージそ
のものを視認することができる。その結果、処理画像を
ディスプレイなどを用いて間接的に表示させる場合と比
較して、入力画像に対して画像処理を施した画像の具体
的な出力イメージをきわめて容易に把握することが可能
となる。

【００８７】また、本実施形態にかかる画像形成装置１
０においては、サンプル画像に含まれる処理画像の数に
基づいて処理画像の大きさを変化させることで、処理画
像を記録紙の一方の面（印刷面）に効率よく配置するこ
とができる。特に、サンプル画像に含まれる処理画像の
すべてが一枚の記録紙の一方の面に印刷出力されるよう
に処理画像の大きさを変化させることで、サンプル画像
に含まれる処理画像のすべてを一枚の記録紙の一方の面
（印刷面）において視認することができる。また、この
場合は、複数の処理画像それぞれを１枚ずつ記録紙に印
刷出力する場合と比較して、記録紙の消費量を低減する
ことが可能となる。また、複数の処理画像それぞれを１
枚ずつ記録紙に印刷出力して互いに対比する場合と比較
して、対比のための工数が低減される。

【００８８】上記実施形態にかかる画像形成装置１０に
おいては、入力原稿７４と同サイズ同向きの記録紙７６
にサンプル画像を出力していたが、図８に示すように、
サンプル画像に含まれる標準画像及び処理画像の数に応
じて、入力原稿７４の向き（例えば縦）とサンプル画像
を出力する記録紙の向き（例えば横）とを異なるものと
してもよい。

【００８９】また、上記実施形態にかかる画像形成装置
１０においては、入力画像に対して特定の画像処理を施
さない標準画像を含むサンプル画像を記録紙７６に出力
していたが、図３に示すように、記録紙７６に出力され
るサンプル画像は標準画像を含まないものであってもよ
い。

【００９０】また、上記実施形態にかかる画像形成装置
１０においては、標準画像と３つの処理画像とのそれぞ
れを等倍率（ほぼ４分の１倍）に縮小してサンプル画像
に含ませていたが、これは、当倍率でなくてもよい。図
９に示すように、ユーザが、特に画質を確認したい処理
画像（例えば自動コントラスト）を大きく表示し、その
他の処理画像を小さく表示するものであってもよい。そ
の他、処理画像それぞれの縦横比を変化させてもよい。

【００９１】また、上記実施形態にかかる画像形成装置
１０においては、サンプル画像に含まれる処理画像の数
に基づいて、当該処理画像の大きさを変化させていた
が、これは、サンプル画像に含まれる処理画像の数に基
づいて、記録紙７６の大きさを変化させるものであって
もよい。例えば、図６に示すようなＡ４サイズの入力原
稿７４から入力画像が入力され、サンプル画像に含ませ
る画像として標準画像と６つの処理画像が指定された場
合は、図１０に示すように、Ａ３サイズの記録紙７６に
サンプル画像を出力するものとしてもよい。この場合、
特に、サンプル画像に含まれる処理画像のすべてが一つ
の記録紙７６の一方の面に印刷出力されるように記録紙
７６の大きさを変化させることが望ましい。サンプル画
像に含まれる処理画像の数に基づいて記録紙７６の大き
さを変化させることで、処理画像を記録紙７６の一方の
面に効率よく配置することができ、サンプル画像に含ま
れる処理画像あるいは標準画像の大きさを極端に小さく
あるいは大きくすることなく、一定の範囲にそろえるこ
とが可能となる。また、サンプル画像に含まれる処理画
像のすべてが一つの記録紙７６の一方の面に印刷出力さ
れるように記録紙７６の大きさを変化させることで、サ
ンプル画像に含まれる処理画像のすべてを一つの記録紙
７６の一方の面によって視認することができる。

【００９２】また、上記実施形態にかかる画像形成装置
１０においては、図５に示すフローチャートを用いて説
明したように、処理画像及び標準画像を指定位置に指定
倍率で配置したサンプル画像をメモリ上で編集した後で
サンプル画像全体を印刷出力していたが、これは、図１
１のフローチャートに示すように、指定位置に指定倍率
で配置した処理画像及び標準画像それぞれを逐次印刷出
力するものであってもよい。

【００９３】また、上記実施形態にかかる画像形成装置
１０においては、サンプル画像を記録紙に印刷出力する
ものであったが、これは、サンプル画像をディスプレイ
に表示出力するものであってもよい。サンプル画像をデ
ィスプレイに表示出力することで、記録紙を用いなくと
も、簡易に処理画像を視認することができる。この場合
も、サンプル画像に含まれる処理画像の数に基づいて処
理画像の大きさを変化させることで、処理画像をディス
プレイの表示画面に効率よく配置することができる。ま
た、サンプル画像に含まれる処理画像のすべてがディス
プレイの一つの表示画面に表示出力されるように処理画
像の大きさを変化させることで、サンプル画像に含まれ
る処理画像のすべてを一つの表示画面によって視認する
ことができる。

【００９４】また、サンプル画像をディスプレイに表示
出力する場合は、ネットワークに接続された複数のディ
スプレイ、それぞれの処理画像を１つずつ表示してもよ
い。

【００９５】また、上記実施形態にかかる画像形成装置
１０においては、サンプル画像に含ませる処理画像とし
て、「あざやか」、「メリハリ」、「赤み強調」、「青
み強調」、「裏写り防止」、「自動コントラスト」の画
像処理を施した処理画像を例にとって説明したが、これ
は、コピー濃度を調節した画像、色合いを調節した画
像、彩度を調節した画像、カラーバランスを調節した画
像、鮮鋭度を調節した画像などであってもよい。

【００９６】また、上記実施形態にかかる画像形成装置
１０においては、サンプル画像に含まれる処理画像のす
べてを記録紙のおもて面（一方の面）に印刷出力してい
たが、これは、おもて面と裏面との両面に印刷出力する
ものであってもよい。

【００９７】また、上記実施形態は、複写機を例にとっ
て説明したが、本発明は、プリンタ、パソコンを用いて
ディスプレイ上で画像を形成するシステムなど、その他
の画像形成装置にも適用可能である。

【００９８】

【発明の効果】本発明の画像形成装置及び画像形成方法
は、１以上の処理画像を含むサンプル画像を形成して出
力することで、１つあるいは複数の処理画像を視認する
ことができる。その結果、入力画像に対して画像処理を
施した画像の具体的な出力イメージを容易に把握するこ
とが可能となる。

【００９９】また、本発明の画像形成装置及び画像形成
方法においては、上記サンプル画像が２以上の処理画像
を含むことで、当該サンプル画像において２以上の処理
画像それぞれを対比することができる。その結果、互い
に異なる複数の処理画像の具体的な出力イメージの相違
を容易に把握することが可能となる。

【０１００】また、本発明の画像形成装置及び画像形成
方法においては、上記サンプル画像が入力画像を含むこ
とで、当該サンプル画像において処理画像と入力画像と
を対比することができる。その結果、入力画像と処理画
像との具体的な出力イメージの相違を容易に把握するこ
とが可能となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】画像形成装置の構成図である。

【図２】画像形成装置のシステム構成図である。

【図３】ユーザインタフェース画面を示す図である。

【図４】ユーザインタフェース画面を示す図である。

【図５】サンプル画像を編集して印刷出力する手順を示
すフローチャートである。

【図６】入力原稿に含まれる入力画像を示す図である。

【図７】記録紙に印刷出力された出力画像を示す図であ
る。

【図８】記録紙に印刷出力された出力画像を示す図であ
る。

【図９】記録紙に印刷出力された出力画像を示す図であ
る。

【図１０】記録紙に印刷出力された出力画像を示す図で
ある。

【図１１】サンプル画像を編集して印刷出力する手順を
示すフローチャートである。

【符号の説明】

１０…画像形成装置、１２…本体、１４…コピーガラ
ス、１６…自動原稿搬送装置、１８…原稿読み取り部、
２０…画像形成部、２２…給紙部、２４…感光体ドラ
ム、２５…転写ロール、２６…帯電装置、２８…書き込
み装置、３０…現像装置、３２…クリーニング装置、３
４…転写器、３６…定着装置、３８，４０，４２…給紙
トレイ、４４…給紙機構、４６…ピックアップローラ、
４８…フィードローラ、５０…リタードローラ、５２…
ガイドローラ、５４…記録紙搬送路、５６…排出ロー
ラ、５９…タッチパネル、６０…画質調整部、６２…サ
ンプル画像編集部、６４…サンプル画像出力手段

Claims (22)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 入力画像と前記入力画像に互いに異なる
   画像処理を施した複数の処理画像との中から選択される
   一の画像を出力画像として出力する画像形成装置におい
   て、 前記複数の処理画像のうちいずれか１以上の処理画像を
   含むサンプル画像を形成して出力するサンプル画像出力
   手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
2. 【請求項２】 前記サンプル画像は、前記複数の処理画
   像のうちいずれか２以上の処理画像を含むことを特徴と
   する請求項１に記載の画像形成装置。
3. 【請求項３】 前記サンプル画像は、前記入力画像を含
   むことを特徴とする請求項１に記載の画像形成装置。
4. 【請求項４】 前記サンプル画像出力手段は、 前記サンプル画像を記録材に印刷出力することを特徴と
   する請求項１に記載の画像形成装置。
5. 【請求項５】 前記サンプル画像出力手段は、 前記サンプル画像に含まれる前記処理画像の数に基づい
   て、前記処理画像の大きさを変化させることを特徴とす
   る請求項４に記載の画像形成装置。
6. 【請求項６】 前記サンプル画像出力手段は、 前記サンプル画像に含まれる前記処理画像のすべてが一
   つの記録材の一方の面に印刷出力されるように、前記処
   理画像の大きさを変化させることを特徴とする請求項５
   に記載の画像形成装置。
7. 【請求項７】 前記サンプル画像出力手段は、 前記サンプル画像に含まれる前記処理画像の数に基づい
   て、前記記録材の大きさを変化させることを特徴とする
   請求項４に記載の画像形成装置。
8. 【請求項８】 前記サンプル画像出力手段は、 前記サンプル画像に含まれる前記処理画像のすべてが一
   つの記録材の一方の面に印刷出力されるように、前記記
   録材の大きさを変化させることを特徴とする請求項７に
   記載の画像形成装置。
9. 【請求項９】 前記サンプル画像出力手段は、 前記サンプル画像をディスプレイに表示出力することを
   特徴とする請求項１に記載の画像形成装置。
10. 【請求項１０】 前記サンプル画像出力手段は、 前記サンプル画像に含まれる前記処理画像の数に基づい
    て、前記処理画像の大きさを変化させることを特徴とす
    る請求項９に記載の画像形成装置。
11. 【請求項１１】 前記サンプル画像出力手段は、 前記サンプル画像に含まれる前記処理画像のすべてが前
    記ディスプレイの一つの表示画面に表示出力されるよう
    に、前記処理画像の大きさを変化させることを特徴とす
    る請求項１０に記載の画像形成装置。
12. 【請求項１２】 入力画像と前記入力画像に互いに異な
    る画像処理を施した複数の処理画像との中から選択され
    る一の画像を出力画像として出力する画像形成方法にお
    いて、 前記複数の処理画像のうちいずれか１以上の処理画像を
    含むサンプル画像を形成して出力するサンプル画像出力
    工程を備えたことを特徴とする画像形成方法。
13. 【請求項１３】 前記サンプル画像は、前記複数の処理
    画像のうちいずれか２以上の処理画像を含むことを特徴
    とする請求項１２に記載の画像形成方法。
14. 【請求項１４】 前記サンプル画像は、前記入力画像を
    含むことを特徴とする請求項１２に記載の画像形成方
    法。
15. 【請求項１５】 前記サンプル画像出力工程は、 前記サンプル画像を記録材に印刷出力することを特徴と
    する請求項１２に記載の画像形成方法。
16. 【請求項１６】 前記サンプル画像出力工程は、 前記サンプル画像に含まれる前記処理画像の数に基づい
    て、前記処理画像の大きさを変化させることを特徴とす
    る請求項１５に記載の画像形成方法。
17. 【請求項１７】 前記サンプル画像出力工程は、 前記サンプル画像に含まれる前記処理画像のすべてが一
    つの記録材の一方の面に印刷出力されるように、前記処
    理画像の大きさを変化させることを特徴とする請求項１
    ６に記載の画像形成方法。
18. 【請求項１８】 前記サンプル画像出力工程は、 前記サンプル画像に含まれる前記処理画像の数に基づい
    て、前記記録材の大きさを変化させることを特徴とする
    請求項１５に記載の画像形成方法。
19. 【請求項１９】 前記サンプル画像出力工程は、 前記サンプル画像に含まれる前記処理画像のすべてが一
    つの記録材の一方の面に印刷出力されるように、前記記
    録材の大きさを変化させることを特徴とする請求項１８
    に記載の画像形成方法。
20. 【請求項２０】 前記サンプル画像出力工程は、 前記サンプル画像をディスプレイに表示出力することを
    特徴とする請求項１２に記載の画像形成方法。
21. 【請求項２１】 前記サンプル画像出力工程は、 前記サンプル画像に含まれる前記処理画像の数に基づい
    て、前記処理画像の大きさを変化させることを特徴とす
    る請求項２０に記載の画像形成方法。
22. 【請求項２２】 前記サンプル画像出力工程は、 前記サンプル画像に含まれる前記処理画像のすべてが前
    記ディスプレイの一つの表示画面に表示出力されるよう
    に、前記処理画像の大きさを変化させることを特徴とす
    る請求項２１に記載の画像形成方法。