JP2013229652A - 画像処理装置、画像処理方法及びそのプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法及びそのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 キャリブレーション時間を低減しつつ、キャリブレーションを高精度に実行する画像処理方法、画像処理装置及びそのプログラムを提供することを目的とする。
【解決手段】 実行済みキャリブレーションの補正データが流用可能か否かを記録剤の種類毎に判定し、流用ができないと判定された記録剤のキャリブレーション用のチャートを印刷させて測色データを取得し、測色データに基づいて補正データを作成し、流用した実行済みキャリブレーションの補正データ及び作成した補正データに基づいて、補正テーブルを作成する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、プリンタ等の出力装置における画像処理装置、画像処理方法及びそのプログラムに関する。
プリンタ等の出力装置において印刷を行う場合、機種個体差や経時変化、温度・湿度等の環境により、プリント物に色の差が発生することがある。このような色の差を補正するために、一般的に、プリンタの出力γ補正処理、カラーマッチング処理及び色分解処理に用いるパラメータの更新をすることにより、カラーキャリブレーションが行われる。
キャリブレーションでは、まず、キャリブレーション用のチャートを印刷する。そして、このチャートを測定して測色値を取得し、測定結果に基づいてプリンタが出力する色の差を補正する。例えば、キャリブレーション方法として、用紙の地色を判定することによって、用紙に合った補正ターゲットでキャリブレーションを行うキャリブレーション方法が提案されている(特許文献1参照)。
特開2008−066923号公報
しかしながら、従来のキャリブレーション方法では、チャートの印刷やチャートの測色に時間がかかるという問題があった。
本発明はこのような事情に鑑み、キャリブレーション時間を低減しつつ、キャリブレーションを高精度に実行する、画像処理装置、画像処理方法及びそのプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の態様は、記録剤の種類毎の実行済みキャリブレーション情報を取得するキャリブレーション情報取得手段と、少なくとも1以上の種類の記録剤のキャリブレーションが実行済みであるとき、実行済みキャリブレーションの補正データが流用可能か否かを記録剤の種類毎に判定する判定手段と、前記判定手段により流用ができないと判定された記録剤のキャリブレーション用のチャートを印刷装置に印刷させる印刷装置制御手段と、前記印刷装置制御手段により印刷させたチャートの測色データを取得する測色データ取得手段と、前記測色データに基づいて補正データを作成する補正データ作成手段と、前記流用した実行済みキャリブレーションの補正データ及び前記作成した補正データに基づいて、補正テーブルを作成する補正テーブル作成手段と、を備えることを特徴とする画像処理装置にある。
本発明では、記録剤の種類毎に実行済みキャリブレーションの補正データが流用可能か否かを判定し、流用できない種類の記録剤について補正データを新たに作成して、流用した補正データと作成した補正データに基づいてキャリブレーションを実行する。これにより、全種類の記録剤のキャリブレーション用のチャート測定を行うことなく、キャリブレーションの精度を維持しつつ、チャート印刷時間及びチャート測色値測定時間を低減することができるという効果を奏する。
実施形態1に係る色補正装置の全体構成のイメージ図である。 カラーキャリブレーション処理フローの一例を示す図である。 実施形態1に係るカラーキャリブレーション処理のフローチャートである。 実施形態1に係る用紙情報保持部に保持される用紙情報の例を示す図である。 実施形態1に係る補正データ作成処理のフローチャートである。 実施形態1に係るチャートの画像データの例を示す図である。 用紙対応関係の一例を示す図である。 実行済み用紙の補正データを流用した場合と実行済み用紙の補正データを流用しない場合との平均色差を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を用いて詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は、実施形態1の画像処理装置の一例である印刷システムの全体構成のイメージ図である。
図1に示すように、印刷システムは、ユーザーインターフェース100と、プリンタ200と、測色器300と、コンピュータ400と、を備えている。そして、ユーザーインターフェース100、プリンタ200、及び測色器300は、それぞれコンピュータ400とローカルインターフェースにより接続されている。
コンピュータ400は、バッファメモリ407と、画像データ保持部408と、用紙情報保持部409と、補正データ保持部410と、補正ターゲット保持部411と、用紙対応関係保持部412とを有する記憶装置を備えている。記憶装置としては、ROM、RAM、ハードディスク、CD−ROMドライブ等が挙げられ、これらはキャリブレーションを実行するためのプログラムを記憶している。また、RAM及びハードディスクドライブは、プログラムを実行する際の演算結果を随時記憶する。
また、コンピュータ400は、図示しない処理装置を備えている。この処理装置としては、CPU等の演算処理装置が挙げられる。
コンピュータ400は、所定の処理を行った際にその処理結果をUI部401を介してユーザーインターフェース100に表示させる。
また、コンピュータ400は、入力画像に対して所定の画像処理を行って印刷データを作成し、プリント処理部402を介してプリンタ200に送信する。プリント処理部402は、例えば、印刷データをプリンタ200のインク色であるCMYK等に色変換し、ハーフトーン処理を施して、プリンタ200へ出力する。
さらに、コンピュータ400は、測色器300に測色処理部403を介して測色の指令を出力し、測色器300から後述するような測色結果を取得する。
ユーザーインターフェース100は、ユーザーによる入力操作やユーザーに対する表示を行うものであり、キーボード、マウス等の入力装置と、ディスプレイ等の表示機器と、を備えている。
プリンタ200は、プリントを行う装置であり、インクジェット式プリンタ、複写機、電子写真式プリンタ等が挙げられる。本実施形態では、代表的な例として、インクジェット方式のプリンタを例に挙げて説明する。本実施形態に係るプリンタ200は、インク色としてC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)の濃色インク、及びLc(ライトシアン)、Lm(ライトマゼンタ)の淡色インクを加えた6色構成でプリントする装置とした。なお、インク色の構成はこれに限定されるものではない。
測色器300は、画像の測色を行うものである。この測色器300は、測色処理部403を介して、測色制御データの受信や測色データの送信を行う。本実施形態に係る測色器300は、例えば、CIE規格におけるL*a*b*色空間に基づく複数の色成分(L*,a*,b*)の色成分量を検出し、検出量に対応する測色値L*、a*、b*を生成する。すなわち、測色器300により測色が行われると、L*値、a*値、及び、b*値とからなる1組の測色値が得られる。なお、測色値はこれに限定されるものではなく、後述するキャリブレーションには、公知の測色方法により得られる測色値を用いることができる。
カラープリンタ等の画像出力装置では、機種個体差や経時変化、温度・湿度等の環境により、印刷物の色味にばらつきが発生する。このため、ばらつきを補正するためにカラーキャリブレーションが行われる。具体的には、ユーザーインターフェース100でカラーキャリブレーションの実行の指示が出されると、この指示がUI部401を介してコンピュータ400において認識され、コンピュータ400においてカラーキャリブレーションが実行される。
ここで、図2及び図3を用いてカラーキャリブレーションについて説明する。
図2は、カラーキャリブレーション機能を持つプリンタ200及びコンピュータ400におけるカラーキャリブレーション処理フローの一例を示している。
このカラーキャリブレーション処理は、コンピュータ400に保存されたプリンタドライバおよびカラーキャリブレーションプログラムにて行われる。501は、カラーマッチング処理部であり、入力したRGB値を装置固有のRGB値に変換する処理を3次元ルックアップテーブル(以下3D−LUT)で行なうものである。502は、装置固有のRGB値をプリンタで使用されるインク色に展開する処理を3D−LUTで行なう。503は、出力γ補正処理部であり、各インク色の信号に対して出力γ補正処理を1次元のLUT(1D−LUT)により行なう。補正された各インク色値は、504のハーフトーン処理部にて公知の2値化手段により2値化され、印刷データとしてプリンタ200のプリンタエンジンに送られる。なお、本実施例では、コンピュータ400で色変換処理、ハーフトーン処理及びカラーキャリブレーション処理を実行する構成だが、前記処理をプリンタ200内で実施する構成であってもよい。
カラーキャリブレーションでは、まず、前段階として、プリンタ200によりパッチチャートの印刷が行われる。印刷されるパッチチャートは、後述の方法によって決められたものである。次に、測色器300によりパッチチャートの測色が行われ、測色値は所定の形式にてコンピュータ400のバッファメモリ407に記憶される。そして、図2における印刷処理時に、補正値算出部505にて、あらかじめ記憶装置に記憶されている目標となるL値を表す目標値と、パッチチャートを測色して得られた測色値とから補正値を算出する。補正値は、目標とする特性を得るための1次元の補正LUTである。この補正LUTを、補正適用部506で出力γ補正テーブルの出力値に適用することにより、補正された出力γテーブルを得ることができる。この出力γテーブルが503の出力γ補正処理で使用されることで、画像の補正が行われ、適切な色で印刷が実行される。
図3は、本実施形態に係るカラーキャリブレーション処理のフローチャートである。
まず、キャリブレーションを実行済みか否かを特定するための情報を記録剤の種類毎(インク色毎)に取得する(S210)。本実施形態では、ユーザーインターフェース100でUI部401を介して指定された対象用紙(被記録媒体)について、用紙情報保持部409に保持される用紙情報を取得する。
そして、ステップ210で取得した情報に基づいて、補正対象のインク色を判定する(S220)。
ここで、図4を用いて用紙情報保持部409に保持されている用紙情報について説明する。図4は、用紙情報の例を示す図である。本実施形態では、図4に示すように、プリンタ200に対応する用紙ID及び用紙名と、キャリブレーションを実行した日時と、キャリブレーションが適用されたインク色と、が用紙情報として用紙情報保持部409に保持されている。図4では、便宜上、インク色の欄には、補正(キャリブレーション)が実施されたインク色は○とし、キャリブレーションの実施結果を流用することができないインク色は×とする。また、図4では、実行済みのキャリブレーションの補正データを流用する場合は、インク色の各欄には流用元の用紙を用紙IDで示す。
図4(a)は、キャリブレーションが行われる前の用紙情報である。図4(b)は、光沢紙Aのすべてのインク色に対してキャリブレーションが行われたときに更新された用紙情報である。図4(c)は、図4(b)の状態からマット紙AのKインク色に対してキャリブレーションが行われたときに、更新途中の用紙情報である。図4(d)は、図4(b)の状態からマット紙AのKインク色に対してキャリブレーションが行われたときに、更新を完了した用紙情報である。なお、用紙情報の更新方法については、ステップ260で詳細に説明する。
本実施形態では、用紙情報保持部409に保持されている用紙情報が、図4(b)の状態である場合について説明する。ユーザーインターフェース100により指定された対象用紙がマット紙Aであった場合、用紙情報において「×」となっているインク色、すなわち、実行済みのキャリブレーションの補正データを流用することができないインク色は、「Kインク」である。したがって、補正対象となるインク色は「Kインク」と判定される。一方、「Kインク」以外のインク色、具体的には、Cインク、Mインク、Yインク、lcインク、lmのインク色は、補正対象ではないと判定される。そして、Cインク、Mインク、Yインク、lcインク、lmのインク色は、用紙IDが「1」であることから光沢紙Aの補正テーブルを流用すると判断される。
次に、補正対象となったインク色について補正データの作成を行う(S230)。ここで、図5及び図6を用いて補正データの作成について詳細に説明する。図5は、補正データ作成処理のフローチャートである。
まず、補正対象となったインク色で構成されたキャリブレーション用のチャートのプリントを実行する(S231)。具体的には、コンピュータ400が画像データ保持部408に保持される画像データを、プリント処理部402を介してプリンタ200に送信して、プリンタ200にプリントを実行させるように制御する。このとき、ステップ220で補正対象と判定されたインク色に対応するチャートの画像データが選択されてプリントされる。図6は、印刷されるチャートの画像データの例を示す図であり、図6(a)〜(d)には、各インク色それぞれについて0%〜100%の各階調値のパッチで構成されたチャートである。このうち、ステップS220において補正対象と判定されたインク色に対応する画像データが、印刷されるチャートの画像データとして選択される。本実施形態では、補正対象インク色が「Kインク」と判定されているので、図6(b)に示すKインクのみで構成されたチャートが印刷される。
次に、チャートの測色を行う(S232)。まず、コンピュータ400が測色処理部403を介して測色を指示することにより、測色器300が、ステップ231で印刷されたチャートの測色を実行して、測色データを作成する。そして、この測色データは、測色処理部403を介して測色器300から受信され、バッファメモリ407に保持される。
次に、補正データを作成する(S233)。具体的には、補正データ作成部405により、バッファメモリ407に保持される測色データ及び補正ターゲット保持部411に保持される補正ターゲットから補正データを作成する。この補正データは、補正データ保持部410に保持する。なお、補正ターゲットとは、所定の用紙に対して印刷する際に測色器300の測色値がとるべき目標値(目標測色値)を、パッチの各色・各階調値について設定したデータである。
図3に戻って、ステップ230の次に、補正対象となったインク色以外のインク色(以下、「補正対象外インク色」ともいう)について、実行済みのキャリブレーションの補正データの流用を行う(S240)。具体的には、補正対象外インク色それぞれについて、実行済みのキャリブレーションの補正データを、指定された対象用紙の補正データとして流用し、補正データ作成部405により、補正データ保持部410にコピーする。本実施形態では、ステップ220において、補正対象のインク色は「Kインク」と判定されているので、「Kインク」以外のインク色については光沢紙Aの補正テーブルを流用できる。したがって、光沢紙Aの「Kインク」以外のインク色の補正データが、マット紙Aの「Kインク」以外のインク色の補正データとしてコピーされる。
以上のステップにより、マット紙Aのインク色についてキャリブレーションをするために必要となる全インク色の補正データがすべてそろう。したがって、ステップ230で作成した補正データと、ステップ240で流用した実行済みキャリブレーションの補正データに基づいて、補正テーブルを作成する(S250)。この補正テーブルを用いて目標値との差分を補正しつつ印刷を行うことによって、適切な色で印刷を行うことができるようになる。
最後に、上述した結果から、用紙情報の更新を行う(S260)。具体的には、用紙対応関係保持部412に保持された用紙対応関係を参照し、用紙情報更新部406により、用紙情報保持部409の用紙情報を更新する。
ここで、図7及び図8を用いて、用紙対応関係について説明する。
図7は、キャリブレーションを実行した用紙(「実行済み用紙」ともいう)と、次にキャリブレーションを実行する用紙(「実行対象用紙」ともいう)との関係において、補正データの流用ができないインク色の用紙対応関係を示す図である。例えば、実行済み用紙が光沢紙Aであって、実行対象用紙がマット紙Aである場合、Kインクの補正データの流用ができない(図7参照)。したがって、Kインクが補正対象となる。このような用紙対応関係が、用紙対応関係保持部412に保持されている。なお、ここでいう実行済み用紙とは、キャリブレーションの実行を行った用紙の種類を指す。
図7に示すような用紙対応関係の表を作成する方法について説明する。用紙対応関係の表は、実行済み用紙の補正データを実行対象用紙に流用した場合と、実行対象用紙の補正データをそのまま使用した場合との比較をして、用紙間において補正データの流用が可能か否かを判定することにより作成する。実行済み用紙の補正データを流用した場合の測色値(Lab1)と、実行対象用紙の補正データをそのまま使用した場合の測色値(Lab2)との平均色差が閾値以上となるインク色は、補正データの流用ができないと判定する。なお、Lab値から算出される平均色差ΔEは、式(1)に示す算出式により求める。
図8は、用紙間において補正データの流用が可能か否かの判定方法の説明図である。図8は、各インク色それぞれにおいて、実行済み用紙の補正データを流用する場合と、実行済み用紙の補正データを流用せずに実行対象用紙の補正データをそのまま使用した場合との平均色差を示す図である。縦軸は色差、横軸は各インク色を表し、破線は閾値を表す。なお、閾値は1.5に設定した。
図8(a)は、実行済み用紙が光沢紙Aであり、実行対象用紙が光沢紙Bである場合の例である。図8(a)では、すべてのインク色において、光沢紙Aの補正データを流用する場合と光沢紙Bの補正データをそのまま使用した場合との平均色差が、閾値以下となる。したがって、補正データの流用ができないインク色が「なし」となる。すなわち、すべてのインク色において光沢紙Aの補正データの流用ができる。
図8(b)は、実行済み用紙が光沢紙Aであり、実行対象用紙がマット紙Aである場合の例である。図8(b)では、Kインクのみが、光沢紙Aの補正データを流用する場合とマット紙Aの補正データをそのまま使用した場合との平均色差が閾値以上となる。したがって、補正データの流用ができないインク色が「Kインク」となる。すなわち、Cインク、Mインク、Yインク、lcインク、lmインクについては、光沢紙Aの補正データの流用ができる。
図8(c)は、実行済み用紙がマット紙Aであり、実行対象用紙が普通紙である場合の例である。図8(c)では、淡インク(lcインク及びlmインク)のみが、マット紙Aの補正データを流用する場合と普通紙の補正データをそのまま使用した場合との平均色差が閾値以上となる。したがって、補正データの流用ができないインク色が「淡インク」となる。すなわち、Cインク、Mインク、Yインク、Kインクについては、マット紙Aの補正データの流用ができる。
図8(d)は、すべてのインク色において、実行済み用紙の補正データを流用する場合と実行済み用紙の補正データを流用しない場合との平均色差が閾値以上となった例である。この場合は、補正データの流用ができないインク色が「全インク」となる。
ここで、用紙情報保持部409の用紙情報の更新方法について詳細に説明する。補正データを作成した場合は、まず、ステップ230で補正データの作成を行ったインク色について、指定された用紙の用紙情報を更新する。そして、指定された用紙以外の用紙情報を更新する。これにより、更新が完了する。
例えば、図4(a)の状態の後、光沢紙Aのすべてのインク色に対してキャリブレーションを行った場合、図7の用紙対応関係に基づいて、図4(b)に示すように、用紙情報を更新する。ここで、上述した通り、図4(b)では、便宜上、インク色の欄には、補正(キャリブレーション)が実施されたインク色は○とし、キャリブレーションの補正データを流用することができないものインク色は×としている。そして、実行済み用紙のキャリブレーションの補正データを流用できる場合は、インク色の各欄に流用できる用紙の用紙IDを記載する。光沢紙Bは、すべてのインク色において、用紙IDが「1」である光沢紙Aのキャリブレーションの補正データを流用できるので「1」とする。また、マット紙A及びマット紙Bは、Kインク以外のインク色は光沢紙Aのキャリブレーションの補正データを流用できるので、Kインクは「×」とし、その他のインク色は「1」とする。普通紙は、光沢紙Aのキャリブレーションの補正データを流用できないので、すべてのインク色において「×」とする。
図4(b)の状態の後に、マット紙AのKインクに対してキャリブレーションが行われた場合、まず、図4(c)に示すように、マット紙Aの用紙情報を更新する。具体的には、図4(b)に示す用紙情報のマット紙Aの「Kインク」欄を、マット紙Aの用紙IDとキャリブレーションが適用されたことを示すように修正する。
その後、指定された用紙(実行済み用紙)以外の用紙情報を更新する。このとき、指定された用紙以外でキャリブレーションが実行されていないインク色については、用紙対応関係からキャリブレーションの補正データの流用が可能か否かを判定する。そして、補正データの流用が可能である場合は、補正データを流用する用紙の用紙IDを記載する。ここでは、図4(c)に示す用紙情報から、キャリブレーションが実行されていないインク色を有する用紙は、マット紙B及び普通紙であると判定できる。そして、図7に示す用紙対応関係を参照すると、実行済み用紙がマット紙Aであるとき、マット紙Bは流用ができないインク色は「なし」である。すなわち、全てのインク色について、マット紙Aの補正データが流用可能である。したがって、マット紙Aの「Kインク」の補正データは流用可能である。一方、実行済み用紙がマット紙Aであるとき、普通紙は流用ができないインク色は「淡インク」である。すなわち、「淡インク」以外のインク色については流用可能である。したがって、マット紙Aの「Kインク」の補正データは流用可能である。以上より、図4(c)に示す用紙情報のマット紙B及び普通紙の「Kインク」の欄を、マット紙Aの用紙ID「3」と修正する。これにより、図4(d)に示すように用紙情報が更新されて、マット紙AのKインク色に対してキャリブレーションが行われたときの用紙情報の更新が完了する。
以上、ステップS210からS260までの処理をキャリブレーション実行の指示が出されるたびに繰り返し行う。
上述したように、用紙対応情報に基づいて、インク色毎に実行済みキャリブレーションの補正データが流用可能か否かを判定する。そして、流用できないインク色についてのみ補正データを新たに作成して、流用した補正データと作成した補正データに基づいてキャリブレーションを実行する。これにより、キャリブレーションに必要なカラーチャートを減らすことができる。すなわち、測色のたびにカラーチャートを全て印刷して測色値を測定する必要がなく、カラーチャートの印刷時間及びカラーチャートの測色値の測定時間を低減することができる。
また、本実施形態では、用紙対応情報に基づいて、全ての用紙の用紙情報を更新している。これにより、異なる種類の用紙のキャリブレーションが実行されるたびに、キャリブレーションの実行が必要なインク色、すなわち、キャリブレーションが実行されておらず且つキャリブレーションの補正データの流用がされていないインク色が減っていく。したがって、キャリブレーションを実行するたびに、カラーチャートの印刷時間及びカラーチャートの測色値の測定時間を大幅に低減することができる。
(他の実施形態)
以上、実施形態に基づいて発明を説明したが、本発明の基本的構成は上述したものに限定されるものではない。例えば、ユーザーインターフェース100、プリンタ200、及び測色器300は、それぞれネットワーク等を介してコンピュータ400と接続するようにしてもよい。
実施形態1では、測色器300が、プリンタ200の外部に接続される構成を例に挙げて説明したが、プリンタ200の排紙口に取り付けられていてもよく、プリンタ200のキャリッジ部分に測色ヘッドが搭載されていてもよい。
また、画像処理装置は、実施形態1に示すように、複数の装置で機能を適宜分担したものとしてもよいが、いくつかを又は全部を1つの装置に統合したものとしてもよい。
実施形態1では、実行済み用紙の補正データを流用する場合と、実行済み用紙の補正データを流用せずに実行対象用紙の補正データをそのまま使用した場合との平均色差を求め、各インク色の閾値はすべて1.5に設定したが、閾値はインク色毎に変更してもよい。すなわち、インク色毎に実行済みキャリブレーションの補正データが流用可能か否かの判定基準を変更してもよい。異なる用紙において、補正データの流用により生ずる色差はいずれのインク色においても認められるが、用紙の種類やインク色の種類によってその色差が異なるためである。すなわち、色差が生じやすいインク色と色差が生じにくいインク色が存在するためである。色差が生じやすいインク色は、例えば、閾値を低く設定する又は必ず補正対象(閾値0)と設定すればよく、また、色差が生じにくいインク色は、例えば、閾値を高く設定する又は常に補正対象外として補正データを流用するように設定すればよい。このように、インク色毎の色差に応じてキャリブレーションの実行の有無を判定することにより、効率よく且つ高精度にキャリブレーションを行うことができる。また、この閾値は、用途によって変更してもよい。
実施形態1では、デバイス色のRGBを各9スライス(729色)にしたカラーチャートを用いて平均色差を求めたが、9スライスに限定されるものではない。例えば、印刷や測定の時間を減らすためにスライス数を5や7に減らしてもよいし、精度を上げるために12や17に増やしてもよく、用途によって使い分ければよい。
実施形態1では、Kインクの補正データを作成したが、勿論、すべてのインクの補正データを引用することができる場合は、新たに補正データを作成する必要はない。
実施形態1では、インク色毎にキャリブレーションの対象とするか否かを判定したが、これに限定されるものではない。例えば、インク色の階調値毎にキャリブレーションの対象とするか否かを判定するように設定してもよい。インク色の階調値毎にキャリブレーションの対象とするか否かを判定する際、例えば、補正データの流用ができないインク色の階調値が「Kインクの0%〜50%」と判定された場合は、キャリブレーションの対象を「Kインクの0%〜50%」とすればよい。
実施形態1では、用紙情報を更新する際に、すべての用紙の用紙情報を更新対象としたが、用紙情報の更新はこれに限定されるものではない。例えば、直前にキャリブレーションを行った被記録媒体の情報のみを用紙情報として更新してもよい。すなわち、直前にいずれの種類の用紙のキャリブレーションを行ったかを用紙情報として更新するようにしてもよい。
また、実施形態1では、用紙情報の更新をキャリブレーションの実行後に行ったが、用紙情報の更新は、次のキャリブレーションの実行直前に行うようにしてもよい。
また、実施形態1では、図4に示すように、用紙情報としてキャリブレーションを実行した日時を含んでいるが、日時を含んでいなくてもよい。また、用紙情報としてキャリブレーションを実行した日時を含んでいる場合は、さらに、ステップ220において経過時間によって補正対象となるインク色の判定を行うように設定してもよい。すなわち、用紙対応関係に基づいて、各インク色が補正対象であるか否かを判定をした後に、さらに、経過時間に基づいて、各インク色が補正対象であるか否かを判定するようにしてもよい。例えば、あるインク色について、キャリブレーションが実行された日時からキャリブレーションが開始される日時までの経過時間が所定の設定値より長い場合には、そのキャリブレーションの補正データを使用せずに、補正対象と判定してもよい。このように、一定の時間を経過した場合は、キャリブレーションを行うように設定することにより、経時変化によるプリンタ200の色の差を取り除くことができる。
実施形態1では、記録剤の種類毎のキャリブレーションを実行済みか否かを特定するための情報として、用紙情報保持部409に保持される用紙情報を取得したが、これに限定されるものではない。例えば、直前にキャリブレーションを実行した被記録媒体の種類と記録剤の種類を取得するようにしてもよい。
実施形態1では、用紙情報保持部409から取得した用紙情報に基づいて、補正対象のインク色を判定したがこれに限定されるものではない。例えば、用紙情報を取得せずに、記録剤の種類毎のキャリブレーションを実行済みか否かを特定するための情報及び用紙対応関係保持部412から取得する用紙対応関係の情報(図7参照)に基づいて、補正対象のインク色を判定するようにしてもよい。すなわち、記録剤の種類毎のキャリブレーションを実行済みか否かを特定するための情報及びキャリブレーションの補正データの流用の適否の各被記録媒体の対応関係情報に基づいて、補正対象のインク色を判定するようにしてもよい。
また、実施形態1では、各インク色の用紙対応関係に基づいて、補正対象とするか否かを判定したが、他の対応関係に基づいて判定するようにしてもよく、例えば、経過日時に基づいて判定するようにしてもよい。例えば、前回のキャリブレーションの実行日時と、今回のキャリブレーション実行日時との間の経過時間が、所定の設定値よりも長い場合は、すべての又は特定のインク色を補正対象とするように設定してもよい。このとき、色ごとに経過時間の閾値の設定を変更してもよい。この場合は、キャリブレーション情報として、用紙の種類毎のキャリブレーションの実行や適用情報ではなく、インク色毎のキャリブレーション実行日時情報をコンピュータ400に記憶するようにすればよい。
実施形態1では、記録剤として画像印刷用インクを用いたインクジェット方式による画像の印刷について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。記録剤として固形インクを用いても本発明は適用することができるし、トナーを用いた電子写真方式や昇華方式等の種々のものにも本発明は適用することができる。また、複数の記録剤を用いたカラー記録を行うものには限らず、黒色(グレーを含む)のみによるモノクロ記録を行うものに適用してもよい。
また、本実施形態は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(CPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。また、プログラムは、1つのコンピュータで実行させても、複数のコンピュータを連動させて実行させるようにしてもよい。また、上記した処理の全てをソフトウェアで実現する必要はなく、一部または全部をハードウェアによって実現するようにしてもよい。
100 ユーザーインターフェース
200 プリンタ
300 測色器
400 コンピュータ
401 UI部
402 プリント処理部
403 測色処理部
404 補正対象判定部
405 補正データ作成部
406 用紙情報更新部
407 バッファメモリ
408 画像データ保持部
409 用紙情報保持部
410 補正データ保持部
411 補正ターゲット保持部
412 用紙対応関係保持部

Claims (8)

  1. 記録剤の種類毎のキャリブレーションを実行済みか否かを特定するための情報を取得するキャリブレーション情報取得手段と、
    少なくとも1以上の種類の記録剤のキャリブレーションが実行済みであるとき、実行済みキャリブレーションの補正データが流用可能か否かを記録剤の種類毎に判定する判定手段と、
    前記判定手段により流用ができないと判定された記録剤のキャリブレーション用のチャートを印刷装置により被記録媒体に印刷させる印刷装置制御手段と、
    前記印刷装置制御手段により印刷させたチャートの測色データを取得する測色データ取得手段と、
    前記測色データに基づいて補正データを作成する補正データ作成手段と、
    前記流用した実行済みキャリブレーションの補正データ及び前記作成した補正データに基づいて、補正テーブルを作成する補正テーブル作成手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. キャリブレーションの補正データの流用の適否の各被記録媒体の対応関係情報を取得する対応関係情報取得手段をさらに備え、
    前記キャリブレーション情報取得手段が取得するキャリブレーション情報は、被記録媒体の種類毎且つ記録剤の種類毎の情報であり、
    前記判定手段は、前記記録剤の種類毎のキャリブレーションを実行済みか否かを特定するための情報及び前記対応関係取得手段により取得した各被記録媒体の対応関係情報に基づいて記録剤毎に判定を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記作成した補正テーブルに基づいて、記録剤の種類毎にキャリブレーション情報を更新する情報更新手段と、をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記情報更新手段は、キャリブレーションが実行された被記録媒体のキャリブレーション情報を更新した後、キャリブレーションが実行されていない被記録媒体のキャリブレーションの更新をすることにより行うことを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記判定手段による判定は、記録剤の種類毎に実行済みキャリブレーションの補正データが流用可能か否かの判定基準が異なることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  6. 前記判定手段は、実行済みキャリブレーションからの経過時間に基づいて記録剤毎に判定を行うことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に画像処理装置。
  7. 記録剤の種類毎のキャリブレーションを実行済みか否かを特定するための情報を取得するキャリブレーション情報取得工程と、
    少なくとも1以上の種類の記録剤のキャリブレーションが実行済みであるとき、実行済みキャリブレーションの補正データが流用可能か否かを記録剤の種類毎に判定する判定工程と、
    前記判定工程により流用ができないと判定された記録剤のキャリブレーション用のチャートを印刷装置により被記録媒体に印刷させる印刷装置制御工程と、
    前記印刷装置制御工程により印刷させたチャートの測色データを取得する測色データ取得工程と、
    前記測色データに基づいて補正データを作成する補正データ作成工程と、
    前記流用した実行済みキャリブレーションの補正データ及び前記作成した補正データに基づいて、補正テーブルを作成する補正テーブル作成工程と、
    前記作成した補正テーブルに基づいて、記録剤毎にキャリブレーション情報を更新する情報更新工程と、
    を備えることを特徴とする画像処理方法。
  8. 請求項7に記載の画像処理方法をコンピュータにより実行することを特徴とするプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015134487A (ja) * 2014-01-20 2015-07-27 セイコーエプソン株式会社 印刷制御方法および印刷制御装置
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JP7502100B2 (ja) 2020-07-07 2024-06-18 ローランドディー.ジー.株式会社 印刷システムおよび色濃度キャリブレーション実行方法

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