JP7251241B2 - 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム - Google Patents
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Description
図1は、実施の形態の画像処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。この図1に示すように、実施の形態の画像処理装置としては、中間調を再現可能なプリンタ、複写機、或いはデジタル複合機等を用いることができる。
図2は、CPU1がROM6に記憶されているキャリブレーション処理プログラムを実行することで実現される、各機能の機能ブロック図である。この図2に示すように、CPU1は、キャリブレーション処理プログラムを実行することで、濃度検出パターン画像作成部21、濃度検出部22、濃度差異算出部23、プリンタ状態差異算出部24、補正値決定部25、入力処理部26、記憶制御部27、補正テーブル作成部28及び対象検出部29として機能する。
このような各部21~29の動作を、図3のフローチャートに基づいて説明する。この図3は、γ補正値の算出動作の流れを示すフローチャートである。この図3のフローチャートにおいて、まず、濃度検出パターン画像作成部21は、キャリブレーション用の濃度検出パターンを作成する(ステップS1)。濃度検知部22は、スキャナエンジン4で読み取られた画像から濃度検出パターンを検出し、濃度を取得する(ステップS2)。
図4は、実施の形態の画像処理装置における階調補正動作を説明するための図である。この図4は、横軸が入力階調値で、縦軸が濃度となっている。実線のグラフは、画像処理装置のターゲット濃度301であり、画像処理装置が目標とする出力特性を示している。点線のグラフは、濃度検出値であり、実際の画像処理装置の出力特性を示している。濃度検出値302の取得方法としては、中間転写ベルトに印字した階調パッチを画像処理装置に内蔵した濃度センサで読み取る方法、又は、用紙に印字した階調パッチをスキャナで読み取る方法を用いることができる。細線のグラフは、補正γ303であり、濃度検出値302をターゲット濃度301に補正するためのγ補正テーブルを示している。
図5は、簡易キャリブレーション方式の効果を説明するための図である。この図5において、実線の直線のグラフは、画像処理装置のターゲット濃度401を示す。また、細線の曲線のグラフは、スクリーン1の濃度検出値402を示し、点線のグラフは、スクリーン1とは異なる基準スクリーンの濃度検出値403を示す。また、ターゲット濃度401と濃度検出値403の間の細線のグラフは、簡易キャリブレーション実行後のスクリーン1の濃度404を示している。
図6は、簡易キャリブレーションを実行するときの補正方法を説明するための図である。この図6において、細線で示すグラフは、簡易キャリブレーションモード実行時の基準スクリーンでスクリーン1のディザを疑似的に再現したパッチから求めた疑似スクリーン1の濃度検出値501である。また、点線のグラフは、簡易キャリブレーションモード実行時の基準スクリーンの濃度検出値502を示す。さらに、実線のグラフは、補正用濃度検出値503を示す。なお、疑似スクリーン1の濃度検出値501は、全入力階調値で取得してもよいし、一部の入力階調値のみ取得してもよい。
補正率は、以下の表1に示すように、濃度検出値の差異に基づいて求めてもよい。
図7は、基準スクリーンから疑似スクリーンを描画する方法を説明するための図である。通常の印刷では、図7(a)に示すように0~255(8ビット)までの入力階調値に対して、画素を塗るか判断するための閾値をディザパターンとして画像処理装置が保持している。これに対し、基準スクリーンから疑似スクリーンを描画する場合は、図7(b)に示すように、特定のディザパターンの2値化画像を利用して描画する。
次に、図8のフローチャートを用いて、詳細キャリブレーション実行時の流れを説明する。この図8のフローチャートにおいて、ステップS11では、図2に示す入力処理部26が、操作部11を介して選択されたキャリブレーションを行うスクリーンを検出する。
次に、図9のフローチャートを用いて、簡易キャリブレーション実行時の流れを説明する。この図9のフローチャートにおいて、ステップS21では、基準スクリーンを適用した濃度検出パターン、及び、基準スクリーンで疑似スクリーンを模した濃度検出パターンを中間転写ベルト又は用紙に印字する。
2 RAM
3 ASIC
4 スキャナエンジン
5 プリンタエンジン
6 ROM
7 NVRAM
11 操作部
21 濃度検出パターン画像作成部
22 濃度検出部
23 濃度差異算出部
24 プリンタ状態差異算出部
25 補正値決定部
26 入力処理部
27 記憶制御部
28 補正テーブル作成部
29 対象検出部
Claims (9)
- 所定の基準スクリーンの濃度検出パターン、及び、前記基準スクリーンに基づいて生成された疑似スクリーンの濃度検出パターンの各濃度を検知する濃度検知部と、
前記基準スクリーンの濃度検出パターンの濃度と、前記疑似スクリーンの濃度検出パターンの濃度との差異を算出する濃度差異算出部と、
算出された濃度の前記差異の大きさに応じて予め定められている第1の補正率を前記疑似スクリーンの濃度に対して乗算処理した値と、算出された濃度の差異の大きさに応じて予め定められている第2の補正率を前記基準スクリーンの濃度に対して乗算処理した値とを加算処理した値を、補正対象となるスクリーンのキャリブレーション用の補正用濃度検出値として算出する補正値決定部と、
を有する画像処理装置。 - 前記濃度検知部は、中間転写ベルトに印字された階調パッチを濃度センサで読み取ることで前記濃度を検知し、又は、用紙に印字されスキャナで読み取られ階調パッチに基づいて前記濃度を検知すること、
を特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記濃度差異算出部は、前記基準スクリーンの濃度検出パターンの濃度に変えて、事前に基準スクリーンの濃度検出値から予測された補正対象のスクリーンの濃度検出値と、前記疑似スクリーンの濃度検出パターンの濃度との差異を算出すること、
を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像処理装置。 - 前記補正値決定部は、前記第1の補正率および前記第2の補正率として、当該画像処理装置の状態の複数の判断指標の補正率を平均化した補正率を用いること、
を特徴とする請求項1から請求項3のうち、いずれか一項に記載の画像処理装置。 - 前記濃度検知部は、所定のディザパターンの2値化画像に基づいて、前記疑似スクリーンの濃度検出パターンの濃度を検知すること、
を特徴とする請求項1から請求項4のうち、いずれか一項に記載の画像処理装置。 - 前記濃度検知部、前記濃度差異算出部、及び、前記補正値決定部により、補正対象となるスクリーンのキャリブレーション用の補正用濃度検出値を算出する簡易キャリブレーション方式と、
選択されたスクリーンのキャリブレーションの補正を行う詳細キャリブレーション方式と、を備え、
詳細キャリブレーション方式の実行時に選択されたスクリーンの前記濃度に基づいて、選択されなかったスクリーンに対するキャリブレーションの補正を行うことで、前記詳細キャリブレーション方式及び前記簡易キャリブレーション方式を同時に実行すること、
を特徴とする請求項1から請求項5のうち、いずれか一項に記載の画像処理装置。 - 前記濃度検知部、前記濃度差異算出部、及び、前記補正値決定部により、補正対象となるスクリーンのキャリブレーション用の補正用濃度検出値を算出する簡易キャリブレーション方式と、
選択されたスクリーンのキャリブレーションの補正を行う詳細キャリブレーション方式と、を備え、
前記簡易キャリブレーション方式の後に、前記詳細キャリブレーション方式を実行すること、
を特徴とする請求項1から請求項5のうち、いずれか一項に記載の画像処理装置。 - 濃度検知部が、所定の基準スクリーンの濃度検出パターン、及び、前記基準スクリーンに基づいて生成された疑似スクリーンの濃度検出パターンの各濃度を検知する濃度検知ステップと、
濃度差異算出部が、前記基準スクリーンの濃度検出パターンの濃度と、前記疑似スクリーンの濃度検出パターンの濃度との差異を算出する濃度差異算出ステップと、
補正値決定部が、算出された濃度の前記差異の大きさに応じて予め定められている第1の補正率を前記疑似スクリーンの濃度に対して乗算処理した値と、算出された濃度の差異の大きさに応じて予め定められている第2の補正率を前記基準スクリーンの濃度に対して乗算処理した値とを加算処理した値を、補正対象となるスクリーンのキャリブレーション用の補正用濃度検出値として算出する補正値決定ステップと、
を有する画像処理方法。 - コンピュータを、
所定の基準スクリーンの濃度検出パターン、及び、前記基準スクリーンに基づいて生成された疑似スクリーンの濃度検出パターンの各濃度を検知する濃度検知部と、
前記基準スクリーンの濃度検出パターンの濃度と、前記疑似スクリーンの濃度検出パターンの濃度との差異を算出する濃度差異算出部と、
算出された濃度の前記差異の大きさに応じて予め定められている第1の補正率を前記疑似スクリーンの濃度に対して乗算処理した値と、算出された濃度の差異の大きさに応じて予め定められている第2の補正率を前記基準スクリーンの濃度に対して乗算処理した値とを加算処理した値を、補正対象となるスクリーンのキャリブレーション用の補正用濃度検出値として算出する補正値決定部として機能させること、
を特徴とする画像処理プログラム。
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