JP5553139B2 - 画像処理装置、画像処理プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理装置、画像処理プログラムに関するものである。
コンピュータで動作するプリンタドライバには、印刷データをプリンタで印刷させる場合に、ドラフトモードやトナーセーブモードなど特定のモードを指定することにより、記録材(トナーやインクなど)の消費を抑制させる機能を有しているものもある。
また、プリンタには明度や彩度など所望の画質を得るための画質調整機能が搭載されているものもあり、このようなプリンタにおいては、ユーザが画質調整機能を使用して明度や彩度などの値を調整することにより、その画質調整の結果によっては記録材の消費が抑制される。
さらに、画像形成装置には、画像形成のときの印刷設定情報やトナー使用量など過去の画像形成にかかわる情報を保存しておき、新たな画像形成のときに前記保存されている情報を再利用するものもある(例えば、特許文献1参照。)。
この特許文献1では、画像形成装置は、過去の画像形成ジョブに対するジョブ設定情報(転写紙サイズ、出力部数、片面/両面印刷など)、画像率及びトナー使用量を含むジョブ情報とこれに対応して付与された名称とを記憶しておき、新たな画像形成ジョブに対する画像形成条件の設定のときに、記憶されている一つ以上のジョブ情報を表示する。そして、ユーザは、表示された一つ以上のジョブ情報の中から特定のジョブ情報を選択する。
特開2007−019727号公報
本発明は、印刷対象の印刷データに対応して記録材の所望の消費量に応じた画質情報を迅速に設定することのできる画像処理装置、画像処理プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の本発明の画像処理装置は、印刷設定情報と記録材の消費の抑制に関する判断材料となる指標とが対応付けされた画像形成情報を記憶する記憶手段と、印刷対象の印刷データに対応して前記記憶手段に記憶されている一つ以上の前記画像形成情報を表示手段に表示させる処理を実行する実行手段と、前記表示手段に表示された一つ以上の画像形成情報の中からユーザによって選択された特定の画像形成情報を取得する第1の取得手段とを有し、前記表示手段は、前記印刷設定情報を適用した印刷データに基づく画像を縮小した縮小画像と前記指標とを対応付けて一覧で表示する、ことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明において、前記印刷対象の印刷データに対するユーザによる画質調整に応じた画質調整の結果を取得する第2の取得手段と、前記第2の取得手段が取得した画質調整の結果に基づき前記第1の取得手段が取得した特定の画像形成情報を変更する変更手段と、変更後の前記特定の画像形成情報が予め定められた保存する条件に適合した場合に、前記印刷対象の印刷データに対応して当該特定の画像形成情報を前記記憶手段に記憶する処理手段と、を更に備えたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明において、前記印刷対象の印刷データに対するユーザによる画質調整に応じた画質調整の結果を取得する取得手段と、前記取得手段が取得した画質調整の結果に基づき前記印刷設定情報および前記印刷対象の印刷データにかかわる前記指標を生成する生成手段と、前記生成された印刷設定情報と前記生成された指標とが対応付けられた画像形成情報が予め定められた保存する条件に適合した場合に、前記印刷対象の印刷データに対応して当該画像形成情報を前記記憶手段に記憶する処理手段と、を更に備えたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、上記請求項2または3に記載の発明において、前記予め定められた保存する条件は、記憶対象の画像形成情報と前記記憶手段に記憶されている一つ以上の画像形成情報とが同じ内容でない旨または近似する内容でない旨である、ことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、上記請求項1〜4の何れか一項に記載の発明において、前記指標は、前記画像形成情報に含まれる印刷設定情報にかかわる印刷データに関しての、当該印刷データを解析して得られる情報と記録材の消費量に関する情報とを含んでいる、ことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、上記請求項5に記載の発明において、前記印刷データを解析して得られる情報は、前記画像形成情報に含まれる印刷設定情報にかかわる印刷データに関しての、画像を縮小した縮小画像、画像の種類を示す画像種類情報、RGB色空間の色毎の画像に関する画像密度、RGB色空間の色毎の画像に関するヒストグラム、印刷に関するデフォルト設定された設定情報を当該印刷データに適用した場合のCMYK色空間の色毎の画像に関する画像密度のうち何れかの情報を含んでいる、ことを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、上記請求項5に記載の発明において、前記記録材の消費量に関する情報は、前記印刷設定情報を当該印刷設定情報にかかわる印刷データに適用した場合のCMYK色空間の色毎の画像に関する画像密度、前記印刷設定情報を当該印刷設定情報にかかわる印刷データに適用した場合のCMYK色空間の色毎の画像に関するヒストグラムのうち何れかの情報を含んでいる、ことを特徴とする。
上記課題を解決するため、請求項8に記載の本発明の画像処理プログラムは、印刷設定情報と記録材の消費の抑制に関する判断材料となる指標とが対応付けされた画像形成情報を記憶手段に記憶させる記憶処理過程と、印刷対象の印刷データに対応して前記記憶手段に記憶されている一つ以上の前記画像形成情報を表示手段に表示させる処理を実行する実行処理過程と、前記表示手段に表示された一つ以上の画像形成情報の中からユーザによって選択された特定の画像形成情報を取得する第1の取得過程とをコンピュータに実行させ、前記表示手段は、前記印刷設定情報を適用した印刷データに基づく画像を縮小した縮小画像と前記指標とを対応付けて一覧で表示する、ことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、印刷対象の印刷データに対応して記録材の所望の消費量に応じた画質情報を迅速に設定することができる。
請求項2記載の発明によれば、今回の印刷対象の印刷データに対応してユーザによって選択され画質調整された結果に応じて内容が変更された特定の画像形成情報を次回の印刷対象の印刷データに対応する画像形成情報の候補として表示することができる。
請求項3記載の発明によれば、今回の印刷対象の印刷データに対応して生成された画像形成情報を次回の印刷対象の印刷データに対応する画像形成情報の候補として表示することができる。
請求項4記載の発明によれば、内容が近似する画像形成情報が重複して記憶手段に記憶されるのを抑制することができる。
請求項5記載の発明によれば、ユーザは表示される複数の画像形成情報の中から印刷データを解析して得られる情報あるいは記録材の消費量に関する情報を参考にして所望の画像形成情報を選択することができる。
請求項6記載の発明によれば、ユーザは表示される複数の画像形成情報の中から印刷データを解析して得られる情報あるいは記録材の消費量に関する情報を参考にして所望の画像形成情報を選択することができる。
請求項7記載の発明によれば、ユーザは表示される複数の画像形成情報の中から印刷データを解析して得られる情報あるいは記録材の消費量に関する情報を参考にして所望の画像形成情報を選択することができる。
請求項8記載の発明によれば、印刷対象の印刷データに対応して記録材の所望の消費量に応じた画質情報を迅速に設定させるソフトウェアを提供することができる。
第1の実施の形態に係わる画像処理装置の機能を示すブロック図である。 第1の実施の形態に係わる画像形成情報のデータ構造の一例を示す図である。 第1の実施の形態に係わる画像処理装置の画像解析部の詳細な機能を示すブロック図である。 第1の実施の形態に係わる画像処理装置の変更部の詳細な機能を示すブロック図である。 第1の実施の形態に係わる画像処理装置の印刷設定処理の処理手順を示すフローチャートである。 第1の実施の形態に係わる画像処理装置の画像処理部により提供される印刷設定プロパティの一例を示す図である。 第1の実施の形態に係わる画像処理装置の画像処理部により提供されるプリセット選択画面の一例を示す図である。 第1の実施の形態に係わる画像処理装置の画像処理部により提供される画質調整画面としての印刷設定プロパティの一例を示す図である。 第1の実施の形態に係わる画像処理装置の画像処理部により提供されるプリセット選択画面の他の例を示す図である。 第1の実施の形態に係わる画像処理装置のハードウェア構成を示す構成図である。 第2の実施の形態に係わる画像処理装置の画像処理部によるプリセット保存処理の処理手順を示すフローチャートである。 第3の実施の形態に係わる画像処理装置の画像処理部によるプリセット保存処理の処理手順を示すフローチャートである。 第3の実施の形態に係わる2つのヒストグラムの差分について説明する図である。 第4の実施の形態に係わる画像処理装置の画像処理部によるプリセット保存処理の処理手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の一例としての実施の形態について、図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための図面において、同一の構成要素には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態に係わる画像処理装置について説明する。
画像処理装置10は、例えばコンピュータであり、図1に示すように、画像処理部100、デフォルト印刷設定情報記憶部101、プリセット記憶部102、グラフィカルユーザインタフェース(以下「GUI」という。)103、入力部104および表示部105を有している。
デフォルト印刷設定情報記憶部101は、印刷に関するデフォルト設定された設定情報(以下「デフォルト印刷設定情報」という。)を記憶している。
プリセット記憶部102は、記憶手段の機能を有し、印刷設定情報と記録材の消費の抑制に関する判断材料となる指標とが対応付けされた画像形成情報を記憶する。
印刷設定情報は、記録媒体としての例えば用紙の用紙サイズ、カラーモード(白黒、カラー)、出力部数、用紙の向き、片面印刷または両面印刷、画質情報などを含んでいる。
画質情報は、明度、彩度、色相、カラーバランスなどの値を示すパラメータを含んでいる。
なお、画像形成情報がプリセット記憶部102に記憶される場合、デフォルト印刷設定情報の各設定項目のうち少なくとも一つの設定項目の値が変更された場合には当該変更後のデフォルト印刷設定情報が、またデフォルト印刷設定情報の全ての設定項目の値が変更されない場合は当該デフォルト印刷設定情報が印刷設定情報となる。
記録材の消費の抑制に関する判断材料となる指標は、画像形成情報に含まれる印刷設定情報にかかわる印刷データに関しての、当該印刷データを解析して得られる情報と記録材の消費量に関する情報とを含んでいる。
印刷データを解析して得られる情報(以下「印刷データ解析情報」という。)は、画像形成情報に含まれる印刷設定情報にかかわる印刷データに関しての、画像を縮小した縮小画像、画像の種類を示す画像種類情報、RGB色空間の色毎の画像に関する画像密度(以下「RGB画像密度」という。)、RGB色空間の色毎の画像に関するヒストグラム(以下「RGBヒストグラム」という)、デフォルト印刷設定情報を当該印刷データに適用した場合のCMYK色空間の色毎の画像に関する画像密度(以下「CMYK画像密度」という。)のうち何れかの情報を含んでいる。
記録材の消費量に関する情報は、印刷設定情報を当該印刷設定情報にかかわる印刷データに適用した場合のCMYK色空間の色毎の画像に関する画像密度(CMYK画像密度)、印刷設定情報を当該印刷設定情報にかかわる印刷データに適用した場合のCMYK色空間の色毎の画像に関するヒストグラム(以下「CMYKヒストグラム」という。)のうち何れかの情報を含んでいる。
画像の種類としては例えば文字、文字写真および写真の3種類があり、画像種類情報は3種類中の何れかの種類を示す情報である。なお、文字写真とは、文字と写真とが含まれているものである。
RGB色空間は、赤(R)、緑(G)、青(B)の各色(以下「RGB色」という。)で表現される色空間である。
CMYK色空間は、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(M)およびブラック(K)の各色(以下「CMYK色」という。)で表現される色空間である。
上述した印刷設定情報と記録材の消費の抑制に関する判断材料となる指標とが対応付けされた画像形成情報は、予め記憶(設定)された情報を意味する。そのため、本願明細書では、画像形成情報を「プリセット」と定義する。
また、本願明細書では、記録材はトナーを想定しているので、記録材の消費量に関する情報をトナー消費量情報と定義する。もちろん、記録材はトナーに限定されることなく、インクを適用してもよい。
ここで、画像形成情報(プリセット)のデータ構造の一例を図2に示す。
画像形成情報つまりプリセットは、図2に示すように、プリセット名、縮小印刷データ、画像種類、RGB画像密度、RGBヒストグラム、デフォルト設定適用時のCMYK画像密度、印刷設定情報、印刷設定適用時のCMYK画像密度、印刷設定適用時のCMYKヒストグラム、および記録材の消費率を有するデータ構造になっている。
プリセット名とは、プリセットに付与された名称つまりプリセットに対してシステム(画像処理部100)またはユーザによって付与される名称である。
デフォルト設定適用時のCMYK画像密度とは、デフォルト印刷設定情報に基づき画像処理された後の画像に関するCMYK画像密度である。
印刷設定適用時のCMYK画像密度とは、印刷設定情報に基づき画像処理された後の画像に関するCMYK画像密度である。
印刷設定適用時のCMYKヒストグラムとは、印刷設定情報に基づき画像処理された後の画像に関するCMYKヒストグラムである。
記録材の消費率とは、{(印刷設定適用時のCMYK画像密度/デフォルト設定適用時のCMYK画像密度)×100}を演算して得られる値である。
縮小画像(縮小画像データ)、画像種類、RGB画像密度、RGBヒストグラム、および印刷設定情報は、上述した内容の通りである。なお、図2に示すデータ構造ではプリセット名を含むプリセットとしているが、これに限定されることなく、プリセット名を含まないプリセットとするようにしてもよい。
再度、図1を参照して説明する。画像処理部100は、データ読込部110、画像解析部120、プリセット読込部130、実行部140、選択プリセット取得部150、画質調整結果取得部160、変更部170、トナー消費率算出部180、プリセット記憶処理部190および画像出力部200を有している。
データ読込部110は、アプリケーションソフトウェア106から印刷指示があった場合に、アプリケーションソフトウェア106から、印刷指示された印刷対象のRGBの印刷データを読み込む。
画像解析部120は、データ読込部110によって読み込まれたRGBの印刷データを解析し、上述した印刷データを解析して得られる情報を求める。画像解析部120の詳細な機能については後述する。
プリセット読込部130は、プリセット記憶部130に記憶されている一つ以上のプリセット(全てのプリセット)を読み込む。
実行部140は、実行手段の機能を有し、印刷対象の印刷データに対応して、プリセット読込部130によって読み込まれた全てのプリセット(プリセット記憶部130に記憶されている一つ以上のプリセット)に対応するプリセットに関する情報(以下「プリセット情報」という。)を、GUI103を介して表示部105に表示させる処理を実行する。この場合、表示部105に表示される全てのプリセット情報は、印刷対象の印刷データに対応するプリセットの候補となる。
選択プリセット取得部150は、第1の取得手段の機能を有し、GUI103を介して、表示部105に表示された一つ以上のプリセットに対応するプリセット情報の中からユーザによる入力部104の操作よって選択された特定のプリセット情報を取得する。
また、選択プリセット取得部150は、プリセット読込部130によって読み込まれた全てのプリセットの中から、上記取得した特定のプリセット情報に対応する特定のプリセットを取得する。選択プリセット取得部150によって取得された特定のプリセットは変更部170に与えられる。
画質調整結果取得部160は、第2の取得手段の機能を有し、GUI103を介して、上記印刷データに対するユーザによる画質調整に応じた画質調整の結果を取得する。この画質調整は、表示部105に表示される印刷設定プロパティ(画質調整画面)の各設定値の中の所望の設定値についてユーザによる入力部104の操作よって変更することにより行われる。画質調整結果取得部160によって取得された画質調整の結果は変更部170に与えられる。
変更部170は、変更手段の機能を有し、画質調整結果取得部160からの画質調整の結果(画質調整結果取得部160が取得した画質調整の結果)に基づき、選択プリセット取得部150からの特定のプリセット(選択プリセット取得部150が取得した特定のプリセット)を変更する。変更部170の詳細な機能については後述する。
トナー消費率算出部180は、次の式を演算することで上記印刷データにかかわるトナーの消費率(以下「トナー消費率」という。)を算出する。
トナー消費率(%)={(印刷設定適用時のCMYK画像密度/デフォルト設定適用時のCMYK画像密度)×100}を演算して得られる値である。
プリセット記憶処理部190は、処理手段の機能を有し、変更部170によって変更された変更後の特定のプリセットが予め定められた保存する条件に適合した場合に、上記印刷データに対応して当該特定のプリセットをプリセット記憶部102に記憶する処理を実行する。
また、プリセット記憶処理部190は、特定のプリセット内の印刷設定情報、および当該印刷設定情報に対応する印刷対象の印刷データを画像出力部200へ出力する。
画像出力部200は、プリセット記憶処理部190からの上記印刷データおよび印刷設定情報を印刷ジョブとして、図示しないプリンタに向けて出力して印刷要求を行う。
次に、画像解析部120の詳細な機能構成について、図3を参照して説明する。
画像解析部120は、図3に示すように、処理部121、縮小画像生成部122、画像種類判別部123、RGB画像密度算出部124、RGBヒストグラム作成部125、およびCMYK画像密度算出部126を有している。
処理部121は、初期状態の印刷設定情報(つまりデフォルト印刷設定情報)と印刷対象のRGBの印刷データとに基づき予め定められた処理を実施するとともに、画質調整が行われた場合の印刷設定情報(デフォルト印刷設定情報の値が変更された場合の変更後のデフォルト印刷設定情報つまり印刷設定情報)と前記RGBの印刷データとに基づき予め定められた処理を実施する。
すなわち、処理部121は、初期状態の印刷設定と印刷対象のRGBの印刷データとに基づき、次の(1)〜(4)の各処理を実施する。
(1)処理部121は、デフォルト印刷設定情報記憶部101からデフォルト印刷設定情報を読み出すとともに、データ読込部110によって読み込まれた印刷対象のRGBの印刷データに対し、前記読み出したデフォルト印刷設定情報の中の画質情報(画質に関する設定項目の値)に基づき画像処理を実行する。この画像処理により、画質情報(画質に関する設定項目の値)が反映されたRGBの印刷データとなる。このRGBの印刷データは、RGBヒストグラム作成部125に与えられる。
(2)処理部121は、上記(1)の処理(画像処理)の結果であるRGBの印刷データを基にRGB色の色毎の出力プレーン情報(ビットマスク)を生成する。このRGB色の色毎の出力プレーン情報はRGB画像密度算出部124に与えられる。
(3)処理部121は、上記(1)の処理(画像処理)の結果であるRGBの印刷データに対し、色空間変換用の多次元(3次元など)のルックアップテーブル(LUT)に基づきRGB色空間からCMYK色空間に色変換する色変換処理を実行するとともに、色変換処理後のCMYK色空間の印刷データに対し、階調再現曲線(TRC)に基づき階調補正する階調補正処理を実行する。この処理の結果はCMYKの印刷データである。
(4)処理部121は、デフォルト印刷設定情報に基づき画像処理された後の画像すなわち上記(3)の処理を施した印刷データ(CMYKの印刷データ)を基に、CMYK色の色毎の出力プレーン情報(ビットマスク)を生成する。このCMYK色の色毎の出力プレーン情報は、CMYK画像密度算出部126に与えられる
縮小画像生成部122は、印刷対象のRGBの印刷データを基に、当該印刷データに基づく画像を予め定められた画像サイズに縮小した縮小画像を生成する。
画像種類判別部123は、印刷対象のRGBの印刷データを基に、当該RGBの印刷データ中のグラフィックス(広義のグラフィックス)とイメージとの割合を算出し、この算出した結果(広義のグラフィックスを印刷すべき領域とイメージを印刷すべき領域との割合)を基に画像の種類を判別する。本願明細書において、グラフィックス(広義のグラフィックス)は、狭義のグラフィックス(図形など)および文字の少なくとも一方の要素を含むものとする。
具体的には、画像種類判別部123は、「広義のグラフィックスを印刷すべき領域>イメージを印刷すべき領域」の場合には「文字」が、「広義のグラフィックスを印刷すべき領域=イメージを印刷すべき領域」の場合には「文字写真」が、「広義のグラフィックスを印刷すべき領域<イメージを印刷すべき領域」の場合は「写真」が、それぞれ画像種類であると判別する。
なお、「広義のグラフィックスを印刷すべき領域>イメージを印刷すべき領域」の関係において、広義のグラフィックスの内容が、文字および狭義のグラフィックスを含む内容、狭義のグラフィックスのみの内容、文字のみの内容の何れの場合であっても、画像種類は「文字」として判別されるようになっている。
RGB画像密度算出部124は、処理部121からのRGB色の色毎の出力プレーン情報を基にRGB画像密度を算出する。
ちなみに、RGB色空間のRGB色で表現される画像(RGB画像)Aに関し、R色の画像Aに関する画像密度をRa、G色の画像Aに関する画像密度をGa、B色の画像Aに関する画像密度をGaとした場合、RGB画像密度算出部124は、次の数1の式を演算することでRGB画像密度を算出する。ただし、RGB画像Aの画像サイズは、横=width、縦=heightとする。
Figure 0005553139
ここで、P(x,y)は画像Aの座標(x,y)の画素のR色の値を示し、P(x,y)は画像Aの座標(x,y)の画素のG色の値を示し、P(x,y)は画像Aの座標(x,y)の画素のB色の値を示す。
RGBヒストグラム作成部125は、処理部121からのRGBの印刷データを基にRGBヒストグラムを作成する。
CMYK画像密度算出部126は、処理部121からのCMYK色の色毎の出力プレーン情報を基にデフォルト設定適用時のCMYK画像密度を算出する。
ちなみに、CMYK色空間のCMYK色で表現される画像(CMYK画像)Aに関し、C色の画像Aに関する画像密度をCa、M色の画像Aに関する画像密度をMa、Y色の画像Aに関する画像密度をYa、K色の画像Aに関する画像密度をKaとした場合、CMYK画像密度算出部126は、次の数2の式を演算することでCMYK画像密度を算出する。ただし、CMYK画像Aの画像サイズは、横=width、縦=heightとする。
Figure 0005553139
ここで、P(x,y)は画像Aの座標(x,y)の画素のC色の値を示し、P(x,y)は画像Aの座標(x,y)の画素のM色の値を示し、P(x,y)は画像Aの座標(x,y)の画素のY色の値を示し、P(x,y)は画像Aの座標(x,y)の画素のK色の値を示す。
ところで、縮小画像生成部122によって生成された縮小画像、画像種類判別部123によって判別された画像種類、RGB画像密度算出部124によって算出されたRGB画像密度、RGBヒストグラム作成部125によって作成されたRGBヒストグラム、CMYK画像密度算出部126によって算出されたデフォルト設定適用時のCMYK画像密度は、それぞれプリセット記憶処理部190に与えられる。
また、デフォルト設定適用時のCMYK画像密度は、トナー消費率算出部180にも与えられる。
次に、変更部170の詳細な機能構成について、図4を参照して説明する。
変更部170は、図4に示すように、処理部171、CMYK画像密度算出部172およびCMYKヒストグラム作成部173を有している。
処理部171は、データ読込部110によって読み込まれた上記印刷対象のRGBの印刷データに対する画質調整(明度、色彩、色相などの画質調整)が行われた場合の印刷設定情報と上記RGBの印刷データとに基づき、次の(5)〜(7)の各処理を実施する。
(5)処理部171は、画質調整結果取得部160からの画質調整の結果に基づき選択プリセット取得部150からの特定のプリセットに含まれる印刷設定情報の中の画質情報(画質に関する設定項目の値)を変更するとともに、画質調整後のRGBの印刷データに対し、前記変更後の印刷設定情報の中の画質情報(画質に関する設定項目の値)に基づき画像処理を実行する。この画像処理により、画質調整の結果が反映されたRGBの印刷データとなる。
なお、処理部171は、ユーザによってプリセットが選択されない状態(選択プリセット取得部150からの特定のプリセットを取得しない状態)で、画質調整結果取得部160からの画質調整の結果を取得した場合は、次の処理を実施する。
すなわち、処理部171は、デフォルト印刷設定情報記憶部101からデフォルト印刷設定情報を読み出し、上記取得した画質調整の結果に基づき前記読み出したデフォルト印刷設定情報の中の画質情報(画質に関する設定項目の値)を変更するとともに、画質調整後のRGBの印刷データに対し、前記変更後のデフォルト印刷設定情報の中の画質情報(画質に関する設定項目の値)に基づき画像処理を実行する。この画像処理により、画質調整の結果が反映されたRGBの印刷データとなる。
(6)処理部171は、上記(5)の処理(画像処理)の結果であるRGBの印刷データに対し、処理部121による上記(3)の処理の場合と同様に、RGB色空間からCMYK色空間に色変換する色変換処理を実行するとともに、色変換処理後のCMYK色空間の印刷データに対し、階調再現曲線(TRC)に基づき階調補正する階調補正処理を実行する。この処理の結果は、CMYKの印刷データであり、CMYKヒストグラム作成部173に与えられる。
(7)処理部171は、変更後の印刷設定情報に基づき画像処理された後の画像すなわち上記(6)の処理を施した印刷データ(CMYKの印刷データ)を基に、CMYK色の色毎の出力プレーン情報(ビットマスク)を生成する。このCMYK色の色毎の出力プレーン情報はCMYK画像密度算出部172に与えられる
CMYK画像密度算出部172は、印刷対象のCMYKの印刷データにかかわる印刷設定情報(変更後の印刷設定情報も含む)を適用した場合の印刷設定適用時のCMYK画像密度を算出する。具体的には、CMYK画像密度算出部172は、処理部171から出力されるCMYK色の色毎の出力プレーン情報を基に印刷設定適用時のCMYK画像密度を算出する。この場合、CMYK画像密度算出部1720は、上記数2の式を演算することにより、印刷設定適用時のCMYK画像密度を算出する。このようにして算出された印刷設定適用時のCMYK画像密度は、トナー消費率算出部180およびプリセット記憶処理部190に与えられる。
CMYKヒストグラム作成部173は、印刷対象のCMYKの印刷データにかかわる印刷設定情報(変更後の印刷設定情報も含む)を適用した場合の印刷設定適用時のCMYKヒストグラムを作成する。具体的には、CMYKヒストグラム作成部173は、処理部171から出力されるCMYKの印刷データを基にCMYKヒストグラムを作成する。このようにして作成された印刷設定適用時のCMYKヒストグラムはプリセット記憶処理部190に与えられる。
GUI103は、グラフィカルユーザインタフェース(GUI)の機能を有し、例えばプリケーションソフトウェア106により提供される印刷ダイアログ(プロパティ)や画像処理部100によって提供される印刷設定プロパティなど表示情報を表示部105へ出力するとともに、印刷ダイアログや印刷設定プロパティに対して入力された入力情報を画像処理部100へ出力する。
入力部104は、例えば入力装置であり、例えば表示部105に表示された印刷ダイアログや印刷設定プロパティに対して印刷設定を行う旨や印刷する旨の指示、選択肢の選択など入力情報を入力する。
表示部105は、例えば表示装置であり、GUI103からの印刷ダイアログや印刷設定プロパティなど表示情報を表示する。
なお、第1の実施の形態では、画像解析部120と変更部170とが協働することで、生成手段の機能を果たし、取得手段の機能を果たす画質調整結果取得部160が取得した画質調整の結果に基づき、印刷設定情報および印刷対象の印刷データにかかわる上記指標を生成する。
また、第1の実施の形態では、画像処理部100はプリンタドライバを想定している。しかし、画像処理部100は、プリンタドライバに限定されるものではなく、専用のソフトウェア、ファームウェア、またはハードウェアで構成するようにしてもよい。
次に、画像処理装置10の印刷設定処理について、図5を参照して説明する。
画像処理装置10で動作中のアプリケーションソフトウェア105から印刷指示があると、プリンタドライバとしての画像処理部100では、データ読込部110は、アプリケーションソフトウェア106から、印刷指示された印刷対象のRGBの印刷データを読み込み(ステップS101)、読み込んだRGBの印刷データを画像解析部120へ出力する。
画像解析部120は、データ読込部110からのRGBの印刷データを受け取った場合に、その印刷データを解析し、この解析した結果を基に印刷データ解析情報を求める(ステップS102)。
すなわち、画像解析部120では、縮小画像生成部122による縮小画像の生成処理、画像種類判別部123による画像種類の判別処理、RGB画像密度算出部124によるRGB画像密度の算出処理、RGBヒストグラム作成部125によるRGBヒストグラムの作成、CMYK画像密度算出部126によるCMYK画像密度の算出処理がそれぞれ実施される。
そして、縮小画像生成部122によって生成された縮小画像、画像種類判別部123によって判別された画像種類、RGB画像密度算出部124によって算出されたRGB画像密度、RGBヒストグラム作成部125によって作成されたRGBヒストグラム、CMYK画像密度算出部126によって算出されたデフォルト設定適用時のCMYK画像密度は、それぞれプリセット記憶処理部190に与えられる。
上述した印刷データの解析が終了すると、プリセット読込部130は、プリセット記憶部102から一つ以上のプリセット(全てのプリセット)を読み込む。
次に、実行部140は、上記読み込まれた全てのプリセットのそれぞれに対応するプリセット情報を表示することを含む印刷プロパティ(印刷設定画面)を、GUI103を介して表示部105に表示する(ステップS103)。
ここで、印刷設定プロパティの一例を図6に示す。図6に示す印刷設定プロパティ300は、「グラフィックス」301の項目(タブ)が選択された場合の画質調整画面(画質情報を変更するための画面)を示している。
ユーザは、プリセットを利用(再利用)したい場合には、入力部104を操作して、「プリセット選択する」310の項目に対応する設定欄320を選択し(設定欄320にチェックを入れ)、その後、「OK」ボタン330を押下する。
ちなみに、ユーザは、プリセットを利用(再利用)しない場合は、デフォルト印刷設定情報の中の画質情報の値を変更する「画質調整」340あるいは「カラーバランス」350の項目を選択する。
さて、設定欄320が選択され(設定欄320がチェックされ)、「OK」ボタン330が押下されると、印刷設定プロパティ300の内容がGUI103を介して画像処理部100に与えられるので、画像処理部100では、実行部140は、プリセット読込部130によって読み込まれた全てのプリセットの中の特定のプリセットを選択(再利用)して印刷設定するためのプリセット選択画面を、GUI103を介して表示部105に表示する。
ここで、プリセット選択画面の一例を図7に示す。
図7に示すプリセット選択画面400では、プリセット名と縮小画像と画像情報とが対応するプリセット情報が一覧表示されている。
例えば、プリセット名=プリセット1に対応するプリセット情報は、プリセット名410(プルセット名=プリセット1)、縮小画像420および画像情報430から構成されている。
画像情報430は、画像種類431、設定432およびトナー消費率433の各項目から構成されている。この例では、画像種類=「文字写真」、設定=「明度+50」およびトナー消費率=「70%」から構成されている。
設定432の項目は、明度、彩度、コントラスト、色相など画質に関する設定項目の中で画質調整された設定項目と画質調整量を示している。この例では、設定432の項目の調整値(設定=「明度+50」)は、明度の設定項目の値に関して標準値「0」(デフォルト設定値「0」)からの画質調整量(この例では明度調整量となる)が「+50」であることを示している。
トナー消費率433の項目は、プリセット内のトナー消費率である。すなわち、トナー消費率433の項目の値は、画質に関する設定項目のうち、明度の値=「明度+50」とし、彩度、コントラスト、色相などの設定項目に対応する値についてはデフォルト設定値とした場合のトナー消費率を示している。
縮小画像420は、画質に関する設定項目のうち、明度の値は設定=「明度+50」とし、彩度、コントラスト、色相などの設定項目に対応する値についてはデフォルト設定値とした場合の当該画質情報に基づき生成された縮小画像を示している。
なお、プリセット名=プリセット2、プリセット名=プリセット3、プリセット名=プリセット4に対応するプリセット情報も、プリセット名=プリセット1に対応するプリセット情報と同じデータ構造になっている。
ユーザは、入力部104を操作して、表示部105に表示されたプリセット選択画面400に一覧表示された複数のプリセット情報の中から、縮小画像やトナー消費率が意図するものとなっているプリセット情報の例えばプリセット名や縮小画像を選択し、その後、「OK」ボタン440を押下する。
このようにして「OK」ボタン440が押下された場合、選択された所望のプリセット情報はGUI103を介して画像処理部100の選択プリセット取得部150に与えられる。
さて、再度、図5を参照して説明する。ステップS103を終了した画像処理部100では、選択プリセット取得部150は、プリセット選択画面400に表示された一つ以上のプリセット情報の中から選択された所望のプリセット情報を取得したか否かに応じて、プリセットの読み込みであるか否かを判断する(ステップS104)。
選択プリセット取得部150は、ステップS104において、GUI103を介して所望のプリセット情報を取得し、プリセットの読み込みであると判断した場合は、プリセット読込部130によって読み込まれた全てのプリセットから当該所望のプリセット情報に対応するプリセットを読み込み(ステップS105)、この読み込んだプリセットを変更部170へ出力する。
また、選択プリセット取得部150は、取得したプリセットに対応する画像の画質を調整するための画質調整画面(印刷設定プロパティ)を、GUI103を介して表示部105に表示する。
例えば、プリセット選択画面400に表示された複数のプリセット情報の中のプリセット名=プリセット1のプリセット情報が選択された場合、当該プリセット名=プリセット1のプリセット情報に対応するプリセットが、選択プリセット取得部150によってプリセット読込部130によって読み込まれた全てのプリセットの中から読み込まれ、さらに変更部170に与えられる。
また、プリセット名=プリセット1のプリセット情報に対応するプリセットにかかわる画像の画質を調整するための画質調整画面として、図8に示すような印刷設定プロパティ500が表示部105に表示される。
図8に示す印刷設定プロパティ(画質調整画面)500において、符号510は上記プリセットにかかわる入力画像を縮小した縮小画像を示し、符号520は明度を調整するための明度調整項目を示し、符号530はコントラストを調整するためのコントラスト調整項目を示し、符号540は彩度を調整するための彩度調整項目を示し、符号550はトナー消費率の表示欄を示す。
ユーザは、明度調整項目520のスライドバー521を右方向(+100の方向)または左方向(−100の方向)に移動させることにより、明度の値を調整する。この調整後の明度の値が明度値表示欄222に表示される。なお、明度の調整範囲は「−100」〜「+100」となっている。スライドバー521は、印刷設定プロパティ500が表示された時点では、プリセット名=プリセット1のプリセット情報に含まれる設定432の項目の調整値(設定=「明度+50」)に基づき、明度の値は「+50」(+50に相当する部位)に位置するようになっている。
また、ユーザは、コントラスト調整項目530のスライドバー531を右方向(+100の方向)または左方向(−100の方向)に移動させることにより、コントラストの値を調整する。この調整後のコントラストの値がコントラスト値表示欄532に表示される。なお、このコントラストの調整範囲は「−100」〜「+100」となっている。スライドバー531は、印刷設定プロパティ500が表示された時点ではコントラストの初期設定値に対応してコントラストの調整範囲の中心(値0に相当する部位)に位置するようになっている。
さらに、ユーザは、彩度調整項目540のスライドバー541を右方向(+100の方向)または左方向(−100の方向)に移動させることにより、彩度の値を調整する。この調整後の彩度の値が彩度値表示欄542に表示される。なお、この彩度の調整範囲は「−100」〜「+100」となっている。スライドバー541は、印刷設定プロパティ500が表示された時点では彩度の初期設定値に対応して彩度の調整範囲の中心(値0に相当する部位)に位置するようになっている。
トナー消費率の表示欄550には、印刷設定プロパティ500が表示された時点では、明度の値「+50」、コントラストの値「0」および彩度の値「0」の場合のトナー消費率の値「70%」が表示されている。
なお、トナー消費率の表示欄550には、画質調整の結果に応じて変更されるトナー消費率の値が表示されるようになっている。
さて、ユーザの入力部104の操作により、印刷設定プロパティ500において明度調整項目520、コントラスト調整項目530および彩度調整項目540のうち少なくとも1つの調整項目について画質調整が行われると、その画質調整された調整項目の値がGUI103を介して画像処理部100の画質調整結果取得部160に与えられる。
画質調整結果取得部160は、GUI103からの画質調整の結果(印刷設定情報の中の画質情報の調整結果)を取得し(ステップS106)、その画質調整の結果を変更部170へ出力する。
変更部170は、画質調整結果取得部160からの画質調整の結果に基づき選択プリセット取得部150からの特定のプリセットを変更する。
例えば、変更部170では、処理部171は、画質調整結果取得部160からの画質調整の結果に基づき選択プリセット取得部150からの特定のプリセットに含まれる印刷設定情報の中の画質情報(画質に関する設定項目の値)を変更する。画質に関する設定項目の値が変更された変更後の印刷設定情報は、プリセット記憶処理部190に与えられる。
また、変更部170では、CMYK画像密度算出部172は、上記数2の式を演算することにより、印刷対象のCMYKの印刷データにかかわる変更後の印刷設定情報を適用した場合の印刷設定適用時のCMYK画像密度を算出する(ステップS107)。
このようにして算出された印刷設定適用時のCMYK画像密度は、トナー消費率算出部180およびプリセット記憶処理部190に与えられる。
トナー消費率算出部180は、変更部170のCMYK画像密度算出部172からの印刷設定適用時のCMYK画像密度と、CMYK画像密度算出部126からのデフォルト設定適用時のCMYK画像密度とを基に、トナー消費率を算出するとともに、この算出したトナー消費率を、GUI103を介して表示部105に表示する(ステップS108)。
上述したようにして算出されたトナー消費率は、プリセット記憶処理部190に与えられる。
表示部105に表示されている印刷設定プロパティ500のトナー消費率の表示欄550には、トナー消費率算出部180からのトナー消費率の値が表示される。
画質調整が行われた場合、その画質調整の結果に応じて印刷データが変化するので、トナー消費率(トナー消費量)も変化する。そのため、第1の実施の形態では、画質調整が行われ画質調整後の状態(画質調整の結果)が予め定められた時間継続される毎に、画質調整の結果を基に印刷設定適用時のCMYK画像密度を算出し、この印刷設定適用時のCMYK画像密度とデフォルト設定適用時のCMYK画像密度とを基にトナー消費率を算出し、さらにこのトナー消費率を表示するようにしている。
そして、ユーザは、トナー消費率の表示欄550に表示されるトナー消費率の値、明度調整項目520、コントラスト調整項目530および彩度調整項目540の各調整項目の値を参考にして、所望のトナー消費率や所望の画質であると判断した場合、入力部104を操作して、印刷設定プロパティ500の「OK」ボタン560を押下する。この「OK」ボタン560が押下された旨は、GUI103を介して画質調整結果取得部160に与えられ、さらに画質調整結果取得部160から変更部170に与えられる。
ところで、ステップS108でトナー消費率の表示処理を実行した変更部170は、画質調整結果取得部160から「OK」ボタン560が押下された旨を取得したか否かに応じて、画質調整が終了したか否かを判断する(ステップS109)。
ステップS109において、変更部170によって「OK」ボタン560が押下された旨を取得していないので画質調整は終了していないと判断された場合は、ステップS106に移行する。
これに対し、ステップS109において、変更部170によって「OK」ボタン560が押下された旨を取得したので画質調整は終了したと判断された場合は、変更部170では、CMYKヒストグラム作成部173は、印刷対象のCMYKの印刷データにかかわる変更後の印刷設定情報を適用した場合の印刷設定適用時のCMYKヒストグラムを作成する(ステップS110)。このようにして作成された印刷設定適用時のCMYKヒストグラムは、プリセット記憶処理部190に与えられる。
プリセット記憶処理部190は、印刷データ解析情報(縮小画像、画像種類、RGB画像密度、RGBヒストグラム、デフォルト設定適用時のCMYK画像密度)、印刷設定情報(変更後の印刷設定情報)、トナー消費量情報(印刷設定適用時のCMYK画像密度、印刷設定適用時のCMYKヒストグラム)、トナー消費率を取得しているので、これら印刷データ解析情報、印刷設定情報、トナー消費量情報およびトナー消費率を記憶対象の一つのプリセットとする。
次に、プリセット記憶処理部190は、上述した記憶対象の一つのプリセットが予め定められた保存する条件に適合するか否かに応じて当該一つのプリセットを保存するべきか否かを判断する(ステップS111)。
ここで、予め定められた保存する条件としては、例えば、記憶対象のプリセットとプリセット記憶部102に記憶されている比較対象としての全てのプリセットとを比較した場合に、(a)2つのプリセットの画像種類が一致しない、(b)2つのプリセットの印刷設定情報の設定値の差分の値が予め定められた第1の値(閾値)を超えている、(c)2つのプリセットのRGBヒストグラムの予め定められた第2の値(閾値)を超えている、などが挙げられる。
プリセット記憶処理部190は、ステップS111において、上記保存する条件に適合するのでプリセットを保存するべきと判断した場合は、上述した一つのプリセット(印刷データ解析情報、印刷設定情報、トナー消費量情報およびトナー消費率)をプリセット記憶部102に記憶する(ステップS112)。
なお、上述した一つのプリセットをプリセット記憶部102に記憶するに際し、プリセット記憶処理部190は、例えば予め定められた規則に従って当該一つのプリセットに対応するプリセット名を生成し、この生成したプリセット名を含む当該一つのプリセットをプリセット記憶部102に記憶するようにしてもよい。
さて、プリセット記憶処理部190は、ステップS111において、上記保存する条件に適合しないのでプリセットを保存するべきではないと判断した場合、ステップS112を終了した場合、取得している印刷設定情報、および当該印刷設定情報に対応する印刷対象の印刷データを画像出力部200へ出力する。
画像出力部200は、プリセット記憶処理部190からの上記印刷データおよび印刷設定情報を印刷ジョブとして、図示しないプリンタに向けて出力して印刷要求を行う(ステップS113)。
第1の実施の形態において、プリセット選択画面は、図7に示すプリセット選択画面400のプリセット選択形式に限定されることなく、図9に示すプリセット選択画面600のプリセット選択形式とするようにしてもよい。
図9に示すプリセット選択画面600では、プリセット名610とトナー消費率620の各項目が対応するプリセット情報のリストがドロップダウン・メニュー形式で表示され、そのプリセット情報のリストの中から選択されたプリセット情報(プリセット名とトナー消費率)に対応するプリセット内の印刷設定情報に含まれる画質情報(明度、彩度、色相など)に基づく画質の縮小画像(サムネイル)630が表示されている。
この例では、プリセット名=「標準」とトナー消費率=「100%」とが対応し、プリセット名=「明度調整+50」とトナー消費率=「70%」とが対応し、プリセット名=「彩度調整−50」とトナー消費率=「40%」とが対応する。また、縮小画像(サムネイル)630は、プリセット名=「明度調整+50」が選択された場合の当該プリセット内の印刷設定情報に含まれる画質情報(明度、彩度、色相など)に基づく画質となっている。
なお、プリセット名=「標準」またはプリセット名=「彩度調整−50」が選択された場合は、選択されたプリセット名に対応するプリセット内の印刷設定情報に含まれる画質情報(明度、彩度、色相など)に基づく画質となっている縮小画像が表示される。
ユーザは、入力部104を操作して、表示部105に表示されたプリセット選択画面600にドロップダウン・メニュー形式で表示されるプリセット情報(プリセット名とトナー消費率)の中から所望のプリセット情報を選択する。
すると、プリセット選択画面600のプリセット選択欄640に上記所望のプリセット情報(プリセット名とトナー消費率)が表示されるとともに、プリセット選択画面600に上記所望のプリセット情報に対応する縮小画像が表示される。そして、ユーザは、表示された縮小画像を確認して、その縮小画像が意図する画質となっていた場合、入力部104を操作して「OK」ボタン650を押下する。
このようにして「OK」ボタン650が押下された場合、選択された所望のプリセット情報はGUI103を介して画像処理部100の選択プリセット取得部150に与えられる。これ以降の処理は上述した処理と同様である。
本願明細書では、算出した記録材の消費率(トナー消費率)をプリセットの一部としてプリセット記憶部102に記憶するようにしているが、これに限定されることなく、プリセット記憶部102に記憶されている全てのプリセットのそれぞれに対応する印刷データにかかわる記録材の消費率は、デフォルト設定適用時のCMYK画像密度と印刷設定適用時のCMYK画像密度とを基に算出するようにしてもよい。
すなわち、全てのプリセットのそれぞれに対応するトナー消費率を算出するに際し、トナー消費率算出部180は、全てのプリセットのそれぞれに対応して、デフォルト設定適用時のCMYK画像密度と印刷設定適用時のCMYK画像密度とを基にトナー消費率を算出するようにする。
次に、トナー消費率算出部180は、上述したようにして算出した各トナー消費率を、各プリセットに対応してプリセット選択画面に表示されるトナー消費率の項目に表示させるようにする。例えば、図7に示すプリセット選択画面400ではトナー消費率433の項目に対応してトナー消費率が表示され、図9に示すプリセット選択画面600ではトナー消費率620の項目に対応してトナー消費率が表示されることになる。
次に、画像処理装置10のハードウェア構成について、図10を参照して説明する。
画像処理装置10は、図10に示すように、CPU11、記憶装置12、ROM13、RAM14、入力I/F15A、出力I/F15B、通信I/F15C、入力I/F15Aに接続された入力装置16、および出力I/F15Bに接続された表示装置17を有している。各構成要素11〜14,15A〜15Cはシステムバス18に接続されている。
記憶装置12は、例えばハードディスクであり、画像処理プログラム12A、図1に示したGUI103、アプリケーションソフトウェア106などインストールされたプログラムを記憶している。
画像処理プログラム12Aは、図1に示した画像処理部100(構成要素110〜200)の機能を実現するためのソフトウェア(プログラム)、図5に示した印刷設定処理の処理手順に対応するソフトウェア(プログラム)を含んでいる。
画像処理部100(構成要素110〜200)の機能には、図3に示した画像解析部120の各構成要素121〜126の各機能、および図4に示した変更部170の各構成要素171〜173の各機能が含まれる。
なお、画像処理部100において、実行部140は実行処理過程を実行し、プリセット記憶処理部190は記憶処理過程を実行する。
また、記憶装置12は、図1に示したデフォルト印刷設定情報記憶部101およびプリセット記憶部102の機能を果たす。
ROM13は、読み出し専用メモリであり、上記数1で示される式に対応する式情報、上記数2で示される式に対応する式情報、外部の装置と通信するための通信プロトコル情報などを記憶している。
RAM14は、随時書き込み読み出しメモリであり、記憶装置12から読み込まれた画像処理プログラム12Aを含むプログラム(GUI103、アプリケーションソフトウェア106を含む)や印刷データ、ROM13から読み込まれた式情報、デフォルト印刷設定情報、通信プロトコル情報を記憶する。
また、RAM14には、画像処理部100が処理するのに必要な記憶領域(ワークエリア)が割り当てられている。このワークエリアには、画像解析部120による解析処理、変更部170による変更処理、およびトナー消費率算出部180によるトナー消費率の算出処理の各処理の途中結果や最終結果、プリセット読込部130によって読み込まれたプリセット、選択プリセット取得部150によって取得された特定のプリセット情報およびこれに対応する特定のプリセット、画質調整結果取得部160によって取得された画質調整の結果などが記憶される。
入力I/F(入力インタフェース)15Aおよび出力I/F(出力インタフェース)15Bはそれぞれデータ通信を実行するCPU(中央演算処理装置)を備え、入力I/F15Aは入力装置16とのデータ通信を行い、出力I/F15Bは表示装置17とのデータ通信を行う。入力装置16は、図1に示した入力部104の機能を果たし、表示装置17は図1に示した表示部105の機能を果たす。
通信I/F(通信インタフェース)15Cは、データ通信を実行するCPU(中央演算処理装置)を備えており、ROM13からRAM14へ上記通信プロトコル情報を読み込んで実行することにより、画像形成装置としてのプリンタ90とのデータ通信を行う。
CPU11は、中央演算処理装置であり、記憶装置12からRAM14へ、画像処理プログラム12Aを含むプログラムを読み込んで実行することにより、上述した画像処理部100の各構成要素の機能を実現するとともに、画像処理プログラム12Aに対応する処理機能を実現する。また、CPU11は画像処理装置10全体を制御する。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態に係わる画像処理装置は、図1に示した第1の実施の形態の画像処理装置(図3に示した画像解析部120および図4に示した変更部170も含む)と同様の機能構成になっている。
第2の実施の形態の画像処理部100による印刷設定処理は、図5に示した第1の実施の形態の印刷設定処理において、ステップS101からステップS110までの処理は同じであるものの、ステップS111からステップS113までの処理は相違する。
第2の実施の形態では、ステップS111からステップS113までの処理に代替して、次のプリセット保存処理を実施するようになっている。
次に、画像処理装置10の画像処理部100によるプリセット保存処理について、図11を参照して説明する。
ステップS101からステップS110までの処理を実行した画像処理部100においては、プリセット記憶処理部190は、印刷データ解析情報(縮小画像、画像種類、RGB画像密度、RGBヒストグラム、デフォルト設定適用時のCMYK画像密度)、印刷設定情報(変更後の印刷設定情報)、トナー消費量情報(印刷設定適用時のCMYK画像密度、印刷設定適用時のCMYKヒストグラム)、トナー消費率を取得しているので、これら印刷データ解析情報、印刷設定情報、トナー消費量情報およびトナー消費率を記憶対象の一つのプリセットとする。
次に、プリセット記憶処理部190は、例えば予め定められた規則に従って記憶対象の一つのプリセットに対応するプリセット名を生成し(ステップS201)、その生成したプリセット名を含む記憶対象の一つのプリセットをプリセット記憶部102に記憶する(ステップS202)。
続いて、プリセット記憶処理部190は、上記記憶対象の一つのプリセット内の印刷設定情報、および当該印刷設定情報に対応する印刷対象の印刷データを画像出力部200へ出力する。画像出力部200は、プリセット記憶処理部190からの上記印刷データおよび印刷設定情報を印刷ジョブとして、図示しないプリンタに向けて出力して印刷要求を行う(ステップS203)。
第2の実施の形態では、例えば図7に示したようにプリセット選択画面400に縮小画像420や画像情報430が表示されるので、ユーザは、その表示される縮小画像を参照することで、縮小画像が表示されない場合に比較して、よりビジュアルで容易にプリセットの選択が行えるようになる。換言すれば、ユーザは、プリセット選択画面400に表示される縮小画像や画像情報を参照して、プリセットの選択が行えるので、プリセットの名称を識別する必要はないと言える。
しかしながら、システム(画像処理部100)は、プリセットを識別する必要があるので、その識別する情報の一つとしてプリセット名を生成、例えば生成日時(年月日時分秒)や連番などをプリセット名として生成(自動生成)するとともに、この生成したプリセット名を上述した印刷データ解析情報、印刷設定情報、トナー消費量情報およびトナー消費率と関連付けて一つのプリセットとして保存するようにする。
(第3の実施の形態)
第3の実施の形態に係わる画像処理装置は、図1に示した第1の実施の形態の画像処理装置10(図3に示した画像解析部120および図4に示した変更部170も含む)と同様の機能構成になっている。
第3の実施の形態の画像処理部100による印刷設定処理は、図5に示した第1の実施の形態の印刷設定処理において、ステップS101からステップS110までの処理は同じであるものの、ステップS111からステップS113までの処理は相違する。
第3の実施の形態では、ステップS111からステップS113までの処理に代替して、次のプリセット保存処理を実施するようになっている。
次に、画像処理装置10の画像処理部100によるプリセット保存処理について、図12を参照して説明する。
ステップS101からステップS110までの処理を実行した画像処理部100においては、プリセット記憶処理部190は、印刷データ解析情報(縮小画像、画像種類、RGB画像密度、RGBヒストグラム、デフォルト設定適用時のCMYK画像密度)、印刷設定情報(変更後の印刷設定情報)、トナー消費量情報(印刷設定適用時のCMYK画像密度、印刷設定適用時のCMYKヒストグラム)、トナー消費率を取得しているので、これら印刷データ解析情報、印刷設定情報、トナー消費量情報およびトナー消費率を記憶対象の一つのプリセットとする。
次に、プリセット記憶処理部190は、プリセット読込部130によって読み込まれた全てのプリセットを取得し(ステップS301)、取得した各プリセットをそれぞれ比較対象のプリセットとする。
プリセット記憶処理部190は、記憶対象の一つのプリセットと比較対象の一つのプリセットとについて、前記2つのプリセットの画像種類が一致するか否かを判断し(ステップS302)、この判断した結果、前記2つの画像種類が一致する場合は、前記2つのプリセットの印刷設定情報の設定値の差分の値が予め定められた第1の値(閾値)以下であるか否かを判断する(ステップS303)。
プリセット記憶処理部190は、ステップS303において、上記第1の値(閾値)以下であると判断した場合は、上記2つのプリセットのRGBヒストグラムの差分の値が第2の値(閾値)以下であるか否かを判断し(ステップS304)、この判断した結果、前記2つのRGBヒストグラムの差分の値が第2の値(閾値)以下である場合は、上記記憶対象の一つのプリセットは比較対象の一つのプリセットとは同じ内容または近似する内容であると判定する。
ここで、2つのRGBヒストグラムの差分について説明する。
例えば、R色の画像#1に関するヒストグラムおよびR色の画像#2に関するヒストグラムが図13(a)に示すような内容であるとし、またR色の画像#1に関するヒストグラムおよびR色の画像#3に関するヒストグラムが図13(b)に示すような内容であるとする。
この場合、R色の画像に注目した場合、R色の画像#1に関するヒストグラムとR色の画像#2に関するヒストグラムとの差分の値は、図13(a)に示すように、点線矢印で示される各階調の差の総和である。
また、R色の画像に注目した場合、R色の画像#1に関するヒストグラムとR色の画像#3に関するヒストグラムとの差分の値は、図13(b)に示すように、実線矢印で示される各階調の差の総和である。
ちなみに、図13に示す例では、図13(b)に示す例の2つのヒストグラムの差分の値は図13(a)に示す例の2つのヒストグラムの差分の値よりも小さい。
プリセット記憶処理部190は、上述したように2つのヒストグラムの差分の値が第2の閾値以下であるか否かを判断する。
ところで、プリセット記憶処理部190は、比較対象の全てのプリセットについて順次、ステップS302〜S304の各比較判定処理を実施し、ステップS302〜S304の各ステップにおいて「YES(肯定)」であると判断した場合、上記記憶対象の一つのプリセットは比較対象の全てのプリセット中の少なくとも一つのプリセットとは同じ内容または近似する内容であると判定する。
そして、プリセット記憶処理部190は、上記記憶対象の一つのプリセットの記憶処理を実施することなく、上記記憶対象の一つのプリセット内の印刷設定情報、および当該印刷設定情報に対応する印刷対象の印刷データを画像出力部200へ出力する。画像出力部200は、プリセット記憶処理部190からの上記印刷データおよび印刷設定情報を印刷ジョブとして、図示しないプリンタに向けて出力して印刷要求を行う(ステップS305)。
また、プリセット記憶処理部190は、比較対象の全てのプリセットについて順次、ステップS302〜S304の各比較判定処理を実施し、比較対象の全てのプリセットに関して、ステップS302〜S304の各ステップにおいて、ステップS302において上記2つのプリセットの画像種類が不一致であると判断した場合、ステップS303において上記2つのプリセットの印刷設定情報の設定値の差分の値が予め定められた第1の値(閾値)を超えていると判断した場合、およびステップS304において上記2つのプリセットのRGBヒストグラムの差分の値が第2の値(閾値)を超えていると判断した場合、記憶対象の一つのプリセットは比較対象の全てのプリセットとは異なる内容であると判断する。
すなわち、比較対象の全てのプリセットについてステップS302〜S304の各比較判定処理の全てが「NO(否定)」の場合に、記憶対象の一つのプリセットは比較対象の全てのプリセットとは異なる内容であると判断される。
そして、プリセット記憶処理部190は、上述したようにして記憶対象の一つのプリセットと比較対象の全てのプリセットとを比較した結果、記憶対象の一つのプリセットは比較対象のプリセットのそれぞれのとは異なる内容であると判断したときは、例えば予め定められた規則に従って記憶対象の一つのプリセットに対応するプリセット名を生成し(ステップS306)、その生成したプリセット名を含む記憶対象の一つのプリセットをプリセット記憶部102に記憶する(ステップS307)。
ステップS307を終了した後は、ステップS305に移行する。
すなわち、プリセット記憶処理部190は、プリセット記憶部102に記憶されている全てのプリセット(比較対象の全てのプリセット)の中に、記憶対象の一つのプリセットの内容と同じ内容あるいは近似する内容のプリセットが存在する場合には、記憶対象の一つのプリセットについてはプリセット記憶部102には記憶しない。これにより、プリセット記憶部102に内容が近似するプリセットが重複して記憶されることが抑制される。
これに対し、プリセット記憶処理部190は、プリセット記憶部102に記憶されている全てのプリセット(比較対象の全てのプリセット)の中に、記憶対象の一つのプリセットの内容と同じ内容あるいは近似する内容のプリセットが存在しない場合、つまり記憶対象の一つのプリセットの内容が比較対象の全てのプリセットのそれぞれの内容とは異なっている場合は、記憶対象の一つのプリセットをプリセット記憶部102に記憶するようにする。
(第4の実施の形態)
第4の実施の形態に係わる画像処理装置は、図1に示した第1の実施の形態の画像処理装置10(図3に示した画像解析部120および図4に示した変更部170も含む)と同様の機能構成になっている。
第4の実施の形態の画像処理部100による印刷設定処理は、図5に示した第1の実施の形態の印刷設定処理において、ステップS101からステップS110までの処理は同じであるものの、ステップS111からステップS113までの処理は相違する。
第4の実施の形態では、ステップS111からステップS113までの処理に代替して、次のプリセット保存処理を実施するようになっている。
次に、画像処理装置10の画像処理部100によるプリセット保存処理について、図14を参照して説明する。
ステップS101からステップS110までの処理を実行した画像処理部100においては、プリセット記憶処理部190は、印刷データ解析情報(縮小画像、画像種類、RGB画像密度、RGBヒストグラム、デフォルト設定適用時のCMYK画像密度)、印刷設定情報(変更後の印刷設定情報)、トナー消費量情報(印刷設定適用時のCMYK画像密度、印刷設定適用時のCMYKヒストグラム)、トナー消費率を取得しているので、これら印刷データ解析情報、印刷設定情報、トナー消費量情報およびトナー消費率を記憶対象の一つのプリセットとする。
次に、プリセット記憶処理部190は、プリセット読込部130によって読み込まれた全てのプリセットを取得し(ステップS401)、取得した各プリセットをそれぞれ比較対象のプリセットとする。
プリセット記憶処理部190は、記憶対象の一つのプリセットと比較対象の一つのプリセットとについて、前記2つのプリセットの画像種類が一致するか否かを判断し(ステップS402)、この判断した結果、前記2つの画像種類が一致する場合は、上記2つのプリセットのRGBヒストグラムの差分の値が予め定められた値(閾値)以下であるか否かを判断し(ステップS403)、この判断した結果、前記2つのRGBヒストグラムの差分の値が上記閾値以下である場合は、「(トナー消費率=Save1)>(トナー消費率=Save2)」の関係式が成立するか否かを判断する(ステップS404)。
ここで、Save1は、ステップS401でプリセット読込部130から取得した比較対象のプリセットに含まれているトナー消費率(記憶済みのプリセット)を示す。また、Save2は、トナー消費率算出部130によって算出されたトナー消費率(記憶対象のプリセットに対応するトナー消費率)を示す。
プリセット記憶処理部190は、ステップS402において上記2つのプリセットの画像種類が一致すると判断した場合、ステップS403において上記2つのプリセットのRGBヒストグラムの差分の値が上記閾値以下であると判断した場合、およびステップS404において上記関係式が成立すると判断した場合、記憶対象の一つのプリセットのトナー消費率は比較対象の一つのプリセットのトナー消費率よりも小さいと判断する。
プリセット記憶処理部190は、比較対象の全てのプリセットについて順次、ステップS402〜S404の各比較判定処理を実施し、比較対象の全てのプリセットに関して、ステップS402〜S404の各ステップの全てにおいて「YES(肯定)」であると判断した場合は、記憶対象の一つのプリセットのトナー消費率は比較対象の全てのプリセットのトナー消費率よりも小さいと判断する。
そして、プリセット記憶処理部190は、上述したように記憶対象の一つのプリセットのトナー消費率が比較対象の全てのプリセットのそれぞれのトナー消費率よりも小さいと判断したときは、例えば予め定められた規則に従って記憶対象の一つのプリセットに対応するプリセット名を生成し(ステップS405)、その生成したプリセット名を含む記憶対象の一つのプリセットをプリセット記憶部102に記憶する(ステップS406)。
その後、プリセット記憶処理部190は、上記記憶対象の一つのプリセット内の印刷設定情報、および当該印刷設定情報に対応する印刷対象の印刷データを画像出力部200へ出力する。画像出力部200は、プリセット記憶処理部190からの上記印刷データおよび印刷設定情報を印刷ジョブとして、図示しないプリンタに向けて出力して印刷要求を行う(ステップS407)。
なお、ステップS402において上記2つのプリセットの画像種類が不一致であると判断された場合、ステップS403において上記2つのプリセットのRGBヒストグラムの差分の値が上記閾値を超えていると判断された場合、またはステップS404において上記関係式が不成立であると判断された場合は、ステップS407に移行する。
すなわち、プリセット記憶処理部190は、記憶対象の一つのプリセットのトナー消費率が、プリセット記憶部102に記憶されている全てのプリセット(比較対象の全てのプリセット)のそれぞれのトナー消費率に比較して小さい場合に、当該記憶対象の一つのプリセットのトナー消費率をプリセット記憶部102に記憶するようにする。
以上本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本明細書で開示された実施の形態はすべての点で例示であって、開示された技術に限定されるものではないと考えるべきである。すなわち、本発明の技術的な範囲は、前記の実施の形態における説明に基づいて制限的に解釈されるものでなく、あくまでも特許請求の範囲の記載に従って解釈されるべきであり、特許請求の範囲の記載技術と均等な技術および特許請求の範囲の要旨を逸脱しない限りにおけるすべての変更が含まれる。
また、プログラムを用いる場合には、ネットワークを介して提供し、或いはCD−ROM等の記憶媒体に格納して提供してもよい。
すなわち、画像処理プログラムを含むプログラムをハードディスク等の記憶装置に記録する場合に限らず、当該プログラムを次のようにして提供してもよい。
たとえば、プログラムをROMに格納しておき、CPUが、このプログラムをこのROMから主記憶装置へローディングして実行するようにしてもよい。
また、上記プログラムを、DVD−ROM、CD−ROM、MO(光磁気ディスク)、フレキシブルディスク、などのコンピュータ読み取りされる記憶媒体に格納して配布するようにしてもよい。
さらには、画像処理装置等を通信回線(例えばインターネット)を介してサーバ装置あるいはホストコンピュータと接続するようにし、サーバ装置あるいはホストコンピュータから上記プログラムをダウンロードした後、このプログラムを実行するようにしてもよい。この場合、このプログラムのダウンロード先としては、RAM等のメモリやハードディスクなどの記憶装置(記憶媒体)が挙げられる。
本発明の画像処理装置は、トナーで画像を形成する画像形成装置(電子写真プロセス方式の画像形成装置)、あるいはインクで画像を形成する画像形成装置(インクジェット方式の画像形成装置)に向けて印刷データを送信する画像処理装置に適用してもよい。
10 画像処理装置
11 CPU
12 記憶装置
12A 画像処理プログラム
13 ROM
14 RAM
16 入力装置
17 表示装置
100 画像処理部
101 デフォルト印刷設定情報記憶部
102 プリセット記憶部
110 データ読込部
120 画像解析部
121 処理部
122 縮小画像生成部
123 画像種類判別部
124 RGB画像密度算出部
125 RGBヒストグラム作成部
126 CMYK画像密度算出部
130 プリセット読込部
140 実行部
150 選択プリセット取得部
160 画質調整結果取得部
170 変更部
171 処理部
172 CMYK画像密度算出部
173 CMYKヒストグラム作成部
180 トナー消費率算出部
190 プリセット記憶処理部
300 印刷設定プロパティ
400,600 プリセット選択画面
500 画質調整画面(印刷設定プロパティ)

Claims (8)

  1. 印刷設定情報と記録材の消費の抑制に関する判断材料となる指標とが対応付けされた画像形成情報を記憶する記憶手段と、
    印刷対象の印刷データに対応して前記記憶手段に記憶されている一つ以上の前記画像形成情報を表示手段に表示させる処理を実行する実行手段と、
    前記表示手段に表示された一つ以上の画像形成情報の中からユーザによって選択された特定の画像形成情報を取得する第1の取得手段とを有し、
    前記表示手段は、前記印刷設定情報を適用した印刷データに基づく画像を縮小した縮小画像と前記指標とを対応付けて一覧で表示する、
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記印刷対象の印刷データに対するユーザによる画質調整に応じた画質調整の結果を取得する第2の取得手段と、
    前記第2の取得手段が取得した画質調整の結果に基づき前記第1の取得手段が取得した特定の画像形成情報を変更する変更手段と、
    変更後の前記特定の画像形成情報が予め定められた保存する条件に適合した場合に、前記印刷対象の印刷データに対応して当該特定の画像形成情報を前記記憶手段に記憶する処理手段と、
    を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記印刷対象の印刷データに対するユーザによる画質調整に応じた画質調整の結果を取得する取得手段と、
    前記取得手段が取得した画質調整の結果に基づき前記印刷設定情報および前記印刷対象の印刷データにかかわる前記指標を生成する生成手段と、
    前記生成された印刷設定情報と前記生成された指標とが対応付けられた画像形成情報が予め定められた保存する条件に適合した場合に、前記印刷対象の印刷データに対応して当該画像形成情報を前記記憶手段に記憶する処理手段と、
    を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記予め定められた保存する条件は、
    記憶対象の画像形成情報と前記記憶手段に記憶されている一つ以上の画像形成情報とが同じ内容でない旨または近似する内容でない旨である、
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の画像処理装置。
  5. 前記指標は、
    前記画像形成情報に含まれる印刷設定情報にかかわる印刷データに関しての、当該印刷データを解析して得られる情報と記録材の消費量に関する情報とを含んでいる、
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の画像処理装置。
  6. 前記印刷データを解析して得られる情報は、
    前記画像形成情報に含まれる印刷設定情報にかかわる印刷データに関しての、画像を縮小した縮小画像、画像の種類を示す画像種類情報、RGB色空間の色毎の画像に関する画像密度、RGB色空間の色毎の画像に関するヒストグラム、印刷に関するデフォルト設定された設定情報を当該印刷データに適用した場合のCMYK色空間の色毎の画像に関する画像密度のうち何れかの情報を含んでいる、
    ことを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 前記記録材の消費量に関する情報は、
    前記印刷設定情報を当該印刷設定情報にかかわる印刷データに適用した場合のCMYK色空間の色毎の画像に関する画像密度、前記印刷設定情報を当該印刷設定情報にかかわる印刷データに適用した場合のCMYK色空間の色毎の画像に関するヒストグラムのうち何れかの情報を含んでいる、
    ことを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  8. 印刷設定情報と記録材の消費の抑制に関する判断材料となる指標とが対応付けされた画像形成情報を記憶手段に記憶させる記憶処理過程と、
    印刷対象の印刷データに対応して前記記憶手段に記憶されている一つ以上の前記画像形成情報を表示手段に表示させる処理を実行する実行処理過程と、
    前記表示手段に表示された一つ以上の画像形成情報の中からユーザによって選択された特定の画像形成情報を取得する第1の取得過程とをコンピュータに実行させ、
    前記表示手段は、前記印刷設定情報を適用した印刷データに基づく画像を縮小した縮小画像と前記指標とを対応付けて一覧で表示する、
    ことを特徴とする画像処理プログラム。
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