JP2015114490A - 画像処理装置および画像処理方法ならびにプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】画像データのモノクロプリントに使用する色材量が前記画像データのカラー省トナープリントに使用する色材量よりも多くなってしまう場合がある。【解決手段】通常の印刷よりも予め決められた少ないトナー消費量で印刷する省トナーモードにおいて、モノクロ出力時の色材の使用量と、カラー省トナー出力時の色材の使用量とを比較し、色材の使用量が少ない方の印刷方法を選択する。【選択図】図5

Description

本発明は、色材の使用量を抑制して印刷を行う画像処理装置および画像処理方法ならびにプログラムに関するものである。
プリンタの印刷に使用する色材の使用量を抑制するために、カラーで作成されたドキュメントであってもモノクロプリント出力(黒の色材のみで出力)する場合がある。モノクロプリント出力することで、モノクロ以外の色材を使用しないため、色材の使用量を抑制することができる。そこで、いわゆる省トナーモードが設定されると、モノクロプリント出力にする方法が提案されている。具体的には、省トナーモードが設定されている場合には、入力画像のカラー/モノクロ自動判定の閾値をモノクロに転びやすくすることにより、少ない箇所にしかカラーを使用していないドキュメントに対しては、モノクロプリント出力する方法がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−043481号公報
しかしながら、省トナーモードの視点でモノクロプリント出力がカラー省トナープリント出力と比べて必ずしも有利であるとは限らない。例えば、図15に示すようなドキュメント1501を省トナーモードで処理し、ドキュメント1503をプリント出力する場合、グラフィックス部1502のエッジを検出し、そのエッジ内部の色を白に変換して塗りつぶされていないグラフィックス部1504を生成すれば、モノクロプリント出力よりも色材の使用量は少なくなる。つまり、モノクロプリントが常に省トナーモードとして最適になるとは限らない。
本発明は上記従来例に鑑みて成されたもので、色材の消費量を削減するためのより良い処理方法を提供し、あるいは、画像の表現性をも考慮に入れた処理方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は以下の構成を有する。
画像データを減色した減色ビットマップデータを生成する手段と、
画像データを低濃度化した低濃度化カラービットマップデータを生成する手段と、
前記減色ビットマップデータの印刷に使用する第1の色材量と前記低濃度化カラービットマップデータの印刷に使用する第2の色材量とを比較する手段と、
前記比較する手段による比較の結果、前記減色ビットマップデータと前記低濃度化カラービットマップデータのうち、印刷に使用する色材量が少ない方のビットマップデータを出力する手段と
を有することを特徴とする画像処理装置である。
あるいは他の観点によれば本発明は、
画像データを減色した減色ビットマップデータを生成する手段と、
画像データを低濃度化した低濃度化カラービットマップデータを生成する手段と、
前記減色ビットマップデータの印刷に使用する色材量と前記低濃度化カラービットマップデータの印刷に使用する色材量とを表示させる表示制御手段と、
前記表示制御手段によって表示させた色材量のうちいずれか一方の色材量を使用する印刷方法の選択を受け付ける手段と、
選択された印刷方法に対応するビットマップデータを出力する手段と
を有することを特徴とする画像処理装置である。
本発明によれば、色材の消費量をより削減できる処理方法を提供でき、また、画像の表現性との両立を図った処理方法を提供することができる。
全体概要を説明する構成図である。 システム構成を示すブロック図である。 UI画面に表示される一例を示す図である。 省トナー処理部を示すブロック図である。 本発明の概要を示すフローチャートである。 画像処理部を示すブロック図である。 UI画面に表示される一例を示す図である。 本発明の概要を示すフローチャートである。 UI画面に表示される一例を示す図である。 本発明の概要を示すフローチャートである。 UI画面に表示される一例を示す図である。 本発明の概要を示すフローチャートである。 省トナー処理部を示すブロック図である。 システム構成を示すブロック図である。 省トナーモードの一例を示す図である。
(実施形態1)
実施形態1では、モノクロプリント出力とカラー省トナープリント出力それぞれの色材の使用量に応じて出力方法を制御することについて説明する。以下、色材は、トナーを用いて説明するがその限りではない。
[モノクロプリント出力とカラー省トナープリント出力]
カラー省トナープリント出力とは、カラー通常プリント出力時よりもトナーの使用量を抑えてカラープリント出力する出力方法である。省トナープリントは、それを実行するモードにあるときに実施される。省トナープリントを実施するモードを省トナーモード(省色材モード)、より一般的に、資源を節約する資源節約モードと呼ぶこともある。トナーなどの色剤の使用量を抑える方法としては、対象オブジェクト(文字やグラフィックスやイメージ)に対して、濃度を薄くする手法や、グラフィックスのエッジを検出し、エッジの内部の色を消してしまう手法について記載するが、その限りでなく、同様にトナーの使用量を落とす手法にも有効である。使用トナー量を減少させるための画像処理を施したカラービットマップデータをカラー省トナービットマップデータと呼び、低濃度化処理によりトナー消費量を削減した画像データを低濃度化カラービットマップデータあるいは低濃度化カラー画像データとも呼ぶ。エッジ内部の色を消す方法も部分的に低濃度化する低濃度化処理の一つといえる。一方モノクロプリントは、色数を減らす減色処理を施した減色ビットマップデータあるいは減色画像データともいえる。減色画像データにはモノクロのみならず後の実施形態で説明する単色カラー画像データや2色カラー画像データなどもある。
また、モノクロプリント出力は、カラードキュメントを黒のトナーのみでプリント出力する方法で、他のトナーを使用しないため、トナーの使用量を落とすことが可能となる。
[全体構成概要の説明]
図1は、モノクロプリント出力とカラー省トナープリント出力でトナーの使用量が少ない方を選択する例えばディジタル複合機などの画像処理装置101、ホストコンピュータ102、モバイル端末103、サーバー104に関する構成図を示す。
画像処理装置101は、ネットワーク105を介してホストコンピュータ102、モバイル端末103、サーバー104からのプリント出力を実現する事が可能である。また、画像処理装置101に付属する画像読み取り装置を利用する事によって、読み取った画像データをホストコンピュータ102、モバイル端末103、サーバー104に送信する事も可能である。さらに、読み取った画像データを画像処理装置101に付属する印刷装置を利用する事により、読み取った画像データをプリント出力(コピー動作)することも可能である。 図14は、ホストコンピュータ102、モバイル端末103やサーバー104の構成を示す図であり、入力部201から省トナー処理部206までは画像処理装置101と同様であるが、印刷部207に代えて出力部1401が追加された構成である。
本実施形態における省トナー処理は画像データの加工により実現されるために、印刷対象の画像データを扱う装置であれば、画像処理装置101、ホストコンピュータ102、モバイル端末103、サーバー104のいずれによっても実施できる。省トナー処理においては全て同様の処理を行うため、以下全ての実施形態において画像処理装置101を例に説明をする。
本実施形態では、ホストコンピュータ102、モバイル端末103、サーバー104から印刷出力する事を想定して記載するが、その限りではなく、同様に印刷装置を利用するコピー動作の際にも有効である。
[トナー使用量が少ない方式の選択方法]
図2は、画像処理装置101の構成を示す図であり、入力部201、システム制御部202、ROM203、画像処理部204、UI部205、省トナー処理部206、印刷部207で構成されている。いずれの構成要素も、例えばプロセッサによる制御の下にあり、特に画像処理部204や省トナー処理部206は、ROM203に格納されたプログラムをプロセッサで実行することにより実現することもできる。
図3は、ホストコンピュータ102、モバイル端末103のモニタ上やUI部205に表示される画面の一例を示す図である。この表示は、印刷設定画面の一部として表示される。
トナーの使用量を抑えてプリント出力する方法が3通りある。図3のプルダウンメニュー301を押下すると、その3通りのうちいずれかを選択する下の選択肢が表示される。この選択肢ではまず、モノクロプリント出力とカラー省トナープリント出力のいずれかを選択することが可能となる。また、両方式のうち、トナーの使用量が少ない方を選択することが可能な使用量重視プリント出力を選択することも可能である。3つの選択肢から選択が完了し、実行ボタン302を押下すると、その選択に応じて処理が始まる。また、キャンセルボタン303を押下すると、設定がキャンセルされる。
[トナー使用量が少ない方式の概要]
図4は、省トナー処理部206の構成を示す図であり、入力部401、モノクロ変換処理部402、カラー省トナー変換処理部403、使用量計算部404、出力部405で構成されている。
図5は、画像処理部204、省トナー処理部206の処理に関するフローチャートである。本フローチャートは、ROM303に格納されたプログラムに従って、画像処理装置のシステム制御部202が実行する事によって実現される。図5の手順は、画像形成処理において、省トナーモードが設定されている場合に実行される。省トナーモードが設定されていない場合には、トナー節約処理を施すことなく画像データを出力するため、説明を省略している。
図6は、画像処理部204の構成を示す図であり、入力部601、ガンマ処理部602、画像形成処理部603、出力部604で構成されている。
印刷処理が開始されると、システム制御部202は、UI部205で使用量重視プリント出力が選択されているか否かの出力方法情報を受信する。さらに、システム制御部202は、RGBドキュメントデータを入力部201から受信する。次に、ステップS501において、システム制御部202は、出力方法情報により選択されている出力方法を判定する。そしてその判定結果に応じた処理部に、受信したRGBドキュメントデータを省トナー処理部206内の入力部401を介して送信する。
ここで、使用量重視プリント出力が選択されている場合には、ステップS502において、システム制御部202は、出力対象である受信したRGBドキュメントデータをモノクロ変換処理部402に送信してモノクロ変換し、モノクロビットマップデータを生成する。生成されたモノクロビットマップデータは、使用量計算部404へ送信される。ステップS503において、システム制御部202は、受信したRGBドキュメントデータを省トナー変換処理部403に送信してカラー省トナー変換し、カラー省トナービットマップデータを生成する。カラー省トナービットマップデータの生成方法としては、先に説明した濃度を薄くする場合について説明する。一般的に知られている方式により、RGBドキュメントデータを、CMYKドキュメントデータに変換し、その後、レンダリングすることによりCMYKビットマップデータに変換する。変換した後のCMYKビットマップデータをユーザの指示による削減率により一画素ごとの値を変換する。例えば、削減率の指示が50%であれば、全画素のCMYK値全てを50%にする計算を行い、カラー省トナービットマップデータを生成する。削減率は別途指定されているか、あるいはあらかじめ定められているものとする。生成されたカラー省トナービットマップデータはいずれもメモリ等に格納され、また、使用量計算部404へ送信される。使用量計算部404は、受信したモノクロビットマップデータとカラー省トナービットマップデータの画素値の合計である累積濃度を計算し、システム制御部202はステップS504においてその計算結果を受信して比較する。モノクロビットマップデータに関しては、Kデータの全画素の合計値を算出し、カラー省トナービットマップデータに関しては、CMYKデータの全画素の合計値(累積濃度)を算出する。ここでは、トナーの使用量とKデータもしくは、CMYKデータの合計値が比例関係にあると仮定すると、画素値の合計値を比較することが、トナーの使用量を比較することと同義になる。
ステップS504における比較の結果、モノクロビットマップデータの画素値の合計が少ない場合には、ステップS506において、システム制御部202は、モノクロビットマップデータの出力指示を出す。すなわち、ステップS502で生成し格納しておいたモノクロビットマップデータを対象として画像処理部204により画像処理を行わせる。画像処理部204では、処理対象のビットマップデータを、ガンマ処理部602で、出力装置の階調特性を考慮したガンマ変換処理を行い、画像形成処理部603で、モノクロ2値化データに変換し、出力部604に送信する。出力部604から出力される2値画像データは、メモリ等に格納される。
一方で、ステップS504において、カラー省トナービットマップデータの画素値の合計が少ないと判定された場合には、ステップS505において、システム制御部202は、カラー省トナービットマップデータの出力指示を出す。すなわち、ステップS503で生成し格納しておいたカラー省トナービットマップデータを対象として画像処理部204により画像処理を行わせる。画像処理部204では、処理対象のビットマップデータを、ガンマ処理部602で、出力装置の階調特性を考慮したガンマ変換処理を行い、画像形成処理部603で、カラー省トナー2値化データに変換し、出力部604に送信する。出力部604から出力される2値画像データは、メモリ等に格納される。
ステップS507において、システム制御部202は、モノクロ若しくはカラー省トナー2値化データを印刷部207にプリント出力させる。
一方ステップS501で、使用量重視プリント出力が選択されていない場合には、ステップS508において、システム制御部202は、UI部205で指示されたモノクロ、もしくはカラー省トナーのいずれか選択されている方法でビットマップデータを生成し、2値化し、プリント出力する。
システム制御部202が、ホストコンピュータ102、モバイル端末103、サーバー104内にある場合について図14を参照して、説明する。この場合には、ステップS507におけるプリント出力は、外部に接続された画像処理装置101を用いて行うことになる。そこでシステム制御部202は、ステップS505、S506、S508において、出力部604から送信されるカラー省トナービットマップデータ若しくはモノクロビットマップデータをいったん受信し、ステップS507において、出力部1401から外部に接続された画像処理装置101に印刷ジョブとして出力する。
プリントジョブを受信した画像処理装置101では、システム制御部202は、ステップS507において送信されたビットマップデータを、出力部1401を介して印刷部207で受信し、ビットマップデータをプリント出力する。
以上の説明によれば、本実施形態において、省トナー出力モード時にトナー使用量が少ない方を選択する方式を選んだ場合にモノクロプリントかカラー省トナープリントのいずれが有利かをトナー使用量の視点で判断し、より色材量の少ない出力方法を選択することが可能になる。
(実施形態2)
実施形態1を実施する際に、トナー使用量の単なる大小だけでなく、カラー省トナープリント出力の方が、モノクロプリント出力より多少トナーの消費量が多い程度であれば、カラー省トナープリント出力を望む場合もある。また、その「程度」の許容量(許容値)をユーザが選択できる事が望ましい場合がある。この場合について、実施形態2にて説明する。
図7は、ホストコンピュータ102、モバイル端末103のモニタ上やUI部205に表示される画面の一例を示す図である。ユーザは、図7の画面で、上下ボタン701により、許容する%の値を指示する。値は、1%刻みで設定することが可能である。設定を決定したらボタン702を押下する。キャンセルする場合には、ボタン703を押下する。なお実施形態1はこの許容率を0とした特殊な場合と考えることもできる。
図8は、画像処理部204、省トナー処理部206の処理に関するフローチャートである。本フローチャートは、ROM303に格納されたプログラムに従って、画像処理装置のシステム制御部202が実行する事によって実現される。ステップS501〜S503,S505〜ステップS508は、実施形態1と同様の処理になるので、ここでは記載を省略する。
システム制御部202は、図5のステップS504に代えて実行されるステップS801において、使用量計算部404で算出されたカラー省トナープリント出力時のトナー使用量がモノクロプリント出力時よりも多かった場合に、ユーザにより上下ボタン701で設定された許容する%の値(すなわち許容率)よりも多いか否かを判断する。すなわち、ステップS504では、モノクロビットマップデータの値の総計を基準値としてカラー省トナービットマップデータの値の総計が基準値よりも大きいか否かを判定しているが、ステップS801では、モノクロビットマップデータの値の総計に(1+許容率)を乗じた値を基準値として、すなわち所定の許容値を加えた値を基準値として、カラー省トナービットマップデータの値の総計と比較する。ただしここの許容率はパーセントではなく小数表示の比率である。ステップS801における判断の結果、許容率も含めてカラー省トナーモードのトナー消費量の方が少ない場合には、ステップS505において、システム制御部202は、カラー省トナービットマップデータの送信を指示する。そうでない場合には、ステップS506において、システム制御部202は、モノクロビットマップデータの送信を指示する。それぞれのビットマップデータの処理は図4と同様である。
以上説明したように、モノクロプリント出力より多少のトナー使用量の増量であれば、カラー省トナープリント出力を望む場合にも、カラー省トナープリント出力が可能になる。これにより、多少のトナー量の節約よりも画像品質を重視する場合でも、利用者の許容できる程度に応じて、画像品質を優先させることができる。
(実施形態3)
実施形態1を実施する際に、具体的なトナー使用量を表示して、ユーザに選ばせる方が、ユーザにとって望ましい場合がある。この場合について、実施形態3にて説明する。図9は、ホストコンピュータ102、モバイル端末103のモニタ上やUI部205に、印刷処理の過程で表示される選択画面の一例を示す図である。図10は、画像処理部204、省トナー処理部206の処理に関するフローチャートである。本フローチャートは、ROM303に格納されたプログラムに従って、画像処理装置のシステム制御部202が実行する事によって実現される。
ステップS501〜S503,ステップS505〜S508は、実施形態1と同様の処理になるので、ここでは記載を省略する。図10においては、図5のステップS504に代えてステップS1001、S1002が実行される。
ステップS1001において、システム制御部202は、使用量計算部404で計算されたモノクロプリント出力時のトナー使用量とカラー省トナープリント出力時のトナー使用量をUI部205に表示される図9のような画面のボタン901とボタン902に表示する。ユーザはその表示を参照し、いずれか選択する方のボタンを押す。ステップS1002において、ユーザが押下したボタンの情報に基づいて、システム制御部202は、カラーボタン902が選択されたなら、ステップS505においてカラー省トナービットマップデータの出力を指示し、モノクロボタン901が選択されたならステップS506においてにモノクロビットマップデータの出力を指示する。指示に応じて送信されたデータの処理は図4と同様である。
以上説明したように、ユーザがトナー使用量の表示を参照して、カラー省トナー印刷を行うか、モノクロ印刷を行うかを選択することが可能となる。
(実施形態4)
実施形態1〜3を実施する際に、カラー省トナープリント出力のトナー使用量との比較がモノクロプリント出力だけでなく、その他のプリント出力方法も選択できるようにした方が望ましい場合がある。この場合について、実施形態4にて説明する。図11は、ホストコンピュータ102、モバイル端末103のモニタ上やUI部205に表示される画面の一例を示す図である。図12は、画像処理部204、省トナー処理部206の処理に関するフローチャートである。本フローチャートは、ROM303に格納されたプログラムに従って、画像処理装置のシステム制御部202が実行する事によって実現される。図13は、省トナー処理部206の構成を示す図であり、選択変換処理部1301、入力部401、カラー省トナー変換処理部403、使用量計算部404、出力部405で構成されている。ステップS501,ステップS503〜S505、ステップS507〜ステップS508は、実施形態1と同様の処理になるので、ここでは記載を省略する。本実施形態では図5のステップS502に代えてステップS1201が、ステップS506に代えてステップS1202が実行される。
ステップS1201において、システム制御部202は、UI部205で図11の画面を表示する。ユーザは、図11の画面で、カラー省トナープリント出力のトナー消費量と比較対象となるプリント方法を選択する。ボタン1101を押下するとモノクロプリント出力、ボタン1102を押下すると単色カラープリント出力、ボタン1103を押下すると二色に減色した2色プリント出力が選択される。キャンセルする場合にはボタン1104を押下する。単色カラープリント出力とは、モノクロ出力の黒の代わりに、シアン、マゼンタ、イエローのいずれか1色で再現する出力である。したがって指定される色は異なるものの、単色カラービットマップデータはモノクロビットマップデータと同じデータとなる。2色プリント出力とは、例えば、カラー画像の有彩色部分にシアン、マゼンタ、イエローのいずれか1色を使用し、無彩色部分に黒を使用する出力である。
ステップS1201においてシステム制御部202は、受信したRGBドキュメントデータを、図11の選択画面で選択されたプリント出力方法により、選択変換処理部1301で選択された出力形式に変換し、選択変換ビットマップデータを生成する。生成された選択変換ビットマップデータはモノクロビットマップデータ、単色カラービットマップデータ、2色カラービットマップデータのいずれかであり、使用量計算部404へ送信される。またステップS1202では、選択変換ビットマップデータの出力指示が出され、選択変換ビットマップデータが出力される。
以上説明したように、ユーザがプリント出力方法を選択可能になれば、画質とトナー使用量削減の両方へのこだわりを設定する事が可能になる。
なお本実施形態に第2の実施形態を組み合わせ、許容量あるいは許容率を設定できるようにしてもよい。
なお、実施形態1〜4では、色材としてトナーについて説明したが、色材はインクジェットプリンタの印刷に使用するインクであってもよい。
[その他の実施形態]
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。すなわち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (11)

  1. 画像データを減色した減色ビットマップデータを生成する手段と、
    画像データを低濃度化した低濃度化カラービットマップデータを生成する手段と、
    前記減色ビットマップデータの印刷に使用する第1の色材量と前記低濃度化カラービットマップデータの印刷に使用する第2の色材量とを比較する手段と、
    前記比較する手段による比較の結果、前記減色ビットマップデータと前記低濃度化カラービットマップデータのうち、印刷に使用する色材量が少ない方のビットマップデータを出力する手段と
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記減色ビットマップデータは、単色、または、二色に減色されたビットマップデータであることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記低濃度化カラービットマップデータは、前記画像データに省色材処理を行った後のビットマップデータであることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記減色ビットマップデータの色数を選択する手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 前記減色ビットマップデータは、モノクロのビットマップデータであることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  6. 前記比較する手段は、前記第1の色材量に許容値を加えた値と前記第2の色材量とを比較することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  7. 省色材モードにおいて、色材の使用量重視が選択されている場合には請求項1乃至6のいずれか一項に記載の画像処理装置として動作し、減色したビットマップデータの出力が選択されている場合には、前記画像データを減色した減色ビットマップデータを印刷のために出力し、低濃度化したビットマップデータの出力が選択されている場合には、前記画像データを低濃度化した低濃度化カラービットマップデータを印刷のために出力することを特徴とする画像処理装置。
  8. 画像データを減色した減色ビットマップデータを生成する手段と、
    画像データを低濃度化した低濃度化カラービットマップデータを生成する手段と、
    前記減色ビットマップデータの印刷に使用する色材量と前記低濃度化カラービットマップデータの印刷に使用する色材量とを表示させる表示制御手段と、
    前記表示制御手段によって表示させた色材量のうちいずれか一方の色材量を使用する印刷方法の選択を受け付ける手段と、
    選択された印刷方法に対応するビットマップデータを出力する手段と
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  9. 画像データを減色した減色ビットマップデータを生成する工程と、
    画像データを低濃度化した低濃度化カラービットマップデータを生成する工程と、
    前記減色ビットマップデータの印刷に使用する第1の色材量と前記低濃度化カラービットマップデータの印刷に使用する第2の色材量とを比較する工程と、
    前記比較する工程による比較の結果、前記減色ビットマップデータと前記低濃度化カラービットマップデータのうち、印刷に使用する色材量が少ない方のビットマップデータを出力する工程と
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  10. 画像データを減色した減色ビットマップデータを生成する工程と、
    画像データを低濃度化した低濃度化カラービットマップデータを生成する工程と、
    前記減色ビットマップデータの印刷に使用する色材量と前記低濃度化カラービットマップデータの印刷に使用する色材量とを表示させる表示制御工程と、
    前記表示制御工程によって表示させた色材量のうちいずれか一方の色材量を使用する印刷方法の選択を受け付ける工程と、
    選択された印刷方法に対応するビットマップデータを出力する工程と
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  11. コンピュータを請求項1乃至8のいずれか一項に記載の画像処理装置として機能させるためのプログラム。
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