JP2009234158A - 画像形成装置システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明はインクやトナーなどの記録剤を用いて記録を行う画像形成装置に関し、特に記録剤を節約して記録を行う画像形成装置を提供するものである。
【解決手段】 ホスト機器から転送される印刷情報の内容に応じて記録剤を節約して画像形成を行う画像形成装置システムにおいて、濃度低減処理手段を有し、前記印刷情報に基づいて生成された画像データに含まれる色成分の濃度指定が100%である場合は前記濃度低減処理を行わずに画像形成処理を行い、前記印刷情報に基づく画像データに含まれる画像を形成する色成分の濃度指定が100%未満である場合は、前記濃度低減処理を施した上で画像形成を行う構成である。
【選択図】 図1

Description

本発明はインクやトナーなどの記録剤を用いて記録を行う画像形成装置システムに関し、特に記録剤を節約して記録を行う画像形成装置システムに関する。
今日、プリンタの多くの機種において、印刷時のトナー消費量を削減することを目的とし、本来の印刷より薄い濃度にて印刷を行うトナーセーブモードを搭載している。
例えば特許文献1に開示される画像形成装置システムでは、原稿中の重要度の低い画像に対してトナー の使用量を節約することができる。
また、通常のトナーセーブモードによる印刷では、どの描画オブジェクトに対しても一律、濃度が低下してしまうが、イメージは薄くなってもいいが、文字は薄くしたくないといったような要望に対応すべく、描画オブジェクト別にトナーセーブ実行可否を設定できる機種もある。
特開2005−234391号公報
しかしながら、テキスト、写真画像、グラフィックデータなどの描画オブジェクト別にトナーセーブ実行可否を設定できる機種の場合、プリンタ側(或いはプリンタドライバ側)の、トナーセーブ処理において、常に描画オブジェクトの種別を意識しなくてはならず、処理が煩雑になるといった問題があった。
また、印刷ドキュメントでは、一見すると文字ではあるが実はイメージであるといったように、どの描画オブジェクトがどの種類であるかがユーザにわかりづらいといった問題があった。
そこで、本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、印刷データに含まれる描画オブジェクトの種別を意識することなく、記録剤を節約して最適な記録を行うことを可能とした画像形成装置システムを提供するものである。
上記課題は第1の発明によれば、ホスト機器から転送される印刷情報の内容に応じて記録剤を節約して画像形成を行う画像形成装置システムにおいて、濃度低減処理手段を有し、前記印刷情報に基づいて生成された画像データに含まれる色成分の濃度指定が100%である場合は前記濃度低減処理を行わずに画像形成処理を行い、前記印刷情報に基づく画像データに含まれる画像を形成する色成分の濃度指定が100%未満である場合は、前記濃度低減処理を施した上で画像形成を行うことを特徴とする画像形成装置システムを提供することによって達成できる。
また、上記課題は、第2の発明によれば、ホスト機器から転送される印刷情報の内容に応じて記録剤を節約して画像形成を行う画像形成装置システムにおいて、濃度低減処理手段を有し、前記印刷情報に基づいて生成された画像データに含まれる色成分の濃度指定が予設定値以上である場合は前記濃度低減処理を行わずに画像形成処理を行い、前記印刷情報に基づいて生成された画像データに含まれる色成分の濃度指定値が予設定値未満である場合は前記濃度低減処理を施した上で画像形成を行うことを特徴とする画像形成装置システムを提供することによって達成できる。
また、上記課題は、第3の発明によれば、ホスト機器から転送される印刷情報の内容に応じて記録剤を節約して画像形成処理を行う画像形成装置システムにおいて、前記印刷情報に含まれるRGB色の濃度指定情報をCMYK色の濃度指定情報に変換する濃度情報変換手段と、前記濃度指定情報変換処理における閾値を設定する閾値設定手段とを有し、前記閾値を任意に指定することにより、各印刷色の濃度を調整する画像形成装置システムを提供することによって達成できる。
本発明によれば、K(黒)色濃度指定が100%のみトナーセーブ処理を行わずに、他の色に対してはトナーセーブ処理を行うようにしたことにより、文字や罫線といった、K(黒)色濃度指定が100%であることが多い印刷データの見易さを残しつつ、他の印刷データをトナーセーブすることができるといった効果がある。
さらに、描画オブジェクトを判別せずにトナーセーブ処理を行ったことにより、トナーセーブ処理が煩雑でなくなり、簡単なプログラムで処理が可能となり、従って、処理時間が短縮、プログラムサイズ、使用メモリが小さくて済むといった効果がある。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の第1の実施形態を説明する画像形成装置システムの概要構成図である。
同図において、本システムはパーソナルコンピュータ(PC)等のホスト機器1とプリンタ装置2で構成され、ホスト機器1とプリンタ装置2は、例えばLAN(ローカル・エリア・ネットワーク)によって接続されている。
ホスト機器1はアプリケーションプログラムの処理を実行するCPU、ROM、RAM等からなる処理部101、アプリケーションソフト等種々のソフトウエアやデータを記憶格納するハードディスク103、処理部101がアプリケーションソフトなどを処理して生成された印刷データをLAN等の送信回線を介して接続される外部のプリンタで印刷処理できる情報に加工するためのプリンタドライバ102、プリンタドライバ102により変換された印刷データ及び印刷指示情報をプリンタ2へ転送制御するための転送制御部104などから構成されている。ハードディスク103に格納されているアプリケーションソフトは、ワープロソフトウエアや表計算ソフトウエアで構成され、アプリケーションソフトを処理部101が実行することにより作成された印刷データはプリンタドライバ102に送られる。プリンタドライバ102は、上記印刷データをスプールファイルとしてハードディスク103に格納する。その後、転送制御部104がハードディスク103に格納されたスプールファイルを順次読み出し、LANなどのネットワークを介して指定されたプリンタ装置2に転送する。
プリンタ装置2はネットワーク回線(LAN)などを介してホストコンピュータ1から送られてくる印刷データをデータ受信部3で受信し、受信した印刷データをデータ解析部4で解析する。印刷データの中には、文書や画像を印刷するためのデータや命令(コマンド)、印刷色を指定するためのRGB情報及び濃度指定情報、トナー節約印刷等の印刷モードを指示する情報などが含まれている。
データ解析部4は上記データ受信部3が受信したデータを解析し、解析したデータに従いデータ描画部5に描画の指示を行う。また、データ解析部4は解析したデータに従い、図1の「トナーセーブ情報9」で示されるトナーセーブ情報を格納しておくメモリ領域のトナーセーブ情報の各項目を更新する。なお、トナーセーブ情報は初期値を持っているものとし、その初期値は操作パネル10の操作により変更することができる。
データ描画部5はデータ解析部4からの指示に従い印刷データの描画を画像メモリ6に対して行う。印刷データの描画に際しては、ホストコンピュータ1から転送された印刷データに含まれる色指定情報(R(レッド)G(グリーン)B(ブルー))をプリンタエンジン8にて表現可能な色情報(C(シアン)M(マゼンタ)Y(イエロー)K(ブラック))へ変換する処理が含まれ、また、ホストコンピュータ1から送信される制御命令或いはプリンタ2の操作パネルからの操作入力により予め指示されたモード設定に従いトナーセーブ処理も行う。
図2は書き換え可能なメモリの上記トナーセーブ情報を記憶格納する領域9に記憶されるトナーセーブ情報9aのデータ構成を説明する図である。
本例の場合、上記「トナーセーブ情報」として、トナー節約機能を有効にするのか、無効にするのかを指定するON/OFFフラグ、トナーセーブ処理を全色に対して行う通常モードで動作するのか、K(黒)色だけ特別扱いにしてトナーセーブ処理を行わない特殊処理にするのかを指定する「トナーセーブ処理種別情報」、トナーセーブの度合いをどの程度にするのか指定する「トナーセーブ率(%)」の情報から構成される。これらの情報の詳しい活用については、以下の動作説明で詳述する。
図3はトナーセーブ処理部5aの動作を説明するフローチャートである。
データ描画部5に設けられるトナーセーブ処理部5aは、まず、ホストコンピュータ1から送られてきた印刷情報に含まれる制御命令情報に基づき更新された、あるいは操作部10からの操作入力指定に基づいて更新されているトナーセーブ情報9aに含まれる「トナーセーブモード」を読み出し、設定状態の判別を行う(ステップ(以下Sと表記する)1)。この「トナーセーブモード」情報が「OFF」の場合(S1がNO)、CMYK各成分に対する濃度低減処理を行わずにトナーセーブ処理を終了する。
一方、「トナーセーブモード」情報が「ON」の場合(S1がYES)、CMYの各成分に対して濃度低減処理を行う(S2)。濃度低減処理とは、データ描画部5内に設けられたカラー変換部(RGB⇒CMYK変換)5bより出力されたCMYK各値に対して、それぞれトナーセーブ情報9に含まれる「トナーセーブ率」を掛け合わせることにより、CMYK各値を減少させる処理である。S1で「トナーセーブモード」が「ON」と判断された場合は、さらにカラー変換部(RGB⇒CMYK変換)5bより出力されたK(黒)色値を確認し、K(黒)色値が100%濃度の数値でない場合(S4がNO)、K成分に対しても濃度低減処理を行う(S5)。K(黒)色値が100%濃度の数値である場合は(S4がYES)、K(黒)色成分に対して濃度低減処理を行わない。
このような処理に従って、印刷データに基づく描画データが画像メモリ6に展開され、データ転送部7は描画が完了した画像メモリ6上のデータをプリンタエンジン8に転送する。
尚、本実施形態では、図3のフローチャートで示したように、K(黒)色成分濃度が100%であるか否かに関わらず、CMY色成分は濃度低減処理を行うものとしたが、図4のフローチャートに示すように、K(黒)色成分の濃度指定が100%であるか否かに応じて、CMY成分を含む全成分の濃度低減処理を行うよう制御してもよい。
また、本実施形態では、濃度低減処理を行うか否かの判断にK(黒)色濃度指定値の数値を用いたが、CMY色濃度指定値など他の数値としても良い。
更に、本実施形態では、「トナーセーブ情報:トナーセーブ率」として、CMYK共通の情報を使用したが、CMYK色別に異なる情報を設定可能としても良い。
以上のように本実施形態によれば、K(黒)色成分の濃度指定が100%場合のみトナーセーブ処理を行わず、他の色(M、C、Y)に対してはトナーセーブ処理を行うようにしたことにより、文字や罫線といった、K(黒)色成分濃度指定が100%であることが多い印刷データの見易さを残しつつ、他の印刷データをトナーセーブすることができる。
また、描画オブジェクトを判別せずにトナーセーブ処理を行ったことにより、トナーセーブ処理が煩雑でなくなり、簡単なプログラムで処理が可能(処理時間が短縮、プログラムサイズ、使用メモリが小さくて済む)になる。
(実施形態2)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
本発明の第2の実施形態における画像形成装置システムの構成は、前述の第1の実施形態の構成と同じであるため、図1に基づいて説明する。
同図において、本実施例のシステムもデータ受信部3、データ解析部4、データ描画部5、データ転送部7における動作は、第1実施形態の動作と全く同様である。
図5は、本発明の第2の実施形態において、書き換え可能に記憶格納するメモリの記憶領域9に記憶されるトナーセーブ情報9bのデータ構成を説明する図である。
第2実施形態の場合、上記「トナーセーブ情報」として、トナー節約機能を有効にするのか、無効にするのかを指定するON/OFFフラグ、トナーセーブ処理を全色に対して行う通常モードで動作するのか、K(黒)色だけ特別扱いにしてトナーセーブ処理を行わない特殊処理にするのかを指定する「トナーセーブ処理種別情報」、各色(C、M、Y、K)に対するトナーセーブ処理上限値、そしてトナーセーブの度合いをどの程度にするのか指定する「トナーセーブ率(%)」の情報を全色に対して格納できるように構成される。これらの情報の詳しい活用については、以下の動作説明で詳述する。
図6はトナーセーブ処理部5aの処理を説明するフローチャートである。
本実施形態においては、データ描画部5におけるトナーセーブ処理部5aは、まず、トナーセーブ情報9bの「トナーセーブモード」を読み出す。「トナーセーブモード」が「OFF」の場合(STP1がNO)、CMYK各成分に対する濃度低減処理を行わずにトナーセーブ処理を終了する。「トナーセーブモード」が「ON」(STP1がYES)の場合、CMYKの各成分毎に濃度低減処理実行可否の判断を行う(STP2)。
トナーセーブ情報9bの「トナーセーブ処理種別」が特殊に指定されている場合(STP2がYES)、まず、カラー変換部(RGB⇒CMYK変換)5bにより行われるRGB⇒CMYK変換によって出力されたC値とトナーセーブ情報9bの「トナーセーブ処理上限値C」を比較(STP3)し、出力値が上限値以下の場合(STP3がNO)はC成分に対して濃度低減処理(STP4)を行い、出力値が上限値より大きい場合(STP3がYES)はC成分に対する濃度低減処理を行わない。
次に、トナーセーブ情報9bの「トナーセーブ処理種別」を確認することにより、濃度低減処理実行可否の判断を行い(STP5)、特殊処理が指定されていれば、カラー変換部(RGB⇒CMYK変換)5bにより行われるRGB⇒CMYK変換によって出力されたM値とトナーセーブ情報9bの「トナーセーブ処理上限値M」を比較(STP6)し、出力値が上限値以下の場合(STP6がNO)はM成分に対して濃度低減処理(STP7)を行い、出力値が上限値より大きい場合(STP6がYES)はM成分に対する濃度低減処理を行わない。
以下、同様に、トナーセーブ情報9bの「トナーセーブ処理種別」を確認することにより、濃度低減処理実行可否の判断を行い(STP8)、特殊処理が指定されていれば、カラー変換部(RGB⇒CMYK変換)5bにより行われるRGB⇒CMYK変換によって出力されたY値とトナーセーブ情報9bの「トナーセーブ処理上限値Y」を比較(STP9)し、出力値が上限値以下の場合(STP9がNO)はY成分に対して濃度低減処理(STP10)を行い、出力値が上限値より大きい場合(STP9がYES)はY成分に対する濃度低減処理を行わない。
さらに、トナーセーブ情報9bの「トナーセーブ処理種別」を確認することにより、濃度低減処理実行可否の判断を行い(STP11)、特殊処理が指定されていれば、カラー変換部(RGB⇒CMYK変換)5bにより行われるRGB⇒CMYK変換によって出力されたK値とトナーセーブ情報9bの「トナーセーブ処理上限値K」を比較(STP12)し、出力値が上限値以下の場合(STP12がNO)はK成分に対して濃度低減処理(STP13)を行い、出力値が上限値より大きい場合(STP12がYES)はK成分に対する濃度低減処理を行わない。
このような処理に従って、印刷データに基づく描画データが画像メモリ6に展開され、データ転送部7は描画が完了した画像メモリ6上のデータをプリンタエンジン8に転送し画像形成処理が実際におこなわれる。
以上のように第2実施形態では、色別にトナーセーブ実行可否を設定可能としたことにより、第1実施形態で示したK(黒)色濃度指定100%だけでなく、他の色に対しても、印刷データの見易さを残しつつ、トナーセーブすることができるといった効果がある。
また、第2実施形態では、トナーセーブ実行可否の判断を濃度100%に限定せず、数値に範囲を持たせたことにより、より自由度の高いトナーセーブ実行可否設定が可能になるといった効果がある。
なお、第2実施形態では、トナーセーブ情報9bの「トナーセーブ処理上限値C/M/Y/K」として、CMYK色別に異なる情報を使用したが、CMYK全色で共通の情報としても良い。また、同様に、第2実施形態において、トナーセーブ情報9bの「トナーセーブ率C/M/Y/K」として、CMYK色別に異なる情報を使用したが、CMYK全色で共通の情報としても良い。
(実施形態3)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
図7は、本発明の第3の実施形態を説明する画像形成装置システムの構成概要図である。尚、同図において、前述の図1と同じ構成には同じ番号を付して構成上の説明を省略する。
同図において、本システムもホスト機器1とプリンタ装置2を、例えばLANによって接続した画像形成装置システムであり、ホスト機器1は、処理部101、プリンタドライバ102、ハードディスク(HD)103及び転送制御部104、で構成されている。
また、プリンタ2は、データ受信部3、データ描画部5、画像メモリ6、データ転送部7等で構成され、これらの動作は、第1の実施形態の動作と同様である。
さらに、データ描画部5における「トナーセーブ処理部」5aの動作は、第1の実施形態および第2の実施形態の動作と同様である。
データ解析部4は、第1の実施形態で示した処理のほか、解析したデータに従い描画オブジェクトの種類をデータ描画部5に通知する。
データ描画部5における「カラー変換部」5bは、描画オブジェクトの種類に従ってカラー変換用のLUT11a〜nを選択の上、RGB⇒CMYK変換処理を実行する。
ホスト機器1から転送されてきた印刷情報は、データ受信部3、データ解析部4を介してデータ描画部5に送られ、カラー変換部5bにて以下のように処理される。
図8はカラー変換部5bの処理を説明するフローチャートである。
まず、入力した印刷情報に対して描画オブジェクトの種別を判断する(ステップ(以下SP)1)。
次に、判断された描画オブジェクトに対応したカラー変換LUTを選択する(SP2)。次に、選択したカラー変換LUTを用いて、判断したオブジェクトの印刷情報に含まれるRGBデータをCMYKデータに変換する(SP3)。
以上のような処理によって、印刷データに基づく描画データが画像メモリ6に展開され、データ転送部7は描画が完了した画像メモリ6上のデータをプリンタエンジン8に転送し画像形成処理が実際におこなわれる。
以上のように第3の実施形態では、描画オブジェクトの種類に対応して、カラー指定情報変換用のLUT11a〜11nを切換え可能な構成とした。即ち、複数のカラー変換用LUT11において、例えばK(黒)色濃度指定が100%の数値を使用するLUTと、K(黒)色濃度指定100%の数値を使用しないLUTの両方を作成しておき、前者を「描画オブジェクト:文字」用、後者を「描画オブジェクト:イメージ」用とすることにより、「描画オブジェクト:文字」と指定される印字情報に対しては、第1実施形態のK(黒)(濃度指定値が100%と指定されている印字情報)以外、トナーセーブ処理の対象となり、「描画オブジェクト:イメージ」と指定される印字情報に対しては、第1実施形態のK(黒)(濃度指定値が100%と指定されている印字情報)以外、トナーセーブ処理の対象とならないようにするといった、トナーセーブ処理実行に対する可否設定が可能になるといった効果がある。
尚、上記全ての実施形態では、カラー変換部5b、トナーセーブ処理部5aをプリンタ2内部に設ける構成としたが、PC1側のプリンタドライバ102内部に設ける構成としても良く、さらには、PC1側のアプリケーションプログラム上で同様の処理を行うものとしても良い。また、上記全ての実施形態では、CMYKの4色で色表現が可能なプリンタとして説明したが、4色より少ない色で色表現をするプリンタであってもよく、逆に4色より多い色で色表現をするプリンタであっても良い。さらに、K(黒)1色で濃淡を表現するモノクロプリンタに適用することも可能である。
また、更に上記全ての実施形態では、「トナーの節約」として説明したが、インクジェットプリンタにおける「インク」など、他の色材(記録剤)を用いるプリンタに適用しても良い。
更に、上記全ての実施形態では、カラー変換部5bにおいて処理される印刷色指定情報の変換処理、即ち、カラー変換処理(RGB⇒CMYK変換)において、カラー変換LUT11を用いる方法としたが、演算処理など、別のRGB⇒CMYK変換処理としても良い。
第1の実施形態を説明する画像形成装置システムの概要構成図である。 トナーセーブ情報のデータ構成の一例を示す図である。 トナーセーブ処理部5aの動作を説明するフローチャートである。 トナーセーブ処理部5aの動作の変形例を説明するフローチャートである。 第2の実施形態におけるトナーセーブ情報のデータ構成を説明する図である。 第2の実施形態におけるトナーセーブ処理部5aの処理を説明するフローチャートである。 第3の実施形態を説明する画像形成装置システムの概要構成図である。 第3の実施形態におけるカラー変換部5bの処理を説明するフローチャートである。
符号の説明
1・・・ホスト機器
101・・・処理部
102・・・プリンタドライバ
103・・・ハードディスク
104・・・転送制御部
2・・・プリンタ装置
3・・・データ受信部
4・・・データ解析部
5・・・データ描画部
5a・・・カラー変換部
5b・・・トナーセーブ処理部
6・・・画像メモリ
7・・・データ転送部
8・・・プリンタエンジン
9・・・トナーセーブ情報
10・・操作パネル
11・・LUT(ルックアップテーブル)

Claims (3)

  1. ホスト機器から転送される印刷情報の内容に応じて記録剤を節約して画像形成を行う画像形成装置システムにおいて、濃度低減処理手段を有し、前記印刷情報に基づいて生成された画像データに含まれる色成分の濃度指定が100%である場合は前記濃度低減処理を行わずに画像形成処理を行い、前記印刷情報に基づく画像データに含まれる画像を形成する色成分の濃度指定が100%未満である場合は、前記濃度低減処理を施した上で画像形成を行うことを特徴とする画像形成装置システム。
  2. ホスト機器から転送される印刷情報の内容に応じて記録剤を節約して画像形成を行う画像形成装置システムにおいて、濃度低減処理手段を有し、前記印刷情報に基づいて生成された画像データに含まれる色成分の濃度指定が予設定値以上である場合は前記濃度低減処理を行わずに画像形成処理を行い、前記印刷情報に基づいて生成された画像データに含まれる色成分の濃度指定値が予設定値未満である場合は前記濃度低減処理を施した上で画像形成を行うことを特徴とする画像形成装置システム。
  3. ホスト機器から転送される印刷情報の内容に応じて記録剤を節約して画像形成処理を行う画像形成装置システムにおいて、前記印刷情報に含まれるRGB色の濃度指定情報をCMYK色の濃度指定情報に変換する濃度情報変換手段と、前記濃度指定情報変換処理における閾値を設定する閾値設定手段とを有し、前記閾値を任意に指定することにより、各印刷色の濃度を調整する画像形成装置システム。
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