JP2010103606A - プロファイル生成装置、プロファイル生成プログラム、およびプロファイル生成方法 - Google Patents

プロファイル生成装置、プロファイル生成プログラム、およびプロファイル生成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】画像データの色変換処理を高い精度で行うことのできる方法、その方法を実現するための装置,プログラムを提供する。
【解決手段】画像縮小部510は、入稿画像データ720から色の変化の無い画素領域内の画素のデータを削除して縮小画像データ730を生成する。色差算出部522は、縮小画像データ730を構成する各画素の色とカラーパッチの測色値との色差を算出する。カラーパッチ選択部524は、各画素の色との色差が許容値以下となる測色値のカラーパッチを選択する。カラーパッチを選択する処理が縮小画像データ730を構成する全ての画素について行われることにより採用カラーパッチデータ740が生成される。その採用カラーパッチデータ740にカラーパッチ毎の選択頻度に応じた重み付けが付加された重み付けカラーパッチデータ760を用いてICCプロファイル770が生成される。
【選択図】図3

Description

本発明は、製版印刷システム等における色管理に使用されるカラープロファイルを生成するプロファイル生成装置、プロファイル生成プログラム、およびプロファイル生成方法に関する。
製版工程では、まず、フロントエンドと呼ばれるコンピュータを使用して、文字,ロゴ,画像,絵柄,イラスト等、印刷物を構成する複数種類の部品データが生成され、そのような複数種類の部品データが編集され所定位置にレイアウトされることにより、編集レイアウトデータが得られる。次に、その編集レイアウトデータは、ラスタライズ処理により、印刷対象の画像を表すビットマップ形式の画像データに変換される。そして、そのビットマップ形式の画像データを用いて製版装置により印刷版が作製される。その後、印刷工程へ移行し、この印刷版を使用して印刷機により印刷が行われて印刷物が出力される。また、デジタル印刷機では、印刷版の作製とその印刷版による印刷とが1台の装置で実行されるので、上記ビットマップ形式の画像データが与えられると、その画像データに対応する印刷物が直接にデジタル印刷機から出力される。
一般に印刷機は固有の色再現性を有しており、そのため、印刷物における色すなわち印刷色は、同一の画像データに基づく印刷であっても必ずしも同一にはならず、印刷機によって若干相違する。そこで、印刷機の色再現性を示すプロファイル(カラープロファイル)を使用して印刷色を管理するいわゆるカラーマネージメントが行われている。
例えば、ICCプロファイルを用いてRGB色空間からCMYK色空間への色空間の変換が行われることがある。なお、ICCプロファイルとは、色空間の変換を行うためにInternational Color Consortium(国際色コンソーシアム)によって定められた書式のファイルであって、デバイスの色空間の特性を定義したファイルのことである。このICCプロファイルは、印刷機毎に印刷出力されたカラーチャートを測色機で測色することにより得られた結果に基づいて生成される。具体的には、カラーチャート内のカラーパッチのデータによって出力されるべき色の値(理想値)と当該カラーパッチの測色値との色差を全てのカラーパッチについて算出し、それら色差の2乗和が最小となるような変換系を求めることにより生成される。このようなICCプロファイルを用いて色空間の変換を行うことにより、出力先のデバイスに応じて色再現性の高い画像データが容易に生成される。
なお、特開2006−203281号公報には、画像中の色の出現頻度に基づいて作成されたカラーパッチデータを用いることにより色再現性の判定に関して信頼性の高い判定を行うことができるパッチ色比較装置の発明が開示されている。
特開2006−203281号公報
ところが、上記従来技術のようにカラーチャート内の全てのカラーパッチについての理想値と測色値との色差の2乗和が最小となるようにICCプロファイルの生成が行われると、理想値と測色値との色差が許容範囲におさまらないカラーパッチが生じることがある。このようなときには、トーンジャンプ(元の画像データではグラデーションのような連続的な階調になっているにもかかわらず、印刷画像において一部の色域で色のつながりが悪くなり階調の連続性が途切れること)や色転び(元の画像データではグラデーションのような連続的な階調になっているにもかかわらず、印刷画像においてグレースケールの一部が若干の色味を帯びるなど部分的に色相が変化すること)などの現象が発生し、印刷品位等の観点から好ましくない。また、印刷出力後に上述のようなトーンジャンプや色転びなどの発生が見つかると、ワークフローにおいて大きな後戻りが必要となり、その後戻りによってインクや印刷用紙などが不必要に消費されることにもなる。
そこで、本発明は、画像データの色変換処理を高い精度で行うことのできる方法、その方法を実現するための装置,プログラムを提供することを目的とする。
第1の発明は、外部から与えられる入力画像データを印刷用の色空間のデータに変換するためのカラープロファイルを、所定のカラーチャート内の複数のカラーパッチを測色して得られる前記複数のカラーパッチの測色値を示す測色値データ群に基づいて生成するプロファイル生成装置であって、
前記測色値データ群に基づいて、前記入力画像データを構成する画素の色との色差が予め定められた許容値以下となる測色値のカラーパッチを前記複数のカラーパッチから選択的に抽出するカラーパッチ抽出手段と、
前記カラーパッチ抽出手段によって抽出されたカラーパッチの測色値を示す被抽出測色値データ群に基づいて前記カラープロファイルを生成するプロファイル生成手段と
を備えることを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明において、
前記カラーパッチ抽出手段は、
前記入力画像データを構成する各画素について、当該各画素の色と前記複数のカラーパッチの測色値との色差を算出する色差算出手段と、
前記色差算出手段によって算出された各画素との色差が前記許容値以下である測色値のカラーパッチを、前記被抽出測色値データ群を構成するカラーパッチとして選択するカラーパッチ選択手段と
を含むことを特徴とする。
第3の発明は、第2の発明において、
前記カラーパッチ選択手段は、前記入力画像データを構成する各画素について、当該各画素の色との色差が前記許容値以下である測色値のカラーパッチが複数あるときには、当該各画素の色との色差が最小となる測色値のカラーパッチを選択することを特徴とする。
第4の発明は、第2または第3の発明において、
各カラーパッチについて前記カラーパッチ選択手段によって選択された回数を選択頻度として記録する選択頻度記録手段と、
前記被抽出測色値データ群に前記選択頻度記録手段によって記録されたカラーパッチ毎の選択頻度に応じた重み付けを行って重み付け測色値データ群を生成する重み付け手段と
を更に備えることを特徴とする。
第5の発明は、第1から第4までのいずれかの発明において、
前記入力画像データに基づいて、予め定められた大きさの画素領域毎に画素領域内での色の変化の有無を検査し、色の変化の無い画素領域に含まれる画素のデータを前記入力画像データから削除して縮小画像データを生成する画像縮小手段を更に備え、
前記カラーパッチ抽出手段は、前記入力画像データに代えて前記縮小画像データを構成する画素の色との色差が前記許容値以下となる測色値のカラーパッチを抽出することを特徴とする。
第6の発明は、第5の発明において、
前記画像縮小手段は、
前記予め定められた大きさの画素領域であって処理中の画素領域である処理対象画素領域の所定位置の画素の画素値を取得する画素値取得手段と、
前記処理対象画素領域内の全ての画素の画素値の平均値を算出する平均値算出手段と、
前記画素値取得手段によって取得された画素値と前記平均値算出手段によって算出された平均値とが異なるときに、前記処理対象画素領域内の全ての画素のデータを前記入力画像データから削除する画素データ削除手段と
を含むことを特徴とする。
第7の発明は、外部から与えられる入力画像データを印刷用の色空間のデータに変換するためのカラープロファイルを、所定のカラーチャート内の複数のカラーパッチを測色して得られる前記複数のカラーパッチの測色値を示す測色値データ群に基づいて生成するプロファイル生成プログラムであって、
前記測色値データ群に基づいて、前記入力画像データを構成する画素の色との色差が予め定められた許容値以下となる測色値のカラーパッチを前記複数のカラーパッチから選択的に抽出するカラーパッチ抽出ステップと、
前記カラーパッチ抽出ステップで抽出されたカラーパッチの測色値を示す被抽出測色値データ群に基づいて前記カラープロファイルを生成するプロファイル生成ステップと、
をコンピュータのCPUがメモリにおいて実行させる。
第8の発明は、第7の発明において、
前記カラーパッチ抽出ステップは、
前記入力画像データを構成する各画素について、当該各画素の色と前記複数のカラーパッチの測色値との色差を算出する色差算出ステップと、
前記色差算出ステップで算出された各画素との色差が前記許容値以下である測色値のカラーパッチを、前記被抽出測色値データ群を構成するカラーパッチとして選択するカラーパッチ選択ステップと
を含むことを特徴とする。
第9の発明は、第8の発明において、
前記カラーパッチ選択ステップでは、前記入力画像データを構成する各画素について、当該各画素の色との色差が前記許容値以下である測色値のカラーパッチが複数あるときには、当該各画素の色との色差が最小となる測色値のカラーパッチが選択されることを特徴とする。
第10の発明は、第8または第9の発明において、
各カラーパッチについて前記カラーパッチ選択ステップで選択された回数を選択頻度として記録する選択頻度記録ステップと、
前記被抽出測色値データ群に前記選択頻度記録ステップで記録されたカラーパッチ毎の選択頻度に応じた重み付けを行って重み付け測色値データ群を生成する重み付けステップと
を更に備えることを特徴とする。
第11の発明は、第7から第10までのいずれかの発明において、
前記入力画像データに基づいて、予め定められた大きさの画素領域毎に画素領域内での色の変化の有無を検査し、色の変化の無い画素領域に含まれる画素のデータを前記入力画像データから削除して縮小画像データを生成する画像縮小ステップを更に備え、
前記カラーパッチ抽出ステップでは、前記入力画像データに代えて前記縮小画像データを構成する画素の色との色差が前記許容値以下となる測色値のカラーパッチが抽出されることを特徴とする。
第12の発明は、第11の発明において、
前記画像縮小ステップは、
前記予め定められた大きさの画素領域であって処理中の画素領域である処理対象画素領域の所定位置の画素の画素値を取得する画素値取得ステップと、
前記処理対象画素領域内の全ての画素の画素値の平均値を算出する平均値算出ステップと、
前記画素値取得ステップで取得された画素値と前記平均値算出ステップで算出された平均値とが異なるときに、前記処理対象画素領域内の全ての画素のデータを前記入力画像データから削除する画素データ削除ステップと
を含むことを特徴とする。
第13の発明は、外部から与えられる入力画像データを印刷用の色空間のデータに変換するためのカラープロファイルを、所定のカラーチャート内の複数のカラーパッチを測色して得られる前記複数のカラーパッチの測色値を示す測色値データ群に基づいて生成するプロファイル生成方法であって、
前記測色値データ群に基づいて、前記入力画像データを構成する画素の色との色差が予め定められた許容値以下となる測色値のカラーパッチを前記複数のカラーパッチから選択的に抽出するカラーパッチ抽出ステップと、
前記カラーパッチ抽出ステップで抽出されたカラーパッチの測色値を示す被抽出測色値データ群に基づいて前記カラープロファイルを生成するプロファイル生成ステップと、
を含むことを特徴とする。
第14の発明は、所定のカラーチャート内の複数のカラーパッチを測色することにより前記複数のカラーパッチの測色値を示す測色値データ群を生成する測色手段と、
前記測色値データ群に基づいて、外部から与えられる入力画像データを構成する画素の色との色差が予め定められた許容値以下となる測色値のカラーパッチを前記複数のカラーパッチから選択的に抽出するカラーパッチ抽出手段と、
前記カラーパッチ抽出手段によって抽出されたカラーパッチの測色値を示す被抽出測色値データ群に基づいて前記カラープロファイルを生成するプロファイル生成手段と、
前記プロファイル生成手段によって生成されたカラープロファイルを用いて前記入力画像データを印刷用の色空間のデータに変換する色変換手段と
を備えることを特徴とする。
第15の発明は、所定のカラーチャート内の複数のカラーパッチを測色して得られた結果に基づいて、前記複数のカラーパッチの測色値を示す測色値データ群を生成する測色ステップと、
前記測色値データ群に基づいて、外部から与えられる入力画像データを構成する画素の色との色差が予め定められた許容値以下となる測色値のカラーパッチを前記複数のカラーパッチから選択的に抽出するカラーパッチ抽出ステップと、
前記カラーパッチ抽出ステップで抽出されたカラーパッチの測色値を示す被抽出測色値データ群に基づいて前記カラープロファイルを生成するプロファイル生成ステップと、
前記プロファイル生成ステップで生成されたカラープロファイルを用いて前記入力画像データを印刷用の色空間のデータに変換する色変換ステップと、
をコンピュータのCPUがメモリにおいて実行させる。
第16の発明は、所定のカラーチャート内の複数のカラーパッチを測色することにより前記複数のカラーパッチの測色値を示す測色値データ群を生成する測色ステップと、
前記測色値データ群に基づいて、外部から与えられる入力画像データを構成する画素の色との色差が予め定められた許容値以下となる測色値のカラーパッチを前記複数のカラーパッチから選択的に抽出するカラーパッチ抽出ステップと、
前記カラーパッチ抽出ステップで抽出されたカラーパッチの測色値を示す被抽出測色値データ群に基づいて前記カラープロファイルを生成するプロファイル生成ステップと、
前記プロファイル生成ステップで生成されたカラープロファイルを用いて前記入力画像データを印刷用の色空間のデータに変換する色変換ステップと
を含むことを特徴とする。
上記第1の発明によれば、入力画像を構成する画素の色との色差が予め定められた許容値以下となる測色値のカラーパッチがカラーチャート内の全てのカラーパッチから選択的に抽出される。そして、その抽出されたカラーパッチのデータに基づいて、入力画像の色空間の変換を行うためのカラープロファイルが生成される。このため、入力画像に含まれている色のみを考慮した変換系が構築され、入力画像の内容(使用されている色)に応じて、好適な色変換処理が行われる。これにより、従来と比べて、精度の高い色変換処理が可能となる。
上記第2の発明によれば、色差算出手段は、各画素の色とカラーチャート内のカラーパッチの測色値との色差を算出し、カラーパッチ選択手段は、各画素の色との色差が許容値以下となる測色値のカラーパッチをカラープロファイルを生成するために選択する。このため、色差算出手段による色差の算出とカラーパッチ選択手段によるカラーパッチの選択とが入力画像全体の画素に対して1画素ずつ繰り返される構成とすることによって、上記第1の発明と同様、入力画像の内容に応じた好適な色変換処理が行われる。
上記第3の発明によれば、カラープロファイルの生成に使用するカラーパッチの抽出が行われる際に、各画素の色との色差がより小さな測色値のカラーパッチが選択される。このため、より精度の高い色変換処理が可能となる。
上記第4の発明によれば、カラープロファイルの生成に使用するカラーパッチのデータ(重み付け測色値データ群)の生成が行われる際に、カラーチャート内のカラーパッチ毎の選択頻度が考慮される。このため、入力画像に多く含まれている色についての変換精度がより高められ、人の目から見て好適な色変換処理が行われる。
上記第5の発明によれば、カラープロファイルの生成に使用するカラーパッチの抽出が行われる前に、入力画像から色の変化の大きい部分の画素のデータを削除することによって縮小画像が生成される。そして、その縮小画像を構成する画素の色との色差が予め定められた許容値以下となる測色値のカラーパッチがカラーチャート内の全てのカラーパッチから選択的に抽出される。このため、入力画像において色の変化の小さい部分についての変換精度がより高められ、人の目から見て好適な色変換処理が行われる。
上記第6の発明によれば、画素値を取得する処理,平均値を算出する処理,および画素データを削除する処理が入力画像全体に対して所定の大きさの画素領域毎に繰り返される構成とすることによって、上記第5の発明と同様、入力画像において色の変化の小さい部分についての変換精度がより高められ、人の目から見て好適な色変換処理が行われる。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の一実施形態について説明する。
<1.システムの全体構成>
図1は、本実施形態に係るプロファイル生成装置としての画像処理装置を含む製版印刷システムの全体構成を示す図である。この製版印刷システムは、印刷物を構成する文字,ロゴ,絵柄,イラスト等の複数種類の部品を編集しレイアウトするためのフロントエンドコンピュータ111〜113と、プレートレコーダ等の製版装置221およびそのコントローラとしてのコンピュータ222と、その製版装置221で作製される印刷版を使用して印刷を行う印刷機220と、デジタル印刷機231およびそのコントローラとしてのコンピュータ232と、印刷色を管理するためのカラープロファイルの生成処理および印刷版の作製に使用されるデータの生成のためのラスタライズ処理(RIP)を行う画像処理装置100と、画像処理装置100に接続される測色機110と、各種管理を行うための管理用コンピュータ131,132とを備えている。各フロントエンドコンピュータ111〜113(以下、これらを総称して単に「フロントエンド」という)と、製版装置221,デジタル印刷機231のコントローラとしてのコンピュータ222,232と、画像処理装置100と、各管理コンピュータ131,132とは、LAN(Local Area Network)300によって通信可能に接続されている。なお、この製版印刷システムに含まれるフロントエンドコンピュータ、管理用コンピュータ、製版装置、デジタル印刷機等の台数は、図1に示す台数に限定されるものではない。また、画像処理装置100と、製版装置221,デジタル印刷機231のコントローラとしてのコンピュータ222,232とは、LAN300などの通信路で接続されていない構成であってもよい。
上記のような製版印刷システムにおいて、フロントエンドでは、上記部品の編集およびレイアウトにより、印刷対象をページ記述言語で記述したページデータが生成される。このページデータは、画像処理装置100またはいずれかのコントローラ222,232に転送される。そのページデータを受け取った画像処理装置100またはいずれかのコントローラ222,232は、当該ページデータにラスタライズ処理等を施して、ビットマップ形式の出力データを生成する。ここで、出力データが画像処理装置100により生成された場合は、コントローラ222,232のいずれかにその出力データが転送され、その出力データを受け取ったコントローラに接続される製版装置221で印刷版が作製され、その印刷版を使用して印刷機220で印刷が行われるか、あるいはデジタル印刷機231が印刷を行う。また、上記出力データがコントローラ222,232のいずれかにより作製された場合は、その出力データを作製したコントローラに接続される製版装置221で印刷版が作製され、その印刷版を使用して印刷機220で印刷が行われるか、あるいはデジタル印刷機231が印刷を行う。
<2.画像処理装置の構成>
画像処理装置100は、上述のように、印刷版の作製に使用されるビットマップデータを生成するためのラスタライズ処理を行うRIP装置として機能する。これに加えて、画像処理装置100は、この製版印刷システムにおいて印刷色を管理するために使用されるカラープロファイルを生成するプロファイル生成装置としても機能する。なお、RIP装置としての機能については、本発明とは直接には関係しないので、その説明を省略する。また、本実施形態においては、カラープロファイルとしてICCプロファイルの生成が行われる。
図2は、本実施形態における画像処理装置100のハードウェア構成を示すブロック図である。この画像処理装置100は、パソコン(パーソナルコンピュータ)を用いて実現されており、本体10と補助記憶装置20とCRT等の表示装置21とキーボード22やマウス23等の入力装置とを備えている。パソコン本体10には、中央処理装置としてのCPU11とRAMやROM等のメモリ12と周辺機器用インタフェース部13とディスクインタフェース部14と表示制御部15と入力インターフェース部16とネットワークインタフェース部17とが含まれている。周辺機器用インタフェース部13には測色機110が接続され、ディスクインタフェース部14には補助記憶装置20が接続され、表示制御部15には表示装置21が接続され、入力インターフェース部16にはキーボード22やマウス23等の入力装置が接続されている。また、この画像処理装置100はネットワークインタフェース部17によってLAN300に接続されている。
なお、この画像処理装置100の周辺機器用インタフェース部13に接続されている測色機110は、各印刷機220,231によって印刷されたカラーチャート700を測色して測色データを生成するために使用される。また、カラーチャート700とは各種の色について種々の濃度で塗られた矩形領域のパターンを配列したものであり、個々のパターンのことをカラーパッチという。
補助記憶装置20には、カラーチャート内のカラーパッチを測色機110で測色して得られた結果に基づいて測色データを生成するための測色プログラム201と、この製版印刷システムにおいて印刷色を管理するために使用されるICCプロファイルを生成するためのプロファイル生成プログラム202と、ICCプロファイルを用いて画像データの色空間の変換を行うための色変換プログラム206とが格納されている。プロファイル生成プログラム202には、サブプログラムとして、画像縮小プログラム203,カラーパッチ抽出プログラム204,およびプロファイル出力プログラム205が含まれている。なお、この補助記憶装置20にインストールされているプロファイル生成プログラム202をCPU11がメモリ12にロードして実行することにより、この画像処理装置100はプロファイル生成装置として機能する。
本実施形態では、上記各プログラムは、例えば、それらのプログラムを記録したCD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体によって提供される。すなわちユーザは、上記プログラムの記録媒体としてのCD−ROMを購入してCD−ROM駆動装置(図示せず)に装着し、そのCD−ROMからそれらのプログラムを読み出して補助記憶装置20にインストールする。また、これに代えて、LAN300を介して送られてくるプログラムを受信して、補助記憶装置20にインストールするようにしてもよい。
<3.機能構成>
図3は、本実施形態における画像処理装置の機能構成を示す機能ブロック図である。この画像処理装置100は、機能的には、測色部400とプロファイル生成部500と色変換部600とを備えている。プロファイル生成部500には、画像縮小部510とカラーパッチ抽出部520とプロファイル出力部530とが含まれている。また、カラーパッチ抽出部520には、色差算出部522とカラーパッチ選択部524と選択頻度カウント部526と重み付け部528とが含まれている。
測色部400は、各印刷機220,231によって印刷されたカラーチャート700を測色機110が測色して得られた結果に基づいて、測色値データ群としての測色データ710を生成する。画像縮小部510は、入稿画像データ(入力画像データ)720を読み込み、当該入稿画像データ720の表す画像から色の変化の大きい部分の画素のデータを削除することにより縮小画像データ730を生成し、それを出力する。なお、ここでの「縮小」とは、画像全体を小さくすることではなく、画像データのうちの一部のデータを削除することである。
色差算出部522は、縮小画像データ730と測色データ710とに基づいて、縮小画像データ730を構成する各画素の色とカラーチャート内の各カラーパッチの測色値との色差を算出する。カラーパッチ選択部524は、各画素についての各カラーパッチとの(色差算出部522で算出された)色差に基づいて、ICCプロファイル770を生成する際に使用するカラーパッチの選択を行う。なお、このカラーパッチ選択部524では画素毎にカラーパッチの選択が行われ、その選択されたカラーパッチのデータをまとめたもの(換言すれば、全てのカラーパッチのデータからカラーパッチ選択部524で全く選択されなかったカラーパッチのデータを削除したもの)が被抽出測色値データ群としての採用カラーパッチデータ740となる。選択頻度カウント部526は、カラーパッチ毎にカラーパッチ選択部524で選択された回数のカウントを行い、カラーパッチ毎の選択頻度を記録した選択頻度データ750を出力する。重み付け部528は、採用カラーパッチデータ740と選択頻度データ750とに基づいて、カラーパッチ毎の選択頻度を考慮したカラーパッチデータである重み付け測色値データ群としての重み付けカラーパッチデータ760を出力する。
プロファイル出力部530は、重み付けカラーパッチデータ760に基づいてICCプロファイル770を生成し、それを出力する。色変換部600は、プロファイル生成部500で生成されたICCプロファイル770を用いて入稿画像データ720の色空間の変換を行い、変換後画像データ780を出力する。
なお、これらの各機能は、上述した各プログラムがCPU11によってメモリ12を利用して実行されることによって実現される。すなわち、測色部400は、測色プログラム201が実行されることによって実現される。プロファイル生成部500は、プロファイル生成プログラム202が実行されることによって実現される。画像縮小部510は、画像縮小プログラム203が実行されることによって実現される。カラーパッチ抽出部520(色差算出部522,カラーパッチ選択部524,選択頻度カウント部526,重み付け部528を含む)は、カラーパッチ抽出プログラム204が実行されることによって実現される。プロファイル出力部530は、プロファイル出力プログラム205が実行されることによって実現される。色変換部600は、色変換プログラム206が実行されることによって実現される。
<4.画像処理方法>
以下、本実施形態における画像処理方法について説明する。なお、本実施形態における画像処理とは、或るデバイスで生成された画像データ(これが「入稿画像データ720」となる)に色空間の変換を施して他のデバイス用の画像データ(これが「変換後画像データ780」となる)を生成する処理のことである。
<4.1 処理手順の概要>
図4は、本実施形態における画像処理方法の手順の概要を示すフローチャートである。 本実施形態では、まず、処理対象の画像データを印刷する印刷機によって印刷されたカラーチャート700の測色を行い、当該カラーチャート700内の各カラーパッチの測色値を取得する処理(以下、「測色値取得処理」という。)が行われる(ステップS10)。次に、入稿画像データ720とステップS10で取得された各カラーパッチの測色値を示す測色データ710とに基づいて、ICCプロファイル770を生成する処理(以下、「プロファイル生成処理」という。)が行われる(ステップS20)。その後、ステップS20で生成されたICCプロファイル770を用いて、入稿画像データ720に色空間の変換を施す処理(以下、「色変換処理」という。)が行われる(ステップS30)。
なお、上記フローにおいて、プロファイル生成処理および色変換処理については、入稿画像データ720毎に行われる必要がある。一方、測色値取得処理については、測色データ710が補助記憶装置20等に保存されているのであれば、必ずしも入稿画像データ720毎に行われる必要はない。
<4.2 測色値取得処理>
図5は、測色値取得処理の処理手順を示すフローチャートである。色変換処理に用いるICCプロファイル770を生成するためには、上述したカラーチャート700が必要となる。そこで本実施形態では、まず、印刷物としてのカラーチャート700の基となるカラーチャートデータの作成が行われる(ステップS110)。次に、このカラーチャートデータに基づき、印刷機でカラーチャートを印刷する(ステップS120)。次に、ステップS120で印刷されたカラーチャート700を、画像処理装置100に接続された測色機110で測色する(ステップS130)。これにより、カラーチャート700内の各カラーパッチの測色値を示す測色データ710が生成される。
なお、カラーチャート700については、例えば図6(a)に示すように、マトリクス状に配置された多数の矩形領域であるカラーパッチからなり、各カラーパッチは、横行を特定するアルファベットA,B,C,…と縦列を特定する数字1,2,3,…との組み合わせにより指定可能となっている。また、測色データ710については、例えば図6(b)に示すように、A1,A2,…,A7,B1,B2,…,E7で特定される各カラーパッチの色が、CIE(国際照明委員会)により規定された色空間(L***)における値で表現されている。
<4.3 プロファイル生成処理>
図7は、プロファイル生成処理の処理手順の概要を示すフローチャートである。プロファイル生成処理の開始後、まず、入稿画像データ720の表す画像から色の変化の大きい部分の画素のデータを削除することにより縮小画像データ730を生成する処理(以下、「画像縮小処理」という。)が行われる(ステップS210)。次に、測色データ710とステップS210で生成された縮小画像データ730とに基づいて、カラーチャート700内の複数のカラーパッチからICCプロファイル770の生成に使用するカラーパッチを抽出する処理(以下、「カラーパッチ抽出処理」という。)が行われる(ステップS250)。その後、ステップS250におけるカラーパッチの抽出に基づいて生成されたカラーパッチデータ(重み付けカラーパッチデータ760)を用いて、ICCプロファイル770を生成して出力する処理(以下、「プロファイル出力処理」という。)が行われる(ステップS290)。画像縮小処理、カラーパッチ抽出処理、およびプロファイル出力処理についての詳しい説明は後述する。
なお、本実施形態においては、ステップS210によって画像縮小ステップが実現され、ステップS250によってカラーパッチ抽出ステップが実現され、ステップS290によってプロファイル生成ステップが実現されている。
<4.4 画像縮小処理>
図8は、画像縮小処理の処理手順を示すフローチャートである。画像縮小処理の開始後、まず、LAN300等を介して画像処理装置100に送られてくる入稿画像データ720が画像縮小部510によって読み込まれる(ステップS212)。その読み込まれた入稿画像データ720は、メモリ12上に作業用画像データとして展開される。ステップS212の終了後、ステップS214に進む。
ステップS214では、画像縮小部510によって、作業用画像データに基づき、m×nの画素領域のうちの所定の画素の画素値の取得が行われる。本実施形態においては、図9に示すように、2×2の画素領域のうちの左上の画素P1の画素値が取得される。ところで、このステップS214から後述するステップS230までの処理は、画像領域全体に対しての処理が終了するまで繰り返される。このとき、1回のループでは、或る1組の「2×2の画素領域」に対する処理が行われる。例えば、図10に示すように、画像領域全体において、まず左上の「2×2の画素領域」に対する処理(1回目のループ処理)が行われ、その後、左から右へと「2×2の画素領域」毎に処理が行われる。そして、右上の「2×2の画素領域」に対する処理(k回目のループ処理)の次には、1回目のループで処理が行われた「2×2の画素領域」の下に位置する「2×2の画素領域」に対する処理((k+1)回目のループ処理)が行われる。その後、左から右へと「2×2の画素領域」毎に処理が行われる。このように、互いに重複することのないように「2×2の画素領域」毎の処理が画像領域全体に対して行われる。なお、以下の説明では、或るループにおける「m×nの画素領域(2×2の画素領域)」に含まれる画素の集合のことを「処理対象画素群」といい、処理対象画素群を構成する画素のうち左上に位置する画素のことを「比較対象画素」という。
上述のステップS214においては、処理対象画素群が図11(a)に示すような4つの画素(図中の数字は画素値を表す)によって構成されていれば、比較対象画素の画素値として「33」が取得される。また、処理対象画素群が図11(b)に示すような4つの画素によって構成されている場合にも、比較対象画素の画素値として「33」が取得される。
ステップS214の終了後、ステップS216に進み、画像縮小部510によって、処理対象画素群に含まれる全ての画素の画素値の平均値が算出される。例えば、処理対象画素群が図11(a)に示したようなものであれば、平均値として算出される値は「33」となる。また、処理対象画素群が図11(b)に示したようなものであれば、平均値として算出される値は「36.75」となる。ステップS216の終了後、ステップS220に進む。
ステップS220では、画像縮小部510によって、ステップS214で取得した画素値(以下、「比較対象画素値」という。)とステップS216で取得した平均値とが一致しているか否かが判定される。判定の結果、一致していればステップS230に進む。一方、一致していなければステップS222に進む。ステップS222では、画像縮小部510によって、メモリ12上に展開されている作業用画像データから処理対象画素群に含まれている画素のデータを削除する処理が行われる。これにより、色の変化のある部分についての画素のデータが作業用画像データから削除される。例えば、処理対象画素群が図11(a)に示したようなものであれば、当該処理対象画素群に含まれている画素のデータの削除は行われない。一方、処理対象画素群が図11(b)に示したようなものであれば、当該処理対象画素群に含まれている画素のデータは削除される。
ステップS230では、画像縮小部510によって、画像領域全体に含まれる全ての「2×2の画素領域」に対する処理が終了したか否かが判定される。判定の結果、全ての「2×2の画素領域」に対する処理が終了していれば、画像縮小処理は終了し、図7のステップS250に進む。そして、この画像縮小処理の終了時点でメモリ12上に展開されている作業用画像データが縮小画像データ730としてカラーパッチ抽出処理で用いられる。一方、全ての「2×2の画素領域」に対しては処理が終了していなければ、ステップS214に戻る。
ところで、RGB形式の画像データの場合、ステップS214では、R,G,Bのそれぞれについて画素値が取得され、ステップS216では、R,G,Bのそれぞれについて平均値が算出される。そして、ステップS220では、R,G,Bの全てについて比較対象画素値と平均値とが一致しているときのみ「一致している」旨の判定がなされる。すなわち、R,G,Bのうちのいずれかの色において比較対象画素値と平均値とが一致しなければ、ステップS220からステップS222に進み、処理対象画素群に含まれる画素のデータが作業用画像データから削除される。
なお、本実施形態においては、ステップS214によって画素値取得ステップが実現され、ステップS216によって平均値算出ステップが実現され、ステップS220およびステップS222によって画素データ削除ステップが実現されている。
<4.5 カラーパッチ抽出処理>
図12は、カラーパッチ抽出処理の処理手順を示すフローチャートである。カラーパッチ抽出処理の開始後、まず、色差算出部522によって、縮小画像データ730と測色データ710とに基づいて、縮小画像に含まれる1つの画素(以下、「着目画素」という。)の色とカラーチャート700に含まれる1つのカラーパッチの測色値との色差ΔEの算出が行われる(ステップS252)。具体的には、着目画素のLab値を(L1 *,a1 *,b1 *)とし、カラーパッチの測色値を(L2 *,a2 *,b2 *)とすると、色差ΔEは次式(1)で算出される。
Figure 2010103606
ステップS252の終了後、ステップS254に進み、色差算出部522によって、着目画素の色について、カラーチャート700内の全てのカラーパッチの測色値との色差ΔEの算出が終了したか否かが判定される。判定の結果、終了していればステップS256に進む。一方、終了していなければステップS252に戻る。このようにしてステップS252の処理とステップS254の処理とが繰り返されることによって、全てのカラーパッチについて、着目画素との色差ΔEが算出される。
ステップS256では、カラーパッチ選択部524によって、着目画素の色との色差ΔE(ステップS252で算出された色差ΔE)が予め定められた許容値以下となる測色値のカラーパッチの選択が行われる。但し、着目画素の色との色差ΔEが上記許容値以下となるカラーパッチが複数存在する場合には、カラーパッチ選択部524は、着目画素の色との色差ΔEが最小となる測色値のカラーパッチを選択する。例えば、色差ΔEが許容値以下となる測色値のカラーパッチが3つ存在し、それぞれの色差ΔEが「1」,「2」,「3」である場合、色差ΔEが「1」となる測色値のカラーパッチが選択される。また、色差ΔEが許容値以下となるカラーパッチが1つだけ存在する場合には、当該カラーパッチが選択される。また、色差ΔEが許容値以下となるカラーパッチが1つも存在しない場合には、いずれのカラーパッチも選択されない。なお、上記許容値については、ユーザによる入力(指定)が可能なように構成されていても良い。
ステップS256の終了後、ステップS258に進み、選択頻度カウント部526によって、ステップS256で選択されたカラーパッチについての選択頻度の記録が行われる。これについては、例えば図13に示すようなテーブル形式で、カラーパッチ毎にステップS256で選択された回数が選択頻度として記録される。図13において、例えば「A1」で特定されるカラーパッチについては、(ステップS256で)5回選択されていることが把握される。なお、このステップS258で記録されるデータは、選択頻度データ750として、後述するステップS264の処理で用いられる。ステップS258の終了後、ステップS260に進む。
ステップS260では、カラーパッチ抽出部520によって、縮小画像を構成する全ての画素についての処理(ステップS252からステップS258までの処理)が終了したか否かが判定される。判定の結果、終了していればステップS262に進む。一方、終了していなければステップS252に戻る。このようにしてステップS252からステップS260までの処理が繰り返されることによって、縮小画像を構成する全ての画素の色について、カラーチャート700内の全てのカラーパッチの測色値との色差ΔEが算出され、その算出結果に基づくカラーパッチの抽出が行われる。
ステップS262では、カラーパッチ抽出部520によって、全てのカラーパッチのデータから上記ステップS256で全く選択されなかったカラーパッチのデータを削除することにより、採用カラーパッチデータ740が生成される。ステップS262の終了後、ステップS264に進む。
ステップS264では、重み付け部528によって、採用カラーパッチデータ740と選択頻度データ750とに基づき、カラーパッチ毎の選択頻度を考慮したカラーパッチデータである重み付けカラーパッチデータ760の生成が行われる。例えば、カラーパッチ毎の選択頻度をそのまま係数とする場合には、図14(a)に示すような重み付けカラーパッチデータ760が生成される。また、例えば、選択頻度に応じて所定の係数を掛ける場合には、図14(b)に示すような重み付けカラーパッチデータ760が生成される。なお、図14(b)においては、選択頻度が1以上5以下であれば係数を「1.0」とし、選択頻度が6以上10以下であれば係数を「1.2」とし、選択頻度が11以上であれば係数を「1.4」としている。また、例えば、選択頻度が予め定められた上位のもの(例えば上位10パーセント以内のもの)に所定の係数を掛ける場合には、図14(c)に示すような重み付けカラーパッチデータ760が生成される。ステップS264が終了すると、カラーパッチ抽出処理は終了し、図7のステップS290に進む。
なお、本実施形態においては、ステップS252およびステップS254によって色差算出ステップが実現され、ステップS256によってカラーパッチ選択ステップが実現され、ステップS258によって選択頻度記録ステップが実現され、ステップS264によって重み付けステップが実現されている。
<4.6 プロファイル出力処理>
プロファイル出力処理(図7のステップS290)では、カラーパッチ抽出処理で生成された重み付けカラーパッチデータ760に基づき、プロファイル出力部530によってICCプロファイル770が生成される。詳しくは、まず、重み付けカラーパッチデータ760に基づいて、CMYK色空間からLab色空間への変換を行うためのルックアップテーブル(LUT)およびLab色空間からCMYK色空間への変換を行うためのルックアップテーブルが最小自乗法等を用いた公知の方法によって生成される。そして、そのルックアップテーブルにヘッダー等のデータを付加することによって、ICCプロファイル770が生成される。
<5.効果>
以上のように、本実施形態によると、入稿画像データ720を構成する画素の色との色差が予め定められた許容値以下となる測色値のカラーパッチがカラーチャート700内の全てのカラーパッチから選択的に抽出される。そして、その抽出されたカラーパッチのデータに基づいて、色空間の変換を行うためのICCプロファイル770が生成される。これにより、ICCプロファイル770を生成するためのルックアップテーブルを生成する際に、入稿画像に含まれている色のみを考慮した変換系が構築される。このため、入稿画像(詳しくは、入稿画像内で使用されている色)に応じて、色変換処理に好適なICCプロファイル770が生成される。すなわち、従来技術においては、図15(a)に示すように、入稿画像の内容(使用されている色)に関わらず印刷機毎に定められたICCプロファイルを用いて色変換処理が行われていたが、本実施形態においては、図15(b)に示すように、個々の入稿画像毎にICCプロファイルが生成され、当該ICCプロファイルを用いて色変換処理が行われる。これにより、従来と比べて、精度の高い色変換処理が可能となる。
ところで、入稿画像に多く含まれている色については、変換前後で色が異なっていると、その相違が人の目によって視認されやすい。一方、入稿画像にあまり含まれていない色については、変換前後で色が多少異なっていても、その相違は人の目には視認されにくい。この点、本実施形態によれば、ICCプロファイル770の生成に使用するカラーパッチデータ(重み付けカラーパッチデータ760)を生成する際に、カラーチャート700内のカラーパッチ毎の選択頻度が考慮される。このため、入稿画像に多く含まれている色についての変換精度が高められ、人の目から見て好適な色変換処理が行われる。
また、色の変化の小さい部分(同じ色が連続して現れている部分)については、変換前後で色が異なっていると、その色の相違が人の目によって視認されやすい。一方、色の変化の大きい部分については、変換前後で色が多少異なっていても、その色の相違は人の目には視認されにくい。この点、本実施形態によれば、ICCプロファイル770の生成に使用するカラーパッチの抽出を行う前に、入稿画像データ720から色の変化の大きい部分の画素のデータを削除することにより縮小画像データ730が生成される。そして、その縮小画像データ730に基づいて、カラーパッチの抽出が行われる。このため、入稿画像において色の変化の小さい部分についての変換精度が高められ、人の目から見て好適な色変換処理が行われる。
<6.その他>
上記実施形態においては画像縮小処理の際に「2×2」の画素領域毎に処理が行われる構成としているが、本発明はこれに限定されず、「2×3」,「3×3」など「2×2」以外の画素領域毎に処理が行われる構成であっても良い。また、上記実施形態においては処理対象画素群を構成する画素のうち左上の画素を比較対象画素としているが、本発明はこれに限定されず、左上以外の位置の画素を比較対象画素としても良い。
また、上記実施形態においては、製版印刷システムにおけるICCプロファイル770の生成を例に挙げて説明しているが、本発明はこれに限定されない。カラープロファイルを用いて印刷用の色空間への変換が行われるものであれば、本発明を適用することができる。
本発明の一実施形態に係るプロファイル生成装置としての画像処理装置を含む製版印刷システムの全体構成を示す図である。 上記実施形態において、画像処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 上記実施形態において、画像処理装置の機能構成を示す機能ブロック図である。 上記実施形態において、画像処理方法の手順の概要を示すフローチャートである。 上記実施形態において、測色値取得処理の処理手順を示すフローチャートである。 上記実施形態において、カラーチャートについて説明するための図である。 上記実施形態において、プロファイル生成処理の処理手順の概要を示すフローチャートである。 上記実施形態において、画像縮小処理の処理手順を示すフローチャートである。 上記実施形態において、画素値の取得について説明するための図である。 上記実施形態において、画像縮小処理におけるループの処理について説明するための図である。 上記実施形態において、処理対象画素群の例を示す図である。 上記実施形態において、カラーパッチ抽出処理の処理手順を示すフローチャートである。 上記実施形態において、カラーパッチの選択頻度の記録について説明するための図である。 上記実施形態において、重み付けカラーパッチデータの生成について説明するための図である。 従来技術によるICCプロファイルの生成と上記実施形態におけるICCプロファイルの生成との違いについて説明するための図である。
符号の説明
100…画像処理装置(プロファイル生成装置)
110…測色機
400…測色部
500…プロファイル生成部
510…画像縮小部
520…カラーパッチ抽出部
522…色差算出部
524…カラーパッチ選択部
526…選択頻度カウント部
528…重み付け部
530…プロファイル出力部
600…色変換部
700…カラーチャート
710…測色データ
720…入稿画像データ
730…縮小画像データ
740…採用カラーパッチデータ
750…選択頻度データ
760…重み付けカラーパッチデータ
770…ICCプロファイル

Claims (16)

  1. 外部から与えられる入力画像データを印刷用の色空間のデータに変換するためのカラープロファイルを、所定のカラーチャート内の複数のカラーパッチを測色して得られる前記複数のカラーパッチの測色値を示す測色値データ群に基づいて生成するプロファイル生成装置であって、
    前記測色値データ群に基づいて、前記入力画像データを構成する画素の色との色差が予め定められた許容値以下となる測色値のカラーパッチを前記複数のカラーパッチから選択的に抽出するカラーパッチ抽出手段と、
    前記カラーパッチ抽出手段によって抽出されたカラーパッチの測色値を示す被抽出測色値データ群に基づいて前記カラープロファイルを生成するプロファイル生成手段と
    を備えることを特徴とする、プロファイル生成装置。
  2. 前記カラーパッチ抽出手段は、
    前記入力画像データを構成する各画素について、当該各画素の色と前記複数のカラーパッチの測色値との色差を算出する色差算出手段と、
    前記色差算出手段によって算出された各画素との色差が前記許容値以下である測色値のカラーパッチを、前記被抽出測色値データ群を構成するカラーパッチとして選択するカラーパッチ選択手段と
    を含むことを特徴とする、請求項1に記載のプロファイル生成装置。
  3. 前記カラーパッチ選択手段は、前記入力画像データを構成する各画素について、当該各画素の色との色差が前記許容値以下である測色値のカラーパッチが複数あるときには、当該各画素の色との色差が最小となる測色値のカラーパッチを選択することを特徴とする、請求項2に記載のプロファイル生成装置。
  4. 各カラーパッチについて前記カラーパッチ選択手段によって選択された回数を選択頻度として記録する選択頻度記録手段と、
    前記被抽出測色値データ群に前記選択頻度記録手段によって記録されたカラーパッチ毎の選択頻度に応じた重み付けを行って重み付け測色値データ群を生成する重み付け手段と
    を更に備えることを特徴とする、請求項2または3に記載のプロファイル生成装置。
  5. 前記入力画像データに基づいて、予め定められた大きさの画素領域毎に画素領域内での色の変化の有無を検査し、色の変化の無い画素領域に含まれる画素のデータを前記入力画像データから削除して縮小画像データを生成する画像縮小手段を更に備え、
    前記カラーパッチ抽出手段は、前記入力画像データに代えて前記縮小画像データを構成する画素の色との色差が前記許容値以下となる測色値のカラーパッチを抽出することを特徴とする、請求項1から4までのいずれか1項に記載のプロファイル生成装置。
  6. 前記画像縮小手段は、
    前記予め定められた大きさの画素領域であって処理中の画素領域である処理対象画素領域の所定位置の画素の画素値を取得する画素値取得手段と、
    前記処理対象画素領域内の全ての画素の画素値の平均値を算出する平均値算出手段と、
    前記画素値取得手段によって取得された画素値と前記平均値算出手段によって算出された平均値とが異なるときに、前記処理対象画素領域内の全ての画素のデータを前記入力画像データから削除する画素データ削除手段と
    を含むことを特徴とする、請求項5に記載のプロファイル生成装置。
  7. 外部から与えられる入力画像データを印刷用の色空間のデータに変換するためのカラープロファイルを、所定のカラーチャート内の複数のカラーパッチを測色して得られる前記複数のカラーパッチの測色値を示す測色値データ群に基づいて生成するプロファイル生成プログラムであって、
    前記測色値データ群に基づいて、前記入力画像データを構成する画素の色との色差が予め定められた許容値以下となる測色値のカラーパッチを前記複数のカラーパッチから選択的に抽出するカラーパッチ抽出ステップと、
    前記カラーパッチ抽出ステップで抽出されたカラーパッチの測色値を示す被抽出測色値データ群に基づいて前記カラープロファイルを生成するプロファイル生成ステップと、
    をコンピュータのCPUがメモリにおいて実行させる、プロファイル生成プログラム。
  8. 前記カラーパッチ抽出ステップは、
    前記入力画像データを構成する各画素について、当該各画素の色と前記複数のカラーパッチの測色値との色差を算出する色差算出ステップと、
    前記色差算出ステップで算出された各画素との色差が前記許容値以下である測色値のカラーパッチを、前記被抽出測色値データ群を構成するカラーパッチとして選択するカラーパッチ選択ステップと
    を含むことを特徴とする、請求項7に記載のプロファイル生成プログラム。
  9. 前記カラーパッチ選択ステップでは、前記入力画像データを構成する各画素について、当該各画素の色との色差が前記許容値以下である測色値のカラーパッチが複数あるときには、当該各画素の色との色差が最小となる測色値のカラーパッチが選択されることを特徴とする、請求項8に記載のプロファイル生成プログラム。
  10. 各カラーパッチについて前記カラーパッチ選択ステップで選択された回数を選択頻度として記録する選択頻度記録ステップと、
    前記被抽出測色値データ群に前記選択頻度記録ステップで記録されたカラーパッチ毎の選択頻度に応じた重み付けを行って重み付け測色値データ群を生成する重み付けステップと
    を更に備えることを特徴とする、請求項8または9に記載のプロファイル生成プログラム。
  11. 前記入力画像データに基づいて、予め定められた大きさの画素領域毎に画素領域内での色の変化の有無を検査し、色の変化の無い画素領域に含まれる画素のデータを前記入力画像データから削除して縮小画像データを生成する画像縮小ステップを更に備え、
    前記カラーパッチ抽出ステップでは、前記入力画像データに代えて前記縮小画像データを構成する画素の色との色差が前記許容値以下となる測色値のカラーパッチが抽出されることを特徴とする、請求項7から10までのいずれか1項に記載のプロファイル生成プログラム。
  12. 前記画像縮小ステップは、
    前記予め定められた大きさの画素領域であって処理中の画素領域である処理対象画素領域の所定位置の画素の画素値を取得する画素値取得ステップと、
    前記処理対象画素領域内の全ての画素の画素値の平均値を算出する平均値算出ステップと、
    前記画素値取得ステップで取得された画素値と前記平均値算出ステップで算出された平均値とが異なるときに、前記処理対象画素領域内の全ての画素のデータを前記入力画像データから削除する画素データ削除ステップと
    を含むことを特徴とする、請求項11に記載のプロファイル生成プログラム。
  13. 外部から与えられる入力画像データを印刷用の色空間のデータに変換するためのカラープロファイルを、所定のカラーチャート内の複数のカラーパッチを測色して得られる前記複数のカラーパッチの測色値を示す測色値データ群に基づいて生成するプロファイル生成方法であって、
    前記測色値データ群に基づいて、前記入力画像データを構成する画素の色との色差が予め定められた許容値以下となる測色値のカラーパッチを前記複数のカラーパッチから選択的に抽出するカラーパッチ抽出ステップと、
    前記カラーパッチ抽出ステップで抽出されたカラーパッチの測色値を示す被抽出測色値データ群に基づいて前記カラープロファイルを生成するプロファイル生成ステップと、
    を含むことを特徴とする、プロファイル生成方法。
  14. 所定のカラーチャート内の複数のカラーパッチを測色することにより前記複数のカラーパッチの測色値を示す測色値データ群を生成する測色手段と、
    前記測色値データ群に基づいて、外部から与えられる入力画像データを構成する画素の色との色差が予め定められた許容値以下となる測色値のカラーパッチを前記複数のカラーパッチから選択的に抽出するカラーパッチ抽出手段と、
    前記カラーパッチ抽出手段によって抽出されたカラーパッチの測色値を示す被抽出測色値データ群に基づいて前記カラープロファイルを生成するプロファイル生成手段と、
    前記プロファイル生成手段によって生成されたカラープロファイルを用いて前記入力画像データを印刷用の色空間のデータに変換する色変換手段と
    を備えることを特徴とする、画像処理装置。
  15. 所定のカラーチャート内の複数のカラーパッチを測色して得られた結果に基づいて、前記複数のカラーパッチの測色値を示す測色値データ群を生成する測色ステップと、
    前記測色値データ群に基づいて、外部から与えられる入力画像データを構成する画素の色との色差が予め定められた許容値以下となる測色値のカラーパッチを前記複数のカラーパッチから選択的に抽出するカラーパッチ抽出ステップと、
    前記カラーパッチ抽出ステップで抽出されたカラーパッチの測色値を示す被抽出測色値データ群に基づいて前記カラープロファイルを生成するプロファイル生成ステップと、
    前記プロファイル生成ステップで生成されたカラープロファイルを用いて前記入力画像データを印刷用の色空間のデータに変換する色変換ステップと、
    をコンピュータのCPUがメモリにおいて実行させる、画像処理プログラム。
  16. 所定のカラーチャート内の複数のカラーパッチを測色することにより前記複数のカラーパッチの測色値を示す測色値データ群を生成する測色ステップと、
    前記測色値データ群に基づいて、外部から与えられる入力画像データを構成する画素の色との色差が予め定められた許容値以下となる測色値のカラーパッチを前記複数のカラーパッチから選択的に抽出するカラーパッチ抽出ステップと、
    前記カラーパッチ抽出ステップで抽出されたカラーパッチの測色値を示す被抽出測色値データ群に基づいて前記カラープロファイルを生成するプロファイル生成ステップと、
    前記プロファイル生成ステップで生成されたカラープロファイルを用いて前記入力画像データを印刷用の色空間のデータに変換する色変換ステップと
    を含むことを特徴とする、画像処理方法。
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