JP2006287281A - 出力データ作成装置及び出力データ作成プログラム - Google Patents

出力データ作成装置及び出力データ作成プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 画像データに基づいて出力条件を正確に反映した印刷データを作成することができ、かつ色変換テーブルの記憶容量を増大させることがない。
【解決手段】 印刷システムにおいて、PCでは、ユーザにより指定された出力条件に対応する色変換テーブルがない場合(S21:NO)、あらかじめ記憶されている複数の色変換テーブルを条件項目数(n次元)で補間することで、出力条件に対応する補間テーブルPが動的に作成される(S25)。そして、この補間テーブルPに基づいて、画像データが256階調のsRGB値から256階調のCMYK値に色変換される(S27)。その後、色変換された256階調のCMYKデータは、各種補正処理及び擬似階調処理が実行されて印刷データが作成される。この印刷データに基づいて、プリンタでは記録紙への画像印刷が実行される。
【選択図】 図6

Description

本発明は、画像を形成する画像形成装置で用いられる出力データを作成する出力データ作成装置及び出力データ作成プログラムに関する。
従来、プリンタやディスプレイなどの画像形成装置で用いられる出力データを作成する場合、画像を示す入力データを色変換テーブルで色変換することが知られている。例えば、カラー画像を印刷するプリンタ用の印刷データを作成する場合には、画像データをICC色プロファイルなどで色変換して、その色変換したデータに基づいて印刷データを作成する。そして、インクジェットプリンタでは、印刷データに基づいてシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の各色のインクを吐出し、これらを重ね合わせることで被記録媒体にカラー画像を印刷している。
ところで、従来の印刷データ作成装置では、解像度,インク総量規制値,メディア(材質や色など)などの印刷条件や、温度,湿度などの環境条件や、これら印刷条件や環境条件を組み合わせた条件(以下、これらを出力条件とよぶ)に応じて、複数の色変換テーブルをあらかじめ用意しておく。そして、ユーザにより設定された出力条件に応じた色変換テーブルを用いることで、画像データに対して最適な色変換を行うことができることが知られている。
また、カラー画像の印刷条件(インク種類や印刷用紙の種類など)に応じた補正テーブルを用いて色変換テーブルを補正し、この補正後の色変換テーブルを用いて画像データの色変換処理を行うようにした印刷制御装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。これによれば、印刷条件に応じた印刷データを迅速に得ることができ、高画質なカラー画像を迅速に印刷することが可能になり、さらに印刷条件毎に色変換テーブルを記憶しておく場合に比べて記憶容量を少なくすることができる。
特開2001−128018号公報
しかしながら、上記の従来技術では、あらかじめ出力条件に応じた複数の色変換テーブルを作成しておく必要があるところ、出力条件が多ければ多いほど、それに対応した色変換テーブルを作成するのに手間がかかっていた。したがって、現実的には画像データを色変換する場合、ユーザにより設定された出力条件が所定範囲内であれば、その出力条件に最も近い出力条件に対応する色変換テーブルを用いて色変換を行っていた。よって、ユーザにより設定された出力条件に対応する色変換テーブルが存在しない場合には、その出力条件に応じた最適な色変換を行うことができず、当該出力条件を正確に反映した印刷データを作成するのが困難であるという問題があった。
また、特許文献1に記載の発明では、あらかじめ印刷条件に応じた複数の補正テーブルを作成する必要があり、特に印刷条件が増えれば増えたほど、それに対応した補正テーブルを作成するのに手間がかかる。また、印刷条件が多くなると、あらかじめ用意しておく補正テーブルが多くなり、記憶容量を少なくすることができない。さらに、印刷条件に対応する補正テーブルが存在しない場合には、従来技術と同様に、印刷条件に応じた最適な色変換を行うことができないという問題があった。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、入力データに基づいて出力条件を正確に反映した出力データを作成することができ、かつ色変換テーブルの記憶容量を増大させることがない出力データ作成装置及び出力データ作成プログラムの提供を目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明の出力データ作成装置は、被記録媒体に画像を形成する画像形成装置で用いられる出力データを、該画像を示す入力データに基づいて作成する出力データ作成装置であって、前記画像形成装置における前記被記録媒体への画像形成に関する出力条件を取得する出力条件取得手段と、あらかじめ定められた複数の出力条件の各々に対応して設けられ、前記入力データを前記出力データに変換するための複数の色変換テーブルを記憶したテーブル記憶手段と、前記出力条件取得手段により取得された出力条件に対応する色変換テーブルが前記テーブル記憶手段に存在しない場合、前記テーブル記憶手段に記憶された複数の色変換テーブルに基づいて、前記入力データを該出力条件に応じて色変換する合成色変換手段と、前記合成色変換手段により色変換された入力データに基づいて、前記出力データを作成する出力データ作成手段とを備えている。
また、請求項2に係る発明の出力データ作成装置は、請求項1に記載の発明の構成に加え、前記合成色変換手段は、前記テーブル記憶手段に記憶された複数の色変換テーブルを補間して、前記出力条件取得手段により取得された出力条件に対応する補間テーブルを作成し、該補間テーブルに基づいて前記入力データを色変換することを特徴とする。
また、請求項3に係る発明の出力データ作成装置は、請求項1に記載の発明の構成に加え、前記合成色変換手段は、前記テーブル記憶手段に記憶された複数の色変換テーブルの各々に基づいて前記入力データを複数の中間データに変換し、該複数の中間データを補間することで該入力データを色変換することを特徴とする。
また、請求項4に係る発明の出力データ作成装置は、請求項1に記載の発明の構成に加え、前記合成色変換手段は、前記入力データを前記出力データに色変換するのに必要な格子点を算出し、前記テーブル記憶手段に記憶された複数の色変換テーブルを補間して該格子点を色変換し、該色変換後の格子点に基づいて該入力データを色変換することを特徴とする。
また、請求項5に係る発明の出力データ作成装置は、被記録媒体に画像を形成する画像形成装置で用いられる出力データを、該画像を示す入力データに基づいて作成する出力データ作成装置であって、前記画像形成装置における前記被記録媒体への画像形成に関する出力条件を取得する出力条件取得手段と、あらかじめ定められた複数の出力条件の各々に対応して設けられ、前記入力データを前記出力データに変換するための複数の色変換テーブルを記憶したテーブル記憶手段と、前記出力条件取得手段により取得された出力条件に対応する色変換テーブルが前記テーブル記憶手段に存在しない場合、前記テーブル記憶手段に記憶された複数の色変換テーブルに基づいて、前記入力データを該出力条件に応じて色変換する合成色変換手段と、前記合成色変換手段により色変換された入力データに基づいて、前記出力データを作成する出力データ作成手段と、補間テーブルを作成するか否かを判定する補間判定手段とを備え、前記補間判定手段により補間テーブルを作成すると判定された場合、前記合成色変換手段は、前記テーブル記憶手段に記憶された複数の色変換テーブルを補間して、前記出力条件取得手段により取得された出力条件に対応する補間テーブルを作成し、該補間テーブルに基づいて前記入力データを色変換し、前記補間判定手段により補間テーブルを作成しないと判定された場合、前記合成色変換手段は、前記テーブル記憶手段に記憶された複数の色変換テーブルの各々に基づいて前記入力データを複数の中間データに変換し、該複数の中間データを補間することで該入力データを色変換することを特徴とする。
また、請求項6に係る発明の出力データ作成装置は、請求項5に記載の発明の構成に加え、前記補間判定手段は、前記画像の画素数と補間判定基準値とを比較して、前記補間テーブルを作成する又は作成しないと判定することを特徴とする。
また、請求項7に係る発明の出力データ作成装置は、請求項2、5、6のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記出力条件は、複数nの条件項目に基づいて設定されており、前記合成色変換手段は、前記テーブル記憶手段に記憶された複数の色変換テーブルをn次元で補間して前記補間テーブルを作成することを特徴とする。
また、請求項8に係る発明の出力データ作成装置は、請求項3、5、6のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記出力条件は、複数nの条件項目に基づいて設定されており、前記合成色変換手段は、前記複数の中間データをn次元で補間することで前記入力データを色変換することを特徴とする。
また、請求項9に係る発明の出力データ作成装置は、請求項7又は8に記載の発明の構成に加え、前記複数nの条件項目は、前記画像形成装置における気温、前記画像形成装置における湿度、前記画像の形成に用いられる色材総量、前記被記録媒体の色、前記被記録媒体の材質及び前記画像が形成される解像度の少なくとも1つを含むことを特徴とする。
また、請求項10に係る発明の出力データ作成装置は、請求項1乃至9のいずれかに記載の発明の構成に加え、ユーザが出力条件を入力するための出力条件入力手段を備え、前記出力条件取得手段は、前記出力条件入力手段から入力された出力条件を取得することを特徴とする。
また、請求項11に係る発明の出力データ作成装置は、請求項1乃至10のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記画像形成装置は、前記被記録媒体に前記画像を印刷する印刷装置であることを特徴とする。
また、請求項12に係る発明の出力データ作成プログラムは、被記録媒体に画像を形成する画像形成装置で用いられる出力データを、該画像を示す入力データに基づいて作成する出力データ作成プログラムであって、コンピュータを、前記画像形成装置における前記被記録媒体への画像形成に関する出力条件を取得する出力条件取得手段、あらかじめ定められた複数の出力条件の各々に対応して設けられ、前記入力データを前記出力データに変換するための複数の色変換テーブルを記憶したテーブル記憶手段、前記出力条件取得手段により取得された出力条件に対応する色変換テーブルが前記テーブル記憶手段に存在しない場合、前記テーブル記憶手段に記憶された複数の色変換テーブルに基づいて、前記入力データを該出力条件に応じて色変換する合成色変換手段、前記合成色変換手段により色変換された入力データに基づいて、前記出力データを作成する出力データ作成手段として機能させることを特徴とする。
また、請求項13に係る発明の出力データ作成プログラムは、請求項12に記載の発明の構成に加え、前記合成色変換手段は、前記テーブル記憶手段に記憶された複数の色変換テーブルを補間して、前記出力条件取得手段により取得された出力条件に対応する補間テーブルを作成し、該補間テーブルに基づいて前記入力データを色変換することを特徴とする。
また、請求項14に係る発明の出力データ作成プログラムは、請求項12に記載の発明の構成に加え、前記合成色変換手段は、前記テーブル記憶手段に記憶された複数の色変換テーブルの各々に基づいて前記入力データを複数の中間データに変換し、該複数の中間データを補間することで該入力データを色変換することを特徴とする。
また、請求項15に係る発明の出力データ作成プログラムは、請求項12に記載の発明の構成に加え、前記合成色変換手段は、前記入力データを前記出力データに色変換するのに必要な格子点を算出し、前記テーブル記憶手段に記憶された複数の色変換テーブルを補間して該格子点を色変換し、該色変換後の格子点に基づいて該入力データを色変換することを特徴とする。
また、請求項16に係る発明の出力データ作成プログラムは、被記録媒体に画像を形成する画像形成装置で用いられる出力データを、該画像を示す入力データに基づいて作成する出力データ作成プログラムであって、コンピュータを、前記画像形成装置における前記被記録媒体への画像形成に関する出力条件を取得する出力条件取得手段、あらかじめ定められた複数の出力条件の各々に対応して設けられ、前記入力データを前記出力データに変換するための複数の色変換テーブルを記憶したテーブル記憶手段、前記出力条件取得手段により取得された出力条件に対応する色変換テーブルが前記テーブル記憶手段に存在しない場合、前記テーブル記憶手段に記憶された複数の色変換テーブルに基づいて、前記入力データを該出力条件に応じて色変換する合成色変換手段、前記合成色変換手段により色変換された入力データに基づいて、前記出力データを作成する出力データ作成手段、補間テーブルを作成するか否かを判定する補間判定手段として機能させるものであって、前記補間判定手段により補間テーブルを作成すると判定された場合、前記合成色変換手段は、前記テーブル記憶手段に記憶された複数の色変換テーブルを補間して、前記出力条件取得手段により取得された出力条件に対応する補間テーブルを作成し、該補間テーブルに基づいて前記入力データを色変換し、前記補間判定手段により補間テーブルを作成しないと判定された場合、前記合成色変換手段は、前記テーブル記憶手段に記憶された複数の色変換テーブルの各々に基づいて前記入力データを複数の中間データに変換し、該複数の中間データを補間することで該入力データを色変換することを特徴とする。
また、請求項17に係る発明の出力データ作成プログラムは、請求項16に記載の発明の構成に加え、前記補間判定手段は、前記画像の画素数と補間判定基準値とを比較して、前記補間テーブルを作成する又は作成しないと判定することを特徴とする。
また、請求項18に係る発明の出力データ作成プログラムは、請求項13、16、17のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記出力条件は、複数nの条件項目に基づいて設定されており、前記合成色変換手段は、前記テーブル記憶手段に記憶された複数の色変換テーブルをn次元で補間して前記補間テーブルを作成することを特徴とする。
また、請求項19に係る発明の出力データ作成プログラムは、請求項14、16、17のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記出力条件は、複数nの条件項目に基づいて設定されており、前記合成色変換手段は、前記複数の中間データをn次元で補間することで前記入力データを色変換することを特徴とする。
また、請求項20に係る発明の出力データ作成プログラムは、請求項18又は19に記載の発明の構成に加え、前記複数nの条件項目は、前記画像形成装置における気温、前記画像形成装置における湿度、前記画像の形成に用いられる色材総量、前記被記録媒体の色、前記被記録媒体の材質及び前記画像が形成される解像度の少なくとも1つを含むことを特徴とする。
また、請求項21に係る発明の出力データ作成プログラムは、請求項12乃至20のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記コンピュータは、ユーザが出力条件を入力するための出力条件入力手段を備えており、前記出力条件取得手段は、前記出力条件入力手段から入力された出力条件を取得することを特徴とする。
また、請求項22に係る発明の出力データ作成プログラムは、請求項12乃至21のいずれかに記載の発明の構成に加え、前記画像形成装置は、前記被記録媒体に前記画像を印刷する印刷装置であることを特徴とする。
請求項1に係る発明の出力データ作成装置では、出力条件に対応する色変換テーブルが存在しない場合、あらかじめ記憶されている複数の色変換テーブルに基づいて入力データが色変換されて、色変換後の入力データに基づいて出力データが作成される。よって、入力データに基づいて出力条件を正確に反映した出力データを作成することができ、かつ色変換テーブルの記憶容量を増大させることがない。
また、請求項2に係る発明の出力データ作成装置では、請求項1に記載の発明の効果に加え、あらかじめ記憶されている複数の色変換テーブルを補間して、出力条件に対応する補間テーブルが作成されて、この補間テーブルに基づいて入力データが色変換される。よって、出力条件に対応する色変換テーブルが存在しなくても、当該出力条件に応じた色変換を実行することができる。
また、請求項3に係る発明の出力データ作成装置では、請求項1に記載の発明の効果に加え、あらかじめ記憶されている複数の色変換テーブルの各々に基づいて、入力データを複数の中間データに変換し、この複数の中間データを補間することで入力データが色変換される。よって、出力条件に対応する色変換テーブルが存在しなくても、当該出力条件に応じた色変換を実行することができる。
また、請求項4に係る発明の出力データ作成装置では、請求項1に記載の発明の効果に加え、入力データを出力データに色変換するのに必要な格子点を、あらかじめ記憶されている複数の色変換テーブルを補間して格子点を色変換して、これに基づいて入力データが色変換される。よって、出力条件に対応する色変換テーブルが存在しなくても、当該出力条件に応じた色変換を実行することができる。さらに、入力データを色変換するのに必要な格子点しか色変換テーブルを合成しないので処理を高速化することができる。
また、請求項5に係る発明の出力データ作成装置では、出力条件に対応する色変換テーブルが存在しない場合であって、補間テーブルを作成する場合には、補間テーブルを用いて入力データが色変換される一方、補間テーブルを作成しない場合には、複数の色変換テーブルにより入力データが複数の中間データに変換されて、この複数の中間データが補間される。よって、入力データに基づいて出力条件を正確に反映した出力データを作成することができ、かつ色変換テーブルの記憶容量を増大させることがない。
また、請求項6に係る発明の出力データ作成装置では、請求項5に記載の発明の効果に加え、画像の画素数と補間判定基準値とを比較して、補間テーブルを作成する又は作成しないと判定される。よって、画像の画素数に応じた最適な方法で、入力データの色変換を迅速に実行することができる。
また、請求項7に係る発明の出力データ作成装置では、請求項2、5、6のいずれかに記載の発明の効果に加え、あらかじめ記憶されている複数の色変換テーブルをn次元で補間して補間テーブルが作成される。よって、出力条件を構成する条件項目が多い場合であっても、当該出力条件に応じた最適な色変換を実行することができる。
また、請求項8に係る発明の出力データ作成装置では、請求項3、5、6のいずれかに記載の発明の効果に加え、複数の中間データをn次元で補間することで入力データが色変換される。よって、出力条件を構成する条件項目が多い場合であっても、当該出力条件に応じた最適な色変換を実行することができる。
また、請求項9に係る発明の出力データ作成装置では、請求項7又は8に記載の発明の効果に加え、複数nの条件項目は、気温,湿度,色材総量,被記録媒体の色及び材質,解像度の少なくとも1つを含む。よって、出力条件として、各種の印刷条件や環境条件を適用することができる。
また、請求項10に係る発明の出力データ作成装置では、請求項1乃至9のいずれかに記載の発明の効果に加え、ユーザが出力条件を入力するための手段を備えている。よって、ユーザは任意の出力条件を入力することができる。
また、請求項11に係る発明の出力データ作成装置では、請求項1乃至10のいずれかに記載の発明の効果に加え、画像形成装置は印刷装置である。よって、印刷装置で用いられる出力データを作成する場合に、本発明を適用することができる。
また、請求項12に係る発明の出力データ作成プログラムでは、出力条件に対応する色変換テーブルが存在しない場合、あらかじめ記憶されている複数の色変換テーブルに基づいて入力データが色変換されて、色変換後の入力データに基づいて出力データが作成される。よって、入力データに基づいて出力条件を正確に反映した出力データを作成することができ、かつ色変換テーブルの記憶容量を増大させることがない。
また、請求項13に係る発明の出力データ作成プログラムでは、請求項12に記載の発明の効果に加え、あらかじめ記憶されている複数の色変換テーブルを補間して、出力条件に対応する補間テーブルが作成されて、この補間テーブルに基づいて入力データが色変換される。よって、出力条件に対応する色変換テーブルが存在しなくても、当該出力条件に応じた色変換を実行することができる。
また、請求項14に係る発明の出力データ作成プログラムでは、請求項12に記載の発明の効果に加え、あらかじめ記憶されている複数の色変換テーブルの各々に基づいて、入力データを複数の中間データに変換し、この複数の中間データを補間することで入力データが色変換される。よって、出力条件に対応する色変換テーブルが存在しなくても、当該出力条件に応じた色変換を実行することができる。
また、請求項15に係る発明の出力データ作成プログラムでは、請求項12に記載の発明の効果に加え、入力データを出力データに色変換するのに必要な格子点を、あらかじめ記憶されている複数の色変換テーブルを補間して格子点を色変換して、これに基づいて入力データが色変換される。よって、出力条件に対応する色変換テーブルが存在しなくても、当該出力条件に応じた色変換を実行することができる。さらに、入力データを色変換するのに必要な格子点しか色変換テーブルを合成しないので処理を高速化することができる。
また、請求項16に係る発明の出力データ作成プログラムでは、出力条件に対応する色変換テーブルが存在しない場合であって、補間テーブルを作成する場合には、補間テーブルを用いて入力データが色変換される一方、補間テーブルを作成しない場合には、複数の色変換テーブルにより入力データが複数の中間データに変換されて、この複数の中間データが補間される。よって、入力データに基づいて出力条件を正確に反映した出力データを作成することができ、かつ色変換テーブルの記憶容量を増大させることがない。
また、請求項17に係る発明の出力データ作成プログラムでは、請求項16に記載の発明の効果に加え、画像の画素数と補間判定基準値とを比較して、補間テーブルを作成する又は作成しないと判定される。よって、画像の画素数に応じた最適な方法で、入力データの色変換を迅速に実行することができる。
また、請求項18に係る発明の出力データ作成プログラムでは、請求項13、16、17のいずれかに記載の発明の効果に加え、あらかじめ記憶されている複数の色変換テーブルをn次元で補間して補間テーブルが作成される。よって、出力条件を構成する条件項目が多い場合であっても、当該出力条件に応じた最適な色変換を実行することができる。
また、請求項19に係る発明の出力データ作成プログラムでは、請求項14、16、17のいずれかに記載の発明の効果に加え、複数の中間データをn次元で補間することで入力データが色変換される。よって、出力条件を構成する条件項目が多い場合であっても、当該出力条件に応じた最適な色変換を実行することができる。
また、請求項20に係る発明の出力データ作成プログラムでは、請求項18又は19に記載の発明の効果に加え、複数nの条件項目は、気温,湿度,色材総量,被記録媒体の色及び材質,解像度の少なくとも1つを含む。よって、出力条件として、各種の印刷条件や環境条件を適用することができる。
また、請求項21に係る発明の出力データ作成プログラムでは、請求項12乃至20のいずれかに記載の発明の効果に加え、ユーザが出力条件を入力するための手段を備えている。よって、ユーザは任意の出力条件を入力することができる。
また、請求項22に係る発明の出力データ作成プログラムでは、請求項12乃至21のいずれかに記載の発明の効果に加え、画像形成装置は印刷装置である。よって、印刷装置で用いられる出力データを作成する場合に、本発明を適用することができる。
以下、本発明の第1の実施の形態について説明する。本実施の形態に係る印刷システム1は、本発明の出力データ作成装置及び出力データ作成プログラムの一例として、画像データに基づいて印刷データを作成するパーソナルコンピュータ(PC)10と、PC10で作成された印刷データに基づいて、被印刷媒体の布帛であるTシャツに印刷するインクジェット方式のプリンタ20とから構成される。
まず、本実施の形態に係る印刷システム1の構成について説明する。図1は、印刷システム1の電気的構成を示すブロック図である。図2は、RAM13の記憶エリアの構成を示す概念図である。図3は、HDD15の記憶エリアの構成を示す概念図である。
図1に示すように、印刷システム1を構成するPC10は、PC10の制御を司るCPU11に、BIOS等のプログラムを記憶したROM12と、データを一時的に記憶するRAM13と、データの読み込みを行うCD−ROMドライブ14と、データの記憶装置であるハードディスクドライブ(HDD)15とが、バスを介して接続されている。さらに、プリンタ20とのデータ通信を行うためのインターフェイス(I/O)16と、ユーザに操作画面を表示するモニタ17と、ユーザが操作の入力を行うキーボード18やマウス19とが、バスを介してCPU11に接続されている。なお、PC10には、図示外のフロッピー(登録商標)ディスクドライブ、音声等の入出力部、各種インターフェイスなども設けられている。
なお、CD−ROMドライブ14に挿入可能なCD−ROMには、後述する印刷データ作成処理(図4)を実行するための印刷データ作成プログラムを含むプリンタドライバや、プログラムの実行時に使用される設定やデータ等が記憶されており、導入時には、CD−ROMからHDD15上のプログラム記憶エリア152や情報記憶エリア153(図3参照)にセットアップされて記憶されるようになっている。
次に、図2に示すように、PC10のRAM13には、プログラムの実行中の一時的なデータを記憶するワークエリア131と、ユーザにより入力された出力条件を記憶する出力条件記憶エリア132と、印刷対象の画像データを一時的に記憶する入力画像データ記憶エリア133と、画像データの色変換に用いられる色変換テーブルや補間テーブルを記憶するテーブル記憶エリア134と、画像データに基づいて作成された印刷データを記憶する印刷データ記憶エリア135とが設けられている。さらに、RAM13には、図示外の各種記憶エリアが設けられている。
また、図3に示すように、PC10のHDD15には、PC10の動作を制御するためCPU11が実行する各種のプログラム等を記憶したオペレーティングシステム(OS)記憶エリア151と、PC10で実行されるアプリケーションやプリンタドライバなどを記憶したプログラム記憶エリア152と、プログラムの実行に必要な設定や初期値、データ等の情報を記憶した情報記憶エリア153と、複数の画像データが格納された画像データ記憶エリア154と、後述するように複数の色変換テーブルを記憶した色変換テーブル記憶エリア155とが設けられている。さらに、HDD15には、図示外の各種記憶エリアが設けられている。
このような構成の印刷システム1において、PC10では、ユーザがアプリケーションを実行して印刷開始を指示すると、後述するようにプリンタドライバにより印刷データ作成処理(図4)が実行されて、画像データに基づいて印刷データが作成される。そして、USB等の規格に基づく通信ケーブルによって接続されたプリンタ20に印刷データが送信される。一方、プリンタ20は、PC10から送信された印刷データに基づいて、Tシャツへの印刷が実行される。なお、プリンタ20は、従来の布帛用インクジェットプリンタと同様の構成であり、CMYKの4色のインクをインクジェットヘッドから吐出して、布帛に画像を印刷するものである。
ここで、HDD15の色変換テーブル記憶エリア155に記憶されている、複数の色変換テーブルについて説明する。
本発明に係る印刷システム1では、ユーザにより設定された印刷データを作成する各種条件(出力条件)に応じて、画像データに基づいて最適な印刷データが作成される。本発明における「出力条件」は、出力解像度,インク総量規制値,メディア(材質や色など)など、プリンタ20や被記録媒体に関する「印刷条件」と、印刷実行時の温度や湿度などの、印刷環境に関する「環境条件」との少なくとも1つを条件項目として含む。なお、本実施の形態では、PC10においてユーザは「温度」,「メディアの色相」,「メディアの材質」,「インク総量規制値」の4つの条件項目を組み合わせて、任意の出力条件を設定する場合を例示して、以下説明する。
そして、HDD15の色変換テーブル記憶エリア155には、各条件項目における代表値(以下、代表条件という)の組み合わせごとに対応して作成された複数の色変換テーブルが、あらかじめ記憶されている。ここで、各条件項目の代表条件は、以下に示すものとする。
・「温度」:0℃,20℃,40℃
・「メディアの色相」:45°(赤),105°(黄),165°(緑),225°(シアン),285°(青),345°(マゼンタ)
・「メディアの材質」:(10:0),(5:5),(0:10)
・「インク総量規制値」:20%,50%,100%,200%
なお、「メディアの材質」は、綿とポリエステルの混合比(綿:ポリ)を示す。また、「インク総量規制値」は、256階調のMax値「255」が100%に相当し、CMYKの4色インクを用いた印刷の場合は最高で400%となる。そして、後述のように、CMYK256値の合計値が「インク総量規制値」以内に収める処理を行うことで、単位面積当たりのインク量を規制し、にじみを防止する。また、「メディアの色相」は、赤,黄,緑,シアン,青,マゼンタの布帛を、あらかじめ測色計で色相を計測して得た値であり、測色値であるL値から色相Hを以下の数1で算出したものである。
ここで、「温度」,「メディアの色相」,「メディアの材質」,「インク総量規制値」の各条件項目は、連続的又は段階的に変化するものであるから、便宜上、数値で表すことができる。すると、上記の代表条件も、以下のように数値で表すことができる。
・「温度」:0,20,40
・「メディアの色相」:45,105,165,225,285,345
・「メディアの材質」:10,5,0
・「インク総量規制値」:20,50,100,200
そして、各条件項目の代表条件の組み合わせごとに、あらかじめ色変換テーブルを作成しておく。すると、各条件項目の代表条件の組み合わせは、3*6*3*4=216通りがあるから、216通りの色変換テーブルを作成しておき、あらかじめHDD15の色変換テーブル記憶エリア155に記憶しておく。
各色変換テーブルは、sRGBの256階調の入力データを、CMYKの256階調の出力データに変換するためのテーブルであり、sRGBをLに変換するインプットプロファイルと、LをCMYKに変換するアウトプットプロファイルをマージすることで作成する。なお、sRGBは、IEC(国際電気標準会議)が定める色空間の国際規格であり、デジタルカメラやプリンタ、モニタなど多くのPC用周辺機器では、このsRGBに則った色調整を行うことで、入力と出力時の色の差異を極力少なくしている。
ところで、LをCMYKに変換するアウトプットプロファイルは、全てのCMYKの組み合わせで印刷及び測色してLを求め、CMYKとLとを関連づけることで作成する。実際には、全てのCMYKの組み合わせを印刷及び測色するのではなく、複数の代表的な組み合わせ(代表点)で印刷と測色を行い、その中間値は補間によって求める。これにより、CMYKをLに色変換することはできるが、求めたいのはLをCMYKにする色変換テーブルである。そこで、LをCMYKに色変換するアウトプットプロファイルも、L全ての組み合わせで作成するのではなく、複数の代表的な組み合わせ(代表点)で作成する。そして、各Lの代表点に最も近い測色値となるCMYKの組み合わせを対応付ければよい。なお、色変換テーブルの代表点を格子点という。
そして、アウトプットプロファイルをインプットプロファイルとマージすることで、入力がsRGBの256階調、出力がCMYKの256階調となる色変換テーブルを作成することができる。なお、このようなインプットの色空間を直接アウトプットの色空間に変換するプロファイルをデバイスリンクプロファイルとよぶ。
このように、HDD15の色変換テーブル記憶エリア155にあらかじめ216通りの色変換テーブルを記憶しておくことで、後述するように印刷データの作成時には、ユーザにより設定された「温度」,「メディアの色相」,「メディアの材質」,「インク総量規制値」の各条件項目の組み合わせ(出力条件)に対応する色変換テーブルに基づいて、画像データをsRGBの256階調からCMYKの256階調に色変換することができる。
以下、本実施の形態に係る印刷システム1において、PC10で実行される処理を中心について説明する。
まず、プリンタ20で用いられる印刷データを作成する「印刷データ作成処理」について説明する。図4は、印刷データ作成処理を示すメインフローチャートである。図5は、印刷設定画面100の具体例である。図6は、色変換処理(S9)の詳細を示すフローチャートである。なお、印刷データ作成処理(図4)は、ユーザが印刷実行をキーボード18又はマウス19を用いて指示すると、アプリケーションからプリンタドライバが起動されて、当該プリンタドライバに含まれる印刷データ作成プログラムに基づいてCPU11により実行される。
図4に示すように、印刷データ作成処理では、まず印刷設定画面100がモニタ17に表示される(S1)。図5に示すように、印刷設定画面100は、プリンタ20周辺での印刷時の温度を入力するための温度101と、被記録媒体であるTシャツに関する情報(カラー103,混合比104,インク総量規制値105)を入力するためのメディア102を入力項目として備えている。なお、カラー103はTシャツの色を入力するための項目であり、混合比104はTシャツの材質である綿とポリエステルの混合比を入力するための項目であり、インク総量規制値105は通常印刷時に1色をフルに使う場合のインク総量を「100%」として、インク総量を%単位で任意に調整するための項目である。
そして、上記項目にセットした内容で印刷を実行するためのボタンであるOKボタン107と、印刷を中止するためのボタンであるキャンセルボタン108とが設けられている。なお、本実施形態では、図5に示す印刷設定画面100において、温度101「25℃」,カラー103「黄緑色」,混合比104「綿70%:ポリ30%」,インク総量規制値105「175%」が、ユーザによって入力されている。
そして、印刷設定画面100において、OKボタン107が押下された場合(S3:YES)、ユーザにより指定又は入力された画像データに基づいて印刷データを作成する処理が、以下のように実行される。
まず、ユーザにより設定された出力条件が取得される(S5)。S5では、ユーザが印刷設定画面100(図5)で設定した出力条件が、以下のように取得される。
・「温度」:25℃
・「メディアの色相」:130°(黄緑)
・「メディアの材質」:7:3(綿:ポリ)
・「インク総量規制値」:175%
上記の出力条件は、実際には数値として以下のように取り扱われ、RAM13の出力条件記憶エリア132に記憶される。
・「温度」:25
・「メディアの色相」:130
・「メディアの材質」:7
・「インク総量規制値」:175
次に、印刷対象となる画像データが入力される(S7)。S7では、HDD15の画像データ記憶エリア154に格納された画像データのうちでユーザにより指定されたものが、RAM13の入力画像データ記憶エリア133に読み込まれる。なお、入力画像データ記憶エリア133に読み込まれる画像データは、図示外のインターフェイスを介して外部機器から取り込まれたものでもよいし、ユーザがキーボード18やマウス19を用いて入力したものでもよい。なお、本実施の形態では、S3で入力される画像データは、sRGBの256階調とする。
次に、S5で取得された出力条件に応じて、S7で取得された画像データを色変換する色変換処理が実行される(S9)。
図6に示すように、色変換処理(S9)では、S5で取得された出力条件に対応する色変換テーブルが、HDD15の色変換テーブル記憶エリア155にあるか否かが判定される(S21)。すなわち、S5で取得された出力条件において、「温度」,「メディアの色相」,「メディアの材質」,「インク総量規制値」の各条件項目が、それぞれの代表条件と同じ値である場合には、当該出力条件は色変換テーブル記憶エリア155内の216通りの色変換テーブルのうちの一つに対応することになる。
そして、出力条件に対応する色変換テーブルがある場合(S21:YES)、その色変換テーブルがRAM13のテーブル記憶エリア134に読み込まれて、当該色変換テーブルに基づいて色変換が実行される(S23)。すなわち、S7で入力された画像データが、sRGBの256階調からCMYKの256階調に変換される。
一方、出力条件に対応する色変換テーブルがない場合(S21:NO)、補間テーブルPの動的作成が実行される(S25)。S25では、HDD15の色変換テーブル記憶エリア155にあらかじめ記憶された複数の色変換テーブルを補間することで、S5で取得された出力条件に対応したプロファイルである補間テーブルPが作成される。以下、その処理の詳細を説明する。
本実施の形態では、出力条件が4つの条件項目(「温度」,「メディアの色相」,「メディアの材質」,「インク総量規制値」)で構成されているため、この4つの条件項目をそれぞれの軸とした4軸での補間を考える。まず、ユーザにより設定された出力条件を、各条件項目に関する軸ごとに「A番目の条件とB番目の条件をa:bに分ける(a+b=1)」ようにして、A,B,a,bを求める。
例えば、条件項目「温度」に関する軸(以下、「温度」軸という)では、ユーザが設定した「25℃」は、条件項目「温度」に関する代表条件「20℃」と「40℃」の間にある。そして、先述したように、条件項目「温度」に関する4つの代表条件のうち、「20℃」は2番目であり、「40℃」は3番目である。すると、「25℃」というのは、代表条件「20℃」と「40℃」とを1/4:3/4で分ける値なので、A=2,B=3,a=1/4,b=3/4と表すことができる。なお、出力条件が代表条件と一致する場合、例えば温度が「20℃」のときは、代表条件「20℃」と「40℃」とを1:0で分けることで、以下同様に処理することができる。
同様にして、他の条件項目「メディアの色相」,「メディアの材質」,「インク総量規制値」に関する各軸(以下、ぞれぞれ「メディアの色相」軸,「メディアの材質」軸,「インク総量規制値」軸という)についても、A,B,a,bを求める。なお、条件項目「温度」の場合は必ずB=A+1となるが、条件項目「メディアの色相」などは、その値が360℃で一周して0℃にもどるため、B=A+1にならないこともある。ここで、各軸を区別するために、以下のように軸ナンバーjを導入するものとする。
・「温度」軸の軸ナンバーj=「0」
・「メディアの色相」軸の軸ナンバーj=「1」
・「メディアの材質」軸の軸ナンバーj=「2」
・「インク総量規制値」軸の軸ナンバーj=「3」
そして、各軸ナンバーjに対応するA,B,a,bを、Aj,Bj,aj,bjとすると、以下のように表すことができる。
・0軸:「温度」軸(A0=2,B0=3,a0=1/4,b0=3/4)
・1軸:「メディアの色相」軸(A1=2,B1=3,a1=25/60,b1=35/60)
・2軸:「メディアの材質」軸(A2=1,B2=2,a2=3/5,b2=2/5)
・3軸:「インク総量規制値」軸(A3=3,B3=4,a3=1/4,b3=3/4)
次に、上記のように算出された各値に基づいて、HDD15の色変換テーブル記憶エリア155内の複数の色変換テーブルのうちで、色変換に必要なものが参照される。すなわち、軸数(条件項目数)が「n」であれば、A0〜An,B0〜Bn,a0〜an,b0〜bnの各条件項目の組み合わせに対応する複数の色変換テーブルP1〜Pi(i=2)が参照されることになる。本実施の形態では、軸数(条件項目数)が「4」であるから、線形補間において参照される複数の色変換テーブルは、以下の数2に示す16個(=2の4乗)の各条件項目の組み合わせに対応する。なお、数2では、順に参照すべき16個の色変換テーブルをP1〜P16としている。
例えば、色変換テーブルP13(B0,B1,A2,A3)について、それぞれ対応している条件項目をみてみると、「温度」=「40℃」,「メディアの色相」=「165°」,「メディアの材質」=「10:0」,「インク総量規制値」=「100%」となっている。これは、色変換テーブルP13は、条件項目「温度」が代表条件「40℃」であり、条件項目「メディアの色相」が代表条件「165°」であり、条件項目「メディアの材質」が代表条件「10:0」であり、条件項目「インク総量規制値」が代表条件「100%」である組み合わせに対応して作成された色変換テーブルであることを示す。
そして、上記のように算出された複数2(本実施形態では16個)の色変換テーブルP1〜Piについて線形補間する。この線形補間は、複数2(本実施形態では16個)の色変換テーブルP1〜Piに重み付けをして平均をとればよい。そして、重みの合計値が1となるように重み付けをすれば、和をとるだけで平均をとることになる。なお、ai+bi=1となっているので、重みの合計値は必ず1となる。よって、このような色変換テーブルPiに対応する重みWiとすると、線形補間は条件Aiに対応する重みbiであり、条件Biに対応する重みaiであるので、本実施の形態では16個の色変換テーブルP1〜P16に各々対応する16個の重みW1〜W16は、以下の数3のように表すことができる。
そして、求めたい色変換テーブル(補間テーブル)Pは、次の数4で線形補間して得ることができる。すなわち、この数4で求められる補間テーブルPが、ユーザが設定した出力条件(本実施の形態では、「温度」:25℃,「メディアの色相」:130°(黄緑),「メディアの材質」:7:3(綿:ポリ),「インク総量規制値」:175%)に対応する色変換テーブルである。
つまり、本実施形態に示す色変換テーブルの補間とは、あらかじめ作成されている色変換テーブルにおけるsRGB値の格子点に対応する全てのCMYK値を、ユーザが設定した出力条件に応じて補間するということである。つまり、色変換テーブルにおける全ての格子点上の各CMYK値に対して、数4により補間が行われる。
そして、S25で作成された補間テーブルPが、RAM13のテーブル記憶エリア134に読み込まれて、この補間テーブルPに基づいて色変換が実行される(S27)。すなわち、S7で入力された画像データが、sRGBの256階調からCMYKの256階調に変換される。S23又はS27の実行後は、色変換処理(図6)が終了し、印刷データ作成処理(図4)に戻る。
このように、図6に示す色変換処理では、ユーザにより設定された出力条件に対応する色変換テーブルが存在する場合には、当該色変換テーブルにより画像データの色変換が実行される。一方、ユーザにより設定された出力条件に対応する色変換テーブルが存在しない場合には、HDD15の色変換テーブル記憶エリア155にあらかじめ記憶されている複数の色変換テーブルを条件項目数(n次元)で補間することで、ユーザにより設定された出力条件に対応した補間テーブルPが作成されて、当該補間テーブルPにより画像データの色変換が実行される。
図4に戻り、S9で色変換が実行された256階調のCMYKデータに対して、各種補正処理が実行される(S11)。S11での処理内容は、印刷目的や実装態様などに応じて、設計者やユーザが任意に設定可能である。例えば、インク総量規制を行う場合には、S11において以下のような処理を実行すればよい。すなわち、全ての画素について、CMYKの合計値がインク総量規制値Rより大きければ、そのCMYKの合計値がインク総量規制値Rと等しくなるようにCMYK値を減らす。なお、インク総量規制値Rとは、画像を構成する各画素の印刷に使用される単位面積あたりのインク総量の制限値であり、ユーザにより設定された出力条件に基づいて算出される。本実施の形態では、図5に示す印刷設定画面100において、ユーザがインク総量規制値105「175%」をセットしており、これがインク総量規制値(Per)として取得されて、以下のようにインク総量規制値Rに変換される。
インク総量規制値R=255*インク総量規制値(Per)/100
例えば、本実施の形態では、インク総量規制値Rは255*1.75=446.25から小数点以下を切捨てた「466」と算出される。
ところで、CMYK値を減らす手法として様々な従来技術が提案されているが、本実施の形態では、補正処理前のCMYKデータのCMYK比率を変えないようにCMYK値を各々減らすものとし、例えば補正後のC´M´Y´K´値を以下のように算出する。
K値がインク総量規制値R以上である場合は、
・K´=R
・C´=M´=Y´=0
K値がインク総量規制値Rよりも小さい場合は、
・K´=K
・C´=(R−K)*C/(C+M+Y)
・M´=(R−K)*M/(C+M+Y)
・Y´=(R−K)*Y/(C+M+Y)
最後に、S11で各種補正処理が実行された256階調のCMYKデータが、擬似階調処理によって2階調のCMYKデータに変換される(S13)。擬似階調処理は、256階調のCMYKデータを印刷階調に落として2値化するための処理であり、ここでは誤差拡散法による擬似階調処理が行われるものとする。これにより、プリンタ20で印刷を実行するための印刷データが作成されて、印刷データ作成処理(図4)が終了する。なお、印刷データ作成処理(図4)で作成された印刷データは、RAM13の印刷データ記憶エリア135に記憶される。
ところで、印刷設定画面100において、キャンセルボタン108が押下された場合も(S3:NO,S17:YES)、印刷データ作成処理(図4)が終了する。OKボタン107及びキャンセルボタン108のいずれも押下されない場合(S3:NO,S17:NO)、S3に戻り、OKボタン107又はキャンセルボタン108の押下を待ち受けることになる。
そして、印刷データ作成処理(図4)の実行後、所定のタイミングで、RAM13の印刷データ記憶エリア135に記憶された印刷データが、I/O16を介してプリンタ20に送信される。そして、プリンタ20では、印刷を実行するためのプログラムがCPU(図示外)により実行されて、受信した印刷データが印刷バッファ(図示外)に蓄積されて、当該印刷データに基づいてTシャツに印刷が実行される。
以上、第1の実施の形態に係る印刷システム1によれば、PC10において、出力条件に対応する色変換テーブルが存在しない場合、あらかじめ記憶されている複数の色変換テーブルに基づいて画像データが色変換されて、色変換後の画像データに基づいて印刷データが作成される。よって、画像データに基づいて出力条件を正確に反映した印刷データを作成することができ、かつ色変換テーブルの記憶容量を増大させることがない。
より詳細には、あらかじめ記憶されている複数の色変換テーブルを条件項目数(n次元)で補間することで、出力条件に対応する補間テーブルPが作成されて、この補間テーブルPに基づいて画像データが色変換される。よって、出力条件に対応する色変換テーブルが存在しなくても、また出力条件を構成する条件項目が多い場合であっても、当該出力条件に応じた最適な色変換を実行することができる。
また、複数nの条件項目は、気温,湿度,色材総量,被記録媒体の色及び材質,解像度の少なくとも1つを含み、ユーザはキーボード18やマウス19を用いて印刷設定画面100から出力条件を入力することができる。よって、出力条件として各種の印刷条件や環境条件を、ユーザは任意に設定することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。本実施の形態に係る印刷システム1は、基本的に第1の実施の形態と同様であるが、図6に示す色変換処理(S9)の詳細が異なる。図7は、第2の実施の形態における、色変換処理(S9)の詳細を示すフローチャートである。以下では、第1の実施の形態と異なる点のみを説明する。
図7に示すように、本実施形態の色変換処理(S9)では、S21,23と同様に、出力条件に対応する色変換テーブルがあるか否かが判定され(S41)、出力条件に対応する色変換テーブルがある場合(S41:YES)、当該色変換テーブルに基づいて色変換が実行される(S43)。
一方、出力条件に対応する色変換テーブルがない場合(S41:NO)、S7で入力された画像データの画素数が、あらかじめ定められた補間判定基準値よりも大か否かが判定される(S45)。補間判定基準値は、S7で入力された画像データの画素数に応じて、画像データの色変換方法を異ならせるための指標値である。なお、補間判定基準値は、ユーザや設計者が任意の値を設定することができるが、本実施の形態では発明者による実験などで求められた「1000」とする。
そして、画素数が補間判定基準値よりも大である場合(S45:YES)、S25,S27と同様に、補間テーブルPの動的作成(S47)と、補間テーブルPによる色変換(S49)とが実行される。その結果、ユーザにより設定された出力条件に対応する補正テーブルPが作成されて、当該補正テーブルPで色変換を実行した256階調のCMYKデータが作成される。
一方、画素数が補間判定基準値以下である場合(S45:NO)、S7で入力された画像データが、色変換テーブルP1〜Piでそれぞれ色変換される(S51)。すなわち、S51では、先述の補間テーブルの動的作成(S25)と同様にして、複数の色変換テーブルP1〜Pi(i=2)が参照される。そして、各色変換テーブルP1〜Piのそれぞれに基づいて、S7で入力された画像データが色変換されて、複数の中間データが作成される。本実施の形態では、条件項目数nは「4」であるから、数2に示す複数の色変換テーブルP1〜P16に基づいて、画像データがそれぞれ16通りに色変換されて、16個の中間データが作成される。
そして、S51で作成された複数iの中間データが、重みW1〜Wiで線形補間される(S53)。すなわち、S53では、先述の補間テーブルの動的作成(S25)と同様にして、複数の色変換テーブルP1〜Piに各々対応する重みW1〜Wiが求められる。そして、2通りに色変換された複数iの中間データが、重みW1〜Wiで線形補間される。本実施の形態では、16通りに色変換された複数の中間データが、数3に示す重みW1〜W16に基づいて、数4に示すように線形補間される。その結果、複数の色変換テーブルP1〜Piに基づく複数の中間データが補間されて、ユーザにより設定された出力条件に応じて色変換された256階調のCMYKデータが作成される。
なお、S43,S49,S53の実行後は、色変換処理(図7)が終了し、印刷データ作成処理(図4)に戻る。このように、図7に示す色変換処理(S9)では、画像データの画素数が多い場合は、第1の実施の形態と同様にして、補間テーブルPによる色変換が実行される。一方、画像データの画素数が少ない場合は、複数の色変換テーブルP1〜Piでそれぞれ色変換した複数の中間データが作成されて、この複数の中間データを条件項目数(n次元)で補間することで、画像データの色変換が実行される。
以上、第2の実施の形態に係る印刷システム1によれば、PC10において、出力条件に対応する色変換テーブルが存在しない場合であって、補間テーブルPを作成する場合には、補間テーブルPを用いて画像データが色変換される一方、補間テーブルPを作成しない場合には、複数の色変換テーブルにより画像データが複数の中間データに変換されて、この複数の中間データが補間される。よって、画像データに基づいて出力条件を正確に反映した印刷データを作成することができ、かつ色変換テーブルの記憶容量を増大させることがない。
また、画像の画素数と補間判定基準値とを比較して、補間テーブルPを作成する又は作成しないと判定される。よって、画像の画素数に応じた最適な方法で、画像データの色変換を迅速に実行することができる。
また、画像データを複数の中間データに変換し、この複数の中間データをn次元で補間することで画像データが色変換される。よって、出力条件に対応する色変換テーブルが存在しなくても、また出力条件を構成する条件項目が多い場合であっても、当該出力条件に応じた最適な色変換を実行することができる。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。本実施の形態に係る印刷システム1は、基本的に第1の実施の形態と同様であるが、図6に示す色変換処理(S9)の詳細が異なる。図8は、第3の実施の形態における、色変換処理(S9)の詳細を示すフローチャートである。以下では、第1の実施の形態と異なる点のみを説明する。
図8に示すように、本実施形態の色変換処理(S9)では、S7で入力された画像データのひとつの画素が順に注目されて(S61)、当該注目画素のRGB値に基づいて、CMYK値に変換するのに必要な格子点が求められる(S63)。S63では、最大8点の格子点が求められることになる。そして、S63で求められた格子点において、順に注目画素をCMYK値に変換するのに必要な格子点のひとつが注目され(S65)、当該格子点について、補間済みフラグが立っているか否かが判定される(S67)。補間済みフラグは各格子点ごとにRAM13の所定記憶エリアに設けられ、各格子点について補間によるCMYK値の算出が実行されているか否かを示すものである。
補間済みフラグが立っていない場合(S67:NO)、補間により当該格子点のCMYK値を求めて、当該格子点に対応する補間済みフラグを立てる(S69)。S69では、HDD15の色変換テーブル記憶エリア155にあらかじめ記憶されている複数の色変換テーブルを補間することで、当該格子点のCMYK値が算出される。一方、補間済みフラグが立っている場合(S67:YES)又はS69の実行後は、当該注目画素をCMYK値に変換するのに必要な全ての格子点について、上記処理を行ったか否かが判定される(S71)。上記処理を行っていない格子点が存在する場合は(S71:NO)、S65に戻り、全ての補間済みフラグが立つまで、S67〜S71が繰り返し実行される。
一方、上記処理を行っていない格子点が存在しない場合は(S71:YES)、当該注目画素の全格子点について処理を行ったことになるから、求めた格子点により当該注目画素のRGB値をCMYK値に変換する(S73)。そして、S7で入力された画像データの全ての画素について上記処理を行ったか否かが判定され(S75)、未処理の画素が残っている場合は(S75:NO)、S61に戻り、全ての画素について処理するまで、S63〜S75が繰り返し実行される。全ての画素について処理した場合は(S75:YES)、S7で入力された画像データの全画素がCMYK値に変換されたことになるから、色変換処理(図8)が終了する。
このように、図8に示す色変換処理(S9)では、画像データを構成する各画素について、当該画素を色変換するのに必要な格子点が求められて、各格子点のCMYK値を補間により算出する。そして、各格子点のCMYK値に基づいて、各画素のRGB値をCMYK値に変換することで、画像データを色変換する。
以上、第3の実施の形態に係る印刷システム1によれば、PC10において、入力された画像データの各画素について、その色変換に必要な格子点のCMYK値のみをその都度算出して、その格子点のCMYK値を補間することで、画像データの色変換を実行する。よって、画像データの色変換に必要な格子点のみの色変換テーブルが作成されるため、第1の実施の形態のように補間テーブルP全体を作成する必要がなく、処理を迅速化するととともに記憶容量の増大を防止することができる。
ところで、上記第1乃至3の実施の形態において、PC10が本発明の「印刷データ作成装置」に相当し、印刷データ作成処理(図4)を実行させるためのプリンタドライバが本発明の「印刷データ作成プログラム」に相当し、プリンタ20が本発明の「画像形成装置」に相当する。そして、画像データが本発明の「入力データ」に相当し、印刷データが本発明の「出力データ」に相当する。なお、インク総量規制値が本発明の「色材総量」に相当する。
また、HDD15の色変換テーブル記憶エリア155が、本発明の「テーブル記憶手段」に相当する。そして、印刷データ作成処理(図4)を実行するCPU11及びプリンタドライバが、本発明の「出力条件取得手段」,「合成色変換手段」,「出力データ作成手段」,「補間判定手段」に相当する。特に、S9の色変換処理(図6,図7,図8)を実行するCPU11及びプリンタドライバが、本発明の「合成色変換手段」に相当する。また、キーボード18及びマウス19が、本発明の「出力条件入力手段」に相当する。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、各種の変形が可能なことはいうまでもない。例えば、上記実施形態では被記録媒体としてTシャツに印刷するプリンタ20を例示したが、記録紙やラベルなどの他の被記録媒体に印刷するプリンタであっても、本発明を適用可能である。
例えば、ユーザが入力した出力条件のうちで、いくつかの条件項目については補間を行わないようにしてもよい。具体的には、出力条件が「温度」,「湿度」,「メディアの種類」の3つの条件項目からなり、「メディアの種類」として光沢紙と普通紙の2種類があるとした場合に、条件項目「温度」及び「湿度」については補間を行うが、「メディアの種類」については補間を行わないようにしてもよい。このとき、「メディアの種類」にもABといった便宜上の番号をつけて、ユーザにより指定された「メディアの種類」が光沢紙(A)のときは、「光沢紙(A)」と「普通紙(B)」を1:0に分けるように処理すればよい。
また、入力される画像データはsRGB形式に限定されず、CMYK形式やHSV形式などの他の色空間によるデータであってもよい。同様に、出力される印刷データは、各プリンタの記録方式に応じて、RGB形式やHSV形式などの他の色空間によるデータであってもよい。また、上記実施形態では、CMYK形式による4色のインクを使用しているが、使用するインクの色数はこれに限らず、より多くのインクを使用するものであってもよい。なお、RGB形式やCMY形式などの3次元データを出力値とする場合には、その3次元データをCMYK形式の4次元データに変換する必要が生じるが、このような場合はUCR法などによる色変換を実行すればよい。
また、上記実施の形態では、インクジェット方式のプリンタ20で用いられる印刷データを作成する場合を例示したが、他の記録方式のプリンタで用いられる印刷データを作成する場合も、本発明を適用可能である。例えば、トナーを用いて印刷するレーザプリンタで用いられる印刷データを作成する場合にも、上記と同様にして、出力条件に応じて色変換された最適な印刷データを作成することができる。さらに、プリンタ20のような印刷装置に限定されず、画像を表示するディスプレイやモニタなどで用いられる出力データを作成する場合にも、本発明を適用可能である。
また、色変換テーブルとして、sRGBをCMYKに変換するデバイスリンクプロファイルを例示したが、色変換テーブルは各種のものを利用することができる。例えば、インプットプロファイルは、ICCプロファイル形式でなく、他の形式によるものでもよい。また、デバイスリンクプロファイルではなく、アウトプットプロファイルだけを予め作成しておき、このアウトプットプロファイルのみを補間した補間テーブルを作成するようにしてもよい。すなわち、図6に示す色変換処理(S9)において、S25でアウトプットプロファイルを補間で求めて、S27でインプットプロファイルによってL値に変換した画像データを、アウトプットプロファイルでCMYK値に変換してもよい。
また、上記実施形態で示した印刷設定画面100や補間判定基準値などは一例にすぎず、データの色空間や色材の種類、あるいは被記録媒体の種類などの各種条件に応じて、最適のものを使用すればよい。また、ユーザにより設定される出力条件は、4つの条件個目「温度」,「メディアの色相」,「メディアの材質」,「インク総量規制値」に基づくものに限定されず、湿度や照度などの他の環境条件や、解像度や印刷速度などの他の印刷条件など、任意の条件項目を組み合わせることができる。
さらに、上記実施の形態では、ユーザが出力条件を4つの条件項目に基づいて設定し、4次元での補間を行って最適な印刷データを作成しているが、条件項目数は3つ以下又は5つ以上の任意nとすることができる。この場合、n次元での補間を行えば、上記実施の形態と同様にして最適な印刷データを作成することができる。また、上記実施の形態では、ユーザが印刷設定画面100で出力条件を指定しているが、「温度」や「湿度」などがPC10に設けられた各種センサから検出されて、出力条件として自動的に設定されるようにしてもよい。
本発明の出力データ作成装置及び出力データ作成プログラムは、画像形成装置で用いられる出力データを作成するための装置などとして利用できる。
印刷システム1の電気的構成を示すブロック図である。 RAM13の記憶エリアの構成を示す概念図である。 HDD15の記憶エリアの構成を示す概念図である。 印刷データ作成処理を示すメインフローチャートである。 印刷設定画面100の具体例である。 色変換処理(S9)の詳細を示すフローチャートである。 第2の実施の形態における、色変換処理(S9)の詳細を示すフローチャートである。 第3の実施の形態における、色変換処理(S9)の詳細を示すフローチャートである。
符号の説明
1 印刷システム
10 PC
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 CD−ROMドライブ
15 HDD
16 I/O
17 モニタ
18 キーボード
19 マウス
20 プリンタ
100 印刷設定画面

Claims (22)

  1. 被記録媒体に画像を形成する画像形成装置で用いられる出力データを、該画像を示す入力データに基づいて作成する出力データ作成装置であって、
    前記画像形成装置における前記被記録媒体への画像形成に関する出力条件を取得する出力条件取得手段と、
    あらかじめ定められた複数の出力条件の各々に対応して設けられ、前記入力データを前記出力データに変換するための複数の色変換テーブルを記憶したテーブル記憶手段と、
    前記出力条件取得手段により取得された出力条件に対応する色変換テーブルが前記テーブル記憶手段に存在しない場合、前記テーブル記憶手段に記憶された複数の色変換テーブルに基づいて、前記入力データを該出力条件に応じて色変換する合成色変換手段と、
    前記合成色変換手段により色変換された入力データに基づいて、前記出力データを作成する出力データ作成手段と
    を備えたことを特徴とする出力データ作成装置。
  2. 前記合成色変換手段は、前記テーブル記憶手段に記憶された複数の色変換テーブルを補間して、前記出力条件取得手段により取得された出力条件に対応する補間テーブルを作成し、該補間テーブルに基づいて前記入力データを色変換することを特徴とする請求項1に記載の出力データ作成装置。
  3. 前記合成色変換手段は、前記テーブル記憶手段に記憶された複数の色変換テーブルの各々に基づいて前記入力データを複数の中間データに変換し、該複数の中間データを補間することで該入力データを色変換することを特徴とする請求項1に記載の出力データ作成装置。
  4. 前記合成色変換手段は、前記入力データを前記出力データに色変換するのに必要な格子点を算出し、前記テーブル記憶手段に記憶された複数の色変換テーブルを補間して該格子点を色変換し、該色変換後の格子点に基づいて該入力データを色変換することを特徴とする請求項1に記載の出力データ作成装置。
  5. 被記録媒体に画像を形成する画像形成装置で用いられる出力データを、該画像を示す入力データに基づいて作成する出力データ作成装置であって、
    前記画像形成装置における前記被記録媒体への画像形成に関する出力条件を取得する出力条件取得手段と、
    あらかじめ定められた複数の出力条件の各々に対応して設けられ、前記入力データを前記出力データに変換するための複数の色変換テーブルを記憶したテーブル記憶手段と、
    前記出力条件取得手段により取得された出力条件に対応する色変換テーブルが前記テーブル記憶手段に存在しない場合、前記テーブル記憶手段に記憶された複数の色変換テーブルに基づいて、前記入力データを該出力条件に応じて色変換する合成色変換手段と、
    前記合成色変換手段により色変換された入力データに基づいて、前記出力データを作成する出力データ作成手段と、
    補間テーブルを作成するか否かを判定する補間判定手段とを備え、
    前記補間判定手段により補間テーブルを作成すると判定された場合、前記合成色変換手段は、前記テーブル記憶手段に記憶された複数の色変換テーブルを補間して、前記出力条件取得手段により取得された出力条件に対応する補間テーブルを作成し、該補間テーブルに基づいて前記入力データを色変換し、
    前記補間判定手段により補間テーブルを作成しないと判定された場合、前記合成色変換手段は、前記テーブル記憶手段に記憶された複数の色変換テーブルの各々に基づいて前記入力データを複数の中間データに変換し、該複数の中間データを補間することで該入力データを色変換することを特徴とする出力データ作成装置。
  6. 前記補間判定手段は、前記画像の画素数と補間判定基準値とを比較して、前記補間テーブルを作成する又は作成しないと判定することを特徴とする請求項5に記載の出力データ作成装置。
  7. 前記出力条件は、複数nの条件項目に基づいて設定されており、
    前記合成色変換手段は、前記テーブル記憶手段に記憶された複数の色変換テーブルをn次元で補間して前記補間テーブルを作成することを特徴とする請求項2、5、6のいずれかに記載の出力データ作成装置。
  8. 前記出力条件は、複数nの条件項目に基づいて設定されており、
    前記合成色変換手段は、前記複数の中間データをn次元で補間することで前記入力データを色変換することを特徴とする請求項3、5、6のいずれかに記載の出力データ作成装置。
  9. 前記複数nの条件項目は、前記画像形成装置における気温、前記画像形成装置における湿度、前記画像の形成に用いられる色材総量、前記被記録媒体の色、前記被記録媒体の材質及び前記画像が形成される解像度の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項7又は8に記載の出力データ作成装置。
  10. ユーザが出力条件を入力するための出力条件入力手段を備え、
    前記出力条件取得手段は、前記出力条件入力手段から入力された出力条件を取得することを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の出力データ作成装置。
  11. 前記画像形成装置は、前記被記録媒体に前記画像を印刷する印刷装置であることを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の出力データ作成装置。
  12. 被記録媒体に画像を形成する画像形成装置で用いられる出力データを、該画像を示す入力データに基づいて作成する出力データ作成プログラムであって、コンピュータを、
    前記画像形成装置における前記被記録媒体への画像形成に関する出力条件を取得する出力条件取得手段、
    あらかじめ定められた複数の出力条件の各々に対応して設けられ、前記入力データを前記出力データに変換するための複数の色変換テーブルを記憶したテーブル記憶手段、
    前記出力条件取得手段により取得された出力条件に対応する色変換テーブルが前記テーブル記憶手段に存在しない場合、前記テーブル記憶手段に記憶された複数の色変換テーブルに基づいて、前記入力データを該出力条件に応じて色変換する合成色変換手段、
    前記合成色変換手段により色変換された入力データに基づいて、前記出力データを作成する出力データ作成手段
    として機能させることを特徴とする出力データ作成プログラム。
  13. 前記合成色変換手段は、前記テーブル記憶手段に記憶された複数の色変換テーブルを補間して、前記出力条件取得手段により取得された出力条件に対応する補間テーブルを作成し、該補間テーブルに基づいて前記入力データを色変換することを特徴とする請求項12に記載の出力データ作成プログラム。
  14. 前記合成色変換手段は、前記テーブル記憶手段に記憶された複数の色変換テーブルの各々に基づいて前記入力データを複数の中間データに変換し、該複数の中間データを補間することで該入力データを色変換することを特徴とする請求項12に記載の出力データ作成プログラム。
  15. 前記合成色変換手段は、前記入力データを前記出力データに色変換するのに必要な格子点を算出し、前記テーブル記憶手段に記憶された複数の色変換テーブルを補間して該格子点を色変換し、該色変換後の格子点に基づいて該入力データを色変換することを特徴とする請求項12に記載の出力データ作成プログラム。
  16. 被記録媒体に画像を形成する画像形成装置で用いられる出力データを、該画像を示す入力データに基づいて作成する出力データ作成プログラムであって、コンピュータを、
    前記画像形成装置における前記被記録媒体への画像形成に関する出力条件を取得する出力条件取得手段、
    あらかじめ定められた複数の出力条件の各々に対応して設けられ、前記入力データを前記出力データに変換するための複数の色変換テーブルを記憶したテーブル記憶手段、
    前記出力条件取得手段により取得された出力条件に対応する色変換テーブルが前記テーブル記憶手段に存在しない場合、前記テーブル記憶手段に記憶された複数の色変換テーブルに基づいて、前記入力データを該出力条件に応じて色変換する合成色変換手段、
    前記合成色変換手段により色変換された入力データに基づいて、前記出力データを作成する出力データ作成手段、
    補間テーブルを作成するか否かを判定する補間判定手段として機能させるものであって、
    前記補間判定手段により補間テーブルを作成すると判定された場合、前記合成色変換手段は、前記テーブル記憶手段に記憶された複数の色変換テーブルを補間して、前記出力条件取得手段により取得された出力条件に対応する補間テーブルを作成し、該補間テーブルに基づいて前記入力データを色変換し、
    前記補間判定手段により補間テーブルを作成しないと判定された場合、前記合成色変換手段は、前記テーブル記憶手段に記憶された複数の色変換テーブルの各々に基づいて前記入力データを複数の中間データに変換し、該複数の中間データを補間することで該入力データを色変換することを特徴とする出力データプログラム。
  17. 前記補間判定手段は、前記画像の画素数と補間判定基準値とを比較して、前記補間テーブルを作成する又は作成しないと判定することを特徴とする請求項16に記載の出力データ作成プログラム。
  18. 前記出力条件は、複数nの条件項目に基づいて設定されており、
    前記合成色変換手段は、前記テーブル記憶手段に記憶された複数の色変換テーブルをn次元で補間して前記補間テーブルを作成することを特徴とする請求項13、16、17のいずれかに記載の出力データ作成プログラム。
  19. 前記出力条件は、複数nの条件項目に基づいて設定されており、
    前記合成色変換手段は、前記複数の中間データをn次元で補間することで前記入力データを色変換することを特徴とする請求項14、16、17のいずれかに記載の出力データ作成プログラム。
  20. 前記複数nの条件項目は、前記画像形成装置における気温、前記画像形成装置における湿度、前記画像の形成に用いられる色材総量、前記被記録媒体の色、前記被記録媒体の材質及び前記画像が形成される解像度の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項18又は19に記載の出力データ作成プログラム。
  21. 前記コンピュータは、
    ユーザが出力条件を入力するための出力条件入力手段を備えており、
    前記出力条件取得手段は、前記出力条件入力手段から入力された出力条件を取得することを特徴とする請求項12乃至20のいずれかに記載の出力データ作成プログラム。
  22. 前記画像形成装置は、前記被記録媒体に前記画像を印刷する印刷装置であることを特徴とする請求項12乃至21のいずれかに記載の出力データ作成プログラム。
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