JP4153568B2 - 灰色区域を印刷するのに用いられるべき色料を決定する方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、中性灰色オブジェクトとカラーオブジェクトとが混合されて印刷されるデジタルカラー印刷に関し、特に、各中性オブジェクトに対する中性色の色料の組成が、非ブラック色料を含んでいる背景色の存在または不在によって自動的に変更されるデジタルカラー印刷に関する。
【0002】
【従来の技術】
デジタルカラー印刷装置は、多数の色彩を含むように人間の視覚システムに見えるイメージを形成するためにシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックのような複数の色料を用いる。特に、中性色(あるいは無彩色色彩:neutral color)は、種々な方法で形成され得る。第1に、それは、シアン、マゼンタ、およびイエローの等量のあるいはほぼ等量の組み合わせから形成され得る。実際には、黒色の色料がシアン、マゼンタ、およびイエローの色料の組み合わせにしばしば追加されることもある。中性色がいくらかのシアン、マゼンタ、イエロー、およびブラックの混合物で形成されているときには、それは、プロセスニュートラル(process neutral)として知られるニュートラルの一つの型(a type of neutral)である。第2に、中性色は、また、黒色の色料を用いるだけで形成され得る。この型の中性色は、単一色彩ニュートラル(single-color neutral)として知られている。
【0003】
ニュートラル、プロセスニュートラル、および単一色彩ニュートラルのそれぞれの型は、印刷工程の異なる状況において用いられるとき、有利な点と不利な点とを有する。
【0004】
単一色彩ニュートラルがカラーフィールド(a color field)に用いられるとき、単一色彩ニュートラルの色料が周りのカラーフィールドの光沢とは異なる光沢を有し、その光沢の差が許容されない可能性のある場合がしばしばある。さらに、単一色彩ニュートラルのインキ範囲すなわちトナー堆積の高さ(ink coverage or toner pile height)は、周囲のカラー背景のそれよりも著しく低いことがある。最後に、印刷工程の期間における複数の色分解されたものの間の見当狂いの存在、あるいは、前記色分解されたものの間のその他の相互作用の存在は、カラー背景の上の単一色彩ニュートラルオブジェクトの周りに、許容できない白色あるいは薄く彩色されたフリンジ(fringing)を結果的にもたらすことがあり得る。例えば、他の色分解されたものを印刷するとき、もしも、単一色彩ニュートラルの色料がその位置に残されている穴の中に正確に歪みなく印刷されないならば、このことは発生する。
【0005】
他方、いかなる非ブラック色料(non-black colorants)をも含んでいない白色あるいは灰色フィールドの中でプロセスニュートラルが用いられるとき、複数の色分解されたものの間における若干の見当狂いあるいは相互作用が、オブジェクトの縁における許容できないカラーフリンジを結果としてもたらし得る。さらに、プロセスニュートラルを形成するための多数の色料の使用は、ぼやけた縁、厚くされたオブジェクト、および許容できない量のインキあるいはトナーの範囲を結果的にもたらし得る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
単一色彩ニュートラルおよびプロセスニュートラルのこれらの有利な点および不利な点は、グラフィックス芸術の産業において知られており、知識のあるグラフィック芸術家は、有利な点を利用し、不利な点を避けるページをデザインすることを試みている。しかしながら、カラーフィールド、あるいは素早く変化するカラー背景の上に部分的にのみ配置された中性色のオブジェクト、または、複雑なカラー背景の上の複雑なテキストあるいはグラフィックスのようなある状況は、中性の色彩と他の色彩とをまぜこぜに印刷することに関連する印刷の問題を手動で避けることを困難にする。さらに、知識のあるグラフィック芸術家によってデザインされていない多くのページは、背景依存の中性色のイメージを自動的に生成する方法および装置から利益を得ることができる。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述の欠点を克服するために、中性のオブジェクト(a neutral object)の印刷が指令される時期を自動的に検出し、中性のオブジェクトの印刷が指令された前記ページの前記位置における背景色の中の非ブラック色料の存在あるいは不在、および前記中性色の現在値の両方に応じて、中性色を形成する色料の組成を自動的に変更する、デジタルカラー印刷の方法およびシステムが提供されている。オブジェクトの印刷が指令されるとき、検出動作は、前記オブジェクトが単一色彩ニュートラルの色あるいはプロセスニュートラルの色のいずれかで印刷されるように指令されているか否かを検出する。もしも指令されているのであれば、中性のオブジェクトの印刷が指令された位置において印刷されるように以前に指令された色を決定するために、背景決定動作が、実行される。もしも、そのように決定された背景色が白色であるか、あるいは非ブラックの色料を含んでおらず、中性のオブジェクトの中性の型がプロセスニュートラルであるならば、プロセスニュートラルを等価の視覚濃度を有する単一色彩ニュートラルに変更するために、色変更ステップが、実行される。もしも、背景決定動作が背景色が非ブラックの色料を含んでおり、中性のオブジェクトの中性の型が単一色彩ニュートラルであると決定するならば、単一色彩ニュートラルを、等価の視覚濃度を有し中性色を維持しているプロセスニュートラルに変更するために、色変更ステップが実行される。
【0008】
【発明の実施の形態】
さて、図面、特にそのうちの図1を参照すると、中性のオブジェクトが、単一ブラック色料(single-black colorant)のみを用いて、カラーフィールドの最上部にイメージ形成されているところが示されている。図1に示されるように、単一色彩ニュートラルとして知られているニュートラルの型は、カラー背景からは許容できない程に異なる光沢レベルと範囲レベル(示されている例においては、トナーの高さ)とを有しているのが見られる。ニュートラルの単一色彩の型を用いてカラーフィールドの最上部にイメージ形成されている中性のオブジェクトをも示す図2において、さらなる問題が示されている。この場合においては、許容できない白色のフリンジ(an objectionable white fringe)が、周りのカラーフィールドに関する中性のオブジェクトの見当狂いにより、中性のオブジェクトの一部の周りに発生し得る。
【0009】
逆の問題が図3および4に示されている。図3においては、中性のオブジェクトがシアン、マゼンタ、イエロー、およびブラックのトナーから構成され、プロセスニュートラルとして知られているニュートラルの型を用いて、白色紙背景の最上部にイメージ形成されているのが示されている。図3に示されるように、ある印刷システムにおいて、許容できない高さの相違が白色の背景と、プロセスニュートラルの中で用いられた全てのトナーの合計の堆積の高さとの間で発生し得る。図3において示されていない余剰色料の範囲に関するその他の問題、例えば、あるインクジェットカラー印刷システムにおける過剰なインキによって引き起こされる過剰な流れだしや広がりが発生することがある。図4は、白色のフィールドの上にプロセスニュートラルを使用することに伴うさらなる問題を示している。この場合、印刷を行うときの色分解されたものの間の見当狂いは、白色の背景の上の中性のオブジェクトの縁の許容できないカラーフリンジ、ぼやけ、および広がりを発生することがある。
【0010】
図5は、単一色彩ニュートラルのオブジェクトがカラーフィールドの上に印刷されるときに発生し得る図1および図2において示された問題および図示されていないその他の問題を、本発明がいかに解決するのかを示している。単一色彩ニュートラルのオブジェクトを検出することと、それがカラーフィールドの上に印刷されているとき、単一色彩ニュートラルを等価なプロセスニュートラルに変更することとによって、色は中性のままであるが、不十分な光沢、および色料範囲の問題と、色分解されたものの間の見当狂いおよびその他の相互作用による白色のフリンジの問題とが解決される。
【0011】
図6は、プロセスニュートラルのオブジェクトが白色あるいは単一色彩グレー(single-color grey)の背景の上に印刷されるときに発生し得る図3および4において示された問題および図示されていないその他の問題を、本発明がいかに解決するのかを示している。プロセスニュートラルのオブジェクトを単一色彩ニュートラルのオブジェクトに変更することによって、色は中性のままであるが、過剰な色料の範囲の問題、および色分解されたものの間の見当狂いとその他の相互作用によるカラーフリンジの問題が解決される。
【0012】
さて、図7を参照すると、本発明に従って製造された一般化されたページ印刷システムが示されている。それは、通信リンク150を介して印刷データ発生装置200に接続されたページ情報源100を含んでいる。発生装置200は、通信リンク250を介して印刷装置300に接続されている。発生装置200は、I/O制御装置210、CPU(中央処理装置)220、プログラムとデータ情報を格納できるRAM230、および不揮発性記憶のための記憶装置240を含んでいる。これらの装置210〜240は、一般に入手可能な多くの従来の装置のいずれのものでもよい。同じ機能を果たすその他のハードウェアも使用可能である。見れば分かるように、この全体的な構造から種々の実施例が実現可能である。
【0013】
典型的には、ページ情報源100は、従来のワークステーションあるいはIBM PCあるいはAPPLE Machintoshのようなその他のコンピュータシステムであってもよい。通信リンク150は、コンピュータネットワークの一部あるいは専用リンクであってもよい。印刷データ発生装置200は、印刷されるページを生成するためにラスタデータに応答する多くの電気機械装置の一つのような、通常、印刷装置300に取り付けられた専用コンピュータである。多くの他の構成も可能である。例えば、ここに述べられているように機能するようにプログラムされた発生装置200は、ページ源100のソフトウェアを駆動する同じコンピュータの中に一緒に組み込むことが可能であろう。この、共有コンピュータハードウェアと別々のソフトウェアの場合において、ページ情報源100と印刷データ発生装置200との機能は、別々のままである。ここで述べられたような方法は、広範囲な装置構造によって実施可能である。
【0014】
図7は、印刷データ発生装置200が、ここで述べられるとともに、図9〜図12に示された方法を実行するようにプログラムされている実施例を示している。この場合、ページ表現は、従来のページ源100から受け取られる。ページ表現は、PostScriptとして知られているAdobe Systems Incorporatedから入手可能な言語のような従来のページ記述言語あるいはそれと同等なものであってもよい。ページ源100から受け取られたページ表現においては、テキスト、グラフィックス、あるいは写真のようなオブジェクトが任意の順序でページの上に生成され配置され得る。オブジェクトは、その幾つかがオブジェクトの位置、形、向き、および大きさを制御する記述的なコマンドによって定義される。少なくとも一つのコマンドは、オブジェクトの色を制御する。オブジェクトの色は、中性色もまた含んでいてもよい。オブジェクトは、互いに重なり合ってもよく、優先方法が一番上となるオブジェクトを決定する。
【0015】
ここでさらに述べられるように、印刷データ発生装置200によって従来のページ源100からページ表現が受け取られ、発生装置200がこの発明の前記方法を実行するようにプログラムされているとき、発生装置200は、ある状態において、ページ表現によって指令された出力を修正する。ここで述べられたように、発生装置200は、発生した印刷データにそれを併合する前に、前記ページ表現のコマンドに反して中性のオブジェクトの色の型を変更してもよい。この結果、従来のページ情報源100によって送られたページは、印刷品質を改良しようとするこの発明の目的を達成するために、特定されたものとは違うように印刷されるであろう。この構成の有利な点は、従来のページ源100のどのような数および種類から受け取られたページ表現をも、より高い品質で印刷するために、発生装置200によって自動的に修正され得るということである。
【0016】
図8において、異なる装置と構成とが示されている。この場合、ページ情報源100は、I/O制御装置110、CPU120、RAM130、および記憶装置140のような資源を含んでおり、それらは、ページ源100がここで記載された本発明の方法を実行するようにプログラムされるのを可能にしている。この装置において、ページ表現が従来の印刷データ発生装置200に対して通信リンク150を介して送られる前に、本発明の方法は、背景依存中性イメージを指令することによって本発明の目的を達成するページ表現を生成するために用いられる。この構成において、印刷データ発生装置200は、従来のものでよく、ページ情報源100は、本発明の方法に従ってプログラムされている。装置のこの構成の有利な点は、背景依存中性イメージを指令するためにこの発明に従って修正されたページ表現は、どんな従来の印刷データ発生装置200および印刷装置300によろうともより高い品質で印刷されるであろうということである。
【0017】
図9は、背景依存中性イメージが形成される本発明のプロセスあるいは方法の一般化されたフロー図を示している。ステップS10の開始の後に、ステップS20においてページ表現が受け取られる。このページ表現は、従来のページ記述言語あるいは以前に述べられた等価なデータフォーマットのようなデータフォーマットの色の付いたオブジェクトの集まりを表す。
【0018】
ステップS30において、まだ処理されなかった次のオブジェクトがそのページ表現から検索される。この検索されたオブジェクトは、後により詳細に記載されるようにステップS40においてさらに処理される。ステップS50において、これが前記ページ記述言語から検索されるべき最後のオブジェクトか否かが決定される。もしも、それが最後のオブジェクトでないならば、制御は、次のオブジェクトが検索されるステップS30に戻る。そうではなく、もしも、これが前記ページ記述言語によって定義された最後のオブジェクトであるならば、制御はステップS60に移行し、オブジェクト処理ステップS40の間に多分変更されているドキュメントが出力される。
【0019】
ステップS60の出力された変更ドキュメントの形は、本発明の方法による変更が行われた場所による。例えば、この発明の方法がページ情報源100の中で実行されるところの図8で説明されているような装置において、前記出力された変更ドキュメントは、修正されたページ記述言語、あるいは背景依存中性イメージを指令する等価な内部データ構造の形で存在し得る。もしも従来の印刷システムに送られるならば、このページ記述言語は、そのニュートラルのオブジェクトがこの発明のオブジェクトによる背景色に依存するところのイメージを印刷する。この場合、修正は、中性の正しい型を指令する新しい中性色指令に替えて現存する中性色指令を用いる形を取るであろう。
【0020】
その他、例として、この発明の方法が印刷データ発生装置200の中で実行されるところの図7で説明されているような装置において、ステップS60の出力ステップは、ビットマップ、画素マップ、あるいは、ラスタカラー印刷装置による使用のために受け入れ可能な形で存在する他の中間データ構造の一組のような印刷可能なページデータ構造の形で存在し得る。この場合、出力ステップS60は、ネットワーク、印刷装置、あるいは、記憶装置に対する修正された印刷データを出力することを含む。また、その出力ステップS60は、バイトマップのような印刷可能なデータ構造を組み込んでいる例えばページ記述言語から成り立っている混成出力であり得る。この発明の目的に対して、変更ドキュメントに対する出力は、どのような数の等価な形をも取ることができる。最後に、制御は、前記プロセスの終わりであるステップS70に移行する。
【0021】
図10は、オブジェクトを処理するステップS40をより詳細に示している。ステップS405において、処理されるオブジェクトの色が変換される。多くのページ記述言語において、オブジェクトの色は、基準化されたRGBあるいはL*a*b*のような多くの色空間あるいはシステムで表現され得る。最も効果的な処理に対して、この発明の好ましい実施例は、この種々な色空間をただ2つの色空間、すなわち、K(ブラック)の値のみによって表現された単一色彩グレーの値、あるいは、計算されたKの値はまだないC,M,Yのようなプロセス色空間のどちらかに変換する。C,M,Y入力値からの後のK分離の発生は、従来技術において、灰色成分除去(GCR)、または色不定除去(UCR)として知られているが、この場合においては行われない。また、前記C,M,Y値は、出力色調再生曲線(TRCs)によってまだ調節されておらず、したがって、C=M=Yが中性色を表すということは、変換ステップS405の後に、この点において真実である。このように、ステップS410において、オブジェクトの色が中性か否かを決定するために現在のオブジェクトの色を調べることは比較的に簡単である。色がK(ブラック)の値のみで表現されるオブジェクトはどれも中性色のオブジェクトであり、色がC=M=Yの場合のC,M,Yの値で表現されるオブジェクトはどれもまた中性色のオブジェクトである。
【0022】
もしも、ステップS410において、オブジェクトの色が中性でないならば、制御は、オブジェクトが出力ページデータに併合されるステップS470に直ちに移行する。この出力ページデータは、その中で本発明が実施されている特定の印刷システムに依存して多くの形をとることができる。各瞬間において、出力ページデータは、この発明の方法によってその色がさらに修正される必要がなく、既に処理されたオブジェクトの集合で、既に述べられたステップS60のドキュメント出力ステップに対する準備である、中間の形で集合的に表されたオブジェクトの集合(collection of objects)を表す。例えば、出力ページデータは、印刷されるべきページ上の各画素に対するカラーデータのラスタを含んでいる画素マップの形で、あるいは、最終ページの中の各走査ラインに対する色の付いたオブジェクトの順序リストを記述するディスプレイリスト(a display list)のような中間の形で存在し得る。そのような出力ページデータへのオブジェクトの併合は、正しい形で、ページの上の他のオブジェクトに対する正しい関係をもち、正しい色をもって、正しい位置に印刷されるような方法で、中間の形の出力ページデータにオブジェクトを追加することを含む従来のステップである。好ましい実施例において、併合されたオブジェクトは、前記CMYKの色空間において表現されたそれらの色を有している。したがって、この場合、併合ステップの一部分としては、CMYの値からK分離を発生させるためのGCRあるいはUCRを実行すること、および、環境、材料、インキ、紙、あるいは、印刷機構に対する変化に係わらず、基準化されるシステムを維持するために、前記CMYKの値を調節すべく、前に説明されたように、出力色調再生曲線を用いることである。
【0023】
ステップS410に戻り、もしも、オブジェクトの色が中性であると発見されるならば、処理は、オブジェクトの下にある背景色が得られるステップS420に進む。もしも、ステップS470において参照された出力ページデータが画素マップ、すなわち、前記ページの上の各印刷可能な位置に対する画素のラスタから構成されているならば、オブジェクトの下の背景色を獲得するステップは、現在考慮されている中性のオブジェクトによって画定された形の中で発見された画素の集合(set of pixels)を読み取ることからなっている。もしも、代わりに、出力ページデータが各走査ライン上の位置によって整列され、各オブジェクトの位置的な階層(positional layer)を制御する情報をもった、走査ライン当たりのオブジェクトのリストのようなディスプレイリストから構成されているならば、背景色を獲得するステップは、前記走査ラインに沿ったその位置が、それらが前記現在考慮されている中性のオブジェクトの下に存在することを決定する、既に処理された前記1あるいは複数の目的物を発見することと、前記オブジェクトの色を獲得することとから構成される。もしも、前記オブジェクトがイメージのオンおよびオフ部分を画定するビットマップのような形状情報と、前記オブジェクトの前記オンビット(前景)およびオフビット(背景)に色を割り当てるカラー情報とから構成されているならば、背景色は、形状決定するビットマップのオフビットに関連した色を調べることによって決定される。
【0024】
上述のどの場合においても、もしも、オブジェクトがそれの形の中に2以上の背景色を有していると発見されるならば、制御は、それの縁の境界が多数の背景色の縁の境界に従う多数のオブジェクトにそのオブジェクトが分離されるステップS440に移行してもよい。この分離ステップの結果、各オブジェクトあるいは部分的なオブジェクトは、現在用いられている中性の型が正しいか否かを決定するために解析される一つの背景色を含む。したがって、図11に示されるように、カラーフィールドの境界の上に延びるオブジェクトに対する中性の型は、オブジェクトの境界内、前記オブジェクトの下のカラー背景の縁において変更させてもよい。カラーフィールドの上にある部分的なオブジェクトは、プロセスニュートラルの型を用いてイメージを与えられてもよく、また、例えば、白色の紙の上にある部分的なオブジェクトは、単一色彩ニュートラルの型を用いてイメージを与えられてもよい。
【0025】
図10に戻り、ステップS440から、制御は、分離ステップS440において発生し部分的なオブジェクトのリストから次の部分的なオブジェクトがさらなる処理のために選択されるステップS450に移行する。もしも、分離ステップS440が能率的に働かず、オブジェクトの下の背景色の移り変わりに関係なく、全体的なオブジェクトとしてオブジェクトを扱うのが好ましいということが決定されるならば、前記ステップS430,S440,S450は、実行する必要がないということが理解されるであろう。この場合、全体的な中性のオブジェクトの下の多数の背景色の一つを選択すること、および、ステップS460および後続のものを実行する際に全オブジェクトに対する代表的な背景色としてその背景色を用いることが明らかに可能である。
【0026】
ステップS460において、現在処理されているオブジェクトあるいは部分的なオブジェクトの中性色の型を変更する必要があるか否かが本発明の方法に従って決定され、もしも、必要ありと決定されるならば、前記オブジェクトあるいは部分的なオブジェクトを色づけするために用いられる色料の組成は、単一色彩ニュートラルあるいはプロセスニュートラルの適切な一方に変更されるが、指令された灰色の値は維持する。ステップS460は、後にさらに詳細に説明されるであろう。
【0027】
次に、制御は、以前に述べたように、処理されたオブジェクトあるいは部分的なオブジェクトは、それが正しい位置に、正しい形をもって、そのページ上の他のオブジェクトとの正しい関係をもって、前のステップS460において多分修正された正しい色をもって印刷されるような方法で、前記出力ページデータの中に併合されるステップS470に移行する。併合の後に、ステップS480において、これがステップS440において発生し部分的なオブジェクトのリストの最後の部分的なオブジェクトであるか否かが決定される。もしも、これが最後の部分的なオブジェクトであるならば、あるいは、もしも、分離ステップS430〜S450が実行されずに全体的なオブジェクトが処理されているならば、制御は、以前に説明されたステップS50に移行する。もしも、これがステップS440において発生された部分的なオブジェクトのリストの中の最後の部分的なオブジェクトでないならば、制御は、ステップS450に戻り、そこでは、次の部分的なオブジェクトがフェッチされ、ステップS460および後続のものとともに、前述したようにその部分的なオブジェクトに対する処理が続く。
【0028】
図12は、要求された場合に中性色の型を変更するステップS460をより詳細に示している。ステップS461において、背景色、あるいはステップS420においてフェッチされ、ステップS430〜S450によって多数の断片に多分分離されたその断片は、非ブラック色料を幾分含んでいるか否かを決定するために解析される。前に述べたように、好ましい実施例において、オブジェクトがステップS470において出力ページデータの中に併合される時までに、その色座標は、出力装置の色分解されたもの、最も一般的にCMYK(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)に整合するように変換されているであろう。この場合、印刷のために以前処理されたオブジェクトを含んでいる出力ページデータからフェッチされた背景色は、CMYK座標で表された色を一般に有している。そこで、簡単なテストC=M=Y=0によって、背景が幾分非ブラック(C,M,あるいはY)成分を含んでいるか否かが決定される。もしも、ある出力装置に関して、色が異なる色空間の中に維持されるならば、背景色が中性であるか否かを効果的に決定することはなおも可能である。しかしながら、CMYKとは違う色空間のこれらの場合、このような色が如何にCMYKに変換されるかを決定するために、追加のシステム情報が必要とされる。なぜならば、中性の2つの型(プロセスニュートラルあるいは単一色彩ニュートラル)の概念は、CMYKあるいは同様なプロセス空間においてのみ意味をもっているからである。したがって、好ましい実施例において、各色に関する追加の付加情報の必要性を回避するために、併合ステップS470の一部分としてオブジェクトの色がCMYKに変換されるということは好ましい。このように、非ブラック色料に対する背景色を解析するステップS461におけるテストは、C=M=Y=0という簡単なテストに縮少される。
【0029】
もしも、ステップS461において、背景色が非ブラック色料を含んでいると発見されるならば、ステップS462において、現在処理されている中性に着色されたオブジェクトが単一色彩ニュートラル、すなわち、その色がK>0である場合に、K(ブラック)のみを用いた表現であるか否かが決定される。もしも、それが単一色彩ニュートラルであるならば、制御は、ステップS463に移り、そこでは、単一色彩ニュートラルがプロセスニュートラルに変更される。そのプロセスのこの時点において、前記プロセスニュートラルは、単一色彩ニュートラルに対し、それの灰色値において視覚的に等価であるということと、非ブラック色料の値は、それらがプロセスニュートラルを中性灰色軸からずらさないように正確であるということとを確認することは非常に重要である。プロセスニュートラルは、色料のどれかの使用が多すぎるあるいは少なすぎる場合によく発生することがあるが、プロセス色料の一つに向けての僅かな着色も見えることなく、灰色に見えなければならない。このステップのための好ましい実施例としては、一次元のルックアップテーブル(a one-dimensional lookup table)を使用することである。一次元のルックアップテーブルは、僅かのシステム資源を使用して、比較的小さく、置換値を決定する有効な方法を提供する。そのルックアップテーブルは、あるステップサイズにおける単一色彩グレーの各可能性のある入力値で前もって書き込まれていなければならない。単一色彩グレーの値、C,M,Yの値、あるいは、同様のプロセスの値などのそれぞれの値に対して、入力された単一色彩ニュートラルと同じ濃度をもった中性の出力を生成する色が実験的に決定される。カラー印刷システムは、環境、インキ、材料、および、機械の変化によって出力値を変動させることがあるので、時間の経過に対して最大の有用性を得るために、ルックアップテーブルの値は、CMYのようなプロセスカラー値として表現され、前に述べられたGCR/UCR方法により、および、各プロセス値に出力色調再生曲線(TRCs)をさらに用いることにより、K(ブラック)値を加えることによって後に調節してもよい。このように、出力TRCsは、前記ルックアップテーブルが作られた時に測定された元来の中性および濃度値の出力を維持するために周期的に較正してもよい。従来技術において知られたその他の較正方法もまたルックアップテーブル格納された前記値を調節するために用いてよい。したがって、ステップ463において、前もって作成されたルックアップテーブルは、現在の中性のオブジェクトの単一色彩ブラックの値の代わりにプロセスカラーの値を用いるためにアクセスされる。色はプロセスニュートラルに変えられているので、処理される現在のオブジェクトは、ステップS470において、前記正しい位置に、正しい形をもち、そのページ上の他のオブジェクトとの正しい関係をもち、修正された中性色をもって印刷できるように、出力ページデータに併合してよい。もしも、ステップS462において、処理される中性のオブジェクトが単一色彩ニュートラルのオブジェクトでないと決定されると、その色は、変更される必要がなく、処理は、併合ステップS470に直ちに渡されてよい。
【0030】
ステップS461に戻り、もしも、背景色が非ブラック色料を含んでいると発見されないならば、すなわち、背景が白色の紙あるいはブラック色料のみから構成されているならば、ステップS464において、上述された同じテストを用いて、処理されるオブジェクトが単一色彩ニュートラルのオブジェクトであるか否かが再び決定される。もしも、それが単一色彩ニュートラルのオブジェクトでないということが決定されると、ステップS465において、オブジェクトの色は、単一色彩ニュートラルのオブジェクトとなるよう変更される。このステップに対する好ましい実施例は、もう一つの一次元のルックアップテーブルにアクセスすることである。この一次元のルックアップテーブルは、あるステップサイズで各プロセス中性濃度レベルを定義する単一のC,M,Yの値に対応する入力を有する。上のステップS405において記述したように、各プロセスニュートラルのオブジェクトは、C=M=Yの場合のC,M,Yの単一の値によって記述されるであろう。一次元のルックアップテーブルに対する入力として、これらの単一の値を用いることによって、同じ濃度の値をもった単一色彩ニュートラルを生成するために実験的に決定されたKの値がアクセスされる。再び述べるが、このルックアップテーブルは、前もって実験的に作成されているであろう。上述したように、カラー印刷システムは、環境、インキ、材料、および、機械の変化によって出力値を変動させることがあるので、時間の経過に対して最大の有用性を得るために、ルックアップテーブルの出力値は、K出力を修正する出力色調再生曲線(TRC)に従って調節される前に、単一色彩のKの値として最良に表現される。このように、K出力色調再生曲線(TRC)は、前記ルックアップテーブルが作られた時に測定された元来の濃度値の出力を時間が経っても維持するために、周期的に較正してもよい。従来技術において知られたその他のK較正方法も代わりに用いてよい。もしも、ステップS464において、現在の中性のオブジェクトがすでに単一色彩ニュートラルであるならば、変更は必要でなく、制御は、上述したように直ちに併合ステップS470に移る。
【0031】
ある計算装置および出力ページデータに対してはより効果的であるような代わりの実施例として、ステップS461における背景色の中の非ブラック色料に対するテストの後に、中性色の正しい型が、中性色が既に正しくなっているか否かをステップS462およびS465においてテストすることなく、各中性のオブジェクトに対して、設定できるということが理解されよう。このように、全ての中性のオブジェクトは、前に既に正しいとされようとされまいと、それの色を正しい型に設定されることとなる。この方法は、上述の方法に等価であり、テストステップS462およびS465を回避するが、各中性のオブジェクトに対する設定ステップS463およびS465を用いる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来技術によって生成された出力を示す図である。
【図2】 従来技術によって生成された出力を示す図である。
【図3】 従来技術によって生成された出力を示す図である。
【図4】 従来技術によって生成された出力を示す図である。
【図5】 この発明の方法とシステムとによって生成された出力を示す図である。
【図6】 この発明の方法とシステムとによって生成された出力を示す図である。
【図7】 中性のオブジェクトの色に対する変更が、印刷データ発生装置の中で発生している、本発明の方法を実行するために本発明の方法に従って作られた装置のブロック図である。
【図8】 中性のオブジェクトの色に対する変更が、ページ情報源の中で発生している、本発明の方法を実行するために本発明の方法に従って作られた装置のブロック図である。
【図9】 背景依存中性イメージを生成するためにドキュメントが変更される全方法に対するフローチャートである。
【図10】 各オブジェクトが、出力データに併合される前に、処理される方法を示す図である。
【図11】 出力を示す図で、出力の中では、異なる型の中性を有する部分的な各オブジェクトとともに、中性のオブジェクトが、カラー境界の上に印刷され、それによって多数の部分的なオブジェクトとして印刷される。
【図12】 中性のオブジェクトの現在の灰色の値とそれの背景色とに基づいて、中性のオブジェクトの中性色を変更するために決定が行われる方法を示す図である。
【符号の説明】
100 ページ情報源、110,210 I/O制御装置、120 CPU、130 RAM、140 記憶装置、150,250 通信リンク、200 印刷データ発生装置、220 CPU、230 RAM、240 記憶装置、300印刷装置
Claims (1)
- 背景色に依存して灰色オブジェクトを電子的な信号から形成し、印刷する方法であって、
前記灰色オブジェクトと前記灰色オブジェクトの下方の背景区域を含むページ表現を規定するページ記述言語を受信する段階と、
ページ記述言語に基づいて灰色オブジェクトに関連するデータを特定する段階と、
ページ記述言語に基づいて灰色オブジェクトを複数の部分的な灰色オブジェクトに分離する段階であって、それぞれの部分的な灰色オブジェクトが単一の背景色を持つようにする段階と、
検索されたそれぞれの部分的な灰色オブジェクトの背景色に基づいて、それぞれの部分的な灰色オブジェクトに対して、その背景色が非ブラック色料を含まない場合は、灰色色料としてブラック色料のみを含む単一色彩グレーを選択し、それ以外の場合は、灰色色料として複数の非ブラック色料を含むプロセスグレーを選択する段階と、
選択された灰色色料の種類が提供された灰色色料の種類と異なる場合にのみ灰色色料の種類を変更する段階と、
変更された灰色色料の種類及びそれぞれの部分的な灰色オブジェクトの灰色値に基づいて、変更された部分的な灰色オブジェクトに使用する色料の組成を計算する段階と、
部分的な灰色オブジェクトをページ表現内で併合して出力データとする段階と、
前記出力データを印刷する段階とを含む方法。
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