JP2002374425A - 画像処理方法、画像処理プログラムおよび画像処理装置並びに画像処理装置を備えた画像形成装置 - Google Patents
画像処理方法、画像処理プログラムおよび画像処理装置並びに画像処理装置を備えた画像形成装置Info
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Abstract
制御することで、品質の高い画像を提供できる画像処理
方法、画像処理プログラムおよび画像処理装置並びに画
像処理装置を備えた画像形成装置を提供する。 【解決手段】 本発明の画像処理装置は、入力画像デー
タに基づいて、色補正前に黒生成処理を行う第1の黒生
成手段と、入力画像データを出力画像データに変換する
と共に、色補正を行う方法と同様の方法により、入力画
像データに基づいて黒生成処理を行う色補正手段と、色
補正手段により出力された出力画像データに基づいて黒
生成処理を行う第2の黒生成手段と、画像の種類に応じ
て、上記第1の黒生成手段、色補正手段、第2の黒生成
手段の中から最適な黒生成処理を選択する制御手段とを
備えている。
Description
読み込まれた入力画像データを黒を含む出力画像データ
に変換する画像処理方法、画像処理プログラムおよび画
像処理装置並びに画像処理装置を備えた画像形成装置に
関するものであり、特に、原稿画像に応じて、最適な黒
生成処理を選択することで、原稿画像の種類を問わず、
品質の高い画質を提供できる画像処理方法、画像処理プ
ログラムおよび画像処理装置並びに画像処理装置を備え
た画像形成装置に関するものである。
いた複写機等の画像形成装置においては、従来のアナロ
グ式のほかにデジタル式のものが普及しており、また画
像処理技術の進展により、カラー画像を高画質に再現す
ることのできるフルカラーデジタル複写機が製品化され
ている。原稿画像には、文字、線画や写真、あるいはこ
れらが混在したものが存在し、良好な画像を再現するた
めには、それぞれの原稿種類別に画像処理を選択する必
要がある。
ードとして、原稿の種類を選択するための文字モード・
文字/写真モード・写真モードなどの設定ボタンが備え
られている。しかしながら、各原稿に対してモードの切
り替えを行うことは、操作者にとって煩わしく、モード
の内容が解らないと原稿に適切なモードを設定できない
こともある。また、不適切なモードが選択された場合な
どでは、画質が著しく劣化することがあり無駄な複写が
行われてしまう。
に、原稿の種類を自動的に判別処理できる画像形成装置
が提案されている。
の有彩無彩の判定を行うと共に、画像分離の機能、すな
わち、エッジ分離・網点判定を行うことにより、原稿を
以下に示す原稿の種類のうち、何れの原稿であるかを判
定し、これに対応した処理モードを自動的にフィルタ・
色補正・セレクタ及び階調処理に設定することができる
画像形成装置が開示されている。
・連続調画、・線画と中間調画、・中間調画と連続調
画、・連続調画と線画、・線画と中間調画と連続調画と
からなる原稿である。
成量については、各画素のCMYの値の最小値から算出
し、線画では最小値そのものを、中間調画または連続階
調画では階調性をよくするために線画用より少ない黒生
成量を出力する。
カラープリンタ等のカラー画像形成装置では、通常C
(シアン)・M(マゼンタ)・Y(イエロー)・K
(黒)4色の色材を用いてフルカラー画像の形成を行っ
ている。原理的には、CMY3色の色材を用いてフルカ
ラー画像を形成することは可能である。しかし、上記3
色の色材を用いた場合、3色で表現された黒が多少着色
した不完全な黒となるため高濃度の黒を表現することが
できなかったり、各色の位置ずれが生じると黒領域の周
囲に色にじみが発生したりする問題がある。そこで、C
MYのうちの最小レベルの信号値をグレイ成分と考えて
下色除去(UCR:Under Color Removal )を行い、そ
れに見合う黒(K)を加えることで、CMY3色の時と
同一の色再現を得ようとする黒生成/下色除去処理が行
われている。
ることは、無彩色の色調が安定し、低明度部での色再現
域が広くなり、さらにトナーやインク等の色材の消費量
が抑えられる等の多くの利点がある。
像形成装置が、特開平9−46540号公報に開示され
ている。この画像形成装置は、第1の黒生成手段、色補
正手段、第2の黒生成手段を備えている。
成手段において、複数色成分を示す信号で構成される入
力画像データから黒成分を示す信号を生成し、複数色成
分であるC0 M0 Y0 (入力信号R0 G0 B0 を輝度濃
度変換処理した信号)の積によりK0 及びK0 2を生成す
る。
および上記黒成分を示す色信号に対して色補正を行い、
複数色成分を示す色補正された信号を出力する。
正手段で色補正された信号から黒成分を示す信号を生成
し、C2 M2 Y2 の最小値に基づいてK2 を生成するこ
とにより、CMYK信号のグレーバランスの良好な画質
を得ることができる。
ような従来の画像形成装置では、多種多様な色相、原稿
の種類のそれぞれに対応して、充分な高画質を提供でき
るまでには至っていない。
の画像形成装置では、上述した一定の方法で黒生成量を
変化させるだけでは、色相に応じて黒生成量を制御する
ことができないので、高画質化を図る上で充分とは言え
ない。
形成装置では、第1の黒生成手段、色補正手段、第2の
黒生成手段を備えているものの、これら全ての手段を通
して1つの黒生成処理を行っているため、原稿の種類毎
に、あるいは文字・写真等が混在する原稿においては、
各領域毎に最適な黒生成量を制御できない。このため、
再現された画像の画質は、充分に満足できるものではな
い。
ムおよび画像処理装置並びに画像処理装置を備えた画像
形成装置は、上記問題点に鑑みなされたものであり、そ
の目的は、色相、原稿の種類に応じて最適な黒生成量を
制御することで、品質の高い画像を提供できる画像処理
方法、画像処理プログラムおよび画像処理装置並びに画
像処理装置を備えた画像形成装置を提供することにあ
る。
は、上記の課題を解決するために、第1色成分を含む入
力画像データを、黒および第2色成分を含む出力画像デ
ータに変換する画像処理装置において、上記入力画像デ
ータに基づいて、色補正を行う前に黒生成処理を行う第
1の黒生成手段と、上記入力画像データを上記出力画像
データに変換すると共に、色補正を行う方法と同様の方
法により、上記入力画像データに基づいて黒生成処理を
行う色補正手段と、上記色補正手段により出力された出
力画像データに基づいて、黒生成処理を行う第2の黒生
成手段と、画像の種類に応じて、上記第1の黒生成手
段、色補正手段、第2の黒生成手段の中から最適な黒生
成処理を選択する制御手段とを備えていることを特徴と
している。
像の種類に応じた最適な黒生成処理(黒生成、下色除
去、下色追加)を選択して黒生成処理を行うことで、画
像の種類を問わず、安定して高画質の画像を得ることが
できる。
よび色補正手段による黒生成処理は、以下のような特徴
をそれぞれが有しており、ユーザにより設定された画像
モードの画像の種類、あるいは原稿画像の種類を判別す
る領域分離処理手段による判別結果に応じて、最適な黒
生成処理を行うことができる。
成よりも色補正を先に行うと入力信号のノイズを拡大し
てしまうという問題があるが、色補正よりも先に黒生成
を行うことにより、色補正前の入力信号に対してノイズ
の少ない黒生成が可能になるとともに、色補正の結果に
よらない黒生成を行うことができるという特徴を有して
いる。よって、文字モードや、文字領域の再現に適して
いる。
には、通常、3次元ルックアップテーブルを用いた直接
参照法等の精度の高い方法が用いられているが、この色
補正と同様の方法で黒生成を行うことにより、肌色など
の色相に応じて細かく黒生成量を変化させることができ
るという特徴を有している。よって、印画紙写真などの
画質を重視するモードや領域の再現に適している。
の制御は難しいが、上記色補正手段による色補正後の出
力信号に対して黒生成を行い、3次元ルックアップテー
ブルを用いた直接参照法等で使用したテーブルサイズよ
りも小さいテーブルサイズにより正確な色再現が可能で
あるという特徴を有している。よって、印画紙写真ほど
画質重視ではないが、黒生成を多くして正確な再現が必
要な網点領域や文字/写真原稿などの再現に適してい
る。
の特徴を有する第1・第2黒生成手段、色補正手段の中
から最適な黒生成処理を選択することで、画像の種類を
問わず、安定して高画質の画像を得ることができる。
要な所望の黒生成量あるいは黒レベルを得られる黒生成
処理を選択することがより好ましい。
なる黒生成量や黒レベルを得られるという観点から上記
各手段を選択することで、画像の種類に応じて最適な黒
生成を行うことができる。例えば、文字モードで画像を
再現する場合には、黒生成量を多くしてクリアな黒生成
を行う必要があるため、第1の黒生成手段により黒生成
を行い、印画紙写真モードで画像を再現する場合には、
3次元ルックアップテーブル等を用いてより精度の高い
黒生成を行うことができる。
領域あるいは画素毎に画像の種類を判別し、その判別結
果を領域識別信号として上記制御手段へ送信する領域分
離処理手段を備えていることがより好ましい。
を含む領域あるいは画素毎に画像の種類を判別し、各領
域あるいは各画素に対応する領域識別信号を上記制御手
段に送信することで、上記領域識別信号を受信した制御
手段は、各領域あるいは各画素毎に対応する画像の種類
に応じた最適な黒生成を選択できる。よって、1枚の原
稿画像の中に多種類の画像の種類を有する、例えば、文
字と写真とが混在している原稿画像を再現する場合で
も、高画質の画像を得ることができる。
対応する複数のルックアップテーブルが備えられてお
り、上記制御手段によって、画像の種類に応じて最適な
ルックアップテーブルが選択されることがより好まし
い。
原稿、印刷写真原稿などの画像の種類に応じて色補正手
段に設けられた最適なルックアップテーブルを選択する
ことで、再現される画像の画質を向上させることができ
る。
わらず共通のルックアップテーブルが備えられていると
共に、上記第2の黒生成手段には画像の種類に対応した
最適な複数のテーブルが備えられており、上記第2の黒
生成手段に設けられた最適なテーブルを選択して画像処
理を行うことがより好ましい。
手段のルックアップテーブルを共通化することで、装置
全体としてのメモリ容量を削減することができ、画像処
理装置のコストの削減が可能になる。また、色補正精度
をそれほど要しない画像モードを中心に画像処理を行う
装置の場合には、共通ルックアップテーブルを小さいメ
モリサイズのルックアップテーブルにすることができる
ため、色補正処理に要する時間を短縮して、高速化でき
る。
置を備えていることがより好ましい。
生成処理を選択することができ、画像の種類を問わず、
安定して高画質画像を提供できる画像形成装置を得るこ
とができる。
ード設定手段が備えられていることがより好ましい。
ル等を介して画像モードを選択することで、ユーザの望
んでいる黒生成手段・色補正手段を選択して画像処理を
行うことができる。よって、ユーザの希望に沿った画像
処理を行うとともに、画像の種類に応じて最適な黒生成
処理を行うことで、品質の高い画像を得ることができ
る。
決するために、第1色成分を含む入力画像データを、黒
および第2色成分を含む出力画像データに変換する画像
処理方法において、上記入力画像データに基づいて、色
補正処理を行う前に黒生成処理を行う第1の工程と、上
記入力画像データに色補正処理を施して上記出力画像デ
ータに変換すると共に、色補正処理を行う方法と同様の
方法により、上記入力画像データに基づいて黒生成処理
を行う第2の工程と、上記色補正処理により出力された
出力画像データに基づいて、黒生成処理を行う第3の工
程とを備えており、画像の種類に応じて、上記第1〜第
3の工程における黒生成処理を選択して画像処理を行う
ことがより好ましい。
おいて、それぞれ異なる黒生成処理を行い、画像の種類
に応じて適切な黒生成処理(黒生成、下色除去、下色追
加)を選択することで、画像の種類を問わず、安定して
高画質の画像を得ることができる。
成処理は、以下のような特徴をそれぞれが有している。
正を先に行うと入力画像データのノイズを拡大してしま
うという問題があるため、第1の工程において、色補正
よりも先に黒生成を行うことにより、色補正前の入力信
号に対してノイズの少ない黒生成が可能になるととも
に、色補正の結果によらず黒生成が制御できる。
次元ルックアップテーブルを用いた直接参照法等の精度
の高い方法を黒生成に用いるため、肌色等の色相に応じ
て細かく黒生成量を変化させることができる。このた
め、印画紙写真等の画質を重視するモードや領域の画像
処理に適している。
しいが、色補正後の信号に対して黒生成を行うため、第
2の工程における3次元ルックアップテーブルを用いた
直接参照法で用いるテーブルサイズよりも小さいテーブ
ルサイズで正確な色再現が可能である。したがって、印
画紙写真ほど画質重視ではないが、黒生成を多くして正
確な再現が必要な網点領域や文字/写真原稿等に適して
いる。
応じて、第1〜第3の工程の中から最適な黒生成処理を
選択することで、画像の種類を問わず、安定して高画質
の画像を提供できる。
処理方法を実行することがより好ましい。
生成処理(黒生成、下色除去、下色追加など)を選択す
ることで、画像の種類を問わず、再現される画像の画質
を向上させることができる画像処理方法をコンピュータ
が読み取り、実行することが可能になる。
プログラム、画像処理装置および画像処理装置を備えた
画像形成装置に関する一実施形態を、図1〜11を用い
て説明すれば、以下の通りである。
画像形成について説明する。
ラー画像処理装置1は、図2に示すように、A/D変換
部10、シェーディング補正部11、入力階調補正部1
2、領域分離処理部(領域分離処理手段)13、色補正
/黒生成処理部14、空間フィルタ処理部15、出力階
調補正部16、および階調再現処理部17とを含んで構
成されており、これに、カラー画像入力装置2とカラー
画像出力装置3とが接続され、全体としてデジタルカラ
ー複写機を構成している。
カラー画像処理装置1とカラー画像入力装置2とカラー
画像出力装置3とが、操作パネル(画像モード設定手
段)20と接続され、操作パネル20により、ユーザに
よって入力された指令内容に基づいて稼働させることが
できる。
(Charge Coupled Device )を備えたスキャナ部を含ん
だ構成であり、原稿からの反射光像を、RGB(R:赤
・G:緑・B:青;第1色成分)のアナログ信号として
読み取り、カラー画像処理装置1に入力するものであ
る。
GBのアナログ信号は、カラー画像処理装置1内を、A
/D変換部10、シェーディング補正部11、入力階調
補正部12、領域分離処理部13、色補正/黒生成処理
部14、空間フィルタ処理部15、出力階調補正部1
6、および階調再現処理部17の順で送られ、CMYK
(第2色成分)のデジタルカラー信号に変換されて、カ
ラー画像出力装置3へ出力される。
は、RGBのアナログ信号をデジタル信号に変換するも
のである。
部10より送られてきたデジタルのRGB信号に対し
て、カラー画像入力装置2の照明系、結像系、撮像系で
生じる各種の歪みを取り除く処理を施すものである。
正部11にて各種の歪みが取り除かれたRGB信号(R
GBの反射率信号)に対して、カラーバランスを整える
と同時に、濃度信号などカラー画像処理装置1に採用さ
れている画像処理システムが扱い易い信号に変換する処
理を施すものである。
素や複数の画素からなるブロックを文字領域、網点領
域、写真領域の何れかに分離するものである。領域分離
処理部13は、分離結果に基づき、画素やブロックがど
の領域に属しているかを示す領域識別信号を、色補正/
黒生成処理部14、空間フィルタ処理部15、及び階調
再現処理部17へと出力するとともに、入力階調補正部
12からの入力信号をそのまま後段の色補正/黒生成処
理部14に出力する。
としては、例えば、「画像電子学会研究会予稿90-06-0
4」に記載されている方法を用いることができる。
する。
N(M、Nは自然数)画素のブロック内で以下のような
判定を行い、それを注目画素の領域識別信号としてい
る。
て、信号レベルの平均値(Dave )を求め、その平均値
を用いてブロック内の各画素を2値化する。また、最大
画素信号レベル(Dmax )、最小画素信号レベル(Dmi
n )も同時に求める。
変動が大きいことや、背景に比べて濃度が高いことを利
用し、網点領域を識別する。2値化されたデータに対し
て主走査、副走査方向でそれぞれ0から1への変化点
数、1から0への変化点数を求めて、それぞれKH ,K
V とし、閾値TH ,TV と比較して両者が共に閾値を上
回ったら網点領域とする。また、背景との誤判定を防ぐ
ために、先に求めたDmax ,Dmin ,Dave を閾値
B1 ,B2 と比較する。Dmax −Dave >B1 ,かつ、
Dave −Dmin >B2 、かつ、KH >TH 、かつ、KV
>TV である場合には、網点領域と判定し、上記条件以
外の場合には、非網点領域と判定する。
ように、さらに文字領域と写真領域(その他領域)とに
判別される。
レベルの差が大きく、濃度も高いと考えられることか
ら、文字領域の識別を以下のように行う。非網点領域に
おいて先に求めていた最大、最小信号レベルとそれらの
差分(Dsub )を閾値PA ,P B ,PC と比較し、どれ
か一つが上回ったならば文字領域、すべて閾値以下なら
ばその他領域(印画紙写真領域)とする。
たは、Dmin >PB 、または,Dsub >PC である場合
には、文字領域と判定し、上記条件以外の場合には、そ
の他領域と判定する。
ては、さらにRGB信号の最大値max(R,G,B)
と最小値min(R,G,B)との差が求められ、所定
の閾値との比較が行われる。上記最大値max(R,
G,B)と最小値min(R,G,B)との差が、閾値
以下である場合は黒文字領域と判定し、閾値よりも大き
い場合には色文字領域と判定する。色文字領域と判定さ
れた領域については、その他領域として領域識別信号を
出力する。このように処理を行うことにより、色文字領
域と判定された領域については、後述する印画紙写真用
ルックアップテーブルを用いて色補正処理がなされるの
で、原稿に忠実な精度のよい色再現がなされる。
生する領域識別信号によって、画像の種類に応じて、後
述する最適の黒生成処理部や色補正部を選択するため、
領域分離された画素の属する領域に応じた色補正処理お
よび黒生成処理を行うことができる。
現の忠実化実現のために、RGB信号(第1の表色系よ
りなる画像データ)をCMY信号(第2の表色系よりな
る画像データ:色補正信号)に変換する色補正処理を行
うものである。
する方法や、ニューラルネットワークを用いてRGBと
CMYとの関係を記述するモデルを作成し、各RGB値
に対するCMY値をルックアップテーブル(LUT)と
して持つ方法などがある。
(1)式のようにRGBからCMYへの変換を行列演算
を用いて色補正処理を実現するものである。
装置に与えてカラーパッチを出力し、それを前述のカラ
ー画像入力装置2で読み込み、対応するCMYおよびR
GBの値を求める。これらの関係を満たす定数a11〜a
33、b1 〜b3 を最小二乗法で求める。より忠実な色再
現を求める場合には、RGBの2次以上のより高次の項
をこの関係式に加えればよい。
めて入力RGBに対して出力されるCMYの値を予め求
めておき、LUTとして記憶しておく方法や、対応する
CMYとRGBとの関係を変換行列で記述するのではな
く、ニューラルネットワークを用いて学習させ、このニ
ューラルネットワークを用いてLUTを作成する方法等
がある。
ける、さらに詳しい画像処理の内容については後段にて
詳述する。
成処理部14より入力されるCMYK信号の画像データ
に対して、領域識別信号を基にデジタルフィルタによる
空間フィルタ処理を行い、空間周波数特性を補正するこ
とによって出力画像のぼやけや粒状性劣化を防ぐように
処理するものである。
域として分離された領域は、特に黒文字あるいは色文字
の再現性を高めるために、空間フィルタ処理部15によ
る空間フィルタ処理の鮮鋭強調処理で高周波数の強調量
を大きくする。同時に、階調再現処理部17において
は、高域周波数の再現に適した高解像度のスクリーンで
の2値化または多値化処理が選択される。
として分離された領域は、空間フィルタ処理部15にお
いて、入力網点成分を除去するためのローパスフィルタ
処理等の適切な処理が施される。そして、出力階調補正
部16では、濃度信号などの信号をカラー画像出力装置
3の特性値である網点面積率に変換する出力階調補正処
理を行った後、階調再現処理部17で、最終的に画像を
画素毎に分離してそれぞれの階調を再現できるように処
理する階調再現処理(中間調生成)がなされる。さら
に、領域分離処理部13により写真領域として分離され
た領域は、階調再現性を重視したスクリーンでの2値化
または多値化処理が行われる。
画像データは、一旦メモリ等の記憶手段(図示せず)に
記憶され、所定のタイミングで読み出されてカラー画像
出力装置3に入力される。このカラー画像出力装置3
は、画像データを記録媒体(例えば、用紙等)上に出力
するもので、特に限定されるものではないが、例えば、
電子写真方式やインクジェット方式等を採用した画像出
力装置がある。
1における上記色補正/黒生成処理部14について、図
1を用いてさらに詳しく説明すれば、以下の通りであ
る。
生成処理部14は、図1に示すように、色補正部(色補
正手段)30の前後に、黒生成処理部(第1の黒生成手
段)31および黒生成処理部(第2の黒生成手段)32
を備えている。この色補正/黒生成処理部14では、制
御部(制御手段)36が、受信した画像モードや領域識
別信号に応じて、各ブロック(黒生成処理部31・3
2、色補正部30)内の黒生成テーブルや下色除去(U
CR)テーブルを切り換えて黒生成処理を行い、K信号
が出力される。これにより、画像の種類に応じた最適な
黒生成処理を選択することができる。
理部13で領域分離処理が行われ、その分離結果として
の当該領域が属する画像の種類に対応した信号であり、
各領域毎に、黒文字領域、網点領域(印刷写真)、印画
紙写真領域・色文字領域などのその他領域に分離され
る。
20からユーザによって入力されるか、領域分離処理部
13によって認識された画像の種類を表すものであり、
例えば、文字モードや印刷写真モード、印画紙写真モー
ドなどがある。上記の色文字が含まれる原稿について
は、印画紙写真モードが選択される。
先に色補正処理(以下、色補正部30における処理を
「色補正処理」と示す)を行った場合には、入力信号の
ノイズを拡大してしまう問題があるため、本実施形態の
カラー画像処理装置1においては、黒生成処理部31で
色補正部30より先に黒生成を行うことにより、色補正
前の入力信号に対してノイズの少ない黒生成が可能にな
る(以下、黒生成処理部31における処理を「第1黒生
成処理」と示す)。また、色補正の結果によらず黒生成
が制御できるため、黒文字のように(領域識別信号:黒
文字領域、画像モード:文字モード)黒生成量が大き
く、同じような濃度が続く領域に必要な黒生成を行うこ
とができる。
クアップテーブルを用いた直接参照法や3次元補間方法
等)35などの精度の高い方法で黒生成を行うため、肌
色などの色相に応じて細かく黒生成量を変化させること
ができる。このため、印画紙写真などの画質を重視する
モードに必要な黒生成を行うことができる(領域識別信
号:その他領域、画像モード:印画紙写真モード)。
いが、色補正部30による色補正後の出力信号に対して
黒生成を行うため、3DLUT35よりも小さいテーブ
ルサイズで正確な色再現が可能である(以下、黒生成処
理部32における処理を「第2黒生成処理」と示す)。
したがって、印画紙写真ほど画質重視ではないが、黒生
成を多くして正確な再現が必要な網点領域や文字/写真
原稿などに必要な黒生成を行うことができる。
いて、図3および図4を用いてさらに詳しく説明すれ
ば、以下のとおりである。
一の構成となっている。よって、ここでは、黒生成処理
部32の構成を例に挙げて説明する。
テーブル37および下色除去処理を行うUCRテーブル
38を持ち、制御部36が受信した画像モードや領域識
別信号に応じて、どのテーブルを使用するかを選択す
る。例えば、図3においては、黒生成テーブル37・U
CRテーブル38の上段が印刷写真用のものであり、下
段が文字用のテーブルとなっている。よって、例えば、
制御部36により印刷写真モードが選択された場合に
は、上段の各テーブルを用いて黒生成処理が行われ、文
字モードが選択された場合には、下段のテーブルを用い
て黒生成処理が行われる。
うに、黒生成によって不要となる下色成分を除去する処
理である。
部32において、下色追加処理を行うようにしても良
い。
に、黒生成と下色除去によって低下する彩度を補正する
処理である。
1号公報において提案されている方法を用いることがで
きる。上記公報によれば、CMYからそれらの最小値を
減算して下色除去処理を行い、さらに、CMYの最小値
に基づいてK量を決定して黒生成処理を行う。そして、
下色除去処理されたCMYに、生成されたK量に応じた
下色追加処理を行うことにより、下色除去処理により低
下したCMYの彩度を補正する。
・第2黒生成処理の手順としては、最小値検出部39に
おいて、入力CMY信号(RGB信号が入力された場合
には、C=255−Rなどとして信号を反転する)に対
して、CMYの最小値を求め、それをMIN信号とす
る。
像モードに応じて、制御部36により選択された黒生成
テーブル37とUCRテーブル38とにそれぞれ入力し
て、KおよびUCRの値を求める。そして、以下の式に
従って黒生成/下色除去処理を行い、処理後の信号C
out ,Mout ,Yout ,Kout を出力する。
スト用の画像を出力・評価し、この曲線を調整すること
で、最適な曲線を作成する。
が備えている色補正部30について、図5および図6を
用いて説明すれば、以下の通りである。
力されると、RGB信号を補色反転したCMY信号に変
換される処理が行われ、補色反転されたCMY信号に基
づいて黒生成を含む色補正処理が行われる。色補正とは
入力RGB信号、あるいは入力CMY信号(入力RGB
信号を補色反転した信号)をカラー画像出力装置3の色
信号である出力CMYK信号に変換する処理のことであ
る。なお、以下の説明においては、色補正部30におけ
るRGB信号からCMY信号への変換処理についての説
明は省略する。
法などがあるが、ここでは、図5に示すような三次元ル
ックアップテーブル(以下、3DLUTと示す)を用い
る手法について説明する。
標(C,M,Y)とし、その座標に対する格子点に入力
CMY信号に対応する出力信号を保存してあるテーブル
である。
それぞれを出力するテ一ブルから、入力信号の座標に対
応する場所の値を読み出し、それを出力する。
00−089547号で提案されている手法が利用でき
る。上記の方法は、入力信号を一旦CIE1976L*
a*b* などの均等色空間に変換する(CIE(Commiss
ion Internationale de l'Eclairage:国際照明委員
会)、L* :明度,a* ・b* :色度)。その後、L*
a* b* から明度と彩度とを求め、それらに応じて黒生
成量を制御し、K−LUTを作成する。入力信号(RG
B)からL* a* b* への変換については、RGB−L
* a* b* の関係をモデル化するニューラルネットワー
クを作成する方法や、RGBをL* a* b* に変換する
変換行列を作成する方法などがある。何れの場合も、L
* a* b* を測定した複数のカラーパッチを上記のスキ
ャナなどのカラー画像入力装置2で読み込み、L* a*
b* 値とそれに対応するRGB値の複数の組が得られ
る。この関係をニューラルネットワークに学習させる
か、あるいは変換行列を計算する。
ついては、CMYとL* a* b* の関係をニューラルネ
ットワークによってモデル化し、そのモデルからLUT
を作る方法や、変換行列を作成し、それからLUTを作
成する方法などもある。
る場合には、L* a* b* とCMYとの関係をニューラ
ルネットワークでモデル化する場合と、CMYKとL*
a*b* との関係をモデル化する場合とがある。L* a
* b* およびCMYのニューラルネットワークを用いる
方法では、カラー画像出力装置3にCMY信号を与えた
ときに出力される色のL* a* b* 値を測色器で測定
し、このL* a* b* −CMYの関係をニューラルネッ
トワークに学習させる。このニューラルネットワークに
対して、入力された色のL* a* b* を入力することで
出力CMYが得られる。なお、この得られたCMYは後
で下色除去される。
方法では、CMYK−L* a* b*の関係をニューラル
ネットワークに学習させる。あるL* a* b* を出力す
るCMYKの組は複数あるため、前述の方法で決定した
黒生成量KとL* a* b* とから、ニューラルネットワ
ークを用いてCMYを決定する。この方法で求めたCM
Yは既にKが考慮されたCMY量になっているので、下
色除去は必要ない。変換行列を求める方法については、
RGBからL* a* b* を求める場合と同様にL* a*
b* からCMYを求める変換行列を求めることで行う。
るには、以下に示す方法により行われる。色相Hは、図
6(a)のようにa* b* 平面上の角度で表されるた
め、次式で定義される。
に行われる。まず、黒生成量を減少させたい色相(例え
ば、肌色)の範囲Δθを決定する。この範囲で黒生成量
を単に減少させただけでは、境界で急激に黒生成量が変
化することによるトーンギャップが発生するため、図6
(b)のように色相範囲の中心θ0 を中心に1以下の値
をとり、それ以外ではtをとる滑らかな曲線を設定し、
各データの色相に応じて、 K’=αK とする値を新たにLUTに保存する。
補正テーブルに大きな差が無い場合には、共通の色補正
テーブルにすることもできる。
写真用および印刷写真用のそれぞれに最適な色補正テー
ブルを持つのではなく、図7(b)に示すように色補正
テーブルを共通LUTにしてもよい。
図7(b)に示すように、印画紙写真モードでは、黒生
成処理部32の印画紙写真用黒生成/UCRテーブルで
下色除去処理を行う。一方、印刷写真モードでは、黒生
成処理部32の印刷写真用黒生成/UCRテーブルで印
刷写真用の黒生成および下色除去処理を行う。
の大きい黒が多いとムラが生じる恐れがあるので、黒生
成/UCRテーブルとしては黒生成量を少なくして作成
される。
30のLUTを共通化することで、カラー画像処理装置
1のメモリ容量を減らすことができ、コストを削減でき
る。また、色補正精度がそれ程要求されない画像処理の
みでよい場合には、その画像モードに対応するLUTを
共通のテーブルとして持つことで、LUTのメモリサイ
ズを小さくできる。よって、この場合には、色補正処理
の際にメモリサイズの小さいLUTに対してアクセスす
るため、色補正処理を高速化できる。
にした場合には、下色除去処理を施した色補正テーブル
を共通LUTとしてメモリに入れておくと、印画紙写真
と印刷写真とでテーブルを共通にできないため、下色除
去処理を別に行う必要がある。
ように、色補正部30の前後に、黒生成処理部31と黒
生成処理部32とをそれぞれ設けている。さらに、制御
部36により、画像の種類に応じた最適な黒生成処理
(下色除去、下色追加、黒生成)を選択して、画像処理
を行っている。
処理を行う色補正部30、黒生成処理部31・32の中
から、適宜最適な黒生成処理を行う各処理部を選択する
ことにより、形成される画像の画質を向上させることが
できる。
部30に各画像の種類(画像モード)に対応する複数の
色補正テーブルを備えている、あるいは、図7(b)に
示すように、黒生成処理部32に複数のテーブルを備え
ていることで、画像の種類に応じて正確な画像を再現で
きる。
理装置1による領域分離処理部13〜色補正/黒生成処
理部14における第1色成分(RGB信号)を第2色成
分(CMYK信号)へ変換すると共に、最適な色補正処
理および黒生成処理を行う処理の流れについて、図8〜
図10を用いて説明すれば、以下の通りである。
に、画像モードとして、文字モード・印刷写真モード・
印画紙写真モード・文字/写真(印刷写真と印画紙写真
の区別は無し)モードが設定されており、デフォルトと
しては文字/写真モードが設定されているものとする。
例えば、印刷写真モード・印画紙写真モードが選択され
た場合には、領域分離処理部13による領域分離処理は
行われず、画像全体に同一の処理がなされる。つまり、
文字/写真モードが選択された場合には、上述した領域
分離処理部13から出力される領域識別信号に応じて、
画像原稿の複数の画素を含む領域毎に最適な黒生成処理
が施される。
8に示すように、設定された画像モード、あるいは領域
分離処理部13から制御部36に送信される領域識別信
号に応じた黒生成処理が選択される。
テップ2以降についても同様)において、フラグF1〜
F3を0とする初期化を行う。
像モードが設定されているかの判定を行い、各モードあ
るいは各領域に応じた処理へと進んでいく。
であれば、フラグの設定は行わずにそのままS8におけ
る第1黒生成処理へ進み、S3において文字モードであ
ればフラグF1=a、S5において印画紙写真モードで
あればフラグF2=b、印刷写真モード(S5において
「No」の時)であればフラグF3=cとする。
は、第1黒生成処理へ進んで文字用の黒生成量K1が出
力され、S9における色補正処理がなされる。そして、
S10における第2黒生成処理は行われずにCMYK信
号が出力される。
モードが選択された場合には、S8における第1黒生成
処理を経ずに、直接S9における色補正処理へと進み、
印画紙写真モード・印刷写真モードで異なる処理が行わ
れ、印刷写真モードの場合にはS10における第2黒生
成処理がさらに行われる。
て、さらに詳しく説明すれば、以下の通りである。
黒生成処理(第1の工程;黒生成処理1)では、図9に
示すように、先ず、S21において、フラグF1=aで
あるか否かの判定が行われる。これは、文字モードと文
字/写真モードとを区別するためである。
場合、すなわちフラグF1=aである場合には、S23
において入力画像データの最小値を求め、S24におい
て黒生成テーブルを用いて黒生成量K1を出力すると共
に、下色除去されたCMY画像データを出力する。この
CMY画像データは色補正部30において、印刷写真用
のLUTを用いて色補正処理が行われる。
1≠aである場合、すなわち文字/写真モードの場合に
は、領域分離処理部13により、原稿画像の領域が文字
領域と写真領域(印刷写真領域と印画紙写真領域)とに
分離される。すなわち、S22において文字領域(黒文
字領域)であるか否かの判定がなされ、文字領域として
分離された領域は、上記文字モードの場合と同様に、S
23・S24において処理がなされ、黒生成量K1が出
力される。また、文字領域として分離された領域以外の
領域は、上記の処理は行われず、次工程のS9における
色補正処理へと進む。
は、図10に示すように、先ず、S31・S32・S3
5において、フラグF1・F2・F3の内容の確認を行
う。なお、上記各ステップにおける判定結果が文字モー
ドである場合には、S24において黒生成量K1が生成
されているため、S36において、下色除去されたCM
Y画像データに対して印刷写真用のLUTを用いて色補
正処理がなされる。文字モード(黒文字)の場合、出力
される画像データはほとんど黒(K)であり、画質につ
いてはそれ程重要視されないので、印刷写真用のLUT
が用いられる。
S32において「Yes」が選択され、印画紙写真用L
UTを用いて色補正処理を行い、S34において黒生成
量K2を出力する。さらに、印刷写真モードである場合
には、S35において「Yes」が選択され、S36に
おいて、印刷写真用LUTを用いた色補正処理が行われ
るが、ここでは黒生成は行わない(図7(a)参照)。
である場合には、S35において「No」が選択され、
領域分離処理部13による領域分離結果に応じて処理が
選択される。すなわち、文字領域として分離された領域
は、上記のようにS36において印刷写真用LUTを用
いて色補正処理が行われる。また、網点領域として分離
された領域も、S36において印刷写真用LUTを用い
て色補正処理が行われる。さらに、網点以外の領域(そ
の他領域)は、S33において印画紙写真用LUTを用
いて色補正処理が施され、S34において黒生成量K2
が出力される。
程;黒生成処理2)は、図11に示すように、上述した
S9における色補正処理の結果生じたCMY信号に基づ
いて、印刷写真(網点領域)に対する黒生成処理を行
う。先ず、S41において、フラグF3の内容を確認
し、印刷写真モードであるか否かの判定が行われる。そ
して、印刷写真モードであれば、S43において入力画
像データ(色補正処理後の画像データ)より最小値を求
め、S44において、印刷写真用黒生成テーブルを選択
して黒生成を行う。次いで、S45において、印刷写真
用の下色除去テーブルを選択して下色除去処理を行い、
S46において、黒生成量K3を出力すると共に下色除
去されたCMYの画像データを出力する。
る場合には、S42において、網点領域であるか否かの
判断がなされるが、網点領域ではないため処理は施され
ない。一方、文字/写真モードである場合には、領域分
離処理部13による領域分離処理の結果に応じて処理が
選択される。領域分離結果が網点領域である場合には、
上記S43〜S46の処理が同様に行われる。そして、
網点領域でない場合、すなわち、文字と写真とが混在す
る画像における黒文字領域の方は、対応する黒生成量が
黒生成処理1において既に出力されているため、処理は
行われない。
文字/写真モード、文字モード、印画紙写真モードおよ
び印刷写真モードによる画像処理を実行でき、各モード
に対応する画像の種類に応じた最適な黒生成を行うこと
で、多種類の画像に対して、常に安定して高画質の画像
を提供できる。特に、文字/写真モードのように、原稿
の中に文字と写真とが混在している場合であっても、領
域を文字領域と網点領域とそれ以外の領域とに分けて画
像処理を行うことで、各領域毎に最適な黒生成を行うこ
とができる。さらに、色補正部30には、図7(a)に
示すように、印刷写真用と印画紙写真用とに対応するL
UTを備えているため、画像に応じた最適な色補正処理
を行うことができ、正確に画像を再現できる。
した処理工程に限定されるものではなく、上記のような
処理工程以外にも、例えば、第2黒生成処理において文
字に対する処理を行うようにしても良い。すなわち、フ
ラグF1の内容から文字モードであると判定された場
合、あるいは領域分離処理部13による領域分離結果を
基にして文字領域であると判定された場合には、図9に
おける第1黒生成処理と同様の処理が行われ、黒生成量
としてはK3の値が出力される。このような構成であっ
ても、上記と同様に、画像の種類を問わず、最適な画像
形成を行うことができる。
文字/写真モードが設定されている時、入力画像データ
に対して領域分離処理を行っているが、領域分離処理を
行わず、色補正部30に格納されている印画紙写真用の
LUTを用いるか、あるいは印刷写真用のLUTを用い
て色補正処理を行った後、黒生成処理部32において黒
生成下色除去処理を行う等して、画像全体に同じ処理を
施してもよい。
画像処理工程を実行するための画像処理プログラムを用
いて画像処理を行ってもよい。このような画像処理プロ
グラムを採用することにより、形成する画像領域毎に最
適な黒生成手段を選択でき、上記と同様の効果を得るこ
とができる。
3により複数の画素からなる領域あるいは画素を画像の
種類毎に分離し、その分離結果に基づいて最適な黒生成
処理を選択するカラー画像処理装置1を例に挙げて説明
したが、これに限定されるものではない。例えば、画像
形成装置に備えられる画像モード設定手段を介して、ユ
ーザ自身が最適な黒生成処理を選択する構成であっても
よい。これにより、ユーザは画像モードを選択するだけ
で、画像の種類に応じた最適な黒生成処理を行うことが
でき、安定して高画質の画像を得ることができる。
分を含む入力画像データを、黒および第2色成分を含む
出力画像データに変換する画像処理装置において、上記
入力画像データに基づいて、色補正を行う前に黒生成処
理を行う第1の黒生成手段と、上記入力画像データを上
記出力画像データに変換すると共に、色補正を行う方法
と同様の方法により、上記入力画像データに基づいて黒
生成処理を行う色補正手段と、上記色補正手段により出
力された出力画像データに基づいて、黒生成処理を行う
第2の黒生成手段と、画像の種類に応じて上記第1の黒
生成手段、色補正手段、第2の黒生成手段の中から所望
の黒生成量あるいは黒レベルを得られる黒生成処理を選
択する制御手段とを備えていることを特徴とする画像処
理装置であってもよい。
よって得られた効果と同様の効果を得ることができる。
分を含む複数の色成分よりなる入力画像データを、黒お
よび第1色成分とは異なる第2色成分を含む複数の色成
分よりなる出力画像データに変換する画像処理装置にお
いて、上記画像処理装置には、第1色成分を含む複数の
色成分よりなる入力画像データに基づいて黒生成処理を
行う第1の黒生成手段と、第1色成分を含む複数の色成
分よりなる入力画像データを、第1色成分とは異なる第
2色成分を含む複数の色成分よりなる出力画像データに
変換すると共に、第1色成分を含む複数の色成分に基づ
いて黒生成処理を行う色補正手段と、上記色補正手段に
おいて第1色成分を含む複数の色成分よりなる入力画像
データを、第1色成分とは異なる第2色成分を含む複数
の色成分よりなる出力画像データに変換した結果に基づ
いて黒生成処理を行う第2の黒生成手段とを備えてお
り、さらに、画像の種類を判別し、画像の種類に応じ
て、上記第1の黒生成手段、色補正手段、第2の黒生成
手段を選択する制御手段を備えていることを特徴とする
画像処理装置であってもよい。
に、入力画像データに基づいて、色補正を行う前に黒生
成処理を行う第1の黒生成手段と、上記入力画像データ
を上記出力画像データに変換すると共に、色補正を行う
方法と同様の方法により、上記入力画像データに基づい
て黒生成処理を行う色補正手段と、上記色補正手段によ
り出力された出力画像データに基づいて、黒生成処理を
行う第2の黒生成手段と、画像の種類に応じて、上記第
1の黒生成手段、色補正手段、第2の黒生成手段の中か
ら最適な黒生成処理を選択する制御手段とを備えている
構成である。
応じた最適な黒生成処理(黒生成、下色除去、下色追
加)を選択して黒生成処理を行うことで、画像の種類を
問わず、安定して高画質の画像を得ることができるとい
う効果を奏する。
よび色補正手段による黒生成処理は、以下のような特徴
をそれぞれが有しており、ユーザにより設定された画像
モードの画像の種類、あるいは原稿画像の種類を判別す
る領域分離処理手段による判別結果に応じて、最適な黒
生成処理を行うことができる。
成よりも色補正を先に行うと入力信号のノイズを拡大し
てしまうという問題があるが、色補正よりも先に黒生成
を行うことにより、色補正前の入力信号に対してノイズ
の少ない黒生成が可能になるとともに、色補正の結果に
よらない黒生成を行うことができるという特徴を有して
いる。よって、文字モードや、文字領域の再現に適して
いる。また、上記色補正手段は、色補正を行う際には、
通常、3次元ルックアップテーブルを用いた直接参照法
等の精度の高い方法が用いられているが、この色補正と
同様の方法で黒生成を行うことにより、肌色などの色相
に応じて細かく黒生成量を変化させることができるとい
う特徴を有している。よって、印画紙写真などの画質を
重視するモードや領域の再現に適している。さらに、上
記第2の黒生成手段は、色相毎の制御は難しいが、上記
色補正手段による色補正後の出力信号に対して黒生成を
行い、3次元ルックアップテーブルを用いた直接参照法
等で使用したテーブルサイズよりも小さいテーブルサイ
ズにより正確な色再現が可能であるという特徴を有して
いる。よって、印画紙写真ほど画質重視ではないが、黒
生成を多くして正確な再現が必要な網点領域や文字/写
真原稿などの再現に適している。
の特徴を有する第1・第2黒生成手段、色補正手段の中
から最適な黒生成処理を選択することで、画像の種類を
問わず、安定して高画質の画像を得ることができる。
要な所望の黒生成量あるいは黒レベルを得られる黒生成
処理を選択することがより好ましい。
る黒生成量や黒レベルを得られるという観点から上記各
手段を選択することで、画像の種類に応じて最適な黒生
成を行うことができるという効果を奏する。
領域あるいは画素毎に画像の種類を判別し、その判別結
果を領域識別信号として上記制御手段へ送信する領域分
離処理手段を備えていることがより好ましい。
含む領域あるいは画素毎に画像の種類を判別し、各領域
に対応する領域識別信号を上記制御手段に送信すること
で、上記領域識別信号を受信した制御手段は、各領域あ
るいは各画素毎に対応する画像の種類に応じた最適な黒
生成を選択できる。よって、1枚の原稿画像の中に多種
類の画像の種類を有する、例えば、文字と写真とが混在
している原稿画像を再現する場合でも、高画質の画像を
得ることができるという効果を奏する。
対応する複数のルックアップテーブルが備えられてお
り、上記制御手段によって、画像の種類に応じて最適な
ルックアップテーブルが選択されることがより好まし
い。
稿、印刷写真原稿などの画像の種類に応じて色補正手段
に設けられた最適なルックアップテーブルを選択するこ
とで、再現される画像の画質を向上させることができる
という効果を奏する。
わらず共通のルックアップテーブルが備えられていると
共に、上記第2の黒生成手段には画像の種類に対応した
最適な複数のテーブルが備えられており、上記第2の黒
生成手段に設けられた最適なテーブルを選択して画像処
理を行うことがより好ましい。
段のLUTを共通化することで、装置全体としてのメモ
リ容量を削減することができ、画像処理装置のコストを
削減が可能になるという効果を奏する。また、色補正精
度をそれほど要しない画像モードを中心に画像処理を行
う装置の場合には、共通LUTを小さいメモリサイズの
LUTにすることができるため、色補正処理に要する時
間を短縮して、高速化できる。
置を備えていることがより好ましい。
成処理を選択することができ、画像の種類を問わず、安
定して高画質画像を提供できる画像形成装置を得ること
ができるという効果を奏する。
ード設定手段が備えられていることがより好ましい。
等を介して画像モードを選択することで、ユーザの望ん
でいる黒生成手段・色補正手段を選択して画像処理を行
うことができるという効果を奏する。よって、ユーザの
希望に沿った画像処理を行うとともに、画像の種類に応
じて最適な黒生成処理を行うことで、品質の高い画像を
得ることができる。
決するために、第1色成分を含む入力画像データを、黒
および第2色成分を含む出力画像データに変換する画像
処理方法において、上記入力画像データに基づいて、色
補正処理を行う前に黒生成処理を行う第1の工程と、上
記入力画像データに色補正処理を施して上記出力画像デ
ータに変換すると共に、色補正処理を行う方法と同様の
方法により、上記入力画像データに基づいて黒生成処理
を行う第2の工程と、上記色補正処理により出力された
出力画像データに基づいて、黒生成処理を行う第3の工
程とを備えており、画像の種類に応じて、上記第1〜第
3の工程における黒生成処理を選択して画像処理を行う
構成である。
れぞれ異なる黒生成処理を行い、画像の種類に応じて適
切な黒生成処理(黒生成、下色除去、下色追加)を選択
することで、画像の種類を問わず、安定して高画質の画
像を得ることができるという効果を奏する。
成処理は、以下のような特徴をそれぞれが有している。
正を先に行うと入力画像データのノイズを拡大してしま
うという問題があるため、第1の工程において、色補正
よりも先に黒生成を行うことにより、色補正前の入力信
号に対してノイズの少ない黒生成が可能になるととも
に、色補正の結果によらず黒生成が制御できる。また、
第2の工程は、色補正に使用する3次元ルックアップテ
ーブルを用いた直接参照法等の精度の高い方法で黒生成
を行うため、肌色等の色相に応じて細かく黒生成量を変
化させることができる。このため、印画紙写真等の画像
を重視するモードや領域の画像処理に適している。第3
の工程においては、色相毎の制御は難しいが、色補正後
の信号に対して黒生成を行うため、3次元ルックアップ
テーブルを用いた直接参照法等で用いるテーブルサイズ
よりも小さいテーブルサイズで正確な色再現が可能であ
る。したがって、印画紙写真ほど画質重視ではないが、
黒生成を多くして正確な再現が必要な網点領域や文字/
写真原稿等に適している。
応じて、第1〜第3の工程の中から最適な黒生成処理を
選択することで、画像の種類を問わず、安定して高画質
の画像を提供できる。
処理方法を実行することがより好ましい。
成処理(黒生成、下色除去、下色追加など)を選択する
ことで、画像の種類を問わず、再現される画像の画質を
向上させる画像処理方法をコンピュータが読み取り、実
行することができるという効果を奏する。
正/黒生成処理部の構成を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
ある。
色追加処理の方法を示す説明図である。
例を示す説明図である。
黒生成を制御する方法を示す説明図である。
である。
フローチャートである。
ートである。
トである。
ャートである。
Claims (9)
- 【請求項1】第1色成分を含む入力画像データを、黒お
よび第2色成分を含む出力画像データに変換する画像処
理装置において、 上記入力画像データに基づいて、色補正を行う前に黒生
成処理を行う第1の黒生成手段と、 上記入力画像データを上記出力画像データに変換すると
共に、色補正を行う方法と同様の方法により、上記入力
画像データに基づいて黒生成処理を行う色補正手段と、 上記色補正手段により出力された出力画像データに基づ
いて、黒生成処理を行う第2の黒生成手段と、 画像の種類に応じて、上記第1の黒生成手段、色補正手
段、第2の黒生成手段の中から最適な黒生成処理を選択
する制御手段とを備えていることを特徴とする画像処理
装置。 - 【請求項2】上記制御手段は、画像の種類毎に必要な所
望の黒生成量あるいは黒レベルを得られる黒生成処理を
選択することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装
置。 - 【請求項3】原稿画像における複数の画素を含む領域あ
るいは画素毎に画像の種類を判別し、その判別結果を領
域識別信号として上記制御手段へ送信する領域分離処理
手段を備えていることを特徴とする請求項1または2に
記載の画像処理装置。 - 【請求項4】上記色補正手段には、画像の種類に対応す
る複数のルックアップテーブルが備えられており、上記
制御手段によって、画像の種類に応じて最適なルックア
ップテーブルが選択されることを特徴とする請求項1〜
3の何れか1項に記載の画像処理装置。 - 【請求項5】上記色補正手段には画像の種類に係わらず
共通のルックアップテーブルが備えられていると共に、
上記第2の黒生成手段には画像の種類に対応した複数の
テーブルが備えられており、上記第2の黒生成手段に設
けられた最適なテーブルを選択して画像処理を行うこと
を特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の画像処
理装置。 - 【請求項6】請求項1〜5の何れか1項に記載の画像処
理装置を備えていることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項7】画像の種類を決定するための画像モード設
定手段が備えられていることを特徴とする請求項6に記
載の画像形成装置。 - 【請求項8】第1色成分を含む入力画像データを、黒お
よび第2色成分を含む出力画像データに変換する画像処
理方法において、 上記入力画像データに基づいて、色補正処理を行う前に
黒生成処理を行う第1の工程と、 上記入力画像データに色補正処理を施して上記出力画像
データに変換すると共に、色補正処理を行う方法と同様
の方法により、上記入力画像データに基づいて黒生成処
理を行う第2の工程と、 上記色補正処理により出力された出力画像データに基づ
いて、黒生成処理を行う第3の工程とを備えており、 画像の種類に応じて、上記第1〜第3の工程における黒
生成処理を選択して画像処理を行うことを特徴とする画
像処理方法。 - 【請求項9】請求項8に記載の画像処理方法を実行する
ことを特徴とする画像処理プログラム。
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---|---|---|---|
JP2001179324A JP2002374425A (ja) | 2001-06-13 | 2001-06-13 | 画像処理方法、画像処理プログラムおよび画像処理装置並びに画像処理装置を備えた画像形成装置 |
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