JP2002218271A - 画像処理装置、画像形成装置、並びに画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置、画像形成装置、並びに画像処理方法

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JP2002218271A
JP2002218271A JP2001012453A JP2001012453A JP2002218271A JP 2002218271 A JP2002218271 A JP 2002218271A JP 2001012453 A JP2001012453 A JP 2001012453A JP 2001012453 A JP2001012453 A JP 2001012453A JP 2002218271 A JP2002218271 A JP 2002218271A
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Makio Goto
牧生 後藤
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/56Processing of colour picture signals
    • H04N1/60Colour correction or control
    • H04N1/6058Reduction of colour to a range of reproducible colours, e.g. to ink- reproducible colour gamut

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  • Image Processing (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作者の手を煩わせることなく、出力される
画像の種別に応じて適切な色域圧縮方法を選択する。 【解決手段】 画像入力装置からカラー画像データを受
け取り、画像入力装置から入力されたカラー画像データ
を、画像出力装置での出力に適した形態に変換する際
に、画像入力装置より入力されるカラー画像データを用
いて該カラー画像データの原稿種別を判別し、その判別
結果を示す原稿種別判別信号に基づいてパラメータ設定
部33にて原稿種別に応じた適切なパラメータ設定を行
う。色再現領域圧縮部32では、上記パラメータ設定部
33にて設定されたパラメータを使用して色域圧縮処理
を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿の種類を自動
的に判別し、 その結果に基づいて原稿に適した画像処理
を行う画像処理方法および画像処理装置並びにそれを備
えた画像形成装置に関するものであり、特に、カラー画
像入力装置の色再現領域をカラー画像出力装置の色再現
領域に圧縮する際のパラメータや圧縮方法を、原稿の種
類に応じて適切に設定するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式やインクジェット方式を用
いた複写機等の画像形成装置においては、従来のアナロ
グ式のほかにデジタル式のものが普及しており、また画
像処理技術の進展により、カラー画像を高画質に再現す
ることのできるフルカラーデジタル複写機が製品化され
ている。また、画像形成装置にて出力される画像には、
文字・線画や写真、あるいは、これらが混在したものが
存在し、良好な画像を再現するためには、それぞれの画
像種別にあった画像処理を行う必要がある。
【0003】このため、例えば複写機では、処理モード
として、文字モード・文字/写真モード・写真モードな
どの設定ボタンが備えられており、操作者が複写しよう
とする原稿の種別に応じて処理モードの選択設定を行う
ようになっている。
【0004】しかしながら、操作者が各原稿に対して処
理モードの切り替えを行うことは煩わしく、各処理モー
ドの内容が解らないと原稿種別に対して適切な処理モー
ドが設定されないことも有り得る。また、不適切な処理
モードが選択された場合などでは、出力画像における画
質が著しく劣化することがあり無駄な複写が行われるこ
とにもなる。
【0005】このような問題を解決するために、原稿の
種別を自動的に判別し、その判別結果に応じて実行する
処理モードを適切に選択することが提案されている。そ
の一つの方法として、特開平8−251406号公報で
は、原稿の有彩無彩の判定を行うと共に、画像分離の機
能、すなわち、エッジ分離・網点判定を行うことによ
り、原稿を線画、中間調画、連続調画、線画と
中間調画、中間調と連続調画、連続調画と線画、
線画・中間調・連続調画からなる7通りの何れかである
かを判定し、これに対応した処理モードを自動的に設定
し、フィルタ・色補正・セレクタ及び階調処理における
パラメータ等を適切に設定することが開示されている。
【0006】一方、例えばスキャナ等のカラー画像入力
装置からの入力データを、CRTディスプレイや、電子
写真プロセス,インクジェット方式を用いた画像形成装
置等のカラー画像出力装置にて表示または印字出力する
場合、第1の表色系の画像データを第2の表色系に色変
換することが行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、通常、カラ
ー画像入力装置の色再現領域(以下、入力系色再現領
域)とカラー画像出力装置の色再現領域(以下、出力系
色再現領域)とは異なっており、カラー画像入力装置の
方が広い色再現領域を有する。すなわち、上記入力デー
タにはカラー画像出力装置側で再現できない色が含まれ
ている等の問題があり、出力系色再現領域外にある入力
データを圧縮して出力系色再現領域内に収める必要があ
る。
【0008】このため、入力系色再現領域を出力系色再
現領域色にまで圧縮する色域圧縮によって、両者の色再
現領域を適切に対応づけるカラー画像処理方法が数多く
提案されており、例えば、 ・色再現領域外の入力画像データに最も近い色とする ・色相と明度を保持して、色再現領域外の入力画像デー
タに最も近い色とする ・色相と彩度を保持して、色再現領域外の入力画像デー
タに最も近い色とする 等の圧縮方法が挙げられる。
【0009】これらの圧縮方法はそれぞれ特徴があり、
上記した処理モードに応じて設定されている。しかしな
がら、処理モードの選択は前述したように適切なものが
選択されるとは限らず、また、操作ミス等も有り、操作
者に対して使いやすい環境が提供されているとは言えな
い。
【0010】また、上記特開平8−251406号公報
では、色補正処理の方法として、マスキング方程式等を
使って、C・M・YまたはC・M・Y・BKに変換する
際、入力画像が連続調(銀塩写真)の時、変換パラメー
タを連続調画用に切り替えることが開示されている。し
かしながら、上記公報では、色再現領域の圧縮方法を画
像の種類に応じて切り替えることについては述べられて
いない。
【0011】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、その目的は、操作者の手を煩わせるこ
となく、出力される画像の種別に応じて適切な色域圧縮
方法を選択することができる画像処理装置、画像形成装
置、並びに画像処理方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の画像処理装置
は、上記の課題を解決するために、画像入力手段からカ
ラー画像データを受け取り、該カラー画像データを画像
出力手段に送出して出力させると共に、画像入力手段か
ら入力されたカラー画像データを、上記画像出力手段で
の出力に適した形態に変換する画像処理装置において、
画像入力手段より入力されるカラー画像データを用い
て、該カラー画像データの原稿種別を判別する判別手段
と、画像入力手段の入力系色再現域で表されたカラー画
像データを、画像出力手段の出力系色再現領域の範囲に
圧縮する圧縮手段とを備えており、上記圧縮手段は、上
記判別手段での判別結果に応じて、各原稿種別毎に適切
な色域圧縮処理を施すようになっていることを特徴とし
ている。
【0013】通常、スキャナ等の画像入力手段における
入力系色再現領域と、複写機やプリンタ等の画像出力手
段における出力系色再現領域とでは、画像入力手段にお
ける入力系色再現領域の方が広いものとなっている。す
なわち、画像入力手段から入力されるカラー画像データ
には画像出力手段側で再現できない色が含まれている。
【0014】このため、上記画像処理装置では、画像入
力手段から入力されるカラー画像データを、画像出力手
段に適したものとする処理の一部として、入力色再現領
域のカラー画像データを出力系色再現領域の範囲に色域
圧縮する処理が要求されるが、この色域圧縮処理では、
上記カラー画像データの原稿種別(文字原稿、写真原
稿、文字/写真原稿、等)によって階調性を重視したり
色調を重視したりなど、要求される処理内容が異なる。
【0015】上記の構成によれば、上記判別手段によっ
て、カラー画像データの原稿種別が自動的に判別され、
上記圧縮手段では、その判別結果に応じて適切な色域圧
縮処理が行われるため、モード設定に係る操作者の手を
煩わすことなく、また、設定ミスによる不適切な出力を
生じさせることなく、適切な色域圧縮処理を施すことが
可能となる。すなわち、階調性や色調など入力画像の特
徴を維持したまま高画質の出力画像を得ることができ
る。
【0016】また、上記画像処理装置では、上記圧縮手
段は、色域圧縮処理として、入力系色再現領域のカラー
画像データから関数を用いて出力系色再現領域のカラー
画像データを演算する方法を用いるものであり、さら
に、上記判別手段での判別結果に応じて、上記圧縮手段
で用いられる関数のパラメータ設定を原稿種別毎に適切
なパラメータとなるように行うパラメータ設定手段を備
えている構成とすることができる。
【0017】上記の構成によれば、上記圧縮手段におい
ては、ただ一つの圧縮処理方法による処理が可能であ
り、上記パラメータ設定手段によるパラメータ変更によ
って、原稿種別に応じた適切な色域圧縮処理が施される
ため、最も簡単なハード構成で上記画像処理装置を実現
することができる。
【0018】また、上記画像処理装置では、上記圧縮手
段は、色域圧縮処理として、複数の圧縮処理方法の何れ
かを用いて処理を行うものであり、さらに、上記判別手
段での判別結果に応じて、原稿種別毎に適切な圧縮処理
方法が用いられるように、上記圧縮手段で用いられる圧
縮処理方法を選択する選択手段を備えている構成とする
ことができる。
【0019】上記の構成によれば、上記圧縮手段におい
ては、複数の圧縮処理方法による処理を可能とする必要
があり、ハード構成は複雑となるものの、階調性重視や
彩度重視といった入力されたカラー画像データに最も適
した色域圧縮方法を上記選択手段によって選択すること
ができるため、最も高画質の出力画像を得ることができ
る。
【0020】また、上記画像処理装置では、上記圧縮手
段は、色域圧縮処理として、複数の圧縮処理方法の何れ
かを用いて処理を行うものであり、上記複数の圧縮処理
方法の少なくとも一つは、入力系色再現領域のカラー画
像データから関数を用いて出力系色再現領域のカラー画
像データを演算する方法であると共に、さらに、上記判
別手段での判別結果に応じて、原稿種別毎に適切な圧縮
処理方法が用いられるように、上記圧縮手段で用いられ
る圧縮処理方法を選択する選択手段と、上記選択手段に
て、入力系色再現領域のカラー画像データから関数を用
いて出力系色再現領域のカラー画像データを演算する方
法が選択された場合に、上記判別手段での判別結果に応
じて、上記圧縮手段で用いられる関数のパラメータ設定
を原稿種別毎に適切なパラメータとなるように行うパラ
メータ設定手段とを備えている構成とすることができ
る。
【0021】上記の構成によれば、上記圧縮手段におい
ては、複数の圧縮処理方法の少なくとも一つは、入力系
色再現領域のカラー画像データから関数を用いて出力系
色再現領域のカラー画像データを演算する方法であるた
め、判別手段にて判別可能な原稿種別の数だけ圧縮処理
方法を準備する構成に比べてハード構成が簡単となる。
また、パラメータの変更によりただ一つの圧縮処理方法
によって原稿種別に応じた色域圧縮処理を施す構成に比
べて、より高画質な出力画像が得られる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態について図
1ないし図12に基づいて説明すれば、以下の通りであ
る。
【0023】図2に、本実施の形態に係る画像形成装置
であるデジタルカラー複写機の概略構成を示す。上記デ
ジタルカラー複写機は、図2に示すように、カラー画像
処理装置(画像処理手段)1にカラー画像入力装置(画
像入力手段)2とカラー画像出力装置(画像出力手段)
3とを接続することにより、全体としてデジタルカラー
複写機を構成している。
【0024】また、上記カラー画像処理装置1は、A/
D変換部10、シェーディング補正部11、原稿種別自
動判別部12、入力階調補正部13、領域分離処理部1
4、色補正部15、黒生成/下色除去部16、空間フィ
ルタ処理部17、出力階調補正部18、および階調再現
処理部19とから構成されている。
【0025】上記カラー画像入力装置2は、例えばCC
D(Charge Coupled Device)を備えたスキャナ部より構
成され、原稿からの反射光像を、RGB(R:赤・G:
緑・B:青)のアナログ信号としてCCDにて読み取っ
て、カラー画像処理装置1に入力する。
【0026】カラー画像入力装置2にて読み取られたア
ナログ信号は、カラー画像処理装置1内を、A/D変換
部10、シェーディング補正部11、原稿種別自動判別
部12、入力階調補正部13、領域分離処理部14、色
補正部15、黒生成/下色除去部16、空間フィルタ処
理部17、出力階調補正部18、および階調再現処理部
19の順で送られ、CMYKのデジタルカラー信号とし
て、カラー画像出力装置3へ出力される。
【0027】A/D(アナログ/デジタル)変換部10
は、RGBのアナログ信号をデジタル信号に変換するも
ので、シェーディング補正部11は、A/D変換部10
より送られてきたデジタルのRGB信号に対して、カラ
ー画像入力装置2の照明系、結像系、撮像系で生じる各
種の歪みを取り除く処理を施す。
【0028】原稿種別自動判別部12は、シェーディン
グ補正部11にて各種の歪みが取り除かれたRGB信号
(RGBの反射率信号)に対して、濃度信号などカラー
画像処理装置1で採用されている画像処理システムの扱
い易い信号に変換すると共に、入力された原稿画像が、
文字原稿であるか、写真原稿(印刷写真・印画紙写真)
であるか、あるいはそれらを組み合わせた文字/ 写真原
稿であるかを判別する。尚、原稿種別自動判別部12に
おける原稿種別の判別方法について後に詳細な説明を行
う。
【0029】入力階調補正部13は、上記原稿種別自動
判別部12から入力された信号に対して、カラーバラン
スを整えると同時に、前記原稿種別自動判別部12の判
定結果を基に下地濃度の除去やコントラストなどの画質
調整処理を施す。
【0030】領域分離処理部14は、RGB信号より、
入力画像中の各画素を文字領域、網点領域、写真領域の
何れかに分離するものである。領域分離処理部14は、
分離結果に基づき、画素がどの領域に属しているかを示
す領域識別信号を、黒生成/下色除去部16、空間フィ
ルタ処理部17、および階調再現処理部19へと出力す
ると共に、入力階調補正部13より出力された入力信号
をそのまま後段の色補正部15に出力する。
【0031】色補正部15は、色再現の忠実化実現のた
めに、不要吸収成分を含むCMY(C:シアン・M:マ
ゼンタ・Y:イエロー)色材の分光特性に基づいた色濁
りを取り除く処理を行う。
【0032】黒生成/下色除去部16は、色補正後のC
MYの3色信号から黒(K)信号を生成する黒生成処
理、元のCMY信号から黒生成で得たK信号を差し引い
て新たなCMY信号を生成する下色除去処理を行う。上
記黒生成/下色除去部16での処理によって、CMYの
3色信号はCMYKの4色信号に変換される。
【0033】上記黒生成処理の一例として、スケルトン
ブラックによる黒生成を行なう方法が一般的である。こ
の方法では、スケルトンカーブの入出力特性をy=f
(x)、入力されるデータをC,M,Y、出力されるデ
ータをC' ,M' ,Y' ,K'、UCR(Under Color R
emoval)率をγ(0<γ<1)とすると、黒生成/下色
除去処理は以下の式(1) で表わされる。
【0034】
【数1】
【0035】空間フィルタ処理部17は、黒生成/下色
除去部16より入力されるCMYK信号の画像データに
対して、領域識別信号を基にデジタルフィルタによる空
間フィルタ処理を行い、空間周波数特性を補正すること
によって出力画像のぼやけや粒状性劣化を防ぐように処
理する。また、階調再現処理部19も、空間フィルタ処
理部17と同様に、CMYK信号の画像データに対し
て、領域識別信号を基に所定の処理を施すものである。
【0036】例えば、領域分離処理部14にて文字領域
に分離された領域は、特に、黒文字或いは色文字の再現
性を高めるために、空間フィルタ処理部17による空間
フィルタ処理における鮮鋭強調処理で高周波数の強調量
が大きくされる。同時に、階調再現処理部19において
は、高域周波数の再現に適した高解像度のスクリーンで
の二値化または多値化処理が選択される。
【0037】また、領域分離処理部14にて網点領域に
分離された領域に関しては、空間フィルタ処理部17に
おいて、入力網点成分を除去するためのローパス・フィ
ルタ処理が施される。そして、出力階調補正部18で
は、濃度信号などの信号をカラー画像出力装置3の特性
値である網点面積率に変換する出力階調補正処理を行っ
た後、階調再現処理部19で、最終的に画像を画素に分
離してそれぞれの階調を再現できるように処理する階調
再現処理(中間調生成)が施される。
【0038】さらに、領域分離処理部14にて写真領域
に分離された領域に関しては、階調再現性を重視したス
クリーンでの二値化または多値化処理が行われる。
【0039】上述した各処理が施された画像データは、
一旦記憶手段に記憶され、所定のタイミングで読み出さ
れてカラー画像出力装置3に入力される。
【0040】この画像出力装置3は、画像データを記録
媒体(例えば紙等)上に出力するもので、例えば、電子
写真方式やインクジェット方式を用いたカラー画像形成
装置等を挙げることができるが、ここで適用される画像
形成方式は特に限定されるものではない。
【0041】本発明の画像処理装置は、色域圧縮処理に
おける処理方法を原稿種別に応じて適切に設定する(処
理に用いるパラメータを設定することを含む)ことを目
的とするものであり、原稿種別自動判別部(判別手段)
12にて原稿種別を判別し、その判別結果を用いて、色
補正部(圧縮手段)15において適切な方法にて色域圧
縮処理を行なう。
【0042】ここで、上記原稿種別自動判別部12の構
成および動作について、図3ないし図7を参照して詳細
に説明する。
【0043】上記原稿種別自動判別部12は、図3に示
すように、信号変換部21、ヒストグラム作成部22、
第1最大度数濃度区分抽出部23、第2最大度数濃度区
分抽出部24、文字原稿判定部25、写真原稿判定部2
6、第3の閾値設定部27、および原稿種別判別部28
を備えている。
【0044】また、上記原稿種別自動判別部12による
判別処理では、プレスキャンによる読取データが用いら
れるものとする。このため、図4に示すように、上記判
別処理に先立ち、カラー画像入力装置2においてプレス
キャン動作が実行される(S1)。但し、上記判別処理
は、プレスキャンによる読取データでなく、本スキャン
の読取データを用いて行なうことももちろん可能であ
る。
【0045】上記プレスキャンによって得られた読取デ
ータ(RGB信号:第1の表色系)は、A/D変換部1
0、シェーディング補正部11を介して、原稿種別自動
判別部12の信号変換部21へ入力される。信号変換部
21は、上記読取データに対し、RGBの反射率信号か
らRGBの濃度信号に変換し、さらに、それぞれの補色
であるCMY信号に変換する(S2)。尚、ここでは、
RGB信号を補色反転したCMY信号を用いた場合の説
明を行うが、むろん、RGB信号をそのまま用いて以下
の処理を行うことも可能である。
【0046】上記信号変換部21にてCMYの濃度信号
に変換された読取データは、ヒストグラム作成部22に
おいて、CMYの各色成分毎に濃度ヒストグラムが作成
される(S3)。
【0047】上記ヒストグラム作成部22にて作成され
た濃度ヒストグラムは、第1最大度数濃度区分抽出部2
3および第2最大度数濃度区分抽出部24へ入力され
る。第1最大度数濃度区分抽出部23では、入力された
濃度ヒストグラムより最大度数の濃度区分(第1最大度
数濃度区分)を抽出し、該濃度区分における度数値(第
1最大度数値)を求める(S4)。また、第2最大度数
濃度区分抽出部24では、第1最大度数濃度区分および
第1最大度数濃度区分に隣接する濃度区分以外で最大度
数となる濃度区分(第2最大度数濃度区分)を抽出し、
該濃度区分における度数値(第2最大度数値)を求める
(S5)。
【0048】上記第1最大度数濃度区分抽出部23およ
び第2最大度数濃度区分抽出部24にて求められた第1
最大度数値および第2最大度数値は、文字原稿判定部2
5へ送られる。文字原稿判定部25は、読み取られた原
稿が文字原稿であるか否かを判定するものであり、図3
に示すように、低度数閾値設定部25a、第1の閾値設
定部25b、低度数濃度区分数判定部25c、第2の閾
値設定部25d、最大度数値判定部25eを有してい
る。
【0049】上記文字原稿判定部25における判定処理
では、先ず、各濃度区分の度数値を低度数閾値設定部2
5aにて設定される低度数閾値と比較し、該低度数閾値
より小さい度数値となっている低度数濃度区分を検出す
る。そして、低度数濃度区分の発生数を計数し、第1の
閾値設定部25bにて設定される第1の閾値と比較する
(S6)。ここで、 (低度数濃度区分数)≧(第1の閾値) となる場合には、入力原稿が文字原稿であると判定する
(S11)。 上記S6の判定は、低度数濃度区分数判定
部25cにて行われる。
【0050】また、上記S6で、低度数濃度区分数が第
1の閾値よりも小さい場合(S6でNO)には、第1最
大度数値を画像全体の総画素数で割った値を、第2の閾
値設定部25dにて設定された第2の閾値と比較する
(S7)。S7において、(第1最大度数値/画像全体
の総画素数)≧(第2の閾値)となる場合には、入力原
稿が文字原稿であると判定する(S11)。
【0051】ここで、文字原稿と判断される濃度ヒスト
グラムの具体例を図5に示す。尚、図5において、濃度
値は、0〜255の256階調で表されており、8階調
ずつ32個の濃度区分に分けられているものとする。
【0052】文字原稿では、図5に示すように、下地濃
度と文字濃度とに対応する濃度区分においてのみ度数値
が高くなり、他の濃度区分における度数値は極めて小さ
いため、低度数濃度区分が多く発生する傾向がある。こ
のため、低度数濃度区分数が第1の閾値以上である場合
に文字原稿であるとの判定が可能となる。
【0053】さらに、文字原稿では、下地となる領域が
画像の大部分を占めるという特徴もあるため、第1最大
度数値となる濃度区分(およびそれに隣接する濃度区
分)を下地濃度と見なし、第1最大度数値を画像全体の
総画素数で割った値(すなわち、全画像における下地領
域の割合)が、第2の閾値以上である場合にも文字原稿
であるとの判定が可能となる。
【0054】S6およびS7の何れにおいても入力原稿
が文字原稿であると判定されなかった場合には、写真原
稿判定部26において、入力原稿が写真原稿であるか否
かの判定が行われる。この判定では、画像全体の総画素
数を第1最大度数値と第2最大との差分で割った値を、
第3の閾値設定部27にて設定された第3の閾値と比較
する(S8)。S8において、 (画像全体の総画素数/(第1最大度数値−第2最大度
数値))≧(第3の閾値) となる場合には、入力原稿が写真原稿であると判定する
(S10)。
【0055】ここで、写真原稿と判断される濃度ヒスト
グラムの具体例を図6に示す。写真原稿では、図6に示
すように、その度数分布が比較的広い濃度値範囲にわた
るものとなるため、他の濃度区分に比べて度数値が極端
に高い濃度区分は生じにくく、第1最大度数値と第2最
大度数値との差分は比較的小さな値となる。したがっ
て、第1最大度数値と第2最大度数値との差分を所定閾
値と比較することで写真原稿の判定が行える。
【0056】但し、実際には、第1最大度数値と第2最
大度数値との差分は、総画素数に対する比率として用い
ることが適切であるため、上記処理では、画像全体の総
画素数を第1最大度数値と第2最大度数値との差分で割
った値が、第3の閾値以上である場合に写真原稿である
との判定を行っている。
【0057】そして、上記S8において写真原稿と判定
されなかったものについては、文字と写真が混合した文
字/写真原稿と判定される(S9)。すなわち、文字/
写真原稿の場合、その濃度ヒストグラムは、図7に示す
ように、文字原稿における上述した特徴や、写真原稿の
場合の上述した特徴を有していない。したがって、図4
のS6〜S8にて、文字原稿や写真原稿と判断されなか
った入力原稿については、このような文字/写真原稿と
判断することができる。
【0058】上記S4〜S11の処理は、各色成分の濃
度ヒストグラムについて実施され、各色成分における判
定結果は原稿種別判別部28へ入力される。そして、原
稿種別判別部28では、複数の色成分(3色)のうち2
色以上で同じ判定結果が得られた時に、その結果を最終
の原稿種別判別結果とし原稿種別判定信号を出力する。
また、2色以上で同じ判定結果が得られなければ、最終
の原稿種別判別結果を文字/ 写真原稿とする。
【0059】原稿種別自動判別部12から出力される原
稿種別判定信号は、上述したように、色補正部15にお
ける色域圧縮処理方法の選択に用いられるが、それ以外
に、入力階調補正部13、領域分離処理部14、黒生成
/下地除去部16、空間フィルタ処理部17、階調再現
処理部19へも入力され、これら各処理部での処理の切
替えにも用いられる。
【0060】例えば、入力原稿が文字原稿であると判定
された場合には、入力階調補正部13、階調再現処理部
19において、ハイライトを多めに除去したり、コント
ラストを大きくするような補正曲線を用いた処理が行わ
れる。領域分離処部14では、領域分離結果に対し、文
字・線画として領域分離されたところを有効とすると共
に、網点(印刷写真)・印画紙写真といった連続階調と
して領域分離されたところは誤分離とみなし、後段の処
理に反映させないようにする(文字原稿であったとして
も、原稿の種類によっては誤判別される場合があるた
め)。また、黒生成/下色除去部16では、黒生成量を
多めに設定する処理を行い、空間フィルタ処理部17で
は、エッジを強調するための強調フィルタを用いた処理
を行う。
【0061】入力原稿が写真原稿であると判定された場
合には、入力階調補正部13、階調再現処理部19にお
いて、ハイライトを重視したり、階調性を大きくした補
正曲線を用いた処理が行われる。領域分離処理部14で
は、網点(印刷写真)・印画紙写真といった連続階調と
して領域分離されたところを有効とすると共に、線画・
文字といったエッジとして領域分離されたところは誤分
離とみなし、後段の処理に反映させないようにする。ま
た、黒生成/下色除去部16では、黒生成量を少なめに
設定する処理を行い、空間フィルタ処理部17では、平
滑化フィルタを用いた処理を行う。
【0062】そして、入力原稿が文字/写真原稿である
と判定された場合には、各処理において文字原稿処理と
写真原稿処理の中間のパラメータを用いる。この時、文
字原稿あるいは写真原稿のどちらを重視するかにより、
すなわち、文字原稿を重視するならば文字原稿よりのパ
ラメータ、写真原稿を重視するならば写真原稿よりのパ
ラメータを設定することができる。入力階調補正部1
3、階調再現処理部19では、文字原稿処理と写真原稿
処理との中間のパラメータを用いてハイライトの除去や
コントラストの調整を行う。領域分離処理部14での領
域分離処理結果はそのまま後段の処理に反映される。ま
た、黒生成/下色除去部16では、写真画像に影響が出
ない程度に黒生成量の調整を行う。
【0063】次に、原稿種別自動判別部12における原
稿種別の判別結果を受けての、色補正部15における圧
縮処理の選択方法について図1および図8を参照して説
明する。上記色補正部15は、図1に示すように、第1
の色座標変換部31、色再現領域圧縮部32、パラメー
タ設定部(パラメータ設定手段)33、第2の色座標変
換部34を備えている。
【0064】本実施の形態に係る色補正処理では、原稿
種別に応じて色域圧縮処理を異ならせることが特徴であ
るが、このため、色補正部15での処理に先だって原稿
種別の判別が行われる(S21)。但し、この原稿種別
の判定は、上述したように、色補正部15ではなく原稿
種別自動判別部12にて行われるものであり、色補正部
15には原稿種別自動判別部12での判定結果を示す原
稿種別判定信号が入力される。
【0065】色補正部15では、第1の色座標変換部3
1で、カラー画像入力装置2より入力される読取データ
において用いられているRGB色座標をCIE(Commis
sionInternationale de l'Eclairage :国際照明委員
会)L* * * 色座標に変換する(S22)。
【0066】次に、上記原稿種別自動判別部12より入
力される原稿種別判定信号に基づいて、原稿が文字原稿
であるか否かの判定がなされる(S23)。文字原稿で
あると判断された場合には、色再現領域圧縮部32は、
第1の色座標変換部31にてCIEL* * * 色座標
に変換された読取データを、文字原稿に適した方法にて
カラー画像出力装置3の色再現領域(出力系色再現領
域)に圧縮(色域圧縮)する。尚、ここでの色域圧縮処
理では、例えば、特開平10−210275号公報に記
載の関数を用いた色域圧縮方法を用いることができる。
この方法では、明度を均等圧縮し、彩度を高次関数を用
いて圧縮する。
【0067】上記色再現領域圧縮部32の色域圧縮処理
では、色域を圧縮する時のパラメータが、原稿種別判定
信号に応じてパラメータ設定部33にて設定される。こ
こで、設定されるパラメータによっては、例えば、圧縮
率を変えることなどが考えられるが、原稿が文字原稿で
ある場合には、圧縮を行わない、あるいは低圧縮率とな
るパラメータに設定される(S24)。
【0068】また、上記S23で原稿が文字原稿でない
と判断された場合には、次に、原稿が写真原稿であるか
否かの判定がなされる(S25)。原稿が写真原稿であ
る場合には、パラメータ設定部33にて設定されるパラ
メータが、高圧縮率となるパラメータに設定される(S
26)。
【0069】さらに、上記S25で原稿が写真原稿でな
いと判断された場合には、この原稿は文字/写真原稿で
あると判定され、この場合には、パラメータ設定部33
にて設定されるパラメータは、文字原稿の場合と写真原
稿との場合の中間の圧縮率となるパラメータに設定され
る(S27)。
【0070】上記S24,S26,S27におけるパラ
メータ設定についてより具体的に説明すると以下の通り
である。上述したように、文字原稿に対しては低圧縮率
(もしくは非圧縮)、写真原稿に対しては高圧縮率、文
字/写真原稿に対しては中圧縮率のように設定するが、
例えば、特開平10−210275号公報の方法では、
入力系色再現領域での明度をLa、出力系色再現領域で
の明度をLbで表した場合、圧縮率はLb/Laで表さ
れる。ここで、文字原稿ではLa=Lb(但し、非圧縮
の場合)、文字/写真原稿ではLa=Lb+α(α>
0)、写真原稿では、La=Lb+β(β>α)と設定
する。この方法では、圧縮方法を複数持つ必要がないの
で、色補正部15を最も簡単なハードで実現することが
できる。また、上記説明は明度についての圧縮である
が、彩度についても同様に圧縮することが可能である。
【0071】上記S24,S26,S27の何れかによ
ってパラメータの設定が行われると、色再現領域圧縮部
32では、設定された上記パラメータを使用した関数演
算により色再現領域の圧縮処理を行う(S28)。そし
て、色域圧縮の施されたCIEL* * * 色座標のデ
ータは、第2の色座標変換部34においてCMY色座標
に変換される(S29)。ここでの座標変換方法として
は、ニューラルネットワークや、マスキング演算係数決
定方法等が使用できる。
【0072】上記図1の構成では、原稿種別に応じて色
域圧縮処理を異ならせるにあたって、関数を用いた圧縮
方法にて、用いるパラメータを変化させる手法を説明し
たが、原稿種別に応じて用いる圧縮方法自体を変化させ
ることも可能である。原稿種別に応じて用いる圧縮方法
自体を変化させる場合の手法について、図9および図1
0を参照して説明する。この方法では、原稿種別分の複
数の圧縮手段をもつため、ハード構成としては図1の構
成よりも複雑となるが、より高画質の画像を得ることが
できる。
【0073】この場合、図2に示すカラー画像処理装置
1において、色補正部15に代えて、図9に示す構成の
色補正部15’が用いられる。色補正部15’は、図9
に示すように、第1の色座標変換部41、選択部(選択
手段)42、色再現領域圧縮部43、第2の色座標変換
部44を備えている。
【0074】上記色補正部15’の色補正処理では、図
8での処理と同様に、色補正部15’での処理に先だっ
て原稿種別自動判別部12における原稿種別の判別が行
われ(S31)、その判定結果を示す原稿種別判定信号
が色補正部15’へ入力される。
【0075】色補正部15’では、第1の色座標変換部
41で、カラー画像入力装置2より入力される読取デー
タにおいて用いられているRGB色座標をCIEL*
* * 色座標に変換する(S32)。尚、第1の色座標
変換部41は、図1における第1の色座標変換部31と
同様の処理を行うものである。
【0076】次に、上記原稿種別自動判別部12より入
力される原稿種別判定信号に基づいて、原稿が文字原稿
であるか否かの判定がなされる(S33)。文字原稿で
あると判断された場合には、色再現領域圧縮部32で
は、第1の色座標変換部41にてCIEL* * *
座標に変換された読取データを、文字原稿に適した方法
にてカラー画像出力装置3の色再現領域(出力系色再現
領域)に圧縮(色域圧縮)する。
【0077】この時、上記色再現領域圧縮部43は、複
数ある色域圧縮方法の何れかによって色域圧縮処理を行
える構成を備えており、選択部42からの指示によって
用いる色域圧縮方法が選択される。また、上記選択部4
2は、原稿種別自動判別部12から入力される原稿種別
判定信号に基づいて、色再現領域圧縮部43での圧縮処
理方法を選択するものである。
【0078】上記S33にて、原稿が文字原稿であると
判断された場合には、色再現領域圧縮部43で用いられ
る色域圧縮方法としてabsolute colorimetric 法が選択
される(S34)。尚、absolute colorimetric 法と
は、画像出力装置の色再現領域外の入力画像データを色
再現領域内の最短距離の外縁部に圧縮する方法である。
この圧縮方法では、目標色(入力された色)に最も近い
CMY値を出力することができるため、正確な色再現を
行うことが可能となる。但し、この場合、色再現領域外
のデータが全て色再現領域の最外縁の位置に圧縮される
ため、圧縮される外縁部付近の色で階調性が低下する。
【0079】また、上記S34では、absolute colorim
etric 法に代えて、saturation法を用いることも可能で
ある。尚、saturation法とは、できるだけ彩度が維持さ
れるように圧縮を行う方法である。
【0080】また、上記S33で原稿が文字原稿でない
と判断された場合には、次に、原稿が写真原稿であるか
否かの判定がなされる(S35)。原稿が写真原稿であ
る場合には、色再現領域圧縮部43で用いられる色域圧
縮方法としてperceptual法が選択される(S36)。
尚、perceptual法とは、色相を維持して彩度圧縮を行う
方法であり、本圧縮方法では、広い色域を持つ印画紙写
真のような原稿でも、階調を飽和させることなく色再現
を行うことができる。
【0081】さらに、上記S35で原稿が写真原稿でな
いと判断された場合には、この原稿は文字/写真原稿で
あると判定され、この場合には、色再現領域圧縮部43
で用いられる色域圧縮方法としてrelative colorimetri
c 法が選択される(S37)。尚、relative colorimet
ric 法とは、色再現領域外の入力画像データを外縁部の
狭い領域に圧縮することで、上記absolute colorimetri
c 法での階調性低下を抑制する方法である。本圧縮方法
では、階調の飽和が発生しやすい外縁部付近の色につい
ても、階調性を維持した色再現を行うことが可能とな
る。
【0082】上記S34,S36,S37の何れかによ
って色域圧縮方法の選択が行われると、色再現領域圧縮
部43は、選択された色域圧縮方法により色再現領域の
圧縮処理を行う(S38)。そして、色域圧縮の施され
たCIEL* * * 色座標のデータは、第2の色座標
変換部44においてCMY色座標に変換される(S3
9)。尚、第2の色座標変換部44は、図1における第
2の色座標変換部34と同様の処理を行うものである。
【0083】また、本発明に係る画像処理装置では、原
稿種別に応じて色域圧縮処理を異ならせるにあたって、
関数を用いた圧縮方法におけるパラメータの設定と、圧
縮方法の選択とを併用する構成とすることも可能であ
る。この場合の手法について、図11および図12を参
照して説明する。
【0084】この場合、図2に示すカラー画像処理装置
1において、色補正部15に代えて、図11に示す構成
の色補正部15”が用いられる。色補正部15”は、図
11に示すように、第1の色座標変換部51、選択部
(選択手段)52、第1の色再現領域圧縮部53、第2
の色再現領域圧縮部54、パラメータ設定部(パラメー
タ設定手段)55、第2の色座標変換部56を備えてい
る。
【0085】上記色補正部15”の色補正処理では、図
8での処理と同様に、色補正部15”での処理に先だっ
て原稿種別自動判別部12における原稿種別の判別が行
われ(S41)、その判定結果を示す原稿種別判定信号
が色補正部15”へ入力される。
【0086】色補正部15”では、第1の色座標変換部
51で、カラー画像入力装置2より入力される読取デー
タにおいて用いられているRGB色座標をCIEL*
* * 色座標に変換する(S42)。尚、第1の色座標
変換部51は、図1における第1の色座標変換部31と
同様の処理を行うものである。
【0087】次に、上記原稿種別自動判別部12より入
力される原稿種別判定信号に基づいて、原稿が文字原稿
であるか否かの判定がなされる(S43)。ここでは、
文字原稿であると判断された場合には、色域圧縮方法と
して上述したabsolute colorimetric 法が選択される
(S44)ものとし、選択部52は、absolute colorim
etric 法により色域圧縮を可能とする第1の色再現領域
圧縮部53を選択する。また、上記S44では、absolu
te colorimetric 法に代えて、saturation法を用いるこ
とも可能である。尚、上記S44での処理は、図10に
おけるS34と同様の処理となる。
【0088】また、上記S43で原稿が文字原稿でない
と判断された場合には、次に、原稿が写真原稿であるか
否かの判定がなされる(S45)。原稿が写真原稿であ
る場合には、選択部52は関数を用いた色域圧縮方法に
よって処理を行う第2の色再現領域圧縮部54を選択す
ると共に、パラメータ設定部55は圧縮処理で使用する
関数のパラメータを高圧縮率となるパラメータに設定す
る(S46)。尚、上記S46での処理は、図8におけ
るS26と同様の処理となる。
【0089】さらに、上記S35で原稿が写真原稿でな
いと判断された場合には、この原稿は文字/写真原稿で
あると判定され、選択部52は関数を用いた色域圧縮方
法によって処理を行う第2の色再現領域圧縮部54を選
択すると共に、パラメータ設定部55は圧縮処理で使用
する関数のパラメータを文字原稿に適したパラメータと
写真原稿に適したパラメータとの中間の圧縮率となるパ
ラメータに設定する(S47)。尚、上記S47での処
理は、図8におけるS27と同様の処理となる。
【0090】上記S44,S46,S47の何れかによ
って色域圧縮方法の選択が行われると、第1の色再現領
域圧縮部53または第2の色再現領域圧縮部54は、選
択された色域圧縮方法により色再現領域の圧縮処理を行
う(S48)。そして、色域圧縮の施されたCIEL*
* * 色座標のデータは、第2の色座標変換部56に
おいてCMY色座標に変換される(S49)。尚、第2
の色座標変換部56は、図1における第2の色座標変換
部34と同様の処理を行うものである。
【0091】以上に説明した本発明における色域圧縮処
理をまとめると以下のことが言える。すなわち、文字原
稿(含む線画)に関しては、連続階調はほとんど存在し
ないため色域圧縮による階調性の劣化は画質の悪化に殆
ど繋がらないが、赤く強調された色文字や線など彩度の
低下は発生しないようにしなければならない。このた
め、文字原稿に対する色域圧縮方法は、彩度重視のAbso
lute colorimetric法やSaturation法が好ましく、ま
た、関数を用いた圧縮方法では圧縮率が低めに設定され
ることが好ましい。
【0092】次に、写真原稿に関しては、連続階調が多
くあるため、階調性が維持されるように圧縮しなければ
画質劣化となる。そのため、色相を維持しつつ彩度を圧
縮する必要がある。このため、写真原稿に対する色域圧
縮方法は、階調性重視のPerceptual法が好ましく、ま
た、関数を用いた圧縮方法では圧縮率が高めに設定され
ることが好ましい。
【0093】そして、文字/写真原稿に関しては、文字
の特徴も写真の特徴ももつため、ある程度階調性を維持
しつつ彩度も再現しなければならない。このため、文字
/写真原稿に対する色域圧縮方法は、文字原稿の場合と
写真原稿の場合との中間的な処理を可能とするRelative
colorimetric法が好ましく、また、関数を用いた圧縮
方法でも圧縮率が文字原稿の場合と写真原稿の場合との
中間的な値に設定されることが好ましい。
【0094】
【発明の効果】本発明の画像処理装置は、以上のよう
に、画像入力手段からカラー画像データを受け取り、該
カラー画像データを画像出力手段に送出して出力させる
と共に、画像入力手段から入力されたカラー画像データ
を、上記画像出力手段での出力に適した形態に変換する
画像処理装置において、画像入力手段より入力されるカ
ラー画像データを用いて、該カラー画像データの原稿種
別を判別する判別手段と、画像入力手段の入力系色再現
域で表されたカラー画像データを、画像出力手段の出力
系色再現領域の範囲に圧縮する圧縮手段とを備えてお
り、上記圧縮手段は、上記判別手段での判別結果に応じ
て、各原稿種別毎に適切な色域圧縮処理を施すようにな
っている構成である。
【0095】それゆえ、上記判別手段によって、カラー
画像データの原稿種別が自動的に判別され、上記圧縮手
段では、その判別結果に応じて適切な色域圧縮処理が行
われるため、モード設定に係る操作者の手を煩わすこと
なく、また、設定ミスによる不適切な出力を生じさせる
ことなく、適切な色域圧縮処理を施すことができるとい
う効果を奏する。
【0096】また、上記画像処理装置では、上記圧縮手
段は、色域圧縮処理として、入力系色再現領域のカラー
画像データから関数を用いて出力系色再現領域のカラー
画像データを演算する方法を用いるものであり、さら
に、上記判別手段での判別結果に応じて、上記圧縮手段
で用いられる関数のパラメータ設定を原稿種別毎に適切
なパラメータとなるように行うパラメータ設定手段を備
えている構成とすることができる。
【0097】それゆえ、パラメータ設定手段によるパラ
メータ変更によって、原稿種別に応じた適切な色域圧縮
処理が施すことが可能となるため、圧縮手段においては
ただ一つの圧縮処理方法による処理が可能であり、最も
簡単なハード構成で上記画像処理装置を実現することが
できるという効果を奏する。
【0098】また、上記画像処理装置では、上記圧縮手
段は、色域圧縮処理として、複数の圧縮処理方法の何れ
かを用いて処理を行うものであり、さらに、上記判別手
段での判別結果に応じて、原稿種別毎に適切な圧縮処理
方法が用いられるように、上記圧縮手段で用いられる圧
縮処理方法を選択する選択手段を備えている構成とする
ことができる。
【0099】それゆえ、上記圧縮手段においては、階調
性重視や彩度重視といった入力されたカラー画像データ
に最も適した色域圧縮方法を上記選択手段によって選択
することができるため、最も高画質の出力画像を得るこ
とができるという効果を奏する。
【0100】また、上記画像処理装置では、上記圧縮手
段は、色域圧縮処理として、複数の圧縮処理方法の何れ
かを用いて処理を行うものであり、上記複数の圧縮処理
方法の少なくとも一つは、入力系色再現領域のカラー画
像データから関数を用いて出力系色再現領域のカラー画
像データを演算する方法であると共に、さらに、上記判
別手段での判別結果に応じて、原稿種別毎に適切な圧縮
処理方法が用いられるように、上記圧縮手段で用いられ
る圧縮処理方法を選択する選択手段と、上記選択手段に
て、入力系色再現領域のカラー画像データから関数を用
いて出力系色再現領域のカラー画像データを演算する方
法が選択された場合に、上記判別手段での判別結果に応
じて、上記圧縮手段で用いられる関数のパラメータ設定
を原稿種別毎に適切なパラメータとなるように行うパラ
メータ設定手段とを備えている構成とすることができ
る。
【0101】それゆえ、上記圧縮手段においては、複数
の圧縮処理方法の少なくとも一つは、入力系色再現領域
のカラー画像データから関数を用いて出力系色再現領域
のカラー画像データを演算する方法であるため、判別手
段にて判別可能な原稿種別の数だけ圧縮処理方法を準備
する構成に比べてハード構成が簡単となるという効果を
奏する。また、パラメータの変更によりただ一つの圧縮
処理方法によって原稿種別に応じた色域圧縮処理を施す
構成に比べて、より高画質な出力画像が得られるという
効果を併せて奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すものであり、画像処
理装置の色補正部における構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の画像処理装置を備えたデジタルカラー
複写機の構成を示すブロック図である。
【図3】上記画像処理装置の原稿種別自動判別部の構成
を示すブロック図である。
【図4】上記原稿種別自動判別部での原稿種別判別処理
を示すフローチャートである。
【図5】上記原稿種別判別処理において、文字原稿と判
別される濃度ヒストグラムの一例を示すグラフである。
【図6】上記原稿種別判別処理において、写真原稿と判
別される濃度ヒストグラムの一例を示すグラフである。
【図7】上記原稿種別判別処理において、文字/写真原
稿と判別される濃度ヒストグラムの一例を示すグラフで
ある。
【図8】図1の色補正部における色補正処理を示すフロ
ーチャートである。
【図9】本発明の他の実施形態を示すものであり、画像
処理装置の色補正部における構成を示すブロック図であ
る。
【図10】図9の色補正部における色補正処理を示すフ
ローチャートである。
【図11】本発明のさらに他の実施形態を示すものであ
り、画像処理装置の色補正部における構成を示すブロッ
ク図である。
【図12】図11の色補正部における色補正処理を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
1 カラー画像処理装置(画像処理装置、画像処理手
段) 2 カラー画像入力装置(画像入力手段) 3 カラー画像出力装置(画像出力手段) 12 原稿種別自動判別部(判別手段) 15 色補正部(圧縮手段) 33,55 パラメータ設定部(パラメータ設定手
段) 42,52 選択部(選択手段)
フロントページの続き Fターム(参考) 5B057 AA11 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB07 CB08 CB12 CB16 CC01 CE03 CE06 CE17 CE18 CH18 DA08 DB06 DB09 DC23 5C077 LL19 MM03 MP01 NN19 PP06 PP27 PP33 PP36 PP37 PP38 PP43 PP65 PP74 PQ08 PQ12 PQ19 5C079 HB01 HB02 HB03 HB08 HB12 LA05 LA26 LA31 LB02 MA11 NA03 NA17 5L096 AA02 AA06 BA07 CA14 CA16 DA02 EA05 EA26 FA35 FA44 FA45 MA03

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像入力手段からカラー画像データを受け
    取り、該カラー画像データを画像出力手段に送出して出
    力させると共に、画像入力手段から入力されたカラー画
    像データを、上記画像出力手段での出力に適した形態に
    変換する画像処理装置において、 画像入力手段より入力されるカラー画像データを用い
    て、該カラー画像データの原稿種別を判別する判別手段
    と、 画像入力手段の入力系色再現域で表されたカラー画像デ
    ータを、画像出力手段の出力系色再現領域の範囲に圧縮
    する圧縮手段とを備えており、 上記圧縮手段は、上記判別手段での判別結果に応じて、
    各原稿種別毎に適切な色域圧縮処理を施すようになって
    いることを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】上記圧縮手段は、色域圧縮処理として、入
    力系色再現領域のカラー画像データから関数を用いて出
    力系色再現領域のカラー画像データを演算する方法を用
    いるものであり、 さらに、上記判別手段での判別結果に応じて、上記圧縮
    手段で用いられる関数のパラメータ設定を原稿種別毎に
    適切なパラメータとなるように行うパラメータ設定手段
    を備えていることを特徴とする請求項1に記載の画像処
    理装置。
  3. 【請求項3】上記圧縮手段は、色域圧縮処理として、複
    数の圧縮処理方法の何れかを用いて処理を行うものであ
    り、 さらに、上記判別手段での判別結果に応じて、原稿種別
    毎に適切な圧縮処理方法が用いられるように、上記圧縮
    手段で用いられる圧縮処理方法を選択する選択手段を備
    えていることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装
    置。
  4. 【請求項4】上記圧縮手段は、色域圧縮処理として、複
    数の圧縮処理方法の何れかを用いて処理を行うものであ
    り、上記複数の圧縮処理方法の少なくとも一つは、入力
    系色再現領域のカラー画像データから関数を用いて出力
    系色再現領域のカラー画像データを演算する方法である
    と共に、 さらに、上記判別手段での判別結果に応じて、原稿種別
    毎に適切な圧縮処理方法が用いられるように、上記圧縮
    手段で用いられる圧縮処理方法を選択する選択手段と、 上記選択手段にて、入力系色再現領域のカラー画像デー
    タから関数を用いて出力系色再現領域のカラー画像デー
    タを演算する方法が選択された場合に、上記判別手段で
    の判別結果に応じて、上記圧縮手段で用いられる関数の
    パラメータ設定を原稿種別毎に適切なパラメータとなる
    ように行うパラメータ設定手段とを備えていることを特
    徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】入力系色再現領域で表されるカラー画像デ
    ータを生成する画像入力手段と、 上記画像入力手段にて生成されたカラー画像データを出
    力系色再現領域で表されるカラー画像データに変換する
    画像処理手段と、 上記画像処理手段にて変換されたカラー画像データを用
    いて出力処理を行う画像出力手段とを備え、 上記画像処理手段として、上記請求項1ないし4の何れ
    かに記載の画像処理装置を備えていることを特徴とする
    画像形成装置。
  6. 【請求項6】画像入力手段から生成される入力系色再現
    領域で表されたカラー画像データを、画像出力手段での
    出力に使用される出力系色再現領域で表されたカラー画
    像データに変換する画像処理方法において、 画像入力手段より入力されるカラー画像データを用い
    て、該カラー画像データの原稿種別を判別する第1のス
    テップと、 画像入力手段の入力系色再現域で表されたカラー画像デ
    ータを、画像出力手段の出力系色再現領域の範囲に圧縮
    する第2のステップとを備えており、 上記第2のステップは、上記第1のステップでの判別結
    果に応じて、各原稿種別毎に適切な色域圧縮処理を施す
    ことを特徴とする画像処理方法。
  7. 【請求項7】上記第2のステップは、 色域圧縮処理として、入力系色再現領域のカラー画像デ
    ータから関数を用いて出力系色再現領域のカラー画像デ
    ータを演算する方法を用いると共に、 上記第1のステップでの判別結果に応じて、用いられる
    関数のパラメータを原稿種別毎に適切なパラメータとな
    るように設定することを特徴とする請求項6に記載の画
    像処理方法。
  8. 【請求項8】上記第2のステップは、 色域圧縮処理として、複数の圧縮処理方法の何れかを用
    いて処理を行うものであると共に、 上記第1のステップでの判別結果に応じて、原稿種別毎
    に適切な圧縮処理方法を選択することを特徴とする請求
    項6に記載の画像処理方法。
  9. 【請求項9】上記第2のステップは、 色域圧縮処理として、複数の圧縮処理方法の何れかを用
    いて処理を行うものであり、上記複数の圧縮処理方法の
    少なくとも一つは、入力系色再現領域のカラー画像デー
    タから関数を用いて出力系色再現領域のカラー画像デー
    タを演算する方法であると共に、 さらに、上記第1のステップでの判別結果に応じて、原
    稿種別毎に適切な圧縮処理方法を選択し、かつ、入力系
    色再現領域のカラー画像データから関数を用いて出力系
    色再現領域のカラー画像データを演算する方法が選択さ
    れた場合には、上記第1のステップでの判別結果に応じ
    て、用いられる関数のパラメータを原稿種別毎に適切な
    パラメータとなるように設定することを特徴とする請求
    項6に記載の画像処理方法。
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