JP4254812B2 - ダクト及びその製造方法 - Google Patents

ダクト及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4254812B2
JP4254812B2 JP2006150547A JP2006150547A JP4254812B2 JP 4254812 B2 JP4254812 B2 JP 4254812B2 JP 2006150547 A JP2006150547 A JP 2006150547A JP 2006150547 A JP2006150547 A JP 2006150547A JP 4254812 B2 JP4254812 B2 JP 4254812B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fiber
duct
adsorbent
nonwoven fabric
basis weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006150547A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007321600A (ja
Inventor
訓寛 山浦
浩一 小田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Boshoku Corp
Original Assignee
Toyota Boshoku Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Boshoku Corp filed Critical Toyota Boshoku Corp
Priority to JP2006150547A priority Critical patent/JP4254812B2/ja
Priority to US11/755,289 priority patent/US7621372B2/en
Publication of JP2007321600A publication Critical patent/JP2007321600A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4254812B2 publication Critical patent/JP4254812B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M35/00Combustion-air cleaners, air intakes, intake silencers, or induction systems specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
    • F02M35/10Air intakes; Induction systems
    • F02M35/10314Materials for intake systems
    • F02M35/10321Plastics; Composites; Rubbers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M35/00Combustion-air cleaners, air intakes, intake silencers, or induction systems specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
    • F02M35/02Air cleaners
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M35/00Combustion-air cleaners, air intakes, intake silencers, or induction systems specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
    • F02M35/10Air intakes; Induction systems
    • F02M35/10091Air intakes; Induction systems characterised by details of intake ducts: shapes; connections; arrangements
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M35/00Combustion-air cleaners, air intakes, intake silencers, or induction systems specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
    • F02M35/10Air intakes; Induction systems
    • F02M35/10314Materials for intake systems
    • F02M35/10334Foams; Fabrics; Porous media; Laminates; Ceramics; Coatings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M35/00Combustion-air cleaners, air intakes, intake silencers, or induction systems specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
    • F02M35/10Air intakes; Induction systems
    • F02M35/1034Manufacturing and assembling intake systems
    • F02M35/10347Moulding, casting or the like
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M35/00Combustion-air cleaners, air intakes, intake silencers, or induction systems specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
    • F02M35/14Combined air cleaners and silencers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Supplying Secondary Fuel Or The Like To Fuel, Air Or Fuel-Air Mixtures (AREA)
  • Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
  • Nonwoven Fabrics (AREA)

Description

本発明は、ダクト及びその製造方法に関し、さらに詳しくは、吸気騒音の発生を抑制できると共に、吸着剤の脱落を抑制でき、さらに簡易な構造であり且つ容易に製造できるダクト及びその製造方法に関する。
従来の吸気ダクトとして、自動車エンジンの停止時に、気化器よりエアクリーナを介して車外に放出される燃料蒸気を低減するようにした燃料蒸気吸着機能を備えるものが提案されている(例えば、特許文献1及び2参照)。
しかし、上記特許文献1では、ダクト本体の内壁に多孔質吸着層を固定するようにしているので、ダクト本体の成形工程と、多孔質吸着層の固定工程とを別々に行う必要があった。
また、上記特許文献2では、ダクト本体の外周側に形成された開口に、燃料蒸気吸着層を収容した収容容器を固定するようにしているので、ダクト自体が大型化してしまい、エンジンルーム内で比較的広い取付け空間が必要となる。また、ダクト本体の内壁下部に、空気より比重の大きな燃料蒸気を捕捉する捕捉壁を設けているが、この捕捉壁によって外気の吸気抵抗が増大し、エンジン出力が低下してしまう。さらに、上記特許文献1と略同様にして、ダクト本体の成形工程と、燃料蒸気吸着層の固定工程とを別々に行う必要があった。
そこで、上記問題を解決する従来の吸気ダクトとして、吸着剤を含む不織布からダクトを形成するものが提案されている(例えば、特許文献3参照)。
上記特許文献3には、吸着剤を染着処理してなる繊維から不織布を形成し、その不織布からダクトを形成する製造方法が開示されている(〔0013〕参照)。また、不織布からダクトを形成し、そのダクトに吸着剤を塗布する製造方法が開示されている(〔0027〕〔0028〕参照)。
しかし、上記特許文献3において、前者の方法では、吸着剤を染着処理してなる繊維を使用しているので、その繊維同士が接着し難い。そのため、この方法では、ワイヤの外周に不織布を配置して縮絨させてダクトを形成していた。
また、上記特許文献3において、後者の方法では、吸着剤を塗布しているので、通気性が抑制されてしまう恐れがある。また、長期使用によって不織布の繊維から吸着剤が剥がれてしまう恐れがある。
特開昭58−72669号公報 特開昭56−41149号公報 特開2006−90252号公報
本発明は、上記現状に鑑みてなされたものであり、吸気騒音の発生を抑制できると共に、吸着剤の脱落を抑制でき、さらに簡易な構造であり且つ容易に製造できるダクト及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、以下の通りである。
1.管状のダクト本体を備えるダクトにおいて、
前記ダクト本体は、粒状、粉状及び繊維状のうちの少なくとも1種の吸着剤を中間層に配置した不織布から構成されており、
前記ダクト本体は、該ダクト本体の内周側をなす第1繊維層と、該ダクト本体の外周側をなす第2繊維層と、該第1繊維層及び該第2繊維層の間に配置される前記吸着剤と、を有し、
前記第1繊維層を構成する第1繊維集積体の目付量は50〜1000g/m 2 であり、前記第2繊維層を構成する第2繊維集積体の目付量は100〜2000g/m 2 であり、該第1繊維集積体の目付量は該第2繊維集積体の目付量より小さいことを特徴とするダクト。
2.前記吸着剤は活性炭である上記1.記載のダクト。
3.車両のエアクリーナへ外気を導入する吸気ダクトである上記1.又は2.記載のダクト。
4.管状のダクト本体を備えるダクトの製造方法であって、
粒状、粉状及び繊維状のうちの少なくとも1種の吸着剤を中間層に配置した不織布を得る工程と、
その得られた前記不織布を、半割体成形部を有する型にセットして成形する工程と、を備え、
前記不織布を得る工程では、第1繊維集積体の上面に前記吸着剤を供給すると共に、該第1繊維集積体の上面に第2繊維集積体を積層した後、該第1繊維集積体及び該第2繊維集積体を結合して前記不織布が得られ、
前記第1繊維集積体の目付量は50〜1000g/m 2 であり、前記第2繊維集積体の目付量は100〜2000g/m 2 であり、該第1繊維集積体の目付量は該第2繊維集積体の目付量より小さいことを特徴とするダクトの製造方法
本発明のダクトによると、ダクト本体が、粒状、粉状及び繊維状のうちの少なくとも1種の吸着剤を中間層に配置した不織布から構成されているので、ダクト本体が通気性を有しており、吸着剤によって被吸着物が吸着される一方、ダクト本体の構成繊維を流れる外気により被吸着物が脱着される。また、ダクト本体の吸気時の吸気騒音の発生が抑制されると共に、長期使用によっても吸着剤のダクト本体からの脱落を抑制できる。また、ダクト本体の内周側をなす構成繊維とダクト本体の外周側をなす構成繊維とは、吸着剤の隙間及び/又は吸着剤自体を介して強固に結合される。さらに、ダクト本体の成形と同時に、ダクト本体に吸着剤を含有させることができる。その結果、簡易な構造であり且つ容易に製造できるダクトを提供できる。
また、前記ダクト本体が、第1繊維層と第2繊維層と前記吸着剤とを有するので、ダクト本体の内周側をなす第1繊維層とダクト本体の外周側をなす第2繊維層とは、吸着剤の隙間及び/又は吸着剤自体を介して強固に結合される。
また、前記第1繊維層を構成する第1繊維集積体の目付量が前記第2繊維層を構成する第2繊維集積体の目付量より小さいので、第1繊維層が低密度とされ且つ第2繊維層が高密度とされるので、第1繊維層における吸着剤までの通気をし易くして吸着性を向上させることができる。一方、第2繊維層におけるダクト本体の外部への被吸着物の排出をより確実に抑制できると共に、ダクト本体の必要十分な剛性を確保できる。
また、前記吸着剤が活性炭である場合は、ダクト本体をより簡易且つ安価な構造とし得る。
また、車両のエアクリーナへ外気を導入する吸気ダクトである場合は、エンジン停止時には、吸着剤によって第1繊維層を通る燃料蒸気(炭化水素)が吸着される一方、エンジン駆動時には、第1及び第2繊維層を通るダクト本体内への外気の流れにより吸着剤に一旦吸着保持された燃料蒸気が脱着されて外気と共に気化器側へ流される。
本発明のダクトの製造方法によると、先ず、粒状、粉状及び繊維状のうちの少なくとも1種の吸着剤を中間層に配置した不織布が得られ、次に、その得られた不織布が半割体成形部を有する型にセットされ成形される。そして、この成形で得られた一対の半割体を接合することによって、管状のダクト本体を備えるダクトが製造される。このダクトによると、ダクト本体が、粒状、粉状及び繊維状のうちの少なくとも1種の吸着剤を中間層に配置した不織布から構成されているので、ダクト本体が通気性を有しており、吸着剤によって被吸着物が吸着される一方、ダクト本体の構成繊維を流れる外気により被吸着物が脱着される。また、ダクト本体の吸気時の吸気騒音の発生が抑制されると共に、長期使用によっても吸着剤のダクト本体からの脱落を抑制できる。また、ダクト本体の内周側をなす構成繊維とダクト本体の外周側をなす構成繊維とは、吸着剤の隙間及び/又は吸着剤自体を介して強固に結合される。さらに、ダクト本体の成形と同時に、ダクト本体に吸着剤を含有させることができる。その結果、簡易な構造であり且つ容易に製造できるダクトを提供できる。
また、前記不織布を得る工程において、第1繊維集積体の上面に前記吸着剤を供給すると共に、該第1繊維集積体の上面に第2繊維集積体を積層した後、該第1繊維集積体及び該第2繊維集積体を結合して前記不織布が得られるので、より簡易に不織布を得ることができる。
また、前記第1繊維集積体の目付量は前記第2繊維集積体の目付量より小さいので、ダクト本体の内周側をなし且つ第1繊維集積体で構成される第1繊維層が低密度とされ、且つ、ダクト本体の外周側をなし且つ第2繊維集積体で構成される第2繊維層が高密度とされるので、第1繊維層における吸着剤までの通気をし易くして吸着性を向上させることができる。一方、第2繊維層におけるダクト本体の外部への被吸着物の排出をより確実に抑制できると共に、ダクト本体の必要十分な剛性を確保できる。
また、前記不織布を得る工程において、一連の繊維ウェブを折り返して積層する際に、その積層される該繊維ウェブの間に前記吸着剤を供給した後、該繊維ウェブを結合して前記不織布が得られる場合は、より簡易に不織布を得ることができる。
また、前記不織布を得る工程において、繊維ウェブを形成する際に該繊維ウェブの中間層に前記吸着剤を混入した後、該繊維ウェブを結合して前記不織布が得られる場合は、より簡易に不織布を得ることができる。
1.ダクト
本実施形態1.に係るダクトは、管状のダクト本体を備えている。
なお、上記ダクトの用途、機能等は特に問わない。このダクトは、例えば、有害汚染物質、悪臭物質等の吸着に用いられることができる。特に、このダクトは、車両のエアクリーナへ外気を導入する吸気ダクトとして好適に用いられる。
上記「ダクト本体」は、粒状、粉状及び繊維状のうちの少なくとも1種の吸着剤を中間層に配置した不織布から構成されている限り、その形状、大きさ等は特に問わない。
上記「吸着剤」の種類、粒径、繊維長等は特に問わない。
上記吸着剤としては、例えば、活性炭、ゼオライト(疎水性ゼオライト)、シリカゲル、アルミナ等を挙げることができる。これらのうち、比較的安価で汎用品である活性炭であることが好ましい。特に、吸着効率といった観点から、粒状の活性炭であることが好ましい。この粒状活性炭の平均粒径は、例えば、0.1〜5mm(好ましくは0.5〜3mm)であることができる。また、不織布に対する吸着剤の保持性といった観点から、上記吸着剤が繊維状であることが好ましい。
上記「不織布」の製法、材質等は特に問わない。
上記不織布の製法としては、例えば、(1)第1繊維集積体の上面に上記吸着剤を供給すると共に、第1繊維集積体の上面に第2繊維集積体を積層した後、第1及び第2繊維集積体を結合する形態(図3及び6等参照)、(2)連続する繊維ウェブを折り返して積層する際に、その積層される繊維ウェブの間に上記吸着剤を供給した後、繊維ウェブを結合する形態、(3)繊維ウェブを形成する際に繊維ウェブの中間層に上記吸着剤を混入した後、繊維ウェブを結合する形態等を挙げることができる。
上記(1)〜(3)形態において、繊維ウェブの形成方法としては、例えば、(a)短繊維をカード機やエアレイで一定方向又はランダムに並べて繊維ウェブを形成する乾式法、(b)短繊維を水中に分散しネットで漉き上げて繊維ウェブを形成する湿式法、(c)エンドレスの長繊維を使用するスパンボンド法等を挙げることができる。
上記(1)〜(3)形態において、繊維の結合方法としては、例えば、(a)低融点の繊維を熱ロールで圧着するサーマルボンド法、(b)接着樹脂で結合させるケミカルボンド法、(c)針の突起で繊維同士を絡ませるニードルパンチ法、(d)糸で縫い込むステッチボンド法、(e)高圧水流で絡ませるスパンレース法等を挙げることができる。
上記(1)形態の繊維集積体としては、例えば、不織基布11,12(例えば、図3等参照)、繊維ウェブ21,22(例えば、図6等参照)等を挙げることができる。
上記(1)形態では、第1繊維集積体の上面に吸着剤を供給する他に、繊維状の吸着剤からなる吸着不織布を第1繊維集積体の上面に積層するようにしてもよい。
上記(2)形態では、例えば、クロスレイ装置によって、一連の繊維ウェブを、搬送コンベア上に搬送方向を横断する方向に折り返して斜積層され、その斜積層される繊維ウェブの間に上記吸着剤を供給することができる。この場合、繊維ウェブとして幅方向に目付量の異なる原料繊維からなるものを用いれば、後述するように、第1繊維集積体の目付量を第2繊維集積体の目付量より小さくすることができる。
上記(3)形態では、例えば、エアレイにより短繊維を空気流で搬送し連続した繊維ウェブを形成する際に、その繊維ウェブの中間層に上記吸着剤を混入保持させることができる。
上記ダクト本体は、例えば、以下に述べる第1繊維層、第2繊維層及び上記吸着剤を備えることができる。このダクト本体は、例えば、後述する第3繊維層を更に備えることができる。
上記「第1繊維層」は、ダクト本体の内周側をなす限り、その厚さ、繊維密度、種類等は特に問わない。この第1繊維層の厚さは、例えば、1〜10mm(好ましくは、1.5〜5mm)であることができる。また、上記第1繊維層を構成する第1繊維集積体としては、例えば、不織基布、繊維ウェブ等を挙げることができる。
上記「第2繊維層」は、ダクト本体の外周側をなす限り、その厚さ、繊維密度、種類等は特に問わない。この第2繊維層の厚さは、例えば、1〜10mm(好ましくは、1.5〜5mm)であることができる。また、上記第2繊維層を構成する第2繊維集積体としては、例えば、不織基布、繊維ウェブ等を挙げることができる。
ここで、上記ダクト本体の上記第1繊維層を構成する第1繊維集積体と、上記ダクト本体の上記第2繊維層を構成する第2繊維集積体とは、例えば、同種のものであってもよいが、上記第1繊維集積体の目付量が上記第2繊維集積体の目付量より小さい値に設定されていることが好ましい。即ち、第1繊維集積体の目付量(S1)と第2繊維集積体の目付量(S2)との比(S1/S2)が1未満(好ましくは0.5未満)であることが好ましい。第1繊維層における吸着剤までの通気をし易くして吸着性を向上させ得る一方、第2繊維層におけるダクト本体の外部への被吸着物の排出をより確実に抑制できると共に、ダクト本体の必要十分な剛性を確保できるためである。
尚、上記「目付量」とは、単位面積あたりの繊維の重量を意味する。
上記第1繊維集積体の目付量は、例えば、50〜1000g/m2(好ましくは、150〜500g/m2)であることができる。これにより、第1繊維層を、被吸着物の通過に適した構成にできる。
上記第2繊維集積体の目付量は、例えば、100〜2000g/m2(好ましくは、300〜1500g/m2)であることができる。これにより、第2繊維層を、被吸着物の非通過に適し且つ必要十分な剛性を有する構成にできる。
上記「第3繊維層」は、第2繊維層の外周側に積層される限り、その厚さ、繊維密度、種類等は特に問わない。この第3繊維層の厚さは、例えば、1〜5mm(好ましくは、2〜3mm)であることができる。また、上記第3繊維層を構成する第3繊維集積体としては、例えば、不織基布、繊維ウェブ等を挙げることができる。
上記第3繊維集積体の種類は、上記第1及び第2繊維集積体の種類の組み合わせに応じて適宜選択できるが、被吸着物の非通気性及び剛性といった観点から、この第3繊維集積体の目付量が1000〜3000g/m2(特に1500〜2000g/m2)であることが好ましい。
なお、上記「不織布」の原料繊維としては、例えば、ポリエステル、ポリプロピレン、レーヨン、ガラス、アセート等を挙げることができる。
上記不織布は、例えば、原料繊維及び熱可塑性樹脂バインダからなるものであることができる。具体的には、原料繊維に熱可塑性樹脂バインダを含浸させてなる形態、原料繊維に熱可塑性樹脂繊維をバインダとして混合させてなる形態等を挙げることができる。この原料繊維としては、例えば、ポリエステル、ポリプロピレン、レーヨン、ガラス、アセート等を挙げることができる。また、上記熱可塑性樹脂バインダは、例えば、表面にのみ低融点の樹脂をコーティングしたポリエステル、ポリプロピレン、レーヨン、ガラス、アセート等からなる繊維を挙げることができる。この低融点樹脂としては、例えば、変性ポリエステル、変性ポリエチレン、変性ポリプロピレン等を挙げることができる。
上記不織布は、例えば、原料繊維及び/又は熱可塑性樹脂バインダの厚さ方向の密度勾配を有するものであることができる。
2.ダクトの製造方法
本実施形態2.に係るダクトの製造方法は、管状のダクト本体を備えるダクトの製造方法であって、以下に述べる不織布取得工程及び成形工程を備えている。このダクトの製造方法は、例えば、後述する接合工程をさらに備えることができる。
上記ダクトの製造方法は、例えば、上記実施形態1.で説明した上記ダクトを製造する方法であることができる。また、以下の説明で述べる繊維集積体、吸着剤及び不織布等としては、例えば、上述の実施形態1.で説明した構成を適用することができる。
上記「不織布取得工程」は、粒状、粉状及び繊維状のうちの少なくとも1種の吸着剤を中間層に配置した不織布を得る工程である限り、その取得形態、手順等は特に問わない。
上記不織布の取得形態としては、例えば、上記実施形態1.で説明した不織布製法の(1)〜(3)形態を適用することができる。
上記不織布取得工程では、例えば、上記不織布製法(1)において、第1繊維集積体の上面に第2繊維集積体を積層すると共に、この第2繊維集積体の上面に第3繊維集積体を積層した後、第1〜第3繊維集積体を結合して不織布を得ることができる。
上記「成形工程」は、上記不織布取得工程で得られた不織布を半割体成形部を有する型にセットして成形する工程である限り、その成形形態、手順等は特に問わない。この本成形により、縦断面半円環状の半割体が得られる。
上記成形は、加熱プレス(圧縮成形)である。この加熱プレスにおける加熱温度、圧縮率等は適宜選択できる。
上記「接合工程」は、上記成形工程で得られた一対の半割体を接合する工程である限り、その接合形態、手順等は特に問わない。この接合工程により上記ダクトが得られる。
上記接合の形態としては、例えば、加熱プレス(圧縮成形)、ニードルパンチ、溶着、接着等のうちの1種又は2種以上の組み合わせを挙げることができる。この加熱プレスにおける加熱温度、圧縮率等は適宜選択できる。
以下、図面を用いて実施例により本発明を具体的に説明する。
尚、本実施例では、本発明に係る「ダクト」として、自動車エンジンの吸気系を構成する吸気ダクトを例示する。
(1)吸気ダクトの構成
本実施例に係る吸気ダクト1は、図1に示すように、管状のダクト本体2を備えている。このダクト本体2は、縦断面半円環状の一対の半割体3,4のフランジ部3a,4aを接合して形成されている。
なお、上記吸気ダクト1の軸端側はエアクリーナ5の接続筒部5aに接続されている。
上記ダクト本体2は、図2に示すように、このダクト本体2の内周側を構成し且つ後述の第1不織基布からなる環状の第1繊維層7と、このダクト本体2の外周側を構成し且つ後述の第2不織基布からなる環状の第2繊維層8と、これら第1繊維層7及び第2繊維層8の間に配置される粒状の活性炭10とからなっている。この第1繊維層7の厚さは、約2mmに設定されている。また、第2繊維層8の厚さは、約2mmに設定されている。また、活性炭10の平均粒径は、約1mmに設定されている。
(2)吸気ダクトの製造方法
次に、上記吸気ダクトの製造方法について説明する。
本製造方法では、目付量500g/m2の第1不織基布11(本発明に係る「第1繊維集積体」として例示する。)を用いる。また、目付量1000g/m2の第2不織基布12(本発明に係る「第2繊維集積体」として例示する。)を用いる。
なお、上記第1及び第2不織基布11,12は、原料繊維(例えば、ポリエステル繊維等)に熱可塑性樹脂バインダ(例えば、変性ポリエステルでコーティングされたポリエステル繊維等)を混合してなる。
先ず、図3に示すように、第1不織基布11の上面に粒状の活性炭10を供給して配置し、その後、この第1不織基布11の上面に第2不織基布12を積層してシート状の積層シート13を形成する。次に、図4に示すように、その積層シート13を仮成形(加熱プレス)して、中間層に活性炭10を配置した不織布13’が得られる。このとき、第1及び第2不織基布11,12は、多数の活性炭10の間の隙間を介して互いに接触しているためバインダの溶融で強固に結合される。次いで、図5に示すように、その仮成形された不織布13’を、半割体成形部15を有する型16にセットして本成形(加熱プレス)する。その後、その本成形で得られた一対の半割体3,4をフランジ部3a,3bで接合して吸気ダクト1が製造されることとなる。
(3)その他の吸気ダクトの製造方法
次に、その他の吸気ダクトの製造方法について説明する。
本製造方法では、図6に示すように、供給コンベア25aから繊維供給器26aを介して第1原料繊維27aが積層コンベア28の上流側に供給され、目付量500g/m2の第1繊維ウェブ21(本発明に係る「第1繊維集積体」として例示する。)が形成される。また、活性炭供給器29によって、粒状の活性炭10が積層コンベア28の中流側に供給される。さらに、供給コンベア25bから繊維供給器26bを介して第2原料繊維27bが積層コンベア28の下流側に供給され、目付量1000g/m2の第2繊維ウェブ22(本発明に係る「第2繊維集積体」として例示する。)が形成される。その結果、第1及び第2繊維ウェブ21,22の間に、粒状の活性炭10を配置してなるウェブ状の積層シート23が形成される。
なお、上記第1及び第2原料繊維27a,27bには熱可塑性樹脂バインダが混合されている。
その後、図7に示すように、その積層シート23を仮成形(加熱プレス)して、中間層に活性炭10を配置した不織布23’が得られる。このとき、第1及び第2繊維ウェブ21,22は、多数の活性炭10の間の隙間を介して互いに接触しているためバインダの溶融で強固に結合される。次いで、上記(2)の製造方法と略同様にして、その仮成形された不織布23’を型16(図5参照)で本成形(加熱プレス)し、得られた一対の半割体3,4を接合して吸気ダクト1が製造されることとなる。
(4)実施例の効果
本実施例では、ダクト本体2を、第1繊維層7及び第2繊維層8の間に粒状の活性炭10を配置させて所定の通気性を有するように構成したので、エンジン停止時には、活性炭10によって第1繊維層7を通る燃料蒸気(炭化水素)が吸着される一方、エンジン駆動時には、第1及び第2繊維層7,8を通るダクト本体2内への外気の流れにより活性炭10に一旦吸着保持された燃料蒸気が脱着されて外気と共に気化器側へ流される。また、ダクト本体2が所定の通気性を有しているので、吸気時の吸気騒音の発生が抑制される。また、第1及び第2繊維層7,8の間に粒状の活性炭10が強固に保持されているので、長期使用によっても活性炭10のダクト本体2からの脱落を抑制できる。また、第1繊維層7及び第2繊維層8は、粒状の活性炭10の隙間を介して互いに接触して強固に結合されるので、従来のようにワイヤを使用するものに比べ、より簡易な構造であり且つより容易に製造できる。また、従来のように、ダクト本体の外周側に吸着繊維層を収容した収容容器を設けるものに比べて、小型且つ簡易な構造とし得る。
また、本実施例では、第1不織基布11(又は第1繊維ウェブ21)の目付量を、第2不織基布12(又は第2繊維ウェブ22)の目付量より小さい値に設定しているので、ダクト本体2の内周側をなす第1繊維層7が低密度とされ且つダクト本体2の外周側をなす第2繊維層8が高密度とされ、第1繊維層7における活性炭10までの通気をし易くして吸着性を向上させることができる。一方、第2繊維層8におけるダクト本体2の外部への被吸着物の排出をより確実に抑制できると共に、ダクト本体2の必要十分な剛性を確保できる。
また、本実施例では、第1不織基布11(又は第1繊維ウェブ21)と第2不織基布12(又は第2繊維ウェブ22)との間に粒状の活性炭10を挟持させて積層シート13(又は積層シート23)をなし、次に、その積層シート13(又は積層シート23)を仮成形して不織布13’(又は不織布23’)が得られ、その不織布13’(又は不織布23’)を型16にセットして本成形し、その後、その本成形で得られる一対の半割体3,4を接合するようにしたので、ダクト本体2の成形と同時に、ダクト本体2に活性炭10を含有させることができる。従って、従来のように、ダクト本体の成形と吸着繊維層の固定とを別々に行うものに比べ、より容易に製造することができる。また、仮成形後の不織布13’(又は不織布23’)を、平板状の一体物として容易に取り扱うことができる。
また、本実施例において、第1及び第2繊維集合体として不織基布11,12を採用する場合には、取扱い性に優れる不織基布11,12を用いて、積層シート13及び不織布13’、ひいては吸気ダクト1をより容易に製造できる。
また、本実施例において、第1及び第2繊維集合体として繊維ウェブ21,22を採用する場合には、原料繊維から直接的に積層シート23を成形でき、原料繊維から不織布11,12を成形した後に積層シート13を成形するものに比べて、より生産性を高めることができる。
尚、本発明においては、上記実施例に限られず、目的、用途に応じて本発明の範囲内で種々変更した実施例とすることができる。即ち、上記実施例では、第1繊維層7及び第2繊維層8を備えてダクト本体2を構成するようにしたが、これに限定されず、例えば、図8に示すように、第1及び第2繊維層7,8に加えて、第2繊維層8の外周側に積層され且つ第3不織基布からなる環状の第3繊維層9を更に備えることができる。これにより、ダクト本体2の外部への燃料蒸気の排出をより確実に抑制できると共に、ダクト本体2の剛性をさらに高めることができる。また、上記第3繊維層9の外周側に1又は2以上の他の繊維層を備えるようにしてもよい。
また、上記実施例では、第1及び第2繊維層7,8の間に粒状活性炭10を配置するようにしたが、これに限定されず、例えば、第1及び第2繊維層7,8の間に繊維状の活性炭からなる吸着層を配置するようにしてもよい。
また、上記実施例では、不織基布として、原料繊維及びバインダの密度が略一定であるものを例示したが、これに限定されず、例えば、原料繊維及び/又はバインダの厚さ方向の密度勾配を有する不織基布としてもよい。
また、上記実施例において、第1不織基布11(又は第1繊維ウェブ21)上に加熱状態の活性炭10を供給してから、この第1不織基布11(又は第1繊維ウェブ21)上に第2不織基布12(又は第2繊維ウェブ21)を積層して積層シート13(又は積層シート23)を得るようにしてもよい。これにより、第1及び第2不織基布11,12あるいは第1及び第2繊維ウェブ21,22における活性炭10との接触部位が溶融されて、取扱い性に優れる一体物としての積層シート13,23を得ることができる。
有害汚染物質、悪臭物質等を吸着する技術として広く利用される。特に、車両の燃料蒸気(炭化水素)を吸着する吸気ダクトとして好適に用いられる。
本実施例に係る吸気ダクトをエアクリーナに接続させた状態を示す斜視図である。 本実施例に係る吸気ダクトの縦断面図である。 本実施例に係る積層シートの縦端面図である。 本実施例に係る不織布の縦断面図である。 半割体の縦断面図である。 その他の形態の製造方法を説明するための説明図である。 本実施例に係る不織布の縦断面図である。 その他の形態の吸気ダクトの縦断面図である。
符号の説明
1;吸気ダクト、2;ダクト本体、5;エアクリーナ、7;第1繊維層、8;第2繊維層、10;活性炭、11;第1不織基布、12;第2不織基布、13;積層シート、13’;不織布、15;半割体成形部、16;型、21;第1繊維ウェブ、22;第2繊維ウェブ、23;積層シート、23’;不織布。

Claims (4)

  1. 管状のダクト本体を備えるダクトにおいて、
    前記ダクト本体は、粒状、粉状及び繊維状のうちの少なくとも1種の吸着剤を中間層に配置した不織布から構成されており、
    前記ダクト本体は、該ダクト本体の内周側をなす第1繊維層と、該ダクト本体の外周側をなす第2繊維層と、該第1繊維層及び該第2繊維層の間に配置される前記吸着剤と、を有し、
    前記第1繊維層を構成する第1繊維集積体の目付量は50〜1000g/m 2 であり、前記第2繊維層を構成する第2繊維集積体の目付量は100〜2000g/m 2 であり、該第1繊維集積体の目付量は該第2繊維集積体の目付量より小さいことを特徴とするダクト。
  2. 前記吸着剤は活性炭である請求項1記載のダクト。
  3. 車両のエアクリーナへ外気を導入する吸気ダクトである請求項1又は2記載のダクト。
  4. 管状のダクト本体を備えるダクトの製造方法であって、
    粒状、粉状及び繊維状のうちの少なくとも1種の吸着剤を中間層に配置した不織布を得る工程と、
    その得られた前記不織布を、半割体成形部を有する型にセットして成形する工程と、を備え、
    前記不織布を得る工程では、第1繊維集積体の上面に前記吸着剤を供給すると共に、該第1繊維集積体の上面に第2繊維集積体を積層した後、該第1繊維集積体及び該第2繊維集積体を結合して前記不織布が得られ、
    前記第1繊維集積体の目付量は50〜1000g/m 2 であり、前記第2繊維集積体の目付量は100〜2000g/m 2 であり、該第1繊維集積体の目付量は該第2繊維集積体の目付量より小さいことを特徴とするダクトの製造方法
JP2006150547A 2006-05-30 2006-05-30 ダクト及びその製造方法 Expired - Fee Related JP4254812B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006150547A JP4254812B2 (ja) 2006-05-30 2006-05-30 ダクト及びその製造方法
US11/755,289 US7621372B2 (en) 2006-05-30 2007-05-30 Duct and process for producing the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006150547A JP4254812B2 (ja) 2006-05-30 2006-05-30 ダクト及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007321600A JP2007321600A (ja) 2007-12-13
JP4254812B2 true JP4254812B2 (ja) 2009-04-15

Family

ID=38788805

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006150547A Expired - Fee Related JP4254812B2 (ja) 2006-05-30 2006-05-30 ダクト及びその製造方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7621372B2 (ja)
JP (1) JP4254812B2 (ja)

Families Citing this family (39)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7578285B2 (en) 2005-11-17 2009-08-25 Basf Catalysts Llc Hydrocarbon adsorption filter for air intake system evaporative emission control
KR100957142B1 (ko) * 2007-07-30 2010-05-11 현대자동차주식회사 에너 클리너 흡기 덕트
DE102008061363A1 (de) * 2007-12-12 2009-08-20 Daeki Corporation, Suwon-si Luftkanalanordnung für Fahrzeuge
JP5084618B2 (ja) * 2008-06-03 2012-11-28 株式会社Roki 吸気ダクト
US8191539B2 (en) 2008-09-18 2012-06-05 Ford Global Technologies, Llc Wound hydrocarbon trap
US8191535B2 (en) * 2008-10-10 2012-06-05 Ford Global Technologies, Llc Sleeve hydrocarbon trap
US7938225B2 (en) * 2009-01-06 2011-05-10 Denso International America, Inc. Clean air duct noise silencing
US8372477B2 (en) 2009-06-11 2013-02-12 Basf Corporation Polymeric trap with adsorbent
WO2011059976A1 (en) * 2009-11-11 2011-05-19 Toledo Molding & Die, Inc. Air intake apparatus
US20120031364A1 (en) * 2010-08-09 2012-02-09 Schweiger David J Intake manifold and collar with interlocking molded seals
DE102010042424A1 (de) 2010-10-13 2012-04-19 Mahle International Gmbh Adsorberelement, Ringfilterelement
US8500890B2 (en) * 2011-03-01 2013-08-06 Faurecia Interior Systems, Inc. Air channel with integrated odor absorbing element
GB2491094A (en) 2011-05-12 2012-11-28 Jaguar Cars Air induction system comprising noise damper and hydrocarbon trap
DE102011104630B4 (de) * 2011-06-06 2013-03-21 Mann + Hummel Gmbh Adsorptionseinheit und Absorptionsschalldämpfer eines Ansaugtrakts einer Brennkraftmaschine
JP5831126B2 (ja) * 2011-10-20 2015-12-09 住友電装株式会社 ワイヤーハーネス及びワイヤーハーネスの製造方法
JP6033544B2 (ja) * 2011-12-12 2016-11-30 共同紙工株式会社 容器
JP5994713B2 (ja) * 2012-05-28 2016-09-21 トヨタ紡織株式会社 車両用部品
JP5973857B2 (ja) * 2012-09-19 2016-08-23 トヨタ紡織株式会社 吸気ダクト
JP5929769B2 (ja) * 2013-01-17 2016-06-08 トヨタ自動車株式会社 吸気ダクト
JP6050217B2 (ja) * 2013-11-19 2016-12-21 トヨタ自動車株式会社 吸気ダクト
JP6642253B2 (ja) 2016-05-09 2020-02-05 トヨタ紡織株式会社 内燃機関のエアクリーナ
JP6720819B2 (ja) * 2016-10-11 2020-07-08 トヨタ紡織株式会社 吸気系部品
JP2018062867A (ja) * 2016-10-11 2018-04-19 トヨタ紡織株式会社 吸気系部品
GB2554900B (en) * 2016-10-13 2019-06-26 Jaguar Land Rover Ltd Motor vehicle air induction damper apparatus
JP6737144B2 (ja) * 2016-11-18 2020-08-05 トヨタ紡織株式会社 プリクリーナ
JP2018112115A (ja) * 2017-01-11 2018-07-19 トヨタ紡織株式会社 内燃機関のエアクリーナ
JP2018112145A (ja) * 2017-01-12 2018-07-19 トヨタ紡織株式会社 内燃機関のエアクリーナ
JP6880965B2 (ja) * 2017-04-18 2021-06-02 トヨタ紡織株式会社 内燃機関のインレットダクト
JP2018193969A (ja) * 2017-05-22 2018-12-06 トヨタ紡織株式会社 内燃機関の吸気ダクト
JP6992423B2 (ja) * 2017-11-09 2022-01-13 トヨタ紡織株式会社 内燃機関のインレットダクト
US11319907B2 (en) * 2018-02-14 2022-05-03 Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha Precleaner for internal combustion engine
JP6996409B2 (ja) * 2018-02-14 2022-01-17 トヨタ紡織株式会社 内燃機関のプリクリーナ
JP2019199834A (ja) * 2018-05-16 2019-11-21 トヨタ紡織株式会社 内燃機関の吸気ダクト
TWI667126B (zh) * 2018-05-30 2019-08-01 永虹先進材料股份有限公司 Long fiber sheet molding compound and manufacturing method thereof
JP2020002828A (ja) 2018-06-26 2020-01-09 トヨタ紡織株式会社 内燃機関の吸気ダクト
JP7107086B2 (ja) * 2018-08-13 2022-07-27 トヨタ紡織株式会社 内燃機関の吸気ダクト
KR102586935B1 (ko) * 2018-11-28 2023-10-11 현대자동차주식회사 방수펠트 덕트의 제조 방법 및 이에 의해 제조된 방수펠트 덕트
JP7314812B2 (ja) * 2020-01-28 2023-07-26 トヨタ紡織株式会社 内燃機関の吸気ダクト
JP7468135B2 (ja) * 2020-05-18 2024-04-16 トヨタ紡織株式会社 ダクト

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5834339B2 (ja) 1980-08-27 1983-07-26 欣一 木村 コツプ兼用袋の原紙
JPS5872669A (ja) 1981-10-27 1983-04-30 Tokyo Roki Kk 内燃機関用エアクリ−ナ
JPH10180022A (ja) 1996-10-31 1998-07-07 Tennex:Kk フィルタおよびその製造方法
JP3802267B2 (ja) 1998-04-09 2006-07-26 豊田合成株式会社 吸気管
JP4257552B2 (ja) 1998-06-02 2009-04-22 豊田合成株式会社 吸気ダクト
US6553953B1 (en) * 1998-04-09 2003-04-29 Toyoda Gosei Co., Ltd. Suction duct
JPH11343938A (ja) 1998-06-02 1999-12-14 Toyoda Gosei Co Ltd 吸気ダクトの製造方法
JP3508592B2 (ja) * 1998-12-21 2004-03-22 日産自動車株式会社 吸音ダクト構造体
JP3691704B2 (ja) * 2000-01-17 2005-09-07 豊田合成株式会社 吸気ダクト及びその製造方法
JP2002004956A (ja) * 2000-06-23 2002-01-09 Aisan Ind Co Ltd 蒸発燃料放出防止装置
JP2002115158A (ja) 2000-10-06 2002-04-19 Toyoda Spinning & Weaving Co Ltd 不織布の形成方法
JP3595274B2 (ja) * 2001-03-16 2004-12-02 豊田紡織株式会社 内燃機関用エアクリーナ及び吸着フィルタ
JP3839283B2 (ja) 2001-07-24 2006-11-01 愛三工業株式会社 内燃機関の吸気装置
JP2006090252A (ja) 2004-09-27 2006-04-06 Sekiso:Kk 吸気ダクト

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007321600A (ja) 2007-12-13
US20070278034A1 (en) 2007-12-06
US7621372B2 (en) 2009-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4254812B2 (ja) ダクト及びその製造方法
RU2240856C2 (ru) Фильтр из композиционного материала и способ его изготовлениия
US8034146B2 (en) Filter element, method of manufacture and use
JP5346301B2 (ja) 波形フィルタ材およびフィルタ要素
JP2818693B2 (ja) 固定された粒子物質を含有する繊維状構造物およびその製造方法
US20210146287A1 (en) Functional insert for nonwoven materials
KR101132587B1 (ko) 매트 제품, 매트 제품을 제조하는 방법, 배기 가스 처리 장치 및 소음 장치
JP2007069198A (ja) ガス除去用濾材、複合フィルタ及びフィルタエレメント
JP4376736B2 (ja) 吸着エレメント
JP2013033197A (ja) 超微粒子発生抑制フィルタ
JP2008086841A (ja) ガス除去用濾材、複合フィルタ及びフィルタエレメント
JP2018062867A (ja) 吸気系部品
KR20090015347A (ko) 활성탄소섬유를 이용한 자동차용 에어클리너 필터 및 그제조방법
KR101740117B1 (ko) 부직포 필터의 제조방법
JP2018201721A (ja) 消臭フィルター及び該消臭フィルターを備えた空気清浄機
JP2006192333A (ja) ガス吸着性シート
JP2002292277A (ja) 吸着シート
JP2016112493A (ja) 空気清浄用フィルタ
JP5172165B2 (ja) ガス除去用濾材、複合フィルタ及びフィルタエレメント
JPH11156124A (ja) ハニカム状空気浄化フィルタ
JP3946576B2 (ja) カバー材、それを用いたガス除去用濾材およびガス除去ユニット
KR101823834B1 (ko) 바인더 분사형 니들펀칭을 이용한 복합탈취필터 및 이의 제조방법
JP2011045795A (ja) 吸着フィルタ材料及びエアクリーナ
JP2002177718A (ja) エアフィルタ用濾材及びエアフィルタユニット
JP4519486B2 (ja) フィルター体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080522

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080904

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080916

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081113

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090106

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090119

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120206

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120206

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120206

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120206

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130206

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130206

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130206

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees