JP6050217B2 - 吸気ダクト - Google Patents
吸気ダクト Download PDFInfo
- Publication number
- JP6050217B2 JP6050217B2 JP2013239243A JP2013239243A JP6050217B2 JP 6050217 B2 JP6050217 B2 JP 6050217B2 JP 2013239243 A JP2013239243 A JP 2013239243A JP 2013239243 A JP2013239243 A JP 2013239243A JP 6050217 B2 JP6050217 B2 JP 6050217B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- porous member
- intake duct
- body member
- rib
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 84
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims 1
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 239000004745 nonwoven fabric Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000035699 permeability Effects 0.000 description 1
- -1 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
上記構成によれば、ポーラス部材が蛇腹部を有しているため、ポーラス部材が径方向に潰れにくくなる。すなわち、ポーラス部材の径方向における剛性を確保することができる。また、こうした径方向における剛性の高い蛇腹部と本体部材の内壁とが当接する部分では、本体部材とポーラス部材との接触面圧を高めることができ、本体部材とポーラス部材との間隙における水の流れを本体部材の内壁とポーラス部材の蛇腹部とが接触している部分で堰き止めることができる。したがって、ポーラス部材の軸方向端部の開口まで水が流れることを抑制できるため、ポーラス部材の軸方向端部の開口から吸気系に水が侵入することを抑制することができる。
上記構成によれば、本体部材とポーラス部材との間隙におけるポーラス部材の軸方向端部の開口に向かう水の流れがポーラス部材の軸方向端部の開口の直前で抑えられる。したがって、ポーラス部材の軸方向端部の開口に向かって流れてきた水の多くがポーラス部材の軸方向端部に設けられたこの蛇腹部によって堰き止められることになる。したがって、たくさんの蛇腹部を設けることなく、吸気系に水が侵入することを効果的に抑制することができるようになる。
ポーラス部材が軸方向に縮むと、本体部材におけるポーラス部材の軸方向端部が突き当てられていた部分とポーラス部材の軸方向端部とが離間し、間隙が生じる。こうした間隙が生じると、この間隙からポーラス部材の軸方向端部の開口に水が回り込み、吸気系に水が侵入するおそれがある。上記構成によれば、本体部材の係合部がポーラス部材の蛇腹部と係合することにより、蛇腹部が設けられたポーラス部材の軸方向端部の本体部材に対する軸方向への移動が抑制される。したがって、ポーラス部材が軸方向に縮むことに起因して本体部材におけるポーラス部材の軸方向端部が突き当てられている部分とポーラス部材の軸方向端部とが離間してしまうことを抑制し、吸気系に水が侵入することを抑制することができる。
図1に示すように、吸気ダクト10は、外郭を構成する筒状の本体部材11と、同本体部材11の内部に収容される筒状のポーラス部材31とで構成されている。本体部材11及びポーラス部材31はいずれもポリエチレン等の樹脂製である。吸気ダクト10は、車載内燃機関のエアクリーナの上流に接続されている。そして、吸気ダクト10は傾いた状態で配設され、同吸気ダクト10の軸方向における端部10a,10bのうち、図1において右側に位置する端部10bが、図1の左側に位置する端部10aよりも鉛直方向下方に位置している。
第1ポーラス部材32の図2における右側に位置する端部32bと第2ポーラス部材42の図2における右側に位置する端部42bは、それぞれ半円状をなしている。また、第1ポーラス部材32の図2における左側に位置する端部32aと第2ポーラス部材42における図2における左側に位置する端部42aも、それぞれ半円状をなしている。したがって、第1ポーラス部材32と第2ポーラス部材42とが組み合わされると、端部32aと端部42aとが組み合わされてポーラス部材31の端部31aに円形の開口が形成される。また、同様に端部32bと端部42bとが組み合わされてポーラス部材31の端部31bにも円形の開口が形成される。なお、上述したように吸気ダクト10が傾いた状態で配設されると、ポーラス部材31も同様に傾いて配設されることとなり、端部31a,31bのうち、端部32b,42bからなる端部31bが、端部32a,42aからなる端部31aよりも鉛直方向下方に位置するようになる。
図6に示すように、ポーラス部材31の端部31bの近傍、すなわち第1ポーラス部材32及び第2ポーラス部材42の端部32b,42bの近傍の本体リブ24には、排水孔54が形成されている。この排水孔54は、溝52の延長上に設けられている。そして、吸気ダクト10が傾けて配設された状態では、ポーラス部材31の端部31bを挟持している本体リブ14,24よりも鉛直方向下方に排水孔54が設けられた状態となる。また、吸気ダクト10が傾けて配設された状態では、排水孔54が溝52よりも鉛直方向下方に位置した状態となる。
(1)ポーラス部材31を第1ポーラス部材32と第2ポーラス部材42といった2つのパーツに分けて、これらのパーツを組み合わせることによって筒状のポーラス部材31を形成する構成を採用しているため、各パーツをプレス加工などにより容易に成形することができる。そのため、ポーラス部材31を初めから筒状に成形する場合と比較して、加工の手間やコストを抑えることができる。
・第1ポーラス部材32及び第2ポーラス部材42の蛇腹部37,47と係合する係合部は、開口部18,28や凸部19,29以外の形状であってもよい。
・蛇腹部37,47を構成する凸部の数は自由に設定可能である。
・シールリブ16,26は、第1本体部材12及び第2本体部材22の本体リブ14,24とは別部材であってもよい。
・溝52及び排水孔54の配設位置を近づければ、拡大部53は省略可能である。
・本体リブ24に凹状の溝部を形成してこの溝部を排水溝として利用するようにしてもよい。
・本体部材11が分かれる境界線は、例えば本体部材11の軸方向と平行に延びる境界線に限らず、本体部材11の軸方向の一端から他端に亘って延びる境界線であればよい。
・第1ポーラス部材32及び第2ポーラス部材42の形状は、半割筒状に限らず、形状が互いに異なるものであってもよい。要するに、第1ポーラス部材32及び第2ポーラス部材42が組み合わされて筒状のポーラス部材31が形成可能であれば、これら第1ポーラス部材32及び第2ポーラス部材42の形状は自由に設定可能である。
・吸気ダクト10は傾けずに水平の状態で配設されるものであってもよい。こうした吸気ダクト10であっても、例えば吸気ダクト10の端部10a,10bの双方に排水経路50を設けるようにすれば、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
Claims (7)
- 壁面に開口部を有する筒状の本体部材と、
前記本体部材の内部に収容される筒状のポーラス部材と、を備える吸気ダクトであって、
前記ポーラス部材が、同ポーラス部材を軸方向の一端から他端に亘って延びる複数の境界線で分かれた複数のパーツからなり、
前記パーツのそれぞれが、前記境界線に沿って延びたリブを有しているとともに、
前記本体部材が、内面にシールリブが設けられた挟持部を有し、
隣り合う前記パーツの前記リブ同士が突き合わされた状態で、これらリブが前記シールリブを介して前記挟持部によって挟持されており、
前記挟持部と前記リブとの間の間隙のうち、前記シールリブよりも前記本体部材の径方向内側に位置する部分の水を外部に排出する排水経路が前記本体部材に形成されている吸気ダクト。 - 前記挟持部は、内面の一部に前記シールリブの設けられていない凹部を有しており、同凹部が設けられている部分では、同凹部が設けられていない部分よりも、前記リブとの間の間隙が部分的に大きくなっており、
前記排水経路が、前記凹部が設けられている部分における前記挟持部の内面と前記リブとの間の間隙と、同間隙を通じて前記シールリブよりも前記本体部材の径方向外側に流れ出た水を前記挟持部の外に排出する排水孔とを含む
請求項1に記載の吸気ダクト。 - 前記ポーラス部材の軸方向における一端が他端よりも鉛直方向下方に位置するように傾けて配設される吸気ダクトであり、
前記凹部が、前記ポーラス部材の軸方向における端部のうち当該吸気ダクトが配設された状態において鉛直方向下方に位置する端部を挟持している前記挟持部に設けられている
請求項2に記載の吸気ダクト。 - 前記排水孔が、前記ポーラス部材の軸方向における端部のうち当該吸気ダクトが配設された状態において鉛直方向下方に位置する端部を挟持している前記挟持部よりも鉛直方向下方に設けられ、
前記挟持部が、前記ポーラス部材の前記鉛直方向下方に位置する端部と前記排水孔との間の位置に、同排水孔が開口している面から同挟持部の内側に突出した遮水壁を有している
請求項3に記載の吸気ダクト。 - 前記ポーラス部材が、蛇腹部を有している
請求項1〜4のいずれか一項に記載の吸気ダクト。 - 前記蛇腹部が、前記ポーラス部材の軸方向端部に設けられている
請求項5に記載の吸気ダクト。 - 前記本体部材が、前記蛇腹部と係合する係合部を有している
請求項6に記載の吸気ダクト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013239243A JP6050217B2 (ja) | 2013-11-19 | 2013-11-19 | 吸気ダクト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013239243A JP6050217B2 (ja) | 2013-11-19 | 2013-11-19 | 吸気ダクト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015098832A JP2015098832A (ja) | 2015-05-28 |
JP6050217B2 true JP6050217B2 (ja) | 2016-12-21 |
Family
ID=53375593
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013239243A Active JP6050217B2 (ja) | 2013-11-19 | 2013-11-19 | 吸気ダクト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6050217B2 (ja) |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001073894A (ja) * | 1999-09-06 | 2001-03-21 | Inoac Corp | 吸気ダクト |
DE60008496D1 (de) * | 2000-03-24 | 2004-04-01 | Mobipay International S A | System und Verfahren für Fernbezahlungen und Transaktionen in Echtzeit mit Hilfe eines Mobiltelefons |
JP4254812B2 (ja) * | 2006-05-30 | 2009-04-15 | トヨタ紡織株式会社 | ダクト及びその製造方法 |
JP5084618B2 (ja) * | 2008-06-03 | 2012-11-28 | 株式会社Roki | 吸気ダクト |
JP5513277B2 (ja) * | 2010-06-24 | 2014-06-04 | タイガースポリマー株式会社 | 吸音材取付構造 |
JP2012193691A (ja) * | 2011-03-17 | 2012-10-11 | Sekiso:Kk | 吸気ダクト |
JP2013087680A (ja) * | 2011-10-17 | 2013-05-13 | Toyota Motor Corp | 通気ダクト |
-
2013
- 2013-11-19 JP JP2013239243A patent/JP6050217B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015098832A (ja) | 2015-05-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6347736B2 (ja) | オイルミストセパレータ | |
JP6302338B2 (ja) | オイルストレーナ | |
JP2008184939A (ja) | 樹脂製インテークマニホールド | |
JP2015004330A (ja) | オイルミストセパレータ及びその製造方法 | |
JP5673209B2 (ja) | エアクリーナの吸気ダクト接続構造 | |
JP4958733B2 (ja) | オイルストレーナ | |
JP6050217B2 (ja) | 吸気ダクト | |
JP6582955B2 (ja) | エアクリーナ | |
JP6253100B2 (ja) | リザーバタンク | |
JP2018071424A (ja) | 筒形エアクリーナ | |
JP2014231771A5 (ja) | ||
JP2018105217A (ja) | 内燃機関のエアクリーナ | |
JP6771368B2 (ja) | セパレーターのシール構造 | |
JP2015105591A (ja) | オイルストレーナ | |
JP2011038404A (ja) | エンジンの吸気装置 | |
JP2010048234A (ja) | 吸気ダクト | |
JP2018035701A (ja) | エアクリーナ | |
KR101384525B1 (ko) | 인테이크호스 | |
JP6826507B2 (ja) | 流体管路 | |
JP6610872B2 (ja) | 内燃機関の吸気装置 | |
JP2009150341A (ja) | 内燃機関の吸気構造 | |
JP6790810B2 (ja) | 内燃機関のエアクリーナ | |
JP6859848B2 (ja) | 内燃機関のエアクリーナ | |
JP4623468B2 (ja) | オイルストレーナ | |
JP6572813B2 (ja) | エアクリーナ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160125 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20161028 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20161101 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20161124 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6050217 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |