JP5673209B2 - エアクリーナの吸気ダクト接続構造 - Google Patents

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Description

本発明は、エアクリーナの吸気ダクト接続構造に関し、特に吸気ダクトと一体形成されたダクト下流部にエアクリーナ本体内部に突出するベルマウス部を備えたエアクリーナの吸気ダクト接続構造に関する。
従来、自動車等の車両に搭載されるエンジンでは、フレッシュエアダクト(以下、吸気ダクトと示す)からエアクリーナの内部へ吸入した空気をフィルタにより濾過し、エンジンの吸気ポートへ供給している。このエアクリーナは、ダーティ側空間を形成するエアクリーナ本体と、クリーン側空間を形成するカバー部材と、エアクリーナ本体とカバー部材との間に介在されたフィルタから形成され、エアクリーナ本体に接続された吸気ダクトの吸込み口から空気を導入し、フィルタにより塵埃等が除去された空気をカバー部材に接続された排出ダクトから導出するよう構成されている。
車両前部のエンジンルーム内には、エアクリーナ以外に、ラジエータやバッテリ等多数の車両装備品が配置されている。それ故、エンジンルームのレイアウトの制約上、エアクリーナと吸気ダクトとを接続してユニット化した後、このエアクリーナユニットを車体側へ組み付けることが難しいという問題があった。そこで、エアクリーナの車体への組み付けに際し、予めエアクリーナ単体を車体側部材に組み付けた後、吸気ダクトをエアクリーナの外側からエアクリーナ本体側に設けられた開口部へ差し込み係止させ、吸気ダクトとエアクリーナとを接続することにより、エアクリーナの車体への組み付け作業を行っている。
特許文献1に記載されたエアクリーナの吸気ダクト接続構造は、吸気ダクトの突起部を挿入可能な挿入孔とこの挿入孔と一体形成された突起受け部とをエアクリーナの前側壁部に形成し、吸気ダクトが、エアクリーナの開口部に嵌合する下流側筒部と、長さ方向中段部にエアクリーナ側へ突出する突起部と、突起部の先端部に設けられ突起受け部と係合可能な抜け止めフックを備えている。これにより、下流側筒部がエアクリーナの開口部に嵌合する際、突起部を挿入孔に挿入することにより下流側筒部と開口部との嵌合状態を目視することなく確認でき、突起受け部と抜け止めフックとの係合により下流側筒部と開口部との抜け止めを図っている。
特開2006−193006号公報
吸気ダクトから吸入された空気は、吸気ダクトを流れてエアクリーナ内部へ導入されるとき、開口部内縁付近でエアクリーナ本体から剥離し、剥離渦を生じることが知られている。この剥離渦は、エアクリーナ本体内部において空気流の乱れを誘起し、クリーン側空間へ流れる空気流の流路抵抗を増加し、この流路抵抗増加に伴いエンジン出力の低下を招く虞がある。
そこで、空気流の剥離現象を抑制する有効な手段の1つとして、エアクリーナ本体側開口部にベルマウス形状の空気導入部を設け、エアクリーナ本体内部へ導入される空気の流れを整流することが挙げられる。しかし、ベルマウス状空気導入部をエアクリーナ本体に一体成形する場合、ベルマウス部分がエアクリーナ本体内部へ突出する構造のため、その形状の成形が難しく、製造コストが高価になる。また、ベルマウス状空気導入部を単独に成形しエアクリーナ本体側開口部に別途装着する場合、部品点数の増加を招き、一体成形する場合と同様に製造コストが高価になる。
他方、吸気ダクトの下流端にベルマウス状空気導入部を一体形成する場合、吸気ダクトをエアクリーナの外側からエアクリーナ本体側開口部に挿通するため、開口部の内径を空気導入部のベルマウスの外径より大径に形成する必要が有る。それ故、吸気ダクトをエアクリーナ本体へ組み付けた後、吸気ダクトのダクト下流部の外周と開口部内縁との間に径の相違に応じた径方向の隙間を生じる。ダクト下流部の外周と開口部内縁との間の隙間は、エアクリーナへの塵埃、泥、雨水等の侵入や吸気騒音発生の原因になり、エアクリーナに対する吸気ダクト組み付け時における位置決め精度の確保が困難になる虞もある。
特許文献1の吸気ダクト接続構造では、エアクリーナに形成された挿入孔とこれに挿入可能な吸気ダクトに形成された突起部によりエアクリーナに対する吸気ダクト組み付け時の位置決めを精度良く行うことができる。しかし、挿入孔と突起部とをエアクリーナと吸気ダクトに夫々新設するため、製造コストが高価になる。しかも、依然として、吸気ダクト下流部の外周と開口部内縁との間の隙に起因する塵埃等の侵入や吸気騒音の発生が懸念される。
本発明の目的は、吸気ダクト下流部にベルマウス部を備えつつ、エアクリーナへの塵埃等の侵入や吸気騒音の発生を抑制でき、エアクリーナに対する吸気ダクト組み付け時の位置決め精度を確保できるエアクリーナの吸気ダクト接続構造等を提供することである。
請求項1のエアクリーナの吸気ダクト接続構造は、内部にフィルタを収容したエアクリーナ本体と、このエアクリーナ本体の開口部に接続された吸気ダクトとを備え、この吸気ダクトからエアクリーナ本体の内部に導入した空気をフィルタにより濾過して下流側へ導出可能なエアクリーナの吸気ダクト接続構造において、前記吸気ダクトと一体形成されたダクト下流部に、前記エアクリーナ本体の内部に突出し且つ下流側程拡径するよう形成されたベルマウス部と、このベルマウス部より上流側のダクト下流部の外周から径方向外側へ突出した位置決め凸部と、前記ベルマウス部より上流側のダクト下流部の外周から径方向外側へ突出した係止部とを設け、前記エアクリーナ本体の開口部が、前記ベルマウス部をエアクリーナ本体の外側から挿通可能な内径に形成され、前記位置決め凸部と摺接可能な位置決め凹部及び前記係止部と係合可能な係合凹部とを備え、前記ダクト下流部の外周に、前記位置決め凸部に連なり且つ径方向外側へ延びて前記開口部内縁とダクト下流部との隙を塞ぐための鍔部が形成されたことを特徴としている。
このエアクリーナの吸気ダクト接続構造では、吸気ダクトと一体形成されたダクト下流部に、エアクリーナ本体の内部に突出し且つ下流側程拡径するよう形成されたベルマウス部を設けているため、エアクリーナ本体内部における空気流の剥離現象を抑制することができ、空気流を整流することができる。また、ベルマウス部より上流側のダクト下流部の外周から径方向外側へ突出した位置決め凸部を形成し、エアクリーナ本体の開口部が位置決め凸部と摺接可能な位置決め凹部を備えているため、開口部の内径がベルマウス部をエアクリーナ本体の外側から挿通可能な内径に形成されたにも拘わらず、ダクト下流部の外周と開口部内縁との間の隙を塞ぐことができる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記ダクト下流部の外周に、前記位置決め凸部から下流側に延びる挿入ガイド部が形成されたことを特徴としている。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記ダクト下流部の外周に、径方向外側へ延び且つ前記開口部の外面部を覆うカバーフランジ部が形成されたことを特徴としている。
請求項4の発明は、請求項3の発明において、前記開口部内縁からエアクリーナ本体の上流側へ延びる受止壁部を形成し、前記カバーフランジ部は前記受止壁部の上流側端部に当接するように形成されたことを特徴としている。
請求項1の発明によれば、エアクリーナ内部の空気流を整流できるため、空気流の流路抵抗を低減でき、流路抵抗に起因するエンジン出力の低下を抑制することができる。ダクト下流部の外周と開口部内縁との間の隙を塞ぐことができるため、隙からエアクリーナ内部へ侵入する塵埃等や、隙からエアクリーナ外部へ漏洩する吸気騒音の発生を抑制することができる。また、ベルマウス部より上流側のダクト下流部の外周から径方向外側へ突出した係止部を形成し、エアクリーナ本体の開口部が係止部と係合可能な係合凹部を備えているため、開口部の内径をベルマウス部がエアクリーナ本体の外側から挿通可能な内径に形成したにも拘わらず、エアクリーナに対する吸気ダクト組み付け時の位置決め精度を確保することができる。しかも、位置決め凸部の径方向長さを調整することにより、単一のエアクリーナ本体の開口部に対してダクト径の異なる複数種類の吸気ダクトを組み付けることが可能になるため、仕様の異なるエンジンに対してエアクリーナを共通化することができ、製造コストの低廉化を図ることができる。
請求項2の発明によれば、エアクリーナの組み付け時において、吸気ダクトのエアクリーナ本体側開口部に対する組み付け性を改善することができる。
請求項3の発明によれば、吸気ダクトの組み付け時、吸気ダクトの挿入方向の位置決めを安定化でき、組み付け不良を防止できる。
請求項4の発明によれば、カバーフランジ部が受止壁部と協働してダクト下流部の外周と開口部内縁との間の隙を塞ぐため、隙のシール性と吸気ダクトの挿入方向の位置決め性とを両立することができる。
本発明の実施例1に係るエアクリーナを搭載した車両前部の要部の平面図である。 エアクリーナと吸気ダクトの斜視図である。 エアクリーナと吸気ダクトの縦断面図である。 図3のIV−IV線断面図である。 エアクリーナの斜視図である。 エアクリーナの正面図である。 導入開口部の正面図である。 本体部と後側固定部とラバーマウントの要部縦断面図である。 ラバーマウントの斜視図である。 ラバーマウントの縦断面図である。 図10のXI−XI線断面図である。 吸気ダクトの斜視図である。 吸気ダクトの側面図である。 図13のXIV−XIV線断面図である。 吸気ダクトの要部拡大図である。 図13のXVI−XVI線断面図である。
以下、本発明を実施するための形態について実施例に基づいて説明する。尚、本実施例では、車両前方を前側とし、車両左方を左側として説明する。
本発明のエアクリーナの吸気ダクト接続構造は、内部にフィルタを収容したエアクリーナの本体部と、この本体部の開口部に接続された吸気ダクトとを備え、この吸気ダクトから本体部の内部に導入した空気をフィルタにより濾過して下流側へ導出可能な構造である。 本実施例では、本発明を自動車用エアクリーナに適用した例について説明するが、本発明は、特に自動車に限られず、種々の分野のエアクリーナに適用可能である。
本発明の実施例1について図1〜図16に基づいて説明する。
図1に示すように、エアクリーナ10は、自動車1の前部に形成されたエンジンルーム2に配置されている。エンジンルーム2の左右両側にはフロントサイドフレーム3が配設され、エンジンルーム2の前側にはシュラウドフレーム4が配設されている。シュラウドフレーム4の左右両端部が左右のフロントサイドフレーム3の前端部に連結され、このシュラウドフレーム4にラジエータ(図示略)が取り付けられている。各フロントサイドフレーム3にはサイドブラケット5が連結されている。
エンジンルーム2には、その略中央部分にエンジン6が搭載され、このエンジン6の左側にバッテリ7が配置されている。エンジンルーム2の前側部分において、バッテリ7の直ぐ前側でシュラウドフレーム4に比較的近接した位置にエアクリーナ10が配置され、そのエアクリーナ10に接続された吸気ダクト20がエアクリーナ10の前側に接続されている。バッテリ7とエアクリーナ10は、夫々、フロントサイドフレーム3上に例えばブラケット(図示略)を介して取り付けられている。
始めに、エアクリーナ10について説明する。
図1〜図11に示すように、エアクリーナ10は、上下に分割可能な合成樹脂製の本体部11(エアクリーナ本体)とこの本体部11の上部を覆うカバー部12を備え、平面視にて左右方向に長い矩形状に構成されている。本体部11には、フィルタ13と、フィルタ収容部14と、導入開口部30(開口部)と、前側固定部15aと、1対の後側固定部15b等が設けられている。エアクリーナ10は、フィルタ13の下側に所定容量のダーティ側空間と、フィルタ13の上側に所定容量のクリーン側空間を夫々形成している。
フィルタ13は、不織布の濾材から形成され、大気中に含まれるダストや粉塵等を空気から分離し、浄化された空気をエンジン6へ供給している。フィルタ13は、濾材を蛇腹状に折畳み、樹脂枠や金属枠に嵌めて固定した乾式タイプ、或いは濾材にオイルを染み込ませて粉塵等の吸着力を高めたビスカスタイプ等が用いられ、本体部11の上部に形成されたフィルタ収容部14に収容されている。
図6,図7に示すように、導入開口部30は、本体部11の前側壁部においてフィルタ13より下方且つ本体部11の前側壁部の略中央位置に形成されている。導入開口部30は、基本形状が半径R0の略円形に形成され、この円周部分に、夫々、左右1対の上側位置決め凹部31と、下側位置決め凹部32と、左右1対の係合凹部33と、受止壁部34を備えている。左右1対の上側位置決め凹部31は、導入開口部30の上方位置に正面視にて導入開口部30の中心を通る鉛直直線に対して左右対称になるように形成され、基本円形状を径方向外側へ略三角形状に切欠くよう構成している。図7に示すように、左方の上側位置決め凹部31の左端部と右方の上側位置決め凹部31の右端部との左右方向の離隔距離は距離Aに設定されている。
下側位置決め凹部32は、導入開口部30の下端部分に形成され、基本円形状を径方向外側へ略矩形状に切欠くよう構成している。図7に示すように、下側位置決め凹部32の左端部と右端部との左右方向の離隔距離は距離Bに設定され、左右1対の上側位置決め凹部31の上端と下側位置決め凹部32の下端との上下方向の離隔距離は距離Cに設定されている。左右1対の係合凹部33は、導入開口部30の上下方向中段位置に正面視にて導入開口部30の中心を通る鉛直直線に対して左右対称になるように形成され、基本円形状を径方向外側へ略矩形状に切欠くよう構成している。図3,図4に示すように、受止壁部34は、左右1対の上側位置決め凹部31と下側位置決め凹部32と左右1対の係合凹部33及びこれら以外の領域において基本円形の内縁から本体部11の上流側(前方)へ延びるよう形成されている。
図5,図8に示すように、前側固定部15aは、本体部11の前側且つ中段位置に設けられている。1対の後側固定部15bは、本体部11の後側且つ上側位置に左右方向に隣り合うように設けられている。前側固定部15aと1対の後側固定部15bは、夫々、ラバーマウント40を介してフロントサイドフレーム3に固定されたブラケット(図示略)に支持されている。
図8〜図11に示すように、ラバーマウント40は、合成ゴムにより形成され、エアクリーナ側連結部41と、小径部42と、受け部43と、複数の鉛直ダンパー部44と、着座部45等により一体形成されている。エアクリーナ側連結部41は、部分円錐形に形成され、下部が上部に比べて大径に構成されている。エアクリーナ側連結部41の中央部には、上下方向に貫通する内筒部41aが形成されている。小径部42は、エアクリーナ側連結部41の下端に連なり、エアクリーナ側連結部41の下端より小径に形成されている。小径部42の内筒部42aは、内筒部41aと連続状に構成されている。
受け部43は、小径部42の下端に連なり、小径部42の下端より大径に形成されている。受け部43の内筒部43aには、内筒部43aの内径側上方に延びる延長部43bが形成されている。延長部43bの外周には、延長部43bと内筒部42a,43aを連結する複数の水平ダンパー部43cが設けられている。ラバーマウント40は、エアクリーナ側連結部41の下端と受け部43の上端が前側固定部15a及び1対の後側固定部15bを挟み込むことにより、エアクリーナ10に対して固定されている。
複数の鉛直ダンパー部44は、受け部43の下端と環状に形成された着座部45の上端との間に設けられている。各鉛直ダンパー部44は、着座部45上に均等角度毎、例えば60°毎になるよう6個配置されている。着座部45の中央部には、延長部43bに連なる円錐状の内筒部45aが形成されている。着座部45の下端がブラケットに着座し、延長部43bと内筒部45aが車体側ブラケットに形成された支持部材と面接触可能に構成されている。これにより、エアクリーナ10側から受け部43に作用する上下方向の荷重を鉛直ダンパー部44により減衰でき、エアクリーナ10の揺れに起因した着座部45の磨耗を抑制することができる。それ故、磨耗に伴うラバーマウント40のばね定数の変化を防止し、エアクリーナ10を安定的に支持することができる。尚、ラバーマウント40のばね定数は、鉛直ダンパー部44の個数や厚みの調整により任意に設定することができる。
図1,図3,図6に示すように、カバー部12は、略直方体形状に形成され、導出開口部16を備えている。導出開口部16は、カバー部12の右側壁部の略中央位置に形成され、右側へ延びる排出ダクト17が接続されている。(図1参照)これにより、フィルタ13にて浄化された空気流が排出ダクト17を介してエンジン6に供給される。
次に、吸気ダクト20について説明する。
図1〜図4,図12〜図16に示すように、吸気ダクト20は、合成樹脂により前後2分割形成され、ダクト上流部21と、ダクト中間部22と、ダクト下流部23等により構成されている。ダクト上流部21は、その上流端部にアーチ状に形成された頭部24を備えている。頭部24は、上面の曲率半径が略一定に形成され、左右端部分が左右1対の締結部材8によりシュラウドフレーム4の左側部分に締結固定されている。図16に示すように、頭部24には、断面矩形状の吸込み口24aが形成されている。これにより、吸込み口24aから吸い込まれた空気が、ダクト上流部21に沿って車両後方へ流れる。
尚、排気量が大きなエンジンに適用する場合、図16に仮想線で示すように、吸込み口24aの開口断面積が大きく形成された頭部24を用いることにより、エアクリーナ10を共通化することができる。
ダクト中間部22は、ダクト上流部21の下流端に連なり、正面視にて略L字状に形成されている。ダクト中間部22は、ダクト上流部21の下流端から略水平状に左方へ延びる水平部22aと、水平部22aの下流端(左側端部)から直交状に下方へ延びる鉛直部22bを備えている。鉛直部22bの上側左端部分には、吸気音を消音するためのレゾネータ25が設けられている。鉛直部22bの下端部には、レゾネータ25と異なる周波数帯の騒音を消音可能なレゾネータ26が設けられている。これにより、ダクト上流部21から導入された空気は、水平部22aに沿って水平方向左方へ流れた後、鉛直部22bに沿って鉛直方向下方に流れる。
ダクト下流部23は、ダクト中間部22(鉛直部22b)の下流部に連なり、車体後方へ略直線状に延び導入開口部30と接続可能に形成されている。ダクト下流部23は、上流側部分(前側部分)を形成する筒状部23aと、下流側部分(後側部分)を形成するベルマウス部23b等を備えている。図4に示すように、筒状部23aは、導入開口部30の半径R0よりも小さい半径R1を有する管状に形成され、下流端がベルマウス部23bの上流端と連続するように一体形成されている。図15に示すように、ベルマウス部23bは、下流側程拡径するよう緩やかな湾曲形状に形成され、その下流端の半径R2は筒状部23aの半径R1よりも大きく且つ導入開口部30の半径R0よりも小さな半径に設定されている。
図3,図4,図12〜図15に示すように、筒状部23aの外周には、左右1対の上側位置決め凸部51と、下側位置決め凸部52と、左右1対の係止部53と、鍔部54と、カバーフランジ部55等が設けられている。左右1対の上側位置決め凸部51は、筒状部23aの上方位置に平面視にて正方形状であって正面視にて筒状部23aの中心軸線Lに直交する鉛直直線に対して左右対称になるように形成され、筒状部23aの外周から径方向外側へ上側位置決め凹部31に応じた突出量になるよう略三角形状に突出形成されている。図14に示すように、左方の上側位置決め凸部51の左端部と右方の上側位置決め凸部51の右端部との左右方向の離隔距離は距離Aに設定されている。それ故、本体部11の導入開口部30に対して吸気ダクト20を組み付ける時、左右1対の上側位置決め凸部51と左右1対の上側位置決め凹部31は摺接可能に構成されている。
図12〜図15に示すように、左右1対の上側位置決め凸部51の下流側部分(後側部分)には、夫々、左右1対の上側挿入ガイド部56が形成されている。左右1対の上側挿入ガイド部56は、夫々、左右1対の上側位置決め凸部51の上端に連なり上側位置決め凸部51から下流側へ延びるよう形成され、下流側程下方に移行し且つ筒状部23aの外周からの突出量が小さくなるよう構成されている。図14に示すように、左方の上側挿入ガイド部56の左端部と右方の上側挿入ガイド部56の右端部との左右方向の離隔距離は、上流端部において左右1対の上側位置決め凸部51と同様に距離Aに設定され、下流側程離隔距離が小さくなるよう設定されている。
下側位置決め凸部52は、筒状部23aの下端部分に平面視にて格子状に形成され、筒状部23aの外周から径方向外側へ下側位置決め凹部32に応じた突出量になるよう突出形成されている。図15に示すように、下側位置決め凸部52の左端部と右端部との左右方向の離隔距離は距離Bに設定され、左右1対の上側位置決め凸部51の上端と下側位置決め凸部52の下端との上下方向の離隔距離は距離Cに設定されている。それ故、本体部11の導入開口部30に対して吸気ダクト20を組み付ける時、下側位置決め凸部52と下側位置決め凹部32は摺接するよう構成されている。
図12,図13,図15に示すように、下側位置決め凸部52の下流側部分(後側部分)には、左右方向に並設された3つの下側挿入ガイド部57が形成されている。各下側挿入ガイド部57は、夫々、筒状部23aの外周から径方向外側へ突出して下側位置決め凸部52の下端に連なり、下側位置決め凸部52から下流側へ延びるよう形成されている。各下側挿入ガイド部57は、下流側程上方に移行し且つ筒状部23aの外周からの突出量が小さくなるよう構成されている。図15に示すように、左方の下側挿入ガイド部57の左端部と右方の下側挿入ガイド部57の右端部との左右方向の離隔距離は、上流端部において下側位置決め凸部52と同様に距離Bに設定され、下流側程離隔距離が小さくなるよう設定されている。
図4,図12,図13,図15に示すように、左右1対の係止部53は、筒状部23aの上下方向中段位置に正面視にて筒状部23aの中心軸線Lに直交する鉛直直線に対して左右対称になるよう形成されている。左右1対の係止部53は、夫々、楔状に形成され、左右1対の支持部58に対して中心軸線L側へ弾性変形可能に一体形成されている。図4に示すように、係止部53は、下流側程中心軸線Lに近接する後側斜面53aと、後側斜面53aの上流端に連なり下流側程中心軸線Lから離隔する前側斜面53bと、筒状部23a側に面する裏面53c等を備えている。係止部53は、後側斜面53aの下流端部分で支持部58と連結され、後側斜面53aと前側斜面53bとの稜部(境界部分)は支持部58より筒状部23aの径方向外側へ突出している。
左右1対の支持部58は、筒状部23aの上下方向中段位置に正面視にて筒状部23aの中心軸線Lに直交する鉛直直線に対して左右対称になるように形成され、筒状部23aの外周から径方向外側へ係合凹部33に応じた突出量になるよう突出形成されている。支持部58には、係止部53による中心軸線L方向への弾性変形を許容するために裏面53cに対応した部分に凹部が形成されている。それ故、本体部11の導入開口部30に対して吸気ダクト20を組み付ける時、始めに左右1対の支持部58と左右1対の係合凹部33の内縁が摺接し、次に係合凹部33の内縁が後側斜面53aと摺接した後、最後に係合凹部33の内縁は前側斜面53bと摺接している。
鍔部54は、左右1対の上側位置決め凸部51の間、左右夫々の上側位置決め凸部51と左右1対の支持部58との間、及び左右夫々の支持部58と下側位置決め凸部52との間を筒状部23aの外周上において夫々連結するよう略環状に形成されている。鍔部54は、各上側位置決め凸部51、下側位置決め凸部52及び各支持部58に連なり且つ筒状部23aの径方向外側へ受止壁部34の内側面に対して当接可能な突出量になるよう突出形成されている。それ故、本体部11の導入開口部30に対して吸気ダクト20を組み付けた時、鍔部54の外縁が受止壁部34の内側面に当接し、導入開口部30と筒状部23aの外周との径方向の隙を塞ぐことができる。
カバーフランジ部55は、鍔部54よりも上流側の筒状部23aの外周上に形成されている。カバーフランジ部55は、鍔部54及び導入開口部30の外面部である受止壁部34よりも筒状部23aの径方向外側へ延び、導入開口部30に形成された受止壁部34を覆うよう形成されている。カバーフランジ部55は受止壁部34の上流側端部に当接したとき、係合凹部33の内縁と前側斜面53bとが当接して係合可能な位置に設けられている。それ故、本体部11の導入開口部30に対して吸気ダクト20を組み付けた時、カバーフランジ部55の後面が受止壁部34の上流側端部に当接して導入開口部30(受止壁部34の内側面)と筒状部23aとの隙を塞ぐと同時に、係合凹部33の内縁と前側斜面53bとを当接させて吸気ダクト20の抜け止め機能を得ることができる。
図2,図12,図14,図15に示すように、カバーフランジ部55には、筒状部23aの径方向外側へ延びる左右1対の突起部59が形成されている。突起部59はエンジン6の種類毎に設置する位置、幅、厚み等が設定されており、この突起部59が嵌合可能な左右1対の嵌合部18が本体部11の前側壁部に形成されている。これにより、エンジン6の種類に対応したエアクリーナ10と、これに対応した吸気ダクト20の組み合わせを対応付けて規定することができ、吸気ダクト20の誤組み付け防止を図ることができる。
次に、エアクリーナ10及び吸気ダクト20の組み付け工程について説明する。
まず、エアクリーナ10をエンジンルーム2の前側部分において、導入開口部30が前方を向く状態でシュラウドフレーム4へ後側から近接させ、エアクリーナ10をラバーマウント40を介してフロントサイドフレーム3のブラケットに固定する。
エアクリーナ10の組み付け後、吸気ダクト20をエアクリーナ10の前方上側からシュラウドフレーム4及び本体部11の導入開口部30に対して位置決めし、ダクト下流部23のベルマウス部23bを導入開口部30内へ挿入する。
ダクト下流部23の挿入工程初期、左右1対の上側挿入ガイド部56の外縁が夫々左右1対の上側位置決め凹部31に形成された受止壁部34の内側面に摺接し、3つの下側挿入ガイド部57の外縁が下側位置決め凹部32に形成された受止壁部34の内側面に摺接しているため、ダクト下流部23の挿入移動に同期して導入開口部30に対するダクト下流部23の位置が調整される。このとき、左右1対の支持部58は、上側挿入ガイド部56と下側挿入ガイド部57の誘導機能により、夫々左右1対の係合凹部33に対応する位置に調整され、左右1対の係止部53の後側斜面53aが左右1対の係合凹部33に形成された受止壁部34の内側面に摺接している。
ダクト下流部23の挿入工程中期、左右1対の上側位置決め凸部51と下側位置決め凸部52と左右1対の支持部58は、受止壁部34の内側面に摺接しながら本体部11の内側(下流側)へ移行する。このとき、鍔部54の外縁は受止壁部34の内側面に摺接している。左右1対の係止部53は、夫々の後側斜面53aと前側斜面53bの稜部が左右1対の係合凹部33に形成された受止壁部34の内側面に摺接しているため、中心軸線L側へ弾性変形している。
ダクト下流部23の挿入工程後期、左右1対の係止部53の後側斜面53aと前側斜面53bの稜部が左右1対の係合凹部33の内縁を通過した後、係合凹部33の内縁と前側斜面53bとが摺接している。カバーフランジ部55が受止壁部34の上流側端部に当接した時点で、挿入作業を終える。このとき、係止部53の後側斜面53aが係合凹部33の内縁と当接しているため、カバーフランジ部55と係止部53により吸気ダクト20は挿入方向において位置決めされている。最後に、吸気ダクト20の頭部24を左右1対の締結部材8によりシュラウドフレーム4に締結固定してエアクリーナ10及び吸気ダクト20の組み付けを完了する。
この実施例に係るエアクリーナの吸気ダクト接続構造の作用・効果について説明する。
このエアクリーナの吸気ダクト接続構造では、吸気ダクト20と一体形成されたダクト下流部23に、本体部11の内部に突出し且つ下流側程拡径するよう形成されたベルマウス部23bを設けているため、本体部11内部における空気流の剥離現象を抑制することができ、空気流を整流することができる。それ故、空気流の流路抵抗を低減でき、流路抵抗に起因するエンジン出力の低下を抑制することができる。
筒状部23aの外周から径方向外側へ突出した上側位置決め凸部51と下側位置決め凸部52を形成し、本体部11の導入開口部30が位置決め凸部51,52と摺接可能な位置決め凹部31,32を備えているため、ダクト下流部23の外周と導入開口部30内縁との間の隙を塞ぐことができ、筒状部23aの外周に、各位置決め凸部51,52に連なり且つ径方向外側へ延びて導入開口部30内縁と筒状部23aとの隙を塞ぐための鍔部54が形成されているため、筒状部23aの外周と導入開口部30内縁との間の径方向の隙を塞ぐことができる。それ故、導入開口部30の内径をベルマウス部23bが本体部11の外側から挿通可能な内径半径R0に形成したにも拘わらず、径方向の隙からエアクリーナ10内部へ侵入する塵埃等や隙からエアクリーナ10外部へ漏洩する吸気騒音の発生を抑制することができる。
また、筒状部23aの外周から径方向外側へ突出した係止部53を形成し、導入開口部30が係止部53と係合可能な係合凹部33を備えているため、導入開口部30の内径をベルマウス部23bが本体部11の外側から挿通可能な内径に形成したにも拘わらず、エアクリーナ10に対する吸気ダクト20の組み付け時の位置決め精度を確保することができる。しかも、位置決め凸部51,52の径方向長さを調整することにより、単一の導入開口部30に対してダクト径の異なる複数種類の吸気ダクト20を組み付けることが可能になるため、仕様の異なるエンジン6に対してエアクリーナ10を共通化することができ、製造コストの低廉化を図ることができる。
筒状部23aの外周に、各位置決め凸部51,52から下流側に延びる各挿入ガイド部56,57が形成されているため、エアクリーナ10の組み付け時において、吸気ダクト20の導入開口部30に対する組み付け性を改善することができる。
筒状部23aの外周に、径方向外側へ延び且つ導入開口部30の外面部を覆うカバーフランジ部55が形成されているため、吸気ダクト20の組み付け時、吸気ダクト20の挿入方向の位置決めを安定化でき、組み付け不良を防止できる。
導入開口部30内縁から本体部11の上流側へ延びる受止壁部34を形成し、カバーフランジ部55は受止壁部34の上流側端部に当接するように形成されているため、カバーフランジ部55が受止壁部34と協働して筒状部23aの外周と導入開口部30内縁との間の隙を塞ぐことができ、隙のシール性と吸気ダクト20の挿入方向の位置決め性とを両立することができる。
次に、前記実施例を部分的に変更した変形例について説明する。
1〕前記実施例においては、左右1対の上側位置決め凸部と下側位置決め凸部を形成し、これら位置決め凸部に応じた左右1対の上側位置決め凹部と下側位置決め凹部を設けた例を説明したが、少なくとも1つの位置決め凸部とこの位置決め凸部に応じた1つの位置決め凹部を形成することも可能であり、また、位置決め凸部とこれに対応する位置決め凹部とを3箇所以上複数箇所に設けても良い。
2〕前記実施例においては、正面視にて略L字状の吸気ダクトの例を説明したが、特に吸気ダクトの形状は略L字状に限られず、略I字状等何れの形状であっても良い。また、エアクリーナが上部にクリーン側空間及び下部にダーティ側空間を備えた例を説明したが下部にクリーン側空間及び上部にダーティ側空間を備えたエアクリーナにも適用可能である。
3〕その他、当業者であれば、本発明の趣旨を逸脱することなく、前記実施例に種々の変更を付加した形態で実施可能であり、本発明はそのような変更形態も包含するものである。
本発明は、吸気ダクトと一体形成されたダクト下流部にエアクリーナ本体内部に突出するベルマウス部を備え、エアクリーナ本体にダクト下流部の位置決め凸部と摺接可能な位置決め凹部とダクト下流部の係止部と係合可能な係合凹部とを形成することにより、エアクリーナへの塵埃等の侵入や吸気騒音の発生を抑制でき、エアクリーナに対する吸気ダクト組み付け時の位置決め精度を確保することができる。
10 エアクリーナ
11 本体部
13 フィルタ
20 吸気ダクト
23 ダクト下流部
23a 筒状部
23b ベルマウス部
30 導入開口部
31 上側位置決め凹部
32 下側位置決め凹部
33 係合凹部
34 受止壁部
51 上側位置決め凸部
52 下側位置決め凸部
53 係止部
54 鍔部
56 上側挿入ガイド部
57 下側挿入ガイド部



Claims (4)

  1. 内部にフィルタを収容したエアクリーナ本体と、このエアクリーナ本体の開口部に接続された吸気ダクトとを備え、この吸気ダクトからエアクリーナ本体の内部に導入した空気をフィルタにより濾過して下流側へ導出可能なエアクリーナの吸気ダクト接続構造において、
    前記吸気ダクトと一体形成されたダクト下流部に、前記エアクリーナ本体の内部に突出し且つ下流側程拡径するよう形成されたベルマウス部と、このベルマウス部より上流側のダクト下流部の外周から径方向外側へ突出した位置決め凸部と、前記ベルマウス部より上流側のダクト下流部の外周から径方向外側へ突出した係止部とを設け、
    前記エアクリーナ本体の開口部が、前記ベルマウス部をエアクリーナ本体の外側から挿通可能な内径に形成され、前記位置決め凸部と摺接可能な位置決め凹部及び前記係止部と係合可能な係合凹部とを備え、
    前記ダクト下流部の外周に、前記位置決め凸部に連なり且つ径方向外側へ延びて前記開口部内縁とダクト下流部との隙を塞ぐための鍔部が形成されたことを特徴とするエアクリーナの吸気ダクト接続構造。
  2. 前記ダクト下流部の外周に、前記位置決め凸部から下流側に延びる挿入ガイド部が形成されたことを特徴とする請求項1に記載のエアクリーナの吸気ダクト接続構造。
  3. 前記ダクト下流部の外周に、径方向外側へ延び且つ前記開口部の外面部を覆うカバーフランジ部が形成されたことを特徴とする請求項1又は2に記載のエアクリーナの吸気ダクト接続構造。
  4. 前記開口部内縁からエアクリーナ本体の上流側へ延びる受止壁部を形成し、
    前記カバーフランジ部は前記受止壁部の上流側端部に当接するように形成されたことを特徴とする請求項3に記載のエアクリーナの吸気ダクト接続構造。
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