JP4574374B2 - エアクリーナ装置 - Google Patents

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この発明は、車両のエンジン吸気のろ過等に用いるエアクリーナ装置に関する。
従来、上記エアクリーナ装置として、例えば特許文献1に開示されたものがある。
特開平10−131816号公報
上記従来技術においては、円筒状をなすウレタンフォーム製のエアクリーナエレメントをエアクリーナケース内のエレメントホルダの外周に装着し、その両端部にエレメントホルダのエンドプレートのフランジ部とエアクリーナケースの壁部に設けられたフランジ部とを食い込ませることで、エアクリーナエレメント内外のシールを行いつつこれを保持するようにしている。
ところで、近年のエアクリーナ装置においては、そのろ過性能を高めるべくろ紙あるいは不織布を用いたエアクリーナエレメントを採用することがあるが、このような場合でも、上記従来技術の如く簡素な構造でシールを行いつつエアクリーナエレメントを保持できるような構成が要望されている。
そこでこの発明は、ろ紙あるいは不織布を用いたエアクリーナエレメントを採用した場合でも簡素な構造でシールを行いつつエアクリーナエレメントを保持できるエアクリーナ装置を提供する。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載した発明は、エアクリーナケース(2,52,102)内にエアクリーナエレメント(4,54,104)及びこれを支持するエレメントホルダ(3,53,103)を取り付けたエアクリーナ装置(1,51,101)において、前記エアクリーナエレメント(4,54,104)及びエレメントホルダ(3,53,103)を有底筒状に形成し、前記エアクリーナエレメント(4,54,104)の底部(33,83,133)をエレメントホルダ(3,53,103)の底部(16,66,116)に着脱自在に取り付け、吸気を通過させるエレメント本体(31)が、有底筒状に形成される前記エアクリーナエレメント(4,54,104)の筒部を形成し、前記エレメントホルダ(3,53,103)の底部(16,66,116)と前記エアクリーナエレメント(4,54,104)の底部(33,83,133)とが互いに当接すると共に、前記エアクリーナエレメント(4,54,104)が、筒状のエレメント本体(31)の一端に底板(33,83,133)を固定すると共に他端には環状プレート(32)の一側を取り付け、該環状プレート(32)の他側にはシール部材(48)を設け、前記シール部材(48)が、前記エアクリーナケース(2)の壁部(7)あるいはエレメントホルダ(53,103)に設けた突出部(49,71,125)に密接することを特徴とする。
この構成によれば、ろ紙あるいは不織布を用いてなるエアクリーナエレメントを採用した場合でも、そのエレメント本体の一端に固定される底板(底部)をエレメントホルダの底部に着脱することのみで、エアクリーナエレメントのエアクリーナケースへの取り付け及び取り外しを行うことが可能となる。
この構成によれば、エアクリーナエレメントの底板をエレメントホルダの底部に着脱する際、他端側のシール部材によるエレメント内外(吸気上流側及び下流側)のシール及びその解除を同時に行うことが可能となる。
また、エアクリーナケースの壁部あるいはエレメントホルダの突出部にシール部材を密接させることで、シール部材が平坦部に密接する場合と比べてシール性を向上させることが可能となる。
請求項2に記載した発明は、前記エレメントホルダ(3)が前記エアクリーナケース(2)に固定されると共に、前記エアクリーナケース(2)の壁部(7)に前記突出部(49)が形成されることを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、前記エレメントホルダ(3)が、前記エアクリーナケース(2)のケースカバー(7)側に固定されることを特徴とする。
請求項4に記載した発明は、前記エレメントホルダ(3)及びエアクリーナエレメント(4)の各底部(16,33)が、締結部材(41,42)を用いて互いに締結されると共に、前記締結部材(41,42)に対向するように、前記エアクリーナケース(2)のケース本体(5)の内側に突出するボス部(45)が設けられることを特徴とする。
請求項5に記載した発明は、前記エレメントホルダ(3)及びエアクリーナエレメント(4)の各底部(16,33)が、前記締結部材(41,42)に向かって凹むテーパ状に形成され、このテーパ形状内に前記ボス部(45)が配置されることを特徴とする。
この発明によれば、ろ紙あるいは不織布を用いたエアクリーナエレメントを採用してろ過性能を高めると共に、その取り付け部としてエレメントホルダの底部を利用することでエレメント取り付け用の専用部品を不要にして構造の簡素化を図ることができる。
この発明によれば、エアクリーナエレメントの着脱とエレメント内外のシール及びその解除を同時に行うことでメンテナンス時の作業工数を削減することができる。
この発明によれば、シール部材によるシール性を容易かつ効果的に向上させることができる。
以下、この発明の各実施例について図面を参照して説明する。
図1は、第一実施例におけるエアクリーナ装置1を右側から見た側面図であり、本図及び図2に示すように、エアクリーナ装置1は、エアクリーナケース2内に、エレメントホルダ3を介してエアクリーナエレメント4を取り付けた構成を有する。以下、図中矢印UPを上方、FRを前方、LHを左方として説明する。
エアクリーナケース2は、右方に向けて開口する箱型のケース本体5と、該ケース本体5のケース開口6を閉塞するように設けられるケースカバー7とを有してなる。エアクリーナケース2の後壁部には吸入ダクト8が取り付けられ、エアクリーナケース2の右側壁部(ケースカバー7)には吐出ダクトとしてのコンチューブ9が取り付けられる。ケース本体5及びケースカバー7は例えばPP等の樹脂製とされ、吸入ダクト8及びコンチューブ9は例えばEPDM等のゴム製とされる。
コンチューブ9は、ケースカバー7の右側において前後に延在するもので、その基端部外周の外嵌合溝10がカバー開口11内周に嵌合することでこれに取り付けられると共に、その先端部はキャブレター等の吸気口に金属バンド12を用いて締結される。
カバー開口11は側面視円形とされ、該カバー開口11と同心となるように、有底円筒状をなすエアクリーナエレメント4及びエレメントホルダ3がエアクリーナケース2内に収容される。すなわち、エアクリーナエレメント4及びエレメントホルダ3は、その軸線Cが左右方向に沿うように配置されている。
エレメントホルダ3は、エアクリーナエレメント4の内側に入り込んだ状態でこれを支持するもので、このようなエレメントホルダ3及びエアクリーナエレメント4が、その開口部をカバー開口11近傍に密接させるようにしてエアクリーナケース2に取り付けられる。これにより、前記開口部において、エレメント外側の吸気上流側とエレメント内側の吸気下流側との間のシールがなされる。
ここで、エアクリーナ装置1は、車両のエンジン(内燃機関)への吸気のろ過に用いられるもので、前記エンジンで発生する吸気負圧により、吸入ダクト8からエアクリーナケース2内の吸気上流側(エレメント外側)に外気が導入され、この外気が吸気下流側に流通する際にエアクリーナエレメント4を通過してろ過される。ろ過後の外気は、コンチューブ9及び前記キャブレター等を介して燃料との混合気となってエンジンに供給される。
図5を併せて参照して説明すると、エレメントホルダ3は、その外周を形成する内外筒13,14と、これら内外筒13,14の右側端に取り付けられるフロントプレート15と、内外筒13,14の左側端に取り付けられるエンドプレート16とを有してなる。
外筒14は例えば薄鋼板製のパンチングプレートからなり、その内周側に間隙を有して配される内筒13は例えば細目のワイヤーネットからなる。これら内外筒13,14は、前記エンジンからの火炎等によるエアクリーナエレメント4の汚れや損傷を効果的に防止するべく二重のフレームトラップとして機能する。
フロントプレート15は、軸線Cに直交する薄鋼板を軸線Cを中心とした環状に形成してプレート本体17とし、該プレート本体17の中央開口には右方に突出するフランジ部18を全周に渡って形成すると共に、該フランジ部18の内周には円筒状をなす薄鋼板製のインナパイプ19の右部外周を嵌合させてなる。
フロントプレート15には、その外縁部を左右で挟み込むべく径方向で折り返す薄鋼板製のリム20が取り付けられる。このリム20の左側には、左方に突出するフランジ部21が全周に渡って形成され、該フランジ部21の外周に外筒14の右端部の内周が嵌合する。一方、フロントプレート15におけるフランジ部21とインナパイプ19との間には、左方に突出する丸ビード部22が全周に渡って形成され、該丸ビード部22の外縁に内筒13の右端が当接する。
エンドプレート16は、軸線Cに直交する薄鋼板を軸線Cを中心とした円形とし、その中央部には外周部23を残して右方に突出する突出部24を形成すると共に、外周部23の外縁には右方に突出するフランジ部25を全周に渡って形成してなる。突出部24は軸線Cを中心としたすり鉢状をなすもので、その傾斜壁部26の左端とフランジ部25との間(外周部23)には内筒13の左端が当接する。一方、フランジ部25の内周には外筒14の左端部の外周が嵌合する。
上述のような内外筒13,14、フロントプレート15、及びエンドプレート16が溶接等により接合されることで、エレメントホルダ3が一体に構成される。このようなエレメントホルダ3が、フロントプレート15の外縁部を、コンチューブ9の基端部における外嵌合溝10左側内周に形成された内嵌合溝27に嵌合させることで、コンチューブ9を介してケースカバー7すなわちエアクリーナケース2に保持される。
図3,4を併せて参照して説明すると、エアクリーナエレメント4は、その外周を形成するエレメント本体31と、該エレメント本体31の右側端に取り付けられるフロントプレート(環状プレート)32と、エレメント本体31の左側端に取り付けられるエンドプレート(底板)33とを有してなる。
エレメント本体31は、ろ紙(あるいは不織布)を蛇腹状に折り、その折れ線を軸線Cと平行にして該軸線Cを中心とした円筒状に形成してなる。このようにろ紙を蛇腹状に折り畳んで使用するのは、吸気の通過面積を増加させてろ過性能の向上を図るためである。このようなエレメント本体31が、エレメントホルダ3の外周にこれと近接して配置される。
フロントプレート32は、軸線Cに直交する薄鋼板を軸線Cを中心とした環状に形成し、その内外縁には左方に突出するフランジ部34をそれぞれ形成してなる。このようなフロントプレート32が、エレメント本体31の右端部を覆うようにしてこれに嵌合する。
エンドプレート33は、軸線Cに直交する薄鋼板を軸線Cを中心とした円形とし、その中央部にはエレメントホルダ3の突出部24に左側から整合するすり鉢状の突出部35を形成すると共に、その外周側にはエレメントホルダ3の外周部23に左側から当接する当接部36を形成し、かつ当接部36の外周側には左方への変化部を介して平坦部37を形成すると共に、該平坦部37の外縁(エンドプレート16の外縁)には右方に突出するフランジ部38を形成してなる。
平坦部37の右側面にはエレメント本体31の左端が当接すると共に、フランジ部38の内周にはエレメント本体31の左端部の外周が嵌合する。
上述のようなエレメント本体31、フロントプレート32、及びエンドプレート33が接着等により接合されることで、エアクリーナエレメント4が一体に構成される。
エレメントホルダ3の突出部24は、その底壁部39をエアクリーナエレメント4の突出部35の底壁部40から離間させるべく右方に延出している。このとき、傾斜壁部26の底壁部39寄りの部位は、その傾斜を緩めて底壁部39を若干拡大させるように形成される。このような底壁部39の左側面にはナット41が溶接されている。
そして、上記ナット41にエアクリーナエレメント4の底壁部40を貫通したボルト42が締め込まれることで、エレメントホルダ3のエンドプレート16とエアクリーナエレメント4のエンドプレート33とが互いに整合した状態で締結される。なお、エレメントホルダ3の突出部24は、エアクリーナエレメント4の左右方向での中央近傍まで突出しており、このような突出部24がすり鉢状に形成されることで、エレメントホルダ3内に導入された外気が吸気下流側に向けてスムーズに導かれる。
ここで、エアクリーナケース2の左側には、例えばバッテリ等の他部品を取り付け可能とされており、この他部品用の取り付け部43がケース本体5の左側壁部に形成されると共に、該取り付け部43における軸線C上となる部位には、前記他部品固定用のナット44をインサートしてなるボス部45が、右方すなわちエアクリーナケース2内に突出するように設けられる。
このボス部45には、例えばEPDM等のゴム製のラバーキャップ46が装着されており、このラバーキャップ46の先端外周には、エアクリーナエレメント4の突出部35の内側に密接可能な拡径部47が形成される。この拡径部47が突出部35内側に密接することで、エアクリーナエレメント4及びエレメントホルダ3の各底部(各エンドプレート16,33)が、左方への移動並びに軸線Cに対する傾き等を規制された状態で支持される。
エアクリーナエレメント4のフロントプレート15の右側面には、ウレタンフォーム材等からなるシール部材48が全周に渡って貼付されると共に、エアクリーナケース2(ケースカバー7)におけるシール部材48と対向する部位には、左方に突出するフランジ部(突出部)49が全周に渡って形成されている。このフランジ部49は、エアクリーナエレメント4がエアクリーナケース2に取り付けられた状態で、シール部材48に食い込むように設けられている。
この実施例におけるエアクリーナ装置1は上述の構成を有しており、次に、エアクリーナケース2に対してエアクリーナエレメント4を着脱する際の手順について説明する。
まず、エアクリーナケース2にエアクリーナエレメント4を取り付ける際には、予めケース本体5から取り外したケースカバー7のカバー開口11内縁部にコンチューブ9の外嵌合溝10を嵌合させることで、ケースカバー7にコンチューブ9を取り付けると共に、該コンチューブ9の内係合溝27にエレメントホルダ3の外縁部を嵌合させることで、コンチューブ9及びケースカバー7にエレメントホルダ3を取り付ける。
その後、エレメントホルダ3にそのエンドプレート16側から軸線Cに沿ってエアクリーナエレメント4を被せるように装着し、エアクリーナエレメント4のエンドプレート33をエレメントホルダ3のエンドプレート16に整合させた状態で、これらをボルト42及びナット41により締結する。このとき、エアクリーナエレメント4の開口側に位置するシール部材48が、エアクリーナケース2に立接されたフランジ部49に押し付けられて密接することで、エレメント内外でのシールがなされる。
このように一体的に組み付けられたケースカバー7、コンチューブ9、エレメントホルダ3、及びエアクリーナエレメント4を、予め車体に固定されたケース本体5に取り付ける際には、まず、ケース本体5内にそのケース開口6の右側からエアクリーナエレメント4及びエレメントホルダ3を差し入れつつ、該ケース開口6にその右側からケースカバー7を装着する。このとき、エアクリーナエレメント4及びエレメントホルダ3は、その軸線Cが左右方向に沿うように配置されており、このエアクリーナエレメント4の底部にその左側からラバーキャップ46が当接することで、該エアクリーナエレメント4の底部が支持される。この状態で、ケース本体5にケースカバー7を複数のビスを用いて締結すると共に、コンチューブ9の先端部をキャブレター等に締結することで、エアクリーナエレメント4のエアクリーナケース2への取り付けが完了する。
一方、エアクリーナケース2からエアクリーナエレメント4を取り外す際には、まず、ケースカバー7のケース本体5への締結及びコンチューブ9のキャブレター等への締結を解除し、ケース本体5からエアクリーナエレメント4及びエレメントホルダ3を右側に引き出すようにして、ケース本体5のケース開口6からケースカバー7を右側に取り外す。その後、エアクリーナエレメント4のエンドプレート33とエレメントホルダ3のエンドプレート16との締結を解除し、エレメントホルダ3とエアクリーナエレメント4とを軸線Cに沿って分離させることで、エレメント内外のシールが解除されると共にエアクリーナエレメント4のエアクリーナケース2からの取り外しが完了する。
以上説明したように、上記実施例におけるエアクリーナ装置1は、エアクリーナケース2内にエアクリーナエレメント4及びこれを支持するエレメントホルダ3を取り付けたものであって、エアクリーナエレメント4及びエレメントホルダ3を有底円筒状に構成し、エアクリーナエレメント4内にエレメントホルダ3を差し入れた状態で、エアクリーナエレメント4の底部をエレメントホルダ3の底部に着脱可能に取り付けたものである。
この構成によれば、ろ紙あるいは不織布を用いてなるエアクリーナエレメント4を採用した場合でも、そのエレメント本体31の一端に固定されるエンドプレート33(底部)をエレメントホルダ3の底部(エンドプレート16)に着脱することのみで、エアクリーナエレメント4のエアクリーナケース2への取り付け及び取り外しを行うことが可能となる。
すなわち、ろ紙あるいは不織布を用いたエアクリーナエレメント4を採用してろ過性能を高めると共に、その取り付け部としてエレメントホルダ3の底部を利用することでエレメント取り付け用の専用部品を不要にして構造の簡素化を図ることができる。
また、上記エアクリーナ装置1においては、エアクリーナエレメント4が、筒状のエレメント本体31の一端にエンドプレート33を固定すると共に他端には環状のフロントプレート32の一側を取り付け、該フロントプレート32の他側にはシール部材48を設けてなるものである。
この構成によれば、エアクリーナエレメント4のエンドプレート33をエレメントホルダ3のエンドプレート16に着脱する際、他端側のシール部材48によるエレメント内外(吸気上流側及び下流側)のシール及びその解除を同時に行うことが可能となる。
すなわち、エアクリーナエレメント4の着脱とエレメント内外のシール及びその解除を同時に行うことでメンテナンス時の作業工数を削減することができる。
さらに、上記エアクリーナ装置1においては、シール部材48が、エアクリーナケース2の右側壁部(ケースカバー7)に設けたフランジ部49に密接することで、シール部材48が平坦部に密接する場合と比べてシール性が向上する。すなわち、シール部材48によるシール性を容易かつ効果的に向上させることができる。
次に、この発明の第二実施例について説明する。
この実施例は、前記第一実施例に対して、エアクリーナエレメント及びエレメントホルダをその軸線が前後方向に沿うように配置し、かつこれらの底部をケースカバーに設けたリブ部で支持するようにした点を主として異なるもので、前記実施例に相当する部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
図6,7に示すように、第二実施例におけるエアクリーナ装置51は、エアクリーナケース52内に、エレメントホルダ53を介してエアクリーナエレメント54を取り付けた構成を有する。以下、図中矢印UPを上方、FRを前方、LHを左方として説明する。
エアクリーナケース52は、右方に向けて開口するケース本体55と、該ケース本体55のケース開口56を閉塞するケースカバー57とを有してなる。エアクリーナケース52の後壁部には吸入ダクト58が取り付けられ、エアクリーナケース52の前壁部にはコンチューブ59が取り付けられる。ケース本体55及びケースカバー57は、例えばPP等の樹脂製とされ、吸入ダクト58及びコンチューブ59は、例えばEPDM等のゴム製とされる。
コンチューブ59は、その中間部外周の外嵌合溝60が前壁開口61内縁部に嵌合することでこれに取り付けられると共に、その先端部はキャブレター等の吸気口に金属バンド62を用いて締結される。
そして、エレメントホルダ53の開口部がエアクリーナケース52内においてコンチューブ59の基端部に気密に接続されると共に、エレメントホルダ53の開口部外周にエアクリーナエレメント54の開口部を密接させることで、エアクリーナエレメント54の開口部において吸気上流側と下流側との間のシールがなされる。
エレメントホルダ53のフロントプレート65は、軸線Cに直交する薄鋼板を環状に形成してプレート本体67とし、該プレート本体67の中央開口には前方に突出するフランジ部68を全周に渡って形成すると共に、該フランジ部68の内周には円筒状をなす薄鋼板製のインナパイプ69の前部外周を嵌合させてなる。
フロントプレート65の外縁には、後方に突出するフランジ部(突出部)71が全周に渡って形成されると共に、該フランジ部71とフランジ部68との間には、後方に突出する丸ビード部72が全周に渡って形成される。この丸ビード部72の内外縁には内外筒13,14の前端がそれぞれ当接する。
エンドプレート66は、軸線Cに直交する薄鋼板を円形とし、その中央部には前方に変位してなる凹部74を形成すると共に、外縁には前方に突出するフランジ部75を全周に渡って形成し、かつ該フランジ部75の直ぐ内周側には前方に突出する丸ビード部73を全周に渡って形成してなる。丸ビード部73の内外縁には内外筒13,14の後端がそれぞれ当接すると共に、フランジ部75の内周には外筒14の後端部の外周が嵌合する。
上述のようなフロントプレート65及びエンドプレート66、並びに内外筒13,14が溶接等により接合されることで、エレメントホルダ53が一体に構成される。このようなエレメントホルダ53が、インナパイプ69(フランジ部68)の外周をコンチューブ59の基端部内周に差し込んでこれらを金属バンド77で締結することで、エアクリーナケース52内においてコンチューブ59に保持される。
エアクリーナエレメント54のエンドプレート(底板)83は、軸線Cに直交する薄鋼板を円形とし、その外周側には前方への変化部を介して平坦部84を形成してなる。この平坦部84にはエレメント本体31の後端が当接する。
このようなエンドプレート83及びフロントプレート32、並びにエレメント本体31が接着等により接合されることで、エアクリーナエレメント54が一体に構成される。
エレメントホルダ53のエンドプレート66の凹部74には、その底壁部89を貫通するナット91が溶接され、このナット91にエアクリーナエレメント54のエンドプレート83を貫通したボルト92が締め込まれることで、エレメントホルダ53のエンドプレート66とエアクリーナエレメント54のエンドプレート83とが互いに当接した状態で締結される。
ここで、図8を併せて参照して説明すると、エアクリーナケース52の右側壁部としてのケースカバー57には、左方すなわちエアクリーナケース52内に突出するリブ部94が形成される。このリブ部94は、その先端部をエアクリーナエレメント54のエンドプレート83の後面に当接させるもので、このリブ部94により、該エアクリーナエレメント54及びエレメントホルダ53の底部(各エンドプレート66,83)が、後方への移動並びに軸線Cに対する傾き等を規制された状態で支持される。
エアクリーナエレメント54のフロントプレート32の前面に添付されるシール部材48は、エレメントホルダ53のフロントプレート65におけるフランジ部71と軸線Cに沿う方向で対向しており、エアクリーナエレメント54とエアクリーナケース52とを組み付けた状態では、フランジ部71がシール部材48に食い込むようになっている。
この実施例におけるエアクリーナ装置51は上述の構成を有しており、次に、エアクリーナケース52に対してエアクリーナエレメント54を着脱する際の手順について説明する。
まず、エアクリーナケース52にエアクリーナエレメント54を取り付ける際には、エレメントホルダ53にエアクリーナエレメント54を被せるようにして装着し、エアクリーナエレメント54のエンドプレート83をエレメントホルダ53のエンドプレート66に当接させた状態でこれらをボルト92及びナット91により締結する。このとき、エアクリーナエレメント54のシール部材48がエレメントホルダ53のフランジ部71に押し付けられて密接することで、エレメント内外でのシールがなされる。
このように一体的に組み付けられたエレメントホルダ53及びエアクリーナエレメント54を、予め車体に固定されたケース本体55内にそのケース開口56右側から差し入れ、このエレメントホルダ53のインナパイプ69(及びフランジ部68)をコンチューブ59の基端部内に後方から差し込んだ状態で、これらインナパイプ69とコンチューブ59とを金属バンド62により締結する。
その後、ケース本体55のケース開口56にその右側からケースカバー57を装着し、このケースカバー57のリブ部94をエアクリーナエレメント54のエンドプレート83にその後方から当接させることで、該エアクリーナエレメント54の底部が支持される。この状態で、ケース本体55にケースカバー57を複数のビスを用いて締結することで、エアクリーナケース52へのエアクリーナエレメント54の取り付けが完了する。
一方、エアクリーナケース52からエアクリーナエレメント54を取り外す際には、まず、ケースカバー57のケース本体55への締結を解除してこれを取り外した後、コンチューブ59とインナパイプ69との締結を解除し、コンチューブ59からインナパイプ69を後方に引き抜いた後に、ケース本体55からエアクリーナエレメント54及びエレメントホルダ53を右側に引き出す。その後、エアクリーナエレメント54のエンドプレート83とエレメントホルダ53のエンドプレート66との締結を解除してエアクリーナエレメント54とエレメントホルダ53とを分離させることで、エレメント内外のシールが解除されると共にエアクリーナケース52からのエアクリーナエレメント54の取り外しが完了する。
以上説明したように、上記実施例におけるエアクリーナ装置51においても、前記第一実施例と同様、ろ紙あるいは不織布を用いたエアクリーナエアクリーナエレメント54を採用してろ過性能を高めると共に、エレメント取り付け用の専用部品を不要にして構造の簡素化を図ることができ、かつメンテナンス時の作業工数を削減することができる。
さらに、シール部材48が、エレメントホルダ53のフロントプレート65に設けたフランジ部71に密接することで、該シール部材48が平坦部に密接する場合と比べてシール性を容易かつ効果的に向上させることができる。
次に、この発明の第三実施例について説明する。
この実施例は、前記第一実施例に対して、エアクリーナエレメント及びエレメントホルダをその軸線が前後方向に沿うように配置し、かつこれらの底部をエアクリーナエレメントの固定ブラケットとエアクリーナケースの支持ブラケットとを締結することで支持するようにした点を主として異なるもので、前記実施例に相当する部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
図9,10に示すように、この実施例におけるエアクリーナ装置101は、エアクリーナケース102内に、エレメントホルダ103を介してエアクリーナエレメント104を取り付けた構成を有する。以下、図中矢印UPを上方、FRを前方、LHを左方として説明する。
エアクリーナケース102は、右方に向けて開口するケース本体105と、該ケース本体105のケース開口106を閉塞するケースカバー107とを有してなる。エアクリーナケース102の上壁部には吸入ダクト108が取り付けられ、エアクリーナケース102の前壁部にはコンチューブ109が取り付けられる。ケース本体105及びケースカバー107は、例えば薄鋼板からなるプレス成形品とされ、吸入ダクト108及びコンチューブ109は、例えばEPDM等のゴム製とされる。
コンチューブ109は、その基端部外周の外嵌合溝110が前壁開口111の内縁部に嵌合することでこれに取り付けられると共に、その先端部はキャブレター等の吸気口に金属バンド112を用いて締結される。
そして、エレメントホルダ103の開口部を前壁開口111近傍に密接させると共に、エレメントホルダ103の開口部外周にエアクリーナエレメント104の開口部を密接させることで、エアクリーナエレメント104の開口部において吸気上流側と下流側との間のシールがなされる。
エレメントホルダ103のフロントプレート115は、軸線Cに直交する薄鋼板を環状に形成してプレート本体117とし、該プレート本体117の中央開口には前方に突出するフランジ部118を全周に渡って形成すると共に、プレート本体117の外周側には後方への変化部を介して平坦部119を形成してなる。なお、フランジ部118の外周には、ウレタンフォーム材等からなるシール部材120が全周に渡って貼付される。また、平坦部119の外縁には、後方に突出するフランジ部121が全周に渡って形成されると共に、該平坦部119の後側には、同じく軸線Cに直交する薄鋼板を環状に形成してなるサブプレート122が当接している。
サブプレート122は、その内縁に後方に突出するフランジ部123を全周に渡って形成し、該フランジ部123の直ぐ外周側には後方に突出する丸ビード部124を全周に渡って形成し、かつ丸ビード部124の外周側には後方に突出する丸ビード部(突出部)125を全周に渡って形成してなる。丸ビード部124の内外縁には内外筒13,14の前端がそれぞれ当接すると共に、フランジ部123の内周には内筒13の前端部の外周が嵌合する。
エレメントホルダ103のエンドプレート116は、軸線Cに直交する薄鋼板を円形とし、その中央部には前方に変位してなる凹部126を形成すると共に、外縁には前方に突出するフランジ部127を全周に渡って形成し、該フランジ部127の直ぐ内周側には前方に突出する丸ビード部128を全周に渡って形成してなる。丸ビード部128の内外縁には内外筒13,14の後端がそれぞれ当接すると共に、フランジ部127の内周には外筒14の後端部の外周が嵌合する。
上述のようなフロントプレート115及びエンドプレート116、並びに内外筒13,14が溶接等により接合されることで、エレメントホルダ103が一体に構成される。このようなエレメントホルダ103が、フランジ部118の外周をコンチューブ109の基端部内周に差し込むことで、コンチューブ109を介してエアクリーナケース102に保持される。
エアクリーナエレメント104のエンドプレート(底板)133は、軸線Cに直交する薄鋼板を円形としてプレート本体134とし、該プレート本体134の中央部には前方に変位してなる凹部135を形成すると共に、外縁には前方に突出するフランジ部136を全周に渡って形成し、かつ外周部前側には同じく軸線Cに直交する薄鋼板を環状に形成してなるガイドプレート137を当接させてなる。ガイドプレート137の内縁には前方に突出するフランジ部138が全周に渡って形成されており、このようなガイドプレート137がプレート本体134に溶接等により接合されている。
エンドプレート133の外周部前側(ガイドプレート137の前側)にはエレメント本体31の後端が当接すると共に、各フランジ部136,138の内周及び外周にはエレメント本体31の後端部の外周及び内周がそれぞれ嵌合する。このようなエンドプレート133及びフロントプレート32、並びにエレメント本体31が接着等により接合されることで、エアクリーナエレメント104が一体に構成される。
エレメントホルダ103のエンドプレート116の凹部126には、その底壁部139を貫通するナット141が溶接され、このナット141にエアクリーナエレメント104のエンドプレート133を貫通したボルト142が締め込まれることで、エレメントホルダ103のエンドプレート116とエアクリーナエレメント104のエンドプレート133とが互いに当接した状態で締結される。
ここで、エアクリーナケース102(ケース本体105)の内側には、その後壁部と左側壁部とに跨る鋼板製の支持ブラケット143が溶接等により接合されると共に、この支持ブラケット143に対応する鋼板製の固定ブラケット144が、エアクリーナエレメント104のエンドプレート133に溶接等により接合されている。
支持ブラケット143は、エアクリーナエレメント104におけるエンドプレート133の左側部の直ぐ後方において、左右方向に直交する支持部145を形成しており、該支持部145に固定ブラケット144の固定部146が右側から当接した状態で、該固定部146を貫通するボルト147が支持部145左側に溶接されたナット148に締め込まれることで、固定ブラケット144と支持ブラケット143とが締結される。
この実施例におけるエアクリーナ装置101は上述の構成を有しており、次に、エアクリーナケース102に対してエアクリーナエレメント104を着脱する際の手順について説明する。
まず、エアクリーナケース102にエアクリーナエレメント104を取り付ける際には、エレメントホルダ103にエアクリーナエレメント104を被せるようにして装着し、エアクリーナエレメント104のエンドプレート133をエレメントホルダ103のエンドプレート116に当接させた状態でこれらをボルト142及びナット141により締結する。このとき、エアクリーナエレメント104のシール部材48がエレメントホルダ103の丸ビード部125に押し付けられて密接することで、エレメント内外でのシールがなされる。
このように一体的に組みつけられたエレメントホルダ103及びエアクリーナエレメント104を、予め車体に固定されたケース本体105内にそのケース開口106右側から差し入れ、このエレメントホルダ103のフランジ部118をコンチューブ109の基端部内に後方から差し込んだ後、エアクリーナエレメント104底部の固定ブラケット144とケース本体105内の支持ブラケット143とをボルト147及びナット148により締結する。このとき、フランジ部118外周のシール部材120がコンチューブ109の基端に押し付けられて密接することで、エレメントホルダ103の前端部(開口部)におけるシールがなされる。その後、ケース本体105のケース開口106にその右側からケースカバー107を装着し、ケース本体105にケースカバー107を複数のビスを用いて締結することで、エアクリーナケース102へのエアクリーナエレメント104の取り付けが完了する。
一方、エアクリーナケース102からエアクリーナエレメント104を取り外す際には、まず、ケースカバー107のケース本体105への締結を解除してこれを取り外した後、固定ブラケット144と支持ブラケット143との締結を解除し、コンチューブ109からフランジ部118を後方に引き抜いた後に、ケース本体105からエアクリーナエレメント104及びエレメントホルダ103を右側に引き出す。その後、エアクリーナエレメント104のエンドプレート133とエレメントホルダ103のエンドプレート116との締結を解除してエアクリーナエレメント104とエレメントホルダ103とを分離させることで、エレメント内外のシールが解除されると共にエアクリーナケース102からのエアクリーナエレメント104の取り外しが完了する。
以上説明したように、上記実施例におけるエアクリーナ装置101においても、前記第一及び第二実施例と同様、ろ紙あるいは不織布を用いたエアクリーナエレメント104を採用してろ過性能を高めると共に、エレメント取り付け用の専用部品を不要にして構造の簡素化を図ることができ、かつメンテナンス時の作業工数を削減すると共に、シール性を容易かつ効果的に向上させることができる。
なお、上記実施例における構成はこの発明の一例であり、該発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であることはいうまでもない。
この発明の実施例におけるエアクリーナ装置の右側面図である。 図1におけるA−A断面図である。 上記エアクリーナ装置のエレメントホルダの側面図である。 上記エアクリーナ装置のエアクリーナエレメントの側面図である。 図4におけるB矢視図である。 この発明の第二実施例におけるエアクリーナ装置の左側面図である。 図6におけるD矢視図である。 図6におけるE−E断面図である。 この発明の第三実施例におけるエアクリーナ装置の左側面図である。 図9におけるF矢視図である。
符号の説明
1,51,101 エアクリーナ装置
2,52,102 エアクリーナケース
3,53,103 エレメントホルダ
4,54,104 エアクリーナエレメント
7 ケースカバー(壁部)
31 エレメント本体
32 フロントプレート(環状プレート)
33,83,133 エンドプレート(底板)
48 シール部材
49,71 フランジ部(突出部)
125 丸ビード部(突出部)

Claims (5)

  1. エアクリーナケース(2,52,102)内にエアクリーナエレメント(4,54,104)及びこれを支持するエレメントホルダ(3,53,103)を取り付けたエアクリーナ装置(1,51,101)において、
    前記エアクリーナエレメント(4,54,104)及びエレメントホルダ(3,53,103)を有底筒状に形成し、前記エアクリーナエレメント(4,54,104)の底部(33,83,133)をエレメントホルダ(3,53,103)の底部(16,66,116)に着脱自在に取り付け、
    吸気を通過させるエレメント本体(31)が、有底筒状に形成される前記エアクリーナエレメント(4,54,104)の筒部を形成し、
    前記エレメントホルダ(3,53,103)の底部(16,66,116)と前記エアクリーナエレメント(4,54,104)の底部(33,83,133)とが互いに当接すると共に、
    前記エアクリーナエレメント(4,54,104)が、筒状のエレメント本体(31)の一端に底板(33,83,133)を固定すると共に他端には環状プレート(32)の一側を取り付け、該環状プレート(32)の他側にはシール部材(48)を設け、
    前記シール部材(48)が、前記エアクリーナケース(2)の壁部(7)あるいはエレメントホルダ(53,103)に設けた突出部(49,71,125)に密接することを特徴とするエアクリーナ装置。
  2. 前記エレメントホルダ(3)が前記エアクリーナケース(2)に固定されると共に、前記エアクリーナケース(2)の壁部(7)に前記突出部(49)が形成されることを特徴とする請求項1に記載のエアクリーナ装置。
  3. 前記エレメントホルダ(3)が、前記エアクリーナケース(2)のケースカバー(7)側に固定されることを特徴とする請求項1又は2に記載のエアクリーナ装置。
  4. 前記エレメントホルダ(3)及びエアクリーナエレメント(4)の各底部(16,33)が、締結部材(41,42)を用いて互いに締結されると共に、
    前記締結部材(41,42)に対向するように、前記エアクリーナケース(2)のケース本体(5)の内側に突出するボス部(45)が設けられることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載のエアクリーナ装置。
  5. 前記エレメントホルダ(3)及びエアクリーナエレメント(4)の各底部(16,33)が、前記締結部材(41,42)に向かって凹むテーパ状に形成され、このテーパ形状内に前記ボス部(45)が配置されることを特徴とする請求項4に記載のエアクリーナ装置。
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