JP2007100608A - エンジンの排気装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】接続コーン51の下流側先端を、全周に亘りさらに触媒担体42側に延ばすことで、「ガスブロック片部」52として、接続コーン51に一体的に形成している。すなわち、コンバータケース41の縮径段部41aに嵌挿される部位よりも、下流側に大きく延出する延出部位(ガスブロック片部52)を、接続コーン51に設けることで、保持マット47側への排気ガスGの流動を堰き止めるのである。
【選択図】図5
Description
こうした排気装置は、触媒コンバータの設置形態から「直キャタ式」と呼ばれ、排気ガスを直ちに触媒コンバータ内に導入することから、触媒の活性化が早期に行われ、排気ガスの清浄化を図りやすいというメリットがある。
まず、特許文献1では、マット端部の上流側にさらにガス耐久性の高いメッシュリングを装着することで、マット端部の風食を防いでいる。また、特許文献2では、マット端部の風食部分を他の部分よりも下流側に後退させて、マット端部の風食を防いでいる。
このため、従来から設けている筒部材を利用して、触媒担体を保持する保持材の風食を防ぐことができる。
上記構成によれば、嵌挿規制部により、筒部材のガスブロック片部のコンバータケース部への嵌挿深さを規定できる。
このため、目視できないコンバータケース部内であってもガスブロック片部の先端位置を、確実に規定できる。
よって、組み付け時及び組み付け後のガスブロック片部と触媒担体との接触を防ぐことができ、触媒担体の損傷を確実に防止できる。
上記構成によれば、排気マニホールド及び触媒コンバータの構成部材を薄肉の板材で形成して、各部材を接合することで排気装置を構成することができる。
よって、鋳造で成形したものよりも、軽量に構成することができ、排気装置全体の軽量化を図ることができる。
上記構成によれば、分岐管部の排出ガス流動方向に対し、コンバータケース部の排出ガス流動方向が屈曲しているため、排気ガスがコンバータケース部内の一方向に偏向しやすくなる。
しかし、前述のようにガスブロック片部で排気ガスの保持材側への流動を防いでいるため、保持材の風食を防止することができる。
よって、より効果的に、ガスブロック片部による効果を得ることができる。
上記構成によれば、分岐管部を同一平面内に偏平形状に配置して、筒部材とコンバータケース部を集合部の下方に上下方向に連なって配置したことで、分岐管部、集合部、筒部材、及びコンバータケース部からなる排気経路を、長手方向及び上下方向に短くレイアウトできる。
よって、排気装置の構成部品が増加しても、排気装置の占有スペースをコンパクトに構成することができる。
このため、従来から設けている筒部材を利用して、触媒担体を保持する保持材の風食を防ぐことができる。
よって、所謂直キャタ式を採用したエンジンの排気装置において、触媒担体の保持材端部の風食を、別部材を設けることなく、簡便な構造で防止することができる。
まず、図1〜図6により、第一実施形態について説明する。図1は本実施形態のエンジン排気装置を車両に搭載した状態を示した全体側面図、図2はエンジン排気装置の側面図、図3はエンジン排気装置の平面図、図4はエンジン排気装置の後面図、図5は図4のA−A線矢視断面図、図6は本実施形態の特徴部分の詳細断面図ある。
このエンジン排気装置1は、前述のように、排気マニホールド11と触媒コンバータ12とを備えている。
このため、破線矢印に示すような排気ガスG´の保持マット47側への流動を防ぐことができ、保持マット47端部の風食を防ぐことができる。
なお、この隙間Sの設定は、組立て治具によって規定することで管理することができる。
本実施形態によれば、集合部32とコンバータケース41をつなぐ接続コーン51の下流側をコンバータケース41の縮径段部41aの内側に嵌挿し、その接続コーン51の下流側にガスブロック片部52を形成することで、保持マット47側への排気ガスの流動を防止する。
このため、従来から設けている接続コーン51を利用して、触媒担体42を保持する保持マット47の風食を防ぐことができる。
よって、所謂直キャタ式を採用したエンジン排気装置1において、触媒担体42の保持マット47の端部の風食を、別部材を設けることなく、簡便な構造で防止することができる。
次に、図7で第二実施形態について説明する。図7は、第一実施形態の図5に対応する断面図であり、同様の構成要素については、同一符号を付して説明を省略する。また、図示していない構成要素については、第一実施形態と同様である。
また、この第二実施形態の変形形態として、規定ダボ部153の点在に代えて、全周に環状ビード部を形成してもよい。
次に、図8で第三実施形態について説明する。図8も、第一実施形態の図5に対応する断面図であり、同様の構成要素については、同一符号を付して説明を省略する。また、図示していない構成要素については、第一実施形態と同様である。
その他の作用効果については、前述の第一、第二実施形態と同様である。
次に、図9で第四実施形態について説明する。図9も、第一実施形態の図5に対応する断面図であり、同様の構成要素については、同一符号を付して説明を省略する。また、図示していない構成要素については、第一実施形態と同様である。
その他の作用効果については、前述の第一実施形態と同様である。
この発明のコンバータケース部は、コンバータケース41に対応し、
以下、同様に、
保持材は、保持マット47に対応し、
筒部材は、接続コーン51、接続コーン151、接続コーン251、接続コーン351に対応し、
嵌挿規制部は、規定ダボ部153、規定凹部253a、規定凸部253bに対応するも、
この発明は、前述の実施形態に限定されるものではなく、あらゆるエンジンの排気装置に適用する実施形態を含むものである。
G…排気ガス
1…エンジン排気装置
2…エンジン
11…排気マニホールド
12…触媒コンバータ
31a〜31d…分岐管部
32…集合部
41…コンバータケース(コンバータケース部)
41a…縮径段部
42…触媒担体
47…保持マット(保持材)
51,151,251,351…接続コーン(筒部材)
52,352…ガスブロック片部
153…規定ダボ部(嵌挿規制部)
253a…規定凹部(嵌挿規制部)
253b…規定凸部(嵌挿規制部)
Claims (5)
- 多気筒エンジンの各排気ポートに連通する複数の分岐管部と、該分岐管部の下流に設けた集合部とを備え、該集合部に連通して内部に触媒担体を収容するコンバータケース部とを有するエンジンの排気装置であって、
前記コンバータケース部内で触媒担体の周囲に位置して触媒担体を保持する保持材と、
前記集合部とコンバータケース部の間をつなぐ筒部材とを備え、
前記コンバータケース部の上流側を、縮径段部として形成し、
前記筒部材の下流側を、該縮径段部の内側に嵌挿すると共に、該筒部材の下流側に、触媒担体の端面に近接するように延びるガスブロック片部を一体形成した
エンジンの排気装置。 - 前記筒部材と前記コンバータケース部の縮径段部との間に、両者の嵌挿深さを規制する嵌挿規制部を形成した
請求項1記載のエンジンの排気装置。 - 前記分岐管部、集合部、筒部材、及びコンバータケース部を、管材又は板金成形材を溶接することで構成した
請求項1又は2記載のエンジンの排気装置。 - 前記分岐管部の排気ガス流動方向に対して、前記コンバータケース部の排気ガス流動方向を屈曲させた
請求項1〜3記載のいずれか1つのエンジンの排気装置。 - 前記複数の分岐管部を略同一平面内に偏平形状に配置し、
前記集合部の下方に、筒部材とコンバータケース部を上下方向に連なって配置した
請求項1〜4記載のいずれか1つのエンジンの排気装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2005292424A JP2007100608A (ja) | 2005-10-05 | 2005-10-05 | エンジンの排気装置 |
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Family
ID=38027797
Family Applications (1)
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- 2005-10-05 JP JP2005292424A patent/JP2007100608A/ja active Pending
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