JPH10131816A - エアクリーナ - Google Patents

エアクリーナ

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JPH10131816A
JPH10131816A JP8307149A JP30714996A JPH10131816A JP H10131816 A JPH10131816 A JP H10131816A JP 8307149 A JP8307149 A JP 8307149A JP 30714996 A JP30714996 A JP 30714996A JP H10131816 A JPH10131816 A JP H10131816A
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Hitoshi Suzuki
均 鈴木
Noriyuki Ogisu
紀之 荻巣
Hiroaki Matsuura
弘明 松浦
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Honda Motor Co Ltd
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M35/00Combustion-air cleaners, air intakes, intake silencers, or induction systems specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
    • F02M35/02Air cleaners
    • F02M35/04Air cleaners specially arranged with respect to engine, to intake system or specially adapted to vehicle; Mounting thereon ; Combinations with other devices
    • F02M35/042Air cleaners specially arranged with respect to engine, to intake system or specially adapted to vehicle; Mounting thereon ; Combinations with other devices combined with other devices, e.g. heaters ; for use other than engine air intake cleaning, e.g. air intake filters arranged in the fuel vapour recovery system
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    • F02M35/04Air cleaners specially arranged with respect to engine, to intake system or specially adapted to vehicle; Mounting thereon ; Combinations with other devices
    • F02M35/044Special arrangements of cleaners in or with respect to the air intake system, e.g. in the intake plenum, in ducts or with respect to carburettors

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Abstract

(57)【要約】 【課題】エアクリーナの組立を簡単にする。 【解決手段】エアクリーナ30をエアクリーナカバー3
3とエアクリーナケース35に二分割し、エアクリーナ
カバー33には吐出口50を設けてコンチューブ31の
ジョイント部40を嵌合してその外周溝41に開口周縁
部51を係合する。さらにジョイント部40内へフレー
ム部材60のフランジ部63を嵌合して内周溝42へ係
合させ、コンチューブ31及びエアクリーナエレメント
34をエアクリーナカバー33へ小組一体化する。フラ
ンジ部63は吐出口50よりも大きくし、フィルタ61
はエアクリーナカバー33と一体の環状リブ52とフレ
ーム部材60の側面プレート65の周囲に形成されたフ
ランジ部64の間で圧縮して挟む。側面プレート65の
中央部にガイド凹部66を設け、対応するエアクリーナ
ケース35の中央部には袋ナット部材72をインサート
したガイド突部を設け、これにバッテリホルダ80をボ
ルト82で取付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、組立を容易にし
たエアクリーナに関する。
【0002】
【従来の技術】特公昭61−38346号には、自動2
輪車用エアクリーナが示され、このエアクリーナは、吸
入ダクトの設けられたエアクリーナケースと、このエア
クリーナケースの開口部を閉じるように取付けられかつ
気化器へ通じるコンチューブが連結されたエアクリーナ
カバーと、これらコンチューブとエアクリーナカバーに
よる閉空間内へ収容されるエアクリーナエレメントを備
えている。
【0003】エアクリーナエレメントは筒状をなし、そ
の内側にフレーム部材が挿入され、その一端は、エアク
リーナカバーに形成された吐出口の開口周縁部へ嵌合し
ているコンチューブのジョイント部内側へ挿入されてい
る。
【0004】このエアクリーナを組み立てるには、フィ
ルタを取付けたフレーム部材一端を前記ジョイント部内
側へ挿入し、続いてエアクリーナケースとエアクリーナ
カバーの各開口縁部を合わせて周囲を締結することによ
り、エアクリーナケースの内面でエアクリーナエレメン
トをジョイント部周囲へ密に押し付けて接続するように
なっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで一般にエアク
リーナは、ジョイント部に対してエアクリーナエレメン
トを密接させて空気が漏れないようにすることが必要で
ある。しかし、上記構造の場合、エアクリーナケースと
エアクリーナカバーとを結合した後でなければ、前記ジ
ョイント部とエアクリーナエレメントの密着構造は完成
されず、しかも、組立状態では、内部のエアクリーナエ
レメントを目視確認することができない。
【0006】このため、エアクリーナの組立現場では、
組立に細心の注意が必要となるため、より組立作業の容
易な構造が望まれている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本願発明に係るエアクリーナは、吸入ダクトの設けられ
たエアクリーナケースと、このエアクリーナケースの開
口部を閉じるように取り付けられかつ気化器へ通じるコ
ンチューブが連結されたエアクリーナカバーと、これら
コンチューブとエアクリーナカバーによる閉空間内へ収
容されるエアクリーナエレメントを備えたエアクリーナ
において、前記コンチューブの一端に形成されたジョイ
ント部をエアクリーナカバーに形成された吐出口の開口
周縁部へ密に取付けるとともに、前記ジョイント部へエ
アクリーナエレメントを密に取付けることにより、エア
クリーナカバーに対してコンチューブ及びエアクリーナ
エレメントを小組一体化したことを特徴とする。
【0008】このとき、前記ジョイント部の外周側を吐
出口の開口周縁部と密に係合させるとともに、エアクリ
ーナエレメントのフレーム部材の一端部に、吐出口より
大きなフランジ部を形成し、このフランジ部をジョイン
ト部の内周側へ密に係合させることもできる。
【0009】また、吐出口の開口周縁部近傍に、エアク
リーナカバーから一体に内方へ突出する環状リブを形成
し、この環状リブと前記エアクリーナエレメントを構成
するフレーム部材のエアクリーナケース側端部に形成さ
れたフランジ部との間にエアクリーナエレメントのフィ
ルタを弾性変形変形させて挟持させることもできる。
【0010】さらに、フレーム部材のエアクリーナケー
スに対向する面に設けた側面プレートにテーパー状のガ
イド凹部を設け、このガイド凹部と対向するエアクリー
ナケース内面へガイド突部を突出形成し、組立時にこの
ガイド突部がガイド凹部内へ入って位置決めするように
もできる。
【0011】そのうえ、エアクリーナケースの外側面に
バッテリ収容部なす凹部を形成し、このバッテリ収容部
内にてエアクリーナケースへ締結部材によりバッテリホ
ルダを締結するとともに、この締結部材の締結相手部材
を前記ガイド突部に設けることもできる。
【0012】
【発明の効果】エアクリーナカバーに形成した吐出口の
開口周縁部へコンチューブのジョイント部を密に取付
け、さらにこのジョイント部にエアクリーナエレメント
を密に取付けると、エアクリーナカバーに対してコンチ
ューブ及びエアクリーナエレメントが小組一体化する。
【0013】この小組体自体において、ジョイント部と
エアクリーナエレメントの密接構造が得られているの
で、エアクリーナ全体の組立前に、小組体だけでジョイ
ント部とエアクリーナエレメントの密接状態を目視確認
でき、この確認後、エアクリーナカバーとエアクリーナ
ケースを結合すればエアクリーナが組み立てられるの
で、従来と比べて組立作業が著しく容易になる。
【0014】このとき、エアクリーナエレメントを構成
するフレーム部材の一端に形成されたフランジ部を吐出
口よりも大きくし、このフランジ部をジョイント部の内
側へ係合すると、このフランジ部によりジョイント部が
吐出口より抜け出せなくなるので、フレーム部材はエア
クリーナエレメントの支持と同時にジョイント部の抜け
止め部材として役立つことができる。
【0015】また、吐出口の開口周縁部へ環状リブをエ
アクリーナケース側へ突出形成すると、フレーム部材へ
エアクリーナエレメントのフィルタを取付けたとき、フ
レーム部材のエアクリーナケース側端部に設けたフラン
ジ部と環状リブの間でフィルタを弾性変形させて挟持す
ることができ、エアクリーナケースによる圧接を必要と
することなくエアクリーナエレメントと吐出口との間の
空隙形成を防止できる。
【0016】さらに、フレーム部材のエアクリーナケー
スに対向する面にガイド凹部を形成し、これと対応する
エアクリーナケース内面にガイド突部を形成すると、エ
アクリーナケースとフランジ部を一体化するとき、ガイ
ド突部がガイド凹部内へ入り込んで位置決めになるの
で、エアクリーナケースとエアクリーナカバーの接合部
を精度よく密接させることができる。
【0017】そのうえ、エアクリーナケースの外側面に
バッテリ収容部を設け、その中でバッテリホルダをエア
クリーナケースの外側面へ締結部材で取付ける際、この
締結部材の締結相手部材をガイド突部に設ければ、ボス
など締結相手部材のための特別な構造を設ける必要がな
く、一つのガイド突部を多機能化できるので、構造が簡
単になる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、自動2輪
車用に構成されたエアクリーナの一実施形態を説明す
る。図1はエアクリーナのジョイント部を含む断面図
(図5の1−1線に相当)、図2はこのエアクリーナが
搭載された自動2輪車の外観側面図、図3はそのエンジ
ンとエアクリーナ部分を示す要部の拡大側面図、図4は
エアクリーナの分解斜視図、図5はエアクリーナの一部
切り欠き右側面図、図6は同左側面図、図7は平断面
図、図8はその背面図である。
【0019】まず、図2及び図3において、この自動2
輪車は、前輪1を支持するフロントフォーク2の上端部
をヘッドパイプ3へ回動自在に支持されるとともにハン
ドル4により操向自在になっている。
【0020】符号5はグリップ、6はヘッドライトカバ
ー、7はメーター、8はヘッドライト、9はフロントウ
インカ、10はフロントフェンダ、11はナンバープレ
ートである。
【0021】ヘッドパイプ3からは後方へメインフレー
ム12が延び、その後端部からは左右一対でピボットフ
レーム13が下方へ延び、同じく左右一対でシートレー
ル14が略水平に後方へ延びている。
【0022】また、ヘッドパイプ3の下方からは斜め下
方へ延びるフロントダウンフレーム15が設けられ、こ
れらメインフレーム12、ピボットフレーム13、フロ
ントダウンフレーム15によりエンジン16が支持され
ている。
【0023】符号17は気化器、18はセルモータ、1
9はクランクエアクリーナケースである。
【0024】ピボットフレーム13の下部にはピボット
20においてリヤスイングアーム21の前端部が揺動自
在に支持され、その後端部に後輪22が支持されてい
る。
【0025】さらにピボット20近傍のピボットフレー
ム13から斜め上がり後方にリヤステー23が延び、そ
の上端部のシートレール14との接続部近傍とリヤスイ
ングアーム21の後端部間に緩衝器24が取付けられて
いる。
【0026】符号25は燃料タンク、26はシート、2
7はリヤカウル、27aはウインカ、28はサイドカバ
ー、29はサイドカバー28をピボットフレーム13上
のナット29a(図3)へ取付けるためのボルトであ
る。
【0027】このサイドカバー28に覆われる空間内に
はエアクリーナ30が収容され、エアクリーナ30はコ
ンチューブ31により気化器17に接続するとともに、
後方へは吸入ダクト32が延出している。
【0028】図4乃至図8に明らかなように、このエア
クリーナ30は、コンチューブ31が接続するエアクリ
ーナカバー33と、円筒状のエアクリーナエレメント3
4及び吸入ダクト32が取付けられたエアクリーナケー
ス35とを備える。
【0029】エアクリーナカバー33とエアクリーナケ
ース35は、周囲のボス36、37を合わせてネジ38
で締結することにより一体化され(図4参照)、内部に
エアクリーナエレメント34を収納する略密閉空間を形
成するようになっている。
【0030】コンチューブ31はゴム等の適宜弾性材料
で形成され、その一端は厚肉の環状部からなるジョイン
ト部40をなし、その外周に外周溝41、内周に内周溝
42がそれぞれ形成されている。コンチューブ31の他
端はバンド43により気化器17に密に接続される。
【0031】エアクリーナカバー3もプラスチック等あ
る程度の剛性がある適宜材料で形成され、その中央部に
は円形の吐出口50が形成されている。ただし、吐出口
50の形状は円形に限らず種々の形状が可能である。
【0032】この吐出口50にはジョイント部40が嵌
合され、吐出口50の開口周縁部51がジョイント部4
0の外周溝41内へ密に係合することにより、コンチュ
ーブ31とエアクリーナカバー33が気密に連結されて
いる。
【0033】さらに、開口周縁部51を環状に囲む環状
リブ52がエアクリーナカバー33と一体にエアクリー
ナケース35方向へ突出して形成されている。
【0034】エアクリーナエレメント34は円筒状をな
す金属製のフレーム部材60とこの周囲に取付けられる
円筒状で軟質プラスチックフォーム製のフィルタ61、
62で形成されている。
【0035】フレーム部材60は軸方向両端に外向きの
フランジ部63、64が形成され、一方のフランジ63
の外径は吐出口50の内径よりも大きく、かつジョイン
ト部40の内周溝42へ係合するようになっている。
【0036】フランジ部64はフランジ部63よりもさ
らに大きく、フレーム部材60のエアクリーナケース3
5側端面に形成された側面プレート65の半径方向延長
上に一体に突出形成され、その外周部はエアクリーナカ
バー33方向へ折り曲げられている。
【0037】側面プレート65の中央部にはテーパー状
の壁面を有してエアクリーナカバー33方向へ凹入する
ガイド凹部66が一体に形成されている。
【0038】なお、フレーム部材60の本体部67はパ
ンチング状に多数の連通孔68が形成され、吐出口50
側には金網69が設けられている。フレーム部材60の
内側空間がエアクリーナのクリーンサイドをなし、エア
クリーナエレメント34の周囲がダーテイサイドになっ
ている。
【0039】エアクリーナケース35の内側面で、ガイ
ド凹部66と対応する位置にガイド突部70が一体に突
出形成され、その先端には、ストッパ及びクッション部
材を兼ねるゴム等の適宜弾性材料からなるガイド71が
取付けられている。
【0040】ガイド71はガイド凹部66とほぼ密に嵌
合するように形成され、その側面はガイド凹部66と対
応するテーパー面になっている。
【0041】ガイド突部70には袋ナット部材72がイ
ンサート成形されており、そのネジ穴の開口側は、エア
クリーナケース35の外側面に形成されているバッテリ
収納部73内へ開口している。
【0042】バッテリ収納部73はエアクリーナケース
35の外側面の一部をエアクリーナカバー33方向へ凹
入することによって形成され、バッテリホルダ取付溝7
4はこのバッテリ収納部73内をガイド突部70と重な
る位置を通って前後方向へ形成されている。
【0043】バッテリホルダ取付溝74の中央部でガイ
ド突部70と重なる部分は、エアクリーナカバー33方
向へ凹入する凹部74aになっており、ここに前記袋ナ
ット部材72のネジ穴が開口している(図4、6)。
【0044】エアクリーナカバー33の下部はバッテリ
支持台部75を形成しその下面前後にあり溝部76が形
成され、このあり溝部76を挟む前後の肉厚部にナット
部77が形成されている。
【0045】エアクリーナケース35の頂面には取付部
78が上方へ突出形成され、左右のシートレール14間
に設けられているブラケット78a(図3)へ取付けら
れている。
【0046】エアクリーナケース35の接合縁部79は
エアクリーナカバー33の接合縁部53に形成された二
股溝54内へシール55を介して密に嵌合される(図1
参照)。
【0047】エアクリーナケース35のバッテリホルダ
取付溝74内には金属製の帯板状をなすバッテリホルダ
80が嵌合され、その中央部に屈曲して設けられた突部
81においてボルト82によりエアクリーナケース35
の外側面へ締結される。
【0048】突部81はバッテリホルダ取付溝74の凹
部74aに嵌合され、予め形成されている通し穴が袋ナ
ット部材72へ一致するようになっており、袋ナット部
材72は締結部材であるボルト82に対して締結相手部
材になっている。
【0049】バッテリホルダ80の長さ方向両端には取
付穴83が形成され、バッテリ84を挟んで外方から取
付けられる略コ字状のバンド85の両端に形成された取
付け穴86を取付穴83と一致させて適宜取付部材87
により着脱自在に連結するようになっている。
【0050】バッテリ84はバッテリ収納部73内へ入
れられ、その底部をバッテリ支持台部75上へ支持させ
るとともに、バッテリ支持台部75よりもはみ出した状
態でバンド85とバッテリホルダ80によりエアクリー
ナケース35の外側面に支持される。
【0051】エアクリーナケース35の下部にはツール
ボックス90が取付けられる。このツールボックス90
は有底筒状をなしその頂部に形成された逆テーパー状側
面を有する凸部91をバッテリ支持台部75下面のあり
溝部76内へ差し込むことにより、上下方向へ連結一体
化される。
【0052】ツールボックス90の開口部近傍に形成さ
れた取付縁部95の通し穴をナット部77と一致させ、
さらに、ツールボックス90の開口部に被せた蓋92の
通し穴93をナット部77へ重ねてこれら3部材をネジ
94で共締めすることにより、蓋92を開閉するように
なっている。
【0053】次に、本実施形態の作用を説明する。この
エアクリーナを組み立てるには、図4においてまずコン
チューブ31のジョイント部40をエアクリーナカバー
33の吐出口50内へ嵌合し、外周溝41に吐出口50
の開口周縁部51を密に係合させる。
【0054】続いて、フレーム部材60のフランジ部6
3をジョイント部40の内側へ押し込み、内周溝42内
へ密に係合する。
【0055】さらに、フレーム部材60の周囲へフィル
タ61と62を取付けると、フィルタ61は環状リブ5
2とフランジ部64の折り曲げ部の間へ弾性変形して圧
縮されて状態で支持されるので、エアクリーナカバー3
3とエアクリーナエレメント34の間も気密に接続され
る。
【0056】これにより、図1に明らかなように、エア
クリーナカバー33に対して、コンチューブ31とエア
クリーナエレメント34が一体化して小組される。
【0057】この小組体においては、開口周縁部51が
外周溝41へ密に係合することによりエアクリーナカバ
ー33とコンチューブ31は気密に取付けられ、かつエ
アクリーナエレメント34も前述したように気密に取付
けれている。
【0058】しかも、この小組状態の段階で、エアクリ
ーナエレメント34とエアクリーナカバー33の接続状
態を目視確認でき、この段階で不完全な接続状態のもの
があれば直ちに組み立て直すことができるので、組立作
業がきわめて簡単かつ容易になり作業効率が向上する。
【0059】また、フランジ部63の外径が開口周縁部
51の内径よりも大きいのでフランジ部63を外周溝4
1へ係合するとコンチューブ31は抜け止めされて脱落
しなくなる。なお、フランジ部63及び吐出口50が非
円形の場合は、両者を重ねたときフランジ部63側が開
口周縁部51よりも大きくなるようにする。
【0060】さらに、エアクリーナケース35を取付け
る際、ガイド71がガイド凹部66内へガイドされつつ
収容され、これによって接合縁部79と同53との接合
も位置決めされて正確に行われるから気密性の高い接続
が可能である。
【0061】そのうえ、ガイド突部70を利用してボル
ト82の取付相手側である袋ナット部材72をインサー
トしたので、ボスなど袋ナット部材72のための特別な
構造を別に設ける必要がなく、一つのガイド突部70を
多機能化でき、エアクリーナの内部構造を簡単にでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】エアクリーナのジョイント部を含む断面図
【図2】このエアクリーナが搭載された自動2輪車の外
観側面図
【図3】そのエンジンとエアクリーナ部分を示す要部の
拡大側面図
【図4】エアクリーナの分解斜視図
【図5】エアクリーナの一部切り欠き右側面図
【図6】同左側面図
【図7】平断面図
【図8】その背面図
【符号の説明】
30:エアクリーナ、31:コンチューブ、32:吸入
ダクト、33:エアクリーナカバー、34:エアクリー
ナエレメント、35:エアクリーナケース、40:ジョ
イント部、41:外周溝、42:内周溝、50:吐出
口、51:縁部、52:環状リブ、60:フレーム部
材、61,62:フィルタ、63:フランジ部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年11月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】また、吐出口の開口周縁部近傍に、エアク
リーナカバーから一体に内方へ突出する環状リブを形成
し、この環状リブと前記エアクリーナエレメントを構成
するフレーム部材のエアクリーナケース側端部に形成さ
れたフランジ部との間にエアクリーナエレメントのフィ
ルタを弾性変形させて挟持させることもできる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸入ダクトの設けられたエアクリーナケー
    スと、このエアクリーナケースの開口部を閉じるように
    取り付けられかつ気化器へ通じるコンチューブが連結さ
    れたエアクリーナカバーと、これらコンチューブとエア
    クリーナカバーによる閉空間内へ収容されるエアクリー
    ナエレメントを備えたエアクリーナにおいて、前記コン
    チューブの一端に形成されたジョイント部をエアクリー
    ナカバーに形成された吐出口の開口周縁部へ密に取付け
    るとともに、前記ジョイント部へエアクリーナエレメン
    トを密に取付けることにより、エアクリーナカバーに対
    してコンチューブ及びエアクリーナエレメントを小組一
    体化したことを特徴とするエアクリーナ。
  2. 【請求項2】前記ジョイント部の外周側を吐出口の開口
    周縁部と密に係合させるとともに、エアクリーナエレメ
    ントのフレーム部材の一端部に、吐出口より大きなフラ
    ンジ部を形成し、このフランジ部をジョイント部の内周
    側へ密に係合したことを特徴とする請求項1記載のエア
    クリーナ。
  3. 【請求項3】吐出口の開口周縁部近傍に、エアクリーナ
    カバーから一体に内方へ突出する環状リブを形成し、こ
    の環状リブと前記エアクリーナエレメントを構成するフ
    レーム部材のエアクリーナケース側端部に形成されたフ
    ランジ部との間にエアクリーナエレメントのフィルタを
    弾性変形変形させて挟持したことを特徴とする請求項1
    記載のエアクリーナ。
  4. 【請求項4】フレーム部材のエアクリーナケースに対向
    する面に設けた側面プレートにテーパー状のガイド凹部
    を設け、このガイド凹部と対向するエアクリーナケース
    内面へガイド突部を突出形成し、組立時にこのガイド突
    部がガイド凹部内へ入って位置決めすることを特徴とす
    る請求項1記載のエアクリーナ。
  5. 【請求項5】エアクリーナケースの外側面にバッテリ収
    容部なす凹部を形成し、このバッテリ収容部内にてエア
    クリーナケースへ締結部材によりバッテリホルダを締結
    するとともに、この締結部材の締結相手部材を前記ガイ
    ド突部に設けたことを特徴とする請求項4記載のエアク
    リーナ。
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