JP3297562B2 - スクーターのヘッドライト・フラッシャー配置構造 - Google Patents
スクーターのヘッドライト・フラッシャー配置構造Info
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Description
関し、特にヘッドライト廻りの構造および燃料タンク廻
りの構造に関するものである。
ディカバーのハンドルカバーに設けられ、その外側にフ
ラッシャーランプが設けられている。このようなヘッド
ライトは組立時に光軸調整(エイミング)が行なわれ
る。この光軸調整方法として、ヘッドライトの本体自体
を動かして調整する方法と本体内のリフレクターを動か
して調整する方法がある。ヘッドライト本体を動かして
光軸調整を行なう場合、従来は、ヘッドライト本体の外
側にヘッドライト保持フレームを設け、ヘッドライト外
周のカバーに孔を設け、この孔を通して光軸調整用スク
リュウを装着しエイミング操作を行なっていた。
ヘッドライトの光軸調整構造は、ヘッドライト本体の外
側に保持フレームを設けているため構造が複雑になり部
品点数も多くなって組立作業が面倒なものであった。ま
た調整作業もヘッドライトの正面側から行なうことがで
きないためやりにくかった。
たものであって、簡単な構造で容易にヘッドライトの光
軸調整が可能なスクーターのヘッドライト廻り構造の提
供を目的とする。
め、本発明では、前部ボディカバーをハンドルカバーと
その下側のフロントカバーとに分割し、このフロントカ
バーにヘッドライトを装着しその外側のほぼ側面の位置
にフラッシャーランプを設け、上記フロントカバーに前
側から操作可能なヘッドライトの光軸調整手段を設けた
ことを特徴とするスクーターのヘッドライト・フラッシ
ャー配置構造を提供する。
手段は、ヘッドライト本体を移動させるスクリュウおよ
び復帰用スプリングからなり、前記ヘッドライトの本体
をフロントカバーに対し揺動可能に装着し、このヘッド
ライト本体を揺動させるための前記スクリュウをフロン
トカバーの前側から操作可能に設けたことを特徴として
いる。
ムは不要になり、光軸調整をランプ前面側から行なうこ
とができる。
て説明する。なお以下の図1〜図9において、図面の理
解を容易にするために寸法や縮尺あるいは配置や形状等
が各図で幾分異なっている部分もある。
に係るスクーターの側面図、上面図および正面図であ
る。ハンドルステム1はヘッドパイプ2に支持され、こ
のヘッドパイプ2にダウンチューブ3が固定される。ヘ
ッドパイプ2はフロントフォークを構成するフロントサ
スペンション34に連結され前輪を支持する。これらの
フレーム部材を覆って前部ボディカバー4が取付けられ
る。前部ボディカバー4の前面には、後述のように、2
灯のヘッドライト5が並列して設けられる。また、前部
ボディカバー4の両側面には凹み32内に設けられたフ
ラッシャーランプ33が備る。ダウンチューブ3の下部
にはその左右両側にメインフレーム30が接続される。
メインフレーム30は車体の左右両側でシート7の下側
まで連続して設けられる。メインフレーム30の後部に
はサブフレーム6が設けられる。このシート7の下部に
はメインボディカバー8が装着される。車体の足載せ部
には床下ボディカバー9が設けられる。これらのボディ
カバー4、8、9は適当な位置で分割されプラスチック
射出成型あるいは金属のプレス加工等により形成され一
体的に組立てられる。床下ボディカバー9の上面には足
を置くフートプレート10が設けられ、下面側にはアン
ダーカバー11が設けられる。
ジン12が収容される。エンジン12のシリンダには排
気管36が接続される。このエンジン12のクランクケ
ースの一方の側面(例えば左側)には内部に不図示のV
ベルトを有する伝動ケース37が一体に設けられ、後輪
14に連結される。
とにより構成され、前端部のヒンジ89を介してメイン
ボディカバー8上に、矢印Aのように、持上げて開放可
能に装着される。このシート7の下側の車体ボディカバ
ー内に荷物収容ボックス84が設けられる。
1とその下側のフロントカバー172とに分割される。
ハンドルカバー171の前側中央部にはポジションラン
プ31が設けられる。このポジションランプ31はヘッ
ドライト5が点灯することにより連動して点灯するよう
に回路が連結構成される。
トカバー172の両側は外側に膨らんで形成されてい
る。このフロントカバー172の両側の膨らみ部分にフ
ラッシャーランプ33が設けられる。このようにフラッ
シャーランプ33の位置をなるべく外側に設けることに
より、左右ランプの点灯の区別が明確になり、方向指示
の確認が容易にかつ確実になる。
用されるヘッドライト5周囲の構造図である。ヘッドラ
イト5は前述のように、車体90のフロントボディに装
着される。このヘッドライト5は本体91とその周囲の
フランジ部92を有し、フランジ部92の上端部がフロ
ントボディに係合してヒンジ支点を構成する。このフラ
ンジ部92の下端部に駆動片96が結合される。この駆
動片96に光軸調整用スクリュウ95が螺着される。こ
のスクリュウ95は、フロントボディに設けた内側に突
出するボス93に外側(前側)から装着される。ボス9
3と駆動片96間にはヘッドライト5を一方の方向に付
勢するためのスプリング94が介装される。このような
構成において、ヘッドライト5の光軸調整はヘッドライ
ト5の前面側からスクリュウ95を操作することにより
容易に行なわれる。
のフレーム構成を示す一部平面図および側面図である。
荷物収容ボックス84の後側に突出して荷重受け100
が形成される。この荷重受け100の周囲に側壁112
が形成され、これにより荷重受け100が凹所として形
成される。この荷重受け100と収容ボックス84の間
に両空間を仕切るための突出部101が形成される。こ
の突出部101は、例えば荷重受け100上に流れた燃
料等の液体が収納ボックス84内への流れ込みを防止す
る作用を有する。荷重受け100の下側には、後述のよ
うに燃料タンクが収納される。この燃料タンクの給油口
に合せて荷重受け100に注油口102が設けられる。
出して、前記仕切用の突出部101に対向する位置に第
1支柱104が左右に設けられ(図2参照)、さらに荷
重受け100内の位置に第2支柱103が同様に左右2
本設けられる。
レーム30に跨がって門型のブラケット105が設けら
れる。このブラケット105の脚部はメインフレーム3
0に例えば溶接により固定される。このブラケット10
5の上部106は荷重受け100の突出部101の下側
位置に当接する。
はサブフレーム6が接続され、両メインフレーム30を
連結する。このサブフレーム6には前記荷重受け100
を挟むように左右両側にステー107が設けられる。こ
のステー107の一端111は、前記門型のブラケット
105の肩部に例えば図示したようにボルトにより固定
され、他端部110はサブフレーム6に溶接により固定
される。
は支持部材109が固定される。支持部材109は、ス
テー107とほぼ同じ角度で傾斜した底板195とこの
底板195上に設けた例えば3枚のリブプレート108
により構成される。この支持部材109はステー107
上に搭載され支持される。
の前端部のヒンジ89で受けられるとともに、後方部分
では、第1および第2の支柱103、104を介して、
収容ボックス84後方の荷重受け100に支持される。
この荷重受け100に加わるシート7の荷重は、第1支
柱104の下部の門型ブラケット105を介してメイン
フレーム30に支持され、さらに、第2支柱103およ
び支持部材109を介してステー107に支持される。
ステー107で受けた荷重はサブフレーム6およびブラ
ケット105を介してメインフレーム30に支持され
る。
スと一体の荷重受けを介してシート下のフレームに支持
させることによりコンパクトな構成で確実に荷重を支え
ることができる。
ンクを収納した状態を示し、図8はその部分詳細図であ
る。燃料タンク113は左右両側のサブフレーム6の間
に収納される。燃料タンク113の上面には給油口11
7が設けられ、この給油口117が荷重受け100の注
入口102と整合するように燃料タンク113が収納さ
れる。燃料タンク113の上部には例えば左右2ヵ所に
タンク固定部材115が設けられ荷重受け100側の支
持片116に固定される。またサブフレーム6上にはタ
ンク113の振れ止め用のダンパ114が設けられる。
置決めおよび荷重受け用のブラケット118が設けられ
る。このブラケット118は、強度部材120とゴムダ
ンパ部材121とからなり、先端に位置決め部196が
設けられる。この位置決め部196がタンク側の凹部1
19に挿入されタンクの収納位置が定められる。
見込んだラバーマウントの長孔による多数点での取付け
構造を用いることなく、簡単な構造で小数の取付け点で
燃料タンクを確実に固定することができ組立作業が容易
にできるようになる。
明図である。(A)は従来の構造であり、(B)(C)
は本発明の各別の実施例である。(A)に示すように、
従来は、給油口部122にフィラーチューブ123が装
着され、このフィラーチューブ123には膨張スペース
Eを見込んでブリーザ孔125が形成されている。12
4はタンク内面のブロー材である。このようなフィラー
チューブ123は円筒形でありその側面にブリーザ孔1
25が設けられるため、別部品として製造しこれを組立
時に給油口に挿入してタンクを構成している。このた
め、従来は部品点数が多くなり構造が複雑になるととも
に組立作業も面倒なものであった。
122の下部に傾斜段部126を設け、この傾斜段部1
26にブリーザ孔125を形成したものである。このよ
うに傾斜した段部126を設けることにより、従来のよ
うに別部品を用いることなく、給油口部122の上面の
開口127を介して、この段差126の部分に後加工に
よりブリーザ孔125を形成することができる。
口部122の下部にテーパ上の段差部129を介して径
を絞った円筒128を形成した構成である。このテーパ
段差部129にブリーザ孔125を設ける。この場合に
も後加工によりブリーザ孔125を形成することができ
る。
は、スクーターの構成に関し、特にヘッドライト廻りの
構成を簡素化し光軸調整作業を容易に行なうことができ
るようになり、生産性の向上とともにコストの低減を図
ることができる。また、フラッシャーランプの配置が外
側に広がり外観の向上し使用感の向上が図られる。ま
た、シートの荷重受け構造や燃料タンク廻りの構造を前
述のように改善することにより、スクーター全体の構成
をさらにコンパクトにして生産性を高めることができ
る。
ある。
成図である。
分平面図である。
ク収納部の部分側面図である。
ューブ、4:前部カバー、5:ヘッドライト、6:サブ
フレーム、7:シート、8:メインボディカバー、9:
床下ボディカバー、30:メインチューブ、84:収納
ボックス、87:底板、88:クッション材、89:ヒ
ンジ、95:光軸調整用スクリュウ。
Claims (2)
- 【請求項1】前部ボディカバーをハンドルカバーとその
下側のフロントカバーとに分割し、このフロントカバー
の車幅中央側に寄せて2個のヘッドライトを近接して横
に並べて装着し、該フロントカバーは、側面視でその前
縁のほぼ全体が前方に向けて斜め下方に傾斜するととも
に、ヘッドライト装着部の上縁が前記傾斜した前縁から
ほぼ水平に突出し、該ヘッドライト装着部の両外側の下
部の位置にフラッシャーランプを設け、上記フロントカ
バーに前側から操作可能なヘッドライトの光軸調整手段
を設け、前記各ヘッドライトはその周囲にフランジ部を
有し、このフランジ部の上端をフロントカバー内面に設
けた溝に直接係合させて光軸調整のヒンジ支点を構成し
たことを特徴とするスクーターのヘッドライト・フラッ
シャー配置構造。 - 【請求項2】前記光軸調整手段は、ヘッドライト本体を
移動させるスクリュウおよび復帰用スプリングからな
り、前記ヘッドライトの本体をフロントカバーに対し揺
動可能に装着し、このヘッドライト本体を揺動させるた
めの前記スクリュウをフロントカバーの前側から操作可
能に設けたことを特徴とする請求項1に記載のスクータ
ーのヘッドライト・フラッシャー配置構造。
Priority Applications (1)
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Family Applications (1)
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Country Status (1)
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Families Citing this family (2)
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---|---|---|---|---|
IT1303142B1 (it) * | 1998-07-09 | 2000-10-30 | Benelli Spa | Dispositivo di regolazione dell'assetto per un gruppo ottico anterioredi uno scooter |
JP4236547B2 (ja) * | 2003-09-19 | 2009-03-11 | 本田技研工業株式会社 | 自動2輪車のヘッドライト取付構造 |
-
1995
- 1995-04-30 JP JP13108695A patent/JP3297562B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH08301163A (ja) | 1996-11-19 |
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