JP2012254771A - 鞍乗り型車両の前部構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ヘッドライト61の側部とサイドカウルとの間の別体のエアインテークカバー71は、ヘッドライト61と共にヘッドライトステー53に取り付けられるとともに、サイドカウルとの合わせ部G1近傍に、サイドカウルの後方に配されてサイドカウルが係合するサイドカウル係合部77B,76Aを有するようにした。
【選択図】図2
Description
ヘッドライトの側部とサイドカウルとの間に別部品を設ける場合、従来構造のように、ヘッドライトとサイドカウルの両方を同じヘッドライトステーに取り付けようとすると、ヘッドライトステーを別部品よりも車幅方向外側に拡げる必要が生じ、サイドカウルの前部の幅が大きくなってしまう。サイドカウルの前部の幅が大きくなると、走行抵抗の増大やカウル大型化等の不具合が生じてしまう。
この構成によれば、ヘッドライトの側部とサイドカウルとの間の別体の中間部材は、ヘッドライトと共にヘッドライトステーに取り付けられるので、中間部材とヘッドライトとを正確に位置合わせすることができる。また、中間部材は、サイドカウルとの合わせ部近傍に、サイドカウルが係合するサイドカウル係合部を有するので、中間部材とサイドカウルとを正確に位置合わせすることができる。従って、ヘッドライトの側部とサイドカウルとの間に別部品を設けた構成で、サイドカウルの前部の幅の増大を回避しながら正確に位置合わせすることができる。
また、上記構成において、ヘッドライト(61)は、ランプ(62)とレンズ(63)とハウジング(64)とを有し、前記ヘッドライト(61)のレンズ(63)は、前記ウインカ(91)と係合して前記ヘッドライト(61)と前記ウインカ(91)とを一体化させるウインカ係合部(63A,63B)を有するようにしても良い。この構成によれば、別体のヘッドライトとウインカとの合わせ目を正確に決めることができ、よりコンビネーションランプとしての外観性を高めることができる。
また、上記構成において、前記ヘッドライト(61)の光軸調整部(131)の下方に、前記ヘッドライトステー(53)の下板部(120)と前記中間部材(71)の下板部(80)とが配置され、両下板部(120,80)には、前記光軸調整部(131)に連通する孔部(80H)又は切り欠き部(80H2,120H1)が設けられるようにしても良い。この構成によれば、ヘッドライトステーや中間部材の奥にある光軸調整部にアクセスし、光軸調整することができる。
また、上記構成において、前記ヘッドライトステー(53)は、前記中間部材(71)よりも幅狭に形成されるようにしても良い。この構成によれば、ヘッドライトステーがサイドカウル前部の幅を増大させる要因となる事態を確実に回避でき、サイドカウル前部の幅を効率よく小さくすることができる。
また、ヘッドライトステーに取り付けられ、ヘッドライトの左右、且つ、中間部材の上方に隣接するウインカは、中間部材との合わせ部近傍に、中間部材の後方に配されて中間部材が係合する中間部材係合部を有するようにすれば、ヘッドライトとウインカとを正確に位置合わせしながら、ヘッドライトとウインカとが一体のコンビネーションランプとしてヘッドライトステーにサブアッセンブリすることができ、且つ、ウインカと中間部材とをより正確に位置合わせすることができる。
また、ヘッドライトは、ランプとレンズとハウジングとを有し、ヘッドライトのレンズは、ウインカと係合してヘッドライトとウインカとを一体化させるウインカ係合部を有するようにすれば、別体のヘッドライトとウインカとの合わせ目を正確に決めることができ、よりコンビネーションランプとしての外観性を高めることができる。
また、ヘッドライトの光軸調整部の下方に、ヘッドライトステーの下板部と中間部材の下板部とが配置され、両下板部には、光軸調整に連通する孔部又は切り欠き部が設けられるようにすれば、ヘッドライトステーや中間部材の奥にある光軸調整部にアクセスし、光軸調整することができる。
また、ヘッドライトステーが中間部材よりも幅狭に形成されるようにすれば、ヘッドライトステーがサイドカウル前部の幅を増大させる要因となる事態を確実に回避でき、サイドカウル前部の幅を効率よく小さくすることができる。
図1は、本発明の実施形態に係る自動二輪車1の左側面図である。この図1には、乗員(運転者)RDが搭乗した状態を示している。この自動二輪車1の車体フレーム2は、複数種の金属部品を溶接等により一体に結合してなり、ヘッドパイプ11と、ヘッドパイプ11から後下方に延出する左右一対のメインフレーム12と、メインフレーム12から下方に延びてエンジンEの前端部を支持する左右一対のダウンフレーム13と、メインフレーム12の後端部に連結される左右一対のピボットフレーム14と、ピボットフレーム14後部に連結されて後上方に延びる左右一対のシートレール15と、ピボットフレーム14とシートレール15との間を架橋するバックステー16とを備えている。
左右のメインフレーム12は、ヘッドパイプ11の下部左右から側面視で後下方に傾斜して延び、その後端が左右のピボットフレーム14の前上部に連結される。左右のピボットフレーム14は、左右のメインフレーム12の後部から下方に延在し、その上下中間部にピボット軸24を支持する。ピボット軸24は、車幅方向に沿って支持され、このピボット軸24を介して、後部に後輪25を軸支するスイングアーム26を上下に揺動自在に支持する。
着座シート27は、運転者と同乗者とが跨いで着座可能に前後に延びる一体型シートに形成され、左右一対のシートレール15に支持されている。
また、この自動二輪車1は、車体フレーム2の略全体を覆う車体カウル3を有するフルカバータイプに構成されている。この自動二輪車1は、車体を地面に対して垂直の姿勢で駐車させるセンタースタンド4、及び、車体を左側に傾斜させた姿勢で駐車させるサイドスタンド5を備えている。
足置き部33は、着座シート27に着座した乗員RDが足を載せる部材であり、エンジンEの左右を略水平に延びる前後に長いフロアステップである。この前後に長い足置き部33を支持するために、車体フレーム2には、エンジンEの左右を前後に延びる左右一対の支持フレーム19が設けられ、この左右一対の支持フレーム19に左右一対の足置き部33が各々固定される。また、前輪21の上方には、フロントフェンダ38が設けられ、後輪25の上方にはリヤフェンダ39が設けられ、着座シート27の後部左右には、左右一対のグラブレール28が設けられる。
図1及び図2に示すように、フロントカウル31は、乗員RDの前方を覆う大型カウルを構成し、乗員RDの居住性を向上させる。このフロントカウル31は、車幅中央に配置されるヘッドライト61と、ヘッドライト61の左右に連なるエアインテークカバー71と、エアインテークカバー71の左右に連なる左右一対のサイドカウル81と、ヘッドライト61からエアインテークカバー71及びサイドカウル81の上縁に沿って延在する左右一対のウインカ91と、ヘッドライト61及びウインカ91の上方で後上がりに傾斜するウインドスクリーン101(図1参照)と、サイドカウル81の後上部と車体フレーム2との間を覆うカバー部品であるガーニッシュ102(後述する図16参照)とを備えている。
サイドカウル81は、図1に示すように、ヘッドパイプ11の左右を前後方向に延出して車体フレーム2の前方に配されており、車体側面視でヘッドライト61からハンドル22近傍までを覆う大型の樹脂製カウルに形成されている。
ここで、図1にはカウルステー51の一部を示しており、このカウルステー51は、ヘッドパイプ11の後方にも延出しており、この延出端にガーニッシュ102(図1及び後述する図16参照)が取り付けられる。このガーニッシュ102にはサイドカウル81の後部が取り付けられる。つまり、サイドカウル81の後部は、ガーニッシュ102を介してカウルステー51に支持されている。
なお、サイドカウル81の前部については、後段に説明するように、カウルステー51には取り付けられていない。また、カウルステー51の左右には車載部品104,105(図2参照)が取り付けられており、サイドカウル81内のスペースを部品配置スペースに利用している。
図3〜図6に示すように、ヘッドライトステー53は、略板状の部品であり、樹脂材料で形成されている。このヘッドライトステー53は、中央に開口部54(図5参照)を有する枠体55(図5参照)を備え、この枠体55にヘッドライト61が複数(本構成では4本)の締結部材56(図5参照)で固定される。
より具体的には、ヘッドライト61は、ヘッドランプ62(図1参照)と、ヘッドランプ62の前面を覆う透明樹脂製のレンズ63(図1参照)と、ヘッドランプ62が装着される樹脂製のハウジング64とを有し、このハウジング64が、ヘッドライトステー53の枠体55の前面に宛がわれ、この状態で、枠体55の裏側から複数の締結部材56によって枠体55に固定される。この枠体55は、ヘッドライト61のハウジング64の最大幅W1よりも幅狭に形成され、且つ、最大幅W1内の範囲で、開口部54の左右の部分55A(図5、図6参照)が幅広に形成されるとともに、この部分55Aに上下方向に延在する凹条55B(図5、図6参照)が形成され、これによって、小型化と剛性確保とを両立している。
さらに、上記枠体55は、枠体55から上方に突出する左右一対の上部ステー部(ウインカ用第1ステー部)53Aと、枠体55の下部から左右に突出する左右一対の下部ステー部(カバー用ステー部)53Bと、これらステー部53A,53Bの間で左右に突出する左右一対の中間ステー部(ウインカ用第2ステー部)53Cとを一体に備え、これらステー部53A〜53Cは、正面視でウインカ91の上方及び左右側方に張り出している。
このようにヘッドライト61とウインカ91とを同じヘッドライトステー53に取り付けるため、ヘッドライト61とウインカ91との合わせ目を正確に決めることができる。このため、本構成では、ヘッドライト61とウインカ91とが元々一体であるかのように見えるコンビネーションランプの外観にすることができる。なお、図5中、符号59は、ヘッドライトステー53の枠体55に設けられ、不図示の傾斜センサを取り付けるためのセンサ取付部である。
なお、図8及び図9中、符号66はヘッドライト61内に配置されるリフレクタであり、符号98はウインカ91内に配置されるリフレクタである。
エアインテークカバー71は、ヘッドライト61の側部とサイドカウル81との間で外観視される中間カバー部材(中間部材)であり、前後方向に貫通する導風口72を有し、この導風口72を介して車体前方からの走行風をフロントカウル31内に導入させる。
このエアインテークカバー71は、ヘッドライト61の左右に連なり、上記導風口72を有する側方カバー部73と、これら側方カバー部73の下部間を架橋する架橋カバー部74とを一体に有し、車幅方向中心を基準にして左右対称形状に形成されている。なお、このエアインテークカバー71は、図5に示すように、ヘッドライト61の最大幅W1よりも若干幅広ではあるが、ヘッドライト61左右のウインカ91を含めた幅よりは幅狭に形成された比較的小型の部品に形成されている。
このうち、中間張り出し部78が、前方から挿入された締結部材111(図2参照)によって、ヘッドライトステー53に設けられた下側ステー部53Bに取り付けられる。
図12は、図2のXII−XII断面(上記第1サイドカウル係合部77Bを横断する断面)を示している。この図に示すように、エアインテークカバー71の第1サイドカウル係合部77Bには、爪保持具113が装着され、この爪保持具113に、サイドカウル81から後方に突出する爪部83が前方から進入して保持され、これによって、サイドカウル81がエアインテークカバー71に位置決めされる。
また、図13は、図2のXIII−XIII断面(上記ウインカ取付部77Cを横断する断面)を示している。この図に示すように、エアインテークカバー71のウインカ取付部77Cは、ウインカ91のハウジング95の固定部95Dに設けられた孔部95Eと連通し、この連通孔に、前方からクリップ部材112が挿入され、このクリップ部材112によってエアインテークカバー71とウインカ91とが連結される。
図14は、図2のXIV−XIV断面(上記第2サイドカウル係合部76Aを横断する断面)を示している。この図に示すように、サイドカウル81の孔部84には、爪保持具115が装着され、この爪保持具115に、エアインテークカバー71から前方に突出する第2サイドカウル係合部76Aが進入して保持される。これによって、サイドカウル81とエアインテークカバー71とが位置決めされる。
また、図11〜図14に示すように、エアインテークカバー71におけるサイドカウル81との合わせ部G1には、サイドカウル81の前端が嵌る段部が形成され、この段部によってエアインテークカバー71とサイドカウル81との合わせ目をより正確に位置決めすることができる。
さらに、図7に示すように、ヘッドライト61のレンズ63の左右には、エアインテークカバー71に設けられたヘッドライト係合部71K(図10(A)参照)と係合するエアインテークカバー係合部63Cが一体に設けられ、これによっても、ヘッドライト61とエアインテークカバー71とを合わせ部G3近傍で位置決めできる。
このように、エアインテークカバー71は、左右の中間張り出し部78にてヘッドライトステー53に取り付けられるので、エアインテークカバー71、ヘッドライト61及びウインカ91が同じヘッドライトステー53に取り付けられ、これらの合わせ目を正確に決めることができ、且つ、十分な支持剛性を得ることができる。
しかも、エアインテークカバー71は、ウインカ91との合わせ部G2近傍のウインカ係合部77A及び引掛部78でウインカ91に係合するとともに、ヘッドライト61との合わせ部((図10中、符号G3で示す))近傍のヘッドライト係合部71Kでヘッドライト61に係合するので、エアインテークカバー71、ヘッドライト61及びウインカ91をより正確に位置決めすることができる。
また、ウインカ91のレンズ94の車幅方向外側端には、サイドカウル81に設けられたフックであるウインカ係合部86(後述する図15参照)と係合する上下一対の爪部(ウインカ側サイドカウル係合部)94Cが一体に設けられる。
図15は、図2のXV−XV断面(爪部94Cを横断する断面)を示している。この図に示すように、ウインカ91のレンズ94に設けられた爪部94Cには、サイドカウル81に設けられたウインカ係合部86が上方から進入して係合し、サイドカウル81が、ウインカ91との合わせ部近傍でウインカ91に位置決めされる。
しかしながら、この構成では、ヘッドライトステー53をエアインテークカバー71よりも車幅方向外側に大型化する必要があり、図16に二点差線で示すように、ヘッドライトステー53の幅の大型化に合わせて、サイドカウル81の前部の幅が広くなり、走行抵抗の増大やカウル大型化を招いてしまう。
ヘッドライト61の背面には、ヘッドライト61の光軸調整を行うための光軸調整用ボルト(エーミングボルトとも称する)131(図4参照)が2カ所設けられている。
図4に示すように、ヘッドライト61の下方には、エアインテークカバー71の下板部80やヘッドライトステー53の下板部120が存在するため、ヘッドライト61の光軸調整部となる光軸調整用ボルト131の下方にも、これら下板部80,120が存在することになる。
同図4に示すように、本実施形態の下板部80,120には、光軸調整用ボルト131に向かう孔部80H1や切り欠き部80H2,120H1が設けられている。このため、所定の工具を、フロントカウル31の下方から上記孔部80H1や切り欠き部80H2,120H1に通すことにより、光軸調整用ボルト131にアクセスでき、フロントカウル31を取り外すことなく光軸調整することができる。
図17は、キャニスター201を周辺構成と共に車体右側から見た図である。この図に示すように、キャニスター201は、右側のアンダーカバー34とエンジンEとの間の空間部200に配置される。より具体的には、キャニスター201は、中空の円柱形状を有し、このキャニスター201の周囲にゴムリング202が巻回され、このゴムリング202に、エンジンEの前下部を支持するエンジンブラケット50に固定された爪部材203が係止されることによって、キャニスター201が上記空間部200に固定される。
収納ボックス221は、上方が開口する箱形状を有し、着座シート27の前端にヒンジ部(不図示)が設けられ、前端を支点にして着座シート27が上下に回動することによって収納ボックス221が開閉される。
この収納ボックス221内には、自動二輪車1のバッテリー電源を外部出力するためのDCソケット225が設けられ、このDCソケット225により携帯電話の充電等が可能となっている。
このDCソケット225は、収納ボックス221の底板222から上方に膨出する横長の膨出部223に、一端側(左端)のソケット口225Aだけを露出させて埋設され、いわゆる横向きで配置される。
この配置により、図19に示すように、DCソケット225は、いわゆる半帽タイプのヘルメットHMを収納ボックス221内に収納した場合に、ヘルメットHMの内側空間(いわゆる、被り空間)230内に位置し、ヘルメットHMの収納を妨げないようになっている。しかも、ソケット口225Aを斜め下に向けているため、仮に収納ボックス221内に水や埃が進入したとしても、これらがソケット口225A内に進入するのを防止することができる。
しかも、本実施形態では、図3及び図5に示すように、ヘッドライトステー53がエアインテークカバー71よりも幅狭に形成されるので、ヘッドライトステー53がサイドカウル81前部の幅を増大させる要因となる事態を確実に回避でき、サイドカウル81前部の幅を効率よく小さくすることができる。
また、ヘッドライト61は、ヘッドランプ62とレンズ63とハウジング64とを有し、ヘッドライト61のレンズ63は、ウインカ91と係合してヘッドライト61とウインカ91とを一体化させるウインカ係合部63A,63B(図7参照)を有するので、別体のヘッドライト61とウインカ91との合わせ目を正確に決めることができ、よりコンビネーションランプとしての外観性を高めることができる。
また、図4に示すように、ヘッドライト61の光軸調整部となる光軸調整用ボルト131の下方に、ヘッドライトステー53の下板部120とエアインテークカバー71の下板部80とが配置され、両下板部120,80には、光軸調整用ボルト131に連通する孔部80H1又は切り欠き部80H2,120H1が設けられるので、ヘッドライトステー53やエアインテークカバー71の奥にある光軸調整用ボルト131にアクセスし、光軸調整することができる。
例えば、上記実施形態では、ヘッドライト61の側部とサイドカウル81との間に別体のエアインテークカバー71を備える場合を説明したが、エアインテークカバー71に限らず、他のカバー部品を備えるようにしても良い。また、上記実施形態では、エアインテークカバー71の上方にウインカ91を配置する場合を説明したが、ウインカ91を異なる位置に配置しても良い。
また、上記実施形態では、図1等に示す自動二輪車1の前部構造に本発明を適用する場合について説明したが、これに限らず、公知の鞍乗り型車両の前部構造に広く適用することができる。なお、鞍乗り型車両とは、車体に跨って乗車する車両全般を含み、自動二輪車(原動機付き自転車も含む)のみならず、ATV(不整地走行車両)に分類される三輪車両や四輪車両を含む車両である。
2 車体フレーム
51 カウルステー
53 ヘッドライトステー
61 ヘッドライト
62 ヘッドランプ
63 ヘッドライトのレンズ
63A,63B ヘッドライトのウインカ係合部
64 ヘッドライトのハウジング
71 エアインテークカバー(中間部材)
76A エアインテークカバーの第2サイドカウル係合部
77B エアインテークカバーの第1サイドカウル係合部
80 エアインテークカバーの下板部
80H1 孔部
80H2,120H1 切り欠き部
81 サイドカバー
91 ウインカ
92 ウインカランプ
94 ウインカのレンズ
94A ウインカの爪部(中間部材係合部)
94C ウインカの爪部(ウインカ側サイドカウル係合部)
95 ウインカのハウジング
112 クリップ部材(取り付け部材)
120 ヘッドライトステーの下板部
131 光軸調整用ボルト(光軸調整部)
Claims (7)
- 車体フレーム(2)と、車体フレーム(2)の前方に配される左右のサイドカウル(81)と、車体フレーム(2)の前部に設けられるカウルステー(51)とを備え、カウルステー(51)には、ヘッドライト(61)を支持するヘッドライトステー(53)が取り付けられる鞍乗り型車両の前部構造において、
前記ヘッドライト(61)の側部と前記サイドカウル(81)との間に別体の中間部材(71)を備え、
前記中間部材(71)は、前記ヘッドライト(61)と共に前記ヘッドライトステー(53)に取り付けられるとともに、前記サイドカウル(81)との合わせ部近傍に、前記サイドカウル(81)が係合するサイドカウル係合部(77B,76A)を有することを特徴とする鞍乗り型車両の前部構造。 - 前記ヘッドライトステー(53)に取り付けられ、前記ヘッドライト(61)の左右、且つ、前記中間部材(71)の上方に隣接するウインカ(91)を備え、
前記ウインカ(91)は、前記中間部材(71)との合わせ部近傍に、前記中間部材(71)の後方に配されて前記中間部材(71)が係合する中間部材係合部(94)を有することを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両の前部構造。 - 前記ウインカ(91)は、ウインカランプ(92)とレンズ(94)とハウジング(95)とを有し、
前記中間部材(71)と前記ウインカ(91)のハウジング(95)とは、取り付け部材(112)で取り付けられ、前記取り付け部材(112)と前記サイドカウル係合部(77B)と前記中間部材係合部(94)とが隣接して設けられることを特徴とする請求項2に記載の鞍乗り型車両の前部構造。 - 前記ヘッドライト(61)は、ランプ(62)とレンズ(63)とハウジング(64)とを有し、
前記ヘッドライト(61)のレンズ(63)は、前記ウインカ(91)と係合して前記ヘッドライト(61)と前記ウインカ(91)とを一体化させるウインカ係合部(63A,63B)を有することを特徴とする請求項2又は3に記載の鞍乗り型車両の前部構造。 - 前記ウインカ(91)は、ウインカランプ(92)とレンズ(94)とハウジング(95)とを有し、
前記ウインカ(91)のレンズ(94)は、前記サイドカウル(81)と係合するウインカ側サイドカウル係合部(94C)を有することを特徴とする請求項2乃至4のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両の前部構造。 - 前記ヘッドライト(61)の光軸調整部(131)の下方に、前記ヘッドライトステー(53)の下板部(120)と前記中間部材(71)の下板部(80)とが配置され、両下板部(120,80)には、前記光軸調整部(131)に連通する孔部(80H)又は切り欠き部(80H2,120H1)が設けられることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両の前部構造。
- 前記ヘッドライトステー(53)は、前記中間部材(71)よりも幅狭に形成されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両の前部構造。
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