JPWO2003001048A1 - 自動二輪車のエアクリーナ構造 - Google Patents

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Abstract

自動二輪車のエアクリーナの吸気ダクトを、エアクリーナの上部に左右一対設け、エアクリーナを車体後部から見たときにメインフレームを挟んでほぼV字とするように吸気ダクトを傾斜させる。これにより、エアクリーナの高さを小さくすることができ、エアクリーナを小型にすることができる。従って、エアクリーナをメインフレームとエンジンとの間から、例えばキャブレタに容易に組付けることができる。また、車体へのエアクリーナの配置の自由度を増すことができる。更に、車体に組付ける前の保管スペースを小さくすることができるともに、搬送時の取扱いを容易にすることができる。また更に、エアクリーナの上方に配置した車体カバーの高さを低くすることができ、乗員の乗降性を向上させることができる。

Description

技術分野
本発明は、エアクリーナの小型化を図るのに好適な自動二輪車のエアクリーナ構造に関する。
背景技術
自動二輪車のエアクリーナ構造としては、例えば、実用新案登録第2513803号公報「自動2輪車用エンジンのエアクリーナ」に記載されたものが知られている。このエアクリーナは、メインフレームの下方で且つエンジンの前方上方に配置したものであり、このエアクリーナを前半部と後半部とから構成し、後半部の上部にダクト部を突出させて、ダクト部の上端に空気吸入口を設け、この空気吸入口をメインフレームに取付けた補強ガセット内に臨ませている
上記技術のように、ダクト部を上方へ突出させれば、エアクリーナが大型になり、ダクト部をメインフレームに干渉しないようにメインフレームの側方に配置することになって、車体にエアクリーナが組付けにくくなるとともに、エアクリーナの配置位置が制限される。また、エアクリーナが大型になれば、車体への組付前の保管場所の確保、搬送時の取扱いの面で不利になる。
また、ダクト部を上方へ突出させると、ダクト部とフロントカバーが干渉しやすくなる。従って、ダクト部との干渉を防ぐためにフロントカバーを高くする必要があるが、この場合、乗員の乗降の際に、乗員の足がフロントカバーに干渉しやすくなる。
発明の開示
本発明の目的は、自動二輪車のエアクリーナ構造において、エアクリーナの小型化を図ることにより、車体への組付を容易にし、配置の自由度を増し、しかも組付前の保管場所の確保や搬送時の取扱いを容易に行えるようにするとともに、上方に配置した車体カバーの高さを低くして乗員の乗降性を向上させることにある。
上記目的を達成するために本発明によれば、ヘッドパイプから後下方へメインフレームを延ばし、このメインフレームの下部にエンジンを取付け、このエンジンの上方にエアクリーナを配置した自動二輪車において、エアクリーナの吸気ダクトを、エアクリーナ上部に左右一対設け、エアクリーナを車体後部から見たときにメインフレームを挟んでほぼV字形とするように吸気ダクトを傾斜させたことを特徴とする。
このように第1の発明は、エアクリーナを車体後部から見たときにメインフレームを挟んでほぼV字形とするように吸気ダクトを傾斜させる。これにより、エアクリーナの高さを小さくすることができ、エアクリーナを小型にすることができる。従って、エアクリーナをメインフレームとエンジンとの間から、例えばキャブレタ側に容易に組付けることができる。また、車体へのエアクリーナの配置の自由度を増すことができる。更に、車体に組付ける前の保管スペースを小さくすることができるとともに、搬送時の取扱いを容易にすることができる。
また更に、エアクリーナの高さが小さくなって、エアクリーナの上方に配置した車体カバーの高さを低くすることができ、乗員の乗降性を向上させることができる。
更に本発明は、吸気ダクトを、エアクリーナケースに設けた凹部と、エアクリーナケースの開口部を覆うエアクリーナカバーに設けた凹部とをずらした状態でエアクリーナケースにエアクリーナカバーを合わせることで断面S字状に形成したことを特徴とする。
このように本発明は、エアクリーナケース側の凹部とエアクリーナカバー側の凹部とで断面S字状の吸気ダクトを形成する。これにより、吸気ダクトをエアクリーナケース及びエアクリーナカバーと別体にするのに比べて部品数を減らすことができるとともに吸気ダクトの組付工数を省くことができる。従って、エアクリーナの製造コストを抑えることができる。
また、例えば、吸気ダクトをエアクリーナケース又はエアクリーナカバーに一体にした場合に比べて、成形型の形状を簡素にすることができる。
更に、吸気ダクトを断面S字状に形成したことで、吸気ダクトの長さを長くでき、エンジンの吸気騒音を低減しやすくすることができる。
更にまた、本発明は、エアクリーナカバーをエアクリーナケースより上方に延出させて延出部を形成し、この延出部にほぼ対角線上に吸気ダクトの開口部を形成したことを特徴とする。
このように本発明は、延出部にほぼ対角線上に吸気ダクトの開口部を形成する。これにより、例えば、キャブレタに接続するコネクティングチューブをエアクリーナケースに設ければ、吸気ダクトの長さをエアクリーナカバーからエアクリーナケース側まで大きく設定することができ、吸気騒音を低減するための吸気ダクト長さの調整を容易に行うことができる。
また、延出部により防水性を高めるとともに開口部を補強することができ、更に、延出部にほぼ対角線上に開口部を設けたことで、開口部の所定の開口面積を確保しつつ延出部を小型にすることができる。
更に、本発明によれば、吸気ダクトを、エアクリーナのメインフレームへの取付部よりも下方に形成したことを特徴とする。
このように本発明は、エアクリーナの取付部よりも下方に吸気ダクトを形成する。これにより、取付部よりも上方へ吸気ダクトが突出しないため、メインフレームに取付ける車体カバー等の部品が吸気ダクトに干渉するのを防ぐことができる。
更にまた、本発明は、吸気ダクトの開口部の縁に起立壁を設けて雨水が吸気ダクト内へ浸入することを防止することを特徴とする。
このように本発明は、吸気ダクト開口部の起立壁で雨水が吸気ダクトに浸入することを防止することができ、エアクリーナカバーに起立壁を一体成形するような簡単な構造でエアクリーナ内のエアフィルタエレメントの交換時期をより先に延ばすことができる。
発明を実施するための最良の形態
図1は、本発明に係るエアクリーナ構造を採用した自動二輪車の側面図である。自動二輪車10は、メインフレーム11とこのメインフレーム11の後部に取付けたリヤフレーム12とからなる車体フレーム13を備え、メインフレーム11の前部にヘッドパイプ15を設け、このヘッドパイプ15に操舵可能にフロントフォーク16を取付け、このフロントフォーク16の下端に前輪17を取付け、同じくフロントフォーク16の上端にハンドル18を取付け、メインフレーム11の後部にエンジン21を取付けるとともにスイングアーム22をスイング可能に取付け、このスイングアーム22の後端に後輪23を取付けるとともに一対のリヤクッションユニット24,24(奥側の符号24は不図示)の下端を取付け、これらのリヤクッションユニット24,24の上端をリヤフレーム12に取付け、リヤフレーム12に燃料タンク25及びシート26を取付け、前述のエンジン21の上方に本発明のエアクリーナ27を配置した車両である。
ここで、31はヘッドランプ、32はフロントカバー、33はレッグシールド、34はフロントフェンダ、35はサイドカバー、36はサイドスタンド、37はメインスタンド、38はテールランプ、41はリヤフェンダである。
図2は、本発明に係るエアクリーナ構造を説明する側面図であり、メインフレーム11にボルト51,51(奥側の符号51は不図示)でエアクリーナ27の上部を取付け、エアクリーナ27の下部にコネクティングチューブ(後述する。)を介してキャブレタ52を取付け、このキャブレタ52を吸気管53を介してエンジン21(図1参照)に接続したことを示す。
レッグシールド33は、乗車した運転者の両足の前方に配置するとともに、エアクリーナ27の上方及びメインフレーム11の上方に配置したものである。なお、54はレッグシールド33のメインフレーム11への取付部である。
図3は、本発明に係るエアクリーナ構造を説明する分解斜視図である。エアクリーナ27は、エアクリーナケース55と、このエアクリーナケース55の車体前方(図中の白抜き矢印(front)の示す方向が車体前方である。以下同様。)側に設けた開口部56を塞ぐエアクリーナカバー57と、これらのエアクリーナケース55及びエアクリーナカバー57のそれぞれの間に介在させたエアフィルタエレメント58と、エアクリーナカバー57の周縁部とエアフィルタエレメント58の周縁部との間をシールする第1シール部材61と、エアフィルタエレメント58の周縁部とエアクリーナケース55の周縁部との間をシールする第2シール部材62と、エアクリーナ27内でエアから分離した水分を排出させる第1ドレンチューブ64及び第2ドレンチューブ65とからなる。なお、67,68は第1・第2ドレンチューブ64,65のそれぞれの抜け止め部材、71・・・(・・・は複数個を示す。以下同様。)はエアクリーナケース55にエアクリーナカバー57を固定するビス、72はエアクリーナケース55内とキャブレタ52(図2参照)内とを連通させるコネクティングチューブ、73はキャブレタ52にコネクティングチューブ72を固定するためのバンド部材、74,75はバンド部材73を締めつけるためのボルト及びナットである。
図4は、本発明に係るエアクリーナ構造を説明する斜視図であり、エアクリーナ27をエアクリーナケース55側から見た図である。
エアクリーナ27は、エアクリーナカバー57の背面上部に左右一対の延出部77,78を設け、これらの延出部77,78に各々開口部81,82を設けたものであり、これらの開口部81,82は、後述する吸気ダクトの開口部である。開口部81,82は縁に起立壁83,84を設けた部分である。
延出部77,78は、開口部81,82よりも大きく形成したものであり、延出部77,78のほぼ対角線上に開口部81,82を形成した。
このように、延出部77,78を、開口部81,82よりも大きく形成したので、開口部81,82への車体前方からの雨水等の浸入を防ぐことができる。
ここで、86はエアクリーナ27からエンジンの排気通路へ二次空気を供給するために延出部77の後方のエアクリーナケース55に設けた二次空気吐出口、87はエンジンからエアクリーナ27内へブローバイガスを導き入れるためのブローバイガス吸入口、88はキャブレタ52(図2参照)のスロー系へ空気を供給するための空気取出口である。
図5は、本発明に係るエアクリーナ構造を説明する背面図であり、エアクリーナカバー57の開口部81,82(形状の理解を容易にするために開口部81,82にクロスハッチングを施した。)を含む左右の吸気ダクト121,122(詳細は後述する。)を鉛直線82に対してそれぞれ角度θだけ傾けた状態を示す。なお、図では、エアクリーナ27の取付状態を示すために、メインフレーム11、ボルト51,51及びレッグシールド33を記載した。
上記したように、エアクリーナ27内にエアを吸込む左右の吸気ダクト121,122を傾けることで、エアクリーナカバー57の高さ、ひいてはエアクリーナ27の高さを小さくすることができる。
また、エアクリーナカバー57の高さを更に小さくするために、左・右吸気ダクトを水平になるまで傾斜させることも考えられるが、この場合には、エアクリーナカバーの幅が大きくなる。これに対して、本発明では、左・右吸気ダクト121,122を水平になるまで傾斜させずに、好ましくはθ=45°〜75°の範囲で傾斜させることで、エアクリーナカバー57の高さを小さくするとともに、エアクリーナの幅の増加を抑え、しかも後述するように、左・右吸気ダクト121,122の長さを大きくすることができる。
図6は、図3の6矢視図であり、エアクリーナカバー57の内側を見た図(背面図)を示す。
エアクリーナカバー57は、上方に延出させた延出部77,78と、これらの延出部77,78のほぼ対角線上に開けた開口部81,82と、これらの開口部81,82から続くカバー側凹部92,93と、これらのカバー側凹部92,93間の壁から突出させた円柱部94と、第1シール部材61(図3参照)を嵌めるための環状の第1シール溝95とを備える。なお、96は第1ドレンチューブ64(図3参照)を取付ける第1ドレン管、97,98は起立壁83,84に連続させて形成するとともに起立壁83,84よりも低くした上部凸部である。
図7は、図3の7矢視図である。エアフィルタエレメント58は、空気を浄化するためのフィルタ101と、このフィルタ101を支持するフレーム102とからなり、フレーム102の縁に前述の第1シール部材61(図3参照)に当てる第1環状凸部103及び第2シール部材62(図3参照)に当てる第2環状凸部104(フレーム102の裏面側に突出させたものである。)を形成し、フレーム102の上部にエア通路となるエア通路穴105,106を開けた上部台形部102aを形成した部材である。なお、107はフレーム102の裏面で且つフィルタ101の下方から突出させたバッフルプレート(詳細は後述する。)、108はフレーム102の裏面の中央部上端に水平に設けた直線状凸部、109はエア通路穴105,106間に設けた連結部材である。
図8は、図3の8矢視図であり、エアクリーナケース55の正面図を示す。
エアクリーナケース55は、上部に設けた左右一対のケース側凹部111,112と、前述の第2シール部材62(図3参照)を嵌めるための環状の第2シール溝113と、ブローバイガス吸入口87より吸入したブローバイガスからオイル分を分離するために迷路構造にしたオイル分離部114と、コネクティングチューブ72(図4参照)を取付けるチューブ取付穴115とを備える。
ここで、116はオイル分離部114のブローバイガス吐出穴、117は第2ドレンチューブ65(図3参照)を取付ける第2ドレン管、118はエアクリーナカバー57(図6参照)の上部凸部97,98(図6参照)及びエアフィルタエレメント58(図7参照)の直線状凸部108(図7参照)を挿入する上部溝、119,120はメインフレーム11(図2参照)へ取付けるための取付部である。
以上に述べたエアクリーナ構造の作用を次に説明する。
図9は、本発明に係るエアクリーナ構造の作用を説明する第1作用図であり、エアクリーナの組立要領、特にエアクリーナケース55に第2シール部材62を介してエアフィルタエレメント58を組付ける要領を示す。
まず、エアクリーナケース55の第2シール溝113に第2シール部材62を嵌め、次に、第2シール部材62にエアフィルタエレメント58の第2環状凸部104を当てるようにして、第2シール溝113内に第2環状凸部104を挿入する。
第2シール部材62の上部は、エアクリーナケース55のケース側凹部111,112の下方で且つエアフィルタエレメント58のエア通路穴105,106の下方をシールする。
図10は、本発明に係るエアクリーナ構造の作用を説明する第2作用図であり、エアクリーナの組立要領、特に図9で説明したエアフィルタエレメント58を組込んだエアクリーナケース55に、この図10に示す第1シール部材61を介してエアクリーナカバー57を組付ける要領を示す。
まず、エアクリーナカバー57の第1シール溝95に第1シール部材61を嵌め、次に、エアフィルタエレメント58の第1環状凸部103に第1シール部材61を当てるようにして、エアクリーナケース55(図9参照)にエアクリーナカバー57を組付ける。
図11は、本発明に係るエアクリーナ構造の作用を説明する第3作用図であり、エアクリーナ27内のエアが流れる経路を順に説明する。なお、エアの流れを容易に理解できるようにエアクリーナ27を分解した状態で説明する。エアは左右の開口部81,82からエアクリーナ27内に流入するが、そのエアの流れは左右対称なので、左側の開口部81から取り入れたエアの流れのみを説明する。(以下同様。)
まず、矢印▲1▼のように、開口部81からエアクリーナ内に入ったエアは、矢印▲2▼のようにカバー側凹部92でUターンして、エアフィルタエレメント58の上部台形部102aの側方を通り、矢印▲3▼のようにケース側凹部111でUターンして、エアフィルタエレメント58のエア通路穴105を通り、矢印▲4▼のようにエアクリーナカバー57の内面に沿って下降しながらUターンし、矢印▲5▼のようにエアフィルタエレメント58のフィルタ101を通過して、矢印▲6▼のようにエアクリーナケース55内を流れ、チューブ取付穴115に取付けたコネクティングチューブからエアクリーナ27外に流れ出る。
図12は、図5の12−12線断面図であり、一旦、各部の構成を説明する。エアクリーナカバー57の開口部81及びカバー側凹部92と、エアクリーナケース55のケース側凹部111と、エアフィルタエレメント58のエア通路穴105とは、左吸気ダクト121を構成するものである。
また、エアクリーナカバー57の開口部82(図6参照)及びカバー側凹部93(図6参照)と、エアクリーナケース55のケース側凹部112(図8参照)と、エアフィルタエレメント58(図7参照)のエア通路穴106(図7参照)とは、右吸気ダクト122(図11参照)を構成するものである。
エアクリーナカバー57の円柱部94は、先端でエアフィルタエレメント58のフレーム102を押える部分である。
124はエアクリーナカバー57の外面に設けた断面L字状のL字壁、125はエアクリーナ27のダーティサイド(即ち、浄化する前のエアが流れる部屋である。)、126はエアクリーナ27のクリーンサイド(即ち、浄化した後のエアが流れる部屋である。)である。
次に図12で各部の作用を説明する。
まず、図11に引き続き、エアの流れを説明する。図中の矢印に付けた番号は図11の番号に対応させた。
まず、矢印▲1▼のように、開口部81からエアクリーナ内に入ったエアは、矢印▲2▼,▲3▼のように左側吸気ダクト121内をS字状に蛇行し、矢印▲4▼のようにエアクリーナカバー57の内面に沿って下降しながらUターンし、矢印▲5▼のようにエアフィルタエレメント58のフィルタ101を通過して、矢印▲6▼のようにエアクリーナケース55内を流れ、矢印▲7▼のようにコネクティングチューブ72内を通ってエアクリーナ27外に排出する。
上記したような経路でエアが流れる際に、エア中の水分(塵や埃等を含む)は、ダーティサイド125では、矢印▲8▼のようにエアクリーナカバー57内を落下して下端に設けた第1ドレン管96から外部に流出し、クリーンサイド126では、矢印▲9▼のようにエアクリーナケース55内を落下して下端に設けた第2ドレン管117から流出する。
次に、開口部81の起立壁83及びL字壁124について説明する。
エアクリーナカバー57の開口部81に起立壁83を設けたことで、雨水128が上方から落ちてきたときに、この雨水128が直接開口部81から左吸気ダクト121内に入るのを防止することができ、雨水128はエアクリーナケース55の外面に沿って流れる。
また、走行中に車両前方からエアクリーナカバー57の上面に沿って雨水131が流れてきた場合、エアクリーナカバー57に設けたL字壁124でこの雨水131を阻止することができ、開口部81側に流れるのを防止することができる。
従って、上記した起立壁83及びL字壁124の両方で、エアクリーナ27内への雨水の浸入を確実に防止することができる。
以上の図1及び図5で説明したように、本発明は第1に、ヘッドパイプ15から後下方へメインフレーム11を延ばし、このメインフレーム11の下部にエンジン21を取付け、このエンジン21の上方にエアクリーナ27を配置した自動二輪車10において、エアクリーナ27の吸気ダクト121,122を、エアクリーナ27の上部に左右一対設け、エアクリーナ27を車体後部から見たときにメインフレーム11を挟んでほぼV字とするように左・右吸気ダクト121,122を傾斜させたことを特徴とする。
エアクリーナ27を車体後部から見たときにほぼV字とするように左・右吸気ダクト121,122を傾斜させたことで、エアクリーナ27の高さを小さくすることができ、エアクリーナ27を小型にすることができる。
従って、エアクリーナ27をメインフレーム11とエンジン21との間から、例えばキャブレタ52(図2参照)にコネクティングチューブ(図12参照)を介して容易に組付けることができる。また、車体へのエアクリーナ27の配置の自由度を増すことができ、他の部品と干渉せずに無理なく配置することができる。更に、車体に組付ける前の保管スペースを小さくすることができるともに、搬送時の取扱いを容易にすることができる。
また更に、エアクリーナ27の高さが小さくなって、エアクリーナ27の上方に配置した車体カバー、例えば、レッグシールド33の高さを低くすることができ、乗員の乗降性を向上させることができる。
本発明は第2に、図11及び図12で説明したように、吸気ダクト121,122を、エアクリーナケース55に設けたケース側凹部111,112と、エアクリーナケース55の開口部56を覆うエアクリーナカバー57に設けたカバー側凹部92,93とをずらした状態でエアクリーナケース55にエアクリーナカバー57を合わせることで断面S字状に形成したことを特徴とする。
例えば、吸気ダクトをエアクリーナケース及びエアクリーナカバーと別体にするのに比べて部品数を減らすことができるとともに吸気ダクト121,122の組付工数を省くことができる。従って、エアクリーナ27の製造コストを抑えることができる。
また、例えば、吸気ダクトをエアクリーナケース又はエアクリーナカバーに一体にした場合にはエアクリーナケース又はエアクリーナカバーの成形型に吸気ダクトの穴になる部分を成形しなければならず、成形型の形状が複雑になるが、本発明ではエアクリーナケース55及びエアクリーナカバー57のそれぞれの成形型に吸気ダクト121,122となる凸部を成形すればよく、成形型の形状を簡素にすることができ、型費用を抑えることができる。
更に、吸気ダクト121,122を断面S字状に形成したことで、吸気ダクト121,122の長さを長くでき、エンジン21(図1参照)の吸気騒音を低減しやすくすることができる。
本発明は第3に、図4及び図12で説明したように、エアクリーナカバー57をエアクリーナケース55より上方に延出させて延出部77,78を形成し、この延出部77,78にほぼ対角線上に吸気ダクト121,122の開口部81,82を形成したことを特徴とする。
延出部77,78にほぼ対角線上に吸気ダクト121,122の開口部81,82を形成したことで、例えば、キャブレタ52(図2参照)に接続するコネクティングチューブ72をエアクリーナケース55に設ければ、左・右吸気ダクト121,122の長さをエアクリーナカバー57からエアクリーナケース55側まで大きく設定することができ、吸気騒音を低減するための吸気ダクト長さの調整を容易に行うことができる。
また、延出部77,78により車体前方から流れてくる雨水等を遮ることができ、開口部81,82への浸水を防ぐことができて防水性を高めることができるとともに、延出部77,78で開口部81,82を補強することができる。
更に、延出部77,78にほぼ対角線上に開口部81,82を設けたことで、開口部81,82の所定の開口面積を確保しつつ延出部77,78を小型にすることができる。
本発明は第4に、図5で説明したように、吸気ダクト121,122を、エアクリーナ27のメインフレーム11への取付部119,120よりも下方に形成したことを特徴とする。
取付部119,120よりも上方へ吸気ダクト121,122が突出しないため、メインフレーム11に取付ける車体カバー(ここではレッグシールド33)等の部品が吸気ダクト121,122に干渉するのを防ぐことができる。
本発明は第5に、図4、図5及び図12で説明したように、左・右吸気ダクト121,122の開口部81,82の縁にそれぞれ起立壁83,84を設けて雨水が左・右吸気ダクト121,122内へ浸入することを防止することを特徴とする。
左・右吸気ダクト121,122の開口部81,82の起立壁83,84で雨水が吸気ダクト121,122に浸入することを防止することができ、エアクリーナカバー57に起立壁83,84を一体成形するような簡単な構造でエアクリーナ27内のエアフィルタエレメント58の交換時期をより先に延ばすことができる。
尚、本発明では、左右の吸気ダクトを車体後部から見たときにほぼV字とするように吸気ダクトを傾斜させたが、更に吸気ダクトの開口部及びこの開口部の起立壁を車体後方斜め下方に傾斜させてもよい。
産業上の利用可能性
本発明においては、エアクリーナの吸気ダクトを、エアクリーナ上部に左右一対設け、エアクリーナを車体後部から見たときに吸気ダクトをほぼV字形とするように傾斜させた構造にする。このため、エアクリーナの高さを小さくすることができ、エアクリーナを小型にすることができる。従って、エアクリーナの車体への組付を容易にすることができ、配置の自由度が増し、しかも組付前の保管場所の確保や搬送時の取扱いを容易に行え、更に上方に配置した車体カバーの高さを低くして乗員の乗降性を向上させることができ、自動二輪車において有用である。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明に係るエアクリーナ構造を採用した自動二輪車の側面図である。
図2は、本発明に係るエアクリーナ構造を説明する側面図である。
図3は、本発明に係るエアクリーナ構造を説明する分解斜視図である。
図4は、本発明に係るエアクリーナ構造を説明する斜視図である。
図5は、本発明に係るエアクリーナ構造を説明する背面図である。
図6は、図3の6矢視図である。
図7は、図3の7矢視図である。
図8は、図3の8矢視図である。
図9は、本発明に係るエアクリーナ構造の作用を説明する第1作用図である。
図10は、本発明に係るエアクリーナ構造の作用を説明する第2作用図である。
図11は、本発明に係るエアクリーナ構造の作用を説明する第3作用図である。
図12は、図5の12−12線断面図である。

Claims (5)

  1. ヘッドパイプから後下方へメインフレームを延ばし、このメインフレームの下部にエンジンを取付け、このエンジンの上方にエアクリーナを配置した自動二輪車において、前記エアクリーナの吸気ダクトを、エアクリーナ上部に左右一対設け、エアクリーナを車体後部から見たときに前記メインフレームを挟んでほぼV字形とするように前記吸気ダクトを傾斜させたことを特徴とする自動二輪車のエアクリーナ構造。
  2. 前記吸気ダクトを、エアクリーナケースに設けた凹部と、前記エアクリーナケースの開口部を覆うエアクリーナカバーに設けた凹部とをずらした状態でエアクリーナケースにエアクリーナカバーを合わせることで断面S字状に形成したことを特徴とする請求の範囲1に記載の自動二輪車のエアクリーナ構造。
  3. 前記エアクリーナカバーを前記エアクリーナケースより上方に延出させて延出部を形成し、この延出部にほぼ対角線上に前記吸気ダクトの開口部を形成したことを特徴とする請求の範囲2に記載の自動二輪車のエアクリーナ構造。
  4. 前記吸気ダクトは、前記エアクリーナの前記メインフレームへの取付部よりも下方に形成したことを特徴とする請求の範囲1に記載の自動二輪車のエアクリーナ構造。
  5. 前記吸気ダクトの開口部の縁に起立壁を設けて雨水が吸気ダクト内へ浸入することを防止することを特徴とする請求の範囲3又は4に記載の自動二輪車のエアクリーナ構造。
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